過去ログ - 【君だけを愛し続けてゆく事】 能力者スレ 【選んだから】
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27:名無しのパー速民[saga !red_res]
2011/09/18(日) 00:21:07.36 ID:8qPNMK9wo
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【銀の騎士が、己の前に立ちふさがる】
【理解した。自分が、こうなってしまったのは、きっと】
【絶望に抗えなくて、そして、その絶望に身を任せてしまったからだって】
【涙があふれる。やっと、己の悪夢が終わるのだと、己はようやく、理解できたから、だから】

‥‥‥‥あ‥‥っ。

【そして、己の翼を真正面から受け止める者が居た】
【己の背負う絶望を、己の全ての怨嗟を、真っ向から受け止める無謀者が】
【願う。目の前の無謀者が、己の一撃を耐えぬくことを、タダ、祈り続けて】

――――う‥‥っぁ‥‥!

【一人の少女は、己の攻撃を耐えぬいた。鋼の如き、精神力で】
【皆が、己の絶望を乗り越えて。そこに立つ口径は――――、当然のものか】

【絶望からくる力より、希望から生まれる力のほうが、強くて当然なのだから――!】

【そして。突き抜けて――――迫る】
【蒼き線が、蒼き薔薇が、迫る、迫る、迫る!】

――――‥‥‥‥あ、ぁ。

【涙が、自然と溢れてきた。救いを求めるように、魔王は両の手を広げて】
【来る、貴方を受け入れるように。魔王は――――微笑んだ】


――――――ありがと‥‥う。


【べき、べきべきべきべきべき】
【空間が、引き裂かれるように。しかし優しく崩れていく】
【絶望の坩堝、谷山基樹、ガートルッド=エリッド、エリシア=エンハウンド、見滝原 涼香。そして、――――――エリス】
【彼らが彼らたる所以を生み出した、絶望の象徴、白い世界が、勇者たち≠ノよって砕かれていく】


【魔王が、地面に倒れこんでいき、ダメ押しの様に世界に大きな罅が入り、砕け散って】



‥‥‥‥‥‥‥‥。



【その直後、皆が立っていたのは。ピリオド本社、システムルーム】
【最初の、この物語の始まりとなった場所、全ての元凶の発端の場所】

【――そして、同じ部屋には、白衣のセーラー服少女と、金髪のセーラー服少女】
【道路標識を背負った眼鏡の少女と、そして。白髪の学ラン姿の少年が、立っていた】

「‥‥‥‥ありがとう」

【代表するように、青年が頭をみんなに下げた】
【後ろの3人も、同じように、頭を下げていて】

<あーっと、怪我してる人たちはウチの医療班がすぐ下に居るから、行くといいかな?
みんな、本当に――――ありがとう、ね。私たちの事情に、首を突っ込んでくれて>

【怪我がひどくて、すぐに治療したいものは医療班が治療をしてくれるだろう】
【こちらの誰かと話をしたいのなら、話せば答えてくれるはずであった】

【物語の幕は引かれて。今宵の演舞は幸福を以て終幕となされたのだった―――】

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