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蟲の巣くう街で - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 23:40:15.07 ID:AFXQnZoo
このSSは、拙作「ゴキブリ子「ね?増やそ?子孫増やそ?」」の続編となっております。
タイトルで検索していただければ、まとめサイトさんがHITするかと思いますので、未読の方は先にそちらを。

※注意事項
・このSSには、性的表現、そしてグロテスクな表現が多量に含まれます。「虫」という単語に拒否反応が出る方は、
読むのはやめた方がいいかも。
・かなりのまったりペースで進むと思われます。

以上の二点を許容できる方のみ、お楽しみください。
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 23:41:02.43 ID:AFXQnZoo
一年程前から、この街には奇妙な噂が流れる様になった。

 その噂の内容は、「夜な夜な若い男性を犯し、そして喰らう、ゴキブリの様な少女達が現れる」というもの。
 これだけならば、「どこにでもある幼稚な都市伝説」と一笑にふされる運命だっただろう。
 しかし、ある事実がこの噂に不気味な信憑性を纏わせた。

 その噂が立った前後から、この街における行方不明者数が異常に増加しているのだ。
 
 無論、警察も懸命に捜査を行っているが、一向に成果は出なかった。
 今や、深夜のこの町を出歩く者は殆ど居ない。24時間営業のコンビニエンスストアでさえ、夜間は休業している。

 そんな無人の街の中を、堂々と練り歩く三人の若者の姿があった。
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 23:41:51.98 ID:AFXQnZoo
「なぁ、もう疲れたんだけど」

 摘んだ煙草を投げ捨てながら、若者の一人が言う。
 
「こんだけ探してもいねぇんだ。やっぱ、ゴキブリ女なんてウソだったんだ」


 この三人が深夜の街を彷徨っているのには、理由があった。

 この三人、俗に言う「不良少年」というヤツである。
 他人の迷惑も考えずに騒音を撒き散らし、暴力を振るう人種。

 そんな彼らにしてみれば、此の度の噂は、街の所有権を奪われた様で面白くない。
 若い自尊心を傷つけられた彼らは、思い立った。

 そんなバケモノは存在しない、という事を証明すれば良い。
 仮に実在した所で、噂によると相手は少女。ぶちのめすのは容易い。

 つまり、どっちにしろ「ハク」がつくのだ。こんな美味しい話を放って置く手はなかった。
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 23:48:20.80 ID:AFXQnZoo
「まだ早ェよ。本番はこっからだろ」

 先ほどとは別の若者が、口を開いた。

「考えてみりゃ、こんな明るい所にバケモノが居るワケもねェ」

 体格の良い少年が、オレンジがかった髪を整えながら、言った。
 この若者を、仮にAと呼ぶ事にしよう。

「だな。 ……そうだ。前に肝試しに行っただろ? 廃病院。あそこ行くぞ」
「マジかよ。あそこ嫌いなんだよ」

 冷静な金髪が、B。
 弱気な坊主頭が、Cである。

「ビビッてんのか? じゃあお前、帰っていいよ。俺ら二人だけで行くからさ」
「だ、誰がビビッてんだコラ!? 分かった、さっさと行くぞ!」

 こうして三人は、街の外れに位置する、廃病院へ向かっていった。
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 23:50:16.30 ID:AFXQnZoo
「……やっぱ、雰囲気あるなぁ」
「おい、やっぱコイツビビッてるよ」
「情けねェな」

 三人は、全く灯りのない廃病院に足を踏み入れた。
 各々が持つ懐中電灯の電源を入れ、その頼りない光源を翳す。

「なぁ。思ったんだけど、三人一緒にいるって効率悪いよな」
「そうだな。別行動にするか」

 AとBの提案を、Cが拒絶した。

「はぁ!? ふざけんなよ! 俺は絶対……」

 Cが言い切る前に、BがCの胸倉を掴んだ。

「ふざけてんのはどっちだ。あ? おい。いつから俺らに、そんな口が利ける様になった。
 ゴキブリの前に、俺がテメェをブッ殺してやろうか」
「わ、悪かった。悪かったから。放してくれ」

 壁に押し付けられながら、Cは許しを乞う。
 それを聞いたBは、手を放した。
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/09(日) 23:53:02.20 ID:AFXQnZoo
「ナメた事言いやがって。……おい、A。こっちは話がまとまったぞ」

 それを聞いたAは、肩を竦め、両手を上げた。外国人が呆れたときにやる、あのポーズだ。

「おー、怖い怖い。じゃ、俺はあっちに行くから。
 何かあったら、ケータイに連絡しろ」

 そうして三人は、別々に別れた。
 



「クソがッ!! 何で俺がこんな目に合わなくちゃいけねェんだ!」

 激昂し、その辺のものに当たり散らしながら、Cが吠える。

「こうなったら、俺が意地でも見つけ出して……ん?」

 ブツブツと文句を呟くCの視界に何かが写り込み、消えた。
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 23:54:56.45 ID:AFXQnZoo
 闇の中、視界の狭さ故に分からなかったが。
 ……あれは、あの影は、子供ではなかったか。

「……」

 ごくり、と生唾を飲み込む。まさか、本当に居たのか、と。
 そして、携帯を取り出したが。
 ふと、考える。

 ――これをあいつらに教えていいものか。

 これを見つけたのは、俺の手柄だ。だが、この事を教えちまえば、全部があいつらの手柄になっちまう。
 そんな事にさせてたまるか。

 Cは、携帯をしまい込んだ。
 話を聞く限り、相手はガキだ。
 なら、俺一人でもやれるって所を見せてやる。

 そう己を奮い立たせながら、影が消えた方へと歩いていった。 
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 23:56:56.02 ID:AFXQnZoo
 影を追って辿り着いたのは、食堂。

 恐る恐る、Cが懐中電灯でがらんどうの部屋を照らしてゆく。




 ピチャ、ピチャ。
 カサ、ギチギチ。ブチ。
 ……ああああ、お゛いじいいいいい




 聞き慣れない物音と、小さな声。




 それに戦きながら、音のする方に光を当てれば。




「何か」に群がる、油に塗れた全裸の少女達。

 光に気付いたのか、その一人がゆっくりとこちらを向いた。

 その口元は、鮮血に濡れていた。


「ああ、あ」

 Cの歯が、ガチガチと音をたてる。
 彼は見てしまったのだ。理解してしまったのだ。

 少女達が、群がっていた「もの」を。
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 23:59:02.73 ID:AFXQnZoo
 それは、死体であった。

 バラバラに引き裂かれ、臓腑を晒し、鮮血に塗れた。

 少女の、死体であった。


「あ゛あああああああああ!!」

 堪え切れず、叫んだ。
 それと同時に、携帯を取り出し、Aの番号に宛てて発信した。

 がしり、と足を掴まれた。
 見れば、沢山の少女が、Cの足に縋りついていた。
 血に塗れた口元を、愉悦の笑みに歪ませて。


「せい゛しいいいいいいい゛」
「おにく、おにくぎだ!」


「ひ……ひああああああああああああああああ!!」


 無人の廃病院に、絶叫がこだました。
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/09(日) 23:59:41.56 ID:AFXQnZoo
書き溜めはここまでとなります。以下まったり。
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 00:13:48.29 ID:x9p8Loko
「おーい、出てこいよ」

 Aは、そこらにある椅子やら何やらを、所構わず投げ飛ばす。
 探しても探しても、一向に意味を成さない捜索に、苛立っていた。




 ブルル、ブルル。

「ん?」

 そんな時、自分の携帯が振動している事に気付く。
 ポケットから携帯を取り出し、発信元に目をやった。

「Cじゃねェか」

 通話ボタンを押す。


 ざ、ざざざ。
 ぐちょぐちょ。
 ……あ、あああ。

 う゛あ゛ああああああ゛!


 聞こえてきたのは、ノイズ。水音。得体の知れぬ呻き声。そして。

 ――Cの、絶叫だった。
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 01:12:40.76 ID:5UBVDWk0
前作は未読っすけど、お先に乙と言っておきやす。
おやすみなさい。明日の昼にでも読ませてもらいやす。
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 01:29:19.00 ID:OlDTRYAO
クモ2は出るのか!?
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/10(月) 15:41:23.09 ID:R.Oqh8Mo
アシダカは!?アシダカ姉さんはどうなったのお兄ちゃん!?
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 17:16:35.50 ID:7.2Xgpso
また懐かしいスレの続きを・・・
支援するけど
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 21:22:41.11 ID:x9p8Loko
はぁ。今日もお仕事疲れたなの。

>>12
ありがとー

>>13
前作グッドエンドの続き、とだけ。

>>14
上に同じ。

>>15
あざーす

それじゃ投下いきまんこ
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 21:33:09.61 ID:x9p8Loko
 知らぬ内に、携帯を持つ手が震える。

 じゅぽ。じゅぽ。
 ぎちぎち、ざざざ。
 あ、ああ。やめてくれ。

 ブツッ!

 そうして、通話が切れた。
 それと同時、Aは崩れる様に膝をつく。
 
「はぁ……はぁ」

 あまりに現実からかけ離れた事態に、Aは狼狽する。
 
「ふふ、ふ」

 思わず漏れる、自嘲の笑み。

 喧嘩なら負けない。仲間は大切。
 ――そんな風に息巻いていた俺も、いざとなったらこのザマか。

「……!」
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 21:44:40.64 ID:x9p8Loko
 そうしている内に、Bの事を思い出した。

 震える指を無理矢理動かし、携帯のキーを操作する。
 そして、発信。

 ぷるるるるるる。ぷるるるるるる。

 ……出ない。
 待てども待てども、空しくコール音が響くだけ。

「何だってんだ、クソ。クソ!!」

 恐ろしさと心細さで、頭がおかしくなりそうだった。
 ――どうする? 逃げるか? 俺一人で。

「う、うぅ」

 Aは頭を抱え、蹲った。
 出来る訳がない。出発前、悪友達に散々大口を叩いてしまった。
 不良というものは、体面を重んじる生き物なのだ。
 このままおめおめと逃げ帰ろうものなら。

『仲間を捨てて、一人で逃げた卑怯者』

 そんなレッテルを貼られ、一生日蔭者だ。
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 21:55:28.03 ID:x9p8Loko
 まさに進退極まる、といった有様。
 そうしてガタガタと震えていると。


 ……ぺた、ぺた。

 
 背後から。
 不意に聞こえてきたのは、何者かの足音。


 ぺたぺたぺたぺたぺたぺた。


 それも、一つや二つではない。
 恐る恐る、振り返るA。


 ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺた
 ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺた


 少女。大量の少女。
 その体は、懐中電灯の光を浴び、鈍く照り返している。
 各々がその手に持つは、赤黒い『何か』。 
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 22:09:21.89 ID:x9p8Loko
 
 目の前の光景に、絶句した。
 こんな化け物が、存在する訳がないと思っていた。

 少女の一人が、白濁と鮮血に塗れた口を開く。

「ぜーじ、もうひどりいだ!!」

 それに釣られた様に、他の少女も喚きだす。

「おな゛かすいだよおおおおお゛」
「こんどはあたじがたべるううううう゛」

 雪崩の様に、少女が迫る。
 しかし、Aは微動だにしない。
 余りの恐怖に、腰が抜けてしまっていた。

 近づくにつれ、少女達の全容が明らかになる。
 外見は、どれも似たり寄ったり。年齢で言えば、十にも満たぬだろう幼子。
 
 そして、先頭の少女が手に持った『何か』の正体を認めたAは。

「お、おヴぇえええええええええええええ」

 嘔吐した。
 それも仕方のない事だろう。

 なぜなら、その『何か』とは、人間の頭部。

 顎を引き千切られ、冗談の様に長い舌をでろんとぶら下げたそれは。


 ――――Cの、変わり果てた姿だったのだから。 
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 22:29:37.66 ID:x9p8Loko
「あ゛、さきにこれたべちゃわないともっだいないね゛!」

 そう言って、Aの眼前でCの頭部にむしゃぶりつく。
 独り占めはさせまいと言わんばかりに、他の少女も夢中でそれを貪る。
 見る間にひしゃげ、原型を失ってゆくCだったもの。

「あ、ああ」

 その隙に、Aはへたり込んだままじりじりと後じさる。
 吐き気を堪えながら、芋虫の様に。

「にがざないよお゛」

 そんな努力を嘲笑う様な声。
 そして、Aの身体は四方から抑えつけられた。

「放せ! 放せよおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 力の限り暴れ、脱出を試みたものの、少女達の膂力は常識を外れていた。
 格闘技を経験した大男に組み敷かれている様な錯覚を覚える程だった。
 
 やがて、Aが観念した時、Aのズボンがずり下ろされた。
 そうして現れたのは、恐怖によって委縮しきった、男性のシンボル。
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 22:49:14.26 ID:x9p8Loko

「こんどは"当たり"だといいね゛!」
「いただきまず!」

 訳の分からない事を喚きながら、少女がAのペニスにしゃぶりついた。
 萎びたそれを、そんな事はお構いなしとばかりに舐め回し、夢中で頭を上下させる。

「お、おぉ……」

 こんな時だというのに、刺激に反応したペニスは徐々に硬度を増していった。
 それを認めた少女は、より一層口淫の激しさを増した。

 じゅぽ! じゅぽ!
 じゅるるるる、むぐ。ちゅううううう。

 咽喉の奥に亀頭が当たろうとも、少女が頭を振る速度は全く衰えない。
 余りに強い快感に、Aは恐怖も忘れ、恍惚とした表情を浮かべる。
 まるで、とんでもなく上等な女性器にペニスを突っ込んでいる様。
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 23:04:40.62 ID:x9p8Loko
「あじみしちゃう゛よぉ」
「あたじもお゛」

 そう言って、Aを抑えつけていた少女達も、愛撫に参加した。
 数えきれない舌と唇が、Aの身体を這い回る。

 れろれろ。
 ちゅうううう!

「あ、ぐ」

 敏感な首筋、乳首をねぶられ、ペニスにはさらに血液が集中する。
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/10(月) 23:18:47.89 ID:x9p8Loko
 堪らず、Aは股間に吸いつく少女の、茶色い頭を抑えつける。
 その瞬間。

「うぅ、あ!」
「んむぅ!」

 少女の口中で、男性器が弾けた。達したのだ。
 だというのに、少女はペニスを口に含んだまま、なおも激しいフェラチオを続ける。

 ぐぽ! ぐぽ! ぐぽ!
 じゅる、じゅるるるるるるるる!

「ちょ、ちょっと待」

 どぴゅじゅぽじゅぽじゅぽどぴゅじゅぽ!
 ちゅるるるるるるる。
 ――――ごっくん。

 そうして精液を絞り出した挙句、ようやく少女はペニスから口を離した。
 幼い容姿の少女の口から精液が滴る様は、とても扇情的だった。
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 00:00:07.67 ID:0k9gzLso

「うえ゛、まずい」

 Aの精液を飲み干した少女が、舌を出しながら言う。

「はずれだ」
「じゃあ゛、おにく!」

 少女達は口々にそう言って、Aの身体に歯を立てんと顔を近づける。

 ――――ああ、俺もCみたいになるんだな。

 そう思い、Aが覚悟を決めたその時。


 シュピン。


 そんな甲高い音と共に、Aの視界の中を、白く輝く何かが薙いだ。
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 00:01:45.40 ID:Nbo9QAAO
相変わらず、濃いエロを書きなさる
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 00:39:08.73 ID:0k9gzLso
 次の瞬間。
 Aの周りに居た少女達が、輪切りにされて崩れ落ちた。

「大丈夫か」

 茫然とするAの前に、一人の女が現れた。
 

 濃紺のスキニージーンズ。グレーのテーラードジャケット。真紅のストール。整髪料によって所々が跳ねている、栗色の髪。
 男性的なファッションだが、身体の線が出やすい服装でもある為か、その豊満な肉体の持つ魅力は些かも損なわれていない。
 ストールによって口元は隠されていたが、その整った目鼻立ちからして、絶世の美女である事は疑い様がない。
 
 思わず、Aは見惚れてしまった。


「おい、聞こえているなら下がれ。邪魔だ」
「あ、あぁ」

 女の言葉で我に帰ったAは、ゆっくりと後退した。
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 00:46:39.59 ID:0k9gzLso
「おまえ! おまえ゛ええええ!!」
「おにく、とるきだな゛! じゃま゛するきだな゛!」

 食事の機会を奪われた少女達が、怒りの声をあげる。
 しかし、女には動じた様子がない。ゆっくりと、少女達の方へと歩を進める。
 まるで、歩き慣れたいつもの道を行くように。

「相変わらず、喧しい奴らだ」

 立ち止まり、両の手に数本の糸を纏い、構えた。
 その姿には、一片の油断も、隙も無く。

「かかって来い。あの時の様には行かんぞ」

 その言葉を合図に、少女達は女を目がけて飛びかかった。
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/11(火) 00:47:52.07 ID:HaDY3Dwo
ゴキ幼女の凶暴性が上がってるな
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 00:56:36.73 ID:7Qn1/Wco
まさかまたこのスレに出会えるとはwwwwww
どうして今になって続編が
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 01:05:31.25 ID:0k9gzLso
 それは、戦いと呼ぶにはあまりに一方的だった。
 
 
 前方から襲い来る少女を、馬鹿みたいな速さの蹴りで迎撃し。
 左右で大口を開けるバケモノ共を、舞う様な動きで以て両断。
 背後に迫った者が女に掴みかかった瞬間、女の姿は立ち消えて。
 
「無駄だ」

 天井から強襲し、膝を落とした。
 哀れ、それをもろに食らった少女は、頭のてっぺんから胴体の半ばまでを粉々に砕かれ、ぶっ倒れた。


 女の戦い振りを見て、Aはある事を想起していた。
 あの噂の、続きを。


 ――――夜な夜な若い男性を犯し、そして喰らう、ゴキブリの様な少女達。
 しかし、そんな妖怪じみた存在を駆逐して回る、二人の怪人がいる。
 一人は、ムカデ女。もう一人は――――


「クモ、女……」 
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 01:10:30.08 ID:Nbo9QAAO
クモ2か?
でもクモ2はこんなに強くないし……
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 01:29:59.59 ID:0k9gzLso
 屍の山を築きながら、悠々と往くクモ女。
 バケモノ達が、怯える。

「なんだよぉ゛! なんでこんなことするんだよぉ゛!」
「おまえもたべてやる゛! たべてやるからな゛!!」
「おぼえてろよ゛ぉ!!」

 全力で後退しながら叫ぶ、ゴキブリ達。

「食べてやる、か。何を勘違いしている」

 言いながら、女は屈み込んだ。
 ちょうど、クラウチングスタートの様な体勢だ。

「狩るのが私で」

 ギチギチ、と筋肉が収縮する音が聞こえる。
 その姿はまるで、限界まで引かれた弓。

「狩られるのが貴様らだ」

 ビュオッ、と風切り音を伴って、閃光の様に飛んだ。
 目にも映らぬ程の速度で、尻尾を巻いた少女達に迫る。

 追い越し様に、回転しながら糸を振り回す。
 ずざざ、と音をたてて着地。
 そうして、ようやくクモ女が地上に帰った時には。
  
 細切れにされた、少女達の肉片のみが残されていた。
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 01:34:45.57 ID:0k9gzLso
今日はとりあえずここまで。続きはまた明日。

>>26
ありがとー
フェラ大好きなんだ

>>29
彼女達も焦っているんです。

>>30
別の作品の息抜きです。

>>32
厨二病になっちゃったあの子です。
台詞を良く見れば、誰だか分かると思う。
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 02:40:28.01 ID:Nbo9QAAO
乙!
やっぱクモ2なんだな
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 03:53:37.23 ID:0k9gzLso
寝れない。続き投下しまーす

37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 03:54:09.53 ID:0k9gzLso
 ――そうして、クモ女は全てのゴキブリ少女を狩り尽くした。

「おい、怪我はないか」

 女がAに手を差し伸べた。

「全く。まだ夜中に出歩く者がいたとは。
 今回は私が来たから良い様なものの、あのままだとゴキブリの餌だったぞ」

 その手を取ったAを引き起こしながら、説教を始めるクモ女。

「うるせぇよ」
「うるせぇ、じゃない! ダメだぞ、危ない事をしては」

 腕を組み、俯いたAの顔を覗き込む。
 そんな恰好をするもんだから、豊かな胸が強調される形になってしまっている。
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 04:00:15.55 ID:0k9gzLso
「これから俺をどうするつもりだ」

 たっぷりと敵意が籠もった目で、クモ女を睨めつけるA。
 それに対してクモ女は、

「どうもしないさ。街を見回っていたら、血の臭いがしたから来ただけだ。
 どうやら、間に合った様で本当に良かった。ん? と、なるとあの血の臭いは……」

 と、言い放った。

「……間に合ってねェよ」
「ん?」
「間に合ってねェっつってんだよ!!」

 突然の大声に、女がびくりと身体を震わせた。
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 04:03:11.83 ID:0k9gzLso
「どうして、もっと早く来てくれなかった!
 お前が早く来れば、Cは……。Cはァ!!」

 そして、Aは事の次第を説明した。
 クモ女は、Aの話を神妙な顔で聞いていた。
 少し経って、Aが話を終えると。

「……すまない」

 深々と、女は頭を垂れた。
 
「お前の言う通りだ。私がもっと早くここに向かっていれば、友達の命は助かった。
 全て、私のせいだ。本当にすまない」

 震える声で、女は詫びる。物凄い勢いで詫びる。
 それはもう、Aが罪悪感を覚えてしまう程に。

「えっと、おい」
「本当に、本当にごめんね。友達を失うのって、辛いもんね……。ずびび。
 私にも分かるよぉ。えぐ。ひっく。救える命も救えないなんて、ヒーロー失格だよ」
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 04:12:17.61 ID:0k9gzLso
 いよいよ声に嗚咽が混じった時、思わずAが女の肩を掴んだ。
 ヒーローという言葉に疑問符を浮かべながらも、言う。

「わ、悪ィ! 今のは、アレだ、八つ当たりだ!! お前はなんにも悪くねェ! 悪いのは、あいつらを連れて来たオレだ!」

 そう。全ては俺のせい。それを俺は、この女に全部擦り付けて。
 毒気を抜かれたAの心中は、自己嫌悪で一杯だった。

「でも、私が……」
「現に俺が助かってんじゃねェか! お前は立派なヒーローだよ!!」
「……ホント?」

 目を涙で一杯にしながら、女はAを見上げた。

「あぁ。こっちこそ、本当に悪かった」
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 04:28:57.28 ID:0k9gzLso
 頭を下げるAを見て、女は鼻水を啜り、目を擦った。

「ん。……すまない。取り乱してしまったな。しかし。私がもっと迅速に行動していれば、お前の友達を救えたのは事実だ。
 失った命は帰って来ないが、せめてこれから多くの人命を救う事で、その罪を償わせてはくれないか」
 
 真赤な目と鼻で、女は言った。

「あぁ。それで良いと思う」

 Aの言葉に力強く頷いた女は、言う。

「さて。ここにはもうゴキブリは居ないだろうが、念の為に送って行くとしよう」
「ちょっと、待ってくれ」

 歩き始めた女を引き止めるA。

「どうした?」
「……一緒に来た奴が、もう一人居るって言っただろ。
 もう、ダメだとは思う。それでも、せめて仇を討ってやって欲しいんだ。頼む」

 それを聞いた女は、頷いて言った。

「分かった。お前の仲間の無念は、必ず晴らす。私の傍から離れないでくれ」

 そうして二人は、Bの向かった方向へと歩いていった。
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 04:59:08.04 ID:0k9gzLso
 それから一時間程経っただろうか。

 探せども探せども、Bどころか、ゴキブリ達の姿すらも無かった。

「B……どこ行ったんだ」

 Bを探し続けるAを余所に、女は立ち止まり、思案に耽っていた。

「どうしたんだよ」
「いや、ぬか喜びさせてしまっては悪いんだが」

 Aに尋ねられた女は、一瞬返答を躊躇って。
 ようやく決心したのか、控え目に言う。

「もしかしたら。……飽くまでももしかしたら、だからな?
 ……Bとやらは、殺されてはいないのかも知れない」

 Aは驚いた。

「マジか!?」
「だから、もしかしたら、だって。
 ……この辺からは、血の臭いが全くしないんだ」

 女の言葉を聞いたAは、大層喜んだ。
 だが、一仕切喜んだ後、一つの疑問に辿り着いた。

「ん? 待てよ。なんでBだけが殺されずに済んだんだ?
 非常食にでもされたのか? で、ここに居た奴らはどこに行ったんだ?」
43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 05:05:52.48 ID:0k9gzLso
 矢次早に質問するAを「落ち着け」と宥めながら、女は答える。

「非常食では無いだろうな。奴らにそんな知恵はない。獲物が居たらその場で殺して、喰うだけだ。
 お前の話を聞く限り、その為に必要な時間は充分に有った」
「じゃあ、なんで」
「ここからは、更に推測になるが……Bは、恐らく『適合』したんじゃないかと思う」
「『適合』?」

 聞き慣れない言葉を、思わず繰り返す。

「奴らの中にオスが居ないのは見ただろう?」
「ああ」
「奴らは、産まれついての欠陥品。遺伝子の異常によって、メスしか生まれて来ない。故に、奴らだけでは繁殖出来ない。
 だから、人間の男を襲って、『適合』する精子を探しているんだ」
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 05:18:34.33 ID:0k9gzLso
 女の話と噂の内容が、Aの中でがっちりと噛み合った。
 興奮を隠しきれずに言う。

「ああ! だから行方不明者の殆どが男なのか!」
「そういう事だ。この推測が合っているなら、Bは今、ゴキブリ共の為の種馬になっていると思う。
 ここではない、別の寝倉でな。私の気配を察して逃げたんだろう。……重ね重ね、すまない」

 またもや頭を下げ始める女。
 Aはそれを制した。
 希望の光が見えた為か、ついつい笑顔になりながら言う。

「すぐに謝んなって。お前、ホントに良い奴なんだな」
「い、良い奴か。良い奴かぁ。へへへ」

 顔を赤くして、照れた様に女が笑う。
 が、我に返ったのか、慌てて口を真一文字に結び直した。
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 05:32:25.40 ID:0k9gzLso
「ま、まぁそれは私が何とかしておく。だから、お前は帰れ。
 もう、夜が明ける。奴らの気配もない。お前一人でも大丈夫だろう」


 そう言って、女は手近な窓に足をかける。

「それじゃあ、な。もう夜に出歩くんじゃないぞ。
 ……友達、無事だと良いな!!」
「ま、待ってくれ!」

 行こうとする女を呼び止める。

「なんだ?」
「俺、竜馬ってんだ。あの、お前の名前も……教えてくれないか」

 A改め、竜馬の言葉に、女は驚いた様子で。
 しかし、笑いながら言った。


「――――リディだ。rediでリディ、らしい。良い名前だろ? 竜馬」
「ああ、メチャクチャ良い名前だ。
 ……リディ!! 助けてくれて、ありがとな!!」

 竜馬がそう叫ぶと、リディは後ろ手に手を振って。
 窓から飛び降りた。  
46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 05:37:25.07 ID:0k9gzLso
これで第一章は終了となります。オリキャラに名前付けるかどうかは、最後まで迷った。
因みにリディって名前は、ある英単語の頭二文字を取っ払ってから引っ繰り返したものです。

続きは、今夜か明日の夜に。
感想やら何やら、レスくれたら嬉しいです。
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/11(火) 07:35:29.12 ID:XAu.aoAO
俺はなんてスレに出会ってしまったんだ…
ちょっと前作読んでくる
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/11(火) 11:39:29.27 ID:HaDY3Dwo
もうspiderって言えよww
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/11(火) 12:12:47.51 ID:Nbo9QAAO
クモ2が幸せそうで何より
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/12(水) 04:33:24.48 ID:rd58LAAO
>>1のせいで何かに目覚めそうになった
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/12(水) 06:06:26.40 ID:eDNwCwAO
続きはまだか!?
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/12(水) 23:57:42.48 ID:hFJ86RUo
hai!!投下始めるます!
誤字、表記揺れを出来る限り減らすため、今日はいつにも増してゆっくりペースで。

>>47
虫っていいよね。

>>48
言いやがったな!

>>49
出来れば、幸せにしてあげたいもんです。

>>50
目覚めちまえよ!

>>51
お待たせした
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/12(水) 23:58:11.34 ID:hFJ86RUo
 ―――それから程無くして、夜が明けた。

 死んだ様に沈黙していた街は、息を吹き返し。
 昨日までと何ら変わらぬ賑わいを取り戻していた。
 ただ一つ、昨日のそれと差異があるとするならば。

 ……そこに息づく生命が、たった一つか二つ、消えて無くなったくらい。



「……」

 そんな街の喧噪と、壁一つ隔てただけだというのに。
 その部屋は、相も変わらず薄暗いまま。
 部屋の隅で膝を抱え、瞳を爛々と輝かせる男。
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 00:06:05.17 ID:aBRNmTIo
「……」

 一人きりになった瞬間、彼の心を打ちのめすモンスター。
 恐怖。怒り。自責の念。
 目を瞑れば、瞼の裏に鮮やかに蘇るのは、Cの最期の姿。
 カッと見開かれた目から、ボタボタと血の涙を流す、見知った筈の顔。

「……」
 
 それらに苛まれ、眠る事なんて出来やしない。

「うっ」

 カーテンの隙間から差し込む陽光に目が眩んで、ようやく朝の訪れを知る。 
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 00:17:12.68 ID:aBRNmTIo

 竜馬は、やがて幽霊の様に立ち上がった。
 その目に、決意の色を宿して。
 
 そして、彼は部屋を出た。ポケットの中に忍ばせた凶器を、ギュッと握り締めて。
 
 ゆらり。ゆらり。
 幽鬼の如く、街を彷徨う。
 路上で楽しそうに談笑する若者達が、遠い世界の存在に感じられた。
56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 00:29:59.07 ID:aBRNmTIo
 そうして歩くうち。
 いつしか竜馬は、あの廃病院に辿り着いていた。

 昨晩の惨劇の痕跡は、何も残っていなかった。
 あれだけ派手にぶちまけられた少女の亡骸すらも消えて、そこにあるのはバラバラに散らばったゴキブリの死骸だけ。
 
「C……」

 涙が溢れ出る。
 話し相手が居た事で紛らわす事が出来ていた感情が、爆発した。

「ごめんな。ごめん。俺のせいだ。
 俺が、ゴキブリ探しに行こうなんて言わなきゃ良かったんだ」

 冷たい床に膝を付け、泣き崩れる。
 震える声を必死に絞り、許しを乞う。
 それが最早届かない事は、分かっていた。
 それでも、そうせずにはいられなかった。
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 00:43:59.80 ID:aBRNmTIo
 ――時間を忘れて泣き喚く内に、街には夜の帳が降りていた。
 人の時間が終わり、奴らの時間がやってきたのだ。

「……夜かぁ」

 泣き腫らし、すっかり赤くなった目元を乱暴に擦る。
 立ち上がり、そこら辺に散らばった虫の死骸――最早少女の姿はしておらず、見知ったゴキブリの形だった――を蹴り飛ばす。

「あいつに。あいつに会わなきゃ」

 そう言って、病院の外に出た。
 クシャクシャに丸まった煙草の箱から一本取り出して、火を点ける。
 そして、有害な煙を胸一杯に吸い込んで、吐き出した。
 弱気な自分が、煙と一緒に宙に消えた気がした。

「あいつを、助けなきゃ」

 力強く、呟いた。
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 01:00:49.35 ID:aBRNmTIo
◆  ◆  ◆


 速く、迅く。
 
 赤いストールを残像の様に靡かせて、夜の街を駆ける影があった。
 
 その影は、美しい女の形をしていた。
 人外の身体能力を持ち、その身に異能を宿しながらも。
 その姿は、美しい女に違いなかった。


「クソ。見付からない」

 女――リディは、焦っていた。
 彼女は、卓越した嗅覚によって、獲物の放つ体液の臭いを探り、狩る。
 従って、その発信機の役割を成す臭いが無ければ、獲物の元に辿り着く事が出来ない。

「虱潰しに探すしか無い、か。間に合えば良いけど――」

 言いながら、一層速度を増して駆けた。
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 01:13:38.32 ID:aBRNmTIo
 そうして駆けている内、リディの鼻がある臭気を感知した。

 ……煙草の臭い。
 
 チッ、と舌を打つ。
 未だに夜を出歩く者が居るなんて。
 危険極まりない。即座に、帰らせねばならない。

「時間が無いってのに!」

 悪態を吐きながら、臭いの元へと向かった。
 
 そうして辿り着いたのは。
 昨晩、惨劇が繰り広げられた廃病院だった。

 その入口付近で煙を吐く、見覚えのある若者の姿。
 竜馬だ。

 怒りに駆られ、リディは竜馬の眼前に舞い降りる。

「おい! 何をしてる! もう夜は出歩くなと言ったろう!」
「よう、リディ。ここに居れば、会えると思ったよ」

 返ってきたのは、思いもよらぬ言葉だった。
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 01:32:06.03 ID:aBRNmTIo
「……私を、待ってたのか?」

 意外な言葉に、目を丸くしたリディ。
 すっかり短くなった煙草を踏み躙りながら、竜馬が答える。

「あぁ。奴らの巣は見付かったか?」
「……いや、まだだ。すまない」

 申し訳無さげに頭を下げる。
 それを見た竜馬が苦笑を浮かべる。 

「昨日あんだけ謝んなっつっただろ? それにな、謝るべきはお前じゃねェ。俺だ。
 俺は、責任を取りに来た」
「責任……?」
「そうだ。あいつらをあんな目に合わせた責任だ。
 ……ゴキブリ共も、お前みたいに鼻が利くんだろ?」

 ゴソゴソとポケットを探りながら、竜馬が問うた。
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 01:41:12.09 ID:aBRNmTIo

「……あぁ。私ほどでは無いにしても、近い所での臭いなら充分に嗅ぎ付けられる」
「そりゃ良かった。で、Bを抱えたままならそう遠くへは行けない。そうだろ?」
「恐らく、そうだが……。何を考えているんだ、竜馬」
「簡単な話だ」

 疑問を浮かべるリディをよそに、竜馬はポケットを探り続け。
 そして、それを取り出した。
 鞘に覆われた、鋭いナイフである。
 そして、それを振り上げて。

「俺が奴らを誘き寄せるエサになりゃあ良いんだよォ!!」
「! 竜馬、止め……」

 リディの静止の声を振り切って、それは深々と、竜馬の腕に突き立った。
 ボタボタと、大量に血液が流れ出ていく。
62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 01:55:18.58 ID:aBRNmTIo
「うぐああああああああ!! 畜生……メチャクチャ痛ェぞこれ!」
「当たり前だよ、馬鹿! 今すぐ手当てを……」

 ストールを外し、竜馬の腕に巻き付けようとしたリディの手を。
 しかし竜馬は、バシリと叩き落とした。

「それじゃ、意味が無ェだろうが……」

 そうしている間にも、ダラダラと血液は流出している。
 ハァハァと荒い息を吐きながらも、竜馬は手当てを拒んだ。

「だって。だってそれじゃ、お前まで死んじゃうだろ!? 馬鹿!
 適当な食べ物でも持って来れば良かったじゃないか……!」

 目に涙を浮かべ、叫ぶリディ。

「生餌の方が、食い付きが良いだろ? 魚だってそうじゃ無ェか。
 それにな、これはあいつらへの詫びの代わりでもあんだよ」
63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 02:20:57.53 ID:aBRNmTIo

「詫び……?」
「あぁ。だっておかしいじゃねェか。あいつらはあんな目に遭ったってのに、誘った俺は無傷なんてよ。
 だから、せめてこうやってお前を手伝う事にしたんだ。
 なぁ、頼むよ。俺を、役立ててくれ。Bを助ける為に、役立ててくれよ」

 荒い呼吸を繰り返しながら、じっとリディを見つめる。

「……分かった。お前の覚悟は、無駄にはしないよ。
 だが、危険だと判断したら、無理矢理にでも病院に連れて行くからな。
 もう、私のせいで人が死ぬのは、ゴメンだ」
「だから、お前のせいじゃねェっつってんだろ。……ありがとな。それと」
「ん?」
「……それ取った方が、カワイイぞ。俺が今まで見た女の中で一番カワイイんだから、もったいない」
「ば、馬鹿!! こんな時に何を言って……! 馬鹿……」

 真赤な顔でそっぽを向くリディ。
 些か反応が過剰なのは、今まで容姿を褒められる機会が無かったせいだろうか。
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 02:33:38.83 ID:aBRNmTIo
 そうして、二人は歩き始めた。
 血液を垂れ流しながら。血の臭いを振り撒きながら。
 リディは竜馬を肩で支えながら、絶えず周囲に気を配っている。

「良い、匂いだ……」

 鼻孔を擽るリディの香りに、竜馬が思わず呟いた。
 それを耳聡く聞きつけたリディが、返す。

「自分の血が良い臭いだなんて、変わってるな」
「いや、そういう訳じゃ……。ま、良いか」
「?」


 竜馬の顔色が、若干悪くなって来た頃。

 リディが、ストールを竜馬の傷口にきつく縛りつけた。

「やめろ! 俺はまだ……」
「いや。もう、お前が血を流す必要はない。歩けるか?」
「あ、あぁ」

 叫ぼうとした竜馬を制して、リディが鋭い目線を暗闇へと向ける。
 その先から現れたのは、四、五人のゴキブリ少女。
 
「おにく……おに゛くぅ」
「おながすいたよお゛」

 支えていた竜馬を離れさせ、身構えるリディ。
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 02:44:05.58 ID:aBRNmTIo
眠い。おやすみ。
続きは金曜の夜。
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 08:44:34.49 ID:wZXulEAO
面白いんだけど、前作と比べるとテンポが悪くなってる気がする。
>夜の帳
これは誤字?
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/13(木) 12:36:59.88 ID:QH93EASO
それは「よるのとばり」って読むんだよ
今時のゆとりはそんな事も知らないのか
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 17:58:20.16 ID:cG1C/96o
今日は早く上がれたからちょっとだけ書くよー

>>66
誤字じゃないよ。下の人も言ってるけど、そういう表現。

>>67
まぁ、最近はあまり使われない表現ではあるから、知らなくても無理は無いのかも。
69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/13(木) 18:06:09.54 ID:IxPdPw2o
それでも「よるのとばり」くらいは読めてほしいよね
ゴキ幼女分多めでお願いします
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 18:32:08.35 ID:cG1C/96o
「へへ。フィーーッシュってとこか。グランダー武蔵、知ってっか?」
「知らないな。何だそれは」

 たん、たたん、たんたん。
 軽口を言いながらも、その足は小刻みにリズムを刻む。
 それに合わせる様に、しなやかな体躯を右へ、左へ。
 舞踊にも思えるそれはしかし、見る者が見れば明らかに近代格闘技の影響を受けたものである事が分かる。

「あぁ゛ッ!!」

 一人のゴキブリ少女が、リディの喉笛を目がけて跳びかかる。
 常人ならば視認する事さえ難しいであろうそれを容易く避け、

「疾ッ」

 更にカウンター気味のハイキックを叩きつける。
 その一撃で少女の頭部は完全に粉砕され、沈黙。 

 産まれつき「持たざる者」であった彼女が、強者として生を受けた「姉」の後を追う為に身につけた技術。
 その努力は確かに、実を結びつつあった。


 後ろで観戦していた竜馬が、感嘆の声をあげる。

「相変わらずすげェな。キックボクシングか? 知り合いの動きに似てる」
「色々だ」
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 19:00:30.37 ID:cG1C/96o
 そう言っている間に、今度は三人のゴキブリが一挙に迫った。
 一人はその強烈な脚力を活かし、空から。
 一人は地を舐める程の低姿勢で、地上から。
 そして最後の一人が、その間を埋める様に低空から。

 それらに対して、リディは即座に反応し。

 まず、空から襲いかかる黒い雷に向けて、一本の糸を放つ。
 一見するとあまりにか細く、頼りなく思えるそれは、その実鋼鉄を遥かに上回る強度を備えている。
 そんな代物に絡め取られてしまった少女は、頭のてっぺんから股関節までをアジの開きの様に裂かれて、絶命。

 蛇を彷彿とさせる動きで地を這う者に対しては、風切り音を纏った踵落としで迎え撃った。
 鉞染みたその一撃を受けたゴキブリは。
 ドゴォ! と轟音をあげて、脳漿をブチ撒けながら地面にめりこんだ。

 最後の一人には、胴体に強烈なミドルキックを浴びせ、吹っ飛ばした。
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 19:16:25.39 ID:cG1C/96o
「やっぱとんでもねェな。お前はアムロ・レイかっつの」

 オレンジに染めた髪をくしゃ、と掴み、半ば呆れた様子で言う竜馬。
 
「そうでもないさ。私の姉なら、この程度の連中は一動作で狩り尽くす」
「マジかよ」

 さて、と振り返り。
 リディは、先ほど蹴り飛ばした少女に目を向ける。
 
「う、うぅ゛」

 蹴られた腹を痛々しく押さえながら、リディの様子を窺うものの。
 その表情には、恐怖が色濃く浮かび上がっていた。
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 19:19:22.77 ID:cG1C/96o
「どうする? まだやるか」
「……ッ!」

 そう声をかけた瞬間、ゴキブリ少女は踵を返し。
 暗闇に向けて、一目散に逃げ出した。

「蜘蛛の子を散らす、って所か。一人しか居なかったけど」
「そもそも、蜘蛛はお前だろうが」
「確かにそうだな。よいしょっと」

 言いながら、リディは両腕で竜馬を抱える。
 所謂、「お姫様だっこ」の形だ。

「お、おい!」
「何か文句があるのか?」

 竜馬の立場からすれば、男として我慢ならない仕打ちだ。

「あるに決まってんだろ!!」
「そうか。後で聞こう。今は、あいつの後を追わなければ」

 その体勢のまま、リディは駆けだした。
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 19:31:26.12 ID:cG1C/96o
 ごっついお姫様を抱えて走るリディが、何かに気付いた。

「なんだよ」

 憮然とした顔で、竜馬が聞く。

「……この先から、血の臭いがする。今向かっている方からだ」
「え!? まさか、Bの」
「いや、人間のものでは無い様だが……。何かあったのは確かだ。飛ばすぞ」
「え、ちょ、おいィ!?」

 抗議の声も聞かず、リディは全速力で走りだした。 



◆  ◆  ◆



 時は多少前後して、数十分前。
 そこは、扉を閉め切られ、一筋の光も射さぬ廃工場。
 そんな場所に、ヌチャヌチャと卑猥な水音が響いていた。
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 19:48:10.29 ID:cG1C/96o
 暗闇の中、一つの大きな影に群がった、沢山の小さな影。

「あ、ぁ゛ふぅうん」

 幼い少女が男に跨られ、腰をくねらせる。
 その表情は朱に染まっていて、まるで酒にでも酔っている様。
 いや、事実酔っているのだろう。小さな身体に納まった肉棒が生む、生殖の快楽に。

「ずるるるるる」

 腰を振る男の肛門を、それとは別の少女が一心に啜る。
 皺の一つ一つを、まるでそれが甘美なものであるかの様に丁寧に舐ってゆく。
 と、思えば、今度は舌を深く、深くまで侵入させ、滅茶苦茶に暴れさせる。
 その刺激が、男に言い様の無い快感を与える。

 他の少女も、男の身体に舌を這わす。
 ある者は首筋。ある者は腋の下。二の腕。足。睾丸。
 
 最早、男の身体に少女の唾液で濡れていない場所など存在しない有様だ。

「バケモノに襲われて、どうなる事かと、ふぅ、思ったら。へへ、どうしてどうして。
 悪くねえな、こいつは」

 今まで得た事の無い快楽の坩堝の中。
 Bは、腰を少女に打ち込みながら言った。  
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 20:10:26.20 ID:cG1C/96o
 ぱん。ぱん。ぱん。ぱん。

「ああ、ホントに良い具合だ。今までガキなんぞに興味は無かったが、何かに目覚めそうだ。
 それとも、お前らのまんこが特別なのか? そこん所、どうなんだよ」

 乱暴に腰を打ち付けながら、眼科で喘ぐ少女の耳元で囁く。

「わ、わかんないぃ゛……。あ、ふぁ、あ゛」

 少女に身体を押しつける度に、脂がローションの様に心地よく滑る。
 ヌメヌメと少女の身体に輝く脂に、最初は嫌悪感を抱いたものの、今となってはそれすらも
獣欲を煽るオプションにしかならない。 

 Bの腰が、運動を速める。
 少女の膣内に埋められた肉棒は、絶えず先端から透明な液を染み出させる。
 限界が近付いているのだ。
 パンパンパンパンパンパンパンパンパン!!

「あ、あああ、ああああ゛!」
「ほら、出すぞ。出すぞ。お前らの大好物だ。言ってみろ。何から何が出るんだ?」
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 20:31:07.04 ID:cG1C/96o

「あ゛、あぁ! だし、てぇ゛! おにーさんの、ひぃ、おちんちんから、せーし!
 せーし、はやく、だしてええええええ゛!!」 
「そうかい! ……くっ、そら、ご褒美だ!」

 限界まで膨れあがったペニスを、少女の奥深くまで突き込んで。
 その最深部で、白濁した欲望を吐き出した。

 少女は1mmの隙間も生むまいと、Bに足をがっちりと絡める。
 ドクンドクンと胎動するペニスを、秘肉がいやらしく包み込む。
 その刺激にBは身体を震わせながらも、子種をたっぷりと注ぎ込んだ。

 射精を終えたペニスを、ずるりと引き抜けば。
 少女の性器からは、男と女の混合液が、大量に溢れ出した。

「おい、綺麗にしろよ」

 醜悪な肉塊を、傍らで腋を舐めていた少女の口元に擦り付ける。
 人間で言えば、年の頃は中学生といった所か。
 程好く膨らんだ乳房が、ぷるりと揺れる。 

「は、ああぁ゛……。おちんちん、いただきまず」

 それを嬉しそうに頬張って、口中で味わう少女。
 もごもごと舌で亀頭を転がし、愛液に塗れた茎を唇で拭う。
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 20:33:22.88 ID:cG1C/96o
今日は用事があるんでここまで。エロむずい。
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/13(木) 21:42:42.37 ID:IxPdPw2o
おいィ!?ちょっとおあずけがひどすぎませンかねエえ?
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/13(木) 21:46:39.06 ID:wZXulEAO
レスがなくても謙虚に濃厚なエロを投下する
素晴らしい書き手だすばらしい
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/14(金) 22:28:39.06 ID:NoxTX9so
>>79
すみません一方さん

>>80
ありがとうございますブロントさん

いくよー
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/14(金) 22:39:39.03 ID:NoxTX9so
 ちゅる、と音をたてて尿道に残った精液を吸引し、再び前後運動を開始する。
 
「あぁ……。最高だ」

 恍惚の表情を浮かべながら、瑞々しく実った少女の胸部を揉みしだく。
 小さな桃色の突起を、指で軽く弾いたり、こねてみたり。

「ん、ふぅ゛……」

 男根を口に含みながら、くぐもった喘ぎ声をあげる少女。
 口内で鎌首をもたげ始めたそれを、くぷり、という音と共に、一層深く飲み込んだ。 
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/14(金) 23:07:36.29 ID:NoxTX9so
 窄めた唇で、筋張った茎を絞る様に愛撫しながらも、舌先を透明な粘液を滴らせる鈴口へと侵入させる。
 空いている両手で、眼前でぷるぷると揺れる玉袋を、ころころと弄ぶ。

「上手えなぁ。どこでそんなもん覚えた」

 下卑た笑いを浮かべながら、Bは少女の臀部へと手を伸ばした。
 その奥まった所にある、やや塩味のきつい蜜を滴らせる洞穴。
 その周囲を、指の腹で撫で回す。

「あう、ぅ゛」

 女性器に与えられた刺激に反応し、ペニスから口を離して、少女は悦びの声をあげる。
 
「誰が止めて良いっつった?」

 言いながらも、Bの指は止まらない。
 液体を垂れ流し、ひくひくと蠢くそこに。
 くちゅ、ぬぽぉ、と音をたてて、一本の指を押し込んだ。
 襞の1つ1つが、まるで微温湯の様な温かさを伴ってBの指を締め付ける。
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/14(金) 23:30:48.53 ID:NoxTX9so
「はぁあ゛!」

 下腹部を襲った甘い電撃に堪えられず、またもやペニスを吐き出す少女。

「なんだ、やる気が無ぇのか」

 女性器を掘削する指を二本に増やし、更に苛烈にかき回す。
 ぐちゅぐちゅぐちゅ!
 少女は更に甲高い声をあげて、ペニスに熱い息を吐きかける。

「ひぃあ……!」
「なら、仕方無ぇな。こっちは勝手にやらせてもらうか」

 言いながら、Bは空いている手で少女の髪を掴む。
 そして、ドクドクと脈を打つ肉塊を、無理矢理に少女の口にねじ込んだ。

「ん゛、むぅ!?」
「おおぅ。やっぱ良いなこれ」

 先端で少女の咽喉を乱暴にノックしながら、Bは身体を震わせる。 
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 00:11:20.82 ID:E6eYix6o
 「おぅ! おぅう゛!」

 眼下で少女が悲鳴染みた呻き声をあげようとも、頭を押しつける手を決して休めない。
 それ所か、高まる射精感に合わせて、更に激しく振りたくる。

「イくぞ! ほら、味わえ!!」

 陰部を弄ぶ手を放し、両手でがっちりと少女の頭を固定する。
 そして、そのまま射精を始めた。

「んぶぅえ……」

 食道へと直接流し込まれる汚泥の感触に、目を白黒させる少女。
 射精を終えたBは、幼さを残した少女の頬に、欲望の残滓を擦り付ける。

「ふぅ……。可愛くなったじゃねぇか」

 白濁に塗れた少女の顔を見て、笑う。


 その時。


 ぎ。ぎぎぎ。

 不意に、鉄の塊を引き摺る様な音が、響いた。

 それが工場の分厚い扉が開かれた音だと気付いたBは、音の源の方向を向いた。


 そこには。 
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 00:40:05.94 ID:E6eYix6o
◆  ◆  ◆



 
 ゴキブリを追って、廃工場へと辿り着いた竜馬とリディ。
 リディが抱き抱えた竜馬を降し、竜馬はようやくお姫様だっこの責め苦から解放される。

「と、とと」

 恋しい地上に再び立ったものの、竜馬の足取りは覚束ない。
 リディの乗り心地は、お世辞にも良いものとは言い難かった。
 掻き回された三半規管が、悲鳴をあげている。

「……吐きそうだ」
「ヤワだなぁ」
「うるせェ。こちとら、貧血なんだよ。ケガ人に鞭打ちやがって」

 悪態を吐く竜馬に笑いながら軽く詫びて、リディは工場へと意識を向ける。
 その建物は、彼女らを誘うかの様にポッカリと大口を開けて佇んでいた。
 夜の闇より尚暗い、深淵の漆黒。
 そこからは、噎せ返る様な血の臭いが、確かに漂っていた。

「ゴキブリは、あの中に逃げ込んだらしいな。
 ……しかし、何だこの臭いは。共食いでもしたのか」

 言いながら、リディは竜馬の方へと振り返る。
 ――連れて行くのは危険だが、ここに置いて行く訳にもいかない。
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 00:46:56.37 ID:E6eYix6o
「もう、平気か?」
「平気に見えるか? まだ頭が内臓が揺れてる気がするぜ」

 俯いて、ブルブルと頭を振る竜馬。

「平気そうだな」
「……そうかよ」
「キツイなら、ここに置いて行こうか」
「ッハ、冗談」

 青褪めた顔で、しかし力強い光が宿った目で、竜馬はリディを見る。

「Bの奴が、中で待ってんだ。俺がこんな所に居る訳にゃ、行かねェだろ」
「……そうか。なら、私の傍から離れるなよ。懐中電灯は持っているか?」

 竜馬から懐中電灯を受け取ったリディは、暗い廃工場へと足を踏み入れた。
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 01:05:57.85 ID:E6eYix6o
 か細い光が、深い闇を振り払ってゆく。

 そして、工場内の様子が、少しずつ明らかになる。


 そこにあったのは、大量の少女の死体。
 そのどれもが惨たらしく、原型を留めぬ程に破壊され尽くしていた。

 何か凄まじい力で、口から股下までを引き裂かれ、臓腑をばら撒いて事切れた少女。
 手足を引き千切られ、頭を擂り潰された、胴体だけの肉塊。
 体液を吸い取られ、ペラペラのコンドームの様になったゴキブリ。

 それらが人型を保っていた事から、こうなってからさほど時間が経っていない事が伺える。

「……なんだ、こりゃ」

 臭気と惨状によって吐き気を催し、口元を押さえる竜馬。
 リディも、眉を顰める。
 
「分からない。分からないが……。少なくとも、人間の手に因るものではないな。
 それに、殺し方が効率的ではない。まるで」
「……まるで?」
「――――殺しを、楽しんでいるみたいだ」


「竜馬、か?」

 そこに、一つの声が響いた。
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 02:04:10.42 ID:E6eYix6o
 声を発した者を、懐中電灯が照らす。

「――B!!」

 そこに居たのは、全裸でドラム缶に身体を預け、血の海に腰を降ろしたBだった。
 それを見るや否や、喜色満面といった風情で、竜馬がBに駆け寄った。

「大丈夫か? 怪我は無ェか? ごめんな、俺のせいで」
「うるせぇな。別に、お前のせいなんて思っちゃいねぇさ。それなりに良い思いも出来たしな。
 ……そっちの子は、誰だ?」

 リディを見て、Bが聞く。
 紹介しようとする竜馬を制して、リディが前に出る。

「……私は、リディだ。怪我が無い様で、本当に良かった。竜馬とは、成り行きで行動を共にしている。
 クモ女、と言えば分かりやすいか。……お疲れの所を悪いんだが、一つ聞かせてくれないか。
 ――ここで、何があった」

 薄く笑っていたBの顔が、凍り付いた様に固まる。
 その顔に浮かぶのは、明らかな恐怖。
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 02:34:17.12 ID:E6eYix6o
「お前も、あいつの同類なのか」
「……何?」

 酷く怯えた様子で、Bがリディから身を捩らせて離れる。
 そして、口角泡を飛ばして、叫んだ。

「お前も、あのバケモノの同類なのか! 俺を、どうするつもりだ!!」
「……あの、バケモノ?」

 暴れるBを、竜馬が必死に宥める。

「落ち着け、B! お前が何を見たのかは分かんねェけど、こいつは、リディはバケモノなんかじゃ無ェ!
 こいつが居なけりゃ、俺は死ぬ所だったんだ! こいつは、良い奴だ! ビビる事は無ェ!!」

 竜馬に肩を掴まれ、宥められる内に、Bは正気に立ち戻っていった。
 息を荒げながらも、落ち着いた声で言う。

「……そ、そうか。他ならぬお前が言うなら、そうなんだろうな。
 バケモノ扱いして悪かったな、リディさんよ」
「……大丈夫。気にしてないさ。それで、お前が見たバケモノとは」
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 02:38:22.47 ID:E6eYix6o

 Bの言葉に、一瞬俯いて。
 しかし、努めて明るい声で、リディが問う。
 リディの問いに、Bは細い声で語り始めた。

「噂の片割れ、だよ」
「と、言うと」
「ムカデ女さ。奴がここに居たゴキブリ共を、皆殺しにしたんだ」
「何だ、先にお前を助けに来てくれたのか。俺、怪我して損したみてェだな」

 ストールが巻かれた腕を、苦虫を噛み潰した様な顔で撫でる竜馬。
 しかし、竜馬の言葉を聞いて、Bはまたもや声を荒げた。

「違う! あの女は、そんな奴じゃない! だって、あいつは……」

「笑ってやがったんだ! ゴキブリ共をバラしながら、楽しそうに笑ってたんだ!!
 わざと一撃で止めを刺さずに、いたぶって、いたぶって!」



「ぎいいいいいいいい゛!!」

 突如三人の耳を襲ったのは、悲痛な絶叫。そこには。
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 02:57:39.74 ID:E6eYix6o

 掴み上げられた、ゴキブリ少女の最後の一人。
 そして。

 
 それを掲げながら、大口を開けて笑う、異形の女。

 黒のレザーパンツに、同じく漆黒のライダースジャケット。
 暗闇の中、まるで血の様に輝いて見える、真紅の髪と、瞳。

 これだけならば、多少大柄なだけで、普通の人間とそう差異は無いだろう。
 むしろ、その容姿は充分に美人と言えるものだ。


 彼女を、異形と表現した理由は一つ。


 バックリと開かれたジャケットの背中側から。

 ――――翼の様に、八本の腕が生えていて。
 そのどれもが、夥しい量の鮮血に塗れていた。


「いだいいいいいいいいいいいいいいいい゛!!」

 四肢と頭を、計十本にも及ぶ沢山の腕に掴まれながら、少女は悲鳴をあげる。
 みちみち、という肉の裂ける音が、少し離れたリディ達の耳にも届く。
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 03:07:06.20 ID:E6eYix6o
「いだいいいいいいいいいいいいいいいい゛!!」

 四肢と頭を、沢山の腕に掴まれながら、少女は悲鳴をあげる。
 みちみち、という肉の裂ける音が、少し離れたリディ達の耳にも届く。

「痛いかい? 痛いかい? 痛いだろうねぇ。でも、残念。あたいは楽しくてしょうがないよ」

 言いながらも、更に力を込めて、腕を引く。

「ひゃああああああ゛!! ごめんなざいいいいい゛いい!!!」

 少女の哀願の声を聞いた女は、口元に浮かんだ笑みを更に深めて。
 
「許さないよ。許す訳が無い。アンタらに出来るのは、苦しんで、苦しみぬいてから――死ぬ事だけだ!」


 そう言って、全力で腕をそれぞれの方向に向けて引っ張った。

 ブヂィ!!

 不快な音と共に、少女の五体は爆散し。
 数瞬の後、大量の鮮血が女へと降り注いだ。
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 03:07:54.37 ID:E6eYix6o
今日はここまで。続きは明日。
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 04:10:07.80 ID:Abml3EAO
グロ…
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/15(土) 19:51:44.58 ID:iyh6m5Io
エロとグロの差がありすぎてパブロフ的にグロにちんこが反応する自分がいる

これが・・・リョナ趣味・・・・・?
97 :1 [sage]:2010/05/18(火) 01:28:20.06 ID:d09ZWhAo
ちょっと仕事が立て込んでしまって、続きが遅くなりそうだ。
すまない。今週中には、必ず。
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/19(水) 21:32:12.74 ID:a8NbWPYo
期待して待ってる
99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/28(金) 01:24:04.20 ID:/zXmsAAO
まだか
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/28(金) 13:43:24.40 ID:C6ssrMDO
続きはまだですか
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/05/29(土) 06:32:11.48 ID:hvBn3D2o
ただいま!
一眠りしたら書くからちょっと待っててくれ!
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/29(土) 22:28:46.64 ID:WBqhWcso
ひと…ねむ…り?
103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/31(月) 16:27:55.93 ID:RTNTXDUo
 ざぁざぁと降りしきる血漿の豪雨を、まるでそれそのものが神のもたらした奇跡であるかの様に、恍惚とした表情で受け止める。
 いや、事実、彼女にとってはそれであるに違いがなかった。
 そう思わずにはいられないほどに、両手を広げて紅霧の中央で笑む彼女の有様は、幸福に満ち満ちているのである。

「なん、だ」

 一層強烈さを増した血の臭いの中、不良青年は垂れ落ちた橙色の前髪をかきあげる事すらも忘れ、脅えの混じった疑問の声をあげる。
 その傍らでがたがたと身を震わすBは、もはや己のひり出した尿や精液、ゴキブリの残骸に塗れ、無様と形容するのがこの上なく相応しい。

 そんな中、リディはと言えば。
 
 あろう事か、その全身を赤い紅い鮮血に濡らした怪人のもとへ、歩み寄ってゆくのである。
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/31(月) 16:45:30.95 ID:RTNTXDUo
 竜馬はそんな彼女の暴挙を止めるべく、声を張り上げんとしたが。
 恐怖によって委縮しきった声帯はなんの要も成さず、ただただこひゅ、こひゅ、と惨めに喉を鳴らすだけに留まった。

 なぜ竜馬がこれ程までに怯えているのか。

 狂気。

 ゴキブリ共の様に本能に従った行動でもなく、リディの様に青臭い正義感に因る行動でもない。
 人間は、何よりも己の理解を外れるものこそを恐れるのだ。
 この女は、人語を解しながらも、その実、内面は何にも似付かぬ、十本の腕なんかよりも余程恐ろしい異形なのだ。
 これで肝っ玉が縮み上がらぬ程、竜馬は普通の人間を外れてはいなかった。

「こうして面を合わせるのは初めてだな」

 そんな竜馬をよそに、リディは十本腕の女に語りかける。
 その距離は、余りに近い。人外の脚力を以てすれば、一瞬で踏み込み、致命の一撃を加えられる位置。
 警戒こそ怠ってはいないが、余りに迂闊な行動。
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/31(月) 16:59:04.42 ID:RTNTXDUo
「ムカデ女……いや、失礼。名前を知らないものでね。ともかく、私はリディだ。クモ女と言えば、お分かり頂けるだろうか」
 
 何の事はない。
 リディも未だ、未熟であった。それだけの話だ。

 幾度となく戦場に立ち、多くの屍を築きあげて来た彼女ではあるが。
 その相手となるゴキブリ達は、獣同然の知性しか有していなかったのだ。
 故に、彼女は他人を疑うといった事を知らない。
 多少は残虐性が行き過ぎた所があるものの、Bには手を出していなかった事から考えて、本質的には自分と同じヒーローであるに違いない。
 そんなグラニュー糖よりも甘ったるい、まるで童女の様な希望的観測に基づいての行動であった。
 リディは後ほど、この事を後悔する事となる。

「……クモ女」

 天を仰いでいたムカデ女が、リディに視線を合わせる。
 
「あぁ。礼を言う。あの男を助けてくれた様だな」
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/05/31(月) 17:17:11.66 ID:RTNTXDUo
 顔色を蒼白にしているBを指しながら暢気に礼を述べているリディを見やり、ムカデ女はくつくつと喉を鳴らす。
 べっとりと紅蓮に染まった掌を、同じく炎の様に赤く燃える髪ごと、前頭部に当てる。

「助けた。助けたねぇ……」
「あぁ。そうだろう?」

 その言葉を聞いたムカデ女は、更に笑う。
 最初は噛み殺されたものでしかなかったそれは、次第にその音量を増してゆく。

「くひ、くひひひ……ひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」

 哄笑。そして。

 三日月の様に裂けた口元もそのままに、リディへ向けて突進した。
 その速度たるや、ゴキブリ少女の比ではない。
 あえなく、リディはムカデ女に四肢を囚われてしまった。反応する事すらも出来ずに。

 ぎちぎち。
 腕を、足を、強大な膂力によって握り潰される激痛。

「あ、ぐぁ」

 堪らず苦悶の声を漏らすリディに、ムカデ女は満足気に目を細める。

「違うよ。違う。あたいは、人間なんかにゃ興味がないだけさ」
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/01(火) 15:30:39.98 ID:a7HCnoIo
>>1が来たと思ってwktkしてたらまたいなくなってた・・・
ゴキブリ娘とおいかけっこでもしてんのか
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/01(火) 15:39:42.62 ID:Sp9/hQAO
この口調に、赤い髪…
こまっちゃんじゃねぇか!
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/02(水) 02:48:01.10 ID:ZaF6nIAO
なんか文体が違うが、別人か?
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/06/05(土) 10:28:38.69 ID:rFu73Qoo
同一人物よー
いろいろ読んでたら影響受けちった
待ってくれてた方、すいまえんでした;;
hai!!昼過ぎくらいから書きまうs!
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/18(金) 02:40:47.48 ID:1y70RsMo
何か暇潰しにやること無いかん
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/06/18(金) 02:42:00.51 ID:1y70RsMo
誤爆
いや>>1が来ない的な意味では合ってるのか
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/06(火) 03:10:36.96 ID:HukGC.6o
書き手のレスがないまま1ヶ月が経過したのでご案内

続ける意思がなくなった場合は以下のスレでHTML化依頼をお願いします
■ HTML化依頼スレ Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/

続ける意思がある場合は2週間に1度ぐらいでいいので生存報告をよろしくお願いします
みんなで仲良く製作速報を使えるようになるべく放置スレを減らしましょう
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/31(土) 09:06:16.70 ID:1zNLvhEo
それから3週間が経った…
115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 14:01:29.15 ID:7H8joXko
こんな良スレ残念すぎる
116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [age]:2010/08/04(水) 13:06:10.51 ID:.74ICck0
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