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勇者♀「孤児を一人貰い受けたいんだけど？」 -
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1 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
：2010/05/07(金) 02:30:44.62 ID:PI9Mkpw0
アリアハンの牧師「( ﾟдﾟ)
(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
( ﾟдﾟ ) 」
勇者♀「但し、イケメン限定。若い男の子でね！」
アリアハンの牧師「(；ﾟдﾟ) ﾊｧ……!?」
立ったら、ゆく～り書いていく。
1.5 ：
荒巻＠管理人★
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君が望む永遠～Latest Edition～ ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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ぶらじる ＠ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/
2 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 02:49:58.24 ID:PI9Mkpw0
勇者♀「アタシが誰だか分かってるでしょ？ つべこべ言わずにとっとと出しなさいよ」
勇者♀「さもないと、あらぬ容疑を掛けて一生牢獄で過ごさせるわよ」
アリアハンの牧師「((( ；ﾟДﾟ)))ｴ･･･ｴｴｰ!! 」
アリアハンの牧師「失礼ですが、勇者様は仲間をお探しで……でしたらばルイーダの酒場へ行かれるのが宜しいかと？」
勇者♀「あたしがその酒場の向かいで、何年過ごしてると思ってんの？」
勇者♀「１７年、１７年よ！ それも毎日窓から覗いていたわ」
アリアハンの牧師「そうで御座いましたね……」
3 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 02:58:17.99 ID:PI9Mkpw0
サーセンｗｗ寝ます。落ちます。明日から本気出す。
4 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/07(金) 04:09:32.06 ID:geDuogSO
落ちるの早すぎだろ
なら最初から明日やれと
5 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 07:56:31.03 ID:NmBqCxk0
勇者♀「此処５年は部屋から一歩も出ずに、ニートを満喫して居たっていうのに、いきなり見知らぬ兵士に扉を蹴破られ、城まで強制連行させられた挙句」
アリアハンの牧師「はあ……」
勇者♀「王様に『おお、オルデガの子供ともあろう者が引き籠ってしまうとは情けない！！』なんて馬鹿にされた挙げ句、パパに代わって魔王を倒して来いッて言われてみなさいよ！」
アリアハンの牧師「なる程……そりゃ、死にたくなりますわな」
6 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 07:57:40.97 ID:NmBqCxk0
勇者♀「ええ、一瞬クーデタでも起こしてやろうかと本気で思ったわよ。でも、そんな事はどうでもいいのよ」
アリアハンの牧師「と、言いますと……問題は他に或るという事ですか？」
7 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 08:05:57.97 ID:NmBqCxk0
勇者♀「そう 魔王を倒せってんなら倒すわ！やってやろうじゃないの。でもそれには、仲間が必要よね？」
アリアハンの牧師「で、御座いますな……」
勇者♀「……だけど、ルイーダにはロクな人間がいないって事よっ！」
アリアハンノの牧師「…………」
8 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 08:13:17.35 ID:NmBqCxk0
勇者♀「よぼよぼのジジイの説教や、蒸苦しい脳筋馬鹿、鉄面皮の戦闘狂なんてお呼びじゃないのよ！」
アリアハンの牧師「（……ひでぇな、この女）」
勇者♀「そこで、目を付けたのがこの協会と来れば、もう、答えは分かるわよね？」
アリアハンの牧師「Σ（ﾟдﾟlll） まっ、まさか!? アレを寄越せと申されるんですか？」
勇者♀「そう、あの子。 若干12才で『賢者』なんですってねぇ～ 行く末はダーマ神官か大魔導師ってかぁ？」
アリアハンの牧師「止めなさい、あの子はっ！ アレはあなたの考えてるような…」
9 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 08:29:34.19 ID:NmBqCxk0
勇者♀「ど喧しい！」ﾄﾞｶｯ！
アリアハンの牧師「ギャンッ！」
勇者♀「救世主が仲間にしてあげるって行ってんのよ！涙を流して喜ぶのが筋ってモンだろうがっ、あぁ？ｺﾞﾗｧ！」ｶｯ.ﾊﾞｷｯ!!
アリアハンの牧師「ゴ……ャ、ヤメ……ﾃｸ……ゴﾀﾞ」ﾄﾞｶｯ!
勇者♀「それとも何か？ 女子供に世界の運命共同体全部追っ着けて、自分だけは例外かぁ？」ｺﾞｽｯ.ｶﾞｯ!!
10 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 08:46:39.99 ID:NmBqCxk0
牧師「ﾏｼﾞﾅｻﾞｲ……………ｱ…ﾚﾊ…………」ﾊﾞｷｯ.ｸﾞｼｬ!!
勇者♀「テメェそれでも聖職者かｯ！ ｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗ…」ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞﾝｯ！！
アリアハンの牧師「ｷ………ﾏﾚﾃｲ…………………ケﾞﾊﾞｾﾝ…ｯ…………………
…………
勇者♀「わかりゃあいいんだよ(ﾁｯ、やっと静かになりやがったか…)」ﾃﾏｶｹｻｾﾔｶﾞｯﾃ
11 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 08:50:53.30 ID:NmBqCxk0
勇者♀「じゃ、ガキは貰ってくわ。勇者の仲間になるんんだから、光栄に思いなさいよ！！」
【…と、いう訳で】
勇者♀「『こんにちわ☆可愛い賢者君♪』」
賢者「あ、勇者のお姉ちゃん！今日は、一段と綺麗だね♪」ﾆｺｯ
勇者♀「（嗚呼、可愛い……可愛すぎる/////）」
勇者♀「(食べてしまいたい、否。喰べられたいっ!!!//////）」ﾄﾞｷﾄﾞｷ…
12 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 08:59:36.60 ID:NmBqCxk0
賢者「どうかしたの、勇者さま？」
勇者♀「あ、うん。今日は大切なお願いがあってね☆」
賢者「僕に出来ることなら、何だって言って」
勇者♀「ありがとう。実は牧師さんにはもう了解を取ってきたの。後は、キミ次第なんだけど……」
13 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 09:03:23.08 ID:NmBqCxk0
と、こうして私達はアリアハンの街をスタコラサッと旅立った。
冒険に出てさえしまえば 、例え全滅しようが後はこっちの思うがままだ。
勇者♀「（そうよ、レーベでは早い。ロマリア……せめて旅の扉を抜けるまでは我慢よ、私っ！）」ﾎﾞｿ…
賢者「ん？ 何か言った、勇者さまぁ？」
勇者♀「なんでもありません/////！」
勇者♀「(まあ、兎に角。未来の超イケメン賢者を旦那Ｇｅｔだぜ！ザまぁっ!!!)」
賢者「」ﾍﾝﾅﾉ?
14 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 09:04:40.75 ID:NmBqCxk0
アリアハンの外
勇者♀ Lv.１→２（ひきこもり）
賢者 Lv.９(美少年魅力:255↑)
所持金：５７Gold
15 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/07(金) 10:30:12.53 ID:vk0r.YDO
この勇者、個人的には嫌いじゃない
あとからすのえんどうって
からす"の"えんどうじゃなくて
からすなえんどう のなまったのだったて
あなたのコテ見て知ったわ
まあつまり面白そうなんで頑張ってください途中で飽きて放置しないでね
と言いたい
16 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/07(金) 12:32:26.16 ID:uQi6JkAO
引きこもり勇者♀は
前に読んだ別のSSを思い出すな
あっちの勇者はここまで強気じゃなかったが
立て逃げに成らないように頑張って
17 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 13:55:23.02 ID:n5JVLA60
人
（*ﾟ-ﾟ） スライム があらわれた
￣
勇者♀「うはっ、最弱モンスターｋｔｋｒ！ しかも、ボッチ」ﾌﾟｯ
勇者♀「コイツなら、ニートの私でも勝てる！」ｺｳｹﾞｷ ｺｳｹﾞｷw
勇者♀「えいっ！」
スライム「ギ……」ｻｸｯ
18 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 13:57:31.19 ID:n5JVLA60
人 スライム に２ダメージ…
（＃ﾟ-ﾟ） スライム は怒っている！
￣
勇者♀「 えっ、 あれぇ…？」
人
(,,#ﾟДﾟ):∴;'･,;`:ｺﾞﾙｧ!!
￣
スライムの攻撃！！
勇者♀「キャンッ」
19 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 14:00:47.06 ID:n5JVLA60
賢者「勇者さまっ！ メラッ」
スライム「ギャーー」ﾎﾞｯ
スライムを倒した
賢者「大丈夫、勇者さまぁ？」
20 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 14:02:40.85 ID:n5JVLA60
勇者♀「きゅぅ……スライム一匹だったら、勝てると思ったのにぃ」
賢者「油断しすぎだよ。一寸の虫にも五分の魂！ 窮鼠猫を噛むって言うでしょ」
勇者♀「反省した。 考え変わった。 今、変わった」
賢者「じゃあ、次は気を抜かないでよね」
21 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 14:54:42.33 ID:Q0th/bU0
ノ＾ ､
,;' ヽ スライム があらわれた！
{, ･∀・}
`ー---ｰ’
勇者♀(さっきは、油断しただけよ。今度こそ倒してやるんだから)
勇者♀「こん糞畜生が！ さっきはよくも殺ってくれたわねッ！！」
勇者♀「氏ねや、ゴラｧッ」ｶｯ!
22 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 14:58:44.30 ID:GgB2IaA0
ノ＾ ､
,;' : : : : ヽ スライム に１ダメージ
{, : : : ･∀・} スライム は…………
`ー---ｰ
ノ＾ ､
,;'.#;;;;;;.ヽ もの凄く怒っている！
{;;;;;;;ﾟﾟДﾟﾟ)}
`ー--ｰ~
勇者♀「(´・д・`)ごめんなさい…」
23 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 15:28:58.03 ID:GgB2IaA0
スライムの攻撃「(,,#ﾟДﾟ):∴;'･,;`:ｺﾞﾙｧ!! 」
勇者♀「げふぅっ…………」ﾄﾞｶﾞｯ!!
賢者「……メラ」ﾂｲﾃﾞﾆ ﾎｲﾐ
スライムを倒した。
24 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 15:30:53.70 ID:GgB2IaA0
､、､、
,r ´￣`ヽ、
-'､ _tヶ_,}
/ ! l ､ ヽ、
! r｜ ＼ ＼ ＼
l l| | `ト-ゝ. !
ヾリ / V おおがらす があらわれた
彡三,_爪ー爪
彡彳r､ r‐､ ヽ
| Uj L_｣ 丿fﾞ |
ｿ┬-､ _r'"
└┴┴'⌒´
勇者♀「＼(^｡^)／」ｵﾃｱ~ｹﾞ
25 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 15:31:50.99 ID:GgB2IaA0
賢者「ヒャドーーッ！！」
おおがらす「ギャーー」ﾎﾞｼｭ!
おおがらすを倒した。
26 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 15:33:44.01 ID:GgB2IaA0
賢者「…………」
勇者♀「………」
賢者「……」ｲﾗｯ
勇者♀「(´・д・`)ごめんなさい…」
賢者「うん、お姉ちゃんが弱いことは分かったから。気にしないで、早く強くなってね」
勇者♀「はい…努力します」
27 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 16:59:55.14 ID:vyOkpKc0
>>15-16
頑張ります。
28 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 17:08:04.74 ID:vyOkpKc0
【レーベの村】
勇者♀「うぐぅ、やっと着いた」
賢者「どうにか辿り着いたね」
勇者♀「スライム一匹があんなに強いなんて知らなかったわよ！あれ本当に最弱モンスターなの？」
賢者「流石に間違い様がないよ、勇者さま」
29 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 17:30:18.26 ID:vyOkpKc0
勇者♀「一体…魔王てのは、どんだけ強いのよ？」
賢者「インフレーションが天井を飛び越えてるのは確かだよ」
勇者「それを言っちゃったらお終いでしょ？」
賢者「そうだね。で、これからどうするの？」
勇者♀「先ずはここを拠点にレベルアップね。スライム位笑って撲殺出来なきゃ話にならないわ」
30 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 17:47:39.17 ID:vyOkpKc0
そうして暫くはレベルアップと装備の充実を図った末、二人は旅の祠まで辿り着いた。
（勇者♀のLv.１２。 賢者がLv.１１）
勇者♀「で、どう言う訳で壁が塞がってるの？」
賢者「魔法で封印されてるって話だよ」
勇者♀「これじゃ、ロマリアに行けないじゃない」
31 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 17:50:35.59 ID:vyOkpKc0
賢者「大丈夫ｯ、僕が居るから！」
勇者♀「大丈夫って、どうやって………」
賢者「お姉ちゃんは下がっててね」ﾆｺｯ♪
勇者♀「え？ あ、うん/////」
32 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/07(金) 17:54:57.11 ID:A/Dps6AO
支援
33 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 17:57:15.36 ID:vyOkpKc0
賢者「 …………暗黒よー！ 闇よっ！！ 」
勇者♀「暗黒？……闇？？？」
賢者「 ……腐海の混沌より禁断の黒煙を呼覚ませ」
勇者♀「闇ぃ!????」
34 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 17:58:30.87 ID:vyOkpKc0
賢者「 パーラ・ノードイ・フォーモー・ブルール・ネーイ
勇者♀「え？…へ？」
賢者「 ……ヴァセ・イーダー・イー・エイダー・ネール・アイドール」
勇者「あっ(やばい、なんかやばい。圧倒的にやばい！！)」
賢者「 ……ヘーブン・ンヘイル・イア･イアンンマ」
勇者「賢？ チｮｯ…（待て、お前っ！？）」
賢者「 ……ダイオミ・ギーザ・オージ！」
35 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 17:59:22.33 ID:vyOkpKc0
勇者♀「待てｪーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！」
賢者「死黒核爆烈地獄 (ブラゴザハース) 」ｶｯ
36 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:00:06.55 ID:vyOkpKc0
__,,:::=========:::,,_,__
...‐''ﾞ . ｀ ,_ ｀ ''‐...
｜｜ ..‐´ ﾞ ｀‐.. ヤッタネ！
─ ／＼ ／ ○ ＼
／＼／＿.........;;;;;;;;;;;;;;;;::´ (⌒,) .l ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;................. ｜｜｜
─── ／ ﾞﾞ .' ￣ ヽ ＿＿ , ─| ヽ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;......。・ ・ ・
／ / ヽ .| ﾞ: ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;
ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;............ ;ﾞ ヽ l ﾞ; .............;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. .ヽ ./ ..................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ____
::::日F|xxx・,`:::::::::::::::::: ﾞﾞﾞﾞﾀ.ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ./ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!ﾞﾞﾞﾞﾞ ::::::::::::::::::`'*[] H]. |[][]|:
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::::口旦 E=Д;‘｀::::::::::::::::::::: /ﾞ||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|!!|;(ﾞ ::::::::::::::::::::::"‘、Дロ::::
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37 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:04:13.11 ID:vyOkpKc0
>>16
うん。実は私も……読んでた訳です
王「おお、勇者♀よ………死んでしまうとは情けない！」
勇者♀「アタシも最初の死に方が、あんな風になるなんて思ってもいませんでした……」
王「全く嘆かわしい。言っておくが、お前には何の援助もせんからな！！」
勇者♀「（な！？……ﾌﾞﾁﾌﾞﾁ）」
王「早く行け、このハイツクバッタ。目障りじゃあ！」
勇者♀「（ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷｯ！）」
勇者♀「言われなくても、そうしますよ！！」
38 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:04:44.17 ID:vyOkpKc0
再び、アリアハンにて
アリアハンの外
勇者♀ Lv.１２（ひねくれもの）
賢者 Lv.１１(超絶美形美少年賢者 魅力:255↑)
所持金：５２０→２６０Gold
○賢者の死黒核爆烈地獄 (ブラゴザハース)により自爆
コメント：賢者「一度やってみたかったんだ。でも、失敗しちゃったｯw（ﾃﾍｯ♪）」
39 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:06:31.86 ID:vyOkpKc0
賢者「……ごめんなさい」
勇者♀「いいのよ。誰だって失敗はあるわ」
賢者「本当、怒ってない？」
勇者♀「大丈夫よ」
40 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:07:21.47 ID:vyOkpKc0
賢者「天光満つる所に我はあり 黄泉の門ひらく所に汝あり
出でよ 神の雷 インディグネイション｣
○所持金：２６０→１３０Gold
ー０２１
賢者「 黄昏よりも昏きもの 血の穢れより紅きもの」
賢者「 ……時の流れに埋もれし 偉大なる汝の名において」
賢者「 ……我ここに闇に誓わん 我ここに闇に願わん」
賢者「 ……我等が前に立ち塞がりし 総ての愚かなる者に」
賢者「 ……我と汝が力もて 等しく滅びを与えんことを！」ｶｯ
○所持金：１３０→７５Gold
41 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:07:56.89 ID:vyOkpKc0
王「おお、勇者♀よ…………」
勇者♀「…………」
王「……てめぇ、嘗めてんのか？」
勇者♀「モウシワケアリマセン（ﾌﾞﾁﾌﾞﾁ……）」
賢者「ごめんなさぁ～い♪」
42 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:08:33.26 ID:vyOkpKc0
王「一体何時まで城の周りを這い回ってんだ、手めぇらは？あぁ？新種のヒキニートか、ええ！？ 笑えねえんだよ！」
勇者♀「（ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ……）」
王様「然もそこら中にクレーターの大穴あけやがって、ルーラのつもりか？あ、ｺﾞﾗｧｯ！？」
勇者♀「カエスコトバモゴザイ（ｙ……」ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ
王「分かったら、とっとと魔王を倒してこい！今度大地に大穴をあけたら一生牢屋にぶち込んでやるからな！」
勇者♀「(死んじまえ、愚王がッ……)」ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ
43 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:12:57.93 ID:vyOkpKc0
賢者「何も、あんな言い方しなくても」
勇者♀「………」
賢者「ほんの少し地図の形が変わっただけなのに」
勇者♀「お前……ちょっと黙れ」
賢者「あ、怒った？ やだなぁ～冗談だってばｗｗ」
勇者♀「(こっちは冗談じゃないわよ……)」
44 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:15:50.68 ID:vyOkpKc0
勇者♀(最悪だ……こいつの本性を見誤っていた)
勇者♀(最初の爆発の後、直ぐに協会へ行ったがそこは既にもぬけの殻だった)
勇者♀(牧師は、この事体を見越してとっととトンズラこいたに違いない)
勇者♀(そして冒険者を雇ったわけではないから、ルイーダに置いていくことも出来ない)
勇者♀（クッ、このガキッ！）
勇者♀(容姿とは裏腹にとんでもない爆弾小僧、イヤ、爆薬庫だった)
45 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:16:50.51 ID:vyOkpKc0
勇者♀(まず何よりも、魔翌力の容量がとんでもない……常人の３百倍はある。そしって厄介なのは、それを禄にコントロール出来ない事だ)
勇者♀(放っておくと、何をしでかすか分からない。しかも脳天気で行動が馬鹿と来ている！ とんだ計算外だ)
46 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:17:38.85 ID:vyOkpKc0
勇者♀「（つまり、教育が必要って事ね）」
賢者「……ねえ、勇者さま」
勇者♀「言っとくけど、アタシだって馬鹿じゃない！振り回されるのはもう御免よ！」
賢者「……うん」
47 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:20:43.36 ID:vyOkpKc0
勇者♀「アンタは昔のアタシに似てる、と言うかそっくりよ」
賢者「え どういう事？」
勇者♀「アタシが５年間引籠もってたのはどうしてだか分かる？」
賢者「働く気が無かったんじゃないの？」
勇者♀「（即答しやがった、このガキっ、ﾏｼﾞ、絞めたろかっ！）」ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ
48 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 18:21:42.08 ID:vyOkpKc0
賢者「あ、違うんだ」
勇者♀「あんたと同じ１２才からよ。部屋に引篭もったのは……それでも分からない？」
賢者「え………」
勇者♀「嫌になったのよ。周りの大人たちの態度に、何もかも！」
49 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:03:36.40 ID:vyOkpKc0
正当なる勇者の血を引く唯一の一粒種。
人類に残された最後の希望――救世主。
そうやって周りの大人たちは、まるで腫れ物の様に勇者を扱った。
たかが１０才の子供、しかも女の子に表面上媚びへつらった。
だが、腹の中などまるで分かったものじゃない……
50 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:10:11.65 ID:vyOkpKc0
賢者も同じだ。
膨大な魔翌力を秘めているにも関わらず、それをどうして良いか分からない。
本人が望まない程大きすぎる力――大きすぎる運命――をもって生まれてしまった。
たかが１2才かそこらの子供がである。
51 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:11:13.18 ID:vyOkpKc0
勇者♀「アタシだって、普通に生まれたかったわよ」
賢者「お姉ぇちゃん？」
勇者♀「アタシだってっ普通に恋がしたかったわよ！」
賢者「お姉ちゃん……」
勇者♀「友達だって欲しかった！家族と一緒に暮らしたかった！パパと一緒にいたかった！」
勇者♀「みんなが持っているモノを、アタシだって欲しかったっ！」
賢者「……」
52 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:12:46.96 ID:vyOkpKc0
勇者♀「勇者になんか成りたくて生まれて来たんじゃない！」
勇者♀「アタシは唯……、普通でいたかったのに」
賢者「お姉…ちゃん……」
勇者♀「でも、出来るわけ無いじゃないっ！」…
…………
………
……
…
53 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:14:10.02 ID:vyOkpKc0
賢者「…さい………免なさい、ごめんナサイ、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ……」
勇者♀「だから、アタシは賢者を見捨てない。他の誰が見捨てても……」
賢者「うん……」
勇者♀「あんたを特別扱いもしない」
賢者「うん……」
54 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:15:31.75 ID:vyOkpKc0
勇者♀「だから、もう安心しなさい。アタシがずっと、あんたを守ってあげるから………」
勇者♀「だから、もう無茶はご免よ。分かる？」
賢者「うん。分かった」
55 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:18:28.40 ID:vyOkpKc0
【ロマリア】【賭場】
ディーラー「１９！」
勇者♀「２１。ブラックッジャックよ」
ディーラー「ｯ…お、お見事です。４０５６Gの獲得です……」
賢者「（行けます。もう一枚有りますから……）」ﾎﾞｿ
勇者♀「そう……倍プッシュよ！」
ディーラー「そんな馬鹿なっ！？」
56 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:27:10.73 ID:vyOkpKc0
勇者♀「馬鹿で結構、続行よ」
ディーラー「(イカサマ？ 魔術？ 否、有り得ない…ｽｶｳﾀーには何の反応もない）」
ディーラー「（なのに何故……コイツは勝ち続けられるんだ？）」
普通に考えたら、ブラックッジャックで１３連勝する確率は１／１兆１３００億。
勝てる様な確率ではない……
６組のカードがランダムに混ざったシューターから出目を予想することは不可能だ。
だが賢者は、その順番を全てを丸暗記していた。
天才的な記憶力を持つ賢者にしか出来ない事だろう。
57 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:28:13.59 ID:vyOkpKc0
勇者♀「（既に、金は２万Goldを超えている……この先の路銀には一切困らない筈だ）」
ディーラー｢チェック！コールしますか？｣
賢者「（相手は１７、次のカードは4。こちらが15。逆転できます…）」ﾎﾞｿ
勇者♀「(なら、丁度良いわね) こなまま、勝負よ！」
ディーラー「こちらは更に一枚加えて……２１！ ブラックジャックです」
勇者♀「１５。アタシの負けね…もう一回ぐらい勝てるかと思ったのに」
ディーラー「欲を張りすぎでしたね」
勇者♀「ええ、今のでツキを無くしたみたいね……帰るわよ、賢者」
賢者「……うん」
58 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:29:50.53 ID:vyOkpKc0
…………
賢者「どうしてワザと負けたのさっ！」
勇者♀「何言ってるのよ、７５Goldが２６，７４２Goldに成ったのに」
賢者「そうじゃなくて、最後の勝負の事だよ！」
勇者♀「ああ、あれは無事に帰る為よ」
賢者「……あっ、成る程」
59 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:30:34.08 ID:vyOkpKc0
勇者♀「アンタ、そんな事も分からなかったの？」
賢者「別に、いいじゃないか////」ﾌﾝｯ!
勇者♀「(ｸｽ……やっぱりまだ子供なのね♪)」
60 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/07(金) 19:30:50.79 ID:uQi6JkAO
アメフト漫画でもやってたな
イカサマじゃないイカサマ
61 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:31:27.44 ID:vyOkpKc0
賢者「じゃあ、この後はどうするの？」
勇者♀「う～ん、何も考えてないわよ」
賢者「なら、いい方法があるよ。付いて来て」
勇者♀「何？」
賢者「ロマリアには、僕の知り合いが居るんだ！」
62 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:32:31.32 ID:vyOkpKc0
言われて、賢者について行ってみるとそこは小さなあばら屋だった。
賢者「待たせたね、紹介するよ。僕の師匠のスナイパーさんだよ」
63 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:33:19.33 ID:vyOkpKc0
,l";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'i,
,l";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;く￣｀ `''=;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾞl、
,,,,L;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀i, _,,,,、 ﾞ'''li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i､
.,i",-..,.ﾞヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l" ｀ .~ヽ、 ~'=i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i､
ﾞ,l´;;;;;;l l;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ''',,,=＝二^'''i､ ﾞ' ,、 ﾞﾞﾞ'!i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
｀ｲ;;;;;;| |;;;;;;;;;!" ヽ,,,_ ﾞﾞi;;;;;;;;ﾞl,, i､ `ﾞﾞヽ､;;;;;;|
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l, /;;;;;;;;i' _,,r‐‐''"｀ | l, ﾞﾐ'a .､_ｯ//
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ﾞ､;;ヽ､::ヽ jll､,,,,,,,,,,,,,,.:'',、:::::::::::::::,,ｿ"
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ヽ;;;＼:::ﾞ.､ ｰ-=-'''-､ ｀｀:::::／｀
＼;;｀ヽ;:ヽ、 , "、:::／
＼;;;"-､ﾞ'- ,_ ﾉ レ'"
スナイパー「お前が勇者か……俺はスナイパー……………狩りのスペシャリストだ……」
64 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:35:20.27 ID:vyOkpKc0
勇者♀「（ｌｌｌﾟДﾟ）ヒィィィィ 」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
スナイパー「……」
賢者「スナイパーさんはサバイバルの達人なんだよ！」
スナイパー「……返事は？」
勇者♀「ハイィィィーーーｯ！」
65 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:36:37.92 ID:vyOkpKc0
賢者「スナイパーさんは出掛けるの？」
スナイパー「海賊狩りに行く………」
賢者「そう、残念だなぁ。じゃあ、小屋を使ってもいいよね？」
スナイパー「……好きにしろ」
賢者「うん。ありがとう」
スナイパー「………」
66 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:38:11.68 ID:vyOkpKc0
無言で歩き出した男がスレ違い様に勇者に呟いた。
スナイパー「…………（賢者に手を出して見ろ）」ﾎﾞｿｯ…
その先は聞かなくても充分解った。
遠ざかる殺気が如実にそれを物語っていたからだ……『お前を殺してやる……』
と。
67 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:44:27.54 ID:vyOkpKc0
勇者♀「（消えた…今、消えた。 アタシの光源氏計画はバブルのように崩壊した！）」ｼｸｼｸ……
ロマリア
勇者♀ Lv.１２（ひねくれもの）
賢者 Lv.１１(超絶美形美少年賢者 魅力:255↑)
所持金：２６０→１３０→７６→２６，７４２Gold
コメント：勇者♀「あ、でも闇の世界までは追って来れないかｗｗ」ｸｽｯ
68 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 19:47:05.84 ID:vyOkpKc0
サーセンｗｗ落ちます。
２時間ほど出掛けてきます。
69 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 21:35:25.06 ID:vyOkpKc0
さて、あれから暫くして砂漠の城下町。
途中、ガンダタという奴とのイベント戦があることはあるんだが……
賢者お得意のクレータールーラ、一発で済んだその話は割愛する。
【アッサラーム】【宿屋】
勇者♀「じゃあ、賢者はスナイパーさんと一緒に旅をして来たの？」
賢者「そうだよ。僕のキャラバンが魔物に襲われた時、スナイパーさんが助けてくれたんだ」
勇者♀「それ、本当？ どっちかというと、魔族が襲ってたのはスナイパーで、キャラバンの方が巻き込まれたんじゃない？」
賢者「元々、僕の家族は魔物に狙われてたから、そうとも言い切れないよ」
70 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 21:38:21.58 ID:vyOkpKc0
勇者♀「どうして？」
賢者「僕らは宝玉を守護する一族だったんだ。その宝も結局妹と一緒に行方不明になったけどね」
勇者♀「ふ～ん。で、その後どうしたの？」
賢者「僕はスナイパーさんとレーベの村に来たんだ。それが５年前さ」
勇者♀「ああ、丁度私が引篭もった頃ね。ねぇ、スナイパーさんて何をしている人なの？」
71 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 21:39:39.90 ID:vyOkpKc0
賢者「暗殺者だよ」
勇者♀「………… え？」
賢者「狩人って言ったけど、主に狩るのは『人』なんだ…もちろん魔物も狩るけどね」
勇者♀「本職かよ（賢者を夜這いしたら本当に殺されるわね……）」
賢者「あ、でも、信じて！あの人は悪い人じゃないんだ……」
72 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 21:40:32.67 ID:vyOkpKc0
勇者♀「と、言われてもね……」
賢者「あれからスナイパーさんはずっと、僕の妹の行方をを探してるみたいなんだ……」
勇者♀「そう。じゃ、アンタにとっては少なくともいい人なのかもね」
賢者「うん」
73 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 21:42:41.13 ID:vyOkpKc0
勇者♀「ま。人が人を自分の利益のために[
ﾋﾟｰｰｰ
]ってのは、当たり前だしね」
賢者「えぇ？ あの、そこは勇者としては否定するべきなんじゃ……」
勇者♀「勇者だって人間よ。 見知らずの利害関係もない人間が、生きようが、死のうが知ったこっちゃ無いわ！」
賢者「うわぁー、それ精霊ルビスの加護を得る勇者の台詞！？……協会が聞いたら卒倒するよ」
勇者♀「現実なんてそんなもんよ。アンタだってＡＫＢ４８の全員が処女だなんて思わないでしょ」
賢者「お姉ちゃん、それは流石にメタ発言過ぎだよ」
勇者♀「そうね。ちょっと言い過ぎたわ」
74 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 21:45:11.00 ID:vyOkpKc0
勇者♀「さあ、もう寝ましょう……明日は、女王の所に行かなきゃならないし、夜更かしはよくないわ」
賢者「はぁーい。お休みなさい、お姉ちゃん」
勇者♀「ええ、お休み賢者。アタシも、もう……」
勇者♀ Lv.１６（ショタコン犯罪予備軍）
賢者 Lv.１３(最早唯のお調子者 魅力:255↑)
所持金：６，７４２→６，９８１→６，９８１Gold（銀行：２万Ｇold）
コメント：スナイパー「……………」
75 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 21:46:28.42 ID:vyOkpKc0
さて、どうする？
１ 素直に寝る
２ 夜這い
３ 夜の街に出る
４ その他（ ）
…
…
…
…
…
…
76 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 22:03:39.87 ID:vyOkpKc0
ﾋﾟｯ!
→２ 夜這い
77 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 22:12:07.87 ID:vyOkpKc0
,:'⌒ヽ
入___人
／ ｌ l ＼
r､r ､／ ,ｌ ! ＼ ,.-,-､
(＼＼＼/'´l !´ヽ／／／)
(＼｀ ,ｌ ! ´／)
＼ ｌr‐┐r ‐ ､ｌ ／
｀┬‐'´ ﾞl | 〉 ﾟ 〈 ｀'‐┬´
. ＼. |__|（__ﾟ__） ／
＼⊂ﾆﾆ⊃／
＼ ／
｀´
18歳未満禁止
ちょっと方向転換するｗｗ
ヤバそうだったら止める。
78 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 22:13:49.40 ID:vyOkpKc0
勇者♀「（って、寝る訳がネーだろうがッ!! 馬ｧーーー鹿ｗｗ）」
勇者♀「（このチャンスをどれだけ待ってたと思う？ えぇ、お前らwww！）」
勇者♀「（やる…いや、犯る。犯らないでかっ！ 邪魔する奴は例え精霊ルビスであってもぶち[
ﾋﾟｰｰｰ
]！）」
勇者♀「（おっといかん、涎が……落着けスネーク。確実にやるんだ。）」
勇者♀「（○○を見たら○○ってぐらい確実にだっ！）」
79 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 22:15:46.60 ID:vyOkpKc0
と、勇者はよからぬことを考えて寝台からゆらりと立ち上がった。
賢者のことだ……砂漠の朧月夜が勇者の気を狂わせる。
目の奥では旅の疲れがくすぶって、背中もこり固まっているのだが、湧き上がる興奮を押さえつけるには足らなかった。
一つ大きな吐息をはく。
そして、賢者が眠っている枕に手をか掛ける。
勇者の手が、賢者の髪をなでる。その触れ方は、慈愛らしきものさえ感じさせた。
彼女が賢者を愛していることには間違いなかった。
誰よりも、同じ心の痛みを知っている事が堪らなく愛しかった。
勇者♀「……やっぱり、やめよう」
80 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 22:38:19.42 ID:vyOkpKc0
今夜はちょっと魔がさしただけだ……と、勇者はその手を引こうとした。
その瞬間に手が止まった――賢者の衣服がはだけ――細い首筋が顕わになっていた。
その素肌を食い入るように見つめる。
81 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 22:49:56.04 ID:vyOkpKc0
賢者の姿が彼女の脳をむしばむ。
勇者♀「（このまま性欲にまかせてしまおうか……）」
少年へふたたび手を伸ばす……
しかし、気でも違ったかのように体が震える。体の何処かで良心が賢者をけがすことを拒んでいる。
82 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/07(金) 22:50:46.43 ID:nlz29Z2o
賢者が起きて受け入れてくれるといいな
見てますのでがんばってください
83 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/07(金) 23:00:59.93 ID:A/Dps6AO
23時00分、良い時間帯だぜ
84 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 23:22:55.85 ID:vyOkpKc0
ジャージャーｗｗ出世しすぎだろｗｗｗｗｗｗ
85 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 23:28:12.53 ID:vyOkpKc0
>>84
サーセンｗｗ誤爆した。
>>82-83
そう簡単じゃ面白くないｗｗ
もうﾁｮｯﾄ、頑張ってみる
「お……姉ちゃん………大好……き………………」
葛藤の狭間で、彼女は力いっぱい両手を抱きしめた。
体は震え、震えにともなって身体がかくかくと動く。
勇者♀「あ…たし………何をして……」
86 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 23:31:41.37 ID:vyOkpKc0
勇者は、これから自分が行おうとしている事を想像して、涙を流した。
それから、怖くなり部屋を取びだし…自分を何度も責め立てた。
勇者♀「馬鹿っ、アタシ大馬鹿だ！ どうして、賢者の気持ちを考えなかったの？」
泣きながら、勇者は走り続けた。マントも、靴も身に付けずに宿を取びだした。
勇者♀「何であんな事しようとしたのよ……こんな事、許される訳ないじゃない！」
いつの間にか勇者は街を飛び出し、砂漠の海に転げ落ちた。
貪るように砂を掻き、声を上げて泣き崩れた。
勇者♀「（……私、取り返しの付かない事をする所だった）」
87 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 23:34:16.91 ID:vyOkpKc0
ザリッ！
勇者♀「はっ しまった！！」
勇者♀（泣いている場合じゃない、モンスターだっ！）
目を凝らして辺り一面を見据える……が、砂漠の夜程暗闇に満ちた世界はない。
勇者♀（不味い……自分がどっちから来たかも分からない…………）
手にひとつの武器もなく、どこから襲われるかも分からない。
状況は絶望的だった。
それでも左右からのプレッシャーを感じて、全力で走り出した。
88 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 23:39:37.81 ID:vyOkpKc0
勇者♀（兎に角、今は、ここから離れなきゃ！）
ドカッ！！
という音と共に、腕に激痛が走った。
勇者♀「あ……しまっ…た…………」
勇者♀（誘い――込まれたんだ）
89 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 23:43:27.28 ID:vyOkpKc0
気が付くと、4匹のガニラスが四方を取り囲んでいた。
勇者♀「今のアタシは、只の女……仲間を裏切り、自分からも逃げ出した卑怯者だ」
勇者♀「此処で死んだら、ルビスの加護は受けられないかもしれない……」
目を凝らして隙を伺おうとするが、そんなモノはどこにも見つからない。
勇者♀「来る！」
ガニラス「ｼｭｼﾞｮーーーーーｯ」ｶﾞｯ！
90 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 23:45:17.93 ID:vyOkpKc0
勇者の心に絶望が襲う。
勇者♀「御免ね…賢者。アタシ……約束、守ってあげられなくなっちゃった」
ガニラス「シギャァーーーーーーｯ」
勇者♀「（賢者の事、守ってあげられなくて……ごめん）」
91 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/07(金) 23:51:14.67 ID:vyOkpKc0
書溜めが尽きました。
一度寝て客観視してから、続けさせて下さい。
92 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/08(土) 00:15:29.10 ID:6qirc2Io
続き待ってますぜ
93 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/08(土) 02:50:54.87 ID:storcwAO
何時の間にかシリアスパートに突入か
94 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 05:47:54.96 ID:3ZHAE1.0
18時～投下します。
それまでゆく～り、書き溜めておきます。
95 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:13:47.93 ID:1vPOfqI0
勇者♀「来る！」
ガニラス「ｼｭｼﾞｮーーーーーｯ」ｶﾞｯ！
勇者♀「キャアｯ」ﾄﾞｶｯ！
勇者♀（逃げ…られない………）
勇者の心に絶望が襲う。
勇者♀「御免ね…賢者。……守るって、約束したのに」
96 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:18:08.24 ID:1vPOfqI0
ガニラス「シギャァーーーーーーｯ」
勇者♀「ごめん……」
97 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:21:33.05 ID:1vPOfqI0
『『パワーｯ･ウェーーｨブｯ！』』
ガニラスA「ギャーーー」ｻﾞｼｭ-ｯ!
98 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:23:35.05 ID:1vPOfqI0
???「何をしているっ！立て！」
勇者♀「え!?」
???「立って戦えっ！」
勇者♀「アナタは？」
???「此処で死にたいのかいっ！？」
勇者♀「嫌よ、死にたくない！ こんな所で死にたくなんかないっ！」
???「なら、これを使いなっ」
99 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:25:20.29 ID:1vPOfqI0
勇者♀「コレは『隼の剣！？』…アナタ一体？」
???「話は後だ、行くぞっ！」
勇者♀「は、はいっ」
100 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:36:58.11 ID:1vPOfqI0
???「魔物風情が……落ちろよｫー！」
ガニラスB「ガニーーーーーーーーｯ」ﾊﾞｷｯ！
勇者♀「…さっきはよくもやってくれたわね！ メラｯ！」
ガニラスC「ギャｯ!!」ｻﾞｼｭ!
勇者♀「このｫー！」
ガニラスC「シギャァーーーーーーーｯ！」ｻﾞﾝｯ！
101 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:38:05.33 ID:1vPOfqI0
???「コレで仕舞いだ！ バｧーーン・ナックル！！」
ガニラスD「ガニーーーーーーーーｯ」ﾄﾞｶﾞｯ！
勇者♀「す、凄い。こんな技見たこともない！ あなたは一体？」
???「私かい？ 私は旅の武闘家だよ」
勇者♀「ありがとう。貴女がいなかったら私、死んでいたわ」
武闘家「全くこんな所で武器も持たずに。まぁ、何があったかは聞かないけどさ」
102 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:39:10.01 ID:1vPOfqI0
勇者♀「え？ どうして……」
武闘家「その格好を見りゃ分かるってモンさ。アタシも一応、女なんでね」
勇者♀（あ……）
武闘家「で…アンタを泣かせたのは、どこのドイツだい！ 何だったら……」
勇者♀「あ、違うの、…コレはそのっ。そうじゃなくて/////」
武闘家「そうか、アタシはてっきり男に襲われて逃げてきたのかと？」
103 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:50:00.48 ID:1vPOfqI0
勇者♀「ち、ちちち違います。これは、その……///」
武闘家「もしかして振られたのかい？」
勇者♀「あ……ぅ………」
武闘家「はぁ？ 馬鹿じゃないのアンタっ！ それでこんな所まで飛出して来たってのかい？」
勇者♀「ご……ご免なさい………」
武闘家「かーーーっ。こ～れだから女って奴ぁ気が知れないって言われんだよ」
勇者♀「すいません……orz」
104 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:51:10.61 ID:1vPOfqI0
武闘家「兎に角、街まで送ろう。言っとくけど、もうこんな馬鹿なまねはこれっきりにしなよ！」
勇者♀「本当に、何から何まで御迷惑をお掛けします」
武闘家「ああ、その代わり……アンタがどうしてこんな所までほっつき歩ってたのか、たっぷりと聞かせて貰おうじゃないか？」
勇者♀「(((( ｌｌ；ﾟ♭ﾟ)))ｱﾜﾜﾜﾜ 」
105 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:53:13.79 ID:1vPOfqI0
勇者♀ Lv.１６（エッチなのはイケナイと思います……）
賢者 Lv.１３(眠れる仔羊 魅力:255↑)
所持金：６，９８１Gold（銀行２万G）
106 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:55:15.47 ID:1vPOfqI0
【翌朝】【アッサラームの宿屋】
賢者「ふわぁ～～～～ぁ。お早う、お姉ちゃん……」
勇者♀「お、おおおお早う御座います。ききき昨日は、良く、眠れたかしら/////」
賢者「ん～う。何かとってもいい夢を見たんだ」ﾆｺｯ♪
勇者♀「かっ……(可愛ゅすぎる///////)」
賢者「あれ？ どうかした、お姉ちゃん？」
勇者♀「べべ、べ別に、何ともないわ」
107 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:56:11.88 ID:1vPOfqI0
賢者「…………」？
賢者（また、お姉ちゃん変になってるよぅ……しょうがないなぁ～。もう！）
勇者♀「（嗚呼、良かった……バレてなかった/////）」
賢者「お姉ちゃん、僕お腹空いたよ。早くご飯にしよう」
勇者♀「そうね…一階の食堂で、朝ご飯にしましょう。私もお腹ペコペコだわ」
賢者「うん」
108 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:57:29.93 ID:1vPOfqI0
軽く身だしなみを整えて食堂へ降りていく。
武闘家「やぁ、お早うさんっ。傷心の勇者殿ｯ!!」
勇者♀「ブ━━━━━(||；ﾟДﾟ)━━━━━ｯ!!!!! 」
武闘家「」ﾆﾔﾆﾔ
勇者♀「何で居るのーーーーーーーーーーーーーっ！」
武闘家「そりゃあ勿論。誰かが自我を失って夜這い仕掛ける程の男……」
勇者♀「わーーーｯ！この、ワーーーーーーーｧ!!!!!!」
109 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 18:58:31.56 ID:1vPOfqI0
武闘家「って、朝っぱらから喧しい女だね……少しは落ち着きなさいよ」
勇者♀「か、帰れーっ。今すぐ此処から帰ってぇーーーーーーｯ！」
武闘家「命の恩人に向かって何て事言うんだい？ 勇者ってのは、礼儀も知らないのかねぇ～」
勇者♀「うっ、うう……（もうやだ、死にたい……）」
110 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:00:12.41 ID:1vPOfqI0
賢者「お姉…じゃなくて 勇者さまぁ～、この人誰。 勇者さまの知り合い？」ﾋｮｺｯ
→賢者 Lv.１３(超絶美形美少年 魅力:255↑)
111 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:05:33.45 ID:1vPOfqI0
武闘家「…………ﾁｮ! ｵﾏｯ!!???」
勇者♀（終わった……今、何かが確実に終わりを告げた………）
武闘家「き、……君が、賢者……君かな？」
賢者「うん、そうだよ。勇者さまといっしょに魔王を倒す旅をしているんだよ！」ﾆｯｺﾘ♪
勇者♀（ああ…もうどうにでもして…………）
武闘家「……年は、幾つなのかな？」
賢者「１２才だよ。お姉さんは幾つぅ？」
112 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:10:06.97 ID:1vPOfqI0
武闘家「坊やは可愛いから特別に教えてあげるけど、誰にも言っちゃだめだよ」
賢者「あ、うん。分かった！内緒にするよ」
武闘家「（あたしは武闘家。今年で２９だよ……）」ﾎﾞｿ
賢者「ぇー？ 嘘ｫー！ お姉ちゃんのﾁｮｯﾄ上だと思ったよ」
武闘家「そりゃ、嬉しい事言ってくれるもんだね」
113 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:13:06.38 ID:1vPOfqI0
勇者♀「嘘……肌なんてアタシより綺麗なのに。にじゅう……」
武闘家「アンタ、それ以上言ったらバラすよ」
勇者♀「( ；ﾟρﾟ)))ｱﾜﾜﾜﾜ …………」
賢者「ねぇ勇者さま。僕、先に顔を洗ってくるから、武闘家さんとゆっくり話してて」
勇者♀「ｿｳﾈ ｼﾞｬｱ ｲｯﾃﾗｯｼｬｲ」
賢者「は～い」
114 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:13:56.82 ID:1vPOfqI0
武闘家「…………」
勇者♀「((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ 」
武闘家「……おい、｣
勇者♀「！？」ﾋﾞｸｯ
武闘家「……そこの犯罪者」ｷﾞﾛﾘｯ!
勇者♀「ひぅいっ！！」ﾋﾞｸﾝｯ ﾋﾞｸﾝｯ!!
武闘家「こ、りゃ、一体、全体、『ど･う･言･う･事･だ･･･』 アァ？ ゴルァーーーーーｯ！」
115 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:16:23.92 ID:1vPOfqI0
武闘家「アンタが勇者だってんならそれもいい。魔王を倒すってのも肯ける」
勇者♀「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…etc」
武闘家「でも、だ……12才の幼少児を色に掛けようってんなら……」
勇者♀「ﾓｳｼﾏｾﾝ、ﾓｳｼﾏｾﾝ、ﾓｳｼﾏｾﾝ、ﾓｳｼﾏｾﾝ、ﾓｳｼﾏｾﾝ、ﾓｳｼﾏｾﾝ…etc」
武闘家「砂漠のど真ん中に全裸で放り出してやるよっ!!!!」
勇者♀「ハイィィーーーーーーーーーーーーーｯ」
116 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:29:52.70 ID:1vPOfqI0
武闘家「……アタシも行く」
勇者♀「え、はい!?」
武闘家「アンタ達の仲間になるって言ったんだ。文句はないね！」
勇者♀「嘘…そんな……」
武闘家「それとも、アタシの腕に信用が置けないとでも言うつもりかい？」
勇者♀「まさかっ！アナタの強さは昨日充分に見ました。あんなに強くて、速い拳初めて見ました」
117 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:30:46.56 ID:1vPOfqI0
武闘家「なら、問題はないね？」
勇者♀「賢者さえ良ければ、是非、私に…私達に力をかして下さい」
武闘家（どうやらこの子、根は腐っちゃいないみたいだね……）
勇者♀「ただ、その…」
武闘家「なんだい？ はっきり言いなさい！」
勇者♀「ハイｯ。 賢者にだけは、気を付けて下さい……特に、呪文にだけは……」
武闘家「呪文にだけは！？」
118 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:31:34.03 ID:1vPOfqI0
賢者「ただいま、お姉ちゃん！」
勇者♀「あ、お帰りなさい…」
賢者「僕もう、お腹ペコペコだよぉ」
119 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:32:53.67 ID:1vPOfqI0
【ピラミッド】
結局、あの後。詳しい話しも出来ないまま武闘家のたっての望みでピラミッドへと向かう事になった。
来る途中、賢者は新しい旅の仲間が出来たことに喜び、ずっと満面の笑みを浮かべながら
軽快な足取りでスキップなんかを踏んでいる始末だ。
妙にテンションが上がりすぎている……
勇者♀（どうしょう、悪い事が起きる気がしてき仕方がない）
120 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:40:22.74 ID:1vPOfqI0
賢者「メラミ！ バギマ！ スクルト！」
地獄のハサミ「ギャーーーースｯ！」ｺﾞｫ
賢者「ヒャダルコ！ ヒャダイン！ バイキルト！」
ｅｔｃ「チュドーーーーーｯ」ｻﾞｼｭ！
賢者「イオラｯ！ ベギラマッ！ マホトーン！」
ｅｔｃ「プギャーーーーーｯ！」ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ
121 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:41:10.85 ID:1vPOfqI0
賢者「ザンマーーーーｯ！」
勇者♀（ えっ……今、なんて………！？）
ｅｔｃ「出来るーーーーｯ」ｽﾊﾞｧ-ｯ
122 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:42:26.67 ID:1vPOfqI0
武闘家「しっかし、驚いたね、こりゃ」
賢者「えへへへ。凄いでしょ、僕の呪文！」
武闘家「ああ凄いよ！ こんな小さな子供が、いとも簡単にモンスターを凪払うなんてねぇ」
賢者「こんなのどうって事無いさ。もっと凄い呪文だって、沢山あるんだから！」
勇者♀（止めてぇ。もう、これ以上挑発しないでぇーーーｰｰｰｰｰｰｰｰｯ）
123 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:47:31.97 ID:1vPOfqI0
門番「お前が勇者か、女王様から話は聞いている。気を付けて行くんだな」
勇者♀「はい、ありがとう御座います」
門番「どうした、顔色が良くないぞ？」
勇者♀「ははっ、何でもありません。気にしないで下さい」
124 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 19:48:49.60 ID:1vPOfqI0
賢者「も～、お姉ちゃん。どうしたのさ？さっさと先に進もうよ」
勇者♀（ｯ！、）ガシッ！
賢者「」!?
勇者♀「…………」
賢者「…………？」
勇者♀（掛ける言葉が見つからない…………orz）
賢者「変な、お姉ちゃん……」
勇者♀「」…ｼｸｼｸ
125 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:06:48.75 ID:1vPOfqI0
【ピラミッド内部】
勇者♀（ああ…このBGMが、死へのカウントダウンに聞こえてくる）
武闘家「先ずは、宝物庫の魔法の鍵を探そうか」
勇者♀「と言うことは、上ですね」
賢者「確か、最上階の奥の間に奉納されてるんだったよね」
勇者♀「そう。その鍵でポルトガへの道を開くことが出来るのよ」
武闘家「じゃあ、ちゃっちゃと行きましょう」
126 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:07:39.53 ID:1vPOfqI0
【ピラミッド最上階】【宝物庫の扉】
武闘家「コンコン…」
勇者♀「どう、空きそう？」
武闘家「いいや、どうも普通の扉じゃないね」
賢者「これ、多分仕掛け扉だよ」
武闘家、勇者♀「仕掛け扉？」
賢者「うん。だって扉の外に鍵穴がないなんておかしいもの」
127 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:08:39.71 ID:1vPOfqI0
勇者♀「あ、そっか。そうだよね」
賢者「でね…これは、カクカシカジカ…………
(中略)
…………
賢者「魔法の鍵、ゲットだぜ！」
勇者♀「やっぱり賢者は、頭も良かったのね(ちょっと見直したかも/////)」
128 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:10:34.50 ID:1vPOfqI0
【ピラミッド】【地下二階】
武闘家「いよいよ、ここからが本番よ……」
賢者「武闘家さんが言ってた『黄金の爪』を見つけるんだね」
武闘家「そうよ。でも賢者は気を付けて。ここから先は魔法が使えないよ」
賢者「うん、分かった」
129 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:11:48.19 ID:1vPOfqI0
''';;';';;'';;;,., ﾌﾞｰﾝ・・・
''';;';'';';''';;'';;;,., ブーン・・・
;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
rっ vymyvwymyvymyvy、
｜| ｍVvvMvyvｍVvvｍvyvｍVvv、
|／⌒ヽ /^ヽ (＾＾) /^ヽ (＾＾) ／^ヽ(＾＾)／^ヽ
（＾ω＾ ）（ω＾ )／⌒ヽ(＾ω＾)／⌒ヽ＾ω＾) ( ＾ω)-っ
/⌒ ＼ | _二二二つω＾ ）（＼ （ ＾ω＾ ）二⊃ ／⌒ヽr モンスター来ました
⊂二（＾ω＾ ）二ノ /（ ＾ω＾ ） ⊂二＼＼_／⌒ヽ二二（ ＾ω＾）二⊃
ヽ | (´ .＿ノ ヽ ／⌒ヽつ ＼（ ＾ω＾） | / ぶっ殺しに来ました
ソ ） ＼＼⊂二二二（ ＾ω＾ ）二二二⊃ ⊂＿) （ ヽノ
（ < ＼ レ’＼＼ ヽ / i ） ノ ﾉ>ノ
＼|＼| レ （⌒） | /ノ￣ レﾚ
勇者♀「って、なんじゃあーーーーこりゃぁぁぁぁぁ！？」
130 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:30:29.34 ID:1vPOfqI0
武闘家「あっ、悪い。 多分、今見つけた『黄金の爪』のせいかもｗｗ」
勇者♀「……」
武闘家「どうやら罠だったようだね」ｻ-ｾﾝw
勇者♀「謝って済むかーーっ！」
武闘家「文句を言ってる場合じゃないだろ！ 強行突破だ、行くよっ！」
勇者♀「何でぇーーーー！」
131 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:41:48.17 ID:1vPOfqI0
武闘家「言ってる場合かってーのっ！」
132 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:43:17.45 ID:1vPOfqI0
かえんムカデ ×３があらわれた！
わらいぶくろ があらわれた！
「旋風脚っ！」「バｧーン･ナックル！」「ライジング･タックル！」
133 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:45:05.68 ID:1vPOfqI0
ミイラおとこ ×４があらわれた！
「でやぁー！」「この！」「このォーｯ！！」
134 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:49:32.15 ID:1vPOfqI0
じごくのハサミ ×３があらわれた！
あばれザル ×４があらわれた！
武闘家「糞っ!! 数が多すぎる…テャーッ！」
勇者♀「これじゃ回復が追いつかないっ！」
135 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:51:15.57 ID:1vPOfqI0
ドルイド ×４があらわれた……
バイルド･ドッグがあらわれた……
賢者「うわぁ」ﾄﾞｶｯ!
勇者♀「賢者ｯ！」
武闘家「糞っ、 クラック･シュート、 バーン･ナックル」
武闘家「大丈夫か、賢者っ！？」
賢者「あ、大丈夫、武闘家……」
勇者♀「駄目ーーーーッ、前見てｪ!!!!」
136 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:53:07.38 ID:1vPOfqI0
マミー ×４があらわれた！
マミー ×３があらわれた！
マミー ×４があらわれた！
etc……
武闘家「しまった、ｷｬｱー！！」ｶﾞｽｯ
賢者「お姉ちゃん、後ろ！」
勇者♀「ｷｬｱーーーーｯ」ｶﾞｯ
賢者（駄目だ、このままじゃ皆やられちゃう……）
武闘家「こ、んのォ ……パワｧー･ウェーーーーｨブｯ！」
137 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:54:08.09 ID:1vPOfqI0
ドガッｧーー
武闘家（ハァ、 ハァ、 殺ったか………!?）
マミー「ガァーーッ！！」
勇、武「そんな、そんな……ギャｯ」ｶﾞｯ
賢者（ｯ!? 今のは……そうかっ、闘気の塊を叩けたんだっ!!）
138 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:55:33.07 ID:1vPOfqI0
賢者（なら……僕だって！）
賢者「勇者のお姉ちゃん！ 少しの間、時間を作って!!」
勇者♀「（な、賢者ｯ……！？）」
賢者「 ブー・レイ・ブー・レイ・ンー・デート… 」
勇者♀（うわぁーーーーー、やっぱりこうなるのかーーーーーｯ）
139 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:56:27.88 ID:1vPOfqI0
賢者「 ……血の盟約に従いアバドンの地より来れ」
賢者「 ………ゲヘナの火よ爆炎となり 全てを焼き尽くせｯ！！」
武闘家「無駄よ！ ここで呪文は使えないわ」
賢者「でも、闘気なら使えたでしょ！ 魔翌力その物が失われた訳じゃないなら、その魔翌力を闘気に代えて打ち出せばいい！」
勇、武「んな、無茶なっｰｰｰｰｰｰｰｰｯ」
賢者「逝くよ！ 炎魔焦熱地獄弾（エグ・ゾーダス）」
140 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:58:53.73 ID:1vPOfqI0
勇者♀（イｰーヤｧｰｰｰｰｰｰｰｰｯ!!!!）
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ｰ'’._ ,r'う {::jj ,.､､ _,...::::::''ヽ ｛::::::::ヽ.
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／ノ::／ :ノ: ´:ノ:丿}`つ):ハヾ｀ヽ､_＼ヽ''ヾ:－ ‐- ...___
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￣ ､ :: :: :. :. .ﾞ:. : ..｀⌒::ｰ ‐ ‐- - -=ﾆ ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ｰ- ､... __
141 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 20:59:34.84 ID:1vPOfqI0
武闘家 Lv.２５（彼氏いない歴＝年齢）
勇者♀ Lv.１７（↑ザまぁｗｗｗｗｗｗｗｗ）
賢者 Lv.１５(爆弾小僧 魅力:255↑)
所持金：→０Gold（銀行２万G）
○賢者が炎魔焦熱地獄弾（エグ・ゾーダス）を暴発
ピラミッドの一部破壊（魔法の鍵と黄金の爪をｇｅｔ）
コメント：武闘家「何だか、一気に２児の母親になった気分だよ。まぁ面白いから、いいけどさｗｗ」
賢者さん「上手くいくと思ったんだけどなぁｗｗ♪」
勇者♀「アタシのお金返してぇーーーーーーー」……orz
142 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:01:06.86 ID:1vPOfqI0
…
…
…
…
…
…
…
143 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:02:32.24 ID:1vPOfqI0
海賊王「こんな話を聞いた事がある」
スナイパー「…………」
海賊王「この世には、人の身で闇夜に住処う『死神』がおるそうじゃの」
スナイパー「…………」
海賊王「まさか、本当に実在するとは思わなんだよ――デス･アローン」
スナイパー「……よく喋る婆だ」
144 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:04:33.66 ID:1vPOfqI0
海賊王「ふふふっ、お喋りは嫌いかぇ？ では何をしに来た、ワッチを[
ﾋﾟｰｰｰ
]気か？」
スナイパー「……出して貰おうか………神の宝玉を」
海賊王「ほう。おんし、それをどうするつもりじゃ……」
スナイパー「貴様には関係ない事だ」
海賊王「では、もし断ったら？」
スナイパー「…………貴様を……[
ﾋﾟｰｰｰ
]」
145 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:05:28.12 ID:1vPOfqI0
【ロマリア】
勇者♀「最悪だ…………」
武闘家「…………」
勇者♀「本当に…ろくでもない」ｷﾞﾘｷﾞﾘ……
武闘家「何をそんなに苛々しているんだ？」
勇者♀「世の中の９割がくだらないからよ！」
武闘家「……怒った所でどうなるものでもないだろう？」
146 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:07:44.49 ID:1vPOfqI0
勇者♀「この状況で、落ち着けって言うんじゃないでしょうね……全く冗談じゃない！」
『そこ！ごちゃごちゃと喰っちゃべってんじゃねぇ！ ぶち[
ﾋﾟｰｰｰ
]ぞォ！！』
静まり返った銀行の中に、強盗の怒鳴り声が響いた。
勇者♀（ﾌﾞﾁﾌﾞﾁﾌﾞﾁッ……）
武闘家「（ヤレヤレ。でも、賢者を置いてきたのは正解だったな）」
勇者♀「ｷﾞﾘｷﾞﾘ………」
勇者♀「（糞がッ！……ﾌﾞﾁﾌﾞﾁｯ）」
147 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:08:57.22 ID:1vPOfqI0
話は少し前に遡る。
イシス女王様「おお、勇者たちよ死んでしまう（ｙ……」
勇者♀「うぜぇ……」ﾎﾞｿｯ
武闘家「（おいおい……）」
イシス女王様「今、何か言ったか？」
武闘家「滅相も御座いません！」
イシス女王様「では、そなたが持つ黄金の爪。それは何じゃ？」
武闘家「こ、これは」
148 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:10:00.67 ID:1vPOfqI0
勇者♀「レプリカです！ 只のッ！！ 御見せする程の物では御座いません」
イシス女王様「ほう、良く出来た贋作だと？ そう申すか……」
勇者♀「本物だという証拠はありません」
イシス女王様「しかし、手に入れた魔法の鍵は本物のようじゃの？」
勇者♀「チｯ…、（糞がっ………）」
イシス女王様「丁度その頃、ピラミッドで大きな爆発があったが、主等はそれも知らんと言う訳か？」
149 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:11:56.55 ID:1vPOfqI0
賢者「あ。それ知ってるぅ～」
勇者♀「黙れ……（この糞餓鬼ッ、１００万年 ROMってろ!!）」ｷｯ！
賢者「……ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ」
イシス女王様「門番の話では、吹き上げる爆炎の中に、お主等の姿を垣間見たそうじゃが」
勇者♀「蜃気楼です！」
イシス女王様「…………」ｷﾞﾘﾘｯ！
勇者♀「…………」ﾌﾞﾁﾌﾞﾁッ
150 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:13:27.01 ID:1vPOfqI0
武闘家（うわぁ、最悪だ………）
イシス女王様「小娘ぇーーｯ、ここが何処だか忘れているようだなぁ？」
勇者♀「テメェもｫーーｯ、アタシが勇者だって事を忘れたのか、ババァ！？」
勇、女王「ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷｯ!!!!!」
151 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:15:31.04 ID:1vPOfqI0
結局……ピラミッドの損害賠償として、『2万Gold分の黒胡椒を支払え！』と無茶な要求を突きつけられた挙げ句、賢者は女王に人質として捕らえられた。
勇者♀（あの女ァ……いつか、絶対にブチ殺したる…………）
で、仕方なくポルトガに渡り、銀行で金を卸そうとしたのだが……
銀行強盗「いいか、てめぇら！！ 動くんじゃネー、抵抗すれば命は無ぇぞっ！」
勇者♀「（最悪だ、本当に最悪この上ない）」ﾌﾞﾁﾌﾞﾁﾌﾞﾁッ!
武闘家「（で、どうするんだ？ アリアハンの血を引く、正当なる勇者様としては？）」
勇者♀「（どうもこうもあるかッ。全員ぶち殺してギアガの大穴に叩込んでやる！）」
152 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:18:04.27 ID:1vPOfqI0
うん。これで書き溜めが尽きた訳です。
此処からは、即興で書きますｗｗ
武闘家（うわぁ～、凄い八つ当たり……とても、勇者の言う台詞じゃないわ）
武闘家（ま、アタシも止める気は起きないけど……）
153 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:25:14.97 ID:1vPOfqI0
勇者♀「（で、もし仮に。この事体を無害で納めることが出来たら、あなたの裁量で、どれ程の代価を払ってくれますかしら？）」ﾎﾞｿｯ
頭取「（な、何を言っているんだ……！？ ああ、この悪夢を何とかしてくれるなら、儂は悪魔にだって魂を売るさ――！）」
勇者♀「（では、２０万Gold……）」
武闘家（言うに事欠いて吹っ掛けやがった、この女ッ!!! しかも、何て額をッ！）
頭取「( :/ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ ……」
勇者♀「（では、この話は無かったという事で）」
154 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:30:34.27 ID:1vPOfqI0
頭取「（待ってくれ――――！ 本当にどうにか出来るんだろうな？）」
勇者♀「（……それは、……………あなた次第）」
銀行強盗「そこ！ 黙れってんのが、分からねーのか！」ﾄﾞｶｯ!
客の一人「ギャッ………」ﾄﾞｻｯ
勇者♀（ナ～イス･プレイｗｗ/////）ｸｽｸｽｯ
武闘家（コイツ、今ッ…わざと間を空けやがった……）
155 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:37:22.46 ID:1vPOfqI0
静まりかえった銀行の中で、赤ん坊の鳴き声だけが響いている。
商人らしき男の妻が、必死に腕の中の愛児を宥めている……。
丸腰の人質の数は、１４名と赤子１人。
完全武装の強盗は７人。勇者たちはふたり。
七対二。
上等だ。
どうやら、恋とビジネスは障害が付き物らしい……。
勇者♀「（一つだけお約束して頂けますか）」
156 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:45:19.68 ID:1vPOfqI0
一層声を落として、隣だけに聞こえるように耳打ちした勇者に、頭取はギョッとしたが……「分かった」と首を垂れた。
もう声を潜める必要はなくなった。
勇者♀「ありがとう御座います、頭取」
武闘家「話は付いたみたいだな。愛と正義の勇者さん」
頭取（どこがだっ！）
ニヤリと薄笑いを浮かべ、勇者は立ち上がった。
勇者♀「ああ、ショー･タイムだッ！！」
武闘家（まったく……どっちが悪役だよ？）
157 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:47:13.96 ID:1vPOfqI0
…
…
…
…
…
…
158 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 21:56:18.63 ID:1vPOfqI0
海賊王「ワッチを[
ﾋﾟｰｰｰ
]つもりかね？ デス・アローン」
スナイパー「……貴様に興味はない」
海賊王「では、何の為……いいや、誰の為じゃ！？」
スナイパー「…………」
闇の中から、男が顔を表した。
スナイパー「死にたいなら……殺してやる」
海賊王「ふ、ふっ……当たらずとも遠からずかぇ？」
159 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:05:15.36 ID:1vPOfqI0
スナイパー「……」
海賊王「だが、ワッチを殺したら、二度と神のオーブは手に入らんぞ。小僧ッ！」
スナイパー「…………！？」
海賊王「どうした？ 汗を掻いているぞ……スナイパーとやらッ！」
スナイパー「貴様……何者だ…………」
海賊王「ふ、ふっ、ははははっ……なぁに、唯のおいぼれじゃよ…………」
スナイパー「何が望みだ」
160 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:13:42.83 ID:1vPOfqI0
海賊王「何も……唯、目布いた年寄りの愚痴に、少しばかり付き合ってくれんかね？」
スナイパー「何………？」
海賊王「それだけでええ……その代わり。オーブはお前さんが持って行くといい」
スナイパー「…………いいだろう。その代わり２つだけ答えろ
161 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:14:29.61 ID:1vPOfqI0
海賊王「何なりと聞くが言い。ワッチは嘘は付かんよ」
スナイパー「神のオーブとは何だ？ それと貴様…だ」
スナイパー「お前、人間ではないな………」
月明かりの中、老婆の獣のような目がぎらついていた。
…………
162 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:24:22.40 ID:1vPOfqI0
【ポルトガ】【銀行】
銀行強盗「何、勝手に立ち上がってやがるッ！動くなと言っただろうっ！」
勇者♀「失礼。余計なお世話かもしれませんが、あなた方は金庫をあけるのに些か時間がかかっているようだ。既に……」
勇者♀「１８分が経過しています。そろそろ、都市警備隊が気付く頃だと思いますが？」
銀行強盗「て、てめぇーー！」
勇者♀「私なら…………２分で金庫を開けることが出来ますよ」
163 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/08(土) 22:26:05.03 ID:storcwAO
三人目加入したのか
黄金の爪結局取ったこと無かったな自分
164 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:28:54.57 ID:1vPOfqI0
銀行強盗「なんだとぉ！？」
勇者♀「微力ながら……お手伝いしましょう」ｸｽｯ
武闘家「（悪党……）」ﾎﾞｿｯ
勇者♀「何か言ったかしら、武闘家？」
武闘家「…………何も」
165 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:33:35.28 ID:1vPOfqI0
ﾋﾟﾛﾘﾛﾘｯ。
１分２６秒――魔法の鍵で金庫は簡単に開いた。
銀行強盗「うおおおーーっ!? 金だーッ！」
銀行強盗「コレで遊んで暮らせるぜ！」
勇者♀「その代わり、人質は無傷で解放してくれますね？」
強盗ー頭「ふん、金さえ手に入れば用はねえや！！ 野郎共、人質なんざ放っといて金を運び出しな！」
166 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:35:00.52 ID:1vPOfqI0
強盗たちは一斉に金庫の中へ飛び込んでいった。
勇者♀「それを聞いて安心しました」
強盗ー頭「それにしても、良い腕をしてやがるっ！」
勇者♀「かもしれません（勇者ですから……）」
強盗ー頭「どうだ、良かったらオレたちと組まないか！？」
勇者♀「遠慮しておきます。それと……」
167 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:42:33.97 ID:1vPOfqI0
強盗ー頭「ん？ ああ、こんな紙切れなんざ幾らでも、アンタに呉れてやる」
勇者♀「そうですか―――では、皆さん…………御機嫌よう」バタン
ガチャｯ！
強盗ー頭「……あっ」
強盗たち「……えっ!?」
168 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:43:57.15 ID:1vPOfqI0
武闘家「馬鹿の浅知恵 採るに足らず…とは、良く言ったモノだ」
武闘家（役者が違う…この少女の方が、一枚も二枚も悪党だったんだろうけどな）
勇者♀「残るは、あなた一人……おや？ 何処へ行くつもりですか、ボス？」ｸｽｯ
武闘家「あ～、浸ってる処悪いんだが……
いい加減、その気持ち悪い口調はは止めてくれないか？ 『勇者♀』さん」
強盗ー頭「何…てめぇーッ！ 騙しやがったな！」
勇者♀「ちっ、人が気分出してんのに余計なこと……」
武闘家「似合わない、全っ然！」
169 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:52:32.50 ID:1vPOfqI0
強盗ー頭「このガンダダ様を、ばかにしやがってーーｯ！ ベギラマッ」カッ
勇、武「うわっ、きゃあ」
ドカーーーーッ！！
勇者♀「ゲホッ、ゴホゴホ、ゴホッ……チョット 何やってんのよ、アンタッ！」
武闘家「あいたたたた。ちゃーーっ、油断したぜ～」
170 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 22:54:08.33 ID:1vPOfqI0
勇者♀「肉弾戦はアンタの役目でしょうが！！ ゴホゴホ……ゲホッ」
武闘家「アンタだって、まともに喰らってんじゃないの！」
勇者♀「アタシは今丸腰なのよ！ 武闘家のアンタと一緒にすんじゃないわよ」
武闘家「こっちだって、黄金の爪さえ没収されてなければ、あんな奴にッ」
キャアーーーーーーーーーッ！
勇、武（ッ！？）
勇、武「「糞野郎ぁーーーーーーーーーッ！」」
171 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:04:01.12 ID:1vPOfqI0
人質の女「キャーッ、助けてーーっ！！ グプターーーッ」
グプタ「ヤメロッーー！ タニアを…タニアを離せっ！」
ガンダダ「洒落くせえ、どきやがれーーっ」ﾄﾞｶﾞｯ
グプタ「ぐわぁ」ﾄﾞｼｬ…
タニア「グプタｧーーッッ…止めてｯ！ お願いッ…止めてください！」
172 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:09:04.51 ID:1vPOfqI0
勇者♀「武闘家…あいつ、女性を人質に」
武闘家「ッーーの糞野郎。もう、許せねぇっ！」
ガンダダ「てめぇらーーッ、さっきは良くも騙しやがったな！」
勇者♀「喧しい！ 悪党が吠えてんじゃないわよッ」
武闘家「その女の子をどうするつもりだッ！」
ガンダダ「うるせぇ、近付いたらこの女の命は保証しねぇぞ！」
173 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:11:20.82 ID:1vPOfqI0
武闘家「ふざけんじゃないよっ！ カス野郎ッ！ その娘を放しやがれッ…！」
ガンダダ「てめぇらはコレでも喰らってな、ベギラマッ！」
ズガガガッﾝ！
勇、武「うわあああーーーーっ」
ガンダダ「女ァ、人質だ！ 返して欲しかったらアジトまで金を持って来るんだな！」
武闘家「ちきしょう、待ちやがれーーーーーーーーーッ」
174 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:18:26.83 ID:1vPOfqI0
ガンダダ「あばよ、コイツは土産だ。 イオッ！」ｶｯ
勇、武「きゃぁ……ッ…」ドガーｯ！
…………
勇者♀「ゲホッ、ゴホゴホ、ゴホッ……」
武闘家「大……丈夫か…勇者♀、……ウッ、ゴホゴホ……ゲホッ」
勇者♀「あ、あ…ああ、の野郎ｫーーッ」
175 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:25:52.37 ID:1vPOfqI0
勇者♀「 …してやる…、殺してやるッ！」
武闘家「同感だねぇ… あの糞を引裂いてｯ、ミンチにして豚に喰わせてやるｯ！！」
勇者♀「気が合うじゃない、アタシも行くわよッ！」
176 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:29:16.93 ID:1vPOfqI0
警備隊員「お待ち下さいっ勇者さま！ あなた様はアリアハンの勇者♀殿とお見受けいたします！」
177 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:31:44.76 ID:1vPOfqI0
勇者♀「何っ！それがどうしたっての!? 私は今、気が立ってるのよッ!!!!」
警備隊員「どうか、お気を鎮められて下さい。我が主、ポルトガ王に会って頂きたいのです！」
トンヌラ「私は王騎士団長のトンヌラと申します。何卒……何卒御願い致します」
武闘家「王、騎士団長ってぇ！？ どういう事だ？」
勇者♀「どうやら……行ってみるしか無いようね」
トンヌラ「お聞き容れ頂、感謝します」
178 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:42:35.88 ID:1vPOfqI0
武闘家「所で、あんたは大丈夫かい？ 確か、グプタって言ってたな」
グプタ「はい、この位。どうって事ありません。それより……」
勇者♀「安心なさい。 あの子ならアタシが助けてあげるから」
武闘家「あたし達っていって欲しいんだけど」
勇者♀「はいはい、ありがとうございますよ////」←棒読み
武闘家(どうも素直じゃないね、まったくｗｗ)
179 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:43:38.21 ID:1vPOfqI0
【ポルトガ】【王の間】
ポルトガ王「話は聞いております、勇者♀殿。聞けば強盗を未然に防ぎ、人質は皆解放」
勇者♀「…………」
ポルトガ王「その上、６人を捉えて下さったとの事。民に代わり深く感謝いたします。勇者♀殿」
そう言って、王は自ら玉座を降りて勇者に頭を下げた。
勇者♀（へぇ…こいつ、思った通り、なかなか大した器量じゃない！）
180 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:45:45.70 ID:1vPOfqI0
勇者♀「出来ないわね、普通。 一国の王が唯の冒険者に頭を下げるなんて」
武闘家「ちょっと、勇者。少しは礼…」
勇者♀「もしアンタが愚王でないのなら、この国の民は幸せに思うべきね！」
ポルトガ王「私など、唯の老いぼれに過ぎますまい」
勇者♀「唯の老いぼれに、国の天下太平を憂う部下の信頼が得られるなら、そうでしょうね！」
181 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:50:15.82 ID:1vPOfqI0
ポルトガ王「なる程、大した推眼をお持ちでおられる。流石と申しましょうな」
勇者♀「あのトンヌラという奴。一々態度が仰々しいものの、有能、優秀。何より下々の信頼が半端じゃないわ」
勇者♀「警備隊への指示は端的、且つ的確。事件の収束や事後対策、銀行系への対応も実に、的を射て迅速！」
勇者♀「何よりも、あたし達とグプタへの丁重な扱い。そんな優秀な部下を持っている王は……」
勇者♀「偉大な王だけよ！ 国の宝だと思って大事にする事ね！」
182 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:55:06.56 ID:1vPOfqI0
武闘家（驚いた……何て娘だ。 あの混乱の中で、唯一人。微動だにせず）
武闘家（懇々と目の前の現実を、冷静に判断していたなんて……）
武闘家（誰に教えられたとしても、器がない奴には決して出来るものじゃない）
武闘家（この娘は生まれついての王者なんだ……例え、本人にその自覚がなかったとしても）
武闘家（勇者として産まれる事を運命られた……唯一人の救世主なんだ）
武闘家（アタシは……この娘の中に眠る強烈な魂を、どうやら見くびっていたらしい）
武闘家（ならば、勇者にそこまで言わせるこのポルトガ王も。唯者じゃない筈だ……）
183 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:56:21.83 ID:1vPOfqI0
ポルトガ王「ならば、隠すのは止めよう。あなた様の事は、総て聞き及んでいる」
勇者♀「驚くに値しないわね。 アリアハンの愚王にアンタの爪の垢を煎じて飲ませてやったらいい！」
ポルトガ王「手厳しいのぅ。さぞやアリアハン王は手を焼いた事だろう……さて、本題に入るが」
勇者♀「その前に、一つだけ聞きたい事があるわ。何故あたし達だけでなく、グプタをここに呼んだの？」
184 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:58:26.57 ID:1vPOfqI0
グプタ「私も…いえ、私の様な一介の市民に王様は何故、お呼びなさったのですか？」
グプタ「勇者様と、そのお供の武闘家様なら兎も角、私にはその……」
ポルトガ王「そんなに畏まらんでも良い。バハラタの孝行息子のグプタよ」
勇者♀「なッ！」
勇者♀（……ﾊｯ！ ここ、こいつ…アタシを天秤に掛ける為にワザとｯ！）
王「」ｸｽｯ
勇者♀（してやられたッ！)
勇者♀（態々、アタシ達に個室のＶＩＰルームを用意したのはトンヌラじゃないっ…！）
勇者♀（総じて最初から、コイツが仕組んだ見策だったんだッ//////！）
185 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/08(土) 23:59:25.15 ID:1vPOfqI0
グプタ「え？ どうして、それを……!?」
ポルトガ王「何、隣町の孝行息子の噂は、このポルトガまで聞こえておるでな」
グプタ「そんな……私なんてまだまだです」
ポルトガ王「いや、誉めてつかわす。より一層励むが良い！」
グプタ「はいっ…有り難き幸せに御座います、王様」
ポルトガ王「うむ」
勇者♀（コイツ、よくもぬけぬけと……）ｷﾞﾘｯ
186 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:00:22.16 ID:dr01KG60
武闘家「何だよ勇者？ どうした？？？」
勇者♀「悪いけどﾁｮｯﾄ黙ってて……」
武闘家「え、あ、 ああ……」!?
勇者♀「…………」
ポルトガ王「…………」
187 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:09:50.61 ID:dr01KG60
勇者♀（ピラミッド、黒胡椒、銀行強盗、ガンダタのアジト、バハラタのグプタ…アタシが５年間引きこもって、あらゆる文書を読み漁った事）
勇者♀（この王は全ての繋がりを見通している……）
勇者♀「それで、ポルトガの王。本題と言うのはどう言った事ですの？」
ポルトガ王「うむ……このポルトガの様な貿易国は、これからは国家としてでなく商業自由都市として発展するべきだろう」
勇者♀「……なる程、一理有るでしょうね」
ポルトガ王「今や経済機構は転換期にあり、民間の資本は益々台頭してくるだろう。そんな中――こと王家の立場は限り無く半端、且つ微妙だ」
勇者♀「だから……この国の資本主義化を王そのものが推し量っているのですね？」
188 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:11:11.22 ID:dr01KG60
質問には応えず、王は一通の証書を勇者♀へと差し出した。
ポルトガ王「……これを見てみるといい」
勇者♀「これ……、これって、為替じゃないッ！ しかも発行はポルトガ王政府！？」
勇者♀（凄い……在籍王家発行の紙の証券なんて…、まだこの世の何処にも存在しないッ！）
ポルトガ王「そうじゃ。他になんだと思ったのだ？」
勇者♀（つくづく、この王には度肝を抜かされる……）
189 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:12:18.28 ID:dr01KG60
これはアタシも以前、夢に見た計画の一つだった。
単に、国家としてではなく、巨大な資本市場の中心で貨幣の貸借を行い、そこに民間の資本をも取り込んで、いわば巨大な金貸しへと変貌する。
つまりは超大型のシティー･バンクとして、一国家が文字通り――いずれ来る資本主義経済の中で――世界の頂点に立つ。
もし、アリアハン王が切れ者とは言わないまでも、もう少しまともな王であったなら……
もし、この私にもっと力と発言力があったならば……
せめて、自分が男に産まれていたとしたら……
私は――私こそがッ！ この男より数年早く、この計画を現実の物にしていた筈だった。
190 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:14:32.29 ID:dr01KG60
だが、同時に。それは叶わない夢だった。
現アリアハン王は、先代とは似ても似付かない愚息だった。
見栄えだけの絢爛さを好み、古腐った慣習を有難み、それを国民に誇張する事が、国の威信を高めると思い、下らない年功序列と儀式にばかり金をかける。
その為に、民に必要以上の調税を繰り返して、納税額は上がる一方。いつまで経っても、生活は苦しくなって行くばかりだ！
あんな愚息が血統だけで王だなどと、アタシは絶対に認めない！
人の上に立つ者として産まれたからには、それに相応しいだけの責任を果たせ！
寝ずに書を学び、人の何倍も努力して見せろッ！
191 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:16:33.98 ID:dr01KG60
――――それを、この男は意図も簡単にやってのけようと言うのだ。
勇者♀「…………いいえ。……とても叶わないわね、アナタには」
そこに書かれていた日付の日に――アタシは、まだ産まれてすらいなかった。
勇者♀（負けたわ……完敗よ。 気持ちいい位に、何故か胸がすっきりした……）
192 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:31:48.93 ID:dr01KG60
ポルトガ王「勇者よ……。人にはそれぞれ役目という物があり、運命というものがあると私は思う」
勇者♀「貴男は私にも、勇者としての運命に従えと仰られるのですか？」
ポルトガ王「私は、王として…そうなる者として産まれた。望もうと、望むまいとだ……」
勇者♀「それは、最後のポルトガ王として――自分の運命を受け容れたと言う事ですの？」
ポルトガ王「かもしれん」
勇者♀「分からないわ……あなたなら、他に幾らでもやりようがあった筈ではなくて？」
193 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:32:51.87 ID:dr01KG60
ポルトガ王「だが男とは、概してそういう生き物なんじゃよ」
勇者♀（この王は、きっと…より辛く厳しい選択肢を選んだんだ。そして、自ら馬鹿を演じることで、自分にどれだけの部下が付いてくるかさえ、試してきたのだろう）
勇者♀「ｹｯ……あ～～負けよ、負けよ、負けよ、負けよ、負けっ！アタシの完敗よ!!」
勇者♀「王様、貴男にだけは逆立ちしても叶いそうにないわッ！ さぞや、ライバルがいなくって寂しかったでしょうね！ ザまぁ見なさい！」
ポルトガ王「お嬢ちゃんも仲々のモノじゃったよ。お陰で、10年は若返った気がする」
194 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:33:59.68 ID:dr01KG60
勇者♀「言っとくけど、褒めてもビタ一文、まけてあげないわよ！」
ポルトガ王「そりゃあ、残念じゃよ」
勇者♀「アンタが欲しいモノは此処にあるわッ！ ポルトガ中央銀行の裏帳簿の全記載よ！」
195 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:36:31.91 ID:dr01KG60
武闘家「アンタって奴は―――あのどさくさに紛れて、そんな物を手に入れていたのかい!?」
勇者♀「何言ってんのよ、アンタだってその共犯よ！」
武闘家「そう言えば、あの時ッ！ 全く、とんでもない娘だよ、アンタって奴は」
ポルトガ王「やはり……お嬢ちゃんが持っていたんだね。探すのに苦労したよ」
勇者♀「あら、手間が省けて良かったじゃない」
ポルトガ王「で、お嬢ちゃん。何が望みだね？」
196 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:37:40.37 ID:dr01KG60
勇者♀「ひとつ。アタシがこれからする質問に正直に答えること！」
勇者♀「もうひとつ。その答えが YES 意外だった場合、アタシの申し出を絶対にうける事」
ポルトガ王「条件が一つ、タニアという女性を救出しガンダダ一味を一掃すること。方法は任せる」
勇者♀「いいわ！ 私も、あの俗物には頭に来ていた処よ！！」
197 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:42:38.03 ID:dr01KG60
ポルトガ王 「 なら じゃ。
交渉成立
勇者♀ じゃあ ね。 」
198 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 00:51:35.87 ID:dr01KG60
チラシの裏
やっぱり、即興で書いた方が筆が走るわｗｗ
書溜めの文章がいまダに、巧く書けん……orz
普通は、逆になる筈なのに……何でだろう？
とりあえず、今日はもう寝ます。
又明日の夜にでも書きます。
うん、書き溜めはしない！
即興で書くわｗｗｗｗｗｗ
199 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 21:15:07.60 ID:sraT1zk0
武闘家「まったく、アンタといると退屈しないわよ」
勇者♀「何のことか思いつかないわね？」
グプタ「………」
武闘家「あんたの出した条件の事よ」
勇者♀「ああ、アレの事？ 我ながら良いアイデアだと思ったんだけど？」
200 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 22:02:41.35 ID:sraT1zk0
グプタ「アレには、私も度肝を抜かれました」
武闘家「本当、心臓が止まるかと思ったわよ」
勇者♀「ま。期待はしてなかったけれどね」
201 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 22:03:49.97 ID:sraT1zk0
～回想～
勇者♀「もし、アンタがまともな男で恋人がいないなら、アタシを妻にしなさいッ！」
グプタ「ブーーーーーーーーーッ！」
武闘家「亜ｒｄｓｄｆｇｈっじゃっｓｄｆｇｈ………」
202 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 22:27:44.23 ID:sraT1zk0
ポルトガ王「勿論、ちゃんとした男だよ」
勇者♀「アンタは独身よね。なら、アタシを嫁に貰いなさい！」
ポルトガ王「残念じゃが、お嬢ちゃんの希望には答えてやれんよ」
勇者♀「……理由を聞かせてもらえるのかしら？」
ポルトガ王「籍こそ入れておらんが、私には愛する女がいる。一生、共に生きていこうと誓っておる」
勇者♀「……そうじゃないかと思ってたわよ/////」
～回想おわり～
203 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 22:41:16.15 ID:sraT1zk0
勇者♀「だって、あんないい男。滅多にいないでしょ」
武闘家「本当に、たいしたタマだよ。アンタって奴は」
勇者♀「今頃気付いたのかしら？」
武闘家「どうしてアンタって奴は、恋愛に対して、こう極端なんだろうね？」
204 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 22:42:16.26 ID:sraT1zk0
勇者♀「う、うるさいわよ！ そう言うアナタこそどうなのよ？」
武闘家「私の事は、関係ないでしょ！」
勇者♀「はっ、強がった所で『彼氏居いない歴＝年齢』？ バッカじゃないの！」
武闘家「アタシは一人の方が気が楽なんだよ……でもね」
205 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 22:55:17.71 ID:sraT1zk0
勇者♀「何よ？」
武闘家「アンタがちょっと、羨ましい……かな」
グプタ「もしかして、誰か好きな人がいるんじゃないですか？」
武闘家「ううん、唯の憧れだよ。アタシの一方的な、ね」
グプタ「でもきっと、その人は素敵な方なんでしょうね？」
206 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 22:55:52.95 ID:sraT1zk0
勇者♀「どんな人なのか、聞いても良い？」
武闘家「大人の男、かな。 アタシに無い物を一杯持ってる人だった」
武闘家「アタシの100倍は大人で、強くて、自由人で…でも、とても孤独な人」
勇者♀「孤独？」
207 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 23:01:25.44 ID:sraT1zk0
武闘家「そうだね。きっとあの人だったら、ポルトガ王に退屈な思いをさせないんじゃないかな？」
勇者♀「今、何処にいるの？」
武闘家「分からないんだ。５年位前に居なくなって……探してる。だから、旅をしている」
グプタ「そうですか。 見つかると良いですね」
208 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 23:02:51.49 ID:sraT1zk0
武闘家「ああ。 でも、その前に……先ずはタニアって娘を助け出さないとね」
勇者♀「そう！ あの糞野郎に思い知らせてやらなくちゃ、気が収まらないわ！」
グプタ「私も、出来る限り闘います」
………
……
…
勇者♀「何かこう、世の中って不公平よね……」
武闘家「妬かない、灼かない」
209 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 23:03:39.54 ID:sraT1zk0
…
…
…
…
…
…
210 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 23:05:39.82 ID:sraT1zk0
海賊王「行くのかぇ？」
スナイパー「ああ」
海賊王「ならば約束通り、こいつを持って行くがええ。この赤のオーブを」
スナイパー「その必要はない……」
海賊王「要らぬ、と申すのか？」
スナイパー「アリアハンの勇者♀が来たら渡せ……」
海賊王「スナイパーよ、どうやら主も世界の運命を握る鍵の一つのようじゃな」
スナイパー「…………」
海賊王「じゃが。心して掛かるのだ、真の闇は直ぐそこまで迫っておる」
スナイパー「……覚えておこう」
『 ……子供たちに会ったら、優しくしてやってくれ…… 』
211 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 23:51:23.36 ID:sraT1zk0
::::::..: 从:: ｀ 、 '' ｀ ,,／´ ,, ﾄ ＜_,,
:::::::::: . 从:::::: ,,ヽヽヽ、 ヽ、 （ ） ノ ノ''／^| ヾ ＜
::::::::::彡 /:::::::::::: ''、＼（(n＼ ）, ）/ （ ／、n)）/ ミ;;,, ミ
::::::::彡 ..::и/:::::::::::....::::::::::::::...ミ三＼'''' ':;;ノ;;;;ゞ ｀´/／彡⌒ ヾ ミ
:::::::/イ::::::::^从:::::::::::／⌒ヽ:::::::＿￣＼ ヾヽ,,(／／ン;;;;、 ミ 、从
::::::::7;:::::::::::::::::'''w::::::::::::（⌒:::::::::::::￣＞ Ｖ ' /／,-ー;; '´）:. 从 ヽ ,|
:::::::7::::::::::::::::::::::::::'''z::::::::::::::,i,::::::::::⌒ ＼ ／ -^ lll.:::从 | |
::::彡::::::::::::::::::::::::::::::''''z;;;;;;、:'lii::::::::: , ）::、（ ,..、 lll::w^::| N |
:::从::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::''＼:|::::;:::::::... '';;--------;;、 〈/::::::::::ﾐ ﾐ ,|
:::|:|:::::::::::::::::::::|/::::::::::::::::::::/:::〈:|:::;:::::::::::（llll;;;:::::;i:::::::;;,,/ ; |:::::::::::::ﾐ '| |
::从:/::::::::::::::／::::::::::::::::::::':i:i:::::＼::::::::::::::｀''';;llllll|llllll;;'' '/::::::::::::ﾐ '||
::::从:::::::::::::::::从/::::::::::::::::::':':l::;;;;;＼;;:::::::::::::::::;;;;;;;;;, _／:::|:::::::::ﾄ .:::
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::（:::ｲ::|::::::::::::::::::i:/从:::::::::::::::::::;;;;;;;;;l||l|λ^',::V;;|/::;λ/|ﾉ'':::::::::::从::::::::
:::::::::::从::::::::::::::从:|l:|N:::::;:::;;:;:;;;;;;;;;;;;;|lll||.ヾ;;::::::|:::::;;ﾉ ||l|:::::::::::::::|:|:
:::::::、wv＼|ヽ:::::::|;;;|;;从;i;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ll|< | V^V^l/ﾄ'//:::::::::::|::
~~''''::;;|;;;;从从|;;;;;;;;;;;;;;;;ヾミミ^-^-^ 彡'/::::::i:::
『 わかっておる。あの子達はワッチにとっても、掛替えのない子じゃよ 』
212 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/09(日) 23:55:37.21 ID:sraT1zk0
寝ます。ノシ
213 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/10(月) 02:17:44.12 ID:4QVdZk20
おいついた 乙
賢者が完全にルーシェで再生されるわwwww
214 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/10(月) 03:54:22.90 ID:KwbMFxw0
ロケテストプレイ中、ＤＱ３のデータが消えた……orz
どうしようｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
下手にやっつけで書くと、複線張りすぎて、回収出来そうにないｗｗ
やべぇｗｗｗｗｗｗ
215 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/10(月) 10:37:09.26 ID:gkAUxU60
済みませんがロケテプレイが、追いつくまで投下出来ません。
次は、15日の夜から投下します。
216 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/12(水) 21:33:03.05 ID:ES3snj60
楽しみに待ってる
217 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/13(木) 01:36:27.34 ID:6qS.OK.0
>>216
お約束通り、テドンで泣かせたやるぜｗｗ
218 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/13(木) 16:22:01.63 ID:SURpILM0
追いついた。
この勇者惚れた。
219 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/14(金) 16:42:47.57 ID:MWBr2r60
明日、５／１５ ２０：００～投下します。
宜しくお願い致します。
220 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 15:19:14.82 ID:vE98Ue.0
武闘家 Lv.２５（彼氏いない歴＝年齢）
勇者♀ Lv.１７（↑ザまぁｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
賢者 Lv.１６(爆弾小僧 魅力:255↑)
所持金：→０Gold（銀行２万G）
○現時点での 能力の上昇は特になし
221 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 15:25:56.27 ID:vE98Ue.0
さて、予定より早いけどボチボチ投下していきます。
【ガンダダ】
ガンダタ「悪いが…ここでお別れだ」
タニア「あの、私はどうなるんですか？」
ガンダタ「帰れ！」
222 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 15:27:23.28 ID:vE98Ue.0
タニア「え？ あ……はい!?」
ガンダタ「帰れと言ったんだ」
タニア「え？ はいいいぃ!?」
ガンダタ「いいか、アンタがどう思おうが、盗賊家業ってのは列記としたビジネスだ！ 悪党には悪党のギルドもあれば、暗黙の掟もある」
タニア「暗黙の掟？ ですか……？」
ガンダタ「ああ、エグゼクティブ･トラストだ。破った奴は、悪党の世界からも追われる事になる」
223 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 15:28:55.34 ID:vE98Ue.0
ガンダタ「だからアンタをどうこうするつもりはない」
タニア「…………」
ガンダタ「但し、それはここまでの話だ。この先、アンタがどうなろうと俺も知らん。 他に質問は？」
タニア「…………ありません」
ガンダタ「バハラタがどっちか、分かるな？」
タニア「……多分、あっちかと」
ガンダタ「分かってるなら、自力で帰れ。アンタが一緒じゃ足手まといだ」
224 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 15:30:00.53 ID:vE98Ue.0
*
225 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 15:33:39.18 ID:vE98Ue.0
【バハラタの村】
勇者♀「…………orz」
武闘家「はぁ…………!?」
グプタ「…………え？」
タニア「グプタっ！ 良かった、無事だったのね！」
226 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 15:34:48.32 ID:vE98Ue.0
勇者♀「いや、いやいやいやいや、いや、ちょっと、待て!?」
グプタ「………それ、こっちの台詞ですよ」ﾎﾞｰｾﾞﾝ
武闘家「無事！ しかも無傷！！ 何コレ！？」
タニア「あ、それが……足手纏いだって置いてかれて。それで、ひとりで帰れって……」
勇、武「はぁっ！？」
グプタ「と、兎に角無事で良かった」
227 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 15:35:42.76 ID:vE98Ue.0
勇者♀「一体どういう事よ、これって？」
武闘家「さあな…何がなんだか、さっぱりだよ」
タニア「何か、暗黙の掟とか……エグ何とかトラストとか……難しい言葉を使ってましたけど？」
タニア「アタシ馬鹿だから、よく分かりませんでした……」
勇者♀「それもしかして、"executive-trust"のこと？」
タニア「あ…はい。多分そうだと思いますよ」
228 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 15:36:21.66 ID:vE98Ue.0
武闘家「何だい、そりゃ？」
勇者♀「悪党同士の信用度の事よ……どうやら、またポルトガ王に担がれたみたいね！」
武闘家「で……ご感想は？」
勇者♀「あんチクショ共がーーーーーーーーーーーーーッ」ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷｯ！
229 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:06:21.05 ID:vE98Ue.0
～ 回想 ～
トンヌラ「貴男もお人が悪い……大概にしないと本気で嫌われますよ」
ポルトガ「ちと、意地悪が過ぎたと申すか？」
トンヌラ「ええ。勿論、そんな事は無いでしょうが……」
ポルトガ「窮鼠猫を噛む、と申すか？」
トンヌラ「それを分かっていて、なぜあんな嘘を」
230 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:07:32.19 ID:vE98Ue.0
ポルトガ「何ぁに、構わんよｗｗあの嬢ちゃんにねだられる分にはの」
ポルトガ「寧ろ、それが狙いじゃよ」
トンヌラ「成る程。あの娘は、普通より何倍も重い宿命を背負っている。その上気が強く、頭も良い」
トンヌラ「故に、自分が１７才の少女だと言う事を忘れがちだと言う事ですね」
ポルトガ「唯の凡夫では、あの娘の話し相手も務まるまい……」
トンヌラ「だから、教えてやりたかった。上には上がおる、と言う事を」
231 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:09:04.69 ID:vE98Ue.0
ポルトガ「偶には、大人に甘えてみるのもいい……」
トンヌラ「でも、口で言うべきでしたね」
トンヌラ「あの娘は、真っ先に道具屋でありったけのキメラの翼を買っていきましたよ」
ポルトガ「何とｗｗ！ こりゃ、相当タカられることを覚悟せにゃならんかな？」
トンヌラ「で、御座いますね……」
ポルトガ「こりゃ、先が楽しみじゃな」
232 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:10:18.17 ID:vE98Ue.0
_＿ __ _＿_
i´￣´ ｀＞ ､ ／´￣ ｀ヽ
ｒ─／´ ヽ､／ ｝
イ ／ ／ /´￣｀ヽ ′
く / :／ ヽ.｀＼
/∨! ＼／.:// :/ :! ヽ ヾ :|
ヽ ﾄヽ／ :// :/ :/ .i :|.:| ヽ i ﾄ､|
/ﾍ!∨ :ﾚ′ / ／ :/:/! /|.:| ./ .i | ! ﾘ
ヽ__ﾚ′ | ＞メ＜,,._／ノ/ / l :|/ ／! iﾘ
／ !／ヤ⌒メ＼.:/ / / /メノﾉﾍ:/
／// / / ｛らc:j ヽ／ /イﾊ;jゝﾍハ
／ // /イ :/ `＝'′ {;ｿ ｲ:ヽ.:|、
// / !::に} 〉 /:| :|ﾍ
|ﾘ :/ |｜ |:＼ 、_＿ / | :| :ﾄ、
| :/ :ﾚ′|: ＼ ／ /| ハl :｝
__＿__.ﾚ′ __.|_＿＿＞._ _ _／ ／ ハ :/ ﾘ.ﾉ
..,,､r=''""´:::::::::::::::｀≧x､、_,|!:::::::::::::::::::::::::| |::::|ｌ / :／ _＿＿___
::::::::::::::::::::::::::;r=＝＝＝=ゝ＞:::::::::::::::::::::::| |::::||ユ､,ムr=''"´:ヘヽ:::::::::::｀ヽ、
:::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::::::::::::::ヾV´￣￣｀`＞v＜´￣｀ヽ;:::::::::::::::::＼＼::::::::::::ヽ
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';::::::::::::::/ /:::::::::::::::::::::::::::::::/ヽ､ `ｰ─--ソ）--ー‐' ∧:::::::::::::::::::::::｝ .｝:::/
トンヌラ「………………本当に、お人が悪いですよ。あなたｗｗ」
～ 回想おわり ～
233 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:11:25.06 ID:vE98Ue.0
【ポルトガ】
勇者♀「義賊…ですって？」
村人「ああ、ねずみ小僧っと言った所のね」
武闘家「あの悪党が、義賊だって？」
村人「此処じゃ、今の彼を悪く言う奴はいないよ。ハゲタカみたいな悪い役人や、悪徳商人でもない限りはね」
勇者♀「今のって、どう言うこと？」
234 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:13:10.52 ID:vE98Ue.0
村人「元々あの盗賊たちは…前の頭に脅されて居ただけだったみたいなんだ」
村人「前頭がロマリアで死んだ途端、あいつ等は、生きる術を失っていたのさ」
勇者♀「それで……そこに現れたのが、今の『新しいボス』ってことかしら？」
村人「そんな所だよ。彼は盗賊を力と知恵でまとめ上げ、義賊として生きる術と居場所を与えたのさ」
武闘家「じゃあ、この村は盗賊たちを恐れていないってのか？」
235 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:15:28.42 ID:vE98Ue.0
村人「普通庶民なら盗賊は怖いさ。でも、彼等は悪い奴からしか奪わないんだ」
勇者♀「…………」
村人「確かに、盗みが良い事だとは言えないけど…以前のボスと比べたら、天地の差だよ」
勇者♀「その…ボスが入れ替わったのって、いつ頃のことなの？」
村人「あ～、もう３ヶ月以上前のことだよ」
武闘家「３ヶ月前……なぁ。その、前のボスはどうしたんだい？」
村人「死んだよ。ロマリアで悪さをしていたらしいが、何処かの勇者に搭ごと吹き飛ばされたって噂だ」
236 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:17:37.83 ID:vE98Ue.0
勇者♀（ああ、そう言えばそんな事もあったわね……すっかり忘れてたわ）
勇者♀「あれが、以前のガンダタって奴だったのか……」
武闘家「はぁ？ どう言う事だよ？」
勇者♀「ロマリア王に盗賊退治を頼まれた事があったのよ。それが丁度３ヶ月位前」
勇者♀「賢者がクレータ･ルーラ一発かまして瞬殺したから、顔も見なかったわ」
武闘家「おいおい……」
237 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:20:10.33 ID:vE98Ue.0
村人「村人も、今のボスの顔は誰も知らないけど…実は、ポルトガの元軍隊司令官じゃないかって噂があるんだよ」
勇者♀「それは、おもしろい噂よねぇ……」ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ!!
武闘家「あ～、なんか私にも読めてきたわ。 要するに、ソイツは王のもう一人の右腕ってことね」
勇者♀「(::::;;;#.ﾟДﾟ..:::) …………」
238 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:21:59.93 ID:vE98Ue.0
【ガンダタ】【アジト】
武闘家「わざわざ、来ることもなかったんじゃないか。それこそポルトガ王の思う壺だろ？」
勇者♀「一言、文句を言ってやるだけよ！」
武闘家「アンタも……物好きだね」ﾔﾚﾔﾚ…
239 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:22:27.66 ID:vE98Ue.0
*
240 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:23:34.79 ID:vE98Ue.0
/ ./ ,i′ .lﾞ ! 、 ._ﾉ : :::::;:;:;:;:::: : .＼
/ i! .／ | .| ｀|ﾞﾞ.!;:;:::::::;:;: ／￣￣￣￣￣￣￣
ｌ / .,／ | .| lﾞ::::.ｌ,;:;::::＜ 勇者♀が
.! lﾞ .'" ,! │ /:;:;:;:::ﾞ'､; | ここに
l │ ."''^^^ﾞ''‐、 ｜ | l :;:;::::;:;::.!;;;: | 来ただと？
! ! ." .__,,,,,...l,,-‐" .,! / :;:;:::::;:;:::|;l､ ＼＿＿＿＿＿＿＿
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ノ'ぃ;;;;;;;;:::,../;::,! .ﾞL;;:;:;:._／´::;:;:;::: | 否、ポルトガの
,／゛;;;;;;ﾞ'ｉ,,./ ﾞ:/;;::/ ,,ﾐ-''´;;;;;:;:;:;:;;;;:;:: | 入れ知恵か……
/ ;:;;;;:;:ン'´;;;:::,i";;:/ .,..-‐";;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;丶;::: ＼＿＿＿＿＿＿＿
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ガンダタ「あの阿呆共が………」
241 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:29:27.09 ID:vE98Ue.0
武闘家「それは、アンタの事じゃなくって、元･軍事指令さん？」
ガンダタ｢ガンダタでいい…今の俺は、ただの盗賊だ｣
勇者♀「ええ、そうでしょうね」
ガンダタ｢何をしに来た、女は帰した筈だ……｣
勇者♀「何故、ポルトガ王を裏切る様な真似をしているの？アンタにだって、王の気持ちは……」
ガンダタ「分かっていたら、どうだと言うんだ？」
242 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:30:59.55 ID:vE98Ue.0
勇者♀「アンタをポルトガにつれて帰る」
ガンダタ「断ると言ったら？」
武闘家「力ずくでも」
ガンダタ「なる程、至極分かり易い」
武闘家「そう言う事さ」
ガンダタ「だが、出来るかどうかは別の話だな」
勇者♀「どうやら答えは、聞く迄もない様ね……」
243 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:32:43.83 ID:vE98Ue.0
ガンダタ「ああ、断る！ と、そう言った筈だ！」
勇者♀「なら…ポルトガに連行するついでに、さっきのの借りを倍にして叩き返してやるわ！」
武闘家「今度は逃がしゃしないぜ！」
ガンダタ「阿呆が……無名とはいえ､今日まで様々な修羅場を共に生抜いてきた、この日本刀……」
244 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:35:07.85 ID:vE98Ue.0
,,,,,＿ _,,,,,,,,,_
r<才´ ___.:＼ ／__/⌒ヾヽ
/:// /〈〉〈〉〈// ／/ﾊ ヽｊ
/:/:′ 'ー≠=// /// /´＞ ､
__/ノ ／⌒'{｛ ⅥL:__≧ ､、＜＞ ．.
/ヽノ ヽγ´￣ ヾヽ、__.::::＞ ､、 ＜＞ ．.
l:::::::::ヽ､＼_.:ゝ ｀ ー ´ ｀ ＜＞ ＜＞ ．
. l:::::::::::::::::::ヽL ｀ ＜＞ ＜＞ .
l:::::::::::::::::::::::::l′ ｀'＜＞ ＜＞ .
. l:::::::::::::::::::::::::l ｀ ､ ｀::..... ｀ .
l:::::::::::::::::::::::::l __＿__ ＼::::::｀:..、 ｀ ､
. l:::::::::::::::::::::::::l ／::::::::::::::::::::::.:.:.:.:...... _ ＼::::::::｀:..､ .
l::::::::::::::::::::::::::l /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ ＼:::::::::::＼ ヽ
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l:::::::::::::::::::::: ∠、 //:::::::::::::::::::::ミ'ｉ|｀ヾﾍi､、ﾉノハ:::/ ﾞ:､:::::::::::::::.. ' .
. l:::::::::::::::::::／::::::L,,__ //::/ヽ:::::ミ才" i! i| ヾ"ﾍⅥ/ヽ. ' :::::::::::::::::. ' .
l::::::::::::::／::::::::::二ニL,___ /:://ヽⅥﾐ ヽ:/ ﾐ i! ,;;∨ ヽ. ' ::::::::::::::::..
. ｌ::::::::::::::://:: ／￣￣￣ヾ:/ハヽくミﾐ /＼､ミ / _,;;∠;∧ i ' :::::::::::::::::..
ｌ:::::::/:::://／:⌒ヽ:::::::::::／Ⅵ:i!ヽ ﾍ::: ', / ヽ＞"ムノ..ィ ,ハ:! l '::::::::::::::::::...
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245 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:35:47.93 ID:vE98Ue.0
. l:::::::::::::::::::::/:::::::::::::__＿＿≧＝/:::::::::::::::::::ヽ/､、 / / ／
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l:::::::::::::::::::l:::::::::::::: ／／:::: ／／／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／::://:.:.:.:.:}},,,,__ ヽ
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ガンダタ「貴様らごときに折れるような、なまくら剣だなどと思わない事だっ！！」
246 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:36:42.92 ID:vE98Ue.0
*
247 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:38:09.28 ID:vE98Ue.0
勇者♀「げぇ…………」ｺﾞｷｭ
武闘家「糞っ……ライジング・タックル！」
ガンダタ「……牙突、三式！！」
武闘家「グハァーーｯ！」ﾄﾞｻｯ…
勇者♀（レ……レベルが…違いすぎる…………）
武闘家（駄目だよ…コイツ、強すぎる。まるで歯が立たない……）
248 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:44:14.24 ID:vE98Ue.0
ガンダタ「どうした、俺はまだ実力の半分も出していないんだぞ」
勇、武「そ、そんな……」
勇者♀「勝てる訳ない……」
ガンダタ「行くぞ、牙突一式」
勇、武「キャーーｯ！」ｶﾞｯ
249 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:45:03.85 ID:vE98Ue.0
ガンダタ「……もう降参したらどうだ？ 俺は、手加減が苦手なんだ。いい加減諦めろ……」
武闘家「バ……バカにしやがってーーーーｯ！ これでも喰らいやがれッ！！」
『 パワーーーーーー・ゲイザｧーーーーーーーーーッ！ 』
ガンダタ（ほう……まだこんな力がのこっていたとはな）ｸｽｯ
250 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:49:12.17 ID:vE98Ue.0
武闘家「油断したね……流石にこの距離なら、、アンタでも交わせないダロ！」ｻﾞﾏｱﾐﾛｯ!
ガンダタ「ああ、確かにな……だが、交わす必要はないんだよ……」
ガンダタ「 牙突…………二式ッ！！ 」ｶﾞｯ!!
武闘家「この……化け物…………」
ガンダタ「言った筈だ。 貴様らとは、くぐってきた死線のケタ数が違うんだよ」
251 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:52:47.19 ID:vE98Ue.0
勇者♀「言ったそばから、また油断……馬鹿は死ななきゃ、直らない！」
『 ライデインッ！！ 』ｯ!!
ガンダタ(ほう……コイツもまた、力を秘めていたか。だが…………)
ガンダタ「まだまだ……甘い」
『 牙突…………零式ッ！！ 』
252 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:54:37.72 ID:vE98Ue.0
勇、武「ウワァーーーーッ」ﾄﾞｶﾞ--ｯ!!
ガンダタ「もう、立つ力も残っていないだろう……これが、俺とお前達との力の差だ」
253 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:56:21.15 ID:vE98Ue.0
勇者♀「どうして…それだけの力を持っていて……何故、彼をうらぎったの？」
ガンダタ「…………」
勇者♀「答えて……何故、アナタはこんな所で義賊なんかをしているのよ？」
ガンダタ「裏切った……確かにそうかもしれないな。 だが、俺は俺の中の正義に従っただけだ！」
武闘家「そいつは……どう言う……事だ」
254 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:57:19.14 ID:vE98Ue.0
ガンダタ「俺は所詮、軍人だ。 トンヌラの様に愛想も良くなければ、知恵が回るわけでもない……」
勇者♀「じゃあ一体、何をしようって言うのよ!?」
ガンダタ「悪党としてのし上がる！ この国も、王も、裏の世界の圧力から守れるほどの力を手に入れる為に」
勇者♀「アンタ……それ」
ガンダタ「俺は、俺に出来ることをやろうとしているだけだ。 悪いが、お喋りはここまでだ。いい加減、眠ってもらう……」
255 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:58:27.65 ID:vE98Ue.0
勇者♀「最後に………もう一度聞いてもいいかしら？ もう一度、城に戻るつもりは無いの？」
ガンダタ「断る」
勇者♀「…………残念ね」
ガンダタ「……………………」
256 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:59:10.28 ID:vE98Ue.0
――――― 最後に、頑張った褒美として教えてやる ―――――
.
257 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 16:59:50.49 ID:vE98Ue.0
*
258 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 17:08:02.21 ID:vE98Ue.0
武闘家 Lv.２６（新技、ｋｔｋｒ！）
勇者♀ Lv.１９（ライデイン……）
賢者 Lv.１６(爆弾小僧 魅力:255↑)
所持金： ０→７０２Gold（銀行２万Gold）
コメント：ガンダタ「油断？……コレは余裕って言うんだよ」
259 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 17:15:15.51 ID:vE98Ue.0
*
260 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 17:32:45.89 ID:vE98Ue.0
【ポルトガ】【波止場】
武闘家「いい天気だ！」
勇者♀「ええ、船出には絶好の風でしょうね」
武闘家「イシスで賠償金を叩き返して、賢者を取り戻したし、黄金の爪も取り戻した挙げ句……」
勇者♀「まさか、こんな立派な帆船まで手に入るとは思わなかったわよ」
武闘家「で、ご感想は？」
勇者♀「あのポルトガ王に、手のひらで踊らされていたのは気に入らないけど……」
261 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/15(土) 17:40:11.53 ID:mQDQXqs0
おーまってたよ
262 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 17:53:22.64 ID:vE98Ue.0
看板の先では、賢者が満面の笑みを浮かべながら二人に手を振っている。
賢者｢お姉ちゃーーん。 ほら、見て見て～～～｣ﾆｺﾆｺ♪
勇者♀「まぁ。悪い気はしないわよ/////」
ポルトガ王「どうやら気に入って貰えたようじゃの」
勇者♀「気に入るも何も……本当にこんな凄い船を只で貰って良いの？ しかも船員付きで……」
勇者♀「言っとくけど、後で返せって言われても絶対返さないわよっ！！」
トンヌラ「言いませんよ、そんな事」ｸｽｯ
ポルトガ王「心配せずとも、必要経費も総て儂の奢りじゃよ。嬢ちゃんには、苦労させたからのぅ～」
263 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 17:58:14.36 ID:vE98Ue.0
ポルトガ王「なぁに。この位はせめてもの罪滅ぼしじゃよっ！」
勇者♀「ﾁｯ！ 流石ポルトガ王とそのお后様。大した太っ腹だこと！」
トンヌラ「あら、お気づきだったのですか？」
勇者♀「……他に、誰が居るって言うのよ？」
トンヌラ「さぁ、何のことでしょう？」ｸｽｯ
ポルトガ王「それで……彼奴が、儂に何と言っておったか教えてくれんかね？」
264 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 18:00:12.20 ID:vE98Ue.0
';::::::::,､､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;::::::-‐-ｯ::
';::::;' ,-'´ ＞ ､::::::::::::::::::::;;;､－' ´ヾ、 /::::
. ,,-" ,,‐" ヽ､;:-1''´ ヽ /::::::
,,-" i ,," l , `､ゝ､::::
. ,,-" . /,,'' l ／ ヾ `
. ,,- ヽ''__ ::ヽ l,/ '､ 『悪』 『即』 『斬』
,." ,,ﾞヽ, ﾐ､、:::} l _,,----ミ '､
,.' ,' i ヽミ'.､、 /.l _,,,､-;=;;==‐,z '、 俺の中の正義は今もかわりはない
,′ ,' l ヽ`='ゞ、ヽｰ'ｲ''~ヽｰ`='--イ '
. ' l! l ／/ l! ヽ、 .'
,′ l! ', / ﾞi ヽ､ '
. ; l! '､ / ﾞi /:. i
. ; .l! '、 / ﾞi /::: l
. i. l! 'ｙ ﾞi /::: i
', ', く __ ＿ ﾞi i:::. iﾞ
'､ ', ヽ ﾞi i::: / ポルトガに会ったら合ったら、そう伝えてやってくれ
. ', '､ ヽ-‐‐‐‐---一
. ', '、`ー---
'､ >, .,- ﾞ
／;;;;;'、 .,-"
, ';;;;;;;;;;;;;;'、 ,-´:::
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'､ ‐'":::::
265 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 18:04:51.23 ID:vE98Ue.0
勇者♀「だ、そうよ……」
ポルトガ王「…………」
トンヌラ「あの人らしいですね……」
ポルトガ王「そうか……否、そうじゃったの…………」
266 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 18:07:21.64 ID:vE98Ue.0
サーセン。
一時間ほど休憩はいります。
飯食ってきます。
267 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 19:41:03.98 ID:vE98Ue.0
>261
Thanks！ 続きます。
トンヌラ「気を落とさないで下さい。私だけは、ずっとアナタに就いて行きますから」
ポルトガ王「すまぬ……ありがとう勇者♀殿。お陰で胸つかえが、軽くなった」
勇者♀「どう致しまして。 それにしても、仲が御宜しいですこと！」ｸｽｯ
武闘家「羨ましいったらないね。この、まったく」
ポ、ト「 /////」
268 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 19:41:52.12 ID:vE98Ue.0
武闘家「……所でさ？ この先勇者はどこへ向かうつもりでいるんだい？？？」
勇者♀「そうね……特に当てはないのよ。どうしようかしら……」
ポルトガ王「ふむふむ、それなんじゃが。実は賢者宛のメッセージを預かっているんじゃよ」
勇、武「賢者宛のメッセージ？」
ポルトガ王「ああ、悪いがあの子をここに呼んでもらえんかね」
勇者♀「じゃあ、私が呼んでくる。ちょっと待ってて下さい、王様」
269 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 19:42:55.49 ID:vE98Ue.0
賢者「お早う御座います、王様。僕にメッセージがあるって聞いたけど、どんなメッセージですか？」
ポルトガ王「うむ。『死神』と名乗る男からの伝言じゃが……心当たりは在るかね？」
武闘家「死神ィーーーーッ！？」
勇者♀「チョット、誰よ！ 折角の船出だってのに縁起でもない」
賢者「あ。うん……それスナイパーさんの事だよ」
勇者♀「ぁ…なる程………確かに。そんな感じよね」ｺﾞﾒﾝﾈ
270 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 19:44:04.66 ID:vE98Ue.0
武闘家「なぁ、そのスナイパーってのは一体誰なんだよ？」
勇者♀「ああ…武闘家は知らなかったわね。スナイパーさんってのは、賢者の保護者みたいなもんよ」
武闘家「なんだ、賢者の親父さんかぁ？」
武闘家（死神なんて言うからびっくりしたじゃないか……）
勇者♀「まぁ、そんな様なかんじよ」
271 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 19:46:29.27 ID:vE98Ue.0
賢者「それで王様。メッセージは何て？」
ポルトガ王「ふむ。 『南の海』 『海賊王』。この二言だけじゃ」
賢者「 え？」
272 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 20:00:37.04 ID:vE98Ue.0
賢者「南の海……海賊の…王……………」
賢者「それだけっ！ ほかに伝言は！？ 他に何か言ってなかったのっ！！」
ポルトガ王「何も…… 『南の海』『海賊王』 この二言だけで、間違いない」
賢者「そう……ありがとう、王様」
勇者♀「何か思い当たることがあるのね、賢者。良かったら、話してくれる？」
賢者「これは間違いなく、スナイパーさんが手掛かりを見つけたって事なんだよ……」
勇者♀「手掛かりって、まさか……」
273 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 20:07:53.79 ID:vE98Ue.0
賢者「うん。神の宝玉の手掛かりに違いないと思う」
賢者「そして、行方不明になった僕の妹の……」
勇者♀「そう……じゃあ、スナイパーさんはそれをあなたに伝えているのね」
賢者「うん。 僕に、その場所に行けって言ってるんだと思う」
勇者♀「なら、次の目的地は決まりね！」
賢者「え？」
274 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 20:40:44.77 ID:2/RXI920
賢者「でも南の海ってだけじゃ…どうやって見つけるのさ？」
武闘家「あのさ、それなら心配いらないと思うけど」
勇者♀「知ってるの？ その海賊王とか言う奴のこと？」
武闘家「知ってるも何も……世界広しと言えど、この世で海賊王と呼ばれる人間は一人しかいないよ」
賢者「じゃあ、何処にいるか分かるんだね。 お姉ちゃん！」
武闘家「大体はね。 それと、アリアハンの勇者♀になら、会ってくれる筈だよ」
275 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 21:01:44.77 ID:2/RXI920
ポルトガ王「どうやら、行き先は決まったようじゃの」
勇者♀「ええ、南の海賊王とやらに会いに行くわ」
ポルトガ王「そうか。では、旅の幸運を祈っておるぞ」
トンヌラ「私も、皆様の無事を祈っております」
勇者♀「ありがとう……私も、この国の発展を祈っているわ！」
＞＞ 出航ーーーーッ
276 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 21:06:06.04 ID:2/RXI920
武闘家 Lv.２６（新技、ｋｔｋｒ！）
勇者♀ Lv.１９（ライデイン……）
賢者 Lv.１６(爆弾小僧 魅力:255↑)
所持金： ７０２Gold（銀行：２０万Ｇold）
コメント：賢者「海賊王…そこに行けば、僕の妹がいるかもしれない」
277 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 22:38:14.29 ID:2/RXI920
【海賊のアジト】
海賊王「ワッチに用があると言うのは、お前さん達かぇ？」
勇者♀「貴女が、海賊の王？」
海賊王「ああ、そんな風に呼ばれておるらしいの」
勇者♀「ﾁｪ……世界一の偉大な船乗りって聞いてから期待してたのに」
海賊王「そりゃあ、期待を裏切って悪かったのう？」
278 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 22:39:07.21 ID:2/RXI920
勇者♀「別に」
海賊王「ふふっ、だが世間の噂などその程度のものじゃろうて」
勇者♀「ま、そうかも知れないわね……」
海賊王「それで、こんな老いぼれに態々なんの用じゃ？」
賢者「あの…はじめまして。僕は賢者です」
海賊王「可愛い子じゃの～。まるで絵の中の妖精が目の前に出てきたようじゃわい」
賢者「えへへ、ありがとうお婆ちゃん/////」
279 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 22:58:54.56 ID:2/RXI920
海賊王「ワッチに聞きたい事があるなら、言ってみなせ」
賢者「うん。 実はね、僕達はスナイパーさんの伝言を聞いて、お婆ちゃんに会いに来たんだ」
海賊王「スナイパーじゃと？ そうか…では、御主らがアリアハンの勇者♀か…」
280 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 22:59:57.93 ID:2/RXI920
海賊王「話は聞いておる。主らに会ったら、これを渡す様に頼まれておる」
勇者♀「は？ 何この薄汚れた水晶玉は？」
武闘家「アタシは、綺麗な水晶玉だと思うけどなぁ～」
海賊王「坊やはこれが何か解るかね？」
賢者「解るよ。うちの家にも昔、色違いの同じモノがあったもの。コレは『神のオーブ』だよね？」
281 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/15(土) 23:06:33.93 ID:mQDQXqs0
がんばれー
282 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:22:33.17 ID:1DZawj60
>>281
ありがトン。ゆくーり、頑張ります。
海賊王「そう、その通りじゃ。コレはそのうちの一つで『レッド･オーブ』と呼ばれるモノじゃ」
武闘家「レッド･オーブ？ アタシには、白くて透明な水晶にしか見えないんだけど？」
賢者「こうすれば、解るよ……」
賢者はレッド･オーブを受け取ると、目を閉じて、ゆっくりと魔法力を注ぎ始めた。
その途端、オーブは眩いほどの紅い光を放った。
武闘家「凄い！ 何て綺麗な光りなの。こんな美しい輝き、始めて……」
海賊王「どうやら、お前さんはレッド･オーブが気に入ったようだね」
283 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:26:45.85 ID:1DZawj60
海賊王「ならば、このオーブはお主が持っているとええ」
武闘家「え？ 私が……ですか？」
海賊王「そうじゃ。 きっとお前さんを守ってくれるはずじゃて……」
284 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:34:33.08 ID:1DZawj60
海賊王「どうやら……御主らはコレが何故、神のオーブと呼ばれているか知らんようじゃな……」
海賊王「坊やは、オーブの伝説を知っているのかぇ？」
賢者「いいえ、実は僕も知らないんです」
285 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:35:52.46 ID:1DZawj60
*
286 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:45:12.56 ID:1DZawj60
～とある村～
･
287 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:46:13.20 ID:1DZawj60
……………………
･
288 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:47:05.95 ID:1DZawj60
………………せめて
･
289 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:47:54.78 ID:1DZawj60
このオーブだけでもいい………………
･
290 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:48:35.38 ID:1DZawj60
――――生きてるうちに、伝説の勇者に渡したかったよ
.
291 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/15(土) 23:50:23.35 ID:1DZawj60
お兄ちゃん――――――――――――
.
292 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/16(日) 00:05:04.11 ID:nMwLxCE0
はい。今日はここ迄で勘弁してくださいｗｗ
流石に、疲れまスター☆
チラシの裏。
実はこのＳＳ。
最初は『やる夫が D･S を拾ったようです』と言うタイトルだったンダヨネｗｗ
そんな訳で、ＡＡに影響されている気がするｗｗ
勇者♀のキャラ当てなんて、完全にハルヒだったり、
ガンダタに当てろうとしてたのは、国光の政の藤代組･組長だったりするｗｗ
さて、さて……次の投下ですが………
一応、明日の２０：００～を予定しております。
293 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/16(日) 00:12:26.34 ID:X1xvNxI0
おつかれー
楽しみにしとくぜ
294 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/16(日) 10:19:16.25 ID:H8a/ArE0
仕事で投下できなくなりました。
次は明日の夜になると思います。
295 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/16(日) 10:21:48.59 ID:X1xvNxI0
なん…だと…
まぁ完結させてくれればいいよ
296 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/16(日) 15:00:25.58 ID:1ueKulU0
wktk期待
297 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/16(日) 18:50:40.90 ID:mH21bhE0
少しでも書溜めようとしていたら……いつの間にか
賢者が、勇者♀をレ○ープしてたで御座るｗｗｗｗｗｗ
書き直した方がいいんだろうか？
誰かｗｗｗｗｗｗｗｗコメントしろ！
イヤ、して下さい。 ｍ（ーー;;）ｍ
298 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/16(日) 19:09:02.71 ID:X1xvNxI0
ワロタ
なんかみたいようなみたくないような気がするなwww
まぁやりたいようにやってくれよ
299 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/16(日) 19:32:18.04 ID:Qi5pcmA0
遅筆のくせに、自分が書溜めに向かない事を
今、改めて思い知ったで御座るｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
300 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/16(日) 21:22:14.05 ID:1ueKulU0
ちょ
番外編で投下が無難な希ガス
301 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/16(日) 21:58:08.08 ID:qXIzZjM0
乙です。
更新たのしみにしてます。
筆者が納得イク方が最善かと
302 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/16(日) 23:20:04.05 ID:vA2AgTY0
,:'⌒ヽ
入___人
／ ｌ l ＼
r､r ､／ ,ｌ ! ＼ ,.-,-､
(＼＼＼/'´l !´ヽ／／／)
(＼｀ ,ｌ ! ´／)
＼ ｌr‐┐r ‐ ､ｌ ／
｀┬‐'´ ﾞl | 〉 ﾟ 〈 ｀'‐┬´
. ＼. |__|（__ﾟ__） ／
＼⊂ﾆﾆ⊃／
＼ ／
｀´
18歳未満禁止
申し訳ないが、この先は間違いなく１８禁になると思うので……
お子様は今すぐこのスレを閉じて、とっとと記憶から永久に忘れるようにしましょう。
303 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/16(日) 23:26:15.12 ID:yaopj/.o
wktk
304 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/17(月) 06:20:19.57 ID:FDhpbjY0
おはやうございます
305 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 10:45:31.22 ID:sNuJiCw0
米んと、ありがとう御座います。
今日は、２０：００～投下します。
ゆっくり待っていてね。
306 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 19:13:53.50 ID:3jobiJs0
さて……いよいよ最初の山場だな。
予定通り、２０：００～始めます
307 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 19:57:19.07 ID:u3SJvFE0
【海賊のアジト】
海賊王「どうやら御主らはコレが何故、神のオーブと呼ばれているか知らんようじゃな……」
勇、武、賢「はい。詳しいことは何も……」
308 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 19:58:28.77 ID:u3SJvFE0
海賊王「では、一つ聞くが……勇者♀。 バラモスを倒すにはどうすればいいと思う？」
勇者♀「そんなの簡単じゃない。行って叩ちのめせばいいだけの話でしょ？」
海賊王「そうじゃの。だが、どうやってバラモスの城に行くつもりじゃ？」
勇者♀「歩いていけばいいんじゃないの？？？」
賢者「あの、お姉ちゃん。それは無理、不可能だよ……」
309 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 19:59:21.72 ID:u3SJvFE0
勇者♀「え、どうして？」
賢者「バラモス城は、標高８，０００メートル級の山々に囲まれてるんだ。とても歩いて超えられる所じゃないよ」
勇者♀「でも、不可能じゃないはずよ！ 少なくとも、父様はバラモスと一騎打ちの末に……」
海賊王「では、アリアハンの勇者オルテガはどうやってその山を越えたと思う？」
310 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:01:10.17 ID:u3SJvFE0
海賊王「主の父君が……何故バラモスに負けたのか、分かるかぇ？」
勇者♀「……はい。父さんならきっと、その山を登山で渡ったんだと思います」
海賊王「そうじゃよ。オルデガ達は、確かにネクロゴンドを超えて、バラモスの城に辿り着いた……」
武闘家「８，０００メートル級の連山を超えて！？」
海賊王「そう。それだけでも奇跡と言っていい位じゃ」
311 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:03:56.63 ID:u3SJvFE0
海賊王「じゃが、６人いた屈強の仲間の半分が山で命を落とし……城に着いた彼らは、既に満身創痍じゃった」
勇者♀「そんな……」
海賊王「あの時、他に方法はなかったのじゃよ」
勇者♀「あの時……って、それってまさかっ！」
海賊王「そうじゃ、ワッチも勇者オルデガの仲間の一人じゃった」
312 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:08:34.38 ID:u3SJvFE0
勇者♀「貴女は父さまの……仲間だったのね」
海賊王「その通りじゃ…そして、唯一の生き残りという訳じゃ……」
海賊王「儂らの力が足りんかったばっかりに、主の父君は帰らぬ人となった」
海賊王「 本当に、済まないことじゃと思っておる」
勇者♀「父さまは勇者だったんだもの、それは、仕方ないことよ。それよりも、ひとつだけ、聞かせて」
海賊王「ああ……いいとも」
勇者♀「貴女は父を。 アタシの父さまを、どう思っていたの？」
海賊王「仲間として、友として、一緒に戦えたことを誇りに思っておる」
海賊王(……そして、ひとりの女として、誰よりも大好きじゃったよ)
勇者♀「そう……」
313 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:11:19.83 ID:u3SJvFE0
武闘家「でも、そうなると……どうやってバラモスを倒したらいいのさ
海賊王「因みに、勇者♀よ……女の御主に父親と同じ事が出来るかぇ？」
勇者♀「無理ね！ 山で遭難して死ぬのが目に見えてるわっ！」
武闘家「万一、奇跡が起こって山を越えられたとしても、オルデガの二の舞になるのが落ちさ」
314 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:12:11.91 ID:u3SJvFE0
賢者「じゃあ、他に方法は無いの？」
海賊王「ひとつだけ方法があるとしたら……空から行くことじゃの」
勇者♀「でも、人間は空を飛べないわよね？」
武闘家「少なくとも、アタシには不可能だね」
勇者♀「作者都合で、飛行船でもっ出てくるってんなら話は速いけど？」
315 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:13:07.42 ID:u3SJvFE0
作者「ﾌﾟｷﾞｬ━━━m9ﾟ(ﾟ`∀´ﾟ)ﾟ9m━━━━!!!!!!!! 」
316 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:14:01.51 ID:u3SJvFE0
賢者「どうやら、その気は一切無いみたいだよ……」
勇、武「「(::::;;;#.ﾟДﾟ..:::) …………」」
317 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:16:13.21 ID:u3SJvFE0
海賊王「まあ待て、そこでこのオーブが必要になるんじゃ」
勇者♀「こんなモノが、一体何の役に立つのよ？？？」
海賊王「この世界には、レッド・ブルー・グリーン・イエロー・パープル・シルバーの6つがあっての」
賢者「６つのオーブ？」
海賊王「すべて揃えてレイアムランドの祭壇に捧げると、不死鳥ラーミアが卵から蘇るのじゃよ」
勇者♀「不死鳥？ ラーミア？」
海賊王「そう…それがネクロゴンドを越えて、無事、バラモス城に辿り着く唯一の方法じゃ」
318 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:17:12.88 ID:u3SJvFE0
勇者♀「じゃあ、バラモスを倒す為には、全部のオーブを集めなければならないのね」
海賊王「ああ、そうじゃ。幸いにもバラモスに奪われていたレッドオーブは、ワッチが命懸けで持ち帰った」
勇者♀「なる程……、それで父さま達はネクロゴンドを歩いて渡らなきゃならなかったのね」
海賊王「その通りじゃ。 オーブのある場所で、この「山彦の笛」を吹くと山彦が返ってくる。これはワッチからの贈り物じゃ」
勇者♀「ありがとう、おば様 『レッド･オーブ』と『山彦の笛』 確かに頂いて行くわ！」
海賊王「ああ、持って行くがええ」
319 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:20:21.91 ID:u3SJvFE0
勇者♀「それと、アタシの父さまって……そんなに素敵な男だったの？」
海賊王「ああ、もちろんじゃよ。このワッチが惚れた程の男は、後にも先にもあの男だけじゃｗｗ」
勇者♀「そ、そうなんだ/////」
海賊王「今夜は、もう遅いでな。ここに泊まっていくがええ……主には、話してやりたい事が沢山あるでの」
勇者♀「うん。アタシも聞きたい事…沢山、あると思うの…………」
賢者「良かったね……お姉ちゃん」
勇者♀「……うん/////」
320 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/17(月) 20:20:56.47 ID:FDhpbjY0
楽しみにまってたよ
321 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:21:29.71 ID:u3SJvFE0
賢者「でも、その前に。もう一つだけ聞かせて」
海賊王「何じゃ？」
賢者「僕の妹の事を知っていますか？」
海賊王「スナイパーにも聞かれたが、残念じゃがワッチは知らないんじゃよ」
賢者「そうなんだ……」
322 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:23:01.17 ID:u3SJvFE0
海賊王「じゃが、もう一つのオーブの行方になら、心当たりがある」
賢者「それは、何処ですか？」
海賊王「テドンに、行ってみるとええ」
賢者「うん。ありがとう、お婆ちゃん」
賢者（もうすぐ迎えに行くから、必ず、見つけ出してあげるから）
もう少しだけ待っていてくれるよね、妹――――――――――――
323 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:23:54.31 ID:u3SJvFE0
*
324 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:25:07.18 ID:u3SJvFE0
【テドン沖】【船内】
勇者♀「もうすぐ、テドンの村近くの港に着くけど、用意は出来た？」
賢者「うん」
勇者♀「昨日は、よく眠れた？」
賢者「うん、ありがとう、お姉ちゃん」
325 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:26:31.01 ID:u3SJvFE0
ｺﾝｺﾝｯ……
船長さん「勇者♀さま、港に着きましたのでお知らせに参りました」
勇者♀「ありがとう、船長さん。それじゃあ、もう陸に降りられるのね？」
船長さん「はい。武闘家さまは、既に波止場でお待ちになってます」
勇者♀「分かった。すぐに行くと伝えて頂だい」
船長さん「畏まりました……では、失礼します」
326 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:27:25.26 ID:u3SJvFE0
勇者♀「どうしたの、賢者？」
賢者「うん…………」
勇者♀「賢者……大丈夫、きっと無事に見つかるわ。だから元気出しなさいって！」
賢者「うん。そうだね……ごめんね、お姉ちゃん。心配かけちゃって」ﾆｺｯ…♪
勇者♀「気にしなくていいわ。さぁ！ 生きましょう、武闘家が待っているわ」
賢者「あ。そう言えば、そうだったっけ？」
勇者♀「そうよ！ あまり待たせると、また小言が多くなるんだからっ」
賢者「そうかもね」ｸｽｯ
327 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:29:10.12 ID:u3SJvFE0
武闘家「もう、遅いじゃないか。何やってんのさ。日が暮れちまうよっ！」
賢者「心配しなくても夜くなる前には、充分到着するよ。お姉さん」
武闘家「え、 ああ。賢者がそう言うんなら、いいけどさ」
勇者♀「もう更年期かしらぁ？ 嫌よねぇ……これだから年増の女は～」
武闘家「何だって？ もう一度言ってご覧、このビッチッ！」ﾋﾞｷｯ!
勇者♀「ビ………ッ。 い、言うに事欠いて誰がビッチですってぇ？」ﾌﾞﾁﾌﾞﾁｯ…
328 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:30:35.89 ID:u3SJvFE0
賢者「(*´∀`)ｱﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼ 」
勇者♀「ちょっと賢者ったら、何笑ってんのよ！」
武闘家「アンタが、馬ッ鹿だからに決まってるねぇ～」
勇者♀「なんですってぇーーっ！」
329 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:31:49.97 ID:u3SJvFE0
賢者「ありがとう、武闘家のお姉さん。でも、僕なら大丈夫だから心配しないで」
賢者「例えどんな結果であっても、覚悟は出来ているから」
330 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:35:00.11 ID:u3SJvFE0
武闘家「そう……でもね。あまり思い詰めるんじゃないよ」
賢者「うん。わかってるよ、お姉さん」ﾆｺｯ♪
勇者♀（良かった…ッ、いつもの賢者に戻ったみたいね……）ﾎｯ
331 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:36:06.55 ID:u3SJvFE0
*
332 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:37:52.10 ID:u3SJvFE0
武闘家「やっと見えた！ 間違いない……あの光がテドンの村だ」
勇者♀「良かった。これなら日が落ちる頃には村に着けそうね」
賢者「ここからなら、後２～３時間っていう所だけど、夜の森は危険なモンスターも出るよ。なるべく急ごう！」
武闘家「ああ、賢者の言う通りだ」
勇者♀「そうね！ 油断しちゃだめよ、皆はぐれないようにね」
賢、武「わかった」
333 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:38:37.22 ID:u3SJvFE0
武闘家 Lv.２８（）
勇者♀ Lv.２２（）
賢者 Lv.２０（）
所持金： ３，８９３Gold（銀行：２０万Ｇold）
コメント：勇者♀「賢者が……心配で心配で、心配です」
334 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 20:47:50.98 ID:u3SJvFE0
ここで、書溜めが尽きましたので、休憩します。
２時間後に再開します（ちょっと書溜めてくる）。
335 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/17(月) 20:49:34.63 ID:FDhpbjY0
おつかれー
336 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:24:19.38 ID:u3SJvFE0
再開します
【約束の村】【テドン】
賢者「ここがテドン……で、間違いないんだよね？」
武闘家「ああ。まだ夜も早いうちに着いて良かったじゃないか」
勇者♀「この時間なら、まだ、人通りも多いわ」
勇者♀「先ずは、宿屋を押さえて、それから妹を探しましょう」
武闘家「じゃあ、二手に分かれよう」
337 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:25:39.04 ID:u3SJvFE0
武闘家「アタシは宿屋で部屋を確保しておくから、あんた達は先に妹を探しに行っておいで」
勇者♀「そうね。じゃあ２時間たったら一度宿屋に集まる。それでいいわね？」
武闘家「オーケーだ。 オーブか妹さんの事で何か分かった時も、宿屋に戻る」
勇者♀「当然ね……じゃあ行くわよ、賢者」
賢者「うん。ありがとう、お姉さん」
338 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:26:46.31 ID:u3SJvFE0
*
339 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:27:19.61 ID:u3SJvFE0
時刻は夜8：３０と言うところ。
繁華街には、まだ酒や喧噪を楽しむ人々が多く集まっていた。
だが、有力な情報は一つも見つからずに、時間だけが過ぎていく。
賢者「あの、ちょっといいですか？ 妹を捜しているんです……」
自警団「知らないなぁ……力になれなくて悪いな。坊主」
賢者「そうですか、ありがとうございました」
340 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:28:18.19 ID:u3SJvFE0
賢者「すいません、妹を……」
村人「心当たりは無いわ。ご免ね、坊や。でも、見つかるといいわね」
賢者「ありがとう、お姉さん……」
341 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:29:08.80 ID:u3SJvFE0
賢者「あの、すいませんが…………」
ｅｔｃ「知らないなぁ。ここには居ないんじゃないか？」
ｅｔｃ「さぁ？ そんな子、この辺じゃあ見掛けないわよ」
ｅｔｃ「しらねぇな、他の奴に聞いてみるんだな」
342 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:38:10.95 ID:u3SJvFE0
その内人通りも疎らになると、賢者の顔には疲労と焦燥感だけが、重くのし掛かって来ていた。
勇者♀「賢者！？」
賢者「あの…………」
村人「ｅｔｃ、ｅｔｃ、ｅｔｃ………………」
343 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:40:28.50 ID:u3SJvFE0
勇者♀「賢者……」
賢者「すいません…………」
村人「ｅｔｃ、ｅｔｃ、ｅｔｃ………………」
勇者♀「賢者っ」
賢者「妹を…………」
村人「ｅｔｃ、ｅｔｃ、ｅｔｃ………………」
344 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:41:04.89 ID:u3SJvFE0
賢者「あのッ！」
勇者♀「賢者ったらッ！」
賢者「何だよ……ッ」
勇者♀「焦らないでょ!!!! ……あなた一人だけで、捜してる訳じゃじゃない。私達もいるでしょう」
賢者「あ……ッ、ご免なさい、お姉ちゃん…」
345 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:43:52.74 ID:u3SJvFE0
勇者♀「ううん。分かってくれればいいの」
勇者♀「でも、もう夜も更けたわ……一旦、宿に戻りましょう。それに、武闘家が何か手掛かりを見つけてるかも知れないわ」
賢者「うん……分かった…………」
346 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:44:36.66 ID:u3SJvFE0
街のゴロツキ「こんな夜更けに、探し物かい？ 可愛いお姉ちゃんよう～」ｸｽｸｽ…
勇者♀「ﾁｯ…（こんな時に限って……）」
ゴロツキ「何だったら、俺たちが付き合ってやってもいいんだぜ？」
勇者♀「（相手にしちゃだめよ、賢者……）」ﾎﾞｿｯ
賢者「うん…………」
347 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 22:59:35.05 ID:u3SJvFE0
勇者♀「…………」
ゴロツキＡ「無視とは連れねぇなぁー」
ゴロツキＢ「俺たちが教えてやるって言ってんだよぅ～」
ゴロツキＣ「そうそう」
ゴロツキＤ「手取り足取りってかぁ～？」ｹﾞﾗｹﾞﾗｯ！
勇者♀「……」ｷﾞﾘｯ！
348 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 23:10:04.21 ID:u3SJvFE0
ゴロツキＡ「あっ、もしかして怒ったァー？」
ゴロツキＢ「かぁわいい～～♪ おっ姉ちゃん、最っ高ッ！」
ゴロツキＣ「怒っちゃ、イッヤァ～ン」
ゴロツキＤ「折角の美人が台無しだぜぇーー」
勇者♀（コイツラぁ……）ｷｯ
賢者「 いい加減にしろよ、このクズ共…………」
349 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 23:17:10.42 ID:u3SJvFE0
『 ………… ………… ぇ！？』
350 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/17(月) 23:21:31.57 ID:FDhpbjY0
賢者って何歳だっけ？
351 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 23:32:38.67 ID:u3SJvFE0
賢者「 俺は今、機嫌が悪いんだ……失せろ。出なきゃ怪我じゃ済まないぞ」
ゴロツキＡ「ああ？ んだぁ、このＫＵＳＯ餓鬼ぃ？」
ゴロツキＢ「頭、沸いてんのかテメェ？ ……あぁ、ゴラァッ！」
ゴロツキＣ「今すぐ消えねぇとブッ殺.すぞ！」
ゴロツキＤ「手めぇにゃ、用はねぇんだよッ！」
352 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 23:35:21.05 ID:u3SJvFE0
>>350
12才だけど
あのスナイパーと旅をしてきたんですよ。
もう、分かりますよね？
353 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/17(月) 23:38:11.27 ID:qQuQ1EEo
賢者君が・・・
354 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/17(月) 23:40:56.33 ID:FDhpbjY0
>>352
ものすごくよくわかった
355 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/17(月) 23:52:55.49 ID:u3SJvFE0
賢者「 うぜぇ…ツってるだろ………」
ゴロツキ「ああ？ 今、何つったぁ！？」
賢者「 もういい。死んで来いよ……てめぇらっ！」ﾀﾞﾝｯ!!
ガッ！ ゴッシャーーーーーーーッ！！！！
356 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 00:08:36.78 ID:nIAygy60
*
357 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 00:10:14.07 ID:nIAygy60
武闘家「そうですか、ありがとう御座いました。これ、ほんの少しですが……」
酒屋の主人「こりゃあ、悪いね。有り難く頂いておくよ」
358 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 00:13:45.22 ID:nIAygy60
武闘家「いいえ、此方こそ。お忙しい所無理を言って、申し訳ありませんでした」
酒屋の主人｢なぁに、構わんよ…ワシなんかの話でよかったら、何時でも聞いてくれ｣
武闘家「ありがとう御座います。また、寄らせてもらいます」
酒屋の主人｢ワシも常連の連中にそれとなくに聞いてみる。希望を持つことだ｣
武闘家「助かります。では、今日はこれで失礼いたします」
359 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 00:19:14.64 ID:nIAygy60
武闘家（手掛かりなし…か…………）
武闘家（仕方ない、ここは一度宿に戻ろう。もしかしたら、そこで何か分かるかも知れない）
360 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 00:19:42.39 ID:nIAygy60
*
361 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 00:31:10.62 ID:nIAygy60
勇者♀「アッ(((( ｌｌ；ﾟ♭ﾟ)))アﾜﾜﾜﾜ ………………」
ゴロツキＡ「助…けて……こ、殺…される…………」ｺﾞｼｭｯ!!
ゴロツキＡ「…………」
ゴロツキＢ｢｣返事がない…。ただの屍のようだ………。
ゴロツキＣ｢あ…足がーーッ！おでのあじぃがぁーーーーーーッ！？ 無ぃｰｰｰｰｯ！！｣
362 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 00:53:36.71 ID:nIAygy60
賢者「 糞にも劣る溝鼠の分際で、人間様に向かって勝手な事を喚きちらしやがって……」
ゴロツキＤ「あ…あああ………」
賢者「 今更、泣いて後悔しても手遅れなんだよぉ！！」
363 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 00:54:29.66 ID:nIAygy60
賢者「 ザーザードザーザードスクローノー ローノスーク」
賢者「 ……漆黒の闇の底に燃える地獄よ
賢者「 ……我が剣となりて敵を滅ぼせ」
賢者「 爆霊地獄ッ(ベノン)！！ 」ｺﾞｯ
ゴロツキＤ「、うワァァァァ――ぎゃあぁぁぁぁぁ…………」ﾄﾞｼｭ--ｯ!!
364 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 00:58:31.16 ID:nIAygy60
ああ、やっぱり18禁にして正解だった
私は一方さん、大好きです。
ええ、愛していますともッ！！
さて今日はこの辺までと言うことで、続きは明日の夜２０：００～投下します。
365 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 01:06:04.66 ID:nIAygy60
>>353
元々のアイデアが ダーシュ/ルーシェ だったので、ゴルゴ１３と合わせての
実は最初から、大きな複線の一つとして用意していました。
でも、こう来るとは思わなかったでしょ？
予想を裏切れたなら、作者としては成功ですｗｗ
366 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/18(火) 04:54:49.30 ID:cHeu92DO
乙です。 そーきましたか
バスタード懐かしす
367 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/18(火) 06:41:32.77 ID:B8UFnVQ0
おはやう！
元ネタわからんけど楽しんでるよ
368 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 09:51:53.02 ID:B.Dn3GQ0
>>366
世代……ｔｋ、年代が分かりますよねｗｗ
>>367
元ネタわからんけど
なん…だと………？
／／ ／／ そんなっ…！
. / / __,‐⌒ヽ､ ／／ バカなっ…！ バカなっ…！
/ / / '─ ＼ / / 常識外なっ…！ ありえないっ…！
／／ノ ノ-､ （○つ＼ / / どうして…！ こんなことがっ…！
／／ | ｡（○） ､ﾟ ヽ, ヽ l l どうして…… こんな…
／ ヽ Ｕヽ__,,,ﾄｰ'i ）| | あってはならない……！ 常識的に……！
ﾉ ｀ ⌒'' ﾉ | | どうして…
（ } ﾉ ﾉ どうして… こんな…
ヽ ／／ こんな…
ヽ ／／ こ ん な こ と が っ … … ！
369 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 10:00:26.91 ID:B.Dn3GQ0
まあ、楽しんで頂いていれば、幸いです。
370 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 10:26:59.68 ID:B.Dn3GQ0
しかし、今考えてみると伏線張りすぎだな…本当に
ロケテプレイのデータが消えた時は、ｍｊｄ焦ったの何のっｗｗｗｗ
もっとしっかり計画立てておくべきだったわ
おかげで、いい教訓になった
(大まかなプロットが最後まで出来ていたからって、油断は禁物ですな)
しかし……歴代のやる夫スレ見ると、本当にどの作者も作り込んでいるよね～。
賢者なんて、漏れ以上に伏線張ってやがる（化け物じみてるがなｗｗｗｗ）
いずれ、VIPの規制が解けたらやる夫スレに書き直してみたい所だ……
371 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 10:35:40.11 ID:B.Dn3GQ0
【オマケ】
-‐....''...."....‐ ,,
_ ‐":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ ､
‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:/:.:.:.:.:.,'／ ／ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:./:.:.:.:.:.:l ／ヽ:.ヽ:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:lo,':.:.:.::.:.:|／:.l:.:.:.l:.:.:.',:.:',:ヽ
,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／/l:l:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:l:.:.:.:l:.:.:.:l:.:.l:.:.l
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈__l _.ll:.:.:.:.:.:.:|:.-/l,,:_:/l:.:./|:.:l:.l:.l
.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//l:|:.:.:.:.:.:.:|:.://／ `ﾚl .l:/ﾚ.ﾘ
.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..//l |:.l:.:.:.:.:.:.:ﾚ／ イﾃﾐ l./
.l:.:..l:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:////‐l:.:.:.:.:.:.:|. 弋.l ヽ
l:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:|:.:〈/〈/ll l l:.:.:.:.:.:.:|. ゝ
.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.ヽ`.l:.:.:.:.:.:.:l r ‐‐´
l:.l:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.l:.:l`.l:.:.:.:.:.:.:l ヽ､:l
|:.|:.::l:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:',:|. ',:.:.:.:.l:.:l l:.l 孤児を一人貰受けたいんだけれど？
.l:.l.l:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ヽ:.:.:lヽ', ￣l:.:.l:.l
l:l ヽ:.:|'.,:.:.|:.:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ::＼ ヽ::',_＼ .|:.:|ﾘ
| ヽl .l:.:l:.:.:./＼:.:.:.:.ヽ＼:', .＼ "‐ V
|/レ == ` -::_:`､ヽl ＼ ／￣ .ヽ
./／ ￣￣＼ ￣ ＼／／. ､
ﾚ ＼＼＼ ＼. ､＼
.| .＼＼＼ ＼ ', 丶
372 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 10:50:04.28 ID:B.Dn3GQ0
／ ｌ / ｌ / ｌ l ヽ
/ l / / . | ./ ｌ l 、
/ l !! ' ￣ -. |,, / ｌ ./! |
/ | ! |_,,./,, ,,_.、| Y .ｌ / l . / .!
! .!ミ''/"ろミii,.!,.!/ /_ ,,/ l ／ !
!. | i∧|/./"::::. .ﾘii!| /／ ''ト、l .／ l
.! ヽ .| . i.n_.っ::ｿ ! . ／_,, ,__. /.く .／ ./
! .ヽ ! .ゝヽ - " .てﾂミﾐﾐ/, .／/ .i ./
__,,,-! ヽ ! ￣゛ ./ ::::::::ﾘ'ﾐ,／ , | . /
／ ￣ / ./ .! . |.＼ゝ , .弋゛っﾝ_,,ミ ,／.! ./
/ !:!.! | !ヽ丶 ト 、 ヽ二' ／ ./ .!./
! !::! ! .| .!. ゝ ヽ _ ＞ ∠''_,, -" ./ .!./
. | !::! !.| .! ＼ _ イ .／/ .!/ やぁ！
..| !::! ! ,.ゝ ＼＿ ,, - -t / .／ /
..| !::! .,..-:" '"ゝ.／ ,:! .!:!.! |ヽ./ / .／
..| .!:"- " ヘ>―＜//!!:!.//.! | Y /! y お早うさん。
..| _"- " .| Y .!!: :// ./ // !./ 傷心の勇者殿……
゛ | | / !.V/ / / /.、
| .yーノ V/ l ヽ
＼ / | ／ ヽ ヽ
./ | ／ . ヽ ヽ
373 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 11:10:57.87 ID:B.Dn3GQ0
／ / ／:::; -'" ,. -'" / ＼:::::::::.::
／／ ／ ｌ /:::::;/ ,.. -'" ／ ヽ､::::::::::.
／"/ / .:| .: /::／,.ィ " ,... - " };;;;＼:::::::.
／;;;;;/／/ ::: .: .:::ｌ :: //"'"/ ,..-ｨ'" : ﾉ;;;;;;;;;;＼::
;;;;;;ノ/ / i .::::.::: :::ｌ .::: : : 〃 ／ " } :: `ヽ､;;;;;;;;;`
;／ ｌ ,, ヽ ::::!::ｌ､ ::ハ :::､:: :/ ﾉ し ｌ .::: :::|::::＼;;;;;;;
__ ,... - ''ｌ .: ::. ::::.ヽ ::|ｌ::| ｌ :|､ヽ,::ヽ:::. ﾉ| ＿,,,⌒..-/ ／,: .:::: .:::/:::::::::::丶､
__ , - ヽ :|ｌ :::::.. ::､::7､:|ｧヾﾞ､:|;;;;;;;＼､::::|ｌｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/'"/'ﾌ .:::: .::: /::::::::::: ::::
ヽ:ｌ ヽ ::::､::::丶彳;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ|ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/_,, '" :: :::::/::::::::::: /::::
! ヽ､::ヾ､:::`ヽ::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: `::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::／ .:::::::::::::／:::::::: 〃:: ／
..... 丶､:::7ー､ , ／:::; -:;; -ｨ/::::::: ／/: ／
:::::::::::::::::::: ../ :::::|_1 | ／ '"ｰI ": ｌ:::;; -'"／ '"
:::::::::::: .......:::::/ :::::|::ヽ ! /"|::::: 丶 - "'
...:::::::::::::::::;;:ｨ' ::::::::|::::::＼ __、 ／- |::::::: ヽ 小娘ぇーーｯ、ここが何処だか忘れているようだなぁ？
:::::::::::;; - '" " : :::::::ﾉ__::::::::ヽ､ ' ￣ ￣ ` ／ {:::::::: ヽ
- '" - " ::::::::::::ﾉ／- '",,ヽヽ､ " ,.／|-､__ ｌ:::::::: ヽ
.::::::::::／ __ -i､､" | 丶､ ,.. ' ｌ 〃､ ヽ::::::: ヽ､
:; '"/'' _/ヽ､__, ｌ `''''" |､ 〃ヽ ヽ:::::::: :: ヽ,_ヽ､
/ / / / / | || |ｌ ｀､ │ | |、
| / /// / jl| || || |ヽ | | | ヽ ヽ
| / / / | / /|| ハ l l |ヽ | ｀､ | | | |
| / | / / | /ル-|､|| ｀､ l h | ヽ | l Ａ / ,' |_
| / | / j| | | {レ＝`ヽ.`､ | |ヽ| ヽﾚ≠ﾚヽ| j / |ﾍ │
|/ // Ｎ ﾊ|ミi ,'⌒ヽヾヽ | | ||v-イ l,'⌒ヽ |ｨ | / |〉} | 手めぇもｫーーッ、アタシが勇者だって事忘れてんじゃネーか？
. / |/ { 1 l l| ヽ._ノ ＼| !ﾘ 、 ヽ._ノ ′l/ ﾚ' │ |
/ |l | ヽ| N ` `ｰ＝彡 '´ ｀｀ ＝ '" // | | |
／|l | ハ ト!ヽ 〃| | l | ﾄ､ ババァッ！？
/ /| | | | | ヽヽ ｀ ´ ,ｲ | | |
/ll | | | ｀、ヽ lT ￢￢￢ 丁l> / | | ｈ
,'∥ | | | ト||」ヽ、 ヽ}｀￣￣￣´jｿ ／ | | | | |
| || | | | | | | | lヽ、 ヽ二ニ二 ノ ／┤| | | | | |
| || | | | | | | | |＼ヽ､ ‐ ／ │| | | | | |
374 ：
烏菜豌豆
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/18(火) 11:12:44.06 ID:B.Dn3GQ0
【オマケ終了ｗｗ】
375 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/19(水) 15:25:55.43 ID:DqC2y6E0
がんばれー
376 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 15:44:49.68 ID:kJtdyIk0
サーセン。仕事の都合で投下できなくなりました。
次の投下は ２６日の２０：００～にします。
377 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 16:51:54.88 ID:RRxFurA0
お詫びに…【やらない夫 短編】をどうぞ｡
【やらない夫】約束通り、キスを貰いに来ました【短編】
＿＿＿＿＿＿
＿,､_＿／丶＿_／| _, ------ ､_ / ＿/￣/＿
└ーｧ , ィ_, -―――‐- ､ ヽー､ / / ＿＿ /
て 百 / /／:. :. :. :. :. :. :. :. ＼└､＼ / ー' ___ノ /
/ ／:. :; :. :. :. :. :. :. :. :. :､:. :.ヽ L ＼ / 『 ハワイ 』 /____／
る ％ | /:. :. :./:. :. :. :. :. i:. :∧:. :.ヽ:. :.ヽ 〕 ＼ / /'７'７''７
! /:. :.:.:./:. :.:.:/:./:./!:./ ﾄ､:. |:. :. :.ｌ ヽ ＿｣ / 旅 行 ペア ー':_/ ./
で 行く ヽ /:. :.:.:.:l:.:.:∠'´/'´/:/ , -―ヽ!:.. :. :.l ｢´ / ｔ,.ノ
| l:.:.:.:.:l:.|イｬ＝=ｧ /'ﾞ z=＝ｧ〕:.:.:.:/ | | ７ 日 間 の 旅 |￣| /''７
す に l |/l:.:.:.:ﾄ!ヽ乂ツ 乂シ /:.:.:./ l! ! ﾞｰ┘ノ /
ゝ｜ 丶:.:＼⊂⊃､_ '＿_,⊂⊃:.:.;／ l:| _｣ が /＿__,.／
！ 決 / /:.| ￣ﾄ、 l ! ￣ｲ:.:| ｣:.', l 、ﾍ
| /:. :l l:.:.丶 ヽ _ ノ . ｲ:.:.:.| |: ﾍ ＼ 当たったぁ ！？ ./ ＼ヽ、
､＿, -- ､ っ / /:. :. ヽ l:.:.:..| ト -- イ､__|:.:.:.l l:. :..ﾍ ＼ ／ ＼ｽ
ヽ /￣´ ／:. :. :. :.| l_;. -〈l＿_／'´ ￣ｽ! l:. :. :.ﾍ ＼ ／
￣ ／:. :. :. ;. :./ , イ , ‐ｫｔ:‐ ､ / ヽ ヽ: :. ﾍ ＼＿＿＿＿＿＿／
/:. :. :. :. /:./／ / '-イ/|ヽノ ｒ' ￣ ヽ＼ |:. :. :.ﾍ
/:. :. :. :.:.':.／_ / / ｌ｜ ┌/ / ﾍ. ＼ |:. :. :. :ﾍ
外 ま /:. :. :. :, :./￣ヽ〕 / / ｣ ゝＬ. ＿ /ヽ.__＼､:.:. :. :.ヽ
／:. :.:.:／:./ / ヽ ／| l'ー┼ ' / ヽ ＼-､:.:._:.ヽ
道 さ |:.:.:.:／:. //＼_＿_/＿.// 廴＿＿＿| ￣ ｢￣ ﾊ/ |:.:.:.丶ヽ
l:.／:.:.:.:/ 〉 /＿_｣ｵ|＞'＜|:::::::::::::::〈 ￣lヽ＿__/ ヽ ヽ:.:.:.:.:.￣ヽ
！ に / :.:.:.:.:./ /´|_＿/｝/!＞＜｣:::::::::::::::〈 /| /|/:.:.丶:.:.:. /
/:.:.:.:.:.-‐{／| //::＼j／::::::::::::::::::入、 l ¨Ｔヽ /|:.:.:.:.:.:.:. ￣:.ヽ
/￣:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Tヽ.／∧:::::::|!:::::::::::::::::／ ＼ ーｲ /＼jｲ:.:.:.:.:.:.:.:.: :. :./
378 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 16:53:29.75 ID:RRxFurA0
_ ＿--- ──-､
_ ＿[二二 ＿ _ , -───‐- ､
(´￣ ＼
＼ , ィ´ ￣￣￣￣｀`ー-.. ､ ＿ _/
｀y'´ / /.ﾊ､.: .:.､ . :.:.::::ヽ::ヽ::::<
/ / /:/;ﾊﾄ,ヽ:､＼ . :.:.:::::::|::::|::::::|
i ! /.:// ＼ﾄ､ﾄ､:.＼:.:.:.::::!::::|::::::!
| l／::// _＿, ヾ! ‐ゝ-ﾄ､:_:_|::::|::::::|
| ／ .,:ィ厂_ ＿ ｀二ﾆ!::::!::::::!
ﾄ､￣.::/:!ヾﾃ｡::.ﾌ ヽ辷ﾌ 7:::,'::::/ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
l/|.:.:::/:::| /::/:::/
|.::/.:.:::ﾄ､ /::/:::/
l/ヽ.::::l/ﾄ ､ (⌒ヽ , ..ｲ::/l::/
＼N ｀ｺ ｰ-‐<l:::/l/ |/
＿ _／ ￣｀フ杯ﾄ､ ＿
_「ハ_ ,イ j1ﾄ､ ＼ ﾄ､
l/.:.:.:.::::)ﾄ､ // //j｡jﾄ､//.:.:!
/.:.:::::::::::::Yﾄ､l ﾄ､ // j｡ i|V/.::::::|
379 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 16:56:09.45 ID:RRxFurA0
,. -‐' 二二二二ﾆ､‐- ､
／ _r‐┘ ※ ※ ｀^ヽ＼
／r‐'´ ※ _r-:‐ﾍf^^￢‐-､※＼｀ヽ、
/ /※ _r‐┘::.::.::.:lﾄ､::.::.､::.::.::￣ヽ} /
. / ｌ ｢ _r┘::/::.::.::l::|::.||l:ﾄ､::.::＼::.::.::.::.:V|
/ ∨::.::.::.::l::.::|;ノ:/::.l:|T 弋ー:ﾍ::.::.::.::|:| 学校？
. く |::.::.::.::.｣::イ://l::/// _ ｀ｰ┤::.::.::ハ
｀ﾞ┬|::.::.::.´:|::// ‐ / ' ､二ﾆ }::.::.:/::.::l 教師･･･？
|::.ヽ.::.::.::.V -‐'′ , 〃__/:::／l::.::.:|
. l::.／＼､_::＼" r-―‐1 ｀ーｲ....::|::.::.::l
ﾄt＼. ＼ . . ! | ,.ｨ..′/::.::.::.|
|_込_＼. ＼:､ ヽ､_ノ ,.イ::.{ }::.::.::.::.l そんなモン
/´ ー--ミ､. ＼l::｀ﾌ ‐'´L_|::（ ､ﾚ|::.::.::.::.:| 勿論バックれるですぅ～♪
. | 二ﾆ､∧ヽ.. ＼ミニへ ｀.７ 小Lｎ::.::.: |
rｰl ,.:‐ｧ'′|＼＼／.! ,.ｲ^ヽ. ＼! | | ﾄ､ ::.:| 世の中に唯より高いものは
ﾄ厶 }::/:.:.:.:.:li ＼|／// }{ ﾄ､ }､ﾚ | |｛:.:ｌ :::| 存在しなくっていいのですぅ～～
rへ、｀ｰグ:.:.:.:.:.:|i､ﾚ i}／/:/l }{ |::|ヽ{ 小 | | ）:ﾄ､ :|
| ｀¨´ヽ:.:.:.:.:.:｛ｉ小 i}イ::/｜}{ |::| | ｝| ):.:.:.| :l
_/ /:.:.:.:.:.:.:{i ｉ} {:｛ | ハ|::| | ､ﾚ } | ｝:.:.:ヽ ヽ、 じゃあでぇすう～
ヾ､ |:＼:.:.:.:.{ｉ ｉ} |::| / } {|::| | 小 ｝| ）:.:.:.:.:.＼ ＼
....., -────‐-､|
:,r'"´ _ -─‐─‐-L＿
／ , -'"´ ＼
r'´.:::::::::::::.:.:., - ─‐──‐‐- ､/
／.::::::::.:.:.:.:., ィ:7::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.､:::.:.<
＼.::::::::::,ィ.:.:/:/::ヽ:::::､:::::::::::::::.､:.:.:.ヽ:.:.＼ ちょっと、お姉ちゃん！
＼,::ｲ::|::/:/.::::::ﾄ､:::ヽﾄ､::::::::::i::l:::::|:::.:.i::|
i.::i:::|/ー-､/ ＼::.＼｀＞ -‐'':|:::.:.|::|
|:::|:::!/:::::''ｰ==z､ ヾ:､´,､-=ｭ!::!::::::l/ r‐ ､ 学校の先生が
l:､!::ﾄ､::〈ヾ_ﾄｯﾂ 〈じｿ7l/:::/:/ ! | 期末テスト前に
!::ヽ:::｀:､. , , , ′ , , , , /.:/:/ / ! 休みなんか
ヽ.::ヽ:::.＼ r ┐ /:,:::ｲ / / 取らせてもらえる
＼ﾄ､:::::: .､ ー′ , イ:::/l仁ﾆ7 /⌒ヽ. 訳ないでしょ！！
＼Nﾄ＞ ｰ‐<'´￣17.:.:.:ノ ,ｲ! ﾉ⌒!
_ノｲ厂 (´￣ ｀ー' ｲソ / /ヽ
／ｲ夊刄 ｀ゝ─-､ > -‐< _ノ /
,ｲ7!ノﾈ;l/;/ /ｿ.:.:.:.:〈/ 「ヽ￣｀ﾆ >､/ヽ
/ﾉj 〉;/,};;;/ /j}.:.:::::::::::i ＼｀Tにｺソ´`Y^7
/.ﾉj./;/j} |;;| ,/ｿ'.:.:.:::::::::::| ＼｡〉仁ここソ
/::ﾉj l;/ j} !」 /j}.:.:::::::::::::::::| __＿, イﾆﾆ7'´￣
,ｲ:〈/ _ｊ} , イｿ'.:.::::::::::::::::::j /.:.:::::::.:.:.|
380 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:00:13.54 ID:RRxFurA0
ﾉ┬r┐ ､ ＿｣__ ││
大l__! |, -､ / ￣７” ｄ ││
ｰ' /＾Ｖ´ （ / 。 。
, -‐―‐ ､
／, -―‐-､＼
／／ ,. -――‐＼＼
. ／／ ／::::::::::::::}､ヽ :::: ヽ._>
／ _」 /:::::::::::＿:/ ヽ}＿__｣＿, あたしが決めたんじゃないですぅ
. ∠＿_｀ﾄ辻:::::::'´_／ ﾉ◯' ！
/ ::| |l{￣￣‐◯ . }i 学期末でも、世紀末でも
/ ::: | |lﾄ､ ￣Z /l|
/:::::::::| |l|__ヽ、 ／| ｌ| 勝手にやってろですぅ！
/ :::::::::,ｉ |l| <ｌ ｀ ー-一 '＾!､| ｌ|
/ ::::::／ ! ll| <| l￣ >ロ<_]|>| ｌ|
/ :::／ | |l| <| ￣/小､ |>| ｌ|＼
' ／ | |l| <l / {爻}ヽ|>| ｌ| 丶
〉 ＜三三三三三三三三三三三三三三〉〉
, ＜三三三三三三三三三三三三三三三７/´
〈 〈三三三三≧.イ"´￣ ヽ. ､ i｀Y/
＼､三三＞7 i 、 '. } ﾊ
ヽ.／ i ハ ＼ ､ ヽ ' ! .ﾊ
/ / i/ /i ﾊ. ヽ ＼､ ヽ . i i i
′ i′' j ' ＼ ヽ丶、＼ ┼f ┼ :! :i i
i i / /_/_/＿_ ヽ ＼ ＞x≧f斗} i i i 馬鹿な事言ってないで
l |i / ｲノ∠_云ミ、 ＼､ ｲ_ぃﾊ 癶 / l i しっかり働いてよね
{ ﾊノ´ 小 {_氿ﾟ} 弋__ノ ｲ i l l
V i ＼ ヽ 弋ノ /i ! | ! 高１のあたしと違って
i i ﾊ＼_ ' ﾊ i li .′ お姉ちゃんはもう、社会人…
i l l ヽ '- ’ ィ .ﾊi // 大人の女なんだからっ！！
l ﾄ､ ﾊヽ ＞ _ _. イ/j/川 / ′
|l } ./ ヽ＞ヽﾊ｀¨´ _⊥｀ ､ l′
i/ , v⌒ -‐' {_. ´ ｀丶、 _
,孑'"´ ／_ノ7ｰ ､ __＞'´j､!
/) / ／／ ﾊ ｢ヽ } ／fゝｲ丁! ﾊ
381 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:01:05.47 ID:RRxFurA0
, イr二二ﾆ､ヽ
くイ／彡久ヽ*､＼
/*ﾊ´ ＞ ＜｀fヽY あ～、しつこいです～
ぐｨてｌ "" △""儿､＼ うっとおしいです～
r‐/ ／‐ゝｰ,-ｫイ＿入_ >
〈 久＿,ｨ| <_斉_>|＿,ｨ ＼|
/∨:.:.:.:.:| 爻 | :.:.:ﾞ┬┘ 行きたい物は行きたいんですぅ！
/.:.:.:.:.:.:.:.:.＞ｲvトイ:.:.:.:.:.:ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:／〃 ヾ＼.:.:.:.:.ヽ_
rー'￣.:.:.フ 《 》 弋.:￣.:.:.７
ヽ.:.:._;..-/ ヾ、 〃 ヽ-.;_/
/ノ´: /: : : : : : : : : : : : : :ｉ: : : ::ｉ: ::ヽ: : : : : :＼ ＼
/": : :/: : : : : : : : : : : : : : ::|: : :|: |: : : ヽ: : : : : : :ヽ ／
/: : : ::/: : : : : : : : : : : : :／:/}: : ｉ: :|: : : : :ヽ: : : : : : :Ｖ
/: : : : :|: : : : : : : ／: ::／:: / /: :/: / ヽ: : : : }: : : : : : :ｌ
｀.{: : : : : :|: : : : : : : : ::／./／ /:／/:/-―--:､; |: : : : : : :|
|: : : :{: : |: : : :,斗ｧ''フ" ／" // ＼ヽ|: : ｉ : : ::| あぁー
|:ｉ: : :ｉ: : :ｌ ｒ彡"´ " / }: :ﾉ : : ::| じゃ､こうしましょ
ｌ: ｉ: : { : : ｌ | __,.. / ''ェ;_＿_,ｪ; /: : : : /∧
. ',ヽ: : : : ヽｌ ,ｒ＝=＝" ￣￣ ./: : : :ノ/ ｌ
＼＼: : : ＼ ! /, ｒ '´ }: : :ヽｌ
|: : : { `ー ＞ /{ ＊ }: : ヽｌ 蒼星石が私の代わりに
|:/: : { __ ｉ/ ヽ .／: { }:_:: : : : ｌ 学校の先生になればいいのですぅ～
. //: : : :{ "ｉヽ { :ヽ､ ⌒ ／:__ : { ／ ﾉ: : : : :.'.,
ｌ/: : : : : :} ｒ－┘､: ::ｒ`ｖｒ‐ - ´|: : : | _｣_{./ ./: : : : : : : '.,
/: : : : : : : { ｀ヽ、 ヽ.Ｌ._ヽ. レ'Ｖ＿＿ ヽ/: : : : : : : : : :'.,
/: : : : : : : : ｒ ト ＊|ヽ／ ノ ヽ.'､ ／ { （＿__ 〕ｒ､＿: : : : : : : '.,
: : : : : : : : :∧.ｌ.｝ }〔 ´ ／ ヽG＝ニ:|（ ./ｒ'/ｒく: : : : : : : : :',
: : : : : : : ::/ )|.ﾄ} }ヽ へ）|ノ＼.{ |/ｰｉ /`./ ( ヽ: : : : : : : : ',
: : : : : : : / .)|.｢.） .} ∧ ） ７ .ヽ | { フ | ヽ: : : : : : : : ',
382 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:02:16.40 ID:RRxFurA0
/ /ﾍ/ / / / / ／/ / / ヽ ＼ ＼ ＼
./ ＿/ / / / / / ／ / / ∧＿ヽ ＼ ヽ. ヽ
/／ /! / .ｌ l ／,.-‐'フフヽ.／/ / /´ヽヽ ｀＞.､ .! ',｀ヽ 〉
/ / |/ | l／／ ／／ ／.: / ノ /. :.:.ヽ ＼＼ ｀ﾄ､ | | ／
{ ./ || l／ ／ン-‐＜、 :/／:/ ./: :,ｨ─ヽ-＼ヽ. | | | |′
＼､.--|l-‐''"_,. -‐''",. =,＝￢ﾐ､／: : :/ /: : : ノﾞ,ニ＝=ミ､ | | | |
/ ￣||￣ {: :く ﾄ-' } : : / .／: : : : : ﾄ-' } // / j l !
/ .!', ＼:.｀ ゝ -‐' ./／ ー-- ./ / /j | /
/ ', ヽ ＼ゝ､ ノ : : ! ノ／ .／/ノ'
./ .∧ ＼ ＼ -┐ ∠ -‐''" /
/ /,ハ ＝ ゝﾍ､_ ゝ､ ＿_ノ） /〃/
/ // ヽ〃 ヾ ヽ￣￣ ､_,.. -－'' ´￣ ／ /＜/ たまには姉の苦労も
／ ,r'"´￣了ゝ､rｰ､ ヽ ｀ ー──‐ '' ´ /ｌｉヾ/
／ ／ ゝ, -‐'7｀ーｲ__.｣､ ＼ ｰ ／ | 知っておけってやつです！！
／ , f´￣／ / ノ／ヽゝﾝ‐.､V丶、 ／｜ |
／ 之／ / ／ ヽ ヽノ1ヽ-､.｀丶､ _,. -‐'"´ /|ヾ ｢l〃|
／ ｢ / / ／ ', ∟| ヽ ＼ ￣ / ／ |＝ ＝l
／ .ゝ/ /／ .ｉ ｌ , -ｲ ヽ. ヽ ,ｲヽ ／ ｜〃iｌ ヾl
,r/ / ｜| L.､| l ｀丶、 f | ｀ヽ、 ｜ !
／./ / ｜| ヽjヾ||〃ｌ ,. ‐-､ヽｌ _ ＼| ヽ
／ / / ｜| ノj＝ ＝|／ , --ﾍ}⌒}´_＼ ＼ ､ ヾ r ヽ
ヽ‐'"´ . .:.:.:.:.:::::::::::::::::::::.ヽ
<´ _ ＿.:.:.:.:::::::::::::::::::/ ｌ二二ｌ
＼ , '"´ ￣ ￣｀`< ﾞ--, ノ ━┓
`y'´ .:.:::li ､ ヽ.:.:.ヽ ／ L,,. ┏┛
／ .:.:.:,:ji| .:::|､ ､ .:.:::ヽ1.::l:::::l:.', ヽ／ヽ-┘ ・
,/ , /l l.:.:::/:::ハ:::l ヽ､_ﾄ､_.:::::l:|::|:::::l.::|
/ //.:i |.::/::/-‐''｀′ ＞=‐,:ﾘ::|:::::|:::!
|::l.:l.:.:|::!/::/z=ｭ､ ´7じソ^!:::|:::::|/ ちょっと、お姉・・・・
N .|:::;V:.:::{ヾ{じｿ `ﾞ´ |::;レ'´￣｀ヽ
ヽﾄﾄ|::::::':.. , , , ′ ' ' ' j/ ）
`|.:i .::.ヽ ー , ｲヽ 入_ ( __r─-､
l/| .:::.::.＞ ､ ＿ , イ,r'‐‐' ／.::::.:.｀`ヽ ）
|.:::/:::/V,r'"´l/爪､ ／,. .:.:::::::::.: ､.::＼ （
|:/^l/ / ,ｨ介〉l/.::/ / .|.:.:.:.!.:.:.::ヽ ｀ヽ
'′ └r-､ /VﾈV 〉/ / .:::|.::::::|:::::::.:.:ﾞ.､ ノ
383 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:03:01.20 ID:RRxFurA0
, -─‐- ､
／.:.:.::::::::::::::::｀:.ヽ
／.:.:.::::::::｀,::::',:::::::i:::::!
,':::::::::::｀ヽ:::::i::::レ‐-､::| _,r-ry ／:::ヽ ／￣￣￣￣￣￣＼
i::!::ﾄ､;仁_:i:::::l:ｲ ￣｀ﾆﾆﾆ=‐/.:.:::::::::L ＜ キャアーーーッ
|:l:::|ﾄ､ｨﾀ7|::/.:.|ヾi ／ﾟ 。,r<^ヘﾍっ::::.:.＼ ＼＿＿＿＿＿＿／
|:ﾊ:::::） ' '〈/.::::::ヽﾄ､〈 j _つ^´::::::::::.:.ノ
|:/ヽ_r ｭ〉::::::::ﾉ入＿ /Y´ /厂 二二ヽ
′ |:::/.:::::::::::ﾄ､;;;;;;;,;｀,/^J /ﾉ ＼
|:/<.:.::.::::::i:::::N､;;,;ﾄ､_ _／ﾉ ﾄ､
｀7ﾌヽ!:::::|!〉{N｀ｰ'^ｰ'′ ヽ ,r i ヽ
fﾉ ヽﾉ! {ﾘ.:.i ､ ＼_/ |
_fｵ＿ _,ｲ」 〉.:.| ＼ j! , //
`ー^'ｰ'^ i ＼| ＼ i / //:i
/ ｀ヽ| ＼/ /ｲ::〈
_/ ｡| /⌒ヾ／::/:::::ﾄ､
＿＿＿_,. -───''' ´￣￣￣￣ ､￣ヾ￣｀ヽ
, -──-,／ ｀ー--､＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ:.ヽ:.:',
／:.:.:.:.:.:.:.:.:./ _, -‐'´｀￣￣￣｀ヽ､｀ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.|:.:.:|:.!|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ／ ＿＿＿ ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:|:.!:.:|ｰ､ ほれ､ほれっ！
:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ／､＿, -─'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ、 ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.|:.:.:.|i:.!i|
:.:.:.:.:.:.:.:.l / ＞-:.:.:.:.:.:.:.:.,:.:'´ ､｀ヽ:.:.:.:＼ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:., -‐-、:.|
:.:.:.:.:.:.:.:,' | /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ｀:.:.:.:.:.:.ト--─--──‐,/ ,':.:.!
:.:.:.:.:.:.:/ | /:.:.:.:.:.:.:/:.:.:_:.:.､ ､__:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.i:| r-､ | /:./
:.:.:､:.:/ {//:.:.:.:.:./:.／/'´ l| ＼,.lヽ:.:.:.:.:.|ヽ l ヽ l /, -‐､ 化粧に胸パッド
ヽ:.:.:.:￣｀7´ |:!:.:.:.:.:|/ /' !|､／ !| |:.:.:.:/ ヽ. | | / |_ｌ l
ミ､＿,.＜| !|:.:.:.:.:|l￣ ｀ |l r＝=|:.:.:/ | | |_／ ｀ l ト、 身長の差は
､_.| | l|!:.:.:.:.,!=＝-､ ﾉ' ´ /:.,人 f' | i ヽ ＼
／'rｰ､／ ﾉ ＼__:＼ ' ´/ !ヽ l l /´ ｀ヽ l ハイヒールで誤魔化してッ！！
! l ＼ ヽ/ ーヽ´ __｀_, '7 .／/ ﾉ | | ∧ | l | !
､_ ', ＼ ＿__,. ､ | ＞- ._｀二´,ィ ／ )-r‐ l ﾉ＼_ ! ヽ--r' l ウィッグとかつらで
｀ヽ ヽ ﾉ｀ ＼ | i_コ ＿￣r‐‐' | ｀ー‐'｀ iー､ r‐ ! |
＼ヽ ＼ ヽ＿/l:::| ｀ｰ｀ヽ､ l L_ ヽ ＿l | l ハイｯ ! 出来上がり！！
ﾌ |! l | 〈::く__} {_ ﾉ__| _', ､_ し'7ー ー‐' ,'
' /＼ | l ｀しﾍ!ヾL -/７i ヽ`ー‐'' ー‐' /
384 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:03:47.22 ID:RRxFurA0
_, - ＝´ri _￣rヽ{ ＿,.-----_､ _ ＿|＿＿ ＿/＿＿ ＿ｌ_ __
_,_く _´ r米' r米'＼、 ｒ ´￣`'＞ *⌒_´-*｀ヽミ | / ＿＿ / ＿ l/／´｀ｌ | |
/ / t米く _,_-ｧ､_,｀ｰ^ｰ=､ヽ| 、 ∠ -一'⌒ ｰ-ヘ、 ヽ、`rｎ | ヽ / /ｌ ＿ｌ ∥
／ ／ 丶 ｀ヽ Ｖ＾ヽ. ∧ ／ ヽ ＊＼}ｿ´￣｀ 、 | ＿ノ / ＼＿ l. （__ノ＼, ()
（ ／ ヽ ＼ヽ ヽ Ｖヽ ヽ 〉', / ／／／, ト､_ Y´ ｀ _ ヽ
〉' / ﾊヽ ＼丶ヽｘ 'i´ } 、} ﾊ / / / 〃/／／／ｲ i i ! ｝ 〈￣ ,ノﾉ
/ / i i＾!l｀ヽ、ヽく >ﾍ}=匀!ﾊ }{,ｲ /! 仏ﾑ∠ィ／_ﾉ_/} li i! ｛ l ｝- ／
ハ{ l ｌriT匸_｀ ｰ'＾'^vｔ:J} } ﾊ ,ハ{ {￤i升くx.'´ ／ムｲ｢「lトハ ｝＋｛_,イ
| ハ ヽ !!fく｛!い ¨’//丿￤lﾊｌﾍ.jパ;J` ノｵｉ¨}fﾇｉｧ 丿丿 l ｝. | ホラネ
!{ ヽヽ､ヾ!＼`~’ ＇ _ '// ハﾊj! ヽゞﾐ_ ｀ ､ ヾ='／／／｝､l /｛ i. l ソックリ?
＼ >ド=ｰ- ´ .ィノ,.ｲﾉﾉ { ＊ ﾉｉﾄ､ ｬｧ ∠,ﾆ イ ｛ - ‐ ｝l !
＞ 弋ｔヘｆ≧ｰ__‐'Y__ﾑ'_ ｝､l /!仏ﾑY_,ﾆ,ヽ‐'ｽ i l i ｝/lヽ｛ l !
/ Ｌぃ{{＿,ｒ介く__}}ﾊ ｀｛ /l ｙ｢/〉 /-｀’ |_彡'`ｰ !｣__｛ ｝l !
／ / { ｌ 厂 l! 〉ﾄ､ (.!.Ｌ、｝V /ﾉj /二 ﾄ､｀}} ( rﾍ〉｝ l ｛ l !
／ / / ,ﾊ ぃ） ∥い〉ヾｰぃ｛/ （ !ﾉ ヽ){ Ｆデ' 「/｣ ｛｀＊ ｝!i l
／ / /i / ! {,ﾊ lj } ぃ ﾞy′ﾉ,り _,厶_rｚ｣´〉 ﾉ!/ l｝ ｛_ｌ l
rく / / ｉ′￤ ヽ!┐ ]_ハ / ｆﾉ｣ ヽ入__,ﾙ久 rリj 卜、 ｝!、 ＜＜ やったね！
ヽ ＼ /⌒}' ｌ i ｉ ヽ）_,､,.__｝ﾄ〉' _/ﾑ! /ﾌ¨´／ Ｙ/ﾉ ! i ヽ＼ヾ i じゃないよーーーーっ
} `'′ ｀T「｀ヽ!ﾊr～ﾍヱZIﾆ〈 _〉i［ ,小 し' {｜ ｛｀ヽ,｝ｉi
`ｰ-‐'⌒ー┤Ｖ／`⌒Ｘri＜ﾌ¨〉/＼}ィｔ三乙､_j/,ｲ〉 Ｖ |′ 〉! ｉ ｝､l ｛ !i___
r仁} ／_-ﾍ≫くjﾝﾟ! ＼ ‘～こrK!{ﾍ、ヽ | ﾄ､__ ,.ィ i ! i｛/lヽ｝j //厂ﾌ
,r_竺､} 〃￣｀〈≫<ﾜ く`ｰ ｔく____,,ィﾍ ト,＞ﾍ ヽｌ￤ ﾏｱ ｌ l !∨｝ ｛ /// /
/´ ヾX{ Ｖヲ{ 「￣ {{_,ｨﾄ､}}{ ）{≫≪ﾄ､ !￤ }_ ! ! ! v' 冫｝',.' ' ／
385 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:04:27.82 ID:RRxFurA0
_.:.:.:.::::::::::......
, '"´ ￣ ￣｀`ヽ
y'´ .:.:::li ､ ヽ.:.:.ヽ
／ .:.:.:,:ji| .:::|､ ､ .:.:::ヽ1.::l:::::l:.',
,/ , /l l.:.:::/:::ハ:::l ヽ､_ﾄ､_.:::::l:|::|:::::l.::|
/ //.:i |.::/::/-‐''｀′ ＞=‐,:ﾘ::|:::::|:::!
|::l.:l.:.:|::!/::/z=ｭ､ ´くｑノ^!:::|:::::|/ 嫌ぁーーーーーーーーーーッ！
N .|:::;V:.:::{ヾｐノ `ﾞ´ |::;レ'´￣｀ヽ 絶対、ヤダーーーーーーー！！
ヽﾄﾄ|::::::':.. ′ j/ ）
`|.:i .::.ヽ rｰっ , ｲヽ 入_ ( __r─-､
l/| .:::.::.＞ ､ ＿ , イ,r'‐‐' ／.::::.:.｀`ヽ ）
|.:::/:::/V,r'"´l/爪､ ／,. .:.:::::::::.: ､.::＼ （
|:/^l/ / ,ｨ介〉l/.::/ / .|.:.:.:.!.:.:.::ヽ ｀ヽ だって、お姉ちゃんの学校・・・
'′ └r-､ /VﾈV 〉/ / .:::|.::::::|:::::::.:.:ﾞ.､ ノ
」::ノj l;ﾊ」/:,′ .:.::::!.::::::|::::::::::.:.:.ﾘ
（ `^V/ .:.:.::::::::::::::|::::::::::::::::ﾄ､
, ｲﾄ､_ ヽ ,// .:.:.::::::::::::::::::l:::::::::::::::::i:.:ヽ
／.:/ .:::( ﾞy′ .:.:.::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::|::::.:.＼
(^ ソ .:.:::::`y' , -─‐- ､:::::::::::::/i::::::::::::::::|::::::.:.:.:.
／:／:/. : : /／ _!:＼/ ヽ::::::::::::ヽ: : : ヽ::::::::::::::::::l
∠／ : /. : ! / （__ﾉ: /!ヽ ﾊ.:::::::::::::!: : : : ｌ::::::::::::::::::l
. /: / /!: :/j/／／ !/ l/l/: : !:::::::::::::l: : : : l:::::::::::::::::::! 男子校高
/イ: :i ﾚ′/ / ｌ : : :!:::::::::::::l: : : : !::::::::::::::::::l
ヽ、 l: ! l ／／＼ !: :/:!:::::::::::::!: : : :l:::::::::::::::::::! じゃないかっ!!!
、!/!ﾊ／／ ＿_ｊ r =､∨! :!:::::::::::::!: : : l:::::::::::::::::::!
＼ ヽ、∧￣__ｒ―┐ ゝ=く ｌ/. :l:::::::::::::l: : : ｌ＿:::::::::::/
＼ ￣Y´ 厂:｀ヽ＿/_/ イ/:/:ト ､:::::::l￣ ￣
＼ ,ゝく::::::::::::::＼: : :/:／:/|: : : ヽj
386 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:05:31.32 ID:RRxFurA0
''''- ,,_ _ _ ．-‐ ''' " 同じ年の男の子達となんて……
~ ''' ‐ - ． . ． - ‐ ''' "
- - _ , ゎ……わたし - - - - まともにしゃべった
_ ,,.. -‐ '' 小中高と女子高で ・ - ．
, ' , ､ ､ ､ ､ " - ．._ 事なんて
, '" ; ` ｀ ・- ．
, '" , " / ,' ', ヽ ` ｀ ､ ` 一度もないのにぃ～～
, i ', ヽ ` ､ ｀ ､ ｀
, ,' ,' : ､ ｀
387 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:07:47.24 ID:RRxFurA0
～ 次の月曜日 ～
r─────-､､
| .:.:.::::.`ヽ,
|_＿＿＿.:.::.:.:.::::::::::::::/
＿ﾉ__＿＿＿ ￣｀`丶､/
ﾋﾞｸ r'´ _ ＿_ _ ￣｀`丶〈_
ヽ,． .:.:.:.::::::::::::::::､::::ー- ､ ＼
/.:,.::::::ﾊ:::::ヽ::.ヽ::.＼.::ヽ:::.＼／
/::/.::::::|:::ﾄ､:::::仁ﾆーミ:::|:::::::::| ﾋﾞｸ
|.::|.:.::|_ﾉノ´`ヽ｀ ◯ `1::|::::::l::|
|.::|:::::K´ ◯ U |://::/:/
ヽﾄ､::::ﾍ. U /::/:/ … 男の子だらけだよ～…。
｀`1:ヘ r─っ , ｲ::/,ｲ
|/|.:::＞r‐r＜ |/ｲ´
|.::/^l/l:/＿／⌒ヽ
|/ , ィ´y'´ ,r=ヘﾌﾞﾙ
// /介1 ,fj.:.:.:.:::.＼ﾌﾞﾙ
ｶﾞｸｶﾞｸ // //｡j/ ,fj.:.:.:.:::::::::::.＼
// // ｡j ,fj.:.:.:.::::::::::::::::::.＼
/ L_ ,｡j＿ノﾉ.:.:.:::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.:.::.::「Ⅹ「.:::::i.:.:::::::::::::::::::::::::／⌒
`こﾆﾆⅩ|:::::::|.::::::::,．'´￣丁
388 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:08:42.18 ID:RRxFurA0
※ 因みに、周りからはこう見えています。
蒼の子
↓
_ -‐ ￣￣￣ ｀丶
／￣＊￣⌒ … 、 ＼
／ ∠＿ _＿ _＿ ＊ ｀ ー ､_ ヽ
｜ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ー 、 ヽ ヽ
∨:.:.::/:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ＊ ＼ ＼
/.....:./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼ ＼
. /......./............/../...:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ヽ ＼
':.:.:.:.':.:.:./:.:./:./....:.:.:.:.;. ｲ:.:.:.:.:／|:.:.:i:.:.:ヽ ＊ ｝ ヽ
ｌ:.:.:.:.|ｉ:.:.:l:.:./_/:.:.:.:.／／:.:.:.ｘ' |.....|....:.｛ { 〉
|:.:.:.:.|:l:.iﾊ/__｣:.:.／／:.:.:／_ ＼ |:.:..|........｝ ｝ ／
|i:.:.:.:|:.l:|ィ≠tド∠ - ´､__ ｀ 'ﾄ､:.!:.:.:.｛ ＊ ｛ ／
ﾄｸﾝ 、:.:|:.:l|１::::dj 不ミ=z､ j:.:.:,:.:.:.:.:.} }┬‐'
ヽ{ヽl! ￣´ |i:::::::ｄﾊ/:.:/:.:.:./:{ ｛:.:.| ・・・ 男の子だらけだよぅ～・・・
｝.ﾊ."" ' ` ーイﾌ:.:/:.:.:./:.ﾉ ＊｝:.| ﾄｸﾝ
｛ ヽ⌒ヽっ """∠:.:ｲ:.:／:.:.{ {:.:.|
！ 〈￣∠＾Y⌒ヽ .ィ:.:_／:|:.:.:.ﾉ ｝:.:|
ﾄｸﾝ ノ＊/ 「/:::厂}１＼￣ |_:.:.:.:.:.|:.:｛ {:.:.:.|
ｲ 〉「{:::/:::/┐ ヽ___ V丶、l:.:.:｝ ＊｛:.:.:.:|
|::｝ く 「∨イ r‐┘ ├' ｰ｛ }:.:.:.:l
|{ ＊ } ｀ヽ､ __r‐┘ ／l 丿 ｛:.:.:.:.:l
l::｝ { /,ﾆく __ .ィ´ ＿〉 ｛ ＊ }:.:.:.:.:.l
｛ }〈〈 ∧￣ __r‐┘ ﾍ { }、:.:.:.:l
|｝＊｛ ヽＶ/ハｰ' ﾍ /::｝ ハ:.:.:.:.:l
389 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:10:02.03 ID:RRxFurA0
／￣￣＼
／ ヽ_ .＼
（●）（● ） ｜ お早う御座います翠先生・・・
（__人__） |
ｌ｀ ⌒´ ｜
. { ｜
{ /
ヽ ノl
／l |／l＼／ l ＾ヽ - く
| | l | ｜l ／ ｀丶､ ｀`丶､ ／
| | l | ｜l /, //1i ｀丶､. ＼ ／
| | l | ｜l // // ﾉ:! |､ ｀丶､ ＼＼
| | l | ｜l | |i ,ｨｲﾚﾆ´| ﾊ:::| ll＼l | ｀ヽ､ ＼|
| ||／|::' 1fﾊ.|| |::| || l/X. l l/:.＼ ／
リﾄ､.:l::| _り ﾘ |/ ﾘ 尓 l/ /.:.:.:::::T´
Vﾊ ﾞﾞﾞﾞ, _じ:/ /.:.:::::::::,′
Vﾍ _ ﾞﾞﾞﾞ､､､.ノ.:.::／.:.:,:::::::/
|:::ﾊ ｀ , ィ.::::／.:.::／.::／
|/l/^>ｧ'"´￣`ヽ.:.::／.::／┃ ・・ ┏━┓
′ /:/ l./彡ハ┣━ ┃ ┃
ハ、ハイィィィィ ,．-─ｧ-イ/ ノK.:l:::...┃ ┃
〈 , "´ T¨´ , : :',.:::l::::┗━
{l | / i:. l::.',::l::::::::.:.＼_
{| _, ｲ / l:: l::::',:l::::::::.:.:.／
{ﾚ'´/ 〃 l::. /!::::::.／
〉 ＼// ,':: /.::|:／
/ .//⌒ヽ_ ＿. /.:.::〈
_/ 厂 ∠.:.:::::::.＼
390 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:12:03.20 ID:/gHiJJU0
／￣￣＼
♪ ／ _ノ ＼
じゃーぱねっと | （ ●）（●）
♪ | （__人__）
.| ｀ ⌒´ﾉ
じゃーぱねっと♪ | }
♪ ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
夢 の！ /;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
ジャパネット！ た●た～♪ 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::......＼::::::::::＼ .||i:::..ヽ::.|:::!
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::............＼::::::::::＼:::...ヽ:.|:.!
, ´__ ｀ - 、 ｀丶、
. ／ ／ / ｀ - 、 丶
／ ／ ' / ｀ - 、 ＼ ／
/, ' / / ／!ｌ ｜ ｀ ､ ＼ ／
. // / / /__∠. 斗‐ | l、 | l ｀ ､ ` く::＼
/ｲ /| ′ ／/／二ヽ！ | | ＼ | | ,| ＼ ＼:ヽ
| / l| ｌ／ ,ｲ:'〈 ｆ!ﾊ '｜l l! !__ メ、' / ! .:ｌ:＼ ヽ冫
l'′l| l ／/::,′ |l:::} ｌ l|´ ,二ヽ ＼/ / .:;'::::::::＼ ／
{ | 'l..:/:::,' ､ゝ'′ l | 〃｢「｀ヽ/ X .:::/:::::::::::::::｀Y
! ｌ:::ｌ::{ "" ｀ ｌ| | !::::::ｉ}/ .::/::::::::::::::::::::,′
. l |:ﾊ ! ゝｔzノ' .:/:::::::::::::::::::;/ （うわぁ・・・・・背ェ高い…
ｌ|::∧ _ """ `ｰ／ .:／:::::／::::::::〃 かっ……格好いぃ男の子！！）
|:':/::>、 ヽ _＿ - ´::::::;::::::'::::::／:::::::／/
}/ｌ:/ ヽ.__/￣ ー=＜彡::;:::イ/:::::::／／
/ /′ /ｲ/ イ::／:/::;:イ '
′ .ｲ l//:/::ハ ヽ 私に？
／⌒ー‐､ ／/ ! / ｲ i 私におはようって・・・・・・
／ ＿_/ ,.-イ / lﾍ {
}／´⌒Y ／ l , ヽ
. ｛ | ／ ..:/ ｉ; ｌ ', ＼
. | ＿_!/ .::/ ':: l ﾞ､ ｀７
」／ / .:/ '::::; l ヽ. /
j/ ノ .:/ ':::::; ｌ ／| ／
〈 ＼ .::/ /::; ' ∨､/_, '´
. ｝ ＼/ /:::' ハ::ﾑ
！ _７ー- _ ′ ／::::::',_ﾉ
｜ 厂 / ¨ ァ ､＿, イ::::::::::::::',
391 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:13:20.43 ID:/gHiJJU0
ちーっス!! 先生
/＼＿＿_／ヽ 今日もイイ腰っすね♪
／'''''' '''''':::::::＼ +
|（●）, ､（●）､.:| ＋ ,. ‐- .. _
| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::| ／ __ ｀` 、
| ｀-=ﾆ=- ' .:::::::| + , ｨ／ ゝヽ￣ヽ '
＼ ｀ﾆﾆ´ .::::／ _ ／ { {ヽ、_ ヽ' ﾉ_,.〉
ｨ.__ ーーノﾞ-､._ -ｧー- ､＿ ... -‐ ' ヽヽ、 ｀＞､..ﾉ=┘
／j >-‐ ' ´／ / / ／ _ノ ＼ `ｰ '!
, -‐ 7´/{⌒| ／ _/ ｊ 。 ＿＞‐'
/ / /／| 〉‐ｆ／ ＼' ! ´ ／
/ ,' > .|/ ﾚ ﾟﾉ ／
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,:|‐- ＿ |
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/ /Lイ下 T ― - ＿ |
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./ / | Ｎ| ヽ| ヽ! ヽ! l |
／｀/ ､ /| ｌ| ○ ○｜ ! ｌ| ・・・・・・・・・・・
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＼./ / ヽ|lト.、 ⊥ ｣_ ,j.ﾊ ｜
／ ￣〈 ｜ ｀ ＞ｪ.イ.ﾒ､从/
'´ ／ヽ. ! f/ /: : : : : ヽ
: / r― 、 r‐' ./: : : :l: : : :|
/ _{ .｣、 r'ノ ／. : : : :!: :ｌ: :|i
/ ﾉｽ＜.＼. └厶、: : : : ｌ :｜: !ヽ
＿ ゝｲ/ ￣￣´「 ＼:_:_:_:_:_:_:_｣｜
＿.／ゝL.、 | /.:::::::::::::::|'´
392 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:13:57.04 ID:/gHiJJU0
| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::|
. | ｀ﾄｪｪｪｲ ' .:::::::|
＼ ｀ﾆﾆ´ .:::::／
,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､. あれ――先生？
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i いつもと反応違うな
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
_, --- .,_
ｒ':::: :::::::::::::::´ ｰ ､
|::::: :::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l; -_―_‐_-- ､:::::::::::::::::/
,.:::'￣:::::::::::::::::¨丶‐-､-､:/
ヽｒ ' 下i￣´¨'ー-､:::::::`ｰ'-､
// l| | ＼ ＿ヽ l￣ ヽ:／
ｌ l _lノ､ト-ゝ=、ｌ｜ l |
l | |/ r‐, ＼└:ｲ l/! l l｜ はっ！
ヽﾄ ﾍ. Tj ヽ〉// ,./
ヽヽ',∪ ∪ ,ｲ /|
l ト 二二 .ィ| /ﾚl
| l| ﾚﾍ|/|_／|'´ ＼
}/ , ィ´ｫｉ l , -‐'＼
393 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:14:55.85 ID:/gHiJJU0
ヽ ／ ／. ＼ ＼ ＼＼＼＼＼ ＼ '､
＼ ／ ／＼＼ ＼ ＼ ＼＼＼＼.ヽ ヽ∨
／ ／＼＼.＼＼ ＼ ＼ ＼＼＼＼＼ V
く ／l ﾄ､＼ヽ ＼＼＼ ＼ `ｘ.＾＼＼＼ヽ.ヽ ',
＼ /￤| | .ﾄ＼＼＼＼＼＼／ ,. -‐.┐､＼ヽ＼ ', イヤ～ン
. ＼/ /.ｌ ｌ//ﾊ＼＼ヽ ＼ヽ ` ｨ{:;{ｉ:;ｊﾘ.j | | ! | l＼}
∨| ｌ｜ｌ｜l,.. -‐＼＼ヽ＼. ′ヾ｀ﾆ′ﾊｌ | | |∧|
. '､.{. ! | | | _ z.-‐-､ //l ｌ | | } もう？
＼| ｉ |｜弋{:{i:;ｊﾘ.j 、 /'./| ｌ | | Ｈなんだからぁ～♪
ｉ＼l i ＼`｀ ‐′ _,.. ' / .| ｌ l￤
| |＼ ＼＼ / ! l | ー─--
ｉ { ＼ ＼｀ ー----、‐‐´ / |
. ＼__ ＼ ＼＼,.'´￣ `ー ､ｒ′
/￣ ＼ ＼ _, イ.{ｉー-､
＜＜ 良かったｗｗｗｗ、いつものセンセーだ ♪～
r─────-､､
| .:.:.::::.`ヽ,
|_＿＿＿.:.::.:.:.::::::::::::::/
＿ﾉ__＿＿＿ ￣｀`丶､/
r'´ _ ＿_ _ ￣｀`丶〈_
ヽ,． .:.:.:.::::::::::::::::､::::ー- ､ ＼
/.:,.::::::ﾊ:::::ヽ::.ヽ::.＼.::ヽ:::.＼／ マ ジ で ！？
/::/.::::::|:::ﾄ､:::::仁ﾆーミ:::|:::::::::|
|.::|.:.::|_ﾉノ´`ヽ｀ ◯ `1::|::::::l::| （ おねぇちゃんてば
|.::|:::::K´ ◯ U |://::/:/ 学校でも、こうなんだ…）
ヽﾄ､::::ﾍ. U /::/:/
｀`1:ヘ r─っ , ｲ::/,ｲ
|/|.:::＞r‐r＜ |/ｲ´
|.::/^l/l:/＿／⌒ヽ
|/ , ィ´y'´ ,r=ヘ
394 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:15:52.97 ID:/gHiJJU0
ガラッ
,:. :. :.{!:.､:.＼:. :. ヽ.:.:.|三
|:. :. :.ﾄ､:.＼: ヽ, - ',‐|三
|:. :.| :|!⌒､ ヽ _ヽrテ|
|:.l: |:.ヽ ～ ～| （ こんなんじゃ
ヽ!:.|:.l:. ゞU , U|
Nlハ:.ヽゝ . -_ .イ| どうやったって
起 ＼ヽ:.{{ ヽj |
/::＼:j::ヽ fi| 一週間も？
立 .ﾉ:::::l::::;:::: ヽ Ll|三
/:::::::::i:::l:::::::: ヽlf"
│ ヽ:::::::::l::::;ｨﾍ´￣ゝ
`ー-.' };; V `ｒ
っ ／ ¨ ﾐｰ|三
, '::::::::::::::: `| やっていける
！！ /::::::::::::ヽ:＼|
/::::::::::::::::::::＼| 訳ないよ…うぅ……っ ）
/ : :::::::::::::::::::::::|
/:::::::::::::::::::::::::::: |三
395 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:17:49.49 ID:/gHiJJU0
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
礼 ッ ！！ .| ｀ ⌒´ﾉ
| }
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
.丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::......＼::::::::::＼ .||i:::..ヽ::.|:::!
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::............＼::::::::::＼:::...ヽ:.|:.!
396 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:18:39.09 ID:/gHiJJU0
,． '"´ _⊥． - ──┐
／,． '"´ |
／／ _ ＿」
／／ ,． '"´ ｀ヽ
／／ ,．'´ .: .:. :. .:＼
_」／ ／ l ﾊ ﾄ､ヽ .: .:.:.l .: . :.:ヽ あっ・・・
／.:.:. :. :. | lィ⌒ ヽ＼.:.:.l .:/.::ﾊ:!
＼. ／.:.:::: .: .:. :. | .:/ r云 ﾊl:/.:./
ヽ /:::::::::::::. :. :. :.. V, ｲ (じ l/Kイ
V.::::::::::::::::::.:.:. :. :l :l ´￣ ゝ:.:! （ お姉ぇのクラスの
ヽ:::::::::::::l .:. :. :.l.:.l ' ' ' ﾉ.:| 生徒だったんだ！
ヽ::::::::::::::::::::::.l.:.! (_ﾉ /.:.::|
ヽ::::::::::::::::.:.l.:.l /.:.:ﾊ:| 高２
｀ヽ.从.:仆:::l r‐一イ::.:./ 私のイッコ上かぁ
,rく ﾆヽ一'´ヽl ヽl￣`介く`ー<ﾆL_
(^7.:.:.:.:.:.い､ // l ﾄ､`ヽ ｀い:.ヽ 本当に格好いい子・・・ ）
)l.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ〉 l l l ﾄ､ヽ l l〔:::::i
( l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:い、 ヽ＼l {ヽｿ l 〕:::l
｀ｺ.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:ヽ〉 `1 { l l l〔:::::l
( l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.い、 1 { l l l 〕:::l
,. -── -
, '´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::｀ヽ、
／.:.:.:.:.:.､.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.＼ 名前は…あった。
, '.:..:.:./:.:.:..:|.:.:.:.:.:.:..:..:..:..:.:.､:..:.:.:.:.:.:ヽ
/:..:..:..:/:.:.:..:..:|:.:.:.:､.:.:.:...:..:...:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:i
〃!.:..:.:/:.:.:.:.:.|:.:l!:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|| |:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.|:.ハ､:.､:､＼.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.| えっと
|| |.:.:.:.|:.:.:.:.:/l7─‐ヾゝヽ＼.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.}| 成績 優秀……
ヽﾍ:.{､:!.:|,ｲ ﾉ ｧd尓７!:.:｀`.:.:.| }.:.:.:.:.:.:.:l 全国模試 ２位
ヽゞＮﾊ〉. ゞ-’ |/:.:.:.:.:.:l:'.:.:.:.ﾉ/`′ 学 年 １位
ﾊ'､ /'|:.:.:.:.:.:/:.:.:!/'′
ﾉl:.:＼っ ||:.:.:.l/ ｀W 「やらない 夫」 君
|.:.:/ﾘヽ_ ... -||:.:/|! ,..ゝ-､
∨/ __ _ _,.ノ V ''´ ,_＼__ かぁ……
ｎ}ｲ''"／〔!＼ r‐┘_ﾃvぅﾌ‐ｧ
/ ）{. / /|ヽ ヽｒﾍ/J´ ハ〉
397 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:19:29.51 ID:/gHiJJU0
【妄想厨】
,．'"´￣ ￣｀ヽ､
V´ .::l:|:. `､ヽﾐﾐヽ､ ヾ:. こんな男の子と
/ .::l::从ﾄ､ `ヾ_ミﾐヽ､ ヽ
l/l.:l.:ﾘ仁ﾘﾆﾄﾄ､仁≧ﾐヽ:::ﾄ､ .:::|
｀Y::{fﾄｯｿ ｀`ﾄ｡ｯｿ` 1:l:|::`､:::::! 放課後・・・
|.::l´¨ ､ ´￣ /::ﾘ::::::::V
ヽ:ヽ､ ー , ﾀ::l:;:::::::/
, -─-､ ＿_ , イ/.::j:|:::/l/ ／￣￣＼ 制服のままで
／., `ﾄい､_,/^i.:l:|/ ／ _ノ ＼
／.:::/ .:i {{i^Y^YYy'l/ | （ ●）（●）
／.:.::::/ .:.::| k1 |:l ,ﾑ;､ハ､ | （__人__）
L.::::厂ヽ .:.:::::| / {j! ｰｲ:介;l/ ,ﾊ | ｀ ⌒´ﾉ
{7 ／ ＼::::! / jfl |:1j! |:|{ Vi | } デートとか
/／ ,.ｲ:::l/ jf| l;」jl j:」| |:: ヽ }
/´￣ ／::::|:;:;.＼ kiL, H fj 〉; ヽ､.,＿＿ __ノ 出来たら
_>ｰー- ,.ｲヽ､::l;;;:;:;:;（:::/ﾀ^Tﾆﾑ､_ ,';{:/―''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/｡￣｀¨`ヽ_ソ `1＞‐-ヽ{:::::/＞<!::::::7:､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ 素敵だろうなぁ・・・
,/｡ / 〉ﾆ三云＼:.ヽ<ﾉ::::::」ヽ:::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､.
/ / /¨´￣￣`ヽ､三三ミ<::::|;;;..|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
_」こ二二 二＿＿ ＿_⊥_
／;;;:;:;:;:;:;::::::.:.:.:.:.:.:. 〉
/;;;;;;;:;:;::;:;.:.:.:.:.,．-── ‐‐─-<
＼;;;;;;:;:;:;:;:., ィ:7::l:i .:.:.:.::::::.:.:.ヽ.:.:.＼
`,n;;;;／.:.::/::::jiﾄ､ .:､.:.:::::::.:.l:::.:.l::.ヽ
ﾉ V .:::/,,_/:ﾊﾄﾄ､ .:ヽ.:::.:::|.::::j::::/ （ おっと・・・いけない、いけないっ！
rん7‐､）.:ノ::/ｲ二ﾆヽﾐ､ ィ二j:::/::/ 私は今、先生なんだった・・・・・・
. / o￣ ｀Vヽ::〈〈fでｿ` ,rジｿ !;.::/ 妄想に浸ってる場合じゃないや ）
/ .:.V 〉:::, ' ' ' ' ｀ ' ' /::/
.:.:.::V.:::::ﾄ､ ～～ , ｲ::/
.:.:.::::ハヾﾄん> -- ＜l/l/_
￣＼.:/:jこ{ ,ｨ勺>.､ ヽこﾄ､
〉.:::〉‐j //^j}ﾄ､ j〉 1‐}::.＼ｰ- ､_ え～
／.:.:::::〉‐j // /j}1 l」 i ‐}:::::.:.＼:::::.:.ヽ では、古典の授業を……
_／i.::::::1.::} ‐j j}1 | ‐}::::::::::.:.＼:::.:.
／.:.:i::|.:::::::|:::ヽﾝ､ j}1! _ﾉ,ソ::::::::::::::::::::ヽ::
.:.::::::|::|:::::::::i::::::::`ー-- ─ イイ.:.:.:::::::::::::::::::::::::::
398 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:20:48.71 ID:/gHiJJU0
＜＜ え～～～～～？
それより、また。 エロい話してくれよーっ
＜＜ そーそーー
＿ﾉ__＿＿＿ ￣｀`丶､/
r'´ _ ＿_ _ ￣｀`丶〈_
ヽ,． .:.:.:.::::::::::::::::､::::ー- ､ ＼
/.:,.::::::ﾊ:::::ヽ::.ヽ::.＼.::ヽ:::.＼／
/::/.::::::|:::ﾄ､:::::仁ﾆーミ:::|:::::::::|
|.::|.:.::|_ﾉノ´`ヽ｀ ◯ `1::|::::::l::|
|.::|:::::K´ ◯ |//::/:/ ………………… 。
ヽﾄ､::::ﾍ /::/:/
｀`1:ヘ r─っ , ｲ::/,ｲ
|/|.:::＞r‐r＜ |/ｲ´
|.::/^l/l:/＿／⌒ヽ
|/ , ィ´y'´
＜＜ バージン失ったときのカンソーっとかさぁ
399 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:22:09.67 ID:3wjO9Xo0
＜＜ そーーそ！
痛かったぁ～？ r'´ _ ＿_ _ ￣｀`丶〈_
ヽ,． .:.:.:.::::::::::::::::､::::ー- ､ ＼
/.:,.::::::ﾊ:::::ヽ::.ヽ::.＼.::ヽ:::.＼／
/::/.::::::|:::ﾄ､:::::仁ﾆーミ:::|:::::::::|
|.::|.:.::|_ﾉノ´`ヽ｀ ◯ `1::|::::::l::|
|.::|:::::K´ ◯ U |://::/:/
… セクハラ？ ヽﾄ､::::ﾍ. U /::/:/
｀`1:ヘ r─っ , ｲ::/,ｲ … それとも、いじめ……？
|/|.:::＞r‐r＜ |/ｲ´
|.::/^l/l:/＿／⌒ヽ
|/ , ィ´y'´
／:／:/. : : /／ _!:＼/ ヽ::::::::::::ヽ: : : ヽ::::::::::::::::::l ヒューヒューー ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
∠／ : /. : ! / （__ﾉ: /!ヽ ﾊ.:::::::::::::!: : : : ｌ::::::::::::::::::l
. /: / /!: :/j/／／ !/ l/l/: : !:::::::::::::l: : : : l:::::::::::::::::::! ＜＜ いつもの事じゃあん！
/イ: :i ﾚ′/ / ｌ : : :!:::::::::::::l: : : : !::::::::::::::::::l
l: ! l ／／＼ !: :/:!:::::::::::::!: : : :l:::::::::::::::::::! ヒ ヒ ヒ ヒ ヒィ
、!/!ﾊ／／ ＿_ｊ r =､∨! :!:::::::::::::!: : : l:::::::::::::::::::!
ヽ、∧￣__ｒ―┐ ゝ=く ｌ/. :l:::::::::::::l: : : ｌ＿:::::::::::/
￣Y´ 厂:｀ヽ＿/_/ イ/:/:ト ､:::::::l￣ ￣ ＜＜ せんせー、も～。 どーしたの～？
＼ ,ゝく::::::::::::::＼: : :/:／:/|: : : ヽj
（ 死.ねる、 私この一週間で確実に、死.ねる・・・・・・ora ）
400 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:23:10.61 ID:3wjO9Xo0
※ 放課後
＿＿
__｢ｰ-- '＼ やっぱり・・・
ｼｸｼｸ |＼ヽ_＿＿__/ヽ
>、ー──‐ ' } 男の子なんて
/ｨ ｀ ー──.'.´｢
ﾘ, : : : : : : 从 嫌いだ。
,ゝイ￣￣｀ﾊ
/! |{〉 〈| ｸﾞｽｯ !
〈{ L'===＝┤
/:｀''ｰ┬──.ｲ
∧! /: : : : : : l 男子校なんて・・・・・・
/::::{ ヽ; : : : : : l
ゝ‐'＼ ￣￣ ﾉ...
￣￣￣::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::: お姉ぇちゃんの馬鹿っ！
:::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::
401 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:23:54.58 ID:3wjO9Xo0
__/:::_;.-‐'":::::::::::::::::::::::､:: :::::::::::::::::::::::::::::i;ﾄ､
,イ:::::Ｙ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､i::::;ｲ:::::::::::::::::::: : :.i;;i:::ヽ.
/:::i: : :i : : / : : : : : : ::::::::|i;i;Ｖi:i:}:::::::::i: : : : : : i;;;i::::::|
ﾉ:::::i:::/}::::/::: : : :i :i : : : ::i::l"""ｿ: : : :.i :::::::::::::::i;;;i:::::| ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
/::::::）ﾚ;/:::/:::::::::::/;ﾘ!:::::::i:::i::| i:::i:::::::;i:::::::::::::::::{;;;i::::| ＜ 翠 先生 ! お話があります |
i::::::(（;;;;} :/:::::/::ﾉ:;;ﾊｉ_;_;,i_;;i:ﾉ {::l;_;_;_;i_::::::､:;;;ヽ:;;;V:! ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
{::::::.!;;;/ //::/::/::ｧチ}:;ノ{:::7 !::ﾄ､::::;;!Ｔ:::ﾄ､;;;ヽ::;;;',!
V:: Ｙ .:::/::;ｲi:ﾚ' 仁ムミl∧ },ｹｴ亡ﾄﾊ::i::i:;;;;i;ヽ;;;;＼
Ｖ i :;;;;ﾊ!:ﾊi { ｨ〆⌒ヽ ヽヽ ﾉ"⌒ヾ! }::i::i::;;;ﾊ;ヽ;ﾄ;:ヽ
_） ! ;;（;;;{ﾊヾ:､ " /::}::}::;;介､;} ﾊ::
{ .::ﾍ ::ﾄ､;＼_ヾゝ i ､_,ｨ':/:Y:::ﾉ ﾉ }ﾉ リ
Ｙ⌒) ::;;）;;h;;;ヽ ﾞ /:/:ノ:ｨ'
(::::r'（;（_＼;;＼ ー - ／:::;ｲ :::h
ヽゝ ｀ｰ;.}）;;;;;|＼ , イ）ﾊ ::） ＼::):）
｀ヽ ﾘ フｲ| ｀ ｰ-‐ ' |::::ノ)）ｰ' (r‐'
,′ . .....:.::/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:. |:|:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,' . .:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:./:.:. |:|::.: |:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:｀、:.:.:.:.:.:.:l::｀、
. !..:.:.:.ｌ:.:.:.:,':.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:./l:|::.:.:|:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀、:.:l:.:.:.:.:.:.l.:ﾄ､:|
{.:.:.:.:.|:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:./:.:.:,ｲ:;ハ::.::､:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.|:.:.:.:.|:.|:| l|
. ｌ::.::.:.| .:.:.|:.:.:.:.:.l:.:.:.|:.:.:/:.:.:///＿入:_ヽ:.＼ヽ､:＜´l￣:|:.:.:.:.|:.ｌ:| ｌ|
|::.::.::!::.: |::.:.:.:.:.|:.:.:|／;:∠ｲ/´ ヽ＼:＼ ヽ、 ,.=キミ!:.:.:.//l/ ﾘ
. ｌ::.::.::.::.::l::.:.::.:.:.l／／ _, -=＝rミ＼＼:ヽ 个ｔｸ}〃 :;〃 / ハイ､教頭先生
. ｀､::.::.::. |::ｌ::.∠イ::.| ＜ V弋ｽ┤ ヽ └- ' ﾘ::/ /
｀､::.:: ｌ::|::.::.::.:|::.:ﾄ、 ヾﾆ-‐' イｨ′
ll::.::.|::|::.::.::. |::.ｌヽ＼ / /l:|
||::.::l::.|::.､::.::l::.｀､｀ヽ , ／::Ｎ 何か御用でしょうか？
lﾄ､:ﾚﾍ::.|::.::.＼::ヽ、 ￣ ／::.::.;′
＼ ヽl::.::.::.::|ヽ:＞ 、 ／!::.::.: ,′
|::.::.::.:l ｀ヽ､ ｀¨￢ｰ-‐'´|/|::.::.:/
ヽ::.::.:｢ ー- ､ ト､ !::.:/
／ヽ::.| ｀丶､|∠＼ |::/
r─＜´ ∨ ／,.ｲ {_}｀ヽ｀ﾒ/_
r┬イ^ヽ、 〉 ／／/ /}{|＼ ＼ ｀くヽ
402 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:25:30.06 ID:3wjO9Xo0
__/:::_;.-‐'":::::::::::::::::::::::､:: :::::::::::::::::::::::::::::i;ﾄ､
,イ:::::Ｙ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､i::::;ｲ:::::::::::::::::::: : :.i;;i:::ヽ.
/:::i: : :i : : / : : : : : : ::::::::|i;i;Ｖi:i:}:::::::::i: : : : : : i;;;i::::::| ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
ﾉ:::::i:::/}::::/::: : : :i :i : : : ::i::l"""ｿ: : : :.i :::::::::::::::i;;;i:::::| | これは、先日の翠先生のクラス .|
/::::::）ﾚ;/:::/:::::::::::/;ﾘ!:::::::i:::i::| i:::i:::::::;i:::::::::::::::::{;;;i::::| ＜ の実力テストの結果ですが… |
i::::::(（;;;;} :/:::::/::ﾉ:;;ﾊｉ_;_;,i_;;i:ﾉ {::l;_;_;_;i_::::::､:;;;ヽ:;;;V:! | 一体、何を教えてるんですか？ |
{::::::.!;;;/ //::/::/::ｧチ}:;ノ{:::7 !::ﾄ､::::;;!Ｔ:::ﾄ､;;;ヽ::;;;',! ＼_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
V:: Ｙ .:::/::;ｲi:ﾚ' 仁ムミl∧ },ｹｴ亡ﾄﾊ::i::i:;;;;i;ヽ;;;;＼
Ｖ i :;;;;ﾊ!:ﾊi { ｨ〆⌒ヽ ヽヽ ﾉ"⌒ヾ! }::i::i::;;;ﾊ;ヽ;ﾄ;:ヽ 生徒Ａ 8点
_） ! ;;（;;;{ﾊヾ:､ " /::}::}::;;介､;} ﾊ:: .生徒Ｂ 15点
{ .::ﾍ ::ﾄ､;＼_ヾゝ i ､_,ｨ':/:Y:::ﾉ ﾉ }ﾉ リ .生徒Ｃ ０点
Ｙ⌒) ::;;）;;h;;;ヽ ﾞ /:/:ノ:ｨ' .生徒Ｄ 4点
(::::r'（;（_＼;;＼ ー - ／:::;ｲ :::h 平均 20.7 点
ヽゝ ｀ｰ;.}）;;;;;|＼ , イ）ﾊ ::） ＼::):）
｀ヽ ﾘ フｲ| ｀ ｰ-‐ ' |::::ノ)）ｰ' (r‐'
_,,....
_,,..‐'''￣. ￣~`''ｰ-.､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ,
/:::::::::::::::::::::::: ,,-‐……‐--､i_._
. l:::::::::::::::::ィ''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｲ （ うわぁ～
＼ ／:::::::::::::::::::,..,. -ｧ￢ー-=´ 酷いにも程があるって点数だな・・・ ）
/::::::::::::::::,／／Λ、ヽ、ヽ＼'ﾞ,
. /::::::::::::,.ｲ／/ / ﾞ, ＼ ＼ ヽ !
. ヽ:::::::::::ｌ'／,.' ,ｲ-―ヽi ＼i＼ｌヽi
`ヽ/くl∠イ ｒﾃr｀ ｒﾃｒ＼｝ 申し訳ありません。
ゝ!//l |｛ 辷ﾉ └ﾞ {l|ﾉ
. ヽｌ ||ｿ _ι ﾉ
｝ 'ｌﾉヽ､ ,.ｲ
ﾉﾉ ‐｀ﾆｒ-＜
403 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:28:50.70 ID:KJfTK2k0
__/:::_;.-‐'":::::::::::::::::::::::､:: :::::::::::::::::::::::::::::i;ﾄ､
,イ:::::Ｙ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､i::::;ｲ:::::::::::::::::::: : :.i;;i:::ヽ.
/:::i: : :i : : / : : : : : : ::::::::|i;i;Ｖi:i:}:::::::::i: : : : : : i;;;i::::::| ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
ﾉ:::::i:::/}::::/::: : : :i :i : : : ::i::l"""ｿ: : : :.i :::::::::::::::i;;;i:::::| | いいですか、次の期末テスト |
/::::::）ﾚ;/:::/:::::::::::/;ﾘ!:::::::i:::i::| i:::i:::::::;i:::::::::::::::::{;;;i::::| ＜ 一週間後のテストで… .|
i::::::(（;;;;} :/:::::/::ﾉ:;;ﾊｉ_;_;,i_;;i:ﾉ {::l;_;_;_;i_::::::､:;;;ヽ:;;;V:! | 全員学年平均以上取らせる事 .|
{::::::.!;;;/ //::/::/::ｧチ}:;ノ{:::7 !::ﾄ､::::;;!Ｔ:::ﾄ､;;;ヽ::;;',! | .|
V:: Ｙ .:::/::;ｲi:ﾚ' 仁ムミl∧ },ｹｴ亡ﾄﾊ::i::i:;;;;i;ヽ;;;;＼ | 出来なければ・・・・・・ |
Ｖ i :;;;;ﾊ!:ﾊi { ｨ〆⌒ヽ ヽヽ ﾉ"⌒ヾ! }::i::i::;;;ﾊ;ヽ;ﾄ;:ヽ | 今学期であなた、クビです！ .|
_） ! ;;（;;;{ﾊヾ:､ " /::}::}::;;介､;} ﾊ:: ＼__＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_／
{ .::ﾍ ::ﾄ､;＼_ヾゝ i ､_,ｨ':/:Y:::ﾉ ﾉ }ﾉ リ
Ｙ⌒) ::;;）;;h;;;ヽ ﾞ /:/:ノ:ｨ'
(::::r'（;（_＼;;＼ ー - ／:::;ｲ :::h
ヽゝ ｀ｰ;.}）;;;;;|＼ , イ）ﾊ ::） ＼::):）
｀ヽ ﾘ フｲ| ｀ ｰ-‐ ' |::::ノ)）ｰ' (r‐'
| ￣￣ ´ ―- _
,:|‐- ＿ |
「￣ ¨ ― - ￣ ¨_ －.|
/| ￣´l
/ /Lイ下 T ― - ＿ |
./ / / l |、 l＼ |、 l ￣｢ え？
./ / | Ｎ| ヽ| ヽ! ヽ! l |
／｀/ ､ /| ｌ| ○ ○｜ ! ｌ|
.／ ./ / l |l T ┐ ! / /|
＼./ / ヽ|lト.、 ⊥ ｣_ ,j.ﾊ ｜
／ ￣〈 ｜ ｀ ＞ｪ.イ.ﾒ､从/
404 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:29:37.56 ID:KJfTK2k0
r─────-､､
| .:.:.::::.`ヽ,
|_＿＿＿.:.::.:.:.::::::::::::::/
＿ﾉ__＿＿＿ ￣｀`丶､/
r'´ _ ＿_ _ ￣｀`丶〈_
ヽ,． .:.:.:.::::::::::::::::､::::ー- ､ ＼
/.:,.::::::ﾊ:::::ヽ::.ヽ::.＼.::ヽ:::.＼／
/::/.::::::|:::ﾄ､:::::仁ﾆーミ:::|:::::::::|
|.::|.:.::|_ﾉノ´`ヽ｀ ◯ `1::|::::::l::|
|.::|:::::K´ ◯ U |://::/:/
ヽﾄ､::::ﾍ. U /::/:/ … どーしよ～…orz
｀`1:ヘ r─っ , ｲ::/,ｲ
|/|.:::＞r‐r＜ |/ｲ´
|.::/^l/l:/＿／⌒ヽ
|/ , ィ´y'´ ,r=ヘ
// /介1 ,fj.:.:.:.:::.＼
// //｡j/ ,fj.:.:.:.:::::::::::.＼
// // ｡j ,fj.:.:.:.::::::::::::::::::.＼
/ L_ ,｡j＿ノﾉ.:.:.:::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.:.::.::「Ⅹ「.:::::i.:.:::::::::::::::::::::::::／⌒
`こﾆﾆⅩ|:::::::|.::::::::,．'´￣丁
405 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:30:19.81 ID:KJfTK2k0
／ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::. ､
.／ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.ヽ
./ /::,′,:::,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//.::ﾉ:::l:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､::.:.`､
/ /:::,′.jl: !.:.:.:.:.:.:.:.://／:::ハlﾄ､::::::::::::.:.:.',.:.:.!:`,
,' /::::,′.::ll: !.:.:.:.:.:.:.:.／:::／ l:ﾄ､ヽ::::::::::::::l:.:.:!:l:|
l/:::::::l/:::::l|:::!:::l::; ィ彡∠＿_,,,,|:! ヾ＼:::::::l::::::!:l:|
l:::::::::::::::::::l:::l::::! .:.ｨイ´ ￣ - ､ﾘ ヾ:::::::l:::://ﾘ
',:::::::|::::∩:::!:::! .::ll:1 ｀`V::,!:// ′
',:::::|:::::l |:::|:::| ./ll:| ｰ＝==′ ､__,ｲｲ〃
,ハ:|:::::リ:::|:::|/:::lﾊ , T:「 あの野獣たちに
l::ﾄ､::ﾄ､::|::::::l::| ` __.. /::j どうやって
|:′ﾘ ヾ::::::Ｎ ´ ,.ｲ:::,′ やる気を出させよう？
′ ハ:::|. 丶､ ＿, .イ::/l:/
,r‐く ',::| / |:/ ,′
,r‐y‐‐y'‐ ､ ￣｀`ヽ､＿∧ ′
厂, ''⌒ヽ_ﾌX_ __⊥_ ＼
ﾉ／ .::::/ .:::YX_} ,rくﾈﾈ>､. ＼_ はぁ～～・・
〃 .::::/ .::::::YX_} /:/^77｡}:;ト､ 1Yﾍ
〃 .:::/ .j .:::::(⌒Ⅹ_}/:/ // ｡}:;L/l 1l 〈
／￣￣＼
.:::::::::::::: ::: ..: .. . . .. ／ ⌒ ⌒ ＼:.:::.
. :: :: :::.:::.. :: ...... | （ ●）（●） | :.: .. ::. 翠 先生
:::::. ::::.: .: . | （__人__） |
::::.::.. .::::::.: ::.. | ｀ ⌒´ l :.::. .
::.::::::::::::.:: .:: : | } ::. .::: :
::::.: ::.. :: ヽ }
／l |／l＼／ l ＾ヽ - く
| | l | ｜l ／ ｀丶､ ｀`丶､ ／
| | l | ｜l /, //1i ｀丶､. ＼ ／
| | l | ｜l // // ﾉ:! |､ ｀丶､ ＼＼
| | l | ｜l | |i ,ｨｲﾚﾆ´| ﾊ:::| ll＼l | ｀ヽ､ ＼|
| ||／|::' 1fﾊ.|| |::| || l/X. l l/:.＼ ／
リﾄ､.:l::| _り ﾘ |/ ﾘ 尓 l/ /.:.:.:::::T´
Vﾊ ﾞﾞﾞﾞ, _じ:/ /.:.:::::::::,′
Vﾍ _ ﾞﾞﾞﾞ､､､.ノ.:.::／.:.:,:::::::/
|:::ﾊ ｀ , ィ.::::／.:.::／.::／
|/l/^>ｧ'"´￣`ヽ.:.::／.::／┃ ・・ ┏━┓
′ /:/ l./彡ハ┣━ ┃ ┃
ハ、ハイィィィィ !? ,．.-─ｧ-イ/ ノK.:l:::...┃ ┃
〈 , "´ T¨´ , : :',.:::l::::┗━
{l | / i:. l::.',::l::::::::.:.＼_
{| _, ｲ / l:: l::::',:l::::::::.:.:.／
{ﾚ'´/ 〃 l::. /!::::::.／
〉 ＼// ,':: /.::|:／
/ .//⌒ヽ_ ＿. /.:.::〈
_/ 厂 ∠.:.:::::::.＼
406 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:30:50.12 ID:KJfTK2k0
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（ー）
| （__人__） ｼﾞﾛﾘ 元気ありませんね
| ｀ ⌒´ﾉ
| } いつもの先生らしくない・・・
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
| 三三三三三三三三三
| 三三三三三三三三三三
ズ ..ﾚ.. - ───── -,.. _三三
キ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ三三
ッ , 'ィ:::::::::::::::::: // :::::::::::::::::::::::::::::: |:::::ヾ三三三
・ / // :::::::::::::::::// !:::::::::: |:::::::::::::::::::|::::::::::＼ 三三三＼
・':::/,' :::::::::::!:::::// |:::|!::::::|:::::::::::::::::::|::::::::|::::::＼三三三三
i:::/ |:::::/::::::|メ.l! |:N!::::::|:::::::::ﾄ!::::: l::::::::|::::::::::::ヽ 三三三
i:::i ﾚｲ:::::!:::!-._,､ヽ,ll ﾞ.:::::,ﾊ ::::| l!::::: ゝ:: |::::::,.:::::::::＼三／
ﾚ ,ｲ ::::::::::V !ﾊ::::ハヽ |:::::| !::::! ﾞヽ,.::::ﾊ::l::::/::::/::::::::::V
/:,ｨ ::::::::: ! ｀ ‐ ′ |:::::| V!二_j::/､ l::V::::, :::/,ｲ::/
i:::ハ:::::::::ハ ヾ::l 7r:::::j/､_ハ::::V:::://::l:|' あっ
l:! |::::::::ﾊ ' ヽ. ゞﾆ ′ｲ::::::ヾ.:V:/::::ｲ!
_ l! !::::::::::::ゝ. ‐ ､ ／::::::::::::|!/::::/ l!
-v' ´ ﾉ_ ゞ!:::::::/ ＼ ___ー= ' :::::::::::::: メ:::::/ l!
ノ ／'´ !, -､ __ ,ｨ|::::::!== _､ ゝ__ ,∠´__j:1イ:::::::::::::::／:::::,. l!
/ / // ﾉ!,ﾉ} l:::::iト= _､j|_ ／ ´ ﾊﾘ' :::::::::::／::::::／ ﾉ
` // /j／ V'ﾘ {イ |!｢` =====' ::::::::／:::::／ ／
407 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:31:52.32 ID:KJfTK2k0
＿＿ __
,.. -‐':.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.::: ､
／:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:.::.::.＼
':.:.:.:.:／:.:.:.:|:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...:.:.ヽ
ううん――何でもない。 ':.:.:.:.:::':.:.:.:.:.:.:|:.:.|:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:..:.',
.'.:.:.:.:./:.:.:/／ハ:.:|:lヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.::|
l:.:.|:.:.ﾚナナ'‐ l:.ﾄ! ＼:._＿:.:.:.:|.:.:.:|
あのね |:.:.:ｨ升Krｫｧ=､ ヾ!＼´ _ゝ_ ` .:, .:.:.,'
どうやったら |:.:.ﾊ:.:| 辷'ﾉ ヽ ｲt::_iヾﾚ'.:.::.::,
皆、君みたいに |:.:.:.:l:.| :::::: ゞ-' !:.:.:.:.:ｲ
成績が上がるかなって l.:i:.:.:.|ヽ. _ ′ ::::: ﾊ:..:./
考えてたの …… |:l:.:.:.|:.:.＼ ￣ イ:::::/
ヾ!.:,|ﾊ..:.:.|ゝ､ _ ...ィ/:.:.ﾚ:j/
_ _ _ゞ＼ｰ- ､ |:.／ﾚl:.:..:/
_ﾚｰﾊヽ ヽｫ_ｰ ､. |:.:/
/::::::::::つ ／,ｲjくヾ＼'_
（なんで…… /:::::::::::::::L ﾚ' //}ヽ.j＼ヽ7
ズキッって？）
＜＜ いつもの色仕掛けを使ったらどうですか？
え―――？
408 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:32:18.53 ID:KJfTK2k0
／￣￣＼
／ ／ ＼
| （ ─）（ ─）
. | （__人__） さよなら、先生
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
/ 、 ﾍミ|
／,` 、` -`,--` ,
＿＿,---/;;;;;` `-,-/ニﾆ |
/;;;;;::::、:::::::::|、_ ,＞、 /::l,_l･ ,<、__
ノ;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::＜:::::::ヽ``l::::| |`l,::::ヽ | 三三三三三三三三三
|;;;;;;;;;;;;;;:::::|:::::::::::::ヽ:::::::＼|:::|`-‐'/::ヽ::|┃ | 三三三三三三三三三三
ﾚ.. - ───── -,.. _三三
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ三三
, 'ィ:::::::::::::::::: // :::::::::::::::::::::::::::::: |:::::ヾ三三三
（ なんだろ / // :::::::::::::::::// !:::::::::: |:::::::::::::::::::|::::::::::＼ 三三三＼
あたし何か ':::/,' :::::::::::!:::::// |:::|!::::::|:::::::::::::::::::|::::::::|::::::＼三三三三
変な事言ったかな？ ） i:::/ |:::::/::::::|メ.l! |:N!::::::|:::::::::ﾄ!::::: l::::::::|::::::::::::ヽ 三三三
i:::i ﾚｲ:::::!:::!-._,､ヽ,ll ﾞ.:::::,ﾊ ::::| l!::::: ゝ:: |::::::,.:::::::::＼三／
ﾚ ,ｲ ::::::::::V !ﾊ::::ハヽ |:::::| !::::! ﾞヽ,.::::ﾊ::l::::/::::/::::::::::V
/:,ｨ ::::::::: ! ｀ ‐ ′ |:::::| V!二_j::/､ l::V::::, :::/,ｲ::/
うん。 i:::ハ:::::::::ハ ヾ::l 7r:::::j/､_ハ::::V:::://::l:|'
さようなら l:! |::::::::ﾊ ' ヽ. ゞﾆ ′ｲ::::::ヾ.:V:/::::ｲ!
_ l! !::::::::::::ゝ. ‐ ､ ／::::::::::::|!/::::/ l!
-v' ´ ﾉ_ ゞ!:::::::/ ＼ ___ー= ' :::::::::::::: メ:::::/ l!
ノ ／'´ !, -､ __ ,ｨ|::::::!== _､ ゝ__ ,∠´__j:1イ:::::::::::::::／:::::,. l!
/ / // ﾉ!,ﾉ} l:::::iト= _､j|_ ／ ´ ﾊﾘ' :::::::::::／::::::／ ﾉ
` // /j／ V'ﾘ {イ |!｢` =====' ::::::::／:::::／ ／
409 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:33:34.79 ID:KJfTK2k0
＊
410 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:34:36.67 ID:KJfTK2k0
＿＿___ _＿
| .:.:.:.:.:::::::::::::＼
| .:.:.::::::::::::::::＼
, -┴─ ─ ─ ‐ - ､:::::::::＼
／ _ ＿＿__ .:.::.＼:::::::::〉
＼ r:::::::､::::::＼::::.:.:.＼ .:.:.:.::＼/
yｲ:::::ﾄ､::＼::::::ヽ::|:.:.:..＼ .:.:::＼ んー
/:/i:::::|ｰ-‐'';"::::::l::|:::::::::l::.＼ .:::/
i::!:::ﾄ､:! ´}ｶｿ ＼::!.!::.:::i::|::.:.:.|／ どうしたらイイかなぁ～
l/|::::ソ / / / ,ｲ::::::://.:.:;:;,!
ヾ:l /::,ｨｲ;::;:;:;;/
＼「ヽ /::/从l/r'ﾆｺ‐ｭ_
｀ﾄ､＿/::/ ／fﾉ.:.:.:.:.:.:＼＼
|::/ |:/yｲ fﾉ.:::::::::::::::.:.:ﾄ､.! あの野獣たちに
l/ .//爻 V;;;,.:::::::::::.:.:.:.:|::::＼ 古典を叩き込むには
/〈〈,小/;;/::::::::::::::::::::.:!::::::.:.＼
/.:.::V介;;/´￣＼:::::::::::::!:::::::::.:.:.＼
／.:.:.:.:::|;;// , ﾘﾄ､:::_:」::::::::::.:／
／.:／.:.:::::|;;ﾘ / |l;;;;;;;;;;;;;;;;YV´ やっぱ、アレしかないよなぁ…
l／＼.::::::::|;」/ i |;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;＼
／ /￣｀7′ | |;;;;;;;;;;;;;;／.:::::.:.＼
411 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:36:24.93 ID:KJfTK2k0
～ 次の日 ～
412 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:37:23.69 ID:KJfTK2k0
ヽ 三三.,.. -─────── -- ､ 三三三三三三三三
＞ ':::::::::::::::::: ` ､::::::::::::::::::::::::::::::::::` 、三三三三三三三:
, ':::::::::::::, ::::::::::::::::::: ＼::::::::::::::::ヽ:::::::::::::: ヽ 三三三三三三 はーい。
/:::::::::,::::::l::::ト､:::::::::::::::::::＼ ::::::::::: !::::::::::::::::: ＼ 三三三三三
/::::::::::::l::::::ヽ::＼＼::::::::::ヾヽヽ _:::::::|::::::::::::::::::::::::ヽ 三三三三三 という訳で
':::/::::::::ﾉ:::人:::＼:＼ ヽ-‐:::ﾊ!´ ヽ :: l:::::::::::::::::::::::::::::∨三三三三
|::l!:::::::/::::|, -‐､'l ヽ-ゝ ゝｫ＝､=ァ:::ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::∨..三三 定番の
|::ﾊ::::/:ｲ::|_,.= ､＼ r:::ﾊﾘ ｲ::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ 三 ／
ゞ! V/::::ﾊ! ﾊﾘ! ゝ- ' j/!ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|,,／ 「18禁☆源氏物語」です！
/へ:::::l:| -' /|:::::::::::::::::::::::::::::::::::: l
／ l:::ヽ:::ヽ ヽ / ':::::::::::::::,:::::::::::::::::: ﾉ
ヽ:::::ﾄｰ` _ ＿ /:::::::::::::::/:::::::::::::::::,
）:::ﾍ - /:/::::::/:::/:::::::::::::::／ 皆さん､コこの中で
/::!:::::ﾊ. /:/::::::ﾊ:::::::::::::::::, ´ どの恋話に興味ある？
/::ｨ::::::::::ヽ.. /:/:::::/ ﾉ:/!::l::ﾊ::/
,ﾉ／|::::::::::::!::!へ _ ＿ ﾚ''!::/ ,／|ﾘﾊﾘ ' 1 人妻 ☆☆☆
|:::::ﾊ::::::ﾊ | |/ __│ 2 路リ ☆☆☆☆☆☆☆☆
. l:::::ヽヾ`' | _.. ｨ ´ ヽ ＿ _ 3 近親 ☆☆☆☆☆
ヽ::_ゝ r'ﾚ ´ _｀＞'_ﾊr_ｧ
rァ======ォ ／ァ_ノ:.:.:.:.:.ヽ
／ｨ!| // ／ﾉｰ' :.:.:.:.:.:.:.::.:.::＼
413 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:38:46.36 ID:KJfTK2k0
※以下、駄目人間の皆さん
,. -'´: :￣￣:`┴ '´⌒＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
/.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : :ヽ: : ::ヽ
/: : /: : : : : : : : : !: : : : : !: : : !: : : !: : !: ',
|: ./: : : : :./: : : :∧: : : : :|＼: :!: !: :!: : |: :|
|: !: : :!: : ::|: : : / ,ﾚ: : :!:.ﾄ､_ヽ|: !: :!: : |Ｖ [死.ね…死.んでこい 前回 ８点]
|.: !: : |: : ∧/斗く |: :.∧| ｀厂|: :|ヽ:|
＜_:.!:ｒﾍ : | ＿__ ｨ |／ ﾘ＝=ﾃ !Ｖ Ｖ
＜_ﾍ 小! `¨ ¨ ´ ::::: |
入_ﾍ. ::::: , 〉 .!
/::::::/ ヽ. ｒ;２ / ん～ [自主規制]
,. イ:::::::::| ＼. ヽﾌ ／ 誰でもｗｗｗｗ、ＯＫ！
／::::::/::::::::::::| ` ､ , ィ´:＼
_, -‐＜:::::::/::::::::::::::::| ∧::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::厶ｨへ:::::::::|‐- ､_ !__∨:::::へ:::＼_
::::::::::::::::::::::::!:::::::::＼:|-､＿ ＿_/|／::::::::＼!::＼
::::::::::::::::::::::::!:::::::::／:|--､__ ￣ __,. -|::＼::::::: !::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::!::::::〈:::::::|: : : : :￣: : : : : :|::::::::〉:::::!::::::::::::/|
/＼＿＿_／ヽ
／'''''' '''''':::::::＼
. |（●）, ､（●）､.:| ＋
| ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::|
. | ｀-=ﾆ=- ' .:::::::| + やはり、人妻だろ
＼ ｀ﾆﾆ´ .:::::／ +
,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､. 女は３０過ぎ手からが（ｙ・・・
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜ [だでぃ。くーる 前回 ４点]
//' /,' ,' 〃 ｌ l川/,ﾍ丶＼;;ヽ/:'/〃∧ l ﾄ､:l !
〃,'/ ; ,l ,'' ,l| ﾚ'/Ａ､.`､＼;;ヽ∨〃/,仆|│l }. |､
i' ,'' l| ,ｌ ' ｌ. !| l∠ﾆ_‐＼ヽ;＼,//,ｲ| ｌ | l ﾄ/ λ!
ｌ ; :|| ,'i:/ ｌ| |:|: |｀`'^‐｀ヾ∨｀ﾞ/／|斗,l ! | ,ﾀ /l.| ｌ だ よ な ッ！
l ' l |｣,' l' lﾊ |'Ν ￣´ ／｀ ,|l_=ﾐ|! ly' ,〈 :|| |
|ｌ .l H|i: l | ﾞ､| l _.::: ,!: l厂`刈/ /!} :ｌ| （フラグ成立だろ？）
|! :ｌ |)!| ! | ヽ '´ ’/'_,. ノｲ.〃/|!
l|ｌ |ｌ 「ﾞ|l |`{ .. _ |}/,ﾊ l
|!ｌ |l､| !l :|. ‘ｰ-‐=＝ニ=:､__ｊ:） ｌ'|/|l ﾘ
ヽ￣ﾆ‐､__.｣乢!L!lヱL｣__ ー､ `'''´ 从「 / [新世界の神 前回 1点]
＼ ｀ヽ＼ /l | /￣´ //
. ,、 l ﾞ､ / ' |､ { /l/
'} ｌ ﾞ, / |:::＼ } ,.ｲ/
414 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:40:27.64 ID:KJfTK2k0
,ィｰ- ､ /ﾆＹﾆヽ
|:::;リﾘﾉ /;（ 。)( 。）ヽ
」::::」´ ｀ー､.／;;;;;⌒｀´⌒::::＼
／:::: ,ｒ‐'⌒´.|;;;,-）＿＿＿（-、| ちょｗｗｗｗ､お前ら！
,ｲ;;￣7′ ..|;l;;;;;;;;;|-┬-| l | 節操無さ過ぎって言うｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
/;;;;;;;;/′ __＿＼;;;;;;;;`ー'´ ／
:.;;;;;;;;;;l ＿,ｨ'´;;:::| ,,｀＞''´「;;;/ /=ｭ ついでに、でっていうｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ！！
.;;;;;;;;;;;|'´;;;;:::::::;;;::| ｀''´＞;/;;/__,ｲ、;;|ヽ
;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;::::::;;/、ｏ ヾ､/;;::::／;;| ヾ;! !_
;;;;;;;ﾑ--一''´i ;;｀ーｧ i';;;／;;;;;;;|:::::｀::: |
一′ l ;;;;;;;ｒ'' ,ｨ´;;:￣￣::::;;;;:::: |
ﾉ.;;;;;;;| i |;;;;;;;;;;;;;:::::::|;;;;;:::: { [でっていう 前回 ８点]
,ｲ彡,,､､､､,,,..,,,､､､､,,,､､､,,,､､,, ミ
｀i.:|.:.::://|/^ﾄ､.:.:.:ﾄ､.:::ヽ::::ヽ.:i!ゞ‐-､,,ﾐ.
|.:|::::,ｨｲ'⌒ヽ ＼ヾ!'⌒ヾ:::::|/:::::::,:::./
`ﾄ､ﾄ::l,rー'' `- ｰｭ､ ,/::::::::/:/
l/ i.:::§､ コ §/:::::::,ｲ:/
|/l/N::>､ ＿_ , イ:::,ｨｲ// ・・・・・・・・
_l/__, イL_／|/l/^＼__
,ｲ , イ杯ﾄ､ ,r'r'⌒ヽ
/r＝＝ｭ7介ﾄ^ヽ /,/::!::.:.:.:.:!
r─っﾆ三ﾆ:|/｡j|;;V;ﾉ jiﾘ.:::|:::::::::::|
〈 ,二ﾐ ﾆ蒼ﾆ| ,｡ji;;「 jf.:.::::|::::::::::::ﾄ､
〈 ,三ｿ.ﾆ三ﾆ! ｡j !;| jｿ.::::::|:::::::::i::|.:.i
／:／:/. : : /／ _!:＼/ ヽ::::::::::::ヽ: : : ヽ::::::::::::::::::l （ だ、、、、大丈夫だ・・・・きっと
∠／ : /. : ! / （__ﾉ: /!ヽ ﾊ.:::::::::::::!: : : : ｌ::::::::::::::::::l
. /: / /!: :/j/／／ !/ l/l/: : !:::::::::::::l: : : : l:::::::::::::::::::! 解ってた・・・
/イ: :i ﾚ′/ / ｌ : : :!:::::::::::::l: : : : !::::::::::::::::::l この程度事は・・・・
l: ! l ／／＼ !: :/:!:::::::::::::!: : : :l:::::::::::::::::::! 最初から解ってた・・・・。
、!/!ﾊ／／ ＿_ｊ r =､∨! :!:::::::::::::!: : : l:::::::::::::::::::!
ヽ、∧￣__ｒ―┐ ゝ=く ｌ/. :l:::::::::::::l: : : ｌ＿:::::::::::/ 頑張れ ボクっ！
￣Y´ 厂:｀ヽ＿/_/ イ/:/:ト ､:::::::l￣ ￣ … ｼｸｼｸ…… ）
＼ ,ゝく::::::::::::::＼: : :/:／:/|: : : ヽj
415 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:41:12.88 ID:KJfTK2k0
,/ / / / , /! ,! ヾ､
/,ｲ / , / ／ / | | l ＼ | ＼
i/l ,:. ! / ''´,.ｨ_/._ | ,/| |i ＼ ヽ. | ,
|l | i::| j／／￣/￣ |│| | ＼-､-- ､ ヾ./l! i: |!. /
|! |_,ィﾆ イ | ￣ ｀ | | ヽ, ＼＼､. . i: :;| ,. |::! , ' しゅ、主人公は
ヾ |│ _＿_- | | ＼´￣ヾi `ー､i/ / !::ヽ. / 池面の源氏で・・・・
＼,ﾊ, ､｀´￣ ｀ ヾ -＿_ / / i:::::::/
|!:::::ﾄゝ ＼ ´ ￣ ヽ / ｲ i:::::,
|!:::::ヽ. ヽ /,.ｲ:::| ,:::/ ５つ年上の
|!::::::::::＼ ､ _ ,／/:::::/ /:/ 義母・藤壷の宮に
jｲ:::::::/::| ＼ ., イﾌ|::::/ /|/ mjd ［パネェ］ 奴でした・・・・
r‐r ､._ |!:::::/ V´ﾆ=＼ _ イ r ﾚi/〃/ /
_j::::|r- ､`ﾆ'ヽ::::| ＼/ ￣ /::/ イ:/ ,／ _, -､_
／ﾌｰ L_j ＼ ＼ /:/ /／｀ーl ´￣ヽ （ よし！ 皆喰いついてる）
i／三三ゝ/`! _ ＞-r‐iL___ | ー┘
／三三三三三| ／;;;;;;;;;;イ;;;;;;ト､;;;;`;.､ | |
／三三三三三三三三三三三三三三三三＼
r' 三三三,._ -‐ ':.:.:.￣￣.::.:.:￣ :.￣:`''.､ 三三三 )
ヽ三,. ' ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ三三／
ヽ!:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.::.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:. ヽ／
!:.:.:.:.:.:.':.:.:.:/:.:ハ:.:.:.:.::ﾄ ..:.::ヽ:.:.:.:.:.:. !:.:.:.:.: |
|:.:.:.:.:.::|:.:./__/＿l:.:ヽ:.ヽ＼:.:.:.＼:.:.: l:.:. , :.:| １６になった
|:.:.:.:.::.:ﾚ´:.l/__-_ i｀.|＼:.ヽ弋:_十 !.:|:.::/.:.:.| イケメン馬鹿王子は
|:.:.:.!／ｨく7ァ¨Tヾ､:! ＼! ,ｫV== ､:./:.:.:.:.! ついに欲望を
l:.:.:イ:.: ! ゝうﾉ ＼ tゞrｹ j/::..:.:.: ! 抑えきれず……
,:.:.ハ:.ヽ i ｀ ´ /:./.:.:. ,
!::.:.:..ヽ:_ゝ __ , 'イ.:.:.: ,.'
ヽ,:.:ヾ:.ヽ!ヘ. ｀ ´ ,..イ:.: /.:.:.:/
＼:ヾ:.| γri ､ . ｨ'__ﾚ'j／!:.:.,
__ ,r､ _..ゝ`´ ＼ ｀ ´ ／ ｀ ヽj／ _ ＜＜ セ～ンセー！！
ﾉ_ヽ!ﾉ´ ＿ヽ,_,／＿_ ` {^Y _j
/:「 |フ γγ'フr r‐─ ､ヽ r` ! L:ヽ
416 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:42:17.58 ID:KJfTK2k0
＜＜ もっとさぁ～
Ｈな声とか出して盛り上げてよ
＜＜ アン？ 駄目よぅ～～源氏ぃｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
＜＜ 得意だろｗｗｗｗ､先生ッ！！
アッハ～ン?
/| ￣´l
/ /Lイ下 T ― - ＿ |
./ / / l |、 l＼ |、 l ￣｢
./ / | Ｎ| ヽ| ヽ! ヽ! l |
／｀/ ､ /| ｌ| ○ ○｜ ! ｌ|
.／ ./ / l |l T ┐ ! / /| ･ ･ ･ ･ ･ ･
＼./ / ヽ|lト.、 ⊥ ｣_ ,j.ﾊ ｜
／ ￣〈 ｜ ｀ ＞ｪ.イ.ﾒ､从/
'´ ／ヽ. ! f/ /: : : : : ヽ
: / r― 、 r‐' ./: : : :l: : : :|
/ _{ .｣、 r'ノ ／. : : : :!: :ｌ: :|i （ 駄目だこいつら……
/ ﾉｽ＜.＼. └厶、: : : : ｌ :｜: !ヽ 無理だ…手遅れだ……orz ）
＿ ゝｲ/ ￣￣´「 ＼:_:_:_:_:_:_:_｣｜
＿.／ゝL.、 | /.:::::::::::::::|'´
417 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:43:10.85 ID:KJfTK2k0
＜＜ ホラホラッ、やってよ先生ぇ～～ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
／￣￣＼
／ ノ ⌒ ＼
| （●）（●） |
. | （__人__） | ボクが源氏役でお手伝いしましょう。
| ｀ ⌒´ ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ＼
/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
〉′::::::::::::::::::::::::.,. -‐…'' ¨ ￣ i ￣ ¨ …－.. _／
′:::::::::::::::::::::: ／ ::::/ | ＼＼'
l :::::::::::::::::::: , ′ :::::/ , ∧ i::: , ＼
| ::::::::::::::::::/ ::::/ i／ / i :::: ＼ ,. ヽ
` …- ､/ :::::i-'―/-/..__ ヽ ＼ :::::::ヽ. l:::: ',
':: / ﾚ ' ィ ／__＿-`ヽ ＼ ＼::::::::丶 |::::: .
|::: i ー…丁ｲ´ヽ fｨ弋バ ` ー＼-::: |::::::::| |
|::: | i ::::: l _ゝフ' ｫ=､ヾ:::::Y::::::ﾊﾉ
|:::::::::......i:... :::::ヽヽ iﾊ::ﾊ!ﾊ:::::l::::/
∨:::::ヽ:::ヽ:::::::::::::|＼ _ ' ` ∧':::::ﾚ' ―――――！！
. :::::::::＼ ::::::::::::| / ∨ ﾚ::／
N::::::::::::::ヽ::::::::| `ー′ ﾊ::l
V小::::V!::::::| ､ イ! V
V !:::::ﾘ ＿ .. イ∧:::!|
／⌒!::/､ / ∨
／ '′ ＼ /
_ √_V `i ＞-､
f/⌒r--､ヽVヽ /::ｲ:｢_}ヽ
/::￣::⌒)l│ l〈 /::/1:|._}:|∧
/::::::::::::::::（j.ﾉ │l ／:/ |::|._}:| ＼
418 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:43:49.49 ID:KJfTK2k0
／￣￣＼
／ ＼
| ⌒ ⌒ |
. | （__人__) |
|ヽ |!il|!|!| / .| いいですね？
. | |ｪｪｪ| }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
, -､, -──‐- 、
,..:'´:.,:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
／:.:.:.:/:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
/:.:.:.:.:.:,':./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.ヽ.:､.:.:､:.:.:.:.:.!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:＼|:.:!.:.:.|:.:.:.:.:||
l:.:.:.:.:.:.:_:.:.:|:./|＼:.:＿:＼.:.ヽ|:.:.:.l:.:.:.:.:l
|l:.:.:.:l/ ,_｀:ｌ:.| l| ´＼:_｀ヽ＼:.＼:|:.:.:.:.:| はっ、ハイッ！
|l:.:.:.:|仆riﾒ|:.! l! ｨ'ﾆヽ;:.:＼ヽ:.:.ヽ:.:.:,'
lﾊヽ｜辷ﾘ !| 込ﾉ_ﾘ）｀Tiー‐'!:.:/
|ハ:.｀! /// //// //:./:.:|:/
ヽﾊ f＝-､ //:./:.:./
|＼ ヽ、 ﾉ /:.'./:.//
|:.:.:l＞､＿___,,./:.:.:/l//
!:./ヽ ｀l ／/／ ﾉ|
|/l | // /' ／ ヽ、
／ ´ |// /´ ＼
419 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:44:47.19 ID:KJfTK2k0
, ´__ ｀ - 、 ｀丶、
. ／ ／ / ｀ - 、 丶
／ ／ ' / ｀ - 、 ＼ ／
/, ' / / ／!ｌ ｜ ｀ ､ ＼ ／
. // / / /__∠. 斗‐ | l、 | l ｀ ､ ` く::＼
/ｲ /| ′ ／/／二ヽ！ | | ＼ | | ,| ＼ ＼:ヽ
| / l| ｌ／ ,ｲ:'〈 ｆ!ﾊ '｜l l! !__ メ、' / ! .:ｌ:＼ ヽ冫
l'′l| l ／/::,′ |l:::} ｌ l|´ ,二ヽ ＼/ / .:;'::::::::＼ ／
{ | 'l..:/:::,' ､ゝ'′ l | 〃｢「｀ヽ/ X .:::/:::::::::::::::｀Y
! ｌ:::ｌ::{ "" ｀ ｌ| | !::::::ｉ}/ .::/:::::::::::::::::::,〃￣￣＼ ′ ああ・・・・・・
え……？ l |:ﾊ ! ゝｔzノ' .:/:::::::::::::::::::;/ ヽ､_ ＼
ｌ|::∧ _ """ `ｰ／ .:／:::::／::::::::〃 ⌒） （ ●） | どうか怯えないで・・・・・・
. やらない夫……君？ |:':/::>、 ヽ _＿ - ´::::::;::::::'::::::／:::::::／/ （__人__） |
}/ｌ:/ ヽ.__/^Y⌒!^Y⌒'r‐くイ/:::::::／／ | ｀ ⌒´ |,
/ /′ /ｲ/|ｰ1 / , , ＼:;:イ '. | }
′ .ｲ | `7 / / /^::::-}､_. ヽ }
／⌒ー‐､ ／/ `ｰ^'ｰ'^ｰへ:::::::::::::＞ ､ ヽ ノ _ この小さな躯体に
／ ＿_/ ,.-イ / lﾍ ｰx::::::::::}￣ヽ ,,＿,ｉ y,ソト,,__ 僕の情熱を
}／´⌒Y ／ l ,∨:::|::／ ｉｉ, `ヽ、-x,,゜r ;ｉ
. ｛ | ／ ..:/ ｉ; ｌ ', ＼ ／ヾ 、" ｉ `ヽ `;ｉ
. | ＿_!/ .::/ ':: l ﾞ､ ｀--､!'￣｀/￣￣｀ ti」 ti」
」／ / .:/ '::::; l ヽ. /ー/ .:l/ | ti」 ti」
j/ ノ .:/ ':::::; ｌ ／| ／ﾉ.∨ .:/ ｌ ti」 tiﾊ
〈 ＼ .::/ /::; ' ∨､/_,／ .::/ | ti」 ti」 ｊ
420 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:45:37.64 ID:KJfTK2k0
｜ ｀ヽ、
｜ ＼
ｌjｌｌj , -┴=＝――- .. _ 〉
ミｊｌ ｌ ｌ彡 . ／／´ ､ ､ /
≡ ≡ { / , -‐ァ＝＝=‐- .._ ヽ ∨
／￣￣＼ ≡注 溢 ≡ ／ ／ /, { ｀ヽ ! !
／ _ノ .＼ ≡ ≡ , ' , ' ／/ ﾊ ｜ ﾄ､ ﾄ､|l
| （ ー） （ー） | ≡ 込 れ ≡/ /＿, ／ //∠=ヽ､ } lハlﾊ
. | （__人__） | ＿,_,,_, ≡ ≡l / { ,ィf´ ノノ 7ｆ_ｊ｀ゞV } |ﾊ
| ｀ ⌒´ |, ト-=y 丶 ≡ た る ≡j∧ 「{kﾂ ﾞｰ' / ,′厂
. | } ヽ `ｉ,￣‐^ｌ ≡ ≡ ヽ{ ｀ ノ / /
. ヽ } ヾ~ ` ｉ, ≡い 程 ≡ 八 い ｰ=イ ｆl /
ヽ ノ _ ヽ、 ;ｉ,.≡ ≡ ハ＼ ...::::::| ｊハ{
,,＿,ｉ y,ソト,,__ ヽ、 彡！！jｌミ ＼{` ー‐､.:::::::::::| /
,/r-'"j ／ ／ ｉｉ, `ヽ、-x,,゜r ;ｉ ｌｌjｌｌ ｀ ｣::::::／ｊ /＼
,,／'/__.L、 ／ヾ、"ｉ `ヽ `;ｉ ｉ, ／x＝く ´ _ｆ～､
,／ /_ｉーヘ,ヽ、 , ／ｉ" ヽ、 ｉ `、'ｉ ｉヽ、 ｆ＾ｱ 〃ﾉﾊ ヽ ﾉﾒ～ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.::.:.:.:.＼ ,ィｽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Уハ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.::.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.〉_
.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.::.:.:／:.:.:.:.:.／ヾ У , -―- ､
＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:／ミ､ヽ :Y:... / ＼
.:.ム:.:.:.:.:.:.:.:.:.,.ィ'ﾍヾニニ:ﾊ:}ﾚ: / ＼_ |
一':..:.:.:.:.:.:.,.イﾊ:ｌ|_::::: fﾃ}:ﾙ: (●) （●） | 愛する人の胸は
｀ ー一 'ハ lﾄ､:Nr:::: ¨ｲﾊ (_人__) /
＼:N:トlい ,ﾍ::.. / l｀⌒´ /
:ﾊ:小､ヾ,＼ゝ.__ ノ | ヽ
くf‐‐从ｨ= ==ﾐ __!､＿___／＼
rf´￣ /〃⌒:ハ ,r‐z ,,＿,ｉ / y,ソト,,__ こんなにも正直に
. / rｼ :/: :.:.ｌ|fｲ乙弓/r-'"j y／ ／ ｉｉ, `ヽ
. _ノ rｼ :/ :l:| =介' | :/__.L、／ ヾ、"ｉ::::
Τ´/ ::ﾊ:ヽ./:._,ｨ7 :/ / ／ :iｽ|:::::..
/ :|l i :.:.:〃:ｌ|:fi～'ﾏ:ﾊ :/./ / ::::: ﾉ 激しく高鳴っているのに……
／l :ﾚ / |l /: :.:ｌﾄjゞ'Y' ヾ.∨/ /:.:: ;ｲ:::
:.:.ｌl ／:. :|l :._〕! :ﾄ, j :ハ ／: ..........
K.＿ |l ｼ ﾑ,.ｲ ﾉ ／,ンﾄ､.....:::::
421 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:47:02.90 ID:KJfTK2k0
r-──……─┐
l .: .: .: .:. :. :. :. :. :l
」 -‐───‐- ､l
く ,． - ── ─ ‐- ､｀>
/ .: .:. :. :. :.: .: .: .: .: ..く
|.:.:.:.:/ﾊ::从仆､:::::l::|:::.:l
|.:.;.ｲ z=ｭ､ r==ヽl::l::′
どうか V ヾ{じｿ, じソl/:::/
l:ﾊ:.ヽ .....::::ノ.:::/
幸せな嘘の夜を ′Vl/＞―＜l::ﾊl
共に…… ,rrイ^介くl/ `ﾆﾕ
〃__∠ハ )) fj .:.:ヽ
r‐'っ_‐ } } fj .: .:. :ヽ
422 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:53:21.22 ID:UhAKxEQ0
＜＜ へぇ～、源氏モノって
そんなキワドイ話だったのかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
＜＜ さっきのやらない夫のセリフ
昔はなんていうんか？ kwsk！
/ /.::; .:; .:.:::;::/i .:.:.:.:.:::::::::::::::::.:.:.｀`ヽ､
/ /.:::;′,.::/.:.::://.::l::i .:.:.:.:::::::::::i:::i .:.:.:::::::.:.`ヽ __／
,' /.:.:;′/:/.:.:::/:/!::::|::ﾄ､ .:.:.:.:::::::|::|::i .:.::::::::::::::.:「
l/.:.::;'.:.:/./.:::ノ::/ |:::::|::ﾄ､ヽ.:.::::::|:::|::|::| .:.::::.:::::::::::| あっ・・・
|:l:::::l::::|:::ﾚ':ﾅナヽ|:::::l::l＼ヽ.:‐:十:|十!、.::::::::::::::/ はっ、はい！
lハ::l::::|:::ﾚ'´ ‐- |:::/l/ ＼::::::|:::|::|::| .:.::::.:::|:./
',l::::|:::| ＿ |/ ｀` ｀`7!.:.:::::.:::|/
ﾄ､ﾄ::ﾄ､´￣`ヽ ‐＝=ﾐ､ ./:!:.:.::::::::| 今のは、〇〇〇とか
ヽ:|:::|::! /./.:.:::::::::;′
`l:::|::ﾄ､ _｀_ /::/.:::::::/l/ 若紫の章と
|:::!.l.:::>､ ｀ ,..イ::/::::::::/ 照らし合わせると、云々・・・。
|.::::::/:::/ﾆ＞.--‐ ＜ﾆ7⌒:::::/ _ ＿
,r‐r‐- ､|::::/´l/ L_ / |::/￣`ヽ ｀」
ﾉ:いぃ￣|:/ヽ `ｰrrrt7′ l/ V￣｀`
ﾚ'⌒.:いﾊ｀ヽi ノﾉ只〕ﾄ､ i ‐1⌒
/.:.:.:.:.:.:Ｈ.::〉ヽl 〈:::(ﾉ八ヽ)::〉 l ‐|.:.:.: ＜＜昔は？ kwsk
423 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:54:04.38 ID:UhAKxEQ0
／ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::. ､
.／ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.ヽ
./ /::,′,:::,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//.::ﾉ:::l:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､::.:.`､
/ /:::,′.jl: !.:.:.:.:.:.:.:.://／:::ハlﾄ､::::::::::::.:.:.',.:.:.!:`,
,' /::::,′.::ll: !.:.:.:.:.:.:.:.／:::／ l:ﾄ､ヽ::::::::::::::l:.:.:!:l:|
l/:::::::l/:::::l|:::!:::l::; ィ彡∠＿_,,,,|:! ヾ＼:::::::l::::::!:l:|
l:::::::::::::::::::l:::l::::! .:.ｨイ´ ￣ - ､ﾘ ヾ:::::::l:::://ﾘ
',:::::::|::::∩:::!:::! .::ll:1 ｀`V::,!:// ′
',:::::|:::::l |:::|:::| ./ll:| ｰ＝==′ ､__,ｲｲ〃 ･ ･ ･ ･ ･ ･ ･ ･
,ハ:|:::::リ:::|:::|/:::lﾊ , T:「
l::ﾄ､::ﾄ､::|::::::l::| ` __.. /::j ・ ・ 私ってば･ ･ ･ ･ ･ ･
|:′ﾘ ヾ::::::Ｎ ´ ,.ｲ:::,′
′ ハ:::|. 丶､ ＿, .イ::/l:/
,r‐く ',::| / |:/ ,′
,r‐y‐‐y'‐ ､ ￣｀`ヽ､＿∧ ′
厂, ''⌒ヽ_ﾌX_ __⊥_ ＼ （ 今のは、唯の演技なのに･･････ ）
ﾉ／ .::::/ .:::YX_} ,rくﾈﾈ>､. ＼_
〃 .::::/ .::::::YX_} /:/^77｡}:;ト､ 1Yﾍ
〃 .:::/ .j .:::::(⌒Ⅹ_}/:/ // ｡}:;L/l 1l 〈
424 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:56:51.43 ID:UhAKxEQ0
／:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:/:.:./:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ／
￣ ─- _ /イi:.:.:.:.:.／:.:.:.／!:.:.:|:l:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ
￣ ー|ﾊ:.:.:/:.:-‐_'─ l:.:.:|:|::___:.:.:.:.:.',:. i:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
,小イi"´ __｀ ｌ:.:.ﾄ{--､:｀丶:.!: |:.:.:.:.:.:.:i:.:.:l
/:.j|:.:.| ´ ￣ ヽ:j ､_ `ｰ‐|:.:|:.:.:.:.:.:.:l:.:.:| _ -
＿ /:./:.ﾄ､{ ｉ ｀ ｰ /:. ':.:.:.:.:.:. l:.:.:| -‐ ´￣
´￣￣ ￣ ':./:.:.:', ‐ ､ /:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:,'
_ |:ﾊ: i:.ﾊ ｀ ／ イ:.:.:.:.:.:.:.:./:./
‐- _ |ｌ l:i:l:':.ﾊ ´ _/:.:.:.:.:.:.:.:/:./ _ 二 彼の指先が触れた
￣ ‐- __ ｌl 川/.:ハ、 _ィ/:.;.:.:.:.:/:/〃 ￣
￣ ‐- _|:l:./ 八〉 ｰ _ イ:./イ:.:.:. /:/ ″
- _ _r┐ ＿j∠_-､/ /ﾊ/ｲ//:.:.:.:.／ '
￣ ‐- __ ィ´ ／￣〈 rｰ─r升r‐-、─-ﾄ、 ／:.:.:／ 肩が、手のひらが
. ,. ´/¨ ／ ヽｰイ灯iい｀ヽ＼ _×. - ´ __
／::.:__ﾌ, ' ／／,仏/l | l 〉 | ＼_＿ ￣ ‐- __ 心臓が
／::.::.:〈 / .／／ ｲ⊥/！Ｌ.二 .ノ ／ 爪ｿ ￣ -‐
-─‐／::.::.:[￣ / ／／ / _j / '｜ , ' √:j::ヽ
::.::／::.::.:.r‐┘/ 〈／ ./ ｢ / / ′ / r‐ｲ::./::.::.',
イ::.::.::.:::└z 〈＿＿ __/_ノ/ / / /__ﾉ::.::.:/::.::.::.:i ￣ ‐- __
ィ⌒ヽ::.::.く_f⌒v─､_￣ 人 / ヽ' / ｀7::.::./::.::.::.::. | ￣ 焼けるように、熱い…
ﾊ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::｀Y´r┘＼ / (^'′::/::.::.::.::.::.:ﾄ､
425 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:57:35.07 ID:UhAKxEQ0
＊
426 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 17:58:22.99 ID:UhAKxEQ0
＊
427 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:00:34.04 ID:3jE4Q6s0
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 翠 先生 ！
| }
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
,. -── -
, '´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::｀ヽ、
／.:.:.:.:.:.､.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.＼
, '.:..:.:./:.:.:..:|.:.:.:.:.:.:..:..:..:..:.:.､:..:.:.:.:.:.:ヽ
/:..:..:..:/:.:.:..:..:|:.:.:.:､.:.:.:...:..:...:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:i
〃!.:..:.:/:.:.:.:.:.|:.:l!:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.| やらない夫 君
|| |:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.|:.ハ､:.､:､＼.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.| あの、今日は……
|| |.:.:.:.|:.:.:.:.:/l7─‐ヾゝヽ＼.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.}|
ヽﾍ:.{､:!.:|,ｲ ﾉ ｧd尓７!:.:｀`.:.:.| }.:.:.:.:.:.:.:l
ヽゞＮﾊ〉. ゞ-’ |/:.:.:.:.:.:l:'.:.:.:.ﾉ/`′
ﾊ'､ /'|:.:.:.:.:.:/:.:.:!/'′ （ 何だか彼の顔が、まともに見れない ）
ﾉl:.:＼っ ||:.:.:.l/ ｀W
|.:.:/ﾘヽ_ ... -||:.:/|! ,..ゝ-､
∨/ __ _ _,.ノ V ''´ ,_＼__
ｎ}ｲ''"／〔!＼ r‐┘_ﾃvぅﾌ‐ｧ
/ ）{. / /|ヽ ヽｒﾍ/J´ ハ〉
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 楽しかったですねｗｗｗｗ
| }
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
428 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:01:29.52 ID:3jE4Q6s0
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ―――----
| }
ヽ } 先生。
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
429 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:02:05.78 ID:3jE4Q6s0
.／￣￣＼
／ _ノ .＼ _, ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| （ ●） （●） | ｌ;ｌ ＜ あの『約束』は、まだ 有効ですか？ |
. | （__人__） | ＿,_,|,|_, ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
| ｀ ⌒´ |, ト-=y 丶
. | } ヽ `ｉ,￣‐^ｌ
. ヽ } ヾ~ ` ｉ,
ヽ ノ _ ヽ、 ;ｉ, .
,,＿,ｉ y,ソト,,__ ヽ、 ;ｉ,
,/r-'"j ／ ／ ｉｉ, `ヽ、-x,,゜r ;ｉ
,,／'/__.L、 ／ヾ、"ｉ `ヽ `;ｉ ｉ,
,／ /_ｉーヘ,ヽ、 , ／ｉ" ヽ、 ｉ `、'ｉ ｉヽ
､::／ .:. ､ ｀ヽ:::
,ｲ .:,:.:､ヽ:.. ､ヽ:. ヽ:.:. Y
. /, ｀/メ､ハ＼ヽ,ﾍ'´!ヽ:.! ハ
l/! i :.Xf_Tﾄ ＼ ｲT::l７!:! .;: !:!
' N ::.: { ゞ=' .:! ｀ ゞ=' 7.:/: .:lﾘ 約束・・・・・？
l:.:ｉ:.ゝ r -､ ノｨ'::::.〃
!:ﾊ:.:＼ ゝ-' 〃:::;:'/
_' ヽ:ﾄ:!ヘ.. ___ .. ィi´/:::/ﾚ
,ｪﾍ｀ヽ-‐ '´￣ヽ. lﾙ' ﾚ'
. ,ｲ;:;:;:;:;:｀7_､ , -‐ホｭヽ<ュ
／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;rハ ｉｲ´/ハヾ! ハ7z､
430 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:04:58.60 ID:ub/PkKU0
【 二学期の終業式の時 】
l /:.:.:.:.:.:.:.://.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.ィ// }::ﾄ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.',
' !:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:／ / 〃 ＼:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:l
l! !:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:./__.:.:.:.:.:ィ‐ / 〃‐-- ＼:.:.:i:.:.:.l:.:.:.:.:.:l あ～、いたいた。
{! !:.:.:.:.:.:.:|.:.:/.:＞ '´ ／ 〃 ＼.ト:.|:.:.:.:.:.:l やらない夫！！
{{ l:.:.:.:.:.:.:∨≦Ｔ´￣ヽ ／ 彳 ￣〒≧|:./:.:.:.:.:∧
}}※',::,:.:.:.:.:ヽ 丶 ｰ'ノ ヽｰ' ﾉ ´ ﾚ:.:.:.:.:∧::',
∧ ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ ￣ , ￣ ／:.:.:／/:.:i.:.:. あんたがテスト頑張ってくれたから
/:.:.{{ }}:.｀:.:.:..:.:＼ ＿＿__, ／_,.ィ´ }}:.:.:.l:.:.:. クラス平均、ヒトケタにならずに済んだわ！
. /:.:.:.:{{ ※ }}:.:.:.:|:.:.ﾄ､ ヽ～ ノ ／:.:{{ ※ }}:.:.:.:.:i.:.::.
/:.:.:.:.:.:ハ l!:.:.:.l:.:.l:.:.`: ￣ .:´.l.:.::.}} }}:.:.:.:.:.:.:i:..:. もし、３学期も
'.:.:.:.:.:.:/.:..{! l!.:.:.:i.:i:.:.:.:.:.／ l｀ -- ｌ´＼:.l:.l:.:.:.:{! }}:.:.i:.:.:.:.:.:i:.:.. 頑張って
/:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.∨! l:.i.:i:.:.:／ ＼ ／ ＼i:.:.:.{{ i}:.:.::.i.:.:.:.:.:.:i.:.:. 全国一位なんて取ってくれたら……
'.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:ィl! |一 ´ ＼_／ ｀ｰ{{ i}:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:i:.:.:..
/.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./ {{ i} ≪￣ Ｘ ￣≫ {! l}} ｀ヽ:i:.:.:.:.:.:i:.:.::....
.／￣￣＼
／ _ノ .＼ _,
| （ ●） （●） | ｌ;ｌ
. | （__人__） | ＿,_,|,|_,
| ｀ ⌒´ |, ト-=y 丶 「 大人のキスをしてあげる 」
. | } ヽ `ｉ,￣‐^ｌ
. ヽ } ヾ~ ` ｉ,
ヽ ノ _ ヽ、 ;ｉ, .
,,＿,ｉ y,ソト,,__ ヽ、 ;ｉ,
,/r-'"j ／ ／ ｉｉ, `ヽ、-x,,゜r ;ｉ
,,／'/__.L、 ／ヾ、"ｉ `ヽ `;ｉ ｉ,
,／ /_ｉーヘ,ヽ、 , ／ｉ" ヽ、 ｉ `、'ｉ ｉヽ
431 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:05:49.99 ID:ub/PkKU0
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 今日の授業、とても楽しかった。
| }
ヽ } だから。
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ 今日の貴方の為に、ボクは……
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
432 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:06:21.57 ID:ub/PkKU0
,, -‐ ､
/' ヽ
／￣￣＼ ./ i
／ ._ノ ヽ､＼ / ...........i
| （●）（●） | / ..:::::::::::::::|
| （__人__） | / ..::::::::::::::::::l
.| ｀ ⌒´ .} ./ ..::::::::::::::::::::!
| }/ .::::::::::::::::::::/ 満点。
ヽ ./ .:::::::::::::::::::/
.ヽ . .／ .:::::::::::::::::::/
,. ‐'"´ `'‐,r''"~ .:::::::::::::::::／
..:.／,. -‐‐- ､ l′ ..:::::::::::::／| 取りますッ！！
:,' ／ !.:::::::／:i..:..l
r ､ / !::::::::::: i..:..i
l .......`:i i !:::::::::: ﾞ､:.i
! ::::::::::/ i i:::::::::: ヽ:i
.! ::::::::/ i .....i::::::::::: ヽ
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`ヽ `､ .::::＼:::::::::::::::|::::::::: /,, ,. ‐;''
433 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:07:10.72 ID:ub/PkKU0
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ヽ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,.. - '' "´￣￣ ＼
＼＼:::::::::::::::::::::_.., - " ＼
＼＼:::,, - '´ ＼
ゝ´ ＼,,.､ ＼ ヽ
/ ! ､.. ＼ `' ､. ヽ ､
, i / ! ゝ ＼､ ＼ ＼ ! ヽ, │
! ,. , 人 ＼ ヾ＼ _ヽ＿ヽ＿_ ,. !ヽ.|
| / /./ _ヽ＿,.＼ ＼＼ ` ＼￣＼￣´, l | !|
ﾞ､ / ,/─ "´￣_ ＼. ＼ ＼＼,二ヽ,=-ャ│ l , !'
/ / j/_,.-,,=== ､. ＼ ヽ`' ー‐ " f:tと_ '＼j ｨ /
Y / _メ ゝ rっ:jt " ＼! ゞ.:ソ ,/ / |,へ
| _, 'ィ " ヽ ゞ - ' ヽヽヽ /,j／ i ＼
| 人 ＼ ＼ ヽヽヽ /´ , ,. | ＼ヽ
ﾚ' l ヽ` ー‐`' ’ ／| ,/ /| |! ／
. へ ヽ,!＼ - ‐ ／(! j/| /│| ／
- ､ ／ ＼ ヽ＼ ｀ ､. ／ )/ | / |/ /
!L r-､ ＼ヽゝ ＼` _ ‐-＜_ ノ ! )!/ ! ／
"⌒＼ r ' ヽ! ／,-i::!ヒ`ｰ､ヽ (__ | (_. |/ |
,ー"ヽく´｀! /:/ ,:!ﾄ:ヽ. ,/::! ﾉ! _ ) |
ヽ ヽ /L_. /:/ /:/!::ヽ::::::/ ( /ん |
`つ ! ) ゞ＼_/:/ |:::| ￣ つ! ﾉ |
434 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:08:28.04 ID:ub/PkKU0
＊
435 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:09:20.80 ID:ub/PkKU0
～ テスト、当日 ～
＿ _
r‐＜二二ﾆヽ-─-ィ´-─‐〈
Y´￣ ￣｀`ヽ:.::::.:.,r'´ ￣ ｀`}
入 -‐ ﾆ二ﾆﾐ「｀`1二ﾆ二ﾆヽ
／.:.:.｀Y´ ,.ｨ.::::ト.､ ,j|
,′ , .:.:::lL __ ,.イ:1:::::::|::.:`ｰ-‐'^K:ヽ
i.:.::::i .:.:.:.::::::::::l.:|::::::::|::!:.::::ヽ::.ヽ:.:.::!
|.:.:::|.:|.:.::::::l/.::/〃:ﾄ､://.:.:::::::::|::::::|::|:|
|.:::::|::|::i:.::/.::/.:」⊥:::/`ヾ:.ｰ-::|::::::|::|:|
ﾄ､::|:::|:|:/.::::仁l:/|::/ ｀二ﾆ,'::::::l://
`ﾄ､::k:::::::iヾﾆテ` rテ'/::::／´
｀ヽl::::::`､ ' ' ' ′' 'ｲ:::/
_r‐＜ト<´＼:::::lヽ､ _二 イ:「l:/^ヽ
_／. `L1 ヽ| ｀ Y´ .:.:.:.:lノ .::.＼
〈:.:.;':. L1ト､＿ _人 _ _／|:.:... ..:.:::::i:|
r‐」.:i::::::.:.:.:.:. .:.:.;:ｲ厂ﾆ二ﾆ二ﾆY^!::::::.:.:.::::::::」
人_ `ﾄ､:::::::.:.:.:.ノ.:fj j7´ｏ ｏ,{j 7ﾆ7ｰr‐彡〈
{ `ｰ-'ｴｪｲ::::.:.:{j 7 ,{j 7ﾊ ｰ- -‐〈
ﾉ ,r レ'^1::::.:.{j 7 ｏ.:.::::.:.ｏ:{j 7_/ /
〉 ﾉノ (⌒1::::.:.{_仁ﾆー‐一' ﾉ::::|＼.,r─‐ { はい
／ i ィ´ ノ:::ﾉｰ-:｀`二ﾆ只ﾆ二 .::人 .ﾘ i ｀､＼ では、皆さん。
/ l |レ'´.:.:.:.:::::::::::〔 にﾆ介ﾆコ 〕.:.::ヽ| i ｀、＼
,/ | /.:.:.::.::::::::::::::::::::::::`フハﾄ¨´.:.:.:::::::::| 1. ｀、 ヽ はじめて下さい。
/ _,r‐‐┴ 1.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::/Yi iilﾄ､.:.:::::::::::::L, ィ^エ^Yﾄ､ |
,.ｲ彡r-イ⌒Yﾉ.:.:.::::::::::::::::::::::::;:ィ´ 「.:.:.:} ＼.:.:.::::::::::::::｀7 7´ Vﾊ1
_ﾉんﾌヽ>J‐ﾉノ´.:.::::::::::::::::.;.ィ´ (^Y'′ ｀) ＼.:.::::::::::::::`ｰ 彡V〈
.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ィ"´,r‐一'〃 `Y) `ヽ､.:.:.::::::::::::::::::::.＼
ﾆ ｰ----‐ '''7 7＜´ んイ | 1`ｰェｭﾉ ｀`rｰ- ､::::::::::::.:.＼
￣ ｀`y'と´ノ´￣｀ん´ー- ､_ 」 1 ィ^ヽ ￣ ＼ 厂￣｀Y´ヽ
_ ｀`と´ ,r'´￣ ｀`ヽ -‐'´￣｀`ヽ ｀フ^`ー -‐ナ は
｀) _ ,ﾉ `ー-､＿ ,r' 1 ト 、 , ノ~´ `ヽ __ノ ﾉ
L＿∠ ￣｀`ヽ ん＿,rーｭ_, ィ´￣ ｀ヽ _ノ´ ヽノ´
ヽ 〃´ 1 | `ヽ , ィん ,r'´
｀`┴-､ 〃´￣｀ナ宀ｰ-､_ ﾉ 」 ,rー'¨´1 ＼ ノ
ヽ ＿ﾉ_ 〃 んーナ´￣｀7一' | ﾉノ
`ー- ､ i / | ⊥＿ノ´
`ー‐rェェr─-､＿⊥＿＿＿ノ´
｀`L ＿人＿-ノ7
に二| |
l にﾆﾆ二!
[二 1 |
l に ﾆ二!
436 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:10:18.57 ID:ub/PkKU0
／ / ＼
/／ /, ヽ
. / // ! / 'l. l ! !, '
// ' ', /ｨ ' l |! l. ! , .,
' ! |､// | | ,' l l ! !. | |
. | ......::.:. ｲ＼ l | |, l l ! '. | l
ｲ !:::::::::l,',..=!､ヽl l l l l ! '. l ,.
iﾊ:: ,:::::: ' !ｧ ,.l l l !. l l ､.j !. ヽ. l /
ヽ!::::::l 辷ノ '､! !ヽ|ヽ'､.ヽ`''.!.､. ＼,! ! .'
ヽ':::::ハ ヽl ,ゝ==l､ヽ` ‐ ＼ ﾞ. '
l:::::i , |::::::::::ヾ,＼ ` ,..ヽ ヽ /
l:::::ﾍ ヽ ゝゝ:ハハ'::＼::＼:＼ ,＼ /
ﾉ!:::::ﾊ _ `"´ /::::/::::::`,:::::::::::':::::::::ヽ, '
' !:|::ハ ｀` , 'ｨ:::/::::: /:::::::::ヽ::::丶／
./ !:ﾊ::::ﾊ ｀ ／ｨ/::/::::: /::::::::::::::::ｨ／
|! ヽ:::ヽ ' /::: ':::::::'::::::::::: ／'/
` ー── ':::::/:::::/::::人, ' l/
ヽ '::::ィ::::::/!::::' ヽ /
／:::／':':::::/':::/ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
| }
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
437 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:11:10.02 ID:ub/PkKU0
/￣｀ヽ
/:::::::::::: }
}:::{i-一1,ﾘ
/::/ヾ. x彳
ヽ:|く.j}仆{
f´￣}X||ﾊ （ 知らなかった―――
}::::::::|X|| ', お姉ぇと、そんな約束してたなんて ）
｢￣｀丁 ,
ｌ ｜ i
l | l
ｌ |i ___!
｜ | ',／::.::.:｀ヽ
｜ _＿Ⅳ:::／::.:::::::廴__ （ 貴方みたいな男の子が―――
_ _ 厂￣::.::.ﾆ二L::-‐''"´:::::::::{_ お姉ちゃんクラスにいるなんて ）
ヽ＼ヽ`ﾄ､ /_;::.::.::.::二ニヽ:＼:::::.::.:ー─ﾍ
孖宀宀く「 .／:::::::::.::.::.::.::::::::::::｀::く:｀ヽ::::::::.::.::|
fｔｌ | /::.::.::.::.:::::::::::::::::::::::.::.::.::.!::::::::＼::.::.:|
. fｔl ヽ{ ＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./::.::.::.::::::＼:j
f廴 ｰ= | ｜::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./::.::.::.::.::.::.::.::ﾉ
｀了` l ｀ﾄ､::.::.::.::.::.::.::.::.::.:{::.::.::.::.::.::.::.:/
ｌ, ｌ l:::＼::::::.::.::.::.::.::ｲ::.::.::.::.::.::.:/
} ！ j､:::::::.::.::.::.::.::.::j:::::.::.::.::.::.:/
〈/ ヽ} 卞、::.::.::.:::::::.:丶:::::.::._r」′
___ | ｜ ﾊｰ- __;:.:-､::::.:::.::.::／
､__,､_＿入::.:￣￣廴Ｌ./＼_／:::::ー::::-､:::::::＼::.:〈{ （ 楽しかった―――
＞::＼::.::.:＼::.::.::frﾍ_:{::.::.({＿:; x─ ､::::＼:::::::レ′ 私、本当に楽しかった ）
＜::.::.::.::.::.＼::.::.:ヽ::f|ﾌｰ辷ﾍ｣::.::.:}‐__>─>:::::;У´
｀ ｰ- ､:_ヽ::.::.::'f|ﾌ `ｰ辷7! |::.::`く::∠
ヽ::.::f|ﾌ |{ ,７/ﾇﾆ≠ﾍ_::.::＼, ‐ 、
',::.flﾌ ヾ､ ,７/ﾇ 〃 `ｰ辷Ｚ_ ＼
∨/ }|,７/ﾇ 〃 〆／＼ﾄ、 ＼__
. j{ ／/`卞､,〃/厶イ´′〆∠::.::.:〈⌒ヽ ィ`‐辷ュｪ､
,小{ /:.:/＞-‐┴く孑‐ｚ__〆イ-‐'⌒ｰ‐ヽ ＼// `￢｛
j|/:.:ｌ:.:〈:.:/ _ ､ ﾏ}:.|i￣`´ ＼{ /ﾌ （ そして……
l l/:.:.ｉｌ:.: V{Y 冫 ' Ⅵ! ＼ /ｽ＼
. l ｌ:.:ｉ:.:ｌ|:.､:.:.弋ﾆ´ ﾄ､r‐､ }|:i| /! ∨ﾇ ┐}ヽ 知らなければ良かった ）
＼ ｌl:.:.|:.:ｌ|:.:.ヽ:.:.:.＼Ｎ|ハ_,ﾑl:.:.ｌ':.:| ¨ｉ_｢'Ｕ_ハ
ヽ}::.:.!:.:.|:. :.ヽ:.:.:.:.',:.ｌ:.:.|｀ﾌ:.:/:.:/ } ト′
',:.:.:､:.:'､ 、 ＼:.:.ｉ|:.:.|/:.:/:.:/ ｀
ヽ:.:ヽ:.: ＼ ＼! :.|:.:.:.:/″
ｰ ＿＼:.＼ ､_:.＼ ｣ ,ﾊ:／
｀ ｰ=ニ二二ﾌﾉ＾′
（ ／'
` ー‐ '
438 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:12:25.82 ID:ub/PkKU0
だけど、私は今日で終わり。
―――――――――やらない夫君はお姉ちゃんと、キスして始まる
439 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:13:48.51 ID:ub/PkKU0
＊
440 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:14:23.92 ID:ub/PkKU0
＿ ......... __
,.ィ"／,. ィ'":.:.:.:＼:.:｀丶､
／ ／ ,:":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.＼
／ ./ /:.:./:.:.:.:.:.:.:.|:.:ﾄ;.:.:l:.:.:.:.:.ヽヽ
／ / /:.:./:.:.:.:.:.:.:.:/:.:| ',:.:ト､:.:.!:.:.ｌ:.', さすが、蒼星石！
く ,' l:.:.:.:l:.:.:./:.:.://_/ .l:/ー-ヽ:.:| ',| あたしの妹でありますですぅ～
ヽ､.」 ｌ:.:.:.:.ｌ:.:.l_:／ﾌ ' /' ､,,,,,.ﾉ:./ ′
/:.:.{ !:.:.:.:.Vr ,,ｨ ′ ///ｲ}
/:.:.:.:{ ﾍ:.:.:.:＼=''"// _ ﾊ!
/:.:.:.:.:.{ ,ｲ_ヽT rr‐', ＜ノ , ' } ,､ なんと古典のテスト
/:.:.:.:.:.:..{ r-,.‐-.､＞､ヽヽヽ ..＿_／ } // クラス全員平均点超えですぅ。
/:.:.:.:.:.:.:.:{ </: : : : :ヽ} ヽ、 ,ヽ,‐;.:.::{ } //
/:.:.:.:.:.:.::.:.{ {l: : : : : :.:.!{,〃ﾞYﾆ - _ュく{. } //
. , ':.:.:.:／:.:.:.:{ /:|:.: : : : : :ヾ,ヽ='ｨ､ﾆ. r.ｲYヽ } _..rY､
, ':.:.:.／:.:.:.:.,ｲ/:.:.|:.:.',: : /: : : ＼/ ! / /{:ﾊ. }. ／,_ィ_〉 〉
. , ':.:.:／:.:.:.:.:./ /:.:.:.:!:.:.:.∨: :_:_: : / l ' .,'ｲ: : :! }. ,ｲ 'ｰ- ._
, ':.:.／:.:.:.:.:.:./ ./:.:.:.:.:.!:.:.:/: :/r =７ ,'.ﾌ: :ヽl }Y ﾌ '´￣｀二- '-'
,.':.:／:.:.:.:.:.:.:/ /:.:.:.:／ﾊ:/:.:.:.イ7/〈:､ !'.):.:. : : ｀ヽ/'､ヽ二-ﾌ´
／:.:.:.:.:.:.:., ' /:.:.／:./:./:.:.:.:/://:.:.:ヽ:＼ |ﾍ:r,.-.､､／ ﾞｰｧ'´
:.:.:.:.:.:.:.／ ./:／／:.＼:.:.:.:/:.Ｖ:.:.:.:. : :〉:/ l:.＼ﾆ/Yl ／
:.:.:.:.:.:.:.{ /:':／_.. -‐'::::｀7:.:.:.:.:.:.:.:.:./:/ /:.:.:.::|': :.ヽヽ／ヽ、
441 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:15:04.84 ID:ub/PkKU0
／ /l /l /l ＼
（ , ‐l/─ ‐-l/─-l/─-､ ＼
ヾ､__ﾄ､ | | ＼ ＼
, イ>､ _｀`ー┴─r┴ ､ , イ＼ ＼
／.:./.::::::::::.｀`ー─‐〈 ﾄ､/ | 〉 ,〉
/.:.::::::::/.:::::／.:.:::;::::i.:::i| /! ヽr─┐ ／
/.:/.:.::::::L::_/.:.:.:.:,ノノﾉ::ﾊL_」j j7ﾆ二{"´
/.:/:;/:::::::!::,ｲ:ヽィｲ/:/::/´`i::ﾌ /| ﾉ
l/i.:::!:::.:::::l;:仁ﾆﾌ´::/ ''ﾞ-─ﾄﾄ､ｲ.:::|, イ〈
ヾ:|:::::::::|ヾﾄｯﾂ` _＿ ｀`i:;r‐,.:.:|:.|ﾄ‐ ､_ 今日の終業式も
<二ﾌ`ヾ.::::l , , , , ! ´￣｀`ﾉ′/::/:/にﾆﾆ7
/ /::::/ ＞.‐- ､ rーｧ ' ' 'ィｲ //^V^ヽ `77
ヽヽ:; '´ ﾄ､. `ｰ' __ ,r‐､ | l/ /::::.:.:.＼j! 代わりに出るですぅ～♪
//: / ﾞ, 下.:.:ﾄ､! l , ｲ:::::::::::::::.:.＼
,//.::〈 .:.:.:〉 {j}.:::jﾊj! Y´r'^ヽ:::::::::::::::::.:.＼
i/.:.::::::ヽ:.ヽ:.､.:.:ﾉ::,ｲ {jVjﾊ};ﾄ､ ヽL_ﾉハ::::::::::::::::::::.:.ヽ
|.:.:..:::i:::/.:.:::: ￣｀`ヽV/ー- 〉.:ﾄゝr‐r<ｿY|ﾄ､:::::::::::::::::.:.:.
|.:::::::i|〈.:.:.:::. 1 〉;;;;;;:;:;:;〉.:.ヽ | /ｲｿYﾄ､:.＼:::::::::::::::.:
|.:::i:::||.:i＼:.:.:.:.:..,ﾍ.ﾉ.ノ;;;;;;;;;;:;:;〉.:.:.:.:.:y',ｲｿYｿy!:::.:.＼::::::::::::
|::.:|:::||::|::::.〉.:.::::::::.イ;;;;;;;;;;;;;;:;:;:jL.:.::/,.ｲｿYｿ _入:::::::.:.ヽ::::::::
/ .:/:.:.::::::,r'´.:.:.:.:::::::.:.:.:.::::::::::.:.:. :.､＼
/ .:/:.:.:::::::/.:.:.::::::::::.::.:.:.:::::::::.:.:..､..:.:.:.､:.ヽ＼
,/ .:i:.:::::::::::|i.:.::::, ,ｨｲﾊﾄ､:::::::::::::.:.`ヽ.:.:＼:.＼＼
l .:.::|::::::::::::||::::/::/ﾊ!;;::::::ヾ::::::::::::.:.::ﾄ､.:.:.:!:::::.:.i |
| .:.::::|::::::::::::|!:/:://^i!;::::::::::ﾄ､::::::::::.:.:|l:ヽ:.:|::::.:.| |
|.::::::::|::::::::::::|/,ｲ/ |/＼:.::i! ＼:::::::.:.l!::::!.i|l:.|:::!:|
!.:::::::l:.::::::::,iイ/ー- ､､,_ ヾ! _,､ゞ-‐ﾄ､:|ﾉ川:ｲﾘ
!.:.::::!::::::::::|, - ＝=-ｭ､ , .-＝ｭﾘ::ﾉ::!:/ イ ・ ヤ ッ ！
ﾄ.::::::!:::::::::| ｀ヾ{dじﾘ > <7いb;;7'::::／
l/ヽ.::!:::::::::! ´￣ ￣｀/:;ｲ
＼:::::::ﾄ.､ ′ /:::/|
__, ィ´＼:::!. ＼､ )‐' , イ/l/7L_
,イ ^ヾ ヾ! ＼｀ ｰ -‐ '"´l/::/ 「j「ﾄ､
//.:^ヾﾄ厶 _＼_ ／ |:/ 「j ﾄ7:.ヽ
.!/.:.:.:::.:.1}: 入 ／;;r介;;ﾄ､ ′ 「j ﾄ7::::.:.',
/.:.:.:.::::::::::Ti 入 /;;/´//^!ヾ;;| 「j ﾄ7::::::.:.:l
./.:.::::::::::::::::::::T1入 /;/ // | l:;| 「j ﾄ7::::::::::::|
442 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:15:48.29 ID:ub/PkKU0
＜＜ あのさ、お姉ぇちゃん…
やらない夫君はどうだった？
＜＜ ん？ やらない夫？
＿
, - '',.ﾆ -‐- ﾆ､''ヽ
／ ／ｨ'´ _, .ィ ,ﾊ. ヽ. ＼
∠_ /',r、‐' ''´ ⌒＼l、 ﾝ
,、/`! ● ○ lT´
ヽY'〉 , , , ＿__ , , , l. | ま～んてーん。
（｀)_}ﾄ、 丶 ,/ ,ｲ l、
r `´ | ＼ ∨ ／ | l、 なんと、全科目～♪
| | l｀＞-,-＜´l | l、
∧ | l ｀７,､ヽ´/ ,/ヽ l、
/ ｀` ヽ∟..,ヽ l.l ∠-f `i. l、
/ _ト-r'└r｛ ,._ヽィ' l. l、
/ ／ 〉 ｀´ 〈'-/´ l l、
/ _, ィ / 丶ヽ ｣ l、
/ _,.-' / / 丶ヽ_,. t'´ l、 すごいねぇ～！
ﾙ '´ / / 丶 ヽ＼. l、
,／ ,/ ＼ ／ ヽ ＼l、
ヽ､ ／/ ＼ ／ l、 ｀`
｀ '´ ′ ｀ ´ ` ´
443 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:16:31.44 ID:ub/PkKU0
,､ -──‐ ─- ､
,r'"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.::.:.:.:.::ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:::ﾞ､
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:､.:.:.:.:.:.:.:.:.i.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:::!
/.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:. :.::| そう……
,/.:.:.:j.:|.::ﾄ､.:.:.:.:.:.:ヾ:i.:.:.:|.:.:.:.:.! .:.|::::::::::::|
i.:.:/川.:.:iﾄ.＼.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|.:.:.:.:.!:.:.l.::::::::l:::!
|.:,!|::l::ﾄ.:ヽ.:.:ｨ＝=- |.:.:.:!.:.:.:.:|.:.:i!::.:::::|/
|/ ヽ!｀ヾ:ヾ!弋tﾃﾅ !.:/!.:.:.:.:|.:/{､.:::::l ＜＜ でっしょ～
｀`ｿ l/ |.:.:.:.:l/ ＼,! あッ！ お客様ですぅ～
< __ |.:.:.:/ﾚ'"´￣ ＼
＼ ＿ ,ノj.:.:/ , -‐─- ､ ＼
ﾉﾇ_}7! ,/.:.:.:.::::::.:.:.:.＼ ＼ ＜＜ 蒼星石、出てーですぅ
,f仄_}7 /.:.:.::::::::::::::::.:.:.:.＼ |
,f仄_}7 /.:_:_:／::::::::::::::::l:::::｀i
,f仄_}7レ'´.:.::::::::::::::::::::::::/::::::::| はいはい……
,． - ──── - ､
／ ＼
| 〉
| /
| _ ＿ - ──-､/
_ ＿[二二 ＿ _ , -───‐- ､
(´￣ ＼
＼ , ィ´ ￣￣￣￣｀`ー-.. ､ ＿ _/
｀y'´ / /.ﾊ､.: .:.､ . :.:.::::ヽ::ヽ::::<
/ / /:/;ﾊﾄ,ヽ:､＼ . :.:.:::::::|::::|::::::| はーーい。
i ! /.:// ＼ﾄ､ﾄ､:.＼:.:.:.::::!::::|::::::!
| l／::// _＿, ヾ! ‐ゝ-ﾄ､:_:_|::::|::::::| どちら様ですか～？
| ／ .,:ィ厂_ ＿ ｀二ﾆ!::::!::::::!
ﾄ､￣.::/:!ヾﾃ｡::.ﾌ ヽ辷ﾌ 7:::,'::::/
l/|.:.:::/:::| /::/:::/
|.::/.:.:::ﾄ､ /::/:::/
l/ヽ.::::l/ﾄ ､ (⌒ヽ , ..ｲ::/l::/
＼N ｀ｺ ｰ-‐<l:::/l/ |/
＿ _／ ￣｀フ杯ﾄ､ ＿
_「ハ_ ,イ j1ﾄ､ ＼ ﾄ､
l/.:.:.:.::::)ﾄ､ // //j｡jﾄ､//.:.:!
/.:.:::::::::::::Yﾄ､l ﾄ､ // j｡ i|V/.::::::|
444 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:17:48.27 ID:ub/PkKU0
……エッ！？
,,＼ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,＿＿::::::::::::＿＿＿/_j
ヽ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,.. - '' "´￣￣ ＼
＼＼:::::::::::::::::::::_.., - " ＼
＼＼:::,, - '´ ＼
ゝ´ ＼,,.､ ＼ ヽ
/ ! ､.. ＼ `' ､. ヽ ､
, i / ! ゝ ＼､ ＼ ＼ ! ヽ, │
! ,. , 人 ＼ ヾ＼ _ヽ＿ヽ＿_ ,. !ヽ.|
| / /./ _ヽ＿,.＼ ＼＼ ` ＼￣＼￣´, l | !|
ﾞ､ / ,/─ "´￣_ ＼. ＼ ＼＼,二ヽ,=-ャ│ l , !'
/ / j/_,.-,,=== ､. ＼ ヽ`' ー‐ " f:tと_ '＼j ｨ /
Y / _メ ゝ rっ:jt " ＼! ゞ.:ソ ,/ / |,へ
| _, 'ィ " ヽ ゞ - ' ヽヽヽ /,j／ i ＼ （やらない夫 君……）
| 人 ＼ ＼ ヽヽヽ /´ , ,. | ＼ヽ
ﾚ' l ヽ` ー‐`' ’ ／| ,/ /| |! ／
. へ ヽ,!＼ - ‐ ／(! j/| /│| ／
- ､ ／ ＼ ヽ＼ ｀ ､. ／ )/ | / |/ /
!L r-､ ＼ヽゝ ＼` _ ‐-＜_ ノ ! )!/ ! ／
"⌒＼ r ' ヽ! ／,-i::!ヒ`ｰ､ヽ (__ | (_. |/ |
,ー"ヽく´｀! /:/ ,:!ﾄ:ヽ. ,/::! ﾉ! _ ) |
ヽ ヽ /L_. /:/ /:/!::ヽ::::::/ ( /ん |
`つ ! ) ゞ＼_/:/ |:::| ￣ つ! ﾉ |
445 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:18:45.16 ID:ub/PkKU0
／￣￣＼
.／ ヽ_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） |
ヽ｀⌒´ | 翠 先生の妹さんですか？
{ t
ヽ 人
__| ＿＿＿// ＼
/ ヽ＿＿＿/ ／＼
／| │__丿;;;＼_/＼＿/＼ ヽ
/ ヽ/|ヽ;;;;;;;;;ﾉ/ ＼ 丶／丶
| | | /;;;;;|/＼─ 丶
| | |/;;;;;;;/ >＿＿ / |
j | |;;;;;;;/ /|--┌│ | │
.│ | |;;;;;/ /│ ││ | │
| │|;;/ / |＿__|__| │ |
| ＼|／ | │
＿＿ __
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／:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:.::.::.＼
':.:.:.:.:／:.:.:.:|:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...:.:.ヽ
（ ああ ':.:.:.:.:::':.:.:.:.:.:.:|:.:.|:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:..:.',
.'.:.:.:.:./:.:.:/／ハ:.:|:lヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.::|
やっぱり… l:.:.|:.:.ﾚナナ'‐ l:.ﾄ! ＼:._＿:.:.:.:|.:.:.:|
|:.:.:ｨ升Krｫｧ=､ ヾ!＼´ _ゝ_ ` .:, .:.:.,'
|:.:.ﾊ:.:| 辷'ﾉ ヽ ｲt::_iヾﾚ'.:.::.::,
|:.:.:.:l:.| :::::: ゞ-' !:.:.:.:.:ｲ
l.:i:.:.:.|ヽ. _ ′ ::::: ﾊ:..:./
|:l:.:.:.|:.:.＼ ￣ イ:::::/
ヾ!.:,|ﾊ..:.:.|ゝ､ _ ...ィ/:.:.ﾚ:j/ お姉ちゃんと…… ）
_ _ _ゞ＼ｰ- ､ |:.／ﾚl:.:..:/
_ﾚｰﾊヽ ヽｫ_ｰ ､. |:.:/
/::::::::::つ ／,ｲjくヾ＼'_ 今、呼んで来ますね。
/:::::::::::::::L ﾚ' //}ヽ.j＼ヽ7
446 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:20:26.27 ID:ub/PkKU0
f＞ ―‐-z―ｧだっ
〃/ﾊ ､＼ｰく お姉ちゃん！
ﾙ孑ﾘ＼代j } ヽ三ﾆ
. {从＞//＜｡ﾉj/ 三ﾆ やらない夫君が……
{{ ゝ._r_､ ィく 三ﾆ
`'´《ﾊ_》 ＼ 三ﾆ
ヽ ＼
447 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:21:13.01 ID:ub/PkKU0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.| （ ●）（●）
＿＿＿＿＿∧,､ | （__人__） ＿＿＿＿ ピｯキーン！！
￣￣￣￣￣`'` | ｀ ⌒´ﾉ ￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
448 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/19(水) 18:21:18.82 ID:y2d0hUDO
楽しみに待ってます。
無理すんない
449 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:23:44.58 ID:ub/PkKU0
＜＜ ちょっと 待って下さいっ
.
,, -‐ ､
/' ヽ
／￣￣＼ ./ i
／ ._ノ ヽ､＼ / ...........i ,_ _
| （●）（●） | / ..:::::::::::::::| . ,' ｀ｰ,＿＿＿＿＿__, へ、 i￣ゝ ,' ｀ﾞ >
| （__人__） | / ..::::::::::::::::::l ,' ,' ｀ー───.┐ ┌‐┘ ! | ,へ ,' / ,､
.| ｀ ⌒´ .} ./ ..::::::::::::::::::::! ,'. < _ , ､ ! ! -====' '==' -‐〉 '----'´ ｀､
| }/ .::::::::::::::::::::/ ,'.. .「 .!｀ ｰ‐ ' ヽ、 ! ! ! ! / . '￣'７ .,´~
ヽ ./ .:::::::::::::::::::/ . ,' ,, | ! !￣| 「. ! ! ,'ﾞ ､__| |__へ/, ',' , ,' ,'. .
.ヽ . .／ .:::::::::::::::::::/ . /／| | ! !＿| |' .| | . | ┌─ ┐ > ',.∨ /
,. ‐'"´ `'‐,r''"~ .:::::::::::::::::／ | | ! ┌ .i_.．!. . | | .| | .! ! . ' , '_
..:.／,. -‐‐- ､ l′ ..:::::::::::::／| . | | ｀"´ . | | .| |＿＿.! ! / .,､ "' ､
:,' ／ !.:::::::／:i..:..l | | ‐_--' ! .! ┌─ i＿| , '", '" ` ､ ﾞ`>
r ､ / !::::::::::: i..:..i |__..i `}__.ノ .ﾞｰ ' _, =' -´ `､_/
l .......`:i i !:::::::::: ﾞ､:.i
! ::::::::::/ i i:::::::::: ヽ:i
.! ::::::::/ i .....i::::::::::: ヽ 貴女は、名乗っていない人間顔との名前がわかるのですか？
.ヽ ::::::| `､ `､ .....::::::::::::l:::::::::::: `,
/ ＼:::l. `､ ヽ::::::::::::::::::::l::::::::::: /'''ー─----､
`ヽ `､ .::::＼:::::::::::::::|::::::::: /,, ,. ‐;''
450 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:25:11.55 ID:ub/PkKU0
訂正
＜＜ ちょっと 待って下さいっ
.
,, -‐ ､
/' ヽ
／￣￣＼ ./ i
／ ._ノ ヽ､＼ / ...........i ,_ _
| （●）（●） | / ..:::::::::::::::| . ,' ｀ｰ,＿＿＿＿＿__, へ、 i￣ゝ ,' ｀ﾞ >
| （__人__） | / ..::::::::::::::::::l ,' ,' ｀ー───.┐ ┌‐┘ ! | ,へ ,' / ,､
.| ｀ ⌒´ .} ./ ..::::::::::::::::::::! ,'. < _ , ､ ! ! -====' '==' -‐〉 '----'´ ｀､
| }/ .::::::::::::::::::::/ ,'.. .「 .!｀ ｰ‐ ' ヽ、 ! ! ! ! / . '￣'７ .,´~
ヽ ./ .:::::::::::::::::::/ . ,' ,, | ! !￣| 「. ! ! ,'ﾞ ､__| |__へ/, ',' , ,' ,'. .
.ヽ . .／ .:::::::::::::::::::/ . /／| | ! !＿| |' .| | . | ┌─ ┐ > ',.∨ /
,. ‐'"´ `'‐,r''"~ .:::::::::::::::::／ | | ! ┌ .i_.．!. . | | .| | .! ! . ' , '_
..:.／,. -‐‐- ､ l′ ..:::::::::::::／| . | | ｀"´ . | | .| |＿＿.! ! / .,､ "' ､
:,' ／ !.:::::::／:i..:..l | | ‐_--' ! .! ┌─ i＿| , '", '" ` ､ ﾞ`>
r ､ / !::::::::::: i..:..i |__..i `}__.ノ .ﾞｰ ' _, =' -´ `､_/
l .......`:i i !:::::::::: ﾞ､:.i
! ::::::::::/ i i:::::::::: ヽ:i
.! ::::::::/ i .....i::::::::::: ヽ 貴女は、名乗っていない人間の、顔と名前がわかるのですか？
.ヽ ::::::| `､ `､ .....::::::::::::l:::::::::::: `,
/ ＼:::l. `､ ヽ::::::::::::::::::::l::::::::::: /'''ー─----､
`ヽ `､ .::::＼:::::::::::::::|::::::::: /,, ,. ‐;''
451 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:26:29.97 ID:ub/PkKU0
／ / ＼
/／ /, ヽ
. / // ! / 'l. l ! !, '
// ' ', /ｨ ' l |! l. ! , .,
' ! |､// | | ,' l l ! !. | |
. | ......::.:. ｲ＼ l | |, l l ! '. | l
ｲ !:::::::::l,',..=!､ヽl l l l l ! '. l ,.
iﾊ:: ,:::::: ' !ｧ ,.l l l !. l l ､.j !. ヽ. l /
ヽ!::::::l 辷ノ '､! !ヽ|ヽ'､.ヽ`''.!.､. ＼,! ! .'
ヽ':::::ハ ヽl ,ゝ==l､ヽ` ‐ ＼ ﾞ. ' あッ……
l:::::i , |::::::::::ヾ,＼ ` ,..ヽ ヽ /
l:::::ﾍ ヽ ゝゝ:ハハ'::＼::＼:＼ ,＼ /
ﾉ!:::::ﾊ _ `"´ /::::/::::::`,:::::::::::':::::::::ヽ, '
' !:|::ハ ｀` , 'ｨ:::/::::: /:::::::::ヽ::::丶／
./ !:ﾊ::::ﾊ ｀ ／ｨ/::/::::: /::::::::::::::::ｨ／
|! ヽ:::ヽ ' /::: ':::::::'::::::::::: ／'/
` ー── ':::::/:::::/::::人, ' l/
ヽ '::::ィ::::::/!::::' ヽ /
／:::／':':::::/':::/ ＼
452 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:29:54.94 ID:78xkx320
／￣￣＼
／ ＼
| ⌒ ⌒ |
| （__人__) |
|ヽ |!il|!|!| / .|
. | |ｪｪｪ| }
. ヽ }
ヽ ノ_＿ 『貴女』 が、『ボク』の先生ですよね？
__| ＿＿＿// ＼
/ ヽ＿＿＿/ ／＼
／| │__丿;;;＼_/＼＿/＼ ヽ
/ ヽ/|ヽ;;;;;;;;;ﾉ/ ＼ 丶／丶
| | | /;;;;;|/＼─ 丶
| | |/;;;;;;;/ >＿＿ / |
j | |;;;;;;;/ /|--┌│ | │
.│ | |;;;;;/ /│ ││ | │
| │|;;/ / |＿__|__| │ |
| ＼|／ | │
／ |ヽ ヽ
＼ ／ ／ ／ ﾉ ゝl |
〉 ., ' ／:::/ .::/ ／ ,／ |ヽ. ﾚ
/ / .:::: ,.ｲ :::/ .:::::/ .／ ィ.: ／ ／ ＼! |!
! /' .:::::/ ::::/ ::::/ ./ ,イ:::::::::..........／ イ ゝ､ ﾚ
ﾚ | ,:::::/' :::,ｲ:::､..::/| /! /i/::::::::::::::, '7 ／ ::::! ＞ ､∠
ｨ :::/ i :::::/:|::... ∧ハﾚ /!::::::::::／ / ／':::::::::: _ノ ／ ::γ‐tヽ
´⌒ゝ::! | ::.' |:|::::∧l!| ､ ＼.. ／ ,／ / /:::: ,.. ' ¨´ ノ ／ .:::: / │ ＼
V. l l ! :Y |!l fゞ,ﾚ' / / ｲ__∠ ／／,.' .:::／ |ﾊ
V ! | ﾊ! ゝrハ ´‐ﾚ‐- _＞'イ ／ ...:γ' ,. l! そんなッ！！
ゝ. ∧| .::::i ィ‐._- ､ /／ ::::::_ {!' /! _j/
/ ..::::: ! / ゞ_^フ ﾝ .::::_ ..ノ ゝ､ ___, イ::::|
, / ::::::::ハ i ｀ ｲ ィ´ .:::::::/￣/:::::::_ﾚ___ ま、 ぁさ…か……
／ 1:/::::/ ﾊ _ ,.. --‐ _ﾚ′ .:::::::::::::::::／:::レ'´／
／, .:::/::::/ 1_jヽ ` `／,. --‐ ´.::::::::::::::::::::::::::: _ム ´ /
, ' イ ::: .:::::/:! |V! ＼ 'イ _ --:::::::::::::::::__,. ｨ ´ '
／ .:::::／:::ノ:::ﾉ |フ! .／' ,. -‐.::´:::::::_:_ ... -‐フ/ /
.／ .....／ ´/／ |／ﾚ/ ／:::::, ‐ ' _ _ｨ _j´ T./ /
- ― ' / │ / '::::::／t ｨ ゝ-' rイ /
453 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:31:07.39 ID:78xkx320
『約束どおり、キスを頂きに参りました』
The Happy End！
454 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:38:59.30 ID:78xkx320
>>448
サンクス♪
あと、sage進行で宜しく♪
455 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/19(水) 18:41:32.21 ID:78xkx320
さて、お詫びの単発ネタもこれで終わりです。
済みませんが、1週間後にお会いしましょう。
ノシ
456 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/19(水) 19:37:00.02 ID:DqC2y6E0
まってるぜぇ！
457 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 09:38:09.07 ID:/.29EDQ0
ペーパードライバーを昨日と今日で返上中の
>>1
です。
正直、雨の日の運転は怖いお……
でも、バイク、自転車や歩行者が少ないのは助かる。
今の所無事故だお。
458 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/20(木) 11:50:12.62 ID:kkd3/KQ0
おれこないだ新宿の紀伊国屋の前の点字ブロックで盛大にこけたよ
なんであれ金属でできてるの？
滑るだろうがよ
459 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 16:09:43.95 ID:2sq8CmA0
ほぼ毎日。ロ－ドバイクに乗ってる俺からすれば………ああ言うのは、凶器だわ。
まぁ、それでも月に3回はコケルけどなｗｗ
一番多いのは、ヴィンディングペダルをはずし忘れて、立ちゴケ。
まぁ、別に怪我はしないけどものすごく格好悪い罠。
(疲労が限界近くなると、よく忘れるんだよなｗｗあれｗｗｗｗｗｗ)
460 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/20(木) 16:19:25.18 ID:kkd3/KQ0
マンホールもすべるよね
チャリのタイヤがシュルッてなってこけそうになるよね
461 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 16:51:16.66 ID:2sq8CmA0
悪いが、そろそろ運転の交代の時間だ。
これから、80ｋｍ程ＲＲで走らなきゃならん。
また後でな。
462 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 19:15:03.14 ID:2sq8CmA0
撤収ーーーーーぅｗｗ
雨に、嵐に、雷に……とても練習にならん！
今日は、メンテして温泉はいって、酒飲んで宴会場だｗｗｗｗ
明日は晴れるらしいから、期待しよう。
って事で、時間が出来たので、急遽２２：００～投下する。
463 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/20(木) 19:28:51.64 ID:kkd3/KQ0
>>1
はサイクリング部的なのに所属してんの？
464 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 19:39:22.09 ID:2sq8CmA0
>>462
いえ……無職のニートです。
465 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 19:48:13.86 ID:2sq8CmA0
>>460
でも一番怖いのは高速走行時の猫。
何回、カーボン逝った事か……orz
練習用のハードなんて、アルミフレーム＋クロス併用のホイール使ってるわｗｗ
カーボンで弾きとばした時は、猫はもちろん自分も死ぬ。
(だって、フレーム＋ホイールで６０万御釈迦になったら）
笑ってトドメ刺せるレベルだろ？
常識的に考えて…………
466 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 19:57:03.69 ID:2sq8CmA0
誤爆したｗｗ
>>463
してない。
でも、親父も兄貴も自転車やってるのよね。
兄貴はＭＴＢ。親父はクロスとレーサーの２台持ってる。
私は、レーサー２台持ってる。
練習用の安物のアルミフレームと、カーボンフレームの高いやつ。
467 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/20(木) 20:01:57.27 ID:kkd3/KQ0
おれ自転車の事詳しくないからよくわかんないけどすげぇな
なんか大会みたいなのでたりするの？
468 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 20:06:49.40 ID:2sq8CmA0
昔は出たこともある。
ってか、今度自転車じゃないけど
フルマラソンに挑戦しようと思ってるよｗｗ
じゃあ、書き溜めしてくるわ。
469 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:07:59.24 ID:2FZepEU0
始めます。
～ 前回のシーン ～
賢者「 糞にも劣る溝鼠の分際で、人間様に向かって……」
470 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:09:12.67 ID:2FZepEU0
ゴロツキ「あ…あああ………」
賢者「 今更、泣いて後悔しても手遅れなんだよぉ！！」
賢者「 爆霊地獄ッ(ベノン)！！ 」ｺﾞｯ
ゴロツキＤ「ぎいゃあぁぁぁぁぁ…………」ﾄﾞｼｭ--ｯ!!
～ 前回のシーン 終わり ～
471 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:10:11.64 ID:2FZepEU0
＊
472 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:11:01.92 ID:2FZepEU0
【テドン】【牢屋の中】
勇者♀「あ…ありのまま 今 起こった事を話すわ
『私が奴らを豚箱に叩込んでやろうとイキリ立とうとしたら
いつの間にか アタシたちの方が豚箱に叩込まれていた』
な… 何を言ってるのか わからないと思うし
私自身も 何が起きたのか わからないけれど…
頭がどうにかなりそうだった…
痴漢冤罪だとか二重人格だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてない！
もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったわ…｣
473 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:14:52.34 ID:2FZepEU0
勇者♀（いきなり、ゴロツキの一人をふっ飛ばして、残る全員を瞬殺。そう……）
勇者♀（文字通りに『瞬殺』した賢者は、何故か、気を失って今も眠り続けている）
勇者♀（アタシは立つことも出来ず、警官に見つかり、賢者と一緒に牢屋に叩込まれた）
勇者♀「勇者なのに…正真正銘アリアハンの勇者♀なのに…………」ｼｸｼｸ
474 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:16:34.11 ID:2FZepEU0
少女「誰…そこに居るのは……？」
勇者♀「あら、先客がいたなんて気付かなかったわ」
少女「どうも、こんばんわ。アナタは誰？」
勇者♀「私は、アリアハンの勇者♀…って……」
勇者♀「…………あなた…もし、かして」
少女「う…そ………？？？」
475 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:17:20.15 ID:2FZepEU0
.．-‐一…‐- ．.. ＿_
. ´ .. -ﾍｯー‐=ﾐ｀ヽ、
. ／ ＞'"´ `マニﾆニ ＞ー-､
／ ／ ｀ ヽ
' ' ｌ ﾍ ヽ
. / / ′ | '. '
' / { /|
.′ .′ /.i 〃 | i ' '.
/ ﾚ｀ｰ‐ト､ｌ } ﾊ . ,
.′ l ′_.ィ弌ミ､ | 人ノ | ,
i ｌ .!〃ム:::(_.ﾟヽｌヽ /r=ミｖ| / .'
ｌ l {’ {し:::ﾉ} ヽ／ |:::(_ﾟV ｲ ′ｌ .′
| l ヽl 弋::::ソ ｈ::::} }/ l / /l /
. ∧ 丶 :::::::::: , ヒｿ ｲ ﾚ′/ .ｌ ′
∧ V ヽ ﾄ､ ＼ ::::::::: i / }/
Ｖ '. ヽ. | へ '’ . ′ . ′ ノ
∨＼ハ ＼| l ヽ イ ／ お 兄 … ち ゃ ん
ヽ/＼| ` .._ r＜[ ／
___」 「 ﾚ'^ l ／
厶 〕 ドミ､ ´
/ ｀＞ | )｝
476 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:18:15.97 ID:2FZepEU0
＊
477 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:19:16.91 ID:2FZepEU0
～ ５年前 ～
478 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:20:14.31 ID:2FZepEU0
賢者には、妹という兄妹が居た。
479 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:21:16.08 ID:2FZepEU0
森に行って木の実を採るのが大好きな、活発な兄思いの可愛い子
――５年前のその日も、彼女はいつも通りに森にいた。
480 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:22:57.94 ID:2FZepEU0
皆。大丈夫だと思っていた……妹には、預言者としての力があったから
その森は、勇者オルデガが張った聖なる結界に護られていたから
481 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:23:48.04 ID:2FZepEU0
オルデガがバラモスに倒されるなど、夢にも思ってもいなかったから
482 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:24:41.33 ID:2FZepEU0
だが――――――――――
現実は、そう甘いモノではなかった…………
483 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:25:37.08 ID:2FZepEU0
その少女は、二度と帰って来る事はなかった
484 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:28:10.36 ID:2FZepEU0
と…書溜めが尽きましたの、スローペースになりますの。
485 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:31:55.17 ID:2FZepEU0
………………
…………
……
…
スナイパー「気が付いたか…………」
486 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:32:46.15 ID:2FZepEU0
賢者「こ…………こは、アナタは……誰？」
スナイパー「…………」
賢者「僕は、いったいどうして………」
スナイパー「魔物に……襲われたんだ…………」
487 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:38:36.29 ID:2FZepEU0
賢者「魔物に？」
スナイパー「…………」
賢者「……」
スナイパー「そうだ…………」
賢者「そんな……馬鹿なっ…………」
488 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:39:44.56 ID:2FZepEU0
賢者「皆は？ 父さんや母さんに…妹っ…。 それに、キャラバンの皆は…どうしたのさっ！」
スナイパー「残念だが…………手遅れだ」
賢者「そっんな！ う、嘘だ…………」
『 嘘だぁーーーーーーーーーーッ！！！！ 』
489 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:41:19.12 ID:2FZepEU0
＊
490 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:41:55.31 ID:2FZepEU0
賢者「うわぁーーーーーッ！」ｶﾞﾊﾞｯ!
勇者♀「良かった。目を覚ましたのね、賢者」
賢者「あ、お姉ちゃん……ここは？」
491 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:44:00.45 ID:2FZepEU0
勇者♀「ここは？ じゃないでしょう。アンタのせいで、偉い目に遭ってるんだから」
賢者「鉄格子。それに、このくさい臭い…………ああ、成る程」
勇者♀「(::;#.ﾟДﾟ.:) ええ……状況がお分かり頂けたかしら？」
賢者「ｻｰm(；。_。)mｰｾﾝ うん、なんとなく」
492 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:44:59.59 ID:2FZepEU0
勇者♀「まぁ、いいわ。そのお陰で賢者が探してるものが見つかったんなら……」
賢者「はい！？」
妹「この、馬鹿兄ぃーーッ！！」ﾀﾞﾝｯ
妹「ゴルァ━━━━━ヽ(#ﾟДﾟ)ﾉ┌┛━━━━━ッッ!!!!! Σ(ノ´Д`)ノ 」ﾄﾞｶｯ
賢者「ギャフンッ」!???
493 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:47:20.40 ID:2FZepEU0
妹「また性懲りもなく魔翌翌翌力を暴走させたですかッ！！」ﾊﾞｷｰｯ!!!!
掛け声と同時に……賢者の身体が、あらぬ方向へと吹っ飛んで行った。
勇者♀「∑(ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ)ｴｯ!? …………」
ヒュｯ………ドｯカーーーーーン！！
賢者「ゲェ…………」
勇者♀「(((( ；ﾟρﾟ))) う、嘘ぉ……？」
勇者♀（やべぇよ…この娘、武闘家より数倍強ぇ…………）」
494 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:49:23.67 ID:2FZepEU0
妹「あまつさえ、伝説の勇者♀さまに迷惑掛けるとは何事だぁ？ あぁ、ｺﾞﾗｧーーｯ！！」ｺﾞｽｯ.ﾊﾞｷｯ!
賢者「ﾁｮ！ ﾏﾃ…妹!? ｵ…ﾆｲｼﾞｬﾝ…ｶﾞ……ﾊﾞﾄﾞｩｶﾞ…ｯタ ｱ…ﾔﾏﾙ……ｶｯ!………ﾊﾞｯ…………」
妹「謝って済んだら、裁判所は要らないって言っただろうがァーーーーーッ！」ｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗ……
賢者「ゴスゥ……感…ｯ動の…………ｻﾞｲ…ｶ…………ﾞｲﾊﾞ………」
495 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:54:22.06 ID:2FZepEU0
妹「無ぇな、そんなものは……」ﾋｻﾋﾞｻﾆ ｷﾚﾁｬｯﾀﾜ ﾖｩ ｱﾀｼﾊｧ
賢者「ｺﾞﾌｯ…ﾔﾒﾃ…ﾕ……ﾙｼ……………ﾃ……………………………
496 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 22:55:33.06 ID:2FZepEU0
賢者「………………」
勇者♀「あ、あの……もう、その位で許してあげた方が…………」
妹「この馬鹿兄ぃは口で言ったぐらいじゃ、分からないんです！ この位、いい薬ですうｯ！！」
勇者♀「(・ー・）ｱｯｿｳﾅﾝﾀﾞ…。ﾔｯﾊﾟﾘ‥‥ 」
497 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/20(木) 23:08:03.28 ID:kkd3/KQ0
妹www
眠いんで寝ます
>>1
も無理しないで頑張ってくれ！
フルマラソンも頑張ってくれ
498 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 23:08:31.80 ID:2FZepEU0
妹「まぁ、伝説の勇者♀さまをここまで導いて来たことだけは、誉めてあげなくも有りません事よ！」
賢者「はい…大変、光栄で御座います……」ｹﾞﾌｯ…
妹「それで？ どういった経緯でテドンまで来たんですの？」
499 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 23:27:16.02 ID:2FZepEU0
勇者♀「バラモスを倒す為には、６つのオーブが必要なの。それで私達は世界中に散らばったオーブを探しているの」
妹「そうだったんですの…苦労をお察しいたしますわ」
賢者「妹こそ、何でこんな所にいるのさ？」
妹「アタクシだって、好きでこの様な場所にいる訳ではありませんの事よ！」
500 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/20(木) 23:40:29.51 ID:2FZepEU0
>>497
じゃあ、今日はこの辺で……次は26日20:00です。
501 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/21(金) 00:50:01.56 ID:CLy56.so
ちょくちょく、肛門だな
502 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/21(金) 11:57:56.08 ID:9VZG3gQ0
まってるぜぇ
ところでドトールとかスタバで先に席をとってから注文するのっていいの？
503 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/21(金) 13:39:56.55 ID:LmUphic0
私は、店の外の席でたばこを吸ってるだけだと思うよ。
あそこは、喫煙所代わりに皆使ってるからね。
わざわざ、金欠なのに注文する気は無いよ。
504 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/21(金) 22:15:33.65 ID:GUNrvYDO
乙です。多忙の中、更新感謝です。
楽しみに待ってる！
505 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/21(金) 23:01:59.49 ID:Cy4j0lI0
今日１日で、１９０ｋｍ走ってるんだぜが、流石に、死.にそうだわ。
辛くて、暑くて、苦しくて、正直言うと途中で200万のＲＲ投げ出したくなった。
でもよ…………今、自分で作って食べた、『具も何も入ってないラーメン』は
これまでの人生で一番美味い食べ物だと思ったわ。
こういう達成感と…この味を知らない奴って……俺はやっぱり『不幸』だと思う。
506 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/22(土) 00:30:29.81 ID:v94SvyM0
わかるぜ
普段ならなんでもないものが本当にうまく感じるよな
なんでだろうな
507 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 01:45:56.29 ID:lL8ovqo0
【オマケ・ネタ】
賢者のキャラ宛候補ｗｗｗｗｗｗ そのいち
,ヽ､ ノ
. （● ●)|
. | (_人_) |
. ヽ ノ
,=,-| ￣ll~|- ､ 【ミニサイズ・やらない夫】
!::i ..:::｡ ..::i::.. ヽ
i ::!::...｡ ..:::::ヽ::. ヽ
ﾊ::!〉::｡.. .::::〈 ｿ::::〉
/.:::/i:: ,i:. . ..:::/.:::/
>>1
の趣味だろ。常識的に考えて……
,'､_:/ ﾉ:/:|::: _'ﾃ｀ﾝ´
._',,-､! /:/::: i ..::￣i
ノ::/.!.::: | . ...:::l
. ´::::ノ .| :::.i| . .::::::|
508 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 01:47:32.47 ID:lL8ovqo0
そのに 【ヒカルの碁‐とうやあきら】
__,,..､､-‐──---､､､､_
,. ‐''"_,.‐'" ,.-''" _,,.-‐''"／ ヽ｀'ﾝ'ヽ､､、
,. ',.r' ,.r'" ,.-'',.-'",. ,／／/j |,/ﾍ､ﾞ､`ヽ`' -､、
／ ／,／ ,.-'",／,. '" ／ ／ /,/l | ,i'lj li ﾞi ヽ ` ､ヽ、
, ', ' , ' '´_,. -'",.‐'"／ _,‐',. ',／/,/ l |/l| l},!ll | '､ `､､` ､ヽ、
//_,,/-‐ '／／´ _, -'"‐'",／ｲ//,ｲj ﾙ/|//| |ｌ.li '､'､ ﾞ､'､ ､ ､`､
. ｀`ｰ､､__,,.､-ｧ''," / ／／ _, -''" _,.-'",. ／/ 〃/j/''ｼﾘ,ｲ .| |.|li, '､'､ `､ '､ヽ.`､
,.-'´｀`'-'-､､、 __,..-‐''"__,,,.-‐''´, -'',／,/ ,ｲ / / /ｲ | l l |||l. i i i ', '､'､',.ﾄ,
,.- '´ /_,'--''￣""''''''',"-'"_,.- '"_／,／,;ｊ'ﾞ/〃/ ,/' ｊ! ｌ !l |||||l. l ｉ i, ', 'iｌｌ.ll
,.-'´ _,,.-'ｼ",/ , ‐',.‐',.‐ﾆﾞ- ''´ - ''´,／,／/_/７ナｰく､/ /l .!l .lｌ|ｌ|ll l!. ｌ ll .ｉ. |ｌl l!
'´ -'´ ,._',,,,､--‐‐‐ｧ''7'7'''ﾆ=‐''"_,.- '',/ / '７ ､ｰ―ｧぇﾐ''ﾒ,j ,!ｊ ,/l.l |.l ll ｌ ｌｌ ll. |.ll !
_,.-‐''7′ ／／,ｒ'", '{ ,!-'" _,. ｯ'´ /// / /' ヽ !ij'!`｀/_/,_/ ﾉj_|｣,|| .i | !l ｌl|.| l!
,. '´ ,ゝく＿,. ',. '＿,,..- ''"_,.-i／ ,.ｲ ////ﾚl! / ｀`｀'" ´ ,.ｲｧi,ﾘj .ｊ!|.|.l ,/'j,! !
. ーヵ'ﾞ ,, '' ,r//￣／／, ‐'ゝ''"／ｿﾞ.//ｆ'ﾞ´ ／ （ ｉ'ﾘ//_/ｊ｣｣ﾉ' ,ﾉ'
// 〃, ' // ,／／,.r' ／／ﾒ､`'iﾞ /!l'|| ／ ヽ｀i´l{
. '〈 〃/ .//, ' ／／, '/ /, ',i | l`!i'/ || l| '′ - _,. ' ,!l |l
|!7.j ///, ',／ /〃,i' i /j l ! |!l｀'ll .ll /.l.i!}ｌ
`l{ i /j / ,i ,il/1 i!.ll l|.l l ! ｌ!l ll l! 一 - ､_ /,ｲ i!.lｌ
. └i| 7| .||.||! .| lﾄl| |l.| l i.|.|| l! '､ ヽ /ｲ/ ｊ! .l!
! i! |,｣|｣| l l| l| lﾄl｜ || || i! ,ｲ / // l!
´ L|! l|_| L｣_｣| |,〉 '､ ｀'‐､、 ｰ'ｼ// //. ﾉ
｀ j ｀'‐-､、 ,ｨﾝj/‐'/ ´
,.-‐７ /彷ヶｰ''′
| ｀`'､、 /|`‐､
j'"､ ｀`‐､、 _,,.'-''"八
r‐く `､ ｀,>､ ,j`i ,/ トr ､
,. -' ヽ ヽ / '┐ .｢r‐! /ヽ｀‐､-､､、__
_､-‐'" / .| ＼ /､ ` '､ l `'ﾞヽ / ﾞ､ ､- ｀｀``－‐ ､､_
_､-ｰ''" | l､ '､ヽ / ＼ '､ j / ﾞ､ / ヽ'､ ｀`- ､
509 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 02:03:43.38 ID:qUW14U.0
そのさん 【鋼の錬金術師-エドワード･エルリック】
, ゝ-‐,へ￣ ｀`ヽ､.
_ _,／ / ｀ヘ､ ヽ､
/ ￣｀ / ＼ ヽ,
_../=＝=‐-､､_ ,､ ＼
／~/´ ｌ＼ / ﾍ ヽ ヾ､＼ﾐ
// ｌミヾ""´､ メ､ ＼ ＼.│ ＼
/ｌｌ ｜ｌ ﾍ ヽ＼ ＼ ﾍ |
ｉ | ﾄ ｌ ﾍ｀ ＼ .:.:ﾍ
ｌ | .: .:メｌ ヾゝ≦=ﾍ ::. ::...ヽ
ｌ | .: ::::..::|＝≧､､ ヽ _彳/"乂 ﾊ ::::::::::.. ﾄｰ,
ｉ::::ｉ ::::::ｌｉ ん;;ﾝゝ _{ﾐ;;ﾂﾍ :::::::::::ヽｉ
ｉ::::ﾄ.: ::::.::ｉヽｪツ ﾍヽ::::ヾ::ｉ
ｉ::ｌ ﾍ::::::::::ｉ , 人〈::::::＼ｉ｀〉
人 ﾍ::ヽ::＼ ヽ _...::: ﾇ ／/ ﾘ〉｀ーゝ__〉┐
＼ ＼ﾇ::::ヽ_ ≦:::::: " ∠／ ﾉ/ ノﾐミ冫_,彳
/ ＼へﾒ＞ｪ __ ´.:::/ ::/ ／;;;;;;;;;;;;| ﾐ
/| /ﾊ ／ ＼:::::::.:/ ::/ ／;;;;;;;;／ ヽﾐｲ
/｜/ ｉ.:;;;;〈ｦ ｜ / ::/ /;;;;;;;;／ ヽ
/ 〃/ |;;;;;;;;;;ヽ / :/ .: |;;;;／ ﾍ_
ヾ/|/ |;;;;;;;;;;;;;;ゝ_/ .: |;;ｉ ,..__ ＼
/ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ .: :: |li ／ ＼
510 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 02:04:51.52 ID:qUW14U.0
最早、暫定首位独走状態！ 【やれば出来る子代表-やる夫】
＿＿
／ヽ /＼ ｷﾘｯ
／ （ー －）＼
（ (_人_) ）
ﾉ `-' ヽ こうして凛々しい顔をして…
（＿つ 賢者 ＿つ
＿＿
／ノ ヽ＼
／ （● ●）＼ こうだおっ！
（ oﾟ(_人_)ﾟo ） コレが、魔導を司る者の奥義ッ！！
ﾉ/) )) ｌr-ｌ /) )) ﾊﾞﾝ!!
（＿つ ))`賢者＿つ )) ﾊﾞﾝ!!
511 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 02:14:42.05 ID:qUW14U.0
番外 ﾙｰｼｪ/ﾀﾞｰｼｭ（ＡＡ略
最早 やる夫以外考えられない、不思議。
それをやる夫スレ化とか…………絶対ｗｗネ～よｗｗｗｗｗｗ
512 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 02:16:39.01 ID:qUW14U.0
【オマケ・終了ｗｗ】
513 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/22(土) 22:28:29.02 ID:hR5AwvA0
最近SSばっか読んでたからおれもSS書いてみたくなった
514 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 23:07:53.79 ID:98LWvmw0
どうせ、コレ読んでるの仲間内だけのだろｗｗ？
就農フェアに行って多少の可能性を探ってきたが……自分の認識の甘さを痛感したよ。
今、ｻﾗｯﾄ就農案内読本を読んだだけで、２時間は考えさせられた。
（自分がどれだけ甘いか思い知らされた）
でも、確実に収穫はあった。
まず
第１に、積極的に就農相談をすることの大切さ。これは、実際の行動として…農業研修に行ったり、今回の様なフェア会場で確実に資料や情報を得ることの大切さ。
第２に、私の場合は就農先を前橋市近郊（赤城山）に限定し、地域を絞って体験、研修、就農先を探すこと。
第３に、主要作目を路地野菜、通常野菜、ハウス野菜に限定し、葉物野菜を中心に、トマト、イチゴなど、根菜類（ジャガイモ、サツマイモなど土を肥やすもの）、麦や蕎麦（土に掛かる負担が少なく、病害虫に強い）などを作りリスクを減らす複合作物経営を目指したイメージが作れた。
４、現状、公的支援や研修で貰える給料などの知識が全くないこと。
５、実際の行動としては、直接前橋の職安に相談に行く必要が非常に高いこと（最優先事項）。
だなぁ……。
515 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 23:18:48.54 ID:98LWvmw0
取りあえず、来週に前橋までレーサー乗って相談に行ってくる。
前橋の『職安と、自治体と、就農センターと…市役所』。
それと…群馬県庁の相談窓口をたらい回ってくるわｗｗ
軽く、２泊３日の旅。
総･走行距離６００ｋｍぐらい走ることが出来そうだなｗｗｗｗｗｗ
天気をだけしっかりチェックして、万全の体制で行って来るわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
516 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 23:28:44.63 ID:98LWvmw0
後、携帯厨さま。
誠に、ありがとう御座いまスタ。
好青年……ｔｋ、池面じゃねぇかｗｗ
漏れと顔、とっかえろ！ いや、取り替えてくださいｗｗｗｗｗｗ
体調にだけは気をつけて下さいね。
（印象的には、君となら美味い酒が飲めると思ったよ）
517 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/22(土) 23:44:07.07 ID:98LWvmw0
>>513
はげしく期待
518 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/22(土) 23:58:31.15 ID:hR5AwvA0
なんかしらんが農家になりたいの？
構想はあるんだけど文章にできない、どうすればいいかなぁ
519 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 00:32:28.18 ID:9t5LhNA0
>>518
なろうと思ってる。
今年中に前橋に引っ越して、本格的に就農研修先を探す予定です。
来春から、実地研修を受けようと思って動いています。
前橋市を選んだ理由は、地縁があるからです。
部落社会の密さは、知っていますので、地縁がある前橋市近郊以外は考えられません。
6月からは、造園･植物管理の４ヶ月の職業訓練にも応募しています。
520 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/23(日) 07:17:11.40 ID:2eDb3ls0
そうか
頑張ってくれ
521 ：
366
[sage]：2010/05/23(日) 18:05:23.99 ID:2afp1qQ0
>>1
さん乙です。就農ガンガレ！ 地縁が有ると心強いですね。交流にゃ、距離感の把握が肝要です。
気分転換時にゃ、遊周＆からっ風を周って望郷の湯で赤城を眺めりゃスッキリするよ。
522 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 18:43:20.19 ID:BwpSdyM0
>>521
ありがとう。
ｔｋ、地縁や人の縁もなしに、田舎暮らしとか、新規就農とか、農業なんてあり得ないから。
自治体等だけの経由で田舎行っても、地元民に受け入れられる可能性はゼロだよ！
だから、定年退職したオールド層がみんな失敗してるでしょ。
部落社会嘗めすぎｗｗ。所詮、火事と庄屋には勝てませんよ…
自治体や行政支援だけが頼りで、田舎に行ったってうまく行く訳がないだろ？
常識的に考えて…………
まぁ、住むと暮らすじゃ訳が違うって事だな。
まして、農業者の繋がりは凄まじいモノがあるｗｗｗｗｗｗ
でなかったら、これだけ後継者不足で職業難で新規就農希望者が多いのに
状況が全く改善されない訳がないだろｗｗ？
１０人中９人が失敗するのは、田舎に地縁や人脈を持たないからだ。
そして……縁なんてものは、机の上じゃ出来やしないって事だなｗｗｗｗｗｗ
523 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/23(日) 19:09:40.10 ID:2afp1qQ0
制度を上手に利用すれば、食って行く事は出来ます。
人件費を考えたら、笑うしかないです。
兼は、公務員で穀農家が最強かな。
専は、販売ルート確立と作物選びが毎度博打
スレ違、失礼しました。
524 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 19:48:11.04 ID:IsFgAj.0
>>兼は、公務員で穀農家が最強かな
全くその通りで、ワロタｗｗｗｗｗｗ
さて、急遽始めさせて貰います。
妹「偶々、通りかかったこの村に悪い兆しが現れていたから、ちょっと予言をして差し上げたのよ」
勇者♀「予言？」
妹「連日続く雨で農作物が大被害を被るから、それを注意して差し上げたのよ」
525 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 19:49:11.46 ID:IsFgAj.0
妹「次の日から、一週間ぶっ続けで雨が降り続いて……その時は感謝されましたわ」
賢者「どうせ、その後も調子コいて予言をしまくったんだろ？」
妹「ええ。でも、ある日、村の未来を占ってくれと言われて……占った結果は、最悪なものでしたわ」
526 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 19:50:08.06 ID:IsFgAj.0
賢者「で、内容は？」
妹「村が魔族に襲われて滅びる――と言うものでしたの」
賢者「あちゃーぁ……頼まれた相手はどんな奴だったの」
妹「この村の有力者ですわ。進退窮まるとは、まさにコレですの」
勇者♀「それなら、適当な事を言っておけばいいじゃない？」
賢者「それは駄目なんだよ、お姉ちゃん。本物の預言者は、絶対に予言を偽ってはいけないんだ…」
妹「その通りですわ。真の予言者は偽りを現実のものにしてしまう力があるんですの」
527 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 19:54:02.97 ID:IsFgAj.0
勇者♀「いい事じゃない！」
賢者「でも、それは因果律を強引にネジ曲げてしまうものなんだよ。その結果は決して楽しい物じゃないんだ」
妹「馬鹿兄ぃの言う通りですわ……勇者さまは『神託の御子』をご存知かしら？」
勇者♀「知っているわ。精霊ルビスと霊的に交信して、ルビスの言葉を衆生に伝える巫女さんの事でしょ」
賢者「でも、それが必ずしも役に立つとは限らないんだ。御子は神託を卸すだけで、その内容は選べないんだ」
勇者♀「ハァ？ どういう事よ、それって？」
528 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 19:55:07.34 ID:IsFgAj.0
妹「要するに、何が語られるか全くの謎って事ね。それが明日の天気だったり、アリアハンの勇者さまの事だったり」
賢者「例えば、『１０年後の今日の天気は日本晴れ』なんて神託が降りても、何の不思議もないって事さ」
妹「そんなだから、賭け事のネタにもならないし、殆どが意味不明なのですわ」
勇者♀「役に立たない事の方が、圧倒的に多いって事ね」
529 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 19:56:11.30 ID:IsFgAj.0
妹「そうですわ。神託は、確かにルビスの意図するものであると思って間違いありませんけどね」
勇者♀「じゃあ、予言者ってのはどんな存在なの？」
妹「予言者は、『存在力』。存在する力そのもの――存在そのものを見通すんですの。この宇宙の因果律そのものを読むのですわ」
賢者「そう。だから可能性のないものや、存在しないものは見えない。例えそれが未来の出来事であってもね」
530 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 19:57:35.92 ID:IsFgAj.0
賢者「予言者が予言を違えることは決して無いんだ……故に、偽りの予言さえも因果律を引裂いて現実してしまう」
妹「引裂かれた因果律は、当然、元に戻ろうと大きな歪みを生じさせ、恐ろしい力で予言者に帰ってくるんですの」
妹「だから、預言者は嘘を付けないし誤魔化すことも出来ない。たった一つの例外をのぞいて」
勇者♀「例外って？」
賢者「自分以外に新たな預言者が現れた時、一度だけ、その因果を変えることが出来るんだ」
妹「私達の母さまも、預言者だった。 その母さまも、一度だけその力を使いましたのよ……私達の命を護るために」
531 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 19:59:17.66 ID:IsFgAj.0
賢者「命と引き替えにね……僕達は、本当なら５年前に死.んでいる筈だったんだ」
532 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:03:02.46 ID:IsFgAj.0
勇者♀「そんな……じゃあ、この村の未来を垣間見た時、どうしたのよ？」
妹「最初は私も黙秘していましたのよ…その結果がコレですの！全く、何て恩知らずな人たちなのかしら！？」
賢者「因みに預言者は自分自身の事は見通せないんだ。何たって因果をねじ曲げる張本人だからね」
妹「それが出来るのは神だけですわ！」
533 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:04:24.64 ID:IsFgAj.0
勇者♀「じゃあ、アタシの未来の旦那様の事なんてのは……？」ﾎﾞｿｯ…
妹「最悪の結果が出ても構わないんですの？」
勇者♀「………………やっぱり、聞かないでおくわ」ｼﾞｼﾝ ﾅｲﾓﾝ
534 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:06:22.08 ID:IsFgAj.0
妹「でも、それも今日までの話ですわ。私の釈放は明日ですのよ。ここを出たら、直ぐに他の町に移ろうと思っていましたのよ」
賢者「じゃあ、一緒に来てくれるよね。もう一度、一緒に暮らせるんだよね」
妹「勇者♀さまさえ構わなければ」
勇者♀「もちろん、大歓迎よ！決まってるじゃない」
………………
…………
……
…
535 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:07:05.19 ID:IsFgAj.0
そうして、彼らは長い時間話し合った。
コレまでのこと、これからのこと、くだらない冗談や真面目な話……
だが、もうすぐ夜が明けようという頃になると……２人はいつの間にか深い眠りに入り込んでいた。
536 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:07:46.82 ID:IsFgAj.0
＊
537 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:09:42.42 ID:IsFgAj.0
妹「２人とも都合よく眠ってくれて、些か作者の手抜きを疑いたくなりますが…まぁ、それは」
妹「それは、それで良しとしましょう！ なのですわ」
妹「でも、本当は……もっと話したい事があったですのよ……」
妹「ですが、とうとう最後の時間が来てしまったようですの――」
538 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:12:42.36 ID:IsFgAj.0
妹「ご免なさい、お兄ちゃん。私本当は……お兄ちゃんと一緒に旅立つことが出来ないって分かってましたの」
『だって、この村の因果律を変えてしまったのは、私自身なのですもの――』
539 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:15:08.78 ID:IsFgAj.0
約３ヶ月前のことである。
魔族によって滅ぼされた、あるひとつの村があった。
その村の名は……テドン。
ある夜――魔物の群れが村を襲い……一夜にして滅び去った。
……その村は…理由は分かっていなかったが 自分が死んだ事を信じられない村人たちが、
夜になるたびに現れて、最後の夜を繰り返していた。
それは紛れもなく、妹が命と引き替えにして望んだ願いの形――
伝説の勇者♀に、グリーン・オーブを渡したいという最後の願いだった。
540 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:23:30.31 ID:IsFgAj.0
でも、それも今日で終わり――私の願いが満たされた瞬間
541 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:24:36.46 ID:IsFgAj.0
この村の呪いは解除される――――――――――――――
542 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:25:33.76 ID:IsFgAj.0
―――――――この村は明日からは本来の姿へと還ってゆく
543 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:26:30.66 ID:IsFgAj.0
だからコレは…この村の最後の夜――――――――――――
544 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:27:24.40 ID:IsFgAj.0
――――――――――決して、明けることの無かった朝の始まり
545 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:28:38.35 ID:IsFgAj.0
……………………
546 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:29:56.09 ID:IsFgAj.0
妹「さようなら、お兄ちゃん。 運命の勇者さまに ――
妹「運命の勇者さまに ―― グリーン･オーブを渡せた事を」
妹「精霊ルビスに感謝します ―― そして」
547 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/23(日) 20:31:03.46 ID:2eDb3ls0
農家って大変なんだな
おれは実家が田舎だから農家の知り合いとか多いから仕事の大変さはなんとなく分かるけどはじめる大変さは知らなかった
548 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:31:10.72 ID:IsFgAj.0
グリーンオーブのおかげでお兄ちゃんに出会えた事と
この使命を下さった神様に感謝します―――――――
549 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:31:56.98 ID:IsFgAj.0
ありがとう。
550 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:32:32.87 ID:IsFgAj.0
＊
551 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:35:45.85 ID:IsFgAj.0
>>547
仕事は何だって大変だよねぇ。
武闘家「これは…一体、どうなってるんだ…………」
目が覚めたとき、村はただの廃墟と化していた。
昨日あった後景や人々は跡形もなく…全て、消えてなくなっていた。
武闘家（兎に角、勇者♀たちを探さなきゃ！！）
552 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 20:42:36.95 ID:IsFgAj.0
サーセン、ネタが浮かばないので今日はここで切ります。
ノシ
553 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/23(日) 21:10:05.92 ID:IsFgAj.0
何か今日は、幼少時の複線回収で手一杯だった。
まぁ、ここが一番複雑に絡み合ってるから、仕方ない。
（時系列で書き纏めたメモは１50ＫＢ越えてるんだぜｗｗ）
単に、筆が乗ってないのか？ 実力不足なだけか？
よう分からんので、今日はもう寝る。
明日、もう一度、客観視させて下さい。
554 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/23(日) 22:41:17.83 ID:2eDb3ls0
おーう
早い方が嬉しいけどゆっくりでいいんだぜぇ
555 ：
◆wVoxvyek5Q
[sage]：2010/05/24(月) 05:00:26.41 ID:FzZ/5rc0
酉バレしたんで、取り替えます。
以後 ◆NnKH2sPOT2 です。
556 ：
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/24(月) 05:16:14.57 ID:FzZ/5rc0
以後、この酉で宜しくお願いします。
何で酉がバレたかだって？
昨日の映画.暴走特急のせいだよｗｗｗｗｗｗ
皆も……おっぱいには気を付けろよッ！
557 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/24(月) 12:45:35.85 ID:27ncmOc0
酉バレってなに？
558 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/24(月) 12:48:45.97 ID:UDJMWCYo
聞く前にググれよカスお前の目の前にある箱は何のためにあるんだよ
あほかハゲろ
559 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/24(月) 13:10:07.42 ID:27ncmOc0
そうだね悪かった
でもなんでそんなケンカ腰なの？
560 ：
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/24(月) 13:47:20.52 ID:a4ykOdc0
酉って、名前のところに付けるトリップの事ね。
あれを#おっぱいにしてたカラ、昨日の映画のワンシーンからバレバレになったんよｗｗ
あと、コレ仲間内以外でも見てる奴がいる事が分かって、ちょっと嬉しいです////。
561 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/24(月) 16:58:16.06 ID:76SMs6AO
>>元#おっぱい
ROM専だったけど見させてもらってるぞﾉｼ
禿しく支援だ
562 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/24(月) 19:10:23.22 ID:a4ykOdc0
サンクス。
今日明日は投下できない、サーセン。
体力が限界超えてるわｗｗｗｗｗｗ
26日の夜から、始めようと思う。
賢者が暴走して、勇者♀をオシ○オスかも試練から、いい時間になるように投下する。
563 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/24(月) 20:27:51.22 ID:DkL5l.60
>>1
さん、乙です。
無理スンナ 万全でこそ良く練れます。詰まった時にゃヌイて気分をリセットです。
ttp://apr.2chan.net/jun/b/src/1274629142079.jpg
564 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/24(月) 21:29:43.60 ID:a4ykOdc0
>563
ありがとー。
因みに、shuffleの緑の萌え絵とｂｌｏｏｄ＋の小夜のエロ絵があったら、貼っていけ!!
イヤ……是非、張って下さいマシ。
565 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/25(火) 18:41:46.24 ID:zrrSXXc0
そろそろ就農に向けて、実際に動き出しました。
今のところ、県農政部と前橋市の職安に問合わせした所で、今週末に職安と農政部の担当者と面談してきます。
担当者さま、有り難う御座いました＆これから宜しく御願い致します。
（やっぱり近所に土地があると、余計な事言う必要ない分話がスムーズだわｗｗ）
取り敢えず、明日から本気出す。
ああ、後。只今ｗｗ今家に帰ってきた。
今回の走行距離……なんと８７３ｋｍ。
今までの最長距離更新してたわｗｗバロスｗｗｗｗｗｗｗｗ
566 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/26(水) 05:17:04.42 ID:8Nhf1SI0
え～、今日の夜から投下する予定だったんだけどさ……
止めた！ 今日は日が悪いわ！！
昨日から何度も何度も書き直してるけれど……『ぴたっと』が来ねぇんだよ！
もう、２０回くらい書き直してるけど、キャラと設定とエピソードとシャーペンの芯と自分のテンションが全く噛み合わねぇ！！
その一瞬が来ればスラスラ筆が走るんだけど……
来ねぇーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！！
ゼロの領域……聖域（ゾーン）……究極の集中力
あの感覚が全く降りて来る気配が無ぇーーーーーーーーーーーーーーーッ！！
って事で、今日は中止ぃ～。明日から本気出す。。ｻｰｾﾝ……ors
567 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/26(水) 17:44:46.79 ID:Qo..7bA0
スレを思いっきり私物化してる作者って…私だけだろwww
ＳＳスレ的に考えて……サーセン
今日は、池袋の職安に行って職業訓練の願書出してきた。
むろん田舎暮らしに役立つも（造園・植物管理）のものです。
568 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 14:43:54.29 ID:7HITTXo0
さ…ボチボチ始めようかｗｗｗｗ
例によって、書為は一切無いからスローペースになると思う。
＊
【テドン】【牢屋】
武闘家「２人とも、こんな所で何をやってたんだ？」
勇者♀「いいえ…わからない……わからないの…………」
勇者♀「朝目が覚めた時には、こうなってたのよ。何もかも無くなって、まるで何もなかったようになってて！！」
武闘家「じゃあ、何で泣いてるんだ……何だよ…その少女の死体は！？」
勇者♀「わからない……わかりたくもないッ！！」
569 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 15:05:30.34 ID:7HITTXo0
武闘家「こんな馬鹿な、馬鹿な事がある訳が……あっていい訳が無いじゃないかッ！ だって、昨日までこの町は生きていたんだ」
賢者「………………
武闘家「男も、女も、老人も子供も……ペットたちでさえ、生きていたじゃないか？ 笑っていたじゃないか！？」
勇者♀「わからない……」
武闘家「分からないのはアタシの方だ。どうしてこんな事が起きたっ！ 何を泣いてるって言うんだッ、ええ！ 言って見ろよッ！！」
勇者♀「ダカラッ！ 分らないって言ってるじゃないのッ！！！！」
賢者「やめてよッお姉ちゃんッ！ お姉ちゃん達が喧嘩をした所で、何も変わらない」
賢者「もう、この町は元には戻らないんだ……」
570 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 15:22:17.92 ID:7HITTXo0
勇、武「そんな………どうして…………」
賢者「…………」
武闘家「ひとつだけ聞いてもいいか、賢者？」
賢者「……うん、いいよ」
武闘家「その子は…その女の子はもしかして……」
賢者「うん。僕の妹だよ――――」
571 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 15:34:00.49 ID:7HITTXo0
勇者♀「嘘…………そんなの、嘘ッ！ アタシは信じない、信じられるわけ無いじゃないッ！」
勇者♀「朝になれば自由になるんだって、そうしたら一緒にいられる…また旅に出るんだって言ってたじゃない？」
572 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 15:54:23.89 ID:7HITTXo0
～ 回想 ～
／ ／, " ヾ-ｔ- 、
./ /／ , ＼
/ ｨ/ ! ヽ
/ / ! /! ./ i ヽ
/ ! ! / "|ヽ,./| ! Y
! | ! ! ﾚ、 ! ∧ ! / .! i !
! | λ ゝ ! ゛＝-' ! /|-.ｘ / | !
! |∧ﾍ |ゝ .! " , !/ !/ / ヽ ! でも、それも 『今日』 までの話ですわ
.!ヽ ヾ,ゝ ! ＼ , ' `ー,/ / ∧ !
! ! 、 ! ヽヽ| !゛'' , ! ／ ,i / |!
! ヽ|ﾍ /|,. Y 、 ゛''" ﾝｯ ,γ' | / /
,r _ 'ﾚ/ 丶、 , , ',〆y / /
y' ''＜、 /゛'' 〆 /
,＿ ''"= ミ 、 ヽ、 |'x'" ／
/゛ . . . .゛. .ト 、 ﾐ 、 ヽ./ , '"
!!. . . . . . . . . . . ヾ 、ヽ ./ y' ゝ、
! .!. . . . . . . . . . . . ヽ ゛ﾝ /'" ｨ".'ト.、
.! ﾍ . . . . . . . . . . . . ﾝ y '" ﾉ. . . . ヽ
573 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 15:55:15.09 ID:7HITTXo0
／ ／ / ／ ＼:::＼ ヽ
〃 / ′/ ' ヽ 、 ヽ::::ヽ ',
.／,′ , l | / | ヽ ヽ |::::l |
| / | l | ' | | | |::::l |
| !l l | .∧ { l| /| j | |::::l |
| !l ﾍ ! {≧xﾊ /ハ/ l /| ! /:::/ '
. ﾍ |ﾍ |ヽ V' 了心. /_l／‐ 丁,' | ' ヽ' / 私の釈放は 『明日』 ですのよ
. ヽ!ハ .| ,＼{ { {:::::ト、 / ' | / | ﾄ | く
. ＼ / / l 弋り ｀ z≠气 .j/ ∧ | }/ |ヽ
. V{ ﾊ ⊂⊃ , ⊂／ _.ィ ,'ｰ}/ /
. |' ゝ、 、_ ＿ ￣ _l / /ﾄ､ /
ヽ /＞ _ . イ ﾉ／＼/
ヽ/ ＼/＞- ―t ≦―― /￣￣ヽ
／/ ∧ / | /| ＼
{ ' .イ Y | } | | ヽ
574 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 15:56:25.74 ID:7HITTXo0
､ ﾄ､ ＿＿
__＞f､ヽ､_,∠＜_´￣
ィ´ _ -── - .._ ｀ ＝ ､
. , ´ ／_ - 二二≧_::::丶､ ヽ` ､__,
_ノ _ -─' ──- __｀ヽ､:ヽ ､＼` く＿,
`ー=ニ二 ィ´ ／/ ､ ＿ ￣￣三≧＼ヽ､｀ヽ､＿_,
／/ , イ / ﾊ 丶､ ￣ ―- _＞､ヽ､ ､ヽ ＼
. , // , ,' ､ ＼､ ヽ､ ヽ、 ､ ﾄ--＼_ ､＼─ヽ
l l l { l ヽ ド､ ＼-＼､_ヽ小､ ＝-ィ
V l l! l l -─＼ヽ ｀ ー-ｚム､ヽ＼j ヽ､＼--'＝-
ﾍ ､ﾄ､ヽヽ ＿ヾ､_ ＞fラ≠:X､＼ ＼ ヽ─
ヽ|!＼､ﾄXヱ￣ヽ 戈__ｼ ' V＼ヽヽヽ、ヽ、
l ､ヽ＼弋__シ′ xxX /_ノVﾄ､ ｌ｀ヽミ、
l ､ ヽ丶＼_Xxx ､ , ' 、ヽlﾘヽ!
ヽ|＼ヽ＼ｒ＝- ー ' ／ヽ､ |｀ヽ!
` ヽﾄ､ヽ＞‐ ___ -ｲヽ￣｀ ｀ _ - ￣ _z三≧＝- _
, - ､／／^ ヽ ｌ`ー─― ´ , ＝'´´ ｀ヽ
／ 〈 《 ｢ﾉ 7 ＿__... = ィ - ､
/ 丶ヽ. ヽ_ィ＝//ィ≠‐ﾊ¨´ ｀ヽ.
／ ＼､三三ヽ､//_ノ／/ ノ l
｛ ゝr- 厶>＾コ＜＜イ l ここを出たら…………
'. ヽ ﾍ＼ヽ┴ 'j_ z── ……'- ､_
ヽ / j、ヽ}｀¨¨´ ＼-‐ ´￣!￣｀ヽ
L _∠_ / . :ハ ＼ j
｀Y´ ￣｢´: : . . : :′ﾑ＿_ _ -ソ′
L --─ ┤二 ─ ´ ヽ､ T - .._, ＜ ／
'. l 7￣ -マ ｀´
l l _ - ､ ､ l r‐'ﾉ
∧ ヽ､＿＿_ ヽ j ‐ ´ ^￢
ﾉ .ﾊ ￣￣￣ }
ﾊ ､ 乂＿＿＿＿＿＿＿___ j′ すぐに他の町に移ろうと思っていましたの
, ヽ ､ ｀ヽヽ ∧｀丶､ r′
, ヽ＼ ､ ､ '. |´
/ '. 丶、 ヽ｀ヽ! ト 、
′ '. ｀丶、 l l ヽ、
, ' ヽ、 l l ＼
, ' ＼ l '、 ､
/ ヽ l ｀､ ヽ
′ ＼ ヽ ヽ ヽ ｀､
, ヽ ヽ '. '､_ ヽ── … - ._
,′ ヽ ` ｰヽ,v-r- ニ⊃ ＼ ｀丶、
. ′ ＼ 弋､_>-'´ ヽ _ - ´ 丶、
, ヽ、 _ - ´ ＼
575 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 15:57:24.96 ID:7HITTXo0
～ 回想終わり ～
576 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 16:12:17.32 ID:7HITTXo0
勇者♀「あんなに嬉しそうに日が明けるのを待ち望んでいたじゃない……」
勇者♀「また、賢者と一緒に暮らせるんだって、喜んでたじゃない…………」
武闘家「……勇者」
勇者♀「それなのに…どうしてよ………………ッ」
577 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 16:19:37.72 ID:7HITTXo0
勇者♀「こんなの認められる訳、無いじゃないのッ！」
武闘家「」ｷﾞﾘｯ!!
バシーーーーーッ！
勇者♀「ッい」!?
武闘家「好い加減にしないかッ！！ アンタがしっかりしなくて、どうするつもりだいっ！」
578 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 16:25:28.89 ID:7HITTXo0
武闘家「アンタは勇者……アタシ達のリーダーだろ！？ そのアンタがふらついてたら、私達はどうすればいい!?」
勇者♀「あ…っ…………」
武闘家「今。一番辛いのは……賢者の筈じゃないのか？」
579 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 16:35:13.40 ID:7HITTXo0
勇者♀「ごめん…なさい…………賢者」
賢者「……いいんだ。僕だって、まだ、信じられないんだ。もしかしたら、もう二度と会えないんじゃないか？って思ったこともある」
賢者「でも…こうして。もう一度巡り会えて、話が出来て、妹の最後の姿を看取れただけで……お姉ちゃんには、感謝しているんだよ」ﾆｺｯ♪
580 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 16:43:28.00 ID:7HITTXo0
勇者♀「ッ……」
武闘家（賢者………）
武闘家「じゃあ…このままの姿じゃ、可哀想だよね？ だから、せめて綺麗な服を着せてお墓に埋めてやろう」
賢者「うん…………そうだね。ありがとう、武闘家のお姉ちゃん」
勇者♀「アタシにも手伝わさせて、賢者…」
賢者「うん、僕からもお願いするよ。お姉ちゃん」
581 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 16:51:24.89 ID:7HITTXo0
武闘家は、少女の亡骸を綺麗にしようと、そっと、抱き抱えあげた時だった……
少女の胸元から何かの紙切れが壁際に零れ落ちた。
武闘家「これは……手紙？ 賢者っ、これ……ｯ見て！」
582 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 16:56:32.13 ID:7HITTXo0
そこには、まだ拙い文字で懸命に想いのたけが書き込まれていた。
そして、その手紙の最後にはこう書き記されていた……。
………………
…………
……
…
～ せめて、グリーン・オーブを伝説の勇者に渡したかった ～
～ 許してくれとは言いません。 憎んで…そして、忘れてください ～
と。
583 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 16:58:39.71 ID:7HITTXo0
＊
『グリーン・オーブ』 『亡き妹の手紙』を手に入れた。
＊
584 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 17:02:16.13 ID:7HITTXo0
武闘家 Lv.３１
勇者♀ Lv.２５
賢者 Lv.２４
所持金： ３，８９３Gold（銀行：２０万Ｇold）
コメント：なし
585 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 17:06:41.48 ID:7HITTXo0
＊
586 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 17:37:05.52 ID:7HITTXo0
状況は……最悪だった。
あの後、
賢者は妹の手紙を握り締めたまま、ずっと泣き続け……その間に妹の亡骸をは墓地らしき所に埋葬してやった。
そして、多田羅を踏む賢者を武闘家がどうにか窘めて、漸くキメラの翼で船に戻ることが出来たのは、もう朝方だった。
あれから、４日４晩。
賢者は、荒みきっていた………………。
587 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 17:47:10.81 ID:7HITTXo0
食事はおろか、水も口に付けない。
個室に閉じこもりいくら声をかけても返事もない。
無理に問い詰めても、電撃（ギラ）が飛んでくるだけ…
その上、禄に睡眠さえとっていない様子だった。
588 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 17:49:23.42 ID:7HITTXo0
＊
589 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 17:54:01.15 ID:7HITTXo0
っと言う所で、ここから先は『いい時間』に投下することにしようｗｗｗｗ。
２３：００位から再会しますので、ゆく～利待ってて下さい。
590 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 18:06:06.30 ID:7HITTXo0
うむ。
ちょっと改行が多いけど、今日は筆が走ってるな。
昨日までのスランプは何だったんだ？ 一体ｗｗｗｗｗｗ？
591 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/27(木) 18:37:16.67 ID:04.wU0.o
乙おつ
592 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/27(木) 23:31:54.48 ID:hCUJqY.0
始めます。
勇者♀「賢者。話を聞いて……」
賢者「…………」
勇者♀「もう何日も、何も食べてない……碌に寝てすらいないっ」
賢者「（……うるさい）」ﾎﾞｿｯ
勇者♀「お願いだから、せめてこの水だけでも飲んで……」
賢者「五月蠅いって…言ってるだろｯ！」ｶｯ!!!!
593 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:01:14.53 ID:wMx8FPg0
目を瞬かせるほんの一瞬の内に、水の入ったグラスがお盆ごとはじけ散った。
勇者♀「キャァーーｯ」
賢者「放って置いて……もう、僕のことはほっといてよｯ！」」
勇者♀「賢…者……」
そこに佇む賢者の全身は、魔導の光の柱が陽炎のように達のぼっていた。
賢者「でないと…今の僕は何をするか解らない……お姉ちゃん程の強さだと、手加減もできないよ…………」
594 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:28:19.24 ID:wMx8FPg0
勇者♀「でも、このままじゃ体の方が先に駄目に……」
賢者「分かったの？ 分からないの？ どっち！？」
賢者「出て行ってよ…………今は誰の顔も見たくない……何も聞きたくないんだ」
勇者♀「賢者……」
595 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:28:52.83 ID:wMx8FPg0
＊
596 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:29:42.68 ID:wMx8FPg0
武闘家「それで…どんな様子なんだ？」
勇者♀「何も……」
武闘家「そう…食事は？」
勇者♀「ううん…水の一滴すら口にした後がなかった」
武闘家「まずいね…そりゃ。 兎に角、今はあの子から目を離しちゃ駄目だよ」
勇者♀「うん、分かってる。けどこのままじゃ体より先に、精神の方が壊れてしまうわ」
武闘家「アタシにはどうする事も出来ない。今、賢者の側に近づけるのはアンタだけだ」
597 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:31:12.11 ID:wMx8FPg0
武闘家「私や他の奴が下手に近付いたら、音もない炎の固まりに吹き飛ばされる」
勇者♀「そうね…２人掛かりでで突っ込んだら、見事に教会で目が覚めたものね……orz」
武闘家「見てくれよ、この髪ｯ！ 自慢じゃないが東方一美しいと言われてたのに……とんだ有様だよっ」
勇者♀「とんだ災難だったわよね」
598 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:32:16.11 ID:wMx8FPg0
武闘家「ああ…なあ、勇者……」
勇者♀「何？」
武闘家「勇者は賢者の事を、怖いって思って事があるか？」
勇者♀「……無いわ。 今だってそうね……そうは思わない」
武闘家「だからなんだろうね。あの子が勇者の言葉にだけは反応するのは」
599 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:37:54.25 ID:wMx8FPg0
勇者♀「武闘家は、賢者の事が信じられないの……」
武闘家「アタシは……アタシは、生まれついての『強者』じゃない」
武闘家「アタシには賢者の様な膨大な魔翌力もなければ、勇者の様な王者の資質もない……」
勇者♀「そんなこと関係ないわ！」
武闘家「でもね………正直に言って、私はやっぱりあの子が怖いよ」
勇者♀「……ｯ」
600 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:41:01.01 ID:wMx8FPg0
武闘家「アタシが何人、束になって掛かった所で、あの子の足元にすら及ばない……」
勇者♀「そんな……そんな話は聞きたくないっ！ どうして今更そんな話をするの！？」
武闘家「聞くんだｯ！！」
武闘家「でも、アンタはそうは思わないって言ったろ。それってやっぱり、２人が似ているからなんじゃないか？」
601 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:41:41.19 ID:wMx8FPg0
武闘家「アンタ達はどちらも、大きな力の元に生まれてきた。そうだね？」
勇者♀「ええ、その通りよ」
武闘家「なら、勇者♀の言葉なら、今の賢者に届く筈なんじゃないか？」
勇者♀「勇者♀の私……」
武闘家「ああ。 今あの子の心を開くことが出来るとしたら、それはアンタしか居ないんだと思う」
武闘家「他の誰にも出来やしない。きっとアンタにしか出来ないことなんじゃないか、勇者？」
602 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:42:30.99 ID:wMx8FPg0
勇者♀「アタシにしか出来ない事……」
武闘家「だから、賢者を頼む。 アンタなら、あの子を救い出せる気がするんだ」
勇者♀「………わかった」
603 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:43:08.34 ID:wMx8FPg0
＊
604 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 00:52:02.28 ID:wMx8FPg0
さぁて、そろそろいい時間だよなぁ？
605 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/28(金) 01:08:17.59 ID:wAU4qMDO
乙かれ／´∀｀＼
606 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:11:21.23 ID:wMx8FPg0
勇者♀（彼女の…武闘家の言う通りだ。今、賢者を闇の底から救い出す事が出来るのは自分だけだ）
勇者♀（それが同時に、もう一つの事を物語っているとしたら……そこにしか、道は残されていないだろう）
勇者♀「入るわよ、賢者――」
勇者♀「……」
賢者「………」
607 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:20:37.99 ID:wMx8FPg0
勇者♀「あなたは何をそんなに怖がっているの？」
思いもかけない言葉に、賢者は瞬きするのも忘れた。
そして、強い眼差しで勇者♀を睨み返す。
逃げることを許さない瞳…こたえる事を強いる瞳だ……。
608 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:24:42.44 ID:wMx8FPg0
―――覚悟が必要だ。
おそらく勇者♀がそうであったように
―――賢者もまた、自分を『女』として意識しなかったことはただの一度も無いのだろう。
609 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:28:09.45 ID:wMx8FPg0
何故なら、自分たちはあまりにも似過ぎている―――
610 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:38:46.87 ID:wMx8FPg0
＊
611 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:41:14.96 ID:wMx8FPg0
勇者♀「…………ｯ……!!」
服をはぎ取った勇者の体が、月明かりに照らし出されている。
勇者♀「やめなさい！」
最早、安寧への戻り道は絶たれようとしている。
賢者「嫌だ」
612 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:46:15.20 ID:wMx8FPg0
おっと、忘れてた。
,:'⌒ヽ
入___人
／ ｌ l ＼
r､r ､／ ,ｌ ! ＼ ,.-,-､
(＼＼＼/'´l !´ヽ／／／)
(＼｀ ,ｌ ! ´／)
＼ ｌr‐┐r ‐ ､ｌ ／
｀┬‐'´ ﾞl | 〉 ﾟ 〈 ｀'‐┬´
. ＼. |__|（__ﾟ__） ／
＼⊂ﾆﾆ⊃／
＼ ／
｀´
18歳未満禁止
お子様は今すぐこのスレを閉じて、とっとと寝ろ。
＆ 今日は明け方まで一気に行くぜ！
613 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:48:10.95 ID:wMx8FPg0
賢者は、むさぼるような口付けをした。その舌はかわいていて、ざらざらと引っかかった。
勇者♀「んっ、はぅ…………」
口の中で、勇者の声がうごめく。ここでようやく、賢者が唇を離した。
勇者♀「駄、目ってっ…言ってる…のに…………」
驚愕の声はこもっていたし、水音も混じっていた。けれど、賢者の声ははっきりと聞こえた。
賢者「いやだ……」
即答だ。
もう一度だけ、賢者は声もはばからず、大きな声を出す。
賢者「いやだ」
614 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:52:24.51 ID:wMx8FPg0
勇者が呪文のように繰返す。
勇者♀「なぜ……どうして………」
賢者「好きだ」
震えた声でいう賢者の目はにわかに血走っていたが…その目には確かに強い意志があった 。
勇者♀「ダメよ。これ以上は、引きかえせなくなってしまう」
海風がざわめき、月明かりが勇者の裸体を幻想的に映す。
賢者「お姉ちゃんが……好きなんだ」
615 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:58:42.10 ID:wMx8FPg0
その焦燥……あきらめた声で勇者は囁く。
勇者♀「賢者は今を壊してしまうの？ 今に不満があるの？」
しかし、賢者は完全に決意を固めていた。
勇者♀「お願い。とどまって…ｯ」
再び、賢者が勇者の唇を塞ぐ。 その顔をそらし哀願する。
だが、いまさら賢者が聞き入れるはずもなく――― 勇者♀に残されたのは、賢者を説得することだけだ。
616 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 01:59:42.24 ID:wMx8FPg0
サーセン。ちょっと休憩します。
617 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 02:28:45.63 ID:wMx8FPg0
「私は、あなたたちと暮らす今が、本当に幸せなの」
賢者が、勇者の胸の先を口に含んだ。
勇者♀「んっ…、んんっ！！」
ゆるしを請うように、やめて、と連呼する
だが、あえぎ声がまじる。今の幸福を手放すまいとするその姿は、哀れにすら思わせた。
涙ながらにうったえる勇者を見ても、賢者は責めの手を休めない。
ぬれた舌が勇者の乳首を濡らす。その唇は胸から少しでも離れれば、熱い息があぶれる。
618 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 02:31:32.39 ID:wMx8FPg0
駄目だ、ネタ切れ。筆が走らんので、明日の深夜にする。
お休み。ノシ
619 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/28(金) 08:50:17.62 ID:0.r/qkQ0
追いついた
あれ？裸になってたのに
620 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 23:09:37.79 ID:dyutGck0
さっき３Ｄ映画の『タイタンの闘い』見てきたが……最近の技術の進歩には驚いたわ。
次世代の子供達にとっては、あれがオールドスタンダードに成ってくんだろうな………
なんか末恐ろしいわｗｗｗｗｗｗ
まぁ、技術は最先端でも、ストーリーは古臭いモノだったのがせめてもの救いだな。
（自分が既に、オールドエコノミーだって事を痛感させられたわｗｗｗｗ）
映画自体は、最初から最後まで王道をひた走るストーリーだったので、単純に面白かった。
何よりも、３Ｄ映像が凄かったわｗｗ
まだまだ、未完成な技術だけど……以前の立体映像とは比べたら雲泥の差だった。
これからの３Ｄ立体映像技術には期待大だよ
さ……そろそろ始めても宜しい時間かな？
621 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 23:16:53.83 ID:dyutGck0
勇者♀「あっ……ん……」
勇者は観念したのか、ただ嬌声を上げるだけになっていた。
賢者が乳首を吸い上げるたび、体が震え、まぎれもなく性感を覚えてしまっていた。
それも、子どもを相手に勇者である自分が―――覚える背徳感は賢者より強い。
その背徳でさえ、せめぎ合って快楽をもたらしていた。そして興奮もきわまっていった。
勇者♀「や…ｯ！」
勇者の喘ぎ声がひときわ大きくなる。賢者が勇者の秘所へ手をやったからだ。
賢者「静かに、武闘家が起きる…………」
622 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 23:42:12.50 ID:dyutGck0
勇者は慌てて両手で口を塞いだ。助けを呼ぶつもりはない――覚悟はしていたのだから……。
賢者も、最初からどこか冷静だった。 気の迷いでやった、と言い訳する気持ちはない。
勇者「んっ、んぅっ」
勇者が自分の口を塞いでも、大した意味はなさなかった。
賢者が、勇者の秘所をじらすように指先でいじる。今のうちにと、勇者が息をととのえる。
その矢先 賢者の指が敏感な部分をを揉みこんだ。
勇者♀「あはぁっ……あんっ」
623 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 23:44:45.01 ID:dyutGck0
その三本の指が、勇者の陰核を 弾く。
勇者♀「や、やめ……てぇっ……」
勇者♀「ひぁっ……ぃ…ゃぁ………」
押し潰したり。 しごいたりして……勇者は、１２才の少年に翻弄されていた。
勇者♀「あっ、あああッ！」
624 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 23:52:56.42 ID:dyutGck0
押し潰したり。 しごいたりして……勇者は、１２才の少年に翻弄されていた。
勇者♀「あっ、あああッ！」
賢者の責めを受けた勇者の陰核は真っ赤になっている。
625 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/28(金) 23:53:39.97 ID:dyutGck0
口の端にはよだれを伝わせて、目の焦点もぼやけがちだった。
媚びる様な目付きで、達する寸前であることは明白だ。
そんな勇者を賢者は後ろから抱え込んだ。
ほうけた目で背中を見ようとした、次の瞬間。
すっかり腫れ上がった陰核を、賢者の指が激しくしごいた……。
勇者♀「ひッ、ひああああぁｯｯ！」
626 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 00:03:06.55 ID:DhGniCE0
勇者は体を痙攣させてよがり狂う。
勇者♀「ダメっ、ダメぇぇぇ！」
そして、快楽の一線を越えた―――。
勇者♀「ふわっ…あ。 ああぁぁぁぁ……」
627 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 00:08:35.24 ID:DhGniCE0
しかし、絶頂を迎えたにもかかわらず、賢者は責めを続行した。
「 っ、ぁねがいぃ！ やめっ…てぇぇぇ！」
やめる？
１ やめない
２ やめてあげる
３ もっとやれｗｗ
４ それ以外（ ）
安価
>>628
628 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 00:10:38.55 ID:DhGniCE0
うん、いい時間だなっｗｗｗｗｗｗ
安価なら ↓
629 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/29(土) 02:21:00.13 ID:SqjY8yI0
無論、３だべ
630 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/29(土) 06:20:02.45 ID:rM/gheQ0
くそっ乗り遅れた
俺だったら4の調教するを選んだのにッ
631 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 06:39:34.92 ID:h3MdyIo0
>>629
ですよね～ｗｗｗｗｗｗ
>>630
惜しかったな……兄弟ｯ！！
ﾋﾟｯ!
→３ もっとやれｗｗ
632 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 06:40:27.29 ID:h3MdyIo0
勇者は快楽のるつぼから逃れようともがくが、賢者がしっかりと支えている。
送りこまれる快楽をただ受け入れるしかない。
賢者の指は相変わらず勇者の陰核をいじめている。
さらに、勇者の秘所へ、もう片方の手が伸びる。
勇者♀「うぁんっ！」
勇者の秘所に、二本の指がさし込まれ、差し込まれた指が膣をぐりぐりとまさぐる。
そして、陰核の裏側あたりを軽くさする……。
勇者♀「や、そこはっ、やめてぇ」
やめてと言われて、やめる訳がない。勇者への責め苦はいっそう厳しくなる。
その指が、陰核と膣にある弱点を強くこする。
勇者♀「ひあぁぁぁぁぁ、で……でるぅっ」
633 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:01:00.03 ID:h3MdyIo0
うわずった声が響く。
声を我慢しようとずっと前から試みていた勇者だが、無駄だった。
快楽をさいなむ指の動きが一気に速まる。
勇者♀「あ、あ、でるっ……！ ダメ、いやあぁぁぁぁ！」
勇者の秘所から、勢いよく液体が飛び散る。
勇者の体が痙攣を何度かくりかえす。その荒い息づかいが際立った。そこへ、布のすれる音。
賢者はいよいよズボンを脱ぎ始めた……。
賢者は放心状態の勇者の頭を掴んでいきりたつ男根を口にねじこんだ。
勇者♀「くうんっ」
634 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:02:09.00 ID:h3MdyIo0
突然のことに勇者は驚き、目を見開いた。
賢者「んんんっ！」
だが、そんなことには目もくれず賢者は腰を振っている。
さっきまで勇者を鳴かせていた賢者は、興奮状態にあった。
そのせいか――早くも、達してしまった。
勇者の口に男根を入れたまま、しばらく余韻にひたっていたが……
勇者がくぐもった声で、早く抜くように頼んだ。口の中にまだ、精液も残っていた。
そこで、次に賢者が放った言葉は、勇者を困らせた。
賢者「飲んでよ、お姉ちゃん」
635 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:03:22.37 ID:h3MdyIo0
勇者は苦しい表情を浮かべながら、喉を鳴らした。それを確認してから、賢者は男根を勇者の口から引き抜く。
途端に、勇者がむせかえる。飲みきれていなかった精液が唇を汚したが、その勇者の姿はたまらなく愛おしくい。
そして、欲求を満たすべく、真紅を正面から強く抱きすくめる。
勇者♀「っ、痛いわ」
複雑な顔をする。
尻に、ものが当たっていた……。
賢者は、いまだにたかぶりを抑えきれずにいたのだ。
賢者は、勇者を床に押し倒し股を開かせる。
636 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:09:49.52 ID:h3MdyIo0
抵抗は…………少ない。
膣がぱっくりと開き、鮮やかな桃色を見せる。
勇者は羞恥に顔を赤らめ、悲痛な面持ちで懇願する
勇者♀「賢者、お願い、それだけは許して……」
賢者「今更……やめる訳ないだろ」
勇者の言葉に耳をかたむけることなく、賢者は男根を勇者にあてがった。
勇者「勇者にとって、純潔は守り抜かないといけないものなの……」
637 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:12:04.67 ID:h3MdyIo0
勇者の悲痛な面持ちに―――震えがぶり返す。
うつむき、自分の体を押さえつけようとしている賢者。今や、罪悪感は邪魔物でしかなかった。
賢者「しるもんか。もう決めたんだ」
賢者はその脚を開き、自分を鼓舞させた。
そして、彼女をを抱え上げ、自分の腫れ上がったものをゆっくりと膣の中へ落としてゆく。
638 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:30:21.60 ID:h3MdyIo0
勇者♀「あぁ」
勇者は顔を悲哀にゆがませ、天を仰いだ。頬には涙の通り道が出来ている。
純潔はいともあっけなく破られた。１７年という月日のなか、堅く守り続けたものだった。
勇者の最奥部に亀頭がたどり着いたのを確認して、賢者は腰を引いた。
賢者の男根のかえし部分が、勇者の中をひっかいた。
勇者♀「ふっあぁぁぁぁぁっ！」
勇者が思わず背中を反らす。彼女の膣は、もう快楽に貪欲だった。
賢者の指がその陰核をつまみ、ひねりつぶす。
勇者♀「くぅっ」
優しく陰核をひねくりながら、賢者は、勇者の秘所の浅いところで、ものを小刻みに出し入れした。
呼吸混じりの断続的な声をもらす。勇者の膣からせきを切ったように愛液があふれ出す。
639 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:31:10.39 ID:h3MdyIo0
突如、うってかわって、賢者自身が力強い動きになり、膣の奥部を突き上げる。
勇者♀「いぁ、あぁっ！ もっ、いくぅっ！」
賢者の身体の下で、勇者はあられもないよがり声を上げる。
勇者の中が縮まって、賢者のものをしぼる。
賢者「お姉ちゃん……ぼく、もうっ」
もう我慢の限界だった。一心不乱に腰を振るだけになった。
勇者♀「駄、ダメっ！ 中は…妊娠しちゃう。 赤ちゃん出来ちゃうよ」
だが、勇者も快楽に抗えなくなっていた。
賢者「勇者ぁ、っ！」
640 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:31:44.72 ID:h3MdyIo0
賢者が今までにない速さで腰を動かした。
「ひっ！ あぁぁぁぁぁ！」
勇者♀「ダメっえぇえぇぇぇっ…出来ちゃう！」
勇者が快楽の極みに達して、腹部が大きく痙攣する。膣がうごめき、賢者の精液をしぼりとる。
勇者♀「ひんっ！！！」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ
勇者♀「ひあぁーーーーーっ！！」
641 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:32:33.92 ID:h3MdyIo0
絶頂は長かった。より早く達していたこともあって、賢者のものはひどく過敏になっていた。
そこへこの仕打ち。賢者はあせって、ものを抜こうとするが……途方もない責めが続いた。
その味わったことのない刺激に、賢者は腰が砕けそうだった。
だが、勇者は、賢者のものを逃すまいと、よりいっそう強い力で足を絡めたてた。
642 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:33:20.47 ID:h3MdyIo0
―― 責めが終わり、息も絶え絶えの賢者 ―――
その後、ことの重大さ初めてに気付く。 青い瞳は悲しげだ。
賢者「僕は……なんでこんなこと……」
勇者の秘所からは、白い液体がこぼれている。
勇者♀「賢者……」
勇者の声を聞くと、賢者の視界はかすみ、意識もぼやけた。
そして、その場にへたり込んだ。が、勇者は賢者に優しく微笑み掛けた。
643 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:34:23.67 ID:h3MdyIo0
勇者♀「賢者……」
賢者「お姉…ちゃん……僕、僕は……」
その口を、勇者がそっと唇を重ねて優しく抱きしめる。
644 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:35:51.21 ID:h3MdyIo0
『もう一回。しようか……/////』
645 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:37:43.07 ID:h3MdyIo0
賢者「え………」
胸に耳をつけるように抱き締められ、勇者の心臓の音が聞こえた。
そして、いつしか眠気には逆らえなくなるまで、ふたりは互いの暖かい体温を感じながら、深く安らかな眠りへと落ちていった。
………………
…………
……
…
不安は
もう
無くなっていた。
646 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:38:12.83 ID:h3MdyIo0
＊
647 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 07:46:43.13 ID:h3MdyIo0
>>1
です。
一区切りついたので、ここで切りたいと思います。
次の投下は、今日の夜って事で、宜しく。
無職童貞引きニートの妄想について、ツッコミはしないでくれ。
想像だけで頑張ってここまで書いてるんだからねッ！
そこは、優しくスルーしときなさいｗｗｗｗｗｗ
じゃ。ノシ
648 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/29(土) 18:37:18.64 ID:RZ0jOlM0
なんだここは
キモスレかってにたてんじゃね-ぞwwwwwwwwwwwwwwwww
基地外オナニーだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
649 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 23:23:13.17 ID:r2VYZhU0
だから、sageろってーのｗｗ
いんだよ。
ここは仲主に間内で騒いでるレスだって、漏れ自身が（y……
基地害スレでサーセン。
始めるわっｗｗっｗｗｗｗｗｗっｗｗｗｗｗｗっｗｗｗｗｗｗｗｗ
650 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 23:27:56.99 ID:r2VYZhU0
かなり…仲間内以外でも見……てる人が居ることが解ったんで、チョット真面目に書くわ。
でも、今酒飲んで酔ってるから、どうなるか分かんねーけどなぁｗｗｗｗｗｗ
＊
武闘家 「ハァーーーー」
武闘家 「 …………ｯ！」
『 波動・旋風脚ｯ！ 』ｶｯ!!
ドカーーーーーッ
651 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 23:31:29.62 ID:r2VYZhU0
武闘家「 ハァ…ハァ、ハァ………ｯ…………」
武闘家「 ﾁｯ…糞ったれ…め………」
武闘家（駄目だ……これじゃいつまで経っても、アイツに勝てやしない…………）
652 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 23:49:20.68 ID:r2VYZhU0
,.∠::::_,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `ヽ-､
／-―:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
'r‐'::::::::::::::::::::::::::::::...ヾヾヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽi
／,.-:::::::::::::::::::::::::::::::::ミ`::::::::ヾヾ､:::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::ﾉ
7:::::::::::::::::::::::::::::::::三ミ:::ヾ -, ,､_:::::ヾヾヾ::::::::::::ノ/ノ::::ﾉ
∠／::::::::::,. -‐､::::::::::::::::::::::ヽ// ヽ.::r､::ヾヾ=::"~＾::::::::/-ｧ
.∠／:::::::::.//⌒i l:::::::,-‐'"￣// | | `ヽ::::_:､-:::|::::::: く
.,. -､ , -―‐フ/:::::::/ '⌒) l:::ﾉ ‐-､// l l;;;; | l三l::::::ﾍ::ヽ、
. ／ ヽ `ヽ_／ ／:::::_ヽ.ヽ_ (. i //=､__ l ｌ ;;; , -.!.l三::::/ ヽ:::!
_.／ ＼／ //::／ ヽ ,,_ヽ ヾ ヽ＝ｒ,ﾃ=､ﾉﾉ ;;; /三.!::l:::::/ l:::l 『アイツは、アタシより強かった……』
,-' ヽ ＼ /／ ＼_,ﾉ| ヾ // `ー‐'//,ノノ,/ﾂ.フ|::|`'" .!:::l
ヽ ＼ ;;; ! ;// .三// ',￣ 三.!::| |:::|
. ヽ ＼ ;; | .// // ',::三ノ|:::l. |:::l
. `‐- _ ＼ ;;;; ﾞ､// // ',::::/ |:::j l:::|
ー- ､ ＼ ..;;; 〃 // ._＿_',く /:/ |:::|
ヽ ＼ ;; 〃 ;;ヽ /,.......... ...ゝ .//`ヽ _ |:::|
／ ／ ;;;;;;ﾍ, 〃 ｰ┬''/ // >、 |:::|
ﾞ､ / _,..⊥'_ i/ ／,>､_.ﾚﾉ
ゝ‐' ` ー- _∠∠＿__`ー､... -― ''"ﾞ¨ﾌ
／⌒ 三≡ ￣ ノ
.／ミﾐ ヽ三三≡_..... ／',
,. -―く三三 ＼: : : : : ／ ー- ....＿＿＿... -‐'''"ｰ┴-- ..＿
ノ `r ､三. ＼: : : { ヽ ヽ ￣ `''―- ､__
,.-‐''" ,ﾞ ＼ ＼: :l `ｰ､______） ￣ ｰ- .._
/ ll: |: : : : : :＼ ＼ヽ､＿＿＿___.／ ` ｰ ､_
ﾍ ｌ|l !: : : : : : : ＼ ＼: : : : : : :／ `ヽ
| | ,'ヽ |: : : : : : : : ::＼ ＼-‐''" _／
/ ! .,': : | l: : : : : : : : : : :＼ ＼ __ -‐''"
| l: : :| l＿... -― ''"￣ ＼ ヾ＼ ＿ -―'''"
| |: : :! | ＿＿＿＿＿__.＼ ヾヾ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,. --― ''"
653 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/29(土) 23:58:24.10 ID:r2VYZhU0
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..ｌ . ｌ .ｌ ｌ .!.／;:;:;:;:;;;;;;;;:;:;:'ﾘ;.;:;:;;;;,;:-、;;;;;:;:;;;;;;:;:lｹ-,,,;,,-彡'",.冫 ./ ／
. ｌ ｌ. ｌ ｌ .,.";:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;〃i;;､.／., ‐ﾉ'.:....-.i;:;;,｢ ﾞ'".-'く、 .ヽ / .／
.ｌ, .ｌ, ｌ !.／;:;:;:;;;;;;;;.;;;;;;..;;/.! .{.Fi ,ﾉﾞ乂 ｌ.,lｔ′ )-ｰ.ｌ ／
ｌ ｌ .ゝ ./ .;;;;;;;;:;;;;;;:;:;:;;;;;;;;:.!;＼ ﾞ.l"'i/"'″ tヮ| ! ﾞl‐ .! .ヾ
'､ ...ｌ .ｌ. , ｰ;:;:;;;;;;;;;;:;:;,./ ''､;;;;;;;;;＼;:.ﾒ !/ ｌ .! ｌ | │.、 .│ .,- 『 アイツは………………
ｌ ｌ .ｌ | :_,,、::;:;;;;;;;;.! l:;:;:;;;;;;:;:ﾞシ''┐ﾞﾆ;;iッ'ﾞ.,′/ ,./ ,彡" /
.ｌ. ..ｌ, ｌ .l." .ｌ;:::;:;;;;;;;； !;;;;;;;;;;:./ !ヽ . ‐;:::::冫 l',ﾞ,,,ﾞﾞ'.! ／
ヽ ｌ ‘ ｌ:: ｌ ヽ.;:;:;:;;;;.ｌ-″.ｌ;:;;:;:;:lﾞ, /;::::::;:;:...ｒ'" .,..-ﾝ'ﾝｰ'" /
...ｌ ｌ, .!;:;:..ﾞ'Y'´ ｀-,:::;::ヽ.. ‐ !;:;:;:i| ｀゛i';:;:..,i''ﾐ..,,.＼. ._／ン'ン゛ ／
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ヽ ..ｌ`. .. r,,,,,,- .、''''″ ﾞ^" ヽ;._.. ;;ｒ'";_..-'",,./ ／ ,．
ヽ ｌ. ..ｌ .ﾞﾞ''ヽ. __,,,, -‐''' _,,,.. -ｰ'ﾞ´.._..-'"゛.,..-'ヽ､. ＼ ,./ .／
ヽ .ヽ ..ｌ ﾞ＿_二ュ....-ｰ'''"´;;;;;;;;_,,､-'"゛ ,,i;;;;,ﾞ_ ﾞ''-､ ＼ ／ ／ ………………アタシより速かった』
ヽ ..y -―'''''''^ﾞﾞ´ ｀ﾞﾞ''''―-........ｨ‐''"゛ ,,i;;;;,ﾞ.;:;;:;:;:;:`l, ｀''ｯ,,＼､ ／
ヽ .て''ｰ ,,_ ヽ _,,,.. ‐ﾞヽ;;;;;;;;;;｀ﾞﾞ|'―′ / ﾞ''-..,ﾞ ／ ...
ヽ ヽ ｀^'''''''''''''''l―ｰ.ｰ'''"゛.;:;;;;;;;;:;:;;ﾞ''､.ｌ;;;;;;;;;| / .／ ,／゛
.ヽ ヽ ｀ぃ:::::::;:;:;:;:;:;:;;;;;;;.;;;;;;;; ｌ";;;;;/ ／ .,／ . ／
＼. ヽ .ヽ 'l､ .ﾙ.l.! ｌ,;:;;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;;;;;.ｌ;;./ " ,／ ,／゛ .,, ‐
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｀‐.__. ､ ､i,,,ﾞﾗ;;ﾐ|>. 〉 ﾞ'′...‐"l;;;;;.;ﾞ'ヽ､;;;;;;;;;;..;;;;;;;;;;;;;;/″.ぐ^∠-ッ'"~゛._,. ／ . _． .,／゛
- ..,,,_ .'''=｀-lli∨''“ ゛ ヽ.;;:;:ゝ;;;;;;;;ﾞﾞ;;h;;..;;;;;..;;;;;;;;./ "'''''^巛-,,, ;;tlﾆｯ=..'´ ._..-'"゛
｀ﾞﾞ''｀-- ..,,,_ ;;;;;:".''''"゛ .｀ﾞ'一 .‐'゛ ´ ゛ ﾞﾞ｀-'"ﾞン'"゛ _
｀ﾞﾞ''''ｰ- ..,,,_ .. ‐'″
｀ﾞﾞ'''― ..、
654 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 00:10:53.01 ID:FEHsrA60
＼＼ ,ｨ;;;;;;;;;;;,.､
＼＼ <;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} ____
＼＼ /ｲ､,,!_|ヾj;;ﾚヾ／::::ヽ､,,,
＼＼ ! |<_// jｲｿﾉ/:::::::::::∨/｀ゝｰ....､
＼＼ L｀イ／/´::::::::::::::::j/／:::::::::::::ヽ
＼＼_,∠> /:::::::l!:::::::ヽ::ヾ::!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ソ
,>X;,;く、 /:::::::::j::::::::::::!:::::∧ノ´
<;シべマ;ゝ､ ム-＝＝￢､ｊ;;;;/
｀マ;;ゝ､r― ､ k:ノ:⌒:ヽ::/;;;く
｀マ';ｊ ﾚ ヽく:::::::::::::::::::!;;;;;;<
.,ｲｰ/ / ヾヽ:::::::::::j;;;;;;;;! 『そしてアイツには、一撃必殺の業があった………』
く __ ヘノ__ノ }｝:｝::::／L;;;;;（ﾉヽ
｀ヽ<>く;j::j／::ヽ ＼ﾉ＼
ノ´::::::::／::j;;ヽ:::｀＼_ノ::::ゝ、ヽ
く:::::::::::／:::::人;;:::::::::::::::／＼. ＼ ＼
／:::::＼::::::::::／;;;;ﾍ;;:::::::／::::::::::::ﾍ. ＼ ＼
／:::::::::::::::::ヽ／;;;;;;;;;;;;;ヽ∠:::::::::::::::::::::ヽ. ＼ ＼
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ﾉ;;;;;;;;::::::::::::／ ＼:::::::::::::j;;;;｀ゝ、 ＼ ＼
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ヾ≡≡＝'''"´
655 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 00:13:47.28 ID:FEHsrA60
武闘家（このままじゃ駄目なんだ。今のままじゃ駄目なんだ…）
武闘家「このままじゃ………いつか私は、勇者たちの足手纏いになる」
656 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 00:17:21.04 ID:FEHsrA60
武闘家「ッ…………」
武闘家 「（糞っタレーッ） パワｧー……、ゲイザァーーーーーッ！！」ｽﾞｶﾞｧー!
………………
…………
……
…
657 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 00:18:35.45 ID:FEHsrA60
＊
658 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 00:52:25.52 ID:ZJdNu.c0
勇者は賢者の頭を胸に抱えたまま、首をのけぞらせて窓の外を見た。
幾重にも重なる大小様々波が押し寄せ、それは地平線を優雅に描きだし、高みにある雲海は天に届くかと思われた。
柔らかな朝の光。
輝く波と音。
清々しい磯の香りと、海鳥たちの鳴く声。
それらが、『夢の中から優しく誘うように』勇者を目覚めさせた。
勇者♀（静かだ……ああ、これが本当の海の静けさなんだろうな…………）
幻と現実を分けるように、濃い群青色と緑色に太陽が蒼空を明染めていく。
地平の際だけを、僅かに暗く残しながら……
けだるい身体を起こして深く息を吐いた……
身体の芯に残る鈍い痛みが、アレが幻ではない事を教えていた。
でも、後悔はしていなかった。
それ所か自分でも不思議に思うくらい、深く――満たされている。
求めたのはどちらからだったのかなど、最早、何の意味もないことだった。
唯、ひたすらに求め合い。
愛し合った。
659 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 00:55:22.18 ID:ZJdNu.c0
………………
…………
……
…
660 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 00:56:14.97 ID:ZJdNu.c0
賢者「うあっ」
賢者は目覚めた。勇者♀の部屋にあるベッドの上。
かたわらでは、まだ裸同然の勇者が嬉しそうな顔で、賢者の顔をのぞきこんでいた。
661 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 00:57:49.61 ID:ZJdNu.c0
勇者♀「だいじょぶ……賢者？」
勇者♀「あなた、随分とうなされていたわよ」
息を荒くしたまま放心する。しばらくすると、自分が勇者と一夜を過ごしたことを思い出す。
賢者「あぁぁぁぁ/////」
頭を抱えて驚き、賢者はたじろぐ。
「大丈夫……大丈夫よ、賢者」
662 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 01:01:12.79 ID:ZJdNu.c0
賢者「お……姉ちゃん/////」
と言いつつ、うめくような声をあげ続ける
勇者♀「好きよ、賢者。あなたが好き。大好き……愛してるわ」
勇者♀「大丈夫なのっ！。だからね……自身を待ちなさい！」ﾆｺｯ♪
663 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 01:04:26.49 ID:ZJdNu.c0
ふと気付くと、武闘家に事を見破られた可能性があることに。賢者の体から嫌な汗がにじみ出たが……。
勇者♀「彼女なら、今朝はこの船には居ないわよ」
賢者「えっ、あ…うん」
賢者の心配ごとは見透かされていた。
勇者が本当のことを言っている訳ではなかったが、賢者は深く安心した。
――しばらくしてから、賢者は他の人や、隣室の船長さんが起きることを恐れて、静かに勇者の部屋をでた。
階段をおりて、食堂につくと、賢者はその場に腰を下ろした。
664 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 01:05:09.46 ID:ZJdNu.c0
＊
665 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 01:07:47.66 ID:ZJdNu.c0
今日はここまでだ。
また、明日、酔いが醒めた頃に書くわ…。
666 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 01:15:40.79 ID:ZJdNu.c0
シッカシ、生息ナんて最果ての場所だって聞いてたのに……
仲間内以外で見てる奴が結構居るんだなｗｗｗｗ。
かなり嘗めてたわw、サーセンｗｗｗｗ。
もうチョット、カオスで気違ったスレにしようと思ってたんだぜ！
まｧ～、今から取り返すわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
667 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 01:18:48.04 ID:ZJdNu.c0
明日から…本気出す！
668 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/30(日) 07:32:19.31 ID:DFzbYe2o
乙
669 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/30(日) 12:08:02.37 ID:.mkZgSs0
一人で遊んでんじゃねwwよwwwwwww
さっさとヤメやがれwwwwwwwこのかカスがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
670 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/30(日) 12:34:48.73 ID:Wto8aESO
確かにヒデーなこりゃ
アタマイカレてんな・・・・
671 ：
前橋市
◆NnKH2sPOT2
[sage]：2010/05/30(日) 21:39:00.10 ID:rUAFLHo0
サーセン、完全放置するわ！
672 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/05/31(月) 02:00:25.59 ID:aQdZIi.0
思うままに、筆を走らせたらエエんじゃねーの
つ
ttp://iichan.ru/jp/src/1266005643063.jpg
673 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
：2010/05/31(月) 07:57:27.22 ID:L/T9c0Q0
たぶん厨房だろ、幼稚だし
ロクなもんにならんな、末は犯罪者か？
674 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/06/12(土) 14:45:26.53 ID:MO83zok0
最期までかけやｶｽ
675 ：
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]：2010/07/03(土) 12:48:41.62 ID:caN9BWgo
書き手のレスがないまま1ヶ月が経過したのでご案内
続ける意思がなくなった場合は以下のスレでHTML化依頼をお願いします
■ HTML化依頼スレ Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/
続ける意思がある場合は2週間に1度ぐらいでいいので生存報告をよろしくお願いします
みんなで仲良く製作速報を使えるようになるべく放置スレを減らしましょう
374.87 KB
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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