小説を書きたい

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1 ：以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]：2012/03/15(木) 16:40:36.95 ID:/8oBBvWco

時は平成、日本国
このお話しはもしも…という話であるが
武士の魂が今もなお息づいていたら、そんな物語です。

2 ：スカイメンソール ◆MorPhoC88A [sage]：2012/03/17(土) 16:48:50.26 ID:UL7z2Mkko

午前二時。夜空を照らす満月が黄金の世界を照らしつける。
身体を吹き抜ける一陣の風が辺り一面のススキ野原を揺らした。
いくほどの刻が流れたのだろう？
流石に不安にはなるものの、待ち合わせの時間より一時間早く来たのは自分だ。
一面のススキ野原に存在する自分が、まるで世界に一人きりかのような孤独を感じさせる。
待ち合わせの時間は本当に合っているのだろうか？ 不意に浮かんだ疑問。
それを確かめるべく、キモノの袖にしまってあった四つ折りのA4用紙とケータイ電話を取り出した。
私は四つ折りにされた紙を手早く広げると、中に書いてある文字を見た。
「果タシ状
明日午前二時、ススキ野原ニテ果タシ合イヲサレタシ。」
ふむ、時間は合っているようだ。そしてケータイを開く。メールも着信も来てはいない。
時計はAM2:08を示していた。ススキ野原は広い。
待ち合わせ場所を細かに決めなければ一晩出会えない事も珍しくない。
しかし果たし状にはそれが指定されていないのだから仕方がない。
状とケータイを袖にしまうと、腰につけた脇差しの模擬刀を引き抜いてみた。
模擬刀はステンレス製で錆にくく、そして鉄よりも軽くて持ち運びしやすい。
しかし模擬刀とはいえ、勢いよく振り回せば人を傷つける事は容易いだろう。
人はそれほどまでに脆い存在なのだ。
月の光を反射して黄金に輝く模擬刀をひとしきり眺めると、また鞘に収めた。
「遅い…」

3 ：スカイメンソール ◆MorPhoC88A ：2012/03/17(土) 16:55:41.51 ID:UL7z2Mkko

つい口から愚痴が漏れてしまう。
私はせっかちな性格なのかもしれない。
それゆえに、待つことは得意ではないのだ。
それなのに一時間も早くから来ているのだから、私には限界が近かった。

それでも私は待つ。
私には待つ事以外許されていないのだ。
相手が本当に来るのか？
そんな事はどうだっていい。
ただ、待ち続ける。
これからも私は待ち続けるだろう。
私の中に確かに在る、武士の精神に誓って。




〜Fin〜



飽きたbyスカイメンソール

4 ：以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]：2012/03/17(土) 18:28:45.52 ID:R6jJJ/i/o

飽きるの早いよwww

5 ：スカイメンソール ◆MorPhoC88A [_saga]：2012/03/17(土) 18:42:11.36 ID:UL7z2Mkko

まぁ、そもそも俺が立てたスレじゃないしな

6 ：以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]：2012/03/18(日) 01:42:50.96 ID:K11ntTXYo

>>５
スレ立てたの自分だけど>>４みたいな事書いてごめん

7 ：スカイメンソール ◆MorPhoC88A [sage_saga]：2012/03/18(日) 02:09:08.89 ID:sViQFEl7o

そうか、なら何故書かないんだ…
俺より飽きるの早いじゃないか…

8 ：以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]：2012/03/19(月) 16:23:58.31 ID:1DYZZ7n+o

あの時僕、村山斬は恋という物に気が付いていたんだ