【咲-saki-安価】京太郎「朝の光〜」 咲優和久まこ「眩しくて!」【艦これ要素】
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11: ◆4whq3Y72HQ[sage]
2015/06/02(火) 22:27:43.08 ID:NAblu6c8o


潮風が心地よく吹き込んでくる初夏の空。
赤いレンガで出来た質実剛健のなかにもセンスが光る建物が海辺に建っている。
他にも工場らしき建物や倉庫らしき建物も何棟か同じ敷地に建っていてここが何かの施設であることが窺える。
赤レンガの建物のある一室に1人の少女が居た。


「そ、そろそろ来られるのですよね……」


少女がそう呟いたその時、赤レンガの建物の上空に異変が起こる。
ある一点が白く光ったかと思うと六つの黒い点が生まれ、建物目がけて一塊になって落ちていく。
空気以外に遮るものの無い自由落下によってグングン加速していく黒い点。
それは―――――


「うぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉお!」

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!」


――――人の姿をしていた。



視点を戻して少女の居る部屋。


「や、優しい司令官さんならうれしいのですが……」


彼女の言葉が部屋の空気に溶け込むか溶け込まないかと言った瞬間、
部屋の天井が爆ぜた!


「はにゃぁぁぁっぁぁぁああああああああ!」


上空から建物目がけて落ちていた人型の物体が屋根に衝突、天井をブチ抜いたのだ。
この部屋は3階、慣性に従ってそのまま床をブチ抜き、2階の床も受け止めるには役不足。
そのまま1階の床にめり込んだ。


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