過去ログ - 厨二的な能力やるからそれ使って乱舞(おど)れ
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19:【虚冥醒眼】@wiki[sagesaga]
2011/11/29(火) 01:21:00.24 ID:jIO/MGC20
>>18


「この調子じゃ、明日にはもう生きていないかもね。通り魔さん」

もう既に気絶した男にそう言葉を掛ける少女。
当然それは男に届かないが、もし届いていたならば、本日2回目の気絶を食うことになっただろう。
彼女の言葉は少女には届かず、「何か言ったかしら?」なんて聞き返したりしている。
いや、本当に閻魔大王が裸足ですっ飛ぶくらい毒があるのだろう、この少女。無いか。


『うぃ……一個でも二個でも 三……個はちょっと厳しいかなぁ〜』
『うん。 三個はなぁ〜 あれだね〜 ちょっと厳しいよね〜』


「そう? それじゃ、2個貰っていくわね。……ありがと」

彼女が自分の情けなさに泣きそうなのは、案の定少女に伝わらず。
まさに一方的。3個取って彼女を本格的に泣かせるよりはマシなのだろうが、もう、なんかひどい。
それを無意識にやっている少女はカレーまんを一口。「美味しいわね」と彼女に微笑みかけた。何のプラスにもならない。

そして少女は使える左手で携帯を取り出し、どこかに電話を掛けたかと思うと。

「―――……――――はい。そういうことなんで、お願いします」

と、どうやら投獄されたら即地獄絵図のジェイルに連絡をしたみたいである。


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