ヒーローとその姉(オリジナル百合)
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10: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/12/13(火) 21:43:38.76 ID:JZ42mPM/O
教室は楽園だった。
なにせ、全員が同い年だからだ。
何の気負いもしなくていい。

「幸せ」

友人の桜田ちゃんの胸の中で言った。
おかっぱ頭でマ〇コデラックスみたいな体型をしている子だ。

「私のおっぱいに包まれて?」

「うん」

抱き着いた感触もぽよんとして気持ちい。

「昨日と今日とさ、心臓に悪い事ばっかりだったから」

「何かあったの?」

桜田ちゃんは、私の顔をその分厚い脂肪でさらに包む。
苦しい。

「ぷはッ……んん、うん」

彼女は私の弱点を良く知っている。
だから、そんな歯切れの悪いただの相槌でも事情を察してくれたのか、

「そうかそうか」

と頭を撫でてくれた。



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