46:名無しNIPPER[saga]
2019/01/16(水) 02:28:41.21 ID:AQjaemd70
P「そっか。みんな須五井プロ劇場の件を気にして…」
春香「…それは当然ですよ。みんなの大切な劇場のピンチに、何もしないわけにはいきませんから」
律子「まあ私の分析によると、このピンチは近いうちに解消されるはずですけどね」
春香「えっ、どうしてですか?」
律子「考えてもみて春香。須五井プロは少数精鋭がモットーの事務所。劇場に登壇するアイドルも既に売れっ子の10人のみ――みんな多忙な日々を過ごしているはず」
律子「そんな彼女たちが果たして、そう頻繁に集まって定期公演を行い続けることができるかしら?」
春香「――あっ、そっか!」
P「律子の言うとおりだよ。普通アイドル劇場っていう形態は多人数で回すもの……だけど須五井の方針なら練習生に正規タレントと同じ舞台を踏ませることは絶対ない」
P「私の見立てではあの劇場はそのうち、アイドル以外の舞台やライブにも使われる多目的ホールにリニューアルされるんじゃないかな」
春香「ちょっと待ってください。じゃあPさんはそれをわかっていて私たちに須五井プロ劇場のことを黙っていたんですか?」
P「ええ。ライバルとしては端から眼中になかったけど、相手は大手だし大々的な宣伝をするからその喧騒にみんなを置きたくなかったの」
P「私と因縁のある事務所でもあるし、それがバレた場合気にする子はとことん気にするだろうから」
律子「まあさすがの桃子もP殿が須五井プロの練習生だったってところまでは見抜けなかったみたいですけど」
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