9:名無しNIPPER
2017/08/02(水) 21:15:05.01 ID:LiGVc0yg0
アライさん「い、居ないって、どういうことなのだ!
どこにいるのだ!教えるのだ!」
研究者「アライさんがこれから行くかもしれないところだよ」
そう言って、研究者が取り出したのは先ほどと同じ注射器だ。
それをアライさんの右腕に近づけた。
アライさん「お願いなのだ。もう痛いのは嫌なのだ!」
研究者「そう言ってもね〜。これが仕事だからね。」
研究者が薬品を注入し始めた。
アライさん「のだっ!?」
初めての感覚に不思議そうな声を上げるアライさん。
そして...。
アライさん「う、あ、く、苦しい、のだ。
痛いのだぁぁぁぁ...。
お願いなのだ。助けるのだ...」
ゴホッ、ビチャビチャ...
アライさんの口から血が溢れ出てきた。
その血液の量が、アライさんの命が長くないことを語っている。
アライさん「あ...ら さ んは...しに... た...な...の...」
「...............」
研究者「死んだか...。うるさかったな。さすがは害獣。
汚い死に様だな。まぁ、子供達と同じ薬で[ピーーー]ただけしあわせだったのかねぇ。ねぇアライさん」
そう言うと、研究者はベッドのストッパーを外し、扉を開け、消えていった。
研究者「この死骸って燃えるゴミでいいのかな?」
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