JASRACのJ-WIDで検索すると、「ロシア民謡」と検出されますが、 実際には20世紀の初め(1917年ごろ)に作られた、比較的新しい歌なので、 民謡という言葉は不適切です。 作詞と作曲は、それぞれ コンスタンチン・ニコラーエヴィチ・ポドリェーフスキー(Константин Николаевич Подревский、?〜1942)と、 ロシアの作曲家ボリース・イヴァーノヴィチ・フォミーン〔※1〕(Борис Иванович Фомин、1900〜48)によるものです。
1969年に、ジーン・ラスキンによって英語の歌詞と編曲が施され、「Those Were the Days」のタイトルで、ポール・マッカートニーのプロデュースによる、 メアリー・ホプキンの歌唱でリリースされました。 世界的なヒットを博し、日本では『悲しき天使』の邦題でおなじみです。