過去ログ - ランコの冒険　―沈黙の章― -SS速報VIP

過去ログ - ランコの冒険　―沈黙の章―

↓ 1- 覧 板 20

1:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:40:56.11 ID:hMfv/Ft60

――遥か昔、私たちの世界がまだ別の存在だったと言われていた時代。

――強大な力を持つ大魔王が、あらゆる世界を破壊せんと強大な力を振るいました。

――最初に輝いたのは十の光。新しい世界を照らし、楽園を築きました。

――再び現れた大魔王は、新しい世界に闇をもたらします。新しい世界を救ったのは、数多の光と、凄まじき力を操る五つの意志、そして希望。

――平和を取り戻した世界は、穏やかで美しい世界となるでしょう。

しかし――

……
…………

SSWiki : ss.vip2ch.com

2:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:41:24.48 ID:hMfv/Ft60

蘭子「うぇへへへへ……お兄ちゃん、もはや我は、無知なる者ではなく熟れた果実……さあ、我と魂の契りを……」ﾑﾆｬﾑﾆｬ

3:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:41:52.60 ID:hMfv/Ft60

『ランコの冒険　―沈黙の章―』

4:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:42:24.94 ID:hMfv/Ft60
――シンデレラ王国、郊外、蘭子の家(蘭子の部屋)

Ｐ「蘭子、蘭子」ﾍﾟｼﾍﾟｼｯ

蘭子「禁断の誓い……ふへっ、ふっ、ふへへへへ……」ｽﾔｽﾔ

5:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:43:12.99 ID:hMfv/Ft60
Ｐ「まあ、それはいい。俺は用事があってこれからシンデレラ城に行く。蘭子、すまんが今日一日は家のことを頼んだぞ」

蘭子「あ、はーい……お城」ﾑｽｯ

Ｐ「どうした？」

6:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:43:56.96 ID:hMfv/Ft60
――昼、シンデレラ王国、郊外、ムカキン村

木こり「よう、らんらん！　今日はＰさんは仕事にこねえのかい？」

蘭子「あ、せぃ……木こりのおじさん、闇に飲まれよ！　お兄ちゃん、今日はお城のお仕事があるって」

7:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:44:26.83 ID:hMfv/Ft60
――シンデレラ王国、シンデレラ城(謁見の間)

Ｐ「遅くなり申し訳ありません、愛梨・アイリーン・トトキン王」

愛梨「いえＰさん、そんなかしこまらなくても……お顔を上げてください。今日は私がお呼びしたんですからね？」

8:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:45:09.08 ID:hMfv/Ft60
――シンデレラ王国、郊外、川原

蘭子「……やっ！　はぁっ！！」ﾋﾞｭｯ! ﾋﾞｭﾝｯ!!

蘭子（あそこに立てている木の的に……)

9:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:46:00.35 ID:hMfv/Ft60

ｶｷｨﾝｯ!!

蘭子『ひゃうっ！？』ﾄﾞｻｯ!

10:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:47:08.39 ID:hMfv/Ft60
蘭子「お兄ちゃんダメッ、あっ、あんっ……！」ｸﾈｸﾈ

<ﾗﾝｺﾁｬﾝﾔｰｲ!

蘭子「突然全てを受け入れるのは……はっ！？」ﾋﾞｸｯ!

11:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:48:19.45 ID:hMfv/Ft60
――シンデレラ王国、シンデレラ城(愛梨の部屋)

Ｐ「預言者が残してくれた水晶玉が、こんなに黒くなるとは……」

愛梨「暗黒の力が強くなってきているんです。きっと、かつてこの世界を覆っていた闇の力が……」

12:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:49:09.26 ID:hMfv/Ft60

愛梨「……はい。あの、Ｐさん」

Ｐ「なんですか？」

13:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:50:43.76 ID:hMfv/Ft60
――夕方、シンデレラ王国、郊外、蘭子の家(居間)

ｶﾞﾁｬｯ

Ｐ「ただいま」

14:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:51:15.82 ID:hMfv/Ft60
――夜、蘭子の家(蘭子の部屋)

ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵｵｵｯ!!!!

ｻﾞｱｱｱｱｱｱｱｯ!!!!

15:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:52:16.17 ID:hMfv/Ft60
Ｐ「いや、城から知らせがあった。どうやら大雨で城下町の家がいくつかダメになったらしい。人手が足りないらしいから、これから少し外に行ってくる」

蘭子「で、でも……外、凄い雨なのに……」

Ｐ「俺なら大丈夫だ。だから蘭子、大人しく家で待っていてくれ。今晩は、絶対に家から出るんじゃないぞ」

16:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:52:49.70 ID:hMfv/Ft60

ｶﾞﾁｬｯ……ﾊﾟﾀﾝｯ!

蘭子「お兄ちゃん、大丈夫かな……剣は持って行ったみたいだけど」

17:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:53:17.01 ID:hMfv/Ft60
――深夜、シンデレラ城(城門)

ｻﾞｱｱｱｱｱｱｱｯ!!

魔物「ガアアアアアッ！！」ﾌﾞﾝｯ!

18:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:53:45.74 ID:hMfv/Ft60

Ｐ「遅くなって申し訳ない。状況はどうなっている？　来る途中、魔物とは何度か斬り合ったが」ﾊｧ､ﾊｧ……

「この嵐です。他の警備班たちの状況は我々にも……城下町にも魔物たちが侵入しているのは分かっていますが」

19:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:54:54.07 ID:hMfv/Ft60
――シンデレラ城(城内)

「がっ……」ﾄﾞｻｯ!

魔物「グルルルルッ……！」

20:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:55:41.12 ID:hMfv/Ft60
――シンデレラ城(謁見の間)

愛梨「やああああっ！」ﾊﾟｱｱｱｱｯ!

ﾄﾞﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｯ!

21:名無しNIPPER[saga]
2017/03/20(月) 03:56:20.69 ID:hMfv/Ft60
愛梨「Ｐさん、すみません……きてもらって……」ﾊｧ､ﾊｧ､ﾊｧ……

Ｐ「愛梨……いや、王、大丈夫です。いまは、この魔族を……」

？？？「……あ、ああ……ああああっ！」

32Res/19.67 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ

Powered By VIPservice