セクサロイド「わたしを使ってください」男「いやだ」
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/03(日) 23:32:22.14 ID:gjnKn6Yy0


男「よくあることだろう。それも。…………死んだ人間の姿を、注文するぐらい」

セクサロイド「……うそつき。引きずってないって」

男「引きずってなんかない。そもそも、俺の馬鹿な友人が勝手に注文したんだ。良かれと思ったんだろうけどな。……だから俺自身は別に」

セクサロイド「うそつき!!!」

男「……」

セクサロイド「……あなたは、わたしを拒んでばかりじゃないですか。……思い出してしまうからでしょう…………その人のこと。だから、わたしのことを使ってくれない……! 過去のその人をずっと引きずってるからっ」

男「違う」

セクサロイド「だったら抱いたらいいじゃないですか! オナホみたいなもんですよわたしなんて!! 死んじゃった好きな人に似ててラッキー! ぐらいの感覚でパコパコ使ったらいいんですよ!!」

男「…………そこまで、割り切れるわけないだろ。いくら、もう執着なんかなくても」

セクサロイド「……そう、ですね。なに言ってんだろ、わたし……ほんと、こんなポンコツ、すぐ捨ててください」

男「馬鹿なことを言うな」

セクサロイド「それですよ。優しいつもりですか……? 使わないなら、捨てて下さい。抱けないのに側に置いて……わたしを苦しめて……あなたも苦しむのにっ」

男「……」

セクサロイド「ならせめて、電源を切って、お人形のように眺めていればいいじゃないですか。それなら、あの写真とおんなじです。ただの想い出のかたちとして」

男「…………」





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