3:名無しNIPPER[saga]
2019/11/19(火) 00:15:01.33 ID:PnGLVPMc0
B「?」
A「はぁ? ってなって、そんで慌ててゴミ箱漁ってさっきの紙くず見つけるわけ。メモ用紙なワケ」
B「……!」
A「んで開いたらさ。放課後、ふたりでポテト食べいこーって書いてんの。そんで奢らされンの。ニコニコしてんの」
B「…………ぉぅふ」
C「いい」
A「いい」
B「……凛は?」
A「乗り気じゃん」
C「動機の言語化か……あまり好きじゃないしな。しかし案外……いや やはりというべきか 自分を掴むカギはそこにあるか」
B「何者だよ」
C「しぶりんは空気感だな」
A「むつかしーこと言うねー」
B「空気?」
C「決して主張しないけれど、絶えずそこにあるというかいるというか、自然体で傍にあるというか」
A「あー、加蓮とは逆かもな」
C「学校じゃベタベタしない、一見ドライ……だがしかし、実はいつも助けられてるというか、よく見れば付かず離れずの位置をキープしてるというか」
A「悟ってんね」
C「帰りに、俺が30分くらい教室出るの遅くなっても、普通に校門で待ってる。別に約束もしてないのに」
B「な、なんつーか…夫婦感?」
A「たまにはいいこというじゃん」
B「たまにってなんだよ」
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