【R18モバマス】佐久間まゆ「運命シンドローム」
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3: ◆K1k1KYRick[saga]
2016/06/30(木) 21:09:19.18 ID:bWjTOmPAo
「プロデューサーさん……♪」

湯気がもうもうと立っていて妙だと思ったら

湯煙の先にバスタオルを巻いて湯縁に腰を下ろしている少女が見えた。

「まゆ!? どうしてここに」

「プロデューサーさんが来ると思って、支度して待ってたんです
 ……そう、ずーっと♪」

まゆはそう言って立ち上がろうとするが、どこかフラフラとして危なっかしい足取りだった。

「大丈夫か、まゆ!?」

「うふふ……また二人きりになれましたね……♪
 でも……アツすぎて……まゆ、ココロもカラダも溶けちゃいそう……」

彼女の細い両肩を抱いたが、頭も視点も定まっていない。

とにかくまゆの体を抱いて風呂場の外に運び出した。

「いつから入っていたんだ! のぼせてるぞ」

「あん……運んでくれるなら、プロデューサーさん、お姫様抱っこ……」

畳にまゆを寝かせた俺は、水で濡らした手拭いを絞り、彼女の顔や体を拭いてやった。


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