9: ◆3aO5yeadrU[saga]
2017/01/02(月) 19:36:34.07 ID:DaA3fzgzo
早霜 「同郷のワインを用意しました」
わかってる娘だよほんとうに。
残り香があるうちに、軽く一口。
爽やかな大草原。同時に表面がカピカピになった肥溜めが眼前に広がる。
夢と現実の中間じゃなくて、同時並行で流れ込んでくる。
オリモノを拭って、ウンカスと絡めて味わうと、重厚な苦味が脂にまぶされてマイルドに楽しめる。
フレッシュなのに、カビまみれのチーズ。
それがワインで流されていくのがたまらねえ。
太陽と大地の恵みが口の中で広がっていくってのはいいね。
そして最後に残る、ドロドロに溶けた鮒鮨のオリーブオイル漬け。
新鮮と言っていいパンツでこれって凄い逸材かもしれない。
一緒に飲むことは多々あるが、真面目に嗅いだことは無かったのは失策というしかない。反省。
それをスマートに促す早霜、マジいい女。
「マティーニをウォッカで。ステアじゃなく、エネマで」
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