36:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 11:45:29.47 ID:sJxFCBX50
ベッド脇のチェストを娘は開ける。
片方には新品のシーツや、何の為に用意されたのか刷毛などが入っていた。
そしてもう片方にあるチェストを開くと、思わず娘は後ろに下がってしまう。
奴隷「……っ」
一段目にびっしりと敷き詰められていた羽根。
よく見ればそれら一本一本が羽根ペンであると気付く。
奴隷「……」
奴隷「何でこんなにあるんだろう……?」
一本手に取ると、娘はその羽根を撫でながらペン先を見る。
インクに漬けていないにも関わらず、 そこには黒い雫が揺れていた。
他の羽根ペンも全て同じだった。
奴隷(不思議……どうしてこの状態で置いておけるのかな)
奴隷(魔法、魔術なのかな?)
『自室……チェスト一段目』
羽根ペン(20本)
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