過去ログ - 二宮飛鳥?「幾千もの出逢いを越えて」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:54:14.55 ID:LfMbYF0G0
「キミもそうだ。同じ学び舎に通う同世代の人間が、

 いつしか親戚の大人となって子供のボクにお年玉を渡すことなど、起こり得ない」

「あの記憶全てが本当なら、キミも矛盾に満ちた存在だと言える」

ああ、分かっている。

「もう、キミも理解っているのだろう?」

だから、言わないでくれ。

「ボクを知るためにボクを知ったとて、それはキミ自身を知ることにしかならないことを」

飛鳥の声で、そんな諦めたような言い方で語り掛けないでくれ。

その言葉はもっと、心が共鳴(ひび)きあう静かな喜びを含んだ言葉に聞こえたはずなのに。

「仮初の世界で、いつまでキミとボクを演じ続けるつもりだい?」

お願いだから。そんな哀しい顔をしないでくれ。


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