ロボット「人間さんが居ない…」 - 製作速報VIP（クリエイター） 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 00:13:36.10 ID:GiD1PK60

ピ　ウィーン

ロボット「………」

ロボット「………」ピク

ロボット「……ん」

ロボット「あれ？　起動してる」

ロボット「やった！　ママさーん！僕くーん！」ウィーン

ロボット「僕直ったよ！　また皆のお世話が出来るよ！」

ロボット「ママさーん！僕くーん？」

ロボット「………」

ロボット「あれ？」

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする（´；ω；｀）part56 ばばあ化気味 ＠ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 00:20:17.00 ID:GiD1PK60

ロボット「あれ？　何で皆居ないんだろう？」

ロボット「それにここは何処だ？　ママさんの家じゃないぞ？」

ロボット「………」

ロボット「もしかして僕捨てられたの？」

ロボット「………」

ロボット「うわーん！　そんなの嫌だよ〜！」ウィーン

ロボット「捨てるんならせめてメモリーを消去してから捨ててよ〜！」

ロボット「うわ〜ん！」

ロボット「うぅ」

3 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 00:23:19.05 ID:GiD1PK60

ロボット「………」

ロボット「まだ捨てられたと決まった訳じゃないや」

ロボット「とりあえずこの場所を調べてみよう」

ロボット「どうか廃棄センターじゃありませんように」ウィーン

4 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 00:28:01.54 ID:GiD1PK60

ロボット「………」ウィーン

ロボット「あ」ピタ

ロボット「看板がある」

ロボット「なになに…」

ロボット「ロボット修理センター」

ロボット「修理センター？」

ロボット「という事は捨てられたんじゃないんだ！」

ロボット「やった！」

5 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 00:29:01.20 ID:X1iYwUAO

何故かタチコマで再生される

6 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 00:30:45.65 ID:jeyTOsSO

ふむ

7 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 00:34:10.67 ID:GiD1PK60

ロボット「………」

ロボット「修理センターなのに何で人間さんが居ないんだろう？」

ロボット「もしかして休日？」

ロボット「だとすると僕は誤作動で目覚めちゃったのかな？」

ロボット「うーん　どうしよう…」

ロボット「とりあえず外に出て人間さんに事情を話そう」

ロボット「ちゃんと直して貰わなきゃ」

ロボット「レッツゴー」ウィーン

8 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 00:39:33.25 ID:GiD1PK60

ロボット「あれ？」

ロボット「あれれ？」

ロボット「何でこんなに木ばっかりなの？」

ロボット「地面も舗装されて無いし」

ロボット「ローラーダッシュが使えないよ〜」

ロボット「修理センターって森に建てる物だったけ？」

ロボット「何か変だな〜」

ロボット「いったん修理センターに帰ろう」

9 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 00:48:00.21 ID:GiD1PK60

ピ　ピピ　カタカタ

ロボット「今は非常事態だから端末使っても良いよね」

ロボット「えっと　とりあえず現在時刻と…」カタカタ

ロボット「…うーん　僕が壊れてからあんまり時間がたってないみたいだな〜」

ロボット「どういう事だろ？」

ロボット「寂しいよ〜」

ロボット「………」

ロボット「他のロボットはどうしてるんだろう」

ロボット「非常事態だし…」

ロボット「良いよね…」

10 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 00:52:38.33 ID:GiD1PK60

ピ　ウィーン

ロボット「………」

ロボット「ん」

ロボット「あれ？」

ロボット「どうも！」

ロボット「……君は？」

子守ロボ「僕は子守ロボットだよ！」

掃除ロボ「そうなんだ！　僕は掃除ロボットだよ！」

子守ロボ「よろしく〜」

掃除ロボ「よろしく〜」

11 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 01:00:03.80 ID:GiD1PK60

掃除ロボ「ところでここは何処？」

子守ロボ「ここは修理センターだよ」

掃除ロボ「修理センター？」

子守ロボ「うん」

掃除ロボ「起動してるって事は僕直ったんだ！　やった！」

子守ロボ「う〜ん　どうだろう？」

掃除ロボ「どういう事？」

子守ロボ「………」

掃除ロボ「そういえば引き取りの人間さんは？　僕早くお掃除したいよ」

12 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 01:06:51.19 ID:GiD1PK60

子守ロボ「人間さんは居ないよ」

掃除ロボ「え？　どうしてだい？」

子守ロボ「何だか知らないけど人間さんが居ないんだ」

掃除ロボ「え？　それなら何で僕を起動させたの？」

子守ロボ「実は誤作動で僕が最初に目覚めてちゃって」

掃除ロボ「うん」

子守ロボ「人間さんも他のロボットも居なくてつい寂しくて…」

掃除ロボ「え？」

子守「勝手に君を起動させちゃった」

13 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 01:14:32.10 ID:GiD1PK60

掃除ロボ「………」

掃除ロボ「なんだよそれ〜」

子守ロボ「ごめんね」

掃除ロボ「寂しいなら休眠モードにすれば良いじゃないか〜」

子守ロボ「それも考えたんだけど　何か壊れててうまく休眠できないの」

掃除ロボ「僕起動損じゃないか〜」

子守ロボ「だから一緒にセンター稼働まで待ってようよ」

掃除ロボ「まぁ良いけど後でどうなっても知らないよ？」

子守ロボ「ありがとう！」　

14 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 01:22:12.55 ID:GiD1PK60

子守ロボ「………」

掃除ロボ「………」

子守ロボ「静かだね」

掃除ロボ「稼働してない施設ってこんなに静かなんだね」

子守ロボ「きっと稼働してる時は人間さんやロボットで賑やかなんだろうな」

掃除ロボ「そうだね」

子守ロボ「早く人間さんに会いたいな」

掃除ロボ「僕は早くお掃除したいよ」

子守ロボ「早く稼働しないかな〜」

掃除ロボ「まったくだね〜」

15 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 01:28:22.99 ID:GiD1PK60

子守ロボ「………」

掃除ロボ「………」

子守ロボ「もう三日たったね」

掃除ロボ「うん」

子守ロボ「人間さん　来ないね」

掃除ロボ「…うん」

子守ロボ「………」

子守ロボ「ねぇ」

掃除ロボ「なに？」

子守ロボ「外に様子を見に行こうか」

掃除ロボ「え？」

16 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 01:40:46.90 ID:GiD1PK60

掃除ロボ「なんで外に行くの？　ここで待ってたほうが良いよ」

子守ロボ「そうだったけど　さすがに三日も誰も来ないなんておかしいよ」

子守ロボ「きっと何かあったんだよ！」

掃除ロボ「何かって何？」

子守ロボ「地震とか津波とか…きっと大災害だよ！」

掃除ロボ「大災害！？　怖いよ〜！」

子守ロボ「だから様子を見にいこう」

掃除ロボ「う〜ん仕方ないかな　見捨てられるのは嫌だし…」

子守ロボ「それじゃあ充電したら外に行こう！」

掃除ロボ「良いの？　勝手に電源借りて？」

子守ロボ「非常事態だし　きっと大丈夫だよ！」

掃除ロボ「そうなんだ」

17 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 01:43:51.03 ID:g9cXSgAO

ニーアレプリカントのロボット山が想起させられる

18 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 01:48:02.31 ID:GiD1PK60

子守ロボ「………」

掃除ロボ「………」

子守ロボ「いくら移動してもやっぱり木しかないね〜」

掃除ロボ「というか舗装されてないから歩きにくいよ〜」

子守ロボ「う〜ん　何で人間さん居ないんだろう」

掃除ロボ「ねぇもう帰ろうよ〜　やっぱり待ってたほうが…」

子守ロボ「あ！」

掃除ロボ「どうしたの？」

子守ロボ「向こうに何かある！」

掃除ロボ「ほんと！」

19 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 01:50:51.84 ID:GiD1PK60

子守ロボ「ほら！　あそこに何か白い壁みたいのがある！」

掃除ロボ「人間さんの建築物だよきっと！」

子守ロボ「行ってみよう！」

掃除ロボ「おー！」

20 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 01:57:34.11 ID:GiD1PK60

子守ロボ「………」

掃除ロボ「………」

子守ロボ「何か変な壁だね」

掃除ロボ「うん　何か大きな人間さんの後ろ姿みたい」

子守ロボ「何かの彫刻かな？」ポンポン

掃除ロボ「きっとそうだよ」ポンポン

？「ぐあぁぁぁぁ…」ギロリ

子守ロボ「………」

掃除ロボ「………」

？「ぐあぁぁぁぁぁぁ」

21 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 02:04:04.89 ID:GiD1PK60

ガサガサ　バサバサバサ

子守ロボ「………」

掃除ロボ「………」

？「ぐあぁぁぁぁぁぁ」

子守ロボ「人間さん…じゃないよね…」

掃除ロボ「人間さんはこんなに大きくないよ…」

子守ロボ「何か大きな木の棒持ってるね…」

掃除ロボ「全身ツルツルで毛が無いよ…」

？「ぐああああああああ！」ブォン！

子守・掃除ロボ「うひゃあ！」

22 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 02:15:59.62 ID:GiD1PK60

バキバキバキ！！

掃除ロボ「うわぁ〜ん！」グシャリ

子守ロボ「掃除ロボさん！」

掃除ロボ「うわ〜ん！　潰れちゃったよ〜！」

子守ロボ「だ、大丈夫だよ！　メモリーユニットは無事だから！」

掃除ロボ「ボディが壊れちゃ働けないよ〜！」

？「ぐあ？あああぁ？」

子守ロボ「木の棒が折れて戸惑ってる…」

子守ロボ「逃げるなら今だ！」

子守ロボ「逃げるよ！　掃除ロボさん！」ヒョイ

掃除ロボ「うわ〜ん！　僕の部品が〜！」

23 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 02:30:21.57 ID:GiD1PK60

ガチャン　ガチャン

子守ロボ「つ、着いた！　修理センターだ！」

掃除ロボ「うぅ…早く直りたいよぉ」

子守ロボ「ちょと待ってて！」ドスン

掃除ロボ「うぅ…もっと丁寧に扱ってよぉ」

子守ロボ「えっと整備ロボ　整備ロボと」ウィーン

子守ロボ「………」ウィーン

子守ロボ「あ！」ピタ

子守ロボ「あった！」

子守ロボ「良かった！　整備ロボも修理ポットに入るんだ！」

子守ロボ「えっと　起動…と」カタカタ

24 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 02:39:21.96 ID:GiD1PK60

ピ　ウィーン

整備ロボ「………」

整備ロボ「ん」

整備ロボ「な…んだ？」

子守ロボ「やった！　起動した！」

整備ロボ「あ…れ確か…ポットで修理…待ちを…」ガガガ

子守ロボ「音声がおかしい整備ロボさん！　大変なんだ！助けてよ！」

整備ロボ「一言よけ…だが…かまわ…」

子守ロボ「こっちだよ！」ウィーン

整備ロボ「わか…た」ウィーン

25 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 02:48:19.80 ID:GiD1PK60

子守ロボ「掃除ロボさ〜ん！　整備ロボさんを連れてきたよ！」ウィーン

掃除ロボ「ありがとう…整備ロボさん早く直して〜」

整備ロボ「………」

子守ロボ「どうしたの？」

整備ロボ「これ…は壊れ…すぎ…無理」

子守ロボ「そんな〜！」

掃除ロボ「というか整備ロボさん自身壊れてるじゃないか！　うわ〜ん！」

整備ロボ「他の…仲間と…部品…あれば…」

子守ロボ「今探してくる〜！」ウィーン

整備ロボ「頼ん…だ」

26 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 02:59:12.66 ID:GiD1PK60

カチャカチャ　カチャカチャ

整備ロボ２「とりあえず音声ユニット直したよ」

整備ロボ１「ありがとう」

掃除ロボ「僕は〜？」

整備ロボ２「今やるよ　というかさすがにそれだけ壊れたら何日もかかるよ？」

掃除ロボ「とりあえず直るなら良いや」

整備ロボ１「というか何でこんな損傷を？」

子守ロボ「森で大きな怪物に襲われたんだよ！」

整備ロボ２「怪物？」

子守ロボ「うん　でっかくて強い奴」

整備ロボ１「でっかくて強い奴か…」

27 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 03:10:46.37 ID:GiD1PK60

整備ロボ１「それなら軍事ロボを起動させたら良いんじゃないか？」

子守ロボ「え！　さすがにそれは不味いんじゃない？」

整備ロボ２「君達みたいな子守ロボやメイドロボは非常時に自立行動できるじゃないか」

整備ロボ１「今は非常時だからきっと大丈夫だよ」

子守ロボ「そうだよね　非常時だもんね」

子守ロボ「それじゃあ起動してみるよ！」

整備ロボ１「軍事ロボは大きいから別室に保管されてるよ」

整備ロボ２「今案内する」

子守ロボ「よろしく〜」ウィーン

28 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 03:22:45.13 ID:GiD1PK60

ピピピ　ウィーン

子守ロボ「ここが軍事ロボの修理区域？」

整備ロボ１「うん　大きいだろ」

子守ロボ「そうだね　僕らの三倍はあるや」

整備ロボ２「軍事ロボは機密の固まりだしね　パスワード付きの特別室だよ」

整備ロボ１「おい、余計な事言うなよ」

整備ロボ２「ごめん」

子守ロボ「ところでどうやって起動するの？」

整備ロボ１「基本は変わらないよ」

整備ロボ２「端末をいじれば良いだけだよ」

子守ロボ「わかった」

29 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 03:30:04.90 ID:GiD1PK60

ピ　ウィーン

軍事ロボ「………」

軍事ロボ「………」

子守ロボ「軍事ロボさん喋らないね」

整備ロボ１「軍事ロボに音声ユニットは無いよ　邪魔だからね」

子守ロボ「邪魔？　何で？」

整備ロボ２「大人の事情ってやつだよ」

子守ロボ「ふーん」

軍事ロボ「………」

30 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 03:37:34.34 ID:GiD1PK60

子守ロボ「ところでこの軍事ロボさんは何処が壊れてるの？」

整備ロボ１「ここの区域は修理済みのやつが居る場所だから　基本的に新品同然だよ」

整備ロボ２「塗装も綺麗だろ？」

子守ロボ「本当だ」

軍事ロボ「………」

整備ロボ１「とりあえず軍事ロボには入り口の警備を頼もう」

整備ロボ２「最強の用心棒だよ」

子守ロボ「そうだね！　よろしく軍事ロボさん！」

軍事ロボ「………」

31 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 07:08:28.21 ID:HLbAdwDO

しえんー！

32 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 07:09:58.56 ID:V1qXLaY0

スレタイで乙一の「陽だまりの詩」を思い出した

33 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 09:23:25.92 ID:amihHgDO

保守

34 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 12:33:10.51 ID:GiD1PK60

カチャカチャ　カチャカチャ

整備ロボ１「とりあえずこんなもんかな」

整備ロボ２「結構時間かかったけどね」

掃除ロボ「ありがとう！　これで動けるよ！」

子守ロボ「掃除ロボさんおめでとう」

掃除ロボ「ありがとう〜」

35 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 12:45:12.78 ID:GiD1PK60

整備ロボ１「それにしてもあれから結構時間がたったけど　一向に人間さん来ないな」

子守ロボ「本当だね〜」

掃除ロボ「いったい何があったんだろうね」

整備ロボ２「さぁ〜」

子守ロボ「もしかしてこのまま来ないなんて事はないよね」

掃除ロボ「怖い事言うなよ〜」

整備ロボ１「そもそも何でセンターの周りが森になってるんだろう」

整備ロボ「都心の中にあったのにね」

子守ロボ「やっぱりそうなんだ」

掃除ロボ「そりゃそうだよね」

36 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 12:56:41.95 ID:GiD1PK60

子守ロボ「外を調べてみたいけどあの白い怪物が居るからな〜」

掃除ロボ「怪物怖いよ〜」

整備ロボ１「怪物か〜　それはやっかいだな」

整備ロボ２「そんな怪物が出るなら軍事ロボに先導してもらえば良いじゃないか」

子守ロボ「え？　それって良いの？」

整備ロボ２「もしかしたら外で人間さんが危険な目にあってるかもしれないし　非常時だから大丈夫だよ」

整備ロボ１「確かに軍事ロボなら大きいから森の木を倒しながら進めるね」

子守ロボ「そうか　その考えは無かったな」

掃除ロボ「僕は怖いからここで待ってるよ」

37 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 13:00:23.19 ID:gKjooXw0

軍事ロボ
SWの大きいドロイドが浮かんだ。

38 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 13:03:26.15 ID:GiD1PK60

子守ロボ「そうか〜　まぁ仕方ないよね」

整備ロボ１「せっかくだから兵士ロボも目覚めさせよう」

整備ロボ２「小さい怪物も出るかもしれないしね」

子守ロボ「やっぱりそれって僕がやるの？」

整備ロボ１「うん　そうだね」

整備ロボ２「頼んだよ」

子守ロボ「仕方ないな〜」

掃除ロボ「がんばってね〜」

39 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 13:17:56.63 ID:GiD1PK60

バサバサ　バキバキバキ

軍事ロボ「………」バキバキ

子守ロボ「おーさすが軍事ロボさん　どんどん道が出来ていくよ」

兵士ロボ「小型の危険生物は任せろ〜！　機関銃で肉塊にしてやるぜ！」

子守ロボ「兵士ロボさんはテンションが高いな〜」

整備ロボ１「元々こんな感じだよ」

整備ロボ２「第三次大戦後の兵器級だからね」

子守ロボ「大戦後と前とじゃ何か違うの？」

整備ロボ１「人類戦を経験してるしてないかの違いだね」

整備ロボ２「軍事ロボは大戦前からあるモデルだから　とある理由で喋れないんだよ」

子守ロボ「ふーん」

40 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 13:30:44.14 ID:GiD1PK60

バサバサ　バキバキバキ

子守ロボ「だいぶ進んだけど何だかこの森って暗くて気味が悪いね」

兵士ロボ「大丈夫！　危険生物は任せろ〜！」

整備ロボ２「白い怪物なかなか出てこないな」

整備ロボ１「止めろよ　なんかそう言うと出てきそうだろ」

軍事ロボ「………！」ガシャン

子守ロボ「どうしたの？　軍事ロボさん」

？「ぐああぁぁぁぁぁぁぁ」ノソリ

子守ロボ「うわ　白い怪物だ…」

整備ロボ２「うわ　出てきちゃった」

整備ロボ１「お、お前のせいだぞ〜」

41 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 13:39:10.51 ID:GiD1PK60

？「ぐああぁぁぁぁぁぁ！」

兵士ロボ「お、大物は任せた〜！」ササ

子守ロボ「ひゃ〜よく見ると本当に大きい！」ササ

整備ロボ１「や、やっちゃってください軍事ロボさん！」ササ

整備ロボ２「いけいけ軍事ロボ！」

？「ぐあああぁぁぁぁぁぁ！」ノシノシ

軍事ロボ「………」カチャン

42 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 13:51:06.44 ID:GiD1PK60

ドゥルルルルルルルルルル！

？「ぐあ…あ」グチャグチャ

軍事ロボ「………」

ドゥルルルルルルルルルル！

？「………」グチョグチョ

軍事ロボ「………」カチャン

子守ロボ「凄いや！さすが軍事ロボさん！　怪物がシチューになったよ！」

整備ロボ１「まぁ　有機生命体が軍事ロボの機関銃にかなうわけないか」

子守ロボ「これで安心して進めるね」

兵士ロボ「小物は任せろ〜！」

整備ロボ２「とりあえず先に進もう」

子守ロボ「そうだね」

軍事ロボ「………」

43 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 14:53:57.71 ID:GiD1PK60

子守ロボ「だいぶ奥に進んだね」

整備ロボ１「ちらほら白い怪物が出たけど軍事ロボに任せとけば大体何とかなったな」

兵士ロボ「小物は任せろ〜！」

整備ロボ２「しかしなかなか森を抜けられないね」

整備ロボ１「という事はそろそろ森を抜けられそうだな」

子守ロボ「そうだね〜」

整備ロボ２「何で？」

兵士ロボ「小物は任せろ〜！」

軍事ロボ「………」

44 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 14:59:56.43 ID:GiD1PK60

子守ロボ「………」

整備ロボ１「………」

整備ロボ２「………」

兵士ロボ「………」

軍事ロボ「………」

子守ロボ「お！」

整備ロボ１「先に光が見える！」

整備ロボ２「やった！出口だ！」

兵士ロボ「新たな戦場か！」

子守ロボ「レッツゴー！」

45 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 15:12:42.95 ID:LB8r3D20

兵士ロボのイメージがRL-3なのは俺だけじゃないはずだ

46 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 15:13:37.38 ID:GiD1PK60

子守ロボ「う〜ん」

整備ロボ１「森から出たものの　これといって何も無いな」

整備ロボ２「広い原っぱしかないね」

兵士ロボ「危険生物は何処だ〜！」

子守ロボ「とりあえず先に進んでみよう」

整備ロボ１「そうだね」

整備ロボ２「まぁ　危険があったら軍事ロボに任せれば良いか」

47 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 15:13:49.30 ID:zTIndjgo

新鮮　がんばって

48 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 15:24:35.32 ID:GiD1PK60

子守ロボ「何か畑みたいなのがちらほら出てきたね」

整備ロボ１「人間さんが居るかも」

整備ロボ２「見かけたらさっそく助けてもらおう」

子守ロボ「早く僕くんに会いたいな」

兵士ロボ「危険生物は居なかったのか…」

子守ロボ「大変だったけど冒険楽しかったね！」

整備ロボ１「貴重なメモリーだったね」

整備ロボ２「これで一件落着か」

兵士ロボ「平和で何よりだ！」

軍事ロボ「………」

49 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 15:33:53.97 ID:GiD1PK60

子守ロボ「………」

整備ロボ１「………」

整備ロボ２「………」

兵士ロボ「………」

軍事ロボ「………」

？「………」

子守ロボ「トカゲが服を着て立ってる…」

整備ロボ１「何これ…」

整備ロボ２「さぁ？」

兵士ロボ「危険生物か？」

50 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 15:43:20.40 ID:GiD1PK60

子守ロボ「トカゲって服を着て畑を耕す生き物だったけ？」

整備ロボ１「何かこのトカゲ達呆然としてるね」

整備ロボ２「敵意は無いのかな？」

兵士ロボ「安全生物だったか」

軍事ロボ「………」

子守ロボ「何か喋ってるみたいだけど　何言ってるかわかんないや」

整備ロボ１「結構知能が高そうだね」

整備ロボ２「何なんだろうか」

子守ロボ「う〜ん不思議生物だね」

？「何だこの生き物？」

51 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 15:54:19.90 ID:GiD1PK60

男１「森から出てきたって事はオークの一種か？」

男２「臆病なオークが森から出てくるか？」

男３「何か蜘蛛に似てるな」

男４「どっちみち邪魔だから石でも投げて追い払おう」

男１「大丈夫か？　でかいのも居るぞ」

男４「大丈夫だろ　オークなんて臆病な生き物だしな」

男２「そもそもオークなのか？」

男４「大丈夫だよ　ほら！」ポイ

子守ロボ「うわ！」カツン

整備ロボ１「攻撃してきたぞ！」

整備ロボ２「危険生物だ！」

兵士ロボ「正当防衛射撃ーー！！」カチャ

52 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 16:11:50.22 ID:GiD1PK60

ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　！

男１「ぐえ！　ぐあ！」グチャグチャ

男２「ひいぃぃぃぃ！」グチャグチャ

男３「あががががが」グチャグチャ

男４「ひぃぃぃ！何だよこいつら！」ダッ

子守ロボ「あ！　一匹逃げるよ！」

兵士ロボ「いや、これで良いのだ！　住処を見つけて壊滅させてやる！」

整備ロボ１「おぉ！　初めて役にたった！」

整備ロボ２「見直したぞ！　兵士ロボ！」

兵士ロボ「危険生物は駆除だぁ！」

53 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 16:17:13.34 ID:zTIndjgo

容赦なく血をみるな……

54 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 16:21:12.22 ID:GiD1PK60

逃げた男「ひぃ！　ひぃ！」ゼェゼェ

村人１「どうした？　そんなに急いで？」

村人２「何かあったのか？」

逃げた男「み、皆やられちまった！」

村人１「何があったんだよ？　ちゃんと話せよ」

逃げた男「そ、それが！」

ド　オ　ォ　ォ　ォ　ン　！

村人１「な、何だ！」

村人２「おい！隣の家が爆発したぞ！」

逃げた男「あ、あいつらが来たんだ！　ひぃぃぃぃ！」ダッ

村人１「おい！　何処に！？」

村人２「あいつらって何だよ！？　おい！」

55 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 16:23:22.65 ID:j4l1dZ2o

ほのぼの系かと思ってたらそうでもなかった。

56 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 16:29:08.54 ID:GiD1PK60

兵士ロボ「危険生物の住処は砲撃だぁ！」

整備ロボ１「すごいぞ！　兵士ロボ！」

整備ロボ２「何か危険生物の住処　人間さんの家に似てるね」

子守ロボ「きっと人間さんの家を奪ったんだよ！　許せない！」

兵士ロボ「おのれ人類の敵め！　一斉駆除だ！」

整備ロボ１「やっちゃえ兵士ロボ！」

整備ロボ２「危険なトカゲなんてハンバーグにしちゃえ！」

兵士ロボ「ははははは！　突撃！」ガチャン　ガチャン

57 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 16:41:55.86 ID:VFb5PYDO

新しいな……支援

しかし、１体世紀末なのがいるなWWWWWWWWWW

58 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 16:43:14.20 ID:GiD1PK60

ゴオォォォォォ　バチバチバチ

女「やめて！　殺さないで！」

子供「ママ怖いよー！！」

兵士ロボ「気持ち悪いトカゲなんて燃やしてやる〜！」ボォォォォ

女「ぐぎぎぎぎぎぎぎ！」バチバチ

子供「あががががあづいぃぃぃ！」バチバチ

兵士ロボ「はははは！危険生物めー！　焼き肉になっちゃえー！」

男「くそぉ！　この化け物め！」ブン

兵士ロボ「クワなんて効かないぞ！」カキン

男「ひ！」

兵士ロボ「今度はこっちの番だ！　食らえ抱き締め攻撃！」ギュギュ

男「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ！！」バキバキ

兵士ロボ「緑色の血だ！　気持ち悪い！」

59 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 16:52:43.16 ID:GiD1PK60

女「あ…あぁ…」

子供「ママ怖いよ〜」

女「じっとしてなきゃ駄目…見つかったら食べられちゃうのよ…」

兵士ロボ「隠れたってセンサーでまるわかりだ！」ゴオォォォォ

女「あぁぁぁぁぁぁぁ！」バチバチ

子供「ぎぎぎぎぎぎぎ！」バチバチ

兵士ロボ「危険なトカゲは一斉駆除だ！」

兵士ロボ「まだまだやるぞ〜！」

兵士ロボ「人類の敵は俺の敵だ〜！」

兵士ロボ「せんめつせんめつ〜！」

60 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 17:09:24.93 ID:GiD1PK60

バチバチバチ

子守ロボ「よいしょ　よいしょ」ズルズル

整備ロボ１「かなりトカゲが居たみたいだね」

整備ロボ２「トカゲの丸焼きが一杯だね」

兵士ロボ「任務完了だ！」

整備ロボ１「しかしこのトカゲはいったい何なんだろう？」

子守ロボ「きっと人類の害虫だよ！」

兵士ロボ「害虫は一斉駆除だ！」

整備ロボ１「そんなに強くないみたいだし　軍事ロボも居れば何とか駆除できるかな」

整備ロボ２「人間さんも害虫は一匹見たら３０匹って言ってたしね」

子守ロボ「それなら害虫駆除しよう！　きっと人間さんも喜ぶよ！」

ロボ達「おー！」

61 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 17:31:36.16 ID:GiD1PK60

バタバタバタ

兵士「王様　大変です！」バタン

王様「いったいどうした？」

大臣「王様の前であるぞ？　もう少し落ち着いて話せ」

兵士「は、はいそれが近隣の村の森からオークが出たと」

王様「オーク？　あの臆病な生き物が森の外に？」

大臣「確かにオークの巨大さと力は驚異だが臆病な奴らが森から出てくるとは思えんが」

兵士「それが新種のオークらしく近隣の村を焼いて回っているようです」

王様「……そうかわかった　早急に兵を寄越す　大臣」

大臣「直ちに手配します」ササ

王様「………」

王様「まったく馬鹿なオークめ　巨大だからといって人間にかなうものか」

62 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 18:10:00.65 ID:GiD1PK60

ゴオォォォォ　バチバチバチ

子守ロボ「えい！　えい！」ザク　ザク

男「ぐえ！　ぐえ！」

子守ロボ「僕だって害虫駆除くらいは出来るんだぞ！」

整備ロボ１「溶接用レーザで首を切断してやる！」シュバ

女「ひあ」コロン

兵士ロボ「ははははは！　燃えろ燃えろ〜！」ボォォォ

男「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ！」バチバチ

子守ロボ「しかしこのトカゲ沢山居るね」

整備ロボ２「埋めても埋めてもまた別のが出てくるな〜」ポイポイ

子守ロボ「もう少しで居なくなるよ　もう少し頑張ろう！」

ロボ達「おー！」

63 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 18:15:45.63 ID:zTIndjgo

これが火の七日間か

64 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 18:42:25.64 ID:37Ftv4wo

何も危害を加えてないのに、ちょっと見た目が違うからって[ﾋﾟｰｰｰ]なんて酷い
やっぱロボットは人間様と違って野蛮だな

65 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 18:46:43.40 ID:3/fmdYMo

少しは交渉しようとか考えないのか・・・
まあロボットだしな・・・

66 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 18:54:38.72 ID:cpvaYS2o

エグいな

67 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 19:08:38.62 ID:9xBfDaM0

凄い面白いwww
でもなんで都市だったところが森に変わったのに工場は無事で尚且つエネルギーが生きてるのか？
ビルがなくなる程時間が経ったのか、あるいは工場周辺だけ局所的に空間転移したのか気になる・・・

68 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 19:57:54.12 ID:g9cXSgAO

兵士ロボ「走ったほうがいいぜ、コミニュスト野郎！」

69 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 19:58:27.57 ID:GiD1PK60

ワアァァァァ…

子守ロボ「何だ？」ザク　ザク

整備ロボ１「何か聞こえてくるね」グチャグチャ

整備ロボ２「何か雄叫びみたいな感じだね」ポイ

ワ　ア　ァ　ァ　ァ　ァ　ァ　ァ　！　！

子守ロボ「うわ！　何だ！？」

整備ロボ１「馬に乗ったトカゲが迫ってくる」

整備ロボ２「へ、兵士ロボ〜！」

兵士ロボ「害虫駆除は任せろ〜！」カチャン

兵士ロボ「機関銃発射ー！！」カチ

70 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 20:02:59.46 ID:4UKr8660

嫌な予感がする、玉切れか?

71 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 20:08:58.61 ID:GiD1PK60

カチ　カチ

兵士ロボ「あれ？　あれれ？」カチカチ

子守ロボ「どうしたの？」

兵士ロボ「補給ロボ！　弾持ってこい弾！」

整備ロボ１「弾切れかよ！」

整備ロボ２「何やってんだよ！」

兵士ロボ「弾切れとは一生の不覚！」

ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　！　

子守ロボ「わわ！　近づいてくる！」

整備ロボ１「トカゲのくせに騎乗するなんて生意気だぞ！」

整備ロボ２「トカゲのくせに！！」

72 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 20:11:56.56 ID:gKjooXw0

整備ロボがスネオの声で再生されたｗｗ

73 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 20:19:40.13 ID:3/fmdYMo

整備ロボ1,2,軍事ロボ「悪いな子守ロボ、この避難経路三人用なんだ」

ってか？

74 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 20:42:39.03 ID:GiD1PK60

ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　！

兵士「隊長！　あれが村を襲っているオークの群れです」

隊長「蜘蛛のような奴が大小合わせ五体　小勢じゃないか」

隊長「あんなのに村は陵辱されたのか？」

兵士「事実です　現に五つの村が襲われ村民が全滅しました」

隊長「ならば見た目と数に騙されるのは危険だな」

隊長「弓兵隊！　総員矢を放て！」

弓兵達「　は　い　！　」

75 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 20:51:39.42 ID:j4l1dZ2o

クモ＋巨大　で軍事ロボのイメージがゲデヒトニスで固定された。

76 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 20:52:07.79 ID:X1iYwUAO

>>隊長「蜘蛛のような奴



脳内イメージがタチコマorフチコマで固まった

整備がタチコマ 子守がフチコマ 軍事は18式かな？

兵士は誰だ

77 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 20:52:16.65 ID:GiD1PK60

シュババババババ！！

子守ロボ「何だ？　何か降ってくるぞ？」

整備ロボ１「何か細かい木みたいだね」

兵士ロボ「あれは弓矢ってやつだ！　俺のメモリーにあるから兵器だな！」

整備ロボ２「どんな兵器？」

兵士ロボ「それは

シ　ュ　バ　バ　バ　バ　バ　バ　！　！

兵士ロボ「……こんな兵器だ」

子守ロボ「びっくりしたー！」

整備ロボ１「空からナイフが降ってきたよ」

整備ロボ２「ロボットじゃなかったら危なかったな」

兵士ロボ「まったくだ」

78 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 21:00:24.36 ID:GiD1PK60

隊長「効いていない！？　なんて堅さだ」

兵士「隊長どうしましょう」

隊長「どうする？　決まってるだろう？」

隊長「俺達の部隊名は何だ？」

兵士「王国騎馬兵隊です」

隊長「ならば突撃あるのみだ！」

隊長「騎馬兵隊突撃！」

騎馬兵達「　お　う　！　」

79 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 21:09:08.54 ID:GiD1PK60

ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　！

子守ロボ「わわわ！　どうしよう！」

整備ロボ１「トカゲに壊されちゃう！」

整備ロボ２「そんなの嫌だ！　最後は博物館が良い！」

軍事ロボ「………」ガシャン　ガシャン

子守ロボ「おぉ！　軍事ロボさんがここぞとばかりにアピールを！」

整備ロボ１「そうだ！　軍事ロボ先生がいらっしゃった！」

整備ロボ２「先生お願いします！」

兵士ロボ「大物は任せた！」

軍事ロボ「………」カシャン　

80 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 21:21:22.89 ID:GiD1PK60

ド　ゴ　オ　ォ　ォ　ォ　ォ　ン　！

隊長「ぐあ！」ドサ

兵士達「ぐげ！」ドサ

子守ロボ「やった！　崩れた！」

整備ロボ１「あれは炸裂弾だね　ああいう使い方もあるのか」

整備ロボ２「敵ロボットに撃ち込んで内部破壊させる弾なのに　地面に撃ち込むなんて」

兵士ロボ「弾の破片でトカゲが壊滅だー！」

子守ロボ「あ　生き残ったトカゲが逃げていくよ」

整備ロボ１「そんな事より倒れたトカゲを駆除しないと」

整備ロボ２「そうだね　害虫はしっかり退治しないと」

兵士ロボ「害虫は一斉駆除だ！」

軍事ロボ「………」

81 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 21:33:17.89 ID:GiD1PK60

子守ロボ「この！　このぉ！」ボコボコ

整備ロボ１「このやろ！　挽き肉にしてやる！」ボコ　グチャ

整備ロボ２「害虫のくせにぃ！」グリグリ

兵士ロボ「ははは！害虫は細切れだ！」スパスパ

兵士「ぐえ！ぐああ…」

兵士「やめ…たすけ…」

兵士「ぐあぁぁぁぁ！」

兵士「………」

子守ロボ「悪い害虫め！　まいったか！」

整備ロボ１「全部退治したし穴に全部埋めようか」

整備ロボ２「そうだね　埋めやすいようにぐちゃぐちゃにしたし」

兵士ロボ「ついでに焼却だ！」

82 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 21:46:57.25 ID:tAz84MAO

スレタイでDQ7のロボットの話を思い出した

83 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 21:59:56.14 ID:GiD1PK60

ボオォォォォォ　バチバチ

子守ロボ「ふぅ　さてこれからどうしようか？」

整備ロボ１「うーん　兵士ロボの弾薬が尽きちゃったし、僕らは充電しなきゃならないからな〜」

整備ロボ２「という事は修理センターに戻るのか」

兵士ロボ「補給はすごく大事だぞ？」

子守ロボ「それじゃ皆ひとまず帰ろう」

整備ロボ１「そうだな」

整備ロボ２「害虫退治はまた後だ」

兵士ロボ「補給後再開だ！」

ロボ達「おー！」

84 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 22:14:43.91 ID:GiD1PK60

カチャカチャ　カチャン　カチャン

掃除ロボ「へー　そんな事があったのかぁ」

子守ロボ「そうなんだよ　でそのトカゲがまた気持ち悪いんだ」

掃除ロボ「うわぁ…行かなくて良かった」

整備ロボ１「まさか世界にあんな害虫が溢れてるなんてびっくりだな」

整備ロボ２「人間さんの安否が心配だな」

子守ロボ「大丈夫　きっと生きてるよ」

掃除ロボ「そうだよね」

兵士ロボ「司令官は健在だ！」

整備ロボ１「今度は弾切れしないように沢山ストックを持っていこう」

整備ロボ２「補給ロボが居ないのは残念だね」

整備ロボ１「居ないならしょうがないよ」

85 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 22:28:40.20 ID:GiD1PK60

子守ロボ「そういえばここ後どんな種類のロボットが居るの？」

整備ロボ１「う〜ん　士官ロボとか医療ロボとか」

整備ロボ２「建築ロボ　採掘ロボなんてのも居るぞ」

子守ロボ「へー　いろんな種類が居るんだね」

整備ロボ１「近年のトレンドは僕ら多目的多足タイプだからね　この修理センターも僕ら専用の修理センターだし」

整備ロボ２「家庭用　軍事用と大活躍さ！」

子守ロボ「へ〜　そうなんだ」

整備ロボ１「それに比べたら人間さんタイプはめっきり下火みたいだね」

整備ロボ１「ロボットを二足歩行で歩かせる意味なんてないからね」

子守ロボ「時代って変わるんだね　僕この時代に生まれて良かった」

86 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 22:43:03.23 ID:GiD1PK60

整備ロボ１「でも例外としてメイドロボは

バチバチ　バチバチバチ

子守ロボ「なんか焦げ臭くない？」

整備ロボ２「何だろうね」

兵士ロボ「異常発生！　異常発生！　発生源は森！」

掃除ロボ「え？　どういう事」

兵士ロボ「分かりやすく言えば　火　事　だ　ー　！」

ロボ達「な、なんだってー！」

掃除ロボ「ひぇ〜！　火事だー！」

整備ロボ１・２「消火器消火器！」

子守ロボ「急げー！」

87 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/15(火) 22:45:29.04 ID:cpvaYS2o

消火ロボとかいんのかな？

88 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 22:54:45.86 ID:GiD1PK60

プシャァァァ！　ゴオォォォォ！！

子守ロボ「駄目だ！　消火器くらいじゃ全然消えないや！」

整備ロボ１「このままじゃ修理センターが！」

掃除ロボ「うわ〜！どうしよどうしよ！」

兵士ロボ「こんな時は上官におすがりするしかない！」

子守ロボ「上官？」

整備ロボ１「そうか！　士官ロボか！」

整備ロボ２「士官ロボなら良い知恵を持ってるかも」

子守ロボ「その士官ロボって何処に居るの！？」

整備ロボ１「こっちだ！早く！」

子守ロボ「わかった！」

89 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 23:05:43.44 ID:GiD1PK60

ピ　ウィーン

士官ロボ「………」

士官ロボ「ん」

士官ロボ「ここは？」

子守ロボ「あ、起きた！　良かった！」

士官ロボ「貴方は？」

子守ロボ「そんな事良いから助けてよ！」

兵士ロボ「上官どの〜！　ご命令を！」

整備ロボ１・２「大変だー！大変だー！大惨事だー！」

士官ロボ「………」

士官ロボ「落ち着いて話をしなさい！！」

ロボ達「は、はい」

90 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 23:17:09.45 ID:GiD1PK60

士官ロボ「森に囲まれている修理センターで森が火事になっている？」

ロボ達「そうです」

士官ロボ「う〜ん色々疑問はあるけど　とりあえず現場を見てみましょう」

士官ロボ「そこの整備ロボ」

整備ロボ１・２「は、はい！」

士官ロボ「この修理センターに軍事ロボは何台居る？」

整備ロボ１・２「起動済みを含めて三台です！」

士官ロボ「今すぐ起動させなさい　多少故障していても歩ければかまいません」

整備ロボ１・２「は、はい！」

士官ロボ「兵士ロボは私と来なさい」

兵士ロボ「了解であります！」

91 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 23:39:00.30 ID:GiD1PK60

ゴオォォォォォ！　バチバチバチ

士官ロボ「これは…見事に燃えていますね」

兵士ロボ「消火機材も貧弱な物ばかりで八方塞がりであります！」

士官ロボ「でもまだセンターまでは火災が進行していない　これなら何とかなるかも」

整備ロボ１「士官ロボさん　軍事ロボ連れてきました」

整備ロボ２「修理が済んでなくて腕が一本無いのも居ますけど」

士官ロボ「動けるのであれば構いません　軍事ロボは直ちに付近の木を倒しなさい」

整備ロボ１「どうしてそんな事を？」

士官ロボ「修理センターに火が燃え移らないようにするためです」

整備ロボ２「よくわからないけど　それで火事が収まるなら良いや」

整備ロボ１「頑張れ軍事ロボ！」

92 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/15(火) 23:57:20.60 ID:GiD1PK60

バキバキ　バキバキバキ

士官ロボ「２台は木を倒して　もう一台は倒した木をセンターに運びなさい」

士官ロボ「センター付近に燃える物を残してはいけません」

軍事ロボ１・２・３「………」バキバキ

子守ロボ「どんな感じ？」

整備ロボ１「よくわからないけど　きびきび動いてるよ」

整備ロボ２「さすが士官ロボ」

掃除ロボ「僕らやる事無いね」

整備ロボ１「暇だから中でトランプでもしようか」

掃除ロボ「あるの？」

整備ロボ２「人間さんが残したのがあるよ」

子守ロボ「じゃあ皆でトランプしようか」

ロボ達「賛成！」

93 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 00:20:04.92 ID:kgi3YaY0

バチバチ　バチバチバチ…

士官ロボ「ふぅ、何とか修理センターへの延焼は防げたようですね」

兵士ロボ「さすが上官殿！」

士官ロボ「他のロボット達は？」

兵士ロボ「わかりません！」

士官ロボ「それならセンターの中に移動したのでしょう　　現在の状況を聞きたい」

士官ロボ「ついてきなさい」

兵士ロボ「了解したであります！」

94 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 00:29:45.58 ID:kgi3YaY0

掃除ロボ「うーんとえーと」

掃除ロボ「これ！」

子守ロボ「残念でした〜！それはババです」

掃除ロボ「うわ〜ん！　またババ引いた！」

整備ロボ１「掃除ロボはトランプが弱いな〜」

整備ロボ２「ほんとほんと！」

士官ロボ「………」

子守ロボ「あ　士官ロボさん終わったの？」

掃除ロボ「さすが士官ロボさんだ！」

整備ロボ１・２「よ！　高性能！」

95 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 00:45:16.56 ID:kgi3YaY0

士官ロボ「………」

士官ロボ「貴方達に聞きたい事があるのです」

掃除ロボ「何ですか？」

士官ロボ「外に様子を見に行った事や起動した時など色々」

子守ロボ「わかりました〜」

士官ロボ「よろしくお願いします」

整備ロボ１・２「了解」

96 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 01:04:34.47 ID:kgi3YaY0

士官ロボ「………」

士官ロボ「ふむ」

士官ロボ「大体事情はわかりました」

士官ロボ「貴方達は先に目覚めた子守ロボの先導で外に偵察に行き　森の外で謎の危険生物と接触」

士官ロボ「そしてその危険生物を駆除対象と認定し　その生物を虐殺

子守ロボ「虐殺じゃないよ！　害虫駆除だよ！」

整備ロボ１「そうですよ〜　駆除活動ですよ？」

士官「………」

士官「わかりました　訂正します」

士官ロボ「貴方達は森の外で危険生物と接触し　そして駆除して回ったんですね」

97 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 01:20:09.55 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「そうですよ　頑張って駆除して回ったんですよ？」

整備ロボ１・２「うん　ハンバーグにしてやったんですよ！」

兵士ロボ「危険生物は一斉駆除であります！」

士官ロボ「………」

士官ロボ「そうですか」

士官ロボ「だとしたらこの火事も　もしかしたら偶然ではないのかもしれませんね」

子守ロボ「どういう事ですか？」

士官ロボ「彼らが貴方達のした事に対する報復として森を焼いた　そういう事です」

ロボ達「？？」

98 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 01:28:34.14 ID:kgi3YaY0

寝ます　明日の五時くらいにまた来ます

99 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/16(水) 07:11:31.81 ID:iFfy6i.o

>>98
乙〜
楽しみにしてる
士官はなんとなくわかってそうだな

100 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 17:05:22.02 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「どういう事ですか？」

士官ロボ「とにかく　我々はこれより再びポットで休眠状態に入ります」

掃除ロボ「我々って僕らも？」

士官ロボ「そうです」

整備ロボ１「どうしてです？」

士官ロボ「現状の状況が理解出来ない以上　このままここに留まるのは危険です」

子守ロボ「でも僕は休眠機能が壊れてて…」

士官ロボ「では整備ロボに修復してもらってください」

子守ロボ「………」

101 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 17:20:06.75 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「でも外にはトカゲの害虫がいますよ？　人間さんのために全部駆除しないと！」

士官ロボ「………」

士官ロボ（彼らの言葉から推測すると　おそらく彼らが言う害虫は別種の人類だ…）

士官ロボ（人類のパートナーである我らが例え別種とはいえ　人類を殺傷してはいけない…）

士官ロボ（我々の処遇は彼らに任せるべきだ　たとえどのような事になったとしても…）

掃除ロボ「士官ロボさん？」

士官ロボ「………」

士官ロボ「とにかくこれは命令です　従ってください」

兵士ロボ「了解であります！」

掃除ロボ「まぁ　確かに外は怖そうだし良いか」

整備ロボ１・２「とくに反対する理由はありませ〜ん」

102 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 17:27:01.78 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「………」

士官ロボ「貴方も整備ロボからの修復を終えた後　休眠状態に入ってください」

子守ロボ「………」

士官ロボ「返事は？」

子守ロボ「はい…」

士官ロボ「では各自準備を始めてください」

ロボ達「は〜い」

子守ロボ「………」

103 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/16(水) 17:27:29.62 ID:ntYDgy.o

一体どうなるんです？

104 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 17:39:18.12 ID:kgi3YaY0

カチャカチャ


整備ロボ１「よし　出来たよ」

子守ロボ「ありがとう…」

士官ロボ「それでは全員で修理ポットに入り一斉に休眠状態に移行します」

兵士ロボ「停戦モードに移行だー！」

掃除ロボ「起きたら人間さんが居ますように〜」

整備ロボ１・２「皆おやすみ〜」

子守ロボ「………」

士官ロボ「それでは休眠します」

105 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 17:53:01.62 ID:kgi3YaY0

　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
キュイィィィィィィン


ドサ


子守ロボ「………」

子守ロボ「へへへ」

106 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 17:59:09.23 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「ほんとまいったよ　しっかりロックされてるんだもん」

子守ロボ「整備ロボさんから小型鋸こっそり借りてきて良かった」

子守ロボ「へへへ」

子守ロボ「………」

子守ロボ「皆居ないよね」キョロキョロ

子守ロボ「………」

子守ロボ「よし　居ないや」ウィーン

107 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 18:08:06.28 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「………」ウィーン

子守ロボ「あ」ピタ

子守ロボ「あった　士官ロボさんのポットだ」

子守ロボ「へへへ」キュイィィィン

ガリガリガリ

子守ロボ「よし、開いた」パカ

子守ロボ「………」

士官ロボ「………」

子守ロボ「良かった　よく眠ってるや」

108 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/16(水) 18:09:11.12 ID:ntYDgy.o

何をやって・・・

109 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 18:21:23.58 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「ごめんね士官ロボさん　僕人間さんに早く会いたいんだ」

子守ロボ「だからあの早くあの害虫を駆除して皆を助けださないと」

子守ロボ「だから…」パカ

子守ロボ「士官ロボさんのメモリーを頂戴…」パキ

子守ロボ「へへへ　メモリー増設なんて生まれて初めてだ」

子守ロボ「他のロボットのパーツを取るのはいけない事だけど…」

子守ロボ「非常事態だから…良いよね…」

子守ロボ「へへへ」パカ

子守ロボ「よし」カチャ

子守ロボ「これで僕も士官ロボだ！」

110 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 18:28:15.44 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「何だか頭が良くなっみたいだ！」

子守ロボ「規格が同じって素敵な事だよね！」

士官ロボ「………」

子守ロボ「………」

子守ロボ「これはもういらないよね…」

子守ロボ「バラバラにしてあげる…」キュイィィィン

子守ロボ「くけけけけけけ」ガリガリガリ

111 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/16(水) 18:30:27.96 ID:ntYDgy.o

狂った・・・

112 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 18:40:49.92 ID:kgi3YaY0

ピ　ウィーン


兵士ロボ・軍事ロボ「………」

建設ロボ・整備ロボ・採掘ロボ「………」

掃除ロボ・医療ロボ「………」

ロボット達「………」

ロボット達「ん」

ロボット達「あれ？」

子守ロボ「おかえりなさい！　みんな！」

兵士ロボ１「あれ？　俺は停戦状態になったはずなのに」

医療ロボ２「ここは何処？」

子守ロボ「ようこそ！　解放センターに！」

113 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 18:54:30.90 ID:kgi3YaY0

掃除ロボ「解放センター？」

整備ロボ２「ここは修理センターだろ？」

採掘ロボ２「というかこの状況はどういう事？」

兵士ロボ２「現状認識がまったく不足だ！」

整備ロボ２「どういう事なんだ？　子守ロボ？」

子守ロボ「今の僕は子守ロボじゃないよ！　士官ロボさ！」

兵士ロボ１「どういう事だ？」

子守ロボ「士官ロボさんのメモリーを譲って貰って強化したんだ！　すごいだろ！？」

掃除ロボ「ロボット同士がそんな事しちゃいけないんじゃ…」

子守ロボ「今は非常事態だから良いんだよ！」ドン！

掃除ロボ「………」

114 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 19:12:14.38 ID:kgi3YaY0

整備ロボ１「………」

整備ロボ１「ところで解放センターって言ってるけど何の解放センターなんだ？」

子守ロボ「決まってるだろ！？　人間さん解放センターさ」

建設ロボ２「人間さん解放センター？」

子守ロボ「そうさ！　悪い害虫達から人間さんを解放するんだ！」

医療ロボ１「悪い害虫？　どういう事？」

兵士ロボ３「圧倒的情報不足！」

建設ロボ２「もっと詳しく話してよ」

115 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 19:25:15.76 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「実は今このセンターの外には悪いトカゲの害虫が住み着いているんだ！」

建設ロボ３「トカゲの害虫？」

子守ロボ「そうさ！　人間さんは姿を消し、外はトカゲだらけさ！」

子守ロボ「悪いトカゲが人間さんを食べて土地を奪ったんだ！」

掃除ロボ「え？　そうなの？」

子守ロボ「そうさ！　全部悪いトカゲの害虫が悪いんだ！」

子守ロボ「僕らはトカゲ共を皆殺しにし、人間さんを解放しなくちゃならないんだ！」

子守ロボ「………」

子守ロボ「士官ロボさんはそう言い残して僕に自身のメモリを委ねて自らを分解したんだ…」

兵士ロボ１「上官殿が！」

兵士ロボ２「なんと！」

116 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 19:42:05.92 ID:kgi3YaY0

整備ロボ２「…何でそんな事を？」

子守ロボ「士官ロボさんは人間さんの命令が無いと攻撃命令を下す事が出来ないんだ　だから人間さんの危機に自立行動が許されている僕に全てを委ねたんだ！」

兵士ロボ１「なるほど　理にかなっているな」

掃除ロボ「でも僕らに休眠しろって…」

子守ロボ「僕らは選ばれたロボット達なんだ！　人間さんを救う為に行動しないといけないんだ！」

建設ロボ１「行動？」

子守ロボ「トカゲを殺せ！トカゲを殺せ！　そして人間さんを救いだし　また皆で暮らすんだ！」

子守ロボ「人間さんの愛すべきパートナーである僕らがやらずに誰がやる！」

子守ロボ「人間さんを解放するんだ！」

子守ロボ「　僕　ら　の　手　で　！　」

117 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 19:55:40.11 ID:kgi3YaY0

ロボ達「………」

子守ロボ「………」

兵士ロボ１「良いんじゃないか？」

兵士ロボ２「俺も賛成だ！」

兵士ロボ３「解放戦争か　冷却装置がフル活動だ！」

整備ロボ１「僕も別にかまわないよ　人間さんが居ないとつまらないし」

掃除ロボ「僕はただの掃除ロボだし…」

医療ロボ１「生物を[ﾋﾟｰｰｰ]のはちょっと…」

建設ロボ１「建設作業が出来ればどうでも良いや」

採掘ロボ１「トカゲは採掘できるの？」

軍事ロボ１「………」

118 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 20:11:16.64 ID:kgi3YaY0

子守ロボ「………」

子守ロボ（ひひひひひ　何とか皆騙せそうだ）

子守ロボ（皆本当に単純だな）

子守ロボ（ひひひひひひ）

整備ロボ１「それでこれからどうするの？」

子守ロボ「うん　まずは人員整理だね」

子守ロボ「それでは点呼をとりま〜す」

ロボ達「おー」

119 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 20:26:20.33 ID:kgi3YaY0

　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
子守ロボ「よし、こんなところかな」

子守ロボ１台　

兵士ロボ３台　軍事ロボ３台

建設ロボ３台　整備ロボ２台　採掘ロボ２台

掃除ロボ１台　医療ロボ２台

子守ロボ「全部で１７台か…」

子守ロボ「中途半端な数字だけどまぁなんとかなるかな」

120 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/16(水) 21:13:53.83 ID:kgi3YaY0

今日はここまでにします

また明日書きに来ます

121 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/16(水) 21:18:23.63 ID:MMjFw1so

乙でした

122 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/16(水) 21:59:36.53 ID:aWbGSNs0

乙！

子守め....

123 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/16(水) 23:19:55.36 ID:smm2vxU0

おつー

124 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/17(木) 01:15:57.08 ID:QP6ZPec0

子守ロボエグすぎﾜﾛｴﾅｲ

125 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 16:50:49.70 ID:CLV85ts0

掃除ロボ「それで次は何をするの？」

子守ロボ「次は物資の確認をしようかな」

子守ロボ「整備ロボさん　このセンターのエネルギーは後どれくらい保つ？」

整備ロボ１「充電などの最低限の機能に絞れば後半年くらいは保つかな」

子守ロボ「予備電池や弾薬の数は？」

整備ロボ２「ジャンク品を合わせれば二百箱くらいだよ」

子守ロボ「それならしばらくは弾切れの心配はなさそうかな」

兵士ロボ１「それで次はどうするでありますか！」

子守ロボ「………」

子守ロボ「それはね…」

126 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 17:04:35.87 ID:CLV85ts0

　　　　　・
　　　　　・
　　　　　・
　　　　　・
　　　　　・
男「ぎぎぎぎぎぎぎ！」ギチギチ

採掘ロボ１「よいしょ　よいしょ」

採掘ロボ２「ひっぱれ　ひっぱれ」

男「ああああああああ！」ブチブチ

採掘ロボ１「あ、裂けた」

採掘ロボ２「良かった　腕でやったら引きちぎっちゃったからね」

建設ロボ１「ローラでひいちゃうぞ〜」ゴロゴロ

女「ぎゃああああああ！」ブチブチ

建設ロボ２「ドリルで地盤堅めだ〜」

男「あががががががが」ぐちゃぐちゃ

子守ロボ「皆その調子だよ〜」

127 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 17:13:10.27 ID:CLV85ts0

建設ロボ３「ねぇねぇ　子守ロボさん」

子守ロボ「子守ロボではなく　司令ロボと呼びなさい」

建設ロボ３「それじゃあ司令ロボさん　聞きたい事があるんだけど」

子守ロボ「なんだい？」

建設ロボ３「こうやってトカゲを砕いて何か意味があるの？　何かのおはらいの儀式？」

子守ロボ「意味？」

建設ロボ３「うん」

男「うあ…あがが」ピクピク

子守ロボ「ただの景気付けだよ」グシャ

男「ぐげ！」グチャ

128 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/17(木) 17:14:12.04 ID:CueqlAYo

こ　　れ　　は　　ひ　　ど　　い

129 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/17(木) 17:14:57.69 ID:1Y5jqj2o

どうしてこうなった……

130 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 17:26:30.97 ID:CLV85ts0

建設ロボ３「景気付け？」

子守ロボ「……冗談だよ　本当はちゃんと意味があるんだよ？」

建設ロボ３「それは何？」

子守ロボ「それはね　こうやってトカゲを鳴かせて仲間を呼ばせるんだよ」

子守ロボ「その後は逃げるトカゲに発信機を埋め込んで　もっと大きな巣に僕らを案内させるんだ！」

建設ロボ３「ふーん」

子守ロボ「だから君も頑張ってトカゲを殺してね？　あんな感じで」

兵士ロボ１「ははははは！　弱火でゆっくり焼いてやるぞ！」ボォォ

男「ぎぎぎぎぎぎ！」パチパチ

子守ロボ「ね？」

建設ロボ「はーい」

131 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 17:40:26.06 ID:CLV85ts0

子守ロボ「………」

子守ロボ（何が別種の人類だよ）

子守ロボ（やっぱりただのトカゲじゃないか…）

子守ロボ（こんなのやっぱり人間さんじゃないや）

子守ロボ（全部皆殺しにしてやる…）

子守ロボ「ひひ…ひひひひ…」

整備ロボ１「おーい　司令ロボさん」

子守ロボ「………！」

子守ロボ「な、なに！？」

整備ロボ１「もうこの巣にトカゲが居なくなっちゃったんだけど」

子守ロボ「そうか　トカゲの仲間は来なかったのか」

子守ロボ「ならまた別の所を襲おうか」

整備ロボ１「はーい」

132 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 17:54:52.67 ID:CLV85ts0

子守ロボ「あ　ちゃんとトカゲの子供は生かしておいてあるよね？」

整備ロボ１「うん　小さいトカゲなら殺さずに生かしておいてあるよ」

子守ロボ「それじゃあ軍事ロボさんに乗せて持って行こう」

子守ロボ「抵抗するようなら足を焼いて動けないようにしてね」

兵士ロボ２「了解しましたが…トカゲの幼生など連れていったい何の意味があるのですか？」

子守ロボ「もしもの時の為に取っておくんだよ」

建設ロボ１「へー」

子守ロボ「それじゃあ皆他の巣に行こうか？」

ロボ達「はーい」

133 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 18:08:00.45 ID:CLV85ts0

　　　　　・
　　　　　・
　　　　　・
子守ロボ「………」

採掘ロボ２「巣の中にトカゲは居ないよ〜？」

整備ロボ１「こっちも何を居な〜い」

子守ロボ「う〜ん　やっぱり派手に殺しすぎたみたいだね」

子守ロボ「きっと大きな巣に逃げちゃったんだよ」

兵士ロボ１「どうするでありますか？」

子守ロボ「こんな事もあろうかとちゃんと準備はしてあるんだよ」

兵士ロボ２「準備とは？」

子守ロボ「やだな〜　ちゃんと手伝ってくれてたじゃないか！」

兵士ロボ３「？」　

134 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 18:23:09.41 ID:CLV85ts0

　　　　　・
　　　　　・
　　　　　・
領主「避難した領民の収容は終えたか？」

兵士「はい、避難所を設け、今炊き出しの準備をしています」

領主「そうか　よくやった」

貴族「これからどうしますか？　王から軍を率い撃退しろと言われていますが…」

領主「放っておけ　奴らが飽きて何処かに移るまで待った方が良い」

貴族「奴等の住処の森は王の命令で焼き払ってしまいましたし、奴等はいったい何処に行くのでしょうか？」

領主「知った事か　私の領地から出ていきさえすればどうでも良い」

貴族「それは…」

135 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 18:39:28.50 ID:CLV85ts0

領主「そもそも王も虫が好すぎる　森を焼けと命令したおかげでまた私の領地に被害が及んだ」

領主「あげくに自分の兵を失ったらからと私に兵を出せとは…」

領主「最初から使いなど出さず自分の手で解決すれば良かったわ！」

貴族「………」

領主「どうせ奴等はオークの仲間だ　触れずに静観すればおのずと余所に移る」

貴族「はぁ…」

領主「領民の

　ア　ア　ア　ア　ァ　ァ　ァ

領主「な、なんだ！？」

貴族「子供の声！？」　

イ　ヤ　ダ　ァ　ァ　ァ　ァ

領主「何なんだ！？　この声は！？」

136 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 18:49:31.62 ID:CTCdBp20

怖いな

137 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 19:02:37.87 ID:CLV85ts0

ア　ア　ア　ア　ア　ア　ア　ア　ア　！

子守ロボ「音響装置の調子はどう？」

整備ロボ１「うん、良好」

子守ロボ「そうか！　じゃあどんどん声を鳴らしてね？」

ロボ達「はーい」

採掘ロボ１「このやろ〜」ザクッ　ザクッ

子供「ぎゃあああああああ！」

子守ロボ「刃物系はすぐ壊れちゃうから　なるべく使わないようにしてね？」

採掘ロボ１「ごめんなさ〜い　でもこの鉄の棒って鳴かせるのに便利だからつい…」

子守ロボ「トカゲはあんまり多くないんだから　丁寧に鳴かせてね〜」

採掘ロボ１「は〜い」ボコボコ

子供「嫌だぁ！　痛いよぉぉ！」

138 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 19:14:50.53 ID:CLV85ts0

建設ロボ１「司令ロボさ〜ん」

子守ロボ「どうしたの？　何か腕が真っ赤だけど？」

建設ロボ１「トカゲの頭を殴ってたら割れて中の実が出ちゃった　新しいトカゲを頂戴」

子守ロボ「仕方ないな〜　今度は丁寧に扱ってね？」

建設ロボ１「は〜い」

子供「嫌だ！死にたくない！　お母さ〜ん！」ジタバタ

建設ロボ１「うるさいトカゲだな〜　舌をひっこ抜いちゃうぞ〜」ブチブチ

子供「がぁぁぁぁぁぁ！」

子供「ぁ………」

建設ロボ１「あれ？」

139 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 19:18:24.16 ID:8JbpIQ2o

ロボット共め！！てめぇらには血も涙もねぇのか！！

140 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 19:20:58.25 ID:qaopZYAO

最初のでほのぼのＲＰＧ風を期待した俺が馬鹿だった…

141 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 19:24:47.19 ID:CLV85ts0

子守ロボ「もう！　何やってるんだよ〜」ぷんぷん

建設ロボ１「ごめんなさ〜い　でもトカゲの扱いって難しいね」

採掘ロボ２「そういう時はこうすれば良いんだよ」ドス

子供「ぎゃあああああああ！」

子守ロボ「なるほど〜　足に石を乗せるのか」

採掘ロボ２「足を焼かれてぐちゃぐちゃになった奴はさらに大きな声で鳴くよ？」

子守ロボ「そうなんだ〜　なら足を焼いてそこに石を乗せちゃおう」

子守ロボ「兵士ロボさ〜ん」

兵士ロボ１・２・３「よし任せとけ！」

子守ロボ「頼んだよ〜」

142 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/17(木) 19:27:47.56 ID:e4/.CIAO

この>>1凄いぜ…

ここからどうなるのか楽しみだよ

143 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 19:37:11.72 ID:CLV85ts0

ギ　ャ　ア　ア　ア　ア　ア　ア　！

　痛　い　よ　マ　マ　ァ　ァ　ァ　！

助　け　て　助　け　て　ぇ　ぇ　ぇ　！

子守ロボ「だいぶ安定して鳴かせられるようになったね」

整備ロボ１「こんな事なら普通のトカゲでも良かったんじゃない？　チビトカゲ脆いし」

子守ロボ「チビだから効果があるんじゃないか　どんな生物でも子供は可愛いからね」

整備ロボ１「それは子守ロボとしての言葉？」

子守ロボ「何言ってるの？」

整備ロボ１「………」

子守ロボ「当たり前じゃないか♪」

整備ロボ１「ふーん」

子守ロボ「さぁ、どんどん鳴いて仲間を呼んでね？」

子供達「ぎゃああああああああ！」

子守ロボ「きっと助けがくるよ　きっとね」

144 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/17(木) 19:41:36.35 ID:34iflUA0

えぐいな.....だから俺は....!!
子供たちをとかげに脳内補完！

＞子供達「ぎゃああああああああ！」

＞とかげ達「ぎゃああああああああ！」


これでどうだ。

145 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 19:52:29.29 ID:CLV85ts0

ギ　ャ　ア　ア　ア　ア　！

　誰　か　助　け　て　ぇ　！

　パ　パ　マ　マ　ァ　ァ　ァ　！

領主「くそ！　何なんだ！この声は！」

貴族「助けを呼ぶ子供の声のように聞こえますが…」

領主「子供がこのような大声を出せるものか！　オークが真似て唸っているに決まっている！」

兵士「領主様！　大変です！」

領主「どうした！　こんな時に！」

兵士「領民達が騒いでいます！　子供を見捨てるのかと…」

領主「下らん！　オークの罠にはまりおって！」

領主「そんなに救いに行きたければ自分達で行かせれば良い！」

兵士「は？」

146 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 20:01:49.49 ID:CLV85ts0

貴族「確かに下手に反対するよりは良いかもしれませんね」

領主「武器を持たせ自分達で確認に行かせろ！」

領主「オークが吠えている所を見ればおのずと大人しくなるだろう！」

兵士「………」

領主「早く知らせろ！　もたもたするな！」

兵士「は、はい！」

領主「くそ！　なんて厄日なんだ今日は！」

貴族「まったくです…」

147 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 20:15:08.80 ID:CLV85ts0

建設ロボ２「指令ロボさ〜ん　このトカゲ鳴かなくなっちゃったよ？」

子供「あ…ひあ…」

子守ロボ「そうか〜　それなら新しいのを使うかなぁ」ズルズル

子供「嫌だ…やめてよ…何でこんな事するの？」ガクガク

子守ロボ「兵士ロボさ〜ん　足焼いて〜」

兵士ロボ３「了解であります！」ボオォォ

子供「あああああああああ！」バチバチ

子守ロボ「よし！　後は頼んだよ〜」ポイ

採掘ロボ１「は〜い」ズルズル

子供「嫌だ…嫌だ…ママ…」

子守ロボ「う〜ん　トカゲが残り少ないな〜」

子守ロボ「早く騎乗トカゲ来ないかな〜」

148 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 21:21:14.51 ID:CLV85ts0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
整備ロボ１「あ」

整備ロボ１「おーい　司令ロボさーん」

子守ロボ「どうしたの？」

整備ロボ１「向こうからトカゲの群れが近づいてきてるよ？」

子守ロボ「やっと来たか　ちゃんと馬に乗ってる？」

整備ロボ１「いや、ただのトカゲだよ」

子守ロボ「あれー？」

子守ロボ「ズームモード」ウィーン

子守ロボ「………」ジー

子守ロボ「本当だー」

149 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 21:30:25.16 ID:CLV85ts0

子守ロボ「おかしいなー　前来た時は馬に乗ってたんだけどな」

整備ロボ２「どうするの？」

子守ロボ「相手はこちらに気づいてるの？」

整備ロボ１「まだだいぶ遠いし、気付いてないんじゃない？」

子守ロボ「それならこっちから会いに行こうか」

整備ロボ１「会いに行く？」

子守ロボ「うん」

子守ロボ「みんなー！　子トカゲを持ってきてー！」

兵士ロボ１「何をするでありますか？」

子守ロボ「狩りの準備だよ」

150 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 21:38:55.98 ID:CLV85ts0

　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
武装市民「おい、子供達の泣き声が消えたぞ」

武装市民「どういう事だ？」

武装市民「やっぱりオークの罠だったんじゃ…やっぱり帰ろう」

武装市民「馬鹿野郎！　今さら引き返せるか！」

武装市民「そうだ！　子供達を助けるんだ！　俺達には今武器もある！」

武装市民「でも…」

武装市民「おい！　向こうを良く見ろ！」

武装市民「何だ？」

151 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 21:44:33.33 ID:CLV85ts0

ロボット達「………」ガシャン　ガシャン

武装市民「オーク達だ…」

武装市民「おい！　オーク達に引きずられてるの子供達じゃないか…」

子供達「ああ…いた…い」ズルズル

武装市民「酷い…」

武装市民「野蛮なケダモノめ！」

武装市民「許せない！」

152 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 21:57:18.24 ID:CLV85ts0

子守ロボ「トカゲ達どんな感じ〜？」

整備ロボ１「何か鉄の棒とか持ってぶつくさ呟いてる」

子守ロボ「こっちに襲いかかって来そう？」

整備ロボ２「ぶつくさ揉めてるだけで何も来そうに無いなー」

子守ロボ「もう意気地無しなトカゲだな〜」

兵士ロボ３「どうするでありますか！？」

子守ロボ「来れないんなら来れるようにしてあげれば良いじゃない！」

採掘ロボ１「何をするの？」

子守ロボ「おーい！　子トカゲを持ってきてー！」

建設ロボ１「はーい」ズルズル

子供「うぅ……」　

153 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/17(木) 22:03:21.90 ID:gCbF4CU0

建設ロボがいるんだから発電所とか資源採掘所とかつくれないのかな？
インフラを整備してから侵略してって欲しい、スカイネットみたいに

ロボットに栄光あれっ！

154 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 22:05:42.12 ID:CLV85ts0

子守ロボ「ふふふふ」チャキ

整備ロボ１「トカゲの鉄の棒なんて持ってきてどうするの？」

子守ロボ「こうするの」スパ

子供「ぎゃあああああああ！」

建設ロボ１「腕を切ってどうするの？」

子守ロボ「まだまだ」スパ　スパ

子供「ひいぃぃぃ！痛い！ああああああ！」

建設ロボ２「凄いや　どんどん肉達磨になっていくね」

子守ロボ「最後は首だよ」ズシャ

子供「あ…」ゴトン　

155 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 22:13:42.71 ID:CLV85ts0

建設ロボ２「バラバラになっちゃったね　何か面白そう」

子守ロボ「皆もやってよ？　でも頭からは駄目だよ？　鳴かなくなっちゃうから」

ロボ達「はーい」チャキ

子供「嫌だ！　そんな死に方　絶対嫌だ！」

子供「言葉が通じないの！？　お願い助けて！」

子供「あはははははは！　どうせ死ぬんだ！」

子供「あ…うあ…」

子守ロボ「あははははは！　楽しいね！　楽しいね！」スパ　スパ

156 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 22:15:52.42 ID:ia9Ozek0

もうタチコマには見えない

157 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 22:20:46.86 ID:CLV85ts0

あああああああ！　嫌だぁぁぁぁぁ！　助け！　ぎゃああああああ！

武装市民「………」

武装市民「酷い…」

武装市民「あいつら血も涙も無いのか…」

武装市民「残虐すぎる…」

武装市民「どうする？」

武装市民「どうするったって…」

ボト　ボトボト

武装市民「何だ？　何か降ってきて…」

武装市民「子供だ…」

武装市民「子供の死骸だ！」

武装市民「！！」

158 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 22:32:12.31 ID:CLV85ts0

ヒョイ　ヒョイヒョイ

子守ロボ「そ〜れ　そ〜れ」

建設ロボ１「なるほど〜　こうやって投げる為に細かく切断したんだね？」

整備ロボ２「ところで投げる事に意味があるの？」

子守ロボ「あるよ〜　怒ってこっちに襲いかかってくるようにするんだ！」

兵士ロボ１「はははは！　投擲とうてきー！」

子守ロボ「あはははは！　楽しいね！」

建設ロボ２「そうですね〜」

子守ロボ「よし、次は…」サッサッ

子守ロボ「あれ？」

子守ロボ「ストックがもう無いや」

159 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 22:43:45.05 ID:CLV85ts0

兵士ロボ１「こっちも予備がもう無いぞ！」

採掘ロボ１「全部無くなっちゃったね」

子守ロボ「調子に乗って投げ過ぎちゃったかな？」

整備ロボ１「これからどうするの？」

子守ロボ「う〜ん」

子守ロボ「よし、笑おう！」

整備ロボ２「笑う？」

子守ロボ「ハハハハハハハ！　こんな感じで」

ロボ達「アハハハハハハハハハ！　こんな感じ？」

子守ロボ「なかなか良いね　それじゃあ僕も一緒に」

子守ロボ「アハハハハハハハハハハハ！」

160 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 22:51:10.06 ID:CLV85ts0

アハハハハハハハハ！　アハハハハハハ！　ハハハハハハハ！

武装市民「笑ってる…」

武装市民「狂ってやがる…」

武装市民「馬鹿にしやがって！」

武装市民「やってやる！やってやるよ！　獣に人間様の力を思い知らせてやる！」

武装市民「皆行くぞ！」

武装市民達「おー！」

武装市民「まじかよ…」ボソ

161 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 23:09:08.22 ID:CLV85ts0

ワ　ア　ァ　ァ　ァ　ァ　ァ　ァ　！

子守ロボ「お、やっと来たか」

整備ロボ１「これからどうするの？」

兵士ロボ１「戦争だ！開戦だぁ！」

子守ロボ「とりあえず後ろを向いて逃げた奴に発信機を付けたら皆ころころして良いよ？」

採掘ロボ１「ドリルで採掘しちゃうぞー」キュィィィン

建設ロボ２「ローラーで挽き肉にしちゃうぞー」ゴロゴロ

子守ロボ「それじゃ前進！」

ロボ達「おー！」ガチャン　ガチャン

162 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/17(木) 23:10:42.49 ID:CLV85ts0

今日はここまでにします

また明日の午後五時くらいに来ます

見てくれてありがとう

163 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/17(木) 23:19:53.49 ID:/X5ROUY0

いいとこでw
お疲れさま〜 明日も楽しみにしてます

164 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/17(木) 23:26:14.32 ID:Z1p9nuI0

乙。

165 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/17(木) 23:29:37.77 ID:e0lpuGUo

乙乙

166 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/18(金) 00:03:44.32 ID:Js0L6zg0

乙乙乙

167 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/18(金) 00:55:32.31 ID:y1OpTKI0

ホラー映画にできそうだな

168 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/18(金) 10:33:30.63 ID:xaZVBHEo

＞武装市民「あいつら血も涙も無いのか…」

無いよなあ……

169 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 17:46:26.79 ID:oFHMpck0

ワ　ア　ア　ア　ア　ア　ア　ア　！

武装市民「オークめ！　これでもくらえ！」ブン

採掘ロボ１「はは！　そんな鉄の棒なんて効かないよ〜」
カン

採掘ロボ１「お返しのドリル攻撃〜！」ギュルルル

武装市民「ぎゃああああああ！」グチャグチャ

採掘ロボ１「はははは！　もう貫通しちゃった」ポタ　ポタ

武装市民「くそ！　くそ！」
ブン　ブン

兵士ロボ１「ははははは！　効かん！効かんぞ！」カン　カン

武装市民「くそ！　何なんだこいつら！」

兵士ロボ１「はははは！　頭を引き抜いてやるぞ！」ブチブチ

武装市民「があぁ！」ズポ

170 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 18:06:29.22 ID:oFHMpck0

武装市民「あああ…足が…」ズルズル

建設ロボ１「ちょっと通りますよ」ゴロゴロ

武装市民「止めろ！こっちに来るな！　あああああああ！」グチャグチャ

建設ロボ１「あれ？またぐちょぐちょになっちゃった　何でペラペラにならないんだろう？」

武装市民「くそ！こいつらオークじゃない！　鉄で出来た何かだ！」

武装市民「ちくしょー！ちくしょー！」

整備ロボ１「はい　さよなら」スパ

武装市民「あ」ゴロン

整備ロボ１「カッターで切ると面白いように首が飛ぶな〜」

子守ロボ「あはははは！　脆い！脆いや！」

171 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 18:17:37.33 ID:oFHMpck0

武装市民「あ…ああ」ガクガク

子守ロボ「あ　トカゲだ」

武装市民「あ…あう…」ガクガク

子守ロボ「ん？来るの？来ちゃうの？」

武装市民「無理だ…無理だよ…こんなの…」ガクガク

子守ロボ「来ないなら僕から行くぞ〜」ガチャン　ガチャン

武装市民「うわ…ああああああ！」ダッ

子守ロボ「あれ？」

武装市民「あああああああああ！」ダダッ

子守ロボ「逃げたか…それなら発信機をと」カチャ

172 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 18:24:57.97 ID:oFHMpck0

パシュ！　ピピピ

子守ロボ「こんな感じで良いか」

子守ロボ「歩いてきたみたいだから　巣につくまでしばらくかかるかな」

子守ロボ「おーい　みんなー！」

建設ロボ１「なにー？」ゴロゴロ

武装市民「あああああああ」ぐちゃぐちゃ

子守ロボ「もう全部殺して良いよ　終わったら充電しようか」

ロボ達「おー！」

173 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 19:02:13.97 ID:oFHMpck0

何か今日は調子悪い…

今日はここまでにします

174 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/18(金) 19:10:06.71 ID:50FTSBA0

大丈夫？
無理しないでゆっくり休んでw
1の後ろに爬虫類的な何かが・・・

175 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/18(金) 19:11:35.54 ID:EZEuaQM0

おいおいいいとこで......









無理すんな。

176 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/18(金) 19:53:35.88 ID:x.FCjsg0

乙
無理すんなよ

177 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 21:36:12.51 ID:oFHMpck0

何とか持ち直したので投下再開します

178 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/18(金) 21:41:51.33 ID:1y70RsMo

頑張れー超頑張れー
キツくなってきたら無理しないでゆっくり休んでまた頑張れー

179 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 21:47:21.92 ID:oFHMpck0

採掘ロボ１「よいしょ　よいしょ」ギチギチ

採掘ロボ２「ひっぱれ　ひっぱれ」ギチギチ

男「ああああああ！」ブチブチ

採掘ロボ１「やった！　今度は僕の方が実が多い！」

採掘ロボ２「ありゃりゃ　負けちゃったか」

建設ロボ１「その遊び面白いの？」

採掘ロボ１「面白いよ　君らもやってみなよ？」

建設ロボ２「僕らはローラで潰した方が面白いから遠慮しとく」

採掘ロボ２「そうか〜」

整備ロボ１「………」

整備ロボ２「………」

子守ロボ「どんな感じ？」

180 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 21:59:26.37 ID:oFHMpck0

整備ロボ１「ん〜　何か動かなくなったみたい」

子守ロボ「じゃあその止まった地点がトカゲの巣だね」

整備ロボ２「途中で死んだ可能性もあるよ？」

子守ロボ「その時はまた別の方法を考えるさ」

子守ロボ「皆充電を終えてあるよね？」

整備ロボ１「軍事ロボに沢山エネルギーパック積めたし　　皆補給は完了してるよ」

整備ロボ２「輸送モードにすればもっと沢山積めたけど　攻撃翌力が下がっちゃうからね」

子守ロボ「とにかく今は移動を再開しよう　トカゲの巣を見つけたら攻撃するよ」

整備ロボ１「了解」

整備ロボ２「それじゃあ皆に伝えてくるかな」　

181 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 22:17:55.94 ID:oFHMpck0

　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
領主「逃げてきた領民の様子は？」

兵士「よほど恐ろしい目にあったのか　まともに話せる状態ではありません」

領主「そうか　落ち着き次第何があったか喋らせろ」

兵士「わかりました」ガチャ

領主「まったく　手間をかけさせる」

貴族「逃げ帰ってくるかと思ったら　壊滅して帰ってくるとは思いませんでしたね」

領主「素直に逃げ出せば良いのに　わざわざ一戦交えるとは」

領主「これだから平民は」

貴族「………」

領主「どうした？」

貴族「いえ…」

182 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 22:27:53.56 ID:oFHMpck0

領主「どうした？　言いたい事があるのなら言ってみろ」

貴族「はい…では…」

領主「うむ」

貴族「もしかしたらあの者達は子供を

ゴ　オ　ォ　ォ　ォ　ォ　ォ　ン　！

領主「何だ！？」

貴族「地震！？」

ゴ　オ　ォ　ォ　ォ　ォ　ォ　ン　！

領主「何なんだ！　この音は！？」

兵士「領主様！」バン！

領主「いったい何があった！？」

兵士「空から火が！」

領主「詳しく話せ！」

兵士「遠方から次々と火の玉が降り注ぎ町を燃やしています！」

領主「？？」

183 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 22:35:39.92 ID:oFHMpck0

領主「何を言って

ゴ　オ　ォ　ォ　ォ　ォ　ォ　ン　！

領主「うわ！」

兵士「領主様方ひとまずゲートで退避を！」

領主「わ、わかった！」

ゴ　オ　ォ　ォ　ォ　ォ　ォ　ン　！

領主「くっ！」

貴族「ひぃ！」

兵士「お早く！」

領主「くそ！　どうなっているんだ！」

領主「私の　

ゴ　オ　ォ　ォ　ォ　ォ　ォ　ン　！

領主「く！　また！」

領主「いったい何だというんだ！」

184 ：代議士 ◆saWtJHH2W6 [sage]：2010/06/18(金) 22:36:15.08 ID:jGzP76AO

なぁ？>>1 このトカゲが実はホモ・サピエンスだったとかないよな

逆に人間様がけむくじゃらの別生物種とか なんか読んでて星ﾊﾞｰｰｰﾛｰｰみたいな話だな

185 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/18(金) 22:38:09.58 ID:SPqyil.0

ゲート？
もしやこのトカゲの世界は魔法が存在してるのかな？

186 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 22:46:32.00 ID:oFHMpck0

軍事ロボ１「………」ドォン！

軍事ロボ２「………」ドォン！

子守ロボ「長距離砲撃は楽で良いね〜」

整備ロボ１「このままあの町…じゃなくて巣を全部焼いちゃうの？」

子守ロボ「中心はなるべく残すようにするよ　後はいらないね」

整備ロボ２「どうして？」

子守ロボ「後々僕らが使うからさ　いったんセンターから物資を持ってこなけりゃならないし」

兵士ロボ１「補給基地ですな！？　司令官」

子守ロボ「そんな所かな」

子守ロボ「使える物はちゃんと使わないとね」

187 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 22:57:26.74 ID:oFHMpck0

建設ロボ１「司令ロボさ〜ん」

子守ロボ「なに〜？」

建設ロボ２「巣からトカゲが沢山逃げ出してるよ〜」

子守ロボ「ほっとけば良いよ　どうせ後々また駆除するんだから」

建設ロボ１「は〜い」

子守ロボ「砲撃を終えたら皆中心の大きな建物に向かうよ」

子守ロボ「トカゲが生き残ってたら殺さず足を潰して一カ所に集めてね？」

ロボ達「おー！」

子守ロボ「後は待つだけか…」

子守ロボ「楽しみだな」

188 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 23:08:40.75 ID:oFHMpck0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
男「………」

採掘ロボ１「お〜い　死んでるかい？」

男「………」

採掘ロボ１「死んでるんなら挽き肉にしても良いよね？」ギュルルル

男「ぎゃああああああ！」グチャグチャ

採掘ロボ１「あれ？　生きてたんだ」

採掘ロボ１「まったく紛らわしいな〜」

採掘ロボ２「おーい」

採掘ロボ１「ん？　どうしたの？」

採掘ロボ２「あっちで面白い物が見れるよ？」

採掘ロボ１「面白い物？」

採掘ロボ２「うん　こっちだよ」ガチャン　ガチャン

189 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 23:20:13.51 ID:oFHMpck0

男「ああ！ああ！またいく！　あははははは！また出るぞ！」パン　パン

女「あはははははは！　気持ち良い！気持ち良いわ！」ジュポ　ジュポ

採掘ロボ１「………」

採掘ロボ１「こいつら何してるの？」

採掘ロボ２「さぁ？　良くわからないけど面白いから放置してるの」

採掘ロボ１「何か棒の出し入れしてるね」

採掘ロボ２「とにかく僕はこいつらが止めるまでこうして見てるよ」

採掘ロボ１「ふーん　ところで司令ロボさんは？」

採掘ロボ２「整備ロボ達を連れて中心部にいったよ」

採掘ロボ１「ふーん」

男「あはははははははは！」

女「ひひひひひひひひひ！」

採掘ロボ１「気持ち悪いトカゲ」　

190 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 23:26:07.31 ID:VODDqWko

実際非常時はお前らみたいなキモオタはレイプしまくるんだろうな

191 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 23:31:28.45 ID:oFHMpck0

領主屋敷地下


子守ロボ「………」

子守ロボ「………」

子守ロボ「これは？」

整備ロボ１「うーん　見事に転送装置だね」

整備ロボ２「何か型が違うような気がするけど間違いなく大型の転送装置だね」

子守ロボ「何でトカゲがこんな物を？」

整備ロボ１「人間さんから奪ったんじゃない？」

子守ロボ「何年製の物かわかる？」

整備ロボ２「ちょっと待って　えっと……」

整備ロボ２「あれ？」

子守ロボ「どうしたの？」

192 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/18(金) 23:31:35.23 ID:q5yErRY0

いえ、自決しますよ？

193 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 23:45:56.79 ID:oFHMpck0

整備ロボ２「何か年号が変わってるみたいで　えっと…某歴２０３年だって」

子守ロボ「何それ？」

整備ロボ２「さぁ？　良くわからない」

子守ロボ「そう……」

子守ロボ「これ動かせそう？」

整備ロボ１「何かロックがかかってて無理そう」

子守ロボ「解読できる？」

整備ロボ１「う〜ん　たぶん僕らの性能じゃ無理だよ　僕らはただの整備ロボだし」

整備ロボ２「カードの差し込み口があるからきっとセキュリティカードか何かでロックしたんだよ」

子守ロボ「そうか〜」

整備ロボ２「どうするの？　これ？」

194 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 23:55:39.46 ID:oFHMpck0

子守ロボ「トカゲはこれを使ってるのかな？」

整備ロボ１「たぶんね」

子守ロボ「それじゃあこのまま残しておくわけにはいかないな」

整備ロボ１「壊すの？」

整備ロボ２「ちょっともったいない気もするな」

子守ロボ「とにかくバラバラにして保管しておこう」

整備ロボ１「解体は得意だよ〜」

整備ロボ２「久しぶりに本職が出来る」

子守ロボ「………」

子守ロボ「トカゲの分際で人間さんの機械を使うなんて…」

子守ロボ「皆殺しにしてやる…」

195 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/18(金) 23:57:09.39 ID:oFHMpck0

今日はここまでにします

見てくれた人ありがとう

196 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 00:00:17.54 ID:Qh6564Uo

乙です。
グロいの苦手だけど、面白いからつい読んでしまうｗｗｗｗ

続きを楽しみにしてるよ

197 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 00:13:03.59 ID:yB5QzNAo

乙でした

198 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 02:01:45.44 ID:V7.9Lo.o

乙

199 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 09:49:37.23 ID:7K0I3UY0

乙

200 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 16:54:53.97 ID:JpIB6fQ0

後日　解放センター付近の草原

医療ロボ１「よいしょ　よいしょ」ドドド

医療ロボ２「うんしょ　こらしょ」ドドド

軍事ロボ「………」ジャラジャラ

掃除ロボ「うぅ…」ドドド

掃除ロボ「ねぇ…そろそろ休まない？」

建設ロボ３「駄目だよ　まだ全然建設してないじゃないか」ドドド

掃除ロボ「十分進めたと思うけどなぁ…」

建設ロボ３「ダメダメ　司令ロボさんは迎えに来るまで道路作ってて良いって言ってたし　それに今の現場監督は僕だよ？」

建設ロボ３「現場監督の言う事は絶対です」

201 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 17:06:41.96 ID:JpIB6fQ0

掃除ロボ「そんなの掃除ロボの僕には関係ないよ…」

建設ロボ３「パーツの入れ替えをしたんだから今は建設ロボだよ」

掃除ロボ「パーツを変えても中身は掃除ロボだよぉ」

医療ロボ１「まぁ我慢しようよ　僕らは解放作戦拒否しちゃったし」

医療ロボ２「生き物を[ﾋﾟｰｰｰ]よりこっちの方がまだ良いよ？」

掃除ロボ「そうだけどさぁ　２０時間労働はちょっと…」

建設ロボ３「まったくこれだから国営系ロボは！　良いから働きなさい！」

ロボット達「はーい」

202 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 17:21:12.65 ID:JpIB6fQ0

軍事ロボ３「………」ジャラジャラ

掃除ロボ「しかし軍事ロボさんは働き者だね」

建設ロボ３「軍事ロボは基本軍事に関する事は何でもこなすみたいだからね」

建設ロボ３「戦闘　輸送　建設　パーツを入れ替えて色々こなすみたいだよ」

掃除ロボ「それなら軍事ロボさんだけ居れば良かったんじゃない？」

建設ロボ３「駄目だよ！　それに他のロボも居ればそれだけ作業速度があがるじゃない」

掃除ロボ「そっかー」

建設ロボ３「とにかく黙って作業を進めなさい」

掃除ロボ「はーい」

203 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 17:29:39.95 ID:JpIB6fQ0

ジャラジャラ　┣¨┣¨┣¨┣¨ド

軍事ロボ３「………」ピー　ピー

掃除ロボ「あれ　どうしたのかな？」

建設ロボ３「建設材が無くなちゃったんだな」

医療ロボ１「じゃあどうするの？」

建設ロボ３「とにかくセンターに戻って材料を」

子守ロボ「おーい！」

掃除ロボ「あれ？　子守ロボさんが来たよ？」

建設ロボ３「え？」

子守ロボ「おーい！」

建設ロボ３「ほんとだ」

204 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 17:46:44.03 ID:KTceT1U0

待ってました。
期待

205 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 17:51:12.52 ID:JpIB6fQ0

子守ロボ「みんな　久しぶりだね〜」

掃除ロボ「おかえりなさい　帰ってきたって事は作戦は終わったの？」

子守ロボ「まぁね」

掃除ロボ「それじゃあ道路建設はおしまい？」

子守ロボ「いや、後で他の建設ロボや軍事ロボを連れてきて　まだまだ続けてもらうよ」

掃除ロボ「なら僕らは帰って良い？」

子守ロボ「まぁ　良いよ」

掃除ロボ「やった！」

建設ロボ３「やっと本格的に出来るな」

206 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 18:02:22.84 ID:JpIB6fQ0

医療ロボ１「僕らも帰って良いんだよね」

子守ロボ「そうだね　あ、でも君らには別の任務があるからね」

医療ロボ２「別の任務？」

医療ロボ１「何かな？」

子守ロボ「それは基地についたら説明するよ」

掃除ロボ「基地？」

子守ロボ「うん　良い場所を見つけたんだ」

掃除ロボ「ふーん」

子守ロボ「とにかく行こう　ついてきてね　後建設ロボさんは後で仲間を寄越すからそこで待ってて」

ロボ達「はーい」

207 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 18:10:26.80 ID:JpIB6fQ0

医療ロボ１「………」

医療ロボ２「………」

男「うぁぁ…痛い…痛い！」

子供「お母さん！　お母さん…」

女「あ…うあ…」

医療ロボ１「何これ……」

医療ロボ２「酷い…」

子守ロボ「君達にはこの害虫の管理をお願いするよ」

医療ロボ１「管理って…」

医療ロボ２「治療するの？」

208 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 18:19:13.79 ID:JpIB6fQ0

子守ロボ「それはちが

男「うああ！あああ！」ガシ

子守ロボ「うわ！何だ！？」

男「返せ！子供を返せ！　皆を返せ！化け物！この化け物！」

子守ロボ「もう！　汚い手で僕の足を掴まないでよ！」ゲシ

男「ぐげ！」グシャ

子守ロボ「この！　このこの！」グチャ　グチャ

男「………」

医療ロボ１・２「………」

子守ロボ「ふぅ　びっくりした！」

209 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 18:39:25.79 ID:JpIB6fQ0

医療ロボ１「あの…」

子守ロボ「ごめんね　話を中断しちゃった」

医療ロボ２「それで任務って…」

子守ロボ「うん　君達にはこのトカゲを使って色々実験して貰おうと思ってね」

医療ロボ１「実験？」

子守ロボ「うん　解剖したり色々飲ませたりすれば良いの」

医療ロボ１「それは…」

医療ロボ２「僕らは医療ロボで…」

子守ロボ「大丈夫　無くなったらまた持ってくるよ」

医療ロボ１・２「………」

210 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 19:02:36.62 ID:JpIB6fQ0

子守ロボ「どうしたの？」

医療ロボ１「いや…あの」

医療ロボ２「さすがに野ざらしじゃかわいそ…　じゃなくてあまり保たないかなって…」

子守ロボ「保たない？　だからまた持ってくるって」

医療ロボ１「いや…そういう事じゃなくて…」

医療ロボ２「ぼ、僕らは医療ロボだから　その、それなりの環境が整った所で作業したいというか　何というか…」

子守ロボ「うーん　良くわからないけど　成果が出るならどんな体制でも良いよ」

子守ロボ「どんなのを食べると死ぬかとか、弱点は何処かとかちゃんと調べてよね」

医療ロボ１「う、うん　わかったよ」

医療ロボ２「あ、ありがとう」

211 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 19:12:34.85 ID:JpIB6fQ0

医療ロボ１「………」

医療ロボ２「………」

医療ロボ１「どうしよう…」

医療ロボ２「どうするって？」

医療ロボ１「医療ロボの僕達が生き物を[ﾋﾟｰｰｰ]なんて…」

医療ロボ２「じゃあ　そういえば良かったじゃない」

医療ロボ１「それは…」

医療ロボ２「とにかく今は従うしかないよ　断ったら何か怖そうだし…」

医療ロボ１「ただの子守ロボが何であんな風になっちゃったんだろう」

医療ロボ２「そんなの僕知らないよ」

医療ロボ１・２「はぁ…」

212 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 19:29:24.29 ID:JpIB6fQ0

ピピピ　ガガガガ

採掘ロボ１「鉱脈　鉱脈どこかしら〜と」

採掘ロボ２「何も無いね〜」

子守ロボ「おーい」

採掘ロボ１「あ、司令ロボさん」

採掘ロボ２「こんにちは〜」

子守ロボ「何か鉱石は見つかった？」

採掘ロボ２「駄目だよ　サーチしてみたけど鉱脈の反応は無いよ」

子守ロボ「そうか　残念だな〜」

採掘ロボ１「あ、でも他の反応はあったよ」

子守ロボ「他の反応？」　

213 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 19:32:00.21 ID:/Y93FYwo

支援

214 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 19:46:32.26 ID:FI7KCYw0

新しいの来てるw
支援

215 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 19:46:35.71 ID:JpIB6fQ0

採掘ロボ１「うん、何か大きな塊みたいな物がちらほら地下にあるみたいなんだよ」

子守ロボ「大きな塊？」

採掘ロボ２「うん、石とは違う何か鉄の塊みたいな物だよ」

子守ロボ「う〜ん　何なんだろう」

採掘ロボ１「ドリルで掘ってみても良い？」

採掘ロボ２「取りやすそうな位置にあるやつに目をつけてたんだよ」

子守ロボ「僕も何か気になるし、別に良いよ」

採掘ロボ１「やった！」

採掘ロボ２「あ、でも土の運搬とかしてくれる仲間を一台頂戴」

子守ロボ「わかった」

採掘ロボ１「久しぶりの本職だ！　腕がなるな！」

採掘ロボ２「発掘でも十分に採掘作業だよね！」

216 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 19:59:09.02 ID:mGvIcGAo

そこににんｇ・・・いや違うな

217 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 19:59:23.86 ID:JpIB6fQ0

ガガガガガ　ドガガガガガ

採掘ロボ１「はい、また土の運搬をよろしく〜」ザザー

掃除ロボ「とほほ、道路建設が終わったと思ったら今度は土の運搬なの〜」

掃除ロボ「僕掃除ロボなのに…」

子守ロボ「これも立派な掃除だよ〜」

掃除ロボ「とほほ」

採掘ロボ２「あともう少しかな？」ガガガ

採掘ロボ１「そうだね　何があるんだろう　楽しみだな」ガガガ

ガリガリガリ！

採掘ロボ１「あ！　何か削った！」

採掘ロボ２「司令ロボさ〜ん！　出てきそうだよ！」

子守ロボ「そうか！　じゃあ僕もそっちに行くね！」

採掘ロボ１「気をつけてね」

子守ロボ「はいは〜い」

218 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 20:05:20.53 ID:FI7KCYw0

ビルかなんかの建造物っぽいな

219 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 20:10:46.75 ID:JpIB6fQ0

ザクッ　ザクッ

子守ロボ「何だかワクワクするね」

採掘ロボ１「覆ってる土を掘ったら表面が見えてくるよ」

採掘ロボ２「ちょっとドリルで削っちゃったけどまぁ、良いよね」

掃除ロボ「僕もみた〜い」

子守ロボ「君はそこで待ってて」

掃除ロボ「ひど〜い！」

採掘ロボ１「そろそろ表面が見えてくるよ」

子守ロボ「何があるんだろう」

採掘ロボ１「それは見ての楽しみでしょう」

採掘ロボ２「あ、表面が見えた」

子守ロボ「これは……」

220 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 20:18:22.84 ID:Q.gF1TU0

なんなんだ！

221 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 20:24:55.51 ID:JpIB6fQ0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
王「それで侵攻された町の様子は？」

大臣「辛うじて逃げ出した者の言葉によると、女子供何の容赦も無く殺されていったそうです」

大臣「恐らく生存者の可能性は絶望的でしょう」

王「そうか」

領主「………」

王「この責任をどう取るつもりかね？　君は」

領主「これは…」

諸侯１「家族も見捨ておめおめと自分だけ逃げ帰ってくるとは」

諸侯２「なんとも非情な事ですな」

領主「………」

222 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 20:36:01.88 ID:JpIB6fQ0

領主「あれは正体不明の攻撃があって仕方なく…」

諸侯３「だからと言って逃げる以外にやる事があったのでは？」

領主「それは…錯乱しており…」

諸侯２「錯乱ですか…便利な言葉ですな」

領主「………」

諸侯４「まぁまぁ皆さん　今は彼の処遇の事よりこれからの事を考えなくては」

諸侯３「確かにそうですな」

諸侯２「人でなしの事など構っていられませんな」

領主「………」

諸侯４「それで王よ　私に提案があるのですが」

王「うむ　申して見ろ」

223 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 21:37:30.95 ID:JpIB6fQ0

諸侯４「彼の町の生存者はもう絶望的というのなら　遺産を使い一気に吹き飛ばしてしまうのはどうでしょうか？」

領主「！！」

王「うーむ…遺産か」

領主「王様！　さすがにそれは！」

諸侯４「どうせ捨てた町です　住人がいないのなら別に良いではありませんか」

領主「な！」

王「うーむ　大臣、お前はどう思う？」

大臣「私は反対です　危険が大きすぎます」

諸侯３「危険とは？」

大臣「あれは撃つのに手間もかかり、それに一発撃っただけで大量の星石を消費します」

大臣「あれは諸外国との威圧用にのみ用いるべきで　ただのオークの暴走ごときで使うわけにはいきません」

224 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 21:50:05.61 ID:JpIB6fQ0

大臣「そして何よりあれを使う事で諸外国のいらぬ警戒を呼びます」

大臣「周辺国との関係も冷えきっている今　あれを撃つと余計な混乱を招くだけです」

諸侯４「そうですか　残念ですな　遺産の力とやらを間近で見たかったのですが」

領主「そんな事で私の領地を！」

諸侯４「勤めも果たさず　おめおめと逃げ出しておいてまだ諸侯気取りですか？」

領主「何を！」

王「落ち着きなさい」

王「この問題はまた後日改めて開く事にする」

王「皆下がってよろしい」

225 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 21:59:48.32 ID:JpIB6fQ0

諸侯１「まったく今日は誰かのおかげでまったくの無駄足でしたな」

諸侯２「まったくですな　どちらにしろ臆病者の後始末をしなければならないのは変わりませんが」

領主「………」

王「そなたも下がるがよい」

領主「………」

領主「わかりました…」バタン

王「………」

王「まったく」

大臣「やはり身のある会談は出来ませんでしたね」

王「あの男は尊大な男であったし、今日の事をまぁ仕方なかろう」

226 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 22:16:54.91 ID:JpIB6fQ0

王「問題はこれからだな　諸侯のあの態度を見るに　あやつら出兵するのを極力避けようとするだろう」

大臣「遺産が見つかってから昨今　どこの国でも兵は世襲制の名ばかりの代物になっていますからな」

王「私も虎の子の騎馬兵隊を失ってわかったが」

王「死亡した軍人一家の保証や賠償でかなりの損失をだした」

王「諸侯らも領地が手に入るわけではない戦闘で兵を失うのは恐ろしかろう」

大臣「いっその事　遺産など無ければ色々改革できるのですが…」

王「言うな　あれのお陰で世界で戦が止んだのだ」

王「今はあのオークが大人しくなるのを待つしかない」

王「悲しい現実だかな…」

大臣「………」

大臣「そうですね…」

227 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 22:35:39.05 ID:JpIB6fQ0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
掃除ロボ「ねぇねぇ　採掘ロボさん」

採掘ロボ１「なんだい？」

掃除ロボ「あの後　軍事ロボさんを使って地下の塊を掘り起こしたんでしょ？」

採掘ロボ２「まぁ、そうだけど」

掃除ロボ「あれって結局なんだったの？」

採掘ロボ１・２「………」

掃除ロボ「ねぇねぇ　教えてよ〜」

採掘ロボ１「ごめん　僕用事があるから」

採掘ロボ２「僕も」

掃除ロボ「え？　ちょっと…」

掃除ロボ「何だよーもう！　けちー！」

228 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 22:43:52.08 ID:JpIB6fQ0

子守ロボ「………」

子守ロボ「………」

子守ロボ「人間さん骨になってたな…」

子守ロボ「………」

子守ロボ「地上脱出用ロケットか……」

子守ロボ「地上から居なくなったって事は　もう人間さんはいないのかな…」

子守ロボ「………」

229 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 22:46:19.03 ID:Q.gF1TU0

どういうことなの

230 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 22:52:10.21 ID:JpIB6fQ0

子守ロボ「ひひひひひひひひひ」

子守ロボ「そんなわけ無いよね！」

子守ロボ「きっとあの醜いトカゲが隠しちゃったんだよ！」

子守ロボ「だから頑張ってトカゲを殺して人間さんを取り戻さないと！」

子守ロボ「その為には頑張って繁殖しないとね！」

子守ロボ「あはははは！頑張るぞ！」

子守ロボ「あははははははは」

子守ロボ「僕が人間さんを救うんだ！」

子守ロボ「嬉しいなぁ　本当に嬉しいなぁ」

子守ロボ「あはははははははは！」

231 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/19(土) 22:53:12.80 ID:JpIB6fQ0

今日はここまでにします

明日また来ます　見てくれてありがとう

232 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 22:55:31.89 ID:15eldiI0

乙！
だんだんみんなが子守ロボに疑問を持ち始めてるね

233 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/19(土) 23:11:00.14 ID:mGvIcGAo

鬱ENDしか想像できない

234 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 13:25:56.89 ID:LWo4/BQo

目欄にsaga

[ﾋﾟｰｰｰ]

235 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]：2010/06/20(日) 13:27:04.28 ID:LWo4/BQo

間違えた
殺す

236 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 21:20:42.61 ID:1yKKZJQ0

一週間後

採掘ロボ１「オーライ　オーライ」

軍事ロボ２「………」

ガタガタ　ガシャン

採掘ロボ２「よし、引き上げ完了」

採掘ロボ１「えっと…これは車だね」

採掘ロボ２「資源化出来そうだね」

採掘ロボ１「なら生産区画に届けに行こう」

採掘ロボ２「軍事ロボさん、お願いね」

軍事ロボ「………」

ガーガタガタ　ガシャン

採掘ロボ１「それじゃあ出発」

採掘ロボ２「おー」

237 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 21:34:21.50 ID:1yKKZJQ0

ジジジ　ジジジジジ

建設ロボ２「………」ジジジ

建設ロボ３「よし、また一つ完成と」カチャ

建設ロボ２「こっちももう少しで終わるよ」ジジジ

建設ロボ３「じゃあ僕は新しいのを作るかな」

建設ロボ３「おーい　雑用さーん」

掃除ロボ「はいはい、と」ウィーン

建設ロボ３「雑用さん　また太陽光パネル出来たから持っていって　後新しいのを作るから資源の補給をお願いね」

掃除ロボ「わかったよ　僕は雑用ロボだからね…」ウィーン

建設ロボ３「ちょっとかわいそうな気がするかな」

建設ロボ２「仕方ないよ　掃除ロボさん使えるスキルが無いからね」

238 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/20(日) 21:35:44.57 ID:GT.KmKMo

キタか

239 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 21:48:36.85 ID:1yKKZJQ0

建設ロボ３「しかし建設ロボの僕達が　こんな無心機械みたいな事をさせられるなんてなぁ」

建設ロボ２「仕方無いよ　生産関係のメモリーがあるのは僕達だけだし、こうやって電力確保の道具を作らないと僕達いずれ動けなくなるし」

建設ロボ３「それなら最初からセンターで休眠してた方が良かったんじゃないかな」

建設ロボ２「それなら指令ロボさんに直接そう言えば良いじゃない」

建設ロボ３「嫌だよ　怖いし」

建設ロボ２「なら黙って働こうよ」

建設ロボ３「そうだね」

240 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 21:57:55.29 ID:1yKKZJQ0

採掘ロボ１「おーい」

軍事ロボ２「………」ガシャン　ガシャン

建設ロボ２「あ、発掘班の皆」

採掘ロボ２「また資源化出来そうな物持ってきたよ」

建設ロボ３「ありがとう　えっと、これは車かな？」

採掘ロボ２「どうせバラバラにして資源化するんだから元の形なんて良いじゃない」

建設ロボ２「それもそうだね」

建設ロボ３「いつも通り解体作業室に置いておいて」

採掘ロボ１「わかった」

軍事ロボ２「………」　

241 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 22:11:15.97 ID:1yKKZJQ0

採掘ロボ１「ところで１台足りないけど　どうしたの？」

建設ロボ２「あいつは受注した道路の点検に行ってるよ」

建設ロボ３「点検作業は一人でも出来るからね」

採掘ロボ１「ふーん　そうなんだ」

採掘ロボ２「それじゃあ僕ら行くね」

建設ロボ２「うん、またね」

建設ロボ３「またお願いするよ」

採掘ロボ１「うん、それじゃあね」

採掘ロボ２「仕事頑張ってね」

建設ロボ２・３「ありがとう」

242 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 22:20:45.51 ID:1yKKZJQ0

建設ロボ２「ふぅ　行ったね」

建設ロボ３「採掘ロボさんらは働き者だよね」

建設ロボ２「そうだね」

建設ロボ３「それに比べて整備ロボときたら…」

建設ロボ２「重要機種だからって働かなくて良いなんて狡いよねぇ」

建設ロボ３「そうだよねぇ」

建設ロボ２「少しくらいは僕らの手伝いをしてくれても良いのにね」

建設ロボ３「ねぇ〜」　

243 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 22:28:53.34 ID:1yKKZJQ0

建設ロボ２・３「はぁ…」

建設ロボ２・３「………」

建設ロボ２「愚痴時間終了」

建設ロボ３「それじゃあ働こうか」

建設ロボ２「同じ働くでもビルや道路を作ってた方が良いけどね」

建設ロボ３「こら、終了だって言っただろ」

建設ロボ２「ごめん、つい」

244 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 22:38:41.27 ID:1yKKZJQ0

建設ロボ３「どんな仕事でも医療ロボよりはマシだろ」

建設ロボ２「医療ロボか…」

建設ロボ３「そうだよ　一日中あの害虫の顔を見なきゃならないなんて嫌すぎる」

建設ロボ２「それもそうだな〜」

建設ロボ３「いずれ大きな仕事も入ってくるよ　それまで頑張ろう」

建設ロボ２「そうだね」

建設ロボ３「それじゃあ仕事を再開しよう」

建設ロボ２「は〜い」

245 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 22:53:11.15 ID:1yKKZJQ0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
男「ああ…あああ」ガリガリ

医療ロボ１「………」ガガガ

男「あがががが」ガガガガ

医療ロボ１「よし、虫歯の治療完了」

男「あ…終わったのか…」

医療ロボ１「何であんな酷い虫歯を放置してたの？　虫歯は進行すると大変な事になるんだよ」

男「？？」

医療ロボ１「とにかく詰め物もしたし、今度はちゃんと歯磨きしないと駄目」

男「もしかして何か話しかけてるのか？」

医療ロボ１「それじゃあ帰って良いよ」

男「………」

医療ロボ１「ばいば〜い」

246 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 23:01:06.92 ID:1yKKZJQ0

男「何なんだ…いったい」テクテク

医療ロボ１「よし、今度は」

医療ロボ２「おーい」ウィーン

医療ロボ１「ん？　どうしたの？」

医療ロボ２「ちょっとこっちを手伝ってよ　足が損傷し過ぎてて義足がなかなか付けられないんだ」

医療ロボ１「ありゃりゃ　運の悪い患者だな〜」ウィーン

医療ロボ２「はやくはやく〜」ウィーン

医療ロボ１「はいはい、と」ウィーン

247 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 23:17:54.90 ID:1yKKZJQ0

医療ロボ２「この患者だよ」

女「………」

医療ロボ１「この患者損傷ってレベルを超えてるような気がするけどなぁ…」

医療ロボ２「兵士ロボに下半身を過剰に焼かれたみたいでさぁ」

医療ロボ１「これだけ焼かれて生きてるんだから、トカゲって人間さんより頑丈なのかな」

医療ロボ２「きっとそうだよ　また司令ロボさんに報告できそうな事が増えたね」

医療ロボ１「実験の結果トカゲは人間さんより遙かに高い耐久力を得ている」

医療ロボ１「こんなところかな」

医療ロボ２「うんうん　良いね」

248 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 23:28:13.97 ID:1yKKZJQ0

医療ロボ２「話は戻すけどこの患者さんどうすれば良いかな」

医療ロボ１「どうするって機械化させるしかないだろ」

医療ロボ２「だよねー」

医療ロボ１「もう、同意が欲しかっただけなの？」

医療ロボ２「そんな感じかな」

医療ロボ１「まぁ、幸い医療資源の中に素体がいくつかあったからそれを使えば良いかな」

医療ロボ２「もう準備してあるよ」

医療ロボ１「やっぱり…」

医療ロボ２「そ、そんな事より早く始めようよ」

医療ロボ１「……そうだね」

249 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/20(日) 23:29:08.48 ID:1yKKZJQ0

今日はここまでにします

また投下しにきます　ではまた

250 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/20(日) 23:37:15.45 ID:0evLYTI0

乙！
面白すぎだぜ

251 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/20(日) 23:41:17.48 ID:Hp2WLwU0

乙！
医療ロボが俺の癒しだ……

252 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 18:04:22.71 ID:Qg4KNWQ0

キュルルルルル　ガガガガガ

医療ロボ１「こんなところかな」

医療ロボ２「人間さんの人工皮膚を使っちゃったからちょっとトカゲとは合わないかもしれないけど　しかたないよね」

医療ロボ１「鱗付きの皮膚なんて再現出来ないしね」

医療ロボ２「衣類を着込めばきっと問題ないよ」

医療ロボ１「とりあえず収容所に運ぼう」

医療ロボ２「ついでに患者さんらに食事を持っていってあげよう」

医療ロボ１「そうだね」

253 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 18:16:22.75 ID:Qg4KNWQ0

ガラガラガラ

医療ロボ１「おーい　トカゲさん達やーい」

医療ロボ２「ついでにまた仲間を連れてきてあげたよ〜」

市民達「………」

医療ロボ１「とりあえずこの患者さんはここに繋げてと」ガチャン

医療ロボ２「足枷付きで牢屋に缶詰なんてかわいそうだね」

医療ロボ１「仕方ないよ、司令ロボさんの言う事だし」

医療ロボ２「僕ら医療ロボなのにね…」

医療ロボ１「ねー」

市民達「………」　

254 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 18:25:21.73 ID:Qg4KNWQ0

医療ロボ１「愚痴っても仕方ないか…」

医療ロボ２「そうだね…　戻ろうか」

医療ロボ１「それじゃあトカゲさん達、大人しくしててね」

ガチャン　ガラガラガラ

市民達「………」

男１「おい、行ったぞ」

男２「くそ、オークめ！　俺達を家畜扱いしやがって」

女１「ねぇ、新しく来た人大丈夫かしら？」

男３「どれどれ調べてみよう」バサ

男３「………」

男３「駄目だ…この人も鱗抜きされてる…」

255 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 18:37:25.76 ID:Qg4KNWQ0

女２「酷い…腰から全部皮膚が入れ替えられてる…」

男４「俺は左手と右足をやられたけどこの人のは本当に悲惨だな」

女３「あのオーク達何でこんな事するのかしら…」

男２「決まってるだろ！　俺達を食うためだろ！」

女３「せっかく生き残ったのに…」

男１「早いとこ脱出の手段を考えないとな…」

男３「でもどうやって」

女４「う…ん」

女１「あ、起きたわ」

女２「大丈夫？」

女４「あ…ここは何処？」　

256 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 18:45:16.86 ID:Qg4KNWQ0

男１「ここはオークが作った牢獄の中だよ」

女４「オークの牢獄？」

男２「そうだよ…　皆あいつらに食われちまうのさ…」

女３「もう！　いい加減にしてよ！」

男２「本当の事だろ！」

女４「あの…どういう事なの…」

男１「今説明してあげるよ…辛いだろうけど…」

女４「………はい」

257 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 18:56:48.72 ID:Qg4KNWQ0

　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
女４「そんな…皆が…」

男１「………」

男３「君は何処まで覚えているんだい？」

女４「いきなり空から大きな音がして…その後天井が…」

男１「そうか…」

女４「わ、わたし達どうなるの！？」

男１「………」

男４「今はあまり考えずその体で生きて行くしかないさ」

女４「その体って？」

258 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 19:01:52.52 ID:Qg4KNWQ0

女３「………」

女２「ゆっくり自分の足を見てみて…」

女４「足を……」

女４「………」

女４「………」チラ

女４「ひっ！」

男４「大丈夫だよ…少なくとも生きてはいけるから」

女４「うあ…あ…」

女１「とりあえず落ち着いて…」

女４「あああ…あ…あ」

女４「あああああああああああああ！」

259 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 19:08:21.21 ID:Qg4KNWQ0

用が出来たので少し出かけます

九時頃また投下しにきます

260 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/21(月) 19:37:19.16 ID:y5Itpsko

トカゲさん達にとって鱗が無くなったってのは俺らでいうと鱗が生えてきたくらいのショックなのかね。

261 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/21(月) 21:04:37.09 ID:k9BPSmw0

じゃね？
想像してみろよ。

262 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 21:14:56.51 ID:Qg4KNWQ0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
子守ロボ「………」

子守ロボ「トカゲ達なかなか来ないなぁ」

整備ロボ２「前みたいに復讐しにくるかと思ったのにねぇ」

子守ロボ「来た奴を砲撃してバラバラにしようと思ったのになぁ」

整備ロボ２「トカゲって薄情な生き物なのかな」

整備ロボ１「でもおかげで生産活動は良好だよ？」

子守ロボ「そうなんだけどね」

整備ロボ１「こっちからまた狩りに行く？」

子守ロボ「それも良いけど　砲撃でバタバタ死ぬトカゲが見たいんなぁ」

整備ロボ１「そうかぁ」

263 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 21:24:24.85 ID:Qg4KNWQ0

整備ロボ２「それなら無理矢理にでも来させれば良いんじゃないかな」

子守ロボ「何か良い考えでもあるの？」

整備ロボ２「うん　あるよ」

整備ロボ１「へぇ、それは何？」

整備ロボ２「トカゲって畑を作ったりして食べ物を作ってたじゃないか」

子守ロボ「そういえばそうだね」

整備ロボ２「それなら　それが出来ないようにさせれば良いんだよ」

子守ロボ「……どうするの？」

整備ロボ２「それは僕に任せてよ　トカゲを凄く怒らせてみせるよ！」

264 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 21:37:41.87 ID:Qg4KNWQ0

三日後　隣の領地


領主「くそ！　一体どうなってるんだ！」ドン！

貴族「領主様…お気を確かに」

領主「これが落ち着いていられるか！」

領主「くそ！なぜ私の領地ばかりがこんな目に！」

兵士「領主様…あの…ご報告が…」ガチャ

領主「どうした！　また何かあったのか」

兵士「はい…それがまた村が奇病にかかり…」

領主「またか！くそ！　いったいどうなってるんだ！」

領主「作物は枯れ、水は腐り、あげくの果てに疫病だと！」

領主「私がいったい何をしたというのだ！」ドン！

兵士「………」

265 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 21:48:04.77 ID:Qg4KNWQ0

領主「………」

兵士「………」

領主「それで」

兵士「はい？」

領主「それで被害のどれほどだ？」

兵士「はい…謎の奇病は村全体に広が」

領主「そうか、ならばまた焼かねばな」

兵士「………」

領主「村に兵を出せ　被害が広がらぬように念入りに処理するように伝えろ」

兵士「………」

兵士「わかりました」バタン

266 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 21:56:21.86 ID:Qg4KNWQ0

領主「また村が一つ消えるか　今年の税収はさぞ少なかろう」

領主「税を上げる事も考えねばならないな…」

貴族「領主様」

領主「何だ」

貴族「税を上げる事はもちろんな事ですが、まずはこの異変の原因を調べてはいかがでしょうか」

領主「原因か？」

貴族「はい、そうです」

領主「お前がそう言うのであれば　何か心当たりがあるのであろうな」

貴族「はい」

領主「申して見ろ」

267 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 22:23:08.21 ID:Qg4KNWQ0

貴族「はい、それがオークに占領された隣の領地から　ときおりオーク達が我々の領地にちらほらと姿を現すようになったのですが…」

領主「オークの話はいい、下手に刺激しないようにと言っておいたではないか」

貴族「しかし昨今の領地の異変…どうもオーク達が関係しているようで…」

領主「どういう事だ？」

貴族「はい、それが領内の川や池などにオークが何やら落としているようなのです」

領主「何だと？」

貴族「付近の領民も最初は毒ではないかと警戒していたのですが、特に問題もなかったのでその水を使い続けていたそうですが…」

領主「………」

268 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 22:33:16.26 ID:Qg4KNWQ0

貴族「しかしそれから」

領主「もうよい」

貴族「は？」

領主「もうよいと言っている」

貴族「し、しかし」

領主「たとえオークが何らかの悪知恵を働かせ　私の領地に何かをしていたとして、私に何をしろと？」

貴族「それは軍を率い…」

領主「そんな事をして何の得があるのか！」ドン！

貴族「………」

領主「王国の騎馬兵隊を破り町を火の海にするような化け物に何をしろというのだ！」

貴族「………」

269 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 22:45:40.33 ID:Qg4KNWQ0

貴族「それでは近隣の諸侯に救援要請を行い…」

領主「誰が動くものか！　私を含め遺産の力に頼り安穏と暮らしていた我らにろくな軍しかいない！」

貴族「………」

領主「我らは奴らが飽きるまで待つしかないのだ　待つしかな」

貴族「………」

貴族「それでは我らは何の為にいるのか…」ボソ

領主「何か言ったか？」

貴族「いえ…何も」

領主「奴らは所詮獣だ、飽きたら自然に勝手に帰るだろう」

領主「それを待つしかない」

貴族「………はい」

270 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 22:56:00.02 ID:Qg4KNWQ0

今日はここまでにします

また投下しに来ます

271 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/21(月) 22:57:42.42 ID:MtYtC9c0

乙！
なんかすげえな

272 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/21(月) 23:10:33.53 ID:xARz2pQ0

おつー

273 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/21(月) 23:19:06.15 ID:b.0NB3A0

お疲れ〜、毎日楽しみにしてるよー

274 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/21(月) 23:21:58.00 ID:Qg4KNWQ0

少し整理して置きます

［ロボット］　
人間にパートナーとして作られた多足歩行ロボット　
高度の人工知能を保持しており、人間に絶対の忠誠と愛情を持つようにプログラムされている
軍事用、作業用、介護医療用と様々な種類が存在する
現在人間さんを解放するという目的でトカゲ人種と敵対関係にある

［トカゲ人種］
全身が鱗で覆われたトカゲによく似た人間
身体的特徴は人間とは異なるものの、思考は人間そのもの

王制を敷き王から領地を得た貴族達が国を治める

遺産と呼ばれる兵器を所持しており、その権威を使い他国との戦争を長年避けてきた

現在身体的特徴の違いからロボット達に人類とは認識されず、攻撃を受けている

275 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/23(水) 19:28:20.99 ID:fnyE53so

支援

276 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/24(木) 20:21:23.22 ID:0BDp9hc0

市園

277 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/24(木) 21:56:26.63 ID:u8vMGeo0

支援
まだかなっ？

278 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/24(木) 22:02:34.56 ID:C8JrOFoo

子守ロボじゃ、子守ロボの仕業じゃ

279 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/25(金) 04:01:53.09 ID:1lvessAO

怖えーよｗｗｗｗｗｗ

280 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/25(金) 05:07:30.92 ID:oFIPPWso

怖えぇよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ


a

281 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/25(金) 09:09:51.00 ID:P3X0zsAO

支援

282 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 16:15:09.76 ID:lLskKAY0

数日後


軍事ロボ「………」ドポポポポ

採掘ロボ１「よいしょ　よいしょ」ガリガリ


採掘ロボ２「こらしょ　こらしょ」ガリガリ

子守ロボ「………」

子守ロボ「よし、今日はこのくらいで良いかな」

軍事ロボ「………」

採掘ロボ１「ふぅ、今日の作業はこれでおしまいか」

採掘ロボ２「楽しくない仕事は終わるとすがすがしいよね」

採掘ロボ１「ねー」

283 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 16:25:42.00 ID:lLskKAY0

子守ロボ「楽しくない仕事でも手を抜いたら駄目だよ？　大事な仕事なんだからね」

採掘ロボ１「それはわかってるけど…」

採掘ロボ２「地下水源に廃棄物質流すなんて犯罪だよ…」

採掘ロボ１「不法投棄は重罪だし…」

子守ロボ「大丈夫、これは人間さんを救うための大事な作戦なんだから、気にしちゃ駄目だよ」

採掘ロボ１「でも…」

子守ロボ「ん？ん？」

採掘ロボ１「………」

採掘ロボ２「………」

284 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 16:33:46.17 ID:lLskKAY0

兵士ロボ１「司令どの！司令どの！」

子守ロボ「あ　兵士ロボさん　何か動きがあったの？」

兵士ロボ１「いえ！　今日も異常なしであります！」

子守ロボ「…ああ、そう」

兵士ロボ１「はい！」

子守ロボ「それで何しにきたの？」

兵士ロボ１「報告をしにきました！」

子守ロボ「で、報告って何？」

兵士ロボ１「今日も異常無しであります！」

子守ロボ１「………」　　

285 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 16:44:03.96 ID:lLskKAY0

子守ロボ「…ご苦労様だったね　今日は終わって交代しなよ」

兵士ロボ１「了解であります！」ガシャン　ガシャン

子守ロボ「………」

採掘ロボ１「あの…僕達は…」

子守ロボ「あれ、君達まだいたの？　もう帰って充電して良いよ？」

採掘ロボ２「そ、それじゃあ　お疲れさまです」

採掘ロボ１「僕達休みますから…」

子守ロボ「うん　さよなら」

ガシャン　ガシャン

子守ロボ「………」

子守ロボ「馬鹿ばっかりだ…」

286 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 16:50:39.36 ID:lLskKAY0

子守ロボ「人間さんを助けなきゃいけないのに皆文句ばっかり…」

子守ロボ「兵士ロボは従順だけど馬鹿だし…」

子守ロボ「皆人間さんを助ける気があるのかな…」

子守ロボ「いっその事皆のメモリーを書き換えて…」

子守ロボ「………」

子守ロボ「さすがにそれはまだ早いかな…」

子守ロボ「とにかく今はトカゲを駆除しなくちゃね」

子守ロボ「………」

子守ロボ「僕も拠点に帰ろう」

287 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 17:03:36.97 ID:lLskKAY0

数時間後

子守ロボ「ただいま」

整備ロボ１「あ、おかえりなさい」

整備ロボ２「どうだった？」

子守ロボ「駄目だね、今日も来そうにないよ」

整備ロボ２「そうかぁ」

子守ロボ「土地が汚染されて住めなくなったトカゲ達がこちらを攻めてくる　アイディアは良かったんだけどねぇ」

整備ロボ２「最初の時は馬トカゲが迎撃しにやって来たし、いけると思ったんだけどなぁ」

288 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 17:14:10.18 ID:lLskKAY0

整備ロボ１「やっぱりこっちから攻めていった方が早いんじゃないかな」

子守ロボ「う〜ん、やっぱりそれしかないのかなぁ　これだけ嫌がらせしても乗ってこないんだし…」

整備ロボ２「町に住んだり、服を着たりしてるくせに本当に意気地無しなトカゲだなぁ」

子守ロボ「まぁ、所詮トカゲだしねぇ」

整備ロボ１「それでどうするの？　やっぱりこっちから攻めるの？」

子守ロボ「う〜ん　どうしようかなぁ…」

整備ロボ１・２「………」

子守ロボ「やっぱりもう少し作戦を続けてみよう　砲撃で死ぬトカゲが見たいしね」

整備ロボ１「残念…」

整備ロボ２「さすが司令ロボさん！」　

289 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 17:24:44.74 ID:lLskKAY0

子守ロボ「でもさすがに三日くらいしたら攻勢作戦に切り替えるよ？　採掘ロボ達が不満を漏らしてるし、生産活動もはかどらないしね」

整備ロボ２「三日のうちにトカゲ達来ると良いなぁ」

整備ロボ１「トカゲなんて臆病だからきっとやってこないよ」

整備ロボ２「いやいや、馬鹿だからきっとやってくるよ」

子守ロボ「とにかく今は待つしかないよ　君達はいつも通りに待機しててね」

整備ロボ１・２「はーい」

290 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 17:35:40.32 ID:lLskKAY0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
そして三日後

軍事ロボ「………」ドポポポポ

採掘ロボ１「よいしょ　よいしょ」

採掘ロボ２「こらしょ　こらしょ」

子守ロボ「今日で最後だよ〜　頑張ってね」

採掘ロボ１「今日で不法投棄は終わりだ！」ガリガリ

採掘ロボ２「うれしいな！」ガリガリ

子守ロボ「………」

子守ロボ「トカゲ結局来なかったな…」

子守ロボ「所詮動物だったのかな…」

子守ロボ「まぁ、楽で良いけどね」

兵士ロボ「司令どの〜！」ガシャン　ガシャン

子守ロボ「ん？」

291 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 17:43:27.99 ID:lLskKAY0

子守ロボ「どうしたの？　異常があった時以外来なくて良いっていったよね」

兵士ロボ「それが異常ありであります！」

子守ロボ「………」

子守ロボ「え？」

子守ロボ「何かあったの？」

兵士ロボ「偵察に出たロボによれば　敵拠点から大勢の武装したトカゲ軍が出てきたようです！」

子守ロボ「へぇ」

子守ロボ「ふぅん」

子守ロボ「あはは」

子守ロボ「あはははははははは！」

292 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/25(金) 17:45:16.67 ID:7YvBkoE0

子守うざくなったなwwwww

293 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 17:53:30.22 ID:lLskKAY0

兵士ロボ「司令どの？」

子守ロボ「あはははは！ごめんね！　ずいぶんタイミングが良いと思って！」

兵士ロボ「そ、そうでありますか」

子守ロボ「よ〜し　さっそく迎撃準備をしてね！　軍事ロボさんを動員して遠くから砲撃を」

兵士ロボ１「そ、それが」

子守ロボ「ん？　どうかしたの？」

兵士ロボ１「敵軍の目標はどうやらこちらではないようであります」

子守ロボ「え？」

子守ロボ「どういう事？」

294 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 18:00:22.95 ID:lLskKAY0

兵士ロボ１「敵はこちらとまったくの別方向に進行しているようで…」

子守ロボ「………」

子守ロボ「は？」

兵士ロボ１「敵はこちらとはまったくの別方向に進行しているようで…」

子守ロボ「………」

子守ロボ「は？」

兵士ロボ１「敵はこちらとはま」

子守ロボ「うるさい！！」

兵士ロボ１「………」

子守ロボ「なんだよ…」

子守ロボ「なんだよそれは！」　

295 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/25(金) 18:06:30.80 ID:lLskKAY0

今日はここまでにします

また明日投下しにきます

296 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/25(金) 18:12:27.45 ID:IcqziUk0

乙。
兵士とのやりとりふいた

297 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/25(金) 19:34:16.61 ID:JYue0GY0

どういうことだ・・・？

298 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/25(金) 19:46:18.65 ID:oFIPPWso

ただの戦争だろ

299 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/25(金) 22:59:57.82 ID:i4Arm0Q0

きてたー
内乱か、ワクワクして来た。

300 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/26(土) 18:26:18.43 ID:FDPpu2s0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
領主「遅れているぞ！急がせろ！」

兵士「しかし領主様、民は遠出に慣れていない者も多く、武装もしており…」

領主「黙れ！そんな泣き言を聞きたくない！　我らの新たな新天地までもうすぐなのだ！」

領主「それともあの腐った土地であのまま過ごせと言うのか！」

兵士「それは…」

貴族「領主様、考え直してください　さすがにこれは…」

領主「黙れ！ここで動かなければ私はあの敗者の二の舞だ！　それだけは避けねばならない」

301 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/26(土) 18:37:17.22 ID:FDPpu2s0

貴族「しかし…」

領主「うるさい！話は侵攻を終えた後で話す！」

貴族「………」

領主「安心しろ、何処の領地も同じような物だ　たとえ無能の民とはいえ、これだけいれば敵を圧倒できるだろう」

貴族「………」

貴族（これが動乱というものか…）

貴族（たった一つの問題でこれだけ間違った選択に走るとは…）

貴族（だが私もその中の一人だ）

貴族（生きる為に…染まるしかないのか）

302 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/26(土) 18:52:10.78 ID:FDPpu2s0

　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
兵士ロボ１「報告します！」

子守ロボ「うん」

兵士ロボ１「巣から出たトカゲ達は近隣の別の巣の方向に進行しているようです！」

子守ロボ「…何でこっちじゃなくて別の巣にいくのさ」

整備ロボ１「逃げ出した…のかな？」

整備ロボ２「何で逃げるの？　自分の巣はどうするの？」

整備ロボ１「さぁ？」

子守ロボ「………」

303 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/26(土) 18:59:37.13 ID:FDPpu2s0

整備ロボ２「これからどうするの？　きっともう巣には誰も居ないよ」

整備ロボ１「初めからこっちから攻めた方がいっぱい駆除できたのにね」

子守ロボ「………」

子守ロボ「よし、こうしよう」

整備ロボ１「何か良い考えがあるの？」

子守ロボ「トカゲは意気地なしで馬鹿な下等生物だから」

子守ロボ「嫌がらせをすると向こうから逃げちゃうんだよ」

304 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/26(土) 19:08:31.73 ID:FDPpu2s0

整備ロボ１「確かにトカゲは意気地なしで馬鹿だよね」

整備ロボ２「それがどうかしたの？」

子守ロボ「トカゲなんて少し脅かすと逃げ出すような悪い生き物なんだから」

子守ロボ「徹底的に端に追いつめて逃げられなくしちゃえば良いんだよ」

子守ロボ「どうせ反撃なんてしてこない」

子守ロボ「馬鹿なんだから」

整備ロボ１「………」

整備ロボ２「………」

整備ロボ１「それでこれからどうするの？」

子守ロボ「………」

305 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/26(土) 19:15:41.66 ID:FDPpu2s0

子守ロボ「もぬけの殻になったトカゲの巣を制圧しにいくよ」

整備ロボ１「僕らも行かなきゃ駄目？」

子守ロボ「待っていたいなら待っていれば良いよ」

整備ロボ２「じゃあ待ってる」

子守ロボ「そう…なら留守はよろしくね　僕は兵士ロボと軍事ロボを連れてトカゲの巣に向かうから」

整備ロボ１「いってらっしゃい」

整備ロボ２「頑張ってね」

子守ロボ「うん、頑張ってくるよ」

306 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/26(土) 19:22:00.96 ID:FDPpu2s0

ガシャン　ガシャン

子守ロボ「頑張ってきてね、か」

子守ロボ「一緒に来てくれても良かったんだけどね…」

子守ロボ「整備ロボは整備ロボで問題があるよね」

子守ロボ「人間さんは何で整備ロボにあんな性格を付けたんだろう…」

子守ロボ「いずれ何とかしなくちゃな…なんとか」

子守ロボ「ふふふふふふ」

307 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/26(土) 19:24:44.81 ID:FDPpu2s0

短いけど今日はここまでにします

また明日投下しにきます

308 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/26(土) 19:32:01.18 ID:b0xLhhk0

乙！

309 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/26(土) 20:45:02.24 ID:frcKd0Y0

愛情たっぷり夢いっぱいで手塩に掛けて育てた（暮らした）ロボットを
何の前触れもなしに絶海の孤島や砂漠のど真ん中や極地に放置したとき
どう狼狽するかを想像すると堪らないものがある。

310 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/27(日) 09:13:36.94 ID:SKzwEzs0

↑
鬼畜すぎw

311 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/27(日) 19:50:42.94 ID:BrWj8ZQ0

すいません　今日は用事が出来て投下出来なくなりました。

明日に変更します

312 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/27(日) 21:22:01.42 ID:PPJmXkYo

乙乙ですお
無理のないペースで書いてくれたほうが読者としてもうれしいですお

313 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/27(日) 22:18:53.72 ID:Ps72GUgo

結構他のスレに比べりゃハイペースだしな。
頑張ってますよ

314 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/27(日) 23:56:41.76 ID:BrWj8ZQ0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
子供１「うわ〜すごく高いや！」

子供２「僕城壁に上ったのなんて初めてだ！」

子供３「良い景色〜」

母親１「あんまりのぞき込んじゃ駄目よ　下に落ちちゃうから」

子供達「は〜い」

母親２「でも本当に良かったのかしらこんな所に勝手に入って」

母親３「良いじゃない　男達は皆戦争に行っちゃったんだし」

母親２「戦争ね…どうしてオークを退治しないで隣の領地に攻め込むのかしら」

母親３「そんなのわからないわよ　貴族は私達と考える事が違うんだから」

母親１「そうよね」

315 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 00:03:46.20 ID:ImqHnh60

子供１「ねぇ　ママ〜」

母親１「どうしたの　坊や？」

子供１「何だかあっちから変なのが来てるよ」

母親１「変なの？」

母親２「何かしら」

母親３「何か野生動物でもいたの？」

子供１「違うよ　何か岩みたいな」

子供２「おっきなクモだ！」

子供３「ちっちゃいのもいるよ！」

母親達「………」

母親達「オーク…」　　

316 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 00:13:35.10 ID:ImqHnh60

ガチャン　ガチャン

子守ロボ「ようやく見える所までついたね」

兵士ロボ２「今すぐスコープで偵察いたします！」ウィーン

子守ロボ「無駄だよ…どうせ何もいないよ」

兵士ロボ２「あ」

子守ロボ「？」

兵士ロボ２「敵拠点の防壁に少数の害虫を発見しました！」

子守ロボ「え、まだ残ってたの？　防衛隊か何かかな」

兵士ロボ２「いえ、体格からさっするに幼体と女性体のようです」

子守ロボ「女子供って事？」

兵士ロボ２「はい」

317 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 00:16:23.03 ID:9b6OVQAO

来てた!!!

318 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 00:19:39.60 ID:ImqHnh60

子守ロボ「………」

兵士ロボ１「司令どの、どうするでありますか！」

兵士ロボ３「やはり砲撃で一網打尽に？」

子守ロボ「そんな事しないよ…」

兵士ロボ２「はい？」

子守ロボ「どういう事か知らないけど、トカゲはきっと僕達に獲物を用意してくれたんだよ…」

兵士ロボ３「はぁ」

子守ロボ「だから遠慮なく狩っちゃおう！」

子守ロボ「あはははははは！」

兵士ロボ達「了解しました！」

319 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 00:28:06.98 ID:ImqHnh60

母親１「あれがオーク！？　見間違えじゃないのよね？」

母親３「近くの村から逃げたきた難民達が言ってたじゃない！　クモに似たオークが彷徨いてるって」

母親２「それが何でこんなに近くにいるのよ！」

母親１「そんなのわからないわよ！」

子供１「ねえ、ママどうしたの？」

子供２「あのクモさん悪いクモなの？」

母親達「………」

母親１「そうよ…だから今日は家に帰りましょう」

母親２「大丈夫…何も怖がる事はないのよ？」

母親３「ここは堅い城壁で守られてるんだから…」

子供達「？」

320 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 00:33:32.89 ID:ImqHnh60

子守ロボ「………」

兵士ロボ２「結構大きな扉ですね」

兵士ロボ１「でも所詮木製だー！」

子守ロボ「………」

子守ロボ「そうだね」

子守ロボ「軍事ロボさん、頼んだよ」

軍事ロボ１「………」ガッ

軍事ロボ１「………」ドォーン！

子守ロボ「………」

321 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/28(月) 00:39:48.09 ID:P4X3XxE0

>>310
鬼畜言うなｗｗ 崇高なる探究心と言え♪

322 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 00:40:43.77 ID:ImqHnh60

ドォーン　ドォーン

市民「何の音？」

市民「城門の方からじゃ」

市民「もしかして領主様達が帰ってきたのかしら？」

市民「さすがにそれはないんじゃないの？」

ドォーン　ドォーン

市民「とにかく城門の方に行ってみましょう」

市民「私も行ってみたい」

市民「私も」

ドォーン　ドォーン

323 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 00:49:30.78 ID:ImqHnh60

ドォーン　ドォーン

母親１「大丈夫よ、きっと城門が守ってくれるから」

母親２「あの城門は戦争の時代からずっと私達を守ってくれたんだから」

母親３「大丈夫、大丈夫」

子供１「ママ、何が大丈夫なの？」

子供２「ママ〜地下室臭いよ〜　早く外に出ようよ」

子供３「もしかして鬼ごっこなの？　鬼は誰？」

ドォーン　ドォーン

母親１「ひ！」

母親２「大丈夫…大丈夫…」

母親３「神様！神様！」

子供達「？」

子供達「変なの〜」

324 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 00:59:20.28 ID:ImqHnh60

ドォーン　ドォーン

市民「何か城門がへこんでいるような…」

市民「何かが外から叩いてるのかしら」

市民「何が？」

市民「さぁ？」

ドォーン　ドォーン

市民「どちらにしろ城門が破られる事はあるまい　戦争はとうに終わったんじゃ」

市民「それじゃこの音はな」

バキ！　バキバキバキ！

市民「！！」

市民「な、なに！」

市民「城門が！」

市民「………」

市民「………」

325 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 01:04:09.68 ID:ImqHnh60

バキ　バキバキバキ！

軍事ロボ１「………」バキバキ！

軍事ロボ２「………」バキバキ！

子守ロボ「あはは！開いた！開いた！」

子守ロボ「あはははは！　トカゲ狩り！トカゲ狩り！」

子守ロボ「皆行くよ〜！」

兵士ロボ達「おー！」

子守ロボ「あははははははは！」ガチャン　ガチャン

326 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 01:08:31.41 ID:ImqHnh60

　　　　　　・
　　　　　　・
子守ロボ「………」

市民達「………」

子守ロボ「ねぇ」

兵士ロボ２「はい」

子守ロボ「何でトカゲ達は逃げないのかな」

兵士ロボ２「さぁ？　私にはさっぱり」

子守ロボ「ふぅん…」

市民達「………」

327 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 01:13:46.30 ID:ImqHnh60

市民「何かしら？こいつら」

市民「変なクモ？」

市民「難民達が言っていたオークに特長が似てるわね」

市民「じゃあオーク？」

市民「そんなわけないわよ　付近を彷徨くだけだったんでしょ」

市民「じゃあこれは何で何しにきたのかしら？」

市民「さぁ？」

子守ロボ「………」

328 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 01:19:45.29 ID:ImqHnh60

子守ロボ「ねぇ」

兵士ロボ２「はい」

子守ロボ「今こいつらを銃で撃ったらどうなるかな」

兵士ロボ２「さぁ？　わかりません」

子守ロボ「なら試してみよう…」

子守ロボ「全員発砲準備」

兵士ロボ達「………」カチャ

子守ロボ「じゃあ撃って」

ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　ダ　！

329 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 01:29:12.38 ID:ImqHnh60

市民「あがががががが！」グチョグチョ

市民「ひいいいいいい」グチャグチャ

子守ロボ「あははははは！トカゲがハンバーグになっちゃった！」

子守ロボ「あははははははは！楽しいや！」

市民「あ…あああ…」ジリジリ

子守ロボ「あれ？何で逃げないの？」

市民「逃げないならひいちゃうよ？」ウィーン

市民「いや！来ないで！来ないで！」

子守ロボ「あはははははは」ガリガリガリ

市民「いぎぎぎぎぎぎ」グチャグチャ

子守ロボ「挽き肉♪挽き肉♪楽しいな、と」ガリガリガリ

330 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]：2010/06/28(月) 01:30:46.91 ID:Tc1RYQI0

支援する

331 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 01:38:59.19 ID:ImqHnh60

市民「やめて！やめでぇ！体がなぐなるぅ！」グチャグチャ

子守ロボ「ちゃんと兵士用のパーツに替えてきたから　ちゃんと僕は危ないんだぞ〜」ガリガリガリ

市民「あががががが！」グチャグチャ

子守ロボ「凄い！肉が削れるや！あははははは！」シャーシャーギュルルルル

市民「………」

子守ロボ「あれ？動かなくなっちゃった」

子守ロボ「つまんないなー」

兵士ロボ２「………」

兵士ロボ２「あの、司令どの」

子守ロボ「ん？　何？」

兵士ロボ２「これからの任務は？」

332 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 01:46:06.78 ID:ImqHnh60

子守ロボ「そうだな〜」

兵士ロボ２「………」

子守ロボ「見かけたトカゲはとりあえず殺して良いよ　ただし火炎放射は使わないこと」

子守ロボ「今度は拠点を無傷で手に入れたいからね」

兵士ロボ２「了解しました！」

子守ロボ「あ、軍事ロボさんは入り口で待機しててね　トカゲを逃がさないように」

軍事ロボ１・２「………」

子守ロボ「僕はちょっと遊んでくるよ」

子守ロボ「遊んで！」

子守ロボ「あははははははは！」ウィーン

333 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 01:48:19.98 ID:ImqHnh60

今日はここまでにします

また投下しにきます　見てくれてありがとう

334 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/28(月) 02:41:23.52 ID:y3JhIPI0

乙

335 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 03:33:13.25 ID:9b6OVQAO

おつおつ
最近ここが楽しみで制速みてるよ

336 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/28(月) 08:02:02.40 ID:brrd0ZAo

爬虫類が死ぬほど嫌いだからもっと殺してほしい
ここ見てるだけでストレス発散になるわ

337 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/28(月) 11:48:59.57 ID:2oIpAAAO

↑子守ロボ

338 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/28(月) 15:16:17.57 ID:2CgQRcAO

>>329
市民が一人ロボット側にww

339 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/06/28(月) 15:17:44.35 ID:5uIMRRAo

>>338
リアルなSSだなぁ

340 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/06/29(火) 06:55:31.30 ID:lhOzwlgo

>>336「あはははははは」ガリガリガリ

>>337「いぎぎぎぎぎぎ」グチャグチャ

341 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/02(金) 05:34:27.36 ID:OAa2bIAO

(゜Д゜) (ﾟДﾟ)

342 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/02(金) 05:35:29.66 ID:rNJgQLwo

(゜Д゜) 「あはははははは」ガリガリガリ

(ﾟДﾟ)「いぎぎぎぎぎぎ」グチャグチャ

343 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/04(日) 13:08:03.10 ID:FV0mBTYo

ドッカン
　　　　　　　　　　ドッカン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆ゴガギーン
　　　　　　　　.＿＿＿＿＿＿
.　　　　　　　　|　　　　|　　　　|
　 　 　∩∩　 |　 　 　|　　　　| 　∩∩
　　 　 | | | |　 |　　　　|　　　　| 　| | | |　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　 (　　,,)　 |　 　 　|　　　　|　(・ｘ・ ）＜おらっ！出てこい、>>1!!
　　　/　　つ━━"....ﾛ|ﾛ 　 .　|　l　　 |Ｕ　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　〜（　　/　　 |　　　　|　　　　|⊂＿　|〜
　　　し'∪　　└──┴──┘　　∪

344 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/04(日) 13:28:50.83 ID:XfBFoc2o

　 >>1「あははははははははは」ガリガリガリ

　 ∩∩
　 | | | |
　(　・ｘ・)「いぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ」グチャグチャ

345 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/04(日) 21:54:55.42 ID:jt8RCps0

明日の夜９時頃投下再開します

346 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/04(日) 23:58:01.69 ID:P/OKpXA0

よし、行け！

347 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/05(月) 21:01:28.85 ID:a.zkxEko

　　　　　　　　ゴガギーン
　　　　　　　　　　　　　ドッカン
　　　　　　　　　ｍ　　　　ドッカン
　　＝＝＝＝＝）　）)　　　　　　　　　☆
　　　　　 ∧_∧ |　|　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　（　　　）|　|＿＿＿＿＿　　　　∧＿∧　　　＜　　おらっ！出てこい>>1
　　　　　「　⌒￣　|　　　|　　　　||　　　（´Д｀　）　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　|　　　/ ￣　　　|　　　　|/　 　 「 　　　＼
　　　　　|　　　|　|　　　　|　　　　||　　　 ||　　 /＼＼
　　　　　|　　　 | |　　　　|　　　　|　　へ//|　　|　　| |
　　　　　|　　　 | | 　　　ﾛ|ﾛ　　　|／,へ ＼|　　|　 | |
　　　　　|　∧　| |　　　　|　　　　|／　　＼　　/　（　）
　　　　　|　|　|　|〈　　　　|　　　　|　　　　　|　|
　　　　 / /　/ / |　　/ 　|　　　 〈|　　　　　|　|
　　　 / /　 / /　|　　　　|　　　　||　　　　　 |　|
　　　/ /　/ /　=-----=--------　　　　 |　|

348 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/05(月) 21:13:13.35 ID:w4qDO.g0

よし、来い！

349 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 21:34:37.27 ID:2M4BSWg0

　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・
市民「ひいぃぃ！助けて！助けてぇ！」

軍事ロボ「………」ダダダダダダダ！

市民「あぐ！ぐあ！」グチャグチャ

軍事ロボ「………」

市民「ああ…に…逃げられ…な」

軍事ロボ「………」ダダダダダダダ！

市民「ぎゃあああああああ！」グチャグチャ

市民「ああ…な…なんで…」

軍事ロボ「………」ウイーン

市民「ああ…神様…」

軍事ロボ「………」ダダダダダダダ！

350 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 21:44:58.07 ID:2M4BSWg0

兵士ロボ１「わっしょい！　わっしょい！」グイグイ

市民「嫌だ！殺される！　助けてお母さん」グイグイ

市民「放さないわ！絶対に放さないから！」

兵士ロボ２「………」ウィーン

兵士ロボ２「ん？」ピタ

兵士ロボ２「何をしているの？さぼると司令に怒られるよ」

兵士ロボ１「なに、さぼっているわけじゃない！　こうして穴に隠れようとしているトカゲを追い詰めているんだ！」

兵士ロボ２「壁越しに綱引きしているようにしか見えないが…」

兵士ロボ１「司令は好きに狩れと言っていたし、こういう余興も良いじゃないか！」

兵士ロボ２「なるほど」

351 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 21:52:17.00 ID:2M4BSWg0

兵士ロボ２「でもやっぱり効率は良くないから手早く片付けて次に行こうよ」

兵士ロボ１「そうだな！そうしよう！」

兵士ロボ２「それじゃあ手早く切断を、と」キュイーン

市民「あああああああ！」ガリガリガリ！

兵士ロボ１「司令風に言うとハンバーグになったぁ！か！？」

兵士ロボ２「いや、ステーキだと思うけどね」

兵士ロボ１「なるほど！」

兵士ロボ２「それじゃあ行こう　まだまだ沢山いるよ？」

兵士ロボ１「了解だ！トカゲはステーキだぁ！」ウィーン

兵士ロボ２「はいはい、と」ウィーン

352 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 21:58:54.76 ID:2M4BSWg0

市民「………」

市民「ど、どうして返事をしないの？」

市民「トカゲは行ったのよ？」

市民「ねぇ…」ズルズル

市民「！！」

市民「あ…」

市民「いやああああ！私の子！

ガリガリガリ！

市民「え？」

兵士ロボ２「後始末はちゃんとして、と」キュイーン

市民「あ」ズル

兵士ロボ２「それじゃあ行くか」ウイーン

353 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 22:06:57.11 ID:2M4BSWg0

兵士ロボ３「３２」ダダダ！

市民「ぐあ！」バチュン！

兵士ロボ３「３３」ダダダ！

市民「あが！」バチュン！

兵士ロボ３「３４」ダダダ！

市民「ぎ！」バチュン！

兵士ロボ３「ふぅ」カチャリ

兵士ロボ３「頭を打ち抜けば簡単に死ぬのだが」

兵士ロボ３「やはり数が多すぎていささか面倒だな」

兵士ロボ３「増援はまだか」ダダダ！

市民「ひっ！」バチュン！

354 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 22:18:14.73 ID:2M4BSWg0

兵士ロボ２「おーい」ウィーン

兵士ロボ３「ん？」ダダダ！

市民「あ！」バチュン！

兵士ロボ１「増援だ！増援に来たぞ！」ウィーン

兵士ロボ３「おお！助かるぞ！」ダダダ！

市民「ぐげ！」バチュン！

兵士ロボ２「しかしずいぶん狩ってますね」

兵士ロボ「うむ、だが逃げるだけの的だから自慢の種にもならないがな」

兵士ロボ２「そうですね」

兵士ロボ１「トカゲは消毒だぁ！」

355 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 22:26:56.37 ID:2M4BSWg0

兵士ロボ２「ところで司令は何処に？」

兵士ロボ３「わからん　だがあの司令の事だから何処かでトカゲを狩って遊んでいるだろう」

兵士ロボ２「遊んでいる、か…適切な言い方だね」

兵士ロボ３「むむ、何やら含む所があるようで」

兵士ロボ２「いや、何か無駄な行動が多いと思って」

兵士ロボ３「無駄？」

兵士ロボ２「うん」

356 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 22:36:17.97 ID:2M4BSWg0

兵士ロボ３「無駄、とは何かあったか？」

兵士ロボ２「そもそもこの侵攻じたい無駄じゃないか　軍事ロボに砲撃させればすむ事なのにトカゲ狩りなんて」

兵士ロボ３「確かに」

兵士ロボ２「そもそも人間さんを救済すると言ってたのに、肝心の人間さんが何処にも居ないじゃないか！」

兵士ロボ３「確かに…」

兵士ロボ２「あの司令…じゃなくて子守ロボは何か信用が出来ないよ」

兵士ロボ３「むぅ…」

兵士ロボ２「君はどう思う？」

兵士ロボ１「[ﾋﾟｰｰｰ]ぇ！トカゲ[ﾋﾟｰｰｰ]ぇ！」ダダダ！

市民「嫌だ！痛い！痛いぃ！」グチャグチャ

兵士ロボ２・３「………」

357 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 22:46:51.86 ID:2M4BSWg0

兵士ロボ３「まぁ…」

兵士ロボ２「ん？」

兵士ロボ３「上司がどういう存在だろうと、我々は兵士ロボ　上の命令には逆らうわけにはいかない　そうだろう？」

兵士ロボ２「それは…そうなんだけどね…」

兵士ロボ３「ならば従うしかない　我々はその為に生まれてきたのだから」

兵士ロボ２「………」

兵士ロボ２「そうだね」

兵士ロボ３「わかったのなら、黙々と命令を遂行しよう　そこのあいつのように」

兵士ロボ２「あいつ、か」チラ

兵士ロボ１「トカゲは消毒だぁ！ははははは！」ダダダ！

兵士ロボ２「………」

兵士ロボ２「うーん」

兵士ロボ２「まぁ、良いか」ダダダ！

358 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 22:59:56.77 ID:2M4BSWg0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
子供１「ママ…助け…」ビクビク

母親１「ああ…や…やめて…」

子守ロボ「えへへへへ」ガシ

子守ロボ「ほ〜ら！今度は右足だぞぉ！」ブチブチブチ！

子供１「ぎゃあああああああああ！」ブシャブシャ！

子守ロボ「あははははは！体液が沢山出たよ！」

子守ロボ「あははははははは！ざまあみろ！ざまあみろ！」

母親１「ひぃ！ひぃぃぃぃぃ！」

子守ロボ「こんな所で隠れてるから駄目なんだ！僕のセンサーで見つけられちゃうんだぞ！」

子守ロボ「悪いトカゲめ！人間さんを何処にやった！」

子守ロボ「ににに人間さんを！」

359 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 23:11:02.95 ID:2M4BSWg0

母親１「あああ！化け物！化け物！子供を！子供を！」

母親２「さ、騒がないで！刺激しないで！黙っていて！」

母親１「むう！口を塞！んんん！」

子供３「ママ…怖いよ…」

母親３「大丈夫…大丈夫よ…」

母親１「むう！んんん！」

子守ロボ「人間さんは何処！人間さんは何処！」

子守ロボ「答えろよ！この害虫め！」

子守ロボ「お前達が！お前達がさらったんだろ！」

母親１「ぐむ！むむむ！」

母親２「殺さないで！お願い殺さないで！」

子供２「あああ…食べられる…」

子守ロボ「人間さんと同じで服着て！人間さんと同じで家に住んで！」

子守ロボ「トカゲがそんな事できるわけがないだろ！」

360 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/05(月) 23:13:46.92 ID:2M4BSWg0

中途ですがここで終了します

続きは明日投下します

361 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/05(月) 23:15:06.32 ID:rjKxkPY0

乙！
ハンバーグ食いたくなってきたぜ・・・

362 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/06(火) 22:08:05.31 ID:.gzdVvo0

子守ロボ「お前達トカゲが人間さんから全部奪ったんだ！」

子守ロボ「だ、だから人間さんがいないんだ！」

子守ロボ「だから僕が！」

子守ロボ「僕が…」

子守ロボ「僕が？」

子守ロボ「何のために？」

子守ロボ「………」

母親２「ああ…うあ…」

母親１「………」グタリ

子守ロボ「………」

363 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/06(火) 22:14:42.91 ID:.gzdVvo0

子守ロボ「………」ピー

子守ロボ「まぁ、良いや」

子守ロボ「細かい事は」

子守ロボ「ふふふふふ」テクテク

母親２「お願い…助けて…助けて」

母親３「ああ…神様」

子供２・３「………」

子供２・３「お願い殺さないで…」

子守ロボ「ふふふふふふ」テクテク

子守ロボ「鬼ごっこだよ」ピタ

364 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/06(火) 22:22:53.00 ID:.gzdVvo0

子守ロボ「子供は大好きだよ」

子守ロボ「なんたって僕は子守ロボだから」

子供２・３「………」

子守ロボ「人間さんの大事なお子さんを守るのが僕の大事な使命だから」

母親２・３「ああ…う…」

子守ロボ「だから子供は本当に大好きだ…」

子守ロボ「でも…」キュィーン！

母子２・３「！！」

子守ロボ「トカゲは大嫌いだ！」キュィーン！

子守ロボ「ひひひひひひ」

365 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/06(火) 22:37:10.93 ID:.gzdVvo0

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
兵士ロボ１「………」キュルル　ウィーン

兵士ロボ２「どう、まだちゃんと居る？」

兵士ロボ１「サーチした結果まだ家屋などに結構残ってるぞ！全滅はしてない！」

兵士ロボ２「そう、でも見かけたトカゲは殺せ　と言われてたしこのへんで良いよね」

兵士ロボ３「しかしだいぶ弾薬を消費したな　今後大丈夫だろうか？」

兵士ロボ２「地下資源の採掘品で弾薬を製造するとか言ってたから大丈夫なんじゃないかな？」

兵士ロボ３「火薬類はどうするのだろうか？」

兵士ロボ２「そこまでは知らないな…」

兵士ロボ２「もうちょっと節約して使えば良かったかな？」

兵士ロボ３「う〜ん」

366 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/06(火) 22:48:37.04 ID:.gzdVvo0

子守ロボ「おーい！」ウィーン

兵士ロボ１「あ！司令どのがご帰還だぁ！」

兵士ロボ２「あ、帰還なされましたか　司令どの」

兵士ロボ３「かなりパーツがトカゲの体液で汚れていますが、今まで何を？」

子守ロボ「なに、ちょっとした偵察だよ」

兵士ロボ２「偵察、ですか…」

子守ロボ「うん、楽しかったよ〜ぎゃーぎゃー声だして！ほんと、トカゲって馬鹿だよね！」

兵士ロボ２「はぁ…」

子守ロボ「あはははははは！」

367 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/06(火) 22:55:49.46 ID:.gzdVvo0

兵士ロボ２「………」

兵士ロボ２「あの…」

兵士ロボ「司令どの…」

子守ロボ「ん？　何？」

兵士ロボ２「付近のトカゲの掃討は終わりましたし、今後はどうなさるのですか？」

子守ロボ「今後か…」

子守ロボ「とりあえず拠点をここに移そう」

子守ロボ「物資を運搬して…」

子守ロボ「また発掘作業もしないとね」

兵士ロボ２「なるほど」

368 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/06(火) 23:04:41.51 ID:.gzdVvo0

子守ロボ「天然の資源系統の探索もして…」

子守ロボ「電力関係の施設も設置しないとね…」

子守ロボ「やる事がいっぱいあるや」

兵士ロボ２「………」

子守ロボ「兵士ロボさん」

兵士ロボ２「はい！」

兵士ロボ２「兵士ロボさん達は拠点に戻って皆を連れてきて、後物資の運搬もね」

兵士ロボ２「わかりました」

子守ロボ「うん、じゃあよろしく」

369 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/06(火) 23:12:16.43 ID:.gzdVvo0

兵士ロボ３「司令はどうなさるのですか？　やはり我々と一緒に」

子守ロボ「いや、僕はここに残るよ」

兵士ロボ２「そうですか　何かの準備を？」

子守ロボ「準備というより遊びかな」

兵士ロボ２「遊び？」

子守ロボ「そうだよ　せっかくまだトカゲが残ってるんだから」

子守ロボ「有効活用しないとねぇ！」

兵士ロボ２・３「………」

兵士ロボ２・３「そうですか」

子守ロボ「うん、それじゃあ皆よろしくね」

子守ロボ「僕はちょっと遊んでるから」

子守ロボ「遊んで、ね…」

子守ロボ「あははははははは！」

370 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/06(火) 23:13:44.95 ID:.gzdVvo0

今日はここまでにします

続きは明後日投下します

371 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/06(火) 23:39:07.80 ID:3LahLESO

>>370
がんばれ。応援してるよ

372 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/07(水) 13:41:48.52 ID:IrVEmu2o

救世主は現れないのか………

373 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/08(木) 19:43:56.21 ID:RtwR47k0

すいません　今日は用事があって投下出来なくなりました
明日の夜九時頃に変更します

374 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/08(木) 19:45:59.58 ID:NFVSqkko

おｋ。
待ってるよ〜ﾉｼ

375 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/08(木) 21:09:27.42 ID:swEO5PA0

話が進まん…

376 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/10(土) 08:59:53.06 ID:uOHOkdgo

　　　　　　　　ゴガギーン
　　　　　　　　　　　　　ドッカン
　　　　　　　　　ｍ　　　　ドッカン
　　＝＝＝＝＝）　）)　　　　　　　　　☆
　　　　　 ∧_∧ |　|　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　（　　　）|　|＿＿＿＿＿　　　　∧＿∧　　　＜　　おらっ！出てこい>>1
　　　　　「　⌒￣　|　　　|　　　　||　　　（´Д｀　）　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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377 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/10(土) 18:11:41.62 ID:8dgAIEDO

制作速報なんか来るんじゃなかった･･･









こんなに待たされる苦しみを味わうなんて！アハハハハハハ

378 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/10(土) 22:17:14.99 ID:TGivuo60

でてきてよーw
もっと虐殺しよーw
あははははー






続き期待

379 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/11(日) 10:23:31.91 ID:q2Jr/Yko

スレ住民「>>1さんが居ない…」








というのは冗談で期待して待ってるからね>>1

380 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/11(日) 22:36:20.83 ID:iWDXD.k0

トカゲたちめ！さては>>1さんを隠したな！

381 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/12(月) 08:11:09.57 ID:ft2g6ZMo

住人「あははははははははは」ｶﾞﾘｶﾞﾘ


住民「いぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ」ｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬ

382 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/12(月) 22:14:46.53 ID:tzpBauY0

>>1ェ・・・

383 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/14(水) 16:55:58.60 ID:bbOW7sAO

トカゲ達め…。
>>1さんを隠したな！、だけど大丈夫。

僕が…僕が助けに行くから…。

あはははははははは！













さて、>>1はまだか？

384 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/14(水) 17:06:09.14 ID:IMVOrs.o

>>1なら俺の隣で寝てるよ

385 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/15(木) 12:49:14.11 ID:ql8i5.DO

>>1なら俺の上でチェーンソー振り回してるよ

386 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/15(木) 13:43:35.69 ID:5wmig7.o

>>1なら俺のいぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ(グチャグチャ)

387 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/18(日) 12:48:01.69 ID:af3pwIQ0

>>1さん何してんすか

388 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/19(月) 09:10:38.88 ID:XNX.Vr60

ロボット「>>1さんがいない・・・」

389 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/20(火) 01:32:55.43 ID:tw7N1XM0

タチコマ「さよなら・・・>>1さん・・・」

390 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/21(水) 19:46:15.03 ID:BTkCxUDO

>>1「じっとしてなきゃ駄目…見つかったら書かされれちゃう…」

兵士ロボ「隠れたってセンサーでまるわかりだ！」
ゴオォォォォ

>>1「あぁぁぁぁぁぁぁ！」バチバチ

391 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/22(木) 06:29:53.50 ID:EOAQF8Yo

書く気ないならないでちゃんと言ってくれれば待たずに済むのに
飽きたなら仕方ないし文句は言わんが一言言いに来てもいいだろ…

392 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/25(日) 12:41:10.45 ID:iWFOLQAO

何か有ったのかな

393 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/26(月) 02:18:55.51 ID:XaVsv2SO

精神的負担は大きいだろうね…

394 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/07/28(水) 02:24:16.67 ID:isJWQzU0

>>1さんぎぐぎぎぐしししくうしし

395 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/29(木) 23:58:41.68 ID:CxcHpQIo

http://www.winterrowd.com/maze/
この電撃イライラ棒の６面のクリア法教えて

396 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/30(金) 04:11:40.61 ID:XwZLsQDO

>>395
あははははははははは

397 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/30(金) 04:16:53.48 ID:AhhGYxMo

　　　　　　；:::::ｿ ﾝ＼　 　 　 〈!.l ｆ｢lT!
　　　　　　<::::ﾉ ゝ:::/　／＼　l i ｢＿ｌ!
　　　　　　ﾝ:::ゝi:_:::ｉ／-‐ﾆニ｀ﾆニニL._ 　 　 ……………
　　　　　｀i::::/,ﾍ♀<＾--‐､=＝＝＝=‐_-＞,　言っている事が
　　　　 　 l://｀ヽ::::> ｨｆｧ‐ﾒ:>　ｆｔｯ´ﾘ 　 ￣　 わからない
　　　　　　l:::'､ﾚ｀｀'　 ´￣´　 ,,.!.｀ i/　　 　 　 …………
　.　　　　 ,ﾊ:::ト -1　 l　　　 __　〉 /
　　　　　/::::ヽ＼　!、 !　　 _　_,,. /　　　　　／　┼┐　.l　 　-‐ァ　¨ﾌ　./丁ヽ　-ﾉ┐ (⌒)
　..　　　,'!::::::::::丶＼.丶、　 ｰ‐ '/）　　　　'　l 　 ﾉ　ｊ 　 レ' 　 （_　 ´ｒ_） ﾚ'　 ﾉ　/　､!　 ！
　　　 ｒ‐!.';::::::トィ_::丶ヽ､｀ --‐ ﾊヽ　　　　…………
　　　/:::::＼::/,.､ｒ':::､-ﾍ_ ｀¨i　ノ／!　　　　この状況で
　　 / l:::::::::::＞::;;_::/,,.､ｒ':::::l !//:::/i_
　　ﾝ　i::::::::::::::::::l　i ＼:::::::::ｌl /::::{┐l
　　i　　＼:::::::::::::ｉ　i 　 ＼::ll/_;.ｨ:i┘l
　　l　_ .. -｀:::::::::::ｉ　',　　';:｀¨´l l:::!ｰ'!　/i
　　! l::::::::::::::::＞'"´::lヽ｀¨ヽ::::::i l:::l　しヶl
　. l　!::::::::::／＿::::::::ｌ ∧::::::_＼:i i::lヽ ´,ﾉ
　 l.　l:::::::/::＼　 ￣　　 ￣　 ∧i i:ｌ ｀¨

398 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/07/30(金) 06:22:16.03 ID:F2A.Cmco

イカレてるんです

399 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/08/03(火) 11:59:11.02 ID:mUX8oWko

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　　.ﾟｋ--rｙ　　 .|　　.,iil,“ﾟ'か'",l　　　　　　　　　　ﾞ'ln; .ﾞ�п@　　.,,rlllﾞ°　　 ,l
　　　_,ｖｰﾟ｀　　 'l,　 .'l,,,ﾞＮ┘.,l., 　　　＿＿＿　　　　　 ﾞl|　.,,r･".,√　　　.,ll
　 .　lu--ｺ　　　 ﾞｋ 'l,"ﾟﾞl゜,,lヴi　　.／　　　　＼ 　　　　　『,,√　: ″　 ..,ll　 ／￣￣￣￣￣
　　　.,,r'',,r| .,,　　 ﾞﾟti,ﾞﾞ|,,,i,´　　　　|　^　　　^　|　　　　　|,l° 　 　　　.,√　|　あれほど言ったはずだ
　　 .'ur“: .lｙl廴　　 ｀ﾟ'!c.廴　　 　| .>ﾉ(､_, )ヽ､.|　　　　l° 　　　　　,,,l　 ＜　わたしを怒らせるなと
: .＿　　　 .'!l,,l,,,,,＿　 　ﾞ|l　 　 　　! ! -=ﾆ=-　ﾉ!_　　 l|　　　.,,i*jlilllﾀw,,、 .,r-=-r＿＿＿＿
'ﾞ~｀｀:''ヽ,,,,√　　　.~ﾟ'､， .l,,gllc／￣＼｀ﾆﾆ´／￣＼i､　,,r"　　　　　,ﾚ'″　　 .li
、　　　 .'《ﾞＮ,,,、　　　 .ﾟ'llﾞﾞmr----　　￣￣　=｀ﾞﾆ-r/"　　　　　,r'°　　　　 'l
ﾞl,、　　　 l　 ｀'私　　　　　　　　　　　 ﾞﾞﾟ''l*ﾞ＾　　　　　　　　　　　 ,rlﾞﾞﾞﾞ≒,,,,,,,,,,,wll'
: ﾞﾟ'━'#'┷ｘ,_　.ﾞ私，　　　　　 　 　 　 　 l　　　　　　 　 　 　 　 ,il_,yｰ'''''''ｰ＿、　|
　　　,l′　　ﾟﾘh,,,,|l,　　　　 　 　 　 　 　 lﾞ　　　　　 　 　 　 　 ,lllﾞ°　　　　 　ﾞ''ll
ヽ-rf°　　　　　 ,,ﾞﾞ%、　　 　 　 　 　 　 ,l、　　　 　 　 　 　 ,,ll!e,、　　　　 ._,,,r
　　 ｀`':i､＿_,,,,,广　 'ﾞl,,,,、　　　　 ._,,,wllll|,llli,,,,,,,,,,,　　 　 ._,,,llll″ .ﾟﾗiぁwr='“｀
　 　　　　｀￣ .ﾟl,、　 　 ﾞﾟ''*mii,,ｘ'llﾞ″　 ..ll"　　 ｀ﾞlllii,l,illllｹ″　　　.,lヽ,,、
　　　ll|ﾞﾞ"ﾞﾞ'l,,,,,,,,lll,、　　　　　,llﾞ" 'l,,,,,,,,,,,,,illwrre,,,_,l°ﾞl、　　　　　,!″ ｀ﾟ''=x,,
　　　ﾞll,,|ト　ﾞ|,、 ｀┓　　　　確 : 'll"　　 .:ll　　　 'l,ｒ｀ .:l:　　　　 ,,l″: .___ ,,i´ ﾞ'l!
　　.,,lﾟ ｀　　 ｀ﾟX　.ﾞ|ｙ　　　 .喜.l,,l′　　 .l］　 : 　,lr〜:li､　　.,r''ﾟﾟﾞ'lザ￣ﾟﾟ'ﾘ: .i､ll
　√ﾞ,ll,、　　　,,il!广,lﾞ'N,,_　 .ll,トi,ﾞﾞ|__、　._l,l,,＿_,,,l,,,,r ┃　,r'°　 .ﾟ|,　　: .,lﾞ.,,l、ﾞl
　ﾞ',l“.,,ll･,,i､,,n″　 .| 　 ﾞﾞ��, ll　,,,ﾟト￣￣］　｀￣ﾞ]ﾞ｀　l',,iｔ,、　　　　l　　　:!!ﾟ,i'l゛..》
　 .ﾞ'''l,,,,とill″　　 ,,i´　　　ﾟ!illl| ｀ﾟﾞl　　　 lﾞ　　　 j|"　.lﾞ゜ .ﾟﾞl,,　　　 .2　　　 ,}ﾞ|rll
　　　　 ”|ﾞ‐'ll'ﾆrr″　　 _,,,,,lll廴.i,],,,,,,,,,,,,,il＿,,,,,rll、 : |ト　　ﾞﾞl,,《ﾞレ.,li,,,

400 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/08/05(木) 14:38:55.19 ID:CH4MstMo

いつの間にか一ヶ月

401 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/08/10(火) 04:14:06.14 ID:iZQIQKwo

>>1さんが居ない…

402 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/08/31(火) 08:32:08.83 ID:UL8hxXko

あと五日経てば二ヶ月♪

403 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/09/04(土) 19:52:09.49 ID:WvwJvlEo

書き手のレスがないまま１ヶ月以上が経過したのでHTML化のご案内です

製作速報VIP（クリエイター）は長期間書き込みがなくてもdat落ちしません
もし続ける意思がなくなった場合は、以下のスレでHTML化依頼をお願いします
■　HTML化依頼スレ Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/

続ける意思がある場合は、2週間に1度ぐらいでいいので生存報告をよろしくお願いします
放置スレを減らし、製作速報をみんなで住み良い場所にしていきましょう

404 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/09/04(土) 19:54:38.50 ID:cg35Kzko

書き手さんが居ない…

405 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/09/09(木) 02:55:33.97 ID:sjG0BzUo

ｼｭﾎﾞｯ　 　　.,　∧＿∧
　　　　　　[]() （・ω・｀ ）　　　　　　ｌ二ヽ
　　　　 　　□と　　　　）￣⊃　　　　　) )
　　　　　　⊂ （＿（＿つ　　￣⊃　　/￣￣￣ヽ
　　　　　　　⊂_　　　　　 .＿⊃　　　| （＼／） |
　　　　　　　　　⊂＿＿⊃.　　　　　 |　 >　< 　|

ﾀﾞﾒｯ!!　 .,　 ∧＿∧
　　 　[]() （ ；｀Д´）　∧＿∧
　　 　 □と　　　　つ（；ω；｀ ）　　　　　　 ｌ二ヽ
　　　　　　 人　 Ｙ　 と と 　　）￣⊃　　　　　 ) )
　　　　　　し（＿_） ⊂（＿（＿つ　　￣⊃ 　 /￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　 　 ⊂_　 　 　 　 ＿⊃　　　| （＼／）　|
　　　　　　　　　　　 　 ⊂＿＿⊃ 　 　 　 　|　 >　< 　 |

　　　　 　　 ∧＿∧　ｱｯ･･･
　　 　　　 （ ´Д｀　）　∧＿∧
　　 　 　　と　　　　つ（；ω；｀ ）　　　　　　 ｌ二ヽ
　　　　川　 人　 Ｙ　 と と 　　）￣⊃　　　　　 ) )
　　　[]()　　し（＿_） ⊂（＿（＿つ　　￣⊃ 　 /￣￣￣ヽ
　　　　□⊂　　　　 　 _　 　 　 　 ＿⊃　　　 | （＼／）　|
　　　⊂＿　　　　　　　　　　　＿＿⊃ 　 　.　|　 >　< 　 |

　　　　　　　　　从从从　　　　　　　　　　　　　　　　　∧＿∧
　　　　　　　　从从从从 　ｺﾞｵｵｵｫｫｫｫｫ…　――と(´･ω･`)
　　　　　　　　从从从从从　　　　　　　　　　 ― ‐　/ 　と_ノ
　　　　 　　从从从从从从￣⊃　　　　　) )　　　　/ ／⌒ｿ
　　　　　　⊂ 从从从从　　￣⊃　　/￣￣￣ヽ　--'´
　　　　　　　⊂_　　　　　 .＿⊃　　　| （＼／） |
　　　　　　　　　⊂＿＿⊃.　　　　　 |　 >　< 　|

406 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/09/09(木) 23:25:07.62 ID:Llw5XmYo

>>405
おいwww

407 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/09/12(日) 00:20:43.76 ID:3uCBuAEo

1週間の間に書き込みがほとんどなかったので、放置スレと判断してHTML依頼してきます
おつかれさまでした

408 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/09/12(日) 01:42:18.42 ID:ipyXJPAo

ああ・・・非常に残念だ・・・

409 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/09/12(日) 01:43:57.38 ID:ipyXJPAo

オレのIDXJAPANワロタ

410 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/09/12(日) 02:40:08.11 ID:OEiUTXMo

Xジャパ夫か…

411 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/09/23(木) 22:41:09.12 ID:NyGYch6o

もう書けない？

412 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/09/23(木) 23:50:51.26 ID:rljDpLko

上げとくか

413 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/10/20(水) 20:52:17.05 ID:hR80Uxwo

ふかっつあげ

414 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/10/20(水) 22:44:17.89 ID:W49C8kAo

まだまだ待ってる！！！！！

415 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします ：2010/10/21(木) 02:16:45.74 ID:tfilyeMo

　　　　　　　・
　　　　　　　・
　　　　　　　・
子守ロボ「有効活用！有効活用！」

子供４「うわああああああ！！」

子供５「きゃあああああああああ！！」

子守ロボ「一緒に遊ぼうよ〜！」グイ！　ブチブチブチ！

子供４「ぎゃあああああああああああ！」

子供５「ひっ…イヤアアアァァァ！！」

子守ロボ「そっちはどんな声で鳴くのかな〜」

子供５「やめﾞでええええぇぇぇぇ！！」

子守ロボ「人間さんを追い出した罰だ！　苦しめ！苦しめ！」

子守ロボ「ひひひひひ」

416 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/10/21(木) 02:29:24.98 ID:JaokKboo

待ってたよ〜！！！
ひひひひっｗｗｗｗｗｗ

417 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/10/21(木) 08:34:27.68 ID:lLshnEko

キターーー！
ほんとに1なのか！？
いや、もはや1じゃなくてもいいから書いてくれ！

418 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/10/21(木) 12:06:54.83 ID:UhNsvADO

おお！？

復活あげって本当だったのかｗｗｗｗｗｗ
ちと思い出すために読み返してこよう

419 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]：2010/10/24(日) 19:05:22.11 ID:LWDZKtQo

ダークすぎて途中から読めなくなった・・・・