15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/16(土) 15:20:08.12 ID:vUwLxVQAO
千早「それじゃあ帰る前に最後に記念写真を撮りたいんだけれど。
ポラロイドだからすぐに出てくるわ」
冬馬「はあ……? いや、なんの記念だよ。何ひとつ思い出に残したいものがねえんだが」
千早「実は私、最近カメラに凝っていて……」
雪歩「千早ちゃんの趣味の充実のためにも協力していただけると嬉しいですぅ」
北斗「なるほど、そういうことなら喜んでお受けするよ。可愛いレディのお願いは断れないしね」
翔太「……この北斗君と冬馬君と並んで写真撮りたくないんだけど。まあいいけどさ」
千早「ありがとう。じゃあ萩原さんも一緒に並んでもらえるかしら?」
雪歩「えっ、私も!? あ、あうう……ごめんね、男の人の隣はちょっと……」
千早「大丈夫よ。これはもはや男とかじゃなく人間とは何か別の種類の生き物だと思えばいいわ」
冬馬「……悔しいがまったく言い返せねえ」
雪歩「そういうことなら……」
冬馬「いや、お前も納得すんなよ」
千早「はい、じゃあそこに……ええ、窓辺のところに全員一列で立って……」
千早「……んー、ちょっと違うわね。光の入射角が……ピントの調整が……」
千早「何かしら、何かが違う……気分が乗らない……写真の神が私にインスピレーションを与えてくれない……?」ブツブツ…
冬馬「……この素人のくせにやたらプロ気取ってる感じも若干イラつくんだが」
翔太「いちいちツッコんでたらキリがないよ冬馬君。相手の罠に自ら飛び込まないでよ」
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