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勇者♀「夢にまでみた逆ハーレムwwwwwwwwwwww」その9 -
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1 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 01:25:08.41 ID:pmNrot.o
幻の前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258282934/
前前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1244564607/
前前前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1240916715/
前前前前スレ
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1240831284/
前前前前前スレ
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1240327909/
前前前前前前スレ
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1240070623/
前前前前前前前スレ
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1239794894/
前前前前前前前前スレ
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1239550599/
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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男「NARUTO世界を安価とコンマで生き抜く」part3 @ 2025/03/14(金) 20:30:14.10 ID:mUlhnMMk0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1741951813/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/03/13(木) 17:32:38.04 ID:eyP+92r1o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1741854757/
追放した王国、俺の作った“自動販売機”がないと生活できないらしい。 @ 2025/03/13(木) 12:53:05.60 ID:xoGAJI1Y0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1741837984/
A雑は衰退しました @ 2025/03/12(水) 14:43:24.51 ID:/H8S90Tb0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1741758203/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/03/12(水) 10:14:44.03 ID:TQON4h2to
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1741742083/
のんびりモンハンしようぜ避難所 @ 2025/03/11(火) 21:55:34.74 ID:x0Pf7MoZO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1741697734/
池沼保守人間です?おい池沼見てる?w @ 2025/03/11(火) 00:01:29.43 ID:Vh8nsgC90
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1741618888/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/03/09(日) 21:42:47.87 ID:+VVeADT+o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1741524167/
2 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 01:32:16.87 ID:pmNrot.o
〜前スレまでのあらすじ〜
調子に乗ってAAを乱発し収集がつかなくなり途方に暮れる
>>1
散々迷走した挙句にやる夫スレに逃げ込み爆死、
パー速のRL変更により前スレも落ち、もうどうしようもなくなってしまうのであった……。
3 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 01:41:20.36 ID:pmNrot.o
〜魔王城〜
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ',
_ {0} /¨`ヽ {0}
/´ l ヽ._.ノ i ……久しぶりに再開したからどういう流れになってるかわかんねえ
/' |. `ー'′ | だれか説明してくれ
,゙ / ) ノ '、
|/_/ ヽ
// 二二二7 __ ヽ
/'´r -―一ァ"i '"´ .-‐ \
/ // 广¨´ /' /´ ̄`ヽ ⌒ヽ
ノ ' / ノ :::/ / ヽ }
_/`丶 / ::i {:::... イ
勇者「えー、めんどくさぁ……」
妹勇者「どうせ収集がつかなくなっていたようですし」
遊び人「いったん魔王城に突入しましたよっていうところから仕切りなおしてみたらどうだろう」
闇の騎士「……それってありなのか?」
メイドトロール「別にいいんじゃないだろうか」
4 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
:2010/04/27(火) 01:49:11.93 ID:CdPf2cAO
見つけたぞおおおおおおおお
>>1
イイイイイイてめえ最後まで待ってたんだぞおおおおおおおお
ちゃんと見てるからね
5 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 01:50:24.33 ID:pmNrot.o
勇者「はーい、そんじゃ魔王城突入のところからやり直しということでよろしく」
商人「ちょwwwwwwwwwwww待っwwwwwwwwwwwwww尿意がやばいwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ トイレならそこの廊下を突き当たりに行った先にあるでオメガ
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
`i"-P _/ ̄,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y )
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ レレ'
∠ニO)ー` />i |L
<)_ヘ_(^ヽ
ヽ|
商人「dクスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそんじゃちょっくら逝ってくるwwwwwwwwwwwwwwww」タッタッタ
盗賊「あ……わ、わたしも……」
勇者「じゃあアタシも」
スノードラゴン「俺もさっきからクソしたくてたまんなかったんスよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
メイドトロール「さっさと行ってこい馬鹿者が」
孔明な僧侶「自由すぎる……」
闇の騎士「頭が痛い……」
6 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 01:59:59.19 ID:pmNrot.o
〜5分後〜
勇者「あースッキリした」
妹勇者「けっきょく全員トイレに向かわれましたね」
遊び人「一人が行くともう一人、また一人と・・・以心伝心とはまさにこのことだな」
闇の騎士「そんな以心伝心はいやだ……」
盗賊「あれ? そういえば、阿部さんとスノードラゴンさんがまだトイレから戻って……」
――アッーーーーーーーーー!!!?
盗賊「……」
メイドトロール「……仕切りなおす前に倒されてしまうとは」
7 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 02:06:04.21 ID:pmNrot.o
勇者「……もういいや、とりあえず行くわよテイク2!! 準備はいい!?」
一同「おおお 商人「あ、ごめん……なんか腹の調子がやばいわ、マジ無理だわこれ」 おお……おぅ……」
勇者「……」ビキビキ
8 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/04/27(火) 02:07:45.38 ID:CdPf2cAO
あるあるwwwwwwあ、ゴルベーザさんsage 進行の方がいい?
9 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 02:10:01.11 ID:pmNrot.o
〜テイク2、魔王城エントランスホール〜
――魔王城内部は、その厳めしい外観に相応しい禍々しい装飾に彩られていた。
どこのものとも知れない悪魔を象ったレリーフが、床や壁のあちこちに刻まれ。
遥か高みに点在する巨大なシャンデリアは、何かの動物の頭蓋骨を模して造られているようだ。
いや、むしろ頭蓋骨そのものなのかも知れない。
勇者「フウ、ヨウヤク来タワネ」
妹勇者「ツライ、道ノリデシタワァ」
商人「うあああああやばいやばい便意が便意があああああああああああ!!!!」
勇者「エエ、ツライ道ノリダッタワ」
10 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 02:17:29.75 ID:pmNrot.o
???「ヨクゾ、ココマデ来タナ、勇者ドモ」
勇者「ムムッ! ナニモノダ! 姿ヲ現s」
\ U /
\ U /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ', /
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ /
\ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ チェリャアアアアアアアハァァァァァ!!!!
/ /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ こんな茶番に付き合ってられっか開幕イオナズン!!
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| |
−−− ‐ ノ |
/ ノ −−−−
/ ∠_
−− | f\ ノ  ̄`丶.
| | ヽ__ノー─-- 、_ ) − _
. | | / /
| | ,' /
/ / ノ | ,' \
/ / | / \
/_ノ / ,ノ 〈 \
( 〈 ヽ.__ \ \
ヽ._> \__)
ジュウシマツ住職はいきなり襲い掛かってきた!
勇者「ちょ、おまっ!?」
11 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 02:26:04.63 ID:pmNrot.o
勇者一行「うぎゃああああああああああああ!!!?」グシャン
勇者たちはエントランスを激しく揺らすほどの巨大な爆発をもろに受けた。
勇者たちの姿が爆風の中に掻き消えてしまった……。
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ',
{0} /¨`ヽ {0}', ……ふん、ザコどもが
l ヽ._.ノ ', このジュウシマツ住職に逆らうからこうなるのだ
リ `ー'′ '
,,.ィ'''フ''''=く `ヽr''"`ヽ、ヽ、
,r'"´ ノ" )=、., ,,..ィ'"´i ヽ、
( ノ ´ ̄ `Y"´ i
) __,,.. レ _,,,,、 j、、
メイドトロール「ひ、卑怯すぎる……」
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ 最悪でオメガ……
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
`i"-P _/ ̄,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y )
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ レレ'
∠ニO)ー` />i |L
<)_ヘ_(^ヽ
ヽ|
12 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 02:33:53.44 ID:pmNrot.o
\ U /
\ ∩∩ U /
|_:|_:| ./ ̄ ̄ ヽ,
/^/^, .l .| / ',
しし' __ つ , {0} /¨`ヽ {0} ', ハンッ! 勝てばいいのだよ勝てば!
ヽ ノ .l ヽ._.ノ ', 勝つためなら手段など選ばん!!
.| | リ `ー'′ '
(  ̄ ̄⌒ ⌒ヽ
` ̄ ̄`ヽ / ヽ
| | ̄ )
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ テンプレ通りの悪党でオメガ
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
`i"-P _/ ̄,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y )
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ レレ'
∠ニO)ー` />i |L
<)_ヘ_(^ヽ
ヽ|
メイドトロール「……ふん。だが、たしかに勝ちは勝ちだな。よくやったぞ」
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ',
{0} /¨`ヽ {0}', けひゃひゃ、そうだもっとこの俺様を褒め称えろ! 媚びろ! 跪け!!
l ヽ._.ノ ',
リ `ー'′ ヽ
( )
13 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 02:43:23.62 ID:pmNrot.o
メイドトロール(……ジュウシマツ住職の妄言はともかくとして、だ)
メイドトロール(すっかり馴れ合ってしまっていたが、これはれっきとした)
メイドトロール(……殺し合い)
メイドトロール(そうだ、殺し合いなんだ。なにを寝ぼけているんだ私は!)
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ 派遣とはいえやっぱり殺戮は気が滅入るでオメガ……
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
`i"-P _/ ̄,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y )
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ レレ'
∠ニO)ー` />i |L
<)_ヘ_(^ヽ
ヽ|
メイドトロール「仕方ないだろう、人間と魔物は相容れない運命なのだ。割り切れ」
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ (なんかシリアスになってきたでオメガ……)
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
`i"-P _/ ̄,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y )
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ レレ'
∠ニO)ー` />i |L
<)_ヘ_(^ヽ
ヽ|
14 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 02:54:24.35 ID:pmNrot.o
――ジャリ……。
メイドトロール「……ッ!?」
勇者「……ちょっと、なにアタシらが死んだように話進めてくれてるわけ?」ニヤリ
,, -‐- ,,
./ ヽ
/ u' ',
_ /¨`ヽ {0} .| なっ、馬鹿な!?
/´ i__,,.ノ u' | 今のイオナズンはさっきのイオナズンの数倍の魔翌力を込めていたんだぞ!?
/' `ー- ', なのになぜ!?
,゙ / ) ノ u' '、
|/_/ ヽ
// 二二二7 u' __ ヽ
/'´r -―一ァ"i '"´ .-‐ \
/ // 广¨´ /' /´ ̄`ヽ ⌒ヽ
ノ ' / ノ :::/ / ヽ }
_/`丶 / ::i {:::... イ
遊び人「ククク・・・貴様がまた姑息な手を用いてくることが私たちに予想できなかったとでも?」
ショタ魔法使い「事前にマホカンタを唱えさせてもらってましたよ。とはいえ、威力が高すぎてはじき返すことは出来ませんでしたが」
: / ̄ ̄ ヽ,:
:/ u ',:
ノ//,:{0} /¨`ヽ {0}:,ミヽ: ぐ……この卑怯者めが!!!!
:/ く :l///.ト‐‐‐|/// ,: ゝ \:
:/ /⌒:ノ ト---| u ',:⌒\ \:
:(  ̄ ̄⌒ `ー'′ ⌒ ̄ ):
` ̄ ̄`ヽ / ̄ ̄ ̄
15 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 03:07:43.82 ID:pmNrot.o
メイドトロール「……さすがに一筋縄ではいかないか」
勇者「どうする? さっきとは違って今度は本気で戦うみたいだけど……」
妹勇者「いまならまだ見逃してさしあげてもかまいませんわよ?」
メイドトロール「冗談を言え。……もうおふざけはおしまいだ」ポキポキ
――メイドトロールは両手を組んで指の骨を鳴らし勇者たちを威嚇した。
勇者たちを鋭い瞳で睨みつけ、メイドトロールは臨戦態勢に入る……!!
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ',
{0} /¨`ヽ {0}', ……ふん
l ヽ._.ノ ', メイドトロールがマジになるなら俺も少し本気を出すか
リ `ー'′ ヽ
( )
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ やるしかないでオメガか……
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
`i"-P _/ ̄,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y )
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ レレ'
∠ニO)ー` />i |L
<)_ヘ_(^ヽ
ヽ|
16 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 03:23:11.64 ID:pmNrot.o
妹勇者「……でも、一度ワタクシたちに負けている貴女に勝算はないのでは?」
闇の騎士「それにこっちはトイレにいる阿部を含めて総勢9人」
孔明な僧侶「対してそちらは戦力を一つ欠いた3名のみ」
ショタ魔法使い「後陣に戦力を分散してるのか分かりませんが、これではあまりに」
メイドトロール「……ふふふ」
闇の騎士「……?」
メイドトロール「……なにを勘違いしている?」
メイドトロール「戦力はそちらが8、こちらが4……が適当だろう?」
勇者「……どういうことよ?」
メイドトロール「ふふ、そろそろ姿を見せたらどうだ……スノードラゴンよ」
17 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 03:28:16.38 ID:pmNrot.o
――バリバリ。
スノードラゴン「えー、もうッスかwwwwwwwwもうちょっと待ってくださいよwwwwwwww」グチャグチャ
――ゴリゴリ。
スノードラゴン「こいつwwwwwwwwwwwwけっこう筋肉質で噛み切りにくいんスよwwwwwwwwww」ムシャムシャ
――ビリ・・・・・・ぐちゅぐちゅ。
スノードラゴン「阿部とかいいましたっけ? こいつかなりうまいッスわwwwwwwwwwwww」ジュルジュル
――ゴクンッ。
18 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 03:46:22.90 ID:pmNrot.o
妹勇者「……は?」
勇者「ッッッ!!!? み、見るな妹勇者っ!!!!」
――スノードラゴンは物陰からおもむろに姿を現した。
スノードラゴンの巨大な手が、何者かの下半身を握っている。
膀胱や腸がグロテスクにむき出しになっているそれは阿部高和のものだった。
阿部高和の下半身にスノードラゴンが美味しそうにかぶりつく。
餃子の肉汁と同じように、あたり一面に血液を撒き散らしながら、
スノードラゴンは阿部高和の下半身に鋭い牙をつき立て肉を引きちぎった。
闇の騎士「……あ、べ……?」
ショタ魔法使い「……あ、うあ、うわああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
闇の騎士は下半身の股にだらしなく垂れる逸物を一目みて、阿部高和が絶命したことを悟った。
ショタ魔法使いは絶叫を上げながらその場に屈みこみ嘔吐してしまった。
ショタ魔法使い「うっ、おえ、うええええええええええ!!」
妹勇者「ショタ魔法使いくん!! し、しっかりして!!」
19 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 04:00:25.63 ID:pmNrot.o
遊び人「・・・・・・貴様」
盗賊「なんて……ひどいことを……!!」
スノードラゴン「げっふ……フヒヒwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwww」
スノードラゴンは口元から臓物を垂らしながらいやらしい笑みを浮かべた。
闇の騎士「あの時のアッーは……阿部の、断末魔……だったのか……」
孔明な僧侶「油断……というには、あまりにも重過ぎる……!!」
商人「……お、おい……ちょっと待てよ!? ザオリクかければいい話だろ!? なぁおい、なんでそんな深刻に」
遊び人「・・・あそこまで、派手に遺体が損壊しては・・・」
勇者「……ザオリクは……もう効かないでしょうね」
20 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 04:07:44.46 ID:pmNrot.o
\ U /
\ U /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ', /
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ /
\ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ チェリャアアアアアアアハァァァァァ!!!!
/ /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ ざまあみろクソ野郎ども!!
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| |
スノードラゴン「なに?wwwwwwwwギャグだと思ってたのwwwwwwwwwwそんなわけないじゃーんwwwwwwwwww」
メイドトロール「ふふ……これでわかっただろう? 数などハンデにもならんくらい私たちの戦闘能力が高いことが」
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ ……
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
`i"-P _/ ̄,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y )
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ レレ'
∠ニO)ー` />i |L
<)_ヘ_(^ヽ
ヽ|
勇者「てめぇら……!!」ビキビキ
ショタ魔法使い「う……うう……阿部さん……阿部さぁん……!!」ボロボロ
21 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/27(火) 04:19:10.31 ID:pmNrot.o
スノードラゴン「あwwwwwwww食えない部分は返しますわwwwwwwwwww」ポイッ
――グシャリ……。
スノードラゴンは妹勇者の目の前に阿部高和の下半身を投げ捨てた。
衝撃で飛び散った鮮血が、妹勇者の純白のローブを真っ赤に染め上げた。
妹勇者「……」
阿部高和の下半身「」
妹勇者「……阿部さま」
阿部高和の下半身「」
妹勇者「……どうして、こんな別れ方を……しなければ、ならないのですか……!!」ボロボロ
22 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/04/27(火) 14:53:51.03 ID:sihKUjg0
これは誰得?
23 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 00:50:56.50 ID:D1p9/hMo
妹勇者は嗚咽を漏らしながら阿部高和の亡骸にすがりついた。
スノードラゴンはそんな彼女を見てますます口元を歪め嘲り笑う。
スノードラゴン「あwwwwwwwwwwすいませんwwwwwwwwwwww顔くらいは残しておくべきだったッスねwwwwwwwwww」
勇者「……この下衆がッ!! ぶち殺してやらァ!!!!」フォン
勇者は怒りに身を任せドラゴンテイルを振るおうとする。
……が、
妹勇者「――待ってください、お姉さま!!」
勇者「ッ!?」ピタッ
妹勇者の突然の叫びに阻まれ、武器を構えた彼女の腕がひたりと止まる。
勇者は訝しげな表情で妹勇者に目を配った。
24 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 01:08:26.53 ID:D1p9/hMo
妹勇者「……ここは、ワタクシたちに任せてくださいまし」
勇者「はぁ!? ちょっと、それどういうこと……よ……?」
息を荒げ尋ねたその語気は急速にしずんでいった、
妹勇者の瞳に、彼女が今まで一度たりとも見せたことの無い蒼白い炎
――静かな狂気を携えた憎しみがぐらぐらと揺らいでいるのを垣間見たのである。
勇者「妹……勇者……?」
闇の騎士「ああ……妹勇者の言うとおりだ」
盗賊「闇の騎士さん……」
孔明な僧侶「……こやつらを滅する役目は、我らでなければならないようだ」
遊び人「・・・・・・」
そして、妹勇者と同じように、彼らの瞳にもまた異なる類の炎が灯っていた。
勇者「……」
――勇者は、もう彼女たちの意思を阻むことは出来やしないことを悟った……。
25 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 01:18:16.00 ID:D1p9/hMo
妹勇者「どうかお願いです。お姉さまたちはワタクシたちに構わず、魔王を」
勇者「あー……わかったわよ。ここはあんたに任せたわ」
妹勇者「お姉さま……」
勇者「だけど、無茶はするんじゃないわよ? 今のあんたにはクールさが足りないわ」
勇者「あのガチホモを殺されて、さぞかし腸が煮えくりかえってるんだろうけど……」
妹勇者「……」
勇者「復讐するつもりで殺そうとしても、大抵そんなやつは隙を見せて逆に殺されるわ。そこんとこ、重々承知しときなさい」
妹勇者「わかり……ましたわ……」
メイドトロール「……別れは十分惜しんだか? 勇者どもよ」
26 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 01:32:49.67 ID:D1p9/hMo
――ヒュンッ!!
妹勇者「ッ!?」
勇者「妹勇者ッ!?」
闇の騎士「ぬんッ!!!!」ガキン
メイドトロールは両手の爪を突き立てつつ、妹勇者に向かって疾風のごとく突進した。
しかし闇の騎士がとっさに妹勇者の前に躍り出て、彼女の奇襲を大剣でガードする。
勇者「闇の騎士ッ!?」
闇の騎士「さっさと先に進めッ!! こいつらは俺たちが足止めしておく!!」
勇者「……ええ、了解したわ! それじゃまた後でね、妹勇者!!」ダッ
妹勇者「……はい!」
゚ |i | + ○ / ̄ ̄ ̄'',. | |! |
o。! |! ゚o .* / ', | * ゚ |
。*゚ l ・ ゚ | {゚} /¨`ヽ {゚} |o ゚。・ ゚
*o゚ |! | 。.l トェェェェイ ', + *| クソどもが、そう簡単に先に行かせるかよッ!!
。 | ・ o ゚l .| |-ーー| ', *゚・ +゚ ||
|o |・゚ ,.‐-リ ヘェェェノ ', | ゚ |
* ゚ l| / 、 \ + o.+ | ・
|l + ゚o i ` -、 _ \ ○・ |o゚
o○ | | ヽ. ヾ´  ̄ ヽ *。
・| + ゚ o } } ヽ O。
27 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 01:41:02.26 ID:D1p9/hMo
孔明な僧侶「バギクロス!!」ギュオンヌ
, '
〆
//
ノ /
/ i
,i |i
,' |i
\ i| |i /
\ i| .|i /
| .i、,
/ ゝ i、 /
\ ノ//, {0} .i| ゝ,ミヽ / ぞわぁっぁぁーーーッ!!!?
\ / く l .i| 丶 \
/ /⌒ リ .i| \\ \
(  ̄ ̄⌒ .i| 丶 _)
` ̄ ̄`ヽ .i| 丶丶、、,,
| i| \ゞ`
i|、 `\ 、、,
ゝ `丶`\ゞ
\ ,. ミ\丶 `
`;丶\丶 、`丶
\ 丶
\
スノードラゴン「ちょwwwwwwwwwwwwwwこれはきついwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ズパァ
孔明な僧侶「さぁ、貴女方も今の内に!!」
盗賊「は、はいッ!!」ダッ
商人「ご、ごめん……こういうときになんだけどマジに腹具合が……」ギュルル
遊び人「やれやれ・・・仕方ない、しっかり背中に掴まっていろよ?」ヒョイ
商人「ゴメンヌ」
28 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 01:46:06.83 ID:D1p9/hMo
__ _
, ´二ゝ─‐-─‐ヘ
. / ./∠ ──‐‐-.ヘ. ヽ、
/"..://´‐.T.丁¨ T ー 、 Y ',ヽ
/./ .:./:./ :.:./l:.! i.:. !:.:. ヾ..i:. !:.:ヽ
/ / .:./.:/ :.:./ !:!:. ハ:.: ',:.:.:. `!: l:.:.:ハ
/.:, イ.:;'.:.`:ト 、バ:.ヽ\.:ヽ,.:.:.:.:.!: !ヘ:.:ハ
/ / イ.:.!.:.!:.!, --ヽ、\ ゝ久_丈i:. ! ハ:.ハ
/:./ !.:.!.:.i.:f {0} ´ {0} ヾ :!ヽ l:.ハ がぁあぁぁッ!!!!
/:./ , !.:.!.:.iハ /¨ `ヽ j:. j/ j:.:ハ ちきしょう、なにボケッとしてやがるんだオメガ!!
/:/∧,」 !.:.!.:.!ヘ "" トェェェイ "" ,/:.イ!ハ┘:!ヾ そいつらをさっさと止めろォーーーッ!!!!
//!:.バ:.:.:| |.:.ハ.:V ゝ、 `ー'′ ィ/:./:.:i/^l:.! ヽ
レ' !:.! i.:.:.ヾ!ヽハ.:V.:.:.:.:>, _ ィ´V.:/.:.:/ リ:|
!:i !.:.:.:.:.:.:.:{ハ.:V'´ /′ .少'/`ー| /j/
ヾ ヽ_, '7// /-、 -/ " /フ ヒ=ヽ
ハ ヽ. /// /'´ ̄/ /// ,`弋 \
/ { y'// ,'---/ //- ′.Y´ , `ヽ`l
/ ヽfl l l ! / //〈 `ー〈::....ノ V
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ はひっ!?
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、 は、はい!! 波動h……
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
`i"-P _/ ̄,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y )
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ レレ'
∠ニO)ー` />i |L
<)_ヘ_(^ヽ
ヽ|
ショタ魔法使い「……イオナズン」カッ
29 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 01:52:34.18 ID:D1p9/hMo
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ うひゃあああああ!!!?
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽー. -‐ニ ̄ニ‐- .
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`_/ \_ズガァァァ!!!!
`i"-P _/ ̄=二 ̄ / ',  ̄二=
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ ̄7'' ―― ___ ―― 戈 ̄
∠ニO)ー` ――― 从,,i ; `. 、 .尢r、――――――
<)_ヘ_/\じ'jl|此ト=メ i;_,,爻,,i| 刈ゞメ
ヽ| ``‐ヾ:;!Iヅ 〃!iメト辷-" ^
/ ̄ ̄ ヽ,
/ _ノ' ',
| u {0} /¨`ヽ、 ががががあががァァァァ!!!!
| トェェェイ こ、このクソガキがァァァァァァ!!!!
ノ -ー'
ショタ魔法使い「許さない……[
ピーーー
]……みんな殺してやる……」ブツブツ
孔明な僧侶(あああああ、ショタ魔法使いくんまでおかしくなってしまった……もう駄目だぁ……)
30 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 02:08:19.69 ID:D1p9/hMo
闇の騎士「……どうやら足止めは成功したようだな」ギギギ
メイドトロール「ふん、大した支障ではない。この先に待機する精鋭たちがどの道やつらを始末するのだからな」ギギギ
闇の騎士「フッ……たとえそうだとしてもだ」ギ…ギ…
メイドトロール「むっ……?」
闇の騎士「貴様らが俺たちに屠られる運命は……変わらんだろう!!!!」ガッ!!
メイドトロールの爪が闇の騎士の大剣に押し負けた。
闇の騎士の大剣の切っ先がまっすぐメイドトロールの眉間に振り下ろされる!!
メイドトロール「チッ!!」ヒュン
すんでの所で身を捩り、メイドトロールは素早く背後に跳躍して闇の騎士との間合いを取りる。
――が、
妹勇者「――ライデインッ!!!!」カッ
メイドトロール「ッ……!!」
31 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 02:21:21.66 ID:D1p9/hMo
間髪いれずに妹勇者の渾身のライデインが閃く!!
依然、跳躍したまま着地していないメイドトロールは、
成すすべもなく彼女の両手より放たれた閃光に身を投じてしまった!!
メイドトロール「うああああああああああああああッ!!!!」バリバリバリ!
妹勇者「今です、闇の騎士さま!!」
闇の騎士「応ッ!!」ヒュン
これ機と見た妹勇者はすかさず闇の騎士へ連携を促した!
闇の騎士は全身全霊を込めて愛剣をメイドトロールへ叩き落とす!!
メイドトロール「ぐぅッ!?」
闇の騎士「これでェッ!! 終わりd――」
32 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 02:30:55.62 ID:D1p9/hMo
,_ : 丿 \ \.
/ _ヽ さ、させないでオメガーーッ!! ,_ ゛''=;- .,_\ \\
ヽ__ソ ---__=___゛‐ニ‐- ゛`゛'-' \゙i
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ , ,r'`w-''´゙i O /`゛√, ,r'`w-''´゙i /`゛√, ,r'`w-''´゙i _-__-____ J゙i:
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、  ゙̄i ̄ ̄ ̄"´ ̄ ̄ ッ  ̄ ̄○ ゙̄i ̄ ̄ ̄"´ ̄ ̄ ̄ ッo ̄ ̄ ̄ ゙̄i ̄0 ̄ ̄: ′゙i,.
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`'...........。... 〈................................〉..0.............................. 〈..............................〉.......o...........○__ ; ″:::i ;
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i (".........\......................./................................\............................./...............................\................_ _ :^::!.
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽーソ | il`i 0 `゙i, 、i'´゙ O ,,,,、-∠`゙i, 、i'´゙ ○ ゚ O`゙i, _ _ :^::!.
i",|-, ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-, _ ッ ゙i○ _ ッ) / ,、'て ,,、ィ , _ ッ o __-_ : :: ::i
`i"-P _/ ̄,]|`=,)ー+ー' `- ̄ '' ッ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄i,r'´ ̄フ /_,,、-イ /./ /i_ッ ̄ ̄\,_、,r'´ ̄ ̄ ̄__三 ッ ,r'
ヾイゝ_ '"┴->|iヾソ レレ' ,, / ´ / / / / ,,,、-ーァ /-;-.,_ ゛''=;- .,/ ://ッ
∠ニO)ー` />i |L ィ, 、- '" r''ー "/__l. / 」 ,,イ / /____ッ_- ゛`゛'-''i| :: /| / .
<)_ヘ_(^ヽ ノ'''´ ,,、-'"/ / ,,イ /// .| / /,,,、イ  ̄ ̄フメへッ─゛''=;- ., :: , ' ─ )
ヽ| . イ ,、-'" ノ / ,r'" ( ) (///´ /
/'´" /( ) / ノ / ノ / / /
} / /. / ) | // / /
イ } / / / / //
/ / | / //
. /,/ |/
闇の騎士「ッ――!?」
――だがメイドトロールの危機をいち早く察したオメガが、その一撃を無常にも阻む。
33 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/04/28(水) 02:37:44.74 ID:D1p9/hMo
妹勇者「闇の騎士さまッ――!?」
オメガの、全てを破壊しつくす悪夢の光線が。
闇の騎士「う……」
闇の騎士の身体を。
闇の騎士「ウオオオオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」ジュッ
――瞬く間に飲み込んでしまった。
34 :
◆FFIVLLp4/M
[saga]:2010/04/28(水) 02:48:44.09 ID:D1p9/hMo
メイドトロール「ハァ……ハァ……よく、やった……オメガよ……!!」
妹勇者「……闇の……騎士……さ、ま……?」ヘタリ…
,_
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\ ううぐう……な…… ジジ……んとか……
_,、 __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、 間に……ガガ……合いました、で、オメ……ガガ
./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ / ̄\フ、< 'i |\/ヾ,)) |===i ("iソ
>`レ’ i'V ノ | ,,|<-"' ヽー . -‐ニ ̄ニ‐- .
i",|-, ヽ. -‐ニ ̄ニ‐- ._/ \_ バゴォン
`i"-P / \ ',  ̄二=
ヾイ / ',―― ___ ―― 戈 ̄
∠ニO.! ! `. 、 .尢r、――――――
ーニ从`! !! | !!lll||!! | ! .尢ニ‐-i;_,,爻,,i| 刈ゞメ
.i iヾ:;!Iヅ 〃!iメト辷-" ^
ヘ , 'チュドーン
\ /
. ーニ_ニ‐- .
ショタ魔法使い「うああああああイオナズンイオナズンイオナズンイオナズン、死ね氏ね死ね、みんな死んでしまええええええ!!!!」カッカッカッ
孔明な僧侶「お、落ち着いてくだされ!! そんな無闇に攻撃したら敵に隙を……!!」
35 :
◆FFIVLLp4/M
[saga]:2010/04/28(水) 03:06:14.21 ID:D1p9/hMo
メイドトロール「……愚かな小僧だ。冷静になってさえいればオメガの行動にも気づけただろうに」
闇の騎士「う……が、ああああ……!!」ビクンビクン
妹勇者「ッ!! 闇の騎士さま!!」
なんと闇の騎士はかろうじて一命を取り留めていた!
――彼の身に纏っていた鎧は跡形も無く溶解され、
全身の皮膚がどす黒く変色し、焼死体が発する独特の異臭を含んだ灰色の煙がぷすぷすと立ち上っている。
髪の毛は当然全て消し炭となり、
顔面も、歯茎が丸見えになるほど口元の肉が爛れ落ち、
瞼はなくなり、眼球すらもただのたんぱく質の残骸と化している。
――それでも、尚、意識を留めていた……!!
36 :
◆FFIVLLp4/M
[saga]:2010/04/28(水) 03:22:41.02 ID:D1p9/hMo
妹勇者「あ、ああ……!! ベ、ベホm」
メイドトロール「――破ァッ!!」
闇の騎士の惨状に眩暈をもよおしながらも、すかさず彼に回復呪文をかけようとする妹勇者だったが、
メイドトロールの拳から放たれた衝撃波が、彼女の腹を打ちつけそれを阻止する。
妹勇者「う――げほッ!?」グシャ
エントランスの端にまで吹き飛ばされ、頑強な石造りの壁に叩きつけられた妹勇者の身体。
妹勇者「う、がぁ……や、闇の騎士、さま……」
昏倒するような凄まじい痛みを、なんとか歯を食いしばり耐え抜いた彼女だったが、
くずおれた肢体をすぐに動かすことまでは叶わなかった。
闇の騎士「うあああ……あああああああ……」
メイドトロール「驚いたな。まさかこんな姿になっても生きているとは」
37 :
◆FFIVLLp4/M
[saga]:2010/04/28(水) 03:39:27.60 ID:D1p9/hMo
闇の騎士「あ、あ……オ、オリ、ビア……おれは……俺は……」ビクンビクン
メイドトロール「……今、楽にしてやる」
妹勇者「や……やめてぇ……お願いですからぁ……!!」ボロボロ
メイドトロール「おや? なんだ、そちらも意識がまだあったのか」
妹勇者「……貴女を……ずっと前に、ワタクシたちは……見逃してあげたのにッ……!!」
メイドトロール「ん……?」
妹勇者「貴女はその恩を!! 仇で返すんですのぉ!?」
メイドトロール「……ふぅ」
メイドトロール「……妹勇者。そういう高慢な態度を、なんというか知ってるか?」
38 :
◆FFIVLLp4/M
[saga]:2010/04/28(水) 03:40:40.80 ID:D1p9/hMo
メイドトロール「――恩着せがましい、だ」
――グシャァッ!!!!
39 :
◆FFIVLLp4/M
[saga]:2010/04/28(水) 03:51:33.12 ID:D1p9/hMo
妹勇者「……あ」
メイドトロールは、地べたに仰向けに横たわる、
黒ずんだ闇の騎士の頭に片脚を乗せ。
妹勇者「あ、ああ、ああああ」
そのまま息を吐くまもなく、彼の頭蓋を粉々に踏み砕いた。
妹勇者「いやあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
四散する脳髄。地に流れる脳漿。ぼとりと転がる眼球の成れの果て。
床に零したビーズのように、チャラチャラと景気の良い音色を奏でながら跳ね散る歯。
この瞬間、闇の騎士も、かつて愛した恋人と同じ世界へ旅立っていったのであった……。
40 :
◆FFIVLLp4/M
[saga]:2010/04/28(水) 04:04:41.17 ID:D1p9/hMo
妹勇者「うっ……うくっ……うええええ……!!」ボロボロ
妹勇者「えぐっ……き、さ……まぁ……!! よくも……よくもぉ……!!」
メイドトロール「……あの時、私に情けをかけなければ良かったのだ」
メイドトロール「後々、あの情けが自分に幸福を授けてくれるとでも思っていたのか?」
メイドトロール「……おめでたいやつだな。今だってそうだ」
メイドトロール「素直に8人がかりで私たちに挑んでいればよかったものを」
メイドトロール「醜い復讐心に踊らされ、わざわざ殺された男と関わりの深い者たちだけ残って戦ってしまう」
メイドトロール「愚かしいにもほどがある。まったく合理的ではない」
41 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/05/01(土) 13:25:26.03 ID:e/BEy/Uo
やっと見つけたぞゴルベーザああああ…
嘘…だろ…阿部さんが…
42 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/05/15(土) 15:09:45.14 ID:iFpoAIDO
続き来てたのか
wktk
43 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/05/30(日) 08:58:25.93 ID:1y1HUr60
待ってる!
44 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
:2010/06/01(火) 05:00:39.60 ID:Ar6jIEEo
書き手のレスがないまま1ヶ月が経過したので告知
続ける意思がなくなった場合は以下のスレでHTML化依頼をお願いします
■ HTML化依頼スレ Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/
続ける意思がある場合は2週間に1度ぐらいでいいので生存報告をよろしくお願いします
みんなで仲良く製作速報を使えるようになるべく放置スレを減らしましょう
45 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
:2010/06/07(月) 03:07:20.83 ID:ZS8It.DO
上げときますね
46 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
:2010/06/09(水) 23:52:04.69 ID:MgXrg3wo
1週間経過
人がいるようなのでageます
47 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/06/15(火) 23:11:45.75 ID:tZTnt0c0
>>44推奨
48 :
◆FFIVLLp4/M
:2010/06/16(水) 01:25:30.44 ID:g1ui0noo
もう見てる人間はいないと思うが、最早自分にこのスレを完結させる器量はなくなってしまった
ラストは、脳内で各々補完してほしい
もうしわけない
49 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/06/16(水) 01:35:52.51 ID:RPxWu..o
パー速まで見てたけどこっちでやってたなんてな
まぁ乙
50 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/06/16(水) 02:14:40.66 ID:RrZdhEAO
マジかよ… おれVIPの1スレ目で2ゲトしてからずっとみてたのに…
51 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
:2010/06/16(水) 02:22:57.66 ID:AdVMTkAO
おいゴルベーザそりゃないよVIPから見てた俺は辛い
52 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/06/16(水) 03:22:16.16 ID:UPIMH3go
終わっちゃうのか…面白い話をありがとう
乙!
53 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]:2010/06/17(木) 16:56:21.70 ID:kA9848co
なん・・・だと・・・?
こっちも未完かぁ乙
41.11 KB
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
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荒巻@中の人 ★
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