過去ログ - 魔双化「小夜さん可愛いなぁ」
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1: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:40:34.08 ID:89XfxCixO
魔双化「あんな綺麗な巫女さん、なかなかいないよなぁ……」

魔双化「恐らく巫女さんの中で一番可愛いんじゃないのか?」

魔双化「……」

魔双化「こんな近くに可愛い人がいるなんてオイラはなんて幸せ物なんだろう」

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2: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:41:20.05 ID:89XfxCixO
魔双化「小夜さんと出会ってからオイラは毎日この森から小夜さんのいる神社に行ってる」

魔双化「正直森の奥なんかより神社で暮らしたいぐらいさ」

魔双化「けど神社で一緒に暮らせる理由が全く思いつかない……」
以下略



3: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:41:59.82 ID:89XfxCixO
魔双化「どうしよう……こうも考えている間にほかの妖怪に小夜さんをとられてしまったら……」

魔双化「事実、小夜さんは妖怪の間では美人と専らの評判だからな」

魔双化「……」
以下略



4: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:42:31.69 ID:89XfxCixO
魔双化「いや、何を言っているんだオイラは。 小夜さんと一緒に何かをするってことに意味があるんじゃないか」

魔双化「そうだ、あの時もこの時も一緒に力を合わせて……」

魔双化「……『力を合わせて』……?」
以下略



5: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:42:59.70 ID:89XfxCixO
魔双化「よくよく考えて見れば小夜さんの美しい顔に泥を塗るようなことをしていたわけだ」

魔双化「幸い小夜さんはオイラより何倍も強かったからそんなことはなかったけど……」

魔双化「……」
以下略



6: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:43:35.10 ID:89XfxCixO
魔双化「初代の時も……黒マントの時も……月夜草子の時も……あどばんすの時も……」

魔双化「どの小夜さんも強い、そして可愛い」

魔双化「……」
以下略



7: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:44:05.64 ID:89XfxCixO
魔双化「会えるはずだったのに会えなかった……」

魔双化「……っと、悲しんでる場合じゃないな」

魔双化「……とりあえず今言えることは小夜さんはそこら辺のくノ一や鬼娘より何倍も可愛いという事……」
以下略



8: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:44:31.70 ID:89XfxCixO
魔双化「鏡は……あった、ここだ」

オイラはこうやっていつも小夜さんを眺めているんだ。

魔双化「うーん、いつ見ても可愛い///」
以下略



9: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:44:58.17 ID:89XfxCixO
魔双化「そうだよな……昔はこうやって化けて小夜さんを倒そうとして……後は動けなくなるお札を使ったりして」

魔双化「……」

魔双化「動けなくなるお札……?」
以下略



10: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:45:26.24 ID:89XfxCixO
魔双化「……」ゴソゴソ

魔双化「……あった」

魔双化「そうだ……これを使えば……小夜さんの動きを止めて……同人誌のように……」
以下略



11: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:45:55.35 ID:89XfxCixO
魔双化「ようし!! そうと決まれば早速……」

バッ!!

魔双化「!!! 誰だ!!」
以下略



12: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:46:26.43 ID:89XfxCixO
魔双化「誤解だ!! オイラは小夜さんに化けた狸で……」

魅留鬼「どう見ても小夜やろ!!」

魔双化「そんなに疑ってるなら今すぐ元の姿に……」
以下略



13: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:47:04.21 ID:89XfxCixO
魔双化「おら!!」ブン!!

魅留鬼「!!!」

ピタッ
以下略



14: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:47:30.34 ID:89XfxCixO
魔双化「さぁて……女が止まってるとなると……何するかは分かってるよな?」

魅留鬼「な、何する気やねん!!!」

魔双化「小夜さんにこれをやったら今後気まずくなるし嫌われるかもしれないから……お前で我慢してやるよ」
以下略



15: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:47:59.04 ID:89XfxCixO
小夜「可愛い女の子に何をしようとしてたの!!」

魔双化「さ、小夜さん……どうしてこの森に? いつもはオイラから会いに行くのに……」

小夜「わざわざ遠い所からいつも来てくれるから……偶にはあたしの方から行こうと思ってやって来たのよ」
以下略



16: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:48:35.63 ID:89XfxCixO
魔双化「はっ!!」バッ

魅留鬼「!!!」ピタッ

小夜「動きが止まった……?」
以下略



17: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:49:01.37 ID:89XfxCixO
小夜「……けど、この鬼の人が悪い妖怪だなんて……」

魅留鬼「なんで初対面みたいな言い方しとんねん」

小夜「? だって……そうでしょ?」
以下略



18: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:49:32.10 ID:89XfxCixO
魔双化「そんなの決まってるじゃありませんか……タヌキの遊びに付き合ってもらう為ですよ」

小夜「遊び……?」

魔双化「正直、小夜さん一人でいいと思ったけど……魅留鬼もなかなかイケるじゃないか」
以下略



19: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2016/11/06(日) 22:49:58.67 ID:89XfxCixO
その後

魔双化「ああああああ!! ちょっと!! やめてえええええ!!!」

豆頭「やだだ。 小夜さんの命令だからしょうがないべ」ベロベロ
以下略



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