過去ログ - とある魔法使いのおはなし
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13:名無しNIPPER[saga]
2016/10/28(金) 21:13:29.71 ID:kX0SnsBDO
男「はっ…はっ…はぁっ」汗だらだら

魔法使い「どう?自分の頭が卵の殻みたいにひしゃげる感覚は」

男「な、なな何を……」

魔法使い「今のは幻影魔法、簡単に言うとキミの想像力を強く働かせてあげたのさ」

男「ほ、本物…なのか」ごくり

魔法使い「さ、選びなよ。いつもなら一瞬で滅するんだけど今日はなんとなく遊びたい気分でね」

男「ま、待ってくれ!話をさせてくれないか」

魔法使い「勝手に話せばいいよ、聞いてあげるかは別として」

男「(ど、どうする…!まさかこんな平和ボケした時代に本物の魔法使いがいやがるとは…!)」

魔法使い「どうしたんだい?話をしたいんじゃなかったの?」

男「(こ、ここは一つ穏便に……って訳にもいかなそうだな。今まで来た奴らも全員こいつに殺されたっぽいし)」

魔法使い「……待てないなぁ」キュイイイン

男「わ、待て!落ち着けって!?」

魔法使い「水に溺れさせて息の根を止めてもいいし、土に包んで圧死させるのもいいな。キミはどれがお望み?」ニタァァ

男「(冗談じゃねーぞ!こうなったら一か八か!)」チャキッ

魔法使い「あはは、おもしろいね、そんなナイフ一本でなにができるんだろう」クスクス

男「ウオオオオ!!!」バッ

魔法使い「はい死んだ♪」ピッ

男「この短剣を差し上げます!!!」ミツギ

魔法使い「……はい?」ピタッ


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