過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「膝の上で よんかいめ」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:33:37.38 ID:5M2QRzm/0
――藍子の部屋――
北条加蓮「むにゃ……」(藍子の膝の上で寝ている)
高森藍子「〜〜〜♪」(加蓮を膝の上に乗せている)
加蓮「……にゅ……ふふ……」
藍子「加蓮ちゃん、幸せそうな顔してるなぁ……♪」
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2
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:34:17.49 ID:5M2QRzm/0
――まえがき――
レンアイカフェテラスシリーズ第41話です。藍子の部屋よりお届けします。
以下の作品の続編です。こちらを読んでいただけると、さらに楽しんでいただける……筈です。
以下略
3
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:34:47.33 ID:5M2QRzm/0
加蓮「くー……」
藍子(……来てからすぐに、猫さんみたいに体を丸くして。もう、1時間くらいになるかな?)
加蓮「むにゅ……へへぇ……」
以下略
4
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:35:17.26 ID:5M2QRzm/0
藍子(……病院から、お便りが来たそうです。加蓮ちゃんがプレゼントを渡してあげた子と、看護師さんから)
藍子(お礼ってことで、手紙と写真が入っていたみたいですよ)
藍子(それを持って、私に見せに来た加蓮ちゃんは、もうすっごく嬉しそうで! 見て見て、って、何度も言われちゃいましたっ)
以下略
5
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:35:47.60 ID:5M2QRzm/0
藍子(気が緩んじゃったのかな……? だから今日は、こうしてぐっすり、お昼寝をしているんでしょうか)
藍子(お話できないのは、ほんのちょっとだけ寂しいけれど。でも、こんなお昼があっても、いいですよね?)
以下略
6
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:36:19.69 ID:5M2QRzm/0
藍子「……」
藍子「写真とか……撮ったら、怒られちゃう、かな?」
藍子「怒られちゃいそう……。で、でもっ! カメラマン系アイドル、高森藍子! ここで退く手はありません!」グッ
以下略
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:36:47.38 ID:5M2QRzm/0
加蓮「…………ふへ……ぁ? ……いこ……」
藍子「……? 加蓮ちゃん? 呼びました……?」
加蓮「……あいこー……」
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:37:17.68 ID:5M2QRzm/0
加蓮「……ーき……て……し、さ……さんな……よー……」
藍子「『へーきだって。私、』……なんだろ? さ……さん?」
藍子「……サンタさん? サンタさんなんだよ?」
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:37:47.50 ID:5M2QRzm/0
加蓮「ふへ……」
藍子「……?」
加蓮「……さんだよー……わく……?」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:38:17.58 ID:5M2QRzm/0
加蓮「え? え!? ……何!?」キョロキョロ
藍子「…………」ブスー
加蓮「あ、なんかあったかい……あそっか。ここ、藍子の部屋だっけ……?」
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:38:47.95 ID:5M2QRzm/0
藍子「こほん。なんだか楽しい夢を見てたみたいですね、加蓮ちゃん」
加蓮「夢……? なんか言ってた? 私」
藍子「はいっ。いっぱい笑ってましたよ」
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:39:17.97 ID:5M2QRzm/0
加蓮「な、何の夢見てたんだろ私。モバP(以下「P」)さんを襲う計画でも立ててたのかな……。今年のクリスマスは、ほら、プレゼントとか、お母さんとのディナーとかでPさんには構えなかったし」
加蓮「……あれ? で、なんで藍子が膨れてんの?」
藍子「さー。なんででしょーねー」
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:39:48.66 ID:5M2QRzm/0
藍子「ふふふ……ふふふふふ……」
加蓮「すごい笑い方し始めた!? 誰これ!? 藍子じゃなくて闇子だよ! 藍色じゃなくて闇色だよ!?」
藍子「そういうことを言う加蓮ちゃんなんて……今日はずっとこの家にいてもらって、ストーブや暖房で暖かくして、ご飯でお腹いっぱいになってもらって、ゆっくりお風呂に浸かってもらいますから!」
以下略
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:40:17.72 ID:5M2QRzm/0
加蓮「おかげさまで。膝、もっかり借りていい?」
藍子「どうぞ〜」ポンポン
加蓮「ありがと。……あ、いや、その前に洗面所借りていいかな。顔を洗ってきたくて」
以下略
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:40:47.71 ID:5M2QRzm/0
……。
…………。
加蓮「ただいま」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:41:18.36 ID:5M2QRzm/0
加蓮「やっぱこうして藍子をからかってる方がさー。いつも通りって感じがして、楽しいんだ」
藍子「……ふふっ。どんないつも通りなんですか、それ」
加蓮「私がニヤニヤしててー、藍子があたふたしててー。で、度を越えたら私が頭を下げてごめんなさいって」
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17
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:41:47.90 ID:5M2QRzm/0
加蓮「たはは。でもいきなり藍子にそんなこと言われたらびっくりするかもね。誰これ!? 高森闇子ちゃん!? とか」
藍子「それ、さっきも言っていましたね」
加蓮「藍子の藍って色じゃん。藍色。だから、闇子ちゃん」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:42:17.73 ID:5M2QRzm/0
加蓮「ゴシックロリータな藍子なら見てみたいなぁ。ほら、魔女衣装の時みたいな……ってあれはちょっと違うか」
藍子「雰囲気なら近い……のかも?」
加蓮「やっぱ次はゴスロリだよね! Pさんに相談してみよっかなー」
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:42:47.84 ID:5M2QRzm/0
加蓮「もし私が藍子のプロデューサーになったら大変だね。気まぐれで振り回されちゃう」
藍子「自分で言うなら振り回さないでください〜。ついていくのが大変になっちゃいます」
加蓮「それにさー。藍子っていろんな人に愛されてるし、蘭子ちゃんに弟子入りってなったらまたライバル増えそうじゃん? それはなんかやだなー、なんてっ」
以下略
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:43:17.69 ID:5M2QRzm/0
加蓮「興味があるってだけで今はいいよ。なんていうか……ほら、新しいことに挑戦っていうのは少しお休みしたいし」
藍子「お休み?」
加蓮「うん。ちょっと勇気を使いすぎちゃったかも。この前のクリスマスLIVEとか……サンタクロースの件、とか」
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/12/30(金) 18:43:47.90 ID:5M2QRzm/0
加蓮「どうせこうしてればさ、やりたいことなんてすぐ見つかっちゃうよ」
加蓮「知らないことは、まだまだいっぱいあるもん。こんなに自由で……やりたいって思うことは、なんでもできるんだから」
加蓮「その時はまた付き合ってよね、藍子っ」
以下略
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