先輩「ここが普通の高校だと錯覚していたようだな」 女「ファッ!?」 【安価】
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27:風呂ってた
2016/11/06(日) 00:23:08.04 ID:B8fzJFR+0
女「そういえば巨根さんって恋人とか居るんですか?」

巨根「あはは、おるわけないやん! ふたなりに彼氏も彼女も出来へんよ」

巨根「……セフレなら、居たことはあるけど」

彼女の顔に影が落ちた一瞬を、私は見逃さなかった。

女「……そうですか」

巨根「そういう女ちゃんはどうなん? ブイブイ言わせとんのやろ?」

女「そ、そんなことないです!! 恋人なんて居たことありませんよ!!」

女(それどころか、友達すら……)

巨根「へー意外やなぁ、可愛いからてっきり相当遊んどるもんやと思ってたわぁ」

女「巨根さんだってっ……!」

巨根「あはは! なんや華の女子高校生やというのに、二人とも終わっとんなー!」

女「泣きたくなるんでやめてくださいよ……」

巨根「ならいっそウチらこのまま付き合っちゃう? なんて」

女「唐突ッ!? 下心が透けて見えるので嫌です!」

巨根「ウチ結構ポーカーフェイスのはずやのになぁ」

女「スカートから出ちゃってるんですよ、『顔』」


この日はそのまま他愛のない話をして別れた。
他愛のない……と言っても、
彼女と過ごした一時は間違いなく私の今までの人生の中で楽しかったランキング堂々の一位である。
家に帰った時の「ただいまー!」には、隠しきれない幸福感が滲み出ていた。



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