アルビノの女「……いくらですか」黒髪の娼婦「お気に召すまま」
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74: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 21:05:05.07 ID:kdhH8zi40
少女「耳小骨コールで直接お電話。もちろん非通知で、中国の日本大使館風捨て番号から」
少女「トンツーで音声化したブレインハック・プログラムをそのまま聴かせて、海馬に蓄積させて実行ファイルっぽくアセンして」
少女「一般的なサイバネメモリシステムは、記憶の再生を解釈実行として扱ってる奴が大半だし」
少女「そうなれば後は簡単さ。しばらく僕のお人形になってもらうよ」
少女「現実で知覚系にセキュリティ張ってる奴なんてそうそういない。ほぼ確実に効くのに、マイナーなんだよねぇこの手口」
以下略 AAS



75: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 21:18:22.84 ID:kdhH8zi40
少女「はい一丁上がり。……へえ、家で一人で酒盛りしながらマス掻きか」「見た目ブスに性格ブスだと、救いようがないねえ」

女「……そういう貴女は、本当に性格が悪い」「人様から離縁される理由を考え直すべきですよ、全く」

少女「ふーん。今でこそそんな口利いてるけど、昔は僕の手マンで善がりまくってたよね、君」
以下略 AAS



76: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 21:29:16.58 ID:kdhH8zi40
女「どうして?」

少女「知らないよ。それだけの機密情報なんだろうね、多分」

少女「このクラスだと、電脳クラックそのものを受け付けにくい連中も多いだろうし……とりあえず」
以下略 AAS



77: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 21:41:53.84 ID:kdhH8zi40
少女「…………ビンゴ」

女「ロゼッタ、……」

少女「君の想い人は、どうやら相当ヤバい仕事に手を染めてたみたいだね。どれ早速ダウンロードを……くそ、コピーガードか」
以下略 AAS



78: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 22:10:14.12 ID:kdhH8zi40
女「……どういうこと、でしょうか」

少女「僕に分かりっこない。限りなく顔と名前の似た別人か、はたまた一卵性双生児か、ともすりゃクローン人間か」

少女「まあでも、一番線が強いのは――――」
以下略 AAS



79: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 22:19:38.07 ID:kdhH8zi40
女「……しかし、見てみると出鱈目な経歴ですね」

少女「ああ。相当有能な人だったんだろうね」

女「そうじゃない。本当に、出鱈目≠ネんです」
以下略 AAS



80: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 22:33:26.34 ID:kdhH8zi40
少女「へえ?」

女「分からない理由が、分かったんです」

少女「ソクラテスみたいな事を言うなあ。ずいぶん深みのない言葉だけれど」
以下略 AAS



81: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 22:46:54.75 ID:kdhH8zi40
少女「――――――――ッッッ!!!」バチイッ

女「大丈夫ですか!?」

少女「ああ、何とか……身代わり刺しといて正解だった、危うく焼かれてお陀仏さ」
以下略 AAS



82: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 22:57:31.25 ID:kdhH8zi40
◇ ◆ ◇ ◆ ◇

≪――――The next station is Shibuya.The door left side will open.≫
≪Watch your step when you leave the train――――≫

以下略 AAS



83: ◆aUbK72/AnA[sage]
2016/07/02(土) 22:58:46.11 ID:kdhH8zi40
とりあえず今夜は一旦ここまでです
深夜に気力があれば濡れ場まで行くかもしれません

>>63
未だに私含め、アマもプロも多くのSFがあそこから抜け出せてないってのはある種恐ろしいですよね


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