千歌｢脱獄｣-SS速報R

千歌｢脱獄｣

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2:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 22:51:25.81 ID:cd2QGwmA0
千歌｢出来た…完成だ…｣

千歌（薄暗い『研究室』の中、天井の穴から差し込む日光を受け、黒々と輝くそれを、私は１人で眺めている。）

以下略 AAS

3:名無しNIPPER[sage saga]
2018/03/04(日) 22:52:15.75 ID:cd2QGwmA0
ｷｨｨ…

警官｢今日からここがお前の『籠』だ｣

以下略 AAS

4:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 22:53:36.31 ID:cd2QGwmA0
鞠莉｢…自己紹介がまだだったわね、私は小原鞠莉。貴方は？｣

千歌｢…千歌。｣

以下略 AAS

5:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 22:55:54.24 ID:cd2QGwmA0
千歌｢…私達も、いつか死ぬのかな｣

以下略 AAS

6:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 22:56:36.83 ID:cd2QGwmA0
ｶﾞﾝｶﾞﾝ!!

警官｢入るぞ｣

以下略 AAS

7:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 22:58:16.63 ID:cd2QGwmA0
千歌（私は鳥籠で出される食事の美味しさに驚いた。処刑を控えた容疑者達に対するそれとは思えないほどの厚遇だと思ったから。）

鞠莉｢まぁ、食事くらいしか楽しみが無いものねぇ。あとは…逃げ出さないようにしてるのかも｣

以下略 AAS

8:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 23:00:12.81 ID:cd2QGwmA0
千歌（籠の中で、ただ死を待つ生活。）

千歌（その幕開けは、今思うと不気味なほど、希望に満ちていたように感じる。）

以下略 AAS

9:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 23:00:48.61 ID:cd2QGwmA0
千歌｢じゃあ、えっと…普段は何して過ごしてるの？｣

鞠莉｢そうねぇ…本を読んだり、外を眺めたり…かしら｣

以下略 AAS

10:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 23:01:48.88 ID:cd2QGwmA0
鞠莉｢ふぁ…｣

以下略 AAS

11:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 23:03:50.20 ID:cd2QGwmA0
千歌｢あぅ…ごめんなふぁい｣

鞠莉｢私お布団敷いとくから、ゆっくりしてきて｣

以下略 AAS

12:名無しNIPPER[saga sage]
2018/03/04(日) 23:04:55.49 ID:cd2QGwmA0
千歌（でも…私は怖かった。偽りに甘んじて、この事態の異常さを無意識に受け入れるようになることが。）

千歌（…鞠莉ちゃんはどうだったんだろう。）

以下略 AAS

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