安部菜々「ちょっとえっちなウサミンボイス」
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26: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/07/14(金) 03:02:18.12 ID:Vq3CUo2i0


【ルート1 レス19の続きから】



しかし………これでいいのか?

初めて会ったときから惹かれていた彼女と想いを伝え合って、恋人になれたことは確かにこの上なく幸せなことだ。
しかし! 場の空気に流されるようにして行きつくところまで行ってしまって、その後で菜々さんとこれまでと同じように接することが出来るのだろうか?
それにプロデューサーとアイドルという関係においても、同様に不安を禁じ得なかった。

やっぱり…ズルズルとなし崩し的に、というのはよくない。
然るべき段階を踏み、然るべきときに先に進むべきだったと思う。いや、まだ遅くはないはずだ。


「あの……菜々さん…っ!」


3発も抜いてもらっておいて身勝手なのは重々承知だが、精一杯の説得を試みる。
話を聞く菜々さんは終始笑顔で…それなのに…大好きな表情のはずなのに…謎の胸騒ぎが湧きだしていた。


「ふふふ…Pさ〜ん」


僕の話を聞き終わった彼女が、悠々と薄ピンク色の唇を開く。


「そんなだから……いつまでたっても童貞なんですよ♪」


既に何度となく言われていても、彼女のキュートな声で奏でられるその単語の響きは、僕の理性を何度でも強烈に揺り動かすらしい。

そうして、僕のモラルもプライドもあっけなく吹き飛ばされてしまった。

ちなみに、それらが僕の中に戻ってくることは、もう二度なかった……―――


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