【ゆるゆり】あかり「ちなつちゃん、どうしたの?」
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6:165106[saga]
2018/04/02(月) 22:17:52.77 ID:tfXz5sKF0
「来たよ〜」
部室に入ると、やはりと言うべきか結衣と京子が"部活動"を楽しんでいた。
「おう、遅かったな」
7:165106[saga]
2018/04/02(月) 22:32:32.57 ID:tfXz5sKF0
「京子ちゃん…」
あかりは、京子の顔を覗きこんだ。
8:165106[saga]
2018/04/02(月) 22:45:11.37 ID:tfXz5sKF0
「ぎゃぁぁぁ!!」
「ちなつちゃん!?」
突然、ちなつが悲鳴をあげた。
9:165106[saga]
2018/04/03(火) 06:25:29.80 ID:MV3v5yFz0
「うぐっ…」
「お前、何てことしてんだ!!」
ぶたれてぼうっとしている京子に、結衣が物凄い剣幕で怒鳴る。
10:165106 ◆YHsW8CyiHE[saga]
2018/04/03(火) 06:55:24.59 ID:MV3v5yFz0
↑トリ付けました
「駄目だ…反応が無い」
結衣がちなつの冷たくなってきた頬をペチペチと叩くが、ちなつはひと言も発しない。
11:165106 ◆YHsW8CyiHE[saga]
2018/04/03(火) 07:06:42.00 ID:MV3v5yFz0
足音が止まり、表の扉が景気のいい音をたてて開く。
「としのーきょーこー!!」
「お邪魔しま〜す」
12:165106 ◆YHsW8CyiHE[saga]
2018/04/03(火) 07:37:16.65 ID:MV3v5yFz0
京子は俯いたままだ。
「いや、もう一緒に帰るよ」
結衣がちらっと京子の方を見て言った。
13:165106 ◆YHsW8CyiHE[saga]
2018/04/03(火) 07:52:24.43 ID:MV3v5yFz0
「で、ここからどうするか」
結衣が座り直して言った。
「自首…?」
14:165106 ◆YHsW8CyiHE[saga]
2018/04/03(火) 08:47:51.10 ID:F5T4g+/oO
しかし、あかりの心が揺れていることもまた事実であった。
(どうしよう…)
自首するか、しないか。あかりの心の天秤は、揺れ動く。
15:名無しNIPPER[sage]
2018/04/03(火) 11:07:40.37 ID:XjN1uN9QO
いきなりしゅじんこうがいなくなった!
16:165106 ◆YHsW8CyiHE[saga]
2018/04/03(火) 18:38:30.14 ID:MV3v5yFz0
結衣が口を閉じると、部室に沈黙が訪れた。
卓袱台の上で、どす黒い狂気と保身欲がゆっくりと渦巻く。
突然、押し入れからガタっと音がした。
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