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ジュン「水銀燈を可愛がりたい」 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 10:20:12.06 ID:4F0h3fc0
 いつものように水銀燈が桜田家を訪れてローゼンバトル
 水銀燈が真紅に向かってやいやい言っているのを眺めていると、何だか水銀燈の腋が舐めたくなった
 もう辛抱堪らなくなり、真紅より早く繰り出し、水銀燈を無理やり押し倒し、がっぱり腋にむしゃぶりついた
 無味無臭だった
 いつも強気な水銀燈でも、その時ばかりは少女らしい悲鳴を上げた
 殴られた頬と、真紅たちからの白い目が痛い

VIP+でやってたんだけどスレストされたからここでやる
大分書き溜めあるけど、それだけじゃあれだから書き溜めを投下しつつ
ちょこちょこ新しいの書いてく
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【怪獣8号】ミナ「日比野カフカ今日は奢りだ!好きなだけ食え!」 @ 2025/08/02(土) 00:14:58.07 ID:l6LpFqfaO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1754061298/

すいか 67.1 立ててみるテスト @ 2025/08/01(金) 14:24:40.59 ID:GCnrlbTY0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1754025880/

もう8月ですね... @ 2025/08/01(金) 06:51:37.98 ID:tUwLog300
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753998697/

【デレマス】橘ありす「花にかける呪い」 @ 2025/07/31(木) 00:03:20.38 ID:DoK8Vme/0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753887799/

【学マス】広「笑って」 @ 2025/07/30(水) 20:41:14.60 ID:VXbP41xf0
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パンサラッサ「安価とコンマで伝説の超海洋を目指すぞぉ!!」 @ 2025/07/29(火) 21:13:39.04 ID:guetNOR20
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落花生アンチスレ @ 2025/07/29(火) 09:14:59.83 ID:pn6APdZEO
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ライナー「何で俺だけ・・・」 @ 2025/07/28(月) 23:19:56.58 ID:euCXqZsgO
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2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 10:22:02.92 ID:4F0h3fc0
 先日のことがあり、水銀燈は僕を警戒するようになった
 さすがに悪いことをしたので、今日は大人しくローゼンバトルを見届けることにする
 しかし水銀燈は真紅に前口上をまくし立てながらも、ちらちらと僕を気にする
 少し動いてみると、びくりと肩を震わせて後じさる
 運の悪いことにそのまま尻餅をついた
 何だか倒れてしまった水銀燈を見るとまた理性のスイッチがオフになって、
 気づけば僕はまた水銀燈の腋にむしゃぶりついていた
 頬を黒い羽が貫通した
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 10:23:21.82 ID:4F0h3fc0
 真紅たちが幾ら水銀燈が相手でも、あれは酷いと言ってきた
 それもそうだと思ったので、お詫びをしてやることにする
 いつものように水銀燈は真紅のローザミスティカ狙って桜田家に訪れる
 水銀燈は僕を警戒してご自慢の羽を羽ばたかせて空を飛んでいた
 事前に雛イチゴを買収(うにゅー)しておいてよかった
 雛イチゴがツタを伸ばして水銀燈を引きずりおろしたところで、
 僕は服を脱ぎ捨て、水銀燈の顔に腋を押し付けた
 酷くこしょばいが我慢する。こら、暴れるな。これは君へのお詫びなのだから。いいぞ雛苺、そのまま拘束してろ
 五分ほどたってからようやく離れて、息も絶え絶えな水銀燈に「どんな味だった」と聞いたら体中に羽が刺さった
 悪くない痛みだった
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 10:24:59.65 ID:4F0h3fc0
 薔薇乙女たちにお前は阿呆なのかと罵倒されまくった
「僕は阿呆じゃないが、変態かもしれない」
 と言ったらぼこぼこにされた挙句、二度とアリスゲームの邪魔はするなと言われた
 そんなのは絶対嫌だったので、「じゃあ僕も薔薇乙女になる! それならアリスゲームに参加できるだろ!」
 と叫び、自作の少女趣味満載なふりふりドレスを押入れから引っ張り出し、
 真紅たちの目の前でそれを着込んでくるくると踊り狂いながら、
「ほらぁ! ほらぁ! これで僕も薔薇乙女でしょう! とっても可愛いでしょう! ねっ!? ねっ!?」
 とのたうちまわったらもう二度と誰も口をきいてくれなくなった
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:22:41.70 ID:4F0h3fc0
 今日も今日とて水銀燈は真紅にアリスゲームを挑みにやってくる
 僕もアリスゲームに参加すべく、さっそくふりふりドレスを装備した
 ついでに通販で勝った魔女っ子的スティックも装備し、いざアリスゲーム
 てやぁあああ、と勇ましく咆哮し、手始めに一番近くにいた真紅を殴りつけてみた
 腕を折られた
 衰弱し横たわっていると水銀燈がよってきた
 そして呆れた顔で「醜いわぁ」と言い捨てると、そのまま帰ってしまった
 それほど悪い気分ではない
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:38:44.86 ID:4F0h3fc0
 水銀燈はヤクルトが好きだと聞いたので、プレゼントしてみることに
 いつものようにやってくる水銀燈。ずいっ、と顔の目の前にヤクルトを差し出すと、
 警戒しながらも、受け取ってくれた
 よっぽど好きなのか水銀燈はそれをぐいっと飲み干すと、「もっとないの」とおかわりを所望した
「ちょっと待ってろ、今ひねり出すから」
 空になったヤクルトの容器に向かって、僕のマエストロを構えたところから記憶がない
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:44:14.45 ID:4F0h3fc0
 一連のことから水銀燈は僕を決定的に無視するようになった
 関わってはいけないと気づいたのだろう
 真紅に向かってべらべらと挑発し続ける水銀燈
 その周りをぐるぐる回ってみても、まるで僕がいないかのように無反応
 顔を近づけてじっと見つめ続けても全く無反応
 ふと自分の手首に輪ゴムをつけていたのを思い出した
 それを思い切り引っ張って、水銀燈の顔面に狙いをつける
 ぴくぴくと頬を引きつらせながらも水銀燈はまだ僕を無視する
 ぱちん、と鼻先に命中させてやると、涙目になった
 少し可哀想だと思ったので、ごめんな、と呟きながら鼻先にキスしてやった
 一時的に視力を失うほど顔面を殴られた
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:45:13.75 ID:4F0h3fc0
 その日水銀燈がやってきたのは、薔薇乙女たちが全員出払っているときだった
 水銀燈は部屋に独りでいる僕を一瞥すると、そのまま帰ろうとした
 折角なので「オセロでもしないか」と呼び止めてみたら、水銀燈は鼻で笑った。
「あなた、こんな平日に昼間からなにしてるの? とても暇そうだけど、人形しか遊び相手がいないの?」
 と言い捨てて飛び去ってしまった
 久しぶりに本気で泣いた
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:45:55.40 ID:4F0h3fc0
 水銀燈は戦闘を開始する前、いつも己の気高さを長々と真紅に語る
 そのときの立ち振る舞いといったら、カリスマ性溢れて仕方が無いので、写真に撮って記録に残しておくことにした
「あなたのようなジャンクは云々」パシャッ!「この私こそが」パシャッ「漆黒の闇に」パシャッ!
 イイヨーギンチャーン! モットワラッテー! パシャッ! パシャッ!
 グラビアアイドルを撮影するカメラマンよろしく頑張っていたら水銀燈も結構ノッてきた
 モットアシヒロゲテー! ワタシコソガアリスッテカンジデー!
「こうかしら?」
 イイヨー! ヤッバイ! コレヤッバイ! エロスギー!
 気づけば薔薇乙女たちも写真に入っていた
 最終的にはタイマー機能を使って全員で記念写真をとることにした。みんな笑顔だった。
「現像したら送ってねぇ」
 とほくほく顔で水銀燈は帰っていった
 思惑としては最終的に水銀燈を裸にする予定だったのだけど、何だかどうでも良くなっていた。今日は良い日だ
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:47:30.42 ID:4F0h3fc0
 水銀燈がくる時間を見計らい、僕は部屋中にビニールを敷いた
 マットの上に転がり、服を脱ぎ捨て、ローションを体中に塗りたくる
 薔薇乙女たちの視線が痛いが、誰も何も言ってこない。真紅はぽつりと「馬鹿が…」と呟いていた
 水銀燈がやってくる
 水銀燈は異様な状態の僕に驚くも、動揺を隠してすぐさま真紅に向き直り、定番の挑発合戦を始めた
 僕はそんな彼女たちに向かって「ねえおいでよ! こっちにおいでよ! 最初は怖くても、大丈夫すごく気持ちいいから!」と叫んだ
 二人はまるで僕が存在していないかのように無視している
「ねぇ! 何でこっちをみないの!? あっ、そうだ! きっと僕は妖精さんなんだね! だからみんなに僕の姿は見えないんだね!
 そんなぁあああああああ! 嫌だぁあああ! 誰も僕のことが見えないなんて僕は永遠に独りなのかぁあああ!
 あっ!? すっごい! ねえみて! ねえみてよ! すっごい! こんなに奥まで入ったよ!!」
 水銀燈はこらえきれず噴出していた。その隙をついて、真紅にパンチをくらう
 吹っ飛んだ水銀燈が調度僕の目の前に倒れたので、僕は顔を覗き込み、
「僕の名前はユータルトピースト! ローションの妖精さんだよ!」
 と叫んだらぐふぐふ呻きながら水銀燈は逃げ帰った
 部屋を掃除しながら冷静になると、このネタのどこが面白いのかちっともわからなかった
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:48:49.03 ID:4F0h3fc0
 前回のことから水銀燈の笑いの沸点は低いことがわかった
 なので僕は真紅に頼み込み、二人で漫才をすることにした
 いつものように水銀燈がやってくる。僕と真紅は顔を見合わせて、お互いの立ち位置に移動した
 何事かと身構える水銀燈だが、それが結果的に、僕たち二人に意識を集中することになった。都合が良い
「はいどうも〜」と僕
「どうも〜」と真紅
 水銀燈は一度びくりと驚いたが、以降は食い入るように僕たちを眺めた
「聞いてくださいよジュンさん。私ね、このあいだカラオケ言ったんですよ、カラオケ」
「へぇ〜いいですね。それで真紅さんは何歌ったんですか?」
「あれですよ、ロードです。虎武竜の」
「えっ? なんですか?」
「ロードですよ」
「あ〜すみませんちょっと僕それ知りませんねぇ」
「本当ですか? そんな人いるんですねぇ」
「ねぇ〜。で話は変わるんですが、僕この間気づいちゃいましてね。何でもないようなことが幸せなんだなって」
「いやそれロードやん」
「え? 何ですか?」
「それロードやん」
「ちょっとわかんないですけどねぇ〜。あっ! そういえば、丁度一年前にこの道を通った夜にね」
「いやそれロードやん」
「二度とは戻れない夜なんですねぇ〜」
「ロードやん」
 我ながら素晴らしい出来だと思ったのだが、水銀燈のリアクションは薄かった。「ロードってなに?」おいマジか
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/16(金) 11:50:54.20 ID:Y9v9Aao0
お前も昼間っからなにやってんだよ
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:54:27.08 ID:4F0h3fc0

 口の中にヤクルトを含みながら、ストローを咥えて、その先を水銀燈の口にねじ込み、
 そのまま一気に水銀燈の口の中にヤクルトを流し込んでやりたい、とふと思った
 水銀燈がいつもものようにやってきた。
 僕はさっそくヤクルトを口に含みながら、ストローを咥えた
 じりじりと水銀燈ににじり寄る。水銀燈は僕の思惑がわからなくとも、
 頬をぱんぱんに膨らませた僕に不吉なものを感じたらしい
 距離をとろうと羽ばたいて天井まで飛び上がった
 僕は無言で雛苺に視線を送る。しかし雛苺は険しい顔でいやいや、と首を振った
 しかも水銀燈はちくちくと僕に向かって羽を飛ばしてくる
 このままでは水銀燈にヤクルトを飲ませてやることができない
 仕方が無いので諦めることにした
 僕の口の中で暖められたヤクルトをそのまま捨てるのはもったいない
 なので完全に傍観決め込んでいた真紅の口の端にストローを突っ込み、流し入れた
 右目の視力を失った
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:55:34.76 ID:4F0h3fc0
 いつも殺伐としているので、水銀燈と平凡な世間話をしてみたいと思った
 僕は薔薇乙女たちを引き連れて、優美な午後のティータイムを演出することに
 定刻にやってくる水銀燈
 最初は机の上に広げられた紅茶やおやつの数々に慄き、警戒していたが、打ち解けるまで時間はかからなかった
「最近どう?」
「全然駄目ね。不景気だから、薔薇乙女も大変」
「豆腐は木綿と絹ごしどっちが好き?」
「断然絹ごしよぉ」
「座りっぱなしのせいか、最近腰が痛くて」
「マッサージしてあげましょうか? いつもメグにやってるから、うまいのよ」
 などと、水銀燈は意外と献身的で優しい奴であることがわかった。マッサージの腕も抜群
 しかし「次はこっちも頼む」と膨らんだ股間を差し出すと、羽を振り回し辺りをめちゃくちゃにした
「本当は良い奴かも、って思ったけど、やっぱりただの変態なのね」
 と言い残して水銀燈は帰ってしまった。気のせいか涙目だった
 何故だか言い知れぬ後悔に襲われたので、僕は真紅の後頭部に膨らんだ股間を押し付けて気を紛らわせた
 右足の筋肉が機能を失った
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:56:20.91 ID:4F0h3fc0
>>12
泣かせんな
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:57:24.56 ID:4F0h3fc0
 ストッキングが余っていたので被ってみた
 その状態で水銀燈を待ち受ける
 いつもの時間にやってきた。すると出会いがしら噴出した
 その後もしばらく笑っていたので、そんなに気に入ったのかと水銀燈にもストッキングを被せてやった
 薔薇乙女たち大爆笑。僕も水銀燈の顔を見て笑った。
 折角なので記念写真を二人で撮る
 水銀燈は大泣きして帰ってしまった
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 11:58:51.58 ID:4F0h3fc0
 いつものように始まったローゼンバトル
 僕は服を脱ぎ捨て、ブリーフ一丁になった
 薔薇乙女たちは「またか…」という雰囲気を出しつつも、僕を無視してアリスゲームに興じる
 僕はそっと、ブリーフから袋をはみ出させた
 それをちろちろいじりながら、ぶつぶつ呟く
「ここがノルウェーで……ここがスウェーデンで……ここがフィンランド……」
 僕を無視していた薔薇乙女たちの肩がぷるぷる震え始めた
 どうやら僕が今どんな状態にあるかわかっているらしい
 お盛んな奴らめ
 さらに「すっごい……! こんなに伸びるんだっ……!」と呟くと薔薇乙女たちは次々ふぐぅと噴出し始める
 満足のいく結果だ
 しかしちらりと水銀燈を見ると、一つも笑ってないで、ぽかんとしていた
「それなに……? 何がついてるの……?」
 と不思議そうな顔で、まじまじと覗き込んできた
 何だか恥ずかしくなって、僕は思わず泣いてしまった
 水銀燈は慌てて謝ってきたが、帰って! と怒鳴ると、しゅんと羽を落として帰った
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:00:23.33 ID:4F0h3fc0
 たまには真紅をいじることにした
 しばらく真紅を部屋に一人にさせておいてから、部屋に戻ると、案の定くんくん人形と戯れていた
 真紅ははっとするとくんくん人形を放り投げて本を読み始めた
 僕は放り投げられたくんくん人形をヘッドスライディングの要領でキャッチし、「うわあああああ!」と叫んだ
 驚いて真紅は僕を呆然と見た
 僕は
「どうしてくんくんはこんなに愛されているのに、僕は愛されないんだぁああああああ!
 うわああああああ! 僕も真紅に良い子良い子されたいよぉおおおおおおお!
 頭なでなでして欲しいいいぃいぃぃい!
 僕は「ずっと僕の傍にいてよ」って言うから!!!! そしたら「悪い子ね」って優しく微笑みながら
 そっとキスしてよよおぉおぉおぉおっぉお! いやぁあああああ!!!!」
 すると真紅は少し困った顔をしたあと、「しょうがない子」と言って僕の頭を撫でた
 何だか妙に恥ずかしくなってしまったので、僕は「次は僕のマエストロにちゅっちゅしてよ」と言ったら
 右腕をもがれた
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:01:46.83 ID:4F0h3fc0
 最近すっごくストレスが溜まっている
 そんな僕にお構いなしに、今日も水銀燈は真紅たちにアリスゲームを挑む
 僕は苛苛してしょうがなかったので、水銀燈にものすごい勢いで土下座した
「お願いします! おっぱいもませてくださいっ!」
 千回ぐらい頭を下げ、夜の帳が下り、薔薇乙女たちが鞄で就寝するころになって、
 水銀燈はようやく「もおっ!」と怒鳴りながらも胸を差し出してくれた「一揉みだけよぉ!」
 僕は頬を赤らめながらそうする水銀燈の姿を見ただけで満足したので、そのままベッドに入り込み眠った
 朝起きると部屋中が荒らされていて、カーペットに涙の跡があった
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:03:04.92 ID:4F0h3fc0
 今日も今日とて水銀燈は真紅にローゼンバトルを挑む
 お決まりの前口上も聞き飽きてきたので、僕は「帰れ! 帰れ!」とコールを送ってあげた
 すると翠星石を筆頭に薔薇乙女たちも乗ってきた
 響く「帰れ!」コール
 水銀燈は顔を真っ赤にしてぷるぷる震えだした
 泣くかな? と思ったら「ふん、そうやって集団じゃないと何もできないんでしょう」
 とか言った
 その一言で皆大分イラっと来てしまって、こうなったら意地でも泣かせてやろうと
「このジャンク!」
「失せろビッチ!」
「腹ぁ穴あいてんぞ!」
 などと罵倒を浴びせたら大泣きしてしまった
 虐めの真理を見た気がした
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:04:01.43 ID:4F0h3fc0
 水銀燈は現在ホームレス状態だという情報を入手した
 そして今日も水銀燈がやってきた
 さっそく僕は、真紅に挑発しまくる水銀燈にてくてくと近寄り、「ねぇ、お風呂入ってる?」
 と聞いてみた
 水銀燈は僕を無視して、真紅にいかに自分がアリスにふさわしいかを語り続ける
 僕は「ねぇ、お風呂入らないと汚いよ」
 と囁き続ける「ちょっと臭うんじゃない?」
 しばらくそうしているととうとう泣いてしまった「臭くないもの…人形だもの…」
 さすがに女の子に悪いことしたなぁ、と思って「ごめんね。水銀燈は良い匂いだよ。フローラルだよ」
 と背中を叩いた
「本当……?」
 と水銀燈は涙目で僕を見上げた
 僕はそのタイミングで「くせっ」と言った
 それからしばらく水銀燈からはファブリーズの匂いがするようになった
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:05:28.18 ID:4F0h3fc0
 腋汗が今ブームだと言うから、僕もそのブームにあやかることにした
 霧吹きを用意して、いつものようにやってくる水銀燈を待つ
 水銀燈は僕が持つ霧吹きに異様なほど警戒したが、動向が掴めないのでなすすべが無く、仕方なくアリスゲームに突入した
 僕は隙を見て、水銀燈に接近し、水銀燈の腋に向かって霧吹きを吹いた
 ひゃあ冷たいと悲鳴を上げる水銀燈に、容赦なくもう片方の腋にも霧を吹く
 水銀燈は酷く驚いていたが、その後僕が何もしてこないのを見ると、ほっとした様子でバトルを再開した
 派手な動作で羽を吹き飛ばす際に水銀燈は両手を上げる。
 僕は食い入るようにその姿を眺めて、瞼に焼き付けた
 僕の奇妙な視線に気づいたのか、水銀燈は気味悪がりながらそそくさと帰ってしまった
 すっごく良かった
 霧吹きの水がまだ余っていたので、真紅の顔面に一吹きしてみたら
 眼球を抉られた
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:06:52.18 ID:4F0h3fc0

 水銀燈の小さな拳を口一杯に頬張りたいと思ったんだ
 なのでその日さっそく、水銀燈に襲い掛かった
 しかし度重なる僕の変態行為によって、水銀燈はある種の防衛本能を身に着けたようで、ふわりと避けられてしまう
「のろまなお馬鹿さぁん」
 などと水銀燈は僕を出し抜けたのが嬉しいのかそんなことを言ってくる
 僕はどうしても我慢できなくなったので頭を抱えてうずくまり「うわあああああああ」と絶叫した
 さすがの水銀燈も僕の異常な様子に心配そうな顔をみせる
「僕はっ!!!!! 今っ!!!!! どうしてもっ!!!!!!! 君のおててを!!!!! 口いっぱいに!!!!
 頬張りたいんだっ!!!!!!!!!
 ちくしょう!!! ちくしょう!!!!!!
 どうしていつも思い通りにいかないんだ!!!!
 どうしていつも皆僕を否定するんだっ!!!!!!!
 こうしてる間にも!!!!
 可愛いおててを口に頬張れている奴が!!!!!!!
 世界のどこかにいるはずなのにっ!!!!!!
 何でそれが僕にはできないんだ!!!!!!!
 ちくしょおおおおおおお!!!!」
 気づけば周りには誰もいなくなっていた
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:08:08.98 ID:4F0h3fc0
 真紅がやけに神妙な顔で「どうしてもっとちゃんとできないの?」
 とか言ってきた
 僕は真紅の言っている意味がわからなかったけど、何だか責められてる気がして
「だって僕は変態なんだ」
 と言い訳するみたいに答えた
 そしたら真紅は悲しそうな顔をして「どうして……」
 って呟いたきり押し黙っちゃったんだ
 僕も何だかすごく悲しくなって、何もいえなくなった
 真紅は、そのまま部屋を出て行ってしまった。その背中はいつもより小さく見えた
 外では、いつの間にか雨が降っていた。ざあざあと窓の外から雨音が聞こえてきた
 僕は、真紅がそのままいなくなってしまう気がして、溜まらず部屋を飛び出した
 真紅は廊下でさめざめ泣いていた「あなたはもっとできる人なのに……」って
 僕はどうしようもなく悲しくなって、思わず背中から真紅を抱きしめた
 すると真紅は小さな手で、僕の手を握ってきた
 その時、神様お願いしますって思ったんだ
 僕の変態が治りますように、って。そのためなら僕はどんなことでもするから、
 神様お願いします、って。
「それから僕はリハビリのため、君にちょっかい出そうって決めたんだ」
 と水銀燈に話したら、ちょっと目をうるうるさせて「それなら仕方ないわねぇ……」とか言ってた
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:09:20.87 ID:4F0h3fc0
 パソコンいじくってると真紅が「あら」と声を上げた
「ジュン、耳垢が溜まっているわよ」
 だからなんだって言ったら、真紅は自分の膝を叩いて「いらっしゃい」と言った
 真紅はいつの間にか耳かきを持っていた
 どぎまぎしながら、僕は真紅の小さな膝に頭を預ける
 そこからは至高の時間だった
 水銀燈がやってくる
 いつもと違う僕たちに動揺していた「何してるのよ」
 僕は折角だから、水銀燈にもやってやれよと真紅に言ったのだが、「嫌よ。それに人形が耳垢をためるわけないでしょう」
 という
 それでも埃が溜まっているかもしれないだろう
 僕は膝を叩いて、水銀燈を招いた
 水銀燈は恐る恐る僕の膝に頭を預ける
 びくびく怯えながらそうする水銀燈を見たら、何だかもうどうでもよくなって、
 思わず水銀燈の耳にむしゃぶりついてしまった
 怒られるって思ったのに、水銀燈は顔を真っ赤にしながらも僕に身を預け続けた
「なるほどこれが耳掃除というものね。少しくすぐったいけど気持ちいいわ」
 とか言ってる
 次は僕にも頼むと言った所で、いつの間にか背後に立っていた真紅に耳を引きちぎられた
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:10:39.29 ID:4F0h3fc0
 ふと、水銀燈はドールの中で一番おっぱいが大きいなぁ、と思った
 それを本人に言ってみたら「はあ?」って怪訝な顔で気味悪がられた
 僕は照れてるんだなって思って、「銀ちゃんのおっぱいはすくすく育って偉いね! いい子いい子してあげゆ!」
 って水銀燈のおっぱいに手を添えたら黒い羽が僕の手の甲を貫通した
 それでも僕は「いい子いい子! いい子いい子!」
 と水銀燈の胸をさすり続けた
 だってこれは敬意なんだ。すくすくと頑張って成長し続けた銀ちゃんのおっぱいに対する敬意なんだ
 人形だからって関係ない。僕は本当に、銀ちゃんのおっぱいはすごいって思うんだ
 今僕は義手で生活している
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:11:57.53 ID:4F0h3fc0
 ふと、僕は引きこもりだから、絶対に制服デートなんかできないんだと悟った
 それに気づいた途端、蹲って絶叫してしまった
 薔薇乙女たちが「何だ何だ」と僕の周りを取り囲む
 僕は「この中で僕のことが好きな人」と挙手を煽った
 誰も手を上げなかった
 また絶叫してしまった
 薔薇乙女たちは同情混じりに「皆ジュンのこと好きだよ」と優しく言ってくれたが、
 僕が欲しいのはそんな答えじゃない
 すると薔薇乙女たちは
「じゃあジュンは誰が一番好きなの?」
 と言った
 僕はまた絶叫する
「そんなの決められないよ!!!!!
 パパとママどっちが好きかって答えられないだろ!!!!!
 お饅頭を七等分して!!!!!
 どれが一番おいしいかって僕が聞いたら!!!!!!
 答えられるのかよ!!!!!!」
 と怒鳴り散らしたら次の日から皆少し僕に優しくなった
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:14:33.52 ID:4F0h3fc0
 薔薇乙女たちの鞄を見ていると僕も自分の鞄が欲しくなったので
 自作することにした
 見事な鞄が出来上がる
 僕はさっそく全裸になって、その鞄で昼寝してみることにした
 いつものように水銀燈がやってくる
 僕の姿が見えないことに気づくと、ほっとして意気揚々とアリスゲームを始める水銀燈
 僕はそっと、鞄を少しだけ開けて、外に僕のマエストロをはみ出させてみた
 誰も僕のこんな恥ずかしい姿に気づいていない
 言い知れぬ興奮を覚えた
 その時、真紅にパンチを食らって吹っ飛ばされた水銀燈が
 僕の鞄の上に落下してきた
 そこから記憶がない
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:17:37.28 ID:4F0h3fc0
 真紅がおやつにコーヒーゼリーを食べている
 ふと、真紅がコーヒーゼリーを口に含んだまま牛乳を口にいれ、それをストローを経由し僕の口に
 流し込めば、それはとっても素敵なドロリッチになるだろうと思った
 真紅にその旨を伝え、どうしても呑みたいんだ、と土下座したら、
 食欲が無くなったと言い捨て、コーヒーゼリーを残したまま部屋に戻ってしまった
 僕は真紅が残したコーヒーゼリーと、使用済みのスプーンを持って真紅を追いかけて、
 真紅をじっと見つめながらそのスプーンをばりばり食した
 お前は何がしたいんだと真紅は飽きれたように言った
 僕にもよくわからない
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:18:54.38 ID:4F0h3fc0
 ふと、思った
 水銀燈のヘッドドレスの天辺にカスタネットがついていて、
 それはランダムな時間が経ったあとかちりと軽快な音をたててしまる機能を持っていたら、
 僕はそれを銀ちゃんクライシスタイムと名付けて、自らのマエストロを挟めようと一年中銀ちゃんを全裸で追い掛け回し
 そのためだけに生きて命を燃やすだろう
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:20:17.13 ID:4F0h3fc0
 いつものようにやってくる水銀燈に「ねぇ僕のこと好き?」と聞いてみた
 水銀燈は「[ピーーー]」と冷酷にはき捨てた
 僕は蹲って絶叫した
「いやぁあああああああああああああああ!!! いやだぁあああああああ!!
 水銀燈に嫌われるなんて嫌だぁああああ!!!
 ねぇ好きって言ってよ!!!
 僕のこと好きって言ってよ!!!! うんんんんんんんん!!!」
 と数時間ほどのたうちまわったら水銀燈はうんざりした顔で「好きよ好き」と言った
「えっ!!!!???? 誰が!!!????? 誰が好きなの???????」
「あんたよ」
「やったああああああああ!!!
 ねえ結婚しよ?????? いいでしょだって僕たち両思いじゃないか!!!!!
 ねぇ結婚しようよ!!!! これってすっごく幸せなことだよ??????
 結婚式はひっそりと友達だけを呼んであげよ??????
 新婚旅行は熱海にいこっ??????
 子供は男の子と女の子と一人ずつつくろ?????
 ねぇいいでしょいいでしょいいでしょおぉおぉぉおおおんんんんんんんん!!!!」
 そう叫びながら僕は、水銀燈が真紅に向かってこめかみを指先で叩く姿を見た
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:26:04.89 ID:4F0h3fc0
 今日も今日とて水銀燈がやってきた
 僕は僕なりにアリスゲームに参加しようと思い、お尻を剥きだした
 半ケツを水銀燈に向け、「今からお尻パンチするからね!? 今からお尻パンチするけど、絶対カンチョーとかしないでよ!?」
 と念を押し、いざお尻パンチを繰り出す
 水銀燈はひらりと僕をかわした
 僕は無様にも尻餅をつき、尻を強打してしまう
 僕は「何でカンチョーしないんだっ!!!!」と怒鳴りながら
 真紅に向かってこめかみを指先で叩く水銀燈の姿を見た
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 12:27:33.86 ID:4F0h3fc0
 ボタンに糸をくくりつけ、それを口の中でからころ転がすという遊びを発見した
 最初は薔薇乙女たちは「また馬鹿なことをやってやがる」と僕を嘲笑っていたが
 あまりに美味しそうにボタンをからころ舐る僕の姿を見て我慢できなくなったらしい
 ボタンをおねだりしてくるまで時間はかからなかった。
 水銀燈がやってきた
 水銀燈は一様に頬を膨らませている薔薇乙女たちにぎょっとしつつも、動揺を隠しいつもの演説を始めた
 薔薇乙女たちは一見真面目に彼女の話に傾聴しているが、膨らんだ頬のせいでかっこうがつかない
 気もそぞろのせいか、水銀燈は結局アリスゲームでも惨敗を喫した
 帰り際水銀燈は僕に寄って来て、「私にも飴ちょうだぁい」と言ってきた
 僕は口に含んでいたボタンを取り出して、水銀燈の顔に突き出した
 水銀燈は悲鳴を上げて逃げ帰ってしまった
 何だか切ない気分になったので、僕が含んでいたボタンは真紅の口の中にねじ込んであげた
 全身の三分の一の皮膚を失った
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 13:39:11.18 ID:IWeKWyY0
しえん
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:08:30.98 ID:4F0h3fc0
 その日は一日全裸で過ごすことにした
 薔薇乙女たちは僕と目があうとちっと舌打ちする
 僕は「違うよ!???? これは服だよ!!???? 馬鹿には見えない服なんだよ!!!???」
 と弁明するが、しかし誰も僕の話を聞いていない。皆一様に顔を伏せて僕を無視する
 そこに水銀燈がやってきた
 水銀燈は全裸の僕を見るとひぃっと短く悲鳴を上げたが、薔薇乙女たちの様子を見て
 無視するのが最善と考えたのか、いつものようにローゼンゲームを始めた
 僕は「違うよ!!!!!?????」と絶叫した
「どうしてそうやって皆僕を無視するの??????? 違うよ??????
 僕は服を着てるよ????? ねえほらちゃんと見てよ???? 変態じゃないよ?????
 あっ!!!!!!! ひょっとして皆馬鹿なのかな?????
 馬鹿だからこの服が見えないのかなぁ?????
 きっとそうだよね!!!!!」
 とか言ってたら全員にぼこぼこにされた
 気分は悪くない
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:10:38.36 ID:4F0h3fc0
 我が家に乗馬マシーンがやってきた
 真紅が試しに乗ってみる。非常に卑猥な動きだった
 しばらく真紅はきゃいきゃい言いながら乗馬マシーンで遊んでいたが、股間を膨らませている僕に気づくと
 舌打ちして以降二度と乗らなかった
 水銀燈がやってくる
 乗馬マシンを紹介すると、やはり姉妹なのか真紅と同じ反応できゃいきゃい騒ぎながら乗馬マシンで遊び始めた
 小一時間ほど遊んだ後満足したのか水銀燈は帰ってしまった
 僕はすぐさま水銀燈が乗っていた乗馬マシンに顔を埋めた
 肺が千切れるぐらい深呼吸を繰り返し、水銀燈のお尻が纏っていた空気をゆっくり堪能する
 次いでべろべろと舐めまわす
 舌が合成皮にやられてぴりぴりしたが、僕はやめなかった
 いつまでも、いつまでも、舐めまわしつづけたんだ
 わかっていた
 水銀燈は人形だから、こんなことに意味はないって
 でも僕は、やめることができなくって、気づけば泣いていた
 気づけば僕は乗馬マシンの上で眠ってしまっていた
 起きると、誰かはわからないけど、毛布がかけられていた
 まだこの世界も捨てたものではないと思えた
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:12:25.73 ID:4F0h3fc0
 朝食にトーストを食べていると、苺ジャムの赤みが目についた
 ふとこの赤みは何と可愛らしいのだろうと思った
 ロシアにはジャムを口に含んで紅茶をすするという飲み方があるという
 僕はさっそくその飲み方を真紅に教えてあげた
 真紅は意気揚々とジャムを口に含み、紅茶を口に含む
 僕はそんな真紅の目の前にすかさずスライディングした
「そして僕の口の中にそのお茶を注ぎいれて、ロシアンティーは完成する」
 と大きく口を開けたら喉の奥にパンチを食らってしばらく吐血が止まらなくなった
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:15:46.94 ID:4F0h3fc0
 水銀燈の小さなお手てと一緒に、親指相撲をやりたいとふと思い立った
 その旨を伝えると水銀燈は露骨に嫌がった
「そもそもあなたと私じゃ手の大きさが違うから、不利じゃない」
 僕は叫んだ
「それなら僕はベロで!!!!!! 僕はベロで銀ちゃんの指を押さえ込むから!!!!
 ねっ!!!!???? これならフェアでしょう?????? これならフェアだよね????」
 水銀燈はちっと舌打ちすると「帰るわ」とすっくと立ち上がった
 僕は水銀燈の足首を掴んで引き止める
「じゃあ僕は小指を使うからあぁあああああああ!!」
 それならいいわよ、って水銀燈はしぶしぶだけど頷いてくれた
 水銀燈の白く美しい手を握ったときの感動ったらなかった
 ゲームを続けていたら案の定僕は負けそうになってしまったので、「ようしベロで加勢だぁ!」
 って水銀燈の親指にむしゃぶりついたらそのまま胃の奥まで手を突っ込まれた
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:18:44.05 ID:4F0h3fc0
 水銀燈はヤクルトが好きだという
 だから僕の体中にヤクルトを塗りたくれば、水銀燈に嘗め回してもらえるんじゃないかと
 思ったが、さすがにそんなことはないだろう
 だから偶然を装って、僕の体にヤクルトを付着させようと考えた
 いつものように水銀燈がやってくる
 僕はヤクルトを差し出した。ヤクルトでお茶でもしないか?
 水銀燈は警戒しながらも受け取ってくれた。大事そうに、ちびちびと飲み始める
 五分ぐらい談笑したところで、僕は事故を装い自分の股間付近にヤクルトを零した
 水銀燈なら「もったいなぁい!」と慌ててむしゃぶりついてくれるはずだ
 しかし水銀燈は「あらあらお馬鹿さぁん」と極めて冷静で、
 あろうことかティッシュでヤクルトだらけになった僕の股間を拭いてくれた
「気をつけなさいよぉ。こんなに零しちゃって」
 予想以上の卑猥な事態に僕は鼻血を出して卒倒した
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:21:37.66 ID:4F0h3fc0
 巴とかいう女が「桜田くん引きこもってばかりいては体が訛るよはいこれ」
 と竹刀を持ってきた
 それを持つと何だか興奮してきて、これで思いっきり股間を突かれたら一体どんなことになるんだろう
 とばかり考えるようになった
 さっそく水銀燈にと思ったが、水銀燈が現れるまで少し時間がある
 もう今すぐしてもらいたくて我慢できないのに、困ったもんだ
 では他の薔薇乙女たちに、と思ったが運の悪いことに全員出払っている
「ちくしょう!!!!!」
「どうしたの桜田くん」と巴は突然怒号した僕に驚いて言った
「今っ!!!! 僕はっ!!!!! おちんちんに!!!!!
 竹刀を!!!!!突き立てて!!!!!!欲しいのにっつぅ!!!!!
 可愛い女の子に!!!!! 無残に僕の白子を散らして欲しいのに!!!!!!!
 今、誰もいないんだ!!!! ちくしょうおぉおおんんんんんんんいいいい!!!!」
 仕方が無いから僕は竹刀を床に突き立てて、そこに全裸で飛び降りた
 薄れる意識の中、怯えと同情の混じった顔をした巴と目があった
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:22:55.13 ID:4F0h3fc0
 美しい花を手に入れたので、僕はそれを水銀燈にプレゼントすることにした
 水銀燈がやってくる
 いざアリスゲームを始めんとする真紅を押しのけて、僕はお手製のリボンで可愛く巻いた花を、水銀燈にずいっと突き出した
 水銀燈は怪訝な顔をした
「一体なんのつもりよぉ」
「花が綺麗に咲いたから、君に」
 そう言うと水銀燈は恐る恐るだが花を受け取ってくれた
「薔薇……」
 美しさに魅了されたのか水銀燈はぽつりとそう呟いた
「花言葉は、情熱の愛だよ」
 僕は水銀燈の目の前に貸しづいて、その小さな手をとった
「水銀燈よ、僕は君を世界で最も愛しているのだよ」
「ふん、何気味の悪いことを言ってるのよぉ」
 そんなことを言うが、水銀燈の頬は紅潮していた
 香りを嗅ごうとして、水銀燈はそっと、薔薇の花に顔を近づけた
 僕はそのタイミングで「あっこれ造花なんだけど」と言った
 普通にビンタされた。だけど顔を赤くして涙目の水銀燈の姿は素晴らしくて、今日はたくさん出そうだと思った
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:24:01.16 ID:4F0h3fc0
 その日もいつものように水銀燈は我が家へローゼンバトルを申し込む
 僕は珍しく、薔薇乙女たちの戦いを邪魔しないで、観戦していた
 バトルも佳境、というその時、ぷぅ、という音が響いた
 水銀燈が屁をこいた
 凍りつく薔薇乙女と、誤魔化そうとぐちゃぐちゃ喋るが動揺して話がまとまらない水銀燈
 翠星石が「くせっ」と呟いたとき、とうとう水銀燈は泣き出してしまった
 僕はどうしようもなく胸が苦しくなった。どうしておならをしたのは僕ではないのだろうか
 せめて少しでも水銀燈の恥ずかしさが紛れるようにと、僕は水銀燈の前に躍り出た
「大丈夫だよ銀ちゃん!!!!! おならなんて誰でもするもの!!!!
 あっ!!! そうだ!!! 僕もおならするから!!!! ねっ!!?????
 それなら恥ずかしくないよね???? 待っててね銀ちゃん今ひねり出すから!!!!」
 僕は床に寝そべり、腰を持ち上げて、ケツを天高くに突き出した
 そして懇親の力を肛門にこめる
「うおおおおおおおおおおおんんんんんんぃいいいいいいいいいっつ!!!!!」
 だが中々でないので、僕は口で擬音を表現しながら、さらに力をこめた
「ぶりゅるううううぅうううっぷぴいいぃぃぃぃいいっ!!!!!ッビチビチビチビチ!!!!
 ぷっしゃああああああああ!!!じゃあああああああ!!!!!びぃいいいいいいいいいい!!!
 あっ!!!!!! 出そう!!!! 出そうだよ銀ちゃん!!!
 ほら見てて!!!! あっ! あっ! あっ! あぁああああ!!!!」
 実が出た
 翠星石が過去急で死ぬんじゃないかってぐらい笑い転げてた
43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:24:59.54 ID:4F0h3fc0
 ふと、薔薇乙女たちの口中は唾液で湿っているのかと気になった
 水銀燈がやってくる。いつもどおりの前口上をべらべらまくし立て始めた
 僕はその水銀燈の口の中に指を突っ込んだ
 柔らかくて暖かくて、湿っていた
 水銀燈の口の中に指を入れたまま、銀ちゃんの唾液はどんな味がするんだろう
 とか考えていたら、人差し指の第二関節から先を噛み千切られた
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:26:17.17 ID:4F0h3fc0
 真紅は常々「あいつ殺したい」と僕のことを愚痴っているという話を、翠星石から聞いた
 それならばとさっそく準備にとりかかる
 僕は自分の両乳首を、糸に繋げた洗濯ばさみで噛み、その糸を天井に吊るし、さらにその先に真紅の鞄をくくりつけた
 真紅が部屋にやってくる。僕と部屋の異常な状態に驚いて、あとじさっていた
 僕は「ようこそここは僕のヘブン!!!!!」と叫んだ
「ルールは簡単!!!! 僕を殺したいのなら、鞄の蓋を閉じるがいい!!!!
 この洗濯ばさみは鞄の蓋を閉じれば、糸に引っ張られる仕掛けになっている!!!!
 つまり君が眠りにつくとき、僕もまた、永遠の眠りにつくって寸法なのさ!!!!
 さあ真紅!!!!! 僕を[ピーーー]んだ!!!! 乳首を切り落としてくれ!!!!!」
 真紅はその日眠らなかった
 どうして? って聞いたら「マスターに死なれては困るもの」ってものすごいクマができた顔で言った
 僕は真紅のことが堪らなく愛しくなって、朝日が差し込む部屋で彼女のことをそっと抱きしめた
 長時間洗濯ばさみに挟まれていた乳首は壊死していた
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:27:02.13 ID:4F0h3fc0
 こそこそと何かやっていると思ったら、真紅は僕のリップクリームを使っていた
 人形がそんなことして意味があるのか? と聞いたら、お手入れは必要よ、と事も無げに言った
 ところで僕も使いたいから返してよ、と言うと真紅は少し顔を赤らめながらも、おずおずとリップクリームを差し出した
 僕はよいしょ、とズボンを下ろしてリップクリームを肛門に塗りたくった
 十二指腸1mほどが体外に引きずり出された
46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:29:12.92 ID:4F0h3fc0
 もしも水銀燈のヘッドドレスの天辺に世界で一番花が咲いていたとして、
 しかもその花の蜜はこの世のあらゆる病気を治してしまう万病の薬で
 心優しき水銀燈はその蜜を必要とする人のために世界中を旅して回るんだけど、
 その蜜を狙った悪の組織が水銀燈を襲いだす
 僕は水銀燈を守るために戦い続け、やがて深手を負ってしまう
 水銀燈は泣きながら僕に自分の蜜を舐めるように言う
 だけど僕はそれを拒否するんだ
 だって、その蜜は、水銀燈の命を削って出る物だって知ってるから
 水銀燈は今まで黙っていてごめんなさい、って出会ったときよりもやつれた顔で泣いた
 それでも僕は微笑むんだ
 銀ちゃんの命は、世界中で残り続ける。魂は滅びても、観念は残り続けるんだ
 そして君の命は人々の笑顔に変わるんだ
 だから僕にその蜜を吸う資格は無い
 だって僕は、君がいなくなってしまったら、二度と笑える気がしないから
 銀ちゃんはとめどなく涙を流しながら、「お馬鹿さぁん」って僕に口付けした
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:32:40.04 ID:4F0h3fc0
 真紅の服の薔薇のブローチが取れてしまった
 付け直すことになったが赤い紐が無い。
 専門店に買いに行ったところ、綺麗なブローチを見つけた
 折角なら、とそれも購入した
 だが真紅に見せたら「いらないわ」の一点張り
 すごく悲しくなってしまって、口げんかにまで発展した
 最終的に僕の乳首を切り落としてそのブローチを代わりにつけることで決着した
 新しい乳首は気に入っている
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:36:57.35 ID:4F0h3fc0
 毎度毎度、翠星石が桜田家にやってくる際、鞄飛行で窓をぶち破る
 困ったものだと思っていたら、蒼星石まで同じことをやりはじめた
 どうしたらいいだろう、と考えあぐねていたら、翠星石は西の窓から、蒼星石は北の窓から
 窓をぶち破ることに気づいた
 さらに計算してみると、二人の鞄が飛行する高度と、僕の部屋に侵入する角度は全く一致しており、
 お互いの鞄の角が接触する可能性があった
 これはいけないと、僕はその日から全裸で待機することにした
 二人の鞄の角が接触する瞬間、その間に男性器を挟み込むことができれば、鞄の損傷を免れると考えたのだ
 姉妹は二度と桜田家にやってこなくなった
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:38:25.59 ID:4F0h3fc0
 まるで嘔吐するように、体調の問題で射精の我慢が難しい現象であれば、
 僕は薔薇乙女たちがはしゃぐ、花丸ハンバーグの晩餐に、
 ちょっと気分が悪い、と席を立った瞬間、
 花丸ハンバーグが並べられた机の上に暴発し
 そのまま気を失いたい
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:39:45.51 ID:4F0h3fc0
 巷でローゼンメイデンが流行っているのでついに僕も購入する運びとなった
 僕の元にやってきたのは水銀燈という第一ドールだった
 彼女は造りかけの人形だった
 ああこりゃつかまされたな、と一瞬思いはしたものの、僕はすぐに彼女の完璧な美しさに魅了され
 彼女のミーディアムとなれる自分に誇りを持った
 水銀燈は次々とドールたちを破壊した
 彼女のその強さは強烈なコンプレックスによるものだった
 いよいよ最後のドールを残すだけ、となったある晩僕は彼女に尋ねたことがある
 君はお父様に何を求めるんだ 
 すると水銀燈は酷く恋焦がれた声で
 お父様は私を認めてくれるわ
 と言った
 水銀燈はついに最後のドールとなった
 それは水銀燈が完璧なアリスになったということだ
 そして水銀燈は僕の元から姿を消した
 時がたち、晩年になっても、僕は彼女のことがわすれられない
 そしてつれづれ思うことがある
 果たして水銀燈のような造りかけのドールが、本当にアリスとして認められるのか
 水銀燈は何故そのことに気づかないのか
 水銀燈はつまるところ自身にはない完全をお父様に求め、それをお父様で埋めようとしていたのだ
 しかし彼がローゼンメイデンたちに求めていたのはそういうことではない
 彼こそが完全を求めていたのに
 お互いが完全を求め、しかしそれは叶わないと知ったとき……
 いつも僕はここまでで考えるのをやめる
 どうせろくな結末ではないだろうから
 ただ言えるのは、水銀燈は美しく、いつでも僕にとって完璧なドールであることは間違いがないということだ
 僕はまだ、彼女のことが忘れられない
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:42:18.18 ID:4F0h3fc0
 今日も水銀燈がローゼンバトルを挑みにやってくる
 僕は黒い羽舞う最中水銀燈に聞いてみた
「ねぇ、ローゼンメイデンってエッチできるの?」
 すると水銀燈は、僕の言葉が耳に入るのも嫌といった風に、苦虫を噛み潰したような顔をして
「できるわけないでしょお馬鹿さぁん」と言った
「でも!!!!!!!」と僕は叫んだ
「銀ちゃんならできるんじゃない?????? だって銀ちゃんがドールたちの中で一番体がおっきいしさ!!!!
 それに一番おっぱいも大きいじゃない!!!!!!! すっごいね!!!! 銀ちゃんはすっごいね!!!!
 そんでさ、僕のアレの大きさならさ、全然余裕だと思うんだ!!!!!!
 だから、僕と銀ちゃんってきっと、すっごく相性がいいと思うんだ!!!!!!!!」
 水銀燈はいよいよ僕に憐憫な視線を送ると、「可哀想な子……」と呟いて帰ってしまった
 その後、真紅に、そもそもローゼンメイデンにはそんな機能はついていないと聞かされて
 泣いた
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:44:04.37 ID:4F0h3fc0
 妻との出会いは口にするたび「君ぃそれはドラマの見すぎだよ」などとからかわれる
 こととなるので、僕はいつも馴れ初めなんか聞かれたときはお茶を濁すことにしていたが
 此度、妻と死別することとなったので、僕たちの人生を手向けめいた美談などにするつもりはないが、
 彼女を記憶という形で語り継がせてもいいだろうと思い、この場で語らせてもらおう
 彼女と出会ったのは桜溢れる春先のことで、僕は図書館へ向かう途中だった
 桜並木でぴょんぴょんと飛び跳ねる奇妙な女人を見つけて、ああ今年も春が来たなどと
 思ったのだが、女人の飛び跳ねる先に、桜の木の枝に引っかかった帽子を発見し、ああそういうことかと
 合点がいった
 声をかけてみるとそれはそれは美しい女性であった。西洋めいた銀の髪に白い肌、桜の淡いピンクは酷く彼女に映えた
 外国の方かと思えば名前は「水銀燈」と偉く古風で、驚いた。
 僕がぴょんっと一つ跳ねて帽子をとってやると「やっぱり男の方はすごい」と無邪気に拍手などしてきて照れたものだ
 それからの交流はトントン拍子である
 彼女とのデェトで印象に残るのは、毎年桜並木を歩くたび、彼女はくつくつと笑ったことだ
 どうしたのだと問うと、あなた寝癖がゆれていますよと彼女はさらに笑う
 僕の寝癖が歩くたびに跳ねていた
 そして彼女は、あの時帽子を取ってくれたときもあなたの寝癖は跳ねていましたよ、とどこか嬉しそうに言って、
 そっと僕の手を握るのだ
 僕は言葉が続かなくなり、ただ彼女の手を握りかえすばかり
 あの時帽子を被っていた君の頭にも寝癖は跳ねていたよ、とはついに彼女が生きている間には話せなかったが、
 まあいいだろう
 桜の種類には見る角度で花びらの色を変えるものがあるという
 僕たちの桜並木の思い出も、そのようなものであるに違いないだろうから
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:45:11.92 ID:4F0h3fc0
 本物の水銀燈には最早触れることも難しくなったので、僕は水銀燈の人形を作ることにした
 水銀燈そっくりの美しい人形が完成した
 水銀燈がやってくる
 僕が作った自分そっくりの人形を見て一度悲鳴を上げてから、僕の思惑に気づいたらしく
「下種め……」と歯軋りしながら僕を睨んできた
 僕は「もう昨日の夜だけで三回もしちゃった」と照れたように笑って見せたら
 水銀燈人形と共に頭蓋骨を砕かれた
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:47:18.54 ID:4F0h3fc0
 水銀燈の髪の毛をもぐもぐしたい、とふと思った
 その旨を伝えると「[ピーーー]」と冷酷に一言
 でも僕は絶対に諦められないと必死に訴えた
 六時間ぐらい、水銀燈にしがみついて必死に訴えた
 その甲斐あり、僕の熱意が伝わって、一本ぐらいならと水銀燈は涙目で言ってくれた
 僕は屈辱に身を震わせる水銀燈の目の前で、彼女の美しい一本の髪をもぐもぐと咀嚼していた
 水銀燈は泣いていた
 僕は幸せだった
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:53:33.10 ID:4F0h3fc0
 ローゼンバトルに勤しむ水銀燈を見てると、彼女に対する溢れんばかりの愛が
 あふれ出てしまって、思わず絶叫した
「好きいいいぃいいいいいいいい!!!!」
 何事かと水銀燈は驚愕して僕を見た
 僕はそんな彼女に「水銀燈好きだ!!!!! 好きだ水銀燈!!!!!!結婚してくれぇぇええええええええ!!!!」と叫んだ
 すると水銀燈は顔を真っ赤にして「私はめんどうくさいタイプよぉ」と言う
「構わない!!!」
「まず人見知りするから、付き合ってしばらくはあなたとまともに話もできないだろうしぃ……」
「僕の傍にいてくれるだけで構わない!!!!」
「すっごく性格が変わってるからたまに変なこと言ってあなたのこと困らせるかもしれないしぃ……」
「君のためなら両足を切断してそれをハンバーグにして自ら食せと言われても構わない!!!!」
「たまに訳も無く悲しくなって突然泣き出しちゃったりするしぃ……」
「僕の胸で泣いてよ!!!」
「照れ屋さんだからあなたの要望に答えられないかもしれないしぃ……」
「僕が君の願いをかなえるから!!!! そのためだけに生きるから!!!!!」
「私口下手だから面白い話はできないしぃ……」
「僕が君を笑わせるよ!!!!!」
 僕はまた叫んだ
「水銀燈!!!!! 僕だ!!!!!! 結婚してくれぇええええええええ!!!!!」
 水銀燈が世界で一番じゃないかってぐらい美しい笑顔で「はい喜んで」
 って言ったところで目が覚めた
 こんなことには慣れているから、僕は大丈夫
56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 14:56:50.66 ID:4F0h3fc0
 今日も今日とて水銀燈はローゼンバトルを真紅に申し込む
 僕はそのバトルの最中に叫んだ
「水銀燈!!!!!! 今から五分以内に僕にキスしないと!!!!!
 僕は自らの眼球を抉る!!!!!!」
 失明した
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/16(金) 22:59:36.94 ID:dvAE4t60
しえん
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 14:50:01.58 ID:Wdczwnk0
才能が溢れ出るってこういうのかな。
元スレとか教えて欲しい
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:02:59.71 ID:jrkQECU0
 水銀燈は嬉しかったり喜んでいたりすると背中の羽が小刻みに震えるのだということに気がついた
 僕はさっそくヤクルトを水銀燈に渡した
 背中の羽は強烈に振動した
 次に僕は顔の上にプリンを乗せて手を使わずに食べるという一発芸を水銀燈に見せてあげた
 これは間違いない、と後ろに回って羽根を見たら
 微動だにしていなかった
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:09:14.65 ID:jrkQECU0
 薔薇乙女たちと今日はお茶会に興じる
 皆でおやつを食べたりお茶をすすったりしていると、水銀燈がやってきた
 物欲しそうな顔をするので、クッキーを進めてみた
 水銀燈はそれを恐る恐る齧ってから、ぱぁっと笑顔をみせてくれた「おいしいわぁ」
「実はそれ僕が作ったんだ」
 と言ったら何故かビンタされた
 思わず泣いてしまった

>>58
そのまんま「水銀燈を可愛がりたい」ってところで元々やってたのよさ
そこに投下した奴を、時系列順にもう一度投下しなおしてるだけだから、
内容は変わらないんで元スレを見てもあまり意味が無いですすみません
ちなみに、書き溜めがかなりの量あるから、しばらく新作SSはないかも
前のスレでも読んでくれてた人がもしいたら申し訳ないです
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:09:50.81 ID:jrkQECU0
 ふと、僕は引きこもりだから女の子と一生デートなんかできないんだと悟った
 残酷な事実に発狂しかけてしまったので、水銀燈に頼み込むことにした
 水銀燈は「嫌よ誰があんたなんかと」と酷く不機嫌そうに一蹴する
 必死に食い下がると、水銀燈は鼻で笑いながら「そんなに私とデートしたいなら、左手の指を折りなさぁい」
 と言ったので僕はすっごく悲しくなって泣いてしまった
 そこまでしなきゃ僕は可愛い女の子とデートできないのかって
 おいおい泣いてたらさすがに可哀想だと思ったのか水銀燈は「じ、冗談よぉ冗談」と僕の肩を優しく叩いて、
 デートを了承してくれた
 デート当日、水銀燈は珍しく私服を着ていて、それは病気がちな友人が用意してくれた
 のだと照れたように言った。可愛いなぁ、と思わず呟いたら、顔を真っ赤にして「さっさと終わりにするわよぉ」
 と僕の手を引いてくれた
 僕たちは街に繰り出した
 洋服を買おうと服屋に入ったら店員が「可愛い妹さんですね」と言ってきた
 僕は「いえ恋人です」と答えたら、水銀燈は顔を真っ赤にして「ち、ちちち、違うわぁ」と否定したが、
 店員さんは「可愛い彼女さんですね」と笑った
 食事にしようと、あらかじめ目星をつけていた高級和食店に入ろうとしたら、「私はあそこの店がいいわぁ」
 と水銀燈はファミレスを指差した
「遠慮なんかするなよ」と言ったら「遠慮なんかじゃないわ。それに、ああいうお店って堅苦しいから、
 ろくにおしゃべりもできないでしょう」と笑って言った
 水銀燈は僕にあまり金銭的に余裕がないことを、見透かしていたのだ
 その途端僕は恥ずかしくなって、あまり喋れなくなってしまった
 君のように美しい人形をつれているというのに、僕はあまりにふさわしくない
 自己嫌悪に陥った
 そんな僕の様子に気づいたのか、水銀燈はそっと僕の手を握ってきた
 ああそうだ、と僕は気づいた。
 この瞬間だけは、僕たちは恋人なんだ
 だから、彼女を精一杯楽しませよう
 それから水銀燈はよくわらってくれた。
 僕も笑った。楽しくて仕様が無かった。
 それは僕の人生で最も満ち満ちた時間だった
 去り際、僕は水銀燈に言った
「また……」
 だがそこで言葉は止まった。水銀燈が僕に付き合ってくれたのは、ただの気まぐれだ
 また僕と……
 すると水銀燈はくすって笑って、「何から何まで、私任せなの?」と言った
 僕はその瞬間タガが切れて「好きぃいぃいいぃぃぃいいいいい!!!」と絶叫してしまった
 はっとする。また気持ち悪いことをしてしまった
 恐る恐る水銀燈を見ると、夕焼けのせいなのだろうが、赤い顔で「馬鹿……」と呟いて
 飛び去ってしまった
 また、会って欲しい
 僕はそう独り呟いた
62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:11:32.12 ID:jrkQECU0
 銀ちゃんが作ったおにぎりなら
 たとえそれが泥団子だったとしても
 僕はお腹一杯食べられるよ?
 と水銀燈に言ったら舌打ちしてた
63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:12:45.20 ID:jrkQECU0
 部屋でのんびりしていたら翠星石が寄ってきた
「どうして水銀燈や真紅にばかりちょっかい出すんですか?」
 言っている意味がよくわからなかったので、「ごめん後にして」と答えたら、涙目になっていた
「翠星石とも遊んでください」
 としつこい。
 仕方が無いので指相撲でもしようかと提案したら、「手の大きさが違うから不利ですよぉ」
 とどこか嬉しそうに言う
 じゃあやめようか、と言ったら「馬鹿人間!」と怒ってどこかへ言ってしまった
 何だか知らないがあとで謝りにいかないとなぁと思っていたら
 水銀燈がやってきた
 僕は思わず「銀ちゃぁああああああああんんんんんん!!!!!」
 と叫んで水銀燈に抱きつこうとしたら両手の爪を丁寧に剥がされた
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:15:28.49 ID:jrkQECU0
>>58
あ、でも似たようなSSを読みたければ
ttp://kansatsu.fc2web.com/
ここへ行けばかなりの量あるよ。ちなみに僕はここでは書いてません
これに影響を受けてます
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:21:10.38 ID:jrkQECU0
 いつもいつも僕にちょっかいを出されているのに、どうして君はこうも足しげく
 桜田家に通うんだ?
 と水銀燈に聞いたら真顔で「あなたに会うためよぉ」と言った
 心臓が跳ねて思わず「冗談だろ」と言ったら
「冗談よ」って水銀燈は意地悪げに笑った
 何だか恥ずかしくなって、水銀燈の顔をまともに見れなくなり、ベッドにもぐりこんで隠れたら、
「子供ね…」ってくすくす笑う水銀燈の声が聞こえてきた
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:21:36.49 ID:jrkQECU0
 水銀燈と真紅のローゼンバトルをつらつら眺めていると、ふと気づいた
 水銀燈は真紅にパンチを食らうとき、床に落下する
 その時八割の確立で、尻餅をつき、二割は背中から落下する
 そしてさらに観察すると、水銀燈が落下する位置は、六割の確立で部屋の南側になり、その際
 高確率で近くの本棚に手をかけて立ち上がる
 そのことに気づいてから、僕は十日の内八日間は水銀燈が落下する位置に全裸で寝そべり、
 そのうち二日間は本棚の中に身を潜めて水銀燈が手をかける場所に男性器を置いた
 そんなことを続けて二週間ぐらい経ったある日、翠星石が鋏を持った蒼星石を連れてきた
 僕は二人に気づいていない振りをしながら、全裸で本棚の中に隠れ続けた
 今から何が起こるのか、とても怖いけど、酷く興奮していた
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:22:55.07 ID:jrkQECU0
 水銀燈にかまけてばかりいたら翠星石の態度が冷たくなった
 床にテープを張って「ここから先には近寄らないでください」などと言うし
 夜な夜な僕の首にナイフを突きつけて殺そうとするし、
 貰ったスコーンを食べたら三日間意識を失うし
 いい加減我慢の限界なので一体僕の何が不満なんだと怒鳴ったら、
「今まで私があなたにした一連のことを、水銀燈にやられたことだと考えてみてください」
 といわれて、その通りにしたら不覚にも射精してしまった
 僕は泣いた。翠星石も泣いていた
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:24:42.54 ID:jrkQECU0
>>30
これ最高傑作
69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:44:04.25 ID:jrkQECU0
 つれづれ蒼星石が持つ鋏について考える
 一体アレはどうして、あんなに大きいのだろう
 アレは何を刈り取るものなのだろう
 蒼星石はこれは草刈に使うんだよって言ってたけど絶対嘘だ
 きっとアレは、僕の巨大なマエストロを刈り取るためだけに存在しているんだ
 きっとそうに違いない。なんていやらしい鋏なんだ
 そう考え出してから、蒼星石と目が合うたびに興奮するようになってしまった
 いけない子だ蒼星石
 その旨を蒼星石に伝えたら「お望みどおりにして上げるよ」
 と言われた後右足を股関節あたりから切断された
 そこじゃないよって言ったら「ああごめん。巨大だって話だったから、足と間違えちゃったよ
 で、どれを切れば良かったんだっけ? ちょっと見当たらないや」
 いけない子だ蒼星石
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:44:37.78 ID:jrkQECU0
 ふと、蒼星石の帽子の中には何が入っているんだろうと気になった
 本人に訊いたら「何も入ってないよ」とのことだが絶対に嘘だ
 僕が思うに蒼星石の帽子の中には、蒼星石のいけない妄想が詰まっているんだ
 普段はあんなにクールだけど、きっと蒼星石は薔薇乙女たちのなかで一番いやらしいに決まっている
 その旨を伝えたら「ふふそうかもしれないね」って笑った後「君の頭の中はどうなっているの?」
 って聞いてきたから、僕が蒼星石を使ってどんな妄想をしながら自慰行為をしているのか切々と説明してあげたら
「僕が訊きたいのはそういうことじゃないんだ」って蒼星石は笑って
 僕の頭を嬉しそうに開頭しながら「へぇ意外と普通の造りなんだ」ってつまらなそうに言ったあと
 前頭葉を握りつぶされた
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 16:47:37.82 ID:jrkQECU0
 水銀燈は今も無敵の可愛さだけど、眼鏡をかけてしまえばどうなってしまのだろう、とふと思った
 きっと目があった瞬間に男共を一瞬で射精させる至上最強の淫獣になるに違いない
 水銀燈が現れた
 僕はさっそく、水銀燈に眼鏡をかけてくれるように頼んだ
 案外、あっさりと水銀燈は了承した。上機嫌で「そんなに言うなら構わないわよぉ。それで眼鏡はどこ?」
 と言うので、僕は自分が今までかけていた眼鏡を水銀燈にかけてあげた
 僕の油まみれの眼鏡を水銀燈がかけて、お互いの油を共有するという奇跡
 言い知れぬ興奮を覚えて、不覚にも射精してしまった
 右腕を切り落とされて呻いていると、真紅が「人形に老廃物は出ないわよ」と哀れんできたが
 そんなのは関係ない
 信じる心は必ず救われる。だからきっと信じ続けていれば、水銀燈だって人間のように
 老廃物を排出するに違いない
 そしてそのタイミングで僕は水銀燈とまた油を交換するんだ
 だってそれこそが奇跡ってやつだから
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 17:21:45.55 ID:jrkQECU0
 蒼星石と雑談してるとき僕はふいに「水銀燈は頼み込めばやらせてくれそうだよね」と言ったら
 蒼星石は「あ〜そうかもね。試してみたら?」だと
「まさか」
 と答えたら蒼星石は「なんだい、意外と意気地なしなんだね」とからかうように言って僕の頬を撫でた
 蒼星石の予想外の行動に思わず赤面して、顔を背けてしまったら「人形相手に赤面するなんて恥ずかしい人だね」
 と意地悪げに笑われた
 僕は悔しくなって蒼星石の腕を引き、叫んだ「やらせろよ!」
 そしたら蒼星石、それまでクールに僕のこと虐めていたくせに沸騰するんじゃないかってぐらい顔を真っ赤にして
「ばっ、馬鹿言わないでよ」
 って僕の腕を振り払って、顔を背けてしまった
 こうなったら引っ込みがつかない、と僕は蒼星石の肩をつかんで無理やりこっちを向かせた
「やらせろよ!!!!!!」
 蒼星石は顔を赤くしたままうつむいて、何も言わない。僕はじっと蒼星石の答えを待った
 その時翠星石が部屋に入ってきた「二人してなにしてるですか。にらめっこですか」などと暢気に言う
 それから蒼星石とはきまずくなってしまったけど、目を合わせるたびに顔を赤くする蒼星石は何だか新鮮で
 それからの自慰行為はすっごい量が出るようになった
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 17:27:57.23 ID:jrkQECU0
「最近暑くなってきたわねぇ」と水銀燈が何気なく言うのを僕は聞き逃さなかった
「えっ!!?? じゃあ銀ちゃんも汗かいたりするの!????」
 水銀燈は突然興奮し始めた僕に怪訝な顔をして「汗なんかかかないわよ人形だから」とめんどうくさそうに言った
「でもでも!!!! 暑いって感じるんだよね!!!!!」
「そうね」
「じゃあ暑苦しいとかも思うんだよね!!!!」
「そうね」
「じゃあじめじめとかぬるぬるとかべちょべちょとかも感じるんだよね!!!!!」
「……そうね」
「ところで握手してくれないか水銀燈」
 と平静を装って僕は手を差し出したのだけど水銀燈はちっと舌打ちして、何も言わずに帰ってしまった
 汗ばんだ手で水銀燈の手を握りたいと思ったんだ
 何時間も、何十時間も、何日間も、何年間もそうして、
 いつしかお互いの手が離れなくなってしまって
 僕たちは何億年後かに化石として発見されて
 それが未来人によって『永遠の愛』っていう名前で博物館に展示されればいいって思ったんだ
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/18(日) 00:24:28.64 ID:iDgZz.k0
 もしこの世界が、この小さな部屋全てだったとして、
 そこには僕と君しかいなくて、
 そしたら僕は君を見続けて、何万年も勃起し続けるだろう
 君は酷く怯えるだろうけど、そんなの構わない
 だってこれは敬意なんだ。奇跡みたいに可愛い君に対する、僕なりの敬意なんだ
 だから僕は何億年も君を見つめ続けて、勃起し続けるよ
 そして太陽が滅びるとき、そっと君に口付けしたい
 という話を水銀燈にしたら酷く気分の悪そうな顔をして「消えなさぁい」とか言われた
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 00:49:40.09 ID:iDgZz.k0
 水銀燈は現在近所の廃墟となった教会で暮らしているという情報を手に入れた
 さっそく僕は遊びに行くことにした
 水銀燈は薄暗い教会の中でお人形遊びをしていた。独りで
 あまりにもイメージとかけはなれたその水銀燈の姿にショックを覚えつつも、
 僕は言い知れない興奮を覚えた
 強烈な興奮でまともに呼吸ができなくなりつつも、平静を装い、怯える水銀燈に「僕も混ぜてくれないか」と何とか告げると、
 水銀燈はぱぁっと顔を明るくして「いいわよぉ」と笑顔になった
「お人形は持っているのぉ? 私の貸してあげましょうかぁ?」
 と言われたので、ああこのタイミングだ、と悟って
 僕はズボンのチャックを下ろして「可愛いだろ」と水銀燈に見せ付けた
 水銀燈は普通に大泣きした。挙句出て行け! と教会を追い出されてしまう
 帰り道、あれほど興奮していたのに、すっかり僕は冷静になって、最低な自分を強烈に後悔した
 だけど何だか悔しくなったから、教会に引き返して、
 ぬいぐるみに抱きついてさめざめ泣いている水銀燈に気づかれないように近づいて
 後頭部に射精した
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 03:03:19.79 ID:wrRQSoDO
なんだこの才気あふるる変態は
木山先生のほうも応援してます
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/18(日) 10:17:04.04 ID:iDgZz.k0
>>76
さっそくばれた
こっちも毎日投下なので気が向いたら覗いてね!
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 15:10:57.82 ID:iDgZz.k0
 今日は水銀燈が現れない、と思ったら、風邪をひいてしまったらしい
 これはいけないと僕はさっそくメイド服を着込んで、水銀燈の住処である廃墟教会に向かった
 水銀燈は布団の中で顔を赤くして息も絶え絶えな状態だった
 彼女は僕の姿に気づくと、がたがたと震えてこの世の終わりのような顔をすると、しくしくと泣き出した「私の貞操がぁ…」
 僕はそんな水銀燈に声をかける
「安心しろ水銀燈。僕が看病してやる」
 僕は水銀燈の風邪が治るまで甲斐甲斐しく看病してやった
 おかゆを作ってやり、額に冷たいタオルを乗せてやり、粉薬が苦手な水銀燈のために、粉薬にヨーグルトを混ぜたおやつを作ってやり
 三日目の朝、ようやく水銀燈は回復してくれた
 水銀燈は晴れ晴れとした顔で「最初は誤解してたけど、助かったわありがとぉ」とお礼を言ってくれた
 僕は当然のことをしたまでだ、と答えた後、はたと冷静になり、自分がどれだけ変態的な格好をしているかに気づいてしまい、
 その途端強烈に興奮してしまって、慌てて水銀燈の額の上に乗せてあるタオルに射精した
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 15:11:24.83 ID:iDgZz.k0
 私が新しく仕えた豪族では、この時代には珍しく女が主人を張っており、その豪族は政治的干渉を及ぼせるほど強大な力を誇っていた
 彼女は戦後日本に西洋人形を普及させた第一人者であるという。小さな商店から始め、今や日本で有数の
 玩具メーカーへと成長させた、そのような実力を持った女はどんな老婆であろう、と思ったら、若い女人が私を
 出迎えたので驚いた
 女の名前は翠星石といった。
 商売女によくあることで、彼女もまた気が強く強情であった
 そんな彼女の性格に打ちのめされ、小姓は何人も止めていき、私で十二人めだという
 それでもまあ私のことなどを拾ってくれるところはそうはいないので献身的にお仕えしていた
 翠星石は酒を傾けるときよくこのようにお話をされた。
 私は幾人もの男に抱かれてきたが、本当に愛した人は一人もいないのよ
 どこか自慢げにそうおっしゃられるので、私はへえそうですか、とお返しするしかない
 すると翠星石は私の手を握り、あなたは私に愛されるような男かしら、と妖艶に耳元で呟いてきた
 私はお茶請けの苺大福を出しながら、へえ、私がご主人様に、めっそうもありゃしません、へえ
 とお返しした
80 :『雨傘小間付き』2/5 [sage]:2010/04/18(日) 15:13:59.74 ID:iDgZz.k0
 すると翠星石はきょとんとした顔で、ならばどんな女がお前に合うというのだ、とおっしゃる
 へぇ、田舎娘なんかがそうでしょう。自分の育ちも大層な山の中なので
 つまり、田舎に恋人がおるというのか
 ずばりと翠星石は私の境遇を見破った
 私は赤面してへぇ、へぇとお茶を濁したが、翠星石はそれからいつまでもくつくつ笑っておられた
 またこんなこともあった
 深夜翠星石が苦しげな声でお呼びになるので、これはどうしたことかと急いで向かったら、
 あられもない姿でお布団に寝そべっていらっしゃるのでびっくらこいた
 そんな姿で苦しげにあなた背中を掻いてくださらんかとおっしゃる
 私はえらく緊張しながら彼女の白い肌を掻いた。彼女に近づくと、甘い香水の香りがした
 ふふ、こそばゆい
 へぇすみません
 女の扱いに慣れておらんの
 へぇすみません
 女に触れたのは初めてか
 へぇ、その通りで
 翠星石はくつくつ笑うと、
 もっと触れてみとうとは思わんか、と布団を捲った
81 :『雨傘小間付き』3/5 [sage]:2010/04/18(日) 15:14:56.13 ID:iDgZz.k0
 へえすみません、ご主人様。ちょっくら用事を思い出しまして
 と私はぎくしゃくしながらその場を辞した。襖を閉めた途端、枕でも投げつけたのだろうか、どかん、と襖は揺れた
 ああこれで首が飛んだか、と半ば覚悟していたのだが、翌朝、翠星石に呼ばれて向かったら、
 お前あれでは駄目だよ、と怒られるだけですんだ
 彼女が言うには、据え膳なんとやら、女に恥を、そんなことでは田舎に待たせた恋人も云々
 翠星石からようやく開放されて、縁側でぼうっとしていると、女中の一人が声をかけてきた
 あなた首になったの?
 へぇ、何とか繋がりました
 まぁ! お抱きになられなかったの?
 へぇ、めっそうもない
 女中は酷く驚いた顔をして、あなたのような男は初めてよ、などと妙に感心して言った。
 翠星石は小姓にちょっかいをだして、肉体関係を持っては、小姓を首にするということを繰り返していたという
 とんでもない屋敷に来てしまった、と私は思った
82 :『雨傘小間付き』4/5 [sage]:2010/04/18(日) 15:15:57.02 ID:iDgZz.k0
 件の後以来、私はことあるごとに翠星石に呼ばれては、我侭をきかされるという立場に陥った
 あてつけであろうと思うのだが、女中はご主人様はあなたを気に入ってらっしゃるようですよとからかうように言うのだ
 ある日の晩、翠星石に一献お注ぎしていたら、酔いが回ったのかまたあの話をされた
 私はね、今まで幾人の男に抱かれてきたが、誰も一度も愛してはいないのよ
 へぇそれはそれは
 幾人もの男に抱かれた女をどう思う?
 どのようにも
 汚らわしいと思うか?
 めっそうもない
 私は誰も一度も愛してこなかった
 それはそれは
 だからこの気持ちが一体どのような感情からくるのかわからん
 おっしゃられることはよくわからなかったが、翠星石のお猪口を傾ける手は少し震えていた
 次に翠星石はおまえは愛した女にどのような感情を抱く? と訊いてくる
 へぇ私は教養がないもんですから、わかりません
 答えろ
 翠星石は潤んだ目でじっと私を見つめた。その瞳には、私を追い詰めるように力が込められているのに、
 見つめ返すと、何故か私が彼女を追い詰めているかのように錯覚した
 へぇ例え話でありますが、私の想い人が雨に降られていたとして、私は彼女に傘を差し出すでしょう
 彼女はきょとんとすると、それだけか? とおっしゃった
 それだけでございます
 もっと、抱いたりとか
 へぇ童貞なもんで
 すると翠星石は夜だというのにげらげら笑って、しばらくうるさかった
83 :『雨傘小間付き』5/5 [sage]:2010/04/18(日) 15:16:48.04 ID:iDgZz.k0
 何事もなく平穏に私は彼女に仕え続けた
 数年ほどたち、すると田舎から私の恋人がついに死去したという手紙がやってきた
 元々彼女の病気を治すため、都に出て金を稼いでいた私は、文を読んだ途端お屋敷に仕え続ける理由がわからなくなり、
 その日の昼ごろには翠星石に小姓を辞めたいと申し出ていた
 翠星石は冷たい顔で何故だと一言問うた
 へぇもう金は必要ないので。田舎に帰って畑の手伝いでもしようかと思います
 そうかと翠星石は一言おっしゃって、それぎり何も話さなくなられた
 いつのまにか傍にいたのか、女中が私の頬をぱちんと叩くと、私はお屋敷から放り投げられるように追い出された
 田舎へ帰る道は雨が降っていた。私はとぼとぼと濡れながら歩くばかり
 すると後ろのほうから奇妙な音がしてきて、ふっと振り返ると、世にも奇妙な鉄馬車が走ってきていた
 ようくみるとそれは翠星石が所有していたものであった
 それは私の目の前に止まり、車内にいるぶすっと膨れた顔の翠星石と目が合った
 私は頭をさげた
 へぇ今まであざんした
 その頭がこつん叩かれた。拳の感覚ではないと顔を上げると、傘が差し出されていた
 翠星石は私から顔を背けると、
 私は誰も一度も愛してこなかった
 とぽつりとおっしゃり、鉄馬車は発進してしまった
 田舎に帰った後も、私は年に一度はお屋敷に文を出し、季節ものの野菜を送り続けたが、
 ついには、お屋敷のほうからお返事はなかった
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 15:18:53.81 ID:iDgZz.k0
たまにこういうのも書きたい衝動に襲われる
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 15:31:39.64 ID:iDgZz.k0
 君の可愛いおでこが太陽だとしたら
 僕はきっと地球で
 つまり君がいないと生きられないってことなんだ
 そして僕が君の可愛いおでこにキスするとき
 それは世界が滅びるときってことなんだけど
 僕はそれでも構わないよ?
 ってラプラスに言ったらこめかみを指先で叩いて「お前いかれてるだろ」というジェスチャーをした
 興奮する
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 16:01:10.71 ID:D.nAeyEo
>>84
逆だろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 16:07:56.84 ID:xMcHNFo0
4月1日にスレ立てると言っていたじゃないか!
絶対に許さない絶対にだ
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 18:07:14.11 ID:2wurchgo
才能の成長が自らの性癖に妨げられてるのかwwwwwwww
不憫すぎるwwwwww
もっとやれwwwwっうぇwwww
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 18:48:18.39 ID:iDgZz.k0
 ひょっとして僕は夢を見ているのかもしれないと思った。
 だって水銀燈っていうまるで奇跡みたいな存在とこの空間を共有できているんだから
 さっそく僕はその奇跡を存分に堪能しようと水銀燈を監禁した
 椅子に縛り付けた水銀燈の前に、全裸で君臨すると、水銀燈は恐怖に慄いた顔をし、
 汚い言葉で僕を罵倒し始めた
 僕はゆっくりと水銀燈の服に手をかけ、(中略)

 そんなこんなで僕と水銀燈は一子をもうけ、今では幸せに暮らしている。
 子供には、奇跡という名をつけようと思っている。

>>86
もう戻れない

>>87
エイプリルフールということで許して! ちょこちょこ新しいのも書いていくし!

>>88
正に奇跡
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 18:54:36.37 ID:iDgZz.k0
 最近カラスを見ただけで
 水銀燈を想って勃起してしまうようになった
 これって奇跡じゃない?
 って水銀燈に言ったら中指立てられた
 その指で心臓を貫いてくれって思った
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 18:55:37.98 ID:iDgZz.k0
 薔薇乙女たちとローゼンメイデンを鑑賞していたら
 僕があまりにもオープニングの水銀燈のシーンを繰り返し巻き戻すから
 怒られた
 次はトロイメントの方を見ようよと言われたが
 オープニングに水銀燈が出ないからいいと言ったら
 殴られた
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 18:56:34.03 ID:iDgZz.k0
>>91
オープニングに銀ちゃんを出してさえいれば、トロイメントDVDの売り上げはあと百万部は違っただろう
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 18:59:20.93 ID:iDgZz.k0
 君のために、君を思って、クッキーを焼いてきたよ
 良かったら一緒に食べない?
 大丈夫、変なものは入ってないよ
 強いて言えば、僕の愛が入っているけど
 とラプラスに言ったらうるっせーこいつって怒鳴られてわりとガチなローキックされた
94 :『雨宿り』 [sage]:2010/04/18(日) 19:08:52.95 ID:iDgZz.k0
 その日、図書館に向かう途中、突然の雨に降られて僕は軒下に雨宿りしていました
 こんな日は勉強でもと素敵な少年振舞ってるんるんと出かけたのに酷いじゃない、とぼやいていたら
 すっ、と大きな傘が差し出され、
「君、よければこの傘を使いなさい」
 見たら背の高い、ちょっとおでこが広い男の人が立っている
 自分でも惚れっぽくて仕様が無いのだけど、僕はその瞬間彼に恋してしまっていたのです
 僕が雨宿りしていた軒下は彼のお店だということで、あらすみませんお店の邪魔でしたわねと謝ったら
 良ければごらんになりますか、と彼はショーウィンドウを指差した
 見るとそれはそれは綺麗なお人形さんが飾られていて
 ここは何のお店ですか? と訊いたらお人形屋さんです、とまんまの答え
 男が人形好きなんて変わっていますよね、と彼は寂しげに言うもんだから
 そんなことないわとっても素敵よ、と言うとからから笑っていらした
 それからその通りを歩くたびに僕はお店をひょいっと覗いてみるのだけど、彼の姿は見えず、
 どうやら客が入店してから店の奥からやってきて接客するようで
 お店に入る勇気が無い僕はやきもきしてお店の外から彼がふいに姿を現さないかしらんと
 待ち構えるしかないのでした
 そんな風にして過ごしていたらいつの間にやら冬が来て、街は雪で彩られました
 神様の何とやらなどと言う気はありませんが、ある雪が降る午後昼下がり、僕は軒下で雨宿りする彼を
 見つけました
 何とかしなければと思いましたが傘はこれ一つ。なら相合傘でも、という思考は僕にはできなくて
 自分でも初心で仕様がないと思うのだけど、僕は彼の目の前にぽうんと傘を放り投げて逃げ走ってしまいました
 そんな話を友人にすると大いに笑われて、君それは神様が与えたチャンスというものだよ、ともうそんな機会は二度とない
 ように言うのです
 それでも僕は、また彼と出会える気がしてなりません、と言うとまた笑われた
 しかしまあ神様のご都合主義と言いますか、冬が終わり春になるころ、僕はまた彼に会うのでした
 その日図書館に向かっている途中、あまりにも桜が綺麗でしたので、僕は桜並木でぴたりと立ち止まり、
 まるで雨宿りのように桜の木の下で、ぼうっと舞い散る桜を眺めていたら、
 すっと大きな傘が
「君、よければこの傘をお使いなさい」
 見れば背が高くてちょっとおでこの広い男の人が立っている
 ようく見ればそれは以前僕が投げつけた傘ではありませんか
 驚いて何もいえないでいると彼は「ざんざんぶりですなぁ。こんな酷い雨の中では私にも傘は必要です」とまるで桜吹雪を
 雨みたいに言い、
「すみませんが、相合傘でよろしいですか」と笑うのでした
 僕は何と言ったか覚えていませんが、はいだの、喜んでだの、もごもごと口走ったに違いません
 そして感極まったのでしょう。そのときの私の行動は積もり積もった感情によるもので、決して
 不埒なものではありませんが、
 気づけば、彼の胸の中で、雨宿り
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 19:10:44.22 ID:iDgZz.k0
 水銀燈を思ってばかりいたらついに発熱してしまった
 床に伏してぜいぜい苦しんでいたら水銀燈がやってきた
 こりゃ今までの恨みを晴らされてしまうだろうと覚悟したら
「大丈夫ぅ?」
 とえらく心配そうに寄ってきた
 風邪がうつるかもしれないから近寄るな、と言ったら水銀燈はむっとして
「そんなこと言っている場合じゃないでしょぉ」
 と甲斐甲斐しく僕の看病を始めた
「何か食べたいものあるぅ」
 と訊かれたから食欲がないと言ったら「食べなきゃ駄目よぉ」と怒る
「ゼリーなら食べれるんじゃなぁい?」
 それも食べられないと返したら
「それじゃあ何が食べられるのよぉ」
 と怒ってきたから
「銀ちゃんがふーふー覚ましてくれたお粥なら食べられゆ」
 と答えたら「ばっ馬鹿じゃなぁい。心配して損したぁ」
 と帰ってしまった
 夜中寝苦しくって目を覚ましたら、水銀燈が傍にいた
「あなた寝言すごいのね」
 とくすくす笑っている
「何か言っていたか」
 と訊いたら「そんなに私のこと好きなのぉ?」だと
 恥ずかしくなって「帰れよ」と怒鳴ったら「あらそう」
 ってまだくすくす笑いながら、おやすみなさぁい、って僕の頬にキスしてきた
 朝起きると鍋が置いてあって、『食べなさぁい』という置手紙
 開けてみるとお粥だった。ほどよく冷えている
 僕は水銀燈が一生懸命お粥をふぅふぅ冷ましている姿を想像して射精してしまい、
 びっくりな卵粥が出来上がった
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 20:19:48.36 ID:iDgZz.k0
 水銀燈をじっと観察していて気づいたことがある
 水銀燈はごくまれに、背中に手を伸ばすとぽりぽりと背中の肌がはだけた部分を掻く癖があった
 それはよくよく観察すると、羽根の付け根に集中する
 僕は考えた
 痒みがあるということは
 そこは性感帯になりえるってことだと
 きっと水銀燈の羽の付け根を
 ぺろりと舐めたら
 水銀燈は「ひゃぁっ!」って可愛らしい悲鳴をあげて
 へたり込み、か細く痙攣し始めるに違いない
 きっとそうに違いない
 でもどうやって舐めよう?
 まず水銀燈の動きをとめなければいけない
 だが百戦錬磨の水銀燈を拘束するには背後から不意打ちするしかない
 そうすると羽根の付け根に舌が届かない
 とはいえ前から正々堂々と行っては殺される
 頼み込めばもしかしたら舐めさせてくれるかもだけど
 嫌がる水銀燈を押さえつけて無理やり舐めるのがいい
 それならばと僕は体を鍛え始めた
 水銀燈を完膚なきまで屈服させるほどの力があれば
 こんなことはいともたやすい
 十年後、苦しい修行を積み、僕は至上最強の男になった
 そして今僕は、僕の目の前に倒れる水銀燈を見下ろしている
 水銀燈はそれでもきつく僕を睨みつけて、まだ気高さを持っていた
 手を伸ばすと、びくりと体を震わせる。憎悪が宿った瞳には、涙が溜まっている
 僕はふいに、むなしくなった
 僕が望んでいたのはこんなことじゃない
 僕が夢見ていたのは、あの薔薇乙女たちが集まる、くだらない昼下がり
 真紅がお茶を所望して
 翠星石がダダをこねて
 蒼星石と談笑し
 水銀燈にちょっかいを出す
 僕が求めていたのは……
 そこで目が覚めた。水銀燈が、不安げな顔で僕を覗き込んでいた
 水銀燈の背中に舌を這わせようとした僕は、剣で腹を貫かれたのだという
 ああ夢でよかった
 大したことなくて良かったわぁ、と水銀燈は背中を向けたので思わず舌を這わせたら
「ひんっ!」
 とか声あげてた
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 23:54:12.13 ID:D.nAeyEo
いいんだ・・・・好きなだけ書くが良いさ・・・wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/19(月) 00:38:29.88 ID:an1/SgUo
薔薇乙女次女にして薔薇乙女一の才女の姿が見えないかしら!
早くあのおでこがキュートな彼女を出さないと全国津々浦々から集ったカナリアンが発狂してしまうかしら〜!
99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/19(月) 07:43:16.16 ID:aE8hvIQ0
>>98
かわいいよカナブン…
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/19(月) 18:27:47.62 ID:aE8hvIQ0

 もし、僕の命と引き換えに
 数百リットルの精液を放出できるとしたら
 僕はそれでも構わないから
 君を狭い部屋に閉じ込めて
 僕は全裸で君を見つめながら
 自慰をし
 酷く怯える君に向かって
 全てを解き放ちたい
 そして意識が薄れ行く中
 大泣きしながら僕の全てに埋もれていく君を見て
 そっと微笑むだろう
 という話をラプラスにしたら冷静に「警察呼んでくれ」って言われた
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/19(月) 18:32:17.18 ID:aE8hvIQ0
 ラプラスが近くにいるとき
 僕はわざと「ラブプラス」と「ラプラス」を間違えて
「最近ラプラスのせいで夜も眠れなくってさぁ。あっ間違えたラブプラスだ
 か、勘違いしないでよっ」
 って言って少女のように可愛らしく赤面してから
 ちらりとラプラスを見たら
「[ピーーー]」って真顔で言われた
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/19(月) 18:34:03.86 ID:aE8hvIQ0
「ちんちんぶらぶらラプラスぺろぺろしちくりりんりん」
 という自作の早口言葉をラプラスの前で延々と言っていたら
 二十二回目で鼻を折られた
 きっと噛んでしまったからだろう
 明日はもっとうまくやる
103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/19(月) 18:34:56.38 ID:aE8hvIQ0
 薔薇乙女たちと一緒におやつのプリンを食べていたら
 水銀燈がやってきた
 物欲しそうな顔で僕たちがもじゃるプリンを眺めているが
 そこは気高き第一ドール。自ら所望するなんてことはしない
 それでも食べたそうにしているので
 ちょうだぁいと可愛く言えば食べさせてやるよ、と提案すると、薔薇乙女たちも賛同した
 水銀燈は悔しそうに僕を睨んできたが、やはり食べたいものはたべたい
「ちっ、ちょうだぁい」
 と言った
 そんな水銀燈のあまりの可愛さに、その瞬間僕は不覚にも射精してしまって
 その場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化した
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/19(月) 18:35:25.64 ID:aE8hvIQ0
 ふと、僕は引きこもりだから、一生ポッキーゲームってやつは体験することができないんだと悟ったら、
 心臓が掻き毟られるみたいな気分になって、絶叫してしまった
 薔薇乙女たちが何事か、と蹲る僕を取り囲む
 僕は「この中で僕とポッキーゲームしてくれる人」と挙手を煽った
 誰も手を上げなかった
 僕はまた絶叫した
 すると皆慌てて「皆ポッキーをそんな風に食べたくないんだよ。ジュンがどうとかそういう問題じゃないよ」
 と言ってくれたが絶対嘘だと思った
 おいおい泣き叫んでいたら水銀燈がやってきた
 僕は「今から五分以内に誰かが僕とポッキーゲームをしてくれなきゃ自[ピーーー]る!」と叫んだ
 水銀燈を含めた薔薇乙女たちはジャンケンで僕とゲームをする奴を決めやがって
 結果的に水銀燈がその役となった
 水銀燈は僕の肩をそっとたたくと、ポッキーを咥え、目を瞑った。顔は真っ赤で、少し震えていた
 僕はそんな水銀燈の姿を見れただけで満足したので、昼寝することにした
 起きたら顔中にビンタされた跡があった
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/19(月) 20:18:45.69 ID:aE8hvIQ0
 ベッドに寝そべり本を読んでたら「お馬鹿さぁん」と声をかけられた
 ふと見ると案の定水銀燈である
 何だよといったら「別に呼んでみただけぇ」などとくすくす笑いながら言う
 僕は悔しくなって「水銀燈」と呼んだ
 だが水銀燈はにやにや僕を見ているだけで、返事はしなかった
 ふん、と鼻を鳴らして読書を再開したら「お馬鹿さぁん」とまた声が
 無視していたら「ジュンくぅん」とか言うので不覚にも鼻血を出してしまった
 幸せな午後の昼下がりだった
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/19(月) 20:22:14.89 ID:aE8hvIQ0
 ふと、水銀燈に友人はいるのかと気になった
 本人に訊いてみるとむっとして、「いるわよぉ、たくさんいるわよぉ」と見栄を張る
 へぇじゃあ連れて来いよ、とからかったら
 水銀燈は次の日から姿を消した
 言い過ぎたなぁ、と反省していたらある日ひょっこり帰ってきた
 自信満々の顔で「友達を連れてきたわぁ」などと言うが、傍には誰もいない
 よく見ると水銀燈はところどころボロボロに汚れていた
 おい一体どこに行っていたんだと訊いたら
「草原」と答えたあと、胸に止まった小さな天道虫を笑顔で指差した「とっても良い奴よぉ」
 僕は号泣して、その日、水銀燈に会えるのは最後の日だってぐらい彼女に優しくした
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/19(月) 21:52:31.83 ID:aE8hvIQ0
 最近便秘気味で悩んでいる
 水銀燈に相談してみたら「知らないわよぉ」と舌打ちされて一蹴
 僕は「考えがあるんだよ!!!!!」と叫んだ
「僕がトイレで踏ん張っているとき!!!!!! 銀ちゃんがじっと見つめてくれたら!!!!
 僕は恥ずかしくって便意を刺激されて!!!!!
 きっとすっごい出ると思うんだ!!!! 驚くほど出ると思うんだ!!!!!
 ねぇ、試してみない!!!!????? 見てみたくない?????? すっごい量の僕のぉおおぉおぉぉぉぉ!!!!!」
 ふと気づいたら水銀燈は蠢く蛆虫でも見るような目で僕を見ていることに気づき、
 その途端便意が刺激されて凄まじい量の排便をしてしまった
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/19(月) 22:35:22.88 ID:aE8hvIQ0
 もし君が耐え難い腹痛に襲われたとき
 僕は一生で一度の神様へのお願いをその時使って、
 君の腸内に溜まる憎き大便の全てを
 僕のお腹の中に移してくれってお願いするよ
 その結果僕がどんなことになっても、君は気にしないで
 ただ忘れないで欲しい
 世界で一番馬鹿で、世界で一番君を愛していた
 僕のことを
 という話を水銀燈にしたら具合が悪そうにうっと嗚咽を漏らしていた
 照れるなよ
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/19(月) 23:55:38.91 ID:aE8hvIQ0
 水銀燈が泣きながらやってきたので何事かと訊いてみたら
 ジャムの瓶が開かないのだという
 君これしきのことで泣くでない、と叱ったら、そんな偉そうに言うなら開けてみなさいよぉとまた泣かれた
 ちょっと瓶に力を入れてみて、ああこりゃ無理だなと悟ったのだが、期待のまなざしで僕を見上げる水銀燈
 と目が合ってしまった
 ちょっと尋常じゃないぐらい無理をして、何とか瓶は開けることができたのだが、指を数本骨折してしまった
 だが水銀燈はぱぁっと顔を明るくすると、「ありがとぉ」と微笑んだ
 そんな水銀燈の笑顔をみた瞬間僕は言い知れぬ興奮を覚えて、立っているのも間々ならなくなり、
 慌てて今あけたばかりのジャムの中に射精した
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 00:44:52.75 ID:ggIwmoI0
 水銀燈の機嫌が最近妙に上々なので、何かあったかと訊いて見たら、友達ができたとのこと
「紹介してあげるわぁ」
 と連れてきたのは一羽の小鳥だった
「へぇ、可愛い友達じゃないか」
「そうでしょぉ。名前はピーちゃんって言うのよぉ」
 とか言う
 その幼稚なネーミングセンスに言い知れぬ興奮を覚えて、呼吸すら難しくなったのだが、
 何とか正気を保って「ピーちゃんの趣味は何だい」と訊いてみた
 すると水銀燈は自慢げに「お歌よぉ」などと言う
 もう駄目だと耐え切れなくなり、僕は慌ててピーちゃんの口ばしの中に射精した
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 01:02:29.55 ID:l6OzHgAO
基本的に射精って凄いね

誉めてないけど
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 02:01:09.41 ID:YdJK/ESO
才能がヤバいな
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:15:18.86 ID:ggIwmoI0
>>112
よく言われます^^
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:16:08.40 ID:ggIwmoI0
 今日も水銀燈がやってきて、真紅たちにぐちぐちと言っている
 ぼうっと彼女のはだけた背中を眺めていたら、埃がついているのに気づいた
 放っておくのもなんなのでとうってやろうと、少し指先で触れたら、
 瞬間水銀燈は「ほあああぁあ!」とか奇妙な悲鳴を上げた
 驚いて後じさったら振り向いて、「何するのよこの変態ぃ!」と怒鳴られた
 埃がついていたから、と言っても意に介さないで、変態変態と罵倒してくる
 イラついてしまったので、「お前こそ背中ちょっと触られただけでそんな反応するなんて、お前が一番変態なんじゃないか」
 と言ったらかぁっと顔を赤くして「ジャンクになりなさぁい!」と襲い掛かってきた
 こりゃまずいと思ったときにはもう遅く、僕は窓を突き破って外に放り出された
 意識を取り戻したのは三日後のことだ
 目が覚めると、心配そうに覗き込んでいた真紅と目が合った
 水銀燈は? と訪ねると、僕が落下した後、ひとしきり慌てふためいたが、もう後には引けないと考えたのか、
 自業自得よぉ、と言い捨て、その後姿を見せていないという
 今回別に僕は悪いことしてないよなぁ、と言ったら真紅はそうね、と頷き、心配させないでちょうだい
 と僕の頭を撫でた
 それから何日かして、部屋に手紙が投げ込まれた
 それは水銀燈からのものだった
『このあいだはごめんなさい
 おけがはどうですか
 おこっていますか
 またあそんでくれますか』
 とあり、素直じゃないけど、中々可愛いところがあるなぁ、と独りごとを呟いたら、
 やかましいわよ! と窓の外から怒鳴られた
115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:17:05.17 ID:ggIwmoI0
 一瞬だけでいい
 一瞬だけでいいから
 水銀燈のおっぱいを見たいと
 熱烈に思った
 その旨を水銀燈に伝えると「馬鹿じゃないのぉ?」と散々罵倒された
 僕は「どうしても!!!!! 諦めきれないんだ!!!!!!!」と絶叫して、何度も土下座した
 一週間ぐらい頼み続けたらようやく、「本当に一瞬だけよぉ!」と半ばやけくそ気味に水銀燈は了承してくれた
 それじゃあ今夜月の見える丘で待っているから、と告げたら、わかったわよぉ、と水銀燈は赤面しながらも頷いてくれた
 その晩うっかり自慰に興じてしまってすっかり水銀燈との約束を忘れてしまった
 まあいいいかと眠りにつき、朝起きたら、顔中に落書きがされていた
 そんなに見て欲しかったのか可愛い奴め
116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:18:02.73 ID:ggIwmoI0
 水銀燈のおっぱいを揉まないと死んでしまう奇病にかかってしまった。わりかしマジで
 その旨を水銀燈に伝えたら「あきれ返るぐらいの馬鹿ねぇ!」と相手にしてもらえない
 そんな水銀燈の目の前で、堪えきれず吐血してしまう
 弱った姿はぎりぎりまで見せたくなかったのに…
 水銀燈は「う、嘘臭いわねぇ」と口では言うが明らかに僕のことを心配していた
 僕は「信じてくれないならそれでいい。ただ忘れないで欲しい。僕は本気で君の事を想っていたんだ」
 と彼女に告げて、僕はそれきり床に伏した
 それから毎日水銀燈は僕が眠る傍でうろうろと落ち着かない様子だった
 何か用かと問うと、別にと顔を伏せて、埒が明かない
 まあ君に看取られて死ぬなんて幸せだ、と言ったらうぐっ、と呻いて涙を堪えていた
 いよいよ僕の命が消え去る時がきた
 視界がかすみ、手足の感覚が最早無い。真紅が何か最後に言いたいことは? と訊いてきたので、「世界平和」と答えた
 薔薇乙女たちに囲まれながら、僕は死にいく。僕は幸せものだ。
 そっと目を閉じようとするとき、水銀燈が叫んだ
「あああああもうううぅうう!!!!」
 そしてがっ、と僕の手を掴むと強引に引き、「これがローゼンメイデン第一ドール、気高き水銀燈の生き様よ!!!」
 と叫んで、僕の手を自らの胸に招いた
 それから僕は順調に回復に向かった
 やっと歩けるぐらいになったので、景色を見ようと窓まで歩いたら、ふわふわと飛んでいる水銀燈に会った
 ありがとう、と告げると、水銀燈は顔を真っ赤にして「何のことかしら」と惚ける「あなた夢でもみていたのではなくて?」
「とても柔らかかったよ」
 とからかうように言うと、水銀燈は「うるさいわぁ!」と怒鳴って飛び去ってしまった
 気高き彼女の生き様を、僕は一生涯忘れることはないだろう
117 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:20:00.11 ID:ggIwmoI0
 蒼星石を見ていてつれづれ思うことがある
 彼女は暴走し、迷走する薔薇乙女たちを正しき道に誘う突っ込み役である
 罵詈雑言を吐く翠星石を優しく微笑み宥め
 我侭で周囲を困らせる真紅を諌め
 水銀燈には冷酷に、だが真理をついて道を説く
 それならばと僕は全裸になった
 そして日夜「ふぅううう……! ふすぅうううう……!」荒い呼吸で本棚に股間をこすり付け続けた
 そんな僕の姿を見て薔薇乙女たちは泣いている
 僕は期待のまなざしを蒼星石に向ける
 彼女はくすっ、と冷たく微笑むと
「汚い人間」
 と言った
 耐え難い快感が全身を貫いて、僕は思わず射精してしまった
 全身の力が抜けてへたりこみ、荒い呼吸を何とか沈めようとしていると
 蒼星石は鋏を構えて僕に近寄り
「期待していたんでしょう。お望みどおり、切り落としてあげるよ」
 と微笑んだ
 勃起もしていないのに、また射精してしまった。このだらしないものをいっそ早く切り落としてくれ、と思った
118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:20:44.07 ID:ggIwmoI0
 蒼星石に構って欲しくて僕は四六時中全裸で過ごしていた
 その日も翠星石の後頭部にどれだけ気づかれないまま男性器を乗せ続けられるかという行為を
 楽しんでいたら、蒼星石はとてとて僕に近寄ってきた
 激しい興奮を覚えながらも、冷静を装い「な、何だよ」と返したら蒼星石は無言で
 僕の目の前に糸切りバサミを放り投げた
 そして
「もう自分でできるだろう」
 と微笑むのだ
 僕は震えた手で糸きりバサミを持ち、ゴミでもみるかのように僕を見下ろす蒼星石をじっと見つめながら、
 それを股間にあてがったら、蝋燭の最後の灯火ということでもないだろうが、瞬間一際凄まじい射精を
 してしまって、暴発したそれは一抹、蒼星石の頬に付着した
 蒼星石は「悪い子だ」と冷酷に呟くと、股間にあてがったままの糸切りばさみを踏みつけた
 薄れ行く意識の中、不愉快そうに頬を拭う蒼星石と目が合い、僕は幸せだった
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:21:43.84 ID:ggIwmoI0
 蒼星石は女の子なのか男の子なのか、ふと気になった
 本人に聞いてみると「女の子に決まっているじゃないか」と言ったが絶対嘘だと思った
「じゃあどうしたら信じてくれるの?」
 と蒼星石は言うから、僕は「証拠をみせゆのよ!!!!」と叫んだ
 すると蒼星石はくすって笑って「仕様が無い人だなぁ」って言いながらズボンに手をかけた
 その瞬間僕は激しい興奮を覚えて気を失った
 目覚めると蒼星石が見下ろしている
「大丈夫かい」
 結局君は男の子なのか女の子なのか、どっちなんだい? と訪ねたら
「秘密」
 と胸板に指を這わせられた
 お願いだからこの醜い豚を激しく罵ってくれと思った
120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:23:19.97 ID:ggIwmoI0
 風俗通いが趣味の上司が、「最近、蒼星石SMクラブが熱い」とやかましく語ってうるさいので、
 どんなものかとその日の会社帰り僕も通ってみることにした
 蒼星石に指示されたとおり、服を脱ぎ、わくわくと調教を待っていると、
「ああこりゃ駄目だ」
 と蒼星石は声をあげた
 何事かと思えば、「君、もう調教済みじゃないか。帰りなよ」と飽きれたように言われてしまい、
 大いに恥をかいた
121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:24:13.83 ID:ggIwmoI0
 最近風が強い
 そのせいか皆風邪気味
 蒼星石がくちんとくしゃみしたのを見て思わず、
 可愛いなぁ、と言ったら
 蒼星石ったら顔を真っ赤にして「もう」って拗ねちゃった
 僕がごめんごめんって慌てて謝ったら、「じゃあ抱っこしてよ」と珍しく甘えてくる
 よっこらせと腕に抱くと
「風邪うつしちゃおっかな」
 などといたずらっぽい笑みで言うから
 その瞬間凄まじい興奮に襲われ、蒼星石を抱っこし続けるのも難しくなったのだが
 そんな僕を見て蒼星石は妖艶な顔でくすりと笑い
「抱っこし続けてくれなきゃ許さない」
 なんて耳元で言うもんだから
 真紅の頭の上に発射することでなんとか事なきを得た
122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:24:53.10 ID:ggIwmoI0
 水銀燈が何やら上機嫌にしているので、どうした? と訊くと
「貰っちゃった貰っちゃったぁ。めぐから綺麗なお花貰っちゃったぁ」
 とくるくる踊っている
 へぇいいなぁ、などと言ったら「はいマエストロにもぉ」と水銀燈は無邪気な笑顔で一輪のたんぽぽを差し出してきた
 その瞬間眩暈が覚えるほどの興奮を覚え、自律神経を保つのも困難になったのだが
 何とか正気を保って「この花はなんて花だい」と訊いたら
「ご、ごめんなさぁいちょっとわかんないわぁ」
 と驚くほどの無知っぷりを披露してきたので
 その瞬間堪えきれなくなり思わず射精したのだが
 真紅の後頭部に発射することで何とかことなきを得た
123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:26:01.47 ID:ggIwmoI0
『愛してゆのよ』

 水銀燈に幾ら「愛してゆのよ!!」といっても気分の悪そうな顔で舌打ちするだけで
 相手にしてもらえない
 それならと「今から僕の君への愛を証明するからよく見てて!!!」と叫び
 ズボンを下ろした瞬間真紅がティーを嗜むカップの中に並々と射精した
 カップの中から溢れ出るほどの量に我ながら満足し
「見てくれこれが僕の愛だ」
 と言ったらあまりの屈辱のためか真紅は突然大泣きし、
 慌てて「もちろん真紅のことも愛しているよ。これぐらい」と言って
 ヤクルトの空き容器に並々と射精したら
 いよいよ四肢を切断された

『あくび』

 ふと見ると、まるで猫がそうするように、真紅はくわぁと無防備な欠伸をしていた
 ちょっとした悪戯心でその口の中に指を突っ込んだら、あがが、と口を閉じれなくなり酷く驚いていた
 いつもは見せない真紅の間抜け面に愉快になりげらげら笑ったら、不機嫌そうな顔で「幼稚ね」と言われた
 そんなことがあったことも忘れて、くわぁっと欠伸してしまったら
 今度は僕が口の中に指を入れられた
 真紅にそのような意思はなかっただろうが、口内の性感帯を的確に突かれてしまい、
 その瞬間不覚にも驚くほどの量射精してしまった
 泣きながら撒き散らしてしまったそれらを掃除していたら
 さすがに悪いと思ったのか真紅も手伝ってくれて
 僕のためにせっせとその汚らしいものを掃除する真紅の姿を見たら
 思わず興奮してしまい、また射精してしまったのだが、
 床を拭く真紅の背中の上に発射することで何とか事なきを得た

『クッキー』

 水銀燈を含めた薔薇乙女たちが、僕のためにクッキーを焼いてくれたという
 それぞれがそれぞれの個性を持ったクッキーで、中々素晴らしい出来であった
 ふと水銀燈が作ったクッキーを見ると、
 普段のクールな性格からは想像できないほどのファンシーで可愛らしいクッキーを製作しており
 その瞬間耐え難い興奮に襲われ、涎が溢れ出る口を閉じるのすら難しくなったのだが
 何とか正気を保って「美味しそうだね」と水銀燈の作ったクッキーを指して言ったら
 水銀燈は顔を真っ赤にして「ふん。どうせらしくないとか思ってるんでしょう」
 などと言う
 堪えきれなくなり、瞬間驚くほどの量を射精してしまったのだが、
 麻痺したように痺れる体を懇親の力で捩り
 一番出来の悪い真紅のクッキーにぶちまけることで何とか事なきを得た
124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 18:26:59.06 ID:ggIwmoI0
『無限ループって怖いよな』

 またもや持病の突然射精してしまう病のせいで、水銀燈に迷惑をかけてしまった
 大泣きして大変だったが、服を洗濯してやり事なきを得た
 その間水銀燈は着るものがないのでタオルに包まっており
 そんな彼女の姿に興奮を覚えつつも、舌を噛み切ることでなんとか正気を保っていたのだが
 ふと水銀燈が真っ赤な顔で「どうして私を見ただけでそんないやらしいことになるのよぉ」とかぽつりと
 言ったので堪えきれなくなり思わず水銀燈が包まるタオルに射精してしまった
 またもや水銀燈はおお泣きしてしまって、慌てて新しいタオルを持ってきて渡したのだが
「もういやぁ」
 などと水銀燈は赤面してむせび泣くのでまたもやタオルの上に射精してしまった
「いい加減にしなさぁい!」
 と罵倒されてしまいまたもや僕は射精してしまい、慌てて本を読んでいる真紅の後頭部に
 発射することでようやく事なきを得たが、
 困ったことに水銀燈の着るものがなく、水銀燈は慌てて僕のベッドの中にもぐりこみ
「近寄ったら[ピーーー]わよぉ」
 と紅潮した顔で言うのでまたもや僕は凄まじい量の射精をしてしまい
 今日はそんなことが117回は繰り返されて
 僕はついに衰弱して病院に運ばれた

『昔日の君へ』

 水銀燈と目が合うだけで射精してしまうような日々が続き、
 ほとほと参ってしまった僕はつい、水銀燈に「もう僕に近寄るな」と怒鳴ってしまった
 水銀燈はいらっとした顔で僕を睨んだが、「それもそうね」と言い残し、そのまま姿を消した
 それから数年水銀燈は姿を現さなかった
 僕のその間の日々は味気ないものだった。まるで景色は色を失ってしまったかのように日々の感動は消え失せ、
 僕は部屋に引きこもってただ生きるだけの生活を続けた
 それからさらに数年たち、春が訪れた
 その頃になると僕は引きこもりから脱しており、大学生として充実した日々を過ごしていた
 もうあの頃のように変態的な行為に陥ることもなくなり、親しい女友達もできた
 僕は大人になったのだ
 そんなある日、家に帰ると、真紅がぼろぼろになっていた
 どうしたのだ、と訊くと、懐かしい奴が帰ってきやがったのだわ、と不貞腐れたように言う
 ふと見ると、床に見覚えのある、黒い羽根が落ちている
 その羽根を拾った瞬間、水銀燈の姿が鮮明に蘇り、
 あまりにも凄まじい興奮が身を震わせた
 何とか正気を保っていると、背後に気配が
 振り返ると、水銀燈である
 ちょっとはマシな男になったかしらぁ、などと微笑んでいる
 僕は、あまりにも美しき、昔日と変わらない彼女の姿に
 射精するよりも感動して
 泣いてしまった
 水銀燈はそんな僕の頭をそっと撫でると
 相変わらずお馬鹿さぁん
 と笑った
125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 18:27:16.92 ID:38r0hw6o
ここまでトリ付ける必要の無いスレも無いな
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:28:37.81 ID:ggIwmoI0
『ふゅ……』

 部屋に戻ると、水銀燈が僕の机で眠りこけていた
 仕様が無いやつだなぁ、と思いながら、起こしてやろうと近寄ったら、
 薔薇乙女にあるまじき腑抜け面で涎を垂らしているのを発見した
 その瞬間、あまりにも可愛らしい水銀燈の姿に、脳漿が蕩けるような興奮に襲われ、
 最早人としての尊厳を保つことも難しくなったのだが、
 何とか正気を保って、「ほら水銀燈起きろ」と水銀燈を揺すり起こした
 すると「ふゅ……」などと寝ぼけたことを言いながら、涎を垂らしたまま起き上がりおった
 寝ぼけた阿呆面で涎を手の甲で拭う水銀燈の姿を見たら
 最早堪えきれなくなり、机の上に射精してしまったのだが、
「もうこんなに涎垂らしやがって」
 と白を切ったら水銀燈は信じきって「ご、ごめんなさぁい」と僕の精液を
 慌てて袖で拭い始めて、
 何とか事なきを得ることができたと思ったのだが
 そんな水銀燈の姿に体感したことのない背徳感に襲われ
 またもや凄まじい量の射精をしてしまった
 しかし咄嗟の機転をきかせて
 独りで遊んでいた真紅からくんくん人形を取り上げ
 それにぶちまけることでようやく事なきを得ることができた

『くだらない紙切れ』

 水銀燈が何やら機嫌が良いので、どうしたのだと訊いたら、「友達ができたのよぉ」、と嬉しそうに言うではないか
 君それはまた鳥とかではないのかね、とからかうように言ったら、幼い顔をむっとさせ、
「近所の幼稚園に通う子なのよぉ」と言う
 人間とそんなに親しくして良いもんなのかと首を傾げていたら、「とっても可愛い子なのよ」と
 水銀燈は紙切れを取り出して僕に突きつけた
「その子が書いてくれたのよぉ」水銀燈が心底嬉しそうに見せてくれたのは、クレヨンで描かれた水銀燈の似顔絵だった「宝物よぉ」
 あまりにも拙く、無価値極まりないその絵を、まるで極上の価値のように扱う水銀燈に
 僕は凄まじい興奮を覚え、理性を保つのも難しくなったのだが、
 何とか正気を保ち「その子とは普段どんな遊びをするんだい」と訪ねたら
「石投げごっこよぉ。私が的になるのぉ」
 と君それ完全に虐められているじゃないかと思った瞬間強烈な快感が全身を貫き、思わず射精してしまったのだが、
 真紅がタイミング良く「ジュンの似顔絵を描いたのだわ」と紙切れを持ってきたので
 それにぶちまけることで何とか事なきを得た

『今すぐプリンを食べないと死んでしまう奇病に罹ってしまった』

 水銀燈が泣きながら部屋に飛び込んできたので、君どうしたんだいと訪ねたら
「今すぐプリンを寄こしなさぁい!」と物騒なことに剣を向けてきた
 何が何だか、と首を振ると「友達がプリンを食べないと死んでしまう病になってしまったのよぉ!」さらに泣く
 君それ完全に使いっパシリって奴じゃないかと思った瞬間耐え難い興奮が全身を貫き、勃起する男性器のせいで
 歩行することも困難になったのだが、何とか正気を保ち
 焼きプリンならあるけれど、と言ったら「それじゃ駄目なのよぉ!」と細かい注文までつけられて
 最早我慢の限界に達し思わず射精してしまったのだが、
 タイミング良く真紅が「ジュンおやつよ」と件の焼きプリンをもってきたのでその上にぶちまける事で何とか事なきを得た
127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:30:08.32 ID:ggIwmoI0
『忘却の人形』

 パソコンを弄っていると、真紅が声をかけてきた
 どうせ大した話ではないだろうと気のない返事を返すと「私の方を向いて話しなさい」とやけに語調が強い
 何だよ、と向き直ると「あなたは私のミーディアムで、私はあなたの幸せなお人形。だけど、最近はとてもそうは思えないの」
 などと言う。
 要領を得ないので「何が言いたいんだ」と問うと真紅は悲しそうな顔をして部屋を出て行ってしまった。
 その日から真紅の態度は変わった。
 声をかけても生気がなく、以前から別に談笑など嗜む奴でもなかったが、最近は殊更口数が少なく、本を読むでもなく
 ぼうっと窓の外を眺めていることが多くなった
 それでも僕は特に深く考えず、原因はわからないが拗ねているだけだろう、と特に触れることはしなかった
 しかしそんな真紅の態度は延々と続き、僕はいつしか、彼女が本物の人形のように錯覚するようになった
 ふと気づくと、ただの人形が腰掛けているように見えて、
 ついには真紅というローゼンメイデンは消失し、ただの人形となった
 水銀燈は、動かなくなった真紅を見ると、観念を失ったのね、とため息を吐いた
 どういうことだと問うと、どうもこうもあなたのせいよ、と冷たく突き放す
 なるほどローゼンメイデンというのは、その意識を観念という媒介によって観測され続け、存在していたらしい
 しかし僕は、最早この動かなくなってしまった人形が、ローゼンメイデンという存在であったことすら疑わしく、
 何故この人形はいつも悲しげな顔で僕を見ているのだろう、と思うばかりなんだ。

『にゃぁ!』

 その日水銀燈は意気揚々とやってくると、「真紅アリスゲームを始めるわよぉ!」などと
 今までとは違う意気込みで剣を向ける。
 どうした今日はやる気じゃないか、と訊くと、「今日は秘策があるのよぉ」と得意げに言う
「ずばり真紅は猫が苦手! つまりそこを突けば砂城を陥落させるが如く容易く真紅をやっつけられるってわけよぉ!」
 さっそく秘策を暴露する水銀燈に興奮を覚えながらも、「それで具体的にはどうするんだ?」
 と訪ねると、はてなといったふうにきょとんとし、しばらくしてから「か、考えてなかったわぁ」と慌てだした
 そんな水銀燈の姿に膝が震えるほどの興奮を覚え、思わず射精しかけたが何とか堪え、
 水銀燈に向かって小声で「鳴けっ……! 鳴けっ……!!」と呟いた
 すると水銀燈は羞恥を覚えつつももうそれしかないと開き直ったのか「にゃぁ! にゃぁ!」と真っ赤な顔で鳴き出し、
 もう我慢の限界だと咄嗟に射精する地点を探したら、
 紅潮し何事かを期待した顔で僕を見上げる真紅と目が合ったが、
 ポケットティッシュを持っていることを思い出し、何とか事なきを得た。初めてちゃんと事なきを得た

『自慰なんかしません!』

 蒼星石は一体どんなおかずで自慰をするのだろう、とふと気になった
 本人に尋ねてみたら、「嫌だなぁ人形が自慰なんかするわけないじゃないかぁ」
 とあっけらかんと答えたが絶対に嘘だと思った
 でも薔薇乙女たちは意地汚くおやつを多々所望することがあり、そのことから性欲に似た欲求も
 あるのではないか? と言ったら蒼星石は冷たい笑みを湛えて「君は本当にこういうことには頭が回るなぁ」
 と褒められた
「そんなに知りたいなら今夜月の見える丘においでよ」
 と蒼星石は妖艶な声色で耳元に呟いてくる
 意気揚々とその晩向かったら血溜まりの中に佇む蒼星石が僕を迎えた
「教えてあげるよ僕は真っ赤な鮮血に興奮するんだ」
 しゃきしゃきと鋏を鳴らしながら、蒼星石が僕の股間に鋏をあてがったところで目が覚めた
 真紅が僕の体を揺さぶっていた「ジュン、お茶を入れて頂戴」
 久しぶりに本気で激怒して、泣きじゃくる真紅を無視し、僕は夢の続きを見ようとまた床についた
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:32:00.47 ID:ggIwmoI0
『all my mind for you』

 蒼星石は女の子が好きな子なんじゃないか、とふと思った
 本人に訊いてみたら「そんなことないよ〜」とあっけらかんと笑ったが絶対嘘だと思った
 そう言うと蒼星石はふっと笑みを消すと僕の髪に指を絡めて「そうかもね」と耳元で呟いてきた
 恥ずかしい話だがその瞬間射精してしまって、こんなに淫乱な子が女の子が好きな訳が無い、と考え直した
「僕が君の欲求を満足してあげゆのよ!!」と叫んだら、
 蒼星石はくすっと笑って「残念だけど僕男の子には興味ないから」と揚げ足を取ってきた
 絶望してくずおれたら目の前に蒼星石の靴先が視界に入り、
 せめて舐めて差し上げようと顔を近づけたら
 すいっと避けられて
「舐めさせてください、だろ?」
 と冷たい言葉
 僕と言う豚の全ては蒼星石様に捧げようとその時誓った

『これが君の見た夢』

 ふと蒼星石はどんな夢を見るのだろうと思った
 本人に訊いてみたら「そうだねぇ、あんまりみないかなぁ」と言っていたが絶対嘘だと思った
 きっととってもいやらしい夢を毎夜毎夜飽きもせずに見ているに違いない
 いけない子だ蒼星石
 僕が君の夢を実現させてあげるよ、と言ったら
「ふふじゃあお願いするよ」
 と無邪気に笑った後、両手の指を鋏で丁寧に切り落とされた
 どうして? って訊いたら「これが僕の見た夢だよ」
 いけない子だ蒼星石

『切り落としてくれ!』

 最近蒼星石に主導権を握られている
 これじゃあいけないと、強気に出ることにした
 暢気に鋏を研いでいる蒼星石に近寄り、胸倉を掴んであまり調子に乗るなよ、と告げたら
 わあおっかない、とからかうように言った後、僕の乳首を服越しに突いて来た
 その瞬間耐え難い快感が全身を貫き、不覚にも凄まじい量の射精をしてしまい
 敗北感に打ち震えていたら、耳元で「汚らしい子だね」と囁かれ
 そうです私は醜い豚です、と泣き叫んだら「服を脱ぎなよ」
 言われたとおりにするとまるで焦らすように肌の上を鋏の先で撫でられ
 早くこの醜い豚の乳首を切り落としてくれと思った
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:33:09.71 ID:ggIwmoI0
『激昂の果て』

 その日も水銀燈に振られてしまい肩を落としていたら、蒼星石が近寄ってきて
「醜いね」
 とからかうように言ってきた
 僕はかっとして、思わず蒼星石に殴りかかってしまったのだが、
 軽々と避けられて、逆に後ろ手を取られてしまった
 離せと暴れたら、耳元で「水銀燈にかまけてばかりいないで、僕の相手もしてよ」と囁いてきた
 その瞬間頭がハゲるような興奮を覚え、最早瞳孔を閉じたままにしているのも難しくなったのだが
 何とか正気を保ち「誰がお前なんか」と強がったら
 耳をかりっと噛まれて「僕にひれ伏しなよ」と。
 途端凄まじい量射精してしまって、気づけばこの醜い豚めをもっと罵ってくださいと叫び、全裸になっていた
 蒼星石は満足そうにくすりと笑うと「いけない子だね」と僕の耳たぶに鋏を突きつけた
 ああ早くこの蒼星石様に噛まれたいけない耳たぶを切り落としてくださいと思った

『黒猫の幸運』

 パソコンを弄っていたら水銀燈が得意の馬鹿面下げてやってきて、「マエストロ知ってるぅ? 目の前を黒猫が
 通り過ぎるとその日一日幸運なのよぉ」と得意げに語ってきた
 どう考えても間違った知識を勇んで語る水銀燈のあまりの馬鹿面に、
 皮膚が痺れるような興奮を覚え、最早人間の姿を保っているのも難しくなったのだが、
 何とか正気を保ち、「へぇそれは誰に訊いたんだい」と訊いたら
「大事な友達からよぉ」
 とあまりにも友達に恵まれないそもそも虐められている水銀燈の境遇に
 堪えきれなくなりその瞬間2リットル近く射精してしまったのだが
 その時運よく、真紅が最近凝っているペットボトル工作が近くにあったので
 そこにぶちまけることで何とか事なきを得た
 後日真紅が得体の知れない液体が詰まったペットボトル工作に小首を傾げている様を見て
 強烈な罪悪感に襲われるとともに激しく興奮してしまい5リットルほど射精してしまったのだが
 慌てて真紅が新たに用意した材料のペットボトルに注ぎ込むことで何とか事なきを得たと思われたが
 並々と溢れ出てしまい、結局真紅には大泣きされた

『世界に一つだけの花』

 もしも水銀燈のヘッドドレスの天辺に花が咲いていたら
 僕は人間としての尊厳などかなぐり捨てて
 全裸になりストローを咥え
 夏になると水銀燈の花の蜜を吸いにやってくる美しい蜂の一匹になろう
 そしてその命が秋になり終わってしまったとき
 僕はその花の中にひっそりと身を隠し
 干からび朽ちるまで君と共に過ごそう
 という話を水銀燈にしたら表情の無い死んだ顔で見つめられた
130 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:34:08.89 ID:ggIwmoI0
『意地』

 真紅が「あら? くんくん人形はどこかしら?」と部屋中をうろうろして落ち着かないので
 それはこんな形のものじゃないかい? とズボンを下げて股間を見せ付けたら
「う〜ん、もう少し耳が長いはずだけど」
 とからかうように言われたので思わず剥きになり、
 袋を耳に見立ててぐいぐい引っ張ったら思うの他それっぽくなってしまい
 自信満々でこんな感じかい? と真紅に見せ付けたら悔しそうな顔で「もう少しベロが長いはずよ」とか言うので
 それは僕の得意分野だ、と並々射精したら
 いよいよ泣かれた

『意地2』

 蒼星石が「えっとペンはどこかなぁ」と部屋中をうろうろして落ち着かないので
 ここに、とズボンを下ろして股間を見せ付けてやったら
「う〜ん、もっと長いと使いやすいんだけど」
 なんてくすくす笑いながら言うから
 悔しくなって何とか伸びやしないかとぐいぐい引っ張ったんだけどまさかそんなことできるわけなく
 敗北感に打ちひしがれてくずおれたら
「手伝ってあげるよ」
 と股間に鋏をあてがわれた
 それじゃぁ短くなって使いづらいよ! と息も絶え絶えで訴えたら
「鉛筆みたいに先端を削ったほうが書きやすいだろう?」
 と容赦のない声で言う
 早く逃げなければ、と本能は叫んだが
 僕の心はそれを拒否していた
 とても興奮していた

『今世紀最大の間抜けな腰つき』

 水銀燈がぐずぐず泣きながら「無いわぁ…無いわぁ…」と部屋中をうろうろして落ち着かない
 何を探しているんだいと訪ねたら「さっき捕まえた天道虫がいないわぁ」と驚くほど幼稚な答え
 その瞬間凄まじい興奮に襲われ、最早この世界に自分と言う存在を維持し続けることすら難しくなったのだが
 白目を剥きながらも何とか堪え、一緒に天道虫の行方を探してやることにする
 するとお昼寝している真紅のヘッドドレスの上にとまっているのを発見する
 さっそく取ってやろうとしたら「起こしちゃ駄目よ!」と水銀燈は小声で僕を叱り付け
 今世紀最大の間抜けな腰つきでそろりそろりと真紅に手を伸ばし始めた
 激しい興奮が、最早我慢の限界となり、その瞬間驚くほどの量射精してしまったのだが
 水銀燈が持ってきた虫かごの中にぶちまける事で何とか事なきを得た
131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:35:45.88 ID:ggIwmoI0
『太くて長い棒状のもの』

 ふと蒼星石はどんなおやつが好きなのかと気になった
 本人に訪ねてみると「そうだな…スコーンとか好きかな?」と答えたが絶対嘘だと思った
 淫乱な蒼星石のことだからバナナとかそういう太くて長い棒状のものを好むに違いない
 いけない子だ蒼星石
 丁度ここに熟したバナナがあるよ、とズボンを下げたら蒼星石は
「ふふありがとう」と微笑んだ後鋏を取り出し「まずは皮を剥かなきゃね」と僕の股間を切りつけた
 皮なら既に剥けてるよ? って注意したら聞く耳持たず「あれ? 幾ら剥いても中身が出てこないや?」
 いけない子だ蒼星石

『君の過ごす夜』

 ふと、水銀燈はどんな夜を過ごすのだろうと気になった
 本人に訪ねると「別に普通に寝るわよぉ」と答えたが絶対嘘だと思った
 これほど可愛い水銀燈のことだから、きっと夜な夜なお気に入りのぬいぐるみに話しかけたりとか
 御伽噺のような可愛らしい夢を見るに違いない
 そうでしょう? と告げたら「ば、馬鹿じゃないのぉ」と照れて飛び去ってしまった
 これは検証する必要がありそうだ
 夜、水銀燈が住まう旧礼拝堂に侵入する
 物陰に潜め聞く耳を立てると、すすり泣く声が
「お父様ぁ…」
 水銀燈は泣いていた
 その瞬間凄まじい興奮のために眼球がぐるぐる回り、最早理性を保てなくなって、思わず鍋一杯ほどの量射精してしまったのだが
 こんなこともあろうかと真紅を連れて来ていたおかげで、何とか事なきを得た
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:36:49.63 ID:ggIwmoI0

『季節はずれのサンタ』

 水銀燈が今日もローゼンバトルを挑みにやってきた
 美しい水銀燈の姿を見ていたら、つれづれ考えた
 水銀燈が僕に振り向いてくれる可能性って奴は、如何ほどなのだろう?
 考えるだに万に一つも無い
 そのことに気づいた瞬間大泣きしてしまった
 僕の異常に気づいた薔薇乙女たちが何だ何だと蹲る僕を囲む
 僕は「水銀燈が僕のことを好きになってくれる可能性が万に一つでもあると思う人」と挙手を煽った
 誰も手を上げなかった
 僕はまた大泣きしてしまった
 水銀燈を除いた薔薇乙女たちは慌てて「頑張れば振り向いてくれるよ諦めちゃ駄目だよ」
 と言ってくれたが、僕がそんなことあるわけないだろうと言う前に水銀燈が「そんなことあるわけないじゃなぁい」と一蹴した
 僕は夜になっても泣き止むことは無かった
 布団に包まってぐすぐす枕を濡らしていたら、何やら気配を感じた
 体を起こして部屋を見渡すと、不思議な物体が立っていた
 よく見ると水銀燈だった。綿でも詰めているのか服がパンパンにふくらみ、最早球体となっており、顔には鼻メガネをかけていた。
 水銀燈は僕に気がつくと「どうもサンタさんじゃよ」と馬鹿げたことを言った
 どうやら変装をしているつもりのようだった
 水銀燈は「ここに悩んでいるお馬鹿さんがいると聞いたのじゃが君かね」と言う
「いえ別に」と返したら「それで何について悩んでいるんじゃね」と勝手に話を進める
 仕様が無いから「好きな人がいるんですけど、どう考えても振り向いてもらえそうにないんです」と乗ってやった。
 すると水銀燈は、明かりを消した部屋でもわかるほど顔を紅潮させた
「あ、諦めずにアタックしたら、いつか振り向いてくれるじゃろう。きっとその子も照れておるのじゃ。だから今度からはもう少し
 優しくしてあげたらよかろう」
 そんなことを言うから、僕まで照れてしまって、だけど気持ちが抑えきれなくなり、
「ぜ、絶対に諦めません!」と夜だというのに絶叫してしまった
 水銀燈は「そ、そそそそ、その意気じゃ」と言うと、ふらふらと足を縺れさせながら立ち去った
 次の日、僕は水銀燈の言ったとおり、水銀燈のヘッドドレスに向かって優しく射精した
 ビンタされて大泣きされた。一体何がまずかったのだろう
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:37:41.27 ID:ggIwmoI0
『デートすゆのよさ!』

 桜が満開になったので、水銀燈をデートに誘おうと考えた
 さっそくやってきた水銀燈を呼び止めた
「なによぉ」
「あのさぁ……」
 そこまで言って、言葉は止まった。何やら緊張していた
「あ、あの、そ、そのぅ、えっと〜」
 などと口ごもって要領を得ない僕に、水銀燈は苛立ったようで、「相手しれられなぁい」と帰ろうとした
 僕は咄嗟に「花見デートしてほしいのよさ!!! 明日!!! 桜の見える丘で待ってゆから!!!!」と叫んだ
 僕の勇気空しく、水銀燈はふっと鼻で笑うと「絶対いかなぁい」と玉砕
 しかし僕は諦めきれず、次の日、桜の見える丘で待ち続けた
 案の定水銀燈はこなかったが、僕は夜になっても、そこから動けなかった
 花見をする見物客がすっかりいなくなった深夜、まさかとは思ったが、水銀燈が現れた
「馬鹿みたぁい。ずっと待ってたのぉ?」とくすくす笑う
「ずっと待ってたんだ……君の事……」
 僕は俯いて、水銀燈のことをまともに見れなかった。あまりにも美しい彼女の姿は、どう足掻いても
 手に入れることができない。そんな風に切なくなるのは嫌だったからだ
 水銀燈はふ、っと鼻で笑うと「別にちょっとだけなら付き合ってあげてもいいわよぉ」と言った
 信じがたくて、「えっ?」と思わず聞き返した
 顔を上げると、顔を真っ赤にした、何故か汗だらけの水銀燈と目が合った。よくみたら息切れまで起こしていて、肩が上下していた
「どうしてそんなに疲れているんだ」
 と聞いたら水銀燈は慌てた様子で「はぁ? 何がぁ?」と白を切った
「それで、でっ、…デートするの? しないの?」
 と水銀燈は言うので、僕は「すゆのよさ!!!」と夜だというのに絶叫した
 二人で歩き出したら、水銀燈はぽつりと「次はもっと明確に場所を決めなさいよぉ」と言った
「え?」
「……桜が見える丘って、この時期無数にあるじゃない」
 その夜、二人で眺めた夜桜の美しさは、忘れようとも忘れることはできないだろう。
134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:38:40.18 ID:ggIwmoI0
『ふとした愛の告白』

 ふと、翠星石に愛を告白したくなった
 暢気にスコーンを貪る翠星石に「君は野ばらのように美しい……」と耳元で囁いたら
「ほぁあああああ!!」
 と絶叫して真っ赤になって卒倒してしまった
 こわい
 目を覚ましてから「ちっちちちちちちチビ人間さっきのことですが……」と寄ってきたので
 夢でもみたんじゃないか? と返したらしょんぼりして「そうですよね…」と肩を落とした
 その隙にまた耳元で「夢なんかじゃないさ……」と呟いたら
 また「ほんぎゃああああああ!!」と絶叫して卒倒してしまった
 こわい

『君の形』

 ふと、蒼星石はどんな男の子がタイプなんだろうと気になった
 本人に訪ねると「そうだなぁ、優しくて聡明で、お父様みたいな人かな」などと答えたが絶対嘘だと思った
 いやらしい蒼星石のことだからきっと僕のような性欲溢るる絶倫の男が好みであるに違いない
 いけない子だ蒼星石
 僕たちきっと相性が良いよ、とズボンをさげたら
 蒼星石はくすりと笑って「じゃあちょっと試してみようか?」鋏を取り出すと、僕の股間を切りつけた
 どうして? って聞いたら「まずは僕の形に合わせないと」と卑猥な答え
 わくわくしてされるがまま股間を突き出していたら
 最終的にお弁当に入っている草の形したセロハンみたいな形にされた。薄さも
「あれ? うまくいかないや」
 いけない子だ蒼星石

『ウェルカム・トゥー・ニュー・カインド・テンション』

 ふと蒼星石はどんなテレビメディアを好むのか気になった
 本人に尋ねると「そうだなぁ、ニュースとか見るぐらいかな」などと答えたが絶対に嘘だと思った
 淫乱な蒼星石のことだからきっと深夜放送されているB級ハリウッドのいやらしいシーン、略していやらシーンを
 期待して見続け、思わず夜更かししてしまっているに違いない
 いけない子だ蒼星石
 丁度秘蔵のいやらシーンを特集したお手製のビデオがあるけど一緒にみない? とズボンを下げたら
 蒼星石は「ふふ、じゃあ僕も面白いものを見せてあげるよ」とくすりと笑うと、鋏を取り出して僕の股間を切断した
 どうして? って訊いたら「どんなスプラッタよりもスリリングだろう?」と冷酷な答え
 いけない子だ蒼星石
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 18:39:24.00 ID:ggIwmoI0
『ときめきというものを感じたと思うんだ』

 ふと、蒼星石は男のどんな仕草にときめくのか気になった
 本人に尋ねると「そうだなぁ、普段は男らしい人が、ふとした瞬間に可愛い笑顔を見せてくれたらときめいちゃうな」
 と意外と仔細に説明してきたが絶対に嘘だと思った
 蒼星石のことだからふとした瞬間に射精してしまって照れた男の表情なんかが涎ものに違いない
 いけない子だ蒼星石
 それはこんな感じ? とズボンを下げたら
 蒼星石はくすっと笑って「う〜んちょっと違うなぁ」と僕の股間を鋏で切りつけた
 どうして? って訊いたら「もっと短い方がときめくのさ」と淫乱な答え
 わくわくして蒼星石の理想に近づけることに興奮すら覚えていたのだが
 最終的に根元まで切断された
「あ〜失敗だぁ」
 いけない子だ蒼星石

『お別れだよと君は寂しく微笑んだ』

 パソコンを弄っていたら蒼星石が膝に乗ってきた
 邪魔だと押しのけたら「つれないなぁ」と余裕の態度でどきもしない
 不穏に思っていると「優しくしてくれないと、昨夜ジュンくんがしていたいやらしいことを水銀燈にばらしちゃうよ?」
 と恐ろしいことを言う
 何が望みだと返したら「別に、ただ優しくして欲しいだけだよ。とりあえず、頭を撫でてくれる?」
 というから帽子の上から撫でたら「もう、気が利かないな。そうじゃないよ」と帽子を脱ぎ捨てて、僕に抱きついてきた
 いつ鋏で股間を切り落とされるかわかったもんじゃないので心臓が恐怖でばくばくしていたのだけど
 蒼星石は「どきどきしてるね」と僕の胸を指でなぞった
 結局その日は一日中蒼星石に引っ付かれていた
 生きた心地がしないで夜、寝入ったら、枕元に蒼星石が立っていた
 気づかない振りをして布団を被ったら「お別れだよジュンくん」などという
 意味がわからなかったから、必死で寝たふりをした
 そのうち、本当に寝入った
 朝起きると、蒼星石の姿はなかった
 ほっと胸を撫で下ろしたけど、それからずっと、蒼星石は姿を現せなくなった
 あの夜、お別れだよジュンくん、とどこか寂しそうに言う蒼星石に、僕は何をしてやればよかったのだろう
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 19:52:59.00 ID:1VwEx.Yo
いけない子だ蒼星石のせいで腹痛い
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 22:21:05.10 ID:PXEP7R20
書き手変わった?なんか最初と比べるとクオリティ落ちた気ガス。
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 22:37:57.39 ID:38r0hw6o
まだ削除されたスレのコピペ中の気がする
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 23:10:02.90 ID:ggIwmoI0
>>136
このフレーズを思いついたときはびびっとした

>>137
書き手変わってませんよーしかし後半は極度のネタ切れ状態で使いまわしのオチが多分にあります。申し訳ない…

>>138
書き溜めは全部投下し終わりました。前回のスレから見てくれている方でしたら、お待たせして申し訳ないです。明日からはまた新しく書き下ろしていきます。
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/21(水) 00:30:30.70 ID:6tZq8sDO
面白い
才能あるね

もっと書いてくれ
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/21(水) 03:44:42.83 ID:MdCBoYko
夏奈も木山先生もかわいいな
142 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/21(水) 06:00:42.54 ID:r.v16wSO
夏奈kwsk
143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 04:25:43.72 ID:2wD7iMAO
落ちてね?
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/22(木) 17:28:44.45 ID:cUfc.Ro0
 真紅の生太ももに挟まれながら球体関節をぺろぺろしたら僕はきっと触れずとも射精すると思うんだ
 でも水銀燈の生太ももを直視したらば僕はあまりの興奮に白目を剥き泡を吹きながら倒れ
 そのまま死ぬと思うんだ
 それがお前らの差だ。
 僕は誰にも負けない。
145 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/22(木) 17:31:41.26 ID:cUfc.Ro0
>>140
>才能あるね
この文に言い知れない興奮を覚える

>夏奈
書いているうちに夏奈ちゃんへの愛が薄れていきやむなくHTML化してもらいました申し訳ない
146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/22(木) 17:40:09.92 ID:cUfc.Ro0
 銀ちゃんんんんんん!!!!!!
 気持ちいいよぉおおおおお!!! ふんんぅうううぅうううっ!!! ちぃぃいいいいぃつううう!!!!
 あっ! あっ! あっ! あっ! あああああああああ!!!!
 いやぁああああああああ!!! そこはぁあああああああ!!!
 くれぇええぇええええっんんん!!!! なずぅむぅぅううううまちのぉおっぉおおお!! おっ! おっ! おっ!
 ひかぁりぃいぃいいぃぃぃいんんんんるるるるるつっおおおおぉぉおおくげぇえええええのおぉおおぉっ! おっ! おっ! おぉお!
 僕は誰にも負けない。
147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 17:41:42.55 ID:Pz5wD1Ao
水銀燈に耳かきをしてもらいたい
最初は頼んでも断られるがどうにかやってもらえるまでに持ち込む
水銀燈は耳かき経験値ゼロなわけできっと凄く痛いと思うんだ
そこを堪えていきなり頭を持ち上げてみたい

破れる鼓膜 轟く爆音 薄れる意識
最後に見るものが水銀燈の驚き怯えた顔だったりしたら最高だ
148 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 17:58:50.73 ID:Pz5wD1Ao
ドールの服を洗濯するときはマスターは自分のお古を着せたりする
自分の着ていたTシャツが真紅や水銀燈に触れるんだ
それを想像しただけで股間どころか全身の毛穴から射精してしまいそう

時間的な余裕があるなら洗濯した服をドールに返す前に
彼女たちの服の縫い目を少しだけほつれさせておきたい
考えても見ろ アリスゲームの最中にいきなり服が分解するんだ
それは至高の眼福に違いない
149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 18:09:24.66 ID:Pz5wD1Ao
>>1の毒気に当てられて変なことを書いてしまった
反省 反省
150 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/23(金) 03:34:16.96 ID:89AC.AAO
>>149
その気持ちわかるぞ
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/23(金) 22:52:15.62 ID:nMZNEzo0
 銀ちゃんのおまたはどんななの♪
 真紅のおまたはどんななの♪
 おっぱな(お花)みたいに綺麗かろ♪
 おっぱい見たいなよかですか?♪
 よござんす♪ よござんす♪
 これぞ我らが大統領

 ※意訳
 (あなたの女性器とは一体どのようなのだろう?)
 (あなたの女性器とは一体どのようなのか?)
 (きっとお花のように綺麗なのだろう)
 (ところでおっぱいを見せてもらってもいいだろうか?)
 (いいだろう、きっといいだろう)
 (イエス、ウィー、キャン)

 という自作のポエムを最近密かにしたためている。ノート百冊ほどになったら水銀燈に送ろう。
152 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/23(金) 22:53:39.08 ID:nMZNEzo0
>>149
興奮した。しかし毒気ってw
153 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/23(金) 22:58:14.39 ID:nMZNEzo0
>>151
読み返してみれば確かに毒以外の何者でもなかった
154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/24(土) 00:35:47.23 ID:kOGahwAO
毒なはずのに何故か読むのを止められない
155 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/24(土) 00:56:53.00 ID:75hfy3Ao
世の中には俺たちがカスに見えてしまうような変態がいるんだ
誰にも負けないとかぬかしてるといつか小便チビるぞ
156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/26(月) 14:23:52.47 ID:9bEoisDO
>>110 >>126
の水銀燈お友達シリーズに吹く。

たまに気が狂ったように2828話書くよね。
お花見デートで射精した。
157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 02:31:17.83 ID:aQrJ3l2o
充電中?
158 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 02:59:05.40 ID:JQtbDI2o
木山先生と同時展開してたから己の毒で心の樹が枯れちゃったんだろう
159 :『最終兵器ローゼンメイデン』 [saga]:2010/04/29(木) 01:21:50.82 ID:RiLkV960
 今は昔の話だ
 ローゼンメイデンと言う伝説の人形があった
 彼女たちは兵器だった
 正確に言えば、兵器に仕立て上げられたのだ
 当時日本は戦争状態にあり、戦況は芳しくなかった
 自衛隊は致命的な損害を受け、政府が民間からの徴兵を推奨(とは名ばかりの強制)する事態にまでなっており、
 そんな事態を考えれば、強大な力を持つローゼンメイデンを兵器として使用する政府の判断は、不思議なことではない
 ローゼンメイデンは、その幻想的な姿から、戦地で戦う兵士たちからは神格化され、一種、希望の象徴であるかのように扱われていた
 しかしその想いは、下世話な感情によるものが大きい
 血と崩れた肉が転がる極限の戦場では兵士たちの肉欲は殊更高まる。そんな中にあれほど美しい少女の姿があれば……
 さて、以降僕が語るのはくそったれな戦場での話だ。有害極まりない話だ。それでも僕は語らずにはいられない
 恥辱に塗れた僕の過去が晒されることにより、それが何らかの償いになればいいと思うからだ
 傷を負ったローゼンメイデンがいた。黒いドレスに身を包んだ彼女の名は水銀燈という。
 弾丸が雨のように飛び交う戦場で水銀燈の翼は致命的に破壊され、地に落ちた。
 気を失い横たわる彼女を発見したとき、人形だとはとても思えない肉感に、思わず喉が鳴った
 女だ
 頭の中に欲求が溢れる
 胸に手を伸ばすと、柔らかい
 頭の中で誰かが止めろと叫ぶ。人道から外れている。
 人殺しが何を、と別の誰かが言う
 相手は人形だぞ
 だけど……
 その時水銀燈は目を覚ました。朦朧とした瞳が、僕を見つめた
「お父様…」
 水銀燈はそう呟くと、また気を失った。酷く衰弱していた
 僕は結局、彼女を犯さなかった。知らないうちに声を上げて泣いていた
 ここは肥溜めみたいに腐ってる
 僕もそうなんだ
 僕は彼女の処置を期待してキャンプに彼女を持ち帰った。背中に抱えると、感じる柔らかい体に股間は膨らんだ
 上官が彼女を引き取った際、彼が薄く笑うのを、僕は見逃さなかった
 それから水銀燈の姿は見えなくなった
 頭のどこかでわかっていたことだ
 人間のような人形は、略奪した女を犯せないような腰抜けの兵士たちにとって、都合の良い存在だ
 罪悪を感じないで犯すことができる
 上官は、上官と言っても数ヶ月前までは民間の企業に勤めていたただのサラリーマンだ
 昨日僕の隣で死んだ奴はたったの十七歳で童貞だった
 そんな奴らが生身の女を犯すことなんかできやしない。感覚が残らない銃で人は殺せても、そんなことは到底。
 水銀燈はキャンプの一つで拘束され、そこで犯され続けた
 僕は彼女を助けようなどと、思うことは無かった。彼女を犯そうとも考えなかった
 ただ怖かった。こんなことが平気で行われる戦争という状況が怖くて仕方が無くて、いつでもどこかへ逃げ出したかった
 そして僕を含めて、誰も水銀燈という兵力を失った事態が何を意味するのか、考えなかった、
 戦況は一転した。僕らのキャンプは壊滅的な攻撃を受け、殆どが死んだ
 数少ない生き残りに僕と、水銀燈が含まれていたのは、幸いと考えられるだろうか
160 :『最終兵器ローゼンメイデン』 [saga]:2010/04/29(木) 01:22:45.61 ID:RiLkV960
 生き残った数人は洞窟(恐らく攻撃によって脆い岩盤に穴が開いた箇所)に身を潜めたが、
 全滅と断ぜられた僕らの隊への物資は、既に供給が遮断され、死を待つしかない状態だった
 そんな状態でも、男たちは水銀燈を犯した
 人形とは不幸な存在だ。人間のように脆くは無く、生命ではない彼女の存在は、何を持って活動を停止するのか
 その線引きは曖昧で、ぼろぼろに壊れながらも、水銀燈は意識を保ち続けた
 しかし彼女の心は壊れていたんだ
 男たちが水銀燈を犯す横では眠りにもつけない。寝苦しく息を潜めていると聞こえるのだ
 お父様、お父様、と繰り返す水銀燈の声が
 お父様、とやらが水銀燈にとってどんな存在なのか知る由もないが、それは彼女の救いになっているのは間違いが無く
 彼女は男たちをお父様と錯覚することで、苦しい現実から逃避していた
 ある夜、珍しく、誰も水銀燈を犯すことなく、静かに眠りについた
 眠りについてどれぐらいたっただろう。どうしてか、目が覚めた
 月明かりが眩しいほどだった。目を瞬きながら体を起こすと、声が聞こえた
 水銀燈だった
 彼女は唄を歌っていた。か細い声で、壊れたレコードのように延々と
 男の中に、女の首を絞めることで興奮する奴がいる。そいつの相手をし続けた水銀燈の喉はすでに壊れていて、
 歌声は酷くかすれていた
 ここは腐った肥溜めだ
 何もかもが腐っている
 何もかもが狂っている
 僕は気づけば銃を取り出していた
 水銀燈は月を眺めながら唄を口ずさんでいる
 そんな彼女に銃を向ける
 水銀燈は僕に気づくと、美しく微笑んで、お父様早く抱いて、と言った
 引き金にかける指が震えた
 意思に反して涙が流れた
 ここは腐った肥溜めだ
 だけど、水銀燈は美しかった。喉が壊れて、腕がもげて、邪魔だからと羽根が引きちぎられていても、美しかった
 彼女を破壊すれば、ここは本当に腐り果ててしまう気がした
 だから僕は、彼女を連れて逃げたんだ
 月夜が照らす、寝静まった戦場を、彼女を抱えて必死で駆けた
 朝が来ればまた攻撃は開始される。そうなれば命は無い
 逃げる場所なんかない
 だっていうのに、止まることなんかできなかった
 どれだけ走ったかわからない。だけどどうせ大した距離離れていないだろう
 もう走れないと、倒れこんだ
 水銀燈はきょとんとして座り込んでいる。僕はそんな彼女に言った
 逃げろ、もっと遠くまで逃げろ
 最早正気など消失して、言葉など通じる訳がないのに、僕は水銀燈にそう繰り返した
 水銀燈は無邪気に笑うと、鬼ごっこですねお父様、と言う
 ああそうだよ、鬼ごっこだ。だからもっと遠くまで逃げるんだ
 絶対つかまえてくださいね。
 水銀燈は羽根をもがれている。四肢がどれだけ機能するかも怪しい
 彼女はずるずる足を引きずって、移動を始めた
 僕は傷だらけの彼女の背中に向かって、吐息のように呟いた
 絶対つかまえるから、絶対に。
161 :『最終兵器ローゼンメイデン』 [saga]:2010/04/29(木) 01:23:17.07 ID:RiLkV960
 戦争は、日本の敗北で幕を閉じた
 僕は敵国に捕虜として身柄を拘束され、戦争が終了してから数年後、ようやく日本へ帰ることができた
 帰還したローゼンメイデンは、ただの一体もいなかった
 僕はまだあのときの夢を見る。月明かりのもと水銀燈を連れて逃げ出したときのことだ
 全くもって夢は都合良く記憶を改変する
 夢の中で水銀燈は、白いドレスに身を包んで、羽根を一杯に広げて空を飛んでいる
 そうして僕に向かって微笑むのだ
 絶対につかまえてくださいね、お父様。
 僕はまだあのときの夢を見る。そして目覚めたときには決まって涙を流している
 浮かぶ月に目をやれば、聞こえてくる気がした
 水銀燈の、美しく澄んだ歌声が。
162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/29(木) 01:25:27.20 ID:RiLkV960
どうも>>1です

投下が無いときは、真面目なものを書いているんだなぁ、と解釈してくださいませ

>>158
なるほど自らの毒で蝕まれるのを防ぐためにこうしてまじめなものが
たまに書きたくなるわけだ
それってこわい
163 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 03:49:00.92 ID:8p2814Ao
その毒で枯れそうな心の樹の触手的な何かで
今まさに水をやろうとしていた緑の子が的な
寝よう、きっと疲れているんだ
164 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 11:15:21.68 ID:lEBlRxUo
異常な文章だけを書くようになったら病院に行きましょう
165 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/09(日) 00:17:04.15 ID:g3nTDRUo
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1273315820/

このスレと比べるとエロスが直接的だが
なかなかいける…… ふぅ
166 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/12(水) 01:06:38.13 ID:.2zP7Xw0
最近来ないな
167 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/29(土) 17:22:07.49 ID:sf.xT8c0
もう来ないのかな?
168 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/29(土) 17:35:54.64 ID:WGke.O.o
心の毒が十分たまってないんだろ
169 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/01(火) 04:55:06.29 ID:Ar6jIEEo
書き手のレスがないまま1ヶ月が経過したので告知

続ける意思がなくなった場合は以下のスレでHTML化依頼をお願いします
■ HTML化依頼スレ Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/

続ける意思がある場合は2週間に1度ぐらいでいいので生存報告をよろしくお願いします
みんなで仲良く製作速報を使えるようになるべく放置スレを減らしましょう
170 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/01(火) 07:19:59.45 ID:3iCD1rMo
雨宿り

さだまさしの曲で一番好き
171 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/02(水) 19:21:10.60 ID:G8cTv4Yo
何だこの物凄い才能を感じる>>1は・・・
172 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/03(木) 00:47:29.16 ID:OArM.KUo
その才能を求めて私はいまだこのスレを読み返し続けています
帰って来いよぉ・・・できれば金糸雀Verも作って・・・
173 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/06(日) 13:42:35.59 ID:KMWH9qY0
ここにいる薫って女マジやばかった!
http://specover.com/dose/imo6x2d
ダイOンか!ってぐらいマOコでザ−メソ吸引されたぞ!!
174 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/06(日) 13:50:23.57 ID:pY5clIAO
「ダイソンか!」どんな突っ込みだよwwww
175 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/06(日) 17:46:42.45 ID:ItdhiOAo
ダイコンかもしれん
176 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/09(水) 23:45:59.67 ID:MgXrg3wo
1週間経過
待ってる人がいるようなのでageます
177 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/10(木) 07:00:29.49 ID:VA.B0HM0
待ってる
178 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/14(月) 10:32:00.68 ID:vHUk43oo
終わるには惜しいスレですな・・・
179 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/20(日) 23:55:07.40 ID:Bgt5Us.0
待つ
180 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/29(火) 21:43:35.99 ID:N/3v/N.o
書き手のレスがないまま2ヶ月が経過したのでご案内

続ける意思がなくなった場合は以下のスレでHTML化依頼をお願いします
■ HTML化依頼スレ Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/

続ける意思がある場合は2週間に1度ぐらいでいいので生存報告をよろしくお願いします
みんなで仲良く製作速報を使えるようになるべく放置スレを減らしましょう
181 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/08(木) 09:41:14.86 ID:KUrexfMo
案内から1週間レスが全くなかったので放置スレと判断してHTML依頼してきます
おつかれさまでした
182 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 14:44:53.47 ID:c3DHYVYo
まぁもちつけ
183 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/08(木) 17:20:54.42 ID:4Mpb7Rso
冷静になって事無きを得るんだ
184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/11(日) 17:45:03.57 ID:Tz673cDO
生きてる?
185 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/13(火) 01:51:09.73 ID:Pze2q7w0
流石にもうないだろう
186 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/16(金) 14:37:43.46 ID:Kb5.0O.0
まぁ、あれだな。1レス完結型だから続きが気になるって状態じゃないだけマシだ。

その点を考えると、>>1はマジスゲェわ。
187 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/16(金) 18:07:13.91 ID:bt/7dmko
>>149
みたいに毒気に当てられて変なこと書けばいいんじゃないか
188 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/17(土) 02:10:30.23 ID:FDtx36k0
前々からのこともあってか水銀燈は僕に好意を持ってないのじゃないのかと薄々感じてきた
そして新たに「僕の体を狙って(性的な意味で)毎日きているんじゃないだろうかと」という疑問が生まれたのだ
考えただけで絶頂した僕は実験をしてみることにした

1ベッドの上で全裸で縛られて待機

「よしそうと決まったら実行だ。真紅巻いてくれ」
体に鎖が巻かれると同時に体が引きちぎれた感じがしたが気のせいだろう
しばらくしていつもどうり水銀燈が優雅に窓を破り登場
僕を見てまたか、と言わんばかりに冷たい視線を向けてくる水銀燈
「おい、体が目当てなんだろ!?そうなんだろ!?なら存分に使えよ!!」
僕は賢いな、これなら例え体目当てだったとしても水銀燈となにかしらいかがわしいことができる一石二鳥だな
と思い水銀燈の方を見るとそこには水銀燈ではなく真紅の姿があった
「やっぱり水銀燈は体目当てじゃなかったんだな。よし性欲処理はお前だ真紅。」
バッキバキになったものを真紅の髪に絡めたのだがそこから時間が進んでいない
189 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/17(土) 09:03:38.00 ID:vbRaStAo
なんかきてる!うれしい!
190 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/18(日) 03:01:44.03 ID:Jx9/wk6o
まったくの別人じゃねぇか
191 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/18(日) 03:04:29.54 ID:qft3dlo0
昨日から僕の体が二つに別れているので水銀燈に下半身をプレゼントすることにした
いつも水銀燈が降りてくる場所の真横に僕はプレゼントを持って待機することにする、完璧だ
それに高級感のある箱にリボンまで巻いてある、完璧だ
そしてやってくる
「水銀燈、受け取ってくれ。僕の気持ちが詰まってるんだ」
水銀燈は僕が上半身だけになってるのをみて失神しそうになっていたがなんとか受け取ってくれた
僕は今までの気持ちをすべて詰めたプレゼントを渡したせいかスッキリしていた
「完璧だ」
僕はそんな達成感とともにこの世のものとは思えない奇声をあげる水銀燈によってあの世へと葬られた
192 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/18(日) 03:09:55.15 ID:qft3dlo0
>>190
なんか暇だし書いた


書くなってレスがあれば素直に消えるわ
193 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/18(日) 10:06:49.92 ID:DwmYx1MP
書け書け
194 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/18(日) 13:39:09.37 ID:x8PQvIso
>>1の毒気に当てられて……
195 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/18(日) 23:38:13.83 ID:0GqUD8Io
真紅がぶっかけに目覚めててわらた
196 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/19(月) 01:10:29.03 ID:.8Mcs0A0
今日は久しぶり真紅と遊んでやろうと思う
クンクンをやっている時間帯だったので真紅はクンクンに夢中である
「おい真紅なにしてるんだ」
「•••」
「おい真紅なにしてるんだ」
「•••」
「おい「あなた、こんな平日の昼間から暇なのね」
僕は絶望に呑まれた世界を見ながら射精した
やっぱり真紅にはかなわないね
197 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [age]:2010/07/23(金) 14:47:35.72 ID:iwi.k1o0
支援
198 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/23(金) 17:24:48.77 ID:NnuFlJI0
相撲部屋的な“かわいがり”と期待したら裏切られたでも感じry
199 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/23(金) 20:16:43.51 ID:WFemHMAO
あるときぼくは水銀燈にふとももでマエストロを挟んでもらいたくなって、今日も健気にローザミスティカを狙ってやってきた水銀燈に頼み込んだのだ。
すると頬を真っ赤にさせて「ふっ、ふざけないで」とその美しい声で拒否して来たので「どうしても駄目? 何でもするから」と頼んだがマエストロを一蹴りして飛び去って行った。
おいおいと泣いている所に蒼星石が「僕がやってあげようか?」と申告して来た。
その時ぼくは蒼星石が救いの女神のように見えて思わず射精しそうになってしまったがカタストロフが来る前に何とか自制する。
蒼星石が短い生足を晒し、挟んでもらった所でぼくのマエストロがあらぬ方向に折られる。
挟んでもらった時点で僕は射精していた。
快感とそれ以上に襲い掛かる苦痛を感じながら、ぼくの意識は途切れる。
いけない子だ蒼星石。
200 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/23(金) 20:17:57.35 ID:WFemHMAO
駄目だうまくいかね
>>1戻って来てくらはい
201 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/23(金) 22:52:12.32 ID:8YK999w0
『コントローラー』

 ふと蒼星石はどんなゲームが好きなのかと気になった
 本人に訪ねてみると「そうだな…ドラクエとか好きかな?」と答えたが絶対嘘だと思った
 男の娘の蒼星石のことだから萌え萌え2次大戦(略)☆デラックスとかそういう卑猥な響きの物を好むに違いない
 いけない子だ蒼星石
 丁度ここにコントローラーがあるよ、とズボンを下げたら蒼星石は
「ふふありがとう」と微笑んだ後鋏を取り出し「じゃあいっしょに遊ぼうか」と僕の股間を突き刺しはじめた
 コントローラーは丁寧に扱わなきゃ? って注意したら聞く耳持たず「あれ? 幾ら連打しても反応しないや?」
 いけない子だ蒼星石
202 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 11:38:10.15 ID:wh1iL160
蒼星石大好きなんで続けてくださいあの

203 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 14:39:00.17 ID:/69vO2AO
あるとき僕は蒼星石が百合百合のレズっ子なんじゃないかと思った。
今までそういった節はあったので思い切って本人に聞いてみたら「実はそうなんだよ」と返してきた。
「誰か好きなやつはいるの?」と尋ねたら「君だよ」と顔を寄せて呟いた。
瞬間射精しそうになるが何とか堪え、「え、でも僕は男だよ、それだと同性愛者じゃないじゃないか」と返答したらおもむろに鋏を取り出して僕のマエストロを服の上から切り取った。
一通りちょきちょきやると満面の笑顔で「ほら、これで君も女の子、愛してるよ」
いけない子だ蒼星石
204 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 15:05:34.54 ID:/69vO2AO
あるとき僕は雛苺がうにゅーを視認するとあれだけやりたい放題やっている僕からでも何の警戒もなく受け取り、食べる事に気付いた。
僕の中で天使が囁く
翌日僕は「今日は調子が出ない、悪いけどここで寝てるよ」とローゼンバトルへと行く真紅達に告げると早速製作に取り掛かる。
去り際に昨日百人切りの要領で百発抜きしちゃったからかなぁ…あ、水銀燈に君に会えなくて淋しい、愛してるよ伝えてと言って置いたので大丈夫だろう。
真紅達が行ったのを確認すると僕は持ちうる全てのスキルを用いて大福を作り上げ、店のそれっぽく梱包し真紅達の帰りを待つ。
帰って来ると水銀燈も一緒にいた。
「大丈夫ぅ?」と僕の体調不良を心配してくれる水銀燈。
優しさに思わず射精しそうになるがなんとか堪え、「せうだ、苺大福買って来たんだよ。食べる?」と水銀燈に勧める。
言わずもがな、雛苺は「うにゅーだーっ!」と僕の息子達の繭をとる。
水銀燈も「あらぁ、いいの?」と微笑し、他の薔薇乙女達も食べだそうと動き出す。
その時僕は思った。この笑顔を奪っていいのかって。
思考を完結させる前に僕はみんなの手からソレを奪い取り咥内へ一気に詰め込んだ。
本当に寝込んだ
205 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 15:08:00.58 ID:bYdEp4Eo
感動した
206 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 15:34:01.74 ID:/69vO2AO
まだ僕が今に比べて大人しかった頃、夜、真紅達が寝静まると荒い息をたてながら「ハァハァ…真紅真紅しんくぅー…」と結構なボリュームで声を出す。
数分繰り返したが特に反応はない、やはりリアリティが必要か、とマエストロをボロネーゼして握り自慰行為を始める。
この間も真紅の名前を叫び続ける。
ベッドの上で結構アクションしたのだがやはり反応はない。
その後数時間粘ってたが駄目だった、僕はふて腐れて真紅の鞄に射精すると毛布を被って寝た。
起きたら変態の汚名を被ってた。
207 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 15:38:07.80 ID:/69vO2AO
蒼星石の帽子をそそり立つマエストロに引っ掛けて「見て! ねぇ見て僕のマエストロこんなにおっきくなったんだよ!」って叫んだら「じゃあこっちもおっきくなったの?」と肛門に鋏を突き入れおもいっきり開いた
いけない子だ蒼星石
208 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 16:13:29.60 ID:/69vO2AO
真紅達としりとりをする事にした。
「それじゃあ『り』からだよ、真紅、雛苺、僕、蒼星石の順番な」
「そうね、林檎」
「胡麻!」
「まん○」
「こうのとり」
「りす」
「スイッチ!」
「ち○こ」
心臓を突かれた
まて、お前達僕の事はめただろう
209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 16:21:10.55 ID:/69vO2AO
エアコンが壊れた。
真紅が「暑いのだわ…暑いのだわ…」
と言うので庭に小さなプール(空気で膨らせるやつ)を作ってやったら雛苺や翠星石に蒼星石みんなしてきゃっきゃやりだした。
水着は僕が作ってやった。
サイズを計る時に射精してしまって全員にぼこぼこにされたがまぁ構わない。
さて、僕も一緒に遊ぶか。
スク水来て飛び込んだ。
210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 20:20:51.39 ID:bvUGSiw0
狂気再び
211 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/25(日) 21:42:07.03 ID:/69vO2AO
今日も健気にアリスゲーム、いつものように自分がいかにアリスに相応しいか延々と語る水銀燈。
これだけ自信満々に語られると僕も水銀燈への愛を口先で紡ぎたくなる。
真紅の前へ出ると口にする言葉を脳内で紡ぐ。
この時点で水銀燈は不審そうな目つきで僕を睨むがあっ、射精した。
しかしそんな事をいちいち気にしていられん、空気を吸い込み僕は舌を踊らせる。
「僕は水銀燈を愛してる。どれくらい愛してるかって? そんなの人間の表現能力なんかで表せるわけないじゃないか。
ただ、精一杯君のために表現するとね、君を想って自慰をすると真紅や蒼星石なんかでするときよりたっ   くさん出るんだ(中略)
それでね、それでねっ」
気付けばみんないなくなってた
212 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/25(日) 23:10:39.33 ID:/69vO2AO
>>1

さん来てぇぇぇぇ
213 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/26(月) 14:58:30.13 ID:JPZLehYo
YOUもなかなかの腕前ですぞ
214 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/26(月) 17:38:14.16 ID:vki0QOQ0
そろそろ本気になろうと思うんだ
本気を出せばみんなも気づいてくれると信じて
このマグナムをむき出しにして
勇気を出して
さぁ真紅の口を目指してさぁ飛びたて!
「インザスカイ!!!!うひょおああああああああああああああたあ!」
真紅の目から怪光線が放たれると同時に
マグナムが窓からインザスカイした
そして暴発した


215 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/26(月) 20:33:52.97 ID:5HRGMQAO
>>214
IDすげぇ
216 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/26(月) 21:03:17.71 ID:eQeO/aMo
×アリスゲーム
○ローゼンバトル
217 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/27(火) 03:12:20.94 ID:L7cq8zQ0
IDすごかったのか畜生

日付変わっちまったよ畜生
218 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 10:34:08.39 ID:SgQ4b2AO
>>1
こんな所でやってたのかよ!探したんだぞ!
4月から、何回2ch検索で探したと思ってんだよちくしょー!!!
219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/28(水) 19:44:27.28 ID:qluocYAO
>>218落ち着け
220 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 20:27:08.00 ID:SgQ4b2AO
>>219
もう無いものと完全に諦めてたから、嬉しかったんだもん!!!このスレを見つけた瞬間、耐え難い興奮で意識を保のも困難になったんだもん!!!

ていうか>>1いねーじゃねーか!!!また置いてけぼりかよ!!!
221 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 22:28:42.25 ID:axZ3WwDO
>>1の才覚を表す>>220だな
222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 18:41:02.48 ID:f6SbCYAO
>>1!!!
毎日チェックしてるんだからね!!!早く帰ってこいよ!!!
223 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 20:13:32.95 ID:TLstVoDO
[切腹]の試合で>>1が現れるか期待しちゃったぜ
224 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 18:15:14.21 ID:oz0pXYAO
>>1
まだ〜?
225 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/09(月) 16:22:47.87 ID:phO5NcAO
最近ふと蒼星石の身体には女体盛りが似合うんじゃないかと思い始めた
つれづれなるままにそんなことを考えていたら窓の外から蒼星石がやって来て
「今日はマスターがお土産にお刺身を持たせてくれたよ」
なんて言うもんだから
激しい興奮の下、僕は理性が空の彼方へ霧散してその場にぶっ倒れてしまいそうになるのを必死にこらえていたのに
「あーんってしてあげようか?」
などと蒼星石が無邪気な笑顔で僕をからかい出したので
僕の雄々しい息子がほとばしる熱いパトスを吐き出す羽目になったのだが
偶然通りかかった真紅のドレスになみなみと注ぐことでなんとか事なきを得た
226 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 21:22:58.37 ID:16Le31Yo
変態だ!
227 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/10(火) 11:43:11.07 ID:PsXidsAO
紳士だ!
228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/10(火) 20:38:17.29 ID:WbcfiOs0
いや、変態だろ
229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:38:15.89 ID:MCkQbNAo
変態という名の・・・・いややっぱただの変態だわ
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/11(水) 02:50:14.51 ID:F5VzN.AO
今更のことだが僕は水銀燈を愛している
彼女の髪を、額を、目を、鼻を、口を、頬を、鎖骨を、乳房を、腕を、脇を、関節を、へそを、腰を、臀部を、太ももを、脚を、いつまでもいつまでも見つめ続ける職に就くのが僕の将来の夢だ
そんな未来のためになら僕はどんな努力も厭わないしどんな犠牲も躊躇わない
そんな話をしたら水銀燈は泣いていた
かわいいやつめ
231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/11(水) 07:48:53.22 ID:0dDDtxQ0
銀ちゃんとチュッチュしたいお
232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 12:14:04.46 ID:ZijW6IQo
なんかレベル上がってきたな
いい傾向だ
233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/11(水) 19:26:18.73 ID:F5VzN.AO
たまには真紅と遊んでやろうと思い立った
散々悩んだ挙げ句くんくんの人形劇をやることにした僕は三日三晩かけてくんくんの人形を作り、夜なべして脚本を考え、全身全霊をかけてセットを組み立てた
そして当日
準備万端の僕の部屋に真紅を呼び出し人形劇をすると宣言した
そうしたところ当の真紅は、うるうるした瞳で頬を赤らめどこか嬉しいような恥ずかしいような様子で
「下僕のくせにたまには気が利くのね」
とのたまった
そんな真紅を見て僕は射精したわけだが後悔はなんてしていない
234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/12(木) 00:14:42.94 ID:HmecK1.0
僕の愛の言葉に圧倒されしばらくご無沙汰だった水銀燈が久々にローゼンバトル
最近真紅をいじられなくてストレスが溜まってたのか、そのストレスを吐き出すように激しい戦いだ
対する僕も久しぶりに水銀燈に会って息子が限界まで硬くなっている
溜まっている精液を出そうと、激しくシゴいていたが紙がないことに気づいた
このままだすと床が臭くなるが右腕が止まらない、しかし暴発しそうだったところを水銀燈の羽に出すことで事なきを得た
翌日から水銀燈はまた来なくなった、彼女の身にいったい何があったのだろう
235 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:36:37.62 ID:VYzuiEAO
1なの?
帰ってきたの?
やっほーい!!
236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 20:37:19.83 ID:HmecK1.0
いや、みんなが>>1に感化されて書き殴ってるだけだと思う
237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/24(火) 23:37:10.23 ID:XBud1.AO
ほしゅ
238 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 23:21:40.89 ID:FC.pZ4Mo
何か書かんと保守にならんぞ
239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/27(金) 03:07:49.46 ID:W7rHwUAo
水銀燈の歌(作詞作曲ジュン)



水銀燈かわいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
あの銀色の髪の毛に僕のマイスターをインして絡めてエボリューションンンンンンンンンン
あああああああああああああな背中にスリスリしてエボリューションンンンンンンンンンゼエエエエエエエエエットオオアオオ
フラァアアアアアアアアアアアッシュ
ビュックンピュックンとびゅっブバー
ドッピュッドッピュブバッブバー



「あの なにも みえない」
240 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/09(木) 07:34:41.94 ID:pKWj/Dgo
これで止めるのは可哀想である
241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:52:37.47 ID:RL7RDwAO
ええい!>>1はまだか!?
242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/12(日) 01:28:42.29 ID:yrGZVQAO
今日はみんなに薔薇乙女達を紹介したいと思う

まずはじめに第一ドール 水銀燈
彼女は大変魅力的で僕の心をがっしり掴んで離さない
僕の息子がその情熱を解き放つ時、八割強が水銀燈が原因となっているということはもはや言うまでもない
彼女の魅惑的かつ官能的な肢体を息子と共に観察し続けるのが僕の日課であり使命なのだ

前提として
彼女の肢体は本当に素晴らしく腕、脚、腰、耳、口、舌、指どれをとっても完璧で美しいということを覚えておいてもらいたい
しかしそれでも特に注視したいのはその乳房であろう
彼女の乳房は本当に完成されていて僕のようなちっぽけな存在の言葉ではとてもじゃないが表現しきれない
ただ、日々の観察に支えられた僕の優れた想像力の下
彼女の乳房に顔をうずめる瞬間を
手のひらが触れる刹那の顔を
僕の息子が挟み込まれる情景を
夢想し僕は射精する
なみなみと溢れ出す僕のリビドーはすでに風呂桶一杯分になったわけでそろそろ水銀燈に見せたいものだ
まあ僕ほどになればその時の表情を動向をやすやすと空想し射精することができはするのだが
それでもやはり実物にはかなわない
この僕の薄汚れた眼球に水銀燈の美しい姿を焼き付けたい
その魅惑の肢体を思うさま貪りたい
そんなことばかり考えている
それほどまでに水銀燈は官能的でありそして気高く生きていて
そんな彼女を僕は愛するのだ


あと他にも緑とか青とか紅とか桃とか白とかそんな色したドールもいる
紹介は以上だ
243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:31:31.80 ID:7GKEKXAo
おい薔薇水晶忘れてるぞ
244 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:41:55.06 ID:OoznBLIo

 もしこの地上に天使がいるのだとしたら、それは水銀燈だろうと思った
 水銀燈にそう言うと
 「天使の羽根は黒くなんかないわよぉ」
 と言いながらも照れていた
 もし銀ちゃんが天使ではなかったとしたら
 僕は生きている間に天使に会うことが出来るのだろうか
 今水銀燈は僕の体液をそれとは知らずに踏みにじっている
 黒い羽根の水銀燈が、天使の笑顔で、無数の僕の子供たちを虐殺している事実に
 僕の精神とマエストロは耐えられそうになかった
 薄れゆく意識の中で、不思議そうにこちらを見つめる水銀燈と目が合った
245 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:42:45.87 ID:OoznBLIo
 
 僕は君に会う度に、恋に落ちるんだ
 何度であってもそれは変わらない、今この瞬間、僕は恋の奴隷だと
 水銀燈にそう言うと汚物を見る目でこちらを一瞥し、
 「本気で気持ち悪いので、早く死んでちょうだぁい」
 と言った
 僕は、水銀燈が僕という存在を知っていてくれたこと
 そして本気で嫌がるほどに僕の存在を認めていてくれたことに 
 どうしようもなく嬉しくなってしまい
 水銀燈の望みならすべて叶えてあげたいと思った
 初めて持つ38口径は思っていたよりも重かった
246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:43:49.33 ID:OoznBLIo

 僕は薔薇乙女たちを心から愛している
 心から愛するものに手を触れてみたいと思うことは自然だ
 しかし、僕は彼女たちからひどく嫌悪されており、
 触れるどころか近寄ることさえままならない
 ある日、僕は自分自身が薔薇乙女になれば
 全ての問題が解決するのではないか、と思いついた
 以前制作した水銀燈人形の換えの服に袖を通すと
 僕は薔薇乙女の一員だった
 ただ、薔薇乙女たちは一人の例外もなく僕を無視していた
 まもなく僕は、過酷な酷使のために下半身不随となった
 今、僕は訪れる者もない病室で、かつての日々を懐かしく思い出している
247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 18:20:09.14 ID:Tzv90.AO
>>245が好き
248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:41:52.82 ID:.N8Z3rQo
どこまでが>>1なんだ?
これ読んでるとジュン幸せそうだなあ…
249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 16:21:01.26 ID:sBATnkAO
最終兵器までだな
250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 02:08:20.71 ID:cvSByEgo
あげ
251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/11(木) 19:43:49.14 ID:ZQ72/.AO
>>1まだかよー!
早く帰ってこいよー!
俺は待ってるからな!
252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 23:15:50.50 ID:DOllsYAO
俺のIDドール
253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 00:12:42.09 ID:Hj8gBYDO
蒼星石パートでフルボッキする俺はとうとう変態の仲間入りを果たしてしまったらしい
254 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 20:31:51.64 ID:/kb1SEAO
いけない子だ>>253
255 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/14(日) 23:23:49.41 ID:f9reukSO
落ちるまえに戻ってきてくれ>>1
256 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:33:59.97 ID:XGT7nLEP
銀様・・・
257 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 07:57:33.80 ID:qW.0cm.o
頼む…
258 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 20:12:26.83 ID:1VBf6IAO
来年も待つよ
259 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 14:44:09.85 ID:5L8x8kDO
スレ主と呼んでいいのか、>>1よ 才人よ 変態よ

貴方の才文がみたい。

水銀燈がみたい。

真紅は別にいいです。
260 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:58:15.44 ID:mADZizco
誰でもいいからSS書かないと掃除されるぞ
261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 23:16:57.58 ID:T1M/vWVuo
水銀燈にどうしても伝えたいことがあると熱弁した。
「ここで言えばいいじゃない」
まるで分かっていない。こういうことは時間と場所が大切なんだ。
いや分かって言っているのだろうか。そうに違いない。
とっておきの星空を見渡せるうってつけの場所を僕は知っている。
しかし彼女の返事はただ一言。
「くだらないわぁ」
そして夜。僕は水銀燈に話しかける。
「確かにこの空は悪くないかもね」
気に入ってくれたようだ。これほど嬉しいことはない。
僕は満足しておやすみと伝え電話を切った。
262 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 23:54:15.03 ID:64ToPnKxo
>>261
電話だと・・・?
263 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:33:21.33 ID:k+iRNbUAO
ワロス
264 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 13:13:46.07 ID:L+4FcQsAO
そろそろ時間切れか

寂しいもんだ
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 18:03:32.03 ID:4cq09cYho
確かに寂しいな
266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/11(金) 02:13:09.71 ID:TiU37DEDo
まだだ まだ終わらんよ!
267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/11(金) 14:20:54.98 ID:IV4RYgPuo
めぐさんのセーラー服を見て真紅さんにセーラー服を着せたらどうなるだろうと考えた。
考えるだけではらちが明かないので寝ている真紅さんの服を着せ替えてあげようとしたところ左腕を失った。
そのことを水銀燈に相談したら、もっと良いモデルがいるとのこと。
翠星石は絶対に着てくれないし蒼星石はいけない子だし、と言って雛苺は幼すぎる。
そう話したら水銀燈がじれったそうに足踏みしている。
ついには僕の宝物のセーラー服を奪い取って行ってしまったので、僕は止むを得ず警察に通報した。
268 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/11(金) 16:54:29.71 ID:Z3H8jRfAO
いいね
269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 16:50:44.68 ID:K217Rco/o
良いな
270 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/19(土) 23:21:45.50 ID:AEhlvH1No
■ 【必読】 SS・ノベル・やる夫板は移転しました 【案内処】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1294924033/
271 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 22:53:31.10 ID:ius2nwRQo
木山変態スレは消されてこっちは残った
この差は一体
272 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/03/12(土) 17:08:21.01 ID:eE5YEfNAO
愛の成せる技だよ
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/03/17(木) 12:31:55.58 ID:Xgk6MmVSO
あっちはこっちと違ってバイオレンス分が無かったな
274 :lain. [sage]:2011/04/05(火) 03:42:57.60 ID:???
SS速報板の設立から既に3ヶ月近く経っておりますので、
こちらのスレッドにおきましても、なるべく早く向こうにスレッドを立て直して頂きたく思います。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

また今月中に返答が頂けない場合は、こちらのスレッドをHTML化の対象とさせて頂きます。
275 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/06(水) 22:00:47.78 ID:wXJlBUR8o
oh...
276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/04/06(水) 23:41:50.26 ID:ZfF7OriAO
残念だよ……
277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/04/07(木) 23:19:03.41 ID:S+TDgN5SO
俺以外に人いたのかよ……
278 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/04/07(木) 23:21:22.15 ID:hD94QIgdP
そりゃ居るよ
279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/09(土) 00:31:52.95 ID:474kCMWwo
もう勝手に建ててもいいんじゃないかな
>>1を苦しめるために
280 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/09(土) 12:54:24.11 ID:djac11olo
薔薇乙女が食べたものはどこに消えるのだろう。
僕はこの積年の疑問についてある仮説を思いついた。
言うまでもなく大変態士ローゼンは変態である。
そして薔薇乙女はその名の通り常に薔薇の香りを漂わせている。
この薔薇の香りの元こそが薔薇乙女のおしっこなのではないだろうか。
気品と香りを漂わせて凛と澄ましている薔薇乙女。しかしその香りの正体は実はおしっこ。
このシチュエーションにローゼンは興奮するのだろう。なんて奴だ。
水銀燈がローゼンバトルにやってきた。
「やあ水銀燈! 今日もおしっこの香りが素敵だね!」
水銀燈は帰った。真紅さんは薔薇を見るような目で僕を見ている。
281 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/04/10(日) 15:11:07.60 ID:OmzGrUmvo
>>280
あったまるなぁ
282 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/04/10(日) 21:38:52.48 ID:ouGOc+6AO
前々から>>260はできるやつだと思ってたんだ
283 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/04/10(日) 21:39:40.12 ID:ouGOc+6AO
>>280だった///
284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/11(月) 23:07:33.96 ID:hnWuXzSQo
今年に入ってから俺しか書いてないんだが・・・誰か書けよ!
285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/23(土) 00:48:43.09 ID:kkMemh7Ro
消滅が近いな
286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 07:22:57.62 ID:jTdS4pVSO
早くローザミスティカを作って水銀燈を呼び戻すんだ!
287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2011/05/05(木) 08:22:05.22 ID:snGZmYOAO
ついにお別れかぁ
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