過去ログ - 厨二的な能力やるからそれ使って乱舞(おど)れ
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17:【虚冥醒眼】@wiki[sagesaga]
2011/11/29(火) 00:56:43.08 ID:jIO/MGC20
>>16

「……無理に言おうとしなくて良いのよ?」

だからやめろと。

きょとんとする少女、しかし暴言を吐かれても1.25倍ぐらいにして返してしまう。「物凄く」が「もうヤバイほど」になるほど。
だから、カレーまんを口に含んでいて本当に良かったと言うか、何と言うか。
悲しみが回ると憎さが約13倍になると言うのは新事実だが、少女にそれは分からなかったようで。
噛み付くような視線をも華麗にスルーして(正確には何でそんな目をするんだろうと疑問に思って)。



「……ジェイルってそんな酷い所なの? ―――良かったわね、あなたそんな所に入れられるのよ」

男もジェイルの間違った本性を知らなかったらしく、彼女の言葉を聞くなり顔面蒼白。
これから始まる阿鼻叫喚、死屍累々の日々を想像し――――パタン。口から魂を吐き出し(注:イメージです)、気を失ってしまった。
最後に「……それは『きちく』だろ……」と突っ込んで。――――だがしかし彼はこれから以下略。


「いいじゃない、見るくらい」

明らかにその先を狙ってる少女は、容赦なく袋に手を掛け、袋の中を覗き見る。
中にあったのは――――彼女が先ほど食べていたのと同じ、カレーまん。

『…………カレーまんという、至高の逸品に御座いまする〜』

「……美味しそうね。……一個貰って良いかしら? 沢山あるみたいだし」

やっぱり、というか最早当たり前のように、そう彼女にお願いする少女。
お願いしてる感が全く見当たらないのは、やはり表情的に「お願いしている顔」では無いからか。
でも少女としてはちゃんとお願いしているのだから、表情が相手に与える印象は大きい。


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