過去ログ - 速水奏「水族館に行かないかしら」
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11: ◆Q/bvSRBslQ[saga]
2017/04/01(土) 00:12:27.92 ID:aZ5rh/Wc0
P「褒めていただけるなら、ご褒美として奏の目を見せて欲しいかな?」
奏「あら、そんなに私と目を合わせたいの?」
P「あぁ、ぜひお願いしたい」
奏「だったら......プロデューサーさん、場所を交代しましょう?こっちは夕日が眩しくて、プロデューサーさんの方を見れないの」
P「いいぞ?」
予想外の簡単な要求に拍子抜けしつつも、言われた通り場所を入れ替わる。
確かに奏の言う通り、夕日がキツい。
光にやられ、一瞬目の前が真っ白になる。
思わず目を閉じて顔を下げる。
そして、改めて奏を見ようと目を開けると、
鼻が触れんばかりの距離に、目を閉じ、顔を傾けた奏の顔があった。
P「奏っ!?」
奏「ご褒美、受け取ってくれたかしら?」
思わず唇に手を当ててしまう。
奏「ふふっ、唇には触れてないでしょ?」
P「あ、あぁ......」
奏「...でも。」
いたずらっぽく微笑んで、奏は続ける。
奏「男と女が顔を寄せあって、片方が顔を傾けたら、それは見ている人からはキスしているのと同じなのよ」
P「!」
奏「ふふっ、アイドルは、ファンから見えたものが真実なんでしょ?」
P「そ、それは......」
奏「明日が楽しみね」フフッ
P「......あいつらかぁ」
奏「逃げちゃだめよ?」
P「あぁ......」
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