過去ログ - とんでもない彼女は強盗
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9:名無しのパー速民
2008/04/16(水) 05:02:09.01 ID:uFfIaCso
64 名前:1[] 投稿日:2008/04/15(火) 10:24:59.85 ID:8ChvwtkW0
でもその子供っぽい服装に安心したのも事実だ。
普通の子なんだ。
そしてこういうカッコしていれば普通に中学生として十分可愛い。
俺は声を掛けた。
「久しぶりやな!」
華は少し気まづいのか恥ずかしいのか目を合わせずに
「ぅん・・・」と答えた。
俺は「飯食った?」と聞いてみた。
華は「食べてへん・・・」と答えた。
「飯食べようか?」しかし華は
「え〜〜!!早くUSJ入りたい!!遊んでから食べよ!!なっ?なっ?」
と急かしてきた。
本当に妹ができたみたいで可愛かった。
「OK!んじゃ行こうかぁ〜」
そういって入場ゲートに歩いて行った。

66 名前:1[] 投稿日:2008/04/15(火) 10:32:15.34 ID:8ChvwtkW0
入場券は当然俺が買った。
本来なら華が俺に対するお詫びのはずだったが中学生だし良い。
華は「ぁりがとぉ〜。めっちゃドキドキすんな〜。ジュラシックパーク行こなっ♪」
などとはしゃいでいる。
なんかそれでいいような気がした。

久しぶりのUSJは客が少なかった。
昔来たときはもっと活気があったような気がしたが・・・。
「ET」「バックトゥザフューチャー」「バックドラフト」
そして華待望の「ジュラシックパーク」「ジョーズ」
全て華はリアルタイムで観ていないんだろなぁ〜。
と考えながら俺ははしゃぐ華を眺めていた。

このUSJで初めて「はな」の字を教えてもらった。
「華」という名前は気の強い彼女にピッタリの名前だと思った。

67 名前:1[] 投稿日:2008/04/15(火) 10:36:44.80 ID:8ChvwtkW0
華はまるで子供のように喜んだ。
観ているこっちまでなんだか幸せになる。

なんか分からない「角みたいなのが生えたカチューシャ」を欲しそうにしていた。
買ってあげると喜んでつけていた。
ウッディーウッドペッカーの気ぐるみを発見すると
走って行き嬉しそうに抱きついていた。
やっぱりまだ子供なんだな。

しかし・・・
そんな可愛い女では無かったのだ!華は・・・。
1ヶ月半前、俺を鉄パイプで殴打し、強盗を企てた本性は
いま静かに眠っているだけだった・・・。



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