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木山先生「君はどうしようもない変態だな」 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 22:41:24.77 ID:jrkQECU0
 木山先生が目の下の隈を気にして「何かいい化粧水はないものか」と悩んでいたので
 翌日ペットボトル一本分にまで溜めた白濁液を持っていって
「これを塗りたくればお肌つるつるですよ。無くなったらまた持ってきてあげますからどうぞ」
 と差し出したら
「君もう少し常識を身に着けなさい」
 とわりとリアルな感じでため息混じりに怒られた
 しょんぼりしてたら木山先生しげしげとペットボトルを眺め「これ君一日で溜めたのかい」
 と感心したように言うから僕は調子に乗ってしまって
「いえ一回ぶんです」
 と自信満々に答えたらさすがに気色悪がられた

※このスレの説明
・とある科学の超電磁砲に出てくる『木山春生』というキャラクターをネタにしたSSスレです
・木山先生は基本的に変態的な趣味を持った男性(おまえら)と絡みます。
・木山先生以外のキャラクターもでるかもしれません。リクがあれば書きます。自ずから書くこともあるでしょう
・基本的に1レス1話です
・このスレは毎日投下ですので、覗きにきてくれたら幸いです
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 22:52:47.69 ID:lQpIupwo
木山先生なら期待せざるを得ないな
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 22:56:16.25 ID:jrkQECU0
 木山先生が長時間のデスクワークに腰を痛めたのか「あいたた、あいたた」と呻いて仕様が無い
 可哀想なのでマッサージをしてあげようと背後から腰に触れたら
「ひんっ!」と何とも可愛らしい声をあげてのけぞり、すごい勢いで振り返ると僕をじとっと睨んだ
 僕は「違うんですマッサージをしてあげようと」と弁明をしながら、ぎんぎんに勃起したブツを
 隠すのに必死だった。
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 23:02:05.56 ID:jrkQECU0
 木山先生ほどスーツが似合う女性はいないだろうとふと思った。
 細く長い手足に、程よく肉付きが良いお尻が官能的すぎて、見るだけで呼吸が困難になるほどの
 興奮に襲われる
 なんで僕は思わず「ここに歩く猥褻物がいるんです」とアンチスキルに通報してしまい
 トラウマになるぐらいの勢いで怒られてしまった
 しょんぼりしているところに「歩く猥褻物はお前だ」と木山先生がため息と軽蔑の混じった調子で
 怒られてしまって泣きっ面に蜂かと思えば意外と興奮したので結果オーライだった。
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 23:16:19.47 ID:jrkQECU0
 木山先生が最近しきりにため息をつき何か悩んでいる風だったのでどうしたのかと聞いて見たら
「別に何でもないんだが……」と気の無い返事。
 力になりたかったのでしつこく食い下がったら六時間後
「いや何、私は女性としての魅力があまりに乏しいと思ってね…」
 とため息交じりに言うではないか。
「手も血管が浮いて荒れているし、冷たいしな…」
「そんなことないですよ白く細くとても綺麗ですよ。その手で握ってもらえたらひんやりして凄まじいと思います」
「髪も艶がないしな…」
「そんなことないですよ。その巻き髪に巻かれたらと考えるとそれだけでやばいです」
「肌も荒れ気味だし…」
「そんなことないですよ。そのぐらいの方が塗りたくりたいと思います」
「性格も暗いしな…」
「そんな木山先生が乱れる姿を想像したら我慢できません」
「年もアレだし…」
「ご褒美ですよ」
 僕はできるだけ木山先生を元気づけようとがんばったのだけど、最終的に木山先生はめそめそ泣いてしまって
「この変態がぁ…」と僕をののしり、そんな姿は思わず白目を剥いてしまうほど興奮した。
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 23:36:20.34 ID:jrkQECU0
 ひょんなことで木山先生と桜並木を歩くことになった
 さすがの木山先生も咲き乱れる桜に感動しているのかにこにこして「綺麗だな」としきりに呟く
 ふと木山先生の髪の毛に桜の花びらがついていたので、何の気はなしにとってあげたら
 思うの他接近してしまって気づけば木山先生の顔が目の前にあった
 慌てて距離をとったのだけど、木山先生それぎり俯いてしまって何も喋らなくなってしまった
 とんでもないことしてしまったなぁと思って謝ろうとしたら
「場所をわきまえろ…」って木山先生顔を真っ赤にして小さい声で言った
 その瞬間凄まじい興奮に襲われて思わず射精してしまった
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 23:43:00.10 ID:jrkQECU0
 木山先生の目の下の隈を
 ぺろぺろ舐めまわすことができたら
 僕はきっと
 極度の興奮でショック死するだろう
 という話を木山先生に熱烈に語ったら
「気分が悪くなった…」と呟いて席を立ってしまった
 照れるなよ
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 23:45:12.05 ID:jrkQECU0
>>7
自分で書いておいてなんだけどこいつほんとどうしようもないわ
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 23:52:05.57 ID:1h2dxpAo
>>8
おいwwwwwwwwww
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/17(土) 23:57:51.13 ID:LG4pqVIo
期待してる
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 00:00:59.31 ID:iDgZz.k0
 木山先生が余所見をしている隙に全力で白目を剥くという遊びを思いついた
 いかに気づかれないで白目をし続けられるかがポイントだ
 一週間続けてみて、木山先生の反応を観察してみた
 一日目
 白目を剥く僕に気づくと鼻で笑い余裕の態度「また馬鹿なことを考えているな」
 二日目
「君死ぬほど頭の悪い顔しているぞ」と僕を馬鹿にする
 三日目
「外出先で君のその顔を思い出して笑ってしまったよ」
 憎いことを言いながらもちくいちコメントしてくれる木山先生を愛しく思う。
 四日目
「飽きもせずよく続けるな」
 そろそろ苛立ってきている。
 五日目
「なあいい加減やめないか?」
 苛立ちとともに怖がり始めてきた。不安げな顔で僕をちらちらと見る回数が増える。
 六日目
「一体何のつもりなんだ? どうして何も喋らないんだ?」
 次第に落ち着きを失い始め、白目を剥く僕に気づくと「ひっ」と短く悲鳴をあげるようになる。青白い顔がさらに蒼白に。
 七日目
「怖いんだやめてくれ!」
 涙目で僕を叱責するようになる。面白いので一日延長する
 八日目
「やめてくれぇ…」
 ついに泣き出した。うずくまってすんすん鼻をすすってしばらく泣き止まず、数時間土下座してようやく許して貰えた。
 赤くなった目をごしごし擦りながら「ようやく喋ってくれたな」と嬉しそうに言う木山先生
 楽しかった。
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 00:07:46.26 ID:iDgZz.k0
ご期待ください!
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/18(日) 00:23:26.66 ID:iDgZz.k0
 僕があまりにも勉強ができないことを不便に思ったのか、宿題に苦しんでいると
 突然「仕様が無い私が勉強を教えてあげよう」と木山先生のレッスンが始まった
「いいか? りんご二つとりんご三つを同じ籠にいれたらりんごは幾つになると思う?」
 と懇切丁寧に木山先生は勉強を教えてくれるのだが僕は近くにある木山先生の顔に
 興奮してしまってそれどころではなかった
 そのうち勃起していることに気づかれて「お前って奴は…」と木山先生にため息を吐かれてしまった
「集中しないなら勝手にしろ」
 と木山先生は静かに怒って部屋を出てしまった
 しょんぼりしながらも一人で宿題を片付けていたら
 数時間ぐらいして木山先生が缶ジュースを持ってきてくれて「一息入れようか」などと優しい。
 感激して、だけど甘えてはいけないと、「独りでがんばります」などと調子に乗ったら
 木山先生くすりと笑って「それじゃあご褒美だ」と
 服を脱ぎ始めるのかと思ったら差し入れのプリンを取り出したので
「ガキじゃねぇんだなめんなババァ! ブラジャーの臭い嗅がせろや!」
 と怒鳴ったらビンタされた挙句泣かれた
 俺は悪くない。
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 02:18:09.14 ID:8ytjC62o
>>13
全然悪いだろww
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 10:28:58.87 ID:iDgZz.k0
 春先の日差しが強い日、木山先生は机に突っ伏して、だるそうだった。

「春先だというのに随分暑いなぁ…」

 実際はそれほど暑くなく、すごしやすい気候なのだけど、心底辛そうに言う。

「そんな涼しげな顔をして、木山先生は意外と暑がりですねですね」

「そうなんだ。汗っかきだしな」

 何気なく木山先生は言ったが、その言葉は僕を興奮させた。
 木山先生の汗とはどのような味がするだろうと思った。 
 きっと官能的なまでに甘く、舌を這わせた途端痺れるような旨みに襲われ
 全身に雷が打たれたかのような興奮が僕の呼吸を難しくするのだろう
 気づいたら僕は木山先生のうなじに舌を這わせていた

「ひやぁあっ!」

 普通にしょっぱかった。
 幻想が打ち砕かれ、僕は奈落のそこに突き落とされたかのような絶望に襲われ、泣いてしまった

「貴様ぁ!」

 僕の頬を叩きながら木山先生もちょっと泣いていた
 そんな木山先生の姿は可愛くて、少し救われた気がした
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 12:42:04.82 ID:iDgZz.k0
近所に自然公園があるんだけどそこの桜が吹き乱れる様は凄まじく、
ああ木山先生と歩きたいなぁ
と自然に思ってしまい末期
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 13:26:13.07 ID:8ytjC62o
木山先生に誘われちゃう俺とか書いてください
18 :『モーニンググローリー』 [sage]:2010/04/18(日) 14:08:01.24 ID:iDgZz.k0
 朝、眩しい日差しで目が覚めた。ぼんやりした意識で起き上がると、木山先生が窓辺に立ってくすくす笑っていた。
 カーテンを開けて、僕に日差しを向けたらしい。

「コーヒーを入れてやろうか」

 お願いします、とよく回らない口で言ったらまたくすりと笑っていた。
 ところが木山先生は立ち去らないでいつまでもにやにや顔で僕を眺めている。
 何かと思えば

「どうした一緒にリビングに行こうじゃないか」

 といたずらっぽい笑みで言う。

「後で行きますから」

「なんだ? 立ち上がれない訳でもあるのか?」

 なんと卑猥な女性なのだろうと逆に感動してしまった。
 こんなときに限って僕のモーニンググローリーは今年最大の肥大を誇り制御は困難であることが見込めた

「いや、今はちょっと……」

「ひょっとして何か隠しているのか? その布団の下に」

 そういうと木山先生はいよいよ僕の布団を引き剥がしにかかり、
 寝起きの僕は上手く力が込められずまんまと布団を引き剥がされ、
 布団の中に隠していた御坂美琴が発見されてしまった
 木山先生は実家に帰ってしまった
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 14:09:39.13 ID:iDgZz.k0
>>17
まさかあんな変態を木山先生が誘うわけがない
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 14:11:24.35 ID:8ytjC62o
後半カオス過ぎてついていけなすぎwwwwwwww
因みに木山先生は俺のことが好きだよ
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 14:17:12.13 ID:iDgZz.k0
>>20
いま訊いてみたら違うってさ
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 14:22:06.54 ID:8ytjC62o
>>21 
木山先生恥ずかしくてホントのこといえないんだな…
かわいすぎるよ…
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 14:32:45.80 ID:iDgZz.k0
 木山先生は最近格闘ゲームに嵌っているという。

「一緒にやらないか」

 というので軽い気持ちで対戦してみたらガチな感じでぼこぼこにされた。

「君は弱いな」

 と木山先生は得意げに言うではないか。しかもめっちゃ嬉しそうなのに、平静を装う体すら伺える。
 そんなあまりにも大人気ない木山先生に眩暈を覚えるほどの興奮を覚え、
 危うく射精しそうになったのだが何とか堪え
 駄目もとでもう一度やってみたらビギナーズラックか何と勝利してしまい
 その後何も喋らなくなってしまった木山先生の姿を見たら限界に達して
 その瞬間驚くほどの量射精してしまったのだが
 僕のキャラクターがガッツポーズをするテレビ画面にぶちまけることで
 何とか事なきを得た。
 さらに、僕の放出した白濁液で塗れるテレビ画面を黙々と掃除する
 木山先生の後姿があまりにもエモーショナルで興奮してしまい、またもや射精してしまったのだが
 木山先生所有のゲーセンみたいなコントローラーにぶちまける事で何とか事なきを得た
 と思われたがさすがにビンタされた
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 15:07:16.80 ID:mbY633I0
ホントどうしようもねぇw
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 15:29:53.03 ID:iDgZz.k0
 木山先生は事あるごとに服を脱ぐという困った癖を持っている
 木山先生ほど魅力溢れる女性がそんなことをしたら、どんな事件に巻き込まれるかわかったことではない
 これではいけないと、僕は木山先生が服を脱ぐたびに、僕もズボンを脱ぐことに決めた。

「何のつもりだ……」

 木山先生は怯えた様子で言うが僕は無視した
 だってこれは木山先生のためだから。木山先生を守るためだから
 だから僕は下半身をさらけ出します
 晒し続けて乾燥して変な病気になってしまったとしても、僕は止めない
 だって僕は先生のことが好きだから
 先生は二度と服を脱ぐことはなくなった
 どうしてか僕は、涙が止まらなかった。
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 16:41:25.75 ID:iDgZz.k0
 木山先生が机に突っ伏して居眠りをしていた。
 その様を見ていると劣情が駆り立てられたが何とか堪え

「先生風邪引きますよ」

 と細い肩を揺らしたのだが、ちっとも起きる気配がない
 先生の肩は華奢で、柔らかく暖かかった
 木山先生を起こすことも忘れてぼうっと肩に触れ続けていたら、
 いつのまに起きたのか、木山先生と目が合った。
 横目でぼくを見つめ、何事かを試すような微笑みを湛えていると思えば、また目を閉じ、
 わざとらしく寝た振りを続けた。
 まったくこの人は……と冷静を装いながらため息を吐きつつも、
 パンツの中はびしょぬれだった。
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 19:22:00.32 ID:iDgZz.k0
「面白いものを見せてやろう…」

 と言うので、何かと思ったら
 顔にプリンを乗せて手を使わずに食べるという一発芸を見せてくれた
 さすがに引いた
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 19:28:22.07 ID:iDgZz.k0
>>27
ミス

 木山先生が突然ドヤ顔で

「面白いものを見せてやろう…」

 と言うので、何かと思ったら
 顔にプリンを乗せて手を使わずに食べるという一発芸を見せてくれた
 さすがに引いた
 その旨を伝えると木山先生悔しそうな顔で

「嘘を吐くなどうせ興奮して男性器を強張らせていたくせに」

 と顔を拭きながら卑猥なことを言う。
 しかしふくらみを見せない穏やかな平面の僕の股間に気づくとがっくり肩を落とした

「そんなに悔しいなら触れてみたらどうですか」

 僕は冗談でそう言ったのだが木山先生よっぽど悔しかったのかズボン越しに僕の股間に指で恐る恐る突き始めた
 木山先生にそんなつもりはなかっただろうが、性感帯を的確に突かれてしまい、
 リットルに換算してゆうに5リットルほどが溢れ出て、その場は阿鼻叫喚となった。
 木山先生は泣きながら激怒していたが、一番驚いたのは僕だ。全くいい加減にして欲しい。
29 :『お願い木山先生』1/2 [sage]:2010/04/18(日) 19:51:21.85 ID:iDgZz.k0
 ふとしたことで木山先生とファミレスでお茶をする機会に巡り合った。
 二人で楽しくお喋りに興じていたら、窓の外に不審な人物の影が現れて驚いた。

「おやあの子は…」

 どうやら木山先生の知り合いのようだった。佐天涙子というらしい。
 彼女は僕らのテーブルまでやってくると勝手に席に座り、談笑の輪に入った。
 二人きりの時間を邪魔されて気分は悪いが、木山先生の知り合いだということで無下にできない。
 それに久しぶりに会う仲なのか心なしか木山先生も楽しそうにしている
 悔しくなって僕は思わず、木山先生に、僕がどれだけ木山先生を愛しているのかと言う話を始めた
 木山先生は困った顔をしながらもにやにや僕の話を聞いてくれたし、佐天涙子も話の輪から外すことができた
 調子に乗って

「僕は八十億人の人間が一生のうち抱くであろう愛と同じぐらい木山先生のことを想っていますよ」

 という話をしたらすかさず佐天涙子が

「それって少なくない?」

 と話をぶった切り僕はリアルな感じで苛立って、大人気ないとは思ったがつい言い返してしまった

「君なんかキャラ薄いけどモブ? 脇役でしょう?」

 すると佐天涙子むっとして

「いやいやレギュラーだから。アニメでは結構重要な役割しているし」

 とかいう。

「じゃあ君も超能力者なんだ。ちょっと見せてよ」

 僕がそう言うと彼女急に押し黙り不機嫌な顔になった。

「……超能力者じゃないけど」

「へ??????????? ひょっとしてレベル0?????????
 超能力者じゃなくてもレギュラーになれるんだ????????
 それって枕営業ってやつ????? 誰と寝たの?????
 でも君のヴィジュアルで枕営業が成り立つとは思わないけどねwwwwwwwwwwww」
30 :『お願い木山先生』2/2 [sage]:2010/04/18(日) 19:53:08.13 ID:iDgZz.k0
 ここぞといじくっていたら佐天涙子激昂し

「じゃああんたは超能力使えるの!?」

 と喚くではないか

「当たり前じゃん。しかも俺レベル5だし」

「じゃあ見せてみなさいよ」

「いや今はちょっと……」

 すると今度は佐天涙子が調子に乗り始めた

「え??????????? あんたレベル5でしょ???????
 すごい能力者なんでしょ??????? え?????? 嘘?????
 ひょっとしてMPが足りないとか???????????
 うけるwwwwwwwwwwwwwwww」

 いよいよ苛立った僕は我慢できなくなり
 その瞬間ズボンを下げ、一瞬で射精し、佐天涙子が呑んでいたグラスに並々と注ぎ込んだ

 そして

「本気を出せばこのファミレスを埋め尽くすことができる」

 と言ったらファミレスから誰もいなくなった挙句アンチスキルに拘束された
 僕は悪くない
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 20:08:37.60 ID:8ytjC62o
だから全然悪いし 木山先生は俺のこと好きだし
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 20:15:49.76 ID:iDgZz.k0
>>31
絶対に悪くないし、今俺は木山先生とソファに座って手を繋ぎながらイッテQ見てるし
この変態が
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/18(日) 20:19:20.88 ID:tAl70gUo
>「本気を出せばこのファミレスを埋め尽くすことができる」

ちくせうww
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 20:32:14.47 ID:8ytjC62o
>>32 

木山(なんで私が気持ち悪い男の横でイッテQとかみなきゃいけないのだろうか…
    はやくID:8ytjC62oのところにいきたいだが…)

木山「すまないが少し席を外してもいいだろうか」

ID:iDgZz.k0「・・・やだ」

木山「いつも思うが君は本当に気持ち悪いな… すまないが大事な用があるので
    失礼する」

ID:iDgZz.k0「うぇえええん」


〜俺の家〜  

木山・俺「「大好き!愛してる!」」 
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 20:48:14.11 ID:wrRQSoDO
コイツら……狂ってやがる……ッ!
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 20:48:39.86 ID:iDgZz.k0
本物の変態を目の当たりにして今体の震えが止まらない
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 21:14:37.10 ID:iDgZz.k0
 ふとしたことで、木山先生のストッキングにコーヒーを零し、汚してしまった。

「何、ストッキングは換えが利く。気にするな」

「その汚れたストッキングは僕が捨てておきますよ」

「ああ悪いね」

 僕は計画通り、と笑い転げるのを堪えるのに苦労した。
 木山先生のストッキングを合法的に手に入れることができた
 ストッキングを持つだけで凄まじい興奮に襲われ思わず射精してしまいそうになったが何とか堪え、
 スキップがもつれたような足取りで自分の部屋に戻ろうとしたところ、

「ああそういえばこれも頼む」

 と木山先生から穴の開いた靴下を渡され
 そのくたびれた感じにまたもや興奮し、最早我慢の限界に達し、
 その瞬間驚くほどの量射精してしまったのだが、
 靴下の中にぶちまけることで事無きを得た。
 木山先生の靴下に発射することができたという事実に言い知れぬ快感を覚え恍惚としていたら、
 軽蔑しきった顔で木山先生は

「自分の靴下に何をやっているんだ君は」

 と衝撃の事実を言い
 僕は失神した。
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 21:25:09.74 ID:8ytjC62o
自分の靴下に射精とか変態すぎwwwwwwww
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 22:19:45.50 ID:nwcabY.o
>>38
ちょ、黙ってて
せっかくID:iDgZz.k0が俺とはるみんの生活を書き出してくれてるのに
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 22:33:47.29 ID:TIsbxNc0
何がなんやら分からねえ
これがキチガイか
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 22:58:33.46 ID:iDgZz.k0
 その日、ちょっとした用事で木山先生と二人で街を歩く機会があった。
 二人で仲良くショッピングなんぞ楽しんでいると突然声をかけられたので驚いた。
 振り向けば佐天涙子である。

「また君か」

「偶然ね」

「今木山先生とデート中だから、空気を読んでくれたまえ」

「えこれデートなのか?」と声を上げたのは何と木山先生である。「荷物を持って欲しいから一緒に来てもらったんだが」

 愕然としていると佐天涙子が笑い出した。

「勘違いしてたんですねー」

 あまりの屈辱と悲しさに思わず泣きそうになってしまった。
 が何とか体裁を保ち「いやちょっとした冗談だよ」と取り繕ったが涙目は隠せず、
 佐天涙子はその後散々僕を馬鹿にするとそれじゃあと立ち去った。
 木山先生とのショッピングは再開されたがテンションがあがらずがっくりうなだれていると
 木山先生が僕の手を握った。
 はっとして彼女の顔を見ると、赤い顔で口に指を当てて、しーと息を漏らした。

「恥ずかしいからあまり言わないで欲しいんだが」

 嬉しくなって、強く木山先生の手を握り返そうとしたところで、目が覚めた。

「何をぼうっとしているんだ。荷物を持ってくれ」

 木山先生が僕をそうせかしている。
 あまりの衝撃に白昼夢を見ていたようだった。
 こんなことには慣れているから、僕は大丈夫。
42 :『お願い木山先生番外』1/3 [sage]:2010/04/18(日) 23:10:55.37 ID:iDgZz.k0
 その日、コンビニに立ち寄る途中、何と佐天涙子とばったり出くわした。
 彼女はにやにや顔を貼り付けてからかうように、

「今日は木山さんと一緒じゃないんですねー。ふられたんですか?」

 などと憎たらしいことを言う。
 相手にしていられないと無視して歩き続けたら何と着いてくるではないか。
 堪らず立ち止まって振り返る。

「何の用だよ」

「ジュース買ってください♪」

 不覚にも笑顔が可愛いと思ったが僕は騙されない。

「嫌だよ」

「うわーケチだなー。引くんですけど」

「すっごいリアルな女子中学生口調がすっごい苛立つよ! やめてくれ!」

「驕ってくれたら木山先生に格好良かったって言ってあげますよ?」

「いいってば! 構うなよ!」

「つまんないなー」

 もう相手にしていられない。まくようにまた歩き出したら、さすがについて来なくなった。
 無事コンビニでプリンを買うことができた。
 帰路につきながらプリンをもじゃっていると、何と驚くべきことに数人の不良に絡まれる佐天涙子に出くわした。
43 :『お願い木山先生番外』2/3 [sage]:2010/04/18(日) 23:18:51.24 ID:iDgZz.k0
「止めてください、お金持ってないです」

「嘘付けジャンプしてみろ!」

「はい。ほら持ってないでしょう?」

「靴下に札忍ばせてんだろうが見せてみろ! ちょっと脱いでみろ!」

「それはさすがに嫌です!」

「いいから! 大丈夫におい嗅いだりしないからほら早く! お願いだから!」

「誰か助けて!」

 これは一大事と慌てて駆けつけようとしたが、踏みとどまる。
 佐天涙子はいつも木山先生の前で僕をからかい、そのせいで格好悪い姿を晒してしまっている。
 これは天罰かもしれない。
 ――ああそうだこれは佐天涙子への天罰だ。
 だから見なかったことにしよう。
 見なかったことに――。
 しかし気がつけば僕は不良たちの前に立ちはだかっていた。

「何だお前は!」

「知らん! 俺の靴下をあげるからここは立ち去れい!」

「いらぬわぁあああああ!!!!!」

「立ち去れ立ち去れ立ち去れえぇえええええええええええいいいいいいいいいい!!!!」
44 :『お願い木山先生番外』3/3 [sage]:2010/04/18(日) 23:24:04.07 ID:iDgZz.k0
 結果から言うと僕は案の定ぼこぼこにされて、おまけに木山先生のために買ったプリンも強奪されてしまった。
 真っ赤な夕焼けが殴られた顔にしみた。
 地面に倒れて立ち上がれないでいると、佐天涙子が僕を見下ろした。
 佐天涙子は泣いていた。僕の顔に涙を垂らしながら、ぽつぽつと言う。

「……何で超能力を使わなかったんですか。レベル5なんでしょう」

「さすがに男が相手では、あの力を使うのは無理だよ」

「馬鹿ですね……。私のことなんて無視すればよかったのに」

「そのつもりだったけど、何でかできなかった。でもまぁ、無事で良かった」

 何気なく僕はそう言った。夕焼けのせいで、佐天涙子の顔は真っ赤に見えた。

「ただの変態かと思っていたけど、少し見直しました」

「それは良かった」

 佐天涙子は倒れる僕に手を伸ばした。その手を掴んでふらふらと起き上がると、腕の下に佐天涙子がもぐりこんでくる
 何のつもりかと思えば「肩貸してあげますよ」などと言う。
 しかし脇の下にある性感帯をそのとき佐天涙子の後頭部で的確に突かれてしまい、
 瞬間驚くほどの量射精してしまい、その場は阿鼻叫喚の図となった。
 佐天涙子は泣きながら僕をビンタしたが、泣きたいのはこっちのほうだ。
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/18(日) 23:33:49.20 ID:8ytjC62o
お前佐天さんも好きなのか…
46 :『さよなら木山先生』 :2010/04/19(月) 20:51:29.57 ID:aE8hvIQ0
 木山先生が悩んでいる。
 しきりにため息を吐きアンニュイ至極。
 どうしたのかと訊いてみるが

「ああ大したことではないんだが…」

 と僕を心配させたくないのか、それとも単に言いづらいことなのか、気の無い返事。
 僕は何となく落ち着かず、やきもきして日々を過ごしていた。
 その日木山先生は外出した。

「いってくる」

 木山先生はにこりと微笑んでそう言うと、家を出た。その笑みは無理に作ったように見えて、どこか痛々しかった。
 いってらっしゃいと見送りながら、何故か僕は、木山先生がもう二度と帰ってこないような気がした。
 木山先生が家を出て少し経った頃、雨が降った。天気予報は外れた。
 木山先生は今日は車ではなく電車で移動する。そのため今頃は、徒歩で駅に向かっている最中だろう。
 時計を確認する。歩みの遅い木山先生のことだ。今から駅に向かって走れば、十分追いつける。
 僕は傘を持って家を出た。
 駅に向かう道中で木山先生に追いつくと踏んでいたのだが、どこかで追い越してしまったのか、僕は一人で駅に達してしまった。
 仕方ない。どうせ帰りにも傘は必要だろうから、そのまま駅で木山先生を待つことにした。
 傘を差しながら僕はぼうっと木山先生を待つ。目の前には駅のホームを臨む。
 はっとした。ホーム内に佇む木山先生の姿を見つけた。木山先生は既に駅に到着していたのだ。
 声をかけようとして思いとどまる。どうやって傘を渡そう。
 適当な切符を買ってホーム内まで届けに行こうか。ここから木山先生に向けて投げてしまおうか。
 しかし僕はそのどれも実行しなかった。
 木山先生の隣には一人の男性がいた。他人の乗客だと思っていたのだが、よく見ると談笑している。
 電車がくるぞとアナウンスが鳴った。
 その時、男性が木山先生の肩をひいた。木山先生は少し驚いた顔をしながらも、抗えず、彼の胸の中に抱かれる。
 停車する電車が、二人がキスをする瞬間を隠した。
 それから僕はどうやって家に帰ったのかわからない。気づくとびしょぬれで、どこかで落としたのか傘も無くなっていた。
 その日木山先生は帰らなかった。
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/19(月) 21:33:18.02 ID:dpr8tjwo
えっ… このスレ終わる感じですか?
48 :『さよなら木山先生』 :2010/04/19(月) 21:41:06.72 ID:aE8hvIQ0
>>47
全然終わりません>>1000まで書きます
たまにまじめなものを書きたくなる衝動に襲われるのです
あとさよなら木山先生まだ続きます
49 :『さよなら木山先生』 :2010/04/19(月) 22:05:01.14 ID:aE8hvIQ0
 木山先生との出会いはよく覚えている。それは僕が彼女に一目ぼれをした瞬間でもあるからだ。
 暑い日だった。僕は自動販売機の前でコーラを飲んでいて、そこに木山先生が声をかけてきたのだ。

「道に迷ったのだが……」

 僕は思わず飲んでいたコーラを落としてしまった。木山先生はブラウスを脱いで手に持ち、下着姿だった。
 零したコーラは木山先生のスカートを濡らし、木山先生はスカートまで脱いだ。

「水着姿と変わらないのだから、別にいいだろう」

 と木山先生はあっけらかんと言ったのだ。
 木山先生の艶やかな姿を目の当たりにしつつも、不思議と僕はその時興奮しなかった。ただ綺麗だと思った。
 翌朝、起床すると既に木山先生は帰ってきていて、リビングでコーヒーを飲んでいた。
 僕に気づくと、「君も飲むかい」と微笑む。
 僕には色々聞きたいことがある。あの男の人は誰ですかとか、昨日はどこに行っていたのですかとか。
 でもそもそも僕にそんなことを聞く権利はないのだ。

「どうした元気が無いな」

 僕の気など知らないで木山先生は機嫌が良く、それはあの男のおかげなのだろう。
 胸のそこがどろどろと溶け出していくような感覚が僕を襲った。
 木山先生が淹れてくれたコーヒーを啜りながら、僕は木山先生のもとから去ることを決意した。
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/19(月) 22:15:10.30 ID:dpr8tjwo
>>48 了解 
そしてやっぱり木山先生は俺と一緒にいる時が一番幸せだったんだな…
全くかわいいな…
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/19(月) 23:29:47.44 ID:aE8hvIQ0
 ふらふらと街を歩けば、僕の居場所はどこにも無い気がした。
 雑踏と喧騒が遠く聞こえる。意識がはっきりせず、じんじんと疼く火傷のような痛みが全身にある。
 わかっていたことではあるだろう。木山先生は最初から僕のことなど相手にしていない。
 そうは思うけど……。
 その場にうずくまってしまいそうになって、立ち止まった。
 すると声をかけられた。

「どうも」

 振り返ると、佐天涙子が暢気な顔で手を小さく振っている。

「さっきから呼んでたのに、何で無視するんですか」

 全然気がつかなかった。半ば気絶しているような状態だったのかもしれない。
 女性にふられただけで凄まじいな、と自分で苦笑した。

「なに笑っているんですか? 気色悪いですよ」

「うるさいな。あっちいけよ」

「しょんぼりしちゃって。ひょっとして、木山先生に振られたんですか?」

 笑って誤魔化したつもりだったのだが余りにも的確に図星を突かれたので
 うへへへと笑いながら号泣するという奇異な表情を晒してしまった。
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/19(月) 23:47:18.28 ID:aE8hvIQ0
「それマジでふられてるじゃないですか!」

 マンゴージュースを撒き散らしながら、佐天涙子は声を上げて驚愕した。
 どういう話の流れでそうなったのかよくわからないが、僕と佐天涙子は近くの喫茶店に移動しており、
 僕はことの顛末を佐天涙子に根掘り葉掘り聞かれるという事態に陥っていた。
 あまりにもはっきり物をいう佐天涙子に若干苛立つ。

「木山先生には何も言わなかったんですか」

「言わないよ。そもそも言える権利がない……」

「ちっちゃいなー! 男としてやばいですよそれ。
 まああんまりしつこい男も嫌われますけど、あんまり理屈っぽいのもちょっとねぇ」

「お前にどう思われようとかどうでもいいんだよ!」

「それちょっと傷つくなー」

 佐天涙子はむくれた顔を見せると、コップの中の氷をストローで突いた。

「それで、部屋を出てきたと」

「そう。もう帰れない。二度と会えない」

「弱いなー」

「……傷心の男を相手によくもそこまで言えるもんだ」

「でもどうするんですか。家無き子じゃないですか」

「どうしようもない。ホームレスだよ」

「うわ引くわー」

「その語尾伸ばす口調やめろむかつくわ!」

 それじゃあ、と佐天涙子はストローを咥えると、上目遣いで僕を見る。

「私のところきますか?」

「あっ、それは助かるわ」

「軽っ!! もっとこう…何か無いんですか? 男と女が、とか!」

「女も何も君中学一年生じゃないか」

「まあそうですけど…。でもまあ、さすがに二人きりじゃないですよ。ルームメイトと一緒に暮らしているんですよ」

「そうなんだ良かった安心した」

「あんたが安心するなや!」
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/19(月) 23:52:22.48 ID:1leCXMU0
期待しかできない
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/19(月) 23:58:16.86 ID:aE8hvIQ0
>>50
言うと思ったわwwwwwwww
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 00:19:06.16 ID:gmxQnCEo
>>54 なんていうかやっぱり佐天さんのことすきだよね?
56 :『さよなら木山先生』 :2010/04/20(火) 00:19:41.31 ID:ggIwmoI0
 さっそく、佐天涙子が住まうマンションに連れて行って貰った。

「ちょっと散らかってますがまあ野宿よりは良いですよね」
「ゴキブリは簡便な」
「出ねえよ! 花も恥らう乙女の部屋だバーロー」
「それじゃおじゃまします」
「躊躇せいや! もっとこう…女の子の部屋に入るドキドキ感とかそわそわ感とか、
 そういうイベントちゃんと踏んでいけや!」
「ゴキブリでたらどうしよう…」
「そういうことじゃねーよ!!」

 少し散らかっているとは言ったものの、佐天涙子の部屋は小奇麗に整頓されていた。
 しかし他人の部屋というのは、最初入ったとき、自分の居場所を見つけるのが少し難しい。
 立ち往生していたら、佐天涙子はやかんに火をかけながら言う。

「まあ適当に寛いでください。お茶ぐらいは淹れてあげますよ」

 勉強机があったので、椅子を引き、そこに腰掛けた。
 何気なく台所で作業する佐天涙子の後姿を眺めていたら、ふいに振り返った。
 そして神妙な顔でこんなことを言う。

「さっきの話の続きなんですけど
 好きな人に気になることがあって、それを訊くか訊かないかは、理屈じゃないと思いますよ。
 権利がどうとかそういうくだらないことじゃなくて、大切なのは……」

 佐天涙子は自分の胸をとん、と叩いた。

「心ですよ」
「全然上手いこと言えてないよ」
「別に受け狙ってねぇえええんだよ!!!」

 ところで、と僕は話題を変えた。気になることがある。

「ルームメイトの友人の姿が見えないけど」
「ああ、友達はジャッジメントをやってるんですよ。多分夕方には帰ると思います。
 さすがに友達がいなければ、あんたみたいな変態家に呼んでいませんから、そこは勘違いしないでくださいね」
「はぁ?」
「はぁああああああああああああああああああああああ????????」

 その時、部屋に携帯の着信音が響いた。佐天涙子のものらしい。彼女はポケットから振動する
 携帯電話を取り出すと、慣れた様子で耳に当てた。

「もしもし。……うん。……うん。……えぇっ!!」

 突然、佐天涙子は奇声を発した。そして、みるみる端青ざめ始める。様子がおかしい。
 通話を終えて携帯を畳んだタイミングで、僕は「どうした?」と声をかけた。
 佐天涙子は震えた声で、「友達、今日は別の友達の家に泊まるそうです……」と言った。
57 :『さよなら木山先生』 :2010/04/20(火) 00:29:12.99 ID:ggIwmoI0
>>55
ほら俺もてるから
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 00:44:40.05 ID:P5U2wbM0
俺はいままでこういうスレを探し求めていたのかもしれない
ありがとう>>1
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 00:49:11.26 ID:ggIwmoI0
 時は流れて夜である。
 その時分、佐天涙子の部屋にはバリケードが設営された。
 ダンボールを天井付近まで積み重ねて造られたそれは、佐天涙子のベッドの周りを固く閉じるように設置される。
 さらに佐天涙子は枕元に携帯を置き、何があっても瞬時に助けを求められるような状態を作った。
 よくもまあここまで、と半ば呆れていたら、ダンボールの向こうから佐天涙子の声が聞こえてきた。

「絶対近寄らないでくださいね。ダンボールに触るのも無し」
「気をつけるよ」

 僕は適当に返事をしながら、床に寝転がった。
 カーテンから差し込む月明かりが少し眩しい。また布団も毛布もないため、
 寝苦しいことこの上ないが、贅沢はいえないだろう。
 ぼうっと天井を見上げていたらバリケードの向こうから「あの」と声が聞こえた。

「これからどうするんですか?」

 もう寝ていることにして、無視した。その話は酷くめんどうだったし、いちいち蒸し返す
 佐天涙子に苛立ってもいた。
 佐天涙子は構わず続ける。

「まさか諦めたりしないですよね? あんなに熱烈アプローチしてて」

 佐天涙子の声色は、何故か緊張して強張っているように聞こえた。

「諦める、とか言わないでくださいよ。……ドキドキして、眠れなくなりますから」

 以降佐天涙子は喋らなくなり、僕もゆっくりと、寝入った。
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 00:50:32.23 ID:ggIwmoI0
>>58
こちらこそありがとう
でもそれ変態ってことだよ
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 00:52:39.04 ID:ZJA2LKA0
まだ数スレしか読んでないけど、天才だと確信した
ブクマして明日読むことにする
62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 01:02:58.36 ID:ggIwmoI0
申し訳ないが今日はここまで
明日続きを投下します
63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 01:12:15.40 ID:MGBF/NY0
あいよ
お前の描く女の子は可愛いな
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 07:09:18.61 ID:PeTftfg0
急にシリアスになってワロタ
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 19:03:23.34 ID:BpSh.QAO
この人のスレは好きだな…なんていうか終点が見えなくていい。
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 19:31:50.08 ID:0Cuq.xUo
> 「諦める、とか言わないでくださいよ。……ドキドキして、眠れなくなりますから」

チンコもげた>>1慰謝料よこせ
67 :『さよなら木山先生』 [saga]:2010/04/20(火) 20:45:57.32 ID:ggIwmoI0
 その夜木山先生の夢を見た。僕の夢の中で彼女は裸であり、細かい描写は割愛するが、とんでもない淫夢だった。
 カーテンを照らしていた月明かりが朝日に変わる頃、僕は自然に目が覚めた。
 夢の余韻に浸りぼうっとする。次第に意識がはっきりし始め、同時にみるみる青ざめてしまった。
 慌ててパンツを確認する。大丈夫だった。
 ふと、バリケードが崩れていることに気づいた。ベッドがあらわになっている。佐天涙子はいない。
 代わりに、ベッドには木山先生が腰掛けていた。目が合う。
 まだ夢を見ているようだった。

「朝から元気なことだな」

 木山先生は僕のモーニンググローリーによって膨らんだ股間を見て言った。
 少し、不機嫌なようにみえる。まあそんな木山先生もいい。
 僕は先ほどの夢でそうしたように、おもむろに木山先生を押し倒した。
 木山先生は驚いた面持ちで僕を見上げた。

「何のつもりだ」

 木山先生はやっぱり、少し不機嫌だ。
 でもこれは夢なんだから構わない。夢の中なのだから、好きなことを言える。

「木山先生、僕だけをみて欲しいのよさ……。ずっと、いつまでもそうしてほしいのよさ……」

 木山先生ははっとした顔をしすると、顔を赤らめた。そして僕から顔を逸らしてしまう。
 彼女に抵抗する気配は無いが、肩は少し震えていた。
 僕は、木山先生に覆いかぶさった。
 その時、後頭部を殴られた。はっきりとした痛みだった。
 混乱状態で振り向くと、鬼のような形相をした佐天涙子が僕を睨んでいる。

「人のベッドの上で何してんですかあんたは!」

 訳がわからず、僕はもう一度木山先生を見た。
 赤面し、困惑した顔で僕を見上げる彼女と目が合った。

「寝ぼけているのか……?」

 驚きすぎて、呼吸が止まるかと思った。
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 21:11:40.87 ID:Q93BNkSO
支援紫煙
69 :『さよなら木山先生』 [saga]:2010/04/20(火) 21:30:49.19 ID:ggIwmoI0
 とりあえず正座、と佐天涙子は床を示した。
 僕は言う通りにしながら、「ど、どうして木山先生がここに」と当然の疑問を呈す。
 佐天涙子は腰に手をあてて、呆れたように僕を見下ろすと、実に簡潔な答えを返した。

「朝方、連絡があったんですよ。あの阿呆を知らないかって。木山先生はあんたのことを探していたんですよ」

 僕は恐る恐る木山先生を見やった。木山先生はまだ赤い顔をしていて、僕と目が合うと顔を逸らした。
 だけど木山先生は、明後日の方向を見ながら、怒ったように言った。

「突然いなくなったりするなんて、迷惑な男だな君は。何を考えているんだ」
「何をって…」

 僕は口ごもりながら先刻の事態を思い返した。
 木山先生は僕に押し倒されたというのに、抵抗しなかった。
 もし佐天涙子がいなければ、もし僕がこれは夢だと勘違いしたままだったら……。
 いやそれよりも僕は、もっととんでもないことを口走ってしまっている。
 何も言わない僕に、木山先生は一つため息を吐いた。

「とりあえず帰ろうか」

 そう言いながらベッドから立ち上がり、佐天涙子に向き直る。

「君、すまなかったね」
「いえ別にそんな」

 そして木山先生は僕の手を引いた。

「ほら、帰ろう」

 だけど僕はその手を振り払う。

「すみません、無理です……」
「それはどういうことだ」
「だっておかしいでしょう」
「何が」
「付き合っている男性がいるのに、僕が近くにいては……」
 木山先生は短く悲鳴をあげるように、息を呑んだ。
「どうしてそれを……」
 僕はゆっくり立ち上がって、玄関に歩んだ。もうこんなところにいられない。
 木山先生が僕の手を掴む。振り返ると、呆然とした顔の木山先生と目が合う。この中で一番、彼女が驚いていた。
 僕はまたその手を振り払い、部屋を飛び出した。
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 21:37:26.22 ID:P5U2wbM0
きっとぅわあああああああああ!!
しええええええんんんんんんん
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 21:48:37.17 ID:Q93BNkSO
変態と書いてバカと読む
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 22:23:06.41 ID:idTjDVUo
もやもやするぜー
木山先生可愛いぜーー
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 23:07:57.56 ID:YdJK/ESO
胸が苦しい
木山先生好きだからか
やたら苦しい
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/20(火) 23:13:53.18 ID:ggIwmoI0
作者ですが、すみません何だか納得のいく展開に運ぶことができません。
時間をかけてじっくり書きたいので、本当に申し訳ないですが今日の投下はこれだけにさせていただきます。
支援してくれている方ありがとうございます

>>73
申し訳ない。欝エンドで終わらせる気はないので、もう少し辛抱していただきたい。
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/20(火) 23:26:05.82 ID:yDlNT2AO
気になる
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 23:28:27.25 ID:P5U2wbM0
乙!
いつまででも待っててやる 愛してるぜ>>1
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/20(火) 23:39:05.83 ID:MGBF/NY0
こいつかっこ良いなとかちょっと思ったが改めて>>1から読み返してみるとやっぱ変態だった
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/21(水) 02:15:08.63 ID:.a07mQU0
いいところで
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/21(水) 03:42:44.24 ID:MdCBoYko
「涙で私のファミレスを埋め尽くしてくれ」
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/21(水) 06:20:14.32 ID:QOaYX0Yo
まあ精子で埋め尽くされるのは確定的に明らかだわな
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 18:06:19.54 ID:AV2QesSO
前じゃ溢れるから、後ろに注ごう
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 19:13:19.19 ID:V3Zkbzs0
今日は来てくれるかな>>1
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/22(木) 21:46:15.59 ID:cUfc.Ro0
>>1ですが、毎日投下の約束は早くも破られました
今日は深夜、というか朝方頃投下します
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 22:51:15.97 ID:LVYa0lg0
OK
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 22:52:59.73 ID:AV2QesSO
俺の横に寝ている木山先生曰く約束を守らない人は嫌いだそうだ。
残念だったな>>1
木山先生は私のものだ
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 22:54:20.20 ID:GaQG9XMo
>>85
待て 木山先生は前々から俺の嫁だぞ?
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 22:57:23.74 ID:cUfc.Ro0
もうほんとお前らのこのノリ大好きだわ
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 23:10:51.20 ID:x9sL3cEo
>>86
じゃあ俺は前々々から嫁だ
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 23:25:46.92 ID:CV6gmS.o
俺は一万年と二千年前から木山先生を嫁としている
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 23:30:56.48 ID:AV2QesSO
俺なんか木山先生と俺の愛のアルバムが十万三千冊あるわ
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 23:41:28.84 ID:V3Zkbzs0
全くもって妄想が激しいなお前らは
木山先生は今一糸纏わぬ姿で俺の腕の中にいるというのに・・・
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/22(木) 23:58:37.79 ID:GaQG9XMo
皆さんほんとにごめんなさい
皆さんが木山先生のこと好きなのは分かりますし
俺が独り占めしていいものでないのは分かるんですが
木山先生も俺のことが本当に好きみたいだし
俺も木山先生のことずっと好きで
ホント木山先生のことだけ見るって誓ったから
生まれてこの方他の女の人ともしゃべったり付き合ったりしてないんです
俺の木山先生が皆さんに愛されるのはうれしいことなんですが
木山先生も『木山先生は俺の嫁』とか俺以外からいわれるの嫌らしいんで
やめてもらえませんか?
皆さんが本当に木山先生が好きならどうか俺と木山先生を暖かく見守って
もらえないでしょうか?
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/23(金) 02:37:22.04 ID:EDTc6EDO
俺、黄泉川先生が好きなのに木山先生に付きまとわれて困ってます…
今朝も歯みがきしようとしたら歯ブラシ盗まれていたし…
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/23(金) 02:49:03.77 ID:ARi/TfQo
すまない、毛先が開いてて汚い歯ブラシだったからつい捨ててしまったんだ
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/23(金) 03:11:12.80 ID:hFssWYQo
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    }/: l: : :八: : 从 ゞ≠¨´    ´        |:/j-/: :>‐‐`: : : : : : : :\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
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96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/23(金) 22:06:06.35 ID:nMZNEzo0
 あてもなく街中を歩きまわり、次第に夜になる。
 歩きつかれた。路肩によって座ると、本物のホームレスのようだと苦笑する。
 これからどうしたらいいのか考えた。行く当てはない。頼る知り合いもいない。
 木山先生と知り合う前のことを思い出す。
 僕は孤独だった。誰も僕を見ないし気にかけない。透明人間のようなそんな奴だった。
 僕はそれでいいと思っていた。独りでも何も問題は無かった。困ることも無い。
 夜によく眠れなかった。夜中突然目覚めたりする。窓からの月明かりが酷く寂しく見えた。
 そんな時どうしてか、僕は泣いていた。
 今、そんな気分だ。
 腰掛けていた路肩に、そのまま寝転がった。コンクリートが硬くて、骨があたると痛い。
 構わず目を閉じる。寝てしまおう。
 手を振り払ったときに見た木山先生の顔が、脳裏に張り付いている。
 僕は木山先生と一緒にいてはいけない。それは間違いない。木山先生だってそう思うだろう。
 だというのに何故、あんな悲しそうな顔をするんだ。
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/23(金) 22:15:02.86 ID:5DWeyQAO
がんばれ
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/23(金) 22:23:16.66 ID:nMZNEzo0
 全てがデータ化された学園都市では浮浪者の存在など許されない。
 あちこちにはカメラがあり、学園都市全体は監視されている。
 だから木山先生ほどの人なら、その情報を伝って僕を見つけることなど容易いのだろう。
 ごつごつしたコンクリートで体中が痛い。気づけば朝になっていた。
 起きたとき、掃除ロボットが僕の周りにたかっていた。
 カラスにそうされるよりはマシかと考えながら顔をあげると、見覚えのある顔が僕を見下ろしているこ

とに気づいた。
 木山先生である。
 思わず笑ってしまった。なんと発展しない展開だろう。
 しかし僕はほっとしていた。
 情けないことに、僕は心のどこかで、木山先生が僕を探しにきてくれることを期待していた。
 困ったような笑顔が僕を見下ろしていればよかった。
 だけど木山先生は僕を無表情で見下ろしていた。
「君はどうしようもない奴だな」
 そう言うと木山先生は僕の頬を一度叩き、吐き捨てるように言った。
「二度と私の前に現れるな。……これを言いに来たんだ。そ知らぬ顔で『ただいま』などと
 家にこられても癪だからな」
 そうして木山先生はどこかへ去った。後姿は遠く見えた。
 僕は木山先生が探しにきてくれることを期待していた。
99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/23(金) 22:34:09.16 ID:xwQx6EDO
ぶたれても射精しないシリアルパート
100 :『さよなら木山先生』 [saga]:2010/04/23(金) 22:41:21.50 ID:nMZNEzo0
 僕は木山先生が好きだった。心の一部だった。
 そんな人を殺したいほど憎くなることがあるなんて、思いもしなかった。
 僕は要するに、木山先生がまた僕を受け入れてくれることを望んでいた。
 僕だけが必要だと言って欲しかったんだ。母親を心配させたい子供が家出するような感覚だったのだ。
 他の男とキスしないで。僕だけを見て欲しい。僕を受け入れて欲しい。僕が傍にいないと生きられないんだって本気で言ってよ。
 お願いだから僕を否定しないで。
 心の一部なのに腐り落ちた。
 こんなに思っているのに、どうして僕にはキスさせてくれないの? なんて身勝手だけど、本気でそう思うんだ。
 僕はどうしようもない変態だ。だから木山先生は僕に振り向いてはくれなかった。
 だけど僕を否定しないで欲しい。
 君が僕を否定するなら、僕は死ぬしかなくなるんだ。
 心が落ちていき、僕は立ち上がれない。
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/23(金) 23:11:35.39 ID:nMZNEzo0
※このSSは『さよなら木山先生』とは切り離して読んでね!

 木山先生が最近テレビの動物番組に嵌っている。

「犬でも飼ってみたいが、暑いなか散歩に行くのは大変そうだなぁ」などと言うではないか。

 それならばと僕は自ら木山先生の犬になろうと思った。
 さっそく僕は木山先生の目の前で寝転がり、所謂服従のポーズを見せ付けた。

「わんわん! 木山先生わんわん!」

 最初は木山先生も驚いていたが、僕の思惑に気づくとおかしそうに目を細め
「おぉ、何だこの結構普通に日本語を喋る犬は」と僕の頭を撫で、ノリノリである。
 木山先生はさらに僕にお手、やお座り、おかわりなどのしつけをし、僕はそれらを忠実に実行し、頭を撫でて貰うというご褒美を貰って

いた。
 僕はいつ木山先生がちんちん、と言ってくれるか待っていた。
 だけど木山先生は中々言わない。僕はちんちんと言われたときのことを考えてすでに勃起していた。
 いつになったら木山先生は言ってくれるのか。その待っている時間は耐えがたかった。
 そして気づいた。これこそが『待て』のしつけなのであると。
 僕はその時、木山先生の、試すような目つきに気づいた。
 なんて人だ。僕は既に恐ろしさすら覚えていたが、木山先生のしつけは止まらない。
 次第に木山先生は「犬ならば服を着ているのはおかしい」などと言い出し僕は全裸にされた。
 僕は自分のぎんぎんに勃起したぶつを見られるのが恥ずかしくて前を手で隠したのだが、木山先生に諌められる。
「犬が手を使うのはおかしいだろう? しかしこんなに大きくして、辛そうだな。よし。飼い主として手伝ってやろう」
 そして木山先生はゆっくりと僕の股間に手を伸ばし、
 そこで目が覚めた。
 僕は誰にも負けない。
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/23(金) 23:13:07.25 ID:nMZNEzo0
「僕は誰にも負けない」ってよく考えればすごい言葉
103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/23(金) 23:33:56.49 ID:ArW2sD20
キテター!
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/24(土) 00:02:18.08 ID:/PRjeQDO
むしろ勝てる気がしない
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/24(土) 06:25:01.35 ID:6hjMBQDO
イマキタ 
最高のスレじゃないか
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/24(土) 22:14:59.57 ID:FXaMK7U0
 最近晴れた日が続き、木山先生はご機嫌だ。清涼な日差しがの健康的な生活を演出するのか、
 木山先生はマメに窓を開け換気をするようになった。
 吹き込む風が気持ち良いと目を細める木山先生は美しかったが、そんな牧歌も束の間
 四六時中窓をあけていたおかげで、ムカデが一匹入り込んできた。
 大パニックである。
 木山先生は複雑怪奇な悲鳴をあげ、僕は脊椎を骨折したかのような踊りを舞う。
 二人して殺虫剤を探すが見当たらず、その間もムカデは床を這い回る。
 混乱した木山先生は何故か僕のズボンを下ろしにかかった。
 何でですか? って聞くと「お前の件の液体でこいつを殺すんだ!」と卑猥な提案
 しかし名案である。僕は言われたとおり、すぐさまズボンを下ろしムカデに放出した。
 ムカデは白い白濁液の中でのた打ち回り死んだ。気味悪い光景である。
 木山先生はほっとした顔で「助かったよよくやった」と僕を褒めてくれたが、
 どうしてか僕は泣いてしまった。
 僕はムカデに射精した。
 その出来事は消えないで、永遠に僕の背中に重く圧し掛かる。
 股間をティッシュで拭いながらさらに僕は泣いた。
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/24(土) 22:31:37.97 ID:FXaMK7U0
 木山先生は綺麗だ。
 それは地球が回転しているように当たり前のことで、同時に宇宙が誕生したような奇跡でもある。
 僕はそう思っているんです、と木山先生がちょっとおやじっぽいくしゃみをしたときに言ったら
 お得意のニヒルな目つきで僕を睨んで「そう思うなら私の寝巻きにしているTシャツをもぐもぐ食べてみろ」
 と言われた
 醤油をつけながら半分ぐらいぺろりと食べたところで「私が悪かったもうやめてくれ」と涙目で謝られてしまった
 中々美味しかったのに、残念だ
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/24(土) 22:32:06.71 ID:FXaMK7U0
>>107
最高傑作でた
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/24(土) 23:18:14.74 ID:/PRjeQDO
やってることは最低だな
110 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 09:29:30.46 ID:R0gg3CYP
素材本来の味を楽しむために、
醤油は使わない方がいいだろ…

あぁ〜わき部分を6時間ほど口に含んで何度も嘔吐きたい‥
111 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 10:15:56.99 ID:I.L4nESO
シャツの半分は胃の中にか?
112 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [saga]:2010/04/25(日) 21:22:44.79 ID:OEneLWw0
 木山先生の脱ぎ癖が中々直らなくて、困っている。
 その日も突然ストッキングを脱ぎだしたので僕はとうとう強い語調で叱りつけた。
 しかし木山先生は飄々と言う。

「起伏の乏しい私の体を見て劣情を催す男性がいるとは…」

 その言葉で僕はカチンときた。
 感情に任せたままおもむろにズボンを脱ぎ捨て下半身をさらけ出す。

「ここにおるわぁああああああ!!」

 すると木山先生僕の全力勃起の股間をまじまじと眺めて

「とても興奮しているようには見えないが…」

 と言った。
 僕はまだここにいるよ。
113 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [saga]:2010/04/25(日) 21:23:50.51 ID:OEneLWw0
>>110
ぐろいわ

>>111
ぺろりとたいらげました
114 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [saga]:2010/04/25(日) 21:26:30.31 ID:OEneLWw0
 木山先生は一丁前に年齢のことを気にしているらしい。
 突然こんなことを聞いてきた。

「私は幾つに見える?」
「32歳ぐらいですかね?」

 とリアルな数字を出したら涙目になってその後部屋に引き篭もり夕飯の時間になっても部屋から出てこなかった。
 一応まだ20代らしいが、これマジで? 公式? うそん。
115 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [saga]:2010/04/25(日) 21:45:55.71 ID:OEneLWw0
 木山先生は偏食家だ。めんどうだとかいって食事をちゃんと採らなかったりする。
 最近忙しいのかとみにその兆候が強まり、さらに痩せてきている。
 これではいけないと僕は腕をふるい木山先生の好物をたくさん作った。
 これなら食の細い木山先生でも、もじゃもじゃと幼子のようにがっつくだろう。
 さらに僕は、そんな木山先生を記念撮影するべくデジカメも用意した。
 丁度良いタイミングで木山先生が帰宅する。
 僕は満面の笑みで木山先生を出迎え、リビングに誘い、机の上に広がる豪華絢爛のご馳走を見せ付ける。

「さあご飯にしましょう!」

 しかし木山先生の反応は薄い。

「今あまり腹が減っていないんだすまない」

 と言って一口も手をつけてくれなかった。
 僕はその場では笑顔で「ああじゃあしょうがないですねすみません片付けておきます」と手早くサランラップをかけたが
 部屋に戻ってから引くぐらい泣いてしまった。
 朝起きてリビングにいくと、机で木山先生が突っ伏して気絶していた。机の上にはカラになった皿の数々。
 さらに僕の用意したデジカメには、苦しそうな顔でご飯をもじゃりながらピースする奇跡的なほど可愛い木山先生が映っていた。
 僕はこの写真を後世にまで伝承するために生まれてきたのだとその時悟った。
116 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch :2010/04/25(日) 21:52:42.96 ID:PuifNic0
イイハナシダナー
117 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [saga]:2010/04/25(日) 21:58:42.06 ID:OEneLWw0

 木山先生の様子がおかしい。
 ちらちらと僕のほうを見るし、目が合うと赤面してさっと顔を逸らしたりする。
 また何か変なことを無意識のうちにしてしまったか。
 記憶を辿り、はたと思い至る。
 昨日の晩の会話である。
 話の流れで僕と木山先生は結婚について言及していた。
 内容は確か理想の指輪の渡し方とは? だった。

「僕ならケーキの中に忍ばせますね」
「それは何ともベタだな」
「だけどサプライズ感が大きいでしょう? 日常生活で、突然指輪が現れてみなさい。こいつは驚き嬉しい」
「へえ。それ、実行する機会はあるのか?」
 木山先生はからかうように言った。僕は少しムキになり、
「ありますよ。木山先生をあっと驚かせてやります」
 と何気なく言ったのだ。
 そして今、僕たちの目の前には、おやつのケーキがある。
 木山先生は赤い顔をしながら、緊張しているのか少し震えて、フォークでケーキをぐさぐさと潰している。
 僕は冷や汗が止まらない。
118 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 22:27:21.47 ID:7sbaTsAO
鈍感な変態って良いよな
119 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 22:40:39.12 ID:I.L4nESO
この変態なら息子にハメていた指輪を差し出そうで怖い
ほんのり温かい
120 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [saga]:2010/04/25(日) 23:08:58.79 ID:OEneLWw0
ガキ使のヘイポー見てたらなんかむなしくなった…
何コレ
121 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 23:14:47.20 ID:s2j.GoDO
いじめの縮図だな
122 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch :2010/04/25(日) 23:15:53.68 ID:kyWV5uMo
>>119
チンコに指輪はめて木山せんせいへ渡そうとする変態
だけど木山せんせい見た瞬間フル勃起

とか想像した
123 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch :2010/04/26(月) 00:51:25.62 ID:0bLvTLg0
木原先生の可愛さは世界を救うぜ!
この変態と幸せになってほしいけどここはやっぱり俺が頑張る
124 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/26(月) 00:53:04.46 ID:Jmra02AO
>>123
この物好きめ
125 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/26(月) 02:35:29.08 ID:4V0zD1go
神スレすぎて泣ける
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/27(火) 22:36:28.62 ID:yCe6Jc6o
木山(……)

いつも私の傍には常人には理解しがたい異常行動をとっているアイツがいた。
場所や時間もわきまえずによく私を変態騒動にまきこんでいたっけ。
存在するだけで吐き気がするようなやつだった。
気持ち悪くて本当に嫌で自殺を考える日もあった。
それなのになんなんだろう…… この気持ちは……
あれほど嫌いだったのに…… 消えてくれって願っていたのに……
2,3日姿を見ていないだけなのに…… 何でこんなに寂しいのだろうか……

木山(私は飽きられてしまったんだな… それもしかたないことか…)

“しかたないこと”そう自分に言い聞かせた。
それと同時に涙が零れてしまった。
―アイツならずっと私の傍にいてくれる。
―アイツなら私を幸せにしてくれる。
いつしかそう思ってしまっていたようだ。ありえない事だと知っているのに。

それでも私は待っている。いつか作者が帰って来ることを。
そして私を1000まで連れて行ってくれることを。
更にいうと木山先生は俺の事が好きなんだ……


127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/27(火) 23:05:08.20 ID:MwlKWPwo
それは初耳だ
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 00:34:08.80 ID:/sbQsRso
おやすみ木山先生♪
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/29(木) 00:35:55.63 ID:RiLkV960
 いつか、僕はいつものようにふざけた調子で木山先生にプロポーズめいたことを言ったことがある。

「結婚してくださいよ木山先生」

 すると木山先生は何やら悲しそうな顔をした。

「私は極悪人だぞ」

 その言葉がどういった意味を持つのか僕は深く考えないで、まだふざける。

「なら僕が一緒にその罪を背負いますよ」

 木山先生は悲しく微笑んでいた。
130 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 00:37:40.29 ID:RiLkV960
↑タイトルつけ忘れた

 その日は朝から天気であった。
 僕は寝ぼけながらもリビングのカーテンと窓を開け、清涼な日差しを部屋に送り込んでから、
 木山先生を起こすべく部屋に向かった。
 木山先生は今日、朝から出かける用事がある。僕は彼女から朝起こすようにと頼まれたのだが、これが中々骨の折れる作業だ。
 木山先生は低血圧だからか、非常に寝起きが悪い。そのため相当体を揺すったり、場合によっては頬をつねったりする必要はある。
 その行為は僕にとって心苦しい。
 僕は気合を入れてから、木山先生の部屋に入った。
 扉を開けてまず目に飛び込んだのは、下着姿でベッドの上に寝転がる木山先生だった。

「なんちゅう格好を!」

 僕は不埒な格好の木山先生を見ないように顔を逸らしながら、ベッドに近づき、その肩を揺らした。
 生身の肌はしっとりして、指に吸い付く。思わず生唾が喉を下った。
 木山先生はう〜ん、と呻いた。

「木山先生起きてください。そして早く服を着てください」

 寝ぼけた顔が僕を見上げた。このときばかりは、彼女が年上に見えない。
 僕は木山先生の体を隠すように布団をずらしながら、もう一度声をかける。

「起きてください。朝ですよ」
 するともごもごと口の回らない調子で木山先生は呻いた。
「あと五分…」
「そうはいきません」
 僕は部屋のカーテンを開けた。日差しが木山先生に当たる。
「眩しい…カーテンを閉めてくれ」
「駄目です」
「あと五分だけ寝させてくれ…」
「駄目ですって!」

 その後も同じようなやりとりを繰り返し、ようやく木山先生はベッドから這い出てきた。
 布団がずり落ちて、木山先生の下着姿があらわになる。
 僕は慌てて背を向けながら、文句めいたことを言う。

「どうしていつも服を脱いでいるんですか」
「夜中、暑くて寝苦しくなったんだ。いいだろう」
「よくないですよ。朝起こしてくれって頼んできたのは木山先生でしょう。それ相応の格好でいてくださいよ」
「全く、朝からやかましいな君は」
「やかましくさせてるのは先生でしょう。とにかく、身支度整えたらリビングに来てくださいね。朝食を用意してますから」
 僕は木山先生の方を見ないようにしながら、壁伝いに歩いて部屋を出た。
 それから十五分ほどして、木山先生はリビングにやってきた。酷い寝癖がついている。
131 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 00:38:24.90 ID:RiLkV960
「十五分間何してたんですか。全然身支度整っていませんよ」
「整ったよ」
 そう言う木山先生の呂律は回っていない。どうやらまだ寝ぼけている。
「全くもう。朝ごはん食べてください。寝癖直してあげますから」

 僕は洗面台から櫛とワックスを持ち出し、朝食をもそもそと食べる木山先生の髪を後ろから梳かした。

「世話をかけてすまないね」
「そう思うならもう少しちゃんとしてください」
「したいとは思っているんだが……。どうにも朝は弱い」

 机の端に置いてあるリモコンを取り上げて、木山先生はテレビをつけた。今日の気温が知りたいのだろう。
 ニュース番組が映る。
 僕は木山先生の髪を櫛で梳かしながら、ぼうっとテレビを眺めた。
 能力者が事件を起こしたというニュースをやっていた。
 おや、と思った。
 能力者の犯罪などは大して珍しくない。
 変わっていたのは、その事件の能力者が、学園都市に登録されていなかった、ということだ。

「こんなことってあるんですか」
 僕がそう訊くと、木山先生は「ああ、ありえないことじゃないんじゃないか」と適当な返事。まだ寝ぼけている。

 未登録の能力者だったため、捜査は難航し、確保に時間がかかったという。
 ニュース番組は、学園都市に登録されていない能力者の存在から、学園都市の管理不足を指摘し、
 最終的に政治を批判し、番組を終えた。
 妙な事件だなとは思ったものの、それ以上気にすることはなかった。

「それじゃあ行ってくるよ」

 玄関にて、木山先生はひらひらと手を振った。

「いってらっしゃい」

 そう返すと木山先生はお得意のニヒルな笑みを浮かべてから、家を出た。
 木山先生が倒れたという連絡がきたのは、午後になってからだった。
132 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 00:38:59.93 ID:RiLkV960
 病室に駆けつけると、見知らぬ少女がいた。
 彼女が誰なのかと考える前に、僕は奥のベッドで眠る木山先生を見つける。

「先生!」

 少女を押しのけて、木山先生に駆け寄る。しかし少女はそんな僕の腕を掴み、諌めた。

「落ち着きなさい。体を揺すったりしたら、どんな影響があるかわかりませんの」
「あんたは」
「白井黒子」彼女はそう言って、腕章を指で引っ張り僕に向けた「ジャッジメントですの」
「どうしてジャッジメントがこんなところに」
「木山先生は能力者に襲われたんですの」
「……木山先生に何があったんだ」

 事の顛末を白井黒子は語った。
 午後1時過ぎ、通行人が道端に倒れる木山先生を発見した。
 彼によると、木山先生は寝ているように見えたという。
 最初は声をかけてみたが、どうにも様子がおかしい。そこで通報した。
 病院に運ばれた木山先生は検査されたが、どこにも異常は無い。
 だが頭部が検査されたとき、異常が発見された。
 通常、人はレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返す。
 しかし脳波の状態から、木山先生はずっとレム睡眠の状態であるという。
 それはまるで、強制的に眠りにつかされているように……。
 この明らかな異常は、能力者の仕業である線が濃厚だと判断され、アンチスキルが呼び出された。

 白井黒子は続ける。
「これからアンチスキルを経由し、木山先生は研究機関に移送され、そこで精密な検査をされます」
「木山先生は大丈夫なのか」
「眠っているだけですから、適切な処置をすれば命に別状はありません」
「いつ目を覚ますんだ」
 そう問うと、白井黒子は言いづらそうに顔を伏せた。
「能力者である犯人を確保し、木山先生にかけた能力を解除しなければ、木山先生は眠り続けるでしょう」
 その言葉は僕を大きく動揺させた。足元が麻痺する。
 僕の肩に、白井黒子は手を置いた
「安心してください。我々は犯人確保に尽力します。……わたくしも、木山先生とは面識があります。
 犯人を許せない気持ちはあなたと同じです」
「僕はどうすれば」
「木山先生が移送されるまで期間があります。それまで傍にいてあげてください」
 僕は木山先生を見やる。
 本当にただ、寝ているようにしか見えなくて、それが僕の不安を煽った。
133 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 00:45:03.00 ID:RiLkV960
 病室を出た白井黒子は、歯をすりつぶすように、一度ぎりと奥歯をかみ締めた。
 苛立っていた。知り合いが事件に巻き込まれ倒れたのは、これが初めてではない。
 ジャッジメントとしての誇りと自尊心が、ふがいなさに押しつぶされていた。

「必ず、犯人を捕まえてみせますわ」

 感情を吐き出すように、そう独り呟いた。
 しかし、胸に一抹、残るものがあった。それが何かは知れないが、まるで、小さな引っ掻き傷のようにちくちくと奥にある。
 この事件はまるで……。
 予感めいたものが渦巻いた。

 白井黒子はまず学園都市に登録された能力者の捜査を始めた。
 対象は、人を強制的に睡眠状態に陥らせる能力者だ。
 木山春生の状態から、犯人は少なくともレベル3以上の実力を持つと思われる。
 この作業はデーターベースを探れば容易に情報を割り出せる。それほど難航することなく、
 すぐに容疑の疑いがある能力者たちが見つかった。
 人数にして6人ほど。二日もあれば、全員を調べ上げることができる。
 しかし実際には、白井黒子は彼らの調査を一日で終わらせた。
 それは彼女の力量が起因したことではない。
 6人全員に完璧なアリバイがあり、『特に調べることが無い』ためだった。
 そもそも彼らに動機はなく、平々凡々と学校に通い勉学に励む一般的な学生で、木山春生を襲う
 理由も目的もあるとは思えない。
 この結果から白井黒子は、一つ思い至った。
 つい先日、学園都市に登録されていない能力者が、事件を起こしたという報道。
 能力者が見つからないこの状況は、その事件とよく似ていた。
 その事件の調査を進めたところ、すぐにある事実が発覚した。
 それは核心に迫り過ぎていた。同時に、この事件の救いようのなさを、酷く露呈させた。

「なんてことですの……」

 白井黒子の予感は当たっていた。
134 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 00:46:11.76 ID:RiLkV960
 木山先生は眠り続けている。
 僕は病室に毎日通って、木山先生の傍にいることを勤めた。木山先生の容態を見守るためだ。
 レム睡眠とは、簡単に言えば体の眠りだ。脳は覚醒状態にある。
 その状態が続くのは危険だ。
 レム睡眠の間、自律神経系の活動は不安定になる。そのため血圧の変化が激しくなったり、心拍や呼吸は不規則かつ速くなる。
 睡眠中の突然死という事例があるが、それは自律神経の乱れが心筋梗塞を引き起こすためだ。
 木山先生の体には、自律神経の動きを安定させる薬と、血圧を一定に保つ薬が、一定時間投与され続けている。
 それが万全であるとはいえない。
 異常が発生した場合、迅速な対応が必要になる。
 つまり僕がその役目を担っているのだが、四六時中、僕が木山先生のもとにいる必要は、実はない。
 木山先生の異常を察知する血圧計は装着されている。
 僕は怖いのだ。
 このままずっと、木山先生が眠り続けてしまったら。
 そう考えたらもう僕は、取り乱すしかなくなって、まともじゃない。
 それは木山先生が死んでしまうよりは救われたことなのかもしれない。
 でも、あのニヒルな笑みをずっと傍で見続けたいって、僕は思うんだ。

 窓が宵闇に黒く塗りつぶされるころ、僕は病室をでた。見舞いの面会時間の締め切りも近い。
 この時間病院は患者の就寝時間のために、照明が落とされる。
 僕は暗い廊下を歩いて、エントランスに向かった。
 エレベーターに乗り込んだところで、病室に忘れ物をしていることに気がついた。
 次の階でエレベーターを下り、また上がる。
 エレベーターを降りると長い廊下が目の前に臨む。
 その廊下の向こうに、人影が佇んでいるのを見つけた。
 ついに幽霊を見てしまったか、とまず思った。
 次に不審に思う。
 人影は木山先生の病室の前で佇んでいるようだった。
 ひょっとしたら、木山先生を襲った犯人が、止めをさすために?
 僕は一つ深呼吸をして、人影に向かって歩んだ。
 人影はこちらに気づいたようだった。体が僕の方向を向く。
 そのタイミングで僕は声をあげた。

「そこで何をしているんだ」
「うひゃあ!」

 女性の悲鳴があがった。人影はぐらりと揺れると、床にしりもちをつくと、手をぶんぶん振って、

「あの怪しいものじゃないんです道に迷ってしまって本当なんですついでに助けてください」

 と泣きそうな声色で言った。
135 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 00:57:35.25 ID:RiLkV960
誰も信じないでしょうが>>1です
まじめなものを書くと筆が遅くなるのですよ
続きはこれからちまちま投下していきます

>>118
受動的で女の子からのアプローチを演出しやすいキャラだよね

>>119
>>122
そもそも僕のものは指輪に納まるほど小さくない! 拳骨大ぐらいだ!
嘘だ!

>>123
>>126
もう木山先生俺らで三分割にしようぜ
あっ、一番大きいのが俺のな
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:09:24.96 ID:qz3o.Pco
>>135
木山先生に惚れてる男に悪い奴はいない、いるのは変態だけだ
必要な事実ってそれくらいだよ
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:17:48.86 ID:AqUSCOMo
昨日から始めた“木山先生におやすみ”をしにきたら来てた!
まぁ3分割にしないし俺のだし
まぁ頑張れ
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:24:29.57 ID:Qqxp6Bwo
別れる前の話なんだよな?
なんかミステリアスだな
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:33:25.80 ID:RiLkV960
>>136
やだかっこいい…///
なんて言うかwwww

>>137
俺なんか毎日木山先生の枕の臭い嗅いで「おやすみでしゅ…」って言ってるよ

>>138
言い忘れてたけど投下するSSってそれぞれがお話として独立してて、
所謂パラレルみたいになってるの
そのため話の繋がりが全く無い
つまり>>100で木山先生にふられても>>117ですごく可愛い
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:54:11.97 ID:qz3o.Pco
>>139
色んな世界に木山先生がいると思うと股座のいきり立ちが収まらんね
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:56:51.34 ID:AqUSCOMo
俺なんて木山先生からもおやすみ(はぁと)っていってもらえるんだよ
142 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 02:14:50.02 ID:AqUSCOMo
おやすみ 木山先生♪
143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 02:33:55.01 ID:QpF0wHU0
なにこのスレ
怖い
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 14:44:52.26 ID:AqUSCOMo
いってきます 木山先生♪
145 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 20:55:33.35 ID:RiLkV960
 少女の名前は青木明菜といった。

「いやぁ、助かりました」

 信じがたいことに、彼女は病院内で迷子になっていたという。
 病院を面した道路に、自動販売機がある。僕と青木明菜はそこでジュースを飲んでいた。
 僕が選んだコーラは彼女のおごりだ。
 いいと言ったのだが、お礼をさせてくれと彼女はしつこかった。
 青木明菜はぐびっとビタミン飲料を飲み干すと、その勢いでおじぎをしてきた。

「本当にありがとうございます」
「いやそんな」
「あなた様がいなければきっと永遠に病院内をさ迷っていたかもしれません」
「怖いねそれ」

 青木明菜はそうして何度も仰々しく頭を下げてきたので困った。
 変な子だなと思った。
 この変な調子には覚えがある。木山先生だ。
 木山先生もよく、「こんなところで?」と信じられないぐらい妙なところで道に迷っていた。
 彼女との出会いも、道を訊ねられたのがきっかけだし。
 青木明菜と木山先生は、僕の中で少し重なるものがあった。

「君も誰かのお見舞い?」

 僕は何度も頭をさげてくる青木明菜に嫌気がさして、ふいにそんなことを訊いた。
 彼女自信が病院に用があるように思えないし、僕らがいたフロアは入院患者専用のものだ。
 あたりをつけて何気なく訊いたのだけど、青木明菜はふっと、暗い顔をした。
146 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 20:56:56.79 ID:RiLkV960
「ええ、弟が入院していまして」

 彼女の様子から、その弟さんの病状というのは、あまり良くなさそうに思えた。

「あなた様も誰かのお見舞いに?」

 話題を変えたいのか青木明菜は僕に話をふる。

「まあ、そうだね」
「毎日来ているんですか?」
「え?」
「病院内に慣れているようでしたから」

 それを肯定するのは何だか気恥ずかしかったけど、口ごもるのもなんだと思った。

「うん、毎日きているんだ」
「よっぽど大切な人なんですねぇ」
「そうだね。すごく大切だよ」

 ちびちび飲んでいたコーラが空になる。

「それじゃあ僕は行くから」

 僕がそういうと、青木明菜はもう一度「本当にありがとうございました」と頭を下げ、
「病院内で会ったらまたよろしくお願いします」と続けた。
 青木明菜は街頭に照らされた夜道に消えた。
 彼女の姿が見えなくなったのを確認してから、僕は変な奴だな、と独り呟いた。
147 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 20:58:18.97 ID:RiLkV960


 その日、病院に到着すると、エントランスのところで声をかけられた。
 白井黒子であった。

「ちょっとよろしいですか」

 白井黒子はくい、と親指を立てて、階上を指した。

 屋上に呼び出される経験なんて初めてだった。
 風が強い。真っ白な入院患者のシーツが何枚も干されていて、それが風に凪ぐ様は壮観だった。

「幻想御手をご存知ですか」

 白井黒子は鉄柵に寄りかかりながら、突然そんなことを言った。
 僕は気分が重くなるのを感じた。

「ああ、知ってるよ。木山先生が作った、能力を得ると引き換えに、意識が昏倒するもの……」

 木山先生が引き起こしたその事件は、今は解決したものの、多くの被害者を出した。
 僕はその話が嫌いだった。
 白井黒子はそんな僕の気も知らず、こう続けた。

「木山先生を襲ったのは、その幻想御手の被害者である可能性が高いのです」

 それは嫌な事実だった。貧血に似た眩暈に襲われる。奥歯をかみ締めて、どうにか足元を保った。

「木山先生を、恨んでの犯行だってことか……」
「ええ……。心苦しいでしょうが、あなたにはお伝えしておこうと思いまして」
「僕なら大丈夫だよ」

 白井黒子はこくりとうなづくと、続ける。
148 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 20:59:00.83 ID:RiLkV960
「まずわたくしは、対象を睡眠状態に陥らせることができる能力者を調査しました。
 しかし、彼らには全員アリバイがあり、そもそも動機がなかったのです。
 ……能力者が見つからないこの状況、何かに似ていませんか?」
「え?」
「つい先日起こった、登録されていない能力者が起こした事件です」
「ああ、知っているよ。そのニュースは、木山先生と一緒に見た」
「その犯人の調査をしたところ、犯人は幻想御手の使用者であることがわかりました。
 どういうわけか犯人は、意識を失ったあとも、能力を持ち続けていたのです。
 アンチスキルに確保されてすぐ、能力は失っていますが。
 ……一部の幻想御手使用者が能力を持ち続ける原理はわかりませんが、
 彼らがもし凶悪な能力を持ち続けたまま、木山先生に恨みを抱いたとしたら」
「……嫌な話だ」
「しかし今危惧するべきなのは、犯人が木山先生をまた襲いにくる可能性です」
「何?」
「彼らは自信の能力が不安定であることを知っています。
 木山先生はこのまま自然に目を覚ます可能性が高いのですわ。
 それを防ぐため、また、というわけですの」

 一度強い風が吹いた。それはどこか、不吉な感に思える。
 強い怒りの感情がわきあがった。

「そんなこと、絶対にさせない」

 強い握力をもって拳を握り締めていたら、手のひらに自分の爪が刺さった。
 白井黒子は僕に向き直る。

「そして、犯人は木山先生の傍にいる、あなたにも目をつけるでしょう」
 気をつけてください、と白井黒子はいった。
「木山先生を保護するために、研究機関への移送予定日は短縮されましたが、
 それまでは、近づいてくる人間と、妙な人間全員を警戒してください」

 そう言われて、はたと思い至った。

「何か心当たりが?」
「……ある」

 脳裏に浮かんでいたのは、青木明菜の姿だった。
149 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 21:00:10.40 ID:RiLkV960
 7

 白井黒子の能力は、テレポートだ。
 その能力で木山先生の病室に戻る。様子に異常は無い。
 ほっと胸を撫で下ろしたら、諌めるように白井黒子は言った。

「その青木明菜さんはジャッジメントの方で調査しておきます。
 仮にその方が能力者だったとして、触れられてはいけません。それだけで意識を奪われる可能性がありますの。
 その方には十分お気をつけください」

 そう告げて彼女はまたテレポートで消えた。ジャッジメントである白井黒子と青木明菜が遭遇したら、
 警戒されて確保が難しくなるかもしれないからだろう。
 残された僕は、青木明菜について考えた。
 彼女は昨夜、木山先生の病室の前にいた。
 道に迷ったなんて嘘じゃないのか。
 ふと思い立ち、僕は病室から廊下に顔を出して、辺りを見渡してみた。ひょっとしたら、と思ったのだ。
 するとまるで狙い済ましたかのように、青木明菜と出くわした。
 青木明菜は僕に気がつくとにぱっと笑った。

「奇遇ですねぇ」

 もし彼女が犯人だったとして、これほど間抜けなことがあるだろうか。怪しすぎる。
 唖然としている僕に青木明菜は首を傾げた。

「どうしたんです変な顔して」
「別に……。君はこんなところで何してるんだ」
「大変恥ずかしいんですがぁ、また道に迷ってしまいましてぇ」
150 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/29(木) 21:00:54.76 ID:RiLkV960
 彼女の言葉は白々しい気がした。僕は警戒を強める。

「中庭なんかに何の用だよ」
「自動販売機があるじゃないですかぁ。ジュースでも買おうかなと思って」
「そんなの知らないよ。看護師さんにでもきけよ」
「え〜つれないなぁ。またジュースおごりますからぁ」

 しつこい……。
 そう思いつつも、ふと僕はこいつを野放しにしていていいものかと考えた。
 姿が見えないよりは、見えるところにこいつを置いていた方がいいのでは。
 それにこいつは、いつも木山先生の傍にいる僕のことも襲おうとするだろう。
 僕に襲いかかってきたら、尻尾を掴むことができる。

「わかった。案内してやるよ」

 そう言うとぱぁっと青木明菜は顔を明るくさせて、深々とおじぎした。

「ありがとうございますぅ」

 青木明菜の間延びした語尾に気が抜けた。怪しさ満点の癖にどこか警戒しきれない。
 でもそれが彼女の策略なのかもしれない……。
 そんな風に考えていると、疲れてしまった。

「あのぅ、大丈夫ですか?」

 青木明菜に顔を覗き込まれ、はっとした。
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:37:03.52 ID:EJaxA3Eo
一応聞いときたいんだけどこの主人公は前にとんでもない量の精子を出した奴とは別人だよな?
152 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/29(木) 22:56:06.19 ID:RiLkV960
>>151
パラレルワールドの、同一人物です
とも言えるし、
全然違う人だよオナニーもしたことないよ
ともいえる
要するにご随意にってことだね

どうしてこんなにふわふわしているのかというと、この主人公っぽい男というのは
このスレに集まる変態どもとして書きたいから。
要するに作品に自分を投影して、感情移入して欲しいのよ

まあそういう風に読んで! なんでおこがましいことは言えないから、好きに読んでね、ってことしか言えないんだなぁ
わかりづらくてすわんね
153 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 23:09:11.81 ID:AqUSCOMo
木山先生ただいま帰りました!
あとついでに支援
154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:39:50.18 ID:ZapY/1Ao
今日も一日お疲れ様 木山先生お休みなさい
155 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/30(金) 01:17:13.31 ID:9btkQ420
 8

 中庭につくと青木明菜は「ようやくたどり着いたぁ」などと感激した。
 やり難い。取調べの相手が幼稚園児だったときの刑事のような気分だった。
 自動販売機の前に来たとき、青木明菜はこんなことを訊いてきた。

「さっきの病室に知り合いの方が入院されているんですか」

 探られているような、いないような。彼女の言動全てが疑わしく聞こえるが、同時に
 そんな自分を馬鹿馬鹿しくも思う。

「そうだよ」
「本当に毎日お見舞いに来ているんですねぇ」

 感心するように青木明菜は言った。

「君も昨日の今日じゃないか」
「ええまあ、私も毎日ってわけじゃないんですけど、結構な頻度で来ていますよ」
「それなのに、いつまでも病院の中で迷ったりするのか」

 的を得た、と思った。矛盾を突いている。
 だが青木明菜は動揺するそぶりを見せなかった。

「私きっと頭のどっかがおかしいんだと思います。空間把握能力的な奴が」

 あっけらかんと言う。肩透かしを喰らった気分に陥る。
 青木明菜は昨夜と同じ、ビタミン飲料を買った。

「あなた様は何がいいですか?」
「僕はいいよ」
「あれそうですか」

 青木明菜は中庭に据えられたベンチを指差した。

「あそこ移動しましょうよ」

 青木明菜を監視したい僕にとって、願っても無い提案だ。二つ返事で了承して、移動する。
 ベンチに腰掛けてみて、気がついた。ここから木山先生の病室が見える。
 これなら何者かが病室に侵入したとしても、すぐにわかる。
 それはそうと、僕は青木明菜を探ろうと、一つ訊いた。

「弟さんの容態はどうなんだ」

 弟が入院している、ということすら嘘かもしれない。
 すると青木明菜は暗い顔つきになった。
 押し黙ってしまうかもしれないと思ったが、ぽつりと小さな声で答えてくれた。
156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/30(金) 01:18:26.27 ID:9btkQ420
「意識不明なんですよ」

 まずいことを訊いたかもしれない、と思った。僕のほうが押し黙ってしまう。
 だが青木明菜はさらに語る。

「いつ意識が戻るのかわからなくて、でも弟が目を覚ましたときは、私が傍にいてあげたいと思っていて、
 こうして病院に通っているんですが、いつまでも道になれなくて。本当、駄目ですよねぇ」

 辛そうな青木明菜の様子は、嘘を語っているようには見えなかった。
 変なことを訊いてごめん、と謝るのも妙な気がした。弟さんは死んでいるわけではないのだから。
 仕様が無いから僕は「大切な弟なんだね」とお茶を濁す形で言った。
 青木明菜は弱弱しくうなづいた。

「ええ、大切です。実は双子の姉弟なんですよ。
 小さい頃から何をするにも一緒で、嬉しいのも辛いのも半分こずつにしてきたんです。
 男女の姉弟では珍しいね、なんていわれたりして、本当に仲が良かったんです」

 僕が何もいえないでいると、青木明菜ははっとして、「すみませんこんな暗い話して」と慌てた。

「いや、僕が訊いたことだから」

 話の色を変えたいのか青木明菜は「知っていますか?」と一転明るい声をだした。

「双子って、結構不思議なことがあるんですよ。片方が怪我をすると、片方は何とも無いのに痛みを感じたり」
「へぇ、オカルト番組ではよく聞くけど、本当にあるんだ」
「ありますよぉ。実際私たちにもそういうことが何度もありました。まぁ全ての双子がそういう訳じゃないと思いますけど。
 きっと私たちはより強い、双子なんですよ」

 妙な言い回しにふっ、とおかしくなってしまった。

「強い双子か」
「ええ、最強の双子です」

 話をしながら、彼女を警戒する気持ちが薄れてきているのが自分でわかった。
 彼女が犯人だとして、木山先生の病室前にいた言い訳に、『道に迷っていた』などと言うだろうか。
 青木明菜はやはり、怪しいのに疑いきれない。
 妙な奴である。
157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/30(金) 01:19:20.50 ID:9btkQ420
 9

 その後も僕は、木山先生の傍にいつつ、青木明菜を警戒するという日々を続けたが、
 彼女が尻尾を出すことは無く、それどころか彼女を疑うのは全くのお門違いに思えてきて、
 ついに木山先生の移送が翌日に控えることとなった。
 そして僕は、青木明菜と二人で中庭にて談笑するというのがすっかり習慣になっていた。

「治るといいですね、木山先生」

 自動販売機の前で、青木明菜は財布から小銭を取り出しながら言う。
 彼女には木山先生のことを伝えてあるが、能力者に襲われたのだという話は控えていた。
 僕自身も、青木明菜の弟が意識を失う過程は訊いていない。僕らは絶妙な距離感すら築いていた。

「本当にね」

 言いながら僕はほっと安心していた。
 白井黒子が言うには、木山先生にかかった能力は、永続的には続かない、一時的なものだという。
 木山先生が安全な場所で保護されれば、僕が危惧することは何も無い。
 あとは、目を覚ましてくれるのを待つだけだ。

「君の弟さんも目を覚ましたらいいね」
「はい」

 本当に目を覚ましたらいい。本気でそう思った。待ち続けるのは辛い。
 それが死ぬのよりは救われていたとしても、悲しすぎる。
 外にでた都合で、僕は携帯電話を見てみた。
 すると白井黒子から着信がある。かけ直すと、すぐに出た。

『ごめんあそばせ』
「何だよ」
『木山先生の調子はどうです?』
「変わりないよ」
『それは良かった。ああそれと、青木明菜についてなのですが』

 どきっとした。今まさに彼女が隣にいる。僕は少し、青木明菜から距離をとって、背を向けた。
 白井黒子はこう続ける。

『端的に言って彼女は白でしたわ。幻想御手の被害者ではありません。レベル0の、一般学生。
 動機も能力もありませんでしたの』
「そうだとは思っていたよ」
『まあ一応、もう少し彼女の調査は続けておきますの。
 ああそれと、まだ安心はしないでください。犯人が襲ってくるとしたら、恐らく移送前日の
 今日であるのが濃厚ですわ。そしてあなたも危険なので、くれぐれもお気をつけください』
「ああわかった。ありがとう」
158 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/30(金) 01:20:06.41 ID:9btkQ420
 電話を切り振り向くと、にやついた顔の青木明菜と目が合った。

「彼女さんですか? 女の人の声でしたねぇ」
「違うよ。ただの知り合いだ」

 全くくだらない話題が好きだな、とため息をつく。
 その時突然、「あれ」と青木明菜は声をあげた。
 見ると、彼女がいつも買っていたビタミン飲料のボタンが、売り切れという表示になっている。

「あ〜どうしよう」
「他のもの買ったら」
「え〜これが今飲みたいんですよぉ。ちょっと病院の前の自動販売機行ってきます」
「え、ちょっと待て」

 僕は思わず引き止めた。

「また道に迷うんじゃないか」
「でもぉ」

 仕様が無い、と僕はため息をついた。ちらりと、木山先生の病室を見上げてみる。
 異常は無いが、離れるのは少し気がかりだった。

「僕が買ってくるよ」
「え? いいんですか?」
「いいよ。その代わり、ここから木山先生の病室を見ていてくれ」
「お安い御用ですよぉ。うわぁありがとうございます。何だか彼氏っぽいですねぇ」
「冗談だろ」

 言って僕は歩き出した。
 この行動はあまりにも軽率だったなんて、そのときは考えもしなかった。
159 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/30(金) 01:21:08.89 ID:9btkQ420
 10

 自動販売機の前にたどり着いたところで、つけっぱなしにしていた携帯電話が鳴った。
 また白井黒子である。
 
「どうした?」

 暢気な色の僕の声は、慌てた白井黒子の声にかき消された。

『今木山先生のもとにいますか』

 様子がおかしかった。

「いや、いないよ。ちょっと離れていて」
『今すぐ戻ってください』
「大丈夫だよ。青木明菜にも見張ってもらっているし」

 そう言うと白井黒子が電話口で息を呑んだのが、ありありと聞こえた。

『今すぐ戻ってください』
「一体何なんだよ」
『その青木明菜には動機があります』
「はぁ? さっきと話が違うじゃないか」
『彼女には弟がいますね?』
「ああ、いるよ」
『彼は意識不明では?』
「それがどうしたんだ? というか、そんなことまで調べなくてもいいだろう」

 そんなこと言っている場合ではありませんの! と白井黒子は怒鳴った。

『その弟が、幻想御手の使用者なんですのよ! ……木山先生を恨むには、動機は十分でしょう』

 全身から血の気が引いた。

『今すぐ木山先生のもとに戻ってください』

 言われる前に、僕は走り出していた。
 頭の中で様々な思いがぐるぐる巡っていた。
 青木明菜には能力はないはずだ。幻想御手も使用していない。
 しかし、木山先生を恨んでいる可能性は、大きい。
 走りながら、『治るといいですね、木山先生』といった青木明菜の言葉を思い出した。
 あの言葉すらも、嘘だったのか?
 僕が、まず最初に木山先生のもとへ向かわず、中庭に向かったのは、
 青木明菜を信じる心があったからだろう。
160 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/04/30(金) 01:21:52.24 ID:9btkQ420
 11

 中庭には青木明菜の姿はなかった。
 白井黒子との通話は続いている。

『青木明菜は』
「いない、嘘だろ」
『今すぐ木山先生のもとへ』
「くそ」

 病室に向かって、また駆けた。途中看護師に怒鳴られたが構っていられない。

『わたくしも今、テレポートでそちらに向かっています。
 青木明菜に接触したら、十分距離をとり、注意をひきつけて、私の到着を待ってください』

 携帯電話を耳に当てて白井黒子の声を聞いてはいたが、僕は返事もできなかった。
 思考がぐちゃぐちゃ脳裏を過ぎっているようで、頭の中が真っ白にもなっているような、
 要するに混乱していた。
 病室までが酷く遠く思えた。
 木山先生の病室がある階にようやくたどり着く。既に息が切れてまともに呼吸ができなくなっていたが、足は止めない。
 病室に飛び込んだとき、どうか青木明菜の姿はないことを願った。
 願ったのに、そこに彼女はいた。
 青木明菜は木山先生が寝るベッドの前に佇んでいた。その後姿は、僕が知っている青木明菜には見えなかった。

「何をしているんだ」

 息を切らしながら訊ねると、青木明菜は驚くでもなく、ゆっくりと振り返った。
 顔に表情は無く、それがどうしようもなく僕の不安を煽った。
 そして彼女は何も答えない。

「どうして中庭で待っていなかった」

 と僕は続けた。
 青木明菜は小さな声で答える。

「……病室に人影が見えて、それで」

 それは明らかな嘘だった。

「木山先生から離れろ」
161 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:23:50.90 ID:9btkQ420
↑しまったまたタイトル付け忘れた。
>>155から>>160まで『wake me up before you leave』という全部同じ作品です


 耳元で白井黒子が叫ぶ。

『青木明菜と接触しているんですの? やめなさい! 彼女から離れなさい』
「だけど、木山先生が」
「誰と話しているんですか?」

 青木明菜は僕に向き直ると、こちらに歩み寄ってきた。
 僕は反射的に後じさる。

「それ以上近づくな」
「何を警戒しているんですか? 早く人影を追いかけに行きましょうよ」

 青木明菜はさらに僕に詰め寄った。

「止まれよ、止まるんだ」
「どうして怖がっているんですか」

 青木明菜は、僕に手を伸ばした。
 その手つきは接触効果の能力者のものだった。
 そう確信したのに、僕は動けない。青木明菜の手を、避けようとしない。
 僕はまだ彼女を信じていた。

「なあ、違うよな。お前じゃないよな」

 縋るように僕は言う。耳元で白井黒子が叫んでいる。
 青木明菜は何も答えない。
 その手が、僕に触れた
162 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:24:47.90 ID:9btkQ420
 12

 視界が反転したことに気づいた次の瞬間、僕は床に叩きつけられていた。
 そうしたのは白井黒子だった。テレポートで病室に駆けつけた彼女は、僕をテレポートで反転させ、
 青木明菜の手を避けさせたのだ。

「ジャッジメントですの!」

 彼女の声が病室に響いた。
 僕は体が痛むのを堪えながら、慌てて立ち上がった。
 そうして青木明菜を見る。
 彼女は諦観しているような、そんな顔をしていた。
 そして、ため息混じりに、こう言った。

「あ〜あ、これでおしまいか」

 その言葉は信じられなかった。

「まさか本当に、お前が木山先生を襲ったのか」
「そうですよ。あ〜あ」

 そう言う青木明菜は最早僕が知っている彼女ではなかった。

「あなたを重要参考人として確保させて貰います」

 白井黒子は青木明菜に向かってそう言う。
 でも、と僕は声をあげた。
「彼女には能力はないはずだ。幻想御手も使用していない」

 僕の言葉に答えたのは青木明菜だった。

「折角だから、全部教えてあげますよ。もう逃げられないみたいだし。
 能力ならありますよ。登録もせず、ずっと隠してきましたが」
「隠してきたって、どうして」
「木山春生を襲うためですよ。決まっているでしょう」

 吐き捨てるように青木明菜は言って、僕は心が痛むのを感じた。

「僕に近づいたのも、木山先生を襲うためだっていうのか」
「もちろん。あなた様はべったり木山春生の傍にいましたから、邪魔で仕様がなかった。アリバイを作るのも難しくなる。
 だけどそこを逆手にとって、考えたんですよ。
 あなた様を信用させることができたら、私がでっち上げたアリバイはより強固なものになると。
 あなたが『あいつがそんなことをするわけがない』と言ってくれるのを期待したんです。
 だけどどうやら、ジャッジメントと繋がっていたようですね。全く、計算違いです」
163 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:25:44.92 ID:9btkQ420
 白井黒子が声をあげた。

「例えそうしてあなたのアリバイが通用したとしても、あなたに能力があるのがわかればすぐに疑われますわよ」
「ああ、その点は心配ありません。私の能力は煙のように不安定なんですよ。
 毎日気を使っていないとすぐに失われて、そうして二度と使えなくなる。
 アリバイが通用している間に能力を失うことができれば、私には何の疑いもない。
 まあ、私が能力を失うまでに、あと50時間ほどはかかりますから、最早その言い逃れも叶いませんが。
 ジャッジメントのあなたを眠らせて逃げるなんてことも、私には無理なようですし」
「……随分落ち着きはらっていらっしゃるじゃないですか。これからすぐにアンチスキルがやってきます。
 それでも何か考えがおありで?」

 白井黒子の言う通り、青木明菜の態度は余裕に見えた。
 何か策があるのだろうか。
 しかし、それは違った。
 心を削り取るような、悲痛の青木明菜の声が響いた。

「落ち着いていませんよ。はらわたが煮えくり返っています……」

 憎しみを発生することができたら、そのような声になるのだろう、と思った。

「現れたジャッジメントが、テレポート使いでなければ、木山春生に飛びつくこともできたのに……
 私の能力は不安定でなければ、あの一発でそれが叶ったのに……」

 青木明菜は木山先生を横目で一瞥した。

「こいつのせいで、私の弟が……。同じ目にあわせてやろうと思っていたのに……。
 憎い……! こいつのせいで……!」

 青木明菜の憎しみは、僕が想像するよりも、もっともっと巨大なものであった。
 その憎しみをもってすれば、人を簡単に騙せるほどの演技なんて、たやすいのだろう。
 僕はそのときになってようやく、騙されていたのだと自覚した。

「憎い! ちくしょう!」

 青木明菜の絶叫が、病室に響いた。
164 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:26:51.91 ID:9btkQ420
 13

 その後アンチスキルが到着し、青木明菜は取り押さえられた。
 犯人が確保されたものの、青木明菜の能力性が特殊だったために、その被害者である木山先生は
 貴重な資料になるとして、予定通り研究施設に移送された。
 僕がそれを了承したのは、そうすることで、木山先生のような被害者が出たときに、
 迅速な対応ができると思ったからだ。研究者である木山先生も、同じことを思うだろう。
 青木明菜の能力が失われれば、木山先生も目覚める。
 一件落着だと素直にいえないのは、僕が青木明菜に騙されていたことで傷心だったのと、
 収容された青木明菜が能力を保ち続けたためだ。
 僕は、白井黒子と共に、彼女に会いにいくことにした。

 面会硝子の向こうの青木明菜は酷くやつれていた。
 彼女は何も無い空間に手をかざしていた。恐らくそうして、能力を使い続けているのだろう。
 永遠に走り続けられることができないように、能力者も永遠に能力を使うことはできない。
 だというのに青木明菜は、自信が衰弱し、危険な状態になっていたとしても、そうしていた。

「どうですか、木山先生の調子は」

 青木明菜はそんなことを言った。声がかすれている。

「眠っているよ。すやすやと」
「そうですか。それは良かった」

 僕は彼女に対して、憎しみや怒りを抱くことは無かった。
 大事な人を襲われて、騙されていたというのに、どうしてだろう。自分でもよくわからなかった。
 ただ、青木明菜を憎むのは、むなしいことに思えるのだ。
 白井黒子が本題を呈した。

「あなたの弟が何故意識を失い続けているのかおわかりですか?」

 弟の話題を出した途端、青木明菜は目つきを変えた。狂気すら伺える。

「そんなの知りませんよ」
「……幻想御手の代償を、払い続けているからですよ」
「……どういうこと」
「その代償を発生させているのは、あなたなのです」

 青木明菜は、はっと息を呑んだ。

「原理や詳しいことはわかりませんが、あなたたち姉弟は、昔から双子ということで不思議なシンクロ性を持っていた。
 それは科学では説明のつかない何かで、だけど、確実に存在しているということがわかりました。
 だから幻想御手を使用していないのにもかかわらず、あなたに能力が発現し、
 能力を使っていないのにも関わらず、弟は意識を失い続けている……」
「そんな馬鹿なこと」
「あなたにはわかるはずです。そして強く感じるはずです。自分が弟と繋がっていることを」
165 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:27:54.81 ID:9btkQ420
 白井黒子は、こう続けた。

「あなたが木山先生を襲うために能力を保ち続けたのが、奇しくも、弟を眠らせつづけることに繋がったのですよ。
 だからもう、止めてはいかがですか。木山先生を許しなさい、とは言いません。
 でも、こんなことは空しいと思いますわ……酷く、酷く空しい……」

 青木明菜は顔を伏せると、ぽつりぽつりと言葉を紡ぐ。

「私たちは、昔から痛いのも嬉しいのも、半分こだったのよ。だから、憎しみも……」

 僕は青木明菜が言い終える前に、言った。

「そう思うなら、弟の痛みも、君が背負ってやるんだ」

 青木明菜の叫ぶような泣き声は、いつまでも耳に残った。
 帰路、白井黒子はこんなことを言った。

「青木明菜のような人は、今後も出てくるかもしれません。幻想御手の被害者の何人かは、
 どういうわけか今も意識を取り戻していないようですから……」

 大丈夫だよ、と僕は返した。

「僕がずっと木山先生の傍にいるから」

 僕の言葉に白井黒子は一瞬きょとんとすると、ふっと笑った。

「くさいことを言いますわね」
「それは僕の性分だから仕様が無い」
「でも、それなら安心ですわ」

 青木明菜との面会の後、きっかり50時間後、彼女は能力を失った。
 彼女の弟も、意識を取り戻したという。
 だけど、木山先生だけは、目を覚まさなかった。
166 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:28:45.07 ID:9btkQ420
 14

 医者が言うには、木山先生は自ら起きることを拒否しているようだ、ということらしい。
 何故、と問うた僕に、医者は詳しいことは言えないが、と散々前置きしたあと、
 償いでは、と続けた。

「償い?」
「人はレム睡眠の最中、夢を見る。その薄い意識の中で、外界の声が聞こえることがある。
 恐らく彼女は、この事件の顛末を、全て知ってしまったのかもしれない。
 夢の中で……」

 それは悪夢という奴ではないのですか、と言ったら、医者は何も言わなかった。

「いつ目を覚ますんですか」
「夢が覚めるまでだろう。その……君がいうところの、悪夢が」
 それがいつになるのかわからない、と医者は付け加えた。

 木山先生は眠り続けている。
 彼女の状態は安定しているとみなされ、自宅療養に徹するべきだろうと、病院は追い出しにかかった。
 どのみち、木山先生を入院させ続けるお金はない。
 僕は木山先生を引き取り、静かに二人で暮らすことにした。
 日々は幾日と経った。
 その生活の中で、晴れた日は木山先生を車椅子に乗せて、近所の公園を散歩するのが日課になっていた。
 その日はとても綺麗に桜が咲いていた。
167 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:29:27.17 ID:9btkQ420
「ほら見てくださいよ木山先生」

 僕は少し散り始めた桜の木を指差す。

「綺麗ですね。だけどやっぱり、木山先生のほうが綺麗ですよ」

 僕はこんな風に、何度も反応の無い木山先生に話しかける。
 木山先生が悪夢を見ているなら、それが少しでも彩りのあるものになればと思うのだ。

「木山先生覚えてますか。僕が前に言ったことを。
 木山先生に結婚してくださいってプロポーズしたことです」

 僕は車椅子を押しながら、歩きながら、喋り続ける。

「木山先生は私は極悪人だぞ、って言いましたよね。
 そして僕は、ならば僕が一緒にその罪を背負います、って返したんです」

 僕は、独りで、喋り続ける。

「ねぇ木山先生。これは嘘じゃないですよ。
 僕は木山先生と一緒に罪を償っていきます。独りで背負い込まないでください。
 だから、お願いだから」

 僕は、独りで――。

「お願いだから、起きてくださいよ。僕と、結婚してくださいよ
 お願いですから……」

 木山先生はやっぱり、眠り続けている。
 涙は止まらなかった。
168 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:31:49.94 ID:9btkQ420
 15

 ある日、木山先生の部屋を整理していると、日記を見つけた。
 いけないとは思いつつも、つい目を通してしまった。僕は木山先生の残滓に縋るようだった。
 そこには木山先生が罪悪と背徳に苛まされた文が記されていた。
 木山先生は幻想御手により、未だ意識を失い続けている人たちの存在を知っていたのだ。
 そして、それをどうしたら救うことができるのかも、記されていた。
 それは形にもなっていなくて、絵空事のようなものだったけど、
 僕はそれを見つけたとき、気づいたんだ。
 やるべきことは、これなのだと。
169 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:33:55.81 ID:9btkQ420
 16

 さて、それでさ、嘘みたいだけど、それから何年って時が経ったんだ。
 そして本当に嘘みたいで馬鹿げているけど、僕は大脳生理学者になったんだ。
 どうしてって思うだろう。簡単だよ。
 幻想御手の被害者の治療研究をするためだ。
 彼らの治療手段は、木山先生が残してくれた。あの日記に書かれていたのは、ワクチンソフトの設計プログラムだった。
 僕がそれを理解できるまで、酷く長い時間がかかった。理解してからも、それをどうしたら形にできるのかと考えたりで、
 とにかく、想像もつかないような年月、僕はそれだけに時間を費やした。
 だけど、ようやく。
 今日、幻想御手によって意識を失っていた最後の一人が、目を覚ました。

「ありがとう、先生」

 ずっと意識を失っていた彼女は、自分がどんな境遇にあるのかいまいちわかっていない。
 そのため風邪を治してくれてありがとう、みたいな調子で言うのだ。
 彼女が自分が失ってしまった膨大な時間に気づき、それを悲しく思ってしまわないよう、
 ケアすることも、僕の役目だ。

「どういたしまして」

 そう返すと、彼女は僕の手を引いた。

「よくわからないけど、先生は私にとって、すごくすごく恩人なんだよね? お母さんから聞いたよ」

 彼女は実際の年齢より幼い調子で喋る。長い年月に、人格を置き去りにされてしまったためだ。

「そんなことはないと思うけど」
「それでね、お母さんが言っていたよ。先生みたいな人と結婚しなさいって。だからさ、大好き! 私と結婚してほしいなぁ」

 思わず、笑ってしまった。彼女は随分ませた子供だったようだ。

「ありがとう。だけど、先生は結婚したい人がいるから、ごめんね」
「なーんだ。残念」

 彼女はそう口を尖らせた。あまり残念にも見えないので、なおさらおかしい。

「それじゃあ、人を待たせてるから僕はもう行くね。お大事に」
「その人って、先生の結婚したい人?」

 にやにやした笑みを貼り付けながら彼女はそんなことを訊いてきた。

「ああそうだよ」
「うわ〜熱いねぇ」

 そう言って彼女はけらけら笑った。 
170 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:35:05.34 ID:9btkQ420

 17

 木山先生の部屋に入るとき、僕は何でだか、ずっと前、朝中々起きようとしない
 木山先生に苦労していたことを思い出した。
 ベッドはその頃と変わっていない。
 木山先生はまだ眠っている。
 僕はベッドの前の椅子に腰掛けて、眠り続ける木山先生に声をかけた。

「木山先生。今日、幻想御手により意識を失っていた最後の子が、目覚めてくれました。
 まさか僕がここまで頭良くなるなんて、思いもしなかったでしょう。
 わかりますか? 愛の力って奴ですよ」

 いつまで経っても、木山先生は美しかった。
 そしていつまで経っても、僕は木山先生が好きで仕様が無い。

「木山先生。そろそろ起きてくれてもいいんじゃないですか。
 僕たちはもう、十分罪は償ったと思いますよ。
 まだ眠り続けるつもりですか? いい加減にしてくださいよ」

 僕は木山先生の胸に手をかざした。

「起きてくれないなら、先生の胸を触っちゃいますよ。
 ほら、早く起きないと大変ですよ」

 言いながら僕は、気づけば泣いていた。今日は泣かないようにしようと思っていたのに、涙が勝手に溢れた。
 僕はこんな風に何度も、木山先生の前で泣いた。
 それは、もう木山先生が目覚めることなんてないって、知っているからかもしれない。
 悲しくて……。
 その時ふいに、木山先生の胸に触れてしまった。
171 :『wake me up before you leave』 [saga]:2010/04/30(金) 01:35:37.88 ID:9btkQ420
「あ」

 僕は反射的に慌てて手をはなし、その勢いで椅子が傾いだ。椅子から転げ落ちそうになる。
 何とか体勢を保とうとした僕は、木山先生に抱きつく形になってしまった。
 柔らかくて、暖かい感触が体に触れ、理性が吹っ飛んでしまいそうになる。
 いっそこのまま、本当に。
 いや、そんな馬鹿な。
 僕は木山先生からはなれて、椅子から立ち上がった。

「わ、わざとじゃないですからね」

 言いながら顔が火照っているのを感じた。
 この場に長くいてはまずい気がして、僕は踵を返し、足早に扉に向かった。
 その時、背後でぎしりとベッドが鳴るのを聞いた。
 心臓が跳ねた。
 また、ぎしりと鳴る。
 肌があわ立つ。僕は振り向けない。
 酷く懐かしい声が響いた。

「あと5分だけなんて言ったら、怒るかい?」

 fin
172 :『wake me up before you leave』あとがきめいたもの [saga]:2010/04/30(金) 01:43:44.54 ID:9btkQ420
やべ〜…
自分で書いておいてなんだけどすごく感動した…
細かい矛盾は色々あるけど、今までで色々書いてきて一番出来のいいSSかもしれない…
このスレに来た人は、もう他のいやらしいSSなんて読まないでいいから、
この『wake me up before you leave』だけ読んで欲しい…
やばい…感動しすぎて頭痛がする…
今日眠れそうにないわ…
もうこのスレこのまま終わろうかな…。なんかそっちのほうが良い気がする…
有終の美的な…終わりよければみたいな…

ちなみにタイトルの英文はエルレガーデンというバンドのred hot という歌詞からとりました
簡単な英文だから必要ないと思うけど、意味は「出かける前に起こしてね」

やべ〜…このSS全国ロードショーで映画化しないかな…絶対五回は見に行くわ…
そんで特典として木山先生のイラストカードもらえるとしたら
それに30万はつぎ込んでもいいわ…
まじやべ〜…
173 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:45:58.53 ID:sUbiVyUo
もうね
もうね
お前素晴らしすぎるよ。目とチ○コから汁がだだ漏れだもの、俺
174 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:48:13.06 ID:TtcWZtMo
>>172
この世界の木山先生が目を覚まして安心した
眠れる美女、なんてのはまやかしだ
美女は起きて、笑っていてくれるから美しい


類まれなる変態9btkQ420に乙
175 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 03:46:30.95 ID:1.bkM6AO
物凄い変態を目の当たりにしてしまった……
176 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 04:12:10.28 ID:fyjCboAO
>>30
これを書いたのと同一人物なんて信じられないな
感動した超乙
177 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 08:28:28.93 ID:ZapY/1Ao
流石の俺もこいつになら1日ぐらい木山先生渡してもいいと思ってないけど
1時間ぐらいなら貸してあげるぐらい感動した乙!

そしておはようございます木山先生 いってきます!
178 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 17:07:21.22 ID:xNS/7Os0
超乙!
だがこれで終わりは俺が許さん
>>1000までやってくださいお願いします
179 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/30(金) 20:03:52.94 ID:86R0qsAO
変態なスレかと思ったが感動した
180 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 21:49:39.25 ID:xqdU8MSO
感動なスレかと思ったら変態した
181 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 23:47:56.79 ID:ZapY/1Ao
ただいま木山先生
そしてこのスレは終わってしまうの?
182 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 01:40:11.07 ID:aR5ihIoo
おやすみ 木山先生
183 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 09:47:54.86 ID:hOtNB42o
いつになったら>>100の流れでハッピーエンドにしてくれるんだ
もやもやが解消されないままじゃねーか!
184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 13:46:59.44 ID:aR5ihIoo
木山先生おはようございます
今日はテニスと麻雀をしてきます
今日はおやすみ言えないかも知れないけどずっと木山先生のこと
思ってるんで安心してください
185 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 18:23:57.68 ID:Agr9Oewo
さよなら木山先生をなんとかしてくれ
186 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:09:06.06 ID:E75aH3Eo
そうそう。佐天さんがドキドキしたまま寝れないじゃないか
このままじゃ不眠症になっちゃうよ
187 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:15:37.97 ID:YC1qfEwo
>>100は邪魔者が出て行って、木山先生はキスの相手と一緒になる
ハッピーエンドだな
188 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:29:31.59 ID:iZ3cygSO
キスの相手は俺なんですけどねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
189 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/01(土) 22:18:18.46 ID:VzucjoDO
まだ続くと俺は信じてる
190 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 23:45:30.77 ID:j1aRFLE0
パソコン直って一週間振りに見てみたらなんか感動巨編が
すごいな
191 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/02(日) 00:42:59.39 ID:Fr5NfAAO
>>1乙!感動した!
ただ木山先生は俺の嫁なのに「俺の嫁」とか堂々と言っちゃうお前らには正直引いた
192 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/02(日) 04:02:23.80 ID:ypntnSco
木山先生 今麻雀結構買ってます!
今夜はオレは寝ないけど木山先生は良い夢みてください!
193 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/02(日) 22:53:25.95 ID:Z4GmK.SO
木山先生「かむんと、ふにゃん」
194 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/05/03(月) 00:33:52.86 ID:nP26mU.0
>>1だけど、次は木山先生が魔法少女になっちゃう『マジカルアラサー木山ちゃん』
と、
亀田と内藤が俺を賭けてルール無用の殴り合いデスマッチする話とどっちがいい?

今のところ僅差で亀田書く
195 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/03(月) 00:57:08.94 ID:30KgAyI0
>>194
もし次そんなレスをしたら命はないと思え いいな?
196 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/03(月) 02:39:51.70 ID:fJWxY.2o
おやすみ 先生!
197 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/03(月) 04:13:29.11 ID:2NcylgAO
>『マジカルアラサー木山ちゃん』

ゴクリ…
198 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/03(月) 08:30:34.21 ID:zq2CEX2o
>>194
>>1と[切腹]と内藤がマジカルアラサー木山ちゃんをめぐってルール無用の殴り合いデスマッチする話なら皆ハッピー
199 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/03(月) 21:13:14.21 ID:ZdU0h1E0
マジカル期待
200 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/03(月) 21:51:44.09 ID:aiS.K9Yo
マジカル木山ちゃんは結構際どいミニスカートにニーソが標準装備って聞いたよ!
201 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/04(火) 02:06:36.41 ID:2phoDEIo
おやすみ木山先生
>>1もついでに待ってる
202 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/05(水) 01:44:29.59 ID:pbJH1hEo
木山先生おやすみ 明日はレポート仕上げてきますね
それじゃあいい夢をみてください♪おやすみ

>>1もついでに待ってる
203 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/07(金) 01:09:41.62 ID:wtu.cbko
もうこないのかなー
木山先生おやすみ
204 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/07(金) 22:31:50.75 ID:jDGRbcAO
最近木山先生は足がむくんでつらいらしい

「マッサージをしてくれ。変な事はするんじゃないぞ」

と言われたので足の感触を確かめながら揉んでいると

「改めて言っておくが足から上は触わるんじゃないぞ」

「そんな事しませんよ」と言い返し足コキの予習に集中

10分後「ありがとう。大分楽になったよ。その…疑ってすまなかった」

「いいえ、こちらこそいい経験をさせてもらいました」

木山先生は不思議そうな顔をしていたが、互いにいい気分になれたので良かった。



って事で支援
205 :『マジカルアラサー木山先生!』 [saga]:2010/05/08(土) 13:53:59.35 ID:eTei.ds0
 今日は山崎春のパン祭り。
 スーパーに向かおうと意気揚々と商店街を闊歩していたら突然

「ちょいと待ちなされ」

 などとしわがれた声で声をかけられたので驚いた。
 振り向けば路肩に小さな机が鎮座され、そこには真っ黒なローブを被った恐らく老婆と思われる
 人物が座っていた。

「占いやってきなされ」

 老婆は影のようなローブから枯れた手で招いた。
 占いごとは嫌いである。

「いやちょっと急いでいるんで」
「料金は半額にしてやろう」
「別にいいですって」

 そっけない僕の態度に苛立ったわけでもないだろうが、老婆は突然

「待ちなされっていっとんじゃああああああああああああ!!!!」

 と絶叫した。驚きすぎて一瞬泣きそうになった。
 黒いローブの隙間からぎらついた目が僕を睨んだ。

「占いやってかんとあんた死ぬで!! もしくはここでわしがあんさんのこと殺したろうかぁ! おお!?」

 訳がわからないが元来気弱な性格の僕は最早鬼気迫る老婆を無視することなど不可能であった。
 おずおずと僕は老婆の目の前に座った。
 老婆は満足そうに「くつくつ」と笑むと、「どれ手をみせんしゃい」という。
 僕は言われるまま手を出した。
 途端老婆は悲鳴をあげた

「ぎぇええええええ!!! あんた呪われとぅとよぉぉおお!!! 呪われてはりますよぉおお!!」

 この時点で私は少し泣いていた。
 さらに老婆は「今すぐなんとかせんとあんた死ぬどぉお!」と最早何弁かわからない言語でまくし立てる。
206 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/08(土) 15:16:22.39 ID:YyO2Xyoo
なんだこのババアwwwwwwww胡散臭さが増すだけwww
でも木山先生がでてくるなら読んじゃう!
207 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/08(土) 18:29:46.46 ID:J/x2vKk0
マジで>>1か?きたああああああああああああああ
マジカルな木山先生も全然いいけど、いつまででもいいからいつか>>100の続きを書けよ!いや書いてくださいお願いします
208 :『マジカルアラサー木山先生!』 [saga]:2010/05/08(土) 23:20:32.75 ID:eTei.ds0
放置しててすんまそん。
お得意の失踪癖がでたわ
まあ謝ってるけどこれからもまた失踪すると思うけどね。すんまそんとか言ってる時点で反省してないからね
てかはっきり言って自分作家志望で、その習作でスレ立ててんだよね
だからまあ完全に己のペースでこれからもゆるゆると投下していきますよ

>>204
こうやって皆がたまにSS投下してくれると有難し
てか木山先生足揉んでくれとか言っている時点で何がしか期待しているからね。あの人ああ見えて実は性欲の塊だからね
ソースは俺


209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/08(土) 23:36:48.90 ID:6Uz71oSO
木山先生SSは統合では無く、このスレに持って来いってことですね


いや、ききょうたん一筋だけど
210 :『さよなら木山先生』 [saga]:2010/05/08(土) 23:56:46.96 ID:eTei.ds0

 僕を迎えにきた佐天涙子はこういう。

「木山先生はあなたに信じて貰えなかったのがすごく悲しかったんだと思います」

 それってどういうこと?

「全部あなたの勘違いですよ。男の人は木山先生が研究所にいたとき知り合った学友で、
 男の人は木山先生にアプローチしていたけど、木山先生にその気はなかった。
 だからはっきり断るために、あの日、彼に会いにいったんですよ」

 でももう遅いよね
 佐天涙子は遅いんです、と言った。
211 :『さよなら木山先生』 [saga]:2010/05/09(日) 00:00:10.81 ID:l4QybQk0
 僕は木山先生に連絡をとった。先生は「最後に少しだけ話をしよう」って言った。それって電話越しなんだ。
 木山先生もずっと不安だったの? 僕に勘違いされるんじゃないかって?
 でも僕のことを信じてくれていたの? だから平気な顔をしていたの?
 僕にその気持ちはわからなかったなぁ。
 って、全部そういうことが、あなたにも伝わってしまったんでしょうね。
 僕はあなたを拒絶するふりをして、また受け入れてもらいたかったんだ。
 そんな僕の糞みたいな考えで全部がもう崩れたんだね。
 僕がふりでやった拒絶はあなたをこなごなにしてしまったんだね。今やっとわかったよ。
 でももう遅いよね。
 僕の馬鹿みたいに高いプライド。
『私を信じてくれないなら、もう私たちは無理なんだ』
 本気で言っているの? その誤解が解けたならもう、って僕は思うんだけど。
『それだけで全部壊れてしまうのには十分なんだよ』
 僕はそうは思わない。また一つ一つ組み立てることもできるはずだ。ずっと前から僕たちは一緒だった。
『お前だけはって思っていたのは、私も同じだよ』
 そうなんだ。初めて知った。
 木山先生は涙を含んだ声で『お前は最初から何も私のことをわかっていなかったんだな』と言った。
 僕たちはお互いに何も分かち合ってなんかいなかったんだね。きっとずっと前から。
 じゃあもう無理だね。
 全ては崩れ落ちたみたい。あるいは最初からそうだったみたい。
 さよなら木山先生。

(続く……かもしれない)
212 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/09(日) 00:10:50.06 ID:DsvJwJso
完全なるbadエンドだな…
213 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 00:19:03.99 ID:pJann6AO
投下はもうしないから続けr・・・続けてくださいま支援
214 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/09(日) 01:28:46.18 ID:DsvJwJso
そしておやすみ木山先生
215 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 07:53:10.97 ID:sU1.btAo
ぐぐぐぐこれはあかん
あかんのじゃ
ハッピーじゃないと落ち着かんのじゃ
216 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/09(日) 22:00:01.97 ID:goszPHA0
おい、悲しすぎるぞ
続きは・・・あるよな?
217 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/12(水) 21:52:52.04 ID:qIW90oAO
木山先生愛してる
218 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/16(日) 14:53:49.76 ID:57CwrIwo
さよなら木山先生…
219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/21(金) 19:56:11.53 ID:tjQO8REo
もうこないのかなー
俺も木山先生ss書こうかな…
220 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/22(土) 21:25:19.39 ID:XqaMskAO
お願いします

さよなら木山先生をいつまでも待ちながら
221 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/26(水) 15:27:31.06 ID:gMDUbwSO
二人の誕生日とか、お正月とか、ネタはまだイッパイあるだろ。さぁ書くんだ
222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/29(土) 17:21:39.83 ID:sf.xT8c0
木山先生分が足りない
223 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/31(月) 21:52:13.22 ID:Br.rxMAO
特典DVDの木山先生が可愛すぎた
224 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/02(水) 18:31:06.54 ID:5yQa.MSO
木山先生の髪はやっぱりロングだよな!!
225 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/04(金) 19:19:04.40 ID:bZ/AZMSO
誰もいないなら木山先生貰ってくぞ
226 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/04(金) 19:34:08.23 ID:6C1lyLAo
渡すわけなかろうが
227 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/07(月) 15:25:26.49 ID:bsSoKXU0
続きを…
228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/06/08(火) 07:45:15.14 ID:5/2pwKco
せっかく神スレを発見したというのに……! 早く続きを!

 木山先生がトイレに行ってる間、それまで座っていたソファーの
 まだ温もりが残っている部分が堪らなくいとおしく思えた僕の頭に名案が閃いた。
 その部分のソファーの革を温もりと同じ形に切り抜けば
 それは携帯可能な木山先生が座っていたソファーになるんだ。
 早速ハサミを持ち出してソファーを切ろうとしたのだけれど、
 肝心の木山先生に許可を貰うのを忘れていた。
 危ないところだった。
 トイレに行ってノックをする。

「入っている」

 知ってます、実はソファーを切る許可を貰いたいのですがと
 僕が言ったら

「意味が分からない。出るまで待っててくれないか」

 と返事が返ってきたのだけれど、そんなに悠長にしていたら
 あの、折角のいとおしい温もりが消えてしまうと判断した僕は、
 トイレの鍵の部分と蝶番の部分の螺子をドライバーで外し、扉を開けてしまった。
 もの凄い怒号を発した木山先生だったけど
 真っ赤な顔の木山先生を見てしまった僕の股間からは、
 木山先生と僕が水泳を楽しめるほどに大量に溢れ出てしまい阿鼻叫喚となってしまった。
 ようやく落ち着いて、二人で部屋中を清掃していたら
 あのソファーの温もりが僕の放出した白濁液ですっかり駄目になってる事を悟り
 理屈では分かっていても、もうあの温もりは還ってこないんだと思うと
 涙が後から後から湧き出てきて止まらなくなった。
 慌てた木山先生が僕の頭を抱きしめて慰めてくれた
 という展開にはならず

「泣きたいのは私のほうだ」

 と不器用に不機嫌そうに床を雑巾がけする木山先生の突きあがったお尻があまりにも堪らなかったので
 今度はさっきの二倍以上の白濁液が出てしまい、
 木山先生と僕は溺れてしまったらしい。
 目が覚めた時、そこは病院で三日ほど生死の境を彷徨っていたらしい。
 流石にこれは僕が悪いのかもしれないと思い、
 木山先生に謝ろうと思ったが
 まだ木山先生は目が覚めていなかったのでその可愛らしい寝顔を眺めていたら、
 僕の垂らしてしまった涎で、木山先生の顔がべちゃべちゃになってしまい
 見回りに来たナースに酷く怒られた挙句、部屋から追い出された
 僕は悪くない。
229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/08(火) 18:34:58.59 ID:SCGczsgo
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/08(火) 20:47:55.88 ID:Th34Z2SO
もうここは木山先生総合スレとして生きるしかないのか……
231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/08(火) 21:07:02.64 ID:tnjYB9Eo
お前らの変態振りを書き連ねろ
232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/08(火) 21:11:58.10 ID:8iVj.XAo
とりあえず>>228もっと書いたれやオラァァン
233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/06/09(水) 04:08:27.05 ID:kC4QntAo
>>232 いいけど1みたいな文章力も変態力もないつーの

 木山先生が推理小説を読んでいたので良かれと思って犯人を教えたあげたら突然の平手打ち。

「君の脳にはマナーという観念が存在しないのだな。非常に不愉快だ」

 喜んでもらえると思った善意での行動だったのに、僕の心はとても傷ついた。
 怒った木山先生の僕を睨みつける瞳はとても美しくて僕は興奮して勃起してしまったのだが、それとこれとは別の話だ。
 ともあれお詫びに木山先生の読みたがっていた新作の推理小説をプレゼントしたら

「受け取ってはおくが、まだ君のした行為については許したつもりはないからな」

 とか言いつつも木山先生は僕のあげた本を熱心に読み始めた。
 数時間経って僕のところに木山先生がつかつかと歩いてきた。

「この本の最後のほうの十数ページがパリパリにくっついていて捲れないのだが」

 犯人が分からないように、あらかじめ僕の白濁液の接着力を利用して貼り付けておいたと伝えると

「君という男は本当にどうしようもないな。私は自分で最後まで読みきりたいのだよ」

 なんだそういうことなら、くっついたページは人間の唾液でふやかせば剥がれますよと教えてあげたら

「君がしたことなのだから、君が舐めて剥がしてくれ」

 と言い出したので、それはおかしな理屈です、本を読みたいのは木山先生なのだから木山先生が舐めるべきですって言ったら

「きっ、君の体液で固まったページを私が舐めるなんて……」

 といって白い綺麗な顔が赤く染まったのを見て僕の股間から、うっかり凄い勢いで溢れ出した液体が、ちょうどその本にクリーンヒットしてしまい
 結果的にふやけてくっついていたページがめくれるようになってしまった。

 でも木山先生は、ぐっちょり濡れた僕のあげた本を
 これでは読む気がしなくなったとゴミ箱に捨ててしまい、新しく同じ本を買ってきて最初から読み直してしまって残念だった。
 だけど木山先生は優しくて

「君もこの本を読むといい。なかなか面白かった」

 と新しく買った本を貸してくれた。僕は嬉しくなって木山先生がめくったであろう本のページを一枚ずつ、丹念に最後のページまで舐めてしまった。
 ごわごわになった本を返した時にそうなった理由を木山先生に聞かれたので正直に答えたら
 本はすぐに捨てられてしまい、それからしばらく僕と目を合わせてくれなくなった。
 僕は寂しかったけど、最初の本とごわごわの本は回収していたので、木山先生が目を合わせてくれない間は、その二冊をずっと舐めていたら、

「私が悪かったからそんなことは止めてほしい。正直言って気持ちが悪い」

 って哀れむような瞳で僕を見つめて言ってくれた。
 その時の僕の股間はガッチガチに勃起していたけれど、流石に我慢した。

 でも、無理だった。
234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/09(水) 17:00:30.98 ID:y.Hy8QSO
木山先生の髪に白髪発見……
後は……分かるな?
235 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/09(水) 23:45:47.68 ID:CYxBW2Q0
木山先生に白髪なんてはえる分けないじゃマイカ、、、だれか>>234を排除、早急にだ、、、
236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/09(水) 23:49:23.45 ID:4zW8ZFYo
白髪くらいあったって問題ないよ、かわいいし
237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/10(木) 00:33:55.51 ID:SIcC862o
俺が精液掛けすぎて精液吸収した髪か
238 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/10(木) 00:43:11.65 ID:bb3R9e.o
久々に勢いが出てきた!
お休み木山先生

あとオレの木山先生に精液かけたり舐めたりしないでください
木山先生嫌がってます
239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/10(木) 00:55:46.46 ID:CCxm2sSO
お前ら俺の木山先生が名誉毀損で訴えるって言ってたぞ
240 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/06/10(木) 01:18:10.71 ID:JjgYYWMo
全く……木山先生は僕一人のものだって事が、何でみんな理解できないの?
まあ気持ちは分からなくはないけれど、現実を見よう? ね? それが木山先生の為なんだから。

 木山先生が僕に

「肩を揉んでくれないか?」

 と背中を向けてきたのでブラウスから透けて見えるブラジャーを凝視しながらも
 木山先生の細い首筋から肩甲骨にかけて優しくそして時には強くマッサージしてあげた。
 いい匂いと木山先生に触れているという事実が僕の股間をガッチガチにさせてしまったが、
 木山先生の肩のコリはそれと同じくらいガッチガチだった。

「んっ……いいぞ……君は肩を揉むのがとても上手い……んぁっ」

 僕のパンツは既に先走り汁でぐっしょりと濡れていて
 そろそろ股間も爆発寸前だったのだが、
 ふと見た木山先生の後ろ髪に白髪を一本、発見してしまった。
 恐る恐るその事を告げたら木山先生は言った。

「なかなかに苦労をしているからかな。悪いが抜いてくれないか?」

 木山先生の白髪を抜くという事は、それは木山先生の髪の毛に触るという事で
 僕にとって神秘的な行為であり、
 シャンプーなのか、それとも木山先生自身のなのか、
 それは分からなかったのだけれど、もの凄くいい匂いがしたので、つい
 木山先生の髪の中に顔を埋めて深呼吸を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もしてしまった。

「お、おい! 何をしている!? やめないか!」

 という木山先生のお叱りの言葉がきっかけとなって
 僕の股間からまるで『超電磁砲』の如く白濁液が発射された。

 僕の目の前に後ろ向きという位置関係で座っていた木山先生の背中にまともにぶつかり、
 優に十数メートルは吹っ飛んでいったのだけれど、
 粘性の高い白濁液がたっぷり付着していたおかげで怪我一つせずに済んだから、僕は安堵した。

 僕の『超精子砲』が暴発する前に、ちゃんと指でつまんでおいた木山先生の白髪は
 僕の手元に残り、僕はそれを特注で作成した祭壇に安置して毎日拝む習慣がついた。

 この時の僕は知る由も無かったし、拝む僕を見る木山先生の目も冷ややかなものだったのだけど
 これが近い将来に僕が中心となって発足する宗教団体<木山先生崇拝教団>の始まりだったんだよ。
241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/10(木) 01:19:52.62 ID:DC60t4oo
木山先生クンカクンカ! もふもふクンカクンカ!!
242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/10(木) 01:22:28.60 ID:di31AoEo
>>240
さっそくその教団に入信しようと思います
243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/10(木) 04:43:33.83 ID:TNa5iOE0


不細工まじめ:がり勉                 イケメンまじめ:知的
不細工マッチョ:[ピザ]きもい           イケメンマッチョ:スポーツマン
不細工暗い:根暗キモイ            イケメン暗い:クール
不細工面白い:笑われ者            イケメン面白い:人気者
不細工高学歴高収入:金の亡者       イケメン高学歴高収入:エリート
不細工リーダー:調子に乗るな.          イケメンリーダー:頼りがいがある
不細工おしゃれ:勘違いもいいとこ       イケメンおしゃれ:イケテル
不細工低身長・高身長:キモイ・怖い.     イケメン低身長・高身長:カワイイ・カッコイイ
不細工フリーター:さっさと就職しろボケ   イケメンフリーター:夢に向かってがんばってね
不細工マニア:おたくキモイ、敬遠される   イケメンマニア:流行の発信源、関心持たれる
不細工子供っぽい:いつまでたってもガキ   イケメン子供っぽい:子供の心を忘れない
不細工童貞:一生そのままでいろ        イケメン童貞:私が捨てさせてあげるわ
不細工香水:悪臭公害                イケメン香水:女を寄せ付けるフェロモン
不細工告白:ストーカー・消えろ.        イケメン告白:最高のシチュエーション
不細工レイプ:逮捕                 イケメンレイプ:感じる
不細工自己中:激しくウザイ             イケメン自己中:自分をしっかり持っている
不細工バンド:身の程を知れ.          イケメンバンド:最高にカッコいい
不細工2、14:ただの邪魔者          イケメン2、14:私のチョコを受け取って♪
不細工優しい:下心あるのバレバレ.      イケメン優しい:もっと優しくして
不細工新入社員 : 歓迎会無し     イケメン新入社員 : 歓迎会あり、なぜか他部署からも女子社員が参加
不細工独り暮らし : 孤独死確定ね     イケメン独り暮らし : 御飯作りにいってあげる!
不細工が美容院 : 営業妨害       イケメンが美容院 : ようこそいらっしゃいました
不細工一人旅 : 自殺だけはするなよ        イケメン一人旅 : ロマンスたっぷり
不細工、ブスと付き合う : 底辺同士でお似合い     イケメン、ブスと付き合う : 女性を顔で判断しない、とても純粋な心の持ち主
不細工、美人と付き合う : ついに援交か・・・落ちたな    イケメン、美人と付き合う : あ〜ん、理想のカップル
244 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/10(木) 14:09:50.57 ID:E5EmEYAO
昔女性芸能人で変態的な妄想を繰り広げてたやつがいたことを思い出した
あれは天才だったな
245 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/10(木) 14:58:52.28 ID:EMn2CgDO
木山先生率いる謎の集団に故郷の村を焼き払われたい
246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/10(木) 17:47:06.72 ID:CCxm2sSO
そこは白濁液で髪が真っ白になっちゃった、ってところだろ常孝……
247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/10(木) 20:54:27.49 ID:uRuS1.DO
とりあえずお前ら俺のはるみんから離れろ
248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/11(金) 02:18:50.37 ID:1YsX3QSO
レベル5第六位【子種殺し】
249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/11(金) 02:35:39.31 ID:efJAUhAo
オナニーする男ほぼ全員じゃねえか
250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/06/11(金) 03:38:10.63 ID:OZYZOtko
 僕は一人で街を歩いていた。
 いつもいつも木山先生と一緒にいるわけではない。
 でも寂しくなんかは決して無い。
 木山先生と僕は運命の赤い単分子ワイヤーで繋がっているのだし、
 ごくたまには会わない時間を作らないと、
「お帰り」「ただいま木山先生」「食事も風呂も用意はできているがまずは私を抱きしめてくれないか」
 という会話が成り立たなくなる。
 僕だって辛いけど仕方がない。

 勃起しながら歩いていると、誰かと肩がぶつかった。
「……テメェ、どこ見て歩いてやがンだァ?」
 やれやれ、チンピラだ。
 しかし、みればまだ若い男で、白髪で生っ白い肌、がりがりに痩せている。
 おまけに杖をついているじゃないか。
 僕は紳士なのできちんと謝ることにした。
「はいはいはいはい、すいませんでしたごめんなさーいぼくがわるぅございましたー」
 しかし目つきの悪いその白男は、
「アァ!? 舐めてンのかコラァ? やンのか? アァ?」
 あーもうDQNだこいつ。
 まあ、相手は杖ついてるし逃げるのは簡単だろうから、少しからかってやることにした。
 普段ならそんな事はしないけど、こいつは態度が悪すぎる。
「やめとけよ坊主。喧嘩売るんだったら相手を見てするんだな」
 やばい。今の僕ってなんか凄いカッコいい。木山先生に見てほしい。
 でも白男は、性懲りも無く喚いた。
「ッ……オレを誰だと思ってやがンだ? 相手ェ見るのはテメェのほうだぜェ?」
 はあ。もう面倒くさくなったから帰ろうとしたら、杖をついてるとは思えない素早い動きで回り込んだ。
 そして超至近距離でガンつけてきたので、白男の細い身体が嫌でも目に入る。
 その時、僕はその細い身体から、木山先生の美しくもたおやかな肢体を連想してしまい
 目の前の白男が木山先生にしか見えなくなった。

 僕の目の前で、それも吐息がかかるほど近くで木山先生が囁く。
『さあ。私を抱きしめてくれ』
 僕は木山先生を思いっきり抱きしめて、その細い首筋をぺろぺろぺろぺろと舐めまくった。
「……テメッ! 何をッ、離せェ、コラァ!」
 現実に戻る暇も無く、僕の股間からは『超精子砲』(ザーメンキャノン)が放出された。
 白男は軽く百メートルは吹っ飛んだが、付着した僕の白濁液がクッションとなりたいした怪我もしなかったようだ。
 気絶している白男に、
「学園都市レベル5、第六位「子種殺し」(スペルマキラー)と一戦交えた事を光栄に思うがいい」
 と言い捨てたが、意識は無かったので聞こえているわけがなかった。

 それより僕は、いくら連想してしまったからといって男相手に射精した事が悔しくってたまらず
 わんわん泣きながら木山先生のところに帰って慰めてもらえるのを期待したのだけれど、
「いい年の男がよくもそんなに阿呆みたいに泣き喚けるものだ。いや、みたいではなく阿呆なのだな」
 と、とても冷ややかな目で言われてしまい、
 やはりこういう仕打ちが一番いいなぁと思いつつ、射精が止まらなくなって
 僕はいつまでもトドみたいに床をのたうちまわった。
 もう、すごい気持ち良かった。
251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/11(金) 07:49:43.86 ID:Aweltx.o
アイテム派の俺が改宗しそうな勢いのスレだなこれは
252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/11(金) 21:33:33.05 ID:1YsX3QSO
ホントどうしようもないなこの変態
253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/12(土) 01:29:34.77 ID:uUrAj8Io
流石の一方通行も快楽のベクトルは操れないんですね。たまげたなぁ
254 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/06/12(土) 03:04:22.88 ID:lvHgiZIo
白男が第一位の一方通行だったかどうかは分からんよ。
あの後あいつを見かけたけど、幼女連れ歩いてたし、多分ただの変質者じゃないか?
まあ、補助デバイスのスイッチ入れる前に不意打ち喰らわせれば結果は同じだと思うが。


 ある日、木山先生と雑談していたら
 別に何も興奮したわけでもないのに僕の股間から大量の白濁液が溢れ出した。
 あっという間にズボンがビショビショになり、
 床にはどろどろの液体が垂れ流しになった。
 僕が半泣きで謝りながら後始末をしていたら、木山先生が

「君は最近、能力の制御が出来ていないのではないか?」

 と心配そうに言ってくれた。
 それは僕が、ただただ未熟なだけなんですって謙遜してそういうと、

「無論そうだろうがね。一応、能力開発研究所で精密検査を受けてみてはどうかな?」
「自分の意思に関わり無く、能力が発動する。レベル5の強大な力を考えると危険な事だ」

 もっともな話であり、僕が学園都市で7人しか存在しないレベル5の一人である以上、
 確かに解決しなければいけない問題だろう。

「大丈夫、君なら能力を安定させることはできるさ」
「先週には2桁の足し算も何とか理解できるようになった。君の成長ぶりは、目を見張るものがある」

 木山先生が褒めてくれたので、僕は嬉しくなって
 下半身は裸のまま、腰を円を描くように動かし、股間にぶら下がっているモノを
 学園都市の風力発電のプロペラの様に回転させた。
 それを見た木山先生は、目を細めて微笑むと「私が検査の申請をしておこう」と木山先生自ら連絡をしてくれた。


 迎えに来た研究員たちに車で連れられて来た場所は、精神病院だった。

 僕は狂ってなんかない。
255 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/12(土) 03:15:47.25 ID:MvS.BUMo
>2桁の足し算も何とか理解できるようになった。
クッソワロタwwwwwwwwww
256 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/12(土) 22:59:31.32 ID:pfdyKESO
俺レベル6なれるんじゃね……?



まぁ俺のはるみんはそんなの関係なく俺を愛してくれるけどな
257 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/13(日) 00:05:46.70 ID:ISnegwSO
きっとあれだよ変態は超絶文系なんだよ。それで木山先生は超絶理系。
ほら、バランス取れてる




あ、携帯ばっか弄ってると
・・
俺の春生さんが拗ねちゃうからこれぐらいにしとく
258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/06/13(日) 18:59:08.79 ID:HsLuvWgo
全く……木山先生を下の名前で呼ぶのは止めないけど、僕以外の男に呼ばれても木山先生は喜ばないよ、絶対。
それよりこの前、こんな事があったんだ。

 先日、僕が木山先生の部屋で全裸で自慰をしていたら、
 どこかの制服を着た巨乳の眼鏡っ娘が入ってきた。
 最初は泥棒かと驚いたんだけど、無言のまま真っ赤な顔をして、こちらから目を逸らせてばかりいる。
 ちょっと薄気味悪くなって「はあはあ、貴方は誰ですか、何をしているんですか? はあはあ」って尋ねたら、
 「それはこっちのセリフですっ!」って叫んでそのまま霞みたいに消えてしまった。

 その後、帰宅した木山先生に事情を話したんだけど、
 AIM拡散力場がどうのとか僕にはよく分からない話で理解できなかった。
 そして木山先生は「頭の悪い君に分かり易く説明するには……」とパソコンの前に座ったのだけど、
 キーボードが僕の白濁液でぐっちゃぐっちゃなのを見て、僕に罵声を浴びせた。
 ちゃんと僕は「キーボードにぶちまければパソコンを使うたびに木山先生の指がねとねとになると思って」と
 説明したというのに、木山先生はもう、泣き叫ぶばかりで話にならなかった。
 その後も怒鳴ったり喚いたりするばかりで、その巨乳の眼鏡っ娘の話は何も出来なかった。

 もしかすると木山先生は僕の知らない秘密を抱えているんだろうか?
 いま思い出しても背筋が凍る思いだが、
 それよりキーボードが捨てられて新しいのと交換されたのが残念でならない。
259 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/15(火) 02:06:46.27 ID:dSUIMMSO
さすが変態
ブレがない
260 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/18(金) 17:50:33.80 ID:0MlPBMSO
梅雨と木山先生……、後はわかるな?
261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/19(土) 08:36:23.22 ID:MqwysrIo
     ___
   /|∧_∧|
   ||. (・ω・`|  おはよう 
   ||oと.  U|
   || |(__)J|
   ||/彡 ̄ ガチャ
262 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/20(日) 02:49:46.24 ID:/4rUvQ20
http://d-ash.net/fox/lir9bmx
欲求不満女ども相手に一週間ヤりまくったら
30万貯まっててワラタwwww

ヤり目的だったけどこんなに貯金増えるとかウマ過ぎだろjk
263 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/20(日) 11:19:36.48 ID:eB5iQwQ0
>>249
レベルが違うんだよ
264 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/20(日) 16:23:36.15 ID:AxFFt.SO
音速の三倍で十億リットルの精液……いや、なんでもない忘れてくれ
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/21(月) 23:18:02.70 ID:7LBufUSO
液体だから範囲は狭そうだな
266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/22(火) 23:23:16.66 ID:LTEOpASO
音速の三倍で撃ったら気化するんじゃね
267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/23(水) 00:16:06.05 ID:b/EqCwQo
この気化した精子で妊娠させられたらオレの子孫が大量に残るな・・・
知らぬ間に無理やり妊娠させる能力なら軽くLv5だな


でもやっぱり子供は最愛なる木山先生との間にだけでいいや
おやすみ木山先生♪
268 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/23(水) 20:31:01.06 ID:P2paKASO
精液発射⇒蒸発、気化⇒辺り一面白い霧⇒雷撃の槍ならぬ『精液の霧』
269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/24(木) 16:00:26.76 ID:qaGtS.SO
問題は舞台である極寒の地ロシアで役立つかどうかだ
270 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/24(木) 19:49:38.70 ID:3UUyMoQ0
凍らせてスペルマソードになるじゃないか
271 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/24(木) 22:28:03.91 ID:qaGtS.SO
この変態は例え気温がマイナスの世界でも難なく勃起してみせ、精液を操って戦い、そして木山先生を救い出すだろうな
272 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/25(金) 06:20:56.34 ID:wk4AHgSO
子種殺しなんて能力何の研究に役立つんだ……、それにこの変態は木山先生関連以外では射精を拒みそうだし
第六位たる所以が分かったよ
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/25(金) 06:34:29.58 ID:BT7LBggo
妊娠しなくてすむ
274 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/06/25(金) 19:08:39.50 ID:WiW.niUo
何故か皆の関心が僕の能力に向いてるようだけど、別に木山先生に憧れるのを禁止したわけじゃないよ?
だって、あの神様が偶然創っちゃった究極にして至高の美しさは、僕一人が独占するのには勿体無さ過ぎるからね。
でも残念な事に木山先生と僕は既に固い絆で結ばれてるんだ、ごめんね。
恨んでくれても構わない。罵ってくれても構わない。
木山先生をお嫁さんにするんだもの、それくらいでめげてられないし。

 さて、今日は僕について話そう。
 僕の能力は「子種殺し」(スペルマキラー)。
 「体液操作」系の能力者だ。僕の場合、操作できる体液は限定されていて、つまりは精液だけなんだけど、出すのも量も、自由自在。
 システムスキャンの時には常盤台のプールを満タンにするまで出す。あ、これが限界じゃないよ?十倍以上はいけると思う。
 だけど、出せる場所が無いんだ。残念。
 必殺技は『超精子砲』(ザーメンキャノン)。白濁液を音速の三倍の速度で目標にぶつけるんだ。
 普通の精液なら、ダメージなんかほとんどないけど(木山先生に何度か撃っているからね)、
 白濁液の硬度を変えると、あの『超電磁砲』とも張り合えると自負してる。いつかお手合わせ願いたいなぁ。常盤台のお嬢様らしいから、射精もしやすいだろうしね。
 実は接近戦も得意だ。出した白濁液の形状を刃物に形成し、硬度をダイアモンドまでに上げて振るう『白濁剣』(スペルマブレード)や、
 瞬発的な移動を行う為に微量の白濁液を足元に垂らして、スケートのように滑って機動力を上げることも可能だよ。ね、凄いだろう?

 でもね、こんな僕だって、最初からレベル5だったわけじゃないんだ。
 本当は、レベル1だったんだよ? その時の能力は、『何時でも、何処でも、手を触れずに射精できる』そんな程度だった。
 みんなに馬鹿にされて。笑われて。死んでしまいたかった。
 そんなある日、そうあの運命の日だ。僕は街で、木山先生に出会った。
 その瞬間、僕の視界はホワイトアウトして、意識を失ったんだ。
 気が付くと、街中は白濁液で覆われていた。
 車も、店も、人も。全てがべとべとのぐちょぐちょになっていた。
 アンチスキルに連行され、取調べを受けていた僕の保釈人になってくれたのが、そう。木山先生だった。また僕は大量の白濁液を噴出し、木山先生を驚かせた。
 その後システムスキャンを受けたら、レベル5に上がっていたんだ。
 僕のパーソナルリアリティ『自分だけの現実』って奴は、木山先生の事だったんだ。
 研究という名目で、僕は木山先生と一緒に住んでいる。でも分かってるんだ。
 木山先生の『自分だけの現実』も、僕だ、ってね。
 僕の現実派木山先生で木山先生の現実が僕!素晴らしいよね!みんな、ごめんね!
275 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/25(金) 23:05:29.20 ID:wk4AHgSO
>>274が投下された後に言うのもなんだけど
この変態が、実験で昏睡状態になっていた教え子の一人、だと考えて読み返したら面白いかも知れない

最後に木山先生は俺の最終女神
276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/26(土) 02:41:34.93 ID:yyUTbcAO
ある日の夜中、木山先生が僕の部屋を訪ねてきて、

「怖い夢を見て眠れないんだ…。少し相手をしてくれないか」

などと子羊のような目で哀願してきたので僕は仕方なく読んでいたエロマンガを布団の中にしまい、先生の話を聞くことになった。

「はは…科学者が夢を見て眠れないなんて、馬鹿みたいだろう?」

「そんなことないですよ先生僕だって夢を見ます」

心の中では今しがた読んでいたエロマンガを眼前の存在に伴って脳内変換させる作業に必死だったが、先生は真剣に僕を見つめていてその背徳感が僕の股間のポセイドンを誇らしく立ち上がらせ、その勢いで思わず白目をむきそうになった。

「君はどんな夢を見るんだ?」
「先生の肛門に自慢のトマホークを撃ち込む夢です」

気づけば僕は脳内変換の結果をストレートにしゃべっていて、しかもこれが思ったより自信ありげに言っていたらしく先生は顔を目一杯ひきつらせた後、「もう嫌だぁ」と叫びながら部屋を出て行ってしまった。

やはりポセイドンの方がよかったか。
277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/26(土) 16:02:06.76 ID:EdoxlcSO
>>276
お前なんで俺と木山先生の昨日の夜の事知ってんの?もし盗撮してるんだったら木山先生が怖がるからそんな事やめろよな
278 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/27(日) 05:43:13.43 ID:rWIKKf20
>>277
妄想はその辺にしとけよ
木山先生俺の隣で失笑してるぞ
279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/27(日) 07:48:56.17 ID:p.sgxFIo
>>277-278
ダメだこいつら…はやくなんとかしないと
って木山先生が俺の横でディスプレイ覗き込みながら言ってるぞ
280 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/27(日) 23:51:46.63 ID:93vol6SO
おい、お前ら騒ぐなよ俺の隣で寝てる木山先生が起きちゃうだろ
281 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/29(火) 00:25:58.28 ID:zEunrac0
携帯からごめんなさい。
近頃、雨続きで湿気が多い。
あまりの暑さに僕がダレていたら、木山先生が帰ってきた。
玄関まで迎えに行くと、通り雨に降られたらしく全身ずぶ濡れだった。
タオルを持ってきてくれと頼まれたので、大きめのバスタオルを持って行ったら気が利くなと褒められた。
体を吹き終えたタオルをください。と頼むと、こんなもの何に使うんだ、と尋ねられた。絞って飲みます、と笑顔でいうと、ドン引きされた。
その後、洗濯機に放り込まれたタオルと僕は、汚れが落ちるまで綺麗に洗われた。
282 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/29(火) 00:36:18.98 ID:FqgX4Jk0
やっぱり携帯は無理だわ。
283 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/29(火) 16:39:45.49 ID:A2aLUkSO
ていうかもう俺は木山先生と新婚旅行に行ったからね
284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/30(水) 10:12:20.70 ID:Uolsx4M0
http://cybersyndrome.info/kida/a74wtzn
これネタのつもりやったのに、ホンマにやる事になってメッチャ焦ったわ^^;

っちゅーかワシ、何気にこれが初セツクスやってんけど・・・(笑)
285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/30(水) 18:21:53.68 ID:oLONpESO
一方、俺は木山先生と愛し合った
286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/01(木) 05:05:41.65 ID:xWG8lg60
一方通行は、俺と愛し合った
287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/01(木) 07:07:21.55 ID:r5yEDpco
一方通行は、最愛と会った
288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/03(土) 06:44:29.30 ID:32m.3960
一方俺は木山先生の画像を見ていた
                                                                                                                                 http://uproda.2ch-library.com/263822COK/lib263822.jpg

289 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/03(土) 15:08:01.81 ID:5.xe.IAO
密かに良スレ
290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/03(土) 17:59:59.60 ID:dY4trkc0
>>1はまた戻ってきてくれるのかな・・・
やっぱり>>1の書く話と>>1の書く木山先生が一番好きだ
291 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/04(日) 13:06:39.51 ID:i77T5.AO
>>290
同感だ…
カムバック>>1
292 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/04(日) 13:39:47.17 ID:Cm26O.SO
>>1はどっかに紛れ込んでるよ
293 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/05(月) 23:08:56.46 ID:NRWfpoSO
>>271

「助けに来ましたよ、木山先生」
僕はそう言って雪に覆われた大地を踏む。
気温は低く、風も強い。あまり快適とは言えない環境だ。
「な、な、なんで……? なんで君がこんなところにいるんだ……!? ど、どうして……何故……?」
木山先生は宙に浮く台座に縛り付けられたまま、信じられないものでも見たかのようにそう呟く
「だから、助けに来た、って言ってるんですよ」
例え風が強くても木山先生の声が聞こえないなんてことはあるはずもなく、僕は当然のように返す
そして、その時
「そこまでだ!!」
大地に響くような声と共にどこからともなく現れて来たのは木山先生を攫った張本人である男
「来たか……、【はるみん性教】なんてふざけたカルト教団を造り、あまつさえ僕の木山先生を攫ってまで……。一体何のつもりだ>>1!!」



ここまで妄想した
294 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/17(土) 20:17:13.15 ID:lJfK8QAO
>>293
ワロタ

おっと木山先生が呼んでる
295 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/17(土) 20:40:48.68 ID:2.qVv9.o
木山先生と夏祭り行く季節だなぁ
296 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/18(日) 22:58:15.88 ID:Wfkr3ESO
木山先生の浴衣姿か……
フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ
297 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/19(月) 17:36:50.17 ID:10.MMwSO
白衣っぽい浴衣というのを幻視した
298 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/20(火) 17:48:59.87 ID:RSRi1Tg0
>>1です
長い間、スレを放置してしまい申し訳ありませんでした。
諸事情で時間に余裕がなくなってしまったため、続ける事が困難になってしまいました。
大変残念ですが、ここで打ち切りという形にさせて頂きます。
スレ見ていただいた方どうもありがとうございました。
299 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/20(火) 19:02:17.10 ID:IRq9gz6o
179 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 17:54:24.27 ID:RSRi1Tg0
>>1です
長い間、スレを放置してしまい申し訳ありませんでした。
諸事情で時間に余裕がなくなってしまったため、続ける事が困難になってしまいました。
大変残念ですが、ここで打ち切りという形にさせて頂きます。
スレ見ていただいた方どうもありがとうございました。

670 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 18:23:16.45 ID:RSRi1Tg0
>>1です
長い間、スレを放置してしまい申し訳ありませんでした。
諸事情で時間に余裕がなくなってしまったため、続ける事が困難になってしまいました。
大変残念ですが、ここで打ち切りという形にさせて頂きます。
スレ見ていただいた方どうもありがとうございました。

126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 18:20:00.85 ID:RSRi1Tg0
>>1です
長い間、スレを放置してしまい申し訳ありませんでした。
諸事情で時間に余裕がなくなってしまったため、続ける事が困難になってしまいました。
大変残念ですが、ここで打ち切りという形にさせて頂きます。
スレ見ていただいた方どうもありがとうございました。
300 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/20(火) 22:14:47.81 ID:QIK5eoSO
どんな奴だろうと俺と木山先生のらぶらぶちゅっちゅっは邪魔させない
301 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/22(木) 20:48:23.87 ID:UiXEgKIo
木山先生と花火大会・・・
一生童貞でいいから行ってみたい・・・
302 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 00:36:03.43 ID:K9tQQKco
おやすみ木山先生
今月末の花火大会楽しみにしてますね
303 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 23:09:28.28 ID:KdHsJoE0
何故、二十代の木山先生から未亡人臭がするのだろう。
クンカクンカ
304 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 04:33:20.16 ID:qiapPMAO
木山先生お誕生日おめでとう!!
今日は二人でお祝いだ
305 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 19:24:25.18 ID:owhAb3Uo
お前それテレスティーナだぞ
306 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 00:41:19.12 ID:LOsyeCEo
やっちまたああああああ
23:59に誕生日おめでとう先生しようと思ってたのに・・・
お風呂入ってたら時間過ぎてた・・・

取り敢えず誕生日おめでとう木山先生!!
307 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/15(日) 02:57:24.45 ID:YepSafU0
とりまお前ら木山先生と幸せになれよ
308 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/19(木) 12:30:52.42 ID:mxMlOZ.0
最後の書き込みからもう三ヶ月経ったが俺は>>1を待ち続ける


早く帰ってきて
309 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/20(金) 23:50:47.27 ID:4mCs3Vo0
続きはまだか。って俺の隣の木山がうるさいんだけど。早くして>>1
310 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/21(土) 23:19:21.61 ID:0jdH4roo
先日木山先生を夏祭りに誘おうとしたが、先生にその話を持ちかけようとする度に先生の浴衣姿を想像して射精しそうになって出来なかったので、
仕方がなく木山先生が隣にいると想像しながら一人で祭りの人混みの中を歩き回ることにした。
先生、大丈夫ですか?次は何処に行きましょう、などと僕の浴衣姿の木山先生と話しながら歩いていると楽しくて暴発しそうになったが堪える。
耐えながらこれだけ人が多いとはぐれてしまうなと思い僕は先生と手を繋いだ。
先生は少し驚いた顔をしていたが強く手を握り返してくれた。
我慢できなくなりそうになったが浴衣姿で無かったため暴発はぎりぎり一発だけだ、成長したな自分。

次の日木山先生に「君の手は発射スイッチか何かなのかい?研究者として興味深いよ」
と言われた所、先生に研究される僕を想像して不覚にも噴火してしまった。
俺のスイッチは百八式だ。
311 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/21(土) 23:39:25.39 ID:0jdH4roo
あれ?俺は何を書いているんだ?
312 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/22(日) 01:35:11.26 ID:PXfma2U0
>>311
暇があったらまた書いてくれ
313 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/22(日) 19:18:00.40 ID:sGAfcjgo
>>1は小説家になったんだよ…
314 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/29(日) 01:56:02.29 ID:2yXhgsAO
>>1ぃぃぃぃぃぃ

>>48の言葉は嘘だったのかよぉォォォオゥ
315 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/04(土) 07:59:18.32 ID:AIrilEAO
このスレッドを常にチェックしている君たちにはもはや不要かもしれないが、一応紹介しておこう
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1283450309/
役半分は猥褻画像だがなに、気にする事はない。全て他人の妄想の産物だ
316 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/04(土) 08:03:21.36 ID:AIrilEAO
む、誤字とは。起き抜けで書くものではないな
317 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/04(土) 11:58:09.71 ID:CZB4qX2o
vipのSS完結するといいなぁ…
あの進行速度だったらこのスレでやってもらっても…
318 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/04(土) 12:00:35.58 ID:uZ4V9Rco
>>315
あっちから変態を引き込めない物か…
319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/04(土) 12:58:55.19 ID:WvwJvlEo
書き手のレスがないまま”2ヶ月”以上が経過したのでHTML化のご案内です

続ける意思がなくなった場合は以下のスレでHTML化依頼をお願いします
■ HTML化依頼スレ Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/

続ける意思がある場合は2週間に1度ぐらいでいいので生存報告をよろしくお願いします
住み良い製作速報を作るため放置スレの削減にご協力お願いします
320 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/04(土) 17:10:13.06 ID:uZ4V9Rco
もう10月後半か…
321 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:22:01.36 ID:9oFjx6w0
おいおまえら
木山せんせーの脱ぎやすい季節が終わっちまうぞ
322 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 09:01:19.09 ID:FRuuqYc0
ある日、僕が自室で自慢の息子を可愛がっていると先生が部屋に入ってきて、

「君は毎晩毎晩、飽きもせずによく続けるもんだね」

と一言。その瞬間、視線に若干蔑むようなものを感じて、僕はあっあっ、
という声をあげて射精に至ることで事なきを得た。するとこの女、

「匂いがこもるからどうせなら窓を開けてしなさい」

と言って窓を手前よろしく開けだした。僕はとたんに激怒する。何を言ってるんです先生。
僕の匂いを先生に感じてもらわなきゃ意味がないですだから毎日がんばってるんですあっあっ。
次に先生はまるで猿を見るような目で僕を睨んできた。

「何を考えて自慰行為をするんだ?飽きるだろう」

とどうやら呆れているらしい。それなら心配ないです
僕はオカズの想像力にかけては誰にも負けませんと返すと、

「想像力?馬鹿馬鹿しい。経験のない君に何がわかる」

とまだからんでくるので、僕は意を決して

「でもペットボトルのくびれで抜けるのってすごいでしょ?」

と自慢げに言った。
今度は先生顔を真っ青にして、「まさか……それでゴミがなくなって……」とつぶやき、部屋から出ていってしまった。
その日から先生の家のゴミ箱に、先生が飲んだお茶のペットボトルは捨てられなくなった。ひどい。あんまりだ。
323 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 09:21:07.19 ID:FRuuqYc0
木山先生と花火を見に行くことになった。正直あまり乗り気ではない。

「花火なら僕が見せてあげますよ毎晩」
「君が花火になってくれるのが一番助かるんだが」

木山先生は照れ症だ。僕にはわかっている。
仕方がないので先生が着てくれる浴衣をネットで検索していたのだが、気づけば僕はベビードール専門店にて下着を予約していた。
もちろんそれを装着した木山先生痴態を想像して5回ほど花火を打ち上げたが、そもそもこれを先生に着させるのは至難の業だ。
ならばと思い立った僕は先生の下着を盗んで自分が装着することを思いついた。名案はいつだって突然浮かぶ。先生の下着と一体化した僕を見たら、きっと結婚した後の光景にさしもの先生も感動してくれるに違いない。

「ですよね、先生」
「黙って歩きなさい」

妄想は言葉にするに限る。僕は花火を見ながら思った。
324 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 09:28:32.39 ID:qCqm9/co
ディ・モールト良い
325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 09:31:52.56 ID:FRuuqYc0
「君は将来何をして生活する気なんだ?」

夕食を食べていると木山先生が突然話しかけてきた。
答えは決まっているので僕は先生と一緒にお墓に入れればそれでいいですと答える。

「冗談じゃなくて真面目に聞いているんだよ。心配なんだ」

僕は大真面目に答えたつもりだったのだが、先生があまりにも顔をしかめるので少し考えてから

「先生の脳みそになりたいです」

と答えてみた。すると先生少し表情をゆるませて、

「……ばか、くだらないことを言うんじゃない」

とそっぽを向いてしまった。
つれないので少しむかっとした僕は、先生の近くに体を移して今度はこう言った。

「そしたら先生の背負ってるもの、僕が全部処理してあげますから」

木山先生は一瞬目を丸くしたが、次にはやはり顔を真っ赤にして、

「………生意気だぞ」

と言って僕の額に軽くデコピンをしてきた。その様があまりにも官能的だったので、
僕は勢いよく先生に抱きついて最後までやっちまおうとしたらもちろん次の日にはゴミ袋に入れられていた。
326 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 09:40:10.01 ID:FRuuqYc0
録画したアニメを見ていたら先生が部屋から出てきた。

「君ら世代はこういうのが好きなのか」

どうやら仕事に疲れて休憩がてらに絡んできたらしい。
僕はそうですよ先生、もえもえきゅんですと返答する。

「ぷっ。なんだこれは。まるで子供だましじゃないか」

とこの先生、言ってはいけないことをさらっと口にしてきたので、
僕は怒りのあまりやはり言ってはいけないことを言い放ってやった。

「……まぁ。年増にはこういうのできないですもんね」

すると木山先生、癇に障ったのかなんなのか、僕に向かって突然、

「私だってこれくらいできるに決まってる! ……も、もえもえ……きゅんっ!」

僕は萌え死んだ。
327 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 09:50:58.55 ID:FRuuqYc0
先生の髪があまりにも長いので床屋に行ってはどうかと提案してみた。
そもそも先生はこんなに美人なのに、目の下の隈とボサボサの髪では勿体無い。

「これでも昔は短かったんだがね」

なんだと。とたんに先生の爆弾発言が僕の脳内を駆け巡り、一瞬にしてそれらはひとつの映像を形成するに至る。
短髪時代の先生は白衣を着ていて、にこにこと笑いながら僕に語りかけてきた。

「面白いものを見せてやろう……」

そうして先生はゆっくりと立ち上がり、おもむろに白衣を脱ぎだす。
僕は少し照れながらも、先生の完成された肉体を目の当たりにしてすぐに絶頂を迎えるあっあっ。
その後先生は僕を使われていない研究室につれていき、僕の服を脱がせながら「君の………は……ここにあるのだから……」とやはり誘惑するような台詞で……



「何を言ってるんだ君は……」

現実に帰還した僕の前にはいつもと変わらぬ先生がいた。
僕は幸せだ。
328 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 09:53:20.75 ID:FRuuqYc0
朝から失礼しました。お気に入りを整理していたらつい……。
>>1の帰還を祈ってます。
329 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:50:36.64 ID:vb7AEAEo
>>326

> 僕は萌え死んだ。

byニーチェ
330 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 13:30:56.00 ID:i7EZez2o
続けてもいいのよ
331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 17:47:05.76 ID:wzgKpIAO
続きを
332 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/08(水) 15:27:47.03 ID:91eCzaEo
vipの木山先生の画像スレとこのスレ同じにおいがする
333 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/09(木) 17:59:19.04 ID:uyU7dow0
はるみちゃんは出ないんですかッッッ
334 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/09(木) 17:59:51.24 ID:uyU7dow0
誤爆
335 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/11(土) 07:14:51.13 ID:KkJadg.o
5:30起きで何かをしようと思ってたらこのスレを1から読んでしまった。
336 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/12(日) 00:49:22.50 ID:lmBIujk0
おやすみやさい 木山先生
337 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:51:18.26 ID:rHuzX2AO
抜いてきたのにもう勃った
338 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:44:54.47 ID:TrFso7YP
膝枕なる枕があるらしい
画像検索してみると黒のミニスカをはいた女性の下半身が
これに白衣のすそをつければ木山先生の膝枕になると思い即購入
せっかくだから木山先生の白衣を使おうと先生にお願いしたら

「何に使うかは…聞かないでおくよ」

と、なぜか苦笑いされた
早速白衣のすそを切り貼り付け木山先生の膝枕は完成
感触を堪能していると天才的なアイデアが浮かんだ

「くっついている足と足の間を切ってやれば先生のふとももにはさんでもらえる」

気付いてしまった僕はいてもたってもいられず早速作業に取り掛かった
あと少しで完全に切り終わるところで木山先生が部屋にやってきた

「君は何をやっt…その白衣は…」

先生にもらったものです
こうすればいつでも先生の膝枕が堪能できると思って
と言いかけたとき木山先生が悲しそうな顔をした

「君のことだからせいぜい嘗め回す程度だろうと思っていたが…まさか切られるとは…」

そう言い残すと部屋から出て行ってしまった
うきうきして自作した先生の太ももはなぜかやたら硬かった
明日新しい白衣をプレゼントしようと思う
339 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/17(金) 05:02:43.80 ID:ro9fYTAo
ああー恋しいよー
また寝てる間に腋ペロして「むぅ、また君は寝てる隙に…どうしようもない奴だな」とか起きて一番に目を擦りながら言われて
ああ、さっきの台詞は永沢君に似てたな…とか思いつつそれとは似ても似つかない天使の肩から肘をびしょびしょに舐めまわしたい
それから先ほどの叱責や無言の圧力を無視し汚いドブネズミを見るような視線を一身に受けつつおみ足に頬ずりしながら純白のシーツに子種をぶちまけたい
340 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 12:15:25.92 ID:Q9n593Mo
341 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/20(月) 23:25:24.50 ID:WyGPy2E0
このスレには本当にどうしようもない変態ばかりがいるなぁ
342 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 06:58:24.21 ID:QaxHCY60
木山先生が可愛いから仕方がない。俺も彼氏として鼻が高いよ。
343 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 09:45:30.76 ID:G2e9rWI0
>>342
何も知らないって幸せだな……
344 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 03:27:41.90 ID:WxGl6Zko
久々にお休み木山先生
345 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/27(月) 18:32:33.62 ID:OFMteqIo
きやませんせいへの濁った愛が溢れるスレですね
346 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/27(月) 21:57:33.22 ID:f64vcEc0
>>345
誰がうまいこと言えと
347 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:40:23.36 ID:C2cf7J.o
変態成分が足りない
348 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/20(水) 19:38:09.76 ID:iXP64OMo
復旧しましたよ木山先生
349 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:21:32.16 ID:beA6K1A0
木山「子種は…… 嫌いだ……」
350 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/30(土) 14:17:14.31 ID:sucjGxU0
木山先生!!好きだー!!
351 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 16:00:35.95 ID:O7AbNYE0
ふとお気に入りを整理してるときにこのスレタイを見ると、何とも言えぬ気持ちになるんだぜ
352 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 16:38:32.65 ID:90Dmbgoo
さぞかし心地よいだろうな
353 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 17:09:39.99 ID:n6i1GNgo
なんてったって俺変態だしな
354 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:26:42.23 ID:30RsiVc0
クリーク博士の言葉を聞くたび
木山先生が「少年よ、私を抱け」っていってるように変換してしまう
355 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 03:48:28.02 ID:GhHIEcDO
レールガンのovaみなきゃ
先生出てるといいな
356 :海原厨 ◆GE8RLkOeds [age]:2010/10/31(日) 12:07:43.04 ID:Up3JwTM0
僕は毎日といっていいほど、木山先生の研究室に訪れる。
木山先生が温かいコーヒーを入れてくれる。そんな日々が続いていた。

「まったく…君も毎日懲りないな…」

と、少し頬を赤らめて言ったので、僕は興奮して、下腹部の中央部にある物体が硬質化してしまった。あ、そうそう、僕、ケーキが作れるようになったんです。

「君の作ったケーキか…私も食べてみたいな」

僕はそのために来たんです。たとえ木山先生の為ならどこへでも駆けつけます。と言うと木山先生は耳まで真っ赤にして

「やめろ…三十路をからかうんじゃない…」

いえいえ、木山先生はまだ若いですよ、僕にとって木山先生はいつになっても木山先生なんです。私の女神です。

「は、恥ずかしい…その…なんだ…早くケーキとやらを」

僕はその後生クリームをふんだんに使ったケーキを作り、木山先生が「コーヒーにも合って、美味しいよ」といってくれたので僕の幸せ指数はMAXを超えてしまった。オープンマイハートだ。
もちろんそのケーキに僕の種子が入っていたのはいうまでもない。




支離滅裂だな…上手く書けないや
357 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 14:26:27.59 ID:vc3HAn20
すごくいいと思う
今日はあれか、ハロウィンか
木山せんせーの魔女姿とかいいよな
358 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 15:22:00.33 ID:/H3zDHAo

今日はハロウィンらしい。

ならばと思い立った僕は木山先生に魔女の帽子と衣装を買ってきてあげた。
おそるおそる小包を渡してみると先生は一瞬きょとんとした表情を見せてから、


「……まぁこれくらいなら」


と一言言い放ち「少し待っていてくれ」と付け足した後に部屋へと消えた。
僕は魔女コスチュームの先生痴態を想像して、前日に6リットルほど子種を放出していたので何をあせることなくその場で射精することでことなきをえた。

しばらくたつと先生が部屋から出てくる。
その光景を見て僕は絶句した。


「に、にあうか? どうだ?」


僕は何を勘違いしていたのだろう。コスプレはただ着たところを想像するだけでは意味がない。
木山先生+魔女ではまだ甘かったのだ。
木山先生+魔女+赤面うつむき顔というコンボをなしとげて初めてそれは天上の意志と成る。


僕は興奮した犬のように吼えた。Trick or Treat!!! Trick or Treat!!
先生は少し吹き出すと、「ほら、お菓子だよ」と言って台所から飴を持ってきてくれた。

僕は勢いあまってつい、


「ナメんなよババア!!! きょうび駄菓子でハロウィンやってられるか!! ブラみせろや!! 乳見せろや!!」


先生は無表情のまま僕にバックドロップを決めると二度と魔女っ娘にはなってくれなかった。
僕は自分に正直でいたいんだ。

359 :海原厨 ◆GE8RLkOeds [sage]:2010/10/31(日) 15:40:39.58 ID:Up3JwTM0
この終わり方前に見たぞ…
360 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 16:03:30.95 ID:/H3zDHAo
ごめんて
361 :海原厨 ◆GE8RLkOeds [age]:2010/10/31(日) 18:37:12.81 ID:Up3JwTM0
>>360
いや、すごく面白いのです。
カボチャケーキ(子種入り)とか木山先生に食べさせたい
こういう時に絵が描ければなぁ…
362 :海原厨 ◆GE8RLkOeds :2010/11/05(金) 23:59:56.35 ID:7/zllfU0
海原「まあ、お掛け下さい」

木山「ああ、ありがとう」

木山「最近、ロクに研究もしてないのに疲れるよ」

海原「紅茶です(いつも疲れたような顔してるからわからないです)」コポー

木山「すまないな、まったく…あいつときたら毎日家に来るし、そのたびにヤらせろとせがんでくるし、嫌だと言ったら子犬のような顔つきになるし、しかもまたとなく衣装を買ってきて私に着させる。ん、美味しい」ゴクゴク

海原「(拒否すればいいんじゃ…)」

木山「それに、性欲旺盛過ぎるし、私が熱で倒れた時、徹夜で看病してくるし、しかも感染って私が看病しなきゃいけなくなるし。ほんと困ったヤツだよ」

海原「(途中から惚けになったぞ…)」

木山「まあ、私はまあまあ好きだけどな、みてて飽きないし」

海原「(さっきからこっち見て睨んでる変質者がいる。通報しよう)」

台本形式もあってもいいと思う
363 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/06(土) 01:14:34.15 ID:MtXP7pc0
>>1-362

お前達は「平等」と「公平」と言う言葉を知らんのかww?

とりあえず木山先生は>>1の嫁って事で確定だな。


あ、そういえば、>>1がレベル5の第6位オリジナルで、
お前ら(2-362)はクローンの弟達(ブラザーズ)って事でおk?
364 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/06(土) 01:27:50.29 ID:juC1m86o
お客さん、だだ滑りですよ
365 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/06(土) 01:29:49.95 ID:82IrPMAO
つまり俺達は死んでるのか…orz
366 :海原厨 ◆GE8RLkOeds [sage]:2010/11/06(土) 10:22:24.88 ID:c1ac4Pg0
そうか…(:D)rz
じゃあ俺>>2「死んだ木山先生ラブ戦線?」書くわ
367 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 12:36:49.14 ID:RrGDMD2o
木山先生は俺の嫁 これは揺るがない
368 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 02:55:39.97 ID:dvktfZso
おやすみ木山先生
369 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 21:40:58.76 ID:XD14.MI0
だ、誰か!木山先生のクローンを作ってよ!死んじゃう!
370 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 00:50:31.74 ID:cGf0bPAo

木山先生が朝からいない。

今までも出張で家をあけることはあったが、その際には毎回僕にちゃんと断りを入れてくれていたので今回ばかりは少し心配だ。
焦った僕は木山先生の部屋の中をすべて調べあげることにした。
すべてというのはすべて。森羅万象だ。森羅万象とは木山先生。つまり僕だ。

意を決して部屋にはいったが部屋は片付けられていた。
僕が先生の布団に覆いかぶさってあうあうイっていると、どこからか声がする。耳をすませて僕は精神を集中した。

……―――や、やめろ、いまはいっちぇくるにゃ……

どうやら声はクローゼットから聞こえてきているようだ。
もしかしたら泥棒かもしれないと思い、手近にあったモップを装備して扉を開いた。
するとそこにいたのは。

「き、きみはだれだ?! キヤマはいまちょっと……おきがえしてるんだぁ」

幼女だった。木山先生にそっくりの。目の下の隅まで一緒の。
話を聞くと、彼女はうるわしの木山先生の体細胞を使って生成されたクローン人間らしい。
もうわけわからんわ。

「キヤマはね、きみのかんし、をたのまれてるんだじぇ」

ほほう、この僕を監視とな?では見せてあげるとしよう。僕のすべてを。
さっそく下半身に集まる僕の英知をみせ、その後僕とラストキヤマーは宇宙へと旅立った―――。



……



「という夢をみたくて、先生」
「うるさい、寝ろ」
371 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 00:56:58.85 ID:r6JUN72o
ふむ
372 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 19:54:20.82 ID:RlkweAk0
いいねェ、満たされるわァ
373 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/18(木) 23:42:13.54 ID:fAXoKOYo
木山「最近寒いな…、そういえばクリスマスが近いが当然君達には予定があるよな?」
374 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/19(金) 18:34:09.55 ID:wHMwX5co
木山先生が疲れた顔で帰ってきた。
ご飯を食べている間、話を振っても「あぁ…」と上の空。
木山先生を喜ばせるためにデザートとしてちょっと高いプリンを差し出したが心ここにあらず。
高かったのに無反応な先生にだんだん腹が立ち、僕は秘蔵のおっぱいプリンを2つ皿に出し、「きやませんせぇぇぇぇぇ!!」と絶叫し白眼を剥きながら2つのおっぱいプリンを吸引したら間違えて気管に入れてしまい死ぬほどむせた。
すると先生は「君は一体何をしているんだ」と驚きと蔑みと、僅かに羞恥を含む絶妙な表情をした木山先生に見つめられ過呼吸で痙攣しているのにも関わらず射精してしまった。
375 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/19(金) 19:47:13.59 ID:KB.g3EI0
なんかどんどん超人化してるぞww
376 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/20(土) 05:32:10.66 ID:BIcgxA20
木山先生ならお前の隣で寝てるよ
377 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/20(土) 05:56:44.90 ID:P8GvuoAO
相変わらずのスレで安心
378 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/20(土) 12:23:08.81 ID:LU94if6o
生まれたままの姿に靴下のみを装着し、玄関前で正座する。
何故こんな変態と思われ、ともすればクサいメシを食わされかねない事をしているのか。
他の誰でもない、木山先生にそうしていろと言われたからだ。
おそらく、木山先生がよく行う屋外脱衣の爽快さを教えてくれるつもりなのだろう。
変態と自称し、他称される僕でさえ実行に移そうとは思わないことを、さらっと言ってのける木山先生はやはりすごい。
そうして、マンションの廊下を行き交う人々にウィンクをバチバチ投げかけていると、エレベーターから木山先生が出てきた。
疲れて、下を向きながら歩く木山先生に、指示を守り通した忠犬の姿を見てもらおうと、諸手を上げて木山センセー!!
僕の姿を確認した先生は、大きく目を見開き、頬を赤く染めて、駆け出した。
ああ、もしかして? これからご褒美があるのだろうか。
考え始めると妄想は止まらず、愚息は粘液をまき散らしながら起立し、下っ腹をポンと叩く。
木山先生はそんな僕の腕を引っ掴み、ドアを開けると部屋へと引きずり込む。
ただ、およそ10時間にも及ぶ正座を決行した僕の足は、すでに痺れて使い物にならず、木山先生の細腕にだらしなく引きずられて、その柔らかな手の感触と、股間に伝わる床の冷たさで、僕の愚息はその口から白濁液を吐き出した。
そんな僕に失望したのか、先生はまるで生ごみを扱うかのように僕をポイっと投げると玄関に鍵とチェーンロックをかけた。
息を荒らげながら、木山先生は股間を床に押し付けたままの僕を叱咤する。

「きみはっ! いったいっ! なにをっ! 考えているんだっ!!」

ああ、ああすみません木山先生。先生のご褒美の前にうっかり射精してしまいました。でも、安心してくださいまだまだギンギンです。

「なっ!? しゃせっ!? ああ、もう!! ソレよりもなぜ玄関前であんなことをしていたんだ!!」

あんなこと? はて?
通りすぎていく人々全員にウィンクをかましたことだろうか?
それとも木山先生に興奮してうっかり大声を出してしまったことだろうか? ああ、うん。たしかにあれは近所迷惑だったかもしれない。

「そうじゃなく!! なぜ全裸で玄関前に居たのか聞いているっ!!」

全裸じゃなく、靴下だけ履いていたんですよ。とは言わずに。
あれは木山先生がおっしゃったからああしてたんですよ?

「はぁ!? 私は出かける前キミに『私の私物にはさわらないでくれ』と言っただけだ! なにをどう解釈すればそうなる!?」

僕からすれば、その言葉と『玄関前で全裸(靴下装備)』は等式で結ばれる。というか結ばれざるをえない。
まぁしかし、木山先生の頼みなので、いい加減痛くなってきた息子を気遣い、うつ伏せから仰向けに体勢を移してから、経緯を細かく説明した。

『私物に触るな→なにもするな→帰るのを待ってろ→全裸に靴下で待ってろ』

と、こんな感じです。
相変わらず足が動かないので手振りだけを交えながら説明すると、木山先生は、ふるふると震えだした。
僕の論理力に感動しているのだろうか?

「お、大馬鹿がァあーー!!」

顔を真赤にして叫びながら、僕の胸辺りに踏みつけを決行する木山先生。
そのとき跨がれた僕の視界に、ストッキングに透けるパンティが目に入って、
僕の息子は木山先生目がけてスペルマを爆発させた。

「んなっ!? あぅ……」

顔にかかったそれをとろうと必死にもがく先生がかわいすぎて、僕は本日三度目の射精をした。
379 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/20(土) 13:32:32.88 ID:LU94if6o
sage忘れたがここはいいのか?
しかし50行で木山先生への愛を叫ぶのは難しいな。
380 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/20(土) 15:55:43.21 ID:339ihKs0
流石は学園都市第6位>>1のクローン、弟達(ブラザーズ)!
そこに痺れる憧れないwwwwww
381 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/20(土) 20:03:25.29 ID:Z3mp06so
がっちがちやで
382 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 02:11:49.56 ID:CCz6a72o
なぜだろう
スレタイから浮かんだのはあずまんがの木村だった
383 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 03:59:22.85 ID:.e8MgjYo
JKとか好きだから!!!
384 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 23:10:23.84 ID:p.aToYSO
木山先生可愛すぎる
385 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 23:10:41.74 ID:p.aToYSO
木山先生可愛すぎる
386 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/22(月) 09:09:57.33 ID:GF2RW2SO
木山先生おはよう
387 :海原厨 ◆GE8RLkOeds [sage]:2010/11/23(火) 21:35:43.96 ID:TqGk4Lk0
今日は勤労感謝の日だね。祝日っていいね

今日は勤労感謝の日ということなので木山先生に感謝をしてみた。ははー。
「私の家の前で土下座をしないでくれ。あと服着ろ」
むぅ、難しい。感謝ってどういうことをすればいいんだ?僕は一心不乱に考えながら射精した。
そうだ、木山先生孝行だ。そうときまれば…
「君は何をしているんだ」
肩をマッサージしましょうか?僕は電動バイブを持った
「お。君にしては気が利くな」
そのまま秘部に押し当てようとしたが、リラックスした木山先生を見てると和んでしまい、結局至らなかった
その後、僕は掃除、洗濯、炊事を射精しながらこなしていった
「ありがとう。おかげで今日はゆっくりできたよ」ニコッ
その笑顔が僕の毎日の原動力なんだな、と僕は射精しながら思った

みんなも木山先生孝行しようね!
388 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 23:57:08.51 ID:pBuzNFoo
働けることに感謝する日、らしいよ?
389 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/24(水) 07:00:32.82 ID:1pFh3qU0
へー、しらなかった。無知って怖いね
390 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 18:17:42.44 ID:5vuomoDO
もう12月ですよ木山先生
391 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:36:30.28 ID:e0XALAk0
どんだけスペルマだしてるんだよと
392 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 18:28:09.14 ID:Bgzrnqoo
ttp://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1291633403/
393 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:38:32.90 ID:668ZI6wo
先生おやすみ
394 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:40:42.70 ID:2jEB1t20
おはようからおやすみまで木山先生の提供でお送りします
395 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/23(木) 02:07:54.33 ID:.CPgIJQo
おやすみ木山先生
もうクリスマスだね…
396 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/23(木) 02:52:16.83 ID:Dzri6dUo
先生、今年はどうやって過ごします?
397 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/24(金) 00:27:23.82 ID:9xgSkwSO
今日はどうやって過ごしましょうか、木山先生
398 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/24(金) 02:31:59.81 ID:F0M9cJ.o
木山先生のために予定空けておきました!
おやすみ木山先生!
399 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/27(月) 23:14:51.60 ID:AeHCUbU0
きやましぇーんしぅぇーだーいすきー
400 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 20:43:42.16 ID:AHfKnEDO
もうすぐ年があけますよ、木山先生
401 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 00:19:50.81 ID:LK5iATso
木山先生のお雑煮に思いの丈をブチまけたい
402 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 10:37:08.07 ID:K35KuUSO
明けましておめでとうございます木山先生
403 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:55:54.48 ID:mADZizco
そろそろ何か書かないと自治されるぞ
404 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:15:35.94 ID:Ion6aWiIO
研究で年越しも朝帰り予定の忙しい木山先生のために頑張っておせちを作ってみる事にした。
僕はそこまで料理は得意じゃないけどよし、木山先生のためだ、逸物おっき…じゃなかった、一念発起して本格的に作ってみよう。

さて、いざ作ってみると以外と難しいし時間もかかる。シイタケって大きいから戻すのも大変だな…でも僕のと比べれば…あっ…除夜の鐘だ…煩悩退散、煩悩退散。


よし、あらかたできてきたけど…うーん…栗きんとんに粘りがないな…えいっ!えいっ!裏ごしも大変だな…。ってもう朝か!早くしないと木山先生が帰ってきちゃう!急がないと…フン!フン!

「…お前は新年早々なにをしているんだ?」

って木山先生もう帰ってきたんですか!

「おせちを作っているのか。どれ…」

はい…あっ、ちょっと、そんな耳元で囁かな…あ…ちょっと…当たってます…!!



その後の事はよく覚えていないが気がついたら酷く顔を赤らめた木山先生が濁ってネトネトになった栗きんとんを処分していた。

栗きんとんはなかったけどおせちを先生にふるまえてよかった。
先生、去年は迷惑をたくさんかけてしまいましたが今年もよろしくお願いします。

「全くだ。…あけましておめでとう。」

あけましておめでとうございます、木山先生。
405 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:25:45.35 ID:bCwxHc18o
乙です。
406 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 02:20:05.08 ID:4BkGQntIO
最近は歌って踊るアイドルグループが大人気。
木山先生とテレビをみていると某グループが笑顔で歌っている。

「最近はこういうのは流行りなのか?」

そうですよ、先生。可愛い女達が元気に踊って歌っているんです。見ているこっちも元気になってきますよ。

「そういうものか…」

そう呟いた先生の顔はどこか硬い。
しまった…木山先生という人がありながら僕はなんでアイドルについて熱弁しているんだ…

木山先生もあんな感じの制服を着てみたらどうです?きっと似合いますよ!

「私は派手なものは似合わないからな…白衣が丁度いいくらいだ」

そんな事はありませんよ!きっと可愛いですって!そうだ、試しにポーズをとってみませんか!?あ、服はそのままで大丈夫ですよ!先生の魅力はそのままでもかなりのものですから!

「む…そんなに必死に言わなくても…まぁ…少しなら…。こんな感じか?」

そう言ってポーズを決めた木山先生の嫌々ポーズをとる気怠そうな表情が大人の色気を醸し出し、その若々しいポーズとのギャップでまるで白衣が天使の羽衣のように見えテレビの中で踊り歌う誰よりも美しかった。

あまりの美しさに僕は不覚にも前屈みになってしまい思わず先生から顔を逸らしてしまった。

「ほら…やはり私にはこんなのは似合わないんだよ…」

そう言って拗ねる木山先生に僕は限界を迎え爆発しテレビを水没させて壊してしまった。

木山先生は僕の中で誰よりもアイドルだ。
407 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/11(火) 02:21:02.42 ID:4BkGQntIO
木山先生の髪をモフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!

「すまないが暫く離れてもらっていいかな」

その後僕は木山先生が心配して声をかけてくれるまで泣きながら部屋に篭っていた。
408 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 02:22:38.47 ID:4BkGQntIO
木山先生、おやすみなさい
409 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 02:43:28.68 ID:E+TRt/bbo
おやすみ木山先生!
410 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/12(水) 01:33:59.72 ID:9fjkEmSSO
おはよう、木山先生
411 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/12(水) 06:23:16.91 ID:PUARI3uZo
木山先生の寝顔はほんとに可愛いなぁ
412 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 18:54:41.71 ID:wvVps/yIo
先生、移転です!
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

413 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:53:20.64 ID:cag9CiEro
先生!どうしますか!移転しますか!
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

414 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/18(火) 03:35:44.17 ID:ChY+oZWho
過疎
415 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/18(火) 03:41:05.04 ID:u/n4zDCKo
木山先生を独りにはしませんよ。
416 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/18(火) 12:05:50.69 ID:jgLyTSkqo
まぁ俺がついてるし
417 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/23(日) 18:03:47.57 ID:xrskh6JV0
俺も俺も
418 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/24(月) 02:58:12.40 ID:W5II+IgE0
俺を忘れないでくれよ
419 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/30(日) 21:03:22.21 ID:V4xD+gJ/0
俺も居るぜ!
420 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/02/02(水) 23:47:01.35 ID:OXWGs9fIO
俺もな!
421 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 16:09:16.79 ID:evidD3udo
木山先生と一緒に屋台のおでんを堪能したい
422 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/04(金) 16:58:28.36 ID:9rsH7LQfo
今日も綺麗です、木山先生
423 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 20:15:01.70 ID:gYUOHMISO
木山先生に頭撫でられたい
424 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 21:44:52.01 ID:ikKqNBwyo
木山先生に頭踏まれたい
425 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 02:53:26.86 ID:edRnwNluo
木山先生チョコレイトありがとう
426 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 05:15:22.96 ID:2z1aEi3qo
木山先生、美味しかったですよ!もう、可愛いなぁ!!
427 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 06:42:14.08 ID:U618X5AQo
むしろ俺達はあげるほうじゃないのか?
ということで受け取ってください木山先生!
428 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 12:13:24.06 ID:edRnwNluo
分かってないな・・・
こっちから渡すのはホワイトデーだ。
せっかく木山先生が用意したチョコレイトを無駄にするつもりか?
昨夜未明、木山先生が「その、なんだ・・・別に深い意図はないんだが」って頬を赤らめながら俺にくれたんだぞ?
俺は三月までオナ禁してプレゼントに備える。
プリンとか作って渡す為に。
429 :lain. [sage]:2011/02/20(日) 10:01:19.55 ID:???
SS・やる夫系スレッドは、SS速報VIP【http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/】へ移転することになりました。
それに伴いこちらのスレッドをHTML化させて頂きます。
スレッドを立て直す際はSS速報VIPへお願いします。
430 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/02/20(日) 10:49:09.52 ID:51XfCQK8o
どうしましょう?
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