2: ◆3jMo9iZPSE[sage saga]
2019/09/19(木) 22:31:41.14 ID:RSNyvt7K0
目を開くと、見覚えのあるようなないような天井があたしを見下ろしていた。
体を起こし、辺りを見回す。あたしの寝ているベッドがひとつと、小さな机がひとつ、それに化粧台が目に映る。
簡素で清潔な、少し気の利いたビジネスホテルのシングルルームみたいな部屋だ。
さて、ここはどこだろう?
靄のかかったような頭を働かせて、懸命に記憶をたぐる。
あたしは今日、事務所でお仕事の打ち合わせをした。打ち合わせのあとはレッスンがあった。それから、どうしたっけ? たしかそのあとは、予定は入っていなかったはずだ。
少し考えて思い出す。レッスンを終えて、シャワーを浴びて、着替えを済ませて、さて帰ろうかいと思ったところで、あたしは突然すさまじい眠気に襲われた。それは、床でもなんでもいいから、一瞬でも早く横たわって意識を手放したいと思うような強烈な眠気で、あたしは歩いて五分とかからない寮の自室に帰ることも諦めて、事務所で休んでいくことにしたのだった。
すると、ここは事務所の仮眠室だ。
窓に目を向けると、日は暮れかけていた。レッスンを終えたのはお昼過ぎかそこらだったから、ざっと四時間以上は寝ていたことになる。
仮眠室で爆睡してんじゃないよ、と自分に呆れ返りながらベッドを降りようとして、ふと違和感を覚える。
『そこ』に手を当ててみる。違和感は更に増した。ショートパンツの前を開けて、下着を引っ張り、中をのぞき込んでみる。
「ちんこやん」
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