1: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:09:13.65 ID:uHI7B9yT0
【モバマスSS R-18】です
※このSSに含まれるもの
・卯月と凛の百合えっち、地の文
・上記のうち一つでもダメな人はブラウザバックを
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ほぼ最低限に抑えられた照明に照らされた室内。響くのは二人の少女の息遣いと、重ね合わされる肌の音。
凛「今の感じはどう、卯月?」
卯月「ひゃ……く……くすぐったいような……変な気分になるような……んっ」
凛「むずむずする?」
卯月「あっ、そ、そうです、そんな感じ……ふぁ……!」
アイドルとなって初めて出会い、数多の活動を共にして、ついに島村卯月と結ばれた渋谷凛は、
今日恋人同士となって初の島村家でのお泊りで、なけなしの勇気を振り絞って卯月との性行為に臨んでいた。
最初にしたいと言い出した時の不安は、甘く優しい匂いに包まれていた卯月の部屋に少しずつ淫音が満ちていく度に
消えていき、今ではすっかり落ち着いて卯月の体を触ることが出来ていた凛は、いよいよといった様子で手を
下へと下げていく。
卯月「ん……ひゃ……ぁ……凛ちゃん……そこは……」
これまでお腹や胸、唇に髪などを優しく触ってくれていた手がどこに向かっているかを理解した卯月は、ただえさえ
赤く染めていた頬をさらに羞恥の色に染めると、少しだけ抵抗するように凛の腕に指を伸ばす。
卯月「え、えと……私、こういうことをするの、本当に初めてで……誰かに見られたこともないから……」
凛「……大丈夫、任せて。私も初めてだけど、卯月に怖い思いはさせないから」
2: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:10:50.18 ID:uHI7B9yT0
実際の所は凛もすでにいっぱいいっぱいであり、卯月の負担を減らす努力をこれ以上出来るかは怪しかったが、
それでも目の前にいる愛しい少女がこれ以上不安にならないように、今できる一番の笑みを浮かべながら、
彼女の下着に手を伸ばした。
3: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:13:23.49 ID:uHI7B9yT0
――そうして次の日。
凛「……という感じで、卯月との初エッチ……失敗した……」
4: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:14:58.46 ID:uHI7B9yT0
普段であれば性的なことに初な反応を見せて、顔を赤くし戸惑う姿で話を切り上げればよいのだが、凛も
卯月も大事な友人であり、その二人が記念すべき初エッチで問題を起こしたとなればそうもいかない。
美嘉「このままだとせっかくの気持ちいいこと知らないままかー……それはちょっとマズイっしょ★」
5: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:16:16.74 ID:uHI7B9yT0
美嘉「もうアタシ達以外お客さんもいないし、少しくらいいいでしょ? このままだと凛と卯月が大変なんだしさ!」
李衣菜「そうなんだ……なにがあったの?」
6: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:17:45.39 ID:uHI7B9yT0
美嘉の衝撃の一言で混乱しかかっていた李衣菜であったが、それまでの落ち込んでいた凛の姿や、今日時折見かけた
卯月の無理をしているような表情の謎が解けたこともあって、すぐに真剣な表情に戻ると、今自分が凛に
聞くべきことを口にした。
7: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:20:46.36 ID:uHI7B9yT0
凛「み……か……?」
美嘉「なにがあったにしても、アタシ達はそれを笑わないし、絶対に凛達の助けになるから。ね、李衣菜ちゃん」
8: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:22:27.16 ID:uHI7B9yT0
李衣菜「せっかくいい雰囲気だったのに、その雰囲気を作ってくれた相手がスマホで調べ物し始めたらそりゃ流石に……」
美嘉「そんな風にさせた原因が自分かもしれないってなったら尚更ね。卯月、凛に謝ったんじゃない?」
9: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:24:12.66 ID:uHI7B9yT0
美嘉「そうそう。だから今凛がすることは、卯月を信じることと、リベンジのための準備ってとこかな!」
凛「準備って……なんの?」
10: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:25:18.28 ID:uHI7B9yT0
凛「もちろん、もう一回。卯月が許してくれるなら、今度はちゃんと最後まで、卯月を気持ちよくしてあげたい……!」
美嘉「ふふっ、だと思った★ なら今からちょっとでもやれることをやって、次に備えないとね! 李衣菜ちゃんも手伝ってくれる?」
11: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:26:33.03 ID:uHI7B9yT0
――それからさらに二週間後。
凛(もし、卯月がもう一度私とエッチをしたいって思ってくれたのなら……)
12: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:27:56.74 ID:uHI7B9yT0
凛(っ……だめ、見直してる暇はない……大丈夫。美嘉達にあんなに助けて貰ったんだから、大丈夫……!)
心の中で自分を勇気づけた凛は、卯月が部屋に入ってくる直前、普段部屋で過ごしている通りの行動をしていた
素振りを急いで取り繕うと、部屋に入ってきた愛しい相手を出迎えた。
13: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:29:01.42 ID:uHI7B9yT0
卯月「ひどい!? これでも凛ちゃんよりお姉ちゃんなんですよ? ちゃんとわかりま……あ……」
凛「卯月、どうしたの? ……あ」
14: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:29:56.05 ID:uHI7B9yT0
卯月(凛ちゃんも……)
凛「今日、卯月がここに泊まりに来てくれたってことは、前回のことを許してくれるってことでいいんだよね」
15: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:31:09.99 ID:uHI7B9yT0
凛「……ちゅ……っ……」
卯月「ひゃ……ん……」
16: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:32:35.34 ID:uHI7B9yT0
凛「……ちゅ……んっ……」
反射的に刺激から逃れようとする卯月の体を、左手で背中を撫でるようにしながら留めさせつつ、凛は右手で
胸へ優しい刺激を加え続けていく。
17: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:33:43.14 ID:uHI7B9yT0
卯月「む、むね……んぅ……も、もっと……」
触れるか触れないかの距離で動く指が、触れてもらえると思った手のひらが、乳首以外に刺激を与える度、
卯月の体には満たされなさが募っていく。
18: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:36:04.55 ID:uHI7B9yT0
凛「卯月、胸を隠そうとしちゃだめ。顔も上げて、ほら」
卯月「だ、だって……こ、こんな、感じ、はじめ――んぅ!? ちゅっ……んっ……ふっ……!」
19: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:39:28.42 ID:uHI7B9yT0
このままでは卯月の体に刺激を与えるつもりが、自分のほうが呑まれてしまいそうだと判断した凛は、必死の思いで
卯月の口から自分の口を離し、胸への愛撫へと集中しようとする。けれども、互いの口が離れる瞬間の
切なそうな表情が、離れていく舌に絡み合う透明な糸が、もう卯月が上半身だけの愛撫では物足りないと訴えていた。
20: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:41:11.64 ID:uHI7B9yT0
もう二度と痛みで泣いてしまう卯月など見たくない凛は、その思いで冷静さを取り戻すと、卯月の胸に舌を這わし、
そこから胸の谷間から下ってお腹の辺りまでに新しい刺激を与えながら、改めて卯月の状態を確認していく。
卯月「ん……ひゃ……あっ……やぁ……はぁ、んっ……!」
21: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:42:13.68 ID:uHI7B9yT0
前回はなにもかもが初めての卯月の中に、強引に指を入れようとしたことで痛みを与えてしまったのなら、
今回はそんな無理をせず、外側から与えられる刺激だけで卯月を気持ちよくさせよう。
そういった考えを感じる指の動きであり、実際に凛はそのつもりで真剣に卯月を愛撫している。
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