にこ・絵里・真姫「「「夏、終わらないで」」」
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12:>>11 YES[saga]
2017/05/30(火) 21:22:23.52 ID:sckCzWUw0



希「ふむふむ、ええよ、そんな感じ」


 
[対象が複数の場合…その人数が入る大きさの陣を描きます]


@ 『中心にお供え物を入れたお皿を置いて
     呼び出したい種類の霊に応じたモノを捧げます』



A 『対象となる人物はお皿を取り囲むように並び背を向けます』



にこ「なんか子供の頃幼稚園でやったお遊戯を思い出すわね!」

希「あ〜、言われて見るとそやね!」


この状況をすっかり楽しんでいるお気楽な3年生とは裏腹に絵里と真姫は
お互いの顔を不安そうに見つめます


絵里「うぅ…真姫ぃ…」

真姫「そ、そんな目で見つめないでよ…」




――か〜ごめ、かごめ♪

小さい頃のお遊戯で一人を中心に他の皆は手を繋いで輪になる


次の手順はまさしく、それを思い起こさせます



B 『お皿を囲んで背を向けたなら…陣の中の人は手を繋ぎます
   もしも、対象者が一人の場合は手を組んで胸の前で祈るように…』



C 『手を繋ぎ(手を組んで胸の前に持ってくる)終えたら
              目を瞑り、3回深呼吸をします…』



希「――3回深呼吸をします、これで体内の気を一度外に出す為」


希「で、次が確か…」



D 『陣の外の人は外枠に立てた蝋燭の火を一本ずつ灯します』



希「…」スタスタ




   シュッ!!


再びマッチを擦り、希は目を瞑る3人を眺めながら火を灯していった…








E 『これでいよいよ最後です…最後は――――』


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