今学校で暇してる - 製作速報VIP（クリエイター） 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/05/26(水) 11:02:51.65 ID:5lm10YAO

誰か構って

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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どけ、馬鹿ども ＠ 2025/04/08(火) 17:50:19.05 ID:ZpOcDfR4O
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=＾・ω・＾= ぬこ神社 Part127《ぬこみくじ・猫育成ゲーム》 ＠ 2025/04/08(火) 15:05:35.64 ID:ORnLfiWxO
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”巨大”とは感動である ＠ 2025/04/08(火) 01:19:24.07 ID:lXIr96Fs0
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イキスギ龍戦隊　トコロテンリュウチャーン ＠ 2025/04/07(月) 23:14:15.12 ID:Wirs8NLuo
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ブラックホールを利用したスイングバイですか ＠ 2025/04/07(月) 22:24:09.84 ID:cNeF3kS2o
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>>2->>1000←こいつらバカ ＠ 2025/04/07(月) 17:56:14.63 ID:EPGMr7I0O
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1744016174/

存在しないA雑の1コマbot ＠ 2025/04/07(月) 15:38:34.09 ID:ftcC9QE7o
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【安価】タイトルからあらすじを想像して架空の１クールアニメを作る　2025春 ＠ 2025/04/06(日) 18:59:59.85 ID:j7qPgZ470
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2 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/05/26(水) 13:14:53.29 ID:6cvo/YAO

『てるてる坊主』

　長い長い、雨の空の日。ある村を、一人の少年が立ち寄った。
　少年は年こそ若いが勇敢で、とても優しい者だった。時代が時代であれば、人々の先陣に立つような存在だっただろう。
　食料などを買い揃えながら村を歩き、小さなほこらに差し掛かる。そこで少年は、一人の少女と出会った。少女はとても美しく、漆黒の髪が良く映える透き通った肌をしていた。
　しかし、よくよく見てみれば、少女の体は酷く濡れていた。雨だけのせいではない。頬に流れる雫は、確かに涙であると少年は気付いた。

　次の日、親切心から宿を貸してくれた家主に、少年は少女について尋ねた。あそこで、彼女は何をしているのかと。どうして美しい相貌を悲しき雫で震わせているのかと。
　家主は困ったような顔をしながら答えた。あの娘は雨女なのだよ、と。
　雨女？少年は聞き慣れない単語に首をかしげた。家主は続ける。彼女の涙は雨を呼ぶ。田畑を耕す前の月には、こうして彼女に雨を降らさせているのだ。

　少年は考えた。村のためとはいえ、無理矢理に涙を流させるのはあんまりじゃないだろうか。さらに、家主の最後の言葉を思い出す。彼女には、呪いがかかっているのだ。

　――村のために、笑みを浮かべられぬ、そんな呪いを。

　少年は優しかった。そして勇敢だった。そのような振る舞いを許せず、見逃すことのできない程度に。

3 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/05/26(水) 13:15:24.09 ID:6cvo/YAO

　その日の晩、傘をさす一人の影。そのかげは、暗き世界を迷いなく進む。もちろん、向かう先は、悲しい運命を背負う少女の元へ。

　こんばんわ。影はそう口を開いた。少女は酷く困惑した。月の無い雨の晩に、彼女の元に足を運ぶ者などいなかったのだから。

　影は口々にこれまでの旅の話をした。東の山で綺麗な羽根を持つ鳥を見たこと。その羽根の美しさたるや、虹と見間違うばかりの神々しさだったと。
　西の海では、世界の果てに落ち行く天帝の素晴らしき姿を見たと語った。赤の光で世界を染め、威風堂々とその身を落とし行く巨大な神秘を。
　北の方では、銀に輝く大地を目の当たりにした。その世界の何とまばゆきこと。こればかりは、自分の口には語りきれないとまで豪語した。

　少女はその語りに涙を流しながら耳を傾けた。見たこともない世界。外の地への憧れを心に秘めながら。
　そして夜が開ける頃。

　昼夜問わず絶え間なく降り注いだ長雨が、久しく止んだ。

　最初に異変に気づいたのは、藍染屋の若女将である。この季節に聞くはずの無い、軽やかな鳥のさえずりと共に目を覚ました。しばらく、冴えぬ思考にぼぅっとし、そしてはっとした。雨が、止んでいる。

　村は喧騒に包まれた。この数年間には無かった、予期せぬ事態。男衆は我先にと翔ぶがごとく、ほこらへと走った。
　そして目の当たりにした光景に、修羅のごとき怒りを覚えた。その手をあらんばかりの力で握り、傘を持つ影へと振るった。

　それから幾刻が過ぎ去った。空に雲が戻り、村は再び恵みを取り戻した。

　少年の、命と引き換えに。

　これらの話は伝聞である。
　その後、村には光は戻らなかった。絶望を目の当たりにした少女に、呪いよりも辛い現実が襲ったからである。

　てるてる坊主、てる坊主
　明日天気にしておくれ

　ほこらには、今でも少女の乾いた歌声が響いている。

4 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/05/26(水) 14:01:12.45 ID:oYsEiwDO

自治の人依頼お願いします

単発死 ね

5 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/05/26(水) 14:30:10.05 ID:FQ2WpcAO

もう出したよ