【安価・コンマ】八幡「自慰のオカズがわかるボタン?」
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6:地の文注意
2019/05/06(月) 01:25:08.56 ID:xIu6xOrA0
──グチリと、なにかを捻込む音がする

幼さを残しながらも人を惑わす妖艶さを持った女。それがいかにもいとおしそうに口へと丸いものを押し込む音だ。

頬を赤く染め、口内で舌を動かす様は娼婦を思わせ──しかし漂う血肉の臭いがそうではないと雄弁に語っていた。

「ふふっ。お兄ちゃんの眼って腐ってたから不味いのかもって思ってたんだけど美味しい……お兄ちゃんの味が染み付いてて……」

「ぐ……こ、小町……」

女は縛られた隻眼の男の耳元で囁く様に、しかし咀嚼の音を響かせるように語りかける

「こんなに美味しいモノを独り占めするなんてバチが当たりそうだし……そうだ!」

女は心底名案だと言う風に笑顔を浮かべ手を叩いた

「お兄ちゃんにも分けてあげる!」

「……っ!」

その声は、その言葉は、鈍くも敏感な男に感じられるほど愛と狂気に満ちていて……その先に起こる事を容易に想像させた。
男は出来る限りその未来を遠ざけようと口を固くつぐむ。

その姿を見て、女は堪えきれないと言う風に微かに笑い声を洩らす

「ふーん……お兄ちゃんそんなことするんだ……」

声色だけは不機嫌そうに、しかし口と目は裂けたように細めながら男の正面へと回り込み──

──勢いよく男の目の抜けた空洞に口付けると口の中身を吐き出した

「──ギっ、がぁぁあ゛ぁ゛ああ゛ぁ゛!?」

「くひっ、あはははははは!」

絶叫。
女はそんな男を見て哄笑し、目の空洞に指を突っ込むと血をかき出し、股へと運ぶ。

「お兄ちゃんっ! 好きっ! 悩んでる姿も苦しんでる姿もぜーんぶすき! だからこれから一生分小町にみせてっ!」

グチャグチャと、女は血と粘液の混じったモノを男の太ももへ股ごと擦り付けた

「ぎ……あ……」

「あっ、あっ、い、イクっ! お兄ちゃん! お兄ちゃん!」

赤とも白ともとれる液体が周囲に飛び散った
男は既に苦悶の声を漏らす事しかできず、それを知ってか知らずか女は満足そうに微笑むのだった


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