過去ログ - 【君だけを愛し続けてゆく事】 能力者スレ 【選んだから】
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23:名無しのパー速民[sage]
2011/09/17(土) 23:53:33.46 ID:8TVCv0+Mo
>>19
【きっと、目の前の少女が体験した事は】
【自分なんかとは、到底比べられない程の、絶望で】
【先に体験した絶望≠ニは、レベルが違うだろうということは、オルカにも解る】
【でも、だからと言って、振り上げた拳を止める理由はない】
【そうだからこそ、少女の本心≠聞けた時、笑んだのだった】

止めてやるよ…この場に居る全員で。
罪の最後は死ぬ事じゃねえ…生きて、償う事だから。
――換金≠セ、《The Golden Goose》ッ!

【左手に握っていた鉄槌が、甲高い音と共に、二枚の金貨に変われば】
【ポケットから取り出した三枚の金貨を、右手に持ち】
【金色の鵞鳥が、オルカの上空へ――】

がッ――――アアアアアアアアアアアアアッ!!

【来る、少女の絶望を体現した様な、一撃】
【心を引き裂く攻撃=\―それはきっと、個々人で違う痛み≠受けるもの】
【痛い――けれど屈しない――痛む――絶対に倒れない――叫ぶ――それがどうした】
【自らを鼓舞する為に、まだ立てることを示す為に】
【オルカは、右足で思い切り地面を叩く】

《保身に走る者の――重鎧》ッ!

【五枚の金貨を、バングルに投入】
【瞬間、オルカを包む、銀色の全身甲冑】
【何処からか飛び出して来た金貨が、更に一枚、鎧へ吸い込まれれば】
【オルカは、爆発的な力を持ってして、魔王の前に立ちふさがる筈だ】
【仲間を、後方の仲間達を、眼前の少女を止めるべき存在を、届かせる為に――】


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