過去ログ - あずき「肇ちゃんのはじめてのお相手」
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1:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:36:33.79 ID:RlCZT1EP0
デレマスの肇ちゃんとあずきちゃんがPと一緒に釣りに行くお話です

いたって健全なお話ですので意味深な内容を期待された方は申し訳ありません



少し長い内容ですが、ゆっくり投下していきます

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2:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:37:43.27 ID:RlCZT1EP0
「なんであずきが?」



NA、N、DE、A、ZU、KI、GA?
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:40:58.28 ID:RlCZT1EP0
ジリリリリリリリリ!!!!!!



「はれっ!? あ、今日釣りに行くんだっけ……」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:43:29.19 ID:RlCZT1EP0
朝早く。二人だけの食堂で、対面に座る肇ちゃんが言った。



「寮で、こんな時間に誰かと朝ご飯を食べるのは久しぶりです」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:47:11.65 ID:RlCZT1EP0
「私は、いつもこれくらいに食べに来るけれどなかなか他の人と会わないんですよね。食堂は6時から開いているのに……」

「んん……」

「このこと、あずきちゃんはどう思います?」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:49:10.91 ID:RlCZT1EP0
「……うーん、むにゃむにゃ…………」

「ふふふ。かわいい……」


以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:51:40.34 ID:RlCZT1EP0
「ごちそうさまでした」

「ごちそーさまでした」


以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:55:26.02 ID:RlCZT1EP0
出かける準備を整えて寮から少し歩いていくと、すぐそばの道路脇には見慣れた車が停められている。

少し待つと、目当ての人物があずきたちの方へ歩いてくるのがわかった。


以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 22:58:44.23 ID:RlCZT1EP0
朝早くに出てきた甲斐があったのだろうか。街の道路は、ちょっとごみごみしているけれど静かで結構いい気分っ。

あずきたちのいる空間には、車内オーディオが流すCDとプロデューサーさんの鼻歌が響いている……。


以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:01:51.66 ID:RlCZT1EP0
よぉし。あずきも、頭の体操を兼ねて会話に混ざってみようっと!

空もだんだん白んできて、お日様も目を覚ましそうな時間帯! そろそろちゃんと起きないと、お寝坊さんになっちゃうからね。


以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:07:42.93 ID:RlCZT1EP0
そういう感じで、車に揺られてしばらく経って。

目的地である、海つり公園へあずきたちは到着したのであった。


以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:10:23.87 ID:RlCZT1EP0
「なんだよ二人ともぉ……。せっかく早起きしてきたのに、寂しいじゃないか……」

「そ、そんなことないですよ! 私たち楽しみでここに来たんですから!」 

「め、目指せ大物です! ね、あずきちゃん?」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:14:38.74 ID:RlCZT1EP0
こんなに微妙で痛々しい雰囲気になったのも、きっと朝の静けさのせいだろう。

それを紛らわせたかったからか、あずきたち三人はせかせかと急ぐように釣り道具を取りに歩いた。


以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2017/05/05(金) 23:19:23.01 ID:QrjNp1HGo
海釣り公園参考

https://i.ytimg.com/vi/wBeKKOA-mHs/maxresdefault.jpg


15:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:19:25.01 ID:RlCZT1EP0
「ここって、有名なポイントなんですかね。私たちも、釣れるでしょうか」



疑問形の語尾。それでも、肇ちゃんの瞳は朝の日差しに負けないくらいキラキラだ。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:22:44.67 ID:RlCZT1EP0
「早朝から楽しめて、いい写真を撮るチャンスもできて、飯の種にもなるんだから釣りっていいよなぁ」



もう釣った気分でいるのかな。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:28:31.94 ID:RlCZT1EP0
「それって、腕のいい一部の釣り人さんの話じゃないですか? アナゴなんかは、続けて釣れることもあるそうですけど」

「夢がないのはつまらないぞ〜? ……ま、初心者でもフッコなんかが釣れるそうだし十分大物だよ」


以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:34:44.67 ID:RlCZT1EP0
そうして歩いて、気付いたら海の上。

横目で見える、海面は風に揺れている。さすがに、橋は風で揺れてない……よね?

いつのまにやら、あずきたち三人、陸から離れた桟橋の先に立っていて…………。
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:36:39.49 ID:RlCZT1EP0
「……ぅぅ」



岸からスーッと伸びた桟橋の先を、直角に折れてずーーーーっと行った場所が、今、あずきたちの立つ沖桟橋。
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:39:35.79 ID:RlCZT1EP0
手すりからあえて身を乗り出して、海面を見つめてみた。今は風がなくて、ゆらりと波で凪いでるだけだ。

水深、わからないけど結構深そう。万が一、万々が一ここから落ちたら――。


以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:42:19.67 ID:RlCZT1EP0
「どうしたあずき。魚、いた?」



プロデューサーが、ポンと叩いて話しかけてきてくれて。
以下略



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