過去ログ - |w´‐ _‐ノv空に軌跡を描くようです
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20: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/26(日) 22:40:08.97 ID:ark0cRN00
本日十何度目かの旋回で再び青ヶ島へと向き直ったところで、私の視界内で群体が唐突に大きく揺らぐ。

一瞬大規模散開の前兆かと身構えたが、それが違うということは群れの内部から機銃を放ちつつ出てきた小さな零戦の編隊によって示される。

《補給完了や!軽空母龍驤、これより戦線に復帰するで!!

艦載機の皆ぁ、お仕事お仕事ぉ!!》

《瑞鶴、同じく!第一次攻撃隊、発艦!!》

(´Д`)《鎮守府司令室より正面海域しんがり艦隊に通達、龍驤と瑞鶴に至急合流!火力を正面に集中、敵艦隊を打撃せよ!》

《《《了解!!》》》

|w´‐ ‐ノv「………ぉおおお」

「凄いですね……」

激烈な対空砲火と、獰猛な零戦と96式の編隊が巨大な深海棲艦機隊の塊を内側から食い破っている。いかに私たちが削りに削ったとはいえ未だ雲霞の如く飛び回っていたはずの敵機を、100にも満たないはずの機数で追い散らし、たたき落とし、蹂躙している。

日本海上防衛の要の一つにして「世界最強の艦娘艦隊」と謳われる青ヶ島鎮守府艦隊の戦いぶりを前に、流石に私も感嘆の声を漏らした。

しかし零戦はともかくとして、96式で無双は正直頭がおかしいとしか言い様がない。

もしこの光景を他国の人間が見たなら、また日本という国への誤解が広まることだろう。


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