過去ログ - 【モバマス】美穂「うわっ…私の酒癖、悪すぎ…?」
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◆tMhnVrptgSx5
[saga]
2017/05/04(木) 00:56:30.89 ID:Bq36ljRJ0
・シンデレラガールズ総選挙、小日向美穂応援SSです
ワアアアアアアア…………
「「美穂ちゃーーん!」」
「「みほたーーん!」」
「「ひなたーーーん!」」
「「こっひーー!!」」
美穂「みんなー! ありがとうー! 今までほんとうに……ほんとうにありがとう!」
美穂「みんなと一緒に駆け抜けたこの3年間……私は絶対に忘れないよー!」
ウオオオオオオオーーー!!!
「「美穂ー! 成人おめでとうーー!」」
「「卒業おめでとうーー! 美穂ーー!!」」
美穂「……っ、グスッ……ありがとう、ありがとうみんなー!」
美穂「私のファンでいてくれたみんな! これからもずっと、元気でねー!」
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 00:57:46.04 ID:Bq36ljRJ0
P「……お疲れ。本当にお疲れさま、美穂」
美穂「ううっ、ううう……ぷろでゅーさーさん……わだじ……わだじ……」
P「ああ、今は思いっきり泣いていいんだぞ」
以下略
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 00:59:03.02 ID:Bq36ljRJ0
P「で、だ」
美穂「はい?」
P「改めて俺からも。美穂、20歳の誕生日おめでとう」
以下略
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:00:24.05 ID:Bq36ljRJ0
美穂「ここ……かな」
楓さんから貰った地図通りに駅から来れたし、のれんに書いてある店名も合ってる。
でもやっぱり、こんな……いかにもな「居酒屋」って感じのお店、入るの緊張するなあ……
以下略
5
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:01:27.73 ID:Bq36ljRJ0
がらがらがらっ
楓「こんばんは〜。大将、やってる?」
私には背の届かないのれんを軽く頭をかがめてくぐり、ふわっと入っていく楓さん。
以下略
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:02:28.40 ID:Bq36ljRJ0
ごくり。いよいよだ。
美穂「あの、私お酒はお屠蘇とか甘酒しか飲んだこと無いので、楓さんにお任せしますっ」
楓「わかりました♪ 折角だから、日本酒からいってみましょうか」
以下略
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:03:28.78 ID:Bq36ljRJ0
楓「じゃあ、いただきましょう」
ちびり。お酒をひとくち飲むだけなのに、絵になる。さすが楓さん。
楓「さあ、美穂ちゃんも」
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:04:37.96 ID:Bq36ljRJ0
大将「はい楓ちゃん、いつものね!」
カウンターにおかず……じゃなくて、おつまみ? ……が並んでいく。
炙ったイカに焼き鳥、焼き魚、あとこれは……ぎんなんかな?
以下略
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:05:43.74 ID:Bq36ljRJ0
楓「あら? おちょこ、もう空いたのね。はい、どうぞ」
美穂「あっ、ありがとうございます。おっとととと」
楓「初めてにしては、ペース早めかしら」
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:06:49.09 ID:Bq36ljRJ0
楓「さあ、次は……どうしようかしら。ちょっと早いかもだけど、焼酎とか……?」
美穂「あっ……焼酎だったら、前に川島さんがラジオで飲んでたの……あれ、飲んでみたいです」
楓「ああ、まっくろ霧島ね♪ そういえば、瑞樹さんがボトルキープしてるのがあったわね」
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:07:42.83 ID:Bq36ljRJ0
くぴっ。
美穂「!!」
なにこれ!?
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:08:42.79 ID:Bq36ljRJ0
楓「美穂ちゃん、ご飯もどんどん食べて。はい、さくらユッケ。あーん」
美穂「ええっ!?」
楓「あーん」
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:09:34.74 ID:Bq36ljRJ0
楓「ところで美穂ちゃん」
美穂「? はふほふ、はい、なんれひょう」
楓「プロデューサーさんとは、どこまで進んでるの?」
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◆tMhnVrptgSx5
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2017/05/04(木) 01:10:48.37 ID:Bq36ljRJ0
楓「じゃあ、美穂ちゃんの恋愛はこれからスタートするのね」
美穂「そ、そういうことになりますね。はい」
楓「なら、これからの美穂ちゃんとプロデューサーさんに。かんぱーい」
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:11:50.17 ID:Bq36ljRJ0
美穂「最初は期限は特に決めてなかったんです。でも」
美穂「私の売り出し方……アイドルとしての方向性を、重役の方達を交えて協議した結果」
美穂「大人になるまでの期間限定、穢れを知らない天然記念物系アイドルとして」
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◆tMhnVrptgSx5
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2017/05/04(木) 01:12:56.98 ID:Bq36ljRJ0
美穂「楓さん……わたし……わたし……」
楓「いいのよ。今ここにいるのは私だけ。なんでも言ってみて」
美穂「はい……ありがとうございます!」
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◆tMhnVrptgSx5
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2017/05/04(木) 01:14:39.67 ID:Bq36ljRJ0
美穂「楓さんは大人になってから、アイドルの道を歩み始めて」
美穂「年齢なんて気にしないで、自分を磨きながら高みを目指し続けてる……」
美穂「私はきっと、そのことが羨ましかったんです」
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:15:33.14 ID:Bq36ljRJ0
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◆tMhnVrptgSx5
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2017/05/04(木) 01:17:31.35 ID:Bq36ljRJ0
楓「すー……すー……」
美穂「くー……むにゃムニャ」
ブロロロロロ……
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◆tMhnVrptgSx5
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2017/05/04(木) 01:18:48.58 ID:Bq36ljRJ0
美穂「私は、プロデューサーさん。あなたの隣がいいです」
P「……ありがとう」
少しの、静寂。
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◆tMhnVrptgSx5
[sage saga]
2017/05/04(木) 01:21:03.61 ID:Bq36ljRJ0
翌朝。
瑞樹「ちょっっっっとーー! どういうことよー! 楓ちゃーん!」
美穂「あっあの、楓さんとは前々からその、約束をしてまして」
以下略
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