過去ログ - 理樹「………終点?」佳奈多「グゥ………」
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34:名無しNIPPER[saga]
2017/03/31(金) 03:58:07.48 ID:WeYDpSKz0
理樹(上着をその場に脱ぎ捨て、月に向かって雄叫びをあげた。筋肉祭の開催である)

理樹「うぉおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!」

佳奈多「なっ、なに!?」

理樹「今、僕の筋肉が真っ赤に燃えるっ!!!筋肉旋風を起こせと轟き叫ぶ!!筋肉イェイイェーイ!!筋肉イェイイェーイ!!」

理樹(僕はこう叫びながらやっと真人の筋肉イェイイェーイダンスの意味を理解した。これはただ真人が考案したものではない。自然とそうなってしまうのだ。例えば腕が痒ければ自然と掻いてしまうように、筋肉に感謝を示そう考えると自然とこの動きに行き着くのだ。僕はその域に達せた喜びを感じつつ、思う存分腕と足をくにゃくにゃさせた)

佳奈多「な、なに……っ!?」

理樹「筋肉イェイイェーイ!筋肉イェイイェーイ!ほらっ、二木さんも一緒に!」

佳奈多「は……はぁ!?何を言い出すの!」

理樹「ストレス解消にも最適だよ!?ほら!腰を振ってワンツーワンツー!」

佳奈多「……ふざけないで。近所迷惑よ」

理樹「うっ………」

理樹(まずい。二木さんの怒りが本気のトーンになってしまった。僕がやろうとしていることはもしかして逆効果なのか?いや、そんな訳がない。筋肉を……筋肉を信じるんだ。そうすれば二木さんもきっと!)

理樹「き、筋肉イェイイェエエエエエエエエ!!!!ゴホッ…イ、イェエエエエエエエエ!!!」

佳奈多「なっ、喉を潰すつもり!?というか近所迷惑だからやめなさい!」

理樹「いいや、君が堕ちるまで僕はやめない!!筋肉うぉおおおおおおおおお!!!!」

佳奈多「な、なにが直枝をここまで駆り立てるの!?」

理樹「何が元風紀委員長だ!君だって筋肉の観点から言えば1人の女の子じゃないか!真人抜きでも僕は筋肉旋風を起こしてみせるぞ!!」

理樹(その時、僕の体が黄金の光に包まれたような気がした)

佳奈多「ハッ!こ、この光は!?」

理樹「いける……いけるぞ!今だっ!!」

理樹(僕は筋肉がはち切れんばかりに腕と腰を振った。するとどうだろう。最初はそよ風程度だった僕の周りが次第に大きな風となったではないか。みるみるうちにそれは激しさを増し、とうとう”旋風”となった)

佳奈多「ば、馬鹿な……!本当にこれがあの直枝理樹なの!?」

理樹「二木さんに届け!僕の筋肉よ!!」

佳奈多「キ、キャアアアアアアア!!」




…………………………



……………





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