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初春「風紀委員一七七支部のメンバーは最高です!」 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 11:20:27.28 ID:p77diQAO
初春「すいません…風邪が酷いんで今日は帰ります」ゴホゴホ

黒子「まったく、早く治しなさ…」

巨乳Tシャツ「俺と付き合ってくれ固法っ!」

初春「わわっ!告白ですよ白井さんっ!」コソコソ

黒子「シッ!静かに…見つかりますわよ」

固法「え、え〜と…」

T「////」ドキドキドキ

固法「ごめんなさい」ペコリ

T「なっ!?ど、どうして!」

固法「まずそのTシャツ…ありえない」

T「こ、これはお前への愛の象徴でだな…!」ワタワタ

固法「それもどうかしてるけど…あ、もしかしてバカにしてます?」

Tさん「そんなわけあるかっ!俺は本気だぞ!?」
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 11:23:07.38 ID:p77diQAO
固法「そもそも風紀委員なのにシャツ全開なんて信じらんないですよ…ホラ、ちゃんと直してください」プチンプチッ

T「好…好きだあぁぁぁッ!」ガバッ

黒子「あっ」

固法「きゃっ!?ちょ…やめて!離してよっ!」ジタバタ

T「好きなんだ固法ぃぃっ!」

固法「は…離してって…ばぁ!」ブンッ!

ドゴスッ!

T「ひぎぃっ!?」

固法「サ、サイテーよっ!フンッ」スタスタスタ

T「むごオォォォ…!玉はダメだろ玉はあぁぁ…」ゴロンゴロンッ

黒子「あ〜あ…またフラれましたの?T先輩…」ザッ

T「し、白井に…初春!?」ビクンビクッ
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 11:27:34.79 ID:p77diQAO
初春「す、すいません!覗くつもりはなかったんですけど…」ワタワタ

黒子「構いませんわ初春、いつもの事ですの」

初春「へっ?」ゴホッ

T「……」

黒子「先輩、今日で何回目でしたっけ?」

T「……聞きたいか?今日の時点で10万と10回目だ」

初春「じゅっ!?」

黒子「ハァ…いい加減諦めればよろしいのに…」ヤレヤレ

―――第一七七支部

固法「あーもう!本っっ当バカにしてるわっ!」ガタッ

柳迫「おっ、恒例の告白タイム終了?」モグモグ

黒髪ショート「で、返事は?聞かなくてもわかるが…」

固法「もちろんフりましたよ!どうせまたすぐに告られるんだろうけどっ!」プンプン
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 11:30:25.49 ID:p77diQAO
黒ショ「そ、そうか」

ガキ「アハハッ!Tのオッサンも懲りないね〜…な、兄貴っ!」ニヤニヤ

オールバック「まったくだ…せっかく勝負服を買いについてってやったのに情けないオッサンだな」ヤレヤレ

固法「ちょっと!あんなイカれたセンスのTシャツ買わさないでよっ!羞恥心ってもんが無いの!?」

オールバック「いや俺も最初は冗談のつもりだったんだがな…あんなに気に入るとは思わないだろ?」ククッ

柳迫「はいそこ!喧嘩しな〜いの」モグモグ

黒髪ショ「そんな事より最近話題の虚空爆破(グラビトン)事件だ…昼食を食べたら警邏に出るぞ」

ガチャ

黒子「初春は家に帰宅させましたの」

柳迫「く〜ろっこちゃ〜んっ♪ご苦労ご苦労!」ムギュッ

黒子「ひっ!?」

固法「コラ、過度のスキンシップは控えなさい」

柳迫「えーっいいじゃん!黒子可愛いんだしさっ!」スリスリ

黒子「お、おやめくださいですの〜っ!」
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 11:33:13.17 ID:p77diQAO
ガキ「白井のねーちゃんより俺の方が可愛いだろっ!俺もスリスリしてくれよ〜っ!」

黒子「このガキんちょっ!」

柳迫「アンタはいちいち生意気なの!」

ガキ(ひでぇ…)

ガチャ

T「ハァ…」

イケメン「只今戻りました」キラキラキラ

黒ショ「やっと戻ってきたか…イケメン、交代だ」ガタッ

イケメン「了解です、ところでボクの弁当は?」キョロキョロ

黒ショ「Tも気を落とすな…ま、頑張れよ」ポンッ

イケメン(聞けよ…)

黒ショ「ふふっ じゃあな」ガチャ

バタン

ガキ「Tのオッサン!固法ねーちゃんにまたフラれたんだって?」ニヤニヤ

T「あぁ…」チラッ

固法「つーん」プイッ

T「固法、さっきは悪かったな…」ポリポリ

固法「……」

T「お詫びとして俺と付き合って欲しい」

固法「」

ガキ「うわぁ^^;」

オールバック「ぷっ…くくっ!」プルプルプル

イケメン「ボクの弁当や〜い」

柳迫「心配しなくてもココよ……そうそう黒子」ゴソゴソ
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 11:36:52.39 ID:p77diQAO
黒子「は、はいですの!」

柳迫「飾利の分の弁当…渡して来てくれる?あの様子じゃ料理も無理っぽいし」スッ

黒子「はぁ…わかりましたの」

柳迫「お願いねっ♪」



幼女「ヒック…うぅ…」クスン

黒ショ「…キミ、どうしたんだ?」スッ

幼女「あぅ…バッグ…ヒック」

黒ショ「泣いてちゃわかんないぞ?」ヨシヨシ

幼女「散歩してたら…野良犬にバッグ盗られちゃったの…」グスッ

黒ショ「そうか…」

幼女「パパとママに買って貰った大切な物なのに…!うわあぁぁぁん!」ビエーッ

黒ショ「よし…わかった!お姉さんが探してやる!」

幼女「ホ、ホント?お姉ちゃん」グスッ

黒ショ「当たり前だろう、私は風紀委員なんだぞ?…形は?大きさは?」

幼女「う、うんっ!えーっとねぇ…」
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 12:15:27.45 ID:p77diQAO
―――喫茶店ジョセフ

御坂「しかも黒子ったらいちいちいちいち…アンタは私のママかあぁぁぁっ!?」ウガーッ

初春「ま、まぁ白井さんも御坂さんを危険な事に巻き込みたくないんですよ!」

御坂「私の方がLvは上なのに?」ムスッ

初春「風紀委員の仕事が危険なのは私達が一番良く知ってます、私が風紀委員になって初めての事件だって…」

御坂「初めての事件?」

店員「こちらジャンボフルーツパフェになりま〜す」コトッ

初春「わーっ来た来た!いっただっきまー…」スッ

黒子「う〜い〜は〜るぅ〜?」ゴゴゴゴゴ

初春「あ」

黒子「風邪がツラいならさっさと帰る!大丈夫なら仕事をする!中途半端に遊んでいいとは言ってませんわよ〜?」ワシワシワシ

初春「はっ花があぁぁぁぁ!?」

御坂「話聞いてくれたお礼に私がオゴってあげたのよ!」カッ
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 12:22:46.88 ID:p77diQAO
黒子「お姉さま…?お気遣いなく、初春も風紀委員のはしくれ…仕事>>>>お食事は心得てますわ…と、いうワケでまたの機会にしてくださいな?」

初春「あぁーっ!せめて一口ぃ〜!」ズルズルズル

御坂「ち、ちょっ!?……もう!風紀委員ってのも大変ね〜」ハァ

黒ショ「キミもだろう」ザッ

御坂「……はい?」



初春「で、急ぎの案件って…例の虚空爆破事件ですか?」ゴホッ

黒子「それもありますが…まずは目の前の依頼ですの」

初春「子供のお守り…ですか」

幼女「〜♪」

黒子「黒ショ先輩から任されたんですの!早く探し物のバッグを見つけますわよ!」

初春「これくらいなら今の私でも大丈夫ですね〜」ゴホゴホ

黒子「あとコレ…差し入れですの」スッ

初春「あっ、私の分のお弁当…ですか?」

黒子「皆さんもアナタの様態を心配してますの、早く治して復帰なさいな」

初春「うぅ…やっぱり皆優しいです…白井さん以外」グスッ

黒子「……」
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 12:28:08.78 ID:p77diQAO
T「くそ…あいつらバカにしやがって…」トコトコ

T「固法も何で俺の気持ちが分からないんだよ…」

土御門「おぉーっ!これはこれは寺生まれのTさんではないですかにゃ〜」ヘラヘラ

T「土御門か…」

土御門「俺も晴れて高校生ってわけだぜぃ!」

T「既に夏だがな」

土御門「そのトチ狂ったTシャツはどうしたんですかにゃ?」

T「イケてるだろ?」ニヤッ

土御門「ハハ、ご冗談を……あの合宿依頼…親御さんとは?」

T「相変わらずだ」フゥ
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 12:30:24.87 ID:p77diQAO
―――数ヵ月前

T「くーっ!寒い寒い…冬空の下のパトロールも疲れるな…」トコトコ

黒ショ「文句を垂れるな、明日来る新人に舐められるぞ」

T「俺の固法は大丈夫なのか?強盗事件でケガしたとか…」

黒ショ「大したケガじゃないし柳迫が看てるから問題ない…あと俺のってつけるなバカ」ムスッ

T「未来の俺の嫁さんになるんだ…終わったらお見舞にでも行ってやろう」ニヤニヤ

黒ショ「全然相手にされない癖に…」

T「アタックし続けてればいつか叶う!」キリ

黒ショ「わかったわかった、固法を諦めたら私の所に来い…その…何だ…な、慰めてやっても良いぞ?////」

T「俺の性格はお前が一番知ってるだろ?しぶとさはゴキブリ並みだ」エッヘン

黒ショ「……」

黒ショ「も、もういい!私はこっちだからなっ!」スタスタスタ

T「おう、また後でな」

黒ショ(本当…バカ)

T「…ん?」ピクッ

土御門「うにゃー…この季節は露出が少なくてけしからんにゃ〜…俺は女子供のピチピチボディーをご所望なんだぜぃ!?夏よ来ーい!早く来ーい!」

ウワーナニアイツキモーイ
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 12:34:22.39 ID:p77diQAO
T「そこまでだ金髪、気持ちはわかるが大声で迷惑だろ…そういうのは自分の胸にしまっておく物だ」

土御門「おぉっと、つい心の声を大っぴらに解放しちまったにゃー…反省反省」

T「ん?お前…どこかで見た顔だと思ったら…!」

土御門「T…さん…?」

T「土御門…元春!?」



―――第一七七支部

柳迫「うーん…傷は塞いでるけど…何度やっても痕は残っちゃうわね」ポゥ…

固法「アンタの能力でもやっぱり無理か…」ハァ

柳迫「まぁ所詮Lv2だからね…できる事なんてたかが知れてるわよ」

黒子「ごめんなさいですの…私のせいで先輩が傷物に…」シュン
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 12:38:35.11 ID:p77diQAO
固法「気にしなくて良いって言ってるでしょっ!」

黒子「し、しかし女性の身体に傷なんて…!」

柳迫「そうよ、美偉に言い寄ってくるのなんてあのゴリラくらいなんだからさ」

固法「ちょっと!?」

黒子「ぷくくっ…!」

固法「笑わないのっ!」



オールバック「寒い…何で俺達が追い出されねばならんのだ」ガタガタガタ

イケメン「仕方ないでしょう、固法さんの療養の為です」

ガキ「なぁ兄貴ー、明日来る新人ってどんなヤツかな?」

イケメン「さぁ…?噂では女性らしいですが」

ガキ「えっ!マジ!?」
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 12:40:36.14 ID:p77diQAO
オールバック「俺は姐さんみたいな男勝りでなければ何でもいい…高望みはしない」

イケメン「フフ、そこが良いんじゃないですか…彼女にもきっと誰にも見せない二面性があるハズ…」

ガキ「イケメン兄貴は二面性どころじゃないけどねー」

オールバック「まずその顔が本物かどうかだが…」

イケメン「やだなぁ、本物に決まってるじゃないですか」ニコニコ

ガキ(嘘くせぇ…)
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 13:13:04.82 ID:xksDohoo
ここまで支援がないってのはある意味すごいな
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 13:19:14.78 ID:GvhHPd2o
仮にも平日の午前中から数時間程度だし、割と普通じゃなかろうか。
とりあえず支援。
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 14:56:14.99 ID:p77diQAO
土御門「ご無沙汰してますにゃ〜」ペコリ

T「フン…天才陰陽師が何故学園都市に?」

土御門「いやいや、天才滅却師のTさんには言われたくないぜぃ!」

T「俺は自らあの家を出たんだ…俺の人生を寺なんぞで終わらせてたまるか」

土御門「それで今は風紀委員なのかにゃ?やってる事は結局人助けなんだにゃ〜」

T「そのフザけた喋り方はなんだ」

土御門「おっと失礼、気に食わないなら元に戻そう…」

T(相変わらず…何を考えてるかわからんヤツよ)
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 14:58:03.50 ID:.Br.8UMo
寺生まれのTさんかよwwwwww
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 15:01:30.49 ID:p77diQAO
土御門「天才天才と謳われてた俺達もこの街じゃ凡人以下だ…風紀委員なんてやっていけるのか?」

T「確かにな…今までと違った能力者になった事で俺もかなりの制限を受けている」

土御門「そうだろう、俺なんてLvゼ…」

女「キャーッ!ひったくりよーっ!」

不良「ハーッハッハァ!」ドドドド

T「破ぁ!!」ボッ!

土御門「え…!?」

不良「な…何だこの眩いひか…うわあぁぁぁぁぁぁ!?」

ドッゴオォォォォン!!

土御門「……」ボーゼン

パラパラパラ…

T「やはり…本来の半分の力も出せないか…」チッ

不良「」ピクピク

T「今の俺じゃあどんなに頑張ってもLv4、これが限界だ」

土御門(寺生まれってやっぱりスゴイ)
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 15:06:50.39 ID:p77diQAO
―――翌日

黄泉川「では紹介する!本日より一七七支部に配属される事になった初春さんじゃん!」ポンッ

初春「ううう初春飾利ですぅ!よ、よよよよろしくお願いしましゅっ!」ペコリ

黒ショ(噛んだな…)

固法(あの時の…)

柳迫(やだ、可愛い)

ガキ(チッ、ガキかよ…)

オールバック(素直そうで良かった…)ホッ

イケメン(ホホゥ)

T(固法固法固法固法固法固法固法固法)

黒子「え〜彼女は情報処理専門ですの、能力はLv1の『保温』戦闘では全く役に立ちませんわ」

初春「ち、ちょっと白井さん!」

黒子「初春も私と同じ歳で…柵川中学に入学する事になってますの」

黄泉川「何だ、お前ら知り合いなのか…じゃあしばらくは白井、お前がついててやるじゃん」

黒子「了解しましたの」ビシッ

固法「とにかく私たちも自己紹介しなきゃね?」
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 15:11:20.84 ID:p77diQAO
黒子「では改めまして…白井黒子ですの!能力はLv3の『空間移動』私は4月から常盤台中学に入学する事になりましたの」

イケメン「名門常盤台ですか…」

柳迫「よっ!お嬢様!」

黒子「そして眼鏡の方が私の師匠的存在…」スッ

固法「固法美偉よ!能力はLv3『透視能力』…今は高校一年生よ」

初春「あっ!あの時はどうも…すいませんでした」ペコリ

固法「いいのいいの、よろしくね!」ニコッ

黒子「こちらのゴリ…巨漢が変なTシャツばかり集めてるT先輩ですの」

T「よろしくな、能力はLv4の『波動使い』…固法の事が大好きだ」

初春「は?」

固法「あ、気にしなくていいわよ?この人頭おかしいから」
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 15:46:50.40 ID:p77diQAO
黒ショ「ハァ…」ガックシ

黒子「こちらが黒ショ先輩、怒らせると怖いですのよ?」

黒ショ「余計な事は言うな白井…私はLv0、無能力者だ」

初春「えっ?Lv0…!?」

黒ショ「おかしい事はない、Lv0の風紀委員だっているんだぞ?やる気があればね…」

初春「ス、スゴいですね〜」
(固法先輩も黒ショ先輩も…胸の大きさはLv5ってか?)

オールバック「あぁ、姐さんは本当におっかねぇぞ?そんじょそこらの能力者なら瞬殺できる戦闘力を持ってるからな」
(人の話聞かないし)

黒ショ「フフン、努力の賜物だ…ちなみに学年はTと同じ2年生」
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 15:50:22.56 ID:p77diQAO
黒子「えーと、今のがオールバックですからオルバ先輩ですの」

オルバ「よろしくな、能力はLv3の『肉体強化』高校一年生だ」

ガキ「ねーちゃん色気ねーよなぁ」

初春「なっ!?」
(初対面なのにっ!)

黒子「このボブヘアーのエロガキはスルー推奨ですわ」

ガキ「おいおい!勝手に終わらせんじゃねーよ白井のねーちゃん!俺はLv3の『読心能力』何でもお見通しだぜ?」グヘヘ

初春「なにそれ怖い」

黒子「まぁ頭に触られなければ無問題ですの」

ガキ「ネタバレすんなよっ!」

黒子「あと気をつけなければいけないのがこの二人…」
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 15:51:56.17 ID:p77diQAO
柳迫「ちょっと黒子!それは一体どういう事?」ムギュッ

初春「え、えーと…」

柳迫「おぉ〜やっぱり可愛いねぇ〜!ご褒美にお姉さんがナデナデしてあげよう!」ナデナデ

初春「えへへ////」

固法「嫌なら嫌って言った方が良いわよ?徐々にエスカレートしてくから」

柳迫「私は柳迫碧美!能力はLv2『肉体再生』…風紀委員の幽霊部員とは私の事よ!」

黒子「自称、恋に青春に大忙しらしいですの」

柳迫「だって本当だもーん、ね?かざりー!」チュッチュ

初春「ひゃわっ!?」

固法「そのセクハラジャッジメントと…こっちの眩しすぎるイケメンくんも高一ね」
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 15:54:57.49 ID:p77diQAO
初春「はわわわわ////アイドルの方ですかぁ?」

イケメン「ボクの能力は…」ゴキゴキペキメキ

初春「へ?」

イケメン(初春Ver)「Lv3の『肉体変化』…変えられるのは顔と声帯だけですけどね」パッ

初春「わわっ!凄いですぅ!私と全く同じ顔…でも身長高くて気持ち悪っ!」

オルバ「本当の顔は誰も知らん」

柳迫「実は超ブサイクだったりして〜?」ニヤニヤ

イケメン「だからこれが本物ですって…」パキメキゴキゴキュッ

イケメン「ね?」キラッ

初春「はうぅ////」ドキドキ
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 15:57:10.09 ID:p77diQAO
ガキ「おいおいやべーぞ兄貴」

イケメン「フフ…ボクのここ、空いてますよ?」ニコッ

初春「きゅんきゅんきゅい!」

黒子「初春…」

T「やっぱり男は顔なのか?」ボソッ

黒ショ「そっそんな事ないっ!だって私は…」

T「私は?」

黒ショ「う、うるさいバカっ!////」ボンッ!

イケメン「ボクが誰だかわからない方は『とある科学の超電磁砲』第三巻の表紙を見てくださいね!」キラッ☆
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 17:05:34.81 ID:p77diQAO
黄泉川「さて、新入りも入って来た事だし…春休みの内に合宿をしようと思う!」

ガキ「が、合宿ゥゥ!?」

柳迫「え〜!やだー!」ブーブー

オルバ「今の気温分かってんのかーっ!」

黄泉川「じゃかましゃアァァァァ!!」

初春「ひいぃぃぃ!」ビクッ

黄泉川「何だかんだでここの支部は優秀だ、上からの評価も高い」

黒子「そうなんですの?」

固法「変な人ばっかりだけどね」
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 17:07:27.43 ID:p77diQAO
黄泉川「しかしそれをまとめる人材…すなわち『風紀委員長』が存在しない!」カッ!

T「風」

黒ショ「紀」

固法「委」

黒子「員」

柳迫「長」

ガキ「だ」

オルバ「っ」

イケメン「て」

初春「!?」

黄泉川「そう、今回の合宿はただ親睦や能力アップの為ではない、風紀委員長を選抜する為でもあるじゃん」

柳迫「でも寒いよね」ブルルッ

オルバ「うん、とてつもなく寒いね」ネー
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 17:20:01.18 ID:p77diQAO
ガキ「もう一番Lv高くて年上のTのオッサンでよくね?」

T「そんなに言うなら仕方な…」

固法「ち、ちょっと待ってよ!Tさんに委員長なんてさせたら…その権限で私が一体何されるかっ!」ワタワタ

黒子「固法先輩の貞操が危ぶまれますの」

柳迫「なぬ!?そいつぁいけ好かねぇな!」

T「チッ」

オルバ(さすがにそこまでは無理だろ…)

イケメン「なる程、委員長の権限ですか…魅力的ですね」

黒ショ「うむ、悪くないな」

ガキ「俺とねーちゃん達のハーレム完成か…」グヘヘ

柳迫「え〜!何で皆やる気なの!?絶対面倒くさいって!」ワタワタ

黄泉川(確かに面倒くさいだけだが…黙っとくか)

柳迫「じゃ、私はパスの方向でお願いします黄泉川センセー」テヘッ

黄泉川「ダメだ、強制参加じゃん」

柳迫「あ、あっれ〜?拒否権がないよ!?」
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 17:29:02.01 ID:p77diQAO
初春「風紀委員長って…誰にでもなれるものなんですか?」

黄泉川「確かに年齢やLvなんてのは関係ないが…強い責任感、皆をまとめる人望、指揮能力が無いと難しいじゃん?」

黒子「アナタも狙ってみてはどうです?初春」

初春「えぇっ!?む、無理ですよ!新人の私なんてっ!」ワタワタ

黒子「でしょうね、最初から諦めていては誇り高き委員長になるなどとてもとても…」

初春「むっ!」カチンッ

初春「わ、わかりましたよっ!もし私が委員長になったら白井さんをこれでもかと言う程こき使ってやりますから…覚悟してくださいっ!」ビシッ

黒子「ふふっその粋ですわよ?」ニコッ
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 17:29:35.03 ID:wg3QDzco
参考画像をだな…
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 17:35:26.38 ID:p77diQAO
>>30

今すぐ書店へGOだ!
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 17:44:43.02 ID:p77diQAO
固法「それで…場所はどこなんです?」
(私がしっかりしないと…!)

黄泉川「それなんだが…T!確かお前の実家は寺だったな?」

黒ショ「!?」

T「そ、そうですが…」

黄泉川「よし…なら場所はTの寺だ、親御さんに連絡入れててくれないか?」

固法「ちょ…!」

柳迫「はあぁぁぁ!?寺ぁ!?」

ガキ「ふっざけんなあぁぁ!」

オルバ「雪国でスキーとかあるでしょう!?絶対先生が面倒くさいだけでしょ!?」

イケメン「学生の春休みをお寺で満喫するなど…美しくないですね」

黒子「山の生活はお肌の天敵ですの〜!」ヒーッ初春「ノートPC充電できないですよぅ!」

黄泉川「ゴチャゴチャるっせーぞゆとり共があァァァァッッ!!」
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 17:48:12.67 ID:wg3QDzco
うむ
ttp://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper13783.jpg
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 17:58:27.48 ID:193mYgAO
スレタイで名護さん想像したのは俺だけじゃないはず
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 18:01:40.78 ID:p77diQAO
黒ショ「ち、ちょっと待ってください黄泉川先生!Tの実家は…」

T「……」

黄泉川「…何だ?」

黒ショ「Tは…その…えっと…」モジモジ

T「わかりました、ウチの寺で合宿しましょう」

黄泉川「そうか、頼むじゃん!」ニッ

黒ショ「お、お前何言って…!?」

T「この際…良い機会なのかもしれん」

黒ショ「T…」

ガキ「何やってんだよオッサン!?断れよ!」

柳迫「小さな希望は儚く散った…」ホロリ

イケメン「T先輩ホント…空気読めてないですね」イラッ

固法「お寺…だって」ボソッ

オルバ「templeかぁ…」ハハハ

黒子「ハァ…」

初春「あう〜…」

Ω ΩΩ「はあぁぁ…」ズーン

黄泉川(この温室育ちのモヤシ共…)プルプルプル
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 18:21:17.32 ID:p77diQAO
―――合宿当日

ブロロロロ…

初春「わーい!」キャッキャ

黒子「…で、どうしてアナタはそんなにテンションがお高いのです?」

初春「学園都市の外出るなんて久しぶりなんですよっ!」ワクワク

固法「ふあぁぁ…眠…」ゴシゴシ

初春「皆さん起きて見てくださいよっ!海ですよ海!」キャッキャ

ガキ「うるせーっ!今何時だと思ってんだよ!5時だぞ、ご・じ!真っ暗で見えねーよ!」

T「お前も少し黙ってろ」コツン

ガキ「痛てっ!?そ、そもそもオッサンが…むぐっ!?」

黒ショ「静かにしないか…眠ってる者もいるんだぞ?」シー

オルバ「チッ…うっせーな」

イケメン(セガールVer)「おいクソガキ共…次騒いだら顔面ボコボコにするぞ?」ギロッ

初春「ひっ!」ビクッ

ガキ(怖っ!?)
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 18:33:30.80 ID:p77diQAO
黒子「それにしても先輩…」

固法「ん?」

黒子「柳迫先輩をどうにかして頂きたいのですが…」
(み、身動きが取れませんの…)

柳迫「う〜ん…ムニャムニャ」ムギュッ

固法「ソイツが来ただけでも奇跡なんだし…多目に見てあげてよ」

黒子「狭いマイクロバスでこの体勢はさすがに…」

固法「辛抱辛抱♪これも後輩の務めよ!」ニコッ

黒子「は、はいですの…」
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 18:43:23.99 ID:p77diQAO
寺生まれのTさん&ガキ
http://imepita.jp/20100428/669670

オルバ先輩
http://imepita.jp/20100428/670370/4118

柳迫先輩
http://imepita.jp/20100428/670560/4541

黒ショ先輩
http://imepita.jp/20100428/670700/7636

柳迫・固法・オルバ・Tさん
http://imepita.jp/20100428/670900/7916

ガキ・イケメン先輩
http://imepita.jp/20100428/671080/9724
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 18:56:25.27 ID:p77diQAO
固法「Tさん、どれくらいで到着します?」

T「付き合ってくれるなら教えてやらんでもないぞ?」ニヤニヤ

固法「お断りします゚ω゚」

黒子「ですの」

黒ショ「時間にして2時間半程度だな…到着してから山を登る事にもなる」

オルバ「長っ!?も、もういい寝る!」ゴロン

初春「黒ショ先輩詳しいんですね?」ヒョコッ

黒ショ「ん〜っ!登山に備えて私も寝るか…」

初春(聞いてない…)

T「俺とコイツは幼なじみでな…腐れ縁ってやつだ」

初春「そ、そうなんですかー」タハハ

黒ショ「それにしても…」

T「どうした?」

黒ショ「よく了解してくれたな…あのおじ様が」

T「…まぁな」
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 19:04:57.28 ID:p77diQAO



黄泉川「いいか?大自然ってのは学園都市では味わえないものばかりだ!」

初春「わーい!」

黄泉川「青い空!」ドンッ

柳迫「学園都市でも見れます」

黄泉川「白い雲!」ドンッ

固法「学園都市でも(ry」

黄泉川「緑の山に…」ドンッ

イケメン「一本残らず枯れ果ててますね」

黄泉川「小鳥の囀り!」ドンッ

ガキ「小鳥さんも寒いから元気ないって」

黄泉川「そして美味い空気!」スーハー

オルバ「学園都市の外って廃棄ガスが酷いっスね」ゴホゴホ

黄泉川「どうじゃん?大自然ってのは最高だろう!」

黒子「……」
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 20:50:52.02 ID:p77diQAO
初春「わーい!楽しみですぅ!」ウキウキ

黒ショ「新人は元気で良いねー」ハハハ

初春「目指すは風紀委員長!張り切って行きましょー!」オーッ

黄泉川「初春ポイント1ッ!」ビシッ

黒子「な!?」

ガキ「ポ、ポイントだぁ!?」

黄泉川「そう、リーダーっぽい事をするとポイントが加算されるシステムじゃん!合宿終了時点で一番ポイントが高かった者を風紀委員長に選んだりそうでもなかったり…」

固法(曖昧だなぁ…)

初春「兎にも角にもこれで私が一歩リードですねっ!」フンス

黒ショ「これは負けてられないな」フッ

T「まぁ最初はこういうヤツに限って…」
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 21:04:00.97 ID:p77diQAO
黒子(遅い…)

初春「ひーっ!ひーっ!ま、待ってくださぁい!」ヨロヨロ

柳迫「みーいー!疲れたーっ!おんぶー!」

固法「うるっさいわねー…自分で歩きなさいよ」トコトコ

柳迫「鬼ーっ!悪魔ーっ!変態ーっ!痴女ーっ!」ギャーギャー

固法(無視無視…)トコトコ

柳迫「美偉のバカ…あっ、黒子黒子っ!」

黒子「な、なんでしょうか…」

柳迫「テレポートで上まで運んでよー!」

黒子「ズルはいけませんのっ!」

柳迫「うぅ…先輩の威厳ないなぁ…」

柳迫「あ」

オルバ「な、なんだよ…」
43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 21:15:58.06 ID:p77diQAO
柳迫「足が痛くて…私もう歩けないなっ」クスン

オルバ「や、やめろ!そんな目で俺を見るなっ!」

柳迫「私ってさ…」

オルバ「…あ?」

柳迫「たくましい人が好きなんだよね…」チラッ

オルバ「ぬ…ぬおあぁぁぁぁ!」

黒ショ(な、なる程、あぁやって…よし!)
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 21:31:59.70 ID:p77diQAO

黒ショ「じ、実は私も…もう歩けなーい!」キャピ

T「お前らしくないな」

黒ショ「…な、な〜んちゃってな!嘘に決まってるだろう!」ワタワタ

T「なんだ嘘か…固法は大丈夫か?いつでもおぶってやるぞ?」

固法「結構です」キッパリ

黒ショ(わ、私のバカバカバカ!////)

45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 21:50:43.09 ID:p77diQAO
柳迫「えへへ〜楽チン楽チン♪」ズシッ

オルバ「クソ…次の休憩所までだぞ、この我が儘女!」

柳迫「ケチケチしなくていいでしょ筋肉バカ!女の子とこんなに密着できて嬉しいくせに…このスケベ!」ムギュッ

オルバ「ぬあーっ!よせーっ!やめろーっ!」

柳迫「にゃはははは!どうだ、まいった…ひっ!?」ビクッ!

柳迫「ち、ちょっと誰よ!?今私のお尻触ったのっ!」

ガキ「見てみろ兄貴…コイツをどう思う?」ツンツン

イケメン「スカートの上で分かりづらいですが…素晴らしいですね、ケチの付けようがありません」マジマジ

柳迫「な、何やっとんじゃコルアァァァッ!!」ババッ

イケメン「もちろんヒップの査定を」ニッコリ

柳迫「散れっ!今すぐ散れ小童共っ!」シッシッ

黄泉川(アイツらは駄目だな…オルバ以外マイナス1…っと)キュッ
46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 21:58:15.55 ID:p77diQAO
初春「ああぁぁぁ!も、もう無理ですぅ!」ガクガクガク

黒子「お、大袈裟ですわよ!?」

T「仕方ないな…ホラ、掴まれ」ヒョイ

初春「はひはひ…」ゼーゼー

固法「初春さん体力ないわねー」クスッ
(かーわいい♪)

黒子「研修でも相当酷かったのですわよ?」

固法「あ、私が白井さんに行かせてたアレの事?」

黒子「そうですのっ!」ムスッ

初春「どうせ私はダメダメですよーだ」

黒ショ「安心しろ、後でみっちりと鍛えてやるからな」フフフ

初春「ふ、ふえぇ〜」
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 22:11:10.63 ID:p77diQAO



黒子「何だかんだで到着いたしましたの」ザッ

黒ショ「ここも久しぶりだな…」
(昔よくTと遊んだなっ////)

T「親父とか出かけてるんで…勝手に上がってくれ」

イケメン「…?近くに何か施設がありましたかね?」

T「下町までロープウェーでな」

初春「え」

イケメン「おい」

ガキ「で、でっけー寺だなぁ!」

オルバ(結局最後までおぶらされた…)ゼーゼー

柳迫「ご苦労だったぞ下僕くん♪」ポンッ

オルバ「誰が下僕かっ!」
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 22:17:52.06 ID:p77diQAO
黒ショ「ぃよしっ!おじ様が帰ってくるまでに大掃除するぞっ!」

黄泉川「良いぞやれやれー」

ガキ「いやいやいや!無理だろ!広すぎだろ!」

柳迫「まずは休憩しましょうよーっ!」

固法「アンタ運ばれてただけじゃない」
(黒ショさん張り切ってるわね…)

黒ショ「ホゥ…何か文句があるのか?」ニッコリ

ガキ「よ、よーし掃除するぞーっ!俺頑張っちゃうもんねーっ!」サササッ

柳迫「ボボボサッとしてないでさっさと働けクソ男子ーっ!」ワタワタ

オルバ「へーへい」トコトコ

イケメン「ではやりますか」キラキラキラ

初春「はいです!」

黒子「それにしてもドが付くほど汚ったないですわねー」ヤレヤレ
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 22:47:07.89 ID:p77diQAO
固法「ひっ!ホコリが指に積もるっ!?」コンモリ

初春「こっちには蜘蛛と蜂の巣ですぅ!」

T「お袋が死んでから掃除する人がいないんだよなぁ…」ポリポリ

黒ショ「おまけにお前まで出て行ったからなゲホゲホ」パタパタパタ

黄泉川「今日から数日間お前達が泊まる場所だぞー!しっかり綺麗にするじゃん!」

柳迫「おわーっ!見てくださいよ黄泉川センセーッ!」チョイチョイ

黒子「都合よく大きい露天風呂がございますのよ!」

固法「えっ!本当に!?」ワクワク

黄泉川「でもやっぱり汚いな…使いたいならここも綺麗にしなきゃじゃん?」ニタニタ

ガキ「キュピーン」

女子「み な ぎ っ て き た」
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 22:56:48.89 ID:p77diQAO
ガキ「ねぇねぇ兄貴兄貴」ヒョイヒョイ

オルバ「皆まで言うな、お約束の…」

イケメン「覗きですか?汚いですね」

ガキ「なんだなんだイケメン兄貴!善人面してんじゃねーよ」

オルバ「ならお前だけ部屋にいろよ、俺達だけで行くから」

イケメン「えっ…ち、ちょっと待ってくださいよ行かないとは誰も」

ガキ「オッサンも勿論覗くよな?」

T「当たり前だろうが」

イケメン「……」

51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 23:03:31.18 ID:p77diQAO
オルバ「さーて作戦練るかぁ」

ガキ「抜け道とか無いのかよTのオッサン」

T「浴場は難しいが…脱衣場なら床下に潜り込める」

ガキ「ウホッいいねそれ」

イケメン「あの…」

オルバ「あとはこのビデオカメラで憎き女子共の嬉し恥ずかし赤裸々ムービーを…」グヒヒ

ガキ「うわ〜外道だね兄貴」

T「風紀委員とは思えんクズっぷりだな…ちゃんとダビングするんだぞ?」

イケメン「すいませんでした、ボクも覗きたいです」orz

ガキ「あ、兄貴っ!?」ワタワタ

オルバ「おい土下座なんてみっともない真似やめろ馬鹿!」
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 23:08:05.65 ID:p77diQAO
イケメン「いえ、こうでもしないとボクの気が済みません本当は覗きたいです調子乗ってカッコつけてましただから仲間に入れてくださいお願いします」orz

T「頭を上げろイケメン」

イケメン「し、しかし!」orz

T「男に生まれた以上、俺達は切っても切れない『同志』なのだからな…一緒にこい」スッ

イケメン「ありがとうございます…T先輩…!」
(ご、後光が差していらっしゃる…!寺生まれってスゴい)
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/28(水) 23:13:12.32 ID:p77diQAO



柳迫「……」ゴシゴシ

柳迫「〜〜ッッ!」ゴシゴシゴシゴシ

柳迫「あーもうっ!全然終わらないじゃないの!ちょっと休憩ーっ」ポイッ

固法「またぁ?」ゴシュゴシュ

柳迫「そもそも私、風紀委員長なんてなる気ないしさー」コキコキッ

黒子「柳迫先輩…しっかりして頂きたいですのーっ!」ムキーッ

柳迫「何よ黒子、遊んで欲しいの?」
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 23:19:22.67 ID:p77diQAO
黒子「違いますのっ!先輩なら先輩らしく我々後輩のお手本になるように…」

固法「うんうん、もっと言ってあげて」

黒子「固法先輩と柳迫先輩とでは雲と泥…もとい月とスッポン以上の差がございますのっ!」

柳迫「うわ〜厳しいね黒子は」ヘラヘラ

黒子「笑い事ではありませんことよっ!後輩にこんな事言われて悔しくありませんの!?」

柳迫「う〜ん、確かに美偉には仕事では勝てないよ…でも女としては勝ってるからなぁ〜」

固法「うっ」グサッ

柳迫「せっかく可愛いのに風紀委員の仕事ばっかりやってるから美偉って全然モテないわけだしさ〜、一人…いや一匹を除いてね?」フフフ

固法「あうぅ…」グサグサッ
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 23:23:07.56 ID:p77diQAO
黒子「わ、私はそんな事を言いたいのではなくてですね…」

柳迫「やっぱり女の子なら綺麗な内に色々したいわけよ!黒子も美偉みたいな売れ残りになりたくなかったらさ、私から学ぶべき事もあるんじゃないの?」

黒子「た、確かにそれも一理ありますわね…」ムムム

固法(なに丸め込まれてんのよ…バカぁ…)クスン



黒ショ「ふふ〜ん♪」パタパタ

初春「うへへ〜脚がいっぱい…毛がいっぱい…」ヘヘヘ

黒ショ「」ゾワッ

初春「眼もいっぱいありますね〜」ヘヘ…
56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 23:29:07.68 ID:p77diQAO
黒ショ「コ、コラ初春!」

初春「ひゃい!?」ビクン

黒ショ「さっきから何をしてるんだ!さっさと掃除を…」

初春「昆虫観察ですよ?」ヒョイ

黒ショ「ひぎゃあぁぁぁぁぁっ!?く、蜘蛛ぉ!?」ザザザザッ

初春「あ、もしかして先輩…虫ニガテですか?」ホレホレ

黒ショ「や、やめて!近づけないでぇぇ!」ガクガクガク

初春「むぅ!この蜘蛛はアシダカグモさんっていってゴキブリとか害虫を退治してくれる言わば昆虫界の風紀委員で…って聞いてます?」カサカサカサ

黒ショ「わかった!わかったからあぁぁ!」ヒーッ
(な、何なのよこの子ーっ!)

初春「チェッ、わかりましたよ…」

黒ショ「はーっ…はーっ…」

初春「……」ジー

黒ショ「ん?」

初春「えいっ」ヒョイ

黒ショ「ぎゃあぁぁぁっ!」
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 23:29:40.86 ID:bXwOVuAo
いかん・・・俺がもっとも嫌いな虫を・・・・たおとととり打破鳥肌が
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/28(水) 23:46:14.16 ID:p77diQAO
ここまでレスがないと逆にすがすがしい
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:00:05.51 ID:hug01MAO
T「やはりポイントブラボーにてα作戦が無難だな…」

オルバ「いえ、その地点では覗ける人数が一人と限られます隊長」

T「うむ…そうだな、ならば」

親父「ドリルで床に覗き穴を空ける、これなら全員見れるだろう」

ガキ「あっ、いいねそれ」

イケメン「なる程、ならば彼女達が来る前に下準備を……って」

ΩΩ Ω「……」ジー

親父「…ん?」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドド

ガキ「だ、誰だお前はーッッ!?一体どこから湧いて出やがったァ!?」ビシッ
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:16:00.82 ID:hug01MAO
オルバ「おのれぇー!!まさか敵のスパイかっ!?」ウオォォォ

イケメン「迂闊でしたね…作戦がバレた以上生かしてはおけません」スッ

T「お、親父…?」

ΩΩ Ω「……へ?」

親父「いかにも!Tの父親…兼この寺の住職とは私のことだッ!」ドン!

ΩΩ Ω「な、何だってー!?」ガガーン
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:18:46.88 ID:hug01MAO



黄泉川「……というわけでこれから数日間お世話になるんだ、お前らちゃんと挨拶するじゃん」

親父「いやぁ黄泉川先生、アナタは本当にお美しい!是非とも私の新妻に…」

T「ちょっと待たんかい」

黄泉川「照れるじゃん」

黒ショ「お久しぶりですおじ様っ!」

親父「おぉキミは確か…しばらく見ない間に大きくなったな!胸とか乳とか…あとおっぱいとか」

黒子(最悪ですの…)

黒ショ「やだおじ様ったら////」

柳迫「うわセクハラだよ…いや喜んでるからOKかな?」

固法「アンタが否定してどうすんのよ」

親父「他のギャルも皆可愛いのーっ!」ニヨニヨ
62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:25:05.12 ID:hug01MAO



ガラッ

固法「おっ風呂っ♪おっ風呂っ♪」ルンルン

柳迫「あーあ、結局登山と掃除で1日潰れちゃったじゃーん!」

黒子「ふぅ、一日目で早くもくたびれモードですの」ヤレヤレ

初春「小さい身体には堪えますよね〜」

黒ショ「ま、一浴びして今日一日の疲れを落とすとしようか」
63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/29(木) 01:29:52.44 ID:hug01MAO
オルバ「くっ…抜かった!まさかこんなに早く風呂に直行するとは…」ゴソゴソ

ガキ「オッサン早く早く!」

T「急かすなっ!今手回しドリルで…」キュルキュル…

ポキッ

T「あっ」

イケメン「アホかあぁぁぁ!?」

親父「何をやっとるのだバカ息子おぉぉ!」

T「うるせー糞親父!何でテメェまでいるんだよ!?そして何で溶け込んでんだよ!?」

親父「ここは私の寺だ!文句あっか!?」

オルバ「皆…少し黙れ」キリッ

ガキ「ど、どうしたんだよ兄貴…」

イケメン「作戦は失敗したんです!行き場のない性欲をどこにぶつけろと?お寺に来てまで自慰に励めと言うのですかアナタは!?」

ガキ「そんな殺生な!」

オルバ「シッ…いいか?こうなったら何も見なくていい、喋らなくていい…全ての演算能力を聴覚に集中させるんだ」

ガキ「全てを耳に…」ゴクッ

イケメン「集中…」スッ
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:34:47.10 ID:hug01MAO
初春「うーん…先輩達胸おっきいですねっ」イイナー

柳迫「フフフ…羨ましいか飾利っ!」ムギュッ

初春「はらほろひれはれ〜」

黒子「いえ、柳迫先輩は我々と大して変わりませんので…」ヌギヌギ

柳迫「い、言ったわね黒子おぉぉ!許さんっ!」モミッ

固法「なうぅっ!?////」ビクッ

黒ショ「あらら」

固法「な、何故そこで私に牙を向けるの!?」

柳迫「ありゃ?身体が勝手に美偉の方向に…」ムンズッ

固法「ココココラッ!////」

柳迫「おほ〜!相変わらずエエ乳してまんな〜!」モミモミモミ

初春「柳迫先輩ただのオッサンになってますよ」
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 01:40:04.26 ID:hug01MAO
固法「あぁっ!ちょっ…やめなさ…んぅっ!」

柳迫「うむ、この張り、形、弾力にこの感度!いいですな〜羨ましいですな〜!」モニュモニュン

固法「や、やめ…!////」ハァハァ

黒子「な…な…////」
(こ、これが百合…ですの?)ゴクリ

柳迫「ここがええんか?気持ちええんかぁ!?身体は正直やでネェちゃん!もっとしたるさかいな!」ムニュムニュムニュ

固法「やっあんっ!や、やめなさいって……言ってるでしょっっ!!」ブンッ!

バキィッ!

柳迫「そげぶっ!?」

固法「こ、このバカっ!」ガラッ

ピシャッ

柳迫「」ピクピク

初春「あ〜」
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 02:02:34.91 ID:8Xih7KM0
>>56
とりあえず蜘蛛は昆虫じゃない件について
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 07:55:46.79 ID:E7Tto6DO
あれ?眼鏡とスキンヘッドは?
お留守番?
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 08:21:55.31 ID:hug01MAO
黒ショ「ほぅ、良い突きだったぞ固法」ガラッ

黒子(な、なんですの?この感覚は…!)ゾクゾクッ

初春「柳迫先輩ってレズなんですか?」

柳迫「失敬な!私は両方イケるのよっ!」ムクッ

初春「あ、復活した」

イケメン「良いですねぇ…まるで全てを浄化されるような気分です」ジーン

オルバ「あぁ、見れなくても…逆に良かったんだな」

ガキ「覗きってなァ奥が深いや…」

T「ふぅ…最高だ、固法…」

親父「久しぶりだな…まるで童心に戻ったような感じだ…昔は良かった」ホロリ

ガキ「おやっさん…」
69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 08:27:25.82 ID:hug01MAO
>>67

だって能力思いつかないし…これ以上キャラ増やしたくないしハゲてるし
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 08:30:46.98 ID:hug01MAO
カポーン…

固法「良〜い湯、だ、な〜アハハン♪」チャプチャプ

初春「ハァー…極楽ですねぇ〜」

黒ショ「白井、常盤台中学…噂では派閥があるらしいが?」

黒子「はい、それだけでは収まらず派閥間の争いまであるみたいですの」

柳迫「何だか大変そうね、お嬢様学校ってさ」

黒子「ま、派閥に加わる気などは私…サラサラございませんので」

固法「ふふっ 争いが起こったらちゃんとジャッジメントするのよ?」ナデナデ

初春「私は白井さんじゃありませんよ固法先輩」
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 09:03:49.23 ID:hug01MAO
黒ショ「まぁ風紀委員の仕事ばかりじゃなく学校もちゃんと楽しむんだぞ?」

柳迫「そーそ、仕事ばっかしてたら美偉みたいになっちゃうからね」

固法「まだ高一だもん!恋も青春もこれからよっ!」カッ

初春「だから私は初春ですって」
(眼鏡外すと全然見えてないなぁ…)

柳迫「そういえば常盤台ってLv5いるんだよね?確か有名な方が…レ、レ…レレレ?」キョトン

黒子「しっかりしてくださいまし…常盤台の超電磁砲(レールガン)ですの?」

柳迫「そうそれそれ!」

初春「白井さんが言うにはコーマンチキでいけ好かない性悪女らしいですよ!」
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 12:05:23.78 ID:IJJMgdAo
そういや原作読んでないから
黒子がどういう風に美琴に惚れたのか
分からなかったんだ
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 12:25:43.96 ID:hug01MAO
黒ショ「ほーう、知りもしない人物の事をそこまで…」キラーン

黒子「ひゃわわっ!ち、違いますのよっ!うっ初春のバカ!アホ!」ワタワタ

初春「バカは良いですけどアホって何ですかアホって!?まるで私がクルクルパーみたいじゃないですかっ!」ザパッ

黒子「あぁ〜もう!口答えしなくていいですのっ!」

ゴツンッ☆

黒ショ「喧嘩をするな馬鹿者」

黒子「あぅ〜」ズキズキ

初春「はぅ〜」ヒリヒリ

固法「まったく、その調子だとまだまだ未熟ね」ザバッ

黒子「あ…」シュン
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 12:38:57.47 ID:hug01MAO
初春「…?白井さんどうしたんですか?」ヒソヒソ

黒ショ「さぁな…」フゥ
(固法には白井の教育を任せてたからな…まだ認められてない自分が悔しいってトコだろう)

黒子(先輩…)

固法「〜♪」ゴシゴシ

柳迫「ホラッ!何しんみりしてんのよっ!」ベチンッ!

黒子「い゛っ!?」ビクッ

柳迫「せっかく裸の付き合いしてんだからさ、後輩なら気を利かせなさい!」

黒子「うぅ…」オドオド

柳迫「さっさとするっ!」

黒子「は、はいぃ!」ザパッ

固法「ふんふんふ〜ん♪」ゴシゴシ

黒子「せ、せんぱぁい…」モジモジ

固法「ん、どうしたの?」

黒子「お…お背中流させて頂きますの!」バッ

固法「い、いいわよっ!自分でやるから」
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 18:38:27.27 ID:hug01MAO
黒子「今まで先輩にご迷惑をお掛けしてしまったお返しですのーっ!」ゴシュゴシュ

固法「あっはははっ!く、くすぐったいってば!」ヒーッ

黒子「止めろと言われても止めませ…あっ!」ゴシュ…

固法「ひゃうぅ…!な、なに?」

黒子(背中の傷…)サワサワ

固法「ハァ…また?どうしてアナタの方がトラウマになってるのよ」フゥ

黒子「ごめんなさい…ですの」シュン

固法「あのね白井さん、アナタが私の傷の事で責任を感じてるのなら…」

黒子「え…?」

固法「余計なお世話なのよ」

黒子「!!ッ」
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 19:31:33.29 ID:hug01MAO
固法「自分を守るので精一杯のアナタが他人の…ましてや先輩の心配をする必要なんて無いって言ってるの」

黒子「わ、私は…!」

固法「他人の心配をするのは一人前になってからにしなさい」

黒子「ふぇ…!」グスッ

固法「ち、ちょっと!?」

黒子「ヒックだって…悪いのは私ですのっ!そんな無責任な真似…できるわけありませんわよ…!」ウルウル

固法「違う違う!確かに責任を感じるのは大事よ!でも今は心を切り替えなさいってことっ!」

黒子「え?」グスン

固法「無責任になれなんて言ってないわよ…今の白井さんは何かを背負い込むにはまだ早すぎるの」

黒子「私が半人前だから…」
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 19:47:09.00 ID:hug01MAO
固法「ホラそれ!そうやっていつまでもウジウジしちゃうでしょ?」

黒子「あぅっ」

固法「それじゃ伸びないわよ?早く一人前になりたいなら…まずはそのトラウマを克服する事!」ポンッ

黒子「先輩…」クスン

固法「心配しなくても私がちゃんと手伝ってあげるから…ね?」ニコッ

黒子(厳しい方です…でも本当は優しくて…頼りになって…)ウルウル

固法「白井さん?」

黒子「で、ではトラウマと一緒に…私の背中も流して頂けますか?」サッ

固法「朝飯前よ♪お姉さんに任せなさい!」ゴシゴシ

黒子「えへへ〜ですの////」
(どの先輩よりも…誰よりも尊敬しております、固法先輩っ!)
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 20:07:28.19 ID:hug01MAO
親父「黒ショちゃん可愛いくなってたな〜乳デカいし」ニョホホホ

T「この巨乳好きが」

親父「で、だ……戻ってきたって事は寺を継ぐ気になったのか?」カチカチッ…フゥー

T「勘違いするなよ親父、風紀委員の合宿で世話になるだけだ…あとタバコやめろ」

親父「ジャッジメントってのが父さん何だかわからんが…その才能が地に埋もれる、か…まぁそれも良いだろ」ジュッ

T「良いのかよ、そんなアッサリ」

親父「お前はお前のやりたい事をやれ…死んだ母さんも、きっとそれを望んでる」

T「親父…」

親父「そんな事より父さんは小娘達のメアドゲットに忙しいのだ」メルメル

T「このIT坊主」
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:31:50.01 ID:XVQFn.AO
―――翌日

黒子「頂きました!覚悟してくださいまし!」ガシッ

固法「おっ?」

メキメキメキメキ…

黒子「なあぁぁぁぁっ!?」ギリギリギリ…
(お、折れる!折れる折れますのぉ!!)

固法「遅いわねー…空間移動能力者(テレポーター)の弱点って分かってる?」パッ

黒子「はぁ…はぁ…じ、弱点…ですの?」クスン

固法「そ、演算がデリケートだから相手を掴んで飛ばすまでに一瞬隙ができてしまうの」

黒子「し、しかしどうすれば…?」

固法「それは自分で考えなさい、今後の課題よ」
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:32:48.59 ID:gQZlKG2o
ktkr
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:35:24.25 ID:XVQFn.AO
黒ショ「どっっ…せえぇぇいッッ!!」ブンッ

ズダアァン!

オルバ「ぐっはー!?」

初春「おぉ〜お見事!」パチパチパチ

黒ショ「何をやっている!肉体派のお前がそんなのでどうする!?」

オルバ「もう勘弁してください」orz

イケメン「皆さん頑張ってますね、戦闘が苦手なボク達はお茶でもすすりましょうか」ズズー

柳迫「あ、イケメン!私にもお茶淹れてよー」

初春「平和ですね〜」ズズー

ガキ「テメェらちゃんとやれよっ!」カッ
(俺だってやってんだぞ!?)

T「目の前に集中しろ、小僧」

ガキ「だ、だってよぉ…」
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:36:36.20 ID:XVQFn.AO
柳迫「オルバーっ!黒ショ先輩に勝ったらデートしてあげてもいいわよ!」ニヤニヤ

イケメン「またそんなムチャクチャな注文を…」

オルバ「ピクッ」orz

黒ショ「ホゥ…まだやる気か?」

オルバ「デートデートデートデートデートデートデートデ」ムクッ

ボコンッ!

初春「…!?オ、オルバ先輩の身体が…!」

ボゴッ…モリモリモリ…

オルバ「ふしゅうぅぅぅ…最高にハイってやつだァ…」ドクンドクン…

初春「か、完全な肉体になっちゃいましたよぉぉ!?」
(と、戸〇呂弟!?)
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:38:05.83 ID:XVQFn.AO
オルバ「いや、Lv3の俺じゃ50%…ってトコだ」スッ…

黒ショ「フフ、面白い…!」ゴクリ
(来るかっ!?)

オルバ「ッシャオラアァァァッ!!」ブオッ!

ドガッシャアァァァン!

ガキ「わあぁぁぁ!?黒ショ姉ちゃあぁぁん!」
(やりすぎだ!絶対に潰れたぞ!?)

柳迫「いけいけー!」キャッキャ

イケメン(人間じゃねぇ…)

バキバキバキ…!

T「バカヤローっ!寺を壊す気かあぁぁ!」

オルバ「へへ…柳迫、約束通りデート…」ボコッ

柳迫「ん〜?まだ終わってないでしょ♪」ニコニコ

オルバ(な…)ゾクッ
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:40:21.04 ID:XVQFn.AO
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドド…

オルバ(なにィ!?)

ブオッ!

ガキ「え、えぇぇーっ!?」

初春「オルバ先輩の肉体が宙を舞うー!?」

オルバ「あ、姐―ーっ!」

黒ショ「さすがに…今のは危なかったぞ?」ヒュッ…

ドゴンッ!

オルバ「おぐッ!?あ゛…!」メキッ…

初春「き、決まったあぁぁっ!黒ショ先輩の腹部を貫く強ォォ烈回し蹴りィィ!!驚きです!私、初春飾利!驚きを隠せません!」ドキドキドキ

オルバ「」ピクピクッ

イケメン「大丈夫ですかオルバくん?死んでませんかー?」

柳迫「あっちゃー、やっぱ無理か」

黒ショ「オラーっ!次々と掛かってこんかーっ!」

ガキ「パネェ」
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:43:11.50 ID:XVQFn.AO
黄泉川「ここで問題じゃん!自分より高Lvの相手と戦う事になった、お前達ならどうする?」

ガキ「んなもん逃げるに決まってんだろ?黒ショの姉ちゃんは特別だよ」

T「ハァ…」

ガキ「戦闘でLv3程度の読心能力(サイコメトリー)なんて役に立たねっつの!」

T「だったらお前も身体を鍛えないとな」

ガキ「あ、やっぱそうなるのね」

黄泉川「Lvが高ければ強いってわけじゃないじゃん?今みたいに無能力者が高位能力者に勝てる事もある」

黒ショ「そう、能力者同士の戦いは所謂ジャンケン、相性がある」

ガキ「ねーちゃんには関係ないです^^;」

黒ショ「戦闘で能力に頼れない者は結局自分を鍛えるしか方法がないんだな」ウンウン

イケメン「鍛えるにしても時間がかかりますし」

柳迫「それに痛いし」

初春「怖いですぅ」ガクブル

黄泉川「正義の風紀委員に負けは許されない…遅れてるお前達は腕立て1000回じゃん!」
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:46:09.00 ID:XVQFn.AO
初春「また地獄の特訓が始まるお…」

イケメン「先生が目の前にいては…やるしかないみたいですね」ハァ

柳迫「変な筋肉ついたらやだなーっ」ブーブー

ガキ「俺もかよチクショーッ!」

黒子(固法先輩の能力も戦闘向きではありませんのに…きっと努力を積み重ねてこられたのですわね…)チラッ

固法「ん?白井さんも腕立てやりたいの?」

黒子「ちっ違いますわよっ!」ワタワタ



初春「はふうぅ…もう無理ですぅ!」ペタン

黒子「ヤレヤレ…また一回もできなかったんですの?」

初春「バカにしないでください!10回できましたよっ!」フンス

黒子「おぉ、成長してるではありませんか」
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:47:14.93 ID:XVQFn.AO
初春「研修より10倍強くなってますからね!戦闘民族も青ざめるインフラっぷりですよ」

黒子「0にいくつ乗しても0ですわよ?」

初春「この調子なら白井さん追い抜くのも時間の問題ですね!」ヘラヘラ

黒子「頭の中もお花でできてますの?」ゴクゴク

ガラッ

黄泉川「休憩終わり!さっさと道場に戻るじゃん!今度は座禅を組むよ!」



ガキ「正座…ね」ハァ

初春「足痺れますよ〜」

黒ショ「文句を垂れるな、自分だけの現実(パーソナルリアリティ)に集中しろ」

T「こんな機会めったにないんだからな」
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:50:07.82 ID:XVQFn.AO
黄泉川「まず目を閉じて…余計な事は考えず、力を抜いてリラックスするじゃん」

オルバ(リラックスリラックス…)スー…

黄泉川「でもリラックスし過ぎて集中を解くなよ?眠くなるからな」

黒子(自分だけの現実…空間移動能力者の弱点を克服するには…)スッ

固法(よしよし、ちゃんと集中してるみたいね!)チラッ

シーン……

初春(そんな事言ったって…足に気が行っちゃいますよっ!」モゾモゾ

バッチイィィン!

初春「にゃあ゛ぁぁ!?」ビクッ

親父「雑念が出ています」

初春「あ、有難うございます!」ペコ
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:50:51.50 ID:XVQFn.AO
柳迫「……」

初春(柳迫先輩ですら集中してる…私も頑張らないと!)

柳迫(早く帰りたいナー)

ガキ(相手に触れずに心が読めたら…俺も少しは強くなれんのかなぁ?)



…パンッ!

初春「わっ!?」

黄泉川「よーっし座禅終わり!夕飯にするじゃん!」

ガキ「メシだメシだーっ!」パタパタパタ

固法「どう?何か見いだせた?」

黒子「いえ…残念ながら」シュン

固法「そっか…ま、そんな時もあるわよ!」ポンッ

イケメン「時間が経つのは早いですね…」トコトコ

オルバ「こんな事してレベルアップに繋がるのかねー」トコトコ

初春「み、皆さん待ってくださぁい!」シビビ
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:52:46.25 ID:XVQFn.AO
柳迫「何寝てんのよ?」

初春「あ、足が痺れちゃいまして…先輩の能力で何とかなりませんか?」シビビビビ

柳迫「ほっほーぅどれどれ」ペタペタ

初春「わわっ!イタズラしないでくださいよっ!?」

柳迫「むむ!これは…」フニフニ

初春「や、やなぎひゃこしぇんぱぁい!」ワタワタ

黒ショ「何をやっているんだ…」ヤレヤレ

柳迫「先輩、飾利のほっぺた…摘んでみてください」ムギュッ

黒ショ「…!?このモチ肌は…く、癖になる!」ムニムニ

柳迫「美偉の乳といい…けしからん!けしからんぞ飾利っ!」ムギュギュッ

初春「し、白井しゃ〜ん!」ヒーッ
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:54:20.94 ID:XVQFn.AO
黄泉川「ぶわ――っはっはっはァ!てやんでぃべらぼうめっ!////」ヒック

親父「ささ!先生もう一杯…!」トクトクトク…

T「おいやめろバカ」

ガキ(センセー酒癖悪いなぁ…)

オルバ「教え子の前で酒飲むなよな…」モグモグ

黄泉川「うるへーガキんちょ共だにゃー!飲みたかったらテメェらも飲めばいいにゃん!?無礼講だぶれいこー////」ヒック

ΩΩ Ω(良いのか?教育者として…それで良いのか!?)

柳迫「にしても浴衣姿の先生は色っぽいねー!」

イケメン「いつもジャージですから余計に…」ゴクッ

柳迫「目の前にも浴衣姿のピッチピチなJKとJSがいるじゃなーい!」
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:56:19.11 ID:XVQFn.AO
イケメン「尻だけの女が何を言いますか、一発ヤるだけならお相手しますよ?」ニコッ

柳迫「キーッ!さてはアンタも巨乳好きかっ!?」ビシッ

黒ショ「何の勝負だ」

固法「ご飯の時くらい静かにしなさいよ…」モグモグ

黄泉川「うおーぃっ!飲んでるかメスブタ共ぉぉ////」ヒック

黒子「メ、メッ…!?」

黄泉川「オラ白井飲めっ!気分良いぞぉ////」ヒック

固法「先生飲み過ぎです…」

黒子「し、小学生にお酒を勧めないでくださいまし!」

黄泉川「ぬぁ〜にぃ〜!?私の酒が飲めないって言うのかぁ!?////」ヒック

黒子「ひいぃぃぃ!」
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 00:57:08.67 ID:XVQFn.AO
柳迫「あちゃー、こりゃダメだわ」

初春「と、止めてくださいよ先輩っ!」

柳迫「ムリムリ、こうなったらLv5でも止められ…」ヤレヤレ

黄泉川「勿論お前は飲むよな柳迫ぉ〜////」クイッ

柳迫「ぁうっ」グビッ

黒ショ「あ」

グビグビグビ…

黄泉川「ほ〜れ飲め飲め♪////」ヒック

柳迫「おごごごご!?」ジタバタ

初春「柳迫せんぱぁぁい!」キャーッ

T「と、止めろおぉぉっ!引き剥がせオルバ!」ワタワタ

オルバ「黄泉川先生!アンタいい加減に…!」ベリッ

黄泉川「あひゃひゃひゃひゃ!////」ケラケラ

柳迫「……」

固法「ち、ちょっと!大丈夫!?」

柳迫「////」ヒック
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/30(金) 01:11:40.49 ID:XVQFn.AO
固法「へ?」

柳迫「み〜いちゅわあぁぁぁん!」ガバッ

もにゅんっ

固法「にゃっ!?////」

柳迫「ちっくしょおぉぉ!ホント良い身体してやがるぜコイツぁよーっ!」モミモミサワサワ

T「ブ――――ッ!」

ガキ「キタ―――(゚∀゚)―――!」

固法「や、やめっ!やめてよぉ!////」
(み、見てる!皆が見てるぅぅ!)

柳迫「ケッ、良く言うぜ!男に見られて感じてる癖しやがってよォ!」モミモミモミ

固法「やだあぁっ!だ、誰か…!」

黒ショ「や、柳迫ッ!」ブンッ!

柳迫「お〜っと危ない」ヒョイ

固法「なっ何すんのよ!」クスン
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/30(金) 01:15:35.23 ID:XVQFn.AO
柳迫「うるせーぞムッツリスケベっ!どうせ透視で裸見て毎日オナニーばっかやってんだろ!?だからそんなデケーんだろ!?」

固法「そっそんなわけ…////」

オルバ「なる程な、お前の身体にはそんな秘密があったわけか…」

固法「えっ!?」

イケメン「良い事を聞きましたよ…当分夜のオカズには困りませんね」フフフ

固法「えっ!えっ!?」

固法「……」

固法「////」カアァァ…

柳迫「そんな変態共はこの柳迫碧美(16)が一人残らずジャッジメントしてくれるわーっ!」モミッ

黒ショ「どわーっ!////」

イケメン「つ、強い!」

初春「黒ショ先輩を圧倒しているー!?」

固法「ひ、酷い…!白井さあぁぁん!」ウエーン

黒子「おぉよしよし」ナデナデ

黄泉川「いいぞ柳迫ー!じゃんじゃんやるじゃんよ!////」ヒック

ガキ「そうだやれやれー!」
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:17:25.75 ID:XVQFn.AO
柳迫「ねーオルバぁ〜////」ムギュッ

オルバ「いぃっ!?」ドキッ

柳迫「やっぱりアンタも巨乳が好きなにょ〜?////」チラリ

オルバ「そ、そんな事ないぞっ!どっちかってーと控え目の方がだな!」ワタワタ
(ゆ、浴衣がはだけとるっ!?)

イケメン「なに真剣に応えてんです」

柳迫「えへへ〜そっか、そうなんら〜?////」ヒック

オルバ「あ、あぁ////」ドキドキ
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:18:13.51 ID:XVQFn.AO
柳迫「あっはっはっは!おーい皆聞いてよ!オルバって実はロリコンなんだってーっ!////」ヒック

オルバ「なぁっ!?////」カアァァ…

初春「えっ」

黒子「うわぁ…」

柳迫「飾利も黒子も気をつけないとねー!////」ヒック

オルバ「て、てめえぇぇぇ!俺はロリコンじゃねえェェ!!」

柳迫「ん〜違うの?じゃあ私がアンタの童貞奪ってあげよっか?昨日おぶってくれたお礼にさっ////」ヒック

オルバ「なん…だと…?」ゴクリ

柳迫「アハハ冗談だってバーカ!わははははっ!////」ヒック

オルバ「……」

イケメン(童貞の心を弄ぶとは…鬼ですね)
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:20:27.35 ID:XVQFn.AO
柳迫「あはははは!…は…ハァ、オヤスミナサ〜イ」パタン

柳迫「スースー」

初春「これは酷い」

固法「うぇ〜ん!」

黒子「よしよしですの」ナデナデ

黒ショ「うぅ////」ドキドキ

ガキ「チェッ、もう終わりかよ…オラ、起きろよオッサン」ペチペチ

T「う、うぅ〜ん」

オルバ「……」

イケメン「よしよしで…」スッ

オルバ「やめろ」ペシッ

イケメン「んふっ」
99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:26:08.73 ID:XVQFn.AO



―――寝室

柳迫「むにゃ…?」パチ

初春「あ、目覚めましたよ」

柳迫「あれぇ?私いつの間に寝てたのかな…」ゴシゴシ

固法「お、覚えてないの?」

柳迫「うぅん…美偉を押し倒して黒ショ先輩成敗してオルバおちょくったトコまでは覚えてんだけどな〜」

固法「要するに全部覚えてんじゃないの」

柳迫「テヘッ☆」コツン

黒子「未成年の飲酒はいけませんの!ジャッジメントですの!」

柳迫「不可抗力じゃん…あれ?黒ショ先輩は?」キョロキョロ

黄泉川「すぴー…」

黒子「黒ショ先輩なら…T先輩とどこかに行かれましたわよ?」

柳迫「ふ〜ん、一体あのゴリラのどこが良いんだろーね」ゴロンッ
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:26:43.25 ID:XVQFn.AO
初春「えぇっ!?黒ショ先輩ってT先輩の事好きなんですか!?」ワクワク

柳迫「アレ、知らない?」

初春「そりゃそうですよ!支部に配属されて数日しか経ってないんですよ!?」

柳迫「う〜ん、分かりやすく説明すると現在の戦況はこうね」カキカキ

黒ショ→ゴリラ

ゴリラ→固法

固法→柳迫

固法「いや明らかおかしいのが一つ混じってんでしょ」

柳迫「ありゃ?じゃあこうかな?」キュッキュ

黒ショ→ゴリラ

ゴリラ→固法

固法×柳迫

固法「だ〜か〜ら〜!」
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:33:05.18 ID:XVQFn.AO
柳迫「はいはいわかったわかった」キュキュッ

黒ショ→ゴリラ

ゴリラ→固法

固法×柳迫

黒ショ×柳迫

黒子×柳迫

初春×柳迫

初春「完全に柳迫先輩の自己満じゃないですか」
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:35:26.00 ID:XVQFn.AO
柳迫「あーもう!真面目にしたらいいんでしょ!」プンプン

黒ショ→ゴリラ

ゴリラ→固法

固法×柳迫

黒ショ×柳迫

黒子×柳迫

初春×柳迫

オルバ×柳迫

イケメン×柳迫

黒子×固法

初春×固法

ガキ×女子(柳迫除く)

親父×女子(柳迫除く)

イケメン×初春

イケメン×オルバ

初春「柳迫先輩どんだけフラグ立てたら気が済むんですか」

黒子「先程より酷くなっているような…最後のは一体?」
103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 01:37:52.07 ID:XVQFn.AO
柳迫「ほんの数ミリの可能性も捨てきらないとこうなるわけよ!」

固法「もういいや…寝る」モゾモゾ

柳迫「ちょっと!?」

初春「じゃあ私も〜」

黒子「お休みなさい、柳迫先輩」

柳迫「この扱いは何なのよー!」
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:37:39.52 ID:XVQFn.AO
―――墓地

T「南無」

黒ショ「……」

T「さ、帰るか」スック

黒ショ「…うん」

T「お袋は…俺が家を出た事、どう思ってんだろな」トコトコ

黒ショ「何だ今更」

T「親父はあんな事言ってたけどさ、実際幽霊と話せるわけじゃないし…どっちかっつーと消す方だし」

黒ショ「そんなもん知るわけないだろう」

T「ハハ…だよな」
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:39:30.17 ID:XVQFn.AO
黒ショ「こんな所でそんな話するなバカ」

T「何だ、怖いのか?」

黒ショ「あ、当たり前だっ!私だって女の子なんだから…!」ギュッ

T「お、おい!手…」

黒ショ「い、いいでしょっ!こういう時はその…男が女を守るもんなのっ!////」ドキドキ

T(あ、あっれーおかしいぞ?コイツってこんな可愛いかったっけ!?)

黒ショ「ま、まったく…////」プイッ

T(いやイカン、俺には固法が…)ブンブン

黒ショ「また…固法の事考えてたのか?」シュン

T「いっ!?いやその…」ワタワタ

黒ショ「私じゃあ…そんなに魅力ないかなぁ…?」
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:40:19.02 ID:XVQFn.AO
T「え?」

黒ショ「わかんないのか?私は子供の頃からずっと…ずっとお前が好きだったんだぞ!////」

T「ええぇぇぇ!?」

黒ショ「私の両親が引っ越して…お前と離ればなれになって寂しかった!でもお前も学園都市に来る事を知って…凄く嬉しかったんだぞ!」

T(俺…告られてる!?)

黒ショ「でも学校も違うし…だから一緒に風紀委員になろうって…Lv0の私が死ぬ気で努力して…!」

黒ショ「だから同じ支部に配属された時…本当に嬉しかったんだ!神様有難うって…」

T「ま、待て…!」

黒ショ「もう一度言うぞ…?私はお前が好きだ!大好きなんだっ!////」
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:42:22.01 ID:XVQFn.AO
T「……」

黒ショ「はぁ…はぁ…////」
(い、言った!言っちゃった!)

T「…悪い」

黒ショ「!?っ」

T「気持ちは嬉しい…けどやっぱり今はアイツの事しか考えられん」

黒ショ「そう…か、そうだよな…」プルプルプル

ズビシッ!

T「あだっ!?」

黒ショ「な〜んてな!ビックリした?」ニヤニヤ

T「…は?」キョトン

黒ショ「たまにはお前にも告白される側の立場になってもらいたくてな!まさか本気にしたのか?」ハハハ

T「…たく、酷い冗談だな」

黒ショ「うっ…」

T「…?どうかしたか?」
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:43:08.74 ID:XVQFn.AO
黒ショ「な、何でもない!じ、じゃあ私先に帰ってるから…また明日なっ!」タッ

T「あ、オイ!」

タタタタタ…

T「クソッ、何なんだよ…」



黒ショ「はぁ…はぁ…バカだ私は…卑怯者だ…!」ペタン

黒ショ「うっうぅ…もう嫌だ…!死んじゃいたい…」ポロポロポロ…

柳迫「ハァ…寝れるわけないわよね、トイレトイレ…」トコトコ

黒ショ「ぁ…柳迫…ヒック」ポロポロポロ

柳迫「く、黒ショ先輩!?一体どうし…」ワタワタ

黒ショ「ア、ハハ…私…フラれちゃったよ…」グスッ

柳迫「え…?」

黒ショ「好きだったのに…本当に好きだったのに…!うっうぅぅぅ!」ポロポロポロ

柳迫「ちゃんと…勇気を出したんですね?」ムギュッ
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:45:50.06 ID:XVQFn.AO
黒ショ「うん…うん!でも私怖くて…!逃げ道作っちゃって…アイツの優しさを利用して…!」

柳迫「そうですか…」ナデナデ

黒ショ「うっ…はぁっ、もう私…どうしたらいいかわかんないよぉ…!」ポロポロポロ

柳迫「だったらもう一度…いえ、一度と言わずに何度でも」

黒ショ「…え?」グスッ

柳迫「今度は逃げずに思いをぶつけましょう」

黒ショ「何を…言ってるんだ?そんなのできるわけ…」ウルウル

柳迫「あのゴリラだって美偉に何万回もアタックしてるわけですし…迷惑する理由はありませんよ!」

黒ショ「ハハ、そうか…やっぱりスゴいな、恋愛マスターは」クスッ

柳迫「そうと決まれば早く寝ましょ!寝不足はお肌の天敵ですからね!」

黒ショ「うんっ!」
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:50:03.46 ID:XVQFn.AO
―――翌日

ガラッ

オルバ「さっっ…!」ガクガク

ガキ「みいぃぃぃ!!」ブルブル

イケメン「う〜む…朝と言えどもこの寒さは異常ですね」

オルバ「おいさっさと窓閉めろバカ!」

ガキ「浴衣一枚じゃ風邪引くっつーの!」

ピシャッ

イケメン「ヤレヤレ…こんな状態で下山できるのでしょうかT先輩?」

T「まぁ何とかなるだろ」

イケメン「軽いですね…」

ガキ「大人しくロープウェー使えば良いんだよ兄貴!」

オルバ「自力で下りるってのがおかしいの!」

イケメン「ま、筋肉痛で動けない方もいるでしょうし…それが妥当ですね」
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:51:04.01 ID:XVQFn.AO



黄泉川「よーし!下山する前に一時間の座禅を組む!三日間しかなかった合宿だが少なからず得た物があるはずじゃん?」

初春(はうぅ〜筋肉痛が酷いです!)ビリビリ

黄泉川「それを絶対に忘れるな!心に刻み込んで自分の物にしろ、では始め!」

黒ショ(T、私はお前が好き…今は私の事を見てくれなくてもいい、でもいつか必ず…!)

黒子(この合宿で先輩に認めて頂きたかったのですが…私はまだまだ未熟者、少しずつ…少しずつ登って行きましょう)
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:51:35.07 ID:XVQFn.AO
パチパチパチッ…

親父「お〜寒い寒い」ブルルッ

ガキ「おやっさん、何焼いてんのさ?」

親父「焼き芋だ、もうすぐできるからな」

ガキ「…焼き芋だぁ?」

黄泉川「そう、親父さんが差し入れしてくださった、これで少しは温まるじゃん」

初春「やったぁ!ありがとうございます!」

黒子「ですの」

親父「よし、そろそろだな…」ガサッ

固法「わ〜い…ってあっつッッ!」ビクッ

T「おい大丈夫か、ちゃんと軍手をしないと火傷するぞ」スッ

固法「へっ?あ、ありがとうございます」

黒ショ「……」

柳迫「黒ショせ〜んぱい♪行きますか?」
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:53:14.90 ID:XVQFn.AO
黒ショ「で、でも邪魔しちゃ悪いし…」オロオロ

柳迫「恋は多少強引の方が良いんですよ、仕方ありませんね…」トコトコ

黒ショ「ち、ちょっ!?」

T「まぁいくら傷物になろうが俺の気持ちは変わらんがな!」ニヤッ

固法「は、はぁ…そうですか」タジタジ
(これさえ無ければ良い人で通るんだけどなぁ)

柳迫「あらま美偉ちゃん火傷しちゃったの?先生が直してあげるね〜」ギュッ

固法「へ?う、うん」トコトコ

T「ア、アイツ…邪魔しくさって…!」

黒ショ「な、なぁ!」
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:53:50.13 ID:XVQFn.AO
T「クソッなんだ、またからかいに来たのか!?」

黒ショ「き、昨日は悪かった!つい嘘をついちゃって…だから今日は本当の事を言いたい!」

T「気にしてねーよ、俺の精神はゴキブリ並み…」

黒ショ「お前がゴキブリなら私はアシダカグモだ!」

T「……何言ってんだお前?」

黒ショ(む、難しすぎたか!?)ワタワタ

黒ショ「つ、つまり!お前が好きって事!////」

T「へ?」

初春「わっ!こんなとこで…////」

ガキ「うおぉぉぉ!?」

T「あれ?ちょっと待てそれが嘘じゃなかっ…あれ?」

黒ショ「最後にごまかしたのが嘘なのっ!本当は好き!大好きっ!」グスッ

T「お、お前…」
115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:57:04.68 ID:XVQFn.AO
黒ショ「ヒック何も言わないで…どうせ答えはわかってるし…で、でも絶対に…うっ…絶対に振り向かしてやるんだからな!」ポロポロポロ

柳迫「よーし良く言った!」ナデナデ

T「な、泣くなよ!何か俺が悪いみたい…」ワタワタ

黒ショ「お前が逃げたっていつか絶対捕まえてやる!私はアシダカグモなんだから!」

固法(何だろう、良い場面なのに全然ロマンチックじゃない…)

T「わ、わかった!わかったから泣き止め!な?」オロオロ

イケメン「T先輩」ガシッ

T「だあぁもう!何だこんな時に!?」クルッ

イケメン「屋上」ニコニコ

オルバ「女を泣かせるたぁな…久しぶりにキレちまったよ」
116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:58:10.82 ID:XVQFn.AO
T「いやお前たち見てなかったろ!?見てたらそんな言葉出ないだろ!?」

黒ショ「わぁ〜ん!」

柳迫「さっさとそのゴリラ連れてってよ、先輩泣き止まないからさ」

イケメン「さ、行きましょうか、ボクの能力で素敵なフェイスにして差し上げますよ?」

T「それはやめろ!やめてくれ!」

オルバ「柳迫…俺はお前に用がある」

柳迫「フン、もしかして昨日の事怒ってんの?童貞くん」クスッ

オルバ「ど、どどどど童貞ちゃうわ!」

初春「先輩、ドーテーって何ですか?」

固法「し、知らなくていいのっ!////」
117 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 12:59:58.66 ID:XVQFn.AO
黒子「童貞とは異性との性的接触、つまりセックスをした経験がない男性の事を指しますの」

固法「ちょっ…!?」
(くっ…!優秀すぎるのも考え物ね!)

初春「ほぇ〜、ところでセックスってどんな事するんですか先輩?」

固法「そ、それは…////」カアァァ…

黒子「セックスとは異性間が愛を深めあう為に行う行為でありお互いの全てをさらけ出し絡み合い気分が高ぶったところで男性器、通称ペ」

固法「だ、黙りなさい白井さあぁんっ!!////」カッ!
118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 13:00:47.78 ID:XVQFn.AO
柳迫「ほ〜ぅ、アンタが非童貞ね…で、何の用かしら?愛の告白ならお断りよ?私の初めては美偉に捧げるって決めてるんだし」

オルバ「えっ」

固法「ちょっと待って、本っっ当に何を言ってるの?」

初春「やっぱり先輩レズなんじゃないですか」

オルバ「ど、どういう事だよ!?俺てっきりお前がただの遊び人だと思ってたのに…」

黒子(何だかオルバ先輩が可哀想ですの)

柳迫「勝手に人をヤリマンにしないでくれる?本気の恋なんてした事ないわよ、本当の遊び人はイケメンだけでしょ」ヤレヤレ

初春「固法先輩、ヤリマンって何ですか?」クルッ

固法(もしかしてわざと聞いてる…?)

オルバ「な、何だそうなのか…ハハハ」

柳迫「何よ?」
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/04/30(金) 19:44:22.79 ID:XVQFn.AO
オルバ「だ、だったら柳迫…俺と付き合えよ!」

柳迫「アンタ私の話聞いてたの?」

黒子(あぁ本当に可哀想)

オルバ「あぁクソッ!頼む固法、コイツに一回身体売ってやってくれ!」

柳迫「そうよそうよ!優しくするからさっ!」

固法「バ、バカ言わないでよっ!」

初春「固法先輩モテモテですね〜」

黒子「誰一人マトモではございませんが」

オルバ「くっっそおぉぉぉ!!」ウガーッ

固法「逆にコイツのどこが気に入ったのよ?オルバくんだけはマトモだと思ってたんだけど」

初春「ただ単に柳迫先輩がフラグ乱立するからじゃないですか?」

黒子「よくある事ですわ、オルバ先輩の勘違いですの」
120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 19:47:18.71 ID:XVQFn.AO
柳迫「ふ〜ん、そうかそうか…ヤッパリね」ニコニコ

オルバ「だ、だから…」

柳迫「でもダ〜メ!美偉も黒子も飾利も、あわよくば黒ショ先輩も!全員のヴァージンを頂く目的が私にはあるんだからっ!」

ΩΩ Ω(ね、狙われている!?)

柳迫「悔しかったら他の男と違うって所見せなさいよ、デートくらいならいつでもしてあげる!お金は勿論アンタ持ちでね?」

オルバ「チッ、本当に世話が焼ける我が儘女だぜ…」

柳迫「そいつに惚れてんのは一体どこのどいつよ?」フンッ

オルバ「だーっわかったよ!とにかく今度俺とデート!約束だからな!?」

柳迫「うん、おっけ〜♪」
121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 19:54:05.94 ID:XVQFn.AO
誰も見てないだろうけど一応訂正
>>120の前にコレが入る



オルバ「勘違い…」ズーン

柳迫「ねぇ、私の事…好き?」ニヤニヤ

オルバ「ぐっ…」

柳迫「私が今まで付き合ってきた男ってさー、私がキスもセックスもしないって言ったらすぐに別れるようなヤツばっかだったんだよね」

オルバ「……」

柳迫「勝手に告白して勝手に捨ててさ…結局は私が軽そうだから近寄って来るだけなのよ、男なんて皆そう」

固法(それはアンタの性格の問題では?)

オルバ「俺もそんな奴らと一緒だと思ってんのかよ…?」

柳迫「だって非童貞なんでしょ?」

オルバ「あ、あれは嘘だよ!今まで女と付き合った事すらねーよチクショウ!」
122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 19:55:23.37 ID:XVQFn.AO



初春「何だかんだで楽しかったですね、合宿!」ホクホク

黒子「そうですの、それは良かったですわ」

初春「私…風紀委員に入って良かったです!初めは凄い緊張しましたけど」

黒子「私も最初は…危険を伴う仕事ですから、もっとピリピリしているものだと思ってましたわ」フーフー

初春「年齢も学校も皆さんバラバラなのに…スッゴい楽しそうで…」

黒子「個性的なメンバーが揃ってますしね、これはこれで青春ですの」アチチッ

黄泉川「白井!初春!こっち向くじゃんよ!」

黒子「へっ?」
(カメラ…?)

初春「にゃは〜」

パシャッ
123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 19:57:22.98 ID:XVQFn.AO
ブロロロロ…

柳迫「やー終わった終わったぁ!」ノビノビ

ガキ「もうすぐ新学期かぁ…」

初春「私達は入学式ですよぅ!ね、白井さんっ!」

黒子「名門常盤台…生徒全員がLv3以上の実力者…私は風紀委員の役割を果たせるのでしょうか?」

固法「自信を持ちなさい、アナタは私の自慢の後輩なんだからっ!」ポンッ

黒子「先輩…////」

キキーッ!

ガキ「どわーっ!?」

初春「ひゃああぁぁ!?」

イケメン「ちょっ…運転手さん!?急ブレーキなどやめてください!」

運転手「す、すいません!急に人が出て来たもんですから…」
124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 19:58:11.73 ID:XVQFn.AO
黒ショ「ん…待て、何だあの人だかり…警察までいるぞ?」

黄泉川「よし、行ってみるじゃん」

ガキ「いややめよ!?こういうのもういいから!」

柳迫「私も反対で〜す」

ドオオォォォン!!

オルバ「はい爆発きましたー(笑)」

T「お約束の展開か…」ハァ

固法「一部お見苦しい台詞が御座いましたがどうぞ脳内補完してくださいね!」

黒子「ですの」
125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 19:59:42.34 ID:XVQFn.AO



警察官「くそっ!一体どうなってやがる…」

黄泉川「東京都学園都市の警備員(アンチスキル)、黄泉川愛穂じゃん!この騒ぎは何だ!?」ザッ

警察官「学園都市…もしかしてアンタ達の生徒の仕業か!?」

黄泉川「…どういう事じゃん?」

警察官「超能力を使う集団の立てこもり事件だ!職員が人質にされている!」

イケメン「学園都市外での能力の無許可使用ですか…人生を棒に振りましたね」

ガキ「どこのバカだよ面倒くせーな!」
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:01:05.83 ID:XVQFn.AO
警察官「身の代金の要求もしている!何とかならないのか!?アンタんとこの生徒だろ!?」

オルバ「んなもん知るかっ!警察は役に立たねーな!」

黒ショ「仕方ないだろう、能力者というものはそれ程厄介なんだ」

黄泉川「そういう事じゃん!そしてその能力者を取り締まるのが…」

黒子「我々、ジャッジメントですの!」ビシッ

固法「おぉ、気合い十分じゃない」

警察官「おい…まさかこの子供達に任せるつもりか?」

黄泉川「そのつもりだが?」

警察官「ふざけるな!こんな子供に何ができると…!」

黄泉川「目には目を…能力者には能力者を…だ、少なくともアンタ達よりは役に立つじゃん?」

警察官「くっ…!」
127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:03:03.12 ID:XVQFn.AO
能力者『あーあーマイクテスマイクテス…オラァァ警察のクソッタレ共ォ!金の用意はできたのか!?いつまで待たせやがる!』ピーガー

警察官『よ、用意はできた!だから人質の解放を…!』

能力者『だったらさっさと中まで持ってきやがれ!』

警察官『わ、わかった!今行かせる!』

能力者『オイ…何してる?』

警察官『は?』
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:04:43.23 ID:XVQFn.AO
能力者『は?じゃねーぞアホボケカス![ピーーー]!お前は100回[ピーーー]!金を持って来るのは市民のガキにさせろバーロー!』

警察官『し、市民を巻き込むのはダメだ!』

能力者『なら今すぐ人質ブチ殺されてぇのかァァ!?』

黄泉川「オイ、言う通りにしろ」

警察官「し、しかし…!」

黄泉川「今から現場の指揮は私が取る、専門職に任せてもらうじゃん?」ニッ

警察官「あ、あぁ…」

警察官『わかった!だから人質には手を出すな!』

能力者『チッ…さっさとしろ目糞鼻糞がっ!』ブツッ

警察官「これで…良かったのか?」

黄泉川「後は我々に任せるじゃん…決まったかお前達!?」
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:05:37.57 ID:XVQFn.AO
黒ショ「はい、金を持って行くのは白井です」

黒子「はいですの!」

黒ショ「白井が受け取り人を撃破した後、続いて我々も突撃します」

警察官「ひ、人質がいるんだぞ!?」

初春「いえ、受け取り人及びそのフロアにいる犯人さえ撃破できれば十分です…後はどうにでもなりますよ」カタカタカタカタ

警察官「ど、どうして…?」

T「話すより実際に行動した方が早いでしょう…先生」

黄泉川「うむ、白井…任せたぞ?」

黒子「お任せください」チラッ…

固法「ん?」

黒子(見ててください…先輩!)トコトコ
130 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:10:24.50 ID:XVQFn.AO
黒子「うぅ〜!重いですのーっ!一体いくら入ってますの!?」ズルズル

初春「白井さん頑張ってくださ〜い!」フレーフレー

警察官「ほ、本当に大丈夫か…?」



ガーッ

黒子「ううぅ…怖いですのぉ…」オドオド

能力者1「おー来た来た!うひょー可愛いじゃん!」ツカツカ

能力者2「お前…ロリコンか?」

黒子「お、お兄様達…超能力使えるって本当ですの?」ビクビク
(受け取り人は二人…人質は他のフロアでしょうか?)

能力者1「何だ見たいか?よーし行くぞ…ホレ!」パチン!

バチッ!
131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:12:01.85 ID:XVQFn.AO
黒子「わっ!凄いですの!火花が…!」
(ショボい…雑魚ですわね)ヒュパッ…

……ゴシャッ!

能力者2「ぐえぇぇっ!?」

能力者1「な…!?」
(カバンが…降って来ただと!?)

黒子「結構な大金が入ってるみたいですから…折れちゃったかもしれませんわね?」タッ

パシッ!

能力者1「こ、このガキ…!」ガクンッ

黒子「よっ!」ブンッ

ズダアァァン!

能力者1「がぁっ!?」

黒子「こちら白井!初春っ!?」ピピッ

初春「はーい、こちらもハッキングOKですぅ、突撃してください先輩方!」カタカタカタ

T「作戦開始だ!」

黒ショ「行くぞ!」

オルバ「応!」

固法「よし、上出来ね!」

黒子「ジャッジメントですの!!」
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:14:52.67 ID:XVQFn.AO
黒ショ「学園都市外での能力の無断使用、及び強盗の容疑で貴様らを拘束する!!」

能力者1「ジ、ジャッジメントだとォォ!?どうしてこんな所に…!」ミシ…ミシッ

黒子「お話を聞くのは我々ですの!」ヒュパッ!

ドシャア!

能力者1「ぐぅっ!?」

柳迫「おー出てきた出てきた」

警察官「取り押さえろっ!」ワーワー

能力者1「のわあぁぁ!?」

ガキ「兄ちゃん達さぁ…何でこんな事やってんのさ?お仲間何人?」

能力者1「ケッ、言うと思うか?」

ガキ「言いたくなけりゃ別に良いんだぜぇ?勝手に覗き見るから…よ?」ポンッ
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:15:36.06 ID:XVQFn.AO
能力者1「チィ…!」
(マズい!読心能力者か!?)

ガキ「ほぅほぅ…初春のねーちゃん、犯人像出すから書庫(バンク)開いてよ」

初春「あいあ〜い」カタカタカタ

ガキ「え〜とコイツとコイツ…」

能力者1(マズい…マズいぞ!)ドキドキドキ

ガキ「あん?何でお仲間なのに名前覚えてねーんだよ!面倒くせー面倒くせー!」

初春「ちょっと時間かかりそうですね…」

柳迫「イケメン、先にやっちゃいなよ」

イケメン「まったく…こんな美しくない顔に変装ですか…」ゴキッボキボキ…

ブサメン「声も変えまして…っと、あーあ゛ー」キュッ

能力者1「肉体変化(メタモルフォーゼ)!?」

ブサメン「では行って来ますね」シュビ
134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:17:21.40 ID:XVQFn.AO
柳迫「ぅおーい服服!」

ブサメン「おぉ、忘れてましたよ」ベリベリッ

能力者1「いやあぁぁぁ!////」

警察官「凄い…これが超能力者…!」ゴクリ

黄泉川「警察の歯が立たないのも仕方ないじゃん?たった一人で軍隊レベルと戦える者もいるくらいだ」

警察官「それ程なのか…?」

カタカタカタ…タンッ!

初春「出ました!犯人のデータを皆さんのケータイに送ります!各自確認してください!」

固法「ふ〜ん、最高位でもLv3か…楽勝ですね」ピッ

黒ショ「油断は禁物だぞ、固法」

黒子「固法先輩に限ってそんな事はございませんの」

T「安心しろ、俺が全員守ってやる」

オルバ「で、俺たちゃどうすりゃ良い?初春ちゃんよ」
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:20:13.53 ID:XVQFn.AO
初春『敵に気づかれるので監視カメラの機能は潰しています、つまりこちらでも皆さんや敵の状況は確認できません、音声のみとなります』

黒子「ならばどうしますの?」

初春『問題は敵の撃破…固法先輩の透視で慎重に進んでください、必ず相手の顔を見て能力を把握してから突撃する事!良いですね?』

固法「うん、わかったわ」

T「人質はどうなる?盾にされたら手が出せんぞ」

初春『人質が収容されている最上階の部屋の扉は電子ロックしています、ちょっとやそっとじゃ開きません』

初春『…しかし敵の中にLv3の電撃使い(エレクトロマスター)がいます、彼の前では無意味でしょう』

黒ショ「気づかれずに任務遂行…か」

初春『先程の犯人に変装したブサメン先輩に身代金を持って行かせます、そこから先輩には単独で各フロアの潜入捜査を』
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:21:48.96 ID:XVQFn.AO
ブサメン「…初春さん、ボクじゃないとわかっていても、その呼び名は落ち込みますよ」

黒ショ「おい早くしろブサメン」

オルバ「くくっ…ブ、ブサ…!」プルプル

ブサメン「了解ですよ…っと、重いですね」ズシッ

初春『隙あらば電撃使いを撃破して欲しいんですが…返り討ちに合う危険がありますので見つけてもスルーしてくださいね?』

ガキ『だから真面目に訓練やれっつったじゃんバカ兄貴』

ブサメン「以後気をつけます」ハハハ

柳迫『早くしないと敵さん怒っちゃうよー?』

ブサメン「そうですね…では皆さんお先に失礼」ニコニコ

黒子「さっきの能力者と性格が違いすぎますの…バレますわよ?」

ブサメン「チッ…これでいいか?」キリ

固法「役者ね〜ブサメンくん」

T「頼んだぞブサメン」

黒子「ブサメン先輩、ご無事で!」

ブサメン「お前ら後で屋上な」
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 02:58:40.44 ID:TCPVOsDO
ジャッジメント主役の話か
新しいな
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 19:52:57.04 ID:tPDziAAO



初春「はうぅ…」ガクガクブルブル

ガキ「落ち着きねーな」

柳迫「やっぱり怖い?初めての実戦は」

初春「そ、そりゃそうですよ!私がオペレーターなんて…皆さんの命預かってんですから!」

柳迫「ま、初めてにしては良く出来てる方じゃないの?このまま終われば私も楽なんだけどな〜」

能力者1「くくっ…お前らは何にもわかってねぇ」

ガキ「お?」

能力者1「ヒヒ、ヒ…俺達はこんな簡単に負けねぇ…何たって俺達には…」ガクガクガク

バタッ

能力者1「……」

黄泉川「どうした…?」

初春「え?」

ガキ「失神した…?」
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 19:58:07.41 ID:tPDziAAO
能力者「遅せぇ!一体何やってやがる!?」

能力者「いや、今連絡が入った…金は無事手に入れたらしい」

能力者「おほっ!じゃあさっさとトンズラかまさねぇと…」

ヒュンッ

黒ショ「安心しろ、私が無事に送り出してやる」ポンッ

能力者「え?」

能力者「だ、誰だコイツ!?一体どこか…あ゛っ!?」ズドッ!

黒ショ「しかし行き先は病院だが…」ニッコリ

能力者「野郎ぉぉぉ!!」

能力者「空間移動…能力者かっ!?」

ドゴンッッ!

能力者「ぎっ!?」メキョッ

オルバ「ったくよー…姐さんばかりに気を取られてんじゃねーぞ」

能力者「」ピクピクッ

固法(加減を知らないのね…床にめり込んでる…)ツンツン

能力者「な、何だコイツらあぁぁぁ!?」

能力者(クソっ!仲間に連絡を…!)ピッ

黒ショ「行くぞ白井っ!」
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:01:09.02 ID:tPDziAAO
黒子「はいですの!」ギュッ

ヒュパッ

能力者「ぶゴォ!?」ボグッ!

黒ショ「フフ…伝達はさせんぞ?」ミシッ…ミシッ

オルバ「オラアァァァ!」

能力者「ぎゃあぁぁぁ!?」

ドッタンバッタン

固法「数が多くてもあの二人だけで十分みたいですね……ん?」

T「だな」

黒子(このまま鎮圧したら私の見せ場がございませんの〜!)ソワソワ

固法「…ちょっと待って、扉越しに誰か…?うぅん、何かが来る!」ギュン!

オルバ「新手…!?気をつけろ姐さんっ!」

ズゴオオォォォ!!

黒ショ「なに…!火炎放射だと!?」
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:02:58.49 ID:tPDziAAO
発火「今のがリアルでなくて良かったな、リアルならお前はもう死んでるぞ」ザッ

オルバ「この顔…データにあったLv3の発火能力者(パイロキネシスト)…!」

能力者「来た!メイン炎来た!」

能力者「これで勝つる!」

発火「うるさい気が散る、一瞬の油断が命取り」ボッ…!

ブオォォォアッッ!

能力者「う…うわああぁぁぁ!?」

固法「え!?」

黒ショ「なにっ!?」
(仲間ごと焼き払っただと!?)

黒子「この火力…本当にLv3ですの!?」

能力者「ど、どうして…?」コンガリコゲコゲ

発火「アレを使ってもLv2止まりのテメェらなんざ必要ねぇ、金の取り分が減るだけだ…そこで死んでろ」

T「どういう事だ初春!?」
142 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:05:55.05 ID:tPDziAAO
初春『そ、そんなハズありません!書庫のデータに狂いがあるなんて…!その発火能力者はLv3です!間違いありません!』

黒子「し、しかし実際に…!」

発火「クク…驚いてやがるな?どうして俺がLv4相応の力を持っているのか…」

T「お前達は先に行け…相手がLv4なら俺がやるしかないだろ」

黒子「そ、そんな!」

黒ショ「わかった…行くぞ!」タッ

オルバ「早くしろ!」

黒子「せ、先輩!?」

固法「何やってるの!アナタの能力無しにどうやって人質を解放する気!?」ギュッ

黒子「あっ…!」グイッ
143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:09:02.76 ID:tPDziAAO
発火「逃がすと思うか?」スッ…

黒子「き…来ますわよっ!」タタタ…

発火「火炎放射(ファイアスロアー)」ボボッ…

T「破ぁ!」

ドッゴオォォォン!!

発火「な、なにィィ!?」

パラパラパラ…

T「…させると思ったか?」

発火「…おいィ?俺の炎を吹き飛ばすたァお前…」ボッ…

T(カッコつけたは良いものの…まずは焼けコゲたコイツらの救出…それからだ)

発火「経験が生きたな…」シュボボボッ

T「いいぞ?さっさと来い…」スッ

発火「死っ…ねえぇぇぇ!!」ブオッ!

ドオオォォアァ!
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:11:46.34 ID:tPDziAAO
黒子「あれほどの相手…T先輩一人にするのは賢明な判断とは思えませんの!」タタタ…

黒ショ「お前こそ…アイツをナメてないか?

黒子「わ、私はそんな事を言いたいのではなく!」

オルバ「安心しろ、あのオッサンは…俺達の中で一番強い」

黒ショ「誰かが加わっても二人の戦いに巻き込まれるだけだろう、それともお前が残って何かできるのか?」

黒子「そ、それは…」

固法「言ったでしょ?先輩の心配なんてしなくていいの」

黒子「…はい」

固法「今アナタがしなければいけない事…それを忘れちゃダメ」
145 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/01(土) 20:14:50.42 ID:tPDziAAO
ゴゴゴゴゴォォ…

T(くそ…暑いな…)グイッ

発火「おいィ?そんなゴミカス担いで俺を殺れると思ってんのかよ?」

T「聞こえるか初春!?窓から重傷者を放り投げる!警察の手を借りて受け止めてくれ!」ピッ

初春『了解です!』

発火「無視しやがって…余裕かましてんじゃねぇか、俺の怒りが有頂天だぞコルアァァァ!?」

T「うるっっさい!」ブンッ

バッリイィィン!

発火「おーおー流石は正義のジャッジメント!敵とはいえ自分より他人の命が大事ってかぁ?」シュボッ

ズオオォォォアァ!

T(コイツ…炎の中を自在に移動できるのか!?)

発火「だがあと何人いると思ってやがる!?テメェの訳わかんねぇ能力でいつまで防げ…」

T「チッ!」バッ

発火「おっ!?」

パァンッ!
146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:18:26.48 ID:tPDziAAO
T(爆ぜた…コイツの身体は…!)

発火「…ククッ!無駄無駄ァ!俺は炎と一体化してんだ!例え身体をぶった切ろうが…」

T「隙有り!」ポイッ

発火「おいィ?俺の話聞いてやがんのかぁ!?効かねぇんだぞ!?ちったぁ驚けよ!」

T「うるさい黙れ!お前の仲間が死にかけてるんだぞ!?」

発火「仲間ァ…?…ハッ!会って二日も経ってねぇ連中が仲間だって?」

T「二日…?何を…言っている?」

発火「言葉通りの意味だ…」シュボッ

T「ちょっと待て、お前達…出会って二日でこの犯行を計画したのか!?意味がわからんぞ!」

発火「俺をブッ飛ばせたら教えてやる…だからぁ…マジメに戦えクソ野郎があぁぁぁァ!!」ブオッ!
147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:23:09.83 ID:tPDziAAO
初春『皆さん!ブサメン先輩の活躍で戦闘を回避できる最短ルートが出ました!』

黒ショ「わかった!ナビゲートを頼む!」

初春『その通路から三番目の部屋の窓からのみ隣の建物に飛び移れます!そして9Fから人質が収容されている部屋まで飛び移ってください』

固法「その為には…この扉の向こうにいる能力者を撃破しないとね」ギュン…

オルバ「数は?」

固法「一人よ、この顔は…Lv3の水流操作!」

黒子「水の無いこんな場所で…恐るるに足りませんわ!私が行きます!」ガチャ

初春『水流操作…!?迂闊です白井さん!待ってくださ…』

バンッ!

黒子「ジャッジメントですの!無駄な抵抗は…」

プッ…シャアアァァァ!

黒子「……え?」

水流「水圧カッターってのはさ…コンクリートブロックさえキレーに切断できちゃうんだよね…」スッ…
148 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:24:48.13 ID:tPDziAAO
初春『これは…!スプリンクラーが作動しています!先程の発火能力者に反応して!?』

黒子「は、はは…言うのが遅くてよ?初春…」ヒクッ

水流「…バイバイ」ニッコリ

オルバ「も…戻れ白井ぃぃぃッ!!」ガバッ

シュバババババァ!!

黒子「い…やあぁぁぁぁ!!」
149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:26:40.27 ID:tPDziAAO
ザアアァァァ…

T「スプリンクラー…?どうやらお前…暴れすぎて墓穴を掘ったみたいだな」

発火「お、おいィ?冗談ダロ…?炎の俺には破壊力ばつ牛ン…」ボッ…ボボッ…

T「お前が焼き上げた奴らは全員逃がした…どうする?水が止まるまで待ってやろうか?」

発火「な…ナメんじゃねえぇぇぇ!!俺はパンチングマシンで100とか普通に…」バッ

パアァン!

T「無駄だ…弱ったお前の炎が俺に届く事はない」

発火「ぐ…!」ギリッ
150 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:28:29.50 ID:tPDziAAO
T「望み通り本気でやってやる…だから停止するのを待て」

発火「お前…本当にそれで良いのか?病院で栄養食を食べるハメになる」

T「お前もそれでは燃えきらんだろ……初春、スプリンクラーを止めてく…」ピッ

初春『T先輩!オルバ先輩が…オルバ先輩が私のせいで…!』

T「なんだと!?」
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:29:48.14 ID:tPDziAAO
水流「ハハハハハ!扉を閉めたところで何になる!?壁ごとエグり取ってやるよ!」

バリンバリンバリィィン!

固法(くっ…!高圧縮された水の矢!?これ程の技をLv3が…?)

黒子「そん…な…」ガクン

オルバ「ぐ…がっ…!…ケ、ケガはないか?白井…」ズキンズキンズキン

黒子「先輩…私を庇って…」

黒ショ「大した威力だな…これ程スッパリ裂かれるとは…」ドクドクドク…
152 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:31:22.77 ID:tPDziAAO
黒子「黒ショ先輩の脚まで…私の軽率な行動で…!」ウルウル

固法(マズい…心が折れる!?)

初春『私が…私が悪いんです!私がもっと…』

固法「気持ちを入れ替えなさい二人共っ!!」

黒子「!?っ」ビクッ

初春『ひっ…!』

固法「初春さん、スプリンクラー止めれるわね!?」

初春『は…はい!10秒…いや、6秒ください!』カタカタカタ

固法「白井さんは初春さんの合図で私を飛ばしなさい、場所は扉の正面5メートル前…わかった?」ギュッ

黒子「はい…ですの」
(そうですの…自分の役割を果たす!)

水流「アーッハッハッハッハ!!」

ザアアァァァ…キュッ

水流「……あ?」
153 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:34:56.02 ID:tPDziAAO
初春『止まりました!行けます!』

黒子「先輩!」ヒュパッ

水流「ちょっとちょっと!コイツぁ一体どういう…」ヒクッ

ヒュンッ

固法(ふふ…絶妙ね!)パシャッ

水流「え…!?後ろだ…」クルッ

ゴキンッ!

水流「う…うわあぁぁぁぁ!?俺のっ!…俺の腕があぁぁぁ!?」

パシッ!

固法「能力はスゴいみたいだけど…体術はてんでダメね」ブンッ

バッシャアァァァン!

水流「あがぁっ!?」

固法「床に溜まった水まで使われたら厄介だから…」ヒュッ

…ゴスッ!

水流「げふぁっ!?」ビクッ!

固法「容赦しないわよ?」

水流「」ピクピクッ
154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:38:08.42 ID:tPDziAAO
発火「俺達はとあるネトゲの住人で…二日前に初めて会った、オフ会ってやつだ…」

T「それがどうして?」

発火「へへ…大きなチカラを持った人間は誰でもそのチカラ誇示したくなる…珍しくないだろ?」

T「今それを言うって事は…負けを認めたのか?」

発火「んなわけあるか!テメェに貸しを作るのが嫌なんだよ!」

T「フッ、お前もなかなかどうして…漢じゃないか」

発火「それ程でもない」

ザアアァァァ…キュッ

発火「水が止まったな…お喋りはここまでだ」シュボッ…

T「あぁ…残りは後で聞かせてもらう、どうしてお前達のLvが上がっているのか…聞きたい事は山程ある」スッ…

発火「それは…テメェが炎を攻略できたらなぁぁ!?」ボッ!ボボボボッ!

ブオオォォォアァ!!
155 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:47:28.70 ID:tPDziAAO
T(コイツの炎は半端に吹き飛ばしても復活する…ならば)

発火「ハハハハハッ!…終わりにしてやるよジャッジメントォ!キングべヒんもスの炎でな!!」ゴゴゴゴオォォ

T「第 四 波 動」

発火「ハーッハッハ……え?」

ドッッ…!ゴオオォォォン!!

T「ならば…お前の炎を上回る範囲の波動で吹き飛ばす、それだけだ」

バシュウウゥゥ…!

発火「そんな…ア、アホな…!」ガクガクッ

T「力はセーブしてやった、だが…もう動けまい」ザッザッザッ

発火「強ぇな…テメェは」

T「お前もな」

発火「俺を強いと感じるなら…本能的に長寿タイプだな?…教えてくれ、テメェの名前を…」

T「俺はT、一七七支部所属…寺生まれのTだ」

発火「寺生まれ…か…」

発火「へへ…道理でな」ガクッ
156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:55:45.16 ID:tPDziAAO
黒ショ「悪いが私達はここまでみたいだな…」

黒子「黒ショ先輩…オルバ先輩…!ごめんなさいですの…」

オルバ「謝る前に送ってくれ…死ぬ程痛い」

黒子「は、はいですの!」ヒュパッ

黒ショ「焦るなよ白井…固法はちゃんとお前を見てくれている」ボソッ

黒子「…はい」ギュッ

ヒュパッ

固法「白井さん…立てる?」スッ

黒子「先輩…私…」シュン

固法「大丈夫、怖いのはわかってる…私がついてるからね?だから…」ポンッ

黒子「えぇ…参りましょう!」スック
157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 20:58:41.80 ID:tPDziAAO
柳迫「あーもう!次から次へとブラックコゲパンマンが…!」イソイソ

ヒュンッ

オルバ「どわっ!?」ベシャッ

ガキ「あ、兄貴!?真っ赤っ赤じゃねぇか!まさか通常の三倍…ってやかましわ!」

柳迫「ち、ちょっと大丈夫なの!?こんな血まみれになって…!」ムギュッ

オルバ「見ての通りだ…かなりヤバい」ゼーゼー

柳迫「や、やだ!頑張って!」ギュッ

オルバ「は、早く治してくれ…デートに行けなくなっちまうだろ…?」ヘヘ…

柳迫「えっ!?う、うん…」ドキッ

ヒュンッ

黒ショ「痛つつ…!」ヒョコヒョコ
158 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/01(土) 21:00:29.59 ID:tPDziAAO
柳迫「せ、先輩その脚!?大丈夫ですか?今すぐ…」ポゥ

黒ショ「あ、あぁ…すまん」

オルバ「ちょ…オイ!?俺の方が重傷だろ!?」ドクドクドク…

ぷちっ

柳迫「るっっさいのよ!ケガ人多くてこっちはイライラしてんのに!」ウガーッ

オルバ「えっ…え―――っ!?」

柳迫「そんなに言うなら楽にしてやるわよ!ホラ逝け!さっさと逝きなさいよ!」ゲシゲシッ

オルバ「おわーっ!?やめろ!蹴るな!マジで死…!」

ガキ「兄貴も大変だなぁ」
159 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/03(月) 03:00:55.68 ID:V4fE7YDO
ワクワクテカテカ
160 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/08(土) 00:07:35.10 ID:XdxuwUAO
http://imepita.jp/20100428/669670

http://imepita.jp/20100428/670370

http://imepita.jp/20100428/670370

http://imepita.jp/20100428/670560

http://imepita.jp/20100428/670700

http://imepita.jp/20100428/670900/7916

http://imepita.jp/20100428/671080
161 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/15(土) 14:52:23.35 ID:6ewdz6Io
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162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/02(水) 20:22:56.56 ID:hwEAWu.o
書き手のレスがないまま1ヶ月が経過したのでご案内〜

続ける意思がなくなった場合は以下のスレでHTML化依頼をお願いします
■ HTML化依頼スレ Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/

続ける意思がある場合は2週間に1度ぐらいでいいので生存報告をよろしくお願いします
みんなで仲良く製作速報を使えるようになるべく放置スレを減らしましょう
163 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/09(水) 23:50:27.09 ID:MgXrg3wo
1週間全くレスがなかったので誰もいないと判断してHTML依頼してきますね
おつかれさまでした
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