過去ログ - 【五月病】ここだけ世界の境界線★19【パンデミック】
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8:おんも[saga]
2017/05/14(日) 23:19:44.94 ID:GEtCiQ6T0
>>3
「我々の生きる糧を得る為だ、これを止められては我々は全て稼働を停止する他にない」

ニアとアユルの純マウスィム産、そしてアラズ等の一世代間クローン
彼女等の生命の維持に必要な、異能宝石のメンテナンス剤
それがマウスィム研究所にはあるのだ、そして彼女等はそれを頼りに生きている
その点に対してのアユルの説明は的確であり、冷静だ
彼女は『ニア』化してはいるもののその『ニア』は他の『ニア』とは多少異なる

>>4
「それならばいいんだがな……」
「ともあれ、ご助力に感謝するよ、遠い確実なる血縁の姉妹よ」

窶れた苦笑、心労からであろう
遠い系譜ではあるがしかし、脈々と繋がれる不思議かつ不可視のエニシを確認する様に頷く
それは越境の女神の与えるモノとも異なる色を持ち、どこか確信めいてアユルが持ち得るモノだ

>>5
「さっき(↑)の通り」
「我々の生命の維持に必要な剤だ」
「……こう見えて、ナイーブな体なんだよ」

冗談めかしているつもりだが言葉の端々は重い
因みに半人(タェンティース)は試験型かつ半機という事でそれを必要としないらしい


>>3-5
『あぁ、くそっ……』
『ふぁっく、マジでふぁっく……、最悪だ……』

悪態を吐くアラズ、月銀のガントレットに覆われた左腕を真っ直ぐに構えれば呼応し胎動する触腕
されど鋭く襲い掛かるそれらの全ては、対峙する小山の様な巨漢を相手に弾かれ逸らされ、殴り爆ぜさせられて朽ちる

『……なんで都合良くジャミングだけ生きてんだ、なんでテメーがいるんだ、なんで私がこんな目に合ってんだ』
『くそ、くそっ……!』

かつてであればとうに、踵を返して遁走していたであろう
それが叶わないのは、己の背後に倒れるニアと、それとアラズァヘッドの仲間達の存在に起因した

『……だぁぁ、もう!』
『起きろよテメーらっ! いつまで寝てんだ!』

相対する相手、オンモ・オンセと彼女ら触腕操作系(メイカータイプ)の異能の相性は極悪である
現にオンモは、ニアと2人のアラズァヘッドを倒し、そして今尚アラズを相手にしているのだがほぼ無傷であった
余裕すら綽々と、顔を、そうと知らねば笑みとは解せぬ表情に歪めて徐々に彼我の距離を詰める
一同が辿り着いたのはそんな鉄火場であった、間も無く残酷な修羅が起きる
それを直前で止めるか、止めぬのか
か細い生体兵器達の運命の鍵を握るモノ達が、今立ち入る

→両腕のみを新型のボーダーブレイカー装甲で覆ったオンモを相手にアラズが応戦、彼女の背後には意識を失ったニア達
 このままでは敗戦濃厚、死亡確定、救助すべきか!?
 尚、一同は一見すれば機先を制する形となっている!


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