過去ログ - 【君だけを愛し続けてゆく事】 能力者スレ 【選んだから】
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8:名無しのパー速民[saga !red_res]
2011/09/17(土) 22:38:10.65 ID:4ETXyqxao
>>995
――――ッ‥ぐ‥ぁ‥‥‥痛いよ‥‥‥ッ!

【この少女、痛覚というものがよく理解出来ない】
【10年近く生身の肉体を奪われて生きてきたから、感覚というものが理解出来ない】
【だからこそ、痛みというものは未知の感覚であって、戸惑いが表情に浮かぶ】

【――しかし、少女の周囲からまたノイズが吹き上がり始める】
【徐々に周囲のノイズは濃くなっていき、また接近が難しい状態となるだろう】
>>996[ローズ]

――――なんだ‥‥‥よ、なんで‥‥‥ッ!
どうすればいいか、わかんないのよ‥‥――――ッ!
奪われることしか知らないのっ!奪うことしか、知らないのっ!
それしかしらないから、そうするしかないのッ!!

それでも、どうにかしたいなら、止めてみなさいよ――――――ッ!

【最後の言葉は、こう聞こえたかも知れない】
【どうにかしたいから、わたしを止めてください】
【と】
【そして、戻ってきた、霞。それの近くにアクセスする、ひとつの目のようなものがあった】

「‥‥やっとハックできたと思ったら驚きじゃねーか」

【聞き覚えのある声である。よく知る、白髪の少年のアートマンが、割りこむようにハッキングしてきた】
【一つのワイヤーフレームの眼球が、ぎょろり、とローズの方を向き、そして、また世界の修正を受けて消えていくが】
【一瞬、ちかり、と二人に向けて光が返されたのがわかるかも知れなかった。まあ、いわゆる応援というものだ】
>>997[ラグナロク]
――――ッ、ああああああああああああああああああッ!!

【迫る複数の幻影の剣が、少女に襲いかかり、右手の刃が其れを迎え撃つ】
【だが、大半を弾くことができたが、腹部に一本が突き刺さり、魔王は膝をついた】
【膨大勝つ強力な力はあっても、其れを扱う技術は未熟。それが、魔王の弱点であった】

>>999
――――ッ、ぐ‥ぅ。ぁ‥‥‥‥‥‥‥ッ!

【腹部に突き刺さった刃に気を取られた魔王は、迫るオルカの接近を許す結果となる】

‥‥‥‥それでも、それいがいを知らないの。
それいがいを、教えてもらわなかったの。それいがいを、奪われたの。

―――もう、わたしのちからじゃ、止まれないのッ!

【その目にあるのは、諦観か、絶望か】

>>1000
【血に塗れて。激痛の中で、しかし痛みを痛みと感じられず、違和感として処理しながら】
【魔王は、狂った泣き笑いを浮かべながら、口を開く】

―――わからないの、もう。
なにも、寂しくて、寂しくて。欲しかっただけなのに、空っぽのわたしをうめるものが、欲しかったのに。
なんで‥‥‥‥なんで、こうなったのよ‥‥‥‥、なんで、わたしは――――ッ!

【魔王は、満身創痍。しかし、窮鼠は猫を噛む。その言葉を忘れてはならない】
【ここからが、本当の正念場である。覚悟をしなければならないだろう】



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