過去ログ - 【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★23【光線銃】
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イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555
[saga]
2018/03/16(金) 23:23:38.45 ID:dEtZKBYJo
【全員対象】
「あとは、まあ」
常通りの無表情で、改めてグルリと周囲を見やる。
そこには越境者達…だけではなく、何やら別の冒険者パーティーやら何やらがくっついていた。
【そう、この一行。何時の間にやら、のべ40人を越すそこそこな規模となっているのだ!】
解説しよう!何処にでも目聡い連中やらダイスの目が良かった(あるいは特別不運)な者共というのはいるもので、
功名のため、あるいは国に取り立ててもらうため、あるいは別の目的のため、etcetcで、
目的地を目指すうちに、合流が続いていくうちに人数が集まったという経緯である。
【集まっているメンツは玉石混合そのもので、弾除けにしかならなそうなのから、戦力に数えてもよさそうなのまで様々だ】
越境者の戦力をざっくり10と過程した場合、
「あんたらだけに名をあげさせるのはね」
冒険者パーティーA(5〜6)※一流といっていい。越境者は戦力としてかなり破格なケースも多いのだ。
「こっちなら楽できそうだったからさ。俺たちは英雄になるんだ」
年わかい冒険者パーティーB(2〜3)男女率が偏ったハーレムっぽい構成。自己実力の把握が出来ていない。ほっとくと十中八九死ぬ。
【と、このような冒険者パーティーが合流していたり、】
「同盟国の窮状です。微力をつくしましょう」
聖騎士(7〜8) 隣国からのエージェントのようだ。戦力としてはかなり期待できる。
「………」
薄く加工された鋼鉄鎧姿という味も素っ気もない遍歴騎士を名乗る(10〜)ような、どう見てもどっかの回し者みたいなのまで混じっている。
「雑多に過ぎる上に統制なぞとれん。合わせて突っ込んで衝力に使うくらいだな」
と、まあ、意図せず大所帯になったが、戦場を掻き分けてオーガと接触する衝撃力の代わりにするにはありがたくもあるといった状況だった。
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