過去ログ - 【五月病】ここだけ世界の境界線★19【パンデミック】
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996:おんも[saga]
2017/08/02(水) 22:43:34.31 ID:hB/rT8xb0
>>994-995
【……フラグだぁ? ハッ、馬鹿言ってんじゃねぇよ、楽勝だ楽勝】

ソーマタージの不安に対し、アラズはとっても楽観的に応えた

そんでもって?

「「「……グワワワーッ!!!」」」

ソーマタージの斬撃を防ぐ事が叶う兵は皆無!
次々に血飛沫が咲き乱れ、武器を奪い暴れる黒悪魔!
逃げ腰になりつつも応戦すべく奮起した兵達、それを嘲笑う様なキラキラエフェクトマジカルアタック!
スプロールにも魔法は有り触れてはいる、しかし全ての人間がそれに対して知識を持つかといえば別だ!
既に阿鼻叫喚、陽動の効果は抜群だ、多くの雑多な兵達は群れて出て来ては越境者達の前に倒れて行くばかり
時間的に見れば間も無く、ビルの爆破が始まるであろう

呆気ない仕事だ、実に呆気ない

……そこにそれはやって来た

『……失礼致します……貴方は、貴方方は、この世界の方ではありませんね?』

雑兵の放ったロケット弾があらぬ方向へと飛び、炸裂
爆風がそれの銀糸の短髪を靡かせた

『結構、結構……』

頷く彼女……若い、線の細い女だ……はスプロールの出で立ちではない
浅葱色をベースにしたチュニック、黄土色の外套……そして腰に帯びた一振りの西洋剣
ファンタジー世界の冒険者といったところであろうか

『……それと……貴方方……剣は、使えますね……』
『嗚呼……これで、また……ユノ、あなたの仇を討てる……』

夏の空を宿す瞳を薄っすらと細め、直後片腕をスプロールの薄汚れた曇天に向ける
バチバチと閃光、空中にてカタチを成した2振りの雷の剣がそれぞれソーマタージとプリシラに向けて猛然と迫った!
大気を焦熱させる程の超高温の魔法雷撃剣、直撃したとすれば命運など知れているであろう!


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