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▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-11冊目-【超電磁砲】 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :認知度アップのためにも、age進行にご協力ください [saga]:2010/07/28(水) 22:34:08.98 ID:atC9rtYo
 [ このスレなあに? ]
「とある魔術の禁書目録」及びその派生作品のSS投下用総合スレッドです。
2chは規制されている、スレを立てにくい、という方は当スレをご利用ください。

・どんなに短くても長くても迷ったらGO投下!
・未完成作品、投下中断もOK。中断回数はほどほどに。
・再開時には前回投下したものをお知らせするといいかも。
・できれば内容の方向性などを投稿前に一言書いておくとよさげ。
・エログロ等の注意書きの有無は判断はお任せします。

その他に感想や雑談、質問に相談、情報交換など、いろいろとお役立てください。


 [ 前スレ ]
 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-10冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1279299041/


 [ 上条さんとのおやくそく ]
・投下する時は、名前欄にタイトルを入れてくれ。
・新刊のネタバレ見ちまった、不幸だ……頼むから発売日の翌日からにしてくれよ。
・多人数の書き手で進行するスレだから、安価作品などはやめてやめろやめてください三段活用!
・毎月中旬はビリビリが暴れてんのか知らんが接続できねえ。数日で復旧するからそれまで待とうぜ。
・いいぜ……頭のおかしい奴や、それに触る奴がいるってんなら、まずはその幻想をぶち殺す!


 [ その他ルール ]
>>980を踏んだ人は次スレを立ててください。無理なら再安価を。
・前スレが埋まったのを確認した人は以下のスレにて『前スレのHTML化依頼』をお願いします。

 HTML化依頼スレ Part1
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/


 [ その他注意 ]
この板では、一部の単語にフィルターがかかっています。
メール欄に半角で『saga』(←sageじゃない)と入れると解除できます。
下記のスレで該当する単語などの詳細が確認できます。

 パー速機能覚書・テスト
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1274855909/
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

女「ホントの気持ち」 @ 2017/06/28(水) 05:14:43.10 ID:mFCm/vGF0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498594482/

【艦これ】秋雲「百合ってのが流行ってるらしい」 @ 2017/06/28(水) 01:17:56.21 ID:PWGqEx740
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498580275/

道明寺歌鈴「温かなこの想いを抱きしめて」 @ 2017/06/28(水) 00:51:06.74 ID:meLuFPYDo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498578666/

海未ちゃんミニ四駆SS @ 2017/06/28(水) 00:41:56.59 ID:iJzY/lRUO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498578116/

テースートー @ 2017/06/27(火) 23:48:30.53 ID:qyaIX2GT0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1498574910/

工藤忍「雨の日はきっといい天気」 @ 2017/06/27(火) 23:35:26.51 ID:CaFnffweo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498574126/

八幡「2年F組 比企谷大佐だ」 @ 2017/06/27(火) 23:32:30.15 ID:3f9OGklH0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498573949/

読書とドールの時間じゃけんねー(ですよー) @ 2017/06/27(火) 23:19:52.40 ID:zLnVImjoo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1498573192/

2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/28(水) 22:37:06.60 ID:atC9rtYo
[ 過去スレ一覧 ]

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1272/12721/1272105815.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ2冊目」【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1272/12728/1272803763.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ≪3冊目≫」【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1273/12736/1273677472.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ≪4冊目≫」【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1274/12747/1274787129.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-5冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1275/12756/1275661269.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-6冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1276/12761/1276186522.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-7冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1276/12767/1276704040.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-8冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1277/12772/1277220435.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-9冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1278232855/

 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-10冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1279299041/


 [ 誘導 ]

 お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1268046166/

 思いついた小ネタ(タイトル含む)を書き込むスレ2
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1277653425/



 [ 関連リンク ]

 とある魔術の禁書目録 Index@wiki
 http://www12.atwiki.jp/index-index/

 自分用まとめ ◆「とある総合スレ記事一覧」
 http://asagikk.blog113.fc2.com/blog-entry-1515.html
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/28(水) 22:37:55.05 ID:yqCEmAAO
良いな、お前。これは根性のあるスレ立てだ。
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 22:41:46.13 ID:ZaWaYS6o
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/28(水) 22:42:37.79 ID:6kNjrrQo
乙なんだよ!
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/28(水) 22:42:57.57 ID:kkANWN60
>>1スレ立て乙です


1000 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 22:39:58.54 ID:M//Kby60
>>1000なら次スレは浜滝祭り


俺得! 俺得! 早速書き溜め!
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 22:44:32.19 ID:/wHqYFMo
>>1
乙なの! 乙なんだよ乙なんです三段活用!
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 22:44:55.88 ID:M//Kby60
>>1乙って訳よ

>>6
wktkしながら待ってる!
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 22:45:40.77 ID:LXo.QkDO
>>1乙←これは乙じゃなくてポニーテールなんたら
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 22:46:51.79 ID:of/rorQ0
  いいぜ ヘ(^o^)ヘ
        |∧
        /
てめえが
何でも思い通りに
スレ立て出来るってなら
         /
      (^o^)/
     /( )
    / / >

   (^o^) 三
   (\\ 三
   < \ 三
`\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   >>1をぶち乙する
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 22:50:27.51 ID:eIYEqqAo
>>1乙である
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 23:05:55.58 ID:Lx/D/oAO
>>1に乙、数は一度で十二分

>>10
ちょい前にVIPでなにそれこわいに改変されてたなそのAA
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/28(水) 23:15:48.20 ID:JwUBrsDO
>>1乙です、とミサカは>>1にGJを送ります
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 23:16:50.73 ID:jcf4l2DO
>>1乙なんだよ!
みんないっぱいご飯食べて夏バテ防止するんだよ!
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/28(水) 23:24:55.37 ID:yqCEmAAO
改めて>>1

>>14
嬉しい言葉だね。インデックスは夏バテ知らずだろうな
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 23:29:10.19 ID:ZvQ.qgAO
イギリス人に日本の夏はつらそうだけどな…
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 23:33:07.93 ID:pjInSMAO
大丈夫だ
今ロシアで34度 ヨーロッパも大体そんな感じだ
だからもう皆暑さには慣れてるはずだ
慣れなかったやつは……
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/28(水) 23:36:09.01 ID:kkANWN60
絹旗→浜面×滝壺 片思いSS
2レスほどお借りします
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/28(水) 23:36:48.35 ID:kkANWN60
あぁ、私は浜面のこと好きだったんだ。
気付いた時にはもう遅かった。
頬を伝うのは私の涙、思い浮かべるのは彼らのこと。
彼と彼女が寄り添い歩く姿のこと。
ここにはいない彼らを思って私は今日も涙を流す。
私自身の感情を抑え込みながら。

浜面と滝壺さん。

二人の間には強固な絆があった。
容易に思い出される彼が彼女を見舞う姿。
私も彼と同様に、何度も彼女を見舞った。
思い出の中での彼はいつだって彼女第一で。
その隣にいるだけの私はいつだって彼の眼中にもなくて。
いつだって彼・浜面仕上は、滝壺理后のために動いた。
それを思い出すと羨望と嫉妬が私の心を渦巻く。
ああ、私はなんて自分勝手な人間なのだろう。
私は自分という人間の小ささに愕然とする。
彼らの傍にいるといつだって自分が嫌になった。
どうして彼の一番はいつだって彼女なのか。
どうして彼の隣にいる私の方が小さい存在なのか。
どうしてその事実に胸を痛める自分に気づいてしまったのか。
どうして、どうして、どうして。
こんな想いをしなければいけないのなら、この苦しさが消えることがないのなら。
いっそのこと彼らから離れてしまいたい、そう願った、願ってしまった。
でも自分からは離れることができない、彼女の友でありたい自分が居るから。
でも自分からは離れることができない、彼の傍らにいたい自分が居るから。
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/28(水) 23:37:51.53 ID:kkANWN60
その願いは唐突に叶った、否、叶ってしまった。
彼が彼女を連れて学園都市から逃げた。
私は彼らの背中を押した、私が彼らを逃がした。
これで良かったのか、と自問する自分が居る。
これで良かったのだ、と自答する自分が居る。
だって、こうしなければ、私は彼女を恨んでしまいそうで。
こうしなければ、私は彼らの邪魔をしてしまいそうで。
こうしなければ、私は狂ってしまいそうで…………。
それでもいつだって彼らの事を考えてしまう。
もしも私が彼女の立場だったら、私は彼の一番になれたのだろうか。
もしも私が彼に思いを打ち明けていたら、私は彼の一番になれたのだろうか。
もしも私がもっと早く自分の気持ちに気づいていたら、私は彼の一番になれたのだろうか。
そんな仮定ばかりを考えてしまう。
私はもう彼の事を好きな気持ちに気づいてしまったのだ。
この思いには気付かない方が楽だったのに。

私はもうここにいない彼を思い出す。
今彼は彼女とどこで何をしているのだろうか。
私はもうここにいない彼女を思い出す。
今彼女は彼とどこで何をしているのだろうか。
気づいてしまった自分自身の恋慕の感情を隠しこんで彼らの心配をする。
そんな時の私はいつだって。

「浜面たち、超逃げ切って超幸せになって下さい」

こんな言葉を口にする。
その言葉を口にする私はいつだって胸が苦しくて。
その言葉を口にする私はいつだって涙があふれそうで。
その言葉を口にする私はいつだって本当は違う思いを抱えていて。
それでも私はいつだって私自身の感情を抑え込む。

〜終〜
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/28(水) 23:40:25.89 ID:kkANWN60
今ありのままに起こったことを話すぜ
浜滝書くつもりが絹旗書いてた
何を言ってるか分からねーと(ry
11冊目初SSがこんな駄文でサーセンwww
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 23:41:20.29 ID:TTjVBuk0
>>1乙、ってミサカはミサカは>>1に感謝感激雨霰!
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 23:47:23.37 ID:M//Kby60
>>21超乙
こういうのを見ると三人一緒に幸せになればいいのにと思ってしまう
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 23:50:39.64 ID:ZvQ.qgAO
>>17
ヨーロッパそんな暑いのか…?

でもヨーロッパは湿度低いから日陰行けば暑くてもどうにかなるっていってたな
日本は冷房なきゃずっとベタベタだけど
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 23:52:47.00 ID:Lx/D/oAO
なんていうか、絹旗は浜滝の養女だよね
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/28(水) 23:52:55.03 ID:V0Xi5j60
そろそろ次はお約束に一方さんが来ても良い頃だ
まだ来てなかったよな?
>>1

>>21
絹旗超可愛いです…せつない…
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/29(木) 00:11:09.10 ID:es/2DgU0
小ネタ 1レス 今日は何の日〜7月29日〜 


佐天「初春ー、おっはよー!」

初春「さ、佐天さん! スカート捲るのはやめてくださいっていつも言ってるじゃないですか!」

佐天「お、今日は[ピーーー]の[ピーーー]なパンツかぁ」

初春「なんで伏せるんですか!? 変なパンツ穿いてるって思われたらどうするんです!?」

佐天「まぁメタ発言やルーチンワークはこの辺にして」

初春「ルーチンワークにしないで下さいよぉ」

佐天「ねぇ、今日は何の日か知ってる?」

初春「何の日か、ですか? そう言えば近くの精肉店29(にく)の日でお惣菜安売りですよ」

佐天「ホント? それじゃ今日の帰りは揚げたてのコロッケ買い食いしようよ」

初春「良いですね」

佐天「白井さんや御坂さんも誘って……って、初春、今日は何の日かって質問スルー?」

初春「だからお惣菜安売りって」

佐天「主婦じゃないんだからさ、記念日とかそういうの聞いてるつもりなんだけど」

初春「良いじゃないですか、きっと同じような質問されたら5パーセントoffとかスーパー特売日とか答えるツンツン頭の高校生だっているはずです!」

佐天「『きっと』って言ってる割にやけに詳しい設定だね……で、何の日か知ってる?」

初春「いえ、何の日ですか?」

佐天「アマチュア無線の日だよ!」

初春「……え、なんですかその反応しづらい日は」

佐天「えぇー、初春パソコン詳しいしそう言うのも得意そうだから知ってるかなーって思って聞いたんだけど」

初春「パソコン詳しいからって他の機械にも詳しいと思ったら大間違いですよ佐天さん、決めつけちゃダメですよぅ」

佐天「そっかぁ、決めつけてごめんね」

初春「まぁ警備員の無線の傍受ぐらいなら朝飯前なんですけどね」

佐天「うん初春、私が4行上で謝った意味がなかった事を謝って」


SSとは関係ないけど『タッチ』の上杉和也が交通事故で亡くなったのもこの日
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 00:20:37.26 ID:jbnbsoAO
>>27
上杉が上条に見えた件
でも上条さんが双子だったなんて設定のSSは書かない、それが例え妹でも
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 00:44:09.95 ID:dMIYkaY0
>>21に触発されて殴り書きました絹旗さん超可愛いです俺の嫁



私の所属していた暗部組織はリーダーの死によって壊滅した。
たった一人の無能力者によって。ただ一人の少女を守るために拳銃ひとつで超能力者に立ち向かうような、行動力だけが有り余る、たった一人の無能力者によって。
彼は強かった。第一に彼女の命を考え、第二に彼女の平穏を望む彼は、彼女のために戦い彼女のために負傷して彼女のために無事に帰ってきた。

私は何もできなかった、と今になって後悔が残る。
懺悔にも近い自問自答は途切れない。あの時は冷静になっていたつもりだけれど、今となればもっと的確に処理できたものだってあるのに。


自分はまだまだ弱いと思う。大能力者なんて230万のうちにも数えられるくらいしかいないという自負もある。
けれど、私は弱い。まだ超能力者ではないし、彼のように誰かのために戦うという目的がない。
目的があれば人は強くなると聞いたことがあるが、今はそれが本当のことなのだとわかる。彼はそれを地で行く人間だ。きっと彼女も彼女なりに精一杯彼をサポートするのだろう。
素直に、私も「目的」がほしいと思った。まだまだ弱い私も、それさえあれば強さが手に入れられると思ったから。
だからせめてとりあえずは目的を作ってみるのだ。


――『暗闇の五月計画』か。一方通行の演算パターンを元に自分だけの現実を最適化しようとかいう――

頭に残るのはあの忌々しい垣根帝督の言葉だ。
自分がその被験者であることは知っていたけれど詳細は知らなかった。ただ「強くなれるから」と言われ応じただけだ。置き去りに人権なんて無いようなものだったから。

一方通行、私の能力をより開花させた人物。暗部に居れば聞かないはずはない、学園都市序列第一位の称号を持つ人物。私は無論のこと、垣根帝督や麦野などが挑んでもおそらく勝てないのだろう。
そんな人の演算パターンを受けていたなんて、という喜びは止まらない。
私には彼の演算パターンを持っている。強くなれるための断片は持っている。それが何よりもうれしい。



「浜面と滝壺さんが幸せになれるように手助けをすること」。そう、これは強さのための手段だ。手段だ。手段だ!
強さを手に入れるためならそんなことくらいやってやる。
浜面が私を見なくてもいい。浜面には滝壺さんがいる。私の目的は二人を手伝うこと。それで充分だった。


――二人のために超強くなってみせる。そうすれば目的も力も手に入る。超ハッピーエンドじゃないですか――

忘れようとする心があることも無理に忘れて、私は滝壺さんの病室の扉を震える手で叩く。
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 00:49:06.05 ID:9dpP/sco
>>29は続くんだろうか?

ベタベタなネタで、18レスくらいなんだけど
今投下しても大丈夫?
小ネタのはずなのに、やたら長くなってしまった。
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 00:51:03.18 ID:hBERTVw0
小ネタなら1レスで終わるとか宣言した方がいいかもな
特に続きがありそうな感じのやつは
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:08:50.64 ID:dMIYkaY0
うわ、すまん!終わりです終わり!
毎度毎度続きますっぽく終わって本当にごめんなさい!
33 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:13:41.04 ID:9dpP/sco
了解した!では投下させていただきます。

1/18
いつものキャンピングカー。前方のドアが乱暴に開き、白い超能力者が入ってきた。
『仕事』の呼び出しに不機嫌そうなオーラを撒き散らしているのはいつものことだが、どこかが違っていた。

非常に目立つ容姿でありながら、普段の彼は自分の特徴を隠そうとしない。
夜の路地裏ではさぞ浮いて見えているであろう白い髪、白い肌。
目が合ったら最期だと思わせるライフルスコープの照準光のような赤い瞳。
100メートル先からでも『この先一方通行』とわかる標識を掲げているかのようだ。

今日は、長袖のTシャツの柄と合わせたのかライトグレーのニットキャップを目深に被っている。
髪と目と、肌の大部分が隠れているだけでずいぶんと印象が違うものだ。

結標「珍しいわね、なにそれ変装?」

一方「別に」

にべもない返事。だが、問題はそこではなかった。

海原「オシャレ気取りかどうかはさておき、自分はその帽子で何を隠しているのかが非常に気になるのですが(笑)」
34 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:14:55.32 ID:9dpP/sco
2

一方「…単に寒いンですゥー。かぶってないと頭からじンわり死ぬンですゥー。オマエら俺の虚弱さをなめンなよ」ギュッ

結海土「…………」ジー

ざっくりとした編目のキャップだが、言われてみればどこか形が不自然だ。特に上のあたりが。
少しでも異常があれば即反応する――ここでは、その程度の観察眼のない人間は生きていけないのだ。
沈黙と粘りつく視線に耐えかねたように、ニット地の中でなにかがぴくりと動いた。

土御門「結標」

結標「ラジャー」ヒュン

少年の細い手がいくら必死で帽子を押さえていようと、能力使用モードにスイッチを切り替えていない以上、座標移動の前には無力だった。
彼女は自分以外を移動させることには一切ためらいがない。「あんたたち道端で服だけ飛ばしてマッパにするわよ」はただの脅しではないのだ。
ニットキャップの裾をつかんでいた白い手が、急に帽子が消えたためにがくりと下がる。


そのため、とっさに隠すことができなかった。
白い髪の間からのぞく、二つの黒い三角形――いわゆる猫耳を。
35 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage saga]:2010/07/29(木) 01:16:03.82 ID:9dpP/sco
3

海原「……、翼の次は耳ですか。もうあなたは何でもありですね(笑)」

土御門「……、俺の語尾の『にゃー』を謹んで進呈してやろう」プー

結標「……、せめて5年前のあなたについてれば良かったのに」チッ

一方「オマエら少しは心配しろよ!どォ見たって異常だろォが!!」

海原「そこは『どう見たって異常だニャン』ですよ(笑)」

土御門「グループはそんな甘いつながりじゃないだろう?」キリッ

結標「ねえ、あなた身長120cm以下だったのって何歳くらい?」

一方「ああ、そォだったオマエらに常識があると思うほうが間違いだったぜオーケーオーケェー。
   ――ブッ殺す。あと身長はあの世の木原くンに聞けェエエエエ!!!!!」
36 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:17:44.01 ID:9dpP/sco
4

ブッコロス.アトシンチョウハアノヨノキハラクンニキケェエエエエ!!!!!

『ひぃっ!!』パッパァアアアアーン!!!!

一方「あン?」

キャンピングカー、そしてグループ崩壊の危機は、唐突なクラクションにより回避された。
一方通行の大声に恐怖に駆られた運転手が、とっさに全力で押したのだ。別に、クラクションがエマージェンシーコールとして上につながっているわけではないが、何かを押さずにはいられなかったのだろう。

『すっ、すみません!』

結海土「(GJ!)」グッ

一方「ちっ……」

土御門「…とりあえず、現状を把握しよう」

一方通行は、ふてくされたようにソファに腰を下ろした。グループの面々も、思い思いに席を確保する。

海原「念のために聞きますが、作りものではないんですよね?」

土御門「肉体変化系の能力者の仕業かもしれないが…正直、お前に萌えを追加してもどこにもメリットがないな」

結標「昨日はにゃんこじゃなかったわよね。ゆうべ、何かあったんじゃない?」

一方「ゆうべ……は、コンビニ寄って帰って寝た。特に誰にも会ってねェし……っあーっそォだクソッ! 何かあったなンてもンじゃねェ!!」

そう、誰にも会ってはいない。だが、いつもと違うことはあった。
いつものようにコンビニに立ち寄り、いつものように大量に買い込んだ缶コーヒーを思い出し、イライラがぶり返す。

一方「昨日買ったコーヒー、プルタブが開かねェンだよ!」ドン!
37 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:18:30.55 ID:9dpP/sco
5

3日前から切り替えた新製品の、プルタブが固いのだ。最初に買った分は「ちょっと固い」程度だった。
しかし、昨日購入した分はロットが違うのか、さらに斜め上を行く固さだった。
半端に開いたところでプルトップが取れてしまったもの。
プルトップに指をかけたら半回転し、動かなくなってしまったもの。
テーブルに林立する10本近い缶コーヒーを前に、学園都市第一位は途方に暮れていた。

(どォする……いっそ缶切り使うか? いや、仮眠室にンな前世紀の遺物はねえ……)
(ハンパに開いたヤツを妥協して飲むか……いや、そもそも缶コーヒーはぐいっと飲むもンだ)
(こンなことで能力使うのもムカつく)

最後に残った未開封の一本に手をかける。固い。
「ンっ」
半ば意地になり力いっぱいプルタブを引く。指先が赤みを帯び、小さく声が漏れる。
カシッと、蓋の開く爽快な音がした瞬間――反動でひっくり返った缶から、芳醇な香りを放つ琥珀色の液体が浴びせられた。
髪からしたたる滴で、服が茶色く染まっていく。

(なンか今のちょっとスローモーションみてェ……)

間の抜けた感想が浮かぶと同時に、全てがどうでもよくなった。
シーツが汚れるのに頓着せず、そのままベッドへもぐり込む。片付けは後で誰かがやるだろう、無責任にそう思うと、コーヒーの香りに包まれたまま一方通行はふて寝を決め込んだ。
38 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:19:20.66 ID:9dpP/sco
6

一方「ンで、起きてシャワー浴びてたらなンかわっかンねェけどコレが生えてた。以上、説明しゅーりょォー」

結標「信じられない! シャワーは寝る前に浴びなさいよ!」

海原「布団ごとクリーニング決定ですね」

土御門「お前、フリーダムすぎるぜよ。周りの迷惑考えろ。あとプルタブくらい開wけwろwww」

一方「なンで俺が責められンだよ!おかげで今日まだコーヒー飲ンでねェし、あーイライラすンぜクソッ」ガッ、ガッ

海原「やれやれ…って、杖で足の甲狙うのやめて下さい、痛い痛いいたたた」

結標「カフェイン中毒もここまで来ると立派ね」

土御門「まあ、支障が無けりゃなんでもいいにゃー。
   ――さて、仕事の話だ。一方通行、この状態でも能力は使えるんだな?」

一方「問題ねェよ。さっさと終わらせンぞ」
39 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage saga]:2010/07/29(木) 01:20:32.55 ID:9dpP/sco
7

土御門『こちらは準備完了、そっちが制圧している間にデータを押さえる。始めてくれ』

結標「鉄砲玉を予定のポイントに送るわ。5・4・3・2・1・Go!」シュンッ

「…、……!?」ギャッ
「な、なんだてめえ! どこから来やがった!!」グアッ

一方「どォもこンにちはァ、鉛玉の配達だぜクソったれ」

「よくもやりやがッ……!?」

一方(こっちに7人、隣室に何人かいンな……裏口方面はあっちに任すとして、一人生かしとけっつったか)ピクッ

「あいつ、あの白い髪…まさか一方通行!?」

一方(あれでいいか)クル

「ヒィっ!なんで猫耳…頼む!見逃してく……」

一方(やっぱ殺す)ピッ
40 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:21:35.08 ID:9dpP/sco
8

土御門「…押収したデータも、まあ予想の範囲内だ。万が一ウラがあったらと思ったが出るまでもなかったかな」

海原「彼らが外と行っていた武器取引については、警備員に情報を流せばすむでしょう」

一方「ンじゃあ、俺は帰る。もォ用はないンだろ」

土御門「一方通行、お前は病院行って来い」

一方「はァ?いらねェよ」

海原「いえ、自分もそのほうがいいと思います」

結標「あなた、自分で気が付いてないみたいだけど……猫耳の向きで、どっちに注意が向いてるのか丸わかりだったわよ」

一方「」

土御門「ちなみに今は、うわ、コイツ話聞く気ないな。イカ耳になってやがる」

結標「にゃんこのイカ耳状態って、猫ブログで良く見るけどホントにこうなるのね。写メっていい?」

海原「猫の耳って、軽くつつくとぴくっとして面白いですよね(笑)」チョンチョン
41 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:22:36.91 ID:9dpP/sco
9

海原でMoMA展示用オブジェを作り上げたあと、一方通行はキャンピングカーを後にした。
片付けは後で誰かがやるだろう。
取り戻したニットキャップを目深にかぶり、「肉食いてェな」とつぶやくと大通りへと足を向ける。
シスコンに言われなくとも、行くつもりだった。
自分に原因不明の不調が出たとなれば、それは妹達のネットワークに何らかの障害がある可能性が高い。
打ち止めの安全にもかかわることだが、本人に直接聞くことはできない。
ただでさえ、つい先日自分を探してうろついた挙句、第二位に狙われたばかりだというのに。
この事態を知れば、あの子供は絶対に自分に会おうとする。
会えばどうなる。

「クソッ……」

この姿を妹達のネットワークに流されたら――死ぬ。
少なくとも彼の何かが終わる。
神経とか胃壁とかが絶対減る。

先程作ったオブジェより、今の自分のほうがよほど愉快な状態になっている自覚はある。


軽く左手を上げ、タクシーへ乗り込むと第七学区の病院へ向かうよう告げた。
カエル顔の医者、冥土帰しのところへ。
42 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:23:44.98 ID:9dpP/sco
10

「……、君たちは本当に面白いね?」

のんびりと感心したようにカエル顔の医者は呟いた。彼は、普段は患者の目を見て話をする。医師として患者に不安を与えてはならないのだ。
しかし、今はやや上方に目線が向いていた。そもそも患者自身も俯いたまま、目を合わせようとしない。

「おかしきゃ笑え。ただし学会に発表はすンな」

冥土帰しの患者の中でも有数の「珍種」である少年は、不機嫌を隠しもせずに診察室の小さな椅子に座っていた。
白い手の中で、先ほど外したニットキャップがギリギリと絞り上げられている。全身から黒い靄が立ち上っていても不思議はなかったが、実際に出ているのは黒い猫の耳だった。

「見たところ血も通っていないし、本物の猫の耳というわけではないね。その形状を取った『何か』としか言いようがないよ。君の翼と同じで、何らかの感情が引き金で現れた現象なのかもしれないね?」

「つゥか、なンで翼のこと知ってンだよ。一応情報統制されてるハズだろォが」

「スクランブル交差点で大暴れな時点で完璧な隠蔽は無理だと思うよ。まして、患者のことはきちんと知っておかないとね? しかし、入院している妹達には特に異変は起きていないのだけれどね」

「……あのガキはどォなンだよ」

哀れなニットキャップは、何回ひねったらねじ切れるかの耐久力テストをされている。
ゆっくりと、誰かの喉を絞めるように。

「直接聞けばいいのにね。会いたがっていたよ?」

「はァ?クソガキにこの状態さらして撫で回されたり、電話して『あー俺俺、元気ィ?こっちは猫耳生えてンだけど、そっちはどォよ?』とか聞けってか。ハッ、ずいぶンと愉快な会話になりそォですねェふざけンなクソ」

「じゃあ僕が電話しよう」ピッ
43 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:24:36.96 ID:9dpP/sco
11

打ち止め「はいはいどちらさまですかー?って、着信画面でわかってるけどミサカはミサカはあえて定番のごあいさつをしてみる!」

冥土帰し「やあ、打ち止め。調子はどうだい?」

打ち止め「先生こんにちは!次の検診は来週だったと思うけど、ってミサカはミサカは予定を忘れてない良い子なのを強調してみたり」

冥土帰し「ちょっと確認したいことがあってね? 昨日か今日、君の周囲で猫絡みで何かなかったかい」

打ち止め「10032号のいぬにはまださわれてないよ」

御坂妹「この子はミサカにしかなつかないのです」

打ち止め「って勝ち誇った顔で言われて悔しいけど、ミサカはミサカは全然あきらめてないから今度は猫じゃらしを持って来るつもり!」

一方(クソガキは異常なしか……ならいい。けど猫の名前がいぬってなンだよそのセンスありえねェ)

打ち止め「悔しいって言えば、きのうの定時連絡で、フロリダの18820号がウェイクボードを始めたって自慢してたの。それで…

18820号『こちらは18820号です。
”ハーイ、上位個体。この間キミが連れてたペット、アレはなんていうんだい?”
”オーウ、あれはうちの一方通行さ!”
とアメリカンジョークをあいさつがわりに一発かましつつ、ミサカはアメリカ文化を着々と習得していることをアピールします』

って、たしかに用がないと一日中寝てて猫みたいだけど、あの人はペットじゃないもん!って怒りながらもミサカはミサカは猫耳装備の萌え系一方通行を想像してしまったり…」

一方(18820号ォ殺…さねェけど、代わりにアメリカ文化全部ぶっ壊してェ!片っ端から薙ぎ払いてェ!!)
44 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:25:42.83 ID:9dpP/sco
12

その後も「MNWに【猫耳とか】萌え系一方通行【キモイ】スレが立った」等、子供特有の高い声で楽しげに報告が続いたが、目前では異様な重圧を放つ白い少年が限界を迎えようとしていた。電話の向こうは賑やかなのに、現実では沈黙が重い。この病院が誇る有能なナースさん達は、とっくの昔に診察室から退避していた。

「…じゃあまた来週、14時だからね?うん? ……うん、そうだね。すぐ戻ってくるよ。きっとね」

次回の検診の日時を念押しして、冥土帰しは通話を終わらせた。
小さな患者の希望をかなえるためにも、目の前にいる萌え系と化した患者をなんとかしなくてはならない。猫耳が消えない限り、一方通行は決して少女の前に姿を見せることはしないだろうから。

「まあ、現段階での推論でしかないが……翼が出るほどではないレベルの君の感情の爆発と、ミサカネットワーク内での共有イメージがタイミング良く合ってしまい具象化したというのが有力だと思うね?」

「するってェと…何か?俺がイラッとすンのとクローンどもがふざけた妄想しやがンのとがかち合うと、これからも尻尾だのバニーだの百合子だの妙な状態になる可能性があるってことかよ……」

「(百合子?)」

「ざっけんじゃねェぞオオオオ!やってらンねェ!!もうこンなのやだァ!!!
……こンなンじゃメルヘン野郎を笑えねェどころか、ファンシーだの萌えだの異次元の形容詞つけられちまうじゃねェか…ホント、もうやだ……あは」

「君の気が済めば大丈夫じゃないかな? Be cool, Accelerator」

「やけに発音いいのがムカつくンだよォ!」

「まあ、怒る元気が出たところで一息入れようじゃないか。君もひとつどうだい?」

冥土帰しは、備え付けの小さな冷蔵庫から缶コーヒーを取り出した。
一方通行が3日前から切り替えた銘柄の、プルタブがやけに固い、あの缶コーヒーを。

「」

「患者に必要なものを揃えるのが僕の仕事でね?」
45 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:27:09.88 ID:9dpP/sco
13

人さし指をプルタブの先端にかける。2、3回爪で掻いてから、指先で銀色のリングを引き上げた。
なんの抵抗もなく、カシッと蓋の開く爽快な音がする。

「……、」

壊れやすい大事なものにくちづけるように、そっと両手で包んだそれを近付けた。
独特な香りが鼻腔をくすぐり、滑らかな感触が唇に触れる。
こくり、と苦味のある液体があふれてきた。いとおしむように口に含み、喉の奥へと誘い込む。ほぼ丸一日ぶりの悦びだった。目を閉じて勢いを受け止める。

「ン…」

一息に飲み干し息をつくと、飲みきれなかったしずくが縁から伝い落ちた。ちろりと出した舌で、つ、と舐めあげる。
それと同時に、一方通行の体から力が抜けた。


「コーヒーうめェ」フゥ


その頭にある一対の猫耳が、音もなく空気に溶けるように消えていた。
46 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:27:51.65 ID:9dpP/sco
14

現代的なデザインの杖を突き、病院から出る。秋の気配のする10月の風に、思考がクリアになった気分がした。
一方通行は軽い足下りで、緩やかなスロープを下ろうと――

「見つけたー!! ってミサカはミサカは迷子を発見したので果敢にアタックどーん!」

「ゴはァっ!!」

したところで、背中に急激な衝撃を受け、そのまま転がり落ちた。
両足が地面から浮いた、そう思った瞬間には2回、3回と前のめりに転がっていく。スロープを下りた先の植え込みにぶつかり、反動のまま手足がぱたりと地面に落ちると、一方通行の軽い体は動きを止めた。
ぴくりとも動かない。
ぐったりと細い手足が投げだされた光景は、どう見ても事故現場だった。

「まさか死んじゃった…? ってミサカはミサカはどどどどどどどうしよう」
47 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:28:20.30 ID:9dpP/sco
15

両手を突き出したポーズのまま自失していた少女は、ふと何もない虚空を眺める。
ほう、と息をつくと泣き笑いのように頬を緩めた。

「ねえ、起きてってば」

空色のワンピースをひるがえし、そっと被害者に声をかけつつそろりそろりと近づいていく。

「あなたはいつもそうやってミサカにいじわるするんだよね」

じりじり進んで、タッチをするまで鬼に動いたところを見られなければ勝ち。
入院していた一か月の間、ベッドから動きたがらない彼に鬼ごっこを要求して却下され、妥協案として鬼が動かなくていい「だるまさんがころんだ」が採用されたのを思い出す。
ろくにこちらを見ていなかったり、むきになって超高速で言ってきたり、かと思えば「だるまさン…」まで呟いて寝てしまったりしていたが、とりあえずかまってはくれたのだ。

「『だるまさんがー』って早く言わないとタッチしちゃうよ?」

黄泉川に「物知らず」と呆れられるほど、彼は普通の子供の遊びを知らなかった。「くっだらねェ」と言いつつ付き合ってくれたのは、彼自身新鮮だったのかもしれない。最初に退屈だから遊べと頼んだ時の「…遊ぶって何するもンなンだ?」という、茫然としたような虚ろな顔が忘れられない。

(きっと、あなたはこどもからやり直さなきゃいけないことがいっぱいあるんだよね。遊びも、感情も、愛情を受けることも)

だから、自分が一緒に遊んであげる。
だから、迷子になったら見つけてあげる。
ミサカはここにいるよ、って何度でも声をかける。
48 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:30:34.96 ID:9dpP/sco
16

「つっかまえた、ってミサカはミサカはあなたの肩をゆすってみたり……って、にぎゃああああ!」

「ラァーストオォダァーちゃーン?」

蛇のように延びた白い手に足首を掴まれ、少女は悲鳴を上げた。
おそるおそる視線を下ろすと、白い前髪を透かして猫のように細められた赤い瞳が見えた。獲物を前に喉を鳴らすような、彼曰く「ゴキゲンな」笑い方。やっぱり彼女が確実に近付くまで待っていたのだ、なんて大人げない。
さあ、来るぞ。と耐ショック体制を整える。

「クソガキィ、いきなり人に飛びつくのやめろっつっただろォがコラ! 打ちどころ悪けりゃポッキリいってンぞ腕とか首とかァ!! ドーンってなンですかァ必殺技の練習かよンな新しいレジャーのために突き飛ばされる方の身にもなってみろっつゥの!!! 骨プラプラさせてラジオ体操とか爆笑もンだろアァ…ン? あは、いいなァ今度誰かにやらせてみよォ……じゃねェよ第一オマエここで何やってンだ、フラフラ出歩いてンじゃねェよ首輪とリードつけンぞクソガキ!」

クソガキに始まってクソガキで〆る罵声をほぼノンブレスで浴びせると、一方通行はゆらりと上体を起こした。
体は弱いが、肺活量はけっこうあるのかもしれない。

「……とりあえず、オマエは俺にまず言うことがあるンじゃねェの?」

「……ごめんなさい。あなたを捕獲できる千載一遇のチャンスについ思考回路はショート寸前、ってミサカはミサカは今すぐ会いたかったのを強調して反省アピールしてみる」

「ン。よし」

「あと、今日はフラフラしてないよ!ヨミカワのお見舞いと10032号のいぬに会いに来たの。
ヨシカワはヨミカワのところでお話し中だから、ミサカはミサカはいぬのところにいたって事情説明!」

「いぬ、ねェ。そういや杖吹っ飛ンじまったわ。責任とってオマエ取ってこい。ほれ、わン!」

ぽい、と物を投げるように手を振ると、ミサカは犬じゃないもん!と文句を言いながら子供は走って行った。
杖を拾い、両手に抱えてぱたぱたと戻ってくる。全身から、ほめてほめてというオーラが出ていた。
マジで犬っぽいな、と思いながら、一方通行は茶色の髪の毛をくしゃくしゃにしてやった。何か文句を言っているが気にしないことにする。
49 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:31:43.96 ID:9dpP/sco
17

「そういえば、あなたはどうして病院に来たの? またけんかしたり変なの出たの、って心配しつつミサカはミサカは当然の疑問をぶつけてみる」

「ただの杖の調整だよクソボケ。なァンにも出てませンー」

猫耳の件がバレたかと思ったが、子供の目線は背中に注がれていた。交差点で見た黒翼のことを言っているのだと、ほっとする。
バターをナイフで切るより簡単に嘘を吐き、軽く衣服の汚れを払うと杖を支えに立ちあがった。

「ほら、オマエはもうあいつらンとこ戻れ。話終わってンだろ」

「えーっ、やだやだやだ! 絶対やだ一緒じゃなきゃやだ、って――」

駄々をこね出した子供の頭に手を置き、一歩譲歩することを決める。
探し回られるより、「いつでも連絡できる」と思わせたほうがいい。

「黄泉川が退院したら携帯に連絡しろ。いっぺン顔出す」

「――かけて、いいの?」

「いいから言ってンだろ。今日は、あいつらまゆ毛もロクに描いてねェだろォからやめといてやる。行く時にはちったァマシにしとけっつっとけ」

「ヨミカワもヨシカワもいつもほぼすっぴんだから、あんまり関係ないかも。大人の女性としてそれってどうなのって疑問に思いつつ、ちゃんと二人に言っておくから、あなたも絶対約束してねってミサカはミサカは指切りを要求してみたり」

「あーハイハイ」
50 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:32:31.35 ID:9dpP/sco
18

打ち止めを入院病棟へ戻らせ、妹達の一人に引き渡すと一方通行は帰路に着いた。
無言で小さく会釈をしたクローンはあいかわらず見分けがつかなかったが、多分あれが「いぬ」とやらの飼い主なのだろう。常盤台の冬服に、黒い猫の毛がふわふわと浮いていた。
あれも個性が出てきたということだろうか、と考えて、気分が重くなってやめた。
少しづつ変化が訪れる。それはきっといいことのはずだ。

病院前のロータリーでタクシーを拾い、適当な仮眠室の近くへ行くよう告げる。
後部座席で携帯を取り出し、一瞬指を泳がせてから、打ち止めたちの着信拒否設定を解除した。
「グループ」の変態どもが脳裏に浮かんだ。捨てきれないガラクタを抱えた共犯者たち。
少し、まだ少し。自分も暖かい世界につながりを持っていてもいいだろうか。
そのためにも、やることは山ほどある。

――「ドラゴン」の正体を探ること
――「上」から電極の主導権を取り戻すこと
――バッテリーの改造または予備を作成すること
――能力使用時に収納できるよう杖を改造すること

そして、
(……クソガキに、妙な妄想すンなって言っておくの忘れた……)

――打ち止めに次に会ったら、釘をさしておくこと

新しい予定を一つ追加して、「最強」の少年は笑った。


おわり
51 :一方通行「なンかわっかンねェけど、猫耳生えてきた」 [sage]:2010/07/29(木) 01:33:41.53 ID:9dpP/sco
おまけ。一方さん転落事故発生時のMNW

【モヤシ】セロリ死亡のお知らせ【軽すぎ】

(セロリが運営に突き飛ばされて死亡した模様 seroriend.jpeg)
(動画もウプする seroriflyhigh.mp4)
(どうしてこうなった)
(3行で)
(カエル先生の部屋から出てくるセロリを発見
 運営に通報
 運営が追いかけて飛びついた→今ここ)
(ざw まw あw)
(つか、なんで出てきたとき「富士山頂で朝日を見る人」みたいなどや顔してんの、このセロリ?)
(さあ?)
(幼女に押されたくらいでふっ飛ぶとか ねーよpgr)
(学 園 都 市 第 一 位www 最ww 強www)
(ついに身内から人殺しが出てしまったか)
(まあ実験中もセロリじゃなかったら相手死んでるけどな)
(ある意味、相手がセロリで良かったな)
(セロリになら何してもいいからな)
(今ならセロリたんおさわりし放題じゃね?ヤッホーイウッホホーイ)
(ちょっとぉおおお、お前らなんで落ち着いてるの? 一方通行さんに早く救急車!)
(そこ病院だろw)
(お前が落ち着けw)
(ネットワーク負荷確認しろw)
(あれ? 日常用演算はたらいてる…よかったー、ほっとしたよー)
(死んだふりか気絶の2択だな)
(じゃあ俺の熱いキッスでセロリたん起こしてくるハァハァ!!)

((うわぁああああん、あの人生きてた良かったー!!!))

(運営様チーッス! セ…一方通行さんご無事でよかったですね!)
(運営様チーッス! セ…一方通行さん倒れてる姿もかわいかっこいいですね!)
(運営様チーッス! セ…一方通行さんのまわりを白いチョークで囲まなくて済んでよかったですね!)
(運営様チーッス! セロリたんあざとかスリ傷できてないですか!? 今! 舐めに行きますハァハァ!!)

((うん、ホント良かった! じゃあね!!))

(おしおきがない…だと?)
(運営かなり動揺してるな)
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:34:47.66 ID:9dpP/sco
以上です。
台本形式と普通の文章ごちゃまぜですみません。絵描きなのでまんがのプロットに毛が生えた程度のしか書けない。

・定番猫耳ネタ
・15巻の後打ち止めに電話連絡だけでもするようになった経緯
を「多分、時系列的に同じ時期だろ」とまとめてつっこんだらこうなった。
おかげでお約束の「あっ///猫耳さわさわされるとゴロゴロ言っちゃう、らめぇ!」にする余地がなくなった。

あと、コーヒー飲んでるところを遠回しなフェラ描写と差し替えてみたけど違和感無かったのでそのままにした。
サーセン。
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:37:21.92 ID:hBERTVw0
乙wwwwwwww
笑わせて感動させて笑わせて落とすとはこの絵描きできる
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:41:19.99 ID:dMIYkaY0
絵描きじゃねーよ!って突っ込みたいところだけど乙
白髪に黒耳とかわかっておられる

投下のタイミングとかいろいろ迷惑かけてすまんね
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:51:54.96 ID:Wl21mcAO
MNWのファイル名ひでえw

あと一方さん、俺の缶コーヒーもお願いします
56 :6レスほど借ります。クロス [sage]:2010/07/29(木) 02:08:16.09 ID:ORjqyJMo
「……あァ?」

目が覚めると、そこは見知らぬ天井だった。

「なンなンだよここは……ッッ!!」

 窓から外は、廃墟。

「俺は一方通行だッ!! 知らねェとは言わせねェぞォ芳川ァ!」

「……連行してちょうだい」

 そこには知り合いの姿をした他人がいて、

「BETA……だと……?」

 滅びゆく世界があった。

「超宜しくお願いしますね、一方通行さん!」

「こんなひょろい殿方が、黄泉川軍曹のシゴキに耐えられますの?」

「うっせ」

「ははは……」

 そんな絶望の中でも、輝きを失わない戦友たち。

「くっそ、くっそ……能力さえもうちっとマシに使えりゃ……」

「遅すぎ! 一方通行五週追加じゃん!!」

「くっそゥ……」

 感化される彼。

「ンぐ、サバ味噌定食うめェ」

「私も負けられないわねっ!」

「早食いなら超負けません!!」

「あなたたち、落ちついて食べてくださいません?」

「元気だねぇ皆……」
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 02:10:04.61 ID:ORjqyJMo
 見えてくる、世界の闇。

「なンだァ? この脳みそは……」

「……誰ですか? とミサカは警戒します」

「……教える義務はないわね」

 そして、救えぬ世界。

「なンでだ、なンでなンだよォ!?」

「……Need to know。軍とは、そういうものですよ」

 散り逝く、戦友。

「白井ィィィィッッ!!!」

「貴方だけでも……生きてくださいまし。私は貴方のことが……」

 成長する、彼。

「現在旅団規模のBETA群が軽井沢近辺を南下中! そちらに向かってます!!」

「よし、このまま迎撃してやンぜェッ!!」

「「「了解っ!!」」」
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 02:10:54.95 ID:ORjqyJMo
 しかし、彼にも終わりが来る。

「逃げてください大尉ッ!!そのままでは、そのままではッッ!!」

「ちょっと大尉ッ!! ……いや一方通行!! 死ぬな、超死なないでくださいッッ!!」

「悪ィ、先逝くぜェ……」

 この世界で翻弄された、想い。

「……芳川のヤロォ、今頃どうしてやがるかなァ……? 打ち止めは……」

 来た時は困惑した彼も、

「……はァァァァァ……救えなかった、何が最強だよクソッ……もっと、もっとやり方があっただろォが……ッ!!」

 今では、この世界を救えなかった後悔ばかり。

「チィ……黙れよクソムシども、俺の癇に障ってンじゃねェよッッ!!」

 最後の抵抗も及ばずに、

「所詮はこの程度か……今逝くぜ、オマエら……来世は、必ずオマエらを……」

 彼は、散る。
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 02:12:26.52 ID:ORjqyJMo









「……あァ?」

そして、またあの日へ。

「俺は……戻った?」

 想いは変わらずに、あの日へ。

「肉体も、軍人レベルのまま、か。オイオイ都合良すぎねェかコリャ」

 理屈は彼の頭脳を持ってしてもわからない。

「何だ、外出してたのか? 物好きな奴だな」

「悪いが外出許可証と部隊認識証を見せてくれ。面倒だが、これも規則でな」

「……確かに、戻ってやがる」

「……?」

それでも、彼は歓喜した。

「例の『計画』――――俺が成功に導いてやるよ」

「へぇ……単なる妄言、って訳じゃなさそうね」
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 02:13:19.65 ID:ORjqyJMo
 また、彼女たちと戦える。

「超宜しくお願いしますね、一方通行さん!」

「あァ、宜しくな」

「鍛えてるようですわね、期待できますの?」

「抜かせ」

 必ず、今度こそ必ず……救う。
 彼は、決意した。

 もう、あの頃の贖罪に囚われる彼は、いない。
ただただ仲間のために、この世界のために、戦う。
ループする世界で、絶望に浸る世界で、彼は――――生きる。

これは、人々が運命に必死に抗う、そんな物語。

「滑稽でもいい、見苦しかろォが、汚かろォが、生き抜いてやる!!!」



とある英雄の並行世界(オルタネイティヴ)
――――――それは輝き魅せる生命の咆哮。
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 02:17:12.13 ID:ORjqyJMo
 ……悪のりが過ぎたか? クロニクルが明日発売なのでちょっと書いてみました。
 上条さんじゃないのは、あの重い世界に合うのが一方通行だと思ったからです。
 期待は無いかも知れんが、今書いている長編が終われば書くかも……(汗)
 駄文スマソ。感想くれると嬉しいなっ♪ では、皆さん、乙!

>>52 マジ面白れえwwwwww乙!
62 :61です。 [sage]:2010/07/29(木) 07:58:02.29 ID:VKcxlcDO
言い忘れましたが、マブラヴとのクロスオーバーです。

配役(仮)は、
武=一方通行
香月博士=芳川
まりもちゃん=黄泉川
打ち止め=???
霞=御坂のクローン
207B分隊
白井、絹旗、結標、佐天
他多数

香月博士とまりもちゃんの配役がマッチしてたので、書きはじめてしまった。
反省はしているが、後悔はしていない。
初投稿がこれとは、寂しい……出直してくる。
63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 08:05:26.77 ID:1IV3aoDO
というかダイジェストは余程突出してないと感想がつきにくい書きにくい
しかもクロス元がもの凄くメジャーという訳でもないしな

まあ、「うん、で?」ってなりがちなんだよ
でも乙
投下時間が遅かったせいもあるさ
ちゃんと書きあがるのを期待してる!
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 09:08:05.37 ID:EMKpduQo
>>62
マブラヴ好きの俺は結構いいと思うぜ!
確かにあの二人はちょっとマッチしてるかも……wwww
でも黄泉川ーーーッッ!!

>>63
結構シビアなんだな……俺も精進しよう。
というか、ダイジェストは厳しいのか、クロスが厳しいのか……
無難なものを書べきか。
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 09:14:21.07 ID:McozlUSO
そりゃマブラヴ知らない奴から見たらさっぱり状況がわからないからな>ダイジェスト
あと、この場合はクロスオーバーってよりパロディなんじゃないのか?
何はともあれ、書くの期待してるからな!
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 10:01:55.53 ID:tG350PM0
オルタは名作だよ〜!HKB
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 10:39:07.05 ID:QH1w9sko
エロゲかギャルゲっすか?
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 11:29:11.17 ID:IuHWgAU0
エロくないエロゲだって聞いた
69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 11:43:30.39 ID:omHLzrso
グロで18禁な気がするゲーム
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 11:56:12.63 ID:EMKpduQo
そっか、意外と知られてないんだな>マブラヴ

人を選ぶからか……あの熱さは良かった。
俺はとあるシーンPTSDになりかけたが、
あのグロさも必要だったと思うぜww

71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 12:02:17.70 ID:9psjwIDO
とりあえずジャムプロを押さえとけばいい。俺のカラオケの定番曲だ
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 12:51:29.74 ID:hj1cs6AO
ゲーム漫画アニメのパロディはよほど有名な奴じゃないと元ネタわかって貰えない可能性が高い
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 13:02:53.91 ID:tUlwszYo
確か某欝ゲーと同じ会社だったから警戒して買わなかった覚えがある。
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 13:24:58.95 ID:moW/pA.0
あんまり突っ込んだ内容になると他所行けって話になるが
いっつーさんクラスの能力者なら向こう行ったら無双出来たりすんじゃね
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 14:30:23.96 ID:xQC/VeE0
小ネタ投下するよー1/1元ネタは某聖人男性二名様漫画

上条「何だこの手紙……天界からの大切なお知らせ?何だか嫌な予感が……けど読まなくちゃならないんだろうなぁ……」

上条「なになに?あなた様の腕の能力の結果、人類皆様に提供させて頂いている幸運が運ぶ事が不可能という問題について?」

上条「何この手紙怖い、何で俺の腕のことを知ってるんだ、魔術師?」

上条「そこで、幸運の代わりにお金として代わりにお金を上条様の銀行に月々で振り込む事になりました」

上条「詐欺?いや意味わかんねぇ……」

上条「そこで今月の送金明細と其れについての説明の手紙をお送りさせて頂きました、天界経理部門阿難陀」

上条「……えっと、追記日本円の物価高騰の煽りを受け、値段は少し減ってしました申し訳御座いません……天界経理部ヨリ送金5000円」

上条「……意味わかんねぇ……寝よ」
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 14:31:33.52 ID:xQC/VeE0
上条「そこで、幸運の代わりにお金として代わりにお金を上条様の銀行に月々で振り込む事になりました」

上条「そこで、幸運の代わりにお金を上条様の銀行に月々で振り込む事になりました」

orz
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/29(木) 15:40:20.88 ID:jFR2P0.0
元ネタが何なのか全く分からないけど、上条さん以外は日本円にして5000円分の幸運が運ばれていると言う事?
毎月5000円の幸福って多いのか少ないのか判断が難しいな
一日当たりで換算すると四捨五入して160円分の幸福って考えると少ない気もするけど、そんなもんなのかな
でも幸せってお金に例えて「これは○○円の価値がある幸せ」とか言えないよな
そこらへんどうなんだろう、そもそも幸せってなんだろうな
78 :滝壺「出来たよフレンダ。私の居場所」 :2010/07/29(木) 15:41:38.89 ID:pKqszIY0
1レスだけ。駄文ですがお借りします



金色の長髪を揺らして、碧眼の丸い瞳を輝かしていた少女。
いつものジャージではなく黒いスーツを着込んだ滝壺理后はその人物の姿を懐かしむように思い出していた。

「墓……?」

滝壺の後ろで声を漏らしたのは浜面仕上。
彼は滝壺に連れられ、学園都市唯一墓地が存在する第10学区まで足を運んだのだ。

「そう。骨どころか髪の毛一本も入ってないんだけど……」

少し悲しげにそう言うと、一週間程前に購入した帽子とここに来る前に購入したサバ缶を、背負っていたバックから取り出した。

「その帽子……」

「うん。同じやつ、見つけたから」

紺色のベレー帽。
サバ缶のラベルには『カレー』と、明らかにミスマッチな文字が印刷されている。

滝壺はそれらを洋型の墓石の傍に置くと、腰を下ろして静かに目を閉じた。
浜面もそれにならい滝壺の左隣にしゃがみこむ。


数分後、ゆっくりと目を開けた滝壺が口を開いた。

「フレンダが言ってくれた。『いつか他にも居場所が出来るといいね』って。だから今日はその報告」

浜面の右手に滝壺の小さな手が重なる。
すべすべした感触に思わずドキリと心臓が跳ねた。頬が若干紅潮しているように見えるのは西日のせいではないだろう。


「出来たよフレンダ。私の居場所――」





                      ――――はまづらが、作ってくれたよ





1レスで終わらせたかったので描写少な目です。
サバ缶を供えるってちょっとどうかなーと思ったんですが……
本当はスレ立てて書いてみたかったけど、地の文は難しかった
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 15:45:51.77 ID:Rv04VcAO
天界経理部のことだから、そこらへんはシビアに換算するだろ
5000円でもカツカツの中から色つけたほうじゃないのwwww
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 15:47:09.87 ID:WuU7Yq20
。・゚・(ノД`)・゚・。
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/29(木) 15:55:03.99 ID:IFGL2qo0
前スレの最後のほうで帰ンぞ欠陥電気の続きを書いてるようなってレスを見たんだが
どっかで続いてんですか?
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/29(木) 20:09:49.75 ID:UWazHPgo
終盤の戦闘シーンが書き終わったけど、前半の日常シーンを書くのが面倒だ……
不幸だ……


質問ですが、やっぱり台詞の前に名前いれたほうが読みやすいですかね?
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/29(木) 20:27:41.75 ID:lTbuUrk0
>>82
好みがあるだろうからどうとは言わんけど、とりあえず俺は入れてる

まあ気にしなくていんじゃね
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 20:50:07.62 ID:gaR8Gew0
>>82
2、3人くらいの会話シーンなら、名前入ってなくても書き分けしだいですんなり読める
ただ、口調に特徴のない人が2人まじると厳しいと思う

>>52
スゲー面白かった!!ベタな猫耳ネタかと思ったら原作補間とか、クオリティ高すぎる
地の文もテンポいいし笑って感動して最後笑ったw
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 20:58:10.13 ID:Az3H5oDO
11スレ目こそ、今考えてるSSの投下する!(キリッ


とか書き込んで自分のハードルを上げてみるテスト
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 21:05:44.89 ID:9tMJwpIo
三人以上いると誰かしら空気になるのが困る
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/29(木) 21:08:04.46 ID:UWazHPgo
返答サンクス。
頑張って名前なしでかき分けてみるわ。
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 21:11:26.00 ID:9DYDyeg0
>>82
名前無しで会話の流れを読者に100%理解させることの出来る人は実力あるなーって思ってる。
何でかそんな作品には臨場感もあるしね。
頑張って名前無しで書こうとするけど台詞のみのネタではどうにもならなくなる罠。
逆に戦闘シーンで苦労してるんだけど何かコツある?
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 21:15:09.80 ID:tUlwszYo
今書きためてる長編で同じ場面に18人とかいうアホ展開にしたせいでもうてんやわんや。
空気ヒロインが超空気。
「ドリームチームでバトらせたい!」とか実力無い奴がやる事じゃねえな。
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 21:20:17.18 ID:mEcU7oDO
>>78
フレンダ・・・
禁書でフレンダ以外に死んだ女キャラっていたっけ?

>>85で思い出したけど前スレの首無事件の解決編がいつ投下されるのか気になって禿げる
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 21:21:29.87 ID:MB0sysAO
正直二人以上は名前付けても厳しいぜ…
1対1の戦闘シーンか二人でいちゃいちゃしか書けない
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/29(木) 21:21:36.13 ID:UWazHPgo
>>88
あー、えーと……すまん、俺地の文ありなんだ。だから、なんとも言えんね。

地の文有りで苦労してるっていうなら、それはもう原作の表現を参考にするとか、シーンを頭の中で漫画みたいにしてそれを文章にするとか。
なんにしても経験と慣れじゃないかにゃー。
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 21:23:55.51 ID:qJMWs5Y0
>>90
9982号他10031名
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 21:29:44.38 ID:dMIYkaY0
他10030名じゃね?
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 21:40:52.47 ID:xLoko.AO
00000号って生きてんの?
どんな奴か氏らんけど
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 21:51:26.73 ID:wM1x8VIo
>>90
2巻の子忘れてあげないで下さい
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 22:02:37.17 ID:tUlwszYo
>>90
一方に殺された猟犬部隊に女がいた気がする。
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 22:09:28.18 ID:9DYDyeg0
>>92
戦闘シーンは地の文有りだからOK
なるほど。原作読んでもパクらないかぎり自分の文章の表現レベルが上達しないのよね
作られる作品にはかわいそうだが経験を積むしかないのか……
ありがd
99 :V 1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga ]:2010/07/29(木) 22:10:22.81 ID:2J5RSMU0
>>88
俺のやり方は、まずそれぞれのキャラの特徴を完全に把握して、
『この場面でこのキャラならどう行動するか』っつーのを考える冨樫方式でやってる。

あとできるだけ描写は丁寧に。且つ時には描写を省く。
他には原作を参照にしたりかなー
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/29(木) 22:21:27.45 ID:lTbuUrk0
前スレでもっと書け言われたから、ヘタ錬金術師のアトリエ書いたよまた!

あと前スレで反応してくれた方!俺はマリーとエリーが好きだぜ!というかそれとトトリ以外やったことねーけど!!

トトリは…難易度はいいんじゃね?狙ってる感が凄まじいけど!あと幼なじみルートは俺得な匂いがプンプンします!!

…ともあれ投下だ投下!!他作品の話は終わりだ!いや他作品も元ネタだけどさ!

2レス借ります。
101 :アウレオルスのアトリエ〜存亡の危機〜1/2 [sage saga]:2010/07/29(木) 22:22:02.05 ID:lTbuUrk0
アウレ「…憮然、少々失敗が多すぎた。このままでは前スレで言われたように嫌われ者エンドまっしぐらになってしまう。」

アウレ「俄然、依頼の数をこなすしかない、次の依頼は…、御坂美琴のクローン「妹達」の2万体作成、か。」

アウレ「自然、数が数だから、黄金錬成を使うしかないが…、何にせよ大元がないことにはどうにもならん。」

アウレ「当然、本人の了解を得ることなど到底かなうまい。となると…、インデックちゅ!!」

インデックちゅ「ちゅ?」

アウレ「すまないが、『御坂美琴』の髪の毛の採取を頼む!数は一本で十二分!!」

インデックちゅ「まかちぇておくんだよ!」

アウレ「コレがターゲットのデータだ、よろしく頼む。」

インデックちゅ「行ってくるんだよ!」

アウレ「当然、夕方6時までには帰ってくるんだぞ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

インデックちゅ「とってきたんだよ!ついでにご飯もご馳走になってきたんだよ!」

アウレ「うわっ、ずーずーしぃ〜、当然、今度なんかもってかんとなぁ…、ともあれ、でかした!」

インデックちゅ「ふふふなんだよ。」
102 :アウレオルスのアトリエ〜存亡の危機〜2/2 [sage saga]:2010/07/29(木) 22:24:06.76 ID:lTbuUrk0
アウレ「悠然、調合完了だ、途中、なぜか片腕と片足をもってかれるような気がしたが、当然、気のせいだった。」

ミサカ「………。」

アウレ「ホムンクr…じゃなくてクローンの完成だ!…とはいえ現然、外見以外は生まれたての赤子と変わらぬのだが…。」

インデックちゅ「全裸なんだよ!早く何か着ちぇてあげないとかわいちょうなんだよ!」

アウレ「うむ、必然、このままでは風邪を引くしな…。確か依頼で作った女物の服の余りがここらに…。」

ミサカ「ふぇ…、ビェーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

アウレ「慄然、ああ、こらこら泣くでない…、すまんインデックちゅ、その辺の女物の服を探してくれ。おーよしよし…。」

ガチャ

黄泉川「ちわーっ!黄泉川でーすっ!いやー、炊飯器を酷使しすぎて壊れちゃったじゃん、先生、ちょっと直しt…。」

アウレ「」

ミサカ「ふぇぇぇぇぇぇん!」

インデックちゅ「あった!バニーちゅーちゅがあったんだよ!早くきちぇてあげるんだよ!」

黄泉川「…先生、話は(警備員の詰め)署できくじゃん。」ガチャコ

アウレ「いや、ちょ、ま、ご…誤解だ!当然、誤解なのだぁぁぁぁぁぁ!!」ズルズルズル

インデックちゅ「アウレオルちゅーーーー!!!!」

ミサカ「うえぇぇぇぇぇん!!」
103 :アウレオルスのアトリエ〜存亡の危機〜 [sage saga]:2010/07/29(木) 22:25:33.16 ID:lTbuUrk0
終わり。

ホントは美琴がインデックちゅを連れてアトリエに来るとか考えてたんだけど、面倒だったからやめた。

104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 22:29:27.04 ID:qJMWs5Y0
嫌われ者どころじゃねぇwwwwwwwwwwwwwwwwww

そろそろ採取編とかも見たかったり
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 22:30:39.27 ID:fsB7EDwo
アウレさんマジ保父wwwwww
乙!何気にほのぼので大好きだ!

>>90
今見直し中なので明日ぐらいには投下出来るよ!多分!
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 22:33:35.09 ID:9DYDyeg0
>>99
>>あとできるだけ描写は丁寧に。且つ時には描写を省く。
ボスケテ。描写って難しいよね?ん?自分だけ?
ありが豚

>>102
絶対能力進化実験wwまず美琴、一方さんに嫌われるwwこれはいいドM
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/29(木) 22:52:08.79 ID:MI6KdsAO
ずーずーしぃ〜とかこぼすインデックちゅとの仲マジ萌え

腕足持ってかれなくても、しっかり大事な物と等価交換されるアウレさんマジ錬金術師
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 22:52:57.95 ID:mEcU7oDO
>>103
かつてこれほど輝いていたヘタ錬がいただろうか。

前スレの奴だよ!養豚場の豚を見るかのような目で見てたよ!良かったね!俺も見られたけど!

>>105
報告乙。期待して待ってる!



そうか・・・空きニッチの幽霊キャラとしてフレンダを活躍させれるかと思ったが。
妹達のことを失念してたわ。ちょっとワーストに釘打ち込まれてくる。
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/29(木) 23:08:36.63 ID:wM1x8VIo
                                                                  /  ..-‐
                                                                /{ ∠ -‐≦-―…¬ヤ
                                                                _〈::レ:´:::::::::::::::::::::::::::::::<
                                        代理だけど撃っとくわ      ,. ::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧._
                                                             ∠. -ァ::::::,イ:!:::lヽ::::::::::::::::::::::::<.  ̄
                         , - 、                ,.ヘ、                       /イ :::ハ|ヽ! !ヽ::::!:::::::::::::::\ `
                         r´ 「三三三l           !  ト、                     / l::,イ    !7::ヽ!::::::::::: '. ̄
                     (( .l.三三三l . ノ!            / \                        |/ ヽ - ィ\!::::::::.ト、::::!
                           ヾ≧彡'           ,/   /} _..-‐¬‐- .            ,rー≦マ,. イ Y⌒',、! \!
                                  , - 、   /     ,.r:´         ヘ         イ  イ ヘ厶イ.!   ヘ
                                  {   \ Y . : :´ }、          ',.  h_, .<  〈  /.l ./ D  !  ハ
 、    、 ’、  ′     ’      ;    ∧   | . : :´    1            ;r‐'   _, -‐ `ヽ.' l/     l   ハ,
  .. ’        ’、   ′ ’   .        { \. : :´  \  ,ノ           } ~廴ぅ'´       i      l.-‐Tフ
     、′・  ’、.・”;  ”  ’、             . : :´      ヘ√.            ;.            '        7.l  l
 ,;′   ’、   (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;       . : :´                     ,’           .'         ,' !  l
’、  ・ .(; (´;^`⌒)∴⌒`.・ ”   ;     . : :´                     厶イ             /        ム !  l
 .、  ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;;ノ、"'人   ,.r: ´   ___弖丕二ニ=/1-- ‐ \¨  ̄             〈        ハ,_!  l__
    、(⌒ ;;;:;´'从 ;'   ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ̄ ̄ ̄         ヘ  / 〉    |    √              }ー-.. __,.∠.イ !  l_,∠
     ( ´;`ヾ,;⌒)>>108从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・          Y  く_,ノ   ∨⌒′            /  !  l   ! ヘ  !  l,.イ
‘:;゜+° ′、:::::. ::: ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ                                        /.   l  l  ', ∨l   !
    `:::、 ノ  ...;:;_)  ...::ノ ソ ...::ノ                                        廴_!__!__,..-ィ!  ヘ
                                                                 l    ! ヘ    マ-‐'′
                                                                 l    !   ヽ   丶
                                                                 l    l    ヽ   ’.
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/29(木) 23:35:39.81 ID:6O5tvESO
このアウレさん達は和むわwwww

そして忘却の空を待ち続けている……
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 23:37:43.97 ID:MB0sysAO
むしろワーストに10031人の怨霊取り憑くとかで
それを一方さんが助けるとか
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 23:39:37.96 ID:9tMJwpIo
ネットワーク上にのみ存在する、10031人の意識の集合体であるミサカゴーストというネタなら考えたことがあるけど
落とし所が難しくて断念したわ

なんとなくそげぶしようとしても美琴がそれをさせないような気がするんだよね
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/29(木) 23:44:08.52 ID:lTbuUrk0
>>108

豚を見るような目か…。
それも悪くないが、俺はそれにプラスして、黒髪ロングのおねえさんに正座させられた状態で、
「無様ね」とか言われてみたいわー。

いや、↑の話、職場の先輩の高校の実話らしいんだけどな、真偽はともかく羨ましいわー。

あと小ネタ

もしインデックちゅが門限を破っていたら

アウレ「…おか、おかおかしい、もう、もう6時半だぞ!げげげげ現然、か帰ってきてきていなければいかん時間帯のはずだだだ!!」

アウレ「ああああ歩く教会を過信しすぎたか?それとも迷子になっているのか?さ、探しに行かねば!!」


この後の展開がクッソ面倒臭くて没にしたんだけどヘタ錬金術師っぽさがよく出てたかなと思うんで載せてみたわ。
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/29(木) 23:49:30.27 ID:lTbuUrk0
>>113

…この場合「載せる」じゃないよな多分、なんだろう、まあいいか。
115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 23:53:02.08 ID:MB0sysAO
>>112
安易にそげぶしちゃうといろいろと残念なことになるなあ
一方さんか美琴が成仏させるのがいいんかね
116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/29(木) 23:56:38.62 ID:lTbuUrk0
>>112
ストーカー経由でショチトルに何とかしてもらうとか…。

…あーなんかギャグにしかならんような気がする。
117 :絹旗「墓地って結構高い所に超作られてるんですね」 :2010/07/29(木) 23:57:34.10 ID:MI6KdsAO
>>78
「ん? この帽子、超フレンダじゃないですか。……滝壺さんが置いてったんですね、おそらく。まあ、その横には超浜面がしっかり付いてたとは思いますけど。」


    ファサッ


「ピンクのバラの花束ですよ、フレンダさん。墓地近くの花屋なのに、品揃えが悪くて超むかつくんですけど仕方ないですね。ま、花言葉は超『美しい少女』ですから、これで喜んどいて下さい」

「戦いが終わった人は、速やかに眠りについて下さいね。私は1時間後に仕事が入ってるんで、これで失礼します」






「また超来ますよ。」
118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 00:14:23.06 ID:mc04pAg0
>>103
俺も前スレで書け書け言ってた奴だよ!
乙、お前のヘタ錬は俺得過ぎる良いぞもっとやれ
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 00:23:59.08 ID:xI0VQGc0
モアイgj
明日は我が身でもあるんだな・・・

それとアトリエといえば病気イベントだよな?
120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 00:26:28.25 ID:ZyXVDsDO
>>111

アレイスター「ワースト・・・どうしたんだ?私の知らない能力が発現しているのか!?」

ワースト「わかるまい!実験を遊びにしているアレイスターには、この私の、体を通して出る力が!」

アレイスター「体を通して出る力?そんなものが、エイワスを倒せるものか!」

ワースト「・・・私の体を、みんなに貸すよ!」

アレイスター「エイワス、動け!エイワス、何故動かん!?」

ワースト「ここからいなくなれー!」

アレイスター「私だけが、死ぬわけがない・・・、貴様の心も一緒に連れていく・・・番外個体・・・!」

一方通行「ワースト?生きてるンだろ?ワースト?返事をしろ!」

ワースト「おーい、だしてよう、ねえ」

一方通行「ああっ、ああっ・・・」

とある魔術の禁書目録 完





>>113
大学の女子に豚を見るような目+土下座+無言地獄はさせたことはある。どSですから。
あー、スーツ姿のベヨネッタ似の上司に「ノルマもこなせないなんて、失望したわ、もう話す価値なんてないからデスクに戻りなさい」ってなじられたい。



インデックちゅネタ面白いからもっと書けビーム
121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 00:28:43.34 ID:xI0VQGc0
イメージが合いすぎて怖い
122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 00:36:16.59 ID:UC8U8Pco
>>115
>>116
意識だけのミサカゴーストが、自分だけの体を再び手にいれたくて他の妹達の意識をハッキングしたり色々事件を起こすって話なんだけど、
終わり方も一応候補考えたんだけどどれもしっくりこないんだわ

・新しい妹達のボディを作って、そこにミサカゴーストをインストール
・ネットワーク上の存在に戻って、必要な時に姉妹の体を借りる

あんまり消すって終わり方は好きじゃないんだよね
やっぱり結末としてはそげぶよりもこの二つが妥当なのかな
123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/30(金) 03:07:59.55 ID:kqfrBoSO
台本SS書いて地の文SSも書きたいなと思う。

途中までは順調。

キャラが会話しだすと地の文が無くなってナチュラルに台本形式で書いてる

\(^o^)/

どうしてこうなった。

総合の皆に自分の地の文の出来を聞いてまでやったからいまさら「台本形式でやるZE☆」なんて出来るはずも無く……

おのれ魔術師
124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/30(金) 03:10:28.73 ID:FuawkRYo
まれによくあるから気にするな
御託はいいから書けよ三下ァ……
125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 03:13:59.28 ID:UC8U8Pco
>>123
会話の途中で表情とかしぐさの説明でも入れたらいいんじゃね。
上条は頭を掻きつつ、困ったように言い淀んだ、みたく
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 03:32:37.77 ID:q5K/WZQ0
>>123
ありすぎて困る
会話の流れを重視したい時は
無理に地の文を割り込ませる必要はないって
自分に言い聞かせてる
127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 03:53:32.86 ID:Q66TRUAO
携帯でまとめサイトの
とあるシリーズSS総合スレ 記事一覧
が途中までしか表示できないんだけどみる方法ない?
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 04:37:37.94 ID:q5K/WZQ0
>>127
今携帯で確認してみたけど最後まで見れたけど?
とあるシリーズSS総合スレのSSは
「小ネタ 1レス 今日は何の日〜7月26日〜」
までしか現時点ではまとめられてない
そこまで見れないなら↓使ってみて
ttp://fileseek.net/proxy.cgi
ttp://www.sjk.co.jp/
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 04:49:34.36 ID:Q66TRUAO
>>128

ありがとう
見れた
130 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 09:39:40.24 ID:8VnIDADO
新刊に合わせて最初からまた読んでるんだけど、ほんと一方通行は二次創作だと映えるキャラだよなぁ。俺の中ではベジータと同格だわ

ベジータ「な、なにをしやがるカカロット!?」
一方通行「な、なにすンだ三下ァ!?」

wktkを感じずにはいられない
131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 09:49:19.28 ID:AXjBPPg0
今書いてるやつの宣伝。
完成次第スレ立てて投下する。

文字多めなのに改行は少なめ。出来るだけクロス先の原作を忠実に再現したかったんだ。

だからもしクロスオーバーや読み難いと感じたら遠慮なくNG登録してくれ。
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 09:51:15.71 ID:AXjBPPg0
20××年 ○月○日 記録者 乱崎凰火

今日はナチスも真っ青な暴虐の限りを尽くす彼女の我儘で、学園都市と言う所に来ました。国単位での協力が約束されている我が家でも、許可が下りるのは遅かったようです。その事についてうちの凶華は「この八百万の神よりも尊ぶべき存在である凶華様の入国を渋るとは学園都市と言う場所の頭は相当小さいのだな!」などと言っていましたが、爆発まで後10秒しかない核弾頭を抱えて海に飛び込む物好きな輩はこの世に存在しないと思います。先方も悩みに悩んだのでしょう。統括理事、でしたっけ。それにしてもここはすごいですね、外よりも数年先の技術力とは恐れ入ります。今や凶華の奴隷と化している超常現象対策局対策二課の研究部の連中をここに連れてきたら、きっとあまりの喜びで自分がなんと愚かな事しているのか気付いてくれるでしょう。あぁ、それもよさそうですね。今度掛け合って見ましょうか。

そんなことより凰火、超能力が発現しないぞどう言うことだ。ここに来たら使えるようになるのではないか 母より

貴方はすでに超能力じみた力を持ってるじゃありませんか。ほら、携帯電話っていう(笑) 父より

そうかそうかそんなに死にたいか分かった今から行って[ピーーー]からそこでまっていろ 母より

あぁあ日記の隣に血まみれのお父さんが倒れてました。 こう言う時、さっぱり私も超能力欲しいなぁって思います 優歌より

ボクも欲しいな超能力 雹霞より

お主はすでに様々な超越した力があるではないか。家族を守るための力が 帝架(代筆:千花)

あの、前々から思ってたんですがやっぱりライオンが喋るのってこれすでに超常現象ですよね? わたくしが間違ってるのでせうか? 上条より

そんなことよりすっごいふっかふかよアンタも触ってみなさいよ、キャーぬいぐるみみたいー! 御坂より

お姉様帝架くんいたいであるいたいであるって言ってるよやめてあげて! ってミサカはミサカは止めどない触りたい欲望を必死に抑えながら訴えてみる! 打ち止めより

うるせェ 一方通行より

これも何かの縁だと言うことで貴様らにこの神が記す禁書に書き込む事を許した、許したがおいそこの白モヤシ。何処ぞの3分でしか地球を守れない貧弱でか男の様な服を来て中まで一緒だとはつくづく助けようがないな。一言だけとはなんだ一言だけとは 母より

頼みますから一方通行さん、本気で凶華の相手をしないでください。ホテルが壊れますっていうか本当に喧嘩し始m(これより先は書き殴ったミミズ文字のようになっているので解読不可能)

ーーーー大日本帝国超常現象対策局公認特殊作戦遂行家族 乱崎家の日記より抜粋ーーーー
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 09:53:04.40 ID:AXjBPPg0
雹霞は自分の名前ひらがなだった誤字とかまじしねる
134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 10:58:31.03 ID:U7ZILoSO
狂乱ktkr
期待してますね
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 11:22:00.70 ID:NJWWFqAo
ボッーーーー

「今日も暑いよなぁ…滝壺は平気なのか?」

「うん。大丈夫」

「そ、そっか。ならいいんだけど」

ボッーーー

「えっとさ、AIM拡散力場浴だっけ。楽しいのか、それ?」

「うん。気持ちいいよ」

「そっか、俺も能力あれば分かるのかな。ハハハ」

「……はまづら、もしかして暇だと思ってる?」

「えっ、いや、そんなことは!滝壺がすごい気持ちよさそうだからそれ見てるだけで満足だし!」

「はまづら、嘘下手」ズイッ

「本当だっ――!?」

チュー

「ン…ごめんね、はまづら」

「ん?」

「ほんとは今日のために、きぬはたが映画のチケットくれたの」

「へぇ、でも好きじゃない映画だったから行きたくなかったとか?」

「うぅん。映画館だとはまづらと二人きりになれないと思ったから」

「ぐっ! …んー、でも絹旗が選んだ映画なら普通の客なんていないと思うけどな…」

「…じゃあ行く。いこう、はまづら」

「そうだな、行くか」

――
MO-SO-
上琴、通行止めじゃなくこの二人にも安穏を
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 11:25:24.39 ID:NJWWFqAo
上琴、通行止めだけじゃなく すね
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 12:07:30.16 ID:D3Q0oTU0
浜滝GJ

21巻が出たらもっと増えることを願って
…浜麦のほうが増えそうな気もするけど
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 12:11:34.60 ID:8VnIDADO
上条「攻撃が読まれてる……!」

心理掌握「貴方達の攻撃なんて私の能力を持ってすれば容易いわ」

御坂「ちっ、どうせ心が読まれてるなら聞かせてやるわよ!」

上条「御坂、一体なにを?」

御坂「好きよ! 当麻! 愛してるわ! 当麻! 妹達の件の時から好きだったのよ! いえ、好きなんてもんじゃないわ! 当麻のことをもっと知りたいの! 当麻のことはみんな、ぜーんぶ知っておきたいのよ!
   当麻に抱き締められたい! 潰れちゃうくらい抱き締められたいの! 心の声は、心の叫びでかき消せばいいわ! 当麻! 好きよ! 当麻! 愛してるわ! 私のこの心の内の叫びを聞いて欲しいの! 当麻!
   当麻が私の前に立ちふさがった時から、当麻が私を救ってくれた時から、アンタを意識せずにはいられなかったわ! 愛してるってことなの! 好きだってことなの! 私に振り向いて!
   当麻が私に振り向いてくれれば、私はこんなに苦しまなくてすむの! 優しいアンタなら、私の心の内を知ってくれて、私に応えてくれるわよね
   私はアンタを私のものにしたいの! その頼もしい心と頼もしい全てを! 誰が邪魔しようとも奪ってみせるわ! 恋敵からいるなら、今すぐ出てきなさい! 相手になってやるわよ! でも当麻が私の愛に応えてくれれば戦わない
   私は当麻に抱き締められたいだけなの! 私の心の奥底にまでキスをして欲しいの! 力一杯のキスをどこにもここにもして欲しいの! そうしてくれたら、心からアンタに尽くします! それが私の喜びだから
   喜びを分かち合いたいから、もっと深いキスを、どこまでも、どこまでもしてちょうだい! 当麻! アンタの不幸は私の幸せで打ち消してあげるわ!」

心理掌握「なによこれ!? 貴女の頭と心があの殿方だらけに!?」

御坂「隙あり!」

心理掌握「きゃばばばばば!」

御坂「っしゃあ!!」

上条「……」

御坂「ん、どうしたの?」

上条「ちょっと真冬のロシアに行って色々冷やしてくる!」

御坂「え、ちょっと! 急にどうしたのかしら。……あ、」
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 12:12:22.36 ID:8VnIDADO
スパロボやってたらついやりたくなっちゃった
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 12:13:08.85 ID:xWSJzVwo
上条さんの頭って読めるのかな。
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 12:15:23.48 ID:GtbVU2ko
なんかアニメではテレパシーを伝えられない描写があった気がする。
142 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 12:32:52.69 ID:8VnIDADO
ドラマCDを公式として考えていいのか分からないけど、催眠術系?は効いてた。右手を頭にやってたら効かなかったけど
143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 12:35:25.51 ID:UC8U8Pco
原作によるとあれは糸電話みたいな回線を繋いで会話するタイプの能力だから、いつの間にか右手で消してたらしいよ

ヘタ錬の記憶操作も効いたし、右手に作用しない能力ならそげぶしない限り普通に効くと思う
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 15:34:21.45 ID:xWSJzVwo
なるほど。頭にだけ作用するやつなら効くのか。

納得ついでに小ネタを投下する。
145 :禁書昔話・幸福の王子 [sage]:2010/07/30(金) 15:35:25.79 ID:xWSJzVwo
とある国のとある町に幸福の王子(上条)の像が立っていました。
幸福の王子の像は全体を薄い純金で覆われ、目は二つの輝くサファイアで、王子の剣のつかには大きな赤いルビーが光っていました。

その像の近くに、貧しい少女(インデックス)が住んでいました。
少女は食べたいものも食べられず、いつもお腹を空かせていました。

幸福の王子はそんな少女の様子を眺めて涙をながしていました。
そんな幸福の王子の所に一羽の旅のツバメ(一方通行)がやってきました。

ツバメ「なにを泣いてやがンだァ?」
王子「ここからとても貧しい少女が見える。助けてやりたいんだが俺はこの台座に固定されてて動けないんだ」
王子「なあツバメさん、もし良かったら剣のつかからルビーを取ってあの少女に届けてくれないか」
ツバメ「旅の途中なンだが仕方ねェ。手伝ってやるよ」

ツバメは王子の像の剣のつかからルビーを取って少女に届けました。
少女はとても喜び、そのルビーを売ったお金で沢山のパンを買って食べました。


次の日、全てのパンを平らげた少女はまたお腹を空かせていました。

王子「なあツバメさん、俺の両目のサファイアもあの少女に届けてくれないかな」
ツバメ「オマエがそれで良いってンなら良いけどよォ………」

ツバメは王子の像の両目からサファイアを取って少女に届けました。
少女はとても喜び、そのサファイアを売ったお金で沢山のパンを買って食べました。


次の日、全てのパンを平らげた少女はまたお腹を空かせていました。

王子「なあツバメさん、俺の体に貼ってある金を………」
ツバメ「…………なァ」
王子「言いたいことは解ってる」

ツバメは王子の像の体から金を剥がして少女に届けました。
少女はとても喜び、その金を売ったお金で沢山のパンを買って食べました。


次の日、全てのパンを平らげた少女はまたお腹を空かせていました。

王子「えーっと………」
ツバメ「じゃあなァ」

ツバメは再び旅に出て、見窄らしい姿になった王子の像は取り壊されてしまいました。

王子「不幸だ………」

おしまい。
146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 15:40:15.56 ID:j9Y6gKko
ひでぇww
147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 17:33:04.72 ID:mc04pAg0
ツバメさんも行ってしまったwwwwww
148 :とある上旗の日常記録 0/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:27:10.69 ID:ySx5Apwo
 どうもお久しぶりです。
 一スレ目にて百レスの上旗、絹旗「超不幸です……」を書いていた人です。
 とても今更ですが、続きを投下したいと思います。
 では、次レスより始まります。


 前回を見ていない方へ↓
 ttp://asagikk.blog113.fc2.com/blog-entry-908.html
149 :とある上旗の日常記録 1/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:28:03.26 ID:ySx5Apwo
 夜の路地裏が輝きを帯び、そして何者かの絶叫が木霊した。
 人通りの少ない道では誰にも発見されることなどありはしない。
 しかし、人通りの少ないとは言えども一つの建物を挟めばそこは夜を遊び歩く少年少女が沢山いる。
 だからこそ、ここは表と裏の境目としてその道の人にとっては有名なのだ。
 ここから裏の世界へと落ちる人も、決して少ないとはいえないのだから。


 再び、絶叫。
 『超能力者』はつい、と手を軽く振るうだけで楽器を奏でるように悲鳴を上げさせる。
 そのうち、激痛とショックでつい先程まで表の住人だった人物は意識を絶った。
 しかしどうしてだろう、『超能力者』にしては珍しく相手を殺してはいなかった。
 『超能力者』は唇を尖らせ、まるでゴミでも見るかのようにそれを見下ろしてから踵を返した。


 あの無能力者との戦いの後。
 一体、何が変わったと言うのだろう。
 能力が消えたわけでもない、暗部から抜け出せたわけでもない、失敗したから始末されるわけでもない。
 何も変わっていない。
 そう、外見上はなにも。

「なーんなーんだろーねー」

 『超能力者』はその場で腕を広げ、くるりと一回転してみる。
 スカートの端が翻るが、気にすることはない。見ている人などいないのだから。
 とんとんとん、と回転後の勢いのまま大股で数歩だけ進み、後ろ手を組んで今歩いてきた道を視線で辿る。
 『超能力者』は一体、それに何を重ねているのか。

(『ずっと悪役で居続けなければならない法則なんてない』ね……)

 思い出すのは自らが敗北を記した無能力者の言葉。
150 :とある上旗の日常記録 2/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:28:43.72 ID:ySx5Apwo
 厳密に言えば違う。
 確かにカテゴリー上は『無能力者』だが『能力者』に対しての絶対がある。
 『幻想殺し』。
 『超能力者』はその能力を見聞きして、そしてその身で体感して大体のことは理解していた。
 遠距離攻撃の方法はなく、攻撃手段は付近からの打撃のみ。
 また封じれるのは『能力』のみであって、銃などの物理攻撃は有効。
 これらの情報だけでも、遠距離からの狙撃という方法で簡単に攻略できる。
 しかしながら、『超能力者』はそんなことはしない。それどころか、復讐すら考えていない。
 これも、今までの彼女には有り得ない変化だ。
 今までなら絶対、簡単には殺さずに、いたぶっていたぶって、足の先から順番に切り刻んでいくようなことをしていくのが彼女なのに。
 まるで毒気が抜けたように『超能力者』は変わっていた。
 正しく、『幻想を殺された』のだろう。
 そんな感傷に浸っている彼女のポケットで携帯電話が震える。
 面倒くさそうに眉をひそめてからそれを取り出し、誰かというのを確認すらしないで通話ボタンを押した。

「あーによ」

『あによじゃないわよこいつときたら!』

 『超能力者』が思った通り、それは『電話の相手』だった。
 自分たちのような暗部組織を管理、操作する役目を持つ人。

『こいつときたら!最近不抜けてるんじゃないの!?相手を殺さないで病院に送るなんてどこのデリバリーですかっていう話で、その件で上から私が文句いわれるんだからちゃんと働け――!』

 うざい、と思った。だが、勝手に切ることは許されない。なぜならば管理者からの連絡が愚痴だけで終わるはずが無いからだ。
 面倒なので『超能力者』は適当に相槌を打ちつつ、先を促す。
 本当の用事すらも流しつつ聞き、もう切ろうかと思った瞬間に『電話の相手』があたかも今思い出したかのように言う。

『まぁそれでも、一応ノルマはこなしているアンタらにミミヨリ情報を教えてあげるので感謝しなさいよ!』

 『超能力者』――麦野沈利は、その発言にピクリと眉を動かした。
151 :とある上旗の日常記録 3/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:29:15.27 ID:ySx5Apwo
 とある学生寮の風呂場に鈍い音が響き渡った。

「……いてぇ」

 たらり、と上条の鼻から血が流れる。
 別に以前のように柿の種についているピーナッツの食べ過ぎでこうなったわけではない。
 トイレにいこうと身を起こした瞬間に、ふらついて鏡へと真正面から衝突したのだ。
 不幸というよりは、不注意である。

「……ティッシュは部屋か……」

 以前とは原因は違えども、同じ出来事になりかねやしないかと上条は少しばかり身震いする。
 しかも、今は以前よりも危険度が幾分か増しているのだ。
 上条はそれでも鼻から流れ出る血液を止めようと自室へと戻る。
 月明かりすらカーテンで遮られている部屋は暗く、ぼんやりとしか見えない中を散らかっている雑誌などを踏まないよう忍び足で進む。

「そーっと、そーっと……」

 声に出している時点でしのんではいないと思うが、ガラステーブルの上のティッシュ箱に向かって近づく。
 と、その時。
 ガインッ、とつま先から頭の天辺まで鈍い衝撃が駆け抜ける。件のガラステーブルに親指をぶつけたのだ。
 ぶわっ!と上条の穴という穴から冷や汗があふれ出し、思わず悲鳴をあげそうになったが、あわてて口に手をやってゆっくりとした動作でしゃがむ。
 涙を流しながら上条はつぶやく。

(うぅ……不幸だ……)

 こうしているうちにも鼻血は垂れ、カーペットに血痕を残すかもしれない。
 彼は手探りでティッシュ箱を手に取り、そしてようやく鼻に詰めることに成功する。

 ここでようやく目が慣れてきた上条は、ベッドの上で何も変化がないか見やる。
152 :とある上旗の日常記録 4/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:29:57.15 ID:ySx5Apwo
 ベッドの上で寝息を立てる少女は二人。
 方や14,15ぐらいの銀髪碧眼な少女と、方や自称中学生の12歳ぐらいに見える少女。二人とも向かい合って丸くなっている。
 二人とも暑いのか、随分と薄着だった。見る人が見れば(例えば青髪ピアス)これだけで妄想の世界へと飛び立つことができるだろう。
 無論この二人――インデックスと絹旗最愛にそんなことは断じて無い。
 彼女らは同じ少年のことを好いているのだから、対立はせずとも手を繋ぐことはないのだろう。
 そんな二人の関係はともかくとして。

「………………」

 ゴクン、と上条は生唾を飲む。
 そしてしまったと思った。
 確かに自分は絹旗に告白っぽいことをしたのだろうが、正直いって相手はまだ中学生(自称)だ。紳士な上条さんとしては手をだすわけには行かない。
 ところでどうして絹旗がここにいるのかと問われれば、『アイテム』、そしてその下部組織専用の部屋で寝泊りしていたため、泊まる場所がなくなったからだ。
 それでも上条が入院していたから二、三日は病院で寝泊まりしていたが、その後はまさに宿なし少女。
 『アイテム』を抜けるはめになった一因には上条のせいもあり、こうなったら一人も二人も同じだ――っ!とやけを起こした上条が膨れていたインデックスを無視して絹旗を部屋に止めているわけだ。
 それが、三日前の話。
 少女たちは部屋の持ち主である上条がベッドで寝ないことに不満を持ちながらも、この三日間ベッドで寝ているのだった。
 そんな彼女たちを上条は駄目だ駄目だと思いつつも目をそらせない。
 中学生に手を出さないとはいっても、やはり上条は性欲満載な高校生なのだ。
 そんな邪な気を感じ取ったのか、インデックスが顔を上げて目を薄く開く。

「うん……とーま……?」

「あっ、す、すまん起こしちまったか?」

 インデックスに視線を向けられてようやく上条は我に返り、慌てて返事を返した。
 直後インデックスは上条の鼻を見て硬直する。

 Q1.薄着の少女達がいて、目の前に鼻血を出した少年が居ます。
 これから導き出される答えはなんでしょう。
153 :とある上旗の日常記録 5/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:30:31.17 ID:ySx5Apwo
「……とうま……前にも、こんなことあったような気がするかも」

 思い出されるのはいつかの夏休み最終日。
 その時にもう一人の少女はいなかったのだが、インデックスは当たり前に覚えている。
 結局宿題をやっていないという不幸が発見され、あやふやになっていたわけだが……
 一度、噛まれていた。

「いっ、いやいやまってくださいインデックスさん!この私が貴方達に性的興奮を覚えるなんてあったりなかったりするかもしれないけどどうでもいいから落ち着いて――ッ!!」

「問答無用なんだよ!」

 少年の早口で捲くし立てる言葉には全く耳を傾けず、ベッドから飛んで上条の頭にかぶりつく。
 ギャ――――とこれもまたいつもの如く激痛により上条は悲鳴を上げた。
 それに反応し――あんな声で反応できないわけがないのだが――もう一人の少女も身を起こした。
 寝ぼけ眼を擦るその姿は、子供臭さが残りつつもなんだか微妙に色っぽい。それをいったら頭の上の少女も同じなわけだが。

「ふぁ……全くもう、超うるさいですよ……今何時だと思って……」

 絹旗はうっすらと開けた目を目が慣れてくるにつれて開眼し、今の惨状を見遣った。
 少年に、銀髪の少女が噛み付いている。
 自分の少年に。

「ちょっ、超なにしてやがるんですか馬鹿シスタ――ッ!!」

 上条はインデックスにかまれつつも、同じく飛び込んできた絹旗に右手で触れる。
 バシュン!と軽く手が押し返されるのは圧縮されていた窒素が元に戻ったからだろう。
 そのまま絹旗はぽすん、と上条の手の中に収まる。
 絹旗は能力がなければ(自称)か弱い少女なのだ。身をまかせるのは何らおかしいことではない。
 それを見たインデックスが噛み砕く力を強め、更に上条が絶叫を上げる。
154 :とある上旗の日常記録 6/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:31:08.84 ID:ySx5Apwo
「あがががががががががッッ!!」

「こ、このっ!」

 絹旗は上条の手から素早く逃れ、頭へ噛み付いている銀髪少女へとパンチ(勿論手加減はしている)を繰り出した。
 圧縮された窒素をまとった拳は彼女をを強制的に、簡単に上条の頭から引き剥がす。
 ふにゃっ、と短い悲鳴をあげてインデックスは地面へと落ち、暗い闇の中そうした彼女を睨みつける。
 絹旗も上条とインデックスの間に割り込むように立ちはだかり、視線に応える。

「さいあいは黙ってて欲しいんだよ!ちゃんと理由があるんだから!」

「それはそれは、超お聞かせ願いたいですねっ!」

 インデックスは絹旗に少年が鼻血を出していることを話す。
 いつもなら風呂場で寝ていること、つまりここに来て鼻血をだすということは何かしらの意図があるということ。
 上条はそれは誤解だ――!と叫びたかったが口を挟んでどうにかなることではない。
 絹旗はインデックスの説明を適度に相槌を打ちながら聞き、そして口端を吊り上げて小さく嘲る。

「超論外です」

 上条は心の中で歓喜に打ち震えるが、そんな幻想は簡単に打ち砕かれる。
 絹旗の、続いての発言によって。

「超当麻が興奮したのは、私ですッ!!」

「そっちかよっ!?」

 思わず突っ込まずにはいられない。
 それよりも、いつも呼ばれているが超当麻ってなんなんだろうなーと思う。彼女が他の名前の前に『超』を付けているところなど見たことがないからだ。
 おそらくは絹旗にとって上条は特別な存在だからそう呼ぶのだろうが、それも時々によってついたり消えたりしている。まぁそこらは気分次第なのだろう。
155 :とある上旗の日常記録 7/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:31:44.42 ID:ySx5Apwo
「むむっ!とうまが興奮したのは私かも!さいあいじゃないんだよ!」

「そんなこと言ったって、貴女の体型は……ぷっ」

「さっ、さいあいだってにたようなものかもっ!」

「少なくとも、どこぞのシスターよりは超マシですね」

 あーだこーだと二人して討論する。
 何時の間にやら、上条が鼻血を出したから噛んだ話から、どちらに対して興奮したのか、という話題にすり替わっているが。
 徐々に口論はヒートアップし、隣人も迷惑し出した頃。
 絹旗はピッ、とインデックスを指さして一つの提案をする。

「それじゃあ、当麻に超決めてもらいましょうっ!一体どちらに興奮したのかっ!」

「望むところなんだよっ!」

 バッ、と二人の視線が防寒していた上条へと向く。
 いきなり視線を注がれて、上条は思わず身を一歩引いてしまう。
 しかし少女たちは更に一歩彼へと歩み寄る。

「さぁ、どっちの方が超興奮するんですかっ!?」

「とうま!正直に答えて欲しいかも!」

「え、ええと……」

 絹旗とインデックスは更に一歩詰め寄ってすごい形相で問い詰める。
 上条的には一応どちらも色っぽかったというのが本音なのだが、それをいうとどうなるかわかったものではない。
 だからといって片方を選ぶと、もう片方から怒涛の攻撃が待っていることだろう。
 どうしたものかと必死に頭を回転させて考えた末に出した結論を言おうと口を開き、

 ことん、と。
 玄関に何かが投函された音が静寂を飲み込んだ。
156 :とある上旗の日常記録 8/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:32:20.25 ID:ySx5Apwo
「ゆ……郵便……?こんな時間に、一体……っとと」

 同時に上条の鼻を抑えていたティッシュが落ち、垂れるのを慌てておさえる。
 インデックスはティッシュをとって上条へと渡して、絹旗は壁に取り付けられているスイッチを入れて電気を付ける。
 そして、明るくなった部屋を見届けてから郵便物をとりにいった。
 絹旗の消えた部屋でインデックスは上条に訊ねる。

「……で、結局とうまはどうして鼻血を出したの?」

「トイレ行こうとして、壁に顔面からぶつかったんだ」

「……私は。ピーナッツだけじゃなくて壁にも負けたんだね……」

 インデックスががっくしとうな垂れるのとまた同じくして、絹旗が戻ってくる。
 燃え尽きているインデックスを見て少しギョッとした表情を浮かべ、触れないようにしようと慎重に移動してベッドに座った。
 上条は仕方がなしにインデックスを軽くなでると肩を抱いて移動し、絹旗の横に腰掛けた。

「……それなんなんだ?」

「さぁ……名前も超書いてませんし」

 上条が指すのは絹旗が持ってきた郵便物。
 B5サイズの茶封筒。中のものは形を外からでもわかるくらいに出っ張っており、重みを感じさせていた。
 形からして、おそらく電子ブックか何かだろうか。
 百聞は一見にしかず、絹旗は迷わずにその茶封筒の封を切る。
 ひっくり返して出てくるのは、やはり予想通りのものとUSBメモリ。
 上条はそれらをしげしげと見つめ、疑り深く言う。

「……電源入れたらいきなり爆発とかないよな?」

「そんな回りくどい方法をとるのなら、もうこの部屋は超狙撃されてるはずですよ」

 さらりと何でもないように言う絹旗に、上条はやはり少しばかり壁を感じてしまう。
 が、絹旗がいうからにはきっと安全なのだろう、それらを受け取った上条は電子ブックを開いてUSBを挿す。
 そして一瞬で表示されるデータを見て、上条は目を瞬かせた。
157 :とある上旗の日常記録 9/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:32:50.14 ID:ySx5Apwo
「絹旗。これお前あてだぞ」

「え?私にですか?」

 再びそれを手にして、絹旗は画面へと目を落とした。
 ようやく復活を果たしたインデックスも、二人の後ろからそれを覗き込む。

「えーっと……『常盤台中学復学について』……?」

 名前の直ぐ下に表示されていた文面を読みなぞり、はたと上条と顔を見合わせた。
 常盤台中学。超能力者二名、大能力者四十七名、残りは全て強能力者という学園都市五本の指のうちに入る名門中の名門。
 『学び舎の園』の中にあるお嬢様学校でもある。

「あー……そういえば、籍だけは常盤台で、休学もとい留学扱いだったような……」

 『アイテム』に入っていた時の自分のプロフィールを思い出しつつ、画面を移行させる。
 本日、或いは翌日から復学という予定であり、至急学園まで来ること。
 詳しいことはそこで話す、ということだった。

「……ってことはあれか?絹旗、これから常盤台の寮に入るってこと……だよな?」

 上条がそういうと、絹旗は短く溜息をつく。

「超そういうことですね。当麻と暮らすのも今日でおしまいですか。……どうせなら、当麻と同じ学校に超入りたかったですけど」

 いやいやこの体型でコーコーセーは無理がありますよ絹旗さん、と上条は突っ込む。
 インデックスは少しばかり眉間に皺を寄せて、淋しげと優越感混じりの声で言う。
158 :とある上旗の日常記録 10/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:33:18.57 ID:ySx5Apwo
「さいあいともお別れなんだね」

「なんかその言い方超ムカつきますね……まぁその通りですけど、超当麻は貴女には渡しませんからね」

「ふふん、そうやって油断してるととうまはすぐにどこかいっちゃうかも」

「超言ってるといいです」

 突然のことにも二人とも結構余裕があるようで、軽口をたたき合う。
 上条はそれを見て仲がいいなーと思いつつ、欠伸を一つ。
 よくよく考えてみると、まだ日も明けていない。二度寝するには十分な時間がある。
 そんなわけで、上条当麻は。

「んじゃ俺ねるわー」

 そそくさと退散を決め込もうとして、

「超待ってください」「ちょっと待って欲しいかも」

 同時に二人に両肩を抑えられた。

「な……なんでしょうか、お嬢様方……」

 身体がビンビンに危機感を訴えていて、そんな中で発された言葉は酷く震えていた。
 少女たちはそんな彼の様子など全く気にせずに、ズイッと詰め寄る。
 何よりも、その結果を確かめることが大事だと言わんばかりに。

「結局、どっちに興奮した(の!?)んですか!?」

 そして問い詰められる。
 どちらを言っても彼を地獄が待つ。
 まさに、究極の選択。
 だから上条が出した答えは掠れてあまり良く聞こえないものだった。
 が、二人には確かに聞こえた。

「どっちもに興奮したってことじゃ……だめ?」

 瞬間。
 室内に轟音が轟いた。



 上条家は、今日も平和です。
159 :とある上旗の日常記録 11/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:33:54.32 ID:ySx5Apwo
 とある高校。
 上条当麻は禁書目録用の昼ごはんを作ってから出てきて、いつもの通りに教室についた。
 絡んでくるのは勿論、悪友である二人。

「やーやーカミやん。今朝はお楽しみだったにゃー」

「楽しくねぇよ!お前も風呂場で寝て、鼻血が出たから起きたら勘違いされてボコボコにされてみるか!?」

 上条は隣人のお気楽な言葉に思わず叫んでしまう。
 そのせいでいつものことだが、クラス中の注目を集め、縮こまる。

「うぅ……不幸だ…………」

「まぁまぁ、どんまいカミやん。時に絹旗ちゃんはまだカミやんの部屋におるん?」

 青髪ピアスは何気なくそんな質問を投げかけた。
 彼がそれを知っている理由は、上条が二人に『同室の部屋と喧嘩したらしいから部屋に止めている』と言ったからだ。
 勿論土御門は本当の理由を知っているが、青髪ピアスに説明する理由だとわかって黙って頷いておいた。
 上条は青髪ピアスの質問に、彼に視線を向けた。

「ん……いや、今日戻った」

「あれ?明日までいるんじゃなかったのかにゃー?」

「いや、明日でもいいってだけで……って土御門、どうしてお前それ知って、」

 上条が疑問に思ったことをぶつけようとした、まさにその時。
 ガラガラーと相変わらずサイズがおかしい教師が名簿を持って入ってくる。

「はーい、野郎どもー、子猫ちゃんたちー、席に座るですよー」

 担任、月詠小萌。
 そのロリとも見間違うサイズに、青髪ピアスはいつもの如く打ち震える。

「あぁ、小萌てんてーやっぱかわええわぁ〜っ!」

「はいはい、わかったからとっとと座れよバカ」

 バカとはなんや、そもそもボクぁ、と何かいいかけたので、上条は黙って殴る。
 いつの間にか土御門も席に座ってニヤニヤしながら小萌先生を眺めていた。
 上条も倣い、溜息を吐きつつ前を向いた。


 今日も変わらない日々が幕開けとなる。
160 :とある上旗の日常記録 12/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:34:25.55 ID:ySx5Apwo
 学び舎の園、常盤台中学。
 そこは全国の男子学生が夢見る、女子以外禁制、お嬢様の百合の園……というわけでは全くなく、殆どの人は普通の(とは言っても、本当の普通より価値観は多少ずれた)生徒がほとんどだ。
 そんな中にもピアノなどが趣味といったイメージしやすいお嬢様もいるにはいるのだが、彼女『超電磁砲』御坂美琴を含め、大多数はそれには当てはまらない。
 それでも今挙げた楽器など、そういったものは趣味とはいわなくとも人並み以上にはできるわけだが。

「んーっ……あー、疲れた」

 授業終了後、チャイムが鳴ると同時に美琴はぴりぴりと電気を周りに影響しない程度に放出する。
 電気マッサージ、といえばわかりやすいだろう。
 学園都市最大の『電撃使い』である美琴にとってこの程度は容易いことだ。

「……うしっ、次の授業は確か移動教室だったわね」

 ぐっ、と力をいれて席を立ちあがり、個人ロッカー(掃除用具入れ大の大きさ)からバイオリンを取り出して移動を始める。
 速くもなく、遅くもないスピードで廊下歩き、角を曲がる。
 ――が、その身は一瞬で飛び退き、辺りの奇異の目を誘った。
 そして美琴は顔だけを覗かせるようにして再びその廊下を見遣った。
 そこには黒いツーテールの少女が立っていた。

「っと!」

 それが何らかの気配を感じたのか美琴の方を向いたために慌てて首を引っ込める。
 風紀委員、『空間移動』白井黒子。
 御坂美琴を偏愛しており、一度見つかったら随分と時間が潰されるし逃げにくいという迷惑極まりない後輩だ。

「うーん……仕方がない、遠回りしていきましょ」

 美琴は思い切りよく踵を返し、目の前の階段に飛び込んだ。
 そんな行動をして、はた、と思う。
 この行動は自分に対するとある少年の行動と同じものではないか、と。
 確かに、今まで散々絡んで会う度に電撃をブツけてきたのは自分だ。
 しかしながら、それは超能力者である自分を軽くあしらうからであって、それだけの力があるのならべつに絡んでも構わないだろうと思う結果であって。
 だけど、『妹達』を助けるために自らの危険すら省みずに第一位に挑んで、結果勝利して救ってくれて……
 そこまで考えて、美琴の顔は夕日のように真っ赤に染まる。
161 :とある上旗の日常記録 13/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:34:56.65 ID:ySx5Apwo
(あ――もうっ!そうじゃないでしょうが私――――っ!!)

 ギニャ――――ッ!!、わしゃわしゃわしゃ――――!と美琴は叫びつつ頭を掻きむしる。
 偶然通りかかった湾内さんが美琴に声をかけようと手を軽く上げていたが、ご乱心の彼女を見て回れ右をした。
 恐らくこの後複数の人に相談するだろうが……そんなことは露も知らない少女は荒い息を吐きつつ、思う。
 思っている、とそう思っていたのは彼女だけであって、実際には口に出していたのだが。

「というか、黒子が私に絡むのと、私があいつに絡むのとはまた別のことよ、うん!」

 だから大丈夫!と意気込む美琴。
 何が大丈夫なのかいまいちよくわからないが、彼女の中では納得がいったのだろう。

「ならまた今度あった時こそあいつに勝って……」

 言いかけて、首を傾げる。
 あの少年と最後にあったのは、一体いつだったか。
 記憶を辿る。辿る、辿る、辿る。
 そうして、思い出す。

 数日前に。
 名も知らぬとある少女が、少年の事を『当麻』と名前で読んで連れ去っていったところを。

 厳密には上条が少女を引っ張っていったのだが、美琴にはそんな些細なことはどうでもいい。
 問題なのは……そう、問題なのは。
 あの少年が名前を呼ばせた事を許し、そして手を繋いでいったということだ。

「あ・の・や・ろ・う――――ッ!!!」

 美琴は押えきれない怒りに対して、バチバチバチ――ッ!!と電撃を撒き散らす。
 幸いは人的被害がなかったことだろうか。
 混乱した美琴は只管に喚く。

「わ、私ですら名前で呼んでないっていうのに、あ、あん、あんな……っ!!」

 あんな、ヘタをすれば中学生にも見えない犯罪ラインギリギリの女に……そう、丁度怪訝な表情をして美琴の横をすれ違って階段を登っていく少女のような女になぜ名前を呼ばせて、

「へ?」

「え?」

 美琴の唖然とした声が届いたのか、自分より幾分小さい少女は階段の上から美琴を見下ろす。
 そう、その少女だ。
 とある少年を名前で呼び、そして自分の目の前から少年を連れ去った少女は。
162 :とある上旗の日常記録 14/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:35:27.38 ID:ySx5Apwo
「あ、ああああああああああんあんあんんんんん――――――ッ!!」

「……あんみつ?お腹でもすいているんですか?」

「違うわよっ!っていうかなんでアンタがこんなところにいるわけ!?常盤台の生徒じゃないでしょうがっ!!」

 美琴が見たことのない生徒も常盤台にいるはずだが、常盤台の規則において服装は単一制服である。
 目の前の少女は間違っても制服と呼べるものを身につけてはいない。
 ニット系のワンピースに、同じくニットの帽子。どうすればこれが制服となるのだろうか。
 少女は短く数秒、首を傾げて、そしてぽん、と手を打つ。

「ああ、そういえば常盤台には超電磁砲がいましたっけ。超忘れてました」

「私のことはどうでもいいっつぅの!それより、アンタは何者で、どうして常盤台にいて、あいつのなんなのよ――――――ッ!!!」

「私は絹旗最愛。ここにいるのは、研修で他の研究所で活動していましたがそれが超終わったため所属学校であるここに戻ってきたからで――――」

 さらり、と少女、絹旗は美琴の問いに答え、そして最後のそれにも回答する。
 随分と、余裕を含めて。
 そしてそれ以上の勝ち誇りを混ぜて。

「当麻との関係は、恋人です」

 何の恥ずかしげもなく。
 何の躊躇もなく。
 絹旗最愛は御坂美琴にとっての最悪の事実を突きつけた。
 対して、その美琴はというと、

(……こい、びと…………?)

 恋人、というとあれだ。
 待ち合わせて、手をつないで、デートして。
 映画を見て、遊園地で、動物園で、水族館で遊んだりして。
 それで楽しく語らいながら食事なんかをして。
 最後には、顔なんかを赤らめながらそれを近づけて唇を押し付けて俗に言う接吻やらキスやらをして、もしかしたらその先まで行っちゃったりして――ッ!?
 そこで、美琴の処理能力が限界を迎えた。
 『ふにゃー』と滅多な悲鳴をあげつつ、御坂美琴は地面に崩れる。
 第三位という序列も能力も、恋愛事情の前には全くの無力であった。
163 :とある上旗の日常記録 15/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:35:58.74 ID:ySx5Apwo
(……超予想外です)

 突然に地面に伏した超電磁砲を見て、絹旗は首を傾げる。
 なんとなく以前邂逅した限りの様子では、当麻になんらかの想いを寄せているみたいだったのでとりあえず勝利宣言をしてみたわけだが。
 反撃ならいざしらず、まさか顔をいきなり真紅に染めて倒れるなんて思ってもみなかった。
 顎に手をあて、考える素振りをして数秒。
 諦めたように首を軽く振った。

「……はぁ、仕方がありませんね。超こうなってしまったのは私の責任ですから」

 階段を飛び降り美琴の側に立つと、絹旗は彼女を簡単に持ち上げる。
 膝付近に手を回し、もう片方の手は背中を支える。
 いわゆる、お姫様だっこというやつだ。
 絹旗は美琴より小さい為に少々不恰好になるがバランスは崩れない。当然、能力を使っているからだ。

「さて、と……職員室……ここでは執務室でしたっけ?で場所でも超聞きましょうか」

 そう呟き、その足を階段へと向けた瞬間。

「あぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああッッッッッ!!!?」

 絶叫が校内へと響き渡る。
 勿論、その悲鳴は絹旗のものではなく、ましてや気絶している美琴のものでもない。
 その正体は一人の少女。
 ツインテールで、その肩には『風紀委員』と書かれた腕章がよく似合いそうな『大能力者』。

「お、おぉおお、お姉様を見ず知らずの方が気絶させてお姫様だっこをして攫おうと…………ッ!?」

 彼女の名前は、白井黒子。
 予測していたルートを美琴が通らなかったため、途中に残っていた彼女の匂いを辿ってここに辿り着いたのだった。
 その白井は美琴をお姫様だっこしている絹旗を震える指で指し、何かが切れているのか鼻血を垂れ流していた。
 絹旗はジト目をして、なんか超変な人が現れました、とでもいいたげな表情をする。
 そんな絹旗はどうでもいいというように、白井の顔に怪しい影がおち、

「お姉様ッ!!今この白井黒子が助けて差し上げますわっ!!そして気絶したお姉様をグフフフフ――――――ッ!!!」

「え、ちょ、ちょっとまっ」

 タンッ!という小気味いい音と共に。
 白井黒子は御坂美琴をもつ絹旗最愛へとルパンダイブを果たした。
 そして、次の瞬間。
 白井黒子は、
164 :とある上旗の日常記録 16/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:36:25.33 ID:ySx5Apwo
「……申し訳ございませんの。ついつい、気絶をしているお姉様を見て、タガが外れてしまいましいて……」

 放課後、第七学区で最もポピュラーなカフェテリアにて、白井黒子は少し赤くなった頬(恥ずかしくて赤らめているわけではなく、殴られて赤くなった)を撫でつつ謝罪の言葉を入れる。
 その彼女の向かい側にいるのはお姉様もとい御坂美琴、そして。
 彼女らと同じ常盤台中学の制服を見にまとった、絹旗最愛だった。
 スカートをギリギリまで短くして、しかしそれでもパンツが見えないのは彼女だから、としかいいようがないだろう。
 それでも、とある少年が近くにいると『不幸』に見舞われるだろうが。

「いえ、私はあまり気にしてません。カウンターもブツケたことですし。どちらかと言えば、その『お姉様』の方が怒るのに超充分な理由があるんじゃないですか?」

「え、わ、私!?え、えーっと……そう!黒子、アンタ人が気絶してる間になにしようとしてたのよ!」

 突然絹旗に話を振られ、美琴は彼女らしくなく慌てて取り繕う。
 白井も些細なその違和感に気付きつつも、この空気を崩さないように話を合わせた。
 瞬間、絹旗と美琴の視線が交差する。

「む…………」

 絹旗は既に察している。
 美琴がとある少年のことを好いていて、そのことで自分に対してライバル心らしきものをいだいていることを。
 気絶する前の彼氏宣言――それだけで美琴が絹旗に注目する理由には十分だった。
 それでもそれを隠しつつ(全く隠せてはいないが)、白井といつもどおりにやりあう。

「まぁまぁお姉様、そろそろ初春と佐天さんが来る頃ですの。落ち着きなさいませ」

「うぅ……覚えてなさいよ、寮で絞りつくしてあげるから」

「あら、まぁ!お姉様がわたくしの全てを絞りとブギュル」

 妄言を吐きかけた白井を、美琴は拳一つで黙らせる。
 ほー、とのんびりとケーキを食べつつ彼女たちの諍いを見学していた絹旗は、その言い合いが終わったのを察して切り込んだ。

「……その初春さんと佐天さん?っていう人たちが来るんですよね?」

「あ、うんそうよ。他の学校のお友達」

 へぇ、と絹旗は少しだけ感心する。
 他の学校、というのは学び舎の園の外の学校。閉鎖的になりがちなこのお嬢様学校群の中でも、外の学園の生徒と接触しているのはそれなりには珍しいはずだ。
 更にいうなら、放課後に待ち合わせするほどの友達ときた。他の学校なのに、それほどまで仲がいいというのもまた珍しい。

(流石は学園都市第三位『超電磁砲』、といったところですかね)

 絹旗は思い、ケーキの最後の一欠片を口に詰めた。
 かたん、と椅子から立ち上がり、支給されたばかりの鞄を掴みとる。

「それなら、私は邪魔者のようですので先に寮に超帰らせてもらいますね。荷解きとかもありますから」

 絹旗は財布から幾らかの小銭をとりだしてテーブルに置くと、そのまま立ち去らんが為に動く。
 と、その時。横合いから、彼女の手が、一女性の力では簡単には振りほどけない強い力でつかまれた。
 勿論、それは御坂美琴の手。彼女からのびた手は、絹旗の右手首をしっかりと包んでいる。
165 :とある上旗の日常記録 17/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:36:52.17 ID:ySx5Apwo
 美琴もどうして掴んだのか理解ができない顔をしたが、そのまま彼女の口は動く。

「い、いいじゃない!復学してまもないんだから、友達を作ることは重要よ、うん!」

 口先だけでそう絹旗に投げかけるが、実際にはそうじゃない。
 このままこの子をにがすと何やら大変な事になってしまうような気がしたのだ。
 主に、あの少年関係のことで。特に、あの少年関係のことで。
 それに、先程のことも気になっている。折を見て問い詰めてみようとも思っているのだ。それならやはり早いほうがいい。
 美琴はここまで無意識下に判断し、絹旗の手を掴んだのだ。
 絹旗は少しだけ眉をひそめ、

「……残念ですけど、」

 言いかけて、他の声がそれを遮った。

「あっ、御坂さん、白井さん!もう着いてたんですね……全くもう、佐天さんが余計な手間をかけさせるからですよ」

「いやー、ごめんごめん。初春があそこまで切れるなんて思ってなくて……」

「あったりまえですよ。流石にブラジャーまでみようとするのはどうかしてますって」

 割り込んできたのは花を頭に乗せた少女と、髪留めを一つだけしている黒髪の少女。
 名前も呼び合ったし、彼女たちが待ち合わせをしていた初春と佐天という人たちだと絹旗は認識する。
 ここで席をたつのも不自然なため、絹旗は渋々といった様子で腰をおろした。

「……あれ、そちらの方は……?」

「彼女?彼女は休学してたんだけど、今日からウチに復学することになった――」

「……絹旗最愛です。よろしくお願いします」

 絹旗は美琴の言葉を継いでぺこり、と目礼にも近いぐらい小さく頭を下げる。
 初春も名前を名乗り、佐天は続いて名前を告げた後、へぇー、と声を上げて絹旗を観察するように凝視した。

「……ま、とりあえず移動しません?私ちょっと服みたいんですよねー」

「ああうん、いいわよ。……ほら黒子、いつまで放心してんのよ」

 美琴はと古いテレビを治すがごとく、斜め四十五度にチョップを白井の首筋にブチかます。
 ビクンッ!と痙攣し、一瞬白目が見えたような気がするが、白井の瞳は輝きを取り戻して美琴たちを一瞥した。

「あら……初春と佐天さん……いつの間にいらっしゃったんですの?」

「白井さんが呆けた顔を周りに晒していた時からですって痛いです痛いです花はちぎらないでくださいっ!!」

 初春の言葉が琴線に触れた白井は一瞬で彼女の背後に移動してこめかみを両手を使いひねりを加える。
 美琴も佐天も笑っているため、絹旗もここは笑うところなのだろうと思い頬を緩めた。
 しかしながら初春にとっては冗談ではすまないようで泣きながら助けを求めていた。
166 :とある上旗の日常記録 18/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:37:39.98 ID:ySx5Apwo
「……んー……?」

「?黒子、どうかしたの?」

 女の子のキャッキャウフフな服の買い物を済ませ、セブンスミストを出た瞬間、黒子が絹旗を見ながら首を捻った。
 美琴がその様子を怪訝に思い、問いかける。
 白井にしては珍しく、美琴に生返事をしつつ絹旗を舐め回すように見やる。

「……ちょ、超なんですか?」

 絹旗はスカートを短くしているから、性欲の塊《道行く男ども》にみられることはいつものことだが、こうしてジッと観察されるのには慣れていない。
 そんな白井の様子をみて、初春がぽん、と思いついたように手を叩く。

「もしかして白井さん、御坂さんから絹旗さんに心変わりを!?」

「それなら御坂さん超ラッキーじゃないですか」

「ちょ、ちょっ!?く、黒子、そうなの!?」

 二人の言葉を聞き、美琴はなにやら慌てた様子で黒子を問い正す。
 そんな美琴の言葉に白井は軽く首を振って、

「いえ、それはありませんの。わたくしはおはようからおやすみまでお姉様一筋ですのよ」

「あ、そ……」

「寝てる時は忘れてるんですねー」

 美琴はその返答に嬉しいのか嬉しくないのかまた微妙な心境で返し、初春はさらりと揚げ足をとる。
 それならばどうしてですか?と佐天が聞くと、またもや白井は首を傾げる。
 
「いや……絹旗さん、どこかで、見たような気がするんですの……」

「私を、ですか?」

 何故このタイミングで?と絹旗が思うと、一つの仮説に辿りつく。
 素早く周りを見渡すと、なるほど、仮説の通りだった。
 ここは、絹旗が着替え中に下着を見られ、上条を殴り倒してる途中に『風紀委員』――白井黒子に介入された場所だ、と。

「ああ、なるほど」

「わかったんですの?」

 その白井の問いかけに、絹旗ははい、と即答する。
167 :とある上旗の日常記録 19/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:38:12.44 ID:ySx5Apwo
「一週間ぐらい前、ここで当麻とデート中に痴話喧嘩を超したとき、」

「ちょちょちょちょちょちょちょちょ――――――っと待った!!」

 絹旗が白井とあった時のことを説明しようと口を開いた先から、美琴が割り込んでくる。
 初春と佐天は驚き、白井はああ、と美琴が反応するワードがあることがわかった。

「……超なんですか?」

「ごめん、ほんの少し戻ってくれないかしら」

「……痴話喧嘩を」

「もーちょい」

「デート中に」

「誰と!?」

 美琴がものすごい剣幕でせまるが、絹旗は微塵もプレッシャーを感じない。
 飄々と、それに答える。

「そんなの、超当麻に決まってるじゃないですか」

 馬鹿なんですか?と続きそうな口調に、美琴はぽかん、と呆ける。
 口調に対して呆れたわけではなく、その台詞の中身。
 まるで当然のように言い放たれて、美琴は異常状態:石化となる。
 上条と美琴の関係(というより、美琴が上条にいだいている気持ち)を全く知らない初春と佐天はそれに戸惑うばかり。
 それに対して、黒子はというと、

「いやー、お姉様残念ですの、あの猿人類が絹旗さんに取られるなんて、ああなんとかわいそうなお姉様!その傷心をわたくしが癒して差し上げまぷぎゅる」

「癒さんでいい!」

 調子に乗った白井に鉄拳制裁を加え、恨みを込めて絹旗を見やる。
 対して絹旗は美琴の反応がそんなに心地良いものだったのか、とても機嫌がよさそうに見えた。
 美琴はくぅぅっ!と悔しそうな表情になる。
168 :とある上旗の日常記録 20/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:38:46.82 ID:ySx5Apwo
 ここまで来て、ようやく初春も今の状況を理解する。

「あー、なるほど。つまり、御坂さんは当麻さんっていう彼氏を絹旗さんに奪われたわけですね」

「えっ、御坂さんの例の彼氏が!?絹旗さん、やるぅ……」

「なっ、かっ、彼氏じゃないから!」

「でも気にはなってたんですの。口を開けばあの猿人類のことばかり……しかし、それも今日でおしまいですわ!」

 白井は高らかに宣言し、絹旗へと向き直る。
 そして、彼女の手をとり、ブンブンと降った。

「その殿方とお幸せに、絹旗さん。……もし離したりでもしてその猿人類がお姉様に手をだすようなことがあったら、七代先まで埋みますわよ」

 小さく呪いの言葉も混ぜられたが、絹旗には何ら問題はない。
 なぜなら、何があっても手放す気などないからだ。
 そもそも、こちらが手放すと行っても上条が手放してくれない可能性が高い。
 だから絹旗は微笑でごまかしておいた。

「まぁまぁまぁ!答えるまでもないということですの!これはもうお姉様も絶望的――――」

「もう、うっさいっ!!」

 ガン!と先程までの比ではない威力の拳が打ち込まれ、白井は地面に沈む。
 初春と佐天が慌てて彼女を揺らすが、返事はない。
 そして、その上では。

「………………」

「………………」

 女二人の、無言の戦いが繰り広げられていた。
 余裕そうな表情を浮かべている絹旗と、親の敵でも見るような目で睨む美琴。
 火蓋を切って落とすのは、勿論美琴。

「……負けないわよ」

「どうぞ。抗うのは超自由ですし」

 バチバチバチ、と視線で火花が散っているように思える。
 というか、美琴からは本当に散っている。
169 :とある上旗の日常記録 21/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:39:25.34 ID:ySx5Apwo
 そんな中、ようやく白井は初春と佐天の肩を借りて起き上がった。
 本日三度目の昏倒。これ以上はさすがに危険かもしれない。
 佐天は巻き添えをくう前にといち早く二人の間に割り込んだ。

「はーい、ストップストップー、ほらほら、仲良くしてください、ね、ね?」

 こういう時に彼女はなかなかに心強い。
 無能力だからか身を呈した行動力があり、無能力だからこそ防ぐ術がなく人間的に攻撃をやめざるを得ない状況になる。
 どこぞの木原や、どこぞの神の右席などの性根が腐っている輩には通じないだろうが、友達関係なら有効打すぎる。
 それでも、佐天を挟んで睨み合い(美琴の一方的な)は続く。
 佐天はここで解決打を模索し、つい最近貰ったチラシのことを思い出した。

「……そうだ、御坂さん!前のクレープ屋で、またあのカエルのマスコットのストラップがついてくるんですよ!」

「ゲコ太が!?」

 シュバッ、と絹旗から視線を外して、美琴は佐天の両肩を強く掴んだ。
 まさかこんなにも反応を示すとは思っていなかったため、彼女の目は真丸になっている。

「……ゲコ太?」

 美琴の趣味を知らない絹旗はその単語に素頓狂な声を上げた。
 美琴は佐天にその詳細を聞くのに夢中で彼女に構ってる暇はないため、代わりに初春と白井が近づいてくる。

「お姉様はゲコ太というカエルのマスコットに目がないんですの」

「御坂さんって、意外と子供っぽいんですよ?下着も、水着とかも、パジャマだって――――」

「って何話してるのよ初春さん!」

 すぐ近くで暴露されている自分の秘密に美琴は重要度はこちらだと判断したのか、グリン!と首だけをこちらに向けた。
 ごめんなさーい、と初春は軽く笑う。
 美琴はさっきよりずっと慌て、そして周りにも意見を求めた。

「っていうか、そんなに子供っぽくないわよね、黒子!?」

「……流石のわたくしでも、お姉様の子供趣味までは擁護しきれませんわ……」

 その黒子の言葉に、美琴は膝を手を地面について、露骨に沈んだ。
 おそらくは演技ではなく本当に落ち込んでいるのだろう。
170 :とある上旗の日常記録 22/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:39:57.48 ID:ySx5Apwo
「全くもう……いつまでも子供趣味だと、想いを寄せる殿方も振り向きませんわよ?」

 黒子が発言したその言葉に、ピシリ、と今度は凍りつく。
 あら?と思うのと同時に、初春があーあ、とこれ見よがしに溜息をついた。

「もう、だめじゃないですか白井さん。今さっき振られたって確認したばかりなんですから……」

「あら……申し訳ありませんの」

 どう考えてもわざとなわけだが、美琴はショックが大きすぎてもう何も耳に入らない。
 佐天はそんな美琴を不憫に思ったのか、ぽん、と慰めるように肩を叩いた。

「ほら、御坂さん。クレープ食べて、ストラップもらいにいきましょ?甘いもの食べたら、ショックも吹き飛びますって」

 美琴はそれに答えず、ただ佐天に手を引かれていく。
 初春は苦笑いしてそれに付いて行き、白井も駆け足で後を追った。
 絹旗はそんな四人を眺め、なんとなく懐かしい気持ちになる。

「私たちも、暗部じゃなかったらあんな感じだったんでしょうかね?」

 誰に言うでもなく、そう呟く。
 少し運命が違えばありえたかもしれない。
 そのかわり、誰かが自分たちの立場に落ちていたかもしれない。
 例えば、目の前の四人が。

「……別に、私は過ぎ去った可能性を追求しようとは超思いませんし」

 それは、とある『座標移動』が考えたことでもあった。
 だが、絹旗はその可能性を想おうとは思わなかった。
 なぜなら、今ここに自分は、絹旗最愛という存在は立っているのだから。
 何よりも幸せな、平和な光の世界の中に。
 『或いは』と思うことは、今のこの世界を否定してしまうことになってしまうだろう。

「……絹旗さん!早くしないとおいていきますよ!」

 ――けれど、ただ一つだけ気がかりなことがある。

「今行きます、超行きます!」

 それは、自分が残してきてしまった、仲間達のことだった。
171 :とある上旗の日常記録 23/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:40:30.53 ID:ySx5Apwo
「んー、やっぱりここのクレープ、おいしいですねー」

「そうだねー……ほら、御坂さん。私のストラップもあげるから、いい加減元気だしてくださいよ」

 クレープを買い、近くの公園のベンチで五人座って並ぶ。
 それでも御坂はどんよりとした雰囲気を纏ったままで、たまに思い出したかのようにクレープを一口つまむがそれだけだ。
 そろそろ付き合いの長い白井も心配になってくる。
 元凶といえば絹旗だが、引き金を引いたのは白井だからだ。

「はぁ……どうしましょう……確かにお姉様がこのままだと襲いやすくはありますの。けれど、張り合いがなくなってしまいますわ……」

「んー……だったら、能力を使わせてストレスを発散させてみたらどうでしょう?事件が起きて、それを御坂さんが解決すれば一石二鳥ですよ?」

「こーら、初春。『風紀委員』がそんなことを言うんじゃありませんの。そもそも、夏休み初頭で、そこの銀行で強盗があったばかりじゃ、」

 そういいかけ、白井が指を指した銀行。
 そこの内部で突如爆発が起こり、自動ドアや窓ガラスが割れ、悲鳴が飛び交う。
 一拍のあと、内部から五人の男が姿を表した。

「!」

「初春!『警備員』に応援を要請してくださいまし!」

「はいっ!」

 白井と美琴は素早く立ち上がり、いち早くかけ出した。
 初春も『警備員』に連絡したあと、周りで混乱している人々に避難を促し、佐天もそれを手伝う。
 しかし。

「………………」

 絹旗だけは、ゆったりとした動作で立ち上がり、道路へと踊り出る。
172 :とある上旗の日常記録 24/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:41:01.04 ID:ySx5Apwo
「へへっ!余裕だったなぁ!」

「あったりめぇよ、俺達にかかりゃこんな銀行なんて……」

 見るからに不良な少年が親指で自分を指し、何かを言おうとした刹那。
 少年の世界がひっくり返る。
 同時に、自分のうえに軽い衝撃があった。

「ぐぇっ!?」

「『風紀委員』ですの!おとなしく拘束されることをお勧め致しますわ」

 白井黒子。大能力の『空間移動』。
 今はその能力を使い回りこんだ後、その不良に触れ、『空間移動』でひっくり返したのだ。

「なっ、は、早すぎんだろ!?」

「逃げろっ!!」

 何が起きたのか彼らに理解は追いつかないが、彼女が相当の使い手で『風紀委員』ということが重要なのだ。
 『風紀委員』の中にもエリートや落ちこぼれはあるが、どちらにしても『悪い者を取り締まる』機関。
 自分たちが悪だと自覚しているものにとって、怖いものは『正義』に他ならない。

「あっ、そちらは……って聞いてませんわね」

 白井は不良たちが向かっている方向に目を向け、注意を投げかけようとするが諦める。
 声を掛けたところで止まるとは思えないし、止まったところで、彼女の餌食にされるのが落ちだからだ。
 そう。
 常盤台中学が誇るエース、学園都市二三〇万人の頂点に立つ『超能力者』、第三位『超電磁砲』に。

「今私、ちょろーんとイライラしてんのよ〜……だから、手加減できないかもねぇ〜……」

 立ちふさがる中学生の少女に、残りの強盗は立ち向かう。
 その圧倒的な差を知らず。

「一気に叩きつぶ」

「どらぁああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!」

 バリバリバリ――――――――!!と人を殺さない程度に加減された、しかし容赦の知らない攻撃が強盗たちを襲った。
 幾つかの電撃はおもいっきり外れ、コンクリートに激突し、煙を巻き起こす。
 しかし、美琴は単純に発散したかっただけなのでこれでよかったのだ。
 それでも、本人も少しだけやりすぎたと思うわけだが。
173 :とある上旗の日常記録 25/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:41:33.69 ID:ySx5Apwo
「……あちゃー、少しやりすぎたかしらね……」

 頭をポリポリかきつつ、結果を確かめようと煙の中に足を踏み入れた、まさにその時。
 男が一人、必死の形相で美琴のすぐ横を通り抜けていった。

「なっ、あの電撃で生き残った!?このっ!!」

 反射的に振り返り、命中精度を高めた電撃を放る。
 しかし。
 その電撃は、何かに遮られたかのようにその男には届かない。

「っ、まさか、『電気遮断《インシュレーション》』!?」

 『電気遮断』、名の通り、電気を遮る能力。
 『電撃使い』にとってこれほど相性の悪い能力者はこれ以上存在しない。
 しかし、相手の演算能力を超えてしまえばその電気は通るのだが……

(こんな街中じゃ、周りに迷惑がかかるじゃない!)

 強大すぎるが故に縛られる。
 相手は借りにも男だ。美琴もそれなりに運動神経はいいが、大人に追いつけるほどではない。
 だから白井に声をかけようと、息を吸い込むが、

「全く……あっちでもこっちでも、私はディフェンスラインなわけですね」

 そんなだるそうな声が聞こえた。
 しかし、そんな風でも最初からそれを引き受けているのだ。
 美琴たちが強盗たちに向かった中、逃走経路を予想して道路に出た時点で。
174 :とある上旗の日常記録 26/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:43:28.04 ID:ySx5Apwo
 予想外の伏兵に驚きつつも、強盗は動きを止めず。
 懐からその鈍く光るそれを取り出し、絹旗へと真直線に向ける。

「どけぇぇええええええええっ!!」

 拳銃。
 美琴はギクリ、とした。
 その武器に対してではない。それが齎す効果について。
 常盤台中学はレベル3以上の能力が入学条件だ。それなら、絹旗もレベル3以上だとわかる。
 だがしかし。
 彼女がもしも戦闘系の能力でなかったら?
 補助系の能力であったなら?
 その銃弾を防ぐのは、全くもって難しい。
 だから思わず、美琴は彼女へと悲痛な声を叫び上げた。

「絹旗さんっ!!」

 一歩遅れ、パン、という意外に乾いた音が響く。
 それは、男が絹旗に向けて撃った、発砲音。
 男は足を止めない。
 そして、そのまま絹旗の側も通り抜けようとして、

「ぐが」

 ドゴン!!と。
 手をつかまれ、全力で地面に叩き込まれた。

「……へ?」

 それを見ていた人たちは、間抜けな声を上げた。
 それは当然だろう。少女が撃たれた、やられた、と思った次の瞬間には男が地面に伏しているのだから。

「……超自信があったようですけど」

 絹旗は自分の腹部に付いていたその潰れた弾丸を払い捨て、言う。

「私の『窒素装甲』は拳銃ごときでは貫けませんので」

 次の瞬間。
 わぁっ、と歓声が湧き上がった。 
175 :とある上旗の日常記録 27/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:44:25.22 ID:ySx5Apwo
「いやぁ、すごかったですねぇ絹旗さん!」

「本当ですね!御坂さんみたいな派手さはないけど、あんな簡単にあしらって捕獲するなんて!」

 事が終わり、犯人を『警備員』に引渡した後。
 クレープ(一部始終を見ていた店員さんが無駄にしてしまったそれを見て奢ってくれた)を歩きぐいしつつ、先程の事件をスマートに解決したことについて話の花を咲かせた。
 主に、既に能力を知っている白井や御坂についてではなく絹旗について。

「銃弾を何もせずに防ぐなんて……なんというか、チートっぽいですの」

「まぁ、私には『窒素装甲』が自動展開されてますからね。不意打ちでも余程正確じゃない限り超耐えられます」

「はぁ……休学していましたからそのレベルなんでしょうけど……復学して再び開発を受けたら、アッという間に追い抜かされてしまうかもしれませんの……」

 白井は『お姉様』を尊敬する、下から見上げる立場ではなく、対等に並び立つようになりたい。
 だから八人目の地位を奪ってしまう者の現れに恐怖しないはずがない。
 最も、絹旗が八人目になったからと言って白井がその後にレベル五に成れないわけではないが。
 それよりも心配なのは、むしろ美琴の方だろう。

「八人目……」

 アイツを奪われ、その上能力ですらも並ばれる。
 そのことを想像すると、もはや勝つすべもない。
 そんな時、自分を見下ろして、ふと気が付いた。
 胸。
 自分より体型が幼いなら、これだけは勝てるのではないだろうか。
 そう思い、絹旗を見ると、

「………………」

「……御坂さん?超どうしました?」

 沢山ある、というわけではないが、少なくとも今の自分と同等かそれよりはあるという事実。
 そのことに、御坂は絶望せずには居られない。

「……お姉様?」

「あー、うん…………なんていうか、もうどーでもいいわ…………」

 こうして、絹旗最愛の常盤台中学復学初日は、御坂美琴があらゆる面で敗北を理解するという結末で幕を閉じた。
176 :とある上旗の日常記録 28/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:45:15.52 ID:ySx5Apwo
 そんな会話が行われる、少しばかり前。
 そこから、幾キロも離れていないファミレスで。
 『アイテム』はいつもの通り集まっていた。
 四人がけのボックスに、三人で座って。

「ねー麦野。結局、『アイテム』の正規メンバーってこのまま三人で行くわけ?」

「……んー、今のところはめぼしい近戦能力者も見つからないし、見つかるまで様子見ってトコね」

 えー、とフレンダはサバ缶を避けてからテーブルに突っ伏す。
 フレンダがそうする理由は、恐らく仕事の量が多くなることを嫌がっているのだろう。
 麦野的にはギャラが増えるから悪いことだけでもないんじゃないのかなとは思うのだが、それを言うと煩くなるのであえて口に出さない。
 彼女は黙って会話に参加しない滝壺を見遣った。
 滝壺はただぼーと窓の外を眺めている。
 麦野もつられてみると、丁度『警備員』の装甲車が通りぎていく。

「……なんかあったのかしらね」

「……北西の方向で、小規模な戦闘があったみたい」

「戦闘?」

 うん。と滝壺は麦野に視線を向けず、外を眺めたまま答える。

「『超電磁砲』と『窒素装甲』が鎮圧した」

「……そ」

 その反応を聞いて、滝壺はようやく麦野を見る。
 彼女は『超電磁砲』はまだしも、『窒素装甲』にも反応を示さないで、先程の滝壺と同じく窓から外を眺めていた。
 その考えは、横顔からは伺えない。
177 :とある上旗の日常記録 29/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:46:02.11 ID:ySx5Apwo
 フレンダも急に二人がだまり心配になったのか、顔を持ち上げた。
 そして麦野と滝壺の顔を交互に見る。
 不意に、麦野は溜息を吐いた。

「……ま、いいわ。今日は解散。フレンダ、どいて」

「え、あ、うん」

 麦野に言われるがままフレンダは避け、麦野は席を立つ。
 軽く背伸びしたあと、二人に振り返って言う。

「んじゃ、今日の仕事はさっき話したとおりにヨロシク」

 麦野沈利はそれだけ言って、自分の分の料金だけ置いて去っていった。
 フレンダは彼女を怪訝そうに眺めて、また座る。

「……結局さ、麦野は何考えてるんだろうね」

「……わからない」

 滝壺に問いかけてみるが、首を振る答えしか帰ってこなかった。
 『アイテム』に入ってから付き合っている麦野に関して、今回はなにもわからない。
 結構長い付き合いなんだけどなぁ、と自分に自信を無くしてしまう。

「……変わったのは、やっぱ絹旗関係なわけかなぁ……」

「多分、そうじゃないかな」

 うーん、とフレンダは目を瞑って頭を捻る。
 変わった原因はわからなくもないが、今までの麦野と離れすぎている気がしないでもない。
 それとも、あの少年はそんなことを簡単にやってのけてしまったのだろうか?

「……ま、考えても仕方が無いわけね。滝壺、ここにお金置いておくから、勘定よろしくね」

「うん、じゃあね、フレンダ」

 滝壺の言葉を背に、フレンダは手を振りながら店をでる。
 最後に残った滝壺は、ぽつりとだけ呟いた。


「……結局、麦野は何を望んでるのかな」


 それは、誰も聞き届けることはなく宙へ霧散する。
178 :とある上旗の日常記録 30/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:46:40.86 ID:ySx5Apwo
 真夜中。
 大抵の学生は寮へと帰り、寝静まっている時間。
 スキルアウトや喧嘩慣れした人の間では『喧嘩通り』とも呼ばれるそこも、今は全く人気がなかった。
 不気味なくらい闇に包まれた通りは、稀に光の世界の住人を誘い込む。
 ここには、恐らく奇妙な魅力があるのだろう。
 そこで固まった闇が、動く。
 ゆっくりと、淡々と、確実に。
 それは、人だ。
 その存在も、ワインレッドのスーツも闇の中では近くまで寄らないと気がつかない。遠くより一見すると、幽霊とも勘違いしてしまうだろう。
 ここは科学の街、学園都市だというのに。
 それほどまでにその青年は不気味な路地裏と一致し、恐怖を振りまいていた。

 そんな彼に、背後から閃光が襲いかかる。

 轟!、と彼が振り返る瞬間に小規模な爆発が起こる。
 小規模とはいっても、それは人一人を軽く隠す程度の煙を引き起こすそれだ。
 生身の身体で受けるのならば、一溜りもないだろう。

「当たり、ね」

 青年の後から現れるのは、一人の女。
 麦野沈利はコツコツと足音をわざとらしく鳴らしながら、しかし何も油断せずに言った。
 彼女の能力に爆発機能は含まれていない。
 つまり巻き起こったそれは、彼女の攻撃を防いだことによる余波だと彼女は知っているためだ。
 そして、その現象を起こせるのは彼女の知る限り一人。
 自分と同じ超能力者にして、序列が上の能力者。

「しっかし、面倒なのはテメェがクソッタレの第二位だってとこか」

 彼女のその言葉を合図にしたように、煙は引き裂かれ、中の青年が姿を現す。
 彼には傷ひとつない。そう、あまりにも傷がなさすぎる。
 第四位の『原子崩し』を、その身で真正面から受けたというのに。あの爆発の最中にいたというのに。
 それが、学園都市二三〇万人の頂点に立つ超能力者、序列第二位――『未元物質』の力。
179 :とある上旗の日常記録 31/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:47:36.47 ID:ySx5Apwo
「名前で呼んでほしいもんだな。俺には垣根帝督っていう名前があるんだからよ」

 学園都市暗部組織『スクール』のリーダー、垣根帝督は麦野沈利に向き直り、対峙する。
 他に『スクール』のメンバーがいないのは彼一人で任務を遂行できると考えているからか、或いは別ルートからいっているのか。
 どちらにしても、この第二位さえ潰すことが出来れば『スクール』の驚異はほぼ無いに等しい。
 だから麦野は、口では面倒とはいいつつも、僥倖だと思っていた。
 これが他のメンバーだったら、時間をロスしていた可能性が高かったから。
 とりあえず麦野は初撃を完全に回避されたのを確認して小さく舌打ちをし、垣根の口に乗る。

「んなことどうでもいいだろうがよ、『未元物質』」

「おいおい、どうでもよくねぇだろうが。記号で呼ばれんのは好きじゃねぇんだよ、どこぞの第一位とちが」

 ズバンッ!!と彼がいい終わる前に『原子崩し』が彼を襲った。
 しかし、今度は爆発は起きず、放った『原子崩し』はあらぬ方向へとはじき飛ばされ、直撃した壁を簡単に溶かす。
 だが、それよりも恐ろしいのは。
 それを弾き飛ばした垣根帝督の方だろう。

「あーあー、やっぱどうでもいいわ、呼び方なんか」

 垣根は手をシッシッと動かし、首を軽く降る。

「テメェがどうしてここにいるかとか、どうして俺を攻撃するんだとかもどうでもいい」

 再び開いた目は、ギロリ、と麦野を強い感情を込めた視線で睨みつける。
 それは怒り。
 それは殺意。
 垣根帝督は憤怒の表情で麦野沈利を捉える。

「とりあえずムカついた。ターゲットより前にテメェをブチ殺す」
180 :とある上旗の日常記録 32/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:48:14.22 ID:ySx5Apwo
「あ、そ」

 それに対して麦野は躊躇いもせず、垣根へと背を向ける。

「ま、アンタの意見なんて聞いてないし」

 背中越しに投げかけて、そして漆黒へと走る。
 逃げの一手。
 闇の中に消えるそれを見て、垣根はその眉に皺を寄せた。

「チッ……逃げるぐらいならハナっから喧嘩撃ってくるんじゃ……」

 ブンッ、と麦野が消えた先が一瞬煌き、幾つものレーザーが垣根を襲う。
 しかし、何れも当たらない。垣根のすぐ側を通り抜けていく。腕を、脚を、首を、腰を、肩を。あらゆる部位の、少しだけ位相をずらした場所をそれらは貫く。
 それは垣根が何かしたわけではなく、麦野の誘いだから。
 このまま私を無視するのなら邪魔をする。それが嫌ならばこちらにこい。
 言外にそう告げているのだ。
 再び、舌打ち。
 第四位に、格下に舐められて腹が立たないわけがない。

「……いいぜ、やってやる。後悔しても、地面に頭を擦り付けても、ブチ殺すぞ第四位」

 垣根帝督は、限りなくゆっくりと麦野の後を追う。
 それで十分だと言わんばかりに。


「……一先ずは、成功ってとこか」

 麦野沈利は近くの建物に素早く潜り込み、垣根が追ってきていることを確かめる。
 彼女の第一目的は、絹旗の元から垣根を少しでも遠ざけること。そして、時間を稼ぐこと。
 そうしたならば、あとはフレンダや滝壷がなんとかしてくれるだろう、と考えていた。
 そもそも、どうして彼女がこんなところにいるのか。
 その答えは至って単純解明、『アイテム』の『電話の相手』からの言葉があったからだ。

『――近々、『スクール』による元『アイテム』のメンバー、絹旗最愛の抹殺が行われるから。理由は……なんだったかなー、たしか『裏を知っている人間を放置してはいけない』とかそんな感じだったハズ』

 それを聞いたとき、麦野沈利はピクリと眉を動かした。
 解せない。そう言いたげに。
 そう。『電話の相手』がわざわざそれをいう必要がない。なぜなら、それは学園都市側の意向であり、『アイテム』はその暗部組織であるからだ。
 考えた後、彼女が辿り着いた答えは二つ。
 一つ、『スクール』と協力して絹旗最愛の抹殺に助力する。
 一つ、『スクール』の仕事の邪魔になるようなことはしない。
 麦野にとってどちらも真っ平御免だ。正直絹旗のことはもうどうでもよかったし、『スクール』なんていけ好かない組織に他ならないから。
 それでも一応最後まできこうと、面倒になりつつも問いかけた。

「……で、それを聞いてウチらに何をして欲しいの」

『ああうん、『スクール』の邪魔立てをして欲しいワケよ』

 事なしげもなくそう言ってのける『電話の相手』に、は?と麦野は珍しく口をぽかんと開けた。
181 :とある上旗の日常記録 33/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:48:50.78 ID:ySx5Apwo
 少なくとも、学園都市の意向だったはずだ。それを無視するなんてどういうことだ、と。
 先程の推測とは明らかに真逆。先程よりずっと混乱してしまう。
 そんな麦野の様子をしってか知らずか、『電話の相手』は軽い口調で続ける。

『いやいや、前に『スクール』のまとめのクソ野郎がさ、『アイテムで内乱があったらしいじゃないですか、困りますよねちゃんと纏めてもらわないと』とか嫌味を言ってきやがってこんちくしょ―!』

 明らかなる私怨だった。
 そのことに麦野は少しばかり溜息を吐く。
 それも聞かれていたのか、『電話の相手』は更にヒートアップ。その声は夜の風を伝わる。

『こいつときたら――ッ!私に嫌味をいうやつは皆死んでしまえばいいのだ――――ッ!!そんなわけで、『スクール』の奴らを皆殺しヨロシク!!』

 がははははー!という残響がある高笑いと共に電話が切れる。
 麦野は切れた携帯電話の液晶をそのまま数秒だけ見つめて、再び懐へとしまいこんだ。
 別に、あんなヤツの言うことを聞く必要もない。学園都市上層部直々の命令ならともかくとして、あれはただの憂さ晴らしがしたいだけだ。

 なのに、何故だろう。
 こうして、『スクール』の垣根帝督を相手に、絹旗最愛を守ろうとしているのは。

「……ったく、マジになにやってんだか……」

 自分でもどうしてこんなことをしているのかはわからない。
 しかし、それを考えると必ず脳裏を過るものがある。
 それは、第三学区の路地裏、そして第七学区のカエル顔の医者がいた病院。寄り添う二人の男女。
 眩しくて、輝かしくて、美しくて、妬ましくて。
 そして、羨ましい、光の世界――――

(……どうでもいいか、理由なんて)

 彼女は軽く首を振って、その思考を中断する。
 首につられて動いた長髪が、闇の中で煌めいた。

(私は私の思うがままに行動する。それだけで理念は十分)

 迫る足音に全神経を集中し、麦野の手のひらでは淡く光る電子が踊る。
182 :とある上旗の日常記録 34/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:49:34.79 ID:ySx5Apwo
「『原子崩し』」

 コツコツ、とわざとらしく足音を鳴らしながら、垣根帝督はまるで詠うように紡ぐ。
 チカッ、と視界の端――少し遠くの廃ビルの中で光が瞬いた。

「本来なら『粒子』と『波形』、両方の性質を示す電子を中間の『曖昧なまま』固定して強制的に操る能力」

 防御姿勢はおろか、回避行動すら取らない。
 それに値しないとでも言うように。

「この『曖昧なまま』の電子はものにぶつかっても両方の性質を示すことが出来ず、『留まる』性質を持つ。それによって擬似的な壁と成し、それを高速でぶつけると人間なんかは勿論、コンクリートや金属の壁をまるで金魚すくいのポイみたいに溶解することができる能力」

 だが、と垣根は言葉をあえて区切って呟く。
 同時に麦野からその『原子崩し』が発射される。
 粒機波形高速砲。垣根が言ったとおりの効果を持つ、対物質ならばほぼ無敵の攻撃。
 垣根は口元の端を小さく吊り上げ、だがしかし避ける素振りすら見せず、

「俺の『未元物質』にその常識は通用しねぇ」

 垣根を中心に、正体不明の爆発が炸裂する。
 その防御兼攻撃は、麦野の発した原子崩しを、そして麦野すらも巻き込んで膨れ上がる。
 それには辺りの建物も巻き込むことになったが、不思議なことにダメージは微塵も見られない。
 麦野沈利だけを攻撃するために放った爆発のようだった。

「……チッ、少しやりすぎちまったか。まぁ範囲が広すぎてどこにいるかわかりやしねぇからな」

 無論、中心の垣根は無傷。
 先程も同様だったのだ、そうでない方がおかしい。

「まぁいい、あの程度で終わるんならその程度だったっていう話……ッ!?」

 バシュン!!と爆発後の煙を突き抜け、垣根へもう幾度目かわからない『原子崩し』が襲いかかる。
 しかし、今までと違うのは攻撃面が平たく広いこと。
 先程の爆発、麦野は『原子崩し』を繋げて盾となし、爆発の余波を防いだ。
 至近距離ならまだしも、中遠距離ならば威力も多少弱まっているから防ぐことは容易とは言えないが可能ではあった。
 そしてその盾に速度を加え、攻撃に転じた。
183 :とある上旗の日常記録 35/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:50:13.77 ID:ySx5Apwo
「どうよ『未元物質』……直撃とまではいかずとも、多少のダメージはあるはず」

 麦野は僅かな希望を託していた。
 奇襲も駄目。真正面からも駄目。背後からも駄目。物陰からも駄目。
 ならば、搦手を。
 体術にしてもスポーツにしても、何かしらのモーションをかけたあとには大抵の場合は瞬間的無防備になる。
 まして、相手をその攻撃で倒したと思ったなら尚更にそれは大きくなるだろう。
 その隙を麦野は突いた。

「痛ってぇな」

 聞こえた声に麦野は唇を噛み締める。
 確かに直撃とは思っていなかったが、少しだけ期待を込めていたのも事実だ。
 それなのに、口調も何も変化していないところをみると大した事はないのだろう。

「流石第四位、そこらの三下とは比べ物になんねぇほどのムカつきようだ」

 ばさっ、と垣根の背後から伸びているそれが蠢く。
 神神しくはばたくそれは、垣根の盾となるように彼を覆い尽くしていた。
 翼。
 白い、白い。まるで、天使が背に背負うようなそれ。
 路地をその羽で照らし、暗闇などあってないようなものとなる。
 それを見て、麦野は口元を少しだけ釣り上げて小馬鹿にしたように呟く。

「……似合わないわね、メルヘン野郎」

 その小さな声すら拾ったのか、垣根は麦野にも届くはっきりとした声で言う。

「安心しろ、自覚はある」

 瞬間。
 轟!と麦野が構える前に何かが『原子崩し』でビルの崩壊しかけていた壁ごと突き抜けてきた。
 不意な攻撃に、麦野は身体でそれを受け止めた。
 身体が変な音を立て、痛みに身を捻りながら麦野は数メートルの地面を飛ぶ。
 地面にたたき落とされる直前に無我夢中に『原子崩し』を地面にぶつけるが、完全に勢いを殺すことは出来ずに衝撃が重なる。
 光の残像がその激突した地面を照らし、それを見ると赤黒い『それ』が付着していた。
184 :とある上旗の日常記録 36/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:50:54.92 ID:ySx5Apwo
「不意打ちってのはな、こういう風にやるんだよ」

 垣根は嘲笑う。
 お前のは満たない、と。

「スナイパーは大体の場合、二、三度スナイプしたらその場所から離脱する。その理由を知っているか?」

 コツコツ、と動かない麦野にその足音が近づく。破壊した壁から入ってくる。
 麦野は何が起きた、逃げなければと思う。
 しかし、その答えは、考えは無意味だった。
 自分を襲ったのは、正しく『正体不明』の攻撃で、その攻撃で彼女の身体は『逃げられないほど』ダメージを受けている。
 垣根もそれを理解しているからゆっくりと近づいていくのだ。

「そのスナイプの瞬間を見られているかもしれないからだ。迎撃もその場で撃ち落とせるという自信がない限り、その戦法を繰り返す」

 麦野の頭上に影が落ちる。
 ピクリとだけ彼女の指が動くが、ただそれだけだった。

「それと同じで、俺がおまえの位置がわかったのはさっきの『原子崩し』の打ち出された方角から判別したから。暗闇ではテメェ見てぇな攻撃は分り易すぎるんだよ。それでも、常人にはわからねぇだろうが……」

 言いかけ、垣根は麦野の乱れた髪をぞんざいに掴みとり無理矢理に持ち上げる。
 麦野は苦悶の表情を浮かべるが、彼はそんなことを気にも止めずにその上がった麦野の顔に自分のそれを近づけ、イライラでもしているような表情を浮かべる。

「学園都市第二位の頭脳を舐めんじゃねぇ、『原子崩し』」

 吐き捨てると、彼は玩具に興味を失った子供のように麦野を横合いへ――ビルの壁へと投げつけた。
 碌に受身も取れずに壁へと叩きつけられた彼女の身体は悲鳴を上げ、彼女の喉からも情けない声が漏れる。
 数秒置いて地面に落ち、その衝撃で更に激痛が走った。

「がっ……はっ…………!」

「俺は『スクール』で、テメェは『アイテム』だ。命令系統も違うし、信念も仕事の種類も別モンだ。だから殺さないでいてやるよ。俺の『未元物質』をくらって生きていられる能力者なんてそうは居ないからな、学園都市にとって有効な内は生かしておいてやる」

 垣根は鼻で笑いつつ、告げる。

「だがな、次に仕事を邪魔するってんなら容赦しねぇ。ターゲットも、テメェも例え地球の裏側に逃げようが、今度こそ粉々にブチ殺す」

 それだけ言うと、垣根は麦野に背を向けて離れる。
 いつの間にか彼の翼は消えていて、そこには一見無防備に見える姿だけがあった。
 けれど、麦野は彼を止めることが出来ず、追うことも出来ない。気力を振り絞って『原子崩し』を放ったところで、防いだ後に返す刀で爆発に巻き込まれるのがオチというのが見えたからだ。
185 :とある上旗の日常記録 37/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:51:28.37 ID:ySx5Apwo
(くそっ……たれ…………)

 負けることは分かっていた。戦う前から。
 第三位にすら負けるのに、第二位に勝てるはずがない。
 そもそも、第一位、第二位とその他のレベル5には同じ『超能力者』といえども圧倒的な差がある。
 『超能力者』は一人で軍隊と同等程度との触れ込みだが、美琴の『超電磁砲』や麦野の『原子崩し』は確かにそれに相当する。
 だがしかし、第一位『一方通行』、第二位『未元物質』はその枠には収まらない。
 彼らは、世界を敵に回してでさえまだ有り余る力を持っているのだ。
 言うならば、『世界を滅ぼすことのできる能力』。それが二人の能力。
 麦野や美琴の『自分だけの現実』にどんな値を入力したとしても、超えることの出来ない圧倒的な力。

(……それでも、やらなきゃいけないのよ……)

 思い出すのはいつかの路地裏。
 光の世界の少年に希望を見せつけられたあの裏道。
 力の入らない手で、麦野はあの時に殴られた頬を撫でる。

 ――ずっと悪役で居続けなければいけないなんて誰が決めた?何か一つでも過ちを犯したら、何度も犯さなければならないと誰が決めた!?

 ――善人になっちゃいけないと!光を求めちゃいけないと!そんな法則なんてどこにもねぇだろうが!!てめぇもだ!!簡単に諦めてんじゃねぇぞ!!!

 強く、胸に響いた少年の言葉。
 『もしかしたら』の『If』を麦野は見た。
 もしかしたら、麦野沈利が先に彼に会っていたなら暗部から抜け出せていたかもしれない。
 もしかしたら、この先人を殺さずにすんだかもしれない。
 もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら――――
 それは、もはや過ぎ去ってしまった有り得ない可能性。
 それでも、まさか、或いは、と。
 償うことで、この自分が沈んでいるビルの中のように暗い闇から解放される時が来るのではないか、と。
 ……もう、身体は殆ど動かない。能力も使えない。
 限界を超えて『原子崩し』を使うと、自身の崩壊を招く。

「……だから、どうしたって……いうんだよ…………」

 麦野は誰にいうでもなく、呟く。
 そうだ。自分は既に死んだ。幻想を壊されて、『麦野沈利』は一度死んだのだ。
 きっとこのまま垣根を追わずに仕事に戻ったとしても、きっとターゲットになった相手は必ず殺せと命が下るだろう。
 それならば。
 ここで絹旗を殺そうとした贖罪を果たして、死ぬのもそれでいいのではないだろうか。
 そしてこの先、自分の手に掛かる人がいなくなるのなら、それでもいいのではないだろうか。

 だから彼女は最後の力を振り絞って立ち上がる。
 ふらふらと足元も覚束ない。視界もボヤけて見える。
 だが、それでも構わない。絹旗を逃がす時間を少しでも稼げるのなら。
 学園都市から完全に逃げ切れるとは思えないが、それでも助かる方法はある筈だから。
 深く息を吸い込み、それほど遠くに入っていないであろう垣根へと言葉を投げかける。

「……待てよ、『未元物質』」

 命を賭して彼の邪魔をする、と。
186 :とある上旗の日常記録 38/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:52:09.56 ID:ySx5Apwo
 垣根はその言葉が聞こえたのか、風穴から出る直前に立ち止まり、振り向く。
 ふらふらと今にも倒れそうな麦野を見て、ハッ、と息を吐く。

「……オイオイ、マジかよ。これじゃ俺が悪者みたいじゃねぇか。昔の仲間を庇って死ぬなんざ、どんな美談だ?」

「……うっさい、んだよ……テメェみてぇなクソッタレの言う事なんざ聞きたくないだけだ……」

 麦野の返したその言葉に、垣根は薄く浮かべていた余裕の笑みを消して目を細める。
 そのワインレッドのスーツのポケットに手を突っ込み、興醒めしたような口調で言う。

「そうかそうか。なら、お前のお望みどおり殺してやんよ」

 バサッ、と垣根の背に六枚の羽が舞う。
 それにぶつかった壁はどういう現象か、音も立てずに風化した。
 『未元物質』。
 彼の能力は、『この世のどこかにある筈の暗黒物質』ではなく、『本当にこの世に存在しない未元物質』なのだ。
 その力は、一体どこのものなのだろう。
 この世ではない世界――彼のその翼が象徴する世界――――即ち、天界から引きずりだした『神の住む天界の片鱗』。
 普通の人間の勝てる道理などどこにもないのだ。『神の子』の力を一部持つ『聖人』ですら彼に勝てるかは疑わしい。
 垣根はそんな力を、今は能力も使えない、回避行動も取ることすら出来ないただの少女以下である彼女にぶつける。
 彼は皮肉げに笑い、麦野へと問いかける。

「最後に祈らせてやろうか第四位」

 それに彼女は先程までの弱々しさなど微塵も見せずに吐き捨てた。

「人間振るな、第二位風情が」

 そうか、と垣根は呟き。
 その翼を麦野へと伸ばす――――


 その瞬間。
 麦野は見た。
 垣根の斜め後ろに、それがあるのを。


 その瞬間。
 垣根は見た。
 自分の左後ろに、それがあるのを。


 それは。
 よくあるテディベアで。
 とある金髪碧眼少女がとある事に使うぬいぐるみで。
 それから伸びた導火線から火花が散り、弾ける――――
187 :とある上旗の日常記録 39/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:53:02.11 ID:ySx5Apwo
 ドゴン!!と空気が大きく揺れた。

「ビンゴォッ!!」

 暗闇の中、月明かりの下で金髪碧眼少女――フレンダは大きくガッツポーズをする。
 彼女がいるのは垣根や麦野がいるビルの真向かえのそれの屋上。
 大事をとりすぎだとは思うが、相手は学園都市で二番目に恐ろしい怪物だ。これでも甘いという人もいるだろう。
 それはともかく、今はそれよりも何よりも、撃墜出来たことに対して喜びたいフレンダだった。

「待って、フレンダ。爆発寸前に、『未元物質』のAIM拡散力場が広がった」

 しかし、そんな上機嫌の彼女を隣の少女――滝壺理后が宥める。
 きょとん、とした顔をフレンダはして、ビルの下を見下ろし、

「え?ってことは、やっぱり……」

「まだ、反応有り」

 フレンダの見ている中で、ゴッ!と煙が一辺に吹き飛んだ。
 その中心に佇むのは、ほぼ無傷の垣根。
 しかし、完全ではない。麦野を前にして周りの警戒を散漫にしていたのか、スーツに多少のススが付き、二、三箇所は焦げている。

「痛ってぇな」

 垣根は麦野など目もくれず、ビルの真下から上――フレンダと滝壺を見る。
 暗闇であまりよくは見えないはずだというのに、彼ははっきりとその姿を捉えていた。

「そしてムカついた。先ずはテメェからブチ殺す」

 麦野など今の状態ならばいつでも殺せる。
 ならば殺すべき優先順位は、この自分に傷を負わせたあの少女たちだ。

「ヤバ……ッ!」

「こっち」

 ぐい、と滝壺がフレンダの手を引っ張り、すぐに階段の元へと走る。
 不意に横に飛び、フレンダも何事!?と思いつつもそれに引っ張られると、

 光り輝く何かが、彼女たちが通るはずだった位置を破壊しながら突っ切っていった。
188 :とある上旗の日常記録 40/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:53:50.30 ID:ySx5Apwo
「ひっ――っ」

 フレンダの顔が一瞬だけ青くなる。それは、垣根が放った『未元物質』に他ならなかった。
 しかし、彼女らがそれを躱せたのは単なる偶然ではない。
 『アイテム』正式構成員、滝壺理后の能力である『能力追跡』。
 彼女の能力は敵のAIM拡散力場を記憶し、一度記憶すると例え地球の裏側にいたとしても決して見失わない、というのが一番ポピュラーな使い方だ。
 しかし、応用するとこんなこともできる。
 相手の拡散力場の動きを解析し、どこにどんな攻撃が来るか予測する。それが正体不明の攻撃であったとしても、例外なく。

「――前方に二歩、左方に一歩の地点におよそ半径一メートルの攻撃」

 演算の終了と共に、彼女はフレンダの手を握りしめて再び右に飛んだ。
 轟!と白い光が通過し、飛んだ後に片足で地面を叩き、階段のある扉へと飛び込む。
 フレンダはただそれに付いていくのに精一杯で、まともに頭を働かせることも出来ない。
 だが、そんな頭でも階段に飛び込んだことで峠を越したことは理解した。

「チッ、奇妙な能力を使いやがる」

 それはこちらも理解しているようで、垣根は苛立ちを募らせる。イライラの原因は回避されたことだけではない。その回避される理由にもある。
 自身の『自分だけの現実』から先読みされるというのは気持ちのいいことではないからだ。
 それに加え、滝壺とフレンダには内部に逃げこまれてしまった。いっそ建物ごと壊してしまおうかとも考えたが、隠蔽を考えると適策とは言えない。
 さてどうしたものかと考えたところで、麦野へと意識がいく。

「……アイツらは『アイテム』の一員だったよな……つまり、麦野。テメェを助けに来たわけだ」

 彼は振り向かず、言う。

「なら、テメェを人質にとっちまえばあいつらは動けなくなる。そうしたら『アイテム』ごと壊滅させて、チェックメイ――――」

 そこで、垣根は気づいた。
 背後に何の気配もなく、麦野の息遣いも聞こえないことに。
 素早く後ろ振り返ると、垣根の立つ位置の丁度反対の場所に、穴が空いていた。人が無理矢理通ってきたような、大きな穴が。
 驚愕するのも束の間、ようやく彼はフレンダと滝壺が一緒にいたのか、その理由に辿り着いた。
 滝壺は『未元物質』のAIM拡散力場を記憶しているのだから、安全な遠距離からフレンダに教えればいいだけだった。
 それなのに、フレンダと行動を共にしていた理由。
 そもそも一撃で倒せるなど勿論思っておらず、その後の反撃を回避させ、時間を稼ぐための陽動として彼女らは共にいたのだ、と。
 そしておそらくは、彼が能力を使った時の音にまぎれて侵入してきたのだろう。どうしてそんなことに気がつかなかったのか。
 自分の間抜け加減に、垣根の表情が憤怒に染まる。

「クソが……!この第二位、垣根帝督をナメやがって……!!」

 バガン!!と憂さ晴らしに、垣根は右手を振るって付近の壁を大破させる。
 連鎖するように、垣根のいるビルの支柱に罅が入り、徐々に崩壊していく。
 その最中でも垣根は翼を延ばし、崩れてくる壁を、天井を、床を飲み込んでゆく。
 先程まで多少は気にしていた隠蔽など、もはやどうでもいい。とにかく『アイテム』のクソ野郎どもを粉々にする。
 彼の頭には、それしかなかった。
189 :とある上旗の日常記録 41/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:54:23.85 ID:ySx5Apwo
「……どう、して…………」

 揺られつつ、麦野は問いかける。
 彼女は今、一人の少女に担がれていた。お世辞にもいい格好とはいえないが、そんなことは気にする様子はない。
 それはさておき、麦野の問いに彼女は答える。
 曰く――別に大した意味などない、と。助けに来ても良かったし、こなくてもよかった、と。
 麦野は後者だと思っていた。なぜなら、自分は彼女に酷い事をしたのだ。
 ほとぼりがそれなりに冷めた今なら逆に復讐されかれない最悪なことを。勿論、されたとしてもただでやられるわけではないが。
 それでも、少女は助けに来た。恨んでも恨み足らないはずの自分を。

「……ま、話を二人から聞いたときに即答とは超いきませんでしたけどね。私はやっぱり、自分で思っている以上に善人にはなれないらしいです」

「……なら…………」

「あの人なら」

 再び問いかけようとした麦野に重ねるようにして少女は言葉を紡ぐ。
 その言葉には強い確信を込め て。

「あの人ならきっと、救いを求めなくても、過去の柵があったとしても……すぐに助けに向かうでしょうから」

「…………」

 答えるのは無言。麦野から漏れる息には微かな納得が混ざっていた。
 変わっている。自分も、少女も。
 あの時の路地裏、命懸けで振るった能力の渦の中で、変わったのだ、私達は。
 けれど、麦野は皮肉を込めて口にする。そんな変わった自分を差し置いて、闇から抜けだした少女へと。

「アンタがそう言うんならそうなんでしょうねぇ、元『アイテム』構成員さん」

「ええ、超そうですよ、現『アイテム』リーダーさん」

 少女――絹旗最愛は戦場へと赴いた。
 自分が捨てた世界の戦場へ、過去の仲間を守るために。


 同時。
 垣根が振るった白の刃が一辺のビルを薙ぎ倒す。
190 :とある上旗の日常記録 42/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:55:00.89 ID:ySx5Apwo
 その白い羽は、ビルを一直線に突き抜けている彼女らの視界にも入った。

「んなっ……!?」

「っ……!もう隠蔽のことなんて超考えていないみたいですね!!」

 絹旗は投げやりに、しかし丁寧に麦野を足元へと放ると窒素の壁を辺りへと創りだす。
 落ちてくる瓦礫はただの瓦礫だ、特に防ぐことにさして問題はない。
 ただ、唯一或るとするならば、その量だろう。

「絹旗!」

「超大丈夫です。全部……止めてみせますから」

 ズガガガガガガガ!!と落ちてくる瓦礫同士が削り合いながら絹旗と麦野へと向かってくる。
 『窒素装甲』は銃弾を伏せぐ程の盾だ。大抵の能力は防ぐことができる。
 だがしかし、それは皮膚から数センチが限界だ。
 それは無意識化――『一方通行』と同じく自動展開の盾の限界であって、更に演算をすれば広がるのだが、それでも比較的とはいかない。
 つまり、防ぎきれるかどうかがわからない。
 しかしながら、それは正直に全て受け止めたら、という話だ。

「というか、単純に考えてこれ全部受け止めるって、超馬鹿でしょう」

 ミシッ、と窒素の壁が軋む。それは巨大な瓦礫を受け止めたからだ。
 続いて幾つも同じ大きさの欠片が降り注ぐ。それは既に欠片という領分を超え、岩と呼んでもいいだろう。
 絹旗は動じない。

「ふっ……と!」

 腕を振るい、先程受け止めた瓦礫を垂直に投げ飛ばす。その直線上にある瓦礫と互いに砕け散り、粉々になる。
 その間に開いている片手で適当な瓦礫を拾い、危険度の高いそれらを撃墜、と繰り返す。
 言うならば、瓦礫でのお手玉、といったところだろう。
 何れそれらはなくなり、すっきりとなった上階(殆ど崩壊していて一階の壁しか残っていない)の穴からは金色の月が顔を覗かせている。

「……なんとか、超凌いだようですね」

 それでも落ちてくる量が飽和を超えていれば危険だったが、そこは垣根の白い羽が触れた壁を破壊ではなく消滅させる能力を有していたために余裕とは言わずとも防ぎきることが出来た。
 ふぅ、と絹旗は溜息を吐き、麦野を背負いなおそうと屈み込むが、

 眼前、一筋の光が通り過ぎる。
191 :とある上旗の日常記録 43/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:55:40.87 ID:ySx5Apwo
 ちり、と前髪が焼ける。反射的に身を起こし、麦野との距離をとった。
 そこに声がやはり、声が響く。

「おっといけねぇ。月からの光を収集して撃ち出してみたはいいが、慣れてねぇから狙いが定まらねぇな」

 コツ、と足音を立てるのはやはりわざとらしい。
 或いは自分がここに居ると誇示したいがための行動なのかは区別がつかないが。

「よぉ、『窒素装甲』。わざわざ殺されに来てくれるたぁ、愁傷なこったな」

 垣根帝督が、そこにいた。
 確かに絹旗が通ってきた道はビルを破壊しながら通ってきた道で、追いかけるのは容易だ。
 だが、あんな風に暴れておいて辿れるはずがない。
 それが彼女の顔に出ていたのか、垣根は呆れたように言う。

「馬鹿か?こんな風通しの良すぎる状態で瓦礫が跳ね上がってるのを見りゃだれだって一発だろう」

 ぎり、と絹旗は奥歯を噛み締める。
 第二位と真正面から対峙して勝てるとは思えない。
 『原子崩し』とは違ってわかりやすく『窒素装甲』を貫くとは言えないが、逆に絶対に防げるとは言い切れ無い。
 恐らく、一撃でも喰らえば死にはしないものの行動不能状態に陥るだろう。

(……フレンダや、滝壺さん達は……?)

 彼女らに直接的な戦闘能力はないが、フレンダの爆弾は目くらましになるし、滝壺の能力を応用すれば相手の能力を暴発に誘える。
 手札は多いほうがいいと周りを見渡すが、姿は見えず、追いかけてくる気配もない。
 これに、垣根から返答がある。

「ああ、あいつらのいたビルも破壊しておいた。今頃お前と違って、瓦礫の下にうもれてるんじゃねーのか?というか、ここら一体破壊したからそろそろ『警備員』達も駆けつけてくるかもな」

「……だったら、超帰ったらどうですか?今なら誰が破壊したか、という隠蔽は間に合うと思いますけど」

「心配すんな」

 垣根は手をしっしっ、と振る。

「テメェらを殺したらとっと解散するからよ」

 咄嗟、絹旗は麦野に飛びついて庇うように抱きしめる。
 垣根はその行動を見て失笑した。

「美談、美談だな。こんな美しい友情を崩してしまうってのは、なんとも惜しいことだ」

 そんな言葉を口にしつつも、躊躇うことすらせず。
 幾度目ともなる、爆発が巻き起こった。
192 :とある上旗の日常記録 44/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:56:31.58 ID:ySx5Apwo
「――――――ッ!!」

 絹旗は空を飛んでいた。
 どうやら致命傷は避けることが出来たらしいが、装甲の感触がない。
 爆発で全て吹き飛んでしまったようだ。

(やっ、ば!?)

 思う次に、地面に衝突していた。
 ビルが崩れた瓦礫を派手に弾き飛ばしながら。
 『窒素装甲』を再び纏おうと試みるが、痛みで演算をする暇もなくガリガリと皮膚が剥がれる感触だけが頭を支配していた。
 それでも、腕の中の麦野だけは絶対に離さない。
 地面を何度もバウンドし、制服が破け、あらゆる部位から血を出しながらようやく止まる。

「っ…………」

「絹……旗?」

 声にならない声を出すと、腕の中の麦野が反応を示す。
 どうやら無事らしい。よかった、と絹旗は安堵する。
 自分の身体がまだ動くらしいことを腕を動かして確認しつつ、事務的に絹旗は言う。

「……どこかの瓦礫の下にでも潜っててください。そうしたら、きっとバレないでしょうから」

「……何言ってんの……?」

「『アイテム』を裏切り、暗部を離脱した私如きに麦野が付き合う必要は超ありません。死ぬのは私一人で十分です」

「だからっ、何言ってんだよお前はぁっ!?」

「ですから、もう超十分です、と。麦野が私を殺させまいと庇ってくれただけで、冥土のお土産にはなりますよ」

 ぐっ、と動けない麦野と態勢を入れ替えて、絹旗は付いた砂や石を払いつつ起き上がる。
 大きく背伸びをして、肩越しに麦野へ振り返る。
 その顔は、暗くて良く見えなかったが、微笑んでいるように見えた。
193 :とある上旗の日常記録 45/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:57:06.04 ID:ySx5Apwo
「いい夢を見させていただきました。常盤台に通って、御坂さん達と戯れて、本当に私は光の世界にこれたんだ、と感じることが出来ました」

「……けれど、どうやらやはり学園都市からは逃げ切れ無いらしいですね」

「おい……待てよ…………」

「……敵討ちとか言って、第二位に喧嘩売るのは超やめてくださいね?では、お元気で、麦野」

 麦野の声をなかった事にし、絹旗はそのまま吹き飛んできた方向へと歩き出す。
 麦野は力を振り絞って後を追いかけようとするが、とうの昔に彼女の身体は限界を超えている。
 でなければ、瓦礫のときや今の着地の時だって、『原子崩し』を使って危機を脱出出来たはずだ。
 それでも、麦野は去りゆく彼女を止めようと、大きく息を吸い込む。

「まてっつってんだろ絹旗ァアアああああ!!」

 その怒声に、絹旗は振り向かず、ただ立ち止まった。
 麦野は身体を起こすこともできないが、ただ叫ぶ。
 彼女を止めるために。

「逃げ切れ無いだとか諦めたこと言ってんじゃねぇよ!幸せを諦めてんじゃねぇよ!!」

「テメェは『アイテム』を抜けるときどう考えた!?私が攻撃したとき何を思った!?」

「足を撃ちぬかれて!逃げる手段を失ってまで逃げようとしてたんじゃねぇのかよ!生きようとしてたんじゃなかったのかよ!?」

「あの『幻想殺し』の隣を歩いていくために!日の当る世界を進んでいくために!!」

「そうして、テメェは、私から無事に逃げきったんだよ!『アイテム』を抜けることが出来たんだよ!」

「なのに、どうしてそんな簡単に逃げ切れ無いだとか言えるんだよ!心残りがないわけないだろ!?」

「それなのに、絹旗、テメェが生きることを諦めるって、そういうん「そうそう、そういえば一つだけ心残りがありましたね」

 絹旗はそれ以上聞きたくないとでも言うように、麦野の言葉に被せる。

「当麻も連絡を受けてこっちに向かってるはずですから……もし会えたら、超伝えてください。…………『私のことは忘れてください』……と」

 絹旗最愛は。
 その言葉を出すのに、どのくらいの勇気を必要としたのだろうか。
 例えば、彼女がここから麦野を置いて逃げ出していたとしよう。
 過去の仲間すら見捨てて辿り着く先は、恐らくやはり上条のところだろう。
 しかしながら、後ろ盾も何も無い状態で二人で生き延びられるはずもない。辿りつく未来は、きっと二人揃っての死。
 絹旗は言うのだ。『大事な人を殺してしまうほど、人間を辞めたくない』と。
 最愛の人を救うために。彼女は、自分が死ぬことを選んだ。
 それは――限りなく、悲しく、勇気のいることだっただろう。
 麦野から彼女の表情は伺えないが、彼女は泣いているのかもしれなかった。
194 :とある上旗の日常記録 46/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:58:01.54 ID:ySx5Apwo
「……今度こそ、本当に……さよならです」

 絹旗は再び歩き出す。
 迷わずに、真っ直ぐと。
 麦野はその背中に、今度こそ声を投げることが出来なかった。



「……お待たせしました」

「ああ」

 垣根は、先程の場から全く動かずに立っていた。
 まるで彼女が来ることを予測していたように。

「抵抗はしません。せめてやるなら一思いにやってください」

 彼女の言葉に嘘はない。
 自動的の『窒素装甲』は意図的に解いているし、今は普通の少女と何ら代わりはない。
 ふん、と垣根は鼻息で返してから答える。

「俺に任された仕事はお前の殺害だけだから、どういう風に殺そうが俺の勝手だが……ま、いいだろう。きいてやるよ」

 続け、問いかける。
 彼にとって、殺す前に問わなければならない重要なことだから。

「で?あいつはどこだ?」

「……あいつ?麦野なら――」

「あー違う違う、そっちはどうでもいい」

 垣根の心境の変わり様に絹旗は眉を潜めるが、次の瞬間にそれは塗りつぶされる。


「アレイスターの『第一候補《メインプラン》』の核、『一方通行』と並ぶ『幻想殺し』のことだよ」


 絹旗の表情は、驚愕一色に染まる。
195 :とある上旗の日常記録 47/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:58:52.09 ID:ySx5Apwo
 その表情を見て、垣根はまたもや嘲笑する。

「おいおい、まさかお前に、この俺が動くほどの価値があると思ってたのか?テメェを暗殺するんならもっと適任が『スクール』にはいるんだがな」

「俺の目的は最初っからテメェの勇者サマ、『幻想殺し』だけなんだよ」

「『一方通行』と同じく『第一候補』の主要人物。第一位より潰すのは楽そうだからな。ま、これで駄目なら第一位も潰しちまえばいいだけの話だ」

「だから、絹旗最愛の殺害の依頼を受けたのは『幻想殺し』を誘き出すだけの餌だ。テメェなんかついでなんだよついで」

「っつーかそもそも、テメェを殺すつもりならさっきので七回は殺してんだよ」

 コノヒトハ、イッタイナニヲイッテルノダロウ。
 絹旗には、垣根が何を言っているのか理解ができなかった。
 けれど、これだけはわかる。
 自分が生きていようが生きていまいが、上条当麻が殺されてしまう――――ッ!

 だから絹旗は。
 落ちていた瓦礫をおもいっきり垣根へと投げつけた。

 バガン!と瓦礫は真ん中から割れ、垣根は絹旗を睨みつける。

「痛ってえな」

「超当たり前です。そのつもりで攻撃してるんですから」

 絹旗の返答に垣根は顔を歪ませる。
 そして、不意にハッ!と言った後、彼には似合わない高笑いを始めた。
 絹旗はそんな彼を不気味なものを見るように見つけている。

「――はは……くくっ…………おもしれぇ、おもしれぇぞお前」

 垣根は悪役の笑を突如消し、

「ぶちのめす」

 端的に言い放つ。
196 :とある上旗の日常記録 48/60 [saga]:2010/07/30(金) 18:59:24.86 ID:ySx5Apwo
 ゾクリ、と絹旗は背筋が凍った。
 前の麦野の時以上の殺意。
 それには慣れているつもりだった。いや、事実慣れていた。
 だというのに。
 垣根帝督のそれを真正面から受けて、まともに動くことも出来ない。

「……殺す、つーそんな象徴的な分かりづらい事は言わない。もっと具体的に言ってやる」

 彼は麦野に見せていた以上の怒りを見せていた。

「テメェの腹掻っ捌いて内蔵をグッチャグチャにしたあとそれをかち割った脳に刷り込んでやろうかっ!?」

 言うやいなや、垣根は絹旗へと飛ぶ。
 そして、その得体のしれない手を振るった。
 触れた瞬間、何が起こるか彼以外に全くわからない。
 だが、一つだけ言えることは、死ぬということが確定するということだ。

 わかっていても、あまりに彼は早く、絹旗は反応できない。
 『窒素装甲』すらやはり無意味で、彼の手は絹旗の腹部に触れ、

 ない。

 その拳は数ミリ手前で動きを停止していた。
 何が起こったのか、と思う以前に、彼女は分かっていた。
 こんな、もうどう仕様も無い時。
 こんな、もう救いのない時。
 そんな時に限って、登場するヒーローを、彼女は知っているから。

 僅か、数十メートルの距離。
 そこに、彼は立っていた。
 垣根は喜びを込めて、彼の登場を歓迎する。

「来たか、『幻想殺し』!」

「…………………………」

 対して、彼は、何も云わない。
 対して、彼は、何も答えない。
 ただ、彼が、『幻想殺し』が――上条当麻が言うことはたった一言。
197 :とある上旗の日常記録 49/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:00:18.50 ID:ySx5Apwo















「文句は、ねぇよな」














198 :とある上旗の日常記録 50/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:00:56.20 ID:ySx5Apwo
 それは、仮にやりすぎてお前が死んでしまったとしても構わないよな?という確認。
 彼を知る者なら、彼からそんな言葉が出ることに驚くだろう。
 しかし、彼はそこまで怒っている、ということだ。

 絹旗、垣根、麦野は知る由もないが、彼は此処に来る途中にフレンダと滝壺の救出を少しばかり手伝った。
 ヘタをすれば死んでいたかもしれない。
 圧倒的な力をもち、それでも奪うことしか出来ない垣根に、彼は心底腹が立っていた。

 勿論、それも一因だが。
 最大の要因は、目の前の光景だ。
 今、正しく、自分の大切な人に、手をかけようとしている、その光景。

 彼は、上条当麻は、今まで何の面識もなかった垣根帝督に対し、本気の殺意を抱いた。


 ズダン!と地面を叩く。
 上条当麻はタガが外れているのか、人間が出すことのできるスピードの限界を超えて垣根に迫る。
 しかし、人は光に追いつけないように、垣根の攻撃の方が何倍も早い。
 後ろ足に絹旗を蹴って邪魔をされないように数メートル飛ばしてから、その六枚羽を駆使して月の光を集約し、レーザーを放つ。

 上条は一瞬の判断で右手に頼らず、態勢を低くすることで上にやり過ごす。
 垣根もそれを見て修正しようと試みるが、その前に右手でガードされた。
 『幻想殺し』。
 変換した光すらも元の状態に戻す、アレイスター・クロウリーの『第一候補』の主軸たる能力。

「防ぐか!だったらこれでどうだっ!?」

 垣根はそのレーザーに、更に羽を一枚重ねる。
 すると次の瞬間、上条に計数十本のレーザーが襲いかかった。

「っ!?」

 上条は全力で左横に飛び、それを回避しようと試みる。が、

「ぐぉぉおおおおおおおおおおっ!!」

 拡散されたレーザーは上条の回避を許さず、容赦なく彼を貫く。
 しかも、足元はガラスやコンクリートの破片がごろごろある。受身すら考えずに飛んだ上条はそれで追い打ちをうけた。

「っづぁっ!?」

 破片が突き刺さり、悲鳴をあげる。
 上条は痛みをこらえつつ起き上がろうとするが、

「休んでる暇はねえよ、『幻想殺し』」
199 :とある上旗の日常記録 51/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:01:42.37 ID:ySx5Apwo
 その声がするやいなや、追撃をするようにレーザーが上条に振りかかる。
 歯を食いしばって足を動かし、地面を低く駆ける。

(『回析』か!?)

 光波や電子の波は狭い隙間を通ると波の向きを変えて拡散する。
 原理はわからないが、あの白い翼がその隙間の役目を果たしているのだろう。
 そもそもとして、上条にはあのレーザーがなんなのかもわからない。右手に反応して打ち消せるのだからなにかしら異能であると判断はしているが。

「とにかく、あの白い翼に触れれさえすれば……!」

 レーザーも、拡散もあの翼が行っている。
 あの羽こそが奴の能力だと理解はできるのだが、触れる方法が見つからない。

「くそっ、どうすれば……っ!?」

 ズキン、と先程貫かれた脇腹に激痛が走る。
 その隙を垣根が見逃すはずもない。
 ズバン!と上条の頭部を狙った光線が放たれる。

(や、ば―――――い!)

 素早く首を振って、回避しようとする。
 が、やはりレーザーは速く、完全に避けるより先に上条の耳の端を削った。

「―――――――――ッ!!」

 悲鳴にならない悲鳴が木霊する。
 それでも、上条は足を動かさないといけない。
 立ち止まると、幾本のレーザーが自らの身を貫くからだ。

(くそっ、くそっ、くそっ……!このままじゃ、このままじゃあ…………!)

「……意外に粘るな。右手だけだからすぐ終わると思ってたが……」

 途中から躱すことに精一杯で近づいては来ないものの、右往左往する上条に垣根は僅かに賞賛を抱く。
 しかし、そろそろ終いにしなければ本当に『警備員』も来てしまうだろう。

「……ま、それなりには楽しかったぜ『幻想殺し』」

 垣根は大して感慨もなさそうにそう呟くと、レーザーに手一杯になっている上条へ右手を向ける。
 勝利を確信した、この一瞬こそ。
 彼女が待っていた、『隙』。
200 :とある上旗の日常記録 52/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:02:16.42 ID:ySx5Apwo
「うあぁあああああああああああああああああっっ!!!」

 背に広がる白い羽をすり抜け。
 大きく拳を振りかぶって。
 垣根帝督に一撃をぶちかます。

「絹旗っ!」

 その言葉にはっとしたように、垣根は素早く振り返る。
 が、間に合うはずもない。
 その右手は既に、目の前いっぱいに広がっているのだから――

 ズバン!と彼の顔面に『窒素装甲』がクリーンヒットする。
 ふわ、と垣根は微かに浮き上がり、そして落ちる。

「はぁっ、はぁっ……当麻、大丈夫ですかっ!?」

「絹旗……サンキュ、マジで助かった……」

 絹旗も酷使した身体に鞭打ってきたのか、息が切れている。
 上条もようやく立ち止まることが出来たが、立ち尽くすようなことはしない。
 とにかく、この場を乗り切ることが出来たことに喜びを。
 そう両者とも考え、走りはしないが互いにゆっくりと近づいていく。
 が、上条はギョッとした顔をすると叫ぶと同時に駆け出す。

「絹旗っ!後ろっ!!」

「え?」

 ブォン!と白い羽がまるでギロチンのように、絹旗の真上から振り下ろされる。
 しかし、上条の呼びかけが早かったからか間一髪のところで絹旗は地面を転がった。

「っ……!」

 絹旗は振り返り、『窒素装甲』を前面に集中展開する。
 が、そんなものは無意味だと悟った。

「チッ……!なんだぁ、どいつもこいつも邪魔して来やがって……!俺は第二位だ!『未元物質』なんだよ!!テメェらが逆立ちしても辿りつけねぇ領域にいるんだよ!なのにどうして俺が地面に跪かなきゃいけねぇんだ、あぁ!?」

 なぜならば。

「何もテメェらに合わせる義理なんざどこにもねぇんだよ……人が手加減してやってるってのに調子乗りやがって……!覚悟はできてんだろうなぁ!?」

 そこにいたのは、垣根帝督ではないから。
 『未元物質』――人智の届かない領域である、天界の力を引きずりだす能力――――

 即ち、これは、神の力。
201 :とある上旗の日常記録 53/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:02:56.53 ID:ySx5Apwo
 垣根はその翼で空へと舞い上がる。
 その翼が羽撃くたび、真白な羽が空を埋め尽くした。
 上条は、いつかどこかで見た光景だな、と漠然と、この場にはそぐわない感想を抱く。
 それは、禁書目録の『竜王の殺息』。撃ちぬいたもの全てを聖ジョージの一撃と等しい殺傷力を持たせる禁書中の術式。
 その時の光景に、よく似ていた。勿論、彼のこれは演出のようなものであり、記憶喪失を引き起こすような精神的殺人能力はないが。

「『幻想殺し』だ?『窒素装甲』だ?んなもん俺の前にはクソッタレの能力でしかねーんだよ!」

「見てろ。これが俺の力だ!」

 垣根の翼が、更なる輝きを見せる。
 それは、神秘的な、神々しい光を讃えていた。
 しかし、それだけではなく機械的な無機質も内包している。
 それだけなのに、六枚の翼に触れた空気は震え、悲鳴を上げた。

「『未元物質』はこの世に存在しない物質だ。この世界ではどうやっても理解出来ない物質だ!!テメェらの常識は俺には通用しねぇ!!」

「どうだよ、これが第二位だ、垣根帝督だ!テメェらは俺に打ち勝つことなんざ絶対に出来やしねぇんだよ!!」

 上条は、絹旗は、ただ垣根を見上げる。
 人は空を飛べない。世界は光に追いつけない。
 それはこの世の常識であり、一生縛られ続ける節約だ。
 しかし、『未元物質』にその常識は通用しない。
 それこそが天界の力。それこそが神の力。 
 それを理解するのを待っていたかのように、翼は煌きを増す。何かを貯めているのか、と上条はなんとなく思った。

「絶望を抱いて死ね。テメェらの『希望』はここで終わりだ」

 もはや、彼らに打つ手などない。
 上条も、絹旗も、彼の言うとおりに絶望に塗りつぶされかける。
 瞬間。
 上条当麻は、絹旗最愛は、垣根帝督まで。
 それを、聞いた。


「それはどうかにゃーん」


 その、『絶望《幻想》』を打ち破るよな気楽な声を、聞いた。
202 :とある上旗の日常記録 54/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:03:35.53 ID:ySx5Apwo
「逆算――終わったわよ」

 は?と垣根がその声がした方向へと振り向くより先に。
 その翼を、数十本もの極光が射抜いた。

「――――――ッ!?」

 彼が落ちるより早く理解したことといえば。
 額から血を流した長髪の女性が、仲間の二人の少女の肩を借りながら、瓦礫の上から手を伸ばしていたということで。
 それはつまり。
 『原子崩し』が『未元物質』を撃ちぬいたということだ。

「結局、『未元物質』がこの世に存在しない物質だから能力が効かないっていうんなら、その存在自体を含めて再演算してしまえばいい訳よ」

「でも、むぎのだけならできなかった。私の『能力追跡』とあわせても時間がかかった。これは、かみじょうときぬはたが足止めしてくれたからこそ出来たこと」

 追うようにフレンダと滝壺の声が走る。
 これは麦野だけの功績ではなく、『アイテム』全員で掴みとった一瞬の隙だと。
 瞬きのあと、垣根は加速する。
 重力には逆らえず、即ち、下へ。

「む、ぎ――――麦野ォォォオオオオおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

 絶叫。
 しかし、『原子崩し』を放った第四位、麦野沈利は相手にすらせず。
 自分を見上げる位置にいる少年少女へと投げかける。

「……あとはアンタらの仕事よ」

 わかってる、とその言葉すらなく、しかし彼、彼女の目はその隙を見逃さない。
 上条は怪我の痛みを耐え、加速する。
 前へ、前へ、前へ、前へ、前へ!
 ズダン!と力強く踏み出した一歩は、上条を空へと舞わせた。
 しかし、それでもまだ足りない。

「当麻!」

 絹旗が態勢を低くして飛び出す。
 上条は彼女の意図することを理解し、空中で態勢を整える。
 その上条の足元に、絹旗はバレーのレシーブをするように腕を滑りこませ、
 刹那。
 上条は一直線に垣根の方向へと砲弾のように風を追い越す。
203 :とある上旗の日常記録 55/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:04:19.66 ID:ySx5Apwo
 垣根は避けられない、と判断したのか、抗わず、残った羽を寄せ集めて一つの武具を生み出す。
 それは、天界から引きずりだした、おそらく神すら殺せるであろう槍。
 ロンギヌス。
 実物は、禁書目録曰く、幾年も経過した今でも儀式に代用できる品がないという霊装。
 同じく神すら殺す神上の討魔には相応しいとも言えるだろう。

「きやがれ、『幻想殺し』ァ!!」

 轟!と垣根をそれを振るうだけで衝撃波が迸った。
 音が消え、風が消え、辺りの瓦礫が消え去る。
 それでも。
 上条はこちらへの視線を揺らがせない。
 恐怖。垣根はそれを覚えた。
 先程の衝撃波を打ち消したとて、多少は失速したはずなのだ。それなのに、何がそう見せているのかはわからないが彼を目には見えない何かが後押ししているように見える。

「……いいぜ、お前に俺達の常識が通用しねぇ、っていうんなら」

 その手が届くまで、数メートル。
 時間にして数秒もない距離。
 そんな瞬間に、上条は言う。

「まずは、そのお前の『常識《幻想》』をぶち壊す!!」

 バキン!と真正面から対峙した『神殺し』は。
 一方は砕け散り、もう一方は打ち破り。
 そして、打ち破った『神殺し』はその所持者へとぶつかり、

 両者は交差する。

 やはり、そこでも音はなく。
 ただ一つの勝敗が決した。



 それでも、と願った少女は。
 その結末に思わず、顔を綻ばせた。
204 :とある上旗の日常記録 56/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:05:00.84 ID:ySx5Apwo
 上条が目覚めた時には、そこはいつもの天井がある。
 またか、と思わず溜息を出さずに居られない。前回はつい数日前で、遂に最短記録を達成したのではないだろうか。

「えーっと……結局、どうなったんだっけ?」

 上条は朧気な記憶を引きずりだす。
 絹旗が自分を打ち上げて、なんだかよくわからない白い槍と右手がぶつかったことは覚えている。消去が追いつかなくて痛みがあったから。
 その直後がよく思い出せない。果たして自分は勝ったのか、或いは負けたのか。

「……そうだ、絹旗!負けたんなら、アイツが……」

「その心配はいらないぜい、カミやん!」

 にょっ!と突如ベッドの下から土御門が生えてきた。
 うお!?と上条は驚愕の表情を浮かべずにはいられない。

「いやー俺はアイツらに面が割れてるから、見つからんように忍びこむのに苦労したぜい」

 何事もなかったかのようにパイプ椅子を引っ張りだし、彼はポケットから一枚の黄色の折り紙を取り出した。
 鼻歌まじりにチョチョイ、と手折られたそれは鶴の形をしている。
 どうやら、彼なりの見舞いのようだった。

「ああ、禁書目録のことなら心配いらんぜよ。舞夏のご飯食ってグースカお眠り中だからにゃー」

 その言葉に上条は生返事で返す。
 僅かな沈黙。
 とん、と二つ目の、今度はピンクの鶴が置かれた。
 それを合図にしたように、上条は意を決して土御門に問いかける。

「なぁ、土御門、えっとさ」

「絹旗最愛、及び『アイテム』についてなら、さっきも言ったとおり心配はいらない。なにせ、カミやんは学園都市第二位を打ち破ったんだからな」

 突如に彼の口調から遊びが消え、それだけで糸を張ったような雰囲気となる。
 続けて、『これでカミやんは第一位から第四位まで倒したんだな』、と微かに口元を釣り上げた。
 その目元は、サングラスに隠れて伺えない。
 上条は彼の報告に安堵し、しかし首を激しく振って異を示す。

「そうじゃなくて。……他に聞きたいことがあるっていうか、その前に確認もあるっていうか……」

 歯切れの悪い上条に、土御門は眉間に皺を寄せた。
 三つ目の金色の鶴が並ぶ。

「……なんだ?」
205 :とある上旗の日常記録 57/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:05:36.61 ID:ySx5Apwo
 口を開いたにもかかわらず、上条は最後まで悩む素振りを見せる。
 自分の予想通りなら、と怯えているのが土御門にはわかった。
 しかし一度言った以上、上条は土御門を見詰めて質問をする。問いかけの中に確信を織り交ぜて。

「なぁ、土御門……絹旗をさ、常盤台に移すようにしたのっておまえだよな?」

「……意外に鋭いな、カミやん」

 土御門はそのサングラスの奥にある瞳で上条を見据えた。
 四つ目、茶色の折り鶴が置かれた。

「……で、何が聞きたい?っていっても、俺にも答えれることと答えられないことがあるが」

「ああ、えっと……どうして、暗殺命令が出ているのに絹旗を常盤台に移したのか、ってことなんだ」

「『アイテム』……だっけか、麦野達が必ずしも暗殺を止めるわけではなかっただろうし、助かった先のことを考えたにしたら随分と確率の低い賭けじゃないかな、ってさ」

「簡単だ。あいつの『窒素装甲』は堅い。だから油断させる必要があった。自分は狙われてない、自分は暗部から抜け出せた、という具合にな」

 そっか、と上条は土御門から視線を外して、窓の外を眺めながら答えた。
 彼も暗部だ。それを上条は理解している。前回、第三学区にいけと、絹旗の危機を告げてくれたのも彼だ。
 だが、それ以前に友達だ。天使が顕現した時なんて自らの身を張ってくれたし、大覇星祭の時にも限界まで魔術を使ってくれた。
 だから、そんな土御門に今の自分の表情――きっと、落胆している――を見せたくなくて、外を眺めたのだ。
 電気に反応する風車が回って、飛空船も飛んでいる。表の世界は今も平和だ。
 そしてそんな微妙な空気の流れる沈黙を打ち破るのは、勿論土御門。
 それは、とても軽い口調で。

「――っていうのは上層部に納得させるための建前で、実をいうと常盤台の警備は堅いからあそこにしたんだにゃー」

 ガクン、と上条の頭がうな垂れる。
 土御門はそんな上条のリアクションに満足したように饒舌となる。

「寮監は噂で聞く限り『超電磁砲』ですら恐れる人だし、何しろ常盤台の能力者は全員レベル3以上だぜい?」

「勿論実践的な訓練は修めていないにしても、全員で戦えば数十秒から数分間の間は時間が稼げるはずだからにゃー」

「そこに騒ぎを聞きつけたカミやんが今回と同じように颯爽と登場すればチェックメイトぜよ」

 そこにも穴がないことはない。
 もしも、絹旗が逃げ出さないで垣根と戦うことを選んでいたら。
 もしも、上条がその異変に気がつかないで助けに来られなかったら。
 ……きっと土御門は、そのもしもすらも考慮に入れていたはずだ。入れていて尚、それを詰めようとはしなかった。
 それは、『アイテム』が動くと信じていたのか。或いは上条が泥沼から救い出せると予測していたのか。はたまた、初めの方に言ったように絹旗を処分しようとしていたからなのか。

「んじゃなーカミやん。学校にちゃんと顔出すんだぜい」

 その答えは土御門元春の腹の中。
 なにせ、彼は自称『天邪鬼』なのだから。
206 :とある上旗の日常記録 58/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:06:16.48 ID:ySx5Apwo
「あっ、当麻!超起きたんですねっ!!」

 ほぼ入れ違いにして入ってきたのは絹旗。
 土御門が言っていたことが嘘だと思っていたわけではないが、彼女の姿を見て身体中から力が抜けていくのがわかった。
 そんな中、『窒素装甲』をまとわれたままおもいっきり抱きつかれ、上条の骨が悲鳴をあげた。

「あだだだだだだだだだだだっ!!?」

「当麻っ、当麻ぁっ……!」

 上条の悲鳴にも気がつかず、絹旗は更に力を込める。
 そんな絹旗の脳天にスパン!とスリッパが叩き落ちた。

「痛がってんでしょうが。彼氏だっていっても、病み上がりってことを忘れるんじゃないわよ」

 絹旗の後ろから現れたのは、麦野。
 そのスリッパを履き直しつつ、ぽい、と花束を上条に放った。
 もしやこの流れは?と上条が思うと同時に、残りの二人も姿を現し、何気なく会話に加わる。

「だけど結局無事でよかったわけよ。地面に落ちたときすごい音したからねぇ……」

「うん。死んじゃったかと思った」

「第二位に勝ってから不慮の事故で死ぬって、笑い事にもならないんじゃない?」

「超失礼なっ!当麻は死にませんよ!なんてったって、当麻は超当麻なんですから!」

 某野菜人みたいにいうなよ、と当麻は口には出さず突っ込む。
 とりあえず力は弱まったとはいえ、まだ抱きつかれているために右手で触れておく。
 麦野は先程まで土御門が座っていた椅子に座りつつ、背伸びする。

「……っていうかさ、絹旗馬鹿じゃない?自分が狙われてるっていうのにわざわざ戦場に飛び込んでくるとか。いくら昔の仲間に頼まれたからって」

 そう言い、フレンダ、滝壺を横目に見る。
 ギクリ、とフレンダは背筋を延ばし、滝壺はいつもどおりの無表情でぼんやりとしていた。

「ま、まぁでも、結局第二位を倒せたんだから、結果オーライってわけよ!」

「……本当にそう思ってるワケ?」

「う……ま、まぁ、半分は……少しは…………一厘は………………」

 麦野のプレッシャーに圧倒されて、どんどん訂正していくフレンダに上条は笑う。
 釣られ、絹旗も、滝壺も、麦野も。フレンダだけは、笑い事ではなかったが。
207 :とある上旗の日常記録 59/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:06:55.09 ID:ySx5Apwo
「しっかし、まぁ……こっちに第四位がいたわけだけどさ、本当よく全員生きて帰れたよなぁ……」

「一番の立役者がなーにいってんだか。……でもこれで終わりってわけでもないだろうけどね」

 数秒静まり返り、皆して麦野に視線を集める。
 彼女は片目だけ開けて脚を組み、そして彼らと一瞥する。

「何変な顔してんのよ。よーく考えれば当然でしょ?」

「確かに学園都市では最凶クラスの第二位を破ったわけだけど、それはこっちが五人もいたから」

「なら、それを分散してしまえばいい。一度に二チーム以上をぶつけるとか、対能力者部隊の『迎撃部隊』をぶつけるとか、ね」

「そこの『幻想殺し』は生憎能力者にしか効果はないし、私たちがこれからも絹旗に協力していくとしても手数が足りなくなるのは目に見えてるわ」

「……これで終わる可能性も、なきにしもあらず、だけど」

 麦野は再び病室を見渡す。
 フレンダ。
 滝壺理后。
 絹旗最愛。
 そして、上条当麻で視線を止める。

「……ねぇ、上条。アンタに、もう一度だけ聞きたいことがあるのよ」

 上条は麦野のそれに、無言で続きを促す。
 麦野は彼女にしては真剣な、怒りでも、仕事の話をするときともまた違う表情で問い正す。


「アンタは、絹旗と一緒に地獄についていくつもりがあるの?」


 そう、様々な感情を込めた、しかしそれを下に秘めた口調で。
208 :とある上旗の日常記録 60/60 [saga]:2010/07/30(金) 19:07:26.91 ID:ySx5Apwo
 上条は、過去に同じような言葉を聞いたような気がした。
 記憶の上では、覚えていない。それはきっと、昔の自分が体験した記憶だから。
 けれど。
 あの時は即答できなかったけれど、今ならできる。
 数秒もまたずに、絹旗に掛けた右手に力を込めて。


 『勿論』、と――――


 その姿を見て、麦野は目を細める。
 ガタン、と音を立てて椅子から立ち上がった。
 そして、

「とーうまぁっ☆」

「ってええぇええええええっ!!?」

 上条に飛びかかった。
 フレンダは麦野の奇行に唖然呆然とし、目を見開いたままフリーズ。
 滝壺も少しだけ驚いた様子で口をぽかんと開けていた。
 そして、すぐ側の絹旗といえば、

「ちょっ、ちょっ、ちょっ――――っ!?な、何してるんですか麦野ぉおおおおおおおおおっ!?」

「だってだってー、あんなこと即答で言われたらすごい羨ましいじゃない?だからぁ、寝盗ろうかと思って☆」

「『寝盗ろうかと思って☆』じゃ超ないですよっ!?当麻は私のものですからっ!!」

「あっれぇー、絹旗ちゃんは彼氏が盗られそうで怖いのかにゃーん?」

 その発言にピシッ、と空間に罅が入ったかのように感じたのは、恐らく上条一人ではないだろう。
 わなわなと震え、絹旗は立ち上がってビシッ、と麦野に指を突きつける。

「いーでしょうっ!超やってやろうじゃありませんか!当麻は、絶対に渡しません!!」

「ふふん、それはどうかなー?」

 挑発に乗る絹旗と、それを更に煽る麦野。
 やれやれと呆れたように首を振るフレンダに、それを微笑ましく見守っている滝壺。
 そして、渦中の上条。
 それぞれ違う反応を示している五人だが、そこには確かに――平和があった。


 ふぅ、と溜息を吐き、ふと備え付けの机を見る。
 そこには、黒、茶色、黄色、金色、ピンクと、五羽の鶴が踊っていた。



 fin.
209 :とある上旗の日常記録 60/60 あとがき [saga]:2010/07/30(金) 19:08:11.30 ID:ySx5Apwo
 おしまいです。見てくださった方、お疲れ様でしたー
 始めるときにも言いましたが、待ってくれていた方、随分とお待たせしました……
 どうやら私は書き溜めより書きながら進める方が好きみたいです。
 とりあえずはこの幻想装甲、もとい上旗はここで終了です。見ていただき超ありがとうございました!
 ……麦野のキャラが崩壊しすぎた気がしないでもない。


 さて、今度は『心理掌握』の奴の続き書かないと……
 ああでも上壺も設定は完成したし……ああもう、時間がいくらあっても超足りません……!
210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 19:10:26.50 ID:8obBVUYo
>>209
GJ 
> 心理掌握 楽しみに待ってます。
211 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 19:12:13.59 ID:j9Y6gKko
すげぇ量だ

まだ読みきれてないけど乙々
212 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/30(金) 19:48:59.91 ID:XYKVzMAO
惜しみ無い賞賛を貴方に
213 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 20:25:15.35 ID:hEHLAGE0
窒素装甲乙丙丁。

幻想を殺された垣根君の物語は……

そう……かかないの………
214 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 20:38:35.34 ID:egpqgawo
流れに全く関係ないけど聞きたいことが…

18413号と一方通行の話のSSってタイトルなんだっけ…
ヤッちゃうやつ
215 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 20:51:28.72 ID:xI0VQGc0
ふと思ったけど、ステイルってSSにあまり出ない気がする
某スレで死んだときの反応とか、人気はあるほうだと思うんだが
216 : とある船上の首無事件<クビキリサイクル> [sage]:2010/07/30(金) 20:59:31.91 ID:FGTcHfYo
前スレ、162の続きです。

殺人事件 グロ描写? 注意。


あらすじ〜

御坂姉妹が船上パーティ開催して、呼ばれる。(超能力者勢と、理事長の孫、そして上条と禁書)

だが、御坂妹が部屋で首をもがれて死んでいたッ!

色々と探る。海原が火野が侵入したかも?という情報をくれる。

大広間へ戻る。 と、削板が殺されていたッ!←イマココ
217 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:01:59.77 ID:FGTcHfYo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1279299041/162-174/

      後半戦      息する者≪遺棄する物≫


甲板にて、俺は一人風を浴びていた。

「とうとう二人目ですね。」
海原がそう言いながらこちらに来た。
相変わらず、爽やかな笑顔をひっさげて。

「皮肉ですかぁ? 上条さんだって今回の事は止められなかったのはつらいんですよ」

はぁ、とため息を吐く。 ため息を吐くたびに幸せは逃げていくというが、今不幸のどん底だから逃げる者もない。

「インデックスさんはどうしたんです?」

「ん? 今容疑者に話聞いてる。 あいつほど適任はいないからな」

あいつはどんな些細な事でも見逃さない。歩く監視カメラだよな……。

「そうですか……。 死体、見とかなくていいんですか?」

「……はっ?」

「だから、死体。」

「は? 見たけどさ、 お前、何言って……」

海原は相変わらずの笑顔だ。
何となく、その爽やかフェイスに何かがあるように感じられたのだが。

「それに、インデックスさんから離れていいんですか?」

「おい、何が言いたいんだよ……?」

「多分、インデックスさんは犯人とまではいかなくても、トリックぐらいは分かってるんじゃないんですか?」

「そりゃあいつならそうだろうけど、それとお前の言う事と何の関係があるんだよ?」

「インデックスさんが危ないですよ?」

「あぁそうかもな……って、はぁ!?」

さり気に何か重要そうな事混ぜるなよ爽やか三組。

「冗談です。」

相変わらずの爽やかフェイスだ。つかこいつ爽やかの仮面をかぶってんじゃね?そうじゃね?
218 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:03:15.51 ID:FGTcHfYo
「………お前犯人じゃねーの? ポーカーフェイスで殺してそう。」

いや、ポーカーっていうか爽やかフェイスだけど。

「僕じゃありませんよ。 ……ああ、火野神作の情報提供で疑われてるんですかね。」ウムゥ

うっ。 何か悩ましそうな表情するな。 気持ち悪い。

「まぁそれはいいんですが、推理がんばってくださいね。」

そう言って海原は船内へ戻る。
言いたい事だけ言いやがってェ……。

でもインデックスが火野やら犯人サマやらに襲われる事はないと思うんだがなぁ。
レベル5という軍事兵器がいる訳だし。あいつらが手を出す理由はないはず。助手が殺されたら容疑者の疑いはふかくなる訳で。
……以上の理由からあいつらの所にいる限りは大丈夫だろう、と上条当麻は考えますゥ!。

………ま、これ。 前提条件が、【レベル5は犯人ではない】が必要なんだけどな。

……アレー? 何だか疑わしくなってきたぞー? 上条さん的に疑わしいぞー?
第一位から第四位までもれなくついカッとなってカカッと人殺しそうだぞー?

……やっぱり戻ろう。 何かインデックス失礼な事(ないとは思うが)を起こして、カッとなっているかもしれん。

急ごう。



――この時の悪寒が、まさかあんな事になるとは思ってなかった。
219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:04:44.61 ID:FGTcHfYo
===
「あら、上条じゃない?」

そう言って茶髪のウェーブかかった美しいオバ……じゃない、美人のお姉さんと廊下ですれ違った。

「あ、どうも…… ってうげぇ!?」

そのお姉さんはよく見ると(というかよく見なくても)手にサランラップを持っていて、それで足で踏みつけている垣根の顔をラップでぐるぐる巻きにしていた。 
何だろう、何のプレイだろう。 垣根×麦野ではないのは確かだが。

「垣根……お前さ、何やってんの?」

「……! ……!」(しゃべれない)

「私がちょっとした制裁加えてるだけよ。」

美人のおねえさん――じゃない、麦野サマはそう言ってぐいぐいとさらに垣根を締めつける。

「は、はぁそうなんでせうか?」

「そうよ。」

さらっと答えられても。これがレベル5か……。

「何か変な勘違いしてない?」

「し、ししししてませんよ!?」

「ふぅーん?」

疑いの目が痛い。 麦野さんは原子崩しでレベル5! ただし視線で人も殺せちゃうっ!みたいなっ!?

「……ところで、」

「はいぃ!?」

麦野さンマジ真面目! な顔をして俺を見据えてくる。垣根?垣根はラッピングされてるよハハハ

「……ちょーっと気になったから調べたんだけどさ……。
 さっき殺されたのって、誰?」

「えっ? 削板は削板だろ? ナンバーセブン、削板軍覇。」

「いや……そういう意味じゃないけど。 何て言えばいいんだろう……」

人差し指をこめかみに当て、いかにも悩んでますポーズ。いいな、使えそう。オレも今度から使おう。

「あー…… こいつも何だけど、私は見てないのよ。 その削板って奴を。」

「生前の姿……って意味? でも俺は見たんだけどな。」
220 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:05:33.82 ID:FGTcHfYo
「そう? そうなのねーふーん」

「……何ですか麦野さん、その言い方はまるで「実は削板は前から死んでました☆ 俺が見たのは幽霊です☆」みたいじゃないすか。」

「いやいや、別にそこまで言ってないわよ。 というか一方通行も海原も見たーって言ってたし、偶然でしょうね。」

一人で納得する麦野。

「……というか、普通にあの時見たんじゃ?」

あの時、というのは大広間でスピーチとかしていたアレだ。

「いやー 私ちょっと考え事してたのよ。 ふーん、いたんだ。 という事はこのバカキネの使えなさがさらに強調された訳ね」

バカキネと呼ばれる第二位は、さらにサランラップの妖怪に進化していた。おお、こわいこわい。

「ま、このバカキネはいいんだけどさ、 火野神作が侵入したって本当?」

もうレベル5の耳に入ってたか……。

「あぁ、海原が言ってただけだけどな……。」

「なーるほど。 ふーん、おもしろくなってきたじゃない。」

指をコキコキと慣らす。 
……俺はこの時、第四位に狙われてるであろう犯人(=火野神作(仮))を同情した。

バカキネはモガモガと何か言いたそうにしていた。
麦野はそのたびに足でげしげしと踏む。

しかしこの状況……第二位が第四位に負けてるってお前……。
俺の不幸センサー(命名、俺)がここから逃げろと轟き叫ぶゥ!
ここにいたら自分も巻き込まれると轟き唸るゥ!

「垣根、がんばれよ」(キリッ

第二位がすごい未練がましい目で見つめてきたが、俺は残念ながら≪偽善使い(フォックスワード)≫なんだ。
助ける義理はない。俺は垣根を切り捨てて、そげぶダッシュ(この事件終了後、垣根が名付けた)で大広間へ向かう。


「………御坂の妹、か」

ちょうど第一の犯行現場となった場所で立ち止まる。
今更だけど、見ておくか。何かのヒントになる可能性はある。
「KEEP OUT」と書かれたテープをまたぎ、中へ入る。

「……失礼しまーす…… ってあれ?」

御坂妹の服(らしい)を着ていた死体が、消えていた。
221 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:06:13.55 ID:FGTcHfYo
「……誰かが動かしたのかな?」

死体って腐乱臭きつそうだし、誰かが耐えられなくなって収めた(我ながら物扱いとはひどい)のかもしれない。
普通警察が来るまでは事件現場をいじっちゃダメ!って教わらなかったのか。ドラマとかで。
……普通に考えて、「学園都市のドラマに常識は通用しねェ!(キリッ」という事なのかもしれないが。

証拠品ひとつもなかったので、現場を後にする。





大広間に入ろうとすると、一方通行が抱きついてきた。……っておい。
野郎に抱きつかれて欲情しませんからね!? という冗談はさておき……いや、冗談じゃないけど。
一方通行は俺に抱きついてきた、というか突進してきたのだ。
続いて、打ち止めがその後ろからさらに俺に体当たりをしかけてきた。ぐぇえ。

これだけなら俺はふざけんなと怒ってやったんだが。
二人の表情がそんなふざけたモノではなかったので怒らない事にする。

一方通行は何だか怒りやら何やらな表情で、打ち止めは今にも泣きそう……っていうか泣いていた。


「三下ァ、 覚悟しろォ」

おいおいいきなり上条さん死亡フラグですかッ!?

「……ミサカはミサカは、哀しくて涙が止まらないよ、って現状報、告、してみたr……グスン」

ああ何で泣くんだよ!? 一方通行に殺されるゥ!?


とりあえず二人を引きはがす。いや、俺からだよ? 二人の仲を引き裂く訳じゃあないからね。
別に俺『通行止め』が嫌いな訳じゃないから。……推してる訳じゃないけど。

「で、何があったんだよ」

俺未だに広間に入らせてもらってない。廊下でタックルですよ? どういう状況なんだよ……。

「……三下、あの修道女だがよォ」

修道女……、まぁ普通に考えてインデックスだよな。
うん、で?



   「……死ンだ。 首が斬られた状態でなァ。」


222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:07:06.65 ID:FGTcHfYo
「………はっ?」

頭が一瞬白紙になった。

インデックス、人が死ぬ。 このワードは俺にとってもかなり身近なモノでもある。

何で、結びつかない? 何故、拒む、俺の  ――

全部がゆっくり動いているように見えた。全部が幻想的に見えた。


御坂が叫んだ。どうやら俺の名前を呼んだらしい。

垣根がサランラップを巻かれた状態でやってきた。麦野は垣根にサランラップを巻きながら、やってきた。

一方通行はそこにいる。打ち止めも。

だけど。

御坂の妹は来ない。もう、     来ない。

削板軍覇は来ない。もう、首は戻って来ない。


インデックスは、戻ってこない。

もう、二度と――?


「おい、しっかりしろォ!」

一方通行が俺の肩を突然掴む。
違う、俺が倒れそうになったのを支えてくれたんだ。
どうやら、あまりの『事実』に俺は気を失いそうになったようだ。

「……我ながら、馬鹿らしいよな…… さっさと犯人捕まえとけばさ、こうならなかったのに」

他にも言いたい事はあった。山ほど。
だけど、とにかく。
あいつらの為に、事件を解決してやろう。

解決するまで、死んでやらねぇよ。

「おい、一方通行」

「何だよォ、三下」

「俺を、現場まで、連れてけ。」

恥ずかしながら、俺の足はガクガクとひどく痙攣を起こしていた。歩けないのだ。
223 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:08:06.50 ID:FGTcHfYo
「……おーけーェ。 おい、クソメルヘン。 右肩持てよ」

「ん、あ、あぁ。」

垣根は一瞬とまどったか、何かすぐ理解すると(さすが第二位のメルヘン(笑)頭脳だ)俺に肩を貸してくれた。


「うっ……」

誰が言ったかその呻き声。もしかしたら俺かもしれない。

インデックスであっただろうモノは、食堂のテーブルの上で、仰向けになるように倒れていた。
修道服(歩く教会)が見事に血に染まっていた。
首から上は前の二例通り、なかった。

インデックスが死んだのに、こんな冷静に見てるなんて、感覚がマヒしてるのかもしれない。

「………こりゃ、ひでぇな。」

垣根はそう言って目を細める。人の死に慣れた目だ。

「……誰が初めに発見した?」

「……私よ」

御坂が名乗り上げる。
……そういえば、削板の時も妹の時もこいつだったっけ。


「皆さんどうしたんですか?」

いきなり爽やかな声が後方から聞こえた。
あぁ、海原か。振り向かなくても分かるぐらいだよこいつの爽やかっぷりは。

「あァ オマエか海原。 見ての通りだよォ」

一方通行の知り合いだったらしい。 世界不思議発見。

「へぇ、また首がないんですか?」

「犯人狂ってるよなぁ。 ……ま、暗部の俺が言えた事じゃねぇけど。」

今度は垣根(※ ただしラップを巻いている)。 アンブ? 何の事だろうか?
「しかし、犯人はどうしてこんな事したんでしょうね?」

相変わらずの爽やかフェイスだが、すごくイラつく。

まるで、俺を嗤ってるみたいで。

「……まるで、人形みたいに首をもいで。」
224 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:08:43.63 ID:FGTcHfYo

――人形?何が……――



あ。

そういえば、 

何で、皆首がもがれてるんだ? 普通に殺せばいいのに。
首を持っていく必要なんて、ないはずなのに。

犯人が猟奇的殺人鬼だったから?

違う。

チェス台を ひっくりかえせ。

リスクを犯すようなことは 普通しない。
必要だったんだ。

   首をもぐ必要があったんだ。


人形は、頭部を変えてしまえばキャラクターも変わってしまうのがほとんどだ。
人の形をしてる以上は。 それは人にも当てはまるのではないのだろうか?
死人に口なし。見た目さえ誤魔化せば、どうにかなる。

だからもいだ。

再利用する為に。

それこそ、着せ替え人形みたいに。



       ≪クビキリサイクル≫ か……――。


……そうか、だから。だから、か。




「……犯人が分かった。」

そういうと、皆が一斉に振り向く。
225 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:09:42.97 ID:FGTcHfYo
「……犯人が分かった。」

そういうと、皆が一斉に振り向く。

「誰だよ一体?」

相変わらず肩を持ってくれる垣根がそう問いただす。(※ ただしラップを巻いている)

「……それにはまず、死体を確認しないとな。」

垣根と一方通行から腕をはなし、一人でインデックスの死体の所へ向かう。

「おい、もう大丈夫なのかよォ?」

「大丈夫だ……。」

だって。俺の読みが正しければ。
これはインデックスの死体ではないから。

俺は食堂の、インデックスの死体に近づいた。
後ろの麦野が「顔色悪そうだけど、本当に大丈夫なのか?」と心配してた。
見えないが、海原は相変わらず爽やかフェイスだろう。
御坂は、     。

ぐいっ、と脇の下に手をつっこみ。
倒れこんでいた死体を持ち上げてみる。

――やはり、これはインデックスではない。

ポーズのせいで分からなかったが、完全記憶能力がなくても分かった。

「身長が違う」のだ。
インデックスよりも10cm程高い。

そして。
削板。 御坂の妹。 

御坂妹の死体の紛失。 数日経過。

  全ての死体の共通点は。 首無し。

何となく、繋がった。
完全ではないけれど。

いや。これで十分だ。


「犯人が分かった。」

俺は死体を再び戻し、後ろを――一方通行達の方を向く。
226 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:10:25.22 ID:FGTcHfYo
「犯人は


         御坂美琴と海原光貴 お前たちだ。」


「………えっ?」

あっけにとられたような顔をする御坂。

海原は相変わらず、ただ笑っていた。

垣根が「……第三位が?」という意外そうな眼で御坂を見る。
麦野は嘲笑うように。一方は睨みつけていた。




「……簡単な事だよ。 動機はしらないけどさ。」

誰も何も言わないので、とりあえず推理の過程でも言っておこう。

「御坂が妹を事前に殺した。 ――打ち止めが知らないうちだから、このパーティが始まる前かもな?」

御坂は何も言わない。否、言えない。
仕方ないので、続けることにする。

「とにかく、自分が疑われる可能性を減らすために別の犯人がほしかったんだろうな……」

「そこで。 海原も利用して俺に嘘を吹き込んだ。他の人間にもな。」

まぁ俺が海原を疑う理由は、あの爽やかフェイスとインデックスが危ない、と甲板で言った事が三割ぐらいあるのだが。
その海原も相変わらず爽やかフェイスのままだ。本当に犯人な気がするぞ。

「…火野神作っていうのは、連続殺人鬼だ。 だから、連続殺人を行ったようにすればさらに疑いがそっちに強まる。」


「……だから、削板軍覇を殺した、っていうの?」

そう疑問を投げかけたのは麦野だ。

「そうだが、殺してはないと思う。」

「はっ?」

意味不明よ?とでも言いたそうな顔をする麦野。

「……言ったろ、「連続殺人を行ったようにすれば」と。 実際は殺してないと思う。」

このだだ広い船の中に監禁しているか…、もしくは元々いなくて、パーティの時は誰かの変装かも……と付け加えておく。
227 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:12:22.09 ID:FGTcHfYo
「なるほどねぇ…… 確かに変装なら、「肉体変化」があるから……」

うんうんと納得する超能力者24。……というか垣根はいつまでサランラップ身体にまいてるつもりなんだろう。

「……ねぇ、カミジョウ。」

いつの間にか、俺と死体の近くにいた打ち止めが言う。
その視線は定まらず、これが夢だと信じたいような、そういう恐れを抱いた表情だった。

「お姉さまが犯人って、 ソギイタが殺されてないって、 どういう事なの?」

「……まずは、二つ目の質問から答えるか。」

説明を始める。

「簡単な事だ。 そもそも、ただの殺人鬼ごときにあいつは負けないだろ。」

「えっ? ただの殺人鬼って、え? 」

はてなマークを大量に浮かべる。 姉が犯人と言われた事と、もう一人の姉が殺された事などで混乱を極めていた打ち止めの頭はもう限界のようだ。

「あいつは囲まれてアイスピックやら拳銃やらを受けても「痛い」で済ますような奴だぜ?」
つまり、
「少なくとも―― 能力者でも聖人でもエリート軍人でもない、ただの一般人を[ピーーー]殺人鬼とは、格が違う」
つまり、
「あいつはたった一人の殺人鬼ごときには負けるはずがない。」
つまり。
「だから削板軍覇は死んでない。」

結果。
「少なくとも、ここにある死体と、削板の死体は偽物だ。」

……本当は単なるはったりだけどさ。

「だ、だったら、ソギイタは、ソギイタは、生きてるんだね!? ミサカは、ミサカは……」

犠牲者が減っていた事がうれしかったのか、そのまま泣き崩れる打ち止め。一方通行が持ち上げて背負う。てめーら親子か。

まぁそれより、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方通行の、「てめー何嘘ついてンだよ、子供に嘘吹き込むな」な視線が痛い。視線で死にそう。


さて、削板がうんぬんのはったりの説明終了。
お次は強敵ミサカさんのご登場です!という事で。
視線を御坂に移す。 すごい挙動不審だった。

どうやら。 本当に犯人だったようだ。 
個人的には、削板の推理すら怪しかったのだが……。
228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:13:55.45 ID:FGTcHfYo
「……なんで、」

御坂は右手を顔にあて、感情を押し殺した声で問う。

「……何でバレちゃったのかなぁ?」

その質問は、御坂自身へと向けていた。
顔をあげ、俺を見つめる。

その目はとても、「         」だった。

死んだ魚の目のような。
打ち止めがひっ、と言ってズボンを掴む。
垣根が憎たらしげに見る。麦野は舌打ちをした。

追いつめてるはずのこちらが気圧されそうだ。




「……せっかく、あの子を殺せたのにねぇ……?」

その言葉からにじみ出るのは、狂喜か、狂気か。


一方通行が、口を重たげに開く。

「どういうつもりだ、第三位。」

「どういうつもりも、何もないわよ。」

相変わらず、目に光はなく。

「……あの子が羨ましかったのよ。」

「……」

御坂は、続ける。
首をかしげ、笑うような顔のまま。

「私は第三位。 あの子はレベル3。」

「あの子は私と違って、輪の中に入る事ができるから、羨ましかったのよ」

「私と同じ中学校で、私と同じ名前を背負っていて、それでも私と違った。」

「私は、あの子みたいになりたかったのよ!」

演技じみた顔を貼りつけて。 御坂はそう言った。
と、あいつは何気なく、まるで目の前の物を掴もうとするように――腕を俺へと伸ばした。
229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:15:22.09 ID:FGTcHfYo
「っ!?」

反射的に右腕を伸ばす。
目に焼きついた残像から、どうやら御坂は雷撃の槍を放ったようだった。

「……おとなしく、いもしない殺人鬼のせいにしとけばよかったのよ……」

どうやら、俺を[ピーーー]気のようだ。

「馬鹿っ、やめなさい第三位!」

麦野がそう言って御坂に蹴りを入れようとした瞬間、(女子の顔を殴ると定評のある俺だが、さすがにあの蹴りは殺しにかかってると思う)
突然横合いから雷撃の槍が走った。


「お姉さまをフルボッコにするのはおやめになってください、とミサカは懇願してみます。」
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:15:58.70 ID:FGTcHfYo
「!?」

そちらへ一斉に振り返る。
そこには。


御坂美琴そっくりの少女がいた。

………って、はぁ?


「……第三位の、妹……?」

麦野が蹴りのモーションを解き、目の前の光景を信じられないという目で見ている。
垣根は常識が通用しねぇっとほざいてた割に、けっこう「ハァ?」という目で見ている。
一方通行は眉間にしわをよせており、何か今にも眉間からクレッセントビームが出そうだった。嘘だけど。
打ち止めは死んだはずの姉の姿に嬉しいのか哀しいのか、何も言えない表情だった。

彼らの反応を見た御坂の妹は、はっとしたように口に手をあてる。

「あ、あわ、失敗しました、ついお姉さまが蹴られそうだったので出てきてしまいました!」

「……はぁ?」

……ゾンビか? 確かに御坂の妹の死体はなくなっていたが……
でも、俺の推理だと……この後ろの、インデックスの歩く教会を着た死体が御坂妹のはずなんだが……。

と、俺が悩んでいると、御坂が妹の方へ近寄る。
ごそごそと御坂妹が後ろから何かボードのようなものを取り出して……。


そのボードにかかれてた文字は――。



「じゃーん、 ドッキリ大成功〜! とミサカは今更ながら宣言しますッ!」



………。

…………。

………はっ?

……何だ、この耐えがたい沈黙。
231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:18:08.93 ID:FGTcHfYo
「……何、だと……?」

律儀につっこんであげる第一位。

海原以外「ハァ?」な表情をしてる中、御坂が「いつもの顔」で説明する。

「……言ったでしょう、遊びだって。」

………。

………あー……。

……何だよそういう事か。

まさしく、俺が最初に言った通り。

「戯れ事」たった訳かよ。


急に力が抜けて、ひざから地面に崩れ落ちちまった。

「なかなかいい線いってましたよ、上条さん。」

いつの間にか爽やかイケメン海原が、俺の目の前にいて肩に手を置いていた。ホモかこいつ。

「確かに、僕と御坂さん、そしてその妹さんでこの殺人事件を起こしました。」

そして、大体はあなたが言った通りのトリックで三人殺してみせましたし、削板さんの変装も貴方が言った通りです、とも。

「今褒められても嬉しくねぇよ……。 結局俺は掌の上で踊らされてたんだろ?」

「えぇそうです。ですけど、」

そう言って一旦区切り、泣き崩れてたり憤慨してたり何が会ったのかメルヘンウィングを展開してたりする彼らを一瞥する。

「楽しそうじゃないですか。 たまにはこういうスリルもあってもいいじゃないですか?」

「俺はそのせいで結構ひやひやしたし、 ガチで死のうかと思いましたよ……ったく」

「ふふ、 平和すぎるよりも、少しぐらい死線をくぐるのもいいじゃないですか、たまには。」

「そんな事はどうでもいいんです。 インデックスも大方協力させたんだろうけど、さっさと解放しろよ。」

「はぁ。 いいですけど、今彼女御坂さんの服着てますけど?」

「………いや、別にいいけど?」

「そうですか。」

では呼んできますね、と言って食堂を出る。
232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:18:46.36 ID:FGTcHfYo
この後、常盤台中学の服を着たインデックスと再開(といっても一日もたってない)したり、
垣根のラップを解いてやったり、打ち止めが二人の姉にしかるというか八つ当たりというか……やりきれない思いを吐いてたり。

色々あった。
……確かに、あいつの言うとおり。たまにはいいのかもしれない、スリルも。
単に相対的によく見えるだけだし、日常がいい事には変わりないけど。けど。

久々に、楽しんだ気がする。

船内のボーリングで騒いだり、垣根のメルヘンウィングをどっちが早くもげるかという謎の遊びをしたり。
麦野先生のスーパーおしおきタイムもあったり。御坂も妹も打ち止めも楽しんでたし。
船内の人間まとめてリアル鬼ごっこ(麦野的な意味で)をしたり、スキューバダイビングとやらをしたり。

あぁ。 たまには悪くないな。



問題は、その旅行が終わってからだった。

ある日、削板に呼び出された。
場所は、とある廃ビルの屋上。

「オレがいない間に随分楽しんだな、根性無し。」

ついた早々そんな事を言われる。

「……いやいや、仕方なかったじゃないか。」

「何がだ、つか何だよ御坂も御坂だ………」

ブツブツ、と何か言ってる。
常人なら嫉妬などだろうが、彼の場合は根性が足りねぇだの何だのだ。

「……というかさ、」

「ん?」

「隣の人……だけど。」

俺は削板の隣の何だか見覚えのあるマジ巨乳の結婚適齢期すぎた……ゲフンゲフン、お姉さんを見る。

「ん。 お前に会う途中だっつったらついてきた。」

「……はぁ。 そうかよ」

相変わらず胸やら足やらを見せつけるようなエロい格好をしている魔術師、神裂火織が申し訳なさそうに口を開く。

「すいません…… 本当はちゃんと土産を持って出なおすべきだったのですが、」

「いいよ別に。」
233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:19:19.32 ID:FGTcHfYo
「……すいません。」

削板が俺と神裂が知り合いだという事が分かると、何だか「うわぁ」という目で見てくる。
大方神裂が風俗関係者に見えたのだろう。人を外見で判断しちゃいけません。俺が言うのも何だけど。

「……オレは後でいいから、そこのねーちゃんから先に用済ませてくれ。」

「あ、はい……。 まずですね、上条当麻。」

「はいぃ!」

「力まなくていいです。……この書類を見てください。」

神裂はA4サイズの書類を一枚、俺に渡す。
何かしらの手配者なのか、一枚の証明写真のようなものが貼られていた。

「……誰だこいつ?」

褐色の肌に黒髪の少年なんて、俺知らないぞ?

「……学園都市に侵入したアステカ系の魔術師です。」

イギリス清教が出張る。 魔術師。 侵入。
これから引き出せる答えは一つ。 

「またかよ。」

どうせインデックス絡みだろう。

「またかよ、じゃありませんよ。 ……問題は実はそこではないのですけど。」

「はぁ?」

「どう説明すればいいのでしょう。 ……えっと、化けているんです。」

「化ける? あれか、肉体変化みたいな?」

「……えー、そうですね。 そういう事です。」

「で? もしかして変装されてて見つからないのか? 俺に分かる訳がないだろ……。」

「いやいや、別にあなた達に捜してほしいとは言いません。」

「何だそりゃ?」

「だから、もう見当はついてます。」

……じゃあ倒せばいいんじゃないのか? 俺いらないじゃん。
というかさっきから削板があくびしながら「話まだ終わらないのかよ?」という風に待ってる。
234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:20:15.67 ID:FGTcHfYo
「……恐らく、一週間前から海原光貴、という少年に化けてるはずなのですが」

「………海原?」

待てよ。 一週間前といえばちょうど船でパーリィしていた時期じゃないか。
あの時、アステカの魔術師が侵入していたというのか!?

「くそっ、何で俺気付かなかった!?」

「……あなたが気が病む事じゃありません。 それに、もういいのです。」

「……は?」

「もう「誰でもない彼」から、学園都市に離れるというメッセージを受け取ったので。」

「はぁ?」

「気にしなくてもよいのです。ただ……」

そこで神裂は言葉をきる。

「ただ、もし一週間前に、殺人事件があれば自分のせいだと。そう言ってました。」

「………。」

あの死体。

そうか。  海原……いや、『誰でもない彼』が処分する為に、か。
魔術師は、人も[ピーーー]。 仕事だからという事もあるし、俺らみたいにカッとなって……かもしれない。
その死体の処分に困ったのだろう。
そこで、あいつは海原に成り、御坂にあの「戯れ事」を持ちかけたという訳か。
……死体は自分が用意します、妹さんとあなたが協力してくだされば、おもしろいエンターテイメントになります、とか言って。




「どういう事だよ? 殺人事件だの何だの物騒な事いいやがって。」

削板がいい加減しびれを切らして話に入ってくる。

「すいません。 話は終わりましたので、失礼します。」

ペコリ、とお辞儀をするとすぐさま屋上から飛び降りる神裂。
「なかなか根性あるな、飛び降りるなんて」とか削板が言ってたが俺は何もみてない。

「……で、お前何言おうとしてたんだよ。」

「ん? あぁそうそう…… コレだよコレ。」
235 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/30(金) 21:20:53.30 ID:FGTcHfYo
削板は領収書をつきだしてきたのだ。

「?」

「? じゃねーよ。 俺の服代らしいぜ。」

「……えっ?」

「海原がさ、持って来たんだよ。 お前宛てだってさ。」

「………あぁ!?」

やられた。 海原め。最後の最後でッ!
死体に着せる為に用意した服代を、よりによって俺に請求しやがったァ!


誰か嘘だと言ってくれ。

俺はもぎとるように奪い、値段を確認する。一万以内だったのはよかったが、かなり家計に痛手を受けた。


「不幸だああああああああああ!!」

この行き場のない怒りを解消するためには、いつもの口癖を屋上で叫ぶしかなかった。

「ちなみに、土御門っつー奴が何か「事件巻き込まれおめでとう!」とか言ってたぞ」

「うわああああああああああああ!! ちくしょおおおおおおおおお!土御門ォ!殺してやるゥ!」

相変わらず、俺は不幸だった。


戯言終了。
236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/30(金) 21:22:45.44 ID:FGTcHfYo
という訳でsagaするの忘れまくりでした。全部殺すが入ります。
殺人事件は結局、前編の最初に書いたとおり殺人事件は「戯言で嘘」だった訳……でした。
失礼しました。
237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/30(金) 21:51:05.56 ID:K8qljwSO
幻想装甲の人、乙です!
238 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 22:18:29.86 ID:4V8db9Io
一方さんが「おいィ?」って言ってるのを見てふと思いついた、SSじゃないけど1レス


学園都市の一方通行がこの町では俺はおさまらぬだろうと学園都市を抜けると言い出した
理事長は言った「たしかに抜けるのは勝手だがそれなりの抜け方があるでしょう?」といったが残念ながら引き止めたいのがバレバレで
学園都市人は「一方さんが抜けるならわたしも抜ける」「一方通行がいない学園都市に未来はにい」「お手本がいなくなる・・」
一方通行はどこでも引張りたこでつい先日もミサカ20000号に勧誘されていた

理事長に「何か言う事はないか?」というと理事長は魔術で「もう残る気はないのか?;」と言ってきたが俺は「おいィ?お前らは今の言葉聞こえたか?」といったら
「聞こえてない」「何か言ったの?」「俺の記憶には何もないな」という返事
等々理事長の口から「残ってください;;」と理事長なのに格の違いを見せつけられ自分の地位を悟ったのかいつのまにやら丁寧語になっていた
一方通行は「地位とプランにしがみついた結果がこれ一足早く言うべきだったな?お前調子ぶっこき過ぎてた結果だよ?」
理事長は学園都市を壊さないでと泣いてきたが一方通行に未練は無かった一方通行は地球の自転を利用してビル壁を投げつけた
仲間達は「存在があまりに大き過ぎた」「これじゃ何も出来ない」系の事を言っていたがもうだめ
239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 22:20:20.33 ID:0phQckAO
>>214
これ

9:一方「余り俺を怒らせンなよォ、ブチ犯すぞ」打止「いいよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1268127444/
240 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 22:22:28.80 ID:.Wl8lico
>「俺の記憶には何もないな」
三下wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 22:35:33.08 ID:rrSEkKko
いろんなSSで「気づいてあげられなかった」が使われてるけど
「〜してあげる」だなんてLevel5らしい尊大な、見下した言葉の象徴だと思うんよなあ。
あのシーンであの言葉が使われた時点で御坂美琴は御坂美琴だとニヤリとさせられたわ。
つうわけで皆様も言葉遣いには注意しましょうね。
242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/30(金) 22:41:03.69 ID:CIGgmYo0
なんでみんなそんな長いのかけるん?とはいえ乙、みんなガチで乙

で、またかよって思われそうだけど、ヘタ錬工房書いたよー

書いてる途中に漫画とかこのスレのやつとかみてたらいつの間にか10時半、ふしぎ!

2レス使って投下しまーす
243 :アウレオルスのアトリエ〜家族がふえるよ!〜1/2 [sage saga]:2010/07/30(金) 22:43:48.55 ID:CIGgmYo0
アウ「…インデックちゅ、判然、今の私はなんと見える?」

ミサカ「ばーぶー」

インデックちゅ「…忌憚ない意見を言わちぇてもらえば、JCに赤ちゃんプレイをちゃちぇている変態にちか見えないんだよ…」

アウ「フフ、フフフ、それもコレも、全然、あの『絶対進化能力実験』とやらのせいだ、まったく…。
    2万人の『妹達』による新たな形態の発電所を作るとかなんとか言っていたから依頼を受けたというのに…。
    連中は捕まったが、おかげで共犯を疑われ、警備員にパクられかける羽目になってしまった…、おーよしよし」

ミサカ「あばー」

インデックちゅ「今回は、依頼内容が依頼内容だったのに、相手を疑わずに依頼を受けたアウレオルちゅも悪いんだよ!」

アウ「う…、だ、だって果然、嫌われ者エンド、いやだったんだもん…」

インデックちゅ「まったく…、まあ、あの状況になったおかげで、その子も今こうしていられるわけだち、悪いことばっかりじゃないんだよ。
        まあ、どんな依頼でも、こっちが原因で依頼主の仕事をはちゃめちゃにちちゃった訳だち、仕事としては最悪だけどね。
        ほら〜、べろべろば〜」

ミサカ「きゃっきゃ♪」

アウ「うう…、ま、まあしかし、必然、その通りだな…。私としても、己の娘のような存在があのような実験に使われるのは我慢ならん。
   ほら、たかいたかーい、…ぐう、ちょっと重い」

ミサカ「うーぶー」

アウ「当然、黄泉川先生に、『男なら責任取るじゃんよ!』と言われたように、今後、この子の面倒を見るのは全く問題ない。
   …しかし、このままではいかん、恟然、ご近所さんにでも見られたら、また評判が落ちる。色んな意味で」

インデックちゅ「最初、あいほの誤解をとくのも大変だったんだよ…、マジで」

アウ「ということで必然、あまり気は進まんのだが、この子のためにも私のためにも、黄金錬成で原作のミサカ連中と同じ人格を植えつけようと思う。」

ミサカ「うー?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
244 :アウレオルスのアトリエ〜やったねアウレオルス!〜2/2 [sage saga]:2010/07/30(金) 22:44:55.83 ID:CIGgmYo0
アウ「さて、歓然、無事に終わったわけだが、…ミサカ、私がわかるか?」

インデックちゅ「わたちもわかる?」

ミサカ「はい、ミサカの創造主にてお父さん、アウレオルス=イザード、そしてインデックちゅですね、とミサカは素直に応答してみます」

アウ「…お父さん?」

ミサカ「はい、先程、ミサカのことを、『娘のような存在』と言っておりましたので、お父さんと判別しました、とミサカは脳内での決定事項を打ち明けます」

アウ「…むう、隠然、少々気恥ずかしいな、お父さん、か」

インデックちゅ「ということは、わたちがお母ちゃんだね!」

アウ「いや、現然、お前はどちらかと言えば…、ペット?」

インデックちゅ「うるちゃいんだよ!このヘタ錬!」

ヘタ錬「ヘ、ヘ、ヘ、ヘ、ヘタ錬ちゃうわ!」

ミサカ「ううむ、DNA的には御坂美琴お姉さまがお母さんということになるのでしょうか、とミサカはお父さんの醜態を見物しつつひとりごちます」

アウ「…愕然、それはやめてくれ、倫理的にも対外的にもガチでまずすぎる、原作でもJCをお母様と呼ばせるわけにはいかんかったんだろう」

ミサカ「まあそんなことはどうでもいいとして、今後とも宜しくお願いします、とミサカは強引にまとめに入ります。」

インデックちゅ「無理矢理過ぎるんだよ!」

ミサカ「仕方ありません、ミサカの存在自体が、前回の逮捕オチのために無理矢理用意されたようなものなのですから…、とミサカは世の無常を嘆いてみます」

アウ「…惨然、そんな悲しいことを言わないでおくれ娘よ!!」ギュ

ミサカ「…うう、ヒック、おとうさーん!!」ギュウ

インデックちゅ「イイハナシナンダヨー」

ガチャ

姫神「アウレオルス、魔法のステッキ二刀流、してみたい、もう一本つくっt…」

アウ「」

ミサカ「うぇ、ヒック、うぇぇぇん!!」

姫神「ごめん、邪魔した」バタン

アウ「…茫然、結局またこういうオチなのかぁぁぁ!!」
245 :アウレオルスのアトリエ [sage saga]:2010/07/30(金) 22:48:03.35 ID:CIGgmYo0
終わり

ヘタ錬!ミサカ!テメエら口調めんどくさすぎんだよ!かまちーマジ尊敬するわもう…。

病気ネタと採集ネタはもうちょいまってください…。

病気ネタはできてるんです…。採集は…、どうしよう。
246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 23:02:24.69 ID:q5K/WZQ0
>>236
乙。
誰か前編に張られているであろう事件解決のトリック(伏線)を俺に教えてくれ
>>244
タイトルは一つにしたほうがいいと思うよ。
ミサカは一人しか作られてないんだな。
このまま進むと
アウレオルス「お前のようなウニの合成獣に娘はやれん!」上条「ええ!?」
ってなるのか?
>>215
前スレ赤ずきんの者だがステイル出ているから没にした方を投下するよ
247 :禁書昔話・白ずきん [sage]:2010/07/30(金) 23:04:06.45 ID:q5K/WZQ0
むかしむかし、とあるところに白ずきんと呼ばれる小さな可愛い女の子がおりました。

白ずきん(インデックス)「これはれっきとした修道服なんだよ!」

ある日、おかあさんは赤ずきんを呼んで言いました。

おかあさん(上条)「なんで俺がおかあさん役なんだよ、はぁ……あー、白ずきんや、この上条さん特製クッキーをおばあさんのところへ持っていってくれ」

インデックス「わかったんだよ!」

ぱたん

インデックス「もぐもぐ」

ぱたん

インデックス「ただいまなんだよ!もっと欲しいって言っていたかも!」

上条「……じゃあこのクッキーを持っていってくれ」

インデックス「わかったんだよ!」

ぱたん

インデックス「もぐ(ry」



めでたしめでたし。
上条「いや、不幸だろ……」



その頃
狼(闇咲)「…………来ない(´・ω・`)」



更にその頃

おばあさん(神裂)「誰がババアだごるぁああふざけんなああ」

猟師(ステイル)「インデックスを助ける役と聞いたからわざわざ出てやったのに……落ち着け神ざぐはあぁっ!」

アウレオルス「めでたしめでた「ふざけんなあああ」ごはあぁっ!」

おわり

248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 23:08:52.61 ID:q5K/WZQ0
終わり。
ステイル赤ずきんにして書き換えようかと思ったが
カオスな上にかわいそうな終わり方しか思いつかなかったのでやめた
>>246
×前スレ赤ずきんの者だがステイル出ているから没にした方を投下するよ
○前スレ赤ずきんの者だがステイル出ているから、君のために、没にした方を投下するよ
いや……ほんと、間違いだよ?ステイル原因じゃないよ?
249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/30(金) 23:10:08.84 ID:XYKVzMAO
>>245
犯ってないのに不幸だねアウちゃん!!

ステイル活躍SSなら
上条 「御坂可愛い」 ミサカ 「外見がミサカですから、とミ(ry
は読んだ? ステイルがカッコイイバトル繰り広げてるぞ
250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 23:11:33.38 ID:FGTcHfYo
>>244>>247
アワレオルスwwwwwwww
最近アウレさんのSSが増えるなんて……
アトリエシリーズはまだ続きそうだし俺得な流れはまだ続くな……
>>246伏線はとりあえず海原とか……レベル5は関係なかったのは確定的に明らか
後誰も気づいてなさそうなのは『やぁ。先に言っておく。
これは単なる戯言だ。そして全部が嘘、なんだ。』
の所と、キャラ紹介の『主催者』って所かな。
251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 23:16:46.52 ID:0phQckAO
>>244
乙乙
このシリーズ好きだぞ
252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 23:20:50.55 ID:xI0VQGco
両者乙、ヘタ錬ってこんなに可愛かったのか・・・

一瞬ステイルのせいで没になったのかとww
前の赤ずきんって狼が食べられちゃった奴だっけ?
>>249
おのれ魔術師系か
あのステイルはいい人だった
253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/30(金) 23:47:15.52 ID:CIGgmYo0
皆様、乙ありです、そして白頭巾のかた乙
ツンデレで名高い闇咲さんがでとるな、しれっと

>>244
一個訂正というか蛇足補足

一応ミサカはアトリエにおけるホムンクルスポジです。

つかもともと設定に無理があるから今更どうでもいいけど。

あ、今後はタイトル出来る限り統一します。
254 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/30(金) 23:50:39.83 ID:xI0VQGco
アクセラレータとミサカ 〜キハラのアトリエ もうひとつの物語〜
ですね分かります
255 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 00:05:08.65 ID:chqJDrM0
>>209
亀だけど乙!
心理掌握の方って生きてたんですか先輩のやつ?
あと上滝もあるってホント!?すごい楽しみ!
256 :禁書昔話・眠れる森の美女 [saga sage]:2010/07/31(土) 00:13:15.60 ID:eEJ44Jgo
茨に覆われた森の奥深くの城

荊姫(芳川)「くかー………」

荊姫「んー………」

荊姫「むにゃ………」

荊姫「すぅ………」

王子(一方)「おォい」

荊姫「んー………」

荊姫「んぅ………」

荊姫「くー………」

王子「起きやがれってンだよ」

荊姫「ふぁ………」

荊姫「あと3年………」

荊姫「くー………」

王子「起きてンだろお前」

荊姫「ぅー………」

荊姫「寝てる………」

荊姫「熟睡してる………」

王子「…………」

荊姫「くー………」

荊姫「すぅ………」

王子「…………帰るか」



おしまい。
257 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/31(土) 00:15:47.40 ID:YjBi.gQo
>>255
いやいや、あんなすごいのと勘違いしないでくだしあ、調子乗ってしまいます。
心理掌握は以前総合で落とした物の続きです。禁書と彼女が出会っていたら、ってやつです。

上滝は……書くのが時間かかりそうなので、気長にお待ちして、あまり期待しないでくださいましorz
258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 00:28:25.10 ID:uoPyvJA0
>>250
解説ありがとう。海原は出てるだけで黒。
>>252
そうです、一方さんが汚されちゃう奴です。
ステイル主人公にしたら最終的にインデックスに食べられる(お肉的意味で)
話になっちゃった。童話って怖いねホント。
>>256
この後黄泉川が叩き起こすんですねわかります。
259 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 00:28:28.64 ID:chqJDrM0
あの何年か前のパートナーは心理だったってやつですね。
何作も書けるなんてすごいですよ。

上滝は全然無いので見たいです。いくらでも待ちます。
260 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 00:34:52.50 ID:KXZPa7.o
>>239
ありがと!
261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 00:48:13.30 ID:Sn3xj.Qo
この芳川本当に呪いなんだろうか


ステイルなら喜んでインさんの血肉になりそうだな
262 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/31(土) 01:47:31.59 ID:HKv08qQ0
上条さんが女装してるスレを見て思ったね。
上条×上嬢の恋物語が読みたいと。
263 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/31(土) 05:10:13.29 ID:FW4eass0
10レスほどお借りします
他作品ネタあり、というより他作品ネタ満載です
264 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:11:18.14 ID:FW4eass0
「すっげぇなコレ」

青髪ピアスに貸し付けられたクビキリサイクルを読んで、西尾維新というラノベ作家にはまり、アニメ化されたと言う化物語を借りて読んだ。
化物語(上)を読んでの感想は、『言葉遊びが面白い、なにより主人公が格好いい』、だった。
だが、化物語(下)を読み、傷物語を読み、偽物語を読み、最新刊であるところの猫物語(黒)を読んでの感想は。

「……阿良々木さんマジパねぇっす」

そう、マジで半端ない。

たとえば、彼の変態度合い、これが半端なく変態だった。
阿良々木暦は、実の妹である阿良々木火憐に歯磨きプレイなるゲームをしたり、友人であるところの羽川翼に眼球舐める約束を取り付けたり、もう半端なかった。
当初はクールなキャラ設定だったはずなのにもうその片鱗すら見せていなかった。

たとえば、彼の鈍感具合い、これもまた半端なく鈍感だった。
阿良々木暦は、妹の友人である千石撫子の猛々しいアタックに露ほども気づいていない。
まぁ創作物上の人物だからなぁと思わざるを得ない、普通だったらこの好意に気づかない訳がない。
俺だったら絶対に気づいているはずである。

「まぁ、俺にこんな好意をよせる人物は現実にはいないんだけどな……不幸だ……」

なぜか今、モニターの向こうで舌打ちをする読み手、という構図が頭に浮かんできたがただの勘違いだろう。
青髪ピアスから借りた物語シリーズを読み終えて、早いうちに返しに行かないとな、なんて考えながらぼそっと一言つぶやいた。
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:12:39.15 ID:FW4eass0
「妹ってなんか良いよな」

そう、妹。
傷物語を読んで歯磨きプレイをしてみたい、と思った訳ではない。
断じて思っていない、全く思っていない、そんなこと思っていない、これっぽっちも思っていない。
…………まぁそういう邪な考えが全くなかった訳ではないかもしれないが、そんな理由ではなく。
話し相手として、慰めて貰う相手として、妹と言う存在が居たら良いな、と思ったのだ。
もし妹が居たら俺も○○ちゃんなんて呼ぶかもしれないな。

「おにーちゃんおにーさんおにーさまあんちゃんあにじゃあにきあにぎみあにうえあいうえお! 乙姫ちゃんって呼んで良いよ!!」

何か声がした。
おかしい、インデックスが出掛けて自分以外に誰もいない自宅で読書していたのに、急に声が聞こえた。
それも俺を兄呼ばわりする声が。
いかんな、ラノベの読みすぎで夢見がちになって幻聴まで聞こえたんだな、青ピみたいじゃねえか俺。
そんなこんなで自己完結し、さぁ返しに行かないとなと立ち上がると。

「おにーちゃんシカトは頂けないよ折角遊びに来たんだよそれも泊りがけでだからもっと歓迎してよねってことでボディプレース♪」

自室のドアが勝手に開いたと思ったら何かきた、降ってきた。
かろうじてそれを受け止める俺、もとい、受け止めようとして失敗する俺。
立ち上がりかけてたのに床に全身打ちつけられて悶絶した。
痛みをこらえきれず涙目になりながらも降ってきた物が何かを確かめると。
266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:14:07.78 ID:FW4eass0
「いててて……って、誰?」

「おにーちゃんの従妹であるところの龍神乙姫、おにーちゃんの家に来ちゃった♪」

あぁ、そう言えば御使堕しのときに会ってたんだっけ、あん時は見た目御坂だったけど。
懐かしいなぁあの時はインデックスが青髪ピアスだったんだよなあぁ青ピと言えば本返さないと。
いやその前に確認しないといけないことが山ほどある、確認しなければ。

「何しに来た」
「遊びに来た♪」
「どうやってきた」
「外からバスできたんだよ♪ 手続きってメンドーだね、頑張ったから褒めて褒めてー」
「つーかどうやって家に入った」
「おじさん達に合い鍵借りてきたんだよ、ほらコレ♪」
「で、何のために来たんだ」
「だぁかぁらぁ、先も言ったけど泊りがけで遊びに来たんだってば、楽しみだね、いっぱい遊ぼー♪」

平坦な口調で自らの口からこぼれ出る質問となぜかテンション高すぎる回答の応酬で疲れてきたがまだ聞いてないことがある。
深く息を吸い、一番聞かなければならない、もっとも気になって、しかしもっともくだらない質問をした。

「乙姫ちゃんって呼んで良いよとはどういうことだ」
「だっておにーちゃん『妹が居たら○○ちゃんなんて呼ぶかも』って考えてたじゃない」

馬鹿な思考が筒抜けになっていた。

「話し相手になってくれたり慰めてくれたりする妹欲しいんでしょ?」

大馬鹿な思考が筒抜けになっていた。

「しかも『歯磨きプレイ』っていうちょっとえっちな事もしたいんでしょ?」

究極的に馬鹿な思考が筒抜けになっていた。
267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:15:15.68 ID:FW4eass0
〜〜〜

とりあえず客人が来たからにはお茶くらいださねばと考えて、乙姫(と何より俺自身)を落ち着かせるためお茶を淹れた。

「お茶菓子なんて高尚なものはないけどどーぞ」
「ありがとおにーちゃん、いっただっきまーす」

龍神乙姫。
俺の従妹で幼稚園くらいの頃は一緒にお昼寝したりする仲だったらしい。
昔のことなんてちっとも覚えてないから(昔だけじゃないけど)どんな感じだったのかは分からない。

「く〜、まずい! もう一杯!」
「青汁じゃねえ、まずい言うな、おかわり欲しいなら普通に言え」

まぁこんなくだらない会話ができる程度には仲の良い間柄だったようだ。
空いた湯のみにお茶のおかわりを注いでやりながら話しかける。

「で、夏休み遊びたいから俺のとこに押し掛けてきた、と」
「そーだよ?」
「そのために夏休みの宿題は夏休み初日に徹夜で終わらせたと」
「そーだよ、偉いでしょ?」
「それで学園都市に入る手続きを全部一人でしたと」
「そーだよ、学園都市って入るの大変なんだね」
「それで親父たちに『おにーちゃんち泊まるから鍵貸して』と頼んだと」
「そーだよ、おじさん達『当麻によろしく伝えて』って言ってたよ」
「馬鹿じゃねえの」
「そーだよ……ってなんでそーなるの!? 流れでそーだよって言っちゃったけど馬鹿じゃないもん!」

馬鹿じゃないらしい、とてもそうは思えないけど。
まぁラノベ読んで変なこと考える俺に言われたくないかもしれないけど。
268 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:16:30.47 ID:FW4eass0
「ところで透過おにーちゃん」
「俺は透明人間じゃないぞ、俺の名前は上条当麻だ」
「ごめんね、噛みました」
「違う、わざとだ」
「噛みまみた」
「わざとじゃない!?」
「会話した」
「過去形にすんなっ! 現在進行形でしてるだろっ!」

と言うかこの流れは覚えがありすぎる。
さっきまで読んでいたラノベにそっくりな表現がある。
阿良々木さんと八九寺真宵の会話部分だ。
まさかとは思うけど、乙姫も知ってるのか?

「なぁ乙姫、お前化物語ってラノベ読んだことあるか?」
「うん、あるよ、大好き」
「だから八九寺みたいな真似できたのか」
「らぎ子ちゃん受けも良いけどメメ受けのらぎ子鬼畜攻めも良いよねっ!」
「八九寺というよりも神原みたいなキャラだった!?」

久しぶりに会った従妹は婦女子ではなく腐女子でした。
嫌だ、嫌過ぎるそんな従妹。

「でさ、おにーちゃん。あのね」
「どうした、茶のおかわりなら淹れなおさないとないけど」
「いや、そうじゃなくてね」
「?」
269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:17:21.55 ID:FW4eass0
「乙姫ちゃんって呼んで良いよ?」

グサッ 俺 の 精神 に 193 の ダメージ !
1000 あった HP は のこり 807 だ !

「お話し相手になってあげるよ?」

グサグサッ 俺 の 精神 に 555 の ダメージ !
のこり HP は 252 しか ない !

「慰めてあげることもできるよ?」

グサグサグサッ 俺 の 精神 に 753 の ダメージ !
のこり HP は ー501 限界 を 突破 したぞ !

「歯磨きさせあったりもするよ?」

グサグサグサグサッ 俺 の 精神 に913 の ダメージ !
のこり HP は −1414 いよいよ 精神 が しんだ !
これ も ぜんぶ 乾巧 って やつ の せい なんだ !

従妹の言葉により精神にダメージを負った駄目な高校生男子がそこにいた。
まぁ俺の事なんだけどね、駄目人間だな俺。
270 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:18:31.89 ID:FW4eass0
「まぁ冗談はこのくらいにして」

冗談だったらしい。
俺は自分の思考の馬鹿さ加減に精神が死にかけたと言うのに。
オーバーキルも良いとこだ、2.4人分くらい殺された気分だ。

「でね、仔馬おにーちゃん」
「さっき精神は死にかけたけど体は生まれたてで立てないなんてことはないぞ、俺の名前は上条当麻だ」
「ごめんね、噛みました」
「違う、わざとだ」
「噛みまみた」
「わざとじゃない!?」
「会話した」
「まさかの同じネタ繰り返し!? 現在進行形だろうが過去形にすんな!」
「過去形であってるよ、これで会話終了だし」
「終了させんな! 話しかけてきたのお前だろ!」

やばい、読んでいて阿良々木暦と八九寺真宵の会話は楽しかったが、実際にやるともっと楽しい。
胸とかを撫で回す気持ちは置いといて、八九寺と話すのが一番楽しいと言う阿良々木さんの気持ちがよく分かった。
まぁ撫で回したい気持ちも少しわかるんだけどな。

「あー、おにーちゃんエッチなこと考えてるー」

なぜか思考が筒抜けだった。
271 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:19:30.17 ID:FW4eass0
「なぁ、さっきも思ったんだけどなんで俺の考えてる事分かるんだ?」
「だって顔に書いてあるよ」
「どんな顔してるんだよ俺の顔は」
「そげぶ(キリッ って顔してるよ」
「どんな顔かもわからんし仮にそんな顔だったとしてどうして思考が読めるんだよ」
「まぁ顔見て分かるっていうのは冗談なんだけどね」
「まぁ冗談だろうな、で、なんでわかるんだ?」
「実は常盤台にいる心理掌握とはこの私、龍神乙姫のことなのだぁ!」
「え、マジで?」
「まぁ実は私が超能力者ってのは冗談なんだけどね」
「そりゃそうだよな外から来たって言ったしなお前、で、なんで俺の考えてる事分かるんだよ」
「A secret makes a woman woman.(女は秘密を着飾って美しくなるのよ)」
「どこの黒の組織の幹部だお前は。なんで分かるのか聞いてるんだ」
「おにーちゃんのことなら分かんないことなんてないよ」
「そんなわけないだろ」
「おにーちゃんが着替え中の女の子覗いた事知ってるんだから」
「ナンノコトヤラ」
「おにーちゃんが外人の女の人に『キスが良いです』って叫んだ事も知ってるんだから」
「ハハ、ナニヲイッテルノカサッパリデスゾ」
「おにーちゃんがラノベ読んで『妹ほしいなぁそんでエッチいことしたいなぁ』って思ったことも知ってるんだから」
「俺が悪かったからそのことはどうか忘れてください!」

従妹に紛れもない事実を口に出されて土下座する情けない高校生男子がそこにいた。
まぁこれも俺なんだけどね、情けねぇなぁ俺。
272 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:21:05.41 ID:FW4eass0
「なんで俺の事そんなに分かるんだよ……ホントにエスパーだったりしないか?」
「能力なんて持ってないってば」
「そりゃそうだよなぁ、でも俺の事すっげー知ってるじゃんか」
「えへへへへ」
「いや、褒めてないからな。何でも知ってるなお前は」
「何でもは知らないよ、おにーちゃんの事だけ」

なぜだろう、青ピに教えられた女性の属性についての講座を思い出した。
乙姫はきっと化物語の羽川翼の台詞を真似しただけのはずなんだけどなぁ。
ツンデレとか素直クールとか ヤ ン デ レ とか思い出した。
まぁ気のせいだろう、そうに違いない。

「ね、おにーちゃん、遊ぼうよー」
「まぁお茶飲んだし折角来たんだし遊んでも良いけど、何するんだ」
「王様ゲームは?」
「いや、二人でするもんじゃないぞソレ」
「良いじゃない、命令するのもされるのも楽しそうじゃん」
「やめとけやめとけ、他のにしよう」

何かさっき読んだラノベで似たようなシーンがあった気もするなぁ、どこだっけ。
あぁそうだ、千石撫子が阿良々木さんにアタックしてるとこだ。
はは、そう考えるとまるで今俺は乙姫にアタックされてるみたいじゃないか。
妄想もほどほどにしないと駄目だぞ俺。
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:22:00.21 ID:FW4eass0
「じゃぁおにーちゃん、ツイスターゲームなんてどう?」
「そういや俺したことないな、マットとかいるんだろ?」
「大丈夫だよ、トランクに入れて持ってきたから」
「でもそれも二人でやるようなもんじゃない気が……」

これもさっき読んだラノベにあったような気がするんだけどなぁ。
確かこれも千石撫子が阿良々木さんに猛アタックしてるとこだ。
何か考えれば考えるほど乙姫が俺を好きみたいな勘違いしてしまいそうだ。
ほんと、妄想もほどほどにしないと本気でダメだぞ俺。

「じゃ、どっか遊びに連れってってよ♪」
「まぁ良いか。そんな金ないからただの散歩だけどそれで良いか?」
「うん、それじゃおにーちゃんレッツラゴーだよ♪」
「はいはい、元気だなお前は」

まぁそんな訳で、俺は乙姫と散歩に出かけた。
その途中で御坂に会ったり青ピに会って本返すように言われたり自宅に戻ったらインデックスが帰って来てて噛みつかれたりとまぁ色々起こったけど、それは別の話。

〜終〜
274 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/31(土) 05:25:10.57 ID:FW4eass0
10レスほどお借りしました
猫物語読んで月火ちゃん可愛かったから妹物(?)書いてみた
上条さんには妹が居ないので乙姫で書いてみました

SSとは関係ないけど戯言シリーズの巫女子ちゃんまじかわいい
275 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/31(土) 06:14:36.69 ID:WR1Mvbs0
規制中でvipに書き込めない人!SSスレで雑談はできないし・・
なら新vipに行けばいいじゃない vip的雑談は新vipへ!
(5ヶ月でアクセス50万超え、最大勢い70000超え!!)
モチロン規制なし クソスレ、SS、勉強、tanasinn...でもなんでも来い!
http://jbbs.livedoor.jp/internet/7677/
276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/31(土) 06:15:09.92 ID:25FZOrY0
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277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 07:40:32.84 ID:dMTy3Kko
素晴らしかった 乙乙!
化物語は大筋ぐらいしか知らないが、
乙姫ちゃんのヤンデ……ゲフンゲフン具合がよかった!
278 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 09:29:34.58 ID:WZ9cccAO
>>274
む、そこで終わらせるとは無体な
279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/31(土) 20:25:47.05 ID:s0HqpQM0
2レス借ります

!注意
びみょうにえろ
TS要素
一方通子
キャラ崩壊
人を思い切り選びます
280 :恋哀1/2 [sage saga]:2010/07/31(土) 20:26:13.02 ID:s0HqpQM0



「ゥ、く…」


ぐちゃ、ぐちゃ、と粘着質で卑猥な音が下半身から響いている。正確には、背後から俺を扱っている男との結合部から。
薄暗い部屋の中白いシーツが煤けて見える。無機質で味の無いこの箱に閉じ込められてどれだけ経っただろう。
男は毎日俺を犯した。

「おら、っ出すぞ」

これっぽっちも切羽詰まっていない少しだけ息が上がっただけの声で囁かれた。息がかかった耳元がくすぐったい。
ずち、ぐぷ、とくぐもった音を感じながら腹の奥に叩きつけられた熱い汚濁。満足げに細く長く吐かれたため息を、肺ごと狩り取ってやれたらいいのに。

男は適当に俺の体を拭うと、シャワーを浴びろとだけ言ってさっさと出ていった。


スプリングもへったくれもない固いベッドに横たわって、首のチョーカーに触れようとする。
指を押し返すのは滑らかな革の感触ではなく、硬質なプラスチック。もとあったチョーカーの上から、覆うようにかっちりと取り付けられたその中身は爆弾だと言った。
男が持っているリモコンにパスワードを入力する以外には取り外せない代物。

閉じ込められて、首輪をつけられて。
逃げることもできず、誰とも連絡が取れない。
たったひとつある窓は嵌め込み式。そこから街を遠く遠く見渡せる。

「…何階だよ、一体」

舌打ちする気力も無かった。


281 :恋哀2/2 [sage saga]:2010/07/31(土) 20:27:23.08 ID:s0HqpQM0



男は夜になるとここに帰ってきて、一緒に眠る。寝る前に乱暴に俺を抱くこともあった。
苦いタバコと、生臭い血の臭いを隠そうともせずに纏わせて、骸骨のような顔は以前よりもこけたように思う。

狭いベッドに二人で、何も言わずに身を沈める。
男の手は、何を思ってか俺を抱き寄せるのが常だ。


俺はどうしても夜は眠れなかった。だからいつも、男がいない昼間に眠る。
横からすうすうと寝息が聞こえ始めても、心は落ち着かない。

夢でも見ているのか、むずがるようにみじろいだ男の大きな手が髪を撫でた。
その仕草はとても優しくて。
口許に笑みすら浮かべながら、男はいつもこう呟きを漏らす。




「…百合子、あいしてる」




ぎゅ、ときつくやさしく抱き締められながら、潤んだ視界を誤魔化すべく無理矢理目を閉じた。

誰だよ、百合子って。
顔も知らないその女の代わりにされている。
惚れたら敗けだと誰かが言っていたのに。



今夜も眠れない。



282 :恋哀2/2 [sage saga]:2010/07/31(土) 20:28:11.29 ID:s0HqpQM0



自分の名前を覚えていない一方通行と、愛していると伝えられない男の哀れな恋物語です。


これは全部実は☆のプランなのです。
男は一方通行をさらってきて自分のものに出来たと思っています。学園都市の追手も退けることが出来ている、さすがに居場所はバレていないと思っています。
でも筒抜けです。
やがて☆はあっさりと男を殺して一方通行を学園都市に連れ戻します。
一方通行は漸く元の日常に戻り、死んでざまあみろ、と男を鼻で笑います。自分を誘拐して強姦した最低のクズ男が死んで開放された。そう思っています。
仕事をサボり行方不明になった一方通行を心配していたグループの面々も、連絡がつかなくなったことを不安に思っていた打ち止め達も、ようやく笑顔を見せるに至ります。
そして、学園都市の暗部へと一方通行はかえっていきます。

ある日、一方通行はグループの仕事中に自分の名前が鈴科百合子であることを知ります。当然、☆が糸をひいているのです。
「百合子、あいしてる」
そう言って笑っていた男の顔が脳裏にフラッシュバックします。
愛されていたのだと初めて知るのです。なぜ名前も覚えていなかったのか、なぜ言ってくれなかったのか、確かに恋していたのに。
一方通行は自分の精神を揺さぶるためだけにあらゆるものを利用した☆を憎み抜き、遺されたたったひとつの銃を手に窓のないビルへと乗り込みます。
女の子の手には大きすぎる無骨な拳銃は、生前男が肌身離さず身につけていたものです。
なぜそこにあるのかはご都合主義です。
そんで20年後とかにまだ銃を大事にしながら打ち止めと世界中を旅してまわり時々男の墓参りとかしちゃったりふんぎりはついてるくせに誰にも恋できなかったり俺は数多だけだからとかひっそり思っちゃったりする根無し草になった一方通行さんが見たい。
でっへへへへ

283 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/31(土) 20:29:31.25 ID:s0HqpQM0
…そろそろタイトル失敗するとお腹がひゅってする現象に名前つけようぜ…
284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 20:43:40.11 ID:F6KBrUco
>>282
そういうことは作中で明かせよ
285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 20:46:19.74 ID:aPnIFrco
後書きが長すぎて読む気がマッハで走り去った
286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 20:53:38.29 ID:zz2Oe.EP
禁書二期が始まれば俺の好きな五和SSが見られるのですね
287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/31(土) 21:02:58.95 ID:WZ9cccAO
SS自体には惹かれたぜ
乙!
288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 21:41:32.84 ID:chqJDrM0
>>282
そこまで出来てるなら書けよ
289 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/31(土) 22:00:16.29 ID:633AXgDO
でも後日書いてももうネタバレしてるから面白み半減
つまり、あれだ、>>282、てめぇは自分の子を無理矢理早期出産したんだ
290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/07/31(土) 22:02:11.48 ID:s0HqpQM0
すまん!
書けない!そんな才能無い!
小ネタスレに落として誰かに書いてもらえばよかったな。お邪魔しゃーした

>>287
ありがとうありがとうマジで
291 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 01:09:25.51 ID:rrP2Vrso
                  /7
               ┌‐┐  //
        く\  L.._」   〈/
         \>        '⌒\
                /:::::::::::::::ヽ
             /゙7⌒^:::<:::::::::::::.
       ハ _,.イ:::::::ハ::::::ヽ:::::::ヽ :::::::j  ちっちゃくないよー!
       {. V厶/|/ j八j八:::::::::}::::::/
292 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 11:42:36.15 ID:.RgcOkDO
ちくしょう禁書一巻どこ行ったんだよぉ。っていうか居間と自分の部屋になんで半々ずつくらいあるんだよ。俺落ち着き無さ過ぎだろ
293 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 11:46:03.68 ID:7r0y2kYo
全巻3セットずつ買って自分の部屋、居間、トイレに置いておけばいいんじゃないか
294 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 12:07:17.26 ID:kyDl2Rco
トイレはこの時期暑いから2冊ずつでいいと思う
295 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/01(日) 12:18:28.26 ID:woU3pL20
俺も禁書15巻がどっか行ってる、お陰で垣根ネタが書けない。

まあいいや、しばらくはアウレオルスのアトリエを書こう。

ってことで2レス使って投下します、病気ネタ。
296 :アウレオルスのアトリエ 〜病気ネタ〜 [sage saga]:2010/08/01(日) 12:19:57.81 ID:woU3pL20
姫神「私、姫神秋沙、アウレオルスの幼なじみ、いわゆるシアポジ」

アウレ「爽然、おはよう秋沙、今日も素晴らしい朝だな」

姫神「アウレオルス、なんの用?残念ながら、私のフラグは、既に上条くんに立っている。あなたの入り込む余地など、ない」

アウレ「当然、そんなことはどうでもいい。そんなことよりも秋沙、君の病気を治す方法が見つかったのだ」

姫神「…どうでもいいって…、ちょっと傷つく。それに私、病気なんかしてない」

アウレ「悄然、何を言う。以前から吸血鬼に噛まれて困る、と言っていたではないか」

姫神「…それは病気じゃなく、能力。というよりも、以前あなたに『歩く教会』を作ってもらったおかげで、問題はなくなった」

アウレ「騒然、これが、吸血鬼から秋沙を守る薬、『能力体結晶(エリキシル剤)』だ!一晩で作った!」

姫神「ああ、ぜんぜん聞いてない。そして、ものっそい不穏な漢字が見えたんだけど、今。」

アウレ「快然、さあ飲め、…飲むんだ!」

イートイン

姫神「フォォォォ、ォォォォォ!!!」

ボンッ

アウレ「凝然、気分はどうだ?秋沙」

姫神「私は、神の代理人
   神罰の地上代行者

   私の使命は
   我が神に、逆らう愚者を
   その肉の、最後の一片までも絶滅すること

   Amen」

アウレ「爛然、完成だ…、ローマ正教、最強の切り札、マジカル☆シャーマン・あいさ…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

姫神「う〜ん、それがどうした吸血鬼、まだ腕がちぎれただけじゃねえか…、ハッ」

姫神「…夢、そうか夢か。よかった、空気キャラ脱却のためとは言っても、あのキャラ付けはないわ」

姫神「…でも、マジカル☆シャーマン・あいさの衣装は可愛かった。あと、魔法のステッキの、アンデルセン持ちもなかなか…」

姫神「…今日、アウレオルスに作ってもらおう、幼なじみのよしみで、相場の半額くらいで」
297 :アウレオルスのアトリエ 〜病気ネタ〜 [sage saga]:2010/08/01(日) 12:21:18.75 ID:woU3pL20
終わり

ごめん2レスとか言ったけど、1レスに収まった。

時系列(笑)は前回の朝です。

298 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 12:38:24.29 ID:BOGRnzco
そこまで出番が欲しいのか…
299 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/01(日) 13:12:54.26 ID:vA0m7AAO
姫神さんが待ちガイルから待望の攻めガイルへ!!
しかし何の事はない夢だったぜ!!

姫神は『、』の部分が『。』になるんだぜ。
しかしこれだけ潜っててもsageで登場する辺りマジ姫神さん
300 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 13:30:58.62 ID:Fh/4nGY0
>>299
そこであげちゃうあたりまじかきねんれべる0
301 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 13:53:55.16 ID:zBOLeH.o
マジカル☆シャーマン・あいさ、かわいいよ!
イートイン になぜかときめいた。
姫神はあの黒髪が絵的に映えるから、絵描きとしては描いてて楽しい。

らくがきしてたら小ネタができたので9レスお借りします。
302 :一方さん成長のあゆみ 1/9 [sage]:2010/08/01(日) 13:55:59.33 ID:zBOLeH.o
某ファミレス

イラッシャイマセー

美琴「ずっと走りまわって疲れたし、ドリンクバーくらいならオゴってあげるわ」アッツー

上条「いいよそのくらい、自分で出すって。あー、つっかれたーノドかわいたー。
   って、あれ? 一方通行?」オーイ

一方「テメェらかよ…真昼間っからデートですかァ。クソ暑ィのに良くやるぜ」

美琴「デ、デデデデデートって違うわよ!
   単に、走ったし、暑いし、そう、あのアレ、水分補給よ!」

上条「あ、知り合いいたんであそこでいいです。ドリンクバー二つで」

美琴「え」

一方「えェー……」

上条「なんだよー、そんなイヤそうな顔すんなよ。あ、御坂おまえ何にする?」

美琴「わ、わたし? アイスティーで。ミルクも」

上条「わかった。取ってくるな」

一方「…ねェよ、それはねェよ三下」
303 :一方さん成長のあゆみ 2/9 [sage]:2010/08/01(日) 13:57:25.32 ID:zBOLeH.o
美琴「……」トスッ

一方「……」カチャ

美琴「……ねえ」

一方「……」ズー

美琴「アンタは何してんのよ」

一方「コーヒー飲ンでンだよ、見りゃわかンだろ」

美琴「アンタ、もう少し愛想よくできないの? いっつもガンつけがデフォルトってどうかと思うわよ」

上条「お待たせー、こっち御坂の分な」

美琴「あ、ありがと///」

上条「何の話?」

美琴「コイツが愛想悪くて態度も悪くて人の厚意も反射してるって話」

一方「俺だって、最初から愛想悪いわけでもオート反射だったわけでもねェよ」

上条「なら、あとはお前のやる気次第じゃないか? 頑張れよ」


一方「……あのな、俺、子供のころスゲーかわいかったンだよ」ハァ

304 :一方さん成長のあゆみ 3/9 [sage]:2010/08/01(日) 13:58:14.42 ID:zBOLeH.o
上条「自分で言うか」ズー

美琴「何の話よ」ゴクゴク

一方「まァ、差しさわりがあっから名前は伏せっけど。
   ガキの頃、研究所ン中に教室と寮があって、研究者が教師兼寮監みてェなとこにいたわけ」

美琴「……、(木山先生のいた研究所みたいな感じだったのかな…)」

一方「ンで、わりと早くから能力発現したから、俺だけ別カリキュラムで開発だの実験だのやっててよ。
   キリのいいところまでやったりすると、メシの時間がずれこむンだよ。
   そうすっと、軽くつまんで終わりとか、タイミング逃して食う気失せたりすンだろ」

美琴「あ、ソレちょっとわかる」

一方「けど、ガキだし夜中に腹へって目ェ覚めたりすンだよな」

上条「あ、ソレすげーわかる」

一方「そのころ、俺にやたら甘い女の研究者がいてよ。
   ソイツが夜勤とか残業してンとこ行くと、夜食わけてくれンだよ。カップ麺とかパンだけど。
   そンで、ガキだし飯食ったら眠くなるよな?
   そうすっと、ソイツが寮の部屋に運ンどいてくれるワケだ」

上条「いい人だな」

一方「だろォ? そォ思うよな?
   そのうちに、俺の血液検査の数値がおかしいって問題になった」

上条「え」

一方「夜食食った翌日に、睡眠薬の成分が検出されたンだよ」

美琴「ちょ」

一方「調査の結果、その女に寝てる間に撫で回されたり、カッワイイー感じのかっこで写真撮られたりしてたのが判明」

上条「」
美琴「」
305 :一方さん成長のあゆみ 4/9 [sage]:2010/08/01(日) 13:59:16.78 ID:zBOLeH.o
一方「当然ソイツはクビ。こっちも『性的虐待の有無』を調べるとかで調査されてよ。
   いじくりまわされンのは慣れてっけどスゲェ不愉快だったぜアレ」

上条「いや、普通にそれ虐待だろ」

美琴「どうなってんのよその研究所」

一方「それ以来、警戒して食いもンとか有害なもンが入ってないか分析するようになってよォ。
   けど、薬品と飲み食いするもンだけ気をつけりゃいいと思ってたワケだ。そン時は」

上条「まだあるのかよ」

一方「普通、能力ってのは本人が意識するか、危険時にとっさに展開するかで発動するもンだろ」

上条「そうなの?」

一方「俺も昔はそうだったンだ。24時間やってたわけじゃねェ」

美琴「それが普通なの。アンタたちのそれ、反則よ反則」

一方「で、オートじゃねェものの、出力と精度も上がってきて、研究者どもも俺の力にビクビクし始めた。
   研究素材として価値が上がるってことは、関わってくるやつも増えるってことだ。
   大抵の奴らはビクビクしてンだけど、一人お人好しっぽい研究者がいてよ。
   子供だから、っておやつくれンだよな」

上条「なんか展開が読めてきたぞ…」

美琴「アンタ、食べ物に釣られ過ぎじゃない?」

一方「ガキだし。第一、研究所から出れねェからコンビニとか行けねェし。
   投薬との兼ね合いがあっから食事内容も制限あったし」

上条「そんな制限まであるのか。超能力者の開発って大変なんだな」ヘー

一方「それに、ソイツの寄こす食い物は能力で分析しても妙なもン入ってなかったンだ。
   まァ、実験をスムーズに進めンのにご機嫌取ってンだろォと思ったンだよ。
   それに、ビクビクオドオドされるより、『今日は黒蜜堂のプリンだよ』のほうが気分良くねェ?」

美琴「それは、まあそうだけど…」

一方「で、気分いいついでに、ちィっとばかしニッコリしてやったりしたわけだ。主にプリンに」

上条「プリンにかよ」

一方「そしたら、夜中になンか気配がするンで目ェ覚ましたら、ソイツがハァハァしながらのしかかってきてた」

上条「」
美琴「」
306 :一方さん成長のあゆみ 5/9 [sage]:2010/08/01(日) 14:00:03.76 ID:zBOLeH.o
一方「どォ見てもヤバいし、とっさに反射で防御して、触られねェよォにしたけどキモイもンはキモイだろ。
   『君が惑わせたんだ』とか『笑顔で僕を誘ったくせにどうして拒むんだ』とか、
   なァーンかワケわっかンねェこと言いやがってよ。
   こっちは誘ってねェし、錯乱するような精神攻撃もしてねェっつの」

上条「殺したり…してないよな?」

一方「いや、暴力振るってくるわけじゃねェからただの反射じゃミンチにも出来ねェし。
   オイオイ泣いたり、せめて抱き締めさせてくれだのウゼェだけ。
   けど、ここで寝ちまったら絶対ヤバイってことだけは確かだろ」

上条「まあ、ヤられるよな」

美琴「ちょ、ちょっとアンタ///」

一方「だから、眠ィのに耐えて朝まで能力使いながら徹夜した。
   小学校低学年のガキが、ベッドで横になってンのに寝ちゃいけねェってキツイぜ?」

美琴「それ、下手したら能力暴走するわよ」

一方「ヤられンのやだからスゲェ頑張ったけど、次の日もォ眠くて実験になンねェの。
   ビクビクしてる奴らも、さすがに不審がってどォしたンだって聞いてくンだろ?
   だから正直に言ったぜェ、『アイツがベッドに来て朝まで寝かせてもらえなかった』って」

上条「未遂だよな?」

美琴「どうしてアンタは、そう誤解される言い方しかできないの///」

一方「また『性的虐待の有無』とかで調査されンのやだし、ちゃンと反射で防御したって言ったもン」

上条「もん、とか言うな。かわいこぶるんじゃありません!」

美琴「そういうところが変態を呼ぶんじゃないの?」

一方「呼んでねェよ。まァ、もォ二度としねェならいいかと思ったンだけどよォ。
   ソイツ、事実確認の査問会で 俺 に 捧 げ る ポ エ ム 朗読しやがって」チッ

上条「」
美琴「」
307 :一方さん成長のあゆみ 6/9 [sage]:2010/08/01(日) 14:01:04.25 ID:zBOLeH.o
一方「いやァ、アレは駄目だわ。キモくてこっちが死にたくなったぜ。
   もォ安眠確保するには無意識な状態でも反射が出来なきゃダメだって思ったンで、
   演算力上げて24時間年中無休で使えるよォに頑張った」

美琴「そんな理由だったの!?」

上条「努力の方向間違ってませんか?」

一方「そしたらレベル5認定されたンだけどよ。
   正直ぐっすり眠れるよォになったことのほうがうれしかったわ」

上条「どんだけ睡眠好きなんだよ」

一方「ただ、外部刺激全部反射してっと目覚まし鳴っても揺すられてもわかンねェから起きらンねェンだよ」

上条「普通の学校なら遅刻常習犯だな」ナカマ!

一方「しかも認定受けたンで、よそから『ウチにも研究させろ』ってェ引き合いが来てたらしくてな。
   研究者どもは全部断ってたらしいが、あきらめねェ連中もいやがってよ。
   とにかく身柄を押さえちまえばいい、ってンで襲撃だの誘拐だの企ンだわけだ」

美琴「アンタをそう簡単に誘拐できるとは思えないけど」

一方「いや、寝ちまうと何しても起きねェから、布団ごと運ばれて朝起きたら『どこだここ』ってェのが何回かあった」

上条「」
美琴「」
308 :一方さん成長のあゆみ 7/9 [sage]:2010/08/01(日) 14:01:49.54 ID:zBOLeH.o
一方「まァ、誘拐先ブッ壊して帰るだけだからいいンだけど。
   さすがに何度もパジャマに裸足で出歩きたくねェよ。
   ンな何回も俺をどうこうしよォとするってことは、つまり俺が舐められてるからだろ。
   レベル5っつっても所詮はガキだ、どォとでも出来る、って思ってンだよなァ」

美琴「……小さい時って、大人のウソとかわからなかったもの。
   子供ならだますのは簡単だ、って思われちゃうのはあるわよね」

一方「つまり俺がカワイイお子様に見えなきゃいい。
   むしろ薄気味悪く思われるくらいが虫除けにはちょォどいい。
   そっから先は生活態度にも気ィ配った」

上条「けど、実際には子供でかわいかったんだろ?」

一方「だからガキっぽく見えねェようにしたンだよ。
   基本的に無表情をキープするとか、うっかり笑っちまった時のために笑顔の練習とか」

美琴「へ? 笑顔って……アンタの笑顔むしろ怖いわよ?」

一方「『かわいく見えねェ笑顔』の練習だよクソッタレ。
   ポイントは目力と口元のゆがめ方だな。
   鏡に向かって表情筋引き攣るくれェ練習した」

上条「なんか想像したくねえ……」

美琴「なんか泣きたくなってきたわ……」

309 :一方さん成長のあゆみ 8/9 [sage]:2010/08/01(日) 14:04:34.73 ID:zBOLeH.o
一方「俺が愛想ねェのも、いわば努力と研鑽の賜物なンだよ。
   オマエらそれを否定できンのか」

美琴「……(なんでこんな重い話に……)」

上条「……(なんでこんな重い話に……)」

一方「……」

ヨイヤードゥゼーウーヌーゲーホーミーハァァァーイ ドー

一方「あ、メール」

ピッ、カチカチ

一方「クソガキが検査終わったみてェだ。拾って帰るわ、じゃあな」

美琴「あっ、あの! ごめん……なんか、話しにくいこと……言わせちゃったみたいで…ホント、ごめん」

上条「お前の育った環境じゃ仕方なかったかもしれねえけど…
   ずっと捕らわれ続ける必要なんかないだろ!?
   これから、もっと素直にいろいろ楽しむべきじゃねえか!?
   俺たちだっているだろ!」

一方「……はン、三下どもが気ィつかってンじゃねェよ。
   第一、今の話なんざ

   全 部 ウ ソ だ し な 」ニヤリ


アリガトウゴザイマシター

上条「」
美琴「」
310 :一方さん成長のあゆみ 9/9 [sage]:2010/08/01(日) 14:06:01.42 ID:zBOLeH.o
美琴「……ねえ」

上条「なんでせう」

美琴「さっきのあれ、ホントに全部ウソだと思う?」

上条「うーん、あいつ、あれで意外と優しいとこあるしなあ。
   俺たちに気を使わせないようにフォローした可能性もあるし。
   ……変にリアリティあったけど」グッ

美琴「最初っから、私たちのことからかってたのかもしれないしね!
   ……変にリアリティあったけど」グッ

上条「だー、レベル5の考えることはわかんねえー!」プハー

美琴「私にだってわかんないわよ! 一緒にしないでよ!」プハー

上条「とりあえずおかわり行こうぜ! あとウソってことにしとこうぜ!
   なんか上条さん目から汗が出そう!」ハハハ!

美琴「私アイスラテにしようかな! そうよ、病気の子供はいなかったのよ!」アハハ!



おわる。

ショタセラレータ描いてたら、ムラムラしてきたので特力研時代を妄想した。
ああなる経緯をかなりまじめに考えたんだが、一方さんが何か魔性のドジっ子みたいになった。
9歳○ヶ月まで→特力研
10歳の時→アンチスキル・ヘリ・戦車出動騒ぎ(ショタセラレータ)
らしいので、無表情スキル獲得後でもガチでかわいいのは間違いない。
反省はしていない。サーセン。
311 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 14:09:12.34 ID:r9TT2IEo
良かった!
乙!
312 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 14:21:59.92 ID:kyDl2Rco
>>310
面白かったにゃー!
乙!
313 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 14:22:39.83 ID:qPPH00oo


ちょっくら俺も研究員になってくる
314 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 14:30:01.21 ID:yC25RwAO
一方通行の研究に携わるためには自作ポエムの提出が義務付けられています
315 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 14:33:20.51 ID:fwFLJqo0

一方さんにいたづらしたい
316 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 14:44:27.79 ID:Q2W7VwAO
ひょっとして猫耳ネタの絵描きか?
安定して面白いな、乙!
317 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 15:21:04.05 ID:zBOLeH.o
>>316
あたり。

乙ありがとうございます。
原稿から逃避して投下してたけど、夏合わせの漫画の修羅場に戻ります。
318 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 15:35:34.65 ID:RYbYf4.o
着歌が平沢進ww
319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 15:43:16.52 ID:.RgcOkDO
禁書一巻見付かった。北方謙三の三国志と一緒の場所にあった。何故そこにあった
320 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/01(日) 16:14:40.36 ID:vA0m7AAO
>>319
劉備=上条
曹操=アレイスター
孫権(孫策)=一方通行
異民族=浜面

諸葛亮=インデックス
司馬懿=エイワス
周瑜=土御門

ニ喬=美琴・打ち止め

こんな感じか
321 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 16:32:54.18 ID:Rjdbs9g0
三国志って何度読んでも内容を覚えられないのはなぜだろう
禁書はなくしたことはないなー、わかりやすい場所に置いといたらいいんじゃん?
322 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 16:37:41.98 ID:H5ASj3Mo
ttp://teo.cocolog-nifty.com/ref_h22/07/akiba26700731b.jpg

(  ゚д゚ )
323 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 17:08:33.19 ID:5cO0gBo0
>>322
!?
あと右下の大人のデパートって・・・ 
324 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 17:12:47.16 ID:Rjdbs9g0
>>322
どういうことだ
325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 17:14:10.06 ID:rShnXGIo
エムズのポイントカード新しくなるのか
326 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 17:14:35.34 ID:qPPH00oo
御坂のデパートと聞いて
327 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/01(日) 17:37:59.53 ID:sUH420U0
ポスターつくる人間にはオタクしかいないのかwwww
328 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 17:44:38.69 ID:cZCqWboo
>>322
これって似てるけど御坂じゃないよね?
329 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 18:11:12.17 ID:Rl6QUYDO
ちょっと確認したいから質問
フレンダって冥土返しと面識無かったよね?
330 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 18:29:09.32 ID:wImp5Xk0
ないよ
331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 18:55:14.52 ID:V9ZlesDO
何故にフレンダと冥土返し
原作読んでないのか?
332 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 19:33:20.90 ID:.RgcOkDO
夏休みに入ったからかまた禁書スレ増えてきたな。とりあえずみんな投げ出さないで頑張ってほしい
333 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 20:08:12.07 ID:SZUXRXQ0
ちょっと間が空くだけで顔出しにくくなるからなあ
そんな俺は製作自体一カ月ぶり
334 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 20:09:50.28 ID:1nUjE4k0
禁書二期はじまると禁書SS勢力図がどうなるか見物だな
335 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 20:15:45.02 ID:03v4X0Uo
明らかにミコトマンセーしてる、おまえらがオルソラ、アニェーゼ、アンジェレネ、ルチア、吹寄とかに、乗り換えるな
336 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 20:18:00.56 ID:7r0y2kYo
五和は11巻の分だけだとあまり活躍しないな、3期までやらないと
7巻の浦上を五和に代えれば出番は増えるけど
337 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 20:23:23.64 ID:yC25RwAO
浦上を五和に変えたら五和の恋がこじつけになるからだーめ
338 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/01(日) 20:31:19.45 ID:woU3pL20
>>299
いやあああああああああああああああやらかしたああああああああああ

しかもずっと勘違いしてたあああああああああああ

死にたい
339 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 20:33:43.37 ID:bktU2MAO
黒子とか初春は禁書的キャラで書く人増えるのかね
340 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 21:07:07.61 ID:kyDl2Rco
>>339
黒子は増えそうね。
初春は15巻のていとくんの話が無いとただの腹黒とか思われそうww
341 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 22:11:14.81 ID:xdYnaAI0
体育祭ネタとか増えるかもな
アニメじゃあんまりじっくりやらなさそうだし
342 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/01(日) 23:25:30.78 ID:v3POWMAO
禁書2期っていつから?まだ決まってないの?
SS関係なくてスマソ
343 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/01(日) 23:32:26.19 ID:vA0m7AAO
10月からだったかな確か
秋だよ
344 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/01(日) 23:41:54.48 ID:v3POWMAO
>>343
ありがとう。楽しみに待ってる
345 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 00:15:20.58 ID:ULLf69o0
うなじからはフェロモンが出てると聞いて。通行止め?で1レス借ります。
346 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 00:17:03.75 ID:ULLf69o0

一方通行「クンカクンカ」

打ち止め「なっなにしてるの?!ってミサカはミサカはくすぐったいよ〜」ジタバタ

一方「見てわかンねえのか、うなじの匂い嗅いでるンだよ」 クンカクンカ

打止「えっえっ なんか恥ずかしいよってミサカはミサカはあなたの魔の手から逃げてみる!」

一方「チッ…」

打止「仕返しにミサカもミサカもあなたのうなじをクンカクンカしてみる!クンカクンカ!!」

一方「おォ?!くすぐってェ!やめろクソガキ!!」

打止「…?なんか変な匂いがするよ?もしかして加齢臭かもってミサカはミサカはTVでやってた知識をフル動員してみたり」

一方「!!!!!!!」


〜〜〜〜〜〜

キャンピングカー内


一方「……」ズーン

結標「あれ?今日は香水つけてないのね」

海原「最近良い匂いがするかと思ったらあなたでしたか(笑)」

土御門「コイツは愛しの幼女に会う日は欠かさず香水をつけてたんだにゃー」

海原「(笑)」

結標「まあ一番血生臭い仕事をさせてるしね。気持ちはわかるわ。っていうか何沈んでるのよ、空気悪いわね」

一方「……って言われた」

結標海原土御門「 ? 」

一方「加齢臭って言われた」



結標海原土御門「ブフォオ!!!!」



終わり。
まだ幼い打ち止めには香水と加齢臭の違いが良くわかりませんでしたとさ。
347 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/02(月) 00:32:51.71 ID:d7VDhEDO
乙!
あれだな!?今夜は通行止め祭りでいいな!?
っていうことで俺も通行止めで3レスもらう
348 :一方通行「写真だァ?」 [sage]:2010/08/02(月) 00:34:03.14 ID:d7VDhEDO
打止「雑誌の懸賞で当たったデジカメがあるのってミサカはミサカはデジカメをじゃじゃーんと出してみる!」

一方「ほォ。あれって当たるもンなンだなァ」

打止「だからね、一緒に撮ろう? ってミサカはミサカは素晴らしい提案をしてみる」

一方「ハァ? なンで俺なンだよ?」

打止「あなたとは色んな思い出はあるけど、形のあるものが欲しいのってミサカはミサカは理由を述べてみたり」

一方「形? テメェには色ンなもン買ってやってンだろ。まだ足りねェってか?」

打止「ううん。そういうことじゃないの」

一方「じゃあ、なンだってンだ?」

打止「あなたと一緒の形、ずっと共有出来る思い出の形が欲しいのってミサカはミサカは上手く伝わってるか不安になってみたり……」

一方「へェ、それで写真ってか。……まァ、せっかく当たったのに使わねェってのはもったいねェからいいぜ」

打止「ほんとに!?」

一方「あァ。ただし、他の奴には見せンな。それが条件だ」

打止「うん、分かった! 了承してくれてありがとう! ってミサカはミサカはあなたにダーいぶふっ」

一方「いちいち飛び付くンじゃねェ」

打止「……だからって顔面を押さえるのはちょっと反則ってミサカはミサカはその場でバタリ……」

一方「よォし、その惨めで無様な姿をカメラに抑えてやンよ」

打止「だめっ! 待って! 一番最初はあなたとミサカのツーショットって決めてるのってミサカはミサカは慌てて止めに入ってみたり!」

一方「分かった分かった。足元で暴れンな鬱陶しい。でェ、使い方は分かってンのかよ?」

打止「何度か練習して試し撮りしたから大丈夫だよってミサカはミサカはVサインを出してみる!」

一方「……なァ、それやってたら一番最初じゃなくねェか?」

打止「あ、」
349 :一方通行「写真だァ?」 [sage]:2010/08/02(月) 00:34:40.50 ID:d7VDhEDO
一方「その立派なアホ毛に影響されて本体もアホになっちまったのかァ?」

打止「ち、違うもん! カメラ本来の機能として使うのがあなたとミサカのツーショットが初めてなのってミサカはミサカは涙目で反論してみるぅ……」

一方「ったく。ちょっとからかっただけで泣くンじゃねェよ」

打止「だって、だって……」

一方「そンなンでこれからどうするンですかァ? テメェはこれから俺にからかわれる度に泣くンですかァ? マジで勘弁しろっつゥの」

打止「……にひひ」

一方「な、なンだよ? 急に気持ち悪い声出してよォ……」

打止「これからもからかうってことは、これからもミサカと一緒に居るってことだよね? ってミサカはミサカはニヤニヤしながら聞いてみる」

一方「……言葉のあやってやつだ。別にそこまで深い意味はねェよ」

打止「そういうことにしてあげるねってミサカはミサカはあなたをからかってみたり」

一方「うるせェ、黙れクソガキ。写真撮るなら俺の気が変わらねェうちに早くしろ」

打止「わわっ、急がないと! えっとぉ……あなたの隣座っていい? ってミサカはミサカは確認をとってみる」

一方「あァ。ツーショットならそれが普通だろうからな」

打止「ありがと。それで、構図について一つ頼みたいことがあるのってミサカはミサカは不安げに聞いたみる……」

一方「乗りかかった船だ。でェ、なンだ? オマエの肩に手を回して俺が撮ればいいのか?」

打止「わぁお!」

一方「ン?」

打止「当たりだよ! 大当たり! 凄いね! 二人はいつでも以心伝心ってやつだね! ってミサカはミサカは狂喜乱舞しってみったりっ!!」

一方「マジかよ……」

打止「ささっ! 早速お願いってミサカはミサカはあなたに寄り添ってみる!」

一方「ハァ、仕方ねェか……。……こンなもンでいいか?」

打止「う、うんってミサカはミサカは内心ドキッとしてみたりっ」

一方「そンじゃあ撮るぞ」

打止「……ストップ!」

一方「なンだ? 今のじゃ駄目なのか?」
350 :一方通行「写真だァ?」 [sage]:2010/08/02(月) 00:35:29.24 ID:d7VDhEDO
打止「駄目に決まってるよ! ってミサカはミサカはあなたのそれに驚いてみる!」

一方「……それ?」

打止「なんで笑顔じゃないの? ミサカはミサカは当たり前の疑問を感じてみたり」

一方「あァー……うン、まァあれだ。無理だ」

打止「なんで? どうして無理なの? ってミサカはミサカはあなたを更に追求してみる」

一方「……急に笑顔作れって言われても俺には出来ねェ」

打止「そんな……どうして……? ミサカはあなたとならいくらでも笑顔になれるのに……。あなたはミサカと笑顔になれないの……? ってミサカはミサカは悲しんでみる……」
一方「……。……一瞬」

打止「……え?」

一方「カメラに写る一瞬ならなンとか……。まァ結局は後に残っちまう訳だが、オマエが他の奴には見せねェって条件を守れンなら一瞬くらいは笑顔作ってやるよ」

打止「ミサカにとってはそれで十分なんだよ? なんでも深く捉えるのはあなたの悪い癖だねってミサカはミサカは指摘してみる」

一方「チッ。……ンじゃあ仕切り直していくぞ。……垣根帝督は第」

一方・打止「にーっ」

――カシャ

後にプリントアウトされた写真には、笑顔を作りきれなくて引きつった様な変顔になった一方通行と、ちょうどまばたきをしてしまった打ち止めのマヌケな笑顔が写っていた。その写真を見た二人はお互いに指を指して笑いに笑いあった。

「その写真見ながらもう一回撮ってみるか」という一方通行の提案に「うん!」と、打ち止めは大きく頷く。そして撮られた写真には屈託のない二人だけの笑顔が写っていた。
351 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 00:38:31.42 ID:d7VDhEDO
終わり。一方さんの邪気のない笑顔が見てみたいとか考えてたら出来た
352 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 00:44:14.66 ID:5TbBqQAO
これはいいものだ、乙
353 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/02(月) 00:45:19.59 ID:UY6/fEAO
なんつーアットホーム。俺にとっても永久保存だわ。
だいにーっはほのぼの系SSで流行ってほしいな。
354 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 01:05:43.31 ID:21xhv6DO
なにこれ可愛い通行止め2連発で嬉しくて死にそう
355 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 12:28:58.38 ID:XsZNgNI0
てす
356 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 14:46:40.41 ID:L0PCfsA0
帝督くんと一方さんが長点上機学園にいて
打ち止めの眼が覚めないスレがどこかにあったような
357 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 14:52:44.70 ID:9rNPQMAO
書きためる時、一作品一ファイルか、適度に小分けするのどっちがいいのかな
意見聞きだい
358 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 15:14:56.26 ID:WDMiksMo
長編は区切りで分けてる。
続き書こうとファイル開くも、気づくと序盤の修正ばかりしてて困る。
359 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 15:19:48.02 ID:GN22yf.o
>>356
垣根帝督「ははっ、全く一方通行は死にたがり屋さんだなぁ」
だと思う
爆撃くらって途中で落ちてしまったが、続き読みたかったな

書きためは、好みとしか言いようがないんじゃないか
短いのなら、1ファイルで一気に書いちゃった方がいいし
長いのなら、第○章とかでファイル分けるのも把握しやすいかも
好きなシーンや書きたいところを先に書いて、残りは後から埋めるタイプの友人は
1ファイルでガーっとやってた
360 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 15:56:11.76 ID:bEwRoQIo
>>357
一応、起承転結で分けてる
361 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 18:20:16.16 ID:L0PCfsA0
>>359
ありがとう
続き出ないかなー
なんか書くって言ってたような
362 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/02(月) 18:28:48.29 ID:wAcwgjI0
半日以上sageられっぱなしだと……
何か、何かageがてら投下しないと……
と言う訳でコピペ改変ネタ
2レス貰います
363 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/02(月) 18:29:46.96 ID:wAcwgjI0
「コーラどMで」

「お客様ぁっ。もっと強くっ罵って下さい! とミサカはいやらしくおねだりします!」

「コーラどMよこせ。さっさとしねェか、このクズ!」

「あぁ、申し訳ありませんお客様、店員の分際でこんな――、とミサカは狼狽します」

「聞こえなかったのか? このとろくせェ店員がっ! どォやらお仕置きが必要みてェだなァ」

「かっ、かしこまりましたぁ!急ぎますから、どうかお仕置きだけは……、とミサカは懇願します」

「おっと待ちな、注文の復唱がまだだろォ? どンな商品か言ってみろ。」

「つ、冷たくて、そ、外はビショビショ……な、中の―――」

「どうした? 続きは?」

「――中の氷まで太いストローが挿してある、甘い液で満たされたコーラです……、とミサカは懇切丁寧に説明します……」

「クックック、まさかホントに言うとはなァ。店のレジだぞ? 正気とは思えねェなァ」

「ひ、酷いですぅ。でも、ご主人様なら――嬉しいですぅ……、とミサカはこの身の喜びを表現します」

「おいおい。客を主人呼ばわりとはな、とンだ店員を見つけたもンだ。あァ、それよりも――」

「は、はい? とミサカは何用でしょうかと尋ねます」

「欲しいんだろォ? ほら、お客様の大事なものから、欲望の塊をレジにぶちまけてさしあげるぜ!ヒャッハーッ!」

「ああっ、ありがとうございますぅ!こんなにいっぱい……100円も出していただけるなんて、原価約5円なのに、とミサカは裏情報を漏らします」

「随分といやらしい商売だ、まァいい。これでお前のコーラはオレのものだな。」

「またお越しくださいませ。いつでもお待ちしてます……今度は、どMポテトでお願いしますね?、とミサカは再度懇願します」
364 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/02(月) 18:31:24.72 ID:wAcwgjI0
「マックポテトどS」

「それが客の口のきき方なのぉ? ってミサカはミサカはあきれちゃう。
 ポテトが欲しかったらぁ“おねがいします”――でしょ? ってミサカはミサカは注文の基本を教えてみたり」

「マックポテトどSで、お、お願いします」

「そぉ、ポテトが欲しいのねぇってミサカはミサカは注文確認。客のクセに店員におねだりだなんて、
 いやらしい客ってミサカはミサカは正直な感想を口にしてみたり!」

「店員様、申し訳ありませン。このいやしい客めに、どォかお仕置きください」

「いいよってミサカはミサカは依頼を承認。――どんなマックポテトが欲しいのか、
 そのいじきたない口で言ってみなさいってミサカはミサカは命令してみる」

「あ、熱々で、そ、外はカリカリ……な、中は……中はホクホクの――」

「さっさと続けなさいってミサカはミサカは続きを催促してみたり」

「――な、中はホクホクで、その、こ、こォばしく揚がったポテトを、ォ、お願いします」

「やだっ、ホントに言ったわってミサカはミサカは驚愕しちゃう。やらしい、はずかしくないのかしら、
 こんな店のレジでそんなことを口にするなんてってミサカはミサカはびっくり仰天!」

「は、恥ずかしいンです。でも、人に見られてると思うとその――余計にポテトが欲しくなるンです……」

「お仕置きも済んだことだし、ポテトをあげるわってミサカはミサカは商品を用意する。でも、その前に――」

「は、はい」

「出したいのでしょう? ってミサカはミサカはアナタに確認してみる。 いいわよ、見ていてあげるから、
 お前のその粗末なものから、汚いものをレジにぶちまけなさいってミサカはミサカはまたも命令してみる」

「こ、ここでですか? わ、わかりました。――――――こ、これでいいですか?」

「アハハハハッ。ホントに出したわってミサカはミサカは笑いが止まらなかったり!
 お前は根っからの客ね、客だわ、客よってミサカはミサカはその事実を口にしてみたり!
 それにしてもぉ、こんなに出すなんてぇ何を考えてるの? ってミサカはミサカは信じられない。そんなに出したかったのぉ?
 ってミサカはミサカはアナタが正気か確認してみる 230円も出すなんて、今は特別価格150円なのにってミサカはミサカはホントにびっくり!!」

「す、すいませン。ありがとうございました」

「まあいいわ、また客になりたかったらいつでも来るといいわってミサカはミサカは次の来店を待ってみたり。
 その代わり、今度はどSコーラも頼むのよ? ってミサカはミサカは最後にまた命令してみたり!」
365 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/02(月) 18:36:59.50 ID:H1ygY/6o
元ネタみて二度ワロタww
366 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/02(月) 19:05:08.72 ID:UY6/fEAO
良小ネタとはこの事
367 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 19:07:37.86 ID:KehOLUAO
打ち止めが10033号(>>363のミサカ)のおかげでどSに目覚めたと聞いて
368 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 19:20:09.20 ID:PV0M8S20
打ち止めって何故かSなイメージがあるよな
369 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 19:42:16.52 ID:A6mORIIo
妹達は逆らうのが不可能な命令を下せるし、一方も能力を剥奪できる絶対的なアドバンテージがある。
その辺がSなイメージの源泉じゃないかな。
370 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 19:47:15.13 ID:UY6/fEAO
初登場時から学園都市最強と精神的に渡り合えて、後にはベクトル能力の発動権利まで握っちゃってるからな
371 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 19:48:34.65 ID:UY6/fEAO
すみません、超被っちゃいましたね。超浜面みたいに。
372 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 19:54:04.09 ID:L0PCfsA0
>>316
すみません
猫耳ネタって誰ですか?
373 :ホットケーキ ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:00:15.27 ID:yTJmnRc0




電磁通行ばっか書いてんじゃねぇ!!と言われたので、チビチビ書いてた通行止めを投下。短いけど。


数年後を想定して下さい。




374 :『とある科学の通行止め』 ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:01:41.71 ID:yTJmnRc0









トントントン。




そんな何かの音がする。
音がしているのはとある人物の指とテーブルの接触部分。
白い指が木製のテーブルに叩きつけられる度に、乾いた音が鳴る。


「……貴方、もう少し落ち着いたら?」


「無理」


そんな"彼"を見て"彼女"はため息を吐いた。
落ち着かない気持ちも分かるが、何もそんなにそわそわしなくてもいいだろうに。
ため息を吐いたことを若干後悔しつつ、彼女はまだ落ち着かない彼に話しかけた。

375 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 20:02:10.32 ID:L0PCfsA0
キタキタキター!!
電磁通行もまってるけど
ここも楽しみ
376 :『とある科学の通行止め』 ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:02:24.97 ID:yTJmnRc0



「そこまで速攻即答大否定しなくても……」


「無理なもンは無理なンだよ。指が勝手に動く」


トントントン。
叩く音は止まない。
音を止めるのを諦めた彼女は、話でそれを誤魔化すことにした。


「でも……貴方のスーツやっぱり似合ってるよ。センスいいね」


「今更かよ……それにこいつはオマエの姉がほぼ強制的に着せやがったヤツだ。俺ァ選ンでねェ」


首元に右手を当てながら、彼は忌々しそうに答える。
彼の姿は細い体にピッチリした黒いダークスーツ。彼の肌が白い分、黒とのコントラストがもはや芸術的だった。


「あの野郎……三下に振られてから、オマエに肩入れしすぎだろ……」


「お姉様なりの応援と、自分みたいに泣くような結末にさせたく無かったからじゃない?」


377 :『とある科学の通行止め』 ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:03:12.19 ID:yTJmnRc0



「……」


トントン…………。

にっこり微笑みながらの彼女の言葉に、彼の指が止まる。
カタン、と自らが座る椅子の背もたれに寄りかかり、彼は天井を見上げる。
だが、その瞳は閉じられている。


「なァ……?」


「なぁに?」








「ホントに、オマエ良いのかよ……?」


「うん」


彼のその問いに、彼女は間髪入れずに即答した。
言葉はしっかりと発せられており、其処に迷いなど一片たりとも感じられない。

返答が気にいらなかったのか、彼はチッ、と舌打ちを一つ。


378 :『とある科学の通行止め』 ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:03:58.75 ID:yTJmnRc0


「舌打ちは酷いんじゃないかな?」


「オマエ等のバカさ見てたら舌打ちの一つでもしたくなるっての」


どいつもこいつも……と彼は記憶の中の人物達が自分と彼女の仲を進展させようと頑張っていたことを思い出し、苛立つ。


「貴方への気持ちを一回拒否された時、お姉様達が居たから今がある」


「オイオイ、俺が悪いってか?普通拒否ンだろォ」


一万三十一人を虐殺した男ーー
それが、彼の最大の罪。
目の前の彼女と似た姿形をした少女達を、彼は殺しまくった。


闇の世界の、最悪な、クソったれの悪党。それが、彼。


対して少女は違う。


光の世界の、普通に笑う権利がある、一般の少女。


今でも思う。


彼女は何故、自分を好きになったのかと。


何故自分は、好かれてしまったのかと。


379 :『とある科学の通行止め』 ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:04:38.28 ID:yTJmnRc0










何故自分は、彼女を好きになってしまったのかと。






「答えは既に出ているんでしょう?」


「……まァな。あンだけ殴られりゃ、な」


数年前のことを思い出し、彼は苦笑する。
思えば随分やられまくった。あれは知り合い全員に殴られ、説教されたのだったか?

彼が三下と呼ぶ男、超電磁砲の少女にそのクローンの一人、父親母親。変態テレポーター。

次は白いシスターに赤髪の神父、ジーンズ女。黒髪女、AIMの女、槍使いの女。

仕事仲間のシスコンショタコンストーカー。
黄泉川に芳川、小萌などといった教師陣。

正直、あそこまで拳と説教のオンパレードがあるとは思っていなかった。



380 :『とある科学の通行止め』 ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:05:26.85 ID:yTJmnRc0






だが、それらのお陰で、彼は今ここに居る。





それだけは、絶対に未来永劫何があっても変わりない。


トントントン。


「あー、またトントンし始めた……緊張しすぎ」


「そういうオマエだって、














語尾のアレはどォした?」


「はうっ!?いや、それはって"ミサカ"は"ミサカ"はお茶を濁してみたり……」


381 :『とある科学の通行止め』 ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:06:10.61 ID:yTJmnRc0



「どォせ、緊張してたせいだろうが」


「うぐっ!ミサカはミサカは言葉が詰まったり……」


ニヤニヤと、意地悪な笑みを浮かべる彼に彼女は頬を膨らませる。
そんな怒りの姿さえ、可愛いく見えるが。


「後、服、オマエも似合ってンよ」


「……!有難う!ってミサカはミサカは笑顔で答える!」


普段余りない、彼の褒め言葉に彼女の頬も自然と緩む。
バカ正直な彼女の心の動きに彼は小さく、見えないくらい小さく、優しく笑った。


「でもね、この"ドレス"に着替えてる時にあの上条って人が部屋に入って来たの、ってミサカはミサカは特徴的なツンツン頭を思い出しつつ報告してみる」


「よし、オチ読めた」


「思いっきりあの子にビンタ喰らってた……空中で三回転くらいしてたよって、ミサカはミサカはリアル竹トンボにゾッ、としながら言ってみたり」


「俺も後で四回転、いや五回転くらいさせっかァ……」


あの不幸不幸うるさいラッキースケベ野郎をボコすと彼は決めた。
そして、椅子から立ち上がる。


382 :『とある科学の通行止め』 ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:06:59.10 ID:yTJmnRc0


「そろそろ行くぞ」


「杖は?ってミサカはミサカは立ち上がりながらも尋ねてみる」


「邪魔だからイラネ。どォせ電極は一時間持つンだ、心配ねェだろォよ」


彼は、手を彼女に差し出す。
彼女はその白い、女性と思われる程綺麗なその手をしっかりとつかみ、














「じゃァ行くか、打ち止め(ラストオーダー)」


「行こう、一方通行(アクセラレータ)」


知り合い達が大量に待つ、『結婚式場』へと向かい始めた。

黒いスーツが光を弾き、白いドレスの裾が揺れる。




まだセミが鳴く、八月三十一日のことである。


383 :ホットケーキ ◆YPHCWg3Zr2 [saga]:2010/08/02(月) 20:07:53.82 ID:yTJmnRc0



短いですよね、さーせん。
この結婚式の何年か前には一方通行と打ち止めの恋愛話があるんですが、思いっきり長くなるんで止めました。

あれです、一方さんが打ち止めの告白断って、そこから始まる一ヶ月ぐらいの恋愛ストーリー。
正直、妄想の段階でやばい。なんか色々やばい。


あっ、上条さんと結婚してるのはインデックスさんです。
ビンタで三回転させたのもインデックスさん。

384 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 20:09:23.21 ID:H1ygY/6o
乙っというか
>次は白いシスターに赤髪の神父、ジーンズ女。黒髪女、AIMの女、槍使いの女。
関係ないのにとばっちりクソワロタww
これは根性さんやづらにも叩かれてモツ鍋さん並に一方さん吹っ飛んだんだろうなwwwwww
385 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/02(月) 20:09:35.22 ID:wAcwgjI0
>>383


>>372

>>316のレスは>>302-310のSSを読んだ感想として『>>33-51のSSと同じ人ですか?』と言う意味合いのレス
で、その>>316のレスに対しての回答が>>317にあるんだと思われる
なぜ絵描きなのかは俺は知らないけど
386 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 20:10:06.08 ID:L0PCfsA0
それのスレ立ててくれたらミサカの幸せ指数は100上昇するんだよってミサカはミサカはあなたにねだってみる
387 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 20:12:06.15 ID:L0PCfsA0
>>385
サンクス

てか
ホットケーキさんは今日電磁通行書くのか?
388 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 20:12:24.80 ID:PF//ZCM0
おっつー!!
通行止めで上インとはなんという俺得
電磁通行もまってるぜ

しかし結婚式なのに黒スーツなのか…なんか深読みしてしまいそうになる
実は結婚相手はべつのひt
すまんシリアス脳をどうにかしてくれ。
389 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 20:15:46.77 ID:5TbBqQAO
一瞬スレを間違えたかと思ったぜ……

コテハンは自スレ以外は外しといた方がいいぞ

まぁ何はともあれ乙乙
390 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 20:22:49.52 ID:Uet.YIso

三回転のくだりでまさかのさんじゅうはっさいルートかとオモタ
391 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 21:02:23.22 ID:8CoDnH6o
インデックスの噛み癖はなくなったのか・・・
392 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/02(月) 21:03:33.34 ID:aP51Vfk0
>>384
多分、はまづらにもぶん殴られてます。最強はこの程度かよ、みたいな感じで。

>>386
ごめんね!今電磁通行書いてるから!

>>387
今書いてるよ!

>>388
白より黒の方が一方さんには似合いそうだな、って。

>>389
すみません……以後外します……

>>390
ちゃうぜい。ただ、インデックスのビンタは誰に教えて貰ったか不明。




取り合えずワンシーンだけ書いてみた。
さっきの結婚式のかなり前。
二人が付き合う前の、最初らへんの部分。

393 :『とある科学の通行止め・一部』 [saga]:2010/08/02(月) 21:05:02.44 ID:aP51Vfk0





「平和だねー、ってミサカはミサカは貴方に同意を求めてみる」


「……あァ」


タッタッタッ、と横を駆け抜け、前方でクルンと舞う打ち止めを、一方通行は見る。
今日一日付き合って分かった。
彼女はあの頃とは比べ物にならないくらい成長している。
身体的にも、精神的にも。





もう、自分という存在が近くに居て守らなくてもいいくらいに。






「……あのね、一方通行」


「っ……」


名前で、呼ばれた。
彼女はいつのまにか立ち止まり、中学の制服を風によって揺らしている。
顔は、影になってハッキリと見えない。

394 :『とある科学の通行止め・一部』 [saga]:2010/08/02(月) 21:05:42.87 ID:aP51Vfk0


その時、オレンジ色の光が迸った。


雲の切れ間から現れた夕暮れの太陽は、空気を温め、光を迸らせる。




その綺麗なオレンジ色の光に照らされた打ち止めの顔は、何かを決意したような、不安を押し込めるような、一方通行が、彼が見たことの無い顔をしていた。


(マズイ)


直感的に、一方通行は感じる。
彼女は、とんでもないことを口に出そうとしている。
一方通行が、一番聞きたく無い言葉を、彼女は言おうとしている。




よりにもよって、彼女は自分という『悪党』にとんでもないことを言おうと、している。






395 :『とある科学の通行止め・一部』 [saga]:2010/08/02(月) 21:06:25.04 ID:aP51Vfk0










「ミサカは、ね?一方通行のことがーーー」


「やめとけ」


「ッ!」



だから、彼はストップをかけた。

ストップをかけられた打ち止めは、突然の出来事に茫然としながらも前を見る。

彼は、ただただ、無表情。



それを見て、打ち止めは悟る。






自分の恋は、終ったのだと。





396 :『とある科学の通行止め・一部』 [saga]:2010/08/02(月) 21:07:07.59 ID:aP51Vfk0





「……じゃァな」


背中を向け、杖をついて歩いて行く彼に、彼女は声をかけれない。

声が、出なかった。




十分程たち、まだその場に立っていた打ち止めにポツンと、何かが落ちる。

それは、水滴。


先程の太陽はどこへ行ったのか、空は灰色の雲に覆われており、雨がゆっくりと降り始める。

ポツポツとゆっくりだった効果音は、やがてザーと言った風に巨大になり、視界が見え難くなる程の豪雨が降り注ぎ始める。




その段階になって、始めて打ち止めは地面に膝を着いた。

先程までなら、彼が居た先程までなら、汚れるからと、手を伸ばしてくれたのだろう。




だが、その彼は、もう、居ない。


397 :『とある科学の通行止め・一部』 [saga]:2010/08/02(月) 21:07:47.84 ID:aP51Vfk0











「ーーーあァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」




雨が降る中、打ち止めは絶叫を上げ、泣いた。






唯一、今の彼女に声をかけれる彼は、居ない。



398 :『とある科学の通行止め・一部』 [saga]:2010/08/02(月) 21:09:16.90 ID:aP51Vfk0


>>391
治ったらしいですよ。ただ、ビンタ攻撃がヤバイ。

連続投稿ごめんなさい。
電磁通行を書く作業に戻ります

399 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 21:13:13.99 ID:r.HPomko
なん……だと……
続きと電磁通行みてぇ……
乙!
400 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 22:38:54.66 ID:L0PCfsA0
ぐあああああ
両方見てえええええええ
401 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 22:47:02.50 ID:KehOLUAO
ここで謎の思いつきを投下

ちういがき
・結標ちゃん大崩壊
・時期的に19巻以降?
・新たな同居人が拾われた経緯は「考えたら負けなのですよー」
402 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/02(月) 22:52:43.09 ID:GgV2x/M0
そこで切るとか生殺しにもほどがあるだろォォォォォ!!!!!
続き超見てェ!!!!!!
403 :結標さんの同居人事情1/6 [saga]:2010/08/02(月) 23:02:05.03 ID:KehOLUAO
結標「ただいまあ……はあ、疲れた。何が悲しくて1日ぶっ通しで『仕事』をしなきゃならないのかしら」

結標「お陰でうっかり買い物するのを忘れて来てしまったわ。一方通行の奴、今度会ったらタダじゃ……あら?」

???「むにゃ……」zzz…

結標(この子は……また家出少女って所かしら? 小萌ったら、本当に悪い癖よね)ハア…

小萌「ただいま帰りましたよー」

結標「あら、随分早かったのね」

小萌「む、結標ちゃんじゃありませんか! 今まで一体どこほっつき歩いてたのですか! 電話にも出ないので心配しましたよ! せっかく私が保護したと言うのに、家出少女に逆戻りなんて許さないのですよ!」ビシッ

結標「はいはい、すいませんでした」ヒラヒラ

小萌「むうー! 謝るのならちゃんと謝って下さいー!」

結標「そんな小さな事はいいじゃない。それより、そこで寝てる女の子はどこで拾って来たのかしら?」

小萌「街中を行くあてもなさそうにさ迷っていたから保護したのですよ」エッヘン

結標(やっぱり……しかし、何の因果かしら? 私以外の暗部の人間を保護するなんて……まあ、小萌の場合は単なる偶然でしょうけど)

???「んむ……ふああ……何ですか超騒々しい……」

小萌「おはようなのですよ絹旗ちゃん。というかもうそろそろこんばんはの時間なのですけどね」
404 :結標さんの同居人事情2/6 [saga]:2010/08/02(月) 23:06:48.44 ID:KehOLUAO
絹旗「そうですか……では超お休みなさ」ガシッユサユサ

小萌「もうちょっとでご飯ですから寝ちゃ駄目なのですよ〜!」ユラシユラシ

絹旗「分かりましたから超揺らさないで下うぷっ」バッ

タッタッタッ……

結標「心なしか、あの子からアルコール臭がしたんだけど……小萌、飲ませてないわよね?」ニコニコ

小萌「………………………………」ニコニコ

結標「………………………………」ニコニコ

小萌「さてさて、ご飯の準備をするのですよー!」イソイソ

結標「誤魔化すなあああ!」



絹旗「うう……超気持ち悪い……」ウプッ

結標「大丈夫? 全く小萌ったら……こんな若い子にお酒飲ませるなんて信じられないわ……まさか、仲間でも作る気かしら?」

絹旗「仲間、って……? おえっ」

結標「まあ、言うなれば合法ロリータ仲間って所かしら? あれでも立派な大人なのよ、あの人……」サスリサスリ

絹旗「超、冗談ですよね……私より超小さいじゃないですかあの人……うぷっ」

結標「私だって最初は疑ったわよ。でも、あれで結構慕われている教師なのよ。前に居候してたって女の子もちょくちょく遊びに来るし」サスリサスリ

絹旗「……こんな超科学漬けの街にも、あんな超オカルトな先生がいるんですね……ありがとうございます、大分楽になりました」
405 :結標さんの同居人事情3/6 [saga]:2010/08/02(月) 23:12:38.58 ID:KehOLUAO
結標「どう致しまして。ところで……貴女、『アイテム』の絹旗よね?」

絹旗「元、ですけどね。まあそのうち超立ち上がる新組織に超誘われてるので、行く行くはそちらに入るつもりです」

結標「ふうん。そういえば、『アイテム』って何故崩壊したの? 噂では……何て名前だったかしら? まあとにかく。無能力者にリーダーである『原子崩し』が倒されたって話だったけど」

絹旗「超その通りですよ。麦野はうちの雑用係に超倒されたんです。まあ、麦野は自尊心が強いうえに変に拘るとこがある人なんで、それも敗因の一つかと思ってます」

結標「『それも』って、まだあるって言うの? 無能力者が超能力者を倒せた要因が」

絹旗「麦野は自分では超気付いてなかったみたいですけど、そいつに惹かれてたみたいなんですよね。彼がいないとこでは、彼の事ばかり話してましたし」

結標「だから、本気を出し切れなかった、と? そんな人物ではないと聞いていたけれど」

絹旗「……不器用なんですよ、彼女は。素直に伝えるって事が出来なくて、結局他の子にそいつを超取られたんです」

絹旗「まあ私から見れば、取った子とそいつは超相思相愛っぽかったんで、麦野の恋は最初から超成就しないものだった気もしますけどね」
406 :結標さんの同居人事情4/6 [saga]:2010/08/02(月) 23:19:10.05 ID:KehOLUAO
結標「いいわねえ、そういう浮ついた話があるのって……」

絹旗「貴女だって、周りは男ばかりで超選り取り見取りじゃないですか」

結標「……ロリコン2人にシスコン1人。そんな連中が私に振り向くと思う? ……おまけにあいつら、私をショタコン扱いするのよ!? そんな連中好きになれる筈無いでしょう!?」ムキー!

絹旗「ちょ、超落ち着いて下さい! 超大丈夫ですよ、相手が超ロリコンや超シスコンでも、きっといつか超振り向いてくれますって!」

結標「あんな奴ら私の方から願い下げよ!」ウガー!

小萌「トイレで何騒いでるのですかー? それよりご飯の準備出来ましたよー?」

結標「……なんだか激しく脱線した気がするけどまあいいわ。この話は終わりにして、食事に行きましょうか」

絹旗「そうですね。気分が楽になったら超お腹空いてきましたし」



姫神「随分。長かったのね。……大きい方?」

結標「食べる前によくそんな冗談が言えるわね……」

姫神「ふっ。相手の食欲を削いで自分がより多くを食す。これぞ弱肉強食」

結標「ふん。その程度で私の食欲を削いだ気でいるなんて、甘いわよ姫神さん」

絹旗「あれ? この人、いつ来たんですか? そして超誰ですか?」

姫神「」

結標「ええと、さっき言った元居候の子よ……足音に気付かなかったの?」

絹旗「まあ超それどころじゃなかったんですが」
407 :結標さんの同居人事情5/6 [saga]:2010/08/02(月) 23:24:28.34 ID:KehOLUAO
姫神「もう。個性も存在感もないのよ……」ドヨーン

結標「ドンマイ……」ナデナデ

小萌「今日はたっぷりお肉を買って来たので、みんなで焼き肉パーティーなのですよー!」プシュッ

結標「ちゃんと野菜もっておい酎ハイ持つな!」

姫神「どうしたの? 結標さん」プシュッ

絹旗「酎ハイってなんですか?」プシュッ

結標「いやいやそこの2人何普通に蓋開けてるのよ! というか絹旗さん! 迎え酒なんてやめときなさいって!」

絹旗「えっ? 昨日、これはジュースだと言われて……」

結標「缶をよく見なさいアルコール分何%って書いてある9%でしょ9%それもう立派なお酒だから!」

姫神「結標さん……」ポンッ

結標「哀れむ様な目で私を見るな肩を叩くな! 小萌以外飲んじゃ駄目だから! お酒は二十歳からって法律で決まっているでしょう!?」

小萌「私の酒が飲めないのですか結標ちゃあああん!?」ヒック

結標「ってうわあおつまみなしで既に3本目空けてるしこの合法ロリータ!」

絹旗「ういっ……やっぱにがっぷ」

結標「だから飲むなっつっただろうがあああ!」

姫神「くひひひ。結標ェ……ええ乳しとんのう。私に揉ませろやあ」ヒック

結標「ああもう! オヤジかお前はあああ!」
408 :結標さんの同居人事情6/6 [saga]:2010/08/02(月) 23:28:59.95 ID:KehOLUAO
プッチーン、キレた。 by 結標淡希

結標「ええいお前らそこに直れ! てかいい加減肉食え肉! 焦げちまうだろうがクソッタレ共が! オラそこの飲んだくれ! さっさと焼けた肉配りやがれ!」

小萌「りょ、了解しましたあ!」アセアセ

結標「おいそこホルモンばっか摘んでんじゃねえよサカってんのかクソガキがあ!」

絹旗「ヒイッ! スイマセン! お野菜も超食べます!」アセアセ

結標「そしてあんた! なんでさっきから玉葱ばっか食ってんの! そんなんだから目立たねえんだよ影法師が!」

姫神「がーん! そんな。玉葱好きなのに。お肉も食べないと。目立てないなんて……!」ショボーン

結標「ハア、ハア、ハア……さて、私も食べますか」プシュッ

小姫絹「「「ってお前も飲むんかい!」」」

結標「ああ!?」ギロッ

小姫絹「「「すいませんもう言いません」」」

結標「ふっ……飲まなきゃやってらんねえんだよ畜生共があああ!」

小萌「よっしゃあ! 今夜は飲み明かすのですよー!」ヒック

結姫絹「「「イエーイ!」」」

カァーン!



翌日、何故か全員が素っ裸で雑魚寝している様を、最初に目覚めた結標が目撃して酷く狼狽した事は言うまでもない。
409 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/02(月) 23:30:39.77 ID:GIKvr8go
結標よりも姫神の壊れっぷりがwwww
410 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 23:31:39.18 ID:KehOLUAO
終わり

自分でも何がしたかったのかよく分からない
続きはない、と思っておくのが結標ちゃんの為なのですよ
411 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/02(月) 23:39:58.49 ID:fYa8O/.0
乙です〜
412 :とある木原の家庭事情1 :2010/08/03(火) 00:16:49.09 ID:M3zGPgAO
木原くンがあんなに一方通行を恨んでたのはこんな事があったからなんだと妄想。三レス借ります

とある木原の家庭事情

木原「オイ一方通行ァ」

一方通行「なンだよ木原」

木原「……次の実験が決まった。必要以上の音、光、空気、熱、その他諸々の反射だ」

一方通行「あァ? ンなモンわざわざやらなくても出来るだろ」

木原「いいからやれってんだ。テメェを無敵に押し上げるためなんだっつーの」

一方通行「ハッ、無敵ねェ。どォもお前らに付き合ってっと逆に遠退いてる気がすンだけどよ、気のせいですかねェ?」

木原「…………随分とナメた口利くじゃねぇか一方通行ちゃんよォ?」

一方通行「そりゃオメェだな。誰を前にしてンのか理解しろ、お前みてェな奴は頭地面に叩き付けて懇願すンのがお似合いじゃねェの?」

木原「おいおいおいおいイイねイイね最高にムカつくぜテメェ! 俺に負けたクソガキが反抗してきやがるたぁ!」

一方通行「クキャキャキャ、その一勝の後に53回負けてンの忘れちまったかァ!? オイオイ勘弁してくれよボケた爺の世話なンざゴメンだぜェ? いっそ殺しちまうかァ!?」

木原「あん時のテメェ、『ごめンなさい、止めて下さい!』とかイイ声で鳴いてたよなぁ! また聞かせてくれよぉ!」
413 :とある木原の家庭事情2 :2010/08/03(火) 00:17:24.42 ID:M3zGPgAO
一方通行「記憶の捏造も大概にしとけよキチ原ァ? そォだ愉快で素敵な最高すぎる事考えついたわ、オメェの脳物理的に弄り回してやる!」

木原「やれるモンならやってみろよクソガキィ!」

一方通行「反射を破れた所で俺に勝てるはずがねェよなァ!? なンせ俺はベクトル変換が能力なンだからよ、お前をぶち[ピーーー]方法は幾らでもあンだっつうの!」ブンッ

木原「オイオイ、机投げただけで俺にぶふぅ!」

一方通行「バァカ、囮だ。ざまァねェなァあンだけ吠えてたクソ野郎がコップにやられるなンてよォ! お前なら吉本でやってけンじゃねェか!?」

木原「調子乗ってんじゃ……ねぇよクソガキィ!」ぴか一ばこーん

一方通行「っあ!? グレネート……!」

木原「その様子じゃさっきのはデマらしィなァ! 大人しく実験受けときゃあぶん殴られる事も無かったのによォ!」

一方通行「目が、耳がァ……」

木原「取り敢えず死んどけや一方通行ァ!」

一方通行「……正常すぎて困りますってなァ!」

木原「!?」

一方通行「俺がいつホラ吹いたってェ? オメェにお似合いの場所送ってやるよ木ィィィィ原くゥゥゥゥゥン!」バコン

木原「ちょ、テメッ、床があああああああ!」
414 :とある木原の家庭事情3 [saga]:2010/08/03(火) 00:18:26.12 ID:M3zGPgAO
木原「……」ボロッ

木原「……いつかぶち殺してやるあのクソガキ」

一方通行「……誰がダァレをぶち殺すってェ? 木ィィィ原くゥゥゥゥン?」

木原「テメッ!? いつの間に……」

一方通行「イヤなァ? 最近お前らがチョーシ乗ってンじゃねェかと思ってよォ……いつもならさっきで終わりなンだけど、」

一方通行「今回は完璧に 矯 正 してやろうって考えてなァ!」

木原「クソ、クソクソ調子乗ってんのはテメェだろォがあああ!」

一方通行「ヒヒャヒャヒャヒャ! イイ声で吠えるねェ木原くゥン!」

木原「テメェ覚えてやがれえええええ!」

一方通行「クキャカカカキクカケキカカカ!」

――――――

木原「いつか……コロス」
415 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/03(火) 00:19:27.83 ID:M3zGPgAO
三レスしか無いが途中でサガ忘れに気付いた……今回はサガ重要だったのにィ

終わりです。
416 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/03(火) 00:47:57.75 ID:HwoqKdAo
しかし木原くンもよくやるなおいww
417 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 00:55:48.71 ID:mpao4EDO
弱い木原くンはSSでは新しいなww乙ww

まあでも原作の記述からして実際やられっぱなしだったんだろうな木原くン
しかもびびって目を背けてたインテリ木原くン…


どんだけ修行したんだ…
418 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 01:23:36.25 ID:zpYkaeco
50ウン回ぼこぼこにされてビビりつつも
絡むのをやめないインテリ木原くンか…面白かった、乙!

その後を考えると愛が重いな
419 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 12:17:45.91 ID:r0.QEfwo
小ネター 何レスか借りますゥ。
時系列が狂ってるので、オッレルスが削板と戦った日付を適当に前の方にずらして補完してください……。
420 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 12:20:04.90 ID:r0.QEfwo
ある日。
オッレルスが。 一枚の広告を手に掃除中のシルビアに話しかけた。

オッレ「シルビア、俺は学園都市の三沢塾の講師をやりにいくよ!」

シルビ「……は?」


   とある三沢塾のアルバイト 一日目。



421 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 12:21:42.02 ID:r0.QEfwo
オッレ「やっぱりさ、学園都市の最近の動向を見ていると信頼できないから。」

シルビ「まぁ、戦争起こりそうだけど……」

オッレ「だから、俺が学園都市にいって、原石がちゃんと管理されてるか見に行く。」

シルビ「ふぅん、なるほどねぇ。  でも追手はどうするつもり?」

オッレ「わざわざ科学の総本山に乗り込んでくる奴はいないだろう。」

シルビ「……必要悪の教会はかなりの頻度で侵入しているけどね」ボソッ

オッレ「えっ?」

シルビ「いいや、何でも。  じゃ、

オッレ「……えっ?」

シルビ「当然、私も行くけど?」

オッレ「えっ」

シルビ「えっ」



・・・・・
422 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 12:22:39.87 ID:r0.QEfwo
学園都市 三沢塾前
(2巻では三沢は17学区だが、全テに合わせて第七学区)

オッレ「なんだかんだ言ってきちゃったよ学園都市!」

シルビ「えれっと顔するなよ……。 というか案外でかいな。」

オッレ「ここで監禁事件が起きても分からないかもな……。 ところで、シルビア」

シルビ「何?」

オッレ「講師ってこれ何をすればいいんだろうk」

オッレルスが言いきらない内に、「それぐらい確認しろや馬鹿やろう!」という意味を込めた鉄拳が腹に入る。
その勢いのままオッレルスが軽く50m程先の電柱にノーバウンドでぶつかる。
軽くめり込んだ彼がまず目についたのは、見覚えのある少年だった。

削板「あっ」

オッレ「あっ」


学園都市第七位は、不良に絡まれそうな少年、原谷を連れていた。

その少年と二人がかりでめりこんだ電柱から引っ張り出してもらう。
(本当は削板一人でも能力使えばよかったのだが、原谷が「お前がやったらこの人の首折れる!」という訳らしい)



削板「……何で学生じゃないお前が塾の前にいるんだ? 実は大学生だったのか?」

原谷「まぁまぁ…… ていうかあんたの知り合いなの、この外人さん?」

思い切り首をかしげる削板をなだめる原谷。

オッレ「イタタ……こちらにも、この塾に来る理由ぐらいはある…… というか第七位はこの塾に通っていたのか……」フムフム

削板「いや」キッパリ

オッレ「?」

原谷「俺が今日ここの塾に入らせようとしてたんです……。 こいつ馬鹿だから。」

削板「馬鹿じゃない! 根性で何とかなるんだからな!」フン

原谷「人はそれを馬鹿と言う!」

ワーワーと目の前で根性と馬鹿について騒ぎ出す二人を見て、茫然とするオッレルス。

オッレ「……まぁ確かに、第七位も監視対象だから都合はいいけど」ボソッ
423 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 12:24:03.21 ID:r0.QEfwo
それでも、彼の不幸は終わらない。
何時の間にやらシルビアが後ろに立っていたのだ。

シルビ「……そんな所で何立ってるんだ」ガシッ


質問その1。
オッレ「わーシルビアさーん…… 何で俺の肩に思い切り指をめりこませてるんですかー……?」

解答。
シルビ「……引っ越すつもりで来たのに、馬鹿野郎がちゃんと仕事を確認しないせいで路頭に迷うかもしれないからですッ!」ドゴォ

そう告げられると、再び聖人パワーで香港映画のように吹き飛ばされるオッレルス。

オッレ「ごめんなさああああああい!!」

そう言いながら今度はゴロゴロゴロ、と思い切り地面を転がる。
その様子を見て、「よくわからんが変な曲がった根性はあるよなあいつ」という感想を第七位からいただくことになる。

誰かの足に直撃し、ようやく静止する。

上条「ん?」

禁書「誰なのかな、この人。 ボロボロなんだよ?」

オッレ「………」ガクッ

上条「おわっ!? この人、ガクッ!って! 死んだ!?」

禁書「……とうまの人殺しー」

上条「ごっ、がアアアアアアアア!? まさかの俺人殺しィ!?」

そう頭を抱え、不幸だーと叫ぶ上条。だが、何時の間にやらオッレルスをしゃがんでつっつく白ラン男が一人。

削板「単に気絶してるだけじゃねーかコイツ。 根性無しだな。」ツンツン

上条「……えっ?」

インデックスが削板の隣に座り、様子を観察する。
禁書「……本当だ、息があるみたい。」

上条「よ、よかったあああああ!!」フニャー

後からきたシルビアが上条に謝った所で、(何故か原谷がペコペコと頭を下げていた。)
インデックスがふと感じた、とある疑問を口にする。

禁書「――この人達、魔術師?」

上条・シルビ「――!?」
424 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/03(火) 12:27:49.01 ID:r0.QEfwo
上条にとっては魔術師と言えばインデックスを狙う事が大半だ。

上条「おい、あんた達…… インデックスを狙ってるのか?」

素早くインデックスの盾になるように構える上条。
だが、当の本人は、目の前の少女がそうとは知らなかったので、

シルビ「へー。 禁書目録がこんな所にいるモンなのね? ……まったく、王室派も何やってるんだか。心配だよまったく」

上条「……インデックス目当てじゃないのか?」アレ

ちょっとばかり力んでいたのに、拍子抜けしてしまった。

シルビ「……まぁバレてるしいいけど。 私は王室派の近衛侍女よ。 インデックスを狙う理由はない訳よ。」ハァ

禁書「えっ、あの冷静沈着・理路整然・クールビューティーな!?」キラキラ

上条「い、インデックスさーん!?」ヒィイ

削板「……よく分からんがとりあえずメイドか。 こいつ、メイドまでつけやがって!」グイグイ

オッレ「いたたいたた…… 何で俺ばっかり……」ゲシゲシイタイー

==

上条「えっ、じゃあオッレルスも 三沢塾に入るのか?」

オッレ(いきなり呼び捨てにされたよ!?)「えっ、いや別に…… 講師のバイトをしに」

原谷「あぁそうだったんですか……」

削板「えー 根性無しが教師になれる訳ないだろ?」

オッレ「……第七位の理論では教師と言うのは皆熱血な感じじゃないといけないのか?」

禁書「それなら、こもえはどうなっちゃうのかな?」

原谷「ああこいつ馬鹿ですから相手しなくていいですよ」サラッ

削板「なっ!」

オッレ「そういえば上条……でいいんだっけ? 君も塾の生徒?」

上条「あっ 俺は別にそんな金ないんで。」イエイエ

上条「ただ姫神……友人がまた通い始めたっていうから、近くだしついでに様子を見に来たんだ。」

425 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 12:28:35.36 ID:r0.QEfwo
禁書「とうまは心配性なのかも。 もうこの前の事件は起きないんだよ?」

上条「そりゃそうだけどな……」

シルビ「何か事件あったの?」ジトー

上条「あっいえ別に!?」アセアセ

禁書「でも、この人魔術師だよ? そんなに気になるなら、あいさの護衛でも頼む?」

上条「むぅ……。 確かに。 ……でもほら、一応一般の学生もいるじゃん? 話せねぇよ…… イメージダウンで営業妨害だぜ」

削板「……つまりオレらが離れりゃいいのか?」シレー

原谷「まぁまぁ…… とりあえず手続きしよう!」グイグイ

ぐわー と謎の声を上げながら原谷に引っ張られて塾に入っていく削板。
それを見届けてから、人のいなさそうなベンチに適当に座る。

上条「えっと、昔ここで事件があったんだ。 錬金術師がらみの――」

とりあえず上条は事件についての大筋を話す。

シルビ「吸血鬼ねぇ…… ま、文献でしか見たことないけどいたのか。」

上条「――そこで、出来たらでいいんだけど……。」

上条「そいつがまた吸血鬼がらみで狙われるといかないから、護衛を頼みたいんですけど。」

オッレ「……ついで、という事になるけど、俺は構わないよ」

シルビ「……相変わらずお前は馬鹿だ。 お人よしすぎるな」ボソッ

オッレ「? 何?」

シルビ「何でもない。」フン
426 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/03(火) 12:29:10.73 ID:r0.QEfwo
その日のうちにオッレルスは塾の講師の、シルビアはしばらく借りるアパートの手続きを済ませる。

シルビ「はぁ……」

借りたアパート(第七学区)で、さっそく全ての事を終えると、机に顔から突っ伏すシルビア。

シルビ「……明日さっそくベランダにつるしてやろうか、大馬鹿野郎。」

オッレ「ひぃいいい!?」

突っ伏したまま、首をオッレルスの方へ向けるシルビア。

シルビ「まったく、変に行動力があるせいでこちらばかり疲れるんだよまったく……」

オッレ「うぅ……。 それはすまないとは思ってるけど。」シュン

お仕置き+小言でしゅん、となったオッレルスを見て満足すると、シルビアは椅子から立ち上がる。

シルビ「ま、着いていくつったのは私だし、もういいよ。」

オッレ「シルビア……」

ほっとしているオッレルスに向けて、シルビアは笑って。


シルビ「 た だ し  吊 る し 上 げ 確 定 ね ?」


死の宣告をした。


一日目 終了。
427 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 12:30:40.83 ID:r0.QEfwo
ここまでです……。

姫神大活躍!なSS書こうとしたのに…… どうしてこうなった。
皆もっと魔術と科学が交差するSS書けばいいと思うよ。
428 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/03(火) 12:41:39.73 ID:Usd2/Eo0
とりあえず乙だが老婆心ながら忠告を

基本的には「」の最後に。はいらない
あったら駄目ってわけじゃないけどつけるならつける、つけないならつけないで統一させた方が良い

地の文付きでやりたいなら表現を練った方が良い
>>426のレスの

>オッレ「うぅ……。 それはすまないとは思ってるけど。」シュン
>お仕置き+小言でしゅん、となったオッレルスを見て満足すると、シルビアは椅子から立ち上がる。

ここでは台詞の後の擬音と地の文での表現で同じことを表しているから『シュン』は必要ないと思う

おせっかいながら忠告でした
429 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/03(火) 12:50:01.71 ID:wr/4nYAO
※続きを書かなければ>>427はシルビアにドラゴンスープレックスをかまされます
430 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 13:14:35.37 ID:r0.QEfwo
>>428
忠告thx 統一してねェ

>>429
原爆固めとか死ぬだろww
続きはスレ建てするかここでその内書くつもりです(キリッ
431 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 15:34:50.59 ID:P7J0tQDO
ディープヤンデレブラッドって需要ありますか?
432 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/03(火) 15:36:54.12 ID:U3URlk.0
ヤンデレは大好物だ
ぜひとも投下してほしい
433 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/03(火) 15:38:39.39 ID:7n8QIPQ0
誰かヤンデレールガンも・・・・・・
434 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 15:43:50.39 ID:oGjHbk6o
デレデレディオノイズも
435 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [43urc]:2010/08/03(火) 17:22:04.38 ID:eU.kPwQ0
空気を読まず話を変えちゃうけど禁書×シャナって需要ありますか?
とりあえず予告みたいなもの↓
あの日寄り道をせずそのまま帰ればよかった――と上条は今でも後悔していた・・・・・
そうすれば今でも今までどおりにいれたかもしれない――

あの時以来上条の常識が壊れた
フレイムヘイズ、徒、封絶・・・・この世のことだと思えない現実を上条は知った
灼眼の打ち手と名乗る彼女と出会い上条の運命が変わって行く

そしてインデックスの存在の力がわずかになっていることを知り上条がとった行動とは・・

需要と暇があったら必ず書く予定
436 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/03(火) 17:29:00.89 ID:X8kh5P60
>>435
需要は後からついて来るモンだ
クロスものは時間がかかりがち・長編になりがちだから自分でスレ立てた方が良いと思う
GEPにこだわらずArcadiaとかで投下するのも一つの手かと
まぁ最終的には全部書き手さんの自由なんだけど
437 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/03(火) 18:57:46.23 ID:USah5kSO
>>435
需要ありまくりなんでとりあえずお前がスレを立てることを楽しみにしてる
438 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 19:13:28.69 ID:yJZlWPgo
需要はあるが姫神を池化する展開だけは面白くやってくれ
439 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 19:14:05.72 ID:zpYkaeco
二次創作なんだから、大事なのは需要のあるなしじゃなくて、自分が書きたいかどうかだろ

ちやほやされたくて書くんならやめろ
脳内でわき出たものを吐き出したいなら書け
440 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 19:44:55.18 ID:il.7/4Yo
ttp://damedao.web.fc2.com/img/1280755625.jpg
441 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 19:50:02.21 ID:dMW4R.Mo
上インこねぇなぁ
442 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 19:56:42.36 ID:a08YIPAo
上イン
http://www.pronews.jp/pictures/US_Chamber.jpg
443 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 19:59:03.11 ID:r0.QEfwo
節子、それ上院や
後多分読み方はカミインや

あーでもイギリス上層部の会議ネタとかみてみたいなー
444 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 20:01:40.39 ID:oGjHbk6o
リメエアが宮殿を抜け出した先でイギリスのミサカと仲良くなる話とかはどうだ
445 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 20:11:43.14 ID:wr/4nYAO
>>444
IDがグッジョブはやくビーム書け
iikrHKB
446 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 20:54:30.56 ID:C7JDk6AO
>>443
女王陛下と最大司教の馬鹿騒ぎを次女が煽って三女がオロオロしながら見守って騎士団長が女王陛下をぶん殴ってでも止めようとしてる様をいつの間にか自室のモニターで必要悪の教会女子寮に実況中継している長女
という妄想が浮かんだ
447 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 21:05:44.06 ID:uLG5rC.0
>>446
GJ
448 :禁書昔話・小ネタで3連発 [saga sage]:2010/08/03(火) 22:03:42.33 ID:a08YIPAo
その1・桃太郎

むかしむかし、ある所にお爺さん(上条)とお婆さん(インデックス)がいました。

ある日、お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。

お婆さんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃がドンブラコドンブラコと流れてきました。

イン「うまー!!」ムシャムシャムシャ

めでたしめでたし。


その2・浦島太郎



竜宮城で楽しい時を過ごした浦島(小萌)は乙姫(ステイル)からお土産を貰いました。

ステイル「この玉手箱は決して開けてはいけませんよ」

地上へと帰った浦島でしたが、自分の家は無く、村には知らない人ばかりになっていました。

寂しくなった浦島は開けてはいけないと言われた玉手箱を開けてしまいました。

中からは真っ白な煙がもくもくと出てきました。

小萌「けほっ、けほっ。なんだったんです?」

箱の中身は空。特に変わった様子も無く、浦島は途方に暮れるのみでした。

めでたしめでたし。


その3・金太郎

足柄山に住んでいる金太郎(浜面)は、毎日熊(麦野)と相撲をとっていました。

ウサギ(滝壺)「はっけよーい、のこった!」

麦野「死ね」ビー

浜面「それ相撲って言わねえええぇぇぇ!!!!」

ドオオォォン!!

めでたしめでたし。
449 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 22:11:34.28 ID:v8YvmtE0
桃の中の人もバリバリ食べちゃったと思うとホラー過ぎるんだが
450 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/03(火) 22:26:30.03 ID:ikgb9H.0
乙、乙姫なのにステイルか…

…想像したらやっぱきめえな…

桃の中の人はダレだったんだろう
451 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 22:36:02.36 ID:DUEeZvIo
>>449
桃太郎は桃を食べたおじいさんとおばあさんが若返り、
それからハッスルハッスルして生まれたという説もあるぜ

あとは……わかるな?
452 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 23:02:36.98 ID:v8YvmtE0
インさんがこれ以上若返って喜ぶの一方さんくらいじゃね?
453 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 23:13:21.83 ID:8viAwK.0
イン「なんか知らないけど、ビームが打てるようになったんだよ!」



禁書終
454 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 23:20:32.11 ID:C7JDk6AO
>>452
いやこの場合は逆に大人になるんじゃないかな
それはもう神裂さんみたいにグラマラスな感じの
455 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/03(火) 23:26:34.05 ID:ikgb9H.0
ヘタ錬金工房書き終わった…

以下数レス使って投下します

アウレ「うにー!!(杉田ボイス)」
456 :アウレオルスのアトリエ〜採集ネタ〜1 [saga]:2010/08/03(火) 23:30:24.75 ID:ikgb9H.0
アウレ「…憮然、秋沙の誤解はとけたが、口止め料としてステッキと衣装を作らされてしまった。無料で…。
    昂然、あの空気女め!だいたいあいつは昔から…」

ミサカ「…インデックちゅ、あの姫神秋沙という少女は、お父さんとどんな関係ですか?とミサカはお父さんに聞こえないように質問します」

インデックちゅ「あいちゃはアウレオルちゅの幼なじみなんだよ! 」

ミサカ「幼なじみ…なるほど、ということはあの少女のフラグがお父さんにたてば、未だ宙ぶらりんのミサカのお母さんポジが埋まるのですね、とミサカは納得します」

アウレ「…唖然、それはなwwwwwwwwwいwwwwwwwwwwwわwwwwwwwwwwwwwww」

ミサカ「…ところで、本日は学園都市を出て、電車に乗っているのですが、どちらへ向かっているのですか、
    と若干キモいお父さんをシカトしつつ、インデックちゅに尋ねます」

アウレ「愕然、…娘にキモいって言われた…、死にたい…」グスン

インデックちゅ「海なんだよ!美味ちいものが食べれるんだよ!」

ミサカ「海?とミサカは首をかしげます」

アウレ「そうだ、今日は…、騒然、お前に錬金術の基礎を叩き込んでやろう!!」

ミサカ「おお…、ついにミサカにも錬金術をお教えくださるのですね、とミサカは興奮します!」

アウレ「うむ、当然、まずは基礎中の基礎!『うに』の採集だ!!!」

ミサカ「…え、うに?とミサカは首をかしげます」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜その頃、学園都市では〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

上条「ふぁーあ、今日も補習かー、不幸だー…」ゾクッ

上条「!!? な、なんだ今の感覚…、誰かに髪の毛を狙われてるかのような感覚は…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
457 :アウレオルスのアトリエ〜採集ネタ〜2 [saga]:2010/08/03(火) 23:32:52.75 ID:ikgb9H.0
インデックちゅ「というわけで、海についたんだよ!」

ミサカ「おおう、絶景かな!!これが海ですか!とミサカは感動を隠しきれず叫びます!やっほー!!」

アウレ「…ふふ、しかし厳然、はしゃぎすぎてもらっては困るぞ?今日は遊びに来たのではなく、修行に来たのだからな」

ミサカ「それなんですが、なぜにうにを?もうちょっと錬金術らしいモノのほうが、テンションも上がるんですが、とミサカは少々不満をあらわにします」

アウレ「何をいう、当然、うに以上に錬金術らしいものなどないだろう」

ミサカ「???」

インデックちゅ「…アウレオルちゅ、流石にそれは分かりづらいと思うんだよ…」

アウレ「必然、うには近くの森だろうと街道だろうと取れるのだが、夏だし、分からない人を置いてけぼりにするのもなんなので海に来た」

インデックちゅ「お前もう黙るんだよ」
458 :アウレオルスのアトリエ〜採集ネタ〜2 [saga]:2010/08/03(火) 23:34:13.42 ID:ikgb9H.0
アウレ「さて、俄然、只今よりうにの採集を始めるのだが、その前に…、インデックちゅ!!」

インデックちゅ「ちゅ?」

アウレ「お小遣いあげるから、海の家でお腹いっぱい食べてきなさい。あ、知らないおじさんにはついていかないように!!」

インデックちゅ「まかせておくんだよ!!」タタタ

ミサカ「…やはり、危ないから採集はさせられない、ということですか?とミサカは今のインデックちゅへの対応に関しての質問をします」

アウレ「否然、インデックちゅは私の三倍の速度で採集をこなす、完璧に、だ」

ミサカ「シャ…否、何でもありません。しかし、それならば何故?とミサカは更なる疑問をいだきます」

アウレ「…慄然、そのままの速度でうにを食い尽くす。漁師さんたちが涙目になるから、食料系統の採集は任せられない」

ミサカ「…なるほど、とミサカは恐怖を感じつつも頷きます」

アウレ「あ、当然、錬金術士はうに漁業を許可されている。その辺は心配しなくていい」

ミサカ「…もう錬金術士じゃなくてうに漁師でいいんじゃないですかお父さん、とミサカは胡散臭い職業よりも、カタギの仕事をすすめてみます」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜その頃、学園都市では〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

上条「うう、なんか今日は頭部を中心に寒気がする…、新種の病気だろうか、不幸だ…」

   …ウニヲソマツニスルコハイネガァー…

上条「…はっ、何だ今の声は…、恐ろしい、そしてとても懐かしいような…」

青ピ「せんせー、なんかカミやんが厨二臭い台詞吐いとりまーす」

小萌「上条ちゃーん?授業中に厨二妄想とはいい度胸ですねー?」

上条「…不幸だ…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
459 :アウレオルスのアトリエ〜採集ネタ〜4 [saga]:2010/08/03(火) 23:35:25.93 ID:ikgb9H.0
やべいっこ前のタイトル3じゃなくて2になってる、死にたい

アウレ「粛然、えー、貴重な時間を割いてこの文を見ていただいている方々に、ここで一つ謝罪を」

ミサカ「うに採集時の描写は省かせていただきます、誠に申し訳ございません、とミサカは深々と謝罪をします」

アウレ「必然、理由としては、めんどくs…ゲフンゲフン、うに漁とか見たこと無いんで、どうしても想像がつかなかった、すまない」

ミサカ「ちなみに、実際のうに漁とは、小舟より漁師が覗き眼鏡で海底を視認しながら同時に櫂を操り、ウニを探す。
    ウニを見付けると玉網(タモ)と呼ばれる柄付きの網で捕獲するが、水深に合わせタモの柄を接ぎ足さねばならない。
    単純にして非常に熟練を要する漁法である。…らしいです、とミサカはウィキペディアに載ってた文をそのまま転載します」

アウレ「当然、素潜りによる漁も行われているようだ、まあ、アトリエシリーズでは近くの森に行って1日経っただけで9個とか手に入るから、
    そんなノリで考えていただければ幸いだ」

インデックちゅ「…いい加減メタな話題はやめた方がいいと思うんだよ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アウレ「爛然、そんなこんなで9個取れた。すごいぞミサカ! 流石私の娘だ!!」

ミサカ「そ、そうですか?エヘヘ…、とミサカは嬉し恥ずかしな感情を抱えつつ頬をポリポリ掻きます」

アウレ「さて、それでは、そろそろインデックちゅを迎えに行くか…」

インデックちゅ「アウレオルちゅ〜」

アウレ「判然、インデックちゅではないか、どうした?もうお腹いっぱいになったのか?」

インデックちゅ「お金がたりないんだよ!お店の人があと三万円いるって言ってたんだよ!!」

アウレ「」

ミサカ「…まぁ、こうなるだろうな、とは思っていました、とミサカはオチを読んでいたことに関して会心の笑みを浮かべます」

アウレ「呆然、電車賃ギリギリか…、足りただけよしとするか…」
460 :アウレオルスのアトリエ〜採集ネタ〜5 [saga]:2010/08/03(火) 23:36:33.08 ID:ikgb9H.0

帰りの電車

ミサカ「それで、このうには食べるんですか?とミサカはお父さんに質問します」

アウレ「否然、食用ではなく、それを元に『うにLv.1』を作成してもらう、練習だな。」

ミサカ「う、うにLv.1ですか…、世の中にはそんなものがあるんですね、とミサカは錬金術士の無駄に豊富なうに事情にひきつった笑みを浮かべます」

アウレ「淒然、馬鹿にしてはいかんぞ?最高位の『うにLv.99』など、黄金錬成を完成させた私ですら、未だ作成できない、それほど、うには奥が深い…」

ミサカ「は、はあ…、でも、食べれないと知ったら、インデックちゅが暴れだしそうですね、とミサカは懸念を口に出してみます」

インデックちゅ「zzz、…まだ八分目なんだよ〜」

アウレ「愁然、…まあ、この仔の食料は黄金錬成でなんとかしよう…、というよりそうでもせんと食費が…」

ミサカ「…あ、あの、お父さん」

アウレ「ん、なんだ?」

ミサカ「今日は、とっても楽しかったです、お父さんや、インデックちゅと一緒に海に行けて…、とミサカは心境を吐露します」

アウレ「…必然、私も楽しかったよ」

ミサカ「また、どこかに連れていってくれますか?とミサカは可愛い顔でおねだりします」

アウレ「…そうだな、今日は修行の一環だったし、今度は休みに、街へ服やら何やらを買いに行くとするか」

ミサカ「わ、ほんとですか!?ならミサカはセブンスミストという店に…」
461 :アウレオルスのアトリエ〜採集ネタ〜6 [saga]:2010/08/03(火) 23:37:28.58 ID:ikgb9H.0
海の家店員A「今日さ〜、例の緑髪のイケメンが来たんだけど〜」

海の家店員B「え、あのたまに来て、うにとっていく人?」

海の家店員A「そうそう、あの人が〜、中学生くらいの女の子ときてたよ〜、あんま似てなかったから、彼女とかじゃないかな〜?」

海の家店員B「ええ!…あの人って30くらいだよね?…ロリコンだったんだ…、うわぁ…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アウレ「憮然、私はまだ18だ!!!」

ミサカ「お、お父さん?どうしたんですか?とミサカは質問します」

アウレ「いや…、漠然、どっかで老け顔と言われた気がしてな…、そしてなんだろう、この評判が下がった時の心境…」

ミサカ「???」
462 :アウレオルスのアトリエ〜採集ネタ〜 [saga]:2010/08/03(火) 23:38:43.60 ID:ikgb9H.0
終わりー

つか〜〜付けるの適当すぎだな俺、まあいいや

463 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 23:42:06.37 ID:v8YvmtE0
錬金術士は成長も老化もしないんだぜ
インデックちゅが焼け食いすることにならなくて良かった

上条さんうに魔人かwwwwwwwwwwwwwwww
464 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/03(火) 23:48:52.27 ID:r0.QEfwo
乙wwwwwwww
アウレさんとのほのぼの系は見てて楽しい
アトリエ知らんがうにうにうにメタ発言ワロタww
っつか上条さんwwwwwwwwwwうにwwwwww
465 :一方通行がモテモテになる話 [sage]:2010/08/04(水) 00:04:42.43 ID:zfL8ilA0
脳内で湧き出たものが右腕の傷跡をうずかせるので17レスほど投下します
466 :一方通行がモテモテになる話1/17 :2010/08/04(水) 00:06:05.84 ID:zfL8ilA0

午前11時

起床。いつもどおり俺、一方通行はほぼ全裸だった

ベッドから起き上がり、左乳首に吸い付いているクソガキを引き剥がし、服を着る

寝室を出てリビングに行くと粘着質な液体をかき混ぜる音が聞こえてくる

「ああっ……あ、一方通行……もっと、もっと奥まで穿って欲しいじゃん……!」

同居人その1がソファで緑のジャージをはだけて俺のパンツをしゃぶりながら

打ち止めの前ではしちゃいけないようなことをしている

この状態のこいつには話しかけても無駄なのでスルーして冷蔵庫を開ける

缶コーヒーが1、2、3……7、8、9、よし、全て開いている

舌で舐った跡のある缶コーヒーから勘で一つを選び一気に飲み干す

467 :一方通行がモテモテになる話2/17 :2010/08/04(水) 00:07:47.99 ID:zfL8ilA0

落ち着いたところで同居人その2の部屋をノックし中に入る

「『その時一方通行は、熱情に火照る芳川桔梗の優しくなく甘い花弁に自らのレベル5をレベル6に昇華させるべく……』」

薄暗い部屋の中でPCに向かい何やら文章をひたすら打ち込んでる同居人その2に声をかける

「あっ、一方通行タン?今日もご機嫌麗しゅうでござるもんwwあ、例の薬でつか?いやーこれが中々解析が難しいでござるよwwドゥッフww」

同居人その2が作った「一方通行が皆に好かれるようになる薬」

あまりにも敵が多すぎる&敵を作りやすい俺を見かねて作ったらしい

余計なお世話だと思ったがニートのこいつが自分の時間をわざわざ割いて作った薬だ

口には出さないが感謝しつつ薬を飲み干した

468 :一方通行がモテモテになる話3/17 :2010/08/04(水) 00:08:52.83 ID:zfL8ilA0

結果、このザマだ

俺を目にしたあるものは発情し、あるものは変態と化し、あるものは言語がおかしくなる

しかし俺はくじけない

元より人から敵意や悪意を向けられ続けたンだ

この程度の好意、可愛いもンじゃないか

大丈夫、俺は耐えられる

「アオオオーーーーーッ!!!」

…………同居人その1がいったようだ。これで朝飯が食べられる

起きてない時は目覚ましにもなるので便利と言えば便利だ

469 :一方通行がモテモテになる話4/17 :2010/08/04(水) 00:10:22.86 ID:zfL8ilA0

午後2時

耐え切れなくなったので散歩と称して家を出る

クソガキは俺の背中にラッコ、いやセミ、

いやナッパに自爆(さよならテンさん)する餃子のように張り付いている

基本クソガキは着替えと就寝時以外このポジションだ

些細なことだが服ごと俺の背中を吸うのはやめろ、服が伸びる

本当はもっと早く家を出たかったがこれには理由がある

今日の天気は晴れ、時々電撃

そこかしこからクローンによる電撃が俺に向かって降ってくる

反射さえすれば効果は無いが四六時中されるとこっちに限界が来る、バッテリー的に

電撃以外にも攻撃は様々でこの前は落とし穴に嵌まり中にはクローンで満員電車のような有様だった

あれには流石にビビった。俺が通らなければどうしていたンだろう

470 :一方通行がモテモテになる話5/17 :2010/08/04(水) 00:11:49.95 ID:zfL8ilA0

コンビニで缶コーヒーを購入し家に帰ろうとすると

「よお、一方通行久しぶりだにゃー」
「こんなところで会うとは奇遇ですね」

仕事仲間二人に会う。久しぶり、奇遇と言うが薬を飲ンでから毎日会う

「「俺(僕)達、友達だよな(ですよね)?」」

やたら親しげに肩に手をまわして来る二人。薬を飲む前は殺伐としていたから地味に嬉しい

が…………

「やらないか」
「せっかくだから男同士連れションでもいかがですか」

せっかくだからホイホイついていく

471 :一方通行がモテモテになる話6/17 :2010/08/04(水) 00:13:04.17 ID:zfL8ilA0

「お、俺の赤ノ式を見てくれぇーーーーーっ!」
「いいえ、僕の、僕の原典をーーーーーーっ!」

公園の男子トイレに入って瞬時に悪鬼羅刹と化す二人

しかし俺は落ち着いている

こうして平静を保っていられるのも、俺は薬を飲ンでから貞操帯を欠かしていないからだ

鉄製の貞操帯。勿論鉄製の鍵は消滅させたので能力を使わなければ破かれることはない

まあそれでも完璧安全とは言えないこの状況だが比較的楽観している

何故なら…………

472 :一方通行がモテモテになる話7/17 :2010/08/04(水) 00:14:09.55 ID:zfL8ilA0

シュン

「もう大丈夫よ…………」

もう一人の仕事仲間が俺だけ座標移動で助け出すからだ

こいつの能力は有視界内だった気がするンだが何故か強化されている

「大丈夫よ、大丈夫だから全部お姉さんに任せて、身を委ねて……」

何気にこいつは要注意人物だ。うかうかしていると俺の貞操帯だけ座標移動するからだ

心苦しいが能力を使って先手必勝で気絶させる

移動させられた部屋から出て行くと先ほどの男子トイレが見えた

今回はどうやらそんなに離れていなかったようだ、と考えていると

473 :一方通行がモテモテになる話8/17 :2010/08/04(水) 00:15:30.01 ID:zfL8ilA0

「おっ一方通行じゃないか」

出た。要注意人物その2。こいつには俺の能力が効かないし、何より

「髪にゴミついてんぞ?じっとしてろ……ん、よし取れたぞ」

本人の意思の有無関係無しに他意なく接触してくるイベントが多すぎるのだ

だがこいつにも対策はある。適当に会話しながら公園付近をぶらついていると

「あ、あんた一方通行と何イチャイチャしてんのよーーーっ!」

超電磁砲がこいつを引き剥がしにかかるからだ

何故か超電磁砲には薬の効果が現れない

愛とは偉大だ

ちなみにシスターがついてきてる時は食べ物が無いとクソガキその2になるので注意が必要だ

474 :一方通行がモテモテになる話9/17 :2010/08/04(水) 00:16:43.34 ID:zfL8ilA0

超電磁砲の登場に一息ついていると

「お兄さまああああああああああああああああああ!!!」

要注意人物その3が瞬間移動で俺に抱きつく

こいつには薬が効くらしい

愛とは無力だ

要注意人物その3を超電磁砲についでにビリビリしてもらい帰路に戻ると

「やっほう。第一位。愛しにきたよ」

成長したクローンに会う

こいつは薬を飲む前と態度が変わりない

いつもどおり恨み節を聞かせながら電撃と釘を飛ばしてくる

癒されながらなんなく撃退。貴重な存在だから連れて帰るべきか検討している

475 :一方通行がモテモテになる話10/17 :2010/08/04(水) 00:18:07.67 ID:zfL8ilA0

他にも自称魔法少女に魔法のステッキを振るわれたり運転手が見えない車に撥ねられたり

少女が乗った清掃ロボに撥ねられたり冷蔵庫が空から降ってきたり

お嬢様風ビーム女率いるグループに色々されたり

ウエスタンルックサムライガールに居合い斬りされたり

金髪褐色女にゴーレムを差し向けられたり

一輪の髪飾りをつけた女子中学生に金属バットで殴りかかられたり

道案内してやったら服を脱ぎ出されたりピンクの駆動鎧に花束を渡されたり

ツインテ小学生から飴玉をもらったり三毛猫に擦り寄られたりした

いつもどおりのことなので動揺しない

476 :一方通行がモテモテになる話11/17 :2010/08/04(水) 00:19:21.85 ID:zfL8ilA0

「うおおおおぉぉぉーーーーーーーーー第一位―――――――!」

怒鳴り声に振り返ると

「俺とおおおお川原でええええええええ決闘しろおおおおおおおおお!」

第七位が暑苦しく俺を指差した

その一瞬、寒気が俺の背筋を駆け巡り身を屈めると

ゴガン

俺の頭があったであろう位置を何かが通り過ぎ同じ高さの建物をなぎ倒した

「…………………」

後ろを見るとアヘ顔の天使が俺に向かって焦点の合ってなかった眼を光らせ涎を垂らしながら歩いてきた

いつもどおりのことなのだが動揺する

477 :一方通行がモテモテになる話12/17 :2010/08/04(水) 00:20:50.13 ID:zfL8ilA0

前門のよくわかンないの、後門のよくわかンないの

正直言ってこの危険物その1&その2から確実に逃れる術はない

だが俺はこんなところで捕まるわけにはいかない

俺は覚悟を決めて手持ちの魔石「ジハード」を発動させた

「愛しておりますローマ正教ォーーーーー!」

そう俺が叫ンだ瞬間地面が割れ空が裂け時空が歪み

中からそれぞれ黄色、青色、赤色の人が出てきた

周囲が大混乱に陥る中で俺は確保しておいた要注意人物その3を起動させ

その場から抜け出した



478 :一方通行がモテモテになる話13/17 :2010/08/04(水) 00:22:20.02 ID:zfL8ilA0

午後2時25分

帰宅。途中で要注意人物その3はダミーとして戻らせた

「おっお帰りックゥーーーーーーーーーーー!」

同居人その1の一鳴きにただいまと挨拶して自室で充電

自室は前にスキルアウトに荒らされたのごとく混沌と化している。主に液で

何故か中心では親船がコタツに座りニコニコとしながらTVを見ている

充電中することもないのでコタツに入り一緒にTVを見るとミカンをむいてくれた

涙が出てくるがこれはミカンの汁のせいだきっとそうだ

479 :一方通行がモテモテになる話14/17 :2010/08/04(水) 00:23:35.61 ID:zfL8ilA0

午後8時

同居人達3人と食事。手早く箸を取り食事を進める

そうしなければ同居人達が我先にと口に詰め込んでくるからだ。唾液を絡めて

今日の献立は俺だけやたらデカいトンカツだった

肉は好物だから気にせず食おうとしたら何故か噛み切れない

妙な歯応えにトンカツを分解してみたら中から黒い下着が出てきた

「脱ぎたてほやほやじゃんよ///」

下着だけ取り出して洗濯カゴにシュートヒム

残りのトンカツはちゃんと食う。お百姓さンに悪いからな

もっとも俺が残したところで食べ残しが捨てられることはないが

480 :一方通行がモテモテになる話15/17 :2010/08/04(水) 00:25:25.70 ID:zfL8ilA0

午後10時

入浴。勿論普通に入れるわけがない。

同居人その1がバスタブを占拠し、その2が体を洗う場所を身を挺して占拠している

構わず踏みながらバスタブに入浴。背後からゴポゴポと水中から泡が出ているが心配するのはやめた

ボディソープ&シャンプーは半分ぐらい体液で侵されている

それでも我慢して使おうとするが同居人達が寸前で奪い取り体に全てふりかけ

良い笑顔をこちらに向けてくる

いいようにされるのも悔しいのでベクトル操作でソープとシャンプーだけ抽出して使う

体に影響が無いように操作してるのにビクンビクンと跳ね回るのはやめてほしい

481 :一方通行がモテモテになる話16/17 :2010/08/04(水) 00:26:32.92 ID:zfL8ilA0

午後11時

同居人その1の部屋から「一方通行!そのベクトルは、そのベクトルわーーー!」

同居人その2の部屋から「おっおっおっおっおwwデュフフフフフフww」

といかんともしがたい声が漏れてるのを聞きながら寝室に行く

カピカピのパジャマに着替えベッドに横になる

クソガキは器用にカサカサと俺の背中とベッドに潰されぬよう前に周り右乳首に寄生した

誰かが部屋に入ってくる音がしたが気にしない

俺はこの数日間で能力を使わずとも音を反射できるようになった

482 :一方通行がモテモテになる話17/17 :2010/08/04(水) 00:28:03.84 ID:zfL8ilA0


今日も平和な一日だった

明日こそは元に戻っていることを祈りつつ

天井に溶接された赤い液体が詰まった円筒器の中から頬を染め手をふってくる長髪に

手をふり返してから俺は目をつぶった


483 :一方通行がモテモテになる話 :2010/08/04(水) 00:29:42.97 ID:zfL8ilA0
終わり。某黄泉川家ほのぼのスレに投下しようと思ったけど
ちょっとカプが増えたのでこっちに投下。
それではミサカはセロリたんの貞操帯の鍵穴をナメナメホジホジする作業に戻ります。
484 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:30:12.97 ID:0DfJBpEo


この作品全体に漂う狂気が怖い
485 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:30:36.03 ID:MWk9glEo
学園都市に来た魔術師、オッレルス以外のほぼ全員かよバロスww

削板と風斬と右席三人組がwwwwww
「愛しておりますローマ正教ォーーーーー!」クッソワロタww

乙ww


次回作はローマからロシア、北欧系の魔術師全員網羅ですねがんばってください!
486 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:31:59.73 ID:lU94q9w0
乙!
なにこれすごい
487 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:33:28.02 ID:kH.qMAAo
黄泉川さんの脱ぎたてほやほやの黒い下着が欲しいです
488 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:33:45.49 ID:vdwTDg60
一方さんそれグループやない、アイテムや!

不覚にも番外個体にキュンと来た
489 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 00:33:58.60 ID:6vhR8fAo
クソ吹いたwwwwwwww乙wwwwwwwwwwww
490 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:35:33.42 ID:0DfJBpEo
そういえばローマ正教だからジハードじゃなくてクルセイドではなかろうか
491 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:36:20.33 ID:NALgojYo
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 オ 見  ∨ / /   /   / /∠./_ \ /\// // l !| l |             | |   ン    .|             _/\|/
 マ て    |///l   /   / /く/ r, 、\///\/' /| l !| l |         i  | |   な    .|        \_,. . :´:/. : : : :ヽ‐-ミ
 エ わ   .|/うヽ|/ /   / / ヾ`ニ=┴-= / //ニ=-| 川 l | i|        i八 | |   の   |     <. : : : / : / : : : : : : : \
   か   | ( i/ /   / /.l       二ニ=≠ // /厶ニ=-'‐i|        |  ヽ | |   ?   l       /. : : :/. :/: : : :/ : : :}ミ: : : :ヽ
    ん    .|、 /イ    '  i |         /   //=-‐=/、リ, /     |   |. \____/      '7: : : :/:'⌒i : : //⌒ノヽヽ: : : :.
   ね   ト、 ヽ |i   | l | |             {/`ゞ'=/ /// /  / ∧|   |                   ' : : : : : :/_ | : /厶ィ_   Z: : :八
    ェ    >}iー从   | l | |            /!   //| l /  /|i /  }    | 白 っ         {/i : : : l/⌒ヽ/   ⌒ヽ Z: : : : :\
   の   | 川/  /| l| |                 , ‐-≠ニ=<⌒\|イ       | 黒 て          |: :从i{ ヒ::) ,   ヒ::) }! Z: : : : l⌒ヽ
   か   |  l/  /八 八ハ r‐- 、       /、            \     | ハ ミ             l: :r'!   ____    }/、 : : :.、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  ッ サ.           /: :从   V   }     'う八: :ー-
              / /  / : : : : / :/ :/: : : /⌒ヽ\: : : : : : : ヽ        | キ カ     ┌‐-ミ  厶イ : : >、   ー‐ ′  . イ: : :ヽ|
               l/   / : : : : / :/ ://. : : / 二_   \: : : : : : }         | リ は    「 ̄  `丶 l:/ :(: : > .__ . <: _ニ=-‐==┐
          / /  {   /.イ: : : :! / ;心i /: / ´;心`ヽ  ミ : : : : : .、      | さ  ミ    |         丶、イ:::::::{ノ_ =‐ ´       /
                     /  | : : :从:/ヒ:ツl:, '  ヒ:ツ }  ミ : : : : : ト\      | せ サ.    |           \:;≠´              /
          r=‐- .. _    乂八}   ー / ,   ー  u V^ヽ: :.:八      | て カ.    |              |   M E N U    /
          |     `  ‐=彡: :j ' '  、___   ' ' '   _ . =-‐=┐:\     | み は    L_         |           〓   ∧
          |         `丶ヽ.   、 _丿. -‐ ´      ∧「 ̄     .| る.       ( ' ク_         |             r' )::.
          |                \>  "´            /:::::.      |            、_丿        |            〈_ノ.::::
          ∧                    M E N U     ∧:::::::}       |         /::|             |           |::::::::|
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492 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:38:32.94 ID:gjssTpso
男子トイレに連れ込まれても、「友達」って言われて嬉しいのか…
あまりに一方さんが不憫で泣けてきたw
何か怖いけど、乙!
493 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:46:24.87 ID:DsPeeYAO
狂気に耐性の付いた歳になってから読めて良かった
494 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:51:45.51 ID:mdJUsHE0
乙!
しかしこれどこがほのぼのだww
495 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 00:57:15.81 ID:mXbDkOYo
何たる狂気……素晴らしい!
また書いてくれよな!
496 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 01:26:43.70 ID:OFSyYiQ0
最後のヤツなンなのかよく分からなかったが、
よーくかンがえたらアレイスターだったんでマジ笑った。
497 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/04(水) 01:49:13.82 ID:y4RIH6AO
初投稿で、数レスお借りします。
一方通行さんの子供時代で、捏造とか色々なんでのんびりと読んで頂ければ幸いです
498 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/04(水) 01:49:53.38 ID:y4RIH6AO


あの時――いつもは真っ暗なだけの世界が、ほんの少しだけ俺に優しかった。


その日は記録的な猛暑日であり、コンクリートジャングルに囲まれた中で忘れられたように存在する公園にも子供の影すら見えなかった。
蝉時雨がジリジリと熱を助長させて太陽が肌を焦がす痛み――流石にこんな日くらい、クーラーのきいた部屋でゆっくり過ごすのを選びたい。
けれども陽炎と共に茹で上げられる公園には、そんな炎天下も“反射”して――キィと掠れた音をたてるブランコに座っている子供が一人居たのだ。

真っ白な髪、真っ白な肌、そして相反する真っ赤な瞳。
足元には汚れのないサッカーボールが転がり、その姿はあまりにも寂寥感に包まれた――胸が痛むようなものであった。

少年は今日、研究漬けの中で本当に久々の休日を貰ったところだった。
日々研究所の窓から見える公園で普通に遊ぶ同年代の子供達を羨むように観察していた彼を見兼ねてか、親切な研究員がくれたボールを携えて。
彼ら彼女らに向ける第一声は、「何してるの?」かそれても「仲間に入れて」か、もっと別のものがいいかなと眠る前に考えながら、
今までは空想の中にしかなかった『友達と一緒に遊ぶ』を現実にしようと、まだ未成熟な胸に興奮を溜め込みながら此処に来て――そのまま、絶望したのだ。

もし周囲に大人でも居ればこんな真昼に一人で、可哀相な程に薄い肩を震わせながらブランコの鎖を握りしめて涙を堪える子供に声をかけたかもしれないが、
幼い少年に対して世界は甘くなくて、公園に関心を向ける人間など猛暑のせいか誰一人として存在してはくれなかった。
499 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/04(水) 01:50:45.29 ID:y4RIH6AO


(……泣いちゃダメだ、泣いちゃダメだ)
(木原くンも言ってたじゃねェか……だから、泣いちゃダメなんだ……!)


必死になって幼い身体に無情を溜め込みながら、あと10分、あと5分と諦めるのを伸ばし伸ばしにしてきた少年が絶望に耐え切れずに揺らした爪先はサッカーボールを軽く蹴飛ばした。
ころころころ……誰にも受け止められることのない少年の悲しみを表すように転がっていくボールを回収しなければ、と彼は頭をあげると。


――病的に真っ白で、薄く、ほっそりとした掌が、ボールを受け止めていた。


「――――ッ!?」


驚き、慌てて眼を凝らす少年。
そんな彼の前には、いったいいつから其処に居たのか――少年の白髪に近い銀を宿した長髪で痩身の人がしゃがみこんでボールを拾っていた。
男とも女とも、若者にも老人にも、人間にも天使にも見える不思議なその人は――何も言えず固まる少年に対して、ボールをキャッチして立ち上がると、


「こんにちは、少年」


まるで楽器でも鳴らすような心地好い声音で、特に何か想いを篭める訳でもなく、ただあっさりと――彼に挨拶してきた。
500 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/04(水) 01:51:21.29 ID:y4RIH6AO


「こっ、……こンにちは……」

「これはキミのボールかい?」

「……そォです」

「綺麗なボールだ。おろしたての新品……だろうか」

「………………」

「少年、実は私は寂しい人でね。……もしよかったら、このボールで遊ばせてくれないかい?」

「………………!!」

「勿論、一緒に」


その時、本当に真っ暗だった世界に一筋の陽光が差し込んだ。
大袈裟に頷いてブランコから立ち上がると、一定の距離を取ってボールを適度な速度で転がしながら相手はのんびりと会話を続けていた気がした。
501 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/04(水) 01:52:00.15 ID:y4RIH6AO


――嗚呼。そういえば。


「名前……聞いてなかったなァ」


そんな独白と共に回想から帰還した一方通行は、自堕落に寝転がったソファーの上でぼんやりと瞳を瞬かせた。
あの記憶は不思議なことに、細部を思い返そうとすればするほど掌から流砂のように零れていって訳が分からなくなる。
だから幻覚かなんだったのかと思うが、そうではないのだとと――本能的な部分と、砂で僅かに灰色になったサッカーボールが教えていた。


あの時。
身体中をいじくりまわされて絶望しか見えなかった俺に、ほんの少しだけ世界が優しかった。
気紛れのような優しさだったが、小さな子供にはそれが道筋を指し示すような圧倒的な希望にも見えた。


「……くっだンねェ」


――そして。
そうやって笑い飛ばす事が出来なかったのは、その曖昧な記憶に残る掌の感触があまりにも柔らかかった。


[ end ]
502 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/04(水) 01:53:26.83 ID:y4RIH6AO
以上です。
前に小ネタスレで落とした、上条さんや一方通行さんとかの子供時代に一度だけ会っていたりするアレイスターの話です。
みんなが☆さん書かないからむしゃくしゃしてやった、もっと☆さん増えればいいのに。アレイスターは俺の嫁
503 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 01:55:56.88 ID:piRF4wDO
>>475
木原一族可愛いなww
乙!
504 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 01:58:29.43 ID:gjssTpso
>>502
正統派で良かった 乙!
だがしかし、そげぶ
505 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 02:06:24.15 ID:E.BzTkAO
>>502
いいね、乙

>>483
さよなら天さんにクッソ吹いたwwww乙

>>462
このシリーズ好きだぜ、乙
506 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 09:55:46.57 ID:xXHG0gAO
ここってBL臭がすると叩かれたりする?
アッーまでいかない、なんか仲いいな程度のちょっとむずがゆい感じなんだが、キモがる人はこういう感じのを一番いやがる気がする
507 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 10:13:20.17 ID:w//mLps0
>>506
読む人を選ぶネタ(エロ表現やグロ表現、クロス物など)は投下前に警告をいれましょう
BLも読む人を選ぶと思うのでSS投下前にその旨を書き込んでおけばいいかと
俺みたいにBL[ピーーー](笑)って人も少なからずいると思うからそういう人に対する配慮は必要だね
叩かれることはないと思うけど読む人を選ぶネタは総じて感想が付きにくかったりする
まあココは書きたいように書いていい場所なんだし気にせず投下していいと思う
508 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 10:18:29.27 ID:DsPeeYAO
>>502
良い描写力だね。おそらく気付いてるだろうけど、最後は『から』を付けると良かった。俺も未熟だからこういうの良く有るんだよね
>>506
ああ分かる、俺もアッーは割り切っていけるがそういうのダメだ。
でもそういう時の為の投下前の注意書きレスだろ。
気にせず思いっきり書けビーム
509 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 10:40:36.37 ID:p2pZCUAO
禁書でBLって珍しいね
なんでやろうとしたの?
510 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 11:04:59.90 ID:MWk9glEo
前のスレだとアックア×ショタテッラがあってすごいエロかったなぁ……
初春さんだって上条×一方とか言ってたしww
801板の方々はどう思ってるか知らんが、警告さえしてくれれば俺は構わんよ
511 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 11:06:59.98 ID:A4QXK.DO
これってBLなの?
ただの友情物かと思ってたんだが…
512 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 11:07:24.32 ID:gjssTpso
男性向けがほとんどなジャンルでは
男子同士でつるんでるだけの友情系でも、雰囲気によっては
BLくさいとか腐女子師ねとかキメェとか言われるからな。
書き手が女だとわかると、たちどころに叩かれたりするから警戒するのはわかる。
513 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 11:46:52.45 ID:O9kVvQco
昔のような男の友情とか今やるとすぐBLBL言われるからなー

だから女キャラ増やすと萌豚きめえだし。
いったい何なんですか
514 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 12:23:01.34 ID:zfL8ilA0
>>496
うあああああああああ
コアラがラッコになってるうううううううううう
コアラ→ラッコってお母さんと一緒かあああああああああああ
皆スルーしてくれてるけどこの恥がまとめられてしまううううう
自分用まとめさんにまとめられてしまううううう
まとめてほしいけどまとめてほしくないいいいいい
やっぱりまとめてほしいいいいいいいいいい

>>507
そう言えば投下前の内容説明、警告忘れてました
一応全年齢向けの健全なものになるよう配慮しましたが……
読んだ皆さんすみませんでした

>>513
禁書は女キャラには事欠かないよね
男キャラもラノベ的にはまだ多い方って印象持ってる
515 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 12:38:08.97 ID:DsPeeYAO
>>514
お前の安価意味分かんないいいいいいいいと思ったら>>469

全年齢向けっていうか全年齢要警戒だろwwwwww

あと
前門のよくわかンないの、後門のよくわかンないの
が個人的にツボだった

総じて本物の変態らしいレスで安心した。次作が楽しみ
516 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 12:42:44.18 ID:bQDlGGc0
>>502
結婚披露宴の司会をする☆がいてだな…
517 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 12:45:48.79 ID:MWk9glEo
あれが全年齢向けならいつかの削板の足がもがれる奴も全年齢じゃねーかww
518 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 13:40:13.20 ID:A4QXK.DO
>>517
kwwsk
519 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 13:42:58.78 ID:zR/3NU.0
>>517
それどこ?
520 :一方通行先生! [saga]:2010/08/04(水) 13:52:55.36 ID:XV/HvDY0


ちょっと電波が飛んで来たので。
細かい設定なんか考えてないよ!
一方さんが先生ってことぐらいしか!





キーンコーンカーンコーン(チャイムの音)


一方通行「ンじゃHR始めンぞ」

美琴「先生!」

一方通行「なンだァ?後愚痴ならもォ聞かねェぞ」

美琴「アイツがまた女子にフラグ立ててました!一回本気で感電させていいですか!?」

一方通行「結局愚痴じゃねェか。何時ものことだろォ、無視しとけ無視。後オマエが本気出したらこの学校停電するンで。校長(アレイスター)がマジで泣くから止めろ」

土御門「先生!先生はバニー派ですかメイド派ですか!?」

一方通行「何故今それを聞きやがる?俺ァ首輪派だ。……オイ女子共、そのゴキブリ見るみたいな目止めろ止めてください」

521 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 13:52:58.16 ID:0DfJBpEo
ここに投下された、学園都市が滅びた奴だろ?
能力者が世界から目の仇にされて、一通とか美琴とかがなぶり殺されたって話
522 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 13:53:02.97 ID:gjssTpso
「無能力者は終末への夢を見るか?」 じゃないか?
自分用まとめさんの、総合スレまとめに入ってる
でもちゃんとグロ注意になってたよ
523 :一方通行先生! [saga]:2010/08/04(水) 13:53:38.81 ID:XV/HvDY0


麦野「せんせーい。はまづらぁがバニーの画像送ってきたんですけどぶん殴っていいですかぁ?」

一方通行「許可する」

浜面「えぇぇぇぇっ!?いやいやちょっとま「フン!」ガボォッ!?」

海原「先生。この前なんでいきなり殴られたんですか?」

一方通行「オマエのクソガキに向ける目が危なかったからだよボケ」

吹寄「先生!早くHRをするべきだと思います!」

一方通行「あァ?メンドクセェなァ……」


ガラッ!!


上条「すみません遅刻しましガハッ!?」

一方通行「アウトォー」

削板「黒板消しでやられるとは……根性が足りてないな!俺が鍛え直してやる!」ガシィ!

上条「ゲホッ!?ちょ、待って!?上条さんは今来たばかりで……」


いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……


一方通行「……さて、HR始めンぞ」

美琴「二人は?」

一方通行「ほっとけ」

美琴「了解」





こんな感じで誰か書いてくれないかな?って俺は俺はお願いしてみる!!

524 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 13:58:46.19 ID:MWk9glEo
>>518-519
上記であがってるように「無能力者は終末への夢を見るか?」の奴
削板の足がぐちょぐちょに{自主規制}される奴。
しかしここはグロが足りないな……。 
いつかの殺人事件とかもあったけど、一歩間違えたら愛があってもキャラを貶めるような作品になるし、難しいのかな

>>523
涙目の★さんみてみてえww
525 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 14:04:50.03 ID:kDTjE6DO
グロといえばサイレンクロスのとこかなー
良い意味で容赦無い
526 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 14:06:33.89 ID:zR/3NU.0
☆萌え〜なのです
なんか最近アレイスターを無性にいじめたくなるのはなぜ
527 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 14:07:37.26 ID:0DfJBpEo
残酷な描写のある作品は専用スレ立てて欲しいというのが正直なところ
そういう作品はせめてタイトルに【エロ】【グロ】とか入れてくれれば、そのまんまNG行きに出来るんだが
528 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 14:42:53.04 ID:4kL6r3Y0
エログロ専用総合スレか。胸熱
529 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 15:29:35.31 ID:D84H/r6o
スレ立てするくらいなら既存の禁書板スレとかでいいと思う
ただでさえ禁書スレ多いんだから
530 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 17:22:53.32 ID:zpHBdkE0
いま思ったんだが削板ってパトレイバーの大田さんに似てるよな!
すぐに根性って言い出すしな!だれか書いてくれんかなぁ
531 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 20:57:08.77 ID:AlfGUMDO
クロスの小ネタとかありなのか?
532 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 21:02:13.35 ID:UhjNDSAo
クロスネタはたまに投下されてるし、最初に断っておけばいいんじゃないかな。
533 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 21:06:48.73 ID:JRQy.I2o
麦野「なッ! な……なにィ〜〜。いま出したぞ…こいつ…バカなッ! こいつの目から出たぞ!
    ま、まさか……まさか! 『同じタイプ』……『同じタイプの能力者』……」

でじこ「にょ?」
534 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 21:08:02.47 ID:JRQy.I2o
やべぇ小ネタスレと間違えた
535 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 21:40:09.96 ID:V5cX2rs0
>>534

まあここ禁書総合スレだし問題ないだろ

ってことで続き書けばいいんじゃないかい
536 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 21:46:09.73 ID:bK8RHMAO
>>533
何故か麦野が徐倫のコスプレしてるのが見えた
537 :アレイスター「最近プランの調子が宜しく無いな」1 :2010/08/04(水) 22:50:23.64 ID:8OQAkIAO
虐められるアレイスターと聞いてちょっと違うかもしれんが書いてきた。数レス借りま

アレイスター「最近プランの調子が宜しく無いな」

アレイスター『……任務だ。学園都市に侵入した小バエを仕留めろ』

土御門『面倒臭いから却下にゃー』プツッ

アレイスター「…………」

アレイスター「ならばプラン114を試行してみるか」

アレイスター『……極めて重要な任務だ。禁書目録を足取りが着かぬようさらえ』

魔術師『はぁ? 無理無理ムリっす。今ちょー忙しいんでぇ。んじゃさいなら。おしカラオケ』プツッ

アレイスター「……まだ早いか? いや、やってみる価値はあるか」

アレイスター『……一方通行か。良い話があるぞ』

一方通行「今子守唄で忙しいンだよ[ピーーー]」

アレイスター『……。その打ち止めについてだが?』

一方通行「打ち止めに手ェ出して見ろ[ピーーー]ぞ」

アレイスター『ふふ。良い話と言ったろう? 今、君の所に魔術師』

一方通行『あ、そォ言う話はいいンでェ。じゃ』

アレイスター『待って間違えた。打ち止めに新たなウイルスが』

一方通行『わりィけどコイツすかすか寝てるし切るわ』プラン

アレイスター「……クソ」
538 :アレイスター「最近プランの調子が宜しく無いな」2 :2010/08/04(水) 22:51:27.35 ID:8OQAkIAO
アレイスター『妹達を使うため上位固体2を作れ』

研究者『あーすみません予算足りません。……もしかしてロリコンじゃね? ……ぶっ! 聞こえるってwwwwwwww。それじゃ』プツッ

アレイスター「……奴を使ってみるか」

アレイスター『……結標か』

結標『何よ』

アレイスター『君が取られている人質と交換で』

結標『もう座標移動で助けたし』プツッ

アレイスター「…………あいつ、か」

アレイスター『……やあ。魔術師、エツァリ』

海原『誰でしょうそれ。てかあなたはどちら様で?』

アレイスター『ふ。学園都市の頂点、統括理事長アレイスターと言えば分かるかな』

海原『間違い電話ですね? 切りますよ』プツッ

アレイスター「……まだだ」

アレイスター『垣根帝督を蘇生しろ』

研究員『イヤあれ死んでるし無理です』

アレイスター『……私が用意した機械に入っているだろう?』

研究員『いやあれ作ったのは自分ですけど』

アレイスター『……その機械はボタン一つで蘇生できるようになっている』

研究員『もう垣根は可哀相なんで火葬しました』

アレイスター『…………』

研究員『後あなたもボタン一つで死にます。じゃ』プツッ
539 :アレイスター「最近プランの調子が宜しく無いな」3 :2010/08/04(水) 22:52:10.91 ID:8OQAkIAO
アレイスター「……直接話してみるか」

アレイスター『……やあ、君が上条当麻か』

上条『電話代勿体ないので切りますね』プツッ

アレイスター「……冥土返しに連絡を取る」

アレイスター『冥土返し、久方ぶりだな』

冥土返し『クソ、早く点滴を! 一秒でも早くするんだね!? 早くオペ室に! 僕が担当する! ……どちら様だい!?』

アレイスター『……間違えました』プツッ

アレイスター「……ふ。まだ終わらんよ」

アレイスター『君が、浜面仕上だね』

浜面『アンッ! ハマヅラ、ハマヅラァア! イイ、イクゥ! ……誰だ?』

アレイスター『……統括理事長アレイスター』

浜面『ああイイぞ、俺もイキそうだ! ……で、誰?』

アレイスター『……その幸せを壊す者』

浜面『ハマヅラァ、ダイスキィ……キスゥ……ん、クチュ……あっそ。んじゃな』プツッ

アレイスター「……第四位を、起動させる」

アレイスター『麦野沈利』

麦野『ああんっ! おっきい、凄いぃ! あなたの最高よぉ! ……アカン、ムギノサンノナカヤバスギンデ!』

アレイスター『……』プツッ

アレイスター「……ビッチめ」
540 :アレイスター「最近プランの調子が宜しく無いな」4 :2010/08/04(水) 22:53:11.53 ID:8OQAkIAO
アレイスター「……ならば」

アレイスター『超能力者第三位、御坂美琴だな』

御坂『誰よあんた』

アレイスター『統括理事長、アレイスター・クロウリーだ』

御坂『あ、常盤台の学食後百円安く宜しくね』

アレイスター『……君は、他の超能力者の大半が暗部に』

御坂『後、常盤台の寮もっと大きく宜しくね。じゃ』プツッ

アレイスター「…………めげんぞ」

アレイスター『貴殿が後方のアックアか?』

アックア『いかにも。そちらは誰であるか?』

アレイスター『……学園都市のトップだ』

アックア『……』プツッ

アレイスター「……クソ。」

アレイスター「プラン3からプラン856の殆どが台なしだ」

アレイスター『……こちらの言葉に従え、でなければ危険な手段を使いかねん』

青髪ピアス『麦野さん、ボクもうあかん! 麦野さん中で果ててまう!』

アレイスター『……』プツッ




アレイスター「…………ぐすん」
541 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 22:53:41.80 ID:8OQAkIAO
終わり!
542 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 22:55:40.38 ID:G2JM3dU0
ちょwwwwていとくんww
543 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 22:58:40.77 ID:y4RIH6AO
なにこのアレイスター可哀相で可愛い抱きしめたい、容器を
神裂→ステイル→禁書とか、頭にある妄想を素早く形に出来る能力がほしいなぁ
544 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 23:00:34.70 ID:DuiJG6AO
ツッコミ所が多すぎてwwww…
ツッコミができないorz
新八でも無理だな
545 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 23:19:18.27 ID:DsPeeYAO
人命を気遣って電話を切るアレイさん培養物の鑑だな
546 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 23:27:48.59 ID:MWk9glEo
麦野んと浜面SE●中とかwwwwwwやめろwwwwwwww
この★さんを抱きしめたい、ボタン推して息の根とめた後。


三沢塾でアルバイトネタ二日目投下させてもらいます。

>>420-426の続き。
547 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 23:28:19.48 ID:MWk9glEo
二日目


オッレ「うわあああああああああ! 限界! 頭に血が!血が!」ブラーンブラーン

彼らの朝は悲鳴から始まる。

シルビ「うるさい……近所迷惑」ガバッ

オッレ「いやいやこれはほとんどシルビアのせいd……いたたたたたた!!頭がああああ割れるぅうう!」

シルビ「まったく…… これからどうするのよ。」

オッレ「大丈夫ッ! とりあえず俺中学生高校生に勉強教えればいいって事になったから!」グッ

シルビ「あっそ…… とりあえず仕事にはありつけたのね……。」フワーワ

オッレ「欠伸しないで俺を降ろしてくださいお願いします!」ブラーンブラーン

==

オッレ「割と本気で死ぬかと思った!」ゼーハーゼーハー

シルビ「ったく……。 手間掛けさせやがってー……」

オッレ「でもつるしあげたのはシルビアだよね?」

シルビ「でも学園都市に感情的に来たのはオッレルスのせいだよね?」

オッレ「………はい」シュン

シルビ「そうそう。私もバイトやる事になったから」

オッレ「えっ?」

シルビ「えっ? じゃないでしょ。 生活費の為に当然。」

オッレ「……あぁ……。」

シルビ「繚乱家政女学校ってトコに教えに行くの。 王室の近衛侍女って事で即効採用されたしね。」

オッレ「昨日のうちにそこまで……」ハハー

シルビ「これもそれもお前が馬鹿なせいなんだけどね」ハァ

オッレ「ぐぅっ!?」グサッ
548 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 23:29:14.48 ID:MWk9glEo
朝っぱらからへこまされたオッレルスはとりあえず三沢塾へ出勤する。
とりあえず緑髪のオールバックさんから生徒に効かれた分からない事を教えるように、と言われる。
で、さっそく一室に行くと。

第七位と巫女服の少女が並んで座っていた。

……いや、違う。もう一度よく見てみよう。

第七位は「うがー これぐらい根性で何とかしてやるー」といい、
巫女服は「悪い思い出も。多いし。」とブツブツ言いつつ伏せって、

騎士団長が後ろの方でゲンドウのように手を顔の前に組んで座っていた。

――!?


おかしい。 自分はなにかを間違えたのだろうか。

もう一度、スーパースローカメラで撮影した映像で見てみよう。
教室の後の方をご注目いただきたい。

削板軍覇が、椅子の背もたれに全体重をかけて今にも後ろに崩れそうで。
巫女服の少女が、削板と対象的に前にふせっていて。

騎士団長が。後ろの方で座っていた。
堂々と。
学生がいるはずの場所に、堂々と三十路超えたおっさんが。
鋭い眼光を放ちながら。オッレルスを見据えていた。

オッレ(ちょっ、ちょっとまてぇえええええええええええ!?)

何て言うか、眼光で射殺されそうだ。本気で。


オッレ「あ、あのナンバーセブン? 後ろの人は一体……?」ガクガクブルブル

削板「ん? あぁあのおっさん? あいつは根性がある奴だぞ。」

オッレ「はっ!?」

オッレルスがハテナマークを頭に浮かべると、巫女服の少女――姫神秋沙が補足説明をした。

姫神「あの人。シルビアって人を捜してきてるらしいの。」

オッレ「あぁ……。 そういえばシルビア再々帰って来いって言われてたっけ……」ナットク
549 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 23:30:24.88 ID:MWk9glEo
削板「……ふぅん」ジトー

オッレ「何だい、第七位。 そんな疑うような眼で。」

削板「………駆け落ちか?」

オッレ「ごっ、がアアアアアアアア!? ななななな何でそういう発想に行きついたんだよ!?」オロオロ

姫神「……娘を変な男に。誑かされた父親だと考えたら。」

オッレ「ぐぅっ!? ……とととというか別に誑かしてないからな!? むしろ向こうが留まってる的な……」

騎士団長「」ギン!

オッレ「ひいいいい!?」

騎士団長の眼光が一層鋭くなった気がした。

削板「というか、ちゃんと親の許可はとらねぇと。 自分にやましい事がないなら堂々と娘さんを俺に下さい、って言えたはずだろうが。 まったく、これだから根性無しは……」ブツブツ

オッレ「だから違うって!違うから! 別にそういう関係じゃないから!」

姫神「……男女が同棲するなら、そういう関係。 例外はあるけど。」ボソリ

オッレ「だーっ! 本当に違うんだよ!」

騎士団長「………」

オッレ「だから何なんですか騎士団長ッ! シルビアなら繚乱家政女学校です!」

騎士団長「!? そ、そうだったのか……ではそこへ出向くとしよう……」シュン

オッレ「……えっ、本当にそれだけだったのかよ……」エー

削板「根性無しせんせーッ! 因数分解できませんッ!」

オッレ「あーもうはいはい、 ……って何で英語で因数分解!?」アセアセ

姫神「せんせー。 このAIM拡散力場の定義を。説明してほしい。」

オッレ「え、えーあいえむっ!? な、何それ!? ATM!?」ヒイイ

姫神「………ふっ。 やっぱり。これだからバイトは。」ヤレヤレ

オッレ「生徒に馬鹿にされた!?」ヒイイ
550 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 23:30:53.80 ID:MWk9glEo
・・・・・

オッレ「………疲れた(主に削板と騎士団長で)」

姫神「明日も。あるから。頑張って。」ヨシヨシ

オッレ「う、そうだった……」ナキタイ……

削板「明日は色んな奴らが来るって原谷が言ってたなー」

オッレ「……これ以上濃いメンバーがきませんように」ボソッ

姫神「!……何か。言った?」

オッレ「な、何も?!」ビクッ

姫神「……例えば。濃いメンバー。とか」ボソリ

オッレ(聞かれた!?)

姫神「ふ、ふふふふふ……」

オッレ「い、いや、その癪に障ったんなら謝るよ?……」

姫神「……私は薄くない私は濃い私は印象が濃い私は目立っている私は……」ブツブツブツ……

姫神秋沙は遠い目をして、ひたすら自分に言い聞かせるように、呪文のようにつぶやき続けている。

削板・オッレ「?!」

オッレルスの日記より、抜粋。
『ウニ頭の少年に護衛を頼まれた少女だが、正直呪われそうな気がする。』

551 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 23:32:16.09 ID:MWk9glEo
==

第七学区 アパート
オッレ「つ、疲れた……」バタン

シルビ「入って早々倒れるな」ゲシッ

オッレ「いたいいたいいたい割と本気で痛ーーっ!? いつもの三割増し!?」ゲシゲシ

シルビ「……はぁ。 まったく。 大馬鹿野郎が教えたせいで職場に騎士団長と傭兵が乗り込んできた訳だが」

オッレ「そ、それはごめん……。 って傭兵?」

シルビ「ん。 同じ聖人……いや、二重聖人で騎士になり損ねた男。ウィリアム・オルウェル。」

オッレ「あぁ……。 いたような……。」

シルビ「そいつらが乗り込んでちょっとした……。いやかなりの修羅場になってね……まぁ色々あった訳だ。」

オッレ(シルビアみたいな聖人にあの騎士団長……。 威圧感すごかっただろうな……)

オッレ「……と、とりあえず足をどけてくれないか?」

シルビ「だが断る。」

オッレ「え、えぇええええ……。 このままだと俺何か変な趣味に目覚めるかもしれないぞ?!」

シルビ「その時はお前の許容量を超える痛みを与え続けるまで。」

オッレ「ひいいいいいいいいいいいい!?」

二日目 終了




という訳で何レスか失礼しました。
552 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 23:33:02.05 ID:bK8RHMAO
>>543
それはあれか、神裂さんがショタコンだとかそういう



神裂「はあ……上条当麻……香焼も捨てがたい……いやいや! やはり上条当麻……あ、しかし、ステイルもあれはあれで……」ブツブツ…



五和「教皇代理! 女教皇様の様子がおかしいんですが!」ボソボソ

建宮「ううむ、確かに最近の女教皇様は何か変なのよな。この間、香焼からも『変な視線を感じると、いつもそこに女教皇様がいるすよ、なんか怖いす』と相談されたのよ」ボソボソ

対馬「何よそれ……まさか女教皇様がショタコンに目覚めたなんて言い出さないわよね?」ボソボソ

牛深「おいばかやめろ香焼が変な想像して鬱になったらどうすんだ!」ボソボソ

香焼「……鬱だ死にたいす」ドヨーン

諫早「……『しょたこん』とは何ぞや?」

野母崎「知らない方が身の為だ、諫早さん」



いや何でもない
553 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/04(水) 23:42:25.55 ID:QrQTwIAO
>>552

勿論続きはあるんだよな?

>>551

乙!
554 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/04(水) 23:51:47.50 ID:y4RIH6AO
>>551
乙、このシリーズのオッさん大好きだ

>>552
いや、上条さんに会う前の三人なら普通にありかと思ったんだ
インデックスへの相談をステイルから受けるうちに、みたいなありがちな展開で


でもショタコンな神裂さんじゅうはっさいも有りだと思いますHKB
555 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/05(木) 00:38:29.02 ID:eEpTghw0
唐突ですまないがだれか一方×番外個体のss知らないか?
556 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 00:45:07.34 ID:3S7ZlhQo
一方通行「・・・またオマエか」

一方通行「好きだ!」番外個体「また頭おかしくなったの?」

あたりはどうだ
557 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 01:39:46.36 ID:BhSCE2DO
>>555
お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1280505687/
558 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 02:11:29.86 ID:CEfJzAs0
何とか9日までには今書き溜めてる浜止め、通行滝を投下したいなあ。
10日は色々あるし……
559 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 10:26:27.40 ID:KBxIKZk0



電磁通行の息抜きに書いてみたよ!
ギャグで、学園物。超短い。
大体のキャラが高校一年生で、しかも同じクラスだと思って!
教師陣はまだ詳しく決めてないです。

560 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 10:27:48.10 ID:KBxIKZk0




第一問・テスト〜





学園都市、とある高校。
特別性の物質で作られた校舎は新品同様の輝きを放っており、学園都市の素晴らしき技術を感じさせる。

そんな高校の校長室にて、一人の少年と校長が対峙していた。




一方通行「で?校長なンで呼びやがったンですかァ?俺ァキング◯ムハーツ〜バース バイ スリープ〜やるのに忙しいンですがァ?」カチカチ

アレイスター「現在進行形でやってるでは無いか……仮にも私は校長なのだから、それ相応の態度で接して欲しいのだが?」

一方通行「やべっ。ケアルガ、ケアルガ」

アレイスター「聞いてるのか?」

一方通行「聞いてますよォ。たっく……」ゴソゴソ

アレイスター「では本題に入ろうか。君のクラス……一年A組の生徒、問題を起こし過ぎだね」

一方通行「……」

561 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 10:28:40.71 ID:KBxIKZk0


アレイスター「校舎破壊、器物破壊……特に麦野 沈利に垣根 帝督などを筆頭にしたレベル5達……それに、破壊までは行かなくても損傷などの回数は君のクラスがダントツでトップ。更には成績は下から二番目……」

一方通行「……で?」

アレイスター「罰として……」



アレイスター「生徒達は夏休み毎日補習。それプラス、クラス担任の責任として、君の給料を20%カット」



一方通行「ざけンなァァァァァァッ!!」ガンッ!!

アレイスター「なっ、ちょ、止めるんだ!?生命維持装置を蹴るなァ!?マジで止めろ、いや止めてください!!」

一方通行「なンであのバカ共のせいで俺の給料がカットされなきゃなンないンですかァ?ふざけンじゃねェぞオイ」グリグリ

アレイスター「踏むな!!……仕方ないだろう。君のクラスが問題だらけなんだ、それの責任を負うのも担任の責務だ」

一方通行「あンな問題児ばっかのクラスの責務なんざ却下だボケェ。とにかく俺の給料カットしやがったら学園都市ぶっ潰すからな」

562 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 10:29:28.33 ID:KBxIKZk0


アレイスター「……ならばこうしよう。かけないか?」

一方通行「かけェ?」

アレイスター「もし今度の期末テストで君のクラスがどれか一課目でも平均点八十五点以上を取れば、君の給料カットは無し。生徒達も夏休みを満喫出来る」

一方通行「ほォ……」

アレイスター「ただし、もし取れなかった場合、生徒達は夏休み毎日朝から夕方まで補習。君の給料も20%カット。どうだ?」

一方通行「10%にしろ」

アレイスター「生徒達より自分の給料か……15%だ」

一方通行「チッ……まァいいだろォ」

アレイスター「今更だが君は何故校長である私に対してそんなにデカイ態度なんだ?」



……

…………

………………


一方通行「てなことがあった訳だァ。ンじゃ、朝のHR終了ォー「「「いやいやまてまてぇ!?」」」チッ、なンだ?」

563 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 10:30:08.74 ID:KBxIKZk0


美琴「なんだ?じゃない!何勝手に賭けなんかしてんのよアンタ!?」

上条「そうですよ!?しかも先生はちゃっかり給料カット減らしてるじゃないですか!」

浜面「夏休み毎日補習とかやってられませんって!!」

垣根「ブチ殺すぞバカ教師ィ!!」

一方通行「あー、うっせェなァ。ンなの、一課目平均点八十五点以上取ればいいンだからよ。其処までピーピー喚くなうっせェ」

絹旗「普通は超喚きます!!」

青ピ「ハードル高過ぎやろ!好感度2の子に告白するようなもんやで!?」

土御門「このクラス上と下の差がマジで激しいからにゃー」

五和「えっと、正直厳しいかと……」

吹寄「そうですよ!このクラスには数学じゃなくて算数レベルの人間が何人も居るんですから!」


564 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 10:31:09.94 ID:KBxIKZk0


ギャーギャー!!


一方通行「あー!とにかくだ!帰りのHRで対策会議開くから、続きは其処でだ!」ガラッ!

美琴「あっ!逃げやがったぁぁぁぁぁぁっ!!」

垣根「逃がすかよぉぉぉぉぉぉっ!!」








一方通行「ちなみにこれ続くのかは未定な」

美琴「えぇぇぇぇぇぇぇぇッ!?」


終わり?




オチが、ねぇ……

565 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 10:44:06.87 ID:mSgSQzM0
続き読みてぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!!
すごい面白いんだよ!!
566 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 10:44:29.41 ID:b/HyIrQ0
麦野沈利……名前が出てるのに台詞ない……
麦野の性格を考えると絶対騒ぎ立てるはずだ

キャラを多く出すSSはその多い人物をどのように動かすかが難しいよな
あっちを出せばこっちが目立たずこっちを出せばあっちはいなくなる
存在感が薄いこと自体をネタにするってのも(例:姫神)ありっちゃありだけど
キャラを多くすることで話が広がりやすくなるのは分かるが風呂敷を広げすぎてまとめられなくなるのはよくない
オチも大事だけどそこんとこのバランスも大事だと思うんだ

まぁとにかく続き書け、もとい書けやゴラ、もとい書いてください
起承転結の起だけ書いて続かないってのは駄目だろ
567 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 10:47:33.70 ID:XznvDPk0
一シーンで一度に動かせるキャラはせいぜい3、4人くらいが限度って聞いた

だが続きが楽しみ
568 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/05(木) 10:48:06.66 ID:RKlcGcSO
このノリ、銀八先生やな
569 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 11:13:47.47 ID:dh/.qkAO
銀八先生?(´・ω・`)
570 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 11:48:03.66 ID:RKlcGcSO
詳しくは3年Z組銀八先生で検索しなさい。
要するに銀魂という漫画のスピンオフ
571 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 11:49:32.84 ID:CRcHG3Qo
久々に投下。
3レス貰うぜ。
572 :みっしょンいンぽっしぶる [saga sage]:2010/08/05(木) 11:50:33.16 ID:CRcHG3Qo
公園

黒子「お姉さまぁ、立派になれて嬉しいですのよ!」モミモミ

美琴「ちょっと、やめなさいってば」ポヨヨン


打ち止め「………………!!」

……………………………………

打ち止め「という事があったのってミサカはミサカは報告する!」

一方「はァそうかよ。良かったじゃねェか。お前も将来安泰だな」

打ち止め「でも他の妹達は皆ペタンコだしこの短期間であの成長はあり得ないかもってミサカはミサカは語気を荒げる!」

一方「落ち着けよ。それで俺にどうしろってンですかァ?」

打ち止め「お姉さまの秘密を探ってきてってミサカはミサカは仕事を依頼!」


深夜・常盤台女子寮

一方「………………」

一方「やっぱり甘やかすのは良くねェよな………」

一方「うン。帰ろう。何なら直接訊けばいいだろって事で終わらせよう」

打ち止め『第一位の癖にそんな事も出来ないなんて見損なったよってミサカはミサカはもう口効かない』(←妄想)

一方「………………」

一方「まァいいか。ちょっくら部屋を調べるだけだ」
573 :みっしょンいンぽっしぶる [saga sage]:2010/08/05(木) 11:51:29.49 ID:CRcHG3Qo
玄関

一方「最新式の警備システム。認証は通らねェし中から開けてもらわねェと無理か」

ミサカ17600「お困りですか? とミサカは声をかけます」

一方「おわっ!? いきなり声かけんじゃねえよ! 妹達か?」

ミサカ17600「打ち止めから援護要請がありました。ここはお任せください」

ミサカ17600「指紋も網膜もオリジナルと同じであり電気使いであるミサカにとって、この程度のシステムは無人改札も同然ですとミサカは無い胸を張ります」

一方「………お前も第三位のアレの秘密を知りたいンじゃねェのか」

ガチャリ

ミサカ17600「まあそんな所です。とミサカは扉を開いて貴方を先に促します」

一方「おォ、ありがとよォ」

ミサカ17600「ご武運を。とミサカはサムズアップで第一位を見送ります」

廊下

一方「さて、ちゃっちゃと調べてオサラバしてェところだな」

寮監「待て、そこで何をしている」

一方「!!」

寮監「侵入者か。いい度胸だ」

バキッ

一方「ごふゥ!!」

一方「速いし重いパンチだ。流石は高能力者を纏める常盤台の責任者って所か」

一方「しかし生憎だが構ってる暇はねェ。電源が切れる30分以内に調べて逃げるか」カチ

寮監「逃がすか!」

バキッ

寮監「―――ッ!!」

一方「やめとけェ。お前の攻撃は全て反射される。どう足掻いても勝てねえよ」
574 :みっしょンいンぽっしぶる [saga sage]:2010/08/05(木) 11:52:20.82 ID:CRcHG3Qo
寮監「反射………その白い髪に赤い目、そうか、お前がレベル5第一位『一方通行』か」

一方「知ってンのか」

寮監「有名だからな。しかし相手が誰であろうと不法侵入は見過ごせんな」

一方「無駄だって言ってン――――」

バキッ

一方「おゥっ!?」

寮監「その肌で触れたベクトルが全て反射されるというなら、肌に触れた瞬間に拳を引き戻せばいいわけだ」

一方「な…………な………」

寮監「見たところまだ何もしていない様だし………警備員に突き出すよりも私刑の方が良さそうだな?」ニヤリ

一方「」

……………………………………

翌朝

一方「」ボロボロ

打ち止め「第一位の癖にそんな事も出来ないなんて見損なったよってミサカはミサカはもう口効かない」

ミサカ17600「ちなみに直接お姉さまに尋ねたところ、アレはパットだったようですとミサカは報告します」

一方「不幸だ………」

おしまい
575 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/05(木) 12:02:15.21 ID:eEpTghw0
>>556>>557ありがとう!!
576 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 12:06:51.88 ID:XznvDPk0
一方さんどんどん不幸になっていくな
577 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/05(木) 12:18:16.57 ID:eeXfexo0

寮監つぇぇぇぇぇぇぇ!!
>>566
指摘有難う。

>>568-570
その通り。ちょっと使わせて貰った。

ブタもおだてりゃ木に登る。
ってな訳で続きです。
>>564から。
578 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 12:19:25.63 ID:eeXfexo0





キーンコーンカーンコーン(チャイムの音)


一方通行「さて、と……死ぬ程メンドクセェが期末テスト対策会議始めンぞォー」

美琴「アンタいい加減にしないとマジでぶっ殺すわよ?」

一方通行「はっ、やってみろォ」

美琴「ポエム」

一方通行「すみませンでした。真面目にやるンで許して下さい」土下座



上条「……ポエム?」

浜面「なんか去年、中学の時にあったらしいぜ」

579 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 12:20:04.89 ID:eeXfexo0

麦野「確かメチャクチャ恥ずかしいポエムを酒飲んだ拍子に言ってたのよねー。確か……『俺はあの夏の夜の思い出を今でも忘」

一方通行「あああああああああああああっ!!」ゴロゴロ!

青ピ「うおっ!?先生急に床転がってどうしたんや!?」

上条「……」

麦野「……『firework……良い仕事して」

一方通行「がァあああああああああッ!!」ガンガン!

佐天「うわぁぁっ!?先生何いきなりヘッドドラムし始めてるんですか!?」

麦野「やべっ、楽しい」

吹寄「話が進まないから其処まで!!」




垣根「なぁそれ今度教えてくんね?」

美琴「いいわよ」

一方通行「やめろォォおおおおおおおッ!!」


※全部見たい人は 美琴「回転寿司?なにそれ?」上条「やっぱり…」というスレを見て下さい。なお、見たせいでお腹を壊したり風邪を引いても責任は負えませんので御了承下さい。

580 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 12:20:46.83 ID:eeXfexo0



一方通行「クソ……取り合えずだ、オマエらの目標は期末テストの内、一課目でも平均八十五点以上取ればいい。で、ウチの高校の期末テストはァ」カキカキ


黒板
国語・古典・数学・物理・科学・現代社会・歴史・英語・能力測定


一方通行「の九課目で構成されている。意見あるヤツは言って行けェ」

黒子「はい先生!黒子は保険体育を推奨するですの!!」

一方通行「オマエ話聞いてましたかァ?九課目の内に保険体育のほの字がどこに存在したンですかァ?」

黒子「そして保険体育の科目から発展して愛を育む素敵な方法を実践しましょう!お姉様と……グフフ」

一方通行「ごめン。オマエが何言いてェのかサッパリわかンねェ。日本語?英語?ロシア語?」

青髪「僕は黒子ちゃんの意見に賛成です!そして自分実践したいです!」

一方通行「上条に御坂。その二人窓から放り出せ。バカだから死なねェだろ」

上条・美琴「「了解」」ガシガシッ!!
581 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 12:21:30.74 ID:eeXfexo0


黒子「えっ?ちょ、お姉様!?」ズルズル

青ピ「上やん、ここ三階……」ズルズル



ポイッ。

いやぁぁぁぁぁぁぁ〜…………

ズズンッ!!



一方通行「さて、さっきの二人は忘れて……意見あるヤツ居ねェのか?」キョロキョロ

浜面「はい」スッ

一方通行「居ねェのか?」キョロキョロ

浜面「ちょ、おいぃぃぃぃっ!?俺手ぇ上げてんじゃん!俺自己主張中!見えませんかー!?」

一方通行「どうせ『家庭科の授業でバニーガールの衣装について!』とかだろォ?分かってンだよ」

麦野「浜面だしね」

絹旗「超変態浜面ですしね」

フレンダ「結局、浜面はバニー好きの変態キャラって訳よ」

滝壺「だいじょうぶ。わたしはそんなバニー好きなはまづらを応援してる」

浜面「えぇぇぇぇぇぇっ!?何なのそのキャラの位置づけ!?俺そんな位置づけ!?後滝壺有難う、でもバニーが好きな訳じゃないから!!」

582 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 12:21:30.92 ID:b/HyIrQ0
小ネタ 1レス 歌詞も良いしメロディーも良いしで名曲だと上条さんは思うのですよ


やぁどうもこんにちは、今日も今日とて不幸少年上条当麻です。
今日は友人である青髪ピアスから聞いた曲を紹介しようと思います。
先日、いつものように俺・土御門・青髪の三人で駄弁ってたところ、声優さんの話になったんですよ。
その時の回想がこちら。

〜〜〜

「ボクなぁ、福原香織って声優さん好きなんや」

「らき☆すたの柊つかさ役の人ぜよ?」

「あぁ、『バルサミコ酢ぅ〜』だっけ?」

「その人なんやけど、その役をやる前に妖逆門ってアニメのきみどりって役演じてたんや。そのキャラがもぉ可愛くて可愛くて!」

「うっさい! 貴様らはもっと静かに出来んのか!」

「「「出た! 吹寄DX!!」」」

「なぁにがDXよヘアピンで髪とめただけでしょうが! 三人ともそこに直れぇ!」

〜〜〜

まぁその場はそんな感じでこってり絞られたんですね、不幸だなぁ。
その日の帰りに青髪の居候してるパン屋によってアニメのDVDとかキャラソンのCD借りてったんですよ。
そして青ピが一番お勧めしてた曲がコレなんですけどね。

http://www.youtube.com/watch?v=6btVKiMqKNs&feature=related

聞いてると元気になる感じで良い曲だなぁと上条さんは思う訳ですよ。
ちなみにアニメのEDでは斎賀みつきさんが演じるロンドンって役とのデュエットだったらしいです。
あ、なんで紹介しようと思ったかと言うとですね、サビの"Beatin' Beatin' your heart"ってとこが
『ビリビリって言うなぁ!』
うわっあっぶねぇ!
何すんだよ御坂ここは俺の出番であってお前なんぞ呼んでねぇんだよ来るんじゃねぇ!
しかも俺まだ ”サビの部分ビリビリユアハートって聞こえるでしょ?” なんて言ってねぇだろぉが! 言うつもりだったけどさ!
人の話聞かないしいきなり電撃ぶっ放してくるし、ホント最悪だなお前!
ってぇなんでコイン構えてんだよ俺が何したって言うんだよあぁもうチックショー不幸だぁ!!

〜終〜



アニメEDのマラカス振るきみどりめっちゃ可愛い
だれか御坂がマラカス振るMAD作ってくれないかな
583 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 12:22:32.53 ID:eeXfexo0


土御門「男の言い訳は見苦しいぜい?だからメイド派にクラスチェンジしとけって言ったんだにゃー」

浜面「それも変態キャラの烙印押されるわぁぁぁぁぁぁっ!!」

一方通行「分かった分かった。オマエのバニーに対する熱意はよォく分かったから。意見言っていいから」

浜面「全く分かってないよね!?……えーと、能力測定は正直勉強だけじゃどうにもならないんで、選択肢に入れない方がいいと思います」

絹旗「あれ?浜面の癖に超普通ですね?超生意気です」

浜面「うぉぉい!?」

フレンダ「結局、浜面は変態でも普通でも罵倒される訳よ」

滝壺「だいじょうぶ。私はそんな救われないはまづらの味方だから」

浜面「たきつぼぉ……」ぐすっ

麦野「涙目キメェ」

584 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 12:23:04.00 ID:b/HyIrQ0
リロードし忘れマジすいません
585 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 12:23:20.10 ID:eeXfexo0


一方通行「はまァづらァくゥンにしてはまともな事言ったァ。って訳で能力測定は切り捨てるぞ。こればっかはレベル5以外どうにもなンねェ」キュッキュッ


黒板
国語・古典・数学・物理・科学・現代社会・歴史・英語


一方通行「さて、他になンかあっかァ?」


以下、かなり高速で行きます。


上条「先生!自分は数学がいいです!」

一方通行「ルートの意味すら分かンねェオマエが何言ってンの?数学は主婦の計算じゃねェンだよ」

フレンダ「なら爆弾の製造方法を……」

一方通行「科学の一部分だけ学習してどうすンだ?」

垣根「芸術的なオブジェの創造を!」

一方通行「オマエを素敵で愉快な現代オブジェに変えてやろうか?」

絹旗「ならばB級映画について超話し合いましょう」

一方通行「オマエこれがテスト対策だって分かってる?」

586 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 12:23:57.87 ID:eeXfexo0


五和「えっと、古典で……」

一方通行「あァ?聞こえねェ。声小せえ」

黒子・青髪「「保険体育!!」」

一方通行「オマエら、いつの間に復活した?誰だこいつ等にレイズかレイズデッドかけたの」

ミサカ「猫の生態について……」

一方通行「だ、か、ら!それは保険体育だろォが御坂妹ォ!!」

美琴「ゲコ太の歴史について!」

一方通行「オマエまでボケに回ンなァァァ!!そしてンなカエルの歴史の前に日本の歴史を学べェ!!」

美琴「カエルじゃない!ゲコ太よ!」

一方通行「ダ、マ、レ!」




587 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 12:24:42.44 ID:eeXfexo0



三十分経過


一方通行「だァァァァッ!?全然纏まらねェじゃねェか!第一八課目のどれかっつてんのに、なンで保険体育だの芸術だの言うやつがいンだァ!!」

吹寄「ああもう!このままじゃいつまで立っても……」




「英語」




一方通行「……はっ?」

姫神「英語が。いいと思う」

上条「へっ?」

姫神「英語なら。暗記さえすれば。そこそこいい点数が取れる」

一方通行「……他に意見はねェな?」

全員「…………」

一方通行「よーし、なら英語だァ!!期末テストまでの二週間!最低ノルマは六十点から七十点!レベル5共などの一部のヤツらは百点だ!!いいな、オマエらァ!?」

588 :一年A組!一方通行先生!! [saga]:2010/08/05(木) 12:26:04.59 ID:eeXfexo0


全員「おおっ!!」


一方通行「ンじゃァ、『アクセラレータテストスタディ』始めンぞォ!!」




全員(…………ネーミングセンス無いなオイ!!)







という訳でした。
続けるならスレ立てるかもしれん。けどタイトル思いつかないー
見てくれた人、どうも有難うございました。
589 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 12:28:02.07 ID:NL031oSO
早くスレをたてるんだ
590 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 12:53:34.38 ID:hAtfktk0
御坂「せんせー」一方「愚痴は聞かねェぞ」
はいかが?
591 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 12:54:18.79 ID:g5MMNlko
>>574
おまえ途中で飽きたろ
592 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 13:09:10.93 ID:CRcHG3Qo
>>591
別に飽きてない。
単に寮監TUEEEEEEがやりたかっただけだし。
593 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 13:22:21.37 ID:8vlunQIo
寮監って削板と同じ雰囲気があるよな……
ギャグ的強さというか、そんな感じ。
人を選ぶ、というかSS次第ってことなんだろうけど。
594 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 13:25:47.98 ID:gsA0MVwo
成田的には寮監>削板(威圧感が)何だよなー
まぁ多分一応削板>寮監なんだろうとは思うけど、ここで比べるのは無粋だな
595 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 13:35:29.24 ID:BhSCE2DO
しかし恋愛では負け続き…おや誰か来たようだ
596 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 13:38:34.95 ID:3S7ZlhQo
その後、>>595の首がまっすぐ伸びているところを目撃したものはいなかったという……



           コキャッ



597 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/05(木) 13:39:32.55 ID:nRTr7EAO
良い具合に涼しくなった
598 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 13:45:02.94 ID:CRcHG3Qo
立場的な物も大きいと思うよ。
いかにも小者じみた教師でも教師ってだけで妙に逆らえなかったりするし。
日本人は地位を重んじるからそういうのの影響が結構ある。

イメージでは
削板:(素:100)=100
寮監:(素70+立場50)=120
という感じ。
599 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/05(木) 14:17:33.14 ID:dh/.qkAO
>>570

ごめん>>564に聞いたつもりだったんだ ほとんど文章まんまだったから
>>588

乙!
オリジナル部分が増えて良かった
600 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 14:21:43.53 ID:dh/.qkAO
下げ忘れてたorz
601 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/05(木) 15:01:58.35 ID:xvyhTsE0
>>600
>>1の名前欄にある通りここはage推奨だぞ
と30分も前のレスにレスしてみる
602 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 15:37:18.02 ID:dh/.qkAO
>>601

今まで上げて叩かれた人を何人も見たよってミサカはミサカは同じく30分以上前のレスにレスしてみる!
603 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/05(木) 15:40:33.45 ID:LdNPJcso
もう爆撃もないし対策も構ってきてるし大丈夫だろうけどな
604 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 15:43:25.48 ID:XznvDPk0
このスレは上げていいけどよそのスレは別
605 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 17:15:15.89 ID:8vlunQIo
ぐぬぬ……
一方通行×番外個体もの長編書いているが、
これは少し考え直さないといけんかも知れんぞ……

記事内ネタばれリンクあり
http://yunakiti.blog79.fc2.com/?no=6039
606 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 17:16:52.24 ID:gsA0MVwo
ネタばれリンクと表記してくれてありがとウ木原くン!
記事は見てないけどお前の妄想はお前の妄想だ、誰にも止める権利はない
例え本編でアレだったとしてもパロディとして書いちまいなよー
607 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 18:43:01.41 ID:3S7ZlhQo
>>605
フラゲ読んだが、プロット考えてた上ワー琴ワーの話はは熟考の末廃棄することにしたわ
608 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 19:24:49.56 ID:ThO2tyUo
ttp://db.netkeiba.com/horse/bbs/2008104832/

上条さんが馬になりました
609 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/05(木) 19:50:07.08 ID:nRTr7EAO
と馬さん……やっぱ戦法は逃げなのだろうか。
インデックスが騎乗してムチ入れてる姿しか浮かばない
610 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 19:53:25.86 ID:CRcHG3Qo
インデックスたんがマキバオーのチュウ兵衛みたいに頭に乗ってガブガブと
611 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/05(木) 19:53:32.73 ID:IZSuNCg0
息子が馬並みとな
612 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 19:56:15.49 ID:xgzDBfAo
ビリビリとかレールガンって名前の馬がいれば完璧だな
613 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 20:02:52.24 ID:6vUpqUAO
アクセラレータって競走馬っぽい名前だよな
614 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 20:38:29.82 ID:XznvDPko
メルトダウナーは本当にいそう
615 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/05(木) 23:43:37.67 ID:TNetEJYo
21巻フラゲ祭りで人が少ないうちにひっそり投下。
某ドコ○のCMの渡○謙にときめいたので、一方さんで書いてみた。別名「こんな携帯はいやだ」
おまけ入れて12レスもらいます。

人によってはBL風味に見えるかもしれない、すまない。
616 :とあるド○モの一方通行 1/12 [sage]:2010/08/05(木) 23:45:39.37 ID:TNetEJYo
私こと上条当麻は、ビリビリこと御坂美琴に大覇星祭の順位をかけた勝負を挑まれた結果、見事に敗北。
その罰ゲームとして愛玩奴隷上条当麻に御坂が命令したのは……携帯のペア契約!?

店員「こちらペア契約キャンペーンのゲコ太ストラップです。今ですと、テスト機種のため3台限定の機種「メインプラン」になさいますと『ゲコ太のひみつブック』がついてきますが…いかがなさいますか?」

美琴「それにするわ!」

上条「え!? ちゃんとスペックとか値段とか見ないのですかアナタ様は!どんだけブルジョワなの!?」

店員「スペックとしては学園都市史上最高となります」

美琴「問題ないわ! いや、決してゲ…ゲゲゲゲコ太につられたわけじゃないのよ!? 機種変料金は私が出すんだし」

「あ、この人が私のお姉さま? はじめまして、ミサカは『打ち止め』っていうんだよってミサカはミサカの自己紹介!」ヒョコ

美琴「いやん、かわいいー! うん、もう決定!」キャッキャウフフワーイ

上条(あー、デザインが子供っぽいけど機能はすごいっぽいし…まあいいか、かわいいしちっちゃくてなごむし)
上条「あ、じゃあ俺の分も」

「オイ、テメエが俺を使うってかァ!?」カッ

上条「」

一方「あン?どうしたよ三下?」

上条「えーと…かわい…い? 般若みたいでなご、むー…かー!! なごまねえ! 癒しゼロ!!」

一方「はァあ!!? 俺になんか文句あンのかよォ!」

上条「店員さん、この携帯なんか怖い! 3台限定ってあと1台はドレデスカ!!」

店員「あと1台は『ヒューズ・カザキリ』ですが、そちらはすでに統括理事長がお持ちなので…」

上条「統括理事長…ムリですね、そうですね。あのう、ちなみに他の普通の機種だとペア契約には…」

店員「なりません」キッパリ

一方「逃げ場はねェなァ。俺は『一方通行』。まあ、オマエが死ぬまでの短い間、せいぜい覚えておくンだな」ニヤリ

上条「何その余命3カ月ですよみたいな宣告!?」

一方「うるせェよ、オラさっさと連れてけ三下」

上条「あー不幸だー…」

そんなわけでこのたび携帯を機種変いたしました……。
617 :とあるド○モの一方通行 2/12 [sage]:2010/08/05(木) 23:46:21.67 ID:TNetEJYo
いろいろ設定します。

上条「なんかね、なんでこんなに取説がぶあついのでせうか…?」

一方「そりゃァ、俺がハイスペックだからに決まってンだろ」

上条「えーと、とりあえずアドレス帳とかデータは移したから…そうだ、着メロ設定しよう!」

一方「あァン!? 男は黙って着信音1にしとけェ!」

上条「えー、できないのか?」

一方「いや、できっけど…お前、俺に歌わせる気かよォ…」ボソボソ

上条(あれ、なんかかわいい)
上条「うん、まあ、着信音1でいいや。あと何ができるんだろ」

一方「おサイフケータイの設定やったかァ?」

上条「ああ、ショップで移してもらった…あれ、なんで2つアカウントがあるんだ…?」

一方「片方は俺ンだよ。いろいろ実験協力してるンで使ってない金が口座にたまってっから。俺のもンは自分で買うから気にすンな」カシッ

上条「」

一方「コーヒーうめェ」ゴクゴク

携帯のくせに甲斐性がありすぎる。
618 :とあるド○モの一方通行 3/12 [sage]:2010/08/05(木) 23:47:36.32 ID:TNetEJYo
機能説明

上条「上条さんは、チャージ金額の桁数は見なかったことにします…えーと他は何できるんだ?」

一方「まず大抵の攻撃は効かねェな、反射すっから。
   防水も気にすンな、むしろ洗え。目にしみるからシャンプーだけ気をつけろ。
   あと、演算能力はそこらのスパコンより上だし、むかつくクソは排除すっから、セキュリティも万全だ。
   翻訳機能もあるから、今すぐロシアに行ってもいいぜェ」

上条「いや、なんでロシアなんだよ…?」

一方「あとはそうだな…隠しコマンドで翼が出たりすっけど、もう説明すンのめンどい。詳しくは取説読ンどけ」

上条「このぶ厚いのを!? えええー、教科書より厚いぜ」

一方「ンなもン、じっくり読んでも10分もありゃ終わンだろォ?」

上条「普通終わらねえよ! ありえねえよ! …いいぜ、取説が厚けりゃ厚いほどいいなんていうメーカー側の幻想は…」

一方「うるせェ、晩飯まで寝る」スカー

上条「おお、寝た……」

あと、「寝顔がかわいい」機能標準搭載。
619 :とあるド○モの一方通行 4/12 [sage]:2010/08/05(木) 23:48:35.74 ID:TNetEJYo
実はお子様ケータイです

prrrrrr(着信音1)

一方「青ピから電話…どォせくっだらねェ用事だろ、シカトだシカト」

上条「いや、あいつ一応クラス委員だから! 上条さんの学生生活大事だから! 通話させてください……ダメ?」

一方「…っ(「ダメ?」とか必殺技じゃねェかァああああ!!)ちっ、わかったよ!」

『ア、モシモシカミヤーン?』…

先生、親以外との通話には許可が必要です。誘惑の多い学生の一人暮らしをがっちりガード!
620 :とあるド○モの一方通行 5/12 [sage saga]:2010/08/05(木) 23:50:45.87 ID:TNetEJYo
メールのフィルタリングも完璧です

出会い系、宣伝メールはシャットアウト。
さらにお子様を狙う相手には
------------------------------
件名:死ね
本文:二度とメールしてくンな、うぜェ
------------------------------
自動でメール返信します。誘惑の多い学生の一人暮らしをがっちりガード!


美琴「アンタなんなのよ電話しても出ないしかけ直しても来ないしメールしても返事ないし、返信来たと思ったらうざいとか!! このバカ!」ウワーンバリバリ

上条「ちょ、違っ…それはうちの携帯がですねー!」

美琴「嘘! だってうちの打ち止めはいい子だもん!」

一方「コーヒーうめェ」ゴクゴク

打ち止め「わーい、アナタに会うの久しぶりってミサカはミサカは喜びを隠さずジャーンプ!」

一方「うわっ、コーヒーこぼれンじゃねェかクソガキ!」

打ち止め「でもよけないのよね、って意外とあなたが優しいのを世界に発信…って無言かつ連続でチョップするのやめてー!」

上条「一方通行助け…ってダメだあいつ打ち止めとキャッキャウフフしてて聞いてねえよ、ああもう不幸だー!」
621 :とあるド○モの一方通行 6/12 [sage saga]:2010/08/05(木) 23:52:19.30 ID:TNetEJYo
充電について

防水・耐衝撃・高演算力などスペック最強なので、魔術師の襲撃にあっても壊れません。
ただし、充電が切れると大変なことになるので気をつけて下さい。

一方「」バタリ

上条「あれ? おーい一方通行?」

一方「」グッタリ

上条「……、充電忘れてた」


再充電


一方「ぶっはァアアアア!!!!!!! 死ぬかと思ったぜェ!!!!!」

上条「あー、ごめんごめん」

一方「おいコラ三下ァ! テメェ何充電忘れてンですかァ!?
   愉快なオブジェになりてェのか血ィ抜いてMoMAに展示すンぞあァン!?
   あと人前で充電すンなっつったろォが!!」

上条「おー、悪い悪い」ポンポン

一方「頭なでんなキメェンだよ!!//」キシャーゴパァ

上条「うわ、暴れんなよコード抜けるって! 暴風起こさないで!!
   つか電池切れより頭なでるほうが怒るって何なんだよ」

一方「fwpqlm殺kshg」フー

上条「うわ黒い翼出てきた、何これ怖い!」


充電切れ&隠しコマンド「照れ隠し」または「激怒」で黒翼モードです。
622 :とあるド○モの一方通行 7/12 [sage]:2010/08/05(木) 23:56:24.44 ID:TNetEJYo
携帯なのでいろいろ見守ります

一方「青ピからメール来てンぞ」

青ピ『今日の論争、ボクはあきらめてへんで!このサイトを見ればカミやんも赤バニーの魅力に気づくハズ!!!!http://〜osusume.erosaito/』

上条「…おお……」ピッ カチカチ

一方「へーェ、バニー物。バニーさンねえ。こういうの好きなンかよ。
  『ああン、しっぽフサフサしちゃだめェ』って、えっ!?このしっぽ天然モンかよ!?」エエー!?

上条「…何この羞恥プレイorz」

一方「あン? 何? こンなので勃つのかよ三下くゥン」pgr

上条「もうお前朗読とかやめて! 上条さんそっちの属性ないけど一瞬ドキっとするから!」

一方「」

上条「」

一方「…うるせェよ根性なし。バニー見ねェンなら寝ろ」プイッ

623 :とあるド○モの一方通行 8/12 [sage]:2010/08/05(木) 23:57:24.89 ID:TNetEJYo
アラーム機能

アラームのデフォルトはバイブレータ設定になっています。

一方「おい、起きろ三下」ユサユサ(軽くゆする(弱))

上条「んー、もうちょっと…」

一方「おーきーろーってンだろォ」ゲシゲシ(もやしキック(中))

上条「ぐっ、でも布団越しだとそんな痛くない……」

一方「オイコラァ! 起きやがれこのクソ野郎がァ!!」グリゴゴゴゴゴ(電気あンま(強))


上条「―――――! グ、がぁぁああああ!!! やめ、ぎゃあああ!! 起きる、起きます、起きさせて下さいーっ!!!」


の順でお知らせします。
男としての今後の機能に支障が出るかもしれないので、さっさと起きたほうがいい。

624 :とあるド○モの一方通行 9/12 [sage]:2010/08/05(木) 23:58:36.67 ID:TNetEJYo
落としても安心、現在地お知らせ機能

青ピ「カミやん、どしたん?」

上条「携帯落とした、かも。悪い、ちょっと携帯貸して」ピッ

prrrrr(着信音1)

一方「青ピか。『留守番電話サァビスに接続しま…』」

上条『あ、一方通行? 俺俺!』

一方「なンだ、オマエかよ」

上条『ごめん、はぐれた! 今どこ?』

一方「今? 公園のベンチにいンよ。例の自販のそばンとこ」

上条『わかった、今行く!』ピッ
625 :とあるド○モの一方通行 10/12 [sage]:2010/08/05(木) 23:59:33.25 ID:TNetEJYo
3時間後

一方「…今行くっつったのに来ねェし……」

一方「雨降ってきたし」チッ

一方「ったく、なーにやってンでーすかァー」

一方「…取りに、来ないかも、な。三下」

一方(怖いとか言われたし、こっちもずっと三下呼ばわりしてンし)
一方(やっぱり、もっと平凡で普通な機種のほうがいいのかもしれねェ)
一方(こンなスペックばっか高くても、コミュニケーションの役に立たねェ携帯じゃ、携帯の意味ねェよ)

一方「……、」



上条「一方通行!」バシャッ



一方「……っ、さっさと取りに来いよクソボケ!!」
626 :とあるド○モの一方通行 11/12 [sage saga]:2010/08/06(金) 00:03:19.66 ID:TW68FBQo
上条「濡れちゃったな、ごめん」ワシワシフキフキ

一方「…別にィ。俺、防水だし。ンなことより、なンで遅くなった。あと拭くンじゃねェ」

上条「話すと長くなりまして…。あと、防水でも拭く」ワシワシ

一方「話せ。つか離せ」

上条「まず、リードの取れたチワワに追いかけられた。傍目には微笑ましい光景だったみたいで周りの人笑ってた」

一方「そンで?」

上条「次にビリビリに遭遇して、なんでチワワごときに追われてるんだって怒られて」

一方「それから?」

上条「捲いたと思ったら、御坂のストーカーやってる知り合いに『彼女に追いかけられるなんて羨ま憎たらしい』って泣かれて」

一方「そンな知り合いブッ殺すか顔の皮剥げ」

上条「約束忘れてないからってなだめて帰らせたら、今度はそいつのストーカーらしい女の子に『貴様、奴について知っていることを吐け』って詰め寄られて」

一方「まだあンのかよ」

上条「そうこうするうちに雨降ってきたから、コンビニで傘買ったら穴開いてて交換しに戻ったりとか、いろいろあったのですよー、いろいろ」はぁ

一方「……オマエ、つくづくアレだなァ」

上条「あはは、不幸だよなー。じゃ、帰ろうぜ」

一方「……、」

上条「……、どうした?」

一方「…お前の携帯、俺でいいのかよ」

上条「あの、さ。俺、不幸体質だからすぐ騒動に巻き込まれるし、物落とすし壊れるし。
   携帯も2カ月持てばいいほうで。
   正直、こんなに長く同じ機種持てたの初めてなんだよな。


   だから、お前じゃなきゃ困るなあ」


一方「…なら、置いてくンじゃねェよ……オラさっさと連れてけ」
627 :とあるド○モの一方通行 12/12 [sage]:2010/08/06(金) 00:07:31.98 ID:TW68FBQo
おまけ

打ち止め「さいたー、さいたー、チューリップーのはーなーがー♪」

美琴「あ、初春さんからメールだ」ピッ

黒子「お姉さまの着メロがすっかり童謡ばかりになっていますの……」

美琴「だってかわいいんだもん!」

キャッキャウフフ

上条「……なあ、着メロ入れても」

一方「却下」

上条「そんな即断しなくてもいいだろ! かわいくないのでいいから!」

一方「着信音5『冒険の書が消えた時の音』でも使ってろ。そンで着信するたびに絶望しろ」デンデンデンデンデンデンデンデンデーンデー

上条「……着信音1でいいです」


おわる。
以上、いろんな意味で最強のときめき携帯です。
元ネタCMの謙さんカエラの2携帯がかわいすぎたせいで、変な空気が漂ってしまった。サーセン。
628 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 00:10:05.34 ID:9WhorWMo


打ち止め携帯の話も見たいぜ!
629 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 00:21:37.88 ID:rGEk9Soo
なんて可愛い一方さんなんだ
これは間違いなく百合子さんだ
630 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/06(金) 00:35:34.15 ID:PsGFaIAO
これBL風入るからって読まないの勿体無いな! 上の言う通り、百合子に変換して読むと良いかも。
百合子がダメ派?(゜凵K)シラネ
※今後、打ち止め携帯と一緒の時のみ着メロを(ボソボソと)奏でます。

上条「実用性ないよな……微笑ましいけど」
631 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 00:52:23.80 ID:AWgjUQAO
メインプランとか何気に細かいな
確かにあのCMかわいかった

機種変したいぜ!乙!
632 :in my memory 0/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:02:24.69 ID:kgmoZYwo
 また少し(?)借りさせて頂きます。
 六スレ目、in my memory -past-の続きです。

 一応注意書き。
 ・本作品は本編と明らかなる矛盾点を含んでいます。(インデックス関係)
 そんなわけで、以下本文です。

 見ていない方は↓
 ttp://asagikk.blog113.fc2.com/blog-entry-1614.html
633 :in my memory 1/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:02:58.97 ID:kgmoZYwo
 スキルアウト。
 普通の人がそう聞けば、きっとバッドや鉄パイプを持った不良を思い浮かべるだろうがそれは違う。
 大義的には、学園都市の能力者の半分以上を占める無能力者がたむろっていればそれはもうスキルアウトとして扱われる。
 恐らく、上条当麻、土御門元春、青髪ピアスが三人でバカ騒ぎして歩いていても同類と思われるだろう。
 だがしかし、ここにいる彼らはそんな大義的なスキルアウトと同じではない。
 弱いものに襲いかかり、時には能力者にすら牙を剥ける正しく不良のスキルアウト。

「でさ、それで前歯折れてやがんの」

「マジでかよーやんなぁお前」

 少しばかり喧嘩慣れしている人にケンカ通りを尋ねると、行かない方がいいと言われる。
 それは彼らのような人々がいるためで、よほどの高能力でないと危険だからだ。

「それじゃー、次は俺の武勇伝をだな」

「まぁまてよ、お前が語っちまったら俺のなんて屁にしか思えねぇだろうが」

「レベル3ですら不意打ちでヤる奴が何いってんだよ」

 そう言って彼らは醜く笑いあう。
 一般人にしてみれば恐怖の対称でしかないわけだが、生憎とここには彼らと、その同類しかいない。
 此処に来るのは、偶然迷い込んだ人か、或いは。

「ねぇ、そこの。すこし、いい?」

「……あぁ?誰だテメェ」

「俺達が誰だかわかって話しかけてんのか?」

「……よく見れば上玉じゃねぇか。なんだ、わざわざ俺達に、」

「跪け」

 次の瞬間、彼らは何かされたわけでもないのに、地面に頭をぶつけていた。
 何が起こったのかわからない。起き上がろうとしても起き上がれない。
 正体不明の攻撃に打ち震える彼らに、彼女の足音が迫る。

 そう。
 此処に来るのは、偶然迷い込んだ人か、或いは彼女のような。

「さて、それじゃあ今日で準備を終わらせましょうか」

 何かしらの目的を持った人物だけだ。
634 :in my memory 2/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:03:40.09 ID:kgmoZYwo
「だぁぁぁああああっ!不幸だ――っ!!」

 とある高校に、世にも不幸な高校生の悲鳴が響き渡る。
 その原因は至って解明。弁当箱の中身がひっくり返ってしまっているからだ。
 どうしてそのような事態になったのかというと、それも簡単だ。
 いつものお馬鹿デルタフォースがやらかした、というだけの話。
 デルタフォースといっても、上条は何ら関与してないところで、とばっちり、もとい流れ弾をうけただけなのだが。

「……すまん、カミやん。マジですまん」

「なにか分ける……っていっても、俺らはもう食っちまったしにゃー……」

 重大な要因である土御門と青髪ピアスは土下座し、なにか打開策を捻ろうとするが一向に出てこない。
 上条の腹に入った弁当は、およそ三分の一。思春期の男子にはとても足りない量だ。
 今から食堂や購買に行ったところで、もう何も残ってはいないだろう。

「うぅ……こうなったら、この落ちたのを拾って食べるしか……」

「やめなさい貴様ッ!!」

 上条が落ちた弁当を手にとった瞬間、後頭部に強烈な一撃が飛んできた。
 ぐほっ、と勢いで溢れた弁当に顔を突っ込みそうになるが、ギリギリで耐える。
 その一撃を入れたのは、委員長には目がない(別に委員長をしている男子が好きというわけではない)吹寄制理だった。
 ぴしっ、と指を突きつけて弾圧的に言う。

「床に落ちたものを食べるはやめなさい、上条当麻!」

「そんなこといったって吹寄センセ、だったらわたくし上条当麻は一体何を食べればいいんでせう!?少ししか食べてないでお腹ペコペコなのです!!」

「そんな貴様にはこれをやるわ」

 ガサッ、と彼女は手に持っていた鞄からなにかをとりだし、上条に投げつけた。
 上条は反射的に受け取り、袋に書いてある文字を読み上げる。

「えっと、何々……『口にするだけで脳の節々が活性化して演算が飛躍的スムーズになるパン』……ってなんじゃこりゃ!?しかも見るからに身体に悪そうな緑色!?」

「つべこべ言わずにさっさと食べなさい!お腹空いてるんでしょう!?」

 吹寄はそういうが、上条は必死に首を横に振る。
635 :in my memory 3/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:04:18.73 ID:kgmoZYwo
「嫌だね!こんなもん食ったら絶対身体に変化起きるだろーが!」

「なっ!?貴様、私が持ってるパンにケチつけるつも」

「待って」

 上条と吹寄の間で口喧嘩が発生しそうになった瞬間、間に一人の女子生徒が割り込んだ。
 この教室では、デルタフォース、吹寄制理、そして小萌先生を除くとそれなりに行動力のある生徒は一人しか残らない。
 即ち、姫神秋沙。
 彼女は吹寄に背を向けて、上条と同じ視線に合わせる。
 そして、一つの箱――お弁当箱をとりだした。

「上条くん。私のお弁当とそのパン。交換してもらえる?」

「え、構わないというか寧ろ願ったりだけど……いいのか?」

「構わない。それよりも。私もお弁当もう半分食べたけど。それでもいい?」

「全然大丈夫だ姫神、いや姫神様!すげぇ助かった!!」

「……それほどでも。ない」

 答えるが、彼女の顔は少しばかり赤く染まっている。
 そして、吹寄の見ている前で緑色の怪しいパンと姫神の残りの弁当が交換された。
 そこでようやく吹寄も我に返ったのか、上条ではなく姫神にいう。

「ひ、姫神さん!それは私が上条当麻にあげたものだから、わざわざ交換しなくても」

「上条くんも。パンよりはご飯を食べたいはずだから。」

 ぐぅ、と吹寄としては何よりも緑色の毒々しいパンを上条に食べさせたかったらしく、歯噛みした。
 対して姫神は少し誇らしそうにそのパンを開けて口に含んでいた。味はなんともないらしく、普通に食べている。
 そんな様子を見て、周りの生徒からは色々な憶測が舞い交わされる。

「もしかして、対カミジョー属性を持っている吹寄がパンをあげた理由って……?」

「姫神さんはそれを見抜いて自分の弁当をあげた……?」

「邪魔するのと同時に、自分の弁当を食べてもらってポイントアップ……!?」

「あー!それなら私がやればよかった!」

「いや、アンタ弁当だけとコンビニでしょ。そもそも、上条くん競争率高すぎだし……」

 ざわ……ざわ……とさんざめく教室内。
 そんな中、幸せそうに姫神の弁当を食べる上条当麻。
 今日も教室はいつもどおりだった。
636 :in my memory 4/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:05:03.32 ID:kgmoZYwo
 時は巡って放課後。
 上条は姫神に『今度なにかおごるから』と言い(教室内の生徒は『まさかここまで見越して!?』とどよめいた)、帰る用意をしていた。
 そんな中、上条に土御門と青髪ピアスが近づく。

「カミやーん、ゲーセンいこうぜい」

「今日弁当こぼしてもうたし、少しぐらいならおごるでー」

「あー、すまん。今日は冷蔵庫に何もないから、スーパーいかなきゃいけないんだ」

 えー、と二人の文句がユニゾンした。

「ま、しゃーないな。とりあえず、途中まで一緒やしはよ行こうや」

「おう」

 上条は答えると残った荷物を素早く纏めて鞄を背負う。
 別れの挨拶をしてくるクラスメイト達に同じくそれを返しながら、彼らは学校を出る。


「そーいえば、二人とも知ってるかにゃー」

 道すがら、土御門がそう切り出す。
 上条と青髪ピアスは当然のごとく何が?と聞き返す。

「最近、ケンカ通りで女の子が無双してるらしいんだぜい」

 ケンカ通り、というのは専ら彼らのような多少ケンカなれしている人達の間の通称。
 スキルアウトが多く、喧嘩が耐えないことからそう呼ばれている。
 しかし、彼らはその喧嘩通りに女の子がいるなどとはあまり聞いたことはない。

「そないな女の子って、きっと風紀委員のムキムキ女子生徒違うん?」

 だから青髪ピアスがそう聞き返すが、土御門はその微笑を崩さないまま首を振った。

「いやいや、噂ではそうでもなさそうなんだぜい。見るからにお嬢様然としてる女の子らしいにゃー……けど、誰も彼女を覚えている人はいない、という都市伝説」
637 :in my memory 5/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:05:44.07 ID:kgmoZYwo
「都市伝説かいな。……いや、しかしまぁ……都市伝説でも妖怪でも、可愛い子ならどんとこいって感じやね!!」

「そういう系の奴ってまず遭遇したら死なないか!?」

「ふっふっふ、甘いねカミやん。メリーさんだろうが口裂け女だろうがなんだろうが、ボクぁ可愛ければなんでも万事オーケーなんやで!」

「にゃー、カミやん。青ピには何を行っても無駄な気がするにゃー」

「いや、義妹に手を出してるお前に言われたくはないと思うんだが……」

「手を出してるっていっても、それは同意の上だぜい!!それに、俺は別に邪じゃなくて可愛い物を愛でる気持ちでだな!!」

「はいはい、結局つっちーは義妹でロリければなんでもええんやろ?」

「あったりまえだにゃー!!ロリこそが全て、ロリこそが正義!!エライ人にはそれが分からないんだぜい!!」

「おいちょっとお前表出ろ」

「おい青ピ、口調口調」

 自分から振っておいて、その通りの答えが返ってきて逆ギレする青髪ピアス。そんな彼らを上条が宥める。
 そんなこんなで学校の中となんらかわらない会話を繰り広げていると、何時の間にやら分かれ道までたどり着いていた。
 予定通りにスーパーとゲームセンターへと分かれるべく、別れの挨拶を交わす。
 そしてそのまま、互いに振り返ることなく目的地へと向かうはこびになった。

「今日は何するんだぜい?」

「んー、闘魂でええんやない?」

「そうだにゃー」

 上条と別れ、彼らもゲームセンターで何をするか、という話題に落ち着く。
 ちなみに闘魂というのは学園都市の外のゲームで、この古さがいい、と一部の生徒には有名なゲームだ。かくいう彼らもその一員である。
 じゃーとっとといくかー、という雰囲気になった直後。
 それは、突如訪れた。

「―――――――?」

 土御門と青髪ピアスは突然背後からかけられた声に振り返る。
 そこには、
638 :in my memory 6/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:06:18.58 ID:kgmoZYwo
 上条当麻は機嫌が良かった。
 その理由は、手にぶら下がった多量の食材から伺える。

「ふー、大漁大漁……今日は特に不幸もなし、インデックスに噛まれる心配もないな……っと、油断してるとすぐに貴重なタンパク源をおとしてしまう、慎重に帰らないと……」

 幸福があれば不幸もある。そんな苦労が身についている上条には余裕という言葉が辞書にはない。
 その袋を慎重ながらも素早く持ち帰る。具体的には手を固定したまま早歩きの状態。
 傍から見ればこれほど間抜けに見える歩き方もないだろうが上条にとっては死活問題なのだ。

「……しっかし、喉乾いた……飲み物買っておけばよかったな……」

 他の死活問題がある生徒や先生達とのタイムセールの奪い合い。それは一種の戦争だ。喉が乾くのも無理はない。
 上条はしばし考え、常盤台の少女とよく遭遇する自販機へと足を向かわせる。
 勿論彼はケリを入れてジュースを出したりすることはしない。彼がやったところで、警報装置が起動するのがオチだと思うからだ。
 以前に二千円札を飲まれたこともあるが、小銭なら大丈夫だろうと彼は思う。

「まぁ、この時間なら御坂もいないだろうし」

 そう考えた上条の予想通り、いつもつきまとってくるビリビリ中学生はいなかった。
 荷物をベンチに置いて小銭を投入し、適当なものを選んでボタンを押す。
 すると、仕組み通りにその飲み物が出てきた。
 上条的にはそれだけで感動できる。
 何も不幸がおきないで、普通に飲み物を買うことができるなんて。

「おぉ……今日の昼間は不幸だと思ってたけど、ちゃんと食材も買えたし、飲み物も出てきたし……今日はなんとなく幸せだな」

 言いながら、プルタブを開けて、一口。
 幸福な状態での飲み物は、また格別な気がした。

「さってと、じゃインデックスも待ってることですし、とっとと帰りましょうかねー」

 と、上条はそこで気付く。
 音が消えていることに。
639 :in my memory 7/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:06:50.06 ID:kgmoZYwo
 否、音はある。
 自販機の販売中を示す音、風に揺れる葉、飛行船からの声。
 しかし。
 そこに、人の話し声や車のエンジン音などといった、独特の音が聞こえてこなかった。
 それはいつか見たことのある光景。
 『今の上条当麻』が初めて『魔術師』と対峙した、正しくその情景――――!

「!」

 突如、ザッ、と靴と地面の擦れる音がした。
 それも、一つや二つではない。
 三つ、四つ、五つ六つ七つ八つ、九十十一十二十三十四十五十六――――――――
 爆発的に、そして四方八方から。
 その足音は上条を取り囲む。

「……っ、なんだお前ら……」

 上条は一目見てわかった。
 彼らは魔術師じゃない。学園都市の能力者だ、と。
 それも、仲間同士にも見えない。
 ピアスや髪を染めている見るからに不良や、制服をちゃんと着込んでいる中学生高校生、一回り大きい大学生に、白衣を纏った研究者。
 一貫性が見られない。上条はそう思った。
 だが、それでも一つだけ同一な点がある。それは、皆が皆、目が虚ろだということだ。
 しかし、上条のそんな感想などどうでもいいというように、彼らは一斉に上条へと迫る。

「っうぉ!?」

 ブンッ!と横薙ぎに振られた拳を反射的に下がって回避する。
 次に上条は一歩踏み出し、素早く足払い。
 迫ってきていた不良の男は力なく崩れた。
640 :in my memory 8/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:07:17.46 ID:kgmoZYwo
「え?」

 それをやった上条自身も驚く。
 あまりにも簡単に、例えるならそこらの草や葉を相手にしているようだったから。
 だが、それにほうけている暇はない。
 最初の男が倒れたのを皮切れに、次々と男女の分け目はなく彼に襲いかかってくるからだ。

「っと!?」

 上条は続いて振るわれた女生徒の拳を交わし、反撃するかどうか逡巡し。
 踵を返して逃げ出した。
 上条当麻の喧嘩の実力は、一対一なら余裕、一対二ならかろうじて、一対三なら迷わず逃げる。
 確かに相手は弱く、押した程度でも倒れそうな相手だが流石に多勢に無勢、分が悪い。
 それになによりも、考える時間が必要だった。

(何がどうなってやがるんだ!?)

 背に幾つもの足音を聞きながら、上条は戸惑ことしか出来ない。


 何が起きているのか未だにわからない、というのが今の現状だった。
 とりあえず町中……かどうかは分からないが、自分の知る世界がおかしな事になっているのは理解できる。

(新手の魔術師か……?)

 こんな大規模な事件を起こす相手といえば、まず魔術師。
 インデックス当たりに聞かれたら『それは偏見かも!』とか言われそうだな、と苦笑し、

「インデ……そうか、インデックス!?」

 思わず大声を上げてしまう。
 あっ、と口を塞いだ時にはもう遅い。
 突如として風の刃が車の陰に隠れている上条へと襲いかかった。
641 :in my memory 9/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:07:54.82 ID:kgmoZYwo
「くそっ!」

 車が破壊され、その切り口からどこから来たか判断。
 その『幻想殺し』を振るい、それを破壊したと確認し、一目散に逃げ出す。
 自販機の当たりからここにくるまでにわかったことは二つ。
 一つは第七学区全体でこの現象――自分という存在をあらゆる人間が狙う現象がおきている、ということ。
 二つ目は自販機付近とは異なり、街中の人間は自分の能力、或いは武器を駆使して攻撃してくるということ。
 付近の路地裏に逃げ込み、ポケットの携帯電話を取り出して番号を打つ。
 通話ボタンを襲うとした瞬間、ふと思う。
 『もし、インデックスも俺を狙うようになっていたら?』、と。
 そんなことを考え、上条は首を横に降った。

「……迷ってる暇は、ねぇか」

 通話ボタンを押し、それを耳に当てる。
 ぷるるるる、という機械的で一定な音が十回ほど繰り返された次の瞬間に、ガチャンとそれはとられた。

『ひゃ、ひゃいこちらかみじょーです!』

「遅い!」

 言って、安堵する。
 どうやらインデックスはこの正体不明の攻撃に巻き込まれてはいないようだ。それに、まだ攫われてもいない、ということは今回の狙いはインデックスではなく自分か、とも推測する。
 そんな上条の様子はいざしらず、インデックスは電話に向かって投げかける。

『その声はとうま!?私もうおなかすいたんだよ!それとも、またこもえのところに避難したほうがいいの!?』

「待て、インデックス!今は出るな!街中の雰囲気がおかしんだ!!」

 その言葉で上条の異変にも気が付いたのか、インデックスの声にも真剣味が帯びる。

『……どういうこと?魔術師に追われているの?』

 上条は逃げながら手早く、自分の置かれている状況と知る限りの情報を教える。
 だから何かこれを突破する心当たりがあれば教えてくれ、と。

『……死んだ人を操ることのできる術式はあるけど、生きた人を、それもそんな大規模なものになると私の中にある原典レベルだし……とうま、私も外に、』

「駄目だ!敵の数が多すぎる!お前を守りきれる自信がない!」

 それは、上条当麻にしては弱気な言葉だっただろう。
 しかしながら事実そのとおりだ。
 上条ですら、自分の身を守ることで精一杯だというのに、どうして他の人の身も守ることができようか。
642 :in my memory 10/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:08:29.26 ID:kgmoZYwo
 インデックスは少しだけ黙って、渋々といった様子でわかった、という。
 自分も、彼の力になりたい。何の力にもなれないなんて嫌だ。
 なぜならば、自分は彼に返しても返し切れないだけの恩があるのだから。
 けれど、自分が戦場に赴くことで彼の負担となるのならば――おとなしく、じっとしていよう。
 そう、彼女は考えた。
 しかし、最後に一つだけ、彼には言わなければならないことがある。
 いつもの何も言わずにどこかへ行き、そしていつの間にか何かを解決してくる彼へいわなければならないことが。

「……ちゃんと、帰ってきてね」

『……勿論。わかってる』

 そう言って、上条から電話が切られた。
 インデックスはツー、ツーと機械音を残す受話器をおく。
 それは、とても寂しげな姿で。
 主の変化に気が付いたスフィンクスは彼女の足元に鳴きながら擦り寄ってきた。

「ふふ、ありがとうスフィンクス」

 そんな従順な猫をインデックスは抱き上げる。
 スフィンクスは暴れも何もせずにただ彼女に抱かれた。

「……天に召します我らの神よ。どうか、とうまが無事に帰ってきますよう……」

 少女は願う。少年の無事を。
 彼には『幻想殺し』という神様の奇跡を打ち消してしまう右手がある。
 だから、仮にその神に願いが届いたとしても、彼には何の効果も見られないだろう。
 だとしても、彼女は願う。
 誰よりも、何よりも大事な人だから。
 少女は願う。少年の無事を。


 ――ただ、自分に迫る危機にも全く、これっぽっちも気づきすらしないで。
643 :in my memory 11/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:08:56.57 ID:kgmoZYwo
「……整理しよう」

 上条は深呼吸して、そう呟く。
 携帯電話のGPS機能を呼び起こし、辿ってきた道を表示させる。
 彼が今いるのは地下駐車場。車を使う人も操られているためか、全くと言っていいほどに人気はない。

「ここは一撃で倒れる程度だった。ここらの奴らが能力を使ってきて、ここは普通に路地裏の喧嘩レベルだ」

 上条は地図と実際の様子を照らし合わせて何かしらの法則を見つけ出そうとする。
 上条が行く先々、それぞれ人の反応は違った。
 彼が今呟いたとおり、場所によって難易度が分かれている。
 そして決定的な情報を、彼は握っている。

「……『幻想殺し』で触れたら、正気に戻った……」

 即ち、それは何らかの能力だということ。
 魔術師か、或いは超能力者か。インデックスが知らないとなれば超能力者の可能性が高いと睨んでいる。
 そして、能力的な法則からいくと、基本的に能力者を中心点とするならば、その中心点から離れれば離れるほど力は弱くなる。
 つまりそれは、操られている(だろう)人が強い方向にそれを操る張本人がいるということで。

「ここが中心か」

 トン、と一つの場所を指で押す。
 それは、彼らの間ではケンカ通りと呼ばれている場所。
 スキルアウト達が入り乱れる、無法地帯。
 
「こんなところに……?」

 上条は疑問に思う。
 なんでわざわざこんな危険な場所に陣取るのか、と。
 いやしかし、よく良く考えてみると人を操ることのできる能力を持つのだから問題はない。

「……そういえば、土御門が言ってたっけ……都市伝説で誰も見たことのない女子生徒がケンカ通りにいるって」

 適当に思い出し、頷く。
 おそらくはその女子生徒が犯人なのだろうと当たりをつけた。
 上条は携帯を閉じて、立ち上がる。

「……よし、いくか」

 自分がご指名ならば、こちらから出向いてやろう。
 上条当麻はその右手をきつく握りしめて駆け出す。
644 :in my memory 12/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:09:30.80 ID:kgmoZYwo
 少女は階段を歩く。
 あえてエレベーターは使わない。なぜなら、こちらの方が自分の歩いてきた道のりを実感できるから。

「……随分と、長い道のりだったなぁ」

 ふとその場所から下を眺め、思う。
 今は二、三階付近、下に見える景色はそう遠くない。
 しかし、彼女には見えている。
 今まで辿ってきた、その道が。

「……もうすぐ、もうすぐだよ」

 たん、たん、たん。
 それをきいている人がいれば、きっと何をそんな上機嫌だ、と思うほどの軽やかさ。
 だが、それを聞いている人はいない。
 彼女が全て、ここから払ったから。
 不意に、少女の顔に笑みが浮かんだ。
 それは今までただ一人の例外を除いて、誰も見たことがない年相当、いやそれ以下の笑顔。

「全部思い出したら、どんな顔するかな?どんなに喜んでくれるかな?」

 少女は自分が善だと信じて疑わない。
 当然だ。別れの寸前に約束をしたのだから。誓いを交わしたのだから。

 自分は『絶対、完璧に救いだす』と告げ。
 彼女は『待ってる』と期待を込めていってくれたのだから。

 少女は階段を歩く。
 今まで歩いてきた道を辿るかのように。

「もうすぐ、もうすぐだよ」

 少女は繰り返す。
 それが楽しみで仕方が無いというように。
645 :in my memory 13/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:10:08.91 ID:kgmoZYwo
「――うらっ!」

 ゴキン!と不良の顔面に上条の右手が突き刺さる。
 そのまま力が抜けるように地面に伏した彼を乗り越え、上条は駆ける。
 だが、一歩踏み出す前に土の槍が飛んでくる。

「っと!」

 裏拳で弾き飛ばし、次の攻撃が来る前に、ひと一人通るのが精一杯の細い路地裏へと逃げこむ。
 ひと一人しか通れないということは、逆に言えば一つしか攻撃が来ないということ。
 相手は上条のみを狙ってくるが、味方同士を傷つけることはないからだ。
 しかし、それにしてもやはり手数が多い。上条がいくら右手で触ればいいとはいっても、遠距離の攻撃を撃ち落としつつというのは限度がある。

「敵の数をどうにかしないことには、辿り着けない……!」

 だが、思いつかない。
 相手が移動するのはインプットされているように一定の場所を数人で巡回する時、あとは上条を見つけた時。
 この二つ以外で敵の数を減らすには、やはり右手を使うしかない。

「くそっ、もう目の前まで来てるってのに………………?」

『――――――――――――!!』

 叫び声が聞こえたと思ったら、ドゴン!と轟音が響く。
 上条は追いかけてくる女子生徒に右手で触れ、倒れた隙をついてダッシュする。
 この道は一本道、そして先程の音は抜けた先、大通りから聞こえてきた。
 徐々に大きくなる音と、そして微かにしか聞こえなかった声がようやく耳に入ってくる。

「ああもう、しつこいっての!どっから沸いてくんのよこの数は!?」

 ビリビリビリ――――!と周りから飛んでくる能力や駆け寄る無能力者達を無双する、その姿。
 上条当麻には、見覚えがある。いや、寧ろ一度見たら忘れられないだろう。
 常盤台中学が誇る、第三位の電撃姫。

「御坂!?」
646 :in my memory 14/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:10:34.41 ID:kgmoZYwo
 上条が名前を叫ぶと同時に、美琴はグルン!と首を上条の方へとすごい形相で向ける。
 が、彼を視認すると表情を一変させて慌てて言い繕う。

「あ、あああアンタ!?い、いやこれは別に無差別に襲ってるわけじゃないって言うか相手から襲いかかってきたから反撃してきたって言うか、」

 言いながらもバリバリ――と周りの人々に電撃を撒き散らす。
 上条はその反応を見て、なぜだかわからないが美琴は操られていない、と判断する。
 急いで駆け寄って、右手ではなく左手で彼女の手を掴み、

「御坂!協力してくれ!お前の力が必要なんだ!!」

「え、えぇ、ええぇえええ!?」

 美琴は上条の言葉に混乱する。
 こんなわけのわからない状況で、いきなり手を握られて、そして手助け要請。
 寧ろこれで事態を冷静に把握できて、混乱しない方がおかしい。

「頼む!お前だけが頼りなんだ!」

 鬼気迫る表情で上条は美琴に頭を下げる。
 混乱と相まって、それだけで美琴の頭はオーバーヒート寸前に追い込まれる。

(え、えぇ!?こいつが頼みごと!?それも私だけが頼り!?私、私だけ、私だけ――――――ッ!?)

「うぉあっ!?」

 ブンッ!と上条は掴んでいた腕ごと美琴の後ろに弾き飛ばされ、その衝撃で尻餅を付いた。
 逆鱗に触れましたか――!?と思って美琴を見ると予想外に美琴は顔に薄ら影を落としている。

「うふ、ふふふ、私だけ、私だけが、私だけが頼り……ふふ、ふふふふふふ」

(なんだか怖い感じになってますけど――――!?)

 上条は周りの様子も忘れ、美琴の変化に恐れ慄く。
 だが周りは彼らのことは忘れてくれないようで、上条を追ってきた奴らも元からここにいた人々も一斉に襲いかかってくる。
 普通に考えれば、上条も美琴も、この人の壁に押しつぶされてゲームオーバだろう。

 しかし。
 『超電磁砲』の異名は、その常識を軽々と打ち破る。
647 :in my memory 15/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:11:12.54 ID:kgmoZYwo
「だっしゃぁぁぁあああああああああああああああああああっっっ!!!」

 お嬢様とは思えない激声を発して、襲いかかってきた人々は放たれた電撃と、その余波で短くて数メートル、長くて十メートルは吹き飛ばされた。
 上条は目を丸くして、声もでない。
 これは本当に今まで簡単にあしらってきた、御坂美琴なのか?と。
 静かになった大通りで、彼女は静かに問い正す。

「……アンタ」

「はっはい!?なんでしょうか御坂サマ!?」

 必要以上に緊張した上条に、美琴は何か吹っ切れたようで、いつもは見せない優しい笑みで問いかける。

「アンタが向かおうとしていたところ、案内してくれない?」


「どらぁあぁああああああああああああっ!!」

 天下無双、一騎当千。
 そう例えるのが正しいに違いない。
 上条当麻はケンカ通りへの道を告げながら、こいつ生まれてくる時代を間違えたんじゃないか?と何度も思わざるを得なかった。

「さぁさぁさぁ、この美琴センセーに立てつくのはどこのどいつだぁああああああああっっ!!」

 同時に轟くのは、字の如く轟音。
 第三位の序列は伊達じゃない、上条が手を下すまでもなく、辺りの低能力者たちは吹き飛んでいく。

(……もしかして、このままボスまで倒しちゃうんじゃないか?)

 上条がそう思った刹那。
 美琴が突如立ち止まった。

「…………………」

「……御坂?どうしたんだ?」

 上条の問いかけに美琴は一言、短く答える。
 ただ、『いる』とだけ。
648 :in my memory 16/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:11:50.74 ID:kgmoZYwo
 瞬間。
 同一の制服――美琴が着ているのと同じ制服を纏った女子生徒達が、一斉に襲いかかってきた。
 風、水、土、火、或いは見えない攻撃。
 そのどれもが美琴には感じ取れるが、量が多すぎる。

「チッ!!」

 バチン!と八方に電撃の結界を張り、それに触れた瞬間、電気を外側に迸らせて撃墜する。
 しかし、攻撃には転じれない。
 それは同じ常盤台の生徒だから、ではない。
 同じ常盤台の生徒だからこそ、だ。
 いくら天下の『超電磁砲』とはいっても、高レベル者の集団には防戦一方しかない。

(――ってか、ウチの生徒まで操られてるとかどういう事よ……!?)

 美琴は疑問を抱くが、答えは帰ってくるはずがない。
 防戦一方の彼女を見かねたのか、それとも自分の出番がようやく来たと思ったのか、上条は美琴の横に並んだ。

「御坂!俺も加勢する!」

 正直言って、嫌だった。
 なんというか、一緒に戦ってくれるのは嬉しいのだけれども、操りを解くことでこいつに惚れる生徒が増えるんじゃないか、とか一瞬脳裏をよぎった。
 だから美琴は上条の言葉にこう返す。

「アンタは先行きなさい!この程度なら私は大丈夫だから、よくわかんない黒幕をぶっ潰してきなさい!!」

 言ってから思う。そういえば、自分はこの事件の真相を知らないなー、と。
 確かに聞いていない自分も悪いのだが、それくらい言ってくれたって……と複雑に思っていると、上条は少し周りを見渡した後、無言で頷いて能力の嵐の中へと駆けていった。
 それをフォローしながら、フツフツと今更ながら怒りが沸いてくる。
 結局、自分は話の外らしい。

「………………………………。」

 バリィ!!と一際大きな雷が美琴のすぐ横に落ちる。
 それは、美琴自身が呼んだ雷。
 意識のない、操られているはずの生徒も、その迫力に一歩退いたように思えた。

「……あー、もう、やってらんないっつーの」

 ボリボリと頭をかきつつ、美琴はぼやき、そして周りの生徒へと言葉を向ける。

「覚悟できてんでしょうね、アンタたち」

 防戦一方だったはずが、集団を蹂躙する反撃が始まった。
649 :in my memory 17/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:12:26.73 ID:kgmoZYwo
 ケンカ通り――――
 いつもはスキルアウトが四、五人はいるはずのそこに、今日は人気が全くなかった。
 それも当然だ。理由は言うまでもないだろう。

「………………」

 上条はそんな中を力強く踏みしめながら歩く。
 たん、たんといった単調な足音だけが閑静な、夕日が僅かに差し込む路地裏に通る。

「……早く済ませて、インデックスを安心させてやらねぇと……」

 インデックス。
 正式名称はIndex-Librorum-Prohibitorum。通称禁書目録。
 上条当麻は彼女がどうして自分のことを好いていて、一緒に暮らしているのかは知らない。
 なぜならば、その記憶がないからだ。
 その理由も知らない。いや、人伝には聞いている。ステイル、神裂の言葉を聞いた冥土帰しから。
 それを聞いたならば、インデックスがどうして自分を好きになってくれているのかは理解できる。
 それでも、それは自分ではない上条当麻の話だ。
 今の上条当麻のことではない。
 昔の、自分のことだ。

「それでも、やらなきゃいけねぇんだ」

 自分の知らない自分はインデックスがいなくなることを恐れていて。
 インデックスを悲しませるということを絶対にしてはいけないと願っている。
 だから自分は嘘をつき続ける。いつその嘘がバレないかと怯えながらも。

 上条はどうして今それを考えたのだろうと不思議に思った。
 しかし、どこか無意識でこのことを再確認することが重要だと思えたのだ。
 この目の前に積み重なる、ドラム缶の上に座る、一人の人間を相手にする前に。
 上条は見上げ、目を細めた。夕日が目に入ってうまくその相手を確認することができないためだ。
 風が小さく吹くと同時、その人物は手で自分を押し出して、一気に上条の前へと飛び降りた。

「な……」

 それを見た上条は目を疑う。
 高い場所から飛び降りて、怪我が何もなかったから、ではない。
 その人物が、自分の予想していた女子生徒から、あまりにも遠くはなれていた人物だったから。

「……やー、意外に早かったなぁカミやん」

 青髪ピアス。
 そこにいたのは、その人だった。
650 :in my memory 18/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:13:02.52 ID:kgmoZYwo
 上条は動揺する。
 どうして青髪ピアスがこんなところにいて、ボスを気取っているのか。

「……なんでお前が……」

「別におかしいことではないんやで?」

 青髪ピアスは両手を広げる。
 大仰に、演技掛けて。

「ほら、まず都市伝説。無双してる少女ーなんてなんでわかるんやろ。実際に目撃証言はないのに」

「それは、そもそもそんな少女はいなかったから。情報操作って恐ろしいもんやね。外見の証言を操作してまえば、簡単に騙されてくれるん」

 くっく、と青髪ピアスは笑う。
 とても愉快そうに。
 上条はその言葉を聞いても、まだ信じたくないのか、言葉を突きつける。

「っ……で、でもお前……俺達の高校は普通の学校だぞ!?今起きてるのは、レベル5でも起こせるかどうかっていうレベルの事件だ!お前にできねぇだろ!?」

「つっちーだって、そもそもカミやんだって普通の無能力者じゃないんやで?ボクも特別でもおかしくないやん」

 青髪ピアスは一歩、上条へと足を踏み出す。
 上条はそれに押されるように、一歩引いた。

「だっ、だったら、どうして今更……!?俺達入学してからずっと一緒だったじゃねぇか……!」

 そうだ。
 高校になってから、クラスが一緒になって、馬鹿騒ぎをはじめて。
 今まで音沙汰がなかったのはおかしい。上条はそう言っているのだ。

「はぁー、カミやんって結構阿呆やね。能力応用の分野なら落第ちゃうか?」

 それに対して、彼は呆れたように言い、

「何も、その記憶が真実だなんて限らないんやで?」
651 :in my memory 19/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:13:43.11 ID:kgmoZYwo
 は、と上条の喉から乾いた息が漏れた。
 その記憶が、真実とは限らない。
 青髪ピアスから発せられたその言葉が、酷く自分の心に絡みついたから。

「ほら、街中見ればわかると思うけど、ボクの能力は心理操作や」

「記憶を弄ることなんて簡単なんよ。それこそ、姿を変えたりして昔からそこにいたかのようにすることなんて」

「そもそも、カミやんがここまで辿り着いた道のりも全部『作り物』って言われても、カミやん自身否定はできないんやで?」

 もう上条に、彼を否定する言葉は残されては居なかった。
 上条は呆然と、立ち尽くす。
 当たり前ともいえよう。
 今まで本物だと思っていた自分の記憶が、いつの間にか書き換えられていたのだから。
 青髪ピアスはとても愉快そうに目を細める。

「……理由は、まぁカミやんの能力や。ボクの能力が効かない奴ぁ、よほど『自分だけの現実』が強いやつぐらいしかいないからなぁ」

「稀有な能力……遠距離からは無理やったけど、直接頭に触れれば……まぁなんとかなるやろ。優秀な手駒としてつかったるで?」

 ざっ、と砂埃が小さく舞った。
 僅かに放心状態になっていた上条は目を見開き、倒すべき相手を見据える。

「っ……させるかよ…………!」

 上条は拳を握りしめて、素人なりのファイティングポーズをとった。しかし、それは心もとない、焼けつき刃のようにも見えた。
 それをみて、青髪ピアスは唇の端を吊り上げて嘲笑する。

「それはどないかいな。カミやんに勝利することなんて、そないな簡単なことボクに出来ないわけ」

「あるんだにゃーそれが」

 そんな呑気な声がしたと同時。
 ドラム缶の影から現れたそれは、青髪ピアスの頭上に鉄パイプが振り下ろした。
652 :in my memory 20/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:14:17.34 ID:kgmoZYwo
 無論、為す術も無く青髪ピアスは膝から崩れ落ちる。先程までの凄みなど、まるで無いように消えていた。
 上条はそんな様子に驚き、そして現れたその姿に安堵する。
 今丁度倒れた彼と共にゲームセンターに行くと言っていた少年。

「土御門!」

 名を呼ばれた少年、土御門元春はいつもの猫顔を浮かべたまま笑いかけた。

「……カミやん。よくここまで辿り着いたにゃー……正直不可能だと思ってたぜい」

 土御門は上条を賞賛する。
 確かに、素人ならあの包囲網を抜けてここに来るのは普通不可能だと思うだろう。
 彼は自らがプロのスパイ故に、それがわかる。

「……お前は、操られてないのか……?」

「あー、土御門さんみたいな重要な機密を持ったスパイは、脳に幾つかの仕掛けしてあるんだぜい?そのせいで身体はボロボロだけどにゃー……」

 言った側から、土御門の姿勢が揺らいだ。
 上条は倒れそうになる土御門を支えようと慌てて駆け寄る。

「っ、大丈夫か!?……仕掛けってことは、魔術か……?」

「そうだにゃー……仕掛けるのは問題ないんだが、発動に自分の魔力を使うから体内は傷だらけだぜい」

 言って、彼は笑う。
 その程度でこの事件を解決できたのだから安いものだと。

「ってことは……土御門、青髪ピアスのことわかってたのか……?」

「あったりまえだぜい、この土御門元春、伊達にスパイなんかやってないにゃー」

 上条は簡単に言ってのける彼に感心した。自分ですら記憶を操られてしまったのに。

「え?」

 おかしい。
 今、自分は何に関心した?
 自分の記憶は操られたのに、土御門は操られていなかった。
 自分には、『幻想殺し』があるのに?

『遠距離からは無理やったけど、直接頭に触れれば……まぁなんとかなるやろ』

 そう脳裏を過るのは、青髪ピアスの言葉。
 それはまるで、自分に触れてはいないような物言いで。
 もしも。
 もしも前提として、上条の記憶が正常で土御門が自分は操られていないという様に記憶を操られていたとしたら――――?
653 :in my memory 21/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:14:56.19 ID:kgmoZYwo
「……カミやん、どうしたんだぜい?」

 土御門はいつもの表情で首を傾げる。
 それは、何ら変わりない、自分に自信を持っているという表情。
 そんな彼を見て、上条は確信する。

「……すまん、土御門。もし違ったら、学食一週間分奢ってやる」

「?なん……」

 そう言って、上条は。
 土御門元春の金髪つんつんヘアーへと。
 その『幻想殺し』を伸ばした――――


 パギン!と。
 聞きなれた、何かが崩壊する音が聞こえて。
 同時に土御門の目は、サングラスの下で驚きに見開かれた。

「っ……まさか…………!?」

 土御門は信じられないといった面持ちで自分の顔を抑える。
 本物だったのだ。操られたと思っていた、自らの記憶が。
 あらゆる異能を打ち消すその『幻想殺し』がそれを証明した。
 上条は彼の反応で理解した。
 青髪ピアスは、自分を狙った超能力者などではなくて、黒幕は別にいるのだ、と。
 そう理解し、恐らく黒幕の顔を見ているであろう土御門にも話を聞こうとした瞬間、思いもよらぬ名前が飛んでくる。

「禁書目録だ!」

 え?と、瞬間上条の思考が明後日の方向に飛んだ。
 そんな上条を覚醒させるように、土御門は彼の両肩をしっかりと掴む。
 間近でみた彼の顔は、心なしか焦りが浮かんでいるように思えた。

「よく聞け、カミやん!犯人は『心理掌握』!常盤台の『超電磁砲』以外のレベル5!まるで十徳ナイフのような能力を持つ心理操作系の最高位に立つ女だ!」

「なん……それがどうしてインデックスに繋がるんだよ!?お前と同じスパイだってのか!?」

「違う!カミやん、よく思い出せ!インデックスは、魔術サイドと繋がりのなかったお前でも知り合っただろう!なら、どうして『心理掌握』がインデックスを狙うかわかるだろう!?」

 上条当麻には、インデックスと出会った頃の記憶がない。
 だが、以前三沢塾に行ったとき、ステイルが言っていたような気がする。

『今年は君、二年前は僕、そして――――』

 それは、一体なんの話だっただろうか。
 そうだ。
 禁書目録の、パートナーだ。
654 :in my memory 22/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:15:39.11 ID:kgmoZYwo
「パートナー……」

 その答えに、土御門は無言で頷いた。

「あぁ……そこまで辿り着いたなら、あいつの狙いは誰だってわかる……」

 土御門は苦虫を噛み潰したかのように顔を歪ませ、続ける。

「禁書目録の、その十万三千冊の原典の消去、そしてパートナーだったころの自分を思い出させること」

 ギクリ、とした。
 上条はステイル・マグヌス、アウレオルス=イザードという過去のインデックスのパートナーを知っている。
 彼らは昔の上条当麻がインデックスを救ったが故に見向きもされなくなった。
 しかし、『心理掌握』はそれを取り返すことができる。
 そうしたならば上条は一体どうなってしまうだろう。
 自分の記憶を思い出してくれたのならば、今のパートナーとの記憶は邪魔なものに過ぎない。
 消される。
 そのことに、『上条当麻』は怯えていた。
 インデックスから見向きもされなくなることを。
 インデックスが離れていってしまうことを。

「っ…………!」

「……今まで動かなかったのは、きっと『心理掌握』じゃなかったから……アイツがここまで成長したのはここ二、三年のことだった……」

「今動いたってことは、準備が完了したというコトなんだろう……青ピが犯人のように見せかけたのも、俺と二人で解決したように思えたのも、全て時間稼ぎだ!」

「カミやん、走れ!」

 土御門は言う。
 今行かなければ、もう間にあわないだろう、と。
 上条は恐怖に震える膝を叩き、そして土御門の言葉に頷いた。

「……土御門は?」

「俺か?俺は――――」

 言った瞬間。
 周りから幾つもの気配が現れる。
 それは、やはり死んだ瞳をぎらつかせ、獲物を求める。

「こいつらの相手をしなくちゃいけないからにゃー」

 土御門は冷や汗を垂らす。
 流石にこの数では危ないと知っているからだろう。それでも助けを求めないのは、上条には行かなければならないところがあるから。
 上条は、すまん、とだけ言い残し。
 青髪ピアスが座っていたドラム缶を乗り越え、そしてすぐに姿が見えなくなった。
 ふぅ、と残された土御門は溜息を吐いて。数だけは多量にある操り人形にケンカを売る。

「……さぁーって、ショータイムのハジマリだぜい!」
655 :in my memory 23/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:16:14.55 ID:kgmoZYwo
「インデックス……!」

 怖い。
 怖い。
 怖い。

 上条は、白い少女を失うことが怖くてたまらない、
 今の自分が生まれた時からそこにいて。
 前の自分がその記憶を失ってまで助けた少女。

「……っ、そうだ、電話……!」

 まだ無事かどうか。
 それだけでも確かめたかった。
 土御門に言わせてみれば、その場にいるかもしれないから電話するのはやめろ、等といいそうだが。
 上条は自宅の番号を押して、通話ボタンをプッシュする。
 願う。
 まだ無事であることを。
 プルルルルルルル……プルルルルルルル…………
 その音が鳴るたびに、頼むから出てくれ、と切に求める。
 そして。
 がちゃ、と。
 その受話器が取られた瞬間、上条は思わず笑を浮かべていたことだろう。

 しかしながら。
 その幻想は、軽々しく打ち破られる。

『ハロー、上条当麻さん?』

 それは、全く聞き覚えのない声だった。
 自分の受話器に出たその少女は、何もいわない上条に続けて言う。

『遅かったわね?もう彼女は私の横で寝てるわよ。まだ弄ってはいないけれど』

「て、めぇ……テメェが、『心理掌握』か……!?」

 ひゅう、と電話の向こうで口笛が聞こえた。
656 :in my memory 24/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:17:07.88 ID:kgmoZYwo
『流石。まぁ教えたのはきっとあの金髪のお兄さんでしょうけど……それでも驚いたわ。それが『幻想殺し』の能力ってわけね』

『インデックスの『歩く教会』もなくて、どういう事かと思ってたけど……ふむ、貴方のお陰でインデックスの頭の中を紐解く面倒が薄れたわ。ありがとう』

 飄々とそう言ってのける彼女に、上条は怒りを覚えずにはいられない。
 走りながらも、携帯電話に向かって叫ぶ。

「ふざけんな!インデックスを何だと思ってやがる!!」

『私の昔馴染み、同時に無二の親友。そんな娘の記憶を取り戻そうと努力するのは、酷く当然のことだと思わない?』

 ぐっ、と上条は即答されたそれに押し黙る。
 それでも彼は止まらずにはいられない。
 それは、過去の上条当麻が願うことで、今の上条当麻が望むことであるから。

「それ、でも……インデックスは救われたんだ!なんでわざわざそれを奪うような真似をしやがるんだよ!?」

『……貴方には言いたいことが沢山あるけれど、電話口では言い切れ無いわ。とっとと帰っていらっしゃい、待っていてあげるから。早くしないと、待ちきれなくなって彼女の記憶を書き換えてしまうかもね?』

 くすくすくす、という耳に残る笑い声と共に電話は切れる。
 上条は悔しさと怒りで拳から血が出るほどにそれを握り締めた。

「くそっ、くそっ……!」

 舐められている。
 彼女の口調からは明らかにそれを感じた。

「インデックス…………」

 上条は少女の名前をもう一度呼ぶ。
 今度は無事を願うのではなく、救いを求めるかのように。
657 :in my memory 25/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:17:42.87 ID:kgmoZYwo
 ――その日に俺は死んで、そして生まれた。

 目が覚めた時、そこは真っ白な世界だった。
 純白のカーテンが風に揺れて、俺の頬を撫でる。
 薬品の匂いが微かにして、思わず眉を細める。
 『病院』。
 疾病や疾患に対し医療を提供し、病人を収容する施設のこと。
 そういった、知識はある。
 なのに、『どうして病院にいるんだろう』という記憶が、俺にはなかった。
 一時的なものだと思った。事故だとかそういったもので頭などをブツケたとき、記憶が混同して思い出せなくなることもある、ということを知っていた。

 けれど。
 神様の作った現実はそんなに優しくも暖かくもなかった。

 カエル顔の医者が入ってきた。
 医者は簡潔に、『君の記憶は脳細胞ごと死んだ』と言った。
 パソコンで言うならば、ハードディスクごと焼き切られた状態。
 一時的なものではない。
 この先ずっと、自分の記憶がもどることはない。
 医者は俺にどうしてそうなったのかを聞かせてくれた。その医者も人伝に――魔術師とかなのる胡散臭い連中に――聞いたことらしいが。
 自分の右手には『幻想殺し』などという神様の奇跡さえ殺せる力が宿っていること。
 その力を使って一人の少女を救ったこと。
 しかし、俺にそんなことを言われても全く身に覚えが無いのだから仕方がない。
 例えるなら、それは他人の日記をただ単純に聞かされただけにすぎない。
 だからやっぱり、記憶を失ったことは俺には関係がなくて。
 俺が考えるべきはこれからどうしようということだった。
 右も左も知らない世界、それでも『知識』だけは残っている頭。
 誰を信じて、誰を信じてはいけないのかもわからない。
 何も支えにするものがない、そんな日常で俺は生きていかなければならないのか、と思った。
 
 そんなことを考えていた時だった。
 こんこん、と二回ノックが鳴って、俺が返事をすると一歩遅れて、その人が入ってきたのは。

 ――白い、少女だった。

 いや、よく見ると違った。
 白いシスターの服に、なぜか銀色の安全ピンをとめている怪しい服装をした少女だった。
 ……それを除いたにしても、こんな可愛い女の子が俺を尋ねてくるはずがない。そう思って俺は、『病室を間違えてませんか?』と口にした。
 それだけで、少女はうつむいた。まるで、何かを堪えるかのように。
 俺が心配して声をかけると、『大丈夫だよ』と言って微かな笑みを浮かべた。
658 :in my memory 26/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:18:08.57 ID:kgmoZYwo
 その後、女の子は俺に質問をして来た。
 初めてであった時のこと。
 『歩く教会』なんてワケの分からないものを壊したこと。
 魔術師と戦ったこと。

 そして、少女は言うのだ。
 何も覚えていない俺に、小さな、小さな希望を込めて。

 ――インデックスは、とうまの事が大好きだったんだよ?

 その時点で、俺の中に何かが芽生えた。
 いや、芽生えたわけじゃない。きっと、『心』が覚えていたことを思い出しただけなのだろう。

 ――この子にだけは、泣いてほしくない。

 どういう感情かわからない。
 きっともう思い出すことも出来ない。
 頭の中には何も残っていないはずなのに、確かにそう思えた。
 だから、思わず言ってしまった。
 医者に読み聞かせてもらった、『上条当麻』をできるだけ忠実に再現して。

 ――なんつってな、引ーっかかったぁ! あっはっはーのはーっ!!

 はぇ……?と白い少女の動きが止まった。
 そうだ、これでいい。
 これからずっと彼女に嘘を付いていかないといけないにしても、これでよかった。

 新しい『上条当麻』は、彼女を泣かせないという支柱を手にいれたのだ。

 だから、記憶を変える、なんてことは絶対にさせない。
 インデックスを守るということは、俺にとって絶対のことであるから。
 それでも、もしもインデックスを俺から奪うっていうんだったら。

 俺は、その――――
659 :in my memory 27/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:18:40.83 ID:kgmoZYwo
 ガチャン、と扉が音を立てた。
 既に外はすっかりと暗くなっていて、星が瞬いている。
 そんな中で彼は帰宅した。
 否。帰宅とは名ばかりで、戦いに来たのだ。
 玄関をくぐり、暗い部屋の中、居間へと出る。
 真正面。
 月明かりが入る窓の真正面に、白い少女と常盤台の中学生はいた。
 一人は窓にもたれかかって、一人はもう一人の側に立ち。

「きたきた。待ちくたびれたわ」

 少女は口元に笑みを浮かべている。
 それはきっと、もはや確信しているからだろう。
 白い少女が自分の元に戻ってくるということを。

「……インデックスを、放せ」

 対して少年は冷静に自分の要求を告げる。
 彼にとっては何よりも誰よりも、それだけが大切なことだから。

「嫌。その理由はさっき説明したはずだけれど?」

「そんなのテメェのエゴじゃねぇか」

 上条は吐き捨てる。

「今の幸せを奪って、昔の幸せを押し付ける……そんなのテメェの自己満足以外になにがあるんだよ」

 『心理掌握』はつまらなそうに目を細めた。
 自分の髪の毛をくるくると弄りつつ、呆れたように答える。

「それは、貴方にだけはいわれたくなかったのだけれど」

 続けて、言う。
 上条の瞳をまっすぐに見つめ、そしてその奥深くの心理まで読み取るように。

「貴方、記憶喪失でしょう?そんな人にエゴだなんだっていわれても、そんなの綺麗事にしかきこえないわ」

 上条は息を飲んだ。
 先ほどの電話でインデックスの頭を少し覗いたような口ぶりだったが、それだけで上条が記憶喪失だと見抜いているだなんて。
 そんな上条の考えを読めないはずなのに彼女は言う。

「当然でしょう。いくら魔術的なものとはいえ、ダメージが伝わるのに数秒とかからないわよ」

「貴方、熱い薬缶を触ったことはあるでしょう?あれは脊髄反射だけれど、痛覚や衝撃というのはそれとほぼ同じ速さで伝わるわ」

「脳に辿り着く前に触って消す?不可能ね」
660 :in my memory 28/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:20:03.45 ID:kgmoZYwo
 『心理掌握』はやはり流暢に説明する。
 だからこその余裕。
 今まで騙し騙し暮らしていた貴方に比べたら私のやることなんてなんてことないでしょう、ということ。

「わかったなら、大人しくそこで見ていらっしゃい。インデックスの幸せは貴方の幸せ、でしょう?」

 くすくす、と。
 彼女は皮肉のように告げる。
 が、上条はそれにまるで屈しない。

「しらねぇよ」

 え?と『心理掌握』にしては彼の行動は予想外の行動だったのか、素頓狂な声をあげた。
 上条は繰り返す。今度はこちらの番だと言わんばかりに。

「しらねぇってんだよ!何がエゴだ、何が綺麗事だ!そんなもんあって当然じゃねぇか!!」

「俺がインデックスを騙している?それはエゴだ?ああそうだよ!俺はインデックスを騙している!」

「けど今の俺は、昔の俺は!インデックスを泣かせないって決めたんだ!守ってやるって決めたんだ!!」

「もしもそれがバレたとしても、インデックスが俺の元から去ったとしても!俺はインデックスを守り続ける!」

「インデックスがしつこいっていうんならもう二度と顔も見せない。それでも影から、インデックスがわからないうちに守ってやる!」

「俺を許すか許さないか、それを決めるのはお前じゃねぇ、インデックスだ!俺が頭を下げて背を見せるべきはお前じゃない!!」

「だからインデックスが俺じゃなくてお前がいいと言わない限り、俺はインデックスの盾になる!」

「お前だって、インデックスのパートナーだったんならわかるだろ!?」

「それでも、お前が俺の前に立ちはだかって、インデックスを付け狙うって言うんなら……俺は、その――――」

 二つの存在だった『上条当麻』は。
 インデックスを守るという、まさにこの瞬間に一つになった。


 ――――その幻想をぶち殺す!!
661 :in my memory 29/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:20:41.83 ID:kgmoZYwo
「、は」

 『心理掌握』は笑う。
 見たからだ。
 彼の心理を。
 彼の根底を。
 『幻想殺し』に塗れて見えないはずの心の奥底の支柱を。
 本当の『上条当麻』を。

「っ――――――――――!!」

 勝てない、と思った。
 記憶を失っていてインデックスを騙しているという点においては何も間違いはないというのに。
 だから直接戦うようなマネはしない。
 要は選ばせてしまえばいいのだ。彼女自身に。

「――――、な」

 上条当麻は瞬間、呆けた。
 『心理掌握』がすぐ側のインデックスに触れたから。

「インデックスの貴方に関する記憶を消してしまえば、貴方を思い出すことなんてない!そうなってしまえば、私の勝利は揺るがない!!」

 狂っている。
 しかし、正常だ。
 何かを追い求めるがあまり、人としての何かを失ってしまう。
 それは、アウレオルス=イザードによく似ていた。
 インデックスの無事を求めるがあまり、人の道を外させてしまおうというその思いの強さが、あまりにもよく似ていた。
 『心理掌握』の手がインデックスを確かめるかのように動く。

 瞬間。
 ゾクリ、と上条の背筋を何かが駆け巡った。
 それはインデックスを失う恐怖、ではない。
 もっと大事な、何かを思い出そうとしているかのような。

「やめろ!」

 咄嗟、上条は叫ぶ。それの正体がなんなのかもわからないまま。
 しかしこの状況で彼女が止めるはずもない。
 彼女はインデックスのそれに――――

「これを、纏めて消去してしまえば――――ッ!?」

 触れた。
662 :in my memory 30/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:21:17.09 ID:kgmoZYwo
 バギン!と『心理掌握』は勢い良く撃ち飛ばされた。
 それを丁度直線上にいた上条が受け止める。

「っ……一体、何が……」

「『首輪』……」

 上条当麻は思い出す。
 それは記憶ではなく、知識。
 インデックスの『首輪』。
 禁書目録管理、また彼女の頭の中の十万三千冊を守るために作られた『自動書記』と連動する敵性撃退機関。
 それは、上条当麻が破壊したはずのモノ。

「ジジ……警告、第五章第一節……Index-Librorum-Prohibitorum――――禁書目録、のジジザ……『首、輪』。……再起ジジジジザザザザザザザザ」

 やはり、既に壊れている。
 それでも。
 インデックスの目の中の真紅の魔法陣は消え去らない。
 一度起動したそれは、破壊するまで留まるところをしらない。

「『首輪』……侵入者、『上条当麻』の存在……をザザ、確認。『竜王の殺息』を……ジジジ再構築……します」

「な、なに、これ……インデックス…………?」

 『心理掌握』は上条の腕の中ということも忘れてインデックスを畏怖の眼で見る。
 それは、彼女の知らないインデックスだ。
 いつも笑顔で、人々を幸せにして、でも食い意地が張っていて。
 そのインデックスじゃない、教会のインデックスだ。
 ビギン、とインデックスの眼前に亀裂が走る。二つの魔法陣の接点を中心に、得体の知れない何かが四方八方に駆け抜けていく。

「下がれっ!」

「きゃっ!?」

 刹那。
 上条が『心理掌握』を自分の背後へと追いやったと同時。
 ゴッ!と亀裂より光の柱が飛び出した。
 上条は一度受けたことがあるように、反射的にそれを右手で抑え留める。
663 :in my memory 31/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:21:58.01 ID:kgmoZYwo
 『竜王の殺息』。
 十万三千冊を駆使して行われる、物量も質も違う全てが『必殺』の威力を持つ魔術。
 その光の柱だけではなく、それ自体が撃ちぬき引き裂いたもの全ても、『竜王の吐息』と同義である『一撃』の純白の羽となる。

 上条の知識が絶対的な危機を告げる。
 十万三千種類の必殺。その圧倒的な量に上条の身体はジリジリと後ろへと引き摺られる。

「ぐっ……!」

 このままでは、負ける。
 頭では分かっていても右手を外すことなど出来はしない。もししてしまったら、一秒と満たずに記憶だけならず今度こそ絶命してしまうだろう。
 上条は知らない。以前は神裂火織、ステイル・マグヌスがその場にいた事を。
 あの二人の協力あってしての勝利だったということを。

「手を伸ばせば届く距離にいるってのに……!」

 上条が奥歯をかみしめた瞬間。
 奥の亀裂が僅かに、揺らいだ。

「……え?」

 しかし瞬き一つでその揺らぎは何事もなかったかのように元に戻っている。
 インデックスは相変わらず、碧眼ではなく真紅の瞳で上条を、上条『だけ』を捉えていた。
 原因となったのは、自分のすぐ後ろにいる『心理掌握』だというのに。

(――もしかすると)

 『首輪』の能力は完全ではない。
 どうして破壊したはずのそれが起動したのかはわからないが、壊れたものが以前と同じく機能するはずがない。
 繰り返すが、上条に記憶はないが、知識はある。
 『首輪』の自動防衛機能。それは、インデックスの危機に直面した時に発動する二重三重の結界。
 その結界は『幻想殺し』によって破壊された。それは後からあの医者より聞いた話だ。
 だとすると。
 今のインデックスの『首輪』の機能は、『幻想殺し』ではなくとも操作でき、消去できるのではないだろうか。
 例えば。
 『心理掌握』でも。
664 :in my memory 32/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:22:34.58 ID:kgmoZYwo
「力を……貸してくれ」

 えっ、と『心理掌握』は唖然と見ていた光景からようやく上条に視線を変えた。
 上条は振り向かない。振り向く余裕もない。

「インデックスの『首輪』、あの能力自体を今度こそ完全に消去する!けど、俺の右手はこれを抑えるのに精一杯なんだ、アイツの元にたどり着けない!」

「お前の力が必要だ!今インデックスを助けられるのはお前しかいない!」

 『心理掌握』は動かない。
 バチン、と上条の右手の爪が弾き飛び、血が吹き出す。
 『心理掌握』は動かない。
 なぜなら彼女は既に敗北してしまっているから。インデックスの記憶をあの一瞬で消去できなかった時点で負けてしまっているから。

「私には……救えない」

 自分はヒーローにはなれなかった。
 本物のヒーローは目の前にいる少年だ。
 記憶を失って、もう何も理由がないのにインデックスに尽くすこの少年だ。
 間違っても自分ではない。
 ヒーローではない自分に、インデックスは救えない。
 いくらこの少年が助けて欲しいと、お前の力が必要だと言ってくれても、自分にはとてもそうとは思えない――――

「ふざけんな!」

 上条は叫ぶ。
 そんなものは幻想だと。

「ヒーローだヒーローでないなんて関係あんのかよ!?ヒーローじゃなきゃ人は救えないっていうのかよ!?」

「だったらテメェはヒーローが現れるまで大人しくヒロインの危機を見逃すって言うのか!?自分の最も大切な人を守らないっていうのか!?」

「違うだろ!!お前だってたった一人の少女を助けるためにその位置にまで上り詰めたんじゃねぇのかよ!!」

「ヒロインを助けたかったんだろ!?主人公になりたかったんだろ!?」

「だったらお前の物語は始まってすらいねぇ!主人公を求める物語じゃなくて、主人公になる物語は!」

「インデックスの『首輪』は破壊したと思っていた。けれど、こうして機能が残っていた。きっと今発動しなかったとしても、いつかは発動した!」

「来たんだよ、主人公になれるチャンスが!ヒロインを救う機会が!!」

「それでも無理だって言うんならそれでもいい。出来るかどうかはわからないけどお前の分まで背負って、全部救ってやる」

「……お前が選べよ」

「他人に任せるのか、それとも俺の手を借りてヒロインを救うのか!」

「傲慢だろうがなんだろうが、お前自身が自信をもって胸を張れるものを選んでみろよ!!」
665 :in my memory 33/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:23:15.73 ID:kgmoZYwo
 ゴギン、と上条の手が不自然な方向に曲がった。
 折れたと思う前に左手で無理にその右手を抑える。
 上条は諦めない。
 ここで諦めてはいけない。
 偉そうに語っておいて、自分が先に投げ出すことは許されない。

「さぁ、手を伸ばせば届くんだ」

 上条当麻は『心理掌握』に手を差し伸べる。
 ヒーローになる準備は出来たか?と。

「いい加減始めようぜ、『心理掌握』!!」

 同時。
 常盤台の少女は『竜王の殺息』を避けるように低く飛び出した。
 向かう先は白く、しかし赤く煌めく少女。
 どういう理由かわからないが、今の彼女には上条当麻しか眼に入っていない。
 だからこそ彼女が自由に動くことができる。
 彼女は回りこむようにしてインデックスの横に並びたち、再び手を彼女の頭に晒した。

(――――記憶の底まで掴みとる)

 『心理掌握』は見る。
 一年という節約から解き放たれた幸せな彼女の記憶を。
 無尽蔵に並ぶ十万三千冊の本を。
 そして。
 それらの記憶に絡みつくように張り巡らされている霊装を。

(これか――――)

 恐らく、先程これに触れてしまったのだ。
 上条当麻との記憶を消すのに必死で、この蔦のような鎖に気付いていなかったから。
 皮肉だ、と思った。
 ヒロインを救うことになる原因が、自分自身だなんて。
666 :in my memory 34/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:24:00.12 ID:kgmoZYwo
「ぐ、ぐぐぐぐぐ……っ!!」

 上条の腕が、足が、身体が悲鳴をあげる。
 限界を超えて抑え続けている右手はもはやボロボロだ。
 ただそれを持ち上げるだけで激痛が走る。
 それでも彼は諦めない。
 たった一人の少女を救うと交わしたから。

 『心理掌握』はふとそんな彼を見た。
 そして、やはり思う。

(やっぱり――敵わないね)

 記憶の隅々にまで張り巡らされている『首輪』。
 彼女はそれを一気に抜き去るように消去した。
 確認はしない。
 それはどこかの記憶を消してしまったかもしれないという懸念がないからではない。
 彼女がどうして『心理掌握』と呼ばれているか。
 そして『心理掌握』の名前に掛けて。
 自分の精神が余程乱れていない限り、記憶のことに関して失敗はしないと言い切れるから。

「ジジザ……Index-Li、brorum-Prohibitorum……の『首輪』、を、はジガガ再生不可、能――――」

 亀裂が入った時よりもそれが消えるのすら突然だった。
 音すら消えた。
 ゴウッ、と吹き抜けたのは恐らく余波のようなものだろう。
 やや遅れて、白い少女は死んだように倒れ、『心理掌握』は慌てて彼女を抱きしめた。
 温かい、人の体温が染みる。

「……インデックス」

 『竜王の殺息』が消えたことでようやく自由になった上条はゆったりとした様子で二人に近寄る。
 すやすやと寝息を立てる少女に上条は軽く微笑んだ。
 そして、もはや今は使い物にならない右手でインデックスの頬を軽く撫でて――

 心身ともにボロボロだった上条当麻は意識を失った。
667 :in my memory 35/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:24:43.27 ID:kgmoZYwo
「どうでもいいですけど、先輩って無茶しすぎですよね。インデックスだけじゃなくて他にも色々と助けすぎです」

 上条は耳にタコが出来るかと思った。
 彼の側にいるのはちゃんと身なりを整えた『心理掌握』。とはいっても、上条にはどこがどう違うのか見分けがつかないが。
 そんな彼女のいう『どうでもいいこと』は既に言われるのが四度目にもなる。
 はぁ、と上条はこれ見よがしに大きくため息を吐いた。

「ってか、どうしてお前はここに入り浸っているかということを上条さんは聞きたい」

 入院してから既に三日。
 目が覚めて最初に顔を見たのも彼女だし、顔をあわせてそうそう節操がないことを責められた。
 『心理掌握』は少しばかり上条から視線を外して、泳いでいる白いカーテンを見る。

「私のせいですから。自分が悪いということの責任ぐらいはとります。あ、先輩の入院費も払いますよ、念のため」

「……中学生に入院費を払わせる高校生って……いや、ありがたいけどさ……」

 上条はがっくりと項垂れた。高校生として、男としての甲斐性が全くない少年だった。
 『心理掌握』は少しばかり呆れたように鼻息を吐くが、その顔は多少綻んでいるようにも見える。
 彼女はどこか色々と心境が変わったのか、上条の事を『先輩』と呼ぶようになり、同時に敬語で接するようになった。
 常盤台の生徒が見たらきっとその変化に驚くだろう。学校ではまだ相変わらずらしいが。

「……で、今日はどの記憶について詳しく聞かせていただきましょうか」

「勘弁してくれ……そもそも人の記憶を勝手に覗くとか悪趣味極まりないだろう……」

「入院初日から『超電磁砲』が来たら誰でも不審に思いますよ」

 これも目覚めてすぐに聞かされたことだが、どうやら上条が寝ている間に美琴が来ていたらしい。
 一応彼女は操られていなかったし当事者ではないけれども協力者という形だった為に来てもおかしくなかったのだが。

「まさか、先輩がインデックスだけじゃなくて文庫本にしたら二十冊を超えるほど人助けをしているだなんて……」

「おいその具体的な数字どこから出てきた」

 『心理掌握』はリンゴの皮を向いてみたりトランプをしてみたり、適度に暇つぶしをしてくれた。
 病院生活でいくら暇になることは慣れているとはいえ、暇潰できることほどありがたいことはないので素直にうけいてたが……
 今更ながら気になることが一つだけあった。

「お前、学校は?」

「そんなもの『居る』と誤認させてしまえばどうにでもなりますよ」

 どうやら、彼女はお嬢様のくせに結構不良らしい。
668 :in my memory 36/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:25:15.05 ID:kgmoZYwo
「……さて、と。今日はそろそろ帰ります」

 その後も適当に駄べりながら過ごし、時計が三時半を指すと同時に彼女は席をたつ。
 上条は荷物をまとめる彼女を見つめつつ、尋ねた。

「……やっぱり、インデックスには会わないのか?」

「私にはあの子に合わせる顔がありませんから。酷い事をしようとしました。大切な思い出を……奪おうとしました」

 上条の問に対し、『心理掌握』は少しばかり俯きながら答える。
 少女は自分の罪に対して、罰を受けているつもりなのだ。

「思い出を奪おうとした、か……」

 上条は繰り返し、

「でもさ、やっぱり俺はインデックスと会ってもいいんじゃないかな、って思うな」

 自分の考えを告げた。
 やはり少女は呆ける。彼は何を言っているんだ、と。大切な物を奪おうとしたんだぞ、と。
 上条はそんな彼女の考えをわかった上で続けた。

「お前がいくら過去に何をしててもさ、それは新しい思い出を作っちゃいけないっていう理由にはならないんじゃないか?」

「俺が記憶を失ったとしても、インデックスを守ると誓っているように、さ」

 上条当麻は記憶喪失だ。
 彼には罪がある。前の上条当麻のふりをしてインデックスと一緒にいるという。
 だからといって、彼女を好いてはいけないわけではない。罪の意識に苛まれるかもしれないが、その権利がないわけではない。

「だからさ、会っても――思い出を作っても、いいんじゃないかな」

「先輩……」

 上条の言葉に、『心理掌握』は立ち止まった。
 本当にいいのか。自分は罪を赦されてもいいのか。
 その眼はそう問いかけているようにも思えた。
669 :in my memory 37/37 [saga]:2010/08/06(金) 12:25:53.64 ID:kgmoZYwo
 と、その瞬間。
 ガラッ、と勢い良くドアが解き放たれた。

「とうまとうまとうま!病院内の売店にスイカ味のポテトチップスが売ってたんだよ!アレ欲しいかも!」

「入ってきてそうそう食べ物のことかよチクショウ!俺のことなんかどうでもいいんですかねインデックスさんは!?」

 インデックスが入ってくると同時の叫びに思わず上条も全力で突っ込む。
 とーう、とインデックスはベッドの上に飛び込んで、上条に抱きついた。

「大丈夫だよ、ちゃんとわけてあげるかも」

「あー、俺がわけるんじゃないとこあたりはちゃっかりしてるな……」

 ガックシ、と上条が肩を落とし、インデックスはそれを見て満面の笑みを浮かべる。
 同時、ようやくインデックスは『心理掌握』がいることに気が付いた。入り口からでは影でみえなかったのだろう。
 慌てて上条の上から飛び降り、彼女の前に仁王立つ。
 まるで、初めて見る転校生を見定めるかのように。

「貴女は、だれ?短髪と同じ制服だね?」

 白い少女は首を傾げ、問う。
 今まで見たことのない少女に対して訊ねる。
 『心理掌握』は思わず上条を見た。
 彼は頷く。言外に告げる。『行け』と。
 彼女はそれにほんの小さく、よく観察していないとわからないぐらいの角度で頷いた。

「ねぇ、インデックス」

「あれ?どうして私の名前を知ってるの?」

 『心理掌握』は彼女の名前を呼び、微笑みかける。
 その戸惑う反応すら愛しそうに。
 そして、とても幸せそうに。

「私の名前はね――――――」

 きっと。
 少女と彼女の思い出はここから始まる。




 fin.
670 :in my memory 37/37 あとがき [saga]:2010/08/06(金) 12:26:42.35 ID:kgmoZYwo
 おしまいです。中途半端に長かった……
 ラストの『心理掌握』の名前を言うシーンはインデックスの『インデックスって言うんだよ』みたいな感じで。
 『首輪』については本編で書いたとおり、上条さんが破壊したのは全てではなく、少しインデックスの中に残っていて『心理掌握』が触れて超再起動した、という形です。
 そんなわけでおしまい。
 past→now→futureとかで夢想してみたりしたけど、続きません。多分。
 では、見てくださった方々、超ありがとうございました!
671 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/06(金) 12:29:40.40 ID:ocJZCPg0
乙なんだけどおいこら
>past→now→future
この一行を読んじまったからには続きが見たくなるだろうが
期待させた罰として続きを執筆し早々に投下してください
672 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 12:35:39.46 ID:9WhorWMo


このまま心理掌握が上条さんと仲良くなると、美琴と心理掌握の学内抗争編とかにつながりそうな気がだな
673 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 12:42:00.45 ID:bHi2Ut6o
674 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 12:51:04.51 ID:2X1CZjco
超乙


このまま心理掌握とのギャグパートへ突入するんですよね?ね?
675 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 12:55:52.01 ID:vX8IXQgo
心理掌握と超電磁砲との三角関係ですね
676 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/06(金) 12:58:26.03 ID:KzcoqPQ0
乙乙

続き書いてほしい
具体的に言うとだな
インデックスと心理掌握の絡みとか、上条さんとのフラグとか、姫神に弁当のお礼する後日談とかだなぁ
特に最後の重要だよ立てたイベントフラグは折るか回収するかしないとだめなんだよ
677 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 13:03:50.62 ID:CT72rV6o
あとがきが微妙に絹旗っぽい。
678 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/06(金) 13:17:03.66 ID:kgmoZYwo
 え、何この続きかけみたいな空気。
 残念ですが、心理掌握の名前など問題あるのでちょっと厳しいです……
 あと、書いてたらキリがなくなるっていうのが一点と、他のを書きたいっていうのが一点。
 そんなわけで、その……超ごめんなさい。
 もし時間が余ったら忘れた頃に投下するかもです。

 あと、>>676
 貴方は姫神が好きなだけでしょうwwwwww
679 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 15:36:11.53 ID:ps9DLds0
おお総合スレの長いやつはあまり読まなかったんだがさらさら読めた!
めっちゃおもしろかった。超乙
680 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 19:52:12.56 ID:rKGgoa60
>>627
BLかよ、とスルーしかけたが読まないのもったいないコメントで読んでみた
なんだこの気持ち……きゅんとしたぞこのやろうw
百合子じゃなくてもOKだった

>>678
心理掌握ものの続きktkr!
また書いてくれるとうれしい 乙!
681 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 20:16:39.70 ID:vX8IXQgo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1281006619/
682 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 20:22:38.19 ID:FA84fN2o
建てたのか
683 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 20:43:54.60 ID:wAA4HfY0
21巻のせいで俺の書き溜めてきたSSに修正不可能なレベルの矛盾が生じちまった……
不幸だ
684 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 20:47:04.43 ID:m/qSd6ko
まだ正式の発売日もとい解禁日はまだ先……。
21巻についてまだ話題には出来ない――

つまりさっさと投下すれば既成事実になるって事だよHやくTうかしろBーム!!
685 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 20:47:45.81 ID:V1eQAAAo
>>683
21巻の公式発売日は8月10日なので9日までに書き上げればおk
686 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 20:50:30.79 ID:9WhorWMo
ネタバレ解禁は11日午前零時だからあと99時間以内に投下すればおk

既に俺は21巻読了前提でのSSを書き進めている
687 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 20:50:43.93 ID:VQu/Qvco
>>685
テンプレくらい読めよ
688 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 21:03:41.45 ID:jB.krIY0
軍覇主役で書きためてるけど資料あるのに性格把握できねェ

689 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/06(金) 21:23:35.45 ID:PsGFaIAO
ギャグとシリアスのメリハリを付けやすい良いキャラだと思うけど、書き辛いって言う人は多いな
690 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 21:25:15.61 ID:jB.krIY0
>>689
どうしてもシリアス度合いが濃くなっちゃって劣化上条さんみたいになるのよね
暗部関連の描写とかこれから掘り下げられそうだし
だが頑張る
691 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 21:26:29.05 ID:/m1iEu2o
21巻って8月5日に出てるんじゃないのか?
近所には普通に積んであったが……
692 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 21:27:27.19 ID:rs14LEoo
書きにくいけど愛でカバー。一人でニヤニヤしながらカプ物書いてる自分キメエ

成田偽典読んでからバッカーノのアイザックをちょっと意識しながら書いてる自分は異端な気がする
693 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 21:47:49.89 ID:.r/7Ttc0
>>681
あり?宣伝されとる?
694 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/06(金) 21:48:28.32 ID:rKGgoa6o
>>683
・○巻時点でのネタです
・よって誰々は××ではありません
・Aが生きてる設定です

いろいろ便利な注意書きを活用すればいいと思う。
原作の進行で食い違いが発生するのは週刊連載ジャンルではよくあるから、誰も気にしない。
書いちゃえ!

21巻5回目読みに戻る。すでに付箋だらけになってて自分でもキモイ。
695 :☆「たまにはマーガレットとか買ってみようかな」 [sage saga]:2010/08/07(土) 00:02:43.64 ID:Ec4WaIw0

☆「ふむ」

☆「おい、電話(♂)」

電話(スピーカー)「なんですか?理事長」

☆「寂しい。」

電話(スピーカー)「そうですか。死ね!」ガチャン

☆「…切られたか。だがそれもまた一興…」

☆「おい、電話(♂)ー」

電話(スピーカー)「うるせえなんだよこれだからさびしんぼおじさんは嫌なんだ…おっと、すみません地が出ました。なんですか?理事長」

☆「…さびしんぼおじさん…」

電話(スピーカー)「すみません地が出ました。で、なんですか?理事長」

☆「だから、寂しいと言っている」

電話(スピーカー)「おや? 死ねと言ったはずですが…」

☆「心底不思議そうな声で聞き返すのはやめてくれないか」

電話(スピーカー)「理事長お年ですし、聞き取りづらかったのかと思いましてね」

☆「ピッチピチだから心配せんでいい。それより、連れてきて欲しい人物が居る」

電話(スピーカー)「ほう。また暗部で遊ぶんですか? 学園都市チキチキ宝物探し大会は歯牙にもかけられずスルーされたというのに」

☆「いや、あれは私が悪かった。今では反省している。さすがに、この広い学園都市で私のコンタクトレンズ(右)を探してこいというのは無理があった」

電話(スピーカー)「全員にそっぽ向かれてましたもんね」

☆「だから次はもう少し楽しい企画を…ってそれは置いておいてだな」

電話(スピーカー)「連れてきて欲しい人物とは?」

☆「うむ。 人物…いや、天使といったほうがふさわしいな」
696 :☆「たまにはマーガレットとか買ってみようかな」 [sage saga]:2010/08/07(土) 00:03:15.80 ID:Ec4WaIw0
電話(スピーカー)「エイワスさんならうちで小龍包貪り食ってますけど」

☆「ちょっ!? 私の守護天使またそんなことやってんの!? 最近見かけないと思ったら、また一人でいいもの食べてんの!? マジ信じられないんですけど!」

電話(スピーカー)「エイワスさーん。理事長からですよ」

エイワス(スピーカー)「おっふ! おらエイワフ! げんきかアエイフハー! ホフホフ」

☆「食ってから喋れやあああああっ!!!」

エイワス(スピーカー)「ごっくん。 いやいやしかし小龍包とはかくも美味たるものなのだな。うむ。これは旨い。口の中やけどしちゃった。イテテだよー」

☆「幸せの痛みですねわかります! とりあえず殴らせろ!」

エイワス(スピーカー)「だが断る。 それよりもアレイスター、私に何の用だ?」

☆「別にお前に用なんざねーよ! とアレイスターは吐き捨てます。 電話(♂)が勝手に勘違いしただけですしおすし! とアレイスターは寿司食いてぇ」

エイワス(スピーカー)「寿司(笑)。 時価(笑)。 ウニイクラ大トロしか頼まない嫌な客だったなお前は」

☆「黙れ黒歴史晒すな私の守護天使のくせにこいつちっとも私を守護しようとしない! もう!」

電話(スピーカー)「ほらエイワスさんはやく食べちゃってくださいよ」

エイワス(スピーカー)「む、すまない。 このアホと話している間に美味しいご飯が冷めてしまうところだった」

☆「もういいよお前は…」

電話(スピーカー)「私ももういいですよね? 切りますよ?」

☆「駄目。お前には用がある! 天使連れてこいっつったろーが!」

電話(スピーカー)「だから天使ってエイワスさんのことじゃないんですか? ワガママもいい加減にしないと溶液にテトロドトキシン撒きますよ」

☆「確実に殺しに来た! いや、天使といえばエイワスじゃなくて、もっと可愛くて美人で巨乳メガネがいるだろう」

電話(スピーカー)「誰それ。妄想の中の恋人?」

☆「お前とことん私のこと愚弄するの好きだなオイ」

エイワス(スピーカー)「ああ、ヒューズカザキリのほほはなモグモグ」

☆「食いながら話すなムカツクから! というわけで電話(♂)、早めにあの癒し系ドジっ子巨乳メガネを連れてくるがいい」

電話(スピーカー)「それをすることで私に何のメリットが?」

☆「私が退屈しのぎにお前に電話する回数が減る」

電話(スピーカー)「Oh!! そいつぁ最高だぜ! オーケー任せろ、暗部使って速攻見つけてきてやんよ! ヒャッハー!」ブツン

☆「…そんなに私からの電話が嫌なのか…」
697 :☆「たまにはマーガレットとか買ってみようかな」 [sage saga]:2010/08/07(土) 00:04:10.04 ID:Ec4WaIw0


〜街〜

シスコン「天使ッィィイイイ!天使さああああああん!居ませんかああああっ!!できればぁあっぁぁぁ、メイド服を着用していてくれるとやる気が出るんだがにゃああああっ!」

イケメンアステカ魔術師「ああすみませんそこのお嬢さん、このあたりで天使をみかけませんでした? …いえ天使は本当にいるんですって、ちょっ、通報しないで!」

ショタコン「ねえボク、天使みかけなかった? やーね、おねえさんは天使じゃないわよ。天使みたいに可愛いけどね!」

ロリコン「天使…天使ってのはどォいうもンを差すンだ…? 第二位? …だめだアイツ今冷蔵庫だしそもそもアレイスターの糞野郎のとこにいるじゃねェか…
     ってことは、天使ってもう打ち止めしかいなくね? やべえ宇宙の心理に辿り着いちまった…学会に発表するしかねェ!」

心理定規「天使ねぇ。 天使ってのは、誰かの心のなかにいるペガサスのことを意味しているのかもしれないわね。 ちょっと心の鏡をのぞかせなさいよ」

ていとうこ「おいおいマジかよ。 おれを差し置いて天使がいるだと? まじで? ちょっと天使の振る舞いについて教示願ってくる」

スパムギ「天使なんかじゃない…」

鯖缶「結局天使なんて御伽話なわけよ」

りこうたん「天使の電波…」

さいあい「超めんどくさいです。超やってられないで超。でも天使が本当にいるなら、超会ってみたいです!」

旗男「え、天使を探してるって? はは、そんなに天使に会いたいなら俺に付いて来いよ。 …天国を見せてやるよ。俺のエンジェル」

禁書さん「天使? それは神の力とか、そういう類の天使のこと? それとも、この街にいるわたしの友達のことなのかな。 変なことするなら通報するんだよ!?」

698 :☆「たまにはマーガレットとか買ってみようかな」 [sage saga]:2010/08/07(土) 00:04:42.79 ID:Ec4WaIw0

〜ビル〜

☆「見つかったかね」

電話(スピーカー)「いえなんというか、街がカオスに陥ったのを見ておずおずと名乗りでてくれました。こちら、天使さんです」

風斬「…あ、あの、どうも」

エイワス「ヒューズ・カザキリ。ひさしいな」

風斬「黙れよ、私はヒューズ・カザキリじゃなくて か ざ き り ひょ う か。 間違ってんじゃねーよこのズルズルが」

エイワス「…ズルズルっていわれた…」

風斬「ズルズルだろ、服も手足も髪もズルズル引きずってなんなの? 何回私の名前間違えたら気が済むんですかこのやろー。 ひょうかちゃんって呼べって言ってんだろ!」

エイワス「ご、ごめんね氷華ちゃん」

風斬「ううん、わ、私も言い過ぎちゃったから…ごめんなさい、エイワスさん。 それで、私に用事って…あ、あの、なんなんですか…?」

☆「……(思ってた天使とちょっと違うぞ)」

☆「私の話し相手になってもらいたい。 寂しい」

風斬「寝言は、寝て言えって格言があるんですけど、あ、あのぅ。 あなたは昔の人だから、しらないのかもしれません、ね! えへへ…」

☆「…なるほど毒舌じゃねーの…」

風斬「じゃ、じゃあおはなししましょうか。 えと‥なんのお話をしたらいいんですか? あ、そうだ、昔ヨーロッパに住んでいたって伝説の、「愚かなクロウリー」のお話でも」

☆「なるほど毒舌じゃねーのっ!!」クゥッ

風斬「だ、駄目でしたか!? あああのあのあの、ごごごめんなさい! 思ったとおりわがままな人なんですね! ええっと、それじゃあ仕方ないから、「サルでも判る日本語」でも朗読しましょうか…?」

☆「私ちゃんと日本語喋れてるよね!?」

風斬「え? よくきこえない」

☆「だああああああああああああっ!!!!」

エイワス「氷華ちゃんかっこいい…」

電話(スピーカー)「すげぇ天使△…」
699 :☆「たまにはマーガレットとか買ってみようかな」 [sage saga]:2010/08/07(土) 00:05:17.87 ID:Ec4WaIw0

☆「も、もういい! やっぱり私はこれからも引きこもって生きる! 寂しくなんかないし! ネットあるし! 人の私生活とかマジうけるしー!!」

エイワス「おいおい、そう落ち込むなよ。私が居るだろ? おまえの守護天使たるこのエイワスが…」

☆「え、エイワス…!」

エイワス「私たちは一蓮托生。そう決めたのはお前のはずだ。な?」

☆「う、うん! そうだよねエイワス!」

エイワス「ああそうとも! ともに過ごした苦難の日々は夢なんかじゃない…」

☆「絆を育むための」

エイワス「最高の」


エイワス ☆ 「「 リアルだ 」」




終わり


☆「でもなんで私の守護天使になろうとおもったんだ?」

エイワス「お前からかうと面白いから」

☆「」

風斬「おふたりともすげー面白いですね! 思わずヒューズりかけましたよ」

電話(♂)(つい最後まで聞いちゃったんだけどこれうっかり録音しちゃった。あーうっかりうっかり…)
700 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/07(土) 00:06:33.39 ID:Ec4WaIw0
またしてもオチが…
誰も居なさそうなのでおじゃましました
☆が好きです。
701 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 00:19:26.21 ID:Xq/F97Q0
どう見てもマダオです本当にありがとうございました
702 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 00:41:33.94 ID:S7joWgDO
暗部組織のドラゴンってどうなってんだろ。これからロシアで科学と魔術が交錯するんだろうけどその間にもう一回くらい暗部編有りそう
その時は垣根の復活や心理掌握、第六位、削板とかのレベル5メンバーをぎゅいんぎゅいん動かして欲しい
703 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 00:43:39.20 ID:onRbssoo
ドラゴンってのは組織名じゃなくてエイワスのことじゃなかったっけ?
704 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 00:46:54.91 ID:4KltqUco
常盤台に通ってる心理掌握は暗部に所属してるとは限らんだろ
705 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/07(土) 01:01:09.80 ID:U6tU8kw0
サマーウォーズ観終わった!風呂にも入った!そんでヘタ錬工房も書き終わった!

でも禁書21巻は買う予定が全くない!ふしぎ!

だもんで今から投下します、が、その前に注意がひとつふたつ

若干長いです、あと何をトチ狂ったのかバトル展開入れてます、そしてそこだけ地の文入ってます

そして多分文法とかめっちゃくちゃです、つか、地の文っつーんだろうかこれ?わからん
まあいいや、はじめて、だったから……

なんでまあ、ご指摘ご指南ございましたら、遠慮無く言っていただければ幸いです

もちろん単純におもしろくねーよとかでもお願いします、死にたくなって喜びます

でもまあ結局、俺の勝手なオナニーなんで、無視するのが一番なんじゃないかな

投下します
706 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜1 [saga]:2010/08/07(土) 01:02:35.33 ID:U6tU8kw0
アウレ「快然、今日は休みだったのでこないだミサカとした約束通り、セブンスミストやその他諸々に行ってきた」

ミサカ「お洋服を結構な数買いました、とミサカはホクホク顔です」

インデックちゅ「ご飯もいっぱい食べたんだよ!」

アウレ「当然、また私の財布は空になったがな…、まあそれはいい、問題は……」

ミサカ「はい、今現在、私たちはアトリエの前にいるわけですが、アトリエ内部から人間の反応がするのです、とミサカは緊張感をはらみつつ状況説明をします」

アウレ「愁然、せっかく楽しい休日を過ごしてきたというのに、気分が台無しではないか……」

インデックちゅ「警備員に連絡ちゅる?」

アウレ「否然、これ以上面倒を負うのはゴメンだ、まあ『倒れ伏せ』、『すべて忘れろ』、『帰れ』、『(盗まれたものとか)元に戻れ』のコンボで問題ないだろう」

ミサカ「…前々から思ってましたが、お父さんって存在自体が結構なチートですよね、とミサカは尊敬半分呆れ半分の発言をします」

アウレ「ふふふ、そう思うかミサk」

インデックちゅ「でもヘタレだから丁度プラマイゼロなんだよ」

アウレ「」ズーン

インデックちゅ「ほら、こういう所が」

ミサカ「……お父さん……」

アウレ「……が、俄然、気を取り直そう!扉を開ける前に『倒れ伏せ』の命令をかける!ミサカ、扉の開閉を頼む!」

ミサカ「おっと合点承知の助!とミサカは扉に手をかけます」

アウレ「それでは…、『倒れ伏せ、侵入者共』!!」

ガン!!

???「いってェ!なンだァ!?」

アウレ「猛然、かかった!!」
707 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜2 [saga]:2010/08/07(土) 01:03:26.87 ID:U6tU8kw0
ガチャ

アウレ「冷然、人の留守中に勝手に入り込むとは……、見下げ果てたやつ!この私が成敗してくれるわ!」

インデックちゅ「なんでちょっと時代劇調なんだよ……、って、ちょっと待って!?」

一方「あーいってェ、なンだったンだ今の……、一瞬、体がクッソ重くなったンですけどォー……、って、お前ら……?」

アウレ「(……な、愕然、私の黄金錬成を受けて、立ち上がっているだと……?)」

ミサカ「(……この男……!)」

一方「……緑髪のオールバックにィ、『超電磁砲』のクローンとォ……、えらくちっこいなンだかわかンない奴……、話通りだなァ、お前らがここの住人ってわけですかァ?」

アウレ「……憤然!空き巣め、前もってウチの家族構成を調べ上げているとは!!」

一方「……空き巣ゥ?おいおい、勘違いすンなよ?俺は急ぎで依頼したい仕事があったンでェ、ちょっくら留守中にお邪魔させて頂いただけですゥ。
   ……まァ、外で待つのもヤだったから勝手にあがらせてもらいましたけどねェ?ぎゃは」

アウレ「貴様…!!」

ミサカ「待ってくださいお父さん! その男は危険です!」

アウレ「……なに?この男を知っているのかミサカ!!」

ミサカ「ええ、今の気持ち悪いァィゥェォン口調……、まるでモヤシのように貧弱な体躯……、滲み出る厨二臭……、データと完全に一致! 間違いありません!
    この男こそ、学園都市第一位にして、『絶対能力進化実験』の中核……、『一方通行』です! とミサカは断言します!!」

インデックちゅ「じゃ、じゃあこの男が例の実験で……、って……」

一方「」ズーン

インデックちゅ「……なんかヘコんでるんだよ」

ミサカ「ええと、もしかして今のモヤシ呼ばわりが効いた?とミサカは心当たりを探します」

アウレ「呆然、……まあなんだ、コーヒーでも飲むか?」
708 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜2.5 [saga]:2010/08/07(土) 01:05:25.19 ID:U6tU8kw0
やっべ訂正
アウレ「呆然、……まあなんだ、コーヒーでも飲むか?」

一方「……うン」
709 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜3 [saga]:2010/08/07(土) 01:06:03.76 ID:U6tU8kw0
一方「コーヒーうめェ」

アウレ「唖然、もう機嫌よくなってやがる。……で、なんの用だ、急な依頼とはいえ、休日に押しかけられるのは流石に困るのだが」

一方「オイオイ、オマエそれが客に対する態度かァ?ちょォっと傷つくぜェ?」

インデックちゅ「世間一般では、留守中に勝手に鍵を開けて家に入ってくる奴を客とは呼ばないんだよ!」

ミサカ「全くです、せっかくお買い物から帰ってきていい気分だったのに、このモヤシのせいで最悪の気分ですよ、とミサカはさらに追い込みをかけます」

一方「ぐ……、わ、悪かったよォ……」

アウレ「厳然、お前らもちょっと黙れ、私としてもさっさと依頼を聞いて、さっさと帰ってもらいたいのだ」

一方「お前らァ!しまいにゃ泣くぞォ!?」

アウレ「黙れモヤシ、さっさと依頼言え」

インデックちゅ「帰れ」

ミサカ「死ね」

一方「ぐぬぬゥ……、……依頼ってのはァ、そこのクローンをもう一人つくって欲しいってェ事だ」

ミサカ「!!!」

一方「……勘違いすンなよ、あンなクソ実験、たち消えになったンなら俺だってやりたくねェよ」

アウレ「……ならば、何故?」

一方「決まってンだろ?打ち止めとのフラグも実験とともに折れちまったンでなァ、まあ実験はやりたかねェが、打ち止めのいない世界も耐えられねェってこった」

アウレ「……は?」

一方「あ、そうだ、言い忘れてたわ、そこのやつよりも若く作ってくれよなァ?中学生はババァだからな、10才前後だなァ、もち、性格は原作準拠で頼む」

ミサカ「」

インデックちゅ「」

一方「報酬ならたンまり出せるぜェ、まぁ打ち止めとのキャッキャウフフは金なンぞでは買えないもンなンだが……」

アウレ「『帰れ、全部忘れろ、二度と来んな』」

一方「お邪魔しましたァ〜」
710 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜4 [saga]:2010/08/07(土) 01:06:43.20 ID:U6tU8kw0
バタン

インデックちゅ「……GJなんだよ、アウレオルちゅ」

アウレ「……脱然、頭いってえ……」

ミサカ「お父さーん、あのセロリはともかく、ミサカも妹が欲しいです、とミサカは空気を読まずにおねだりします」

アウレ「……すまないミサカ、今の私にはボケに突っ込む気力が……」

バタン!!

一方「って帰るわけねェだろうがクソッタレェェェ!!!」

アウレ「んな!?がががが愕然、私の黄金錬成が効いていないだと!?」

一方「そりゃァコッチの台詞だァ!俺の『反射』が一時でも適応されないだとォ!?お陰で脳内の打ち止めが綺麗サッパリ居なくなるとこだったじゃねェか!!」

インデックちゅ「……これは、アレだね、原作でいうヴォジャノーイの水の槍と似た感じの現象なんだよ」

ミサカ「解説GJ、とミサカは惜しみない賞賛をインデックちゅに送ります」

一方「と・も・か・くゥ!さっさと打ち止め出せやこの野郎ォ!!」

アウレ「当然!貴様のようなロリコンの所にみすみす幼女を差し出せるか!!」

一方「ンだとォ!?こうなったら実力行使だ!泣きわめいて自分からヤラせてくださいっておねだりするまで痛めつけてやっからよォ!!」

アウレ「……泰然、やってみろ、出来るものならな」

一方「……上等ォ」

ミサカ「え、何この流れ、とミサカは……」

 ……ミサカは、それ以上言葉を続けることができなかった。

 その瞬間、アウレオルスと一方通行から、名状しがたい殺気が噴出したからである。
711 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜5 [saga]:2010/08/07(土) 01:07:31.20 ID:U6tU8kw0
ゆるりとした動きで、アウレオルスが懐より細い鍼を取り出し、己の首筋に突き立てる。

『アトリエとその外部の空間を隔絶、インデックちゅ、ミサカ両名も同様』

「ちょ……!」

「ちゅ……!」

 アウレオルスがそう唱えた瞬間、ミサカとインデックちゅは、強制的にアトリエの外に排出された。

「へェ……?精神操作だけじゃなく、面白いことできンだなテメェ」

 一方通行がアトリエの壁をコツコツと叩きながら言う。

「錬金術士っつゥのは皆こういう事出来る訳?」

 軽口をたたきつつも、その細い体躯からは、おぞましいほどの殺気が溢れでていた。

「豪然、錬金界広しといえども、『黄金錬成』を使えるのは私だけだろう」

 返答と共に、アウレオルスも、圧倒的な威圧感をもって、それを受け止める。

「ふゥん……?まァ、どっちにしろ今からテメェをギッタンギッタンにすることにゃァ変わりないんですけどねェ!!」

 そう言い放った一方通行の軸足が木製の床を踏み抜く。
 次の瞬間、踏み抜かれた床の木片が散弾銃のようにアウレオルスへと襲いかかった。

 だが……

『防壁を展開、あらゆる攻撃を遮断』

 例のごとくアウレオルスが鍼を首に刺し、つぶやくと、彼の眼前に半透明の防壁が顕現し、木片の散弾を弾き飛ばした。

「チィッ……」

 はじかれた木片を視認し、次の行動に移ろうとする一方通行だったが、それよりも早くアウレオルスの言葉が続く。

『奈辺より槍を射出、致命傷を避けつつ、四肢を串刺しにせよ』

 その言葉と共に、どこからともなく現れた4本の槍が、正確に一方通行の四肢を狙い、射出される。

 先ほどの精神操作が、……一時的とはいえ……、絶対防御であるはずの『反射』をかいくぐって来たことから、たたらを踏む一方通行。

 しかし槍はその四肢を貫通することなく、一方通行の斜め後方に滑るように弾かれ、……そして虹色の光条となって消滅した。
712 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜6 [saga]:2010/08/07(土) 01:08:12.01 ID:U6tU8kw0
「……チっとビビりはしたが、一応、『反射』は適応されているみてェだなァ? ……ならァ!!」

 言うが早いか、一方通行は豹のごとき速度で『防壁』へ肉薄し、触れる、すると『防壁』から虹が溢れ出、みるみるその形状を無くしてゆく。

「完全なベクトル操作はできねェが、こうやってりゃァいつかは消えちまうってこったァ!!」

 無論、それをやるためには、『防壁』に触れ続けていなければいけないのだが、物理攻撃を『反射』した今、アウレオルスからの攻撃はさしたる意味を持たない。

 ……あ、精神攻撃は別ね?アレをこの設定でやっちゃうとあまりにもあっさり終わっちゃうから使わせないです、はい。

 つーか、「お邪魔しましたァ〜」やらせたかっただけですから、アレ。

 眼前で消滅していく防壁を、しかし慌てるでもなく見つめ、

「なるほど、真説その能力、私の『黄金錬成』も例の外に漏れず弾き飛ばすらしい。……しかしながら、完全に弾いているわけでもあるまい、ならば……」

 余裕の表情を崩さず、アウレオルスは鍼を己の首筋に突き立てる。

『奈辺より万力を召喚、一方通行の四肢を潰せ、消滅した部品はその場にて再生を』

 その刹那、一方通行の四肢に万力が装着され、ギリギリと音を立てながら圧潰を開始した。

 一方通行の表情が、驚愕へと変わる。
 『反射』を行っても、その万力が消滅しないからだ。
 否、消滅はしている。問題なのは、消滅した部分が、消滅を上回る速度で再生していることだ。
 もともと中途半端に『反射』を行っていた反射膜が、対応しきれずに悲鳴を上げ始めている。

 もちろん、宙空に浮かんでいる状態の万力であるため、装着した状態でも動けるはずである。
 しかしいかなる力が働いているのか、その万力は前後左右、どの方向へ動こうとしても頑として動かず、
 虹を撒き散らしながら再生を繰り返し、ゆっくりと、しかし確実に圧力を強めていった。

 身動きが取れなくなったことに歯噛みしつつ、一方通行はアトリエ中の空気の流れを暴風の刃へと変化させ、アウレオルスにぶつけたが、

『防壁を再展開、刃より我を守れ』

 通常ならば、アトリエごと人体を薙ぎ払えるであろう暴風は、しかしアウレオルスが再展開した『防壁』によって阻まれた。

「これならどうだァ!!?」

 圧縮された空気がプラズマへと変貌し、アウレオルスへ襲いかかるも、『防壁』に触れた瞬間に霧散する。

「必然、無駄だ」

 アウレオルスが、つまらなそうにつぶやく。
 『反射』による消滅には耐えれなかったが、『防壁』には、この世のあらゆる物理法則が通用しないように設定がしてある。
 『反射』以外の攻撃は完全に無意味なのだ。
713 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜7 [saga]:2010/08/07(土) 01:08:44.79 ID:U6tU8kw0
 そして、一方通行が無駄な攻撃をつづけている合間にも、万力は圧力を強めていた。
 
 事実、一方通行の四肢からは、少量ではあるが血が流れ始めていた。
 このまま圧潰を続ければ、反射膜ごと一方通行の四肢を粉砕するだろう。
 身動きを封じられた今、一方通行に打つ手はない。

「……当然、詰みだな。依頼を諦めるならば、その万力を外してやってもいい」

 嘆息しつつ、アウレオルスが一方通行に提案した。

 もちろん、外した瞬間に反撃されることも考慮してはいたが、これまでの攻防で、実力差ははっきりしていた。

 たとえ奇襲をかけられたとて、瞬時には破れない防壁、そして今度こそ粉砕されるであろう四肢。

 それがわからんほど、馬鹿な男でもあるまい、と考えての発言であった。
 
 提案を受けた一方通行は、既に攻撃をやめていた。

 万力の圧力が激痛を生んでいる為だろうか、額には脂汗が浮かび、顔は苦痛に歪んでいる。

「わ……、わかったよォ……、諦めるから、コイツを外してェ……」

 その言葉を聞き、ようやく屈したか、とアウレオルスが万力を外すために、首筋に鍼を刺した瞬間、

「……なァんて言うとでも思ったかよ。あァ!?」

714 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜8 [saga]:2010/08/07(土) 01:09:41.58 ID:U6tU8kw0
 ぐちゃり、と歪んだような笑みを浮かべる一方通行。

 その笑みに、一瞬、本能的な恐怖を覚えたアウレオルスは、反射的に、

『跳べ!!』

 と叫び、先程まで一方通行がいた位置の背後、……先程まで自分がいた位置の正面だが……、に空間転移した。

 空間転移時のタイムラグに、何が起こったかを確認したアウレオルスは、言葉を失う。

 先程まで一方通行を捕縛していた万力が、粉々に粉砕されていたのだ。

 否、万力だけではない。絶対的な防御力を誇るはずの『防壁』さえも粉砕され、もはや原型を留めていない。

 そして、先程まで自分がいた位置に、今度は一方通行が立っている、拳を振り抜いた姿勢で。

「ったく……、空間転移まで出来やがるたァ……、ほんとに何でもありなンですねェ、奥さン?」

 振り返った一方通行に、もはや先程までの苦痛の表情はない、あるのはただ、狂気を含んだ笑顔。

「まァでも、流石に焦ったわ、反射膜ごと俺の両腕両足潰してくるとかなァ…、俺をここまで追い詰めたのって、お前が初めてなンじゃねェの?ぎゃは」

 言葉とは裏腹に、愉しそうに笑う一方通行をみて、驚愕の色を隠さずアウレオルスが叫ぶ。

「愕然、なぜ私の『黄金錬成』が効かぬ!」

「ああ、そのことだけどよォ、確かに最初、お前の能力……、『黄金錬成』だっけか?なンか訳わかンねェベクトルが混ざっててさァ、『反射」しきれなかったンだわ」
 けどよォ……、あンだけ反射膜に密着されてたら、そりゃァ分析も完了するぜェ?あとはそのベクトルに『反射』のフィルターを設定するだけだ、そういうこと」

 ……つまるところ、原作で垣根帝督に行った戦法を、今回はアウレオルスの『黄金錬成』に適応させた、それだけのことである。

 SS的には余りひねりのない結果で申し訳ないが、しかし、もはや形成は完全に逆転した。

「くっ…、『銃をこの手に、弾丸は魔弾、用途は射出、人間の動体視力を超える速度にて、射出を開始せよ』!!」

 アウレオルスの手元に件の暗器銃が握られ、一方通行に向かって魔弾が射出された。

「あはぎゃは!!無駄だってンだよォ!!!」

 しかし魔弾は一方通行によって反射され、アウレオルスの頬をかすめる。
715 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜9 [saga]:2010/08/07(土) 01:11:11.78 ID:U6tU8kw0
「今度はこっちからいくぜェ!!」

 そう言い放ち、一方通行が壁を殴ると、アトリエ中の瓦礫やガラス片などが、一斉にアウレオルスに襲いかかったが、

『意味なき投石は、すべて消滅せよ!』

 アウレオルスの号令とともに、襲いかかる瓦礫の雨が、綺麗サッパリ消失した。

 したのだが、そもそも瓦礫の雨自体が隙を作るための目眩ましだったのか、間を置かず、白い弾丸と化した一方通行が突撃を開始していた。

 一瞬にて眼前まで迫った一方通行に対し、間一髪、アウレオルスの、

『跳べ!』

 の命令が間に合った。またも一方通行から離れた距離に転移するアウレオルス。
 それを見て、うんざり、といった顔で一方通行が語りかける。

「ったくよォ、ピョンピョンピョンピョン、カエルみてェに跳びまわりやがって、……ああ、髪も緑だなテメェ、ちょっと似てンじゃねェの?なンだっけほら……ゲブ太?」

 某超電磁砲が聞いたら発狂しそうな間違いを犯しつつ、一方通行は言葉を続ける。
 
「まァそれはそれとして、もうわかったろ? オマエじゃ俺にゃァ勝てねェよ。……俺としてもさァ、さっさと打ち止めちゃンを出してくれれば、こンなメンドクセェ事せずにすむンですけどォ。
 ……そういやさっき、テメェ俺の両腕両足もぎとろうとしてやがったなァ……?このまま続けンなら、そっくりそのままやり返してやってもいいンですけどねェ?」

 先程のアウレオルスと同様、……こちらはやや恫喝の色が濃いが……、提案をおこなう一方通行。

 それを受け、しかしアウレオルスは、

「瞭然、何を言っているのか? 私が貴様に勝てないだと? 思い違いも甚だしいことだな」
716 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜10 [saga]:2010/08/07(土) 01:11:51.84 ID:U6tU8kw0
「…あァ?」

 絶体絶命の状況にかかわらず、全く動じていないアウレオルスを訝しげに見つめる一方通行。

「漫然、少々物分りが悪いようだな。よろしい、教育しなおしてやるとしよう」

『一方通行の全周を囲むよう、うにを召喚、数は400、物理法則を無視し、その場に留まれ』

 その言葉通り、一方通行の周囲を立体的に、400個のうにが取り囲む。

「ぎゃははは!何なンですかァこりゃァ!! うにィ!? 追いつめられて気でも触れやがりましたかァ?」

 あまりにもシュールな光景を見た一方通行は、爆笑しつつも、暴風を発生させ、うにを吹き飛ばそうとする、だが……

「……ァン?なンで吹き飛ばねェンだよ?」

「必然、物理法則を無視すると言ったろう、貴様がそれを排除するためには、己の体で触れるしかない」

 先程と同じく、つまらなそうにつぶやくアウレオルス。

「そして……、次の一手で、貴様の負けが確定する」

 瞬間、ようやく合点がいったのか、攻撃のために暴風の刃を巻き起こそうとする一方通行

『先のうにに効果を付随、接触起爆にてとげを散乱させよ、散乱の起点は接触部、全弾、自動追尾にて一方通行へ突撃を開始せよ』

 しかし、それよりも一足早く、アウレオルスの言葉が発せられた。
717 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜11 [saga]:2010/08/07(土) 01:12:20.44 ID:U6tU8kw0
アウレオルス家の庭

ミサカ「お父さん!開けてください!とミサカはドンドンとアトリエの扉をたたきます!!」

インデックちゅ「……無駄だよみちゃか、今、アトリエとココは完全に空間を隔絶ちゃれている。アウレオルちゅには届かないよ」

ミサカ「でも! 相手はあの一方通行ですよ!?とミサカは声を荒らげます!!」

インデックちゅ「……大丈夫なんだよ、なんちぇアウレオルちゅは、実力だけなら禁書界で最強なんだから」

ガチャ

アウレ「悚然、実力だけ、とはご挨拶だなインデックちゅ」

ミサカ「お父さん!!」

インデックちゅ「おー、早かったんだよ」

アウレ「喧然、少々てこずったがな、……とミサカ、何を怖い顔をしている?」

ミサカ「……心配したんですからね、とミサカは涙目になりつつもお父さんを睨みつけます」

アウレ「……粛然、勝手に外に出してすまなかった。未然、お前たちを危険に晒したくなかったのでな」

ミサカ「……ん、無事に出てきたことだし、許してあげます、とミサカはお父さんの胸板に頭をグリグリしながら答えます」

インデックちゅ「……ところで、アウレオルちゅ」

アウレ「ん?何だ?」

インデックちゅ「首筋に鍼が刺ちゃりっぱなしなんだよ」

アウレ「……」

インデックちゅ「……どのあたりから?」

アウレ「……最初の空間転移の時から」

インデックちゅ「……取れば?」

アウレ「否然、今これを取ると、足がガクガクになり、汗と涙と鼻水と尿が吹き出る」

ミサカ「……お父さん……」

インデックちゅ「……締まらない男なんだよ」

718 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜12 [saga]:2010/08/07(土) 01:14:21.20 ID:U6tU8kw0
アトリエ内
ミサカ「うわ、予想はしてましたが、これほどメチャクチャになっているとは……、とミサカは我が家の惨状を解説します」

アウレ「眩然、そうだった、元に戻さなければな……」

インデックちゅ「ちょういえば、あくちぇられーたはどこに?」

アウレ「ああ、そこ」

うにセロリ「うう……、全身がチクチクするゥ……」

ミサカ「ブフォッ!!なwwんwwwwwでwwwうwwにwwwwwまwwみwwwwれ、とミサカは余りの光景に…プ、ククク…」

アウレ「当然、一番アトリエらしいフィニッシュブローだからだ!」

インデックちゅ「……というか、どこをどうちたらこんな状態に?外見がほぼうに魔人なんだよ……」

アウレ「ああ、まあ有り体に言えば、木原神拳爆弾バージョンだ、接触面を起点として、うにのとげを撒き散らした結果だ」

インデックちゅ「……その爆発方法だと、普通はこんなふうにはならないんだよ……良くてカちゅリ傷なんじゃ……?」

アウレ「必然、『黄金錬成』ならば通常の物理法則を無視することも可能だからな、問題ない」

ミサカ「さwwwwwすwwwwwがwwwwwwwwちwwwwwwwwいwwwwwwとwwwwwww」

インデックちゅ「笑いちゅぎなんだよ!」

うにセロリ「まったく、だ、ぜェ…、ぎゃああああああああン!!足の裏のとげがあああああああ!!!」

インデックちゅ「そんな状態でたつからなんだよ!!ってか動けんのかよ!!」

ミサカ「うwwwwwwwwwwにwwwwwwがwwwwwww、うwwwwwwにwwwwwwがwwwwwww」

アウレ「愕然……、貴様、その状態で立ち上がれるとは、これもロリコンの業のなせるわざか……」

うにセロリ「うう……、いってェ……、だが、負けるわけには……、いかねェんだよォ……!!」

アウレ「……唖然、貴様は馬鹿だ、大馬鹿野郎だ、もう痛みで演算もろくにできないくせに、まだ立ち上がるか、馬鹿め!!」

インデックちゅ「……馬鹿ってところは賛成ちゅるけど、なんでちょっとカッコよく言うんだよ……」

アウレ「……必然、そのままでは死ぬぞ、一方通行」

うにセロリ「やか……ま……しィ……、俺は……、俺は勝って、あいつと……」

ミサカ「うwwwwwにwwwwwwwwwwカッコつけるwwwwwwうwwwwwwwwにwwwwwwwwww」

アウレ「……」

???「あれ?ここはどこ?ってミサカはミサカは疑問をもってみる」
719 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜13 [saga]:2010/08/07(土) 01:16:18.80 ID:U6tU8kw0
一方「ハァ……?ラ……打ち止めァ……?ァ、治ってる、ってかうにが取れてる……?」

打ち止め「わ!!みつけたよーってミサカはミサカはあなたに抱きついてみる!!」

一方「ォ、おい。……こ、こりゃァ一体、どういう風の吹き回しだァ?」

アウレ「……ふん。淡然、貴様はここで断っても、今度は研究機関を恫喝しに行くのだろう?
    ならばここで創ってやったほうが研究員さんの仕事を増やさずに済む。まぁ、それに」

一方「……?」

アウレ「……先程の気概、見事だった。……娘を、頼むぞ?」

一方「……ォ、お義父さン……、……任せてください。……イエスロリコン・ノータッチ、ですから」

打ち止め「ねー、なんのおはなししてるのーってミサカはミサカはあなたの袖をグイグイ引っ張ってみる!」

一方「……なンでもねェよ、さァ、帰ろうぜ?俺達の家に」

打ち止め「うん!ってミサカはミサカは元気よく頷いてみる!」

一方「……それじゃァお義父さン達、……お世話に、なりました」

打ち止め「またねーお父様、ってミサカはミサカは手を振ってみる!」

アウレ「当然、では、また」

バタン

インデックちゅ「……ゼンゼンイイハナシジャナインダヨー」

アウレ「まぁ、あの様子なら問題はあるまいよ。多分、きっと」

インデックちゅ「凄まじく不安なんだよ…」

アウレ「さて、整然、アトリエをもとに戻すか…、む、ミサカ?何をワナワナバチバチしている?」

ミサカ「ミサカが頼んでも、妹をつくってくれなかったくせに……、とミサカは震えます」

アウレ「え、ちょ、ま」

ミサカ「お父さんの馬鹿、大っ嫌いっ!!っとミサカは思いっきりお父さんにビンタをかまして家を飛び出しますっ!!」

バチーン
ダダダダ

インデックちゅ「ちょ、みちゃかー!!?アウレオルちゅ、早く追うんだよ!!」

アウレ「……愀然、娘に、殴られて、嫌いって、言われた……。死にたい……」

インデックちゅ「ああもう!本当に締まらない男なんだよー!!」
720 :アウレオルスのアトリエ 〜白くて細くてキュートなアンチクショウ〜 [saga]:2010/08/07(土) 01:20:31.41 ID:U6tU8kw0
終わり

あ、それとアウレオルスのアトリエ、ネタが切れたんでしばらく書きません

また思いついたら書くかもしれないけど、基本適当なんで書かないかもしれない
721 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 01:27:21.42 ID:T2uvUco0
乙だぜこの野郎!
ホントGJこの野郎wwwwwwwwww
722 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/07(土) 01:30:44.29 ID:yXwLSwAO
愕然、想像だにせぬ大作であった。アウレ△、インデックちゅ川A、>>720燦然。
723 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/07(土) 01:58:31.39 ID:froBBtYo
唖然、戦闘シーンが来るとは予想だに
724 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 02:41:02.26 ID:XBp8OgDO
乙だが
鍼刺しててもヘタ錬じゃなきゃヘタ錬じゃないやい
ダメだ死ぬぅ!って思った瞬間死んじゃうくせにぃ

……あれ、こいつミサカにビンタされて死にたいって
725 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 04:43:47.68 ID:Xq/F97Q0
まさかこんな形でヘタ錬vs一方さんが見れるとは思わなかったww

だが仲直り編は見たい
726 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 08:52:52.50 ID:dgElawUo
アウレさんのアトリエシリーズ大好きやでぇ
続きは期待してるぜ
727 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 14:09:28.49 ID:8arBMaMo
なんか姫神が書きたくなったので数レスもらう
728 :姫神「不幸だー」 [saga sage]:2010/08/07(土) 14:11:00.65 ID:8arBMaMo

とある能力者「俺の能力は『運命複製(ラックコピー)!』」

とある能力者「特定人物の幸運や不運を他人にコピーできるのだ!」

上条「おお! という事は誰かの幸運を写してもらえば俺も不幸体質とオサラバできるのか!」

とある能力者「………あ、駄目だ。その右腕のせいでお前には写せないみたい」

上条「不幸だ………」

とある能力者「でも逆ならできるみたいだぞ。ほれ!」ビビビッ

姫神「ひゃあっ!?」

上条「おい、なんてことしやがる!」

姫神「私が不幸体質に………」

   美琴「」ビリビリ
   上条「不幸だー!」

   吹寄「」ゲシゲシ
   上条「不幸だー!」

   イン「」ガブガブ
   上条「不幸だー!」

姫神「悪くない。かも」

上条「右腕で打ち消してやるよ」

姫神「いい。しばらくこのままでいる」

上条「? まあ、それでいいならいいけど」
729 :姫神「不幸だー」 [sage]:2010/08/07(土) 14:11:59.78 ID:8arBMaMo
翌日放課後

姫神「これで。少しは目立てるかも」

青ピ「『運命複製』て運を写すんやろ? 不幸体質はともかくフラグ体質は無理やないの?」

姫神「上条君は?」

土御門「なんか用事がるとかでさっさと帰っちまったにゃー」

姫神「そう………」

青ピ「アカン、フラグの無いカミやんなんてただの不幸人間や……」

姫神「………」

土御門「元気出すにゃー。とりあえず帰り道にアイスでも買い食いしようぜぃ」



店員「ほい、バニラ三つ」


土御門「学校帰りの買い食いは美味しさ3割増だにゃー」

姫神「うん」

鳥「」プリ

姫神「あ」ベチョ

土御門「………」

青ピ「………めでたく『ウン』が付きました。な〜んて」

姫神「………ぐすん」

土御門「ま、まぁまぁ。気を取りなおしてゲーセンにでも行くぜぃ!」
730 :姫神「不幸だー」 [sage]:2010/08/07(土) 14:12:56.67 ID:8arBMaMo
テクテク

青ピ「!」

土御門「そこマンホール外れてるから気を付け―――」

姫神「え?」ズル

姫神「あああぁぁぁ〜〜〜〜〜…………」

青ピ「………姫神ちゃんの大声ってレアやね」

土御門「言ってる場合か! 早く助けに行くぞ!」



姫神「」プーン

土御門「まあ、なんというか。怪我が無くて良かったにゃー………」

姫神「下水だったから。ね………」

青ピ「ほら、これでキャラ濃くなったんとちゃう? 落下系ヒロインて王道やん?」

土御門「落下系ヒロインは上から落ちて来てこそですたい。下に向かって落ちてどうするにゃー」

姫神「こんな。汚水で臭くなってるヒロインはいない」

青ピ「………」

土御門「………」

姫神「今日は。もう帰る」

青ピ「うん。それが良さそうやね」
731 :姫神「不幸だー」 [sage]:2010/08/07(土) 14:13:29.83 ID:8arBMaMo
姫神「これが不幸。甘く見てた」

姫神「でも。それならどうして」

姫神「上条君はいつも。どうしてあんなに幸せそうなんだろう?」

ピンポーン

姫神「どちらさま?」

上条「俺だ。開けてくれ」

姫神「! うん」ガチャ

上条「どうだった? 不幸体験」

姫神「碌な物じゃなかった」

上条「やっぱりそうか。ほれ」ペシ

バキン

上条「土御門と青髪に聞いてさ。早めに消してやった方が良いと思って来たんだ」

姫神「そう。ありがとう」

上条「それじゃあ俺はこれで」

姫神「待って。一つ質問。上条君は。どうしていつも幸せそうにしてるの?」

上条「幸せそうに見えるか?」

姫神「うん」

上条「だとしたら………みんなのお陰かな」

上条「みんながいるお陰で不幸な目に会っても挫折せずにいられるし、逆に幸せにだってなれる」

上条「勿論他人と関わったせいで不幸な目に会う事もあるけど。誰とも関わらない方がよっぽど不幸だしな」

上条「インデックスや美琴や、土御門に青髪に小萌先生に吹寄に、もちろんお前も。俺が幸せそうに見えるならそういう人たちのお陰だ」

姫神「………そう。わかった。それともう一つ」

上条「ん?」

姫神「明日。学校帰りにアイス食べに行こう」



おしまい。
732 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 14:19:23.47 ID:PMmPeRUo
GJ!
ワロタぜ!
733 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 14:51:10.05 ID:yXwLSwAO
乙!何はともあれ一歩前進だな!いや上手く上条のアイスがポシャれば二歩前進か
734 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/07(土) 15:23:57.86 ID:hdOyNsQo
乙!面白かった!
姫神結構好きだけど、ネタが中々思いつかないんだよなぁ……



話は変わって、質問なんだけど。
滝壺の一人称で地の文を書いてたら、名前をどうしようと言う問題にぶつかったんだ。
漢字でいいかなぁとは思ったんだけれど、そうしたら半キャラ崩壊かな、みたいに思って。
皆の意見を拝聴したく存じます。
735 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 16:30:23.19 ID:oqy1fswo
地の文て語り部視点と第一人称視点の使い分けが難しいね。
第一人称での滝壺の心中の言葉(会話口調)ならひらがなでいいと思うけど
それ以外は漢字じゃないかなあ。
736 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/07(土) 18:44:33.20 ID:kouTZhY0
〜と滝壺は思った、とか滝壺には〜のように見えた、みたいな感じに、
半一人称みたいなやつなら結構いけるんじゃね?
ものすごくわかりにくい例だろうが
737 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 19:48:27.84 ID:hdOyNsQo
なるほど……そっか、半一人称は思い浮かばなかった。
二人ともサンクス
738 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/07(土) 20:34:27.89 ID:iFftSBc0
ハンマーセッション!

問題児達を話術と説教の天才、上条当麻が幻想授業(ハンマーセッション)する話。

「いいのかよ……テメェはこのまま終わっても。それがテメェにとって良いことなら俺は容認してやる。
 でもな!! 今テメェがやってることは!! 本当に自分自身がしてぇと思ってることなのかよ!!
 テメェが怒るのも分かる。でもなぁ! それがここで諦めるって理由には! ならねェだろうがァ!!
 それでもまだソンナコトにこだわって大切なモノを見失うってんならなぁ……
 まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」


神JOKER グループ許されざる悪党

上条「なんでだよ! なんであんな犯罪者を見逃すんだよ!!
   警察ってのは悪人を捕まえる所だろ! 法の元に罰を受けさせるんじゃねぇのかよ!!」

アレイ☆「ふむ……貴様の言うことも一理ある。だがな、世の中には権力に逆らえないものなのだよ」

上条「納得できねぇ……良いわけあるか! こんな結末!! テメェもそうだろ!? 一方通行!!」

一方「……仕方ねェだろうが、三下。こンなとこでクビになってみろ、テメェの目標も守れねェだろォが」

上条「……クソォッ!!」

一方「それに……こっから先は一方通行(ウラノオシゴト)だ」ボソッ

学園都市捜査一課・警部の一方通行は頭のキレが学園都市第一位という程の頭脳の持ち主で、現代的なデザインを付いている。

わるいひと「ひっ……やめろやめてやめてくださいぃぃぃぃゃぁぁぁぁいいいい!!」

一方「悪ィな。テメェに明日は来ねェよ、ド三流の悪党」パァンパァンパァン

法から逃れた犯罪者を裁く一方通行。


美琴 ―君がいる日々―

ある日突然上条にデレ、遂に上琴となった美琴。
しかしそのことを問い詰めた上条は、最悪のコトを聞くことになる。

美琴「私ね、もう半年も生きられないんだ」

冥土返しすらも諦める程の原因不明の美琴を蝕む病気。
上条は、一方通行などのたくさんの人々に助力を求めるも、不可能だった。

記憶すらも消えてゆく美琴に対し、上条のとった最終手段とは!?

上条「……力を貸してくれ、フィアンマ」

赤「いいだろう、この俺様の聖なる右≠ニ貴様の幻想殺し≠ェ合わされば奇跡の一つや二つ、簡単に起こせるさ」
739 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/07(土) 20:34:58.98 ID:iFftSBc0
みすた誤爆
740 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/07(土) 22:57:21.60 ID:bHcP1r.0
一方俺は二人称でSSを書いた
741 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 23:18:44.26 ID:micK12DO
二人称てのが、イマイチよくわからんのだか…
誰か教えて下さい
742 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 23:27:36.22 ID:Xq/F97Q0
「アンタ」
「オマエ」
743 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 23:31:32.41 ID:TXcZa.AO
一人称 私 俺 棒 I
 
二人称 あなた お前 アンタ You
 
三人称 彼 あの方 アイツ He
744 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 23:34:45.95 ID:Vy3ENHQ0
>>743
棒てなによ
某のことかそれがしのことか
745 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/07(土) 23:58:11.80 ID:JPnBkGo0
一人称混じりの三人称SSを書いてる俺は異端だな
何か三人称オンリーだと歴史の年表みたいになる
746 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 00:01:02.28 ID:FQkoAR.o
あるあ…あるあるwww
でも一人称だけのは個人的に書きにくいんだよな…
747 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 00:01:19.78 ID:5Pf9062o
>>745
ここの人らの妄想補正力は半端ないからそれでも大丈夫だと思うどな
自分がそんなもの書いても大丈夫だった
褒めてもらえたのが申し訳なくて逆にもっと上手くなりたくなったわ。最近書いてないけど…
748 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 01:00:26.88 ID:w2Ps3Wso
三人称メインで、たまに心の声とかモノローグっぽく一人称まぜるのが
一番ラクだと思う
あとはシーンごとに適当に切り替えるとか

きっちり区切って、その場面での視点人物が誰なのかブレないようにしておけば
読んでても混乱しない
749 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:25:53.94 ID:t8VqUZ60
流れぶった切って投稿。8レスくらい借ります
アホの子ていとくん。何番煎じだよって感じですけど


垣根「なぁ。じゃんけんってあるだろ?」

心理定規「何よ突然」

垣根「例えば『グー』に勝ったとするじゃん。えぇと、勝ったヤツを『A』と置く」

心理定規「?? 『パー』じゃないの?」

垣根「それだとややこしくなる。んで、もし『A』に勝った……そうだな『B』ってヤツがいたらだ」

心理定規「……?」

垣根「『B』ってヤツは『グー』に勝ったってことになるのか?」

心理定規「いや、あなた最初『じゃんけん』って言ったじゃない。『パー』に勝つ『チョキ』だからって『グー』に勝てるの?」

垣根「む……」

心理定規「夏の暑さでやられちゃったのかしら?」

垣根「失礼な。だが言い返せないッ!」

心理定規「しかしまぁ……単純に『力』で考えればソレも通るかも」

垣根「ん?」

心理定規「『第3位』に勝てれば『第4位』にも勝てるって話よ。相性ってのもあるんだろうけど」

垣根「……、……そうか。そうだよな! ありがとう!!」

心理定規「何を考えてんのかわからないけど、どういたしまして……?」
750 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:26:36.94 ID:t8VqUZ60
垣根「話を変えるが『第1位を倒した奴』って聞いたことあるか?」

心理定規「えぇ……一応、噂程度には」

垣根「ソイツを倒せば俺第1位じゃね?」

心理定規「……うぅん……どうだろ」

垣根「少なくても、だ。倒せたなら第1位にも倒せるってことだよな?」

心理定規「それは……そうかも」

垣根「よし。そいつを探すぞ」

心理定規「意外ね。あなたならそんな面倒なことしないと思ってたのに」

垣根「あぁ……それもそうかも。やっぱ一方通行から[ピーーー]か」

心理定規「どっちでもいいけど、私は一方通行とは戦わないわよ?」

垣根「よし、やっぱやめよ」

心理定規「あれ?」

垣根「怖いじゃん。1人で戦うのって結構怖いじゃん。仲間、大事じゃん」

心理定規「いつからそんな人になったのよ……」

垣根「実は『スクール』だって『アイテム』を目指してんだぜ?」

心理定規「どういうこと?」

垣根「だってすっげー楽しそうじゃん『アイテム』の連中」

心理定規「あなたが『スクール』のリーダーってことに、今更ながら不安を感じるわ」

垣根「まぁ……今じゃ俺とお前、2人になっちまったしな」
751 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:27:29.33 ID:t8VqUZ60
-数日後-

垣根「聞いてくれ心理定規! ヤツの情報をゲットした!」

心理定規「あら、結構早かったわね」

垣根「名前『上条当麻』、ツンツン頭に『不幸な体質』が特徴らしい」

心理定規「能力とかは?」

垣根「え?」

心理定規「名前とかも大事かもしれないけど、能力わかんなきゃ勝負できないでしょ」

垣根「……あっ」

心理定規「それに名前も偽名かもしれないし」

垣根「クソ……やるな。流石、第1位を倒した男だ」

心理定規「……もういいわ。居場所とかは?」

垣根「第7学区」

心理定規「……の?」

垣根「え?」

心理定規「あのね、『どこに住んでますか?』『地球です!』じゃ通らないでしょ? もっと絞り込まなきゃ」

垣根「おぉ……」

心理定規「そんなキラキラした尊敬の眼差しで見つめられても困るんだけど」

垣根「まぁいいか。高校生らしいから適当に高校当たってみる」

心理定規「上手くいくといいわね」
752 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:28:02.39 ID:t8VqUZ60
-数日後-

垣根「聞いてくれ心理定規! ついに見つけた!」

心理定規「へぇ」

垣根「マジでツンツン頭だった。しかも第3位と並んで歩いてた!」

心理定規「それで能力はわかったの?」

垣根「マジすげぇ。電撃打ち消してんの!」

心理定規「?」

垣根「こう『ビリビリッ!』『パシュッ!』『不幸だー!』って感じ」

心理定規「1%も伝わらないわ」

垣根「やっぱ生で見るべきだよ……久々にすげーもん見れた」

心理定規「…………いや、違うわ。そうじゃなくてね?」

垣根「あぁそうだ。俺的な考察を述べるとだ。あれは……」

心理定規「あれは……?」




垣根「…………」


心理定規「…………」




垣根「なんだろ……多分すごい能力」

心理定規「もう知らない!」
753 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:28:29.52 ID:t8VqUZ60
垣根「聞いてくれ心理定規! 今日は接触できたんだ!」

『へぇー』

垣根「なぁ、電話はやめね? 目を見て話すってのも大事だぞ?」

『そんなことより内容を』

垣根「あぁ。道を聞いたんだよ。少しでもキッカケを、と思ってさ」

『アンタは恋する草食系男子かッ!!』

垣根「うわ! でも結構いいヤツだったよ。だってわざわざ案内してくれたし」

『ふむ……ってことはあなたを知らないのね』

垣根「そうっぽい。だから名乗っといた。『スクール』のリーダーやってる『未元物質』ですって」

『バカなの!?』

垣根「え?」

『暗部の名前も能力も知らせるっておかしいんじゃない!?』

垣根「……、……ハッ!」

『ふぅ……そんで、これからどうすんの?』

垣根「そうだな……とりあえずもう2、3回お話でもって思ってる」

『……』

垣根「そんで……お、お茶でも……とか?」

『違うでしょ! じゃあね! あとは勝手に頑張りなさいっ!!』

プツッ

垣根「えっ、ちょっと、おーい!」
754 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:31:15.23 ID:t8VqUZ60
垣根「……」カチカチ

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
To : 心理定規

Sub : 聞いてくれ!

能力がわかった!
あとメールってやめね?
声って大事だと思うんだが
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
From : 心理定規

Sub : メールで十分でしょ

それで、なんて能力なの?
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
To : 心理定規

Sub : 無題

『幻想殺し』ってヤツらしい。中ニ病(笑)
どうやら異能の力ってモンを打ち消せるっぽい
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


心理定規「……(あら、少しは調べてるっぽいわね)」カコカコ

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
To : 帝督

Sub : ちょっと見直した

それは厄介ね。
あなたの能力も消されちゃうんじゃないの?
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
755 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:32:54.24 ID:t8VqUZ60
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
From : 帝督

Sub : Re:ちょっと見直した

うーん……困った困った
何か良い案ない?
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
To : 帝督

Sub : 無題

さぁ……殴れば?(笑)
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
To : 帝督

Sub : ところで

さっきの『ちょっと見直した』って何だ?
惚れたってこと?(爆)
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


心理定規「(何で爆笑されなきゃなんないのよ!)」カチカチ

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
To : 帝督

Sub : 違うわよ!

ちゃんと調べてんだな〜って。それだけ!
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


垣根「ふむ……(照れ隠し照れ隠し)」カチカチ

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
To : 心理定規

Sub : Re:違うわよ!

そうかそうか^^
ま、こっちから願い下げだっつの
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


垣根「メール来なくなった……」シュン
756 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:33:38.18 ID:t8VqUZ60
垣根「――と。よし」




-数日後-

心理定規「手紙?」


=== 愛しの心理定規へ ===

あっちー日がつづいてっけど元気か?


ところで聞いてくれ。


な・ん・と! メアド聞いちゃったよーん(≧ ω ≦)b


なんか居候と猫が家にいて、居候がめっちゃ食うから家計ピンチToTらしい

今度ご飯食べにいくんだが、お勧めの店ない?


P.S 最近なんか忘れてるような気がしてならないんだが、何だと思う?


=== 貴女の天使、垣根帝督 ===



心理定規「……」グシャ

心理定規「(つか、メールより活き活きしてるわね。顔文字とか書いちゃってるし)」
757 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:35:14.60 ID:t8VqUZ60
-数日後-

垣根「おっ、いたいた。久しぶりだな」

心理定規「そうね……」

垣根「ところで「あの……」 うん?」






心理定規「『スクール』抜けてもいい?」

垣根「えっ?」



おしまい
758 :垣根「第1位になるには……」 :2010/08/08(日) 04:41:49.14 ID:t8VqUZ60
結構ミスあるなぁ……
申し訳ない、脳内で修正してください
759 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 07:23:06.69 ID:WoUYiEDO
こんなにかわいい心理定規を見たのは初めてだ
760 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 18:24:05.25 ID:jjRS3YAO
あれ?なんで過疎ってんの
761 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 18:26:01.60 ID:91Qc0oDO
ヒント:21巻のネタバレ
762 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 19:16:39.17 ID:DgVWb32o
21巻は創作意欲をかなり煽るしな
763 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 19:23:56.12 ID:o/rVx8.o
そういや発売したのか、盆休みに買って帰省するか
764 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 19:57:34.80 ID:3NdpfAAO
ここで聞いてもいいかなぁ?
スレタイの字数制限ってPCと携帯じゃ違うもんなの?建てたいのに長すぎって言われた……違うなら誰かに建てて欲しいんだけど

765 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 20:04:16.77 ID:DgVWb32o
同じじゃないの
766 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 20:09:15.85 ID:4KG3NmMo
過疎ってる所で1レスもらう。
21巻ネタバレ注意!
767 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 20:10:07.87 ID:4KG3NmMo

上条「おい、[ピーーー]、[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]!!」

フィアンマ「俺様が[ピーーー][ピーーー]で[ピーーー][ピーーー][ピーーー]!!」

上条「なんだと!? [ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]!?」

フィアンマ「[ピーーー][ピーーー][ピーーー]! [ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]!」

上条「くそっ! [ピーーー][ピーーー][ピーーー]!」

フィアンマ「これで[ピーーー]」

上条「[ピーーー][ピーーー][ピーーー]!」

フィアンマ「さあ、[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]」

上条「[ピーーー]!?」

フィアンマ「[ピーーー][ピーーー][ピーーー]!!」

姫神「[ピーーー]」

上条「!?」

フィアンマ「!?」


おしまい。
768 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 20:11:37.80 ID:3NdpfAAO
すません自己解決しました
769 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 20:14:13.94 ID:DYLr/to0
GJ!
まさか[ピーーー]が[ピーーー]とは思わなかったww
770 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 20:39:12.83 ID:qmtUzpQo
フィアンマさんとカミジョウサンがバカな話をしていると思うとガチで胸が熱くなるんだが……

もしかして、初春ッ!?
771 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/08(日) 20:42:35.54 ID:G3NPdYAO
11日に投下するよう書き溜めてる。
772 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 22:02:17.76 ID:4vQQEkA0
>>770

   \、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ  〉`ヽ. O 〉 人,人  O  `ヽ}`ヽ  Yヽ       |
  =、..,,,ニ;ヲ_     ヾ彡r''" _f⌒ o  ⌒Y   .イ__ノ て    ヽf⌒ o⌒ヽィ..,,_辷弋ー''゛''゙r(,,、/
   ``ミミ,   i'⌒!  ミミ=-人_ノゝ、‐'`‐ァ´ 人  ヽ_ノ弋___ノィr    人゛ミ_ッ     _ヲ;ニ,,,.
  = -三t   f゙'ー'l   ,三 7,、r‐´`ァ'´レ':ゝし':::::::::ー'::::::::::::::::::レハゝ‐く`イノ ミミ  !⌒'i   ,ミミ
    ,シ彡、 lト  l!  ,:ミ... f'⌒Yノし':::::::::::::::/::::,:::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::レ'⌒ヽj `三,  l'ー'゙f   t三-
    / ^'''7  ├''ヾ!  (   う:::::::::/:i!::::/|::::::::::::::::ハ::::トi:::ト:::::::::::|::::(    ''ミ:, !l  イl 、ミ_シ
   /    l   ト、 \. (  ぅ:::::::::〃::i!ィ:|‐_、:i|::i!::::| !:::ィ:ニ=ト:、!::::|::::::::ゝイ   ッ''┤  7'''^ \
    〃ミ ,r''f!  l! ヽ.  'Y|:::|::::::::||::ィL::j L:_jLiL:/ L::j Lj L:::ヽ:|:::::::i!::::|  / 、ト   l   
  ノ ,   ,イ,: l! , ,j! , ト、 i:| |:::|::::::::|レ ,ォ ≠ミ      ィ ≠ミ、`|::::::,:::::.′  ,r' !l  !f'ヽ 
   / ィ,/ :'     ':. l ヽ. i:| |:::|::::::::| 〃 yr=ミ:、     !/行ミt  ハ :::/:::/  ,.イ ,. !j, , !l :,ト,
  / :: ,ll         ゙': ゙i V从::::从iイ {_ヒri}゙     ゙ ヒrリ.》 从:/::: .,r' l .:'     ': ゙i,ィ ゙i
 /  /ll         '゙ !  イ::人:::::iゝ   ̄´           j:人::::ヽr',i゙ :'゙         ll,
   /' ヽ.          リ 弋_彡f⌒        '       r_'_ノ`⌒ ! ゙'         ll゙i
  /  ヽ        /     `ーハ     {ニニニィ      /:/   リ          .,r' '゙
  /  r'゙i!     .,_, /        ヾ:ゝ.    ∨    }   ィ::/      ゙i        ,r'
 /.     l!       イ          )::::>  ゙こ三/ , イ:从      ゙i ,_,.     !i゙'
/   ,:ィ!        ト、       'イ:::::_::_| ` r   <ト、:/         ト       !l
773 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 22:17:47.99 ID:YObDwGY0
自分>>466なんですがちょっと聞いて欲しい
>>514>>469の投下ネタのミスに泣いてたら
自分用まとめさんではちゃんとラッコ→コアラとラッコなんていなかったのごとく載せられていた
その時涙が頬を伝った
何?自分用まとめさんって聖人なの?神の子?
仕えるべき主を見つけた気分だ
これは自分に信徒として仕えろということなのか
もっと健全純愛SSを書き続けろということなのか
774 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 22:36:52.16 ID:4vQQEkA0
>>773
長編エロも書けって事だよ
言わせんな恥ずかしい
775 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 23:07:06.88 ID:6hG/2cDO
773さん…
わかります、その気持ち
自分用まとめさんは、俺が誤字した時何も言わず修正してくれました
仏ような人です

そして、優しさだけではなく厳しさを併せもつ立派なお方です

何故なら、俺が調子乗らないよう本文は修正しても、タイトルは修正せずこんなにも罪深い俺をいつまでも厳めしてるのですから…

お蔭で毎日三回は自分用まとめを参拝してます

長文すまない
776 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 23:35:51.57 ID:sxjIRVk0
正直に言おう
自分用まとめさんの「ほのぼの」基準は前衛的過ぎると
吹いた…予想してなかったから吹いた…
777 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/08(日) 23:38:30.69 ID:1H9H5rAP
新ジャンル「ほのぼの純愛」の「ほのぼの」だからな
778 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 00:51:49.22 ID:nI7GPwDO
>>777
多分この>>773もあれがほのぼのだと思ってるぞ











俺もだがな
779 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 01:13:03.70 ID:3h0px6AO
20、21巻で出てるようなロシア組が出ない前提の禁書SSってどうなんかな…
異端扱いされる?
780 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 01:16:32.65 ID:CSIV3yUo
旅掛さんスレみたいな感じ?
781 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 01:25:35.46 ID:nJaLvAoo
ロシア組ってメイン多いけどそれ以外のキャラが必ずしも人気がないとは限らんだろ
美琴のいないレールガンキャラとかでも充分成り立つと思うが
782 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 01:45:17.52 ID:3h0px6AO
>>780
一方さんが学園都市を出た後辺りの学園都市の抗争を妄想しようかと

>>781
吹っ切れたわ、さんくす
783 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 05:19:13.14 ID:gnTfDtI0
流れぶった切って悪いがアルジャーノン×とあるみたいなssってないのかな?
784 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 05:43:49.99 ID:nJaLvAoo
アルジャーノンに花束をなら若干似た奴で一方通行の記憶が毎日リセットされるっていうのはあったけど
そのままの設定クロスみたいなのは無いかね?
785 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 06:40:21.45 ID:gnTfDtI0
>>784
あぁ、忘却の空ってやつだっけ?面白いよな。
佐天さんあたりの無能力者が新技術の能力開発を受ける→レベル5まで登りつめる、性格的な変化→レベルがどんどん下がっていくなかでの苦悩みたいな電波を受信したんだけどな。
786 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 12:23:37.24 ID:YHAl5.I0
話しそらしますが
>>683のSSってどこか知ってますか?
787 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 14:28:52.79 ID:/Pxx.yMo
書き溜めてるだけだから投稿はしてないんじゃないの
788 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 14:29:05.88 ID:Oy1lgb2o
683をよく読めww
789 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 14:29:36.98 ID:aB9vagAO
そういや今日は木山せんせーの誕生日だな
明日から妹達編か
790 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 14:32:03.72 ID:6Ms3DVEo
>>786
削除されてなければ>>683のPC内にあるよ。
791 :786 [sage]:2010/08/09(月) 14:42:08.59 ID:YHAl5.I0
>>787-788 >>790
すまん
早とちりした
ありがとう
792 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 14:53:13.37 ID:ArGRPyM0
>>683って何だろうと思って見てみたら俺だったw
修正不可とか書いちゃってるけど、いざやってみたら案外修正できました。結構強引だったけど……
微妙に21巻ネタが入ったので投下は11日か12日の予定。

てか100レス越えそうなんだぜ……
793 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 15:02:23.17 ID:owhAb3Uo
youスレ立てちゃいなよ
794 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 15:22:02.82 ID:nJaLvAoo
分割してここに落とせばいいだろ
795 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 18:33:32.78 ID:YHAl5.I0
YOUスレ立っちゃいなYO
待ってるよ
あと
こまかくなかろうが気にしなきゃあそれまでさ
796 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 20:20:49.60 ID:g70C5Oc0
今夏休み効果ですげえ禁書系スレ増えてるし
100くらいならここの方が良いかもね
797 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 22:08:22.43 ID:ArGRPyM0
>>792だけど本編でちょうど100レスだった。
それで今は後日談的なもの書いてるんだけど、それ含めちゃうと100越えするんだよね……
やっぱり分割した方がいいのかな?
798 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/09(月) 22:18:23.53 ID:Z76Kd2A0
結局、ヘタ錬工房おもいついたから投下します

21巻のネタラッシュがきそうだが、買う予定のない俺には関係ないぜ!!

以下2レス使います
799 :アウレオルスのアトリエ〜仲直り?編〜1/2 [saga]:2010/08/09(月) 22:20:28.04 ID:Z76Kd2A0
学園都市、夜の繁華街的な何か

ミサカ「うう……、勢いで家を飛び出してしまったのですが、冷静に考えるとやっぱりまずかったですね、とミサカはひとりごちます」

ミサカ「……お父さんだって(セロリ相手とはいえ)仕事だったわけだし、全面的に悪いのは、やっぱりミサカですよね、とミサカは反省します」

ミサカ「……帰りづらいなぁ、うう……、とミサカは……、ううー」

???「あれ? ビリビリ中学生じゃねーか、何やってんだ?」

ミサカ「……む?ビリビリ中学生とはミサカのことですか?とミサカは振り向き……、ブフォッ!!」

上条「ど、どうしたんだよいきなり吹き出したりして?」

ミサカ「い、いえ、お気になさらず、とミサカは何かを耐えつつ返答します」

上条「?? ……ってか、今日はやけに口調が丁寧……、っつーかヘンだな、なんか悪いもんでもくったか?」

ミサカ「ああ、あなたはお姉さまの知り合いでしょうか?とミサカはプルプル震えつつも返答します」

上条「お姉さま? あー、アイツの妹さんね……、そっくりだなほんとに……」

ミサカ「DNAレベルで同一ですので、とミサカは返答しつつ、自分の腕をつねります。耐えろ、ミサカよ……」

上条「?? ……双子ってことか?」

ミサカ「ええ、まあ、エフッ、そんなところです、エフッ、人違いだったようですので、エフエフ帰りますね。とミサカはこの場からの脱出を図ります」

上条「あ、その制服ってことは、常盤台の寮だろ? こんな時間だし、送っていくよ」

ミサカ「いえ、私の家は常盤台の寮ではありませんし、これ以上は耐える自信がありません、とミサカは何かを耐えつつそっぽを向きます」

上条「?? いえいえ、女の子をこんな時間に一人で帰らせたとあっては、上条さんの名折れなのですよ」

ミサカ「お構いなくー!!とミサカはダッシュで逃亡しますー!!!」

ダダダダダ

上条「……いっちまった、姉と一緒で変なやつだなぁ……」
800 :アウレオルスのアトリエ〜仲直り?編〜2/2 [saga]:2010/08/09(月) 22:21:08.78 ID:Z76Kd2A0
ミサカ「ふ、ふぅ、ここまで来れば、大丈b……、wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ミサカ「だwwwwだめだwwwwwwwwwwwうにがwwwwwwあたまにうにがwwwwwwwwwwwwwwww」

ミサカ「ちwwwwくしょwwwwうwwwwwせwwwwwろwwwwwwwwりwwwwwwwwめwwwwwwww」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜しばらくお待ちください〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ミサカ「…………あー、笑った笑った、思い出し笑いでここまで笑えるとは……、とミサカは爽快な脱力感を感じつつ、正気に戻ります」

ミサカ「……帰ろう、なんだかどうでもよくなってきちゃったし……、とミサカは決心がつきました」

ミサカ「帰ったら、まずはお父さんに謝って、……ああでも、お父さんミサカを探してるかなぁ…、とミサカは…」



そのころ

アウレ「ミ゙ザガァァァ!!! 必然、お父ざんがわ゙る゙がっだぁぁぁ!!ゆ゙る゙じでぐでぇぇぇ!!!」

美琴「私はアンタの娘じゃなーーーい!!!」

ビリビリ

アウレ「あばばばばば」
801 :アウレオルスのアトリエ〜仲直り?編〜 [saga]:2010/08/09(月) 22:22:59.60 ID:Z76Kd2A0
終わり

やっつけですいません

そして続きは思いついていない
802 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 22:23:46.05 ID:nJaLvAoo
>>797
スレ立てるとしても少しずつ投下して休憩も挟んだりするでしょ?
まあまとめて投下したいのなら次スレ入った時とか深夜帯にするとかでなんとかなると思うよ
803 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 22:32:08.43 ID:ASCbVjM0
うにごときで笑い過ぎだろwwwwwwwwwwwwwwww

そしてお留守駄目親父過ぎ吹いた
804 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 23:07:38.44 ID:Pm8XBGso
うwwwwwwwwwwwwwwにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ダメアウレさんかわいいなww もっとやれ!乙!
805 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 23:32:40.41 ID:OkVMxADO
アトリエ分かんないけど、乙



上条さんて「能力だけ」でいえば科学側最強の一方さんと魔術側最強のアウレさんを最初の頃に倒してるんだよな
マジパネェっす
806 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 23:43:59.61 ID:lUcKeCEo
よくSSとかで上条さんが一方さんを簡単に倒してるのとかあるけど
普通に考えて何回も戦ったら9割以上一方さんが勝つよね?

原作で上条さんが勝ってるのは勝率数%位なのを主人公補正で勝ってる感じで
807 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 23:47:27.46 ID:ASCbVjM0
>>806
SSだと今度はギャグ補正がかかるからじゃね?
808 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/09(月) 23:48:59.98 ID:7eMK1EAO
一戦目は上条の能力を知らなかった。更に、心のどこかで実験を止めて欲しいと願っていたかもしれない

二戦目は冷静でいられなかった。加えて黒い翼(笑)が効かなくてビビってた。

だから上条には冷静なら勝てる見込み大と思う。
809 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 23:51:00.11 ID:CSIV3yUo
自転砲ぶちこめば一撃で死ぬだろうに
810 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/09(月) 23:58:07.54 ID:qQE.iKE0
まあ本気で殺そうと思えば暴風で吹っ飛ばしたり
地割れ起こして生き埋めにできたりするよな
811 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 00:17:34.75 ID:H0F3wqMo
1戦目はようやく大気のベクトル使えばいいって気がついたんだから地割れとかは無理だろ
2戦目はそもそも[ピーーー]気なんてなくてただの八つ当たり
812 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 00:17:42.42 ID:FAfPDnkP
1回目の時は鉄骨投げたり風使ったり、2回目の時は土砂攻撃とかもしてたぞ
上条さんが驚異的な判断力と身体能力でなんとかしてしまったが
レッサーの解説から考えると、主人公補正じゃなくて実は超人だったっていう方向になりそうだけど
813 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 00:19:43.17 ID:R6aeqn.o
でも結局は直接触れようと突っ込んで返り討ちだけどな
814 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 00:29:57.63 ID:O9VIhUAO
一方さんは反則すぎて、苦戦させるために原作者も苦労してる感が見受けられるからねー。
815 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 00:54:28.94 ID:LFYgewwo
対一方通行
フィアンマ→聖なる右次第
テッラ→「超能力を下位に」ができれば
アックア→反射を突破できる攻撃がなさそうなので、長期戦でチョーカーのバッテリー切れ狙い
ヴェント→天罰術式が効けば
オッレルス→説明できない力が反射を突破できれば
削板→すごいパーンチが反射を突破できれば
ミーシャ→
カザキリ→
816 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 00:58:01.60 ID:QGHg0Oso
アックアならたとえ全力打撃を反射されても「ぬぅ、腕がちょっと痺れたのである」で済んだり、
あのメイスで木原神拳が出来ても不思議じゃないオーラが漂ってる
817 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 01:17:15.38 ID:LFYgewwo
>>815のつづき
ペンデックス→竜王の殺息を反射しきれるのか、その他の魔術は?
アウレオルス→アウレオルス自身の精神力次第
キャーリサ&カーテナオリジナル→全次元切断術式を逆算できるか
騎士団長→パターンやソーロイム等を使って勝つ策があるのか
ローラ→不明
アレイスター→不明

実際、戦ってほしい組み合わせは多いけど、勝敗は原作者次第だな
818 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/10(火) 01:41:16.42 ID:ISHQ5CIo
あーやっと時間できた。

というわけでこんばんは、前スレの御坂「最近、黒子が構ってくれない」第2話の続きです。
前回までを読んでない人は自分用まとめさんからどうぞ。
5レスもらいます。

っていうか前回、「次回が最終回になる」とかつぶやいたことは忘れてくれ!……ください
819 :御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 1/5 [saga]:2010/08/10(火) 01:42:27.07 ID:ISHQ5CIo
〜 帰り道 〜

御坂「…………」トボトボ

御坂「……黒子…………」



――――……

御坂「でたらめ言わないでよ!」

心理「あらあら、でたらめなんかじゃないわ。白井黒子本人が、私に直に頼みにきたの」

御坂「…………」

心理「彼女が、あなたを慕っているのは紛れもない事実。それも、心の底からね」

御坂「え……?」

心理「だからこそ、あんなお願いごとをしたんじゃないのかしらね」

御坂「どういうことよ……」

心理「彼女の心を覗かせてもらったけど、まず見えたのはあなたに対する大きな愛情や信頼。でもそれと同時に、『お姉さまにこれ以上迷惑をかけたくない』『お姉さまの幸せの邪魔をしたくない』っていう感情も眠っていたの。心の裏側にね」

御坂「ちょ、ちょっと待ってよ。確かに、あの子の過激な行動には若干困ってたけど……別に私は迷惑だとか、幸せを奪われてるだなんてこれっぽっちも……」

心理「上条当麻」

御坂「っ!」

心理「あらあら、その反応は心当たりがあるってこと?」

御坂「…………」
820 :御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 2/5 [saga]:2010/08/10(火) 01:43:34.81 ID:ISHQ5CIo
〜〜〜〜〜

御坂『もーそしたらねー、あのバカがねー』

白井『まぁお姉さま! またあの類人猿の話ですの!!』

御坂『えっ、いや、別に……』

白井『むきー! お姉様は私だけのものですわ!』ガバッ

御坂『寄るな変態!』ビリビリ

白井『あ゛ああ゛あぁぁぁ! か・い・か・ん♪』ヒクヒク

〜〜〜〜〜

御坂「(いつもはああやってふざけ倒してたけど、もしも……もしも、あの子が本気で私の幸福を一番に考えたとしたら?)」

心理「本気であなたを慕い、あなたのことを一番に考えているからこそ……彼女は自分の気持ちを押し殺して、普通の人格へと戻ったんじゃないかしらね」

御坂「そんな、黒子…………」

心理「まーいずれにせよ、彼女本人の意志でこうなることを決意した訳だし。感謝されこそすれ、あなたに黒こげにされるいわれはないわ」

御坂「…………」

心理「じゃあね、御坂美琴。『愛しの彼』と仲良くねぇ、あはは」

……――――



御坂「本当なの、黒子?」

御坂「本当に、アンタは…………」

??「よう、ビリビリ」

御坂「えっ?」
821 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 01:44:06.90 ID:6qcsz5Mo
確かに反則的強さの一方通行だけど、彼はまだ進化すると思う。
なんせ二人目の主人公だからな!
きっと今勝てなさそうでも、いざ対峙すればさらなる強さが見れそうな気はする。

まぁ、少年漫画的、厨二的発想でガキ臭いけどさww
822 :御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 3/5 [saga]:2010/08/10(火) 01:45:17.95 ID:ISHQ5CIo
上条「なんだよ、元気ないな。なんかあったのか?」

御坂「別に……なんでもないわよ」

上条「ふーん…………白井のことだろ」

御坂「っ……あんた、女の子に関しては普段ニブっちいくせに変なときだけ鋭いわよね」

上条「鈍い? 俺が? ハハハなに言ってんだ御坂よ、上条さんのフラグ察知能力をなめちゃいけません!」

御坂「……」

上条「そのフラグ自体が全然立たないからしょうがないけど。あー、どっかに俺とラブコメしてくれる女の子いねえかなー」

御坂「ぶん殴るわよあんた?」パリパリ

上条「え、ちょ、御坂サン? なんでそんな怒ってるんでせうか? そしてなんで帯電してるの?」

御坂「あんたに向けて単純に電撃撃ってもその変な右手で防がれるしねー。エレキブースター!」

上条「そげぶっ?!」


説明しよう!
エレキブースターとは、電磁加速で自身の体をスピードアップさせ、その勢いで拳をたたき込む御坂の新技だ!
決して某ポケモンの進化に関わるアイテムではないぞ!
823 :御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 4/5 [saga]:2010/08/10(火) 01:46:36.75 ID:ISHQ5CIo
御坂「はー、すっきりした」

上条「……そりゃよかったな(鼻血)」

御坂「なんか初めてあんたに一撃入れた気がするわ」

上条「超能力者(てめぇ)の一撃をそう何度も食らってたまりますかってんだよ!」

御坂「あははっ」

上条「…………少しは元気になったか?」

御坂「えっ?」

上条「細かい事情はわかんねえけどよ……小さいことでうじうじ悩んでるなんてお前らしくねぇよ」

御坂「小さいことって……いつも一緒の後輩とのことなのよ! 私、どうすれば……」

上条「お前は、どうしたいんだよ」

御坂「…………」

上条「それとも、学園都市第三位の超能力者(レベル5)は、誰かさんに自分の生き様を指示されなきゃやってけない、ただのガキなのか?」

御坂「……っ」

上条「自分のやりたいようにやれよ、御坂。お前が信じるその道が正解だ」

御坂「…………はん、あんたにんなこと言われなくてもわかってるってーの! 私を誰だと思ってんの、常盤台の超電磁砲『御坂美琴』なのよ?」

上条「はいはい、まぁがんばれよ……ってもうこんな時間かよ! あぁまた噛み付かれ……不幸だっ!」シュタッ

御坂「あっ…………相変わらず慌ただしいわね」

御坂「…………」

御坂「黒子……」
824 :御坂「最近、黒子が構ってくれない」 第3話 5/5 [saga]:2010/08/10(火) 01:48:16.19 ID:ISHQ5CIo
―――― 私、認めるよ

私はあいつ……上条当麻のことが好き

あいつと、幸せになりたい

それでもね、黒子

だからって、私はあんたと疎遠になったりただの他人になったりするつもりもないわ

私は、常盤台の超電磁砲

学園都市二百三十万人の頂点

その名にかけて……自分の望むモノはすべて、自分の手でつかみ取ってみせる! ――――



つづくっ
825 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 01:51:10.57 ID:ISHQ5CIo
う゛ぁー
回想の中に回想入れるとか……読みにくいったらありゃしないね
それと、この話書いてて改めて思ったんだけど、台本形式の地なし文って思ってる以上に難しい
まだ戦闘とか少ないからマシだけど、描写ないと書きにくい場面はあるねぇ

次回こそ、次回こそ最終回です!
……多分
826 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 01:55:56.23 ID:6qcsz5Mo
間にレスいれてしまった……
ごめん。
827 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 01:57:48.85 ID:Dh2GGhI0
乙!
828 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/10(火) 02:08:13.65 ID:bNC0tcSO
おつ

ここ最近の続きものでは1番期待してる
829 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 09:50:20.53 ID:Qf4d13.o
乙ェ

こういう御坂さんは好きだ
830 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 09:53:57.10 ID:rHJwWEAO
CM見てて何故かふと思いついた一発ネタ



打ち止め「なんかちょっとお腹すいたなーってミサカはミサカはお腹をさすってみる」クキュウウ

焼おにぎり(芳川)「小腹が空いたら 焼っきおにぎり 大きな大きな 焼っきおにぎり♪」

焼おにぎり(黄泉川)「小腹が空いたら 焼っきおにぎり 大きな大きな 焼っきおにぎり♪」

焼おにぎり(一方通行)「小腹が空いたら 焼っきおにぎり 大きな大きな 焼っきおにぎり♪」

焼おにぎり(海原)「小腹が空いたら 焼っきおにぎり 大きな大きな 焼っきおにぎり♪」

焼おにぎり(土御門)「小腹が空いたら 焼っきおにぎり 大きな大きな 焼っきおにぎり♪」

焼おにぎり(結標)「小腹が空いたら 焼っきおにぎり 大きな大きな 焼っきおにぎり♪」

打ち止め「うわー焼おにぎりさんがいっぱーいってミサカはミサカも焼っきおにぎり♪」

数分後

打ち止め「いただきま〜すってミサカはミサカは焼おにぎりをガブリあふはふ」



一方通行「チッ……なンで俺がこンな事を……」

黄泉川・芳川「「そういう割には楽しそうだったじゃん(じゃない)?」」

一方通行「いちいちハモるなうぜェ」

海原「小さな御坂さんが一緒に歌って踊ってあはは」キラキラ

結標「純粋な女の子って可愛い不覚にも抱きしめたくなったわうふふ」キラキラ

土御門「こいつら……ヘヴン状態だにゃー……てかなんで結標まで……」
831 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/10(火) 11:14:54.21 ID:da9KowM0
>>830
統一する事ってのはSS書く上で大事なことだ
この一発ネタの場合、各人が『焼っきおにぎり』と言っていることから 焼=や だろう
しかし、『やきおにぎり』と促音なしの場合『焼おにぎり』となっている
このように、焼きおにぎりの表現方法が統一されていない
たとえ小ネタであったとしても表現を統一する事を怠らないでほしい
そもそも焼と送り仮名が省略されるのは基本的には備前焼などの場合のみらしい
細やかな気配りができる書き手になってほしい故長文レスさせてもらいました
832 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 11:20:23.30 ID:uA6/xgDO
こまけェこたァいいンだよォ
833 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 11:22:08.93 ID:Qf4d13.o
えっ それネタだよな……?
つまりお前のつっこみによりこの小ネタがさらに輝くんだよな……?

しょっぱなからそんなレスされたら感想書きづらくなるよな……?
せめて時間がたってからつっこむか、軽く指摘するぐらいだよな普通は……?
834 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 11:45:44.41 ID:XDuO//Y0
レスに対してのの突っ込みしかない状況の方が感想書きにくいと思うよ
俺はまあ感想書く気ないし言うんだけどさ
835 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 11:51:48.48 ID:dBnCMf20
購読欲を増すことだけ書いてやる

ネタバレ注意

ワーストがデレる
我らがあんちくしょうがフラグ増設
836 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 12:42:12.57 ID:ZajkeoU0
>>835の補足

ワーストが(俺に)デレる
我らがあんちくしょう(俺)がフラグ増設
837 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 12:57:46.00 ID:dBnCMf20
>>835
補足

ロシア兵(>>836)が死ぬ
838 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 13:03:17.66 ID:b5pkjRso
俺はある部屋に連れて行かれた。
その部屋は気づけば上から何かがポタポタと滴っている。
上を見てみると肉片が吊り下げられていた。
その数は俺と一緒に行動していた仲間、>>836達の人数と同じ数だった
839 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 13:18:31.77 ID:Qf4d13.o
変なネタバレするんじゃねーよ
ネタはバレてないけどさ
840 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/10(火) 13:35:18.19 ID:LMllqyc0
オタ第二世代の人「後藤さん。マニアとして、オタクとして、俺達が守ろうとしているものってのは何なんだろうな
オタ第二世代の人「宮崎勤から十数年。第三世代の萌えオタは、
オタ第二世代の人「生まれてこの方、戦争なんてものは経験せずに生きてきた
オタ第二世代の人「萌え
オタ第二世代の人「俺達が守るべきはずの萌え“オタ”
オタ第二世代の人「だがこの国のこの秋葉原の萌えオタとは一体何だ?
オタ第二世代の人「かつての総力戦とその敗北、GAINAXの占領政策、
オタ第二世代の人「ついこの間まで続いていたサブカルによる冷戦とその代理戦争。
オタ第二世代の人「そして今も世界の大半で繰り返されている内戦、
オタ第二世代の人「民族衝突、武力紛争。
オタ第二世代の人「そういった無数の戦争によって合成され支えられてきた、血塗れの経済的繁栄。
オタ第二世代の人「それが俺達の萌えの中身だ。戦争への恐怖に基づくなりふり構わぬ萌え。
オタ第二世代の人「正当な代価を余所の国の戦争で支払い、
オタ第二世代の人「その事から目を逸らし続ける不正義の萌え
後藤喜一    「そんなきな臭い萌えでも、それに悶えるのが俺達の仕事さ。
後藤喜一    「不正義の萌えだろうと、正義の戦争より余程ましだ」
オタ第二世代の人「あんたが正義の戦争を嫌うのはよく分かるよ。かつてそれを口にした連中にろくな奴はいなかったし、
オタ第二世代の人「その口車に乗って酷い目にあった人間のリストでオタクの図書館は一杯だからな。
オタ第二世代の人「だがあんたは知ってる筈だ。正義の戦争と不正義の萌えの差はそう明瞭なものじゃない。
オタ第二世代の人「萌えという言葉がライトオタク達の正義になってから、俺達は俺達の萌えを信じることができずにいるんだ。
オタ第二世代の人「カウンターカルチャーが萌えを生むように、萌えもまた二次カウンターカルチャーを生む。 
オタ第二世代の人「単に戦争でないというだけの消極的で空疎な萌えは、いずれ実体としての現実によって埋め合わされる。
オタ第二世代の人「……そう思ったことはないか。
オタ第二世代の人「その成果だけはしっかりと受け取っておきながらモニターがある自室の向こうに戦争を押し込め、
オタ第二世代の人「ここが現実の単なる後方に過ぎないことを忘れる。いや、忘れた振りをし続ける。
オタ第二世代の人「そんな欺瞞を続けていれば、いずれは大きな罰が下されると」
後藤喜一    「? 誰が下すんだ。神様か」
オタ第二世代の人「この街では誰もが神様みたいなもんさ。
オタ第二世代の人「いながらにしてその目で見、その手で触れることのできぬあらゆる現実を知る。
オタ第二世代の人「何一つしない神様だ。
オタ第二世代の人「神がやらなきゃ人がやる。
オタ第二世代の人「いずれ分かるさ。俺達が奴に追い付けなければな」
841 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/10(火) 13:36:09.29 ID:LMllqyc0
失礼。誤爆。
842 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 13:51:00.22 ID:0Au8aWE0
>>841
何かと思った
843 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 14:05:16.66 ID:Tz0Vh6DO
購買意欲が大幅に減ったわ
ワーストはデレねえのがいいんだろ…
ヤンデレ枠は麦のんでお腹いっぱいです
844 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 14:13:09.14 ID:yIleTcEo
鵜呑みにすんなよ
デレたおにゃのこはワーストじゃない
”奴”だっただけだ
845 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 14:17:28.75 ID:QGHg0Oso
別にワーストはデレてないぞ
面白い関係性にはなったけど
846 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 14:36:20.56 ID:GKQdg1Mo
Deleるのか。
847 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 15:04:15.86 ID:5vsWDkAO
つまり俺のセロリたんがデレるわけですねペロペロ
848 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:02:17.71 ID:U5Z3.QDO
>>847
そげぶ
セロリたんは俺のだろ、常考…
849 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:20:13.73 ID:rgy7uJY0
はいはい喧嘩しないそげぶ
ほらセロリたん没収ね
850 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:32:19.37 ID:wLmp7Lc0
>>849
さり気なくセロリたん独り占めしようとしてんじゃねえそげぶ
851 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:35:37.57 ID:WdSn4kDO
お前らそんなにセロリ好きなの?あんなに苦いものの何処がいいの

あ、一方さんは俺のだけどね!
852 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:50:52.78 ID:uQIcFA.0
アックアさんなら俺の隣で寝てるぞ
853 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:55:04.35 ID:yIleTcEo
アックア「全てを失った吾輩を慰めてくれるであるか?」

>>852「ああ、ベットでな」
854 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:02:44.00 ID:Qf4d13.o
しょうがないから>>835-853まで騎士団長のフルティンの刑な
後解禁日は11日だっつんてんだろー

あんまりネタバレやると俺がアックア×浜面書くからな? そこらへんでやめとこうな?
855 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:05:39.75 ID:b5pkjRso
>>854
そんなことするとガチでネタバレするやつでてくんぞww
856 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:07:39.49 ID:Qf4d13.o
んじゃネタバレしてもしなくてもアックア×浜面(成人向け)にしといてやるよ
もちろんアッーな。
857 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:09:10.87 ID:WdSn4kDO
>>854
バレはしないけどアックア×浜面に期待
858 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:10:16.97 ID:H0F3wqMo
>>856
だれか177支部に持って帰って
859 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:13:15.41 ID:Tz0Vh6DO
ウホッいい男 と聞いて
860 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:31:46.57 ID:yNEvmsDO
みんな!
解禁前で焦る気持ちはわかるがここはテッラさんの顔を思い出して、気を静めるのだ
861 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/10(火) 17:44:43.54 ID:O9VIhUAO
俺ショタテッラさん(超絶美少年。実は事故であの顔になってしまった)貰っていいっすか?

つーかさ、街に繰り出したのに結局置いてない訳よ(九州)……。地域的に発売が遅くなるってのは昔聞いて知ってたんだけど、諦めきれなくてね。ひでえ……何のための発売日だよ
862 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 17:44:57.95 ID:ZajkeoU0
テッラさん(故)の顔……
テッラさん(故)の顔……

ふむ


俺「ごっ、がァァァアアあああああああああああああッッッ!?」
863 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:52:37.62 ID:WdSn4kDO
俺も九州だけど7日に普通に平積みされてたぞ
864 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:58:53.10 ID:XJZXPBEo
俺も九州だがアマゾンで8日に届いた
865 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:00:04.42 ID:O9VIhUAO
マジ?ウチ福岡の地方都市なんだけど、売り切れだったんだろうか
866 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:01:11.76 ID:Qf4d13.o
7日だったな中国地方

何か177支部に御帰り下さいとか言われた気がするけど
アックア×浜面投下しますね ※R−18

即席なんで期待するなよー
867 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/10(火) 18:03:04.25 ID:Qf4d13.o
追記: 「^^」の顔文字が非常に嫌い、見るのもいやだって方も注意。


ロシアの大地にピチャリ、と卑猥な水音が響く。

「うゎ…… おいっ、やめ……!」

押し倒された浜面仕上はロシアのその寒冷な気候と裏腹に、体を火照らせていた。

「ふむ、これだけすればよかろう……」

傭兵、後方のアックアが浜面の尻穴を丹念に舐めた。
その、決して細いとは言えない指を一本、そこへ差し込む。「ひっ」という小動物のような声をあげる浜面。
浜面の反応に満足したように目を細め、指をさらに奥へ突っ込み、かき回した。

「やめ……て……く……れよ……」

喘ぎたい訳じゃないのに声が勝手にビクン、と反応する度に出てしまう。
屈辱的で、涙が出てしまう。
あまりの出来事に混乱してるのか、ぼうっとする頭で浜面は必死に懇願する。
だが、傭兵はただその行為を続ける。

「俺には、惚れてる女が、いるんだ…… 俺は、俺は……うっ!」

思わず言葉が漏れる。
指が変な所にあたったせいか、何か普段とは違うモノが一気に体を駆け抜ける。
しかし、アックアはなおも浜面の中をぐちゅぐちゅとかき回す。
あくまで、浜面視点ではあるが、アックアの表情はまるで、
『彼女であるか^^ 知らないのである^^』といった何だかイラッとするようなにこやかな表情であった。
確信犯である。故意犯なのである。

であるとか言ってるけど別に地の文までアックアな訳ではないのである^^
868 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/10(火) 18:05:42.26 ID:Qf4d13.o
浜面が我慢できなくなり、本格的に喘ぎはじめると、急にアックアは指を抜いた。

「………?」

火照る体と快感によりぼうっとする頭のせいで、何故抜いたのか分からない浜面は、
ただ次に何をするのか注目していたが、
アックアが自身の服を脱ぎ始めた所で、ようやく理解した。

「……おい、やめろよ……?」

信じられない、という様子でそれを見てしまった浜面。
逃げようとして立ち上がろうとするが、先の行為により体がガクガクと震えて二本足では立てない。

「俺は、 俺は、 う、うわあああああああああああああ!!!」

それでも浜面は襲い来るであろう現実から逃げるために、ひざと腕を使って四足で逃げ出す。

浜面は、アックアのそれなりに大きい陰茎を見た。
あんな大きな物を、自分の尻に入れられたらもう戻れない気がした。


ロシアのプライベートティアから守った村人達のいる世界へ。

何より、学園都市にいる仲間の絹旗、友人の半蔵、
             ―――そして、愛する滝壺のいる世界へ。(ノンケの世界に)


今ならまだ、まだ戻れる気がした。(ノンケの世界に)
だから浜面は必至に逃げる。
豪雪の中を、ひたすら。

が。

「それで逃げる、と言い張るのは少々無理があるのである。」

「ひっ!?」

「……ふむ、たまにはマグロ相手でもいいかもしれないのである。」

「マグロ……?」

その意味を理解するかしないか、浜面はそのまま首を絞め落とされ――


気付いた時には、もう、滝壺のいる世界には戻れなくなっていた。

End or To be continue?
869 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:07:28.30 ID:Qf4d13.o
わざわざこれの為にホモAVのサンプル見漁るとか哀しいな
この後 村人と3,4Pとかアックア×浜面本番とかあったけど自重したぜ

4レス失礼でした。
870 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:35:23.98 ID:WdSn4kDO
これは…何も言えねぇ

871 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:37:12.72 ID:b5pkjRso
斬新すぎるww
872 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:57:08.28 ID:U5Z3.QDO
つまり…どういう事だってばよ?
873 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:12:05.16 ID:Qf4d13.o
もうガチアッーの奴の構想は練ってて
書いて投下する準備は出来てるって事だよ
言わせんな恥ずかしい///
874 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:21:47.67 ID:Tz0Vh6DO
ここは本当になんでもありだな
875 :一方通行がミサカにモテモテになる話 :2010/08/10(火) 21:15:06.26 ID:7CFk3.I0
『愛という名の悪夢』とか『一方通行がモテモテになる話』と書いてるものだけど
夢に出てきたものや思いのたけを書いたらレスは狂気を感じるとか変態とかで失礼しちゃう
だから頑張って健全ギャグ書きました。
ミサカ×一方通行で死にネタあり、if設定。あとある三文字に耐性の無い人はご注意を。
876 :一方通行がミサカにモテモテになる話1/28 :2010/08/10(火) 21:15:43.50 ID:7CFk3.I0



第三次世界大戦から80年後



一方通行「…………」キィ…キィ



一方通行「…………」キィ…キィ



ミサカ「ご調子はいかがですか、一方通行、とミサカは入室します」


877 :一方通行がミサカにモテモテになる話2/28 :2010/08/10(火) 21:16:09.17 ID:7CFk3.I0
一方通行「………ン…ンン」キィ…パチ



ミサカ「お眠りになってましたか、とミサカは失敗を詫びます」



一方通行「ミサカ1500000号か……いや、いい……」キィ…キィ



ミサカ1500000「この頃眠ることが多くなりましたね、とミサカは膝の毛布掛けを取り替えます」


878 :一方通行がミサカにモテモテになる話3/28 :2010/08/10(火) 21:16:55.72 ID:7CFk3.I0
一方通行「年だからな…………昔の、夢を見ていた……」キィ…キィ



ミサカ1500000「どんな夢ですか、とミサカは聞き手を務めます」



一方通行「子供の頃……半ば自棄になった実験時代……世界に相手の大喧嘩……学園都市の浄化……」キィ…キィ



ミサカ1500000「色々なことがありましたね、とミサカは遠い目をして微笑みます」



一方通行「あァ……色んなことがあって……色々なやつが死ンでいった」キィ…キィ


879 :一方通行がミサカにモテモテになる話4/28 :2010/08/10(火) 21:17:23.76 ID:7CFk3.I0

ミサカ1500000「皆自分のため、ミサカのためにやりたいことをし、いいたいことをして行きましたよ、とミサカはミサカ達と他の方を代表して述べます」



一方通行「…………」キィ…キィ



ミサカ1500000「お茶が空になっています、とミサカはティポッドから新しいお茶を入れなおします」コポコポ



一方通行「………なァ」キィ…キィ



ミサカ1500000「はい、とミサカは再び聞き手に戻ります」


880 :一方通行がミサカにモテモテになる話5/28 :2010/08/10(火) 21:18:07.38 ID:7CFk3.I0
一方通行「……お前たちは幸せか?昔は、実験に利用され、その後も戦争の道具にされ」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」



一方通行「統括理事長の目的だけに生まれ、生かされ、死ンでいった」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」



一方通行「結局短命の運命は変わらず、今でもまだ俺の半分も生きずに死ンでいく……」


881 :一方通行がミサカにモテモテになる話6/28 :2010/08/10(火) 21:19:12.66 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「…………」



一方通行「そして今もまだ作られ続けている……最初から最後まで俺に責任がある……もう時間が無い、責めるなら早くしろ」



ミサカ1500000「…………まず第一に解答すべきこととして」



ミサカ1500000「ミサカが生まれたのは初めはミサカの意志ではありませんが、途中からはミサカの生まれすらミサカの意思となりました」



ミサカ1500000「そしてミサカがどう生きるかも、初めから結局はミサカの意志によるものでした」


882 :一方通行がミサカにモテモテになる話7/28 :2010/08/10(火) 21:20:40.59 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「ミサカが死んだ理由も数多くがミサカが銃を手にとって選んだ道です」



ミサカ1500000「そしてミサカ達は、死んでいったミサカ達を、ヒトを、学園都市のおぞましさを、学園都市の輝きを、後世に伝え行く生きた語り部となることを望みます」



ミサカ1500000「機械には出来ないことです。機械ではそこにヒトの感情や、想い、視点、掲げた正義、死ぬまで守ったものがなんだったかを交えることができませんから」



ミサカ1500000「以上を含めて何度も回答したことですが」



ミサカ1500000「ミサカ達は最初からいずれ来るかもしれない終わりまで、あなたに感謝をします、とミサカは全ミサカを代表して答えます」


883 :一方通行がミサカにモテモテになる話8/28 :2010/08/10(火) 21:21:21.67 ID:7CFk3.I0
一方通行「…………」キィ…キィ



ミサカ1500000「窓を開けますね、とミサカは換気を促します」キィ カラ



一方通行「…………」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」



一方通行「…………」キィ…キィ


884 :一方通行がミサカにモテモテになる話9/28 :2010/08/10(火) 21:22:17.97 ID:7CFk3.I0

ミサカ1500000「上位個体の「あの人が寂しくなった時のメッセージ」を再生しましょうか?」


一方通行「はン……止めろ、恥ずかしくて寿命が縮まるって何度も言ったじゃねェか」キィ…キィ



ミサカ1500000「若かった頃はこれ無しじゃ生きていけなかったくせに、とミサカは突っ込みます」



一方通行「今ではもう若気の至りとしか言えねェな……」キィ…キィ



ミサカ1500000「年を理由に誤魔化すのはどうかとミサカは思います」


885 :一方通行がミサカにモテモテになる話10/28 :2010/08/10(火) 21:22:57.54 ID:7CFk3.I0
一方通行「…………大丈夫さ」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」



一方通行「…………あいつらも、思い出もここにある。オマエらには及ばねえが、確かにな」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」



一方通行「あるさ。それに…………」クイ


886 :一方通行がミサカにモテモテになる話11/28 :2010/08/10(火) 21:24:09.17 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「…………」



一方通行「この街こそが、あいつらを作り、あいつらが作った、そのものなンだ」キィ…キィ



ミサカ1500000「そうですね、ここまでほどに学園都市は表裏がなく、悲しみが少なくなりました。これもあなたの尽力の賜物ですね、とミサカは労います」



一方通行「よせ、俺は今も昔も好き勝手に暴れただけだ。手足が動かなくても頭と口さえありゃあ侵略も破壊もできる」キィ…キィ



一方通行「それに、オマエらのネットワークのおかげで、ここの腐った影は薄くなったンだ。ここはいわばオマエ達の街だ」キィ…キィ


887 :一方通行がミサカにモテモテになる話12/28 :2010/08/10(火) 21:25:15.08 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「はいはい、照れ屋なおじいちゃんですね、とミサカは良き娘に徹します」



一方通行「抜かせ……次の会議はいつだった……?」キィ…キィ



ミサカ1500000「はい、次の会議は3日後の午後2時から、旧窓の無いビルにて行われます。調子が悪ければミサカがミサカを通して代理出席をします」



一方通行「顔は見せないと行けねえ、誰がこんな街の全てを管轄してるいけ好かない理事長かって、見せないと勝手に拗ねるバカがいるからな」キィ…キィ



ミサカ1500000「はい、ではいつも通り専用の駆動鎧を調整しておきます」


888 :一方通行がミサカにモテモテになる話13/28 :2010/08/10(火) 21:26:08.13 ID:7CFk3.I0
一方通行「……あァ、頼む……」キィ…キィ



ミサカ1500000「まだまだ学園都市は、世界は良く、大きくなります。そのためにも現上位個体であるあなたには働いてもらいますよ、とミサカは老人に鞭打ちます」



一方通行「何時も何時も同じこと言いやがって。はァあ、全く困っちまうな、甘ったればかりになっちまって」キィ…キィ



ミサカ1500000「人間子供に振り回されるのは誰しもあることです」



一方通行「人間……か…………なァ」キィ…キィ


889 :一方通行がミサカにモテモテになる話14/28 :2010/08/10(火) 21:27:24.50 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「はい」



一方通行「あの坊主とはどうなったんだ?」ニヤリ



ミサカ1500000「っな、ななななんのことやらミサカにはさっぱりですがとミサカは動揺します」



一方通行「はン、例えネットワーク切断して隠そうったって学園都市随一の頭脳を持つ現上位個体様にはバレバレだっつーの」キィ…キィ



ミサカ1500000「うう、家族というものの勘の鋭さにはAIM拡散力場が関与してるとしか思えません……って、本当にあの人には何の想いもないんです、とミサカは誤解を必死に解こうとします」


890 :一方通行がミサカにモテモテになる話15/28 :2010/08/10(火) 21:28:38.56 ID:7CFk3.I0
一方通行「カッカッカ、別に恥ずかしィことじゃねェさ。ミサカ1511329みたいに子供ばっかり構ったり1520000のように八方美人だとしたらちょっと困るが」キィ…キィ



ミサカ1500000「ですからミサカにはまだそんな相手は現れておりませんってばとミサカは娘をからかう爺に反発します」



一方通行「人間らしく恋をしな、そして孫を見せてくれりゃこのクソジジイも安心して逝けるってもンよ」キィ…キィ



ミサカ1500000「縁起の悪いこと言わないで下さい。核爆弾ぶち込まれても死ななかった爺さんが、とミサカは能力の鈍らない爺さんには勝てないと項垂れます」



一方通行「偉大な家長だからなァ。まァ一家全員の投書があったら折れてやるよ。それが家族の意見ならな」キィ…キィ


891 :一方通行がミサカにモテモテになる話16/28 :2010/08/10(火) 21:29:50.52 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「恐らくミサカ達の全てが少女のプライベートの守秘には動いてくれませんね、とミサカは勝てぬ戦いを誘う爺を睨みます」



一方通行「それが好々爺ってもンだろ、違ったか?」キィ…キィ



ミサカ1500000「好々爺とは気のいい爺さんを指します。乙女心がわかってない一方通行は当てはまりませんとミサカは主張します」



一方通行「なら偏屈爺さんとして言わせてもらうが昨日の煮付けは辛かったぞ。塩分が効きすぎだ、死なす気か、後、米が少なすぎる」キィ…キィ



ミサカ1500000「なら栄養剤と錠剤でも摂取したらいいではないですか、とミサカは昨日の料理当番として意見します」


892 :一方通行がミサカにモテモテになる話17/28 :2010/08/10(火) 21:31:03.82 ID:7CFk3.I0
一方通行「味気ねェから手料理が良いっつってんだろ。家族だったらフリーズドライとかじゃなくその手で作った料理を食わせやがれ」キィ…キィ



ミサカ1500000「毎日毎日この爺さんはいちゃもんばっかです、とミサカは爺さんのいびりに耳にタコができる思いです」


一方通行「…………」キィ…キィ


ミサカ1500000「…………」



一方通行「はァあ、少々喋り疲れたなァ…………おィ、もし俺がくたばっちまったら」キィ…キィ


893 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:31:23.84 ID:kf9m53E0
特に意図がなければ改行の数減らしていいと思う
894 :一方通行がミサカにモテモテになる話18/28 :2010/08/10(火) 21:32:42.97 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「……わかっています。ミサカが75%の権限を受理し、残り25%を選挙にて推薦者を選びます、と覚えている内容を復唱します」



一方通行「息の根が止まったところは大々的に見せ付けてやれェ。最強のジジイの大往生だ。せいぜい良いお祭り騒ぎとならァ」キィ…キィ



ミサカ1500000「あなたの望むような展開にはならないと思いますが、学園都市全域に知らせることにはします、とミサカは計画を練ります」



一方通行「いや、他はどうでもいいが、パレード、祭りだけはしろ。ギリギリまで仕事は一切無しの自由な日にな」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………了解しました」


895 :一方通行がミサカにモテモテになる話19/28 :2010/08/10(火) 21:34:17.82 ID:7CFk3.I0
一方通行「昇天したら会えるかねェ、芳川、黄泉川、三下、ミサカ達……打ち止め」キィ…キィ



ミサカ1500000「お言葉ですが爺さんが逝くのは地獄なのでアレイスター・クロウリーなどと会うほうが可能性が高いかと、とミサカはあなたの逝く先を見下ろします」



一方通行「はっはっは!そりゃそうだ違ェねェ!」キィ…キィ



ミサカ1500000「……会えますよ、ミサカ達は天使の力など数々の奇跡を目にしました。死んだ人だって、きっと、きっと」



一方通行「…………」キィ…キィ


896 :一方通行がミサカにモテモテになる話20/28 :2010/08/10(火) 21:35:25.91 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「…………」



一方通行「(打ち止め…………どうだ、俺は守れたか、オマエの愛したこの風景を、学園都市を)」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」



一方通行「(人類皆なンて大それた事は考えてすらねェ。ただ、ただ、守りたかった。オマエを、オマエの想いを)」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」


897 :一方通行がミサカにモテモテになる話21/28 :2010/08/10(火) 21:37:29.87 ID:7CFk3.I0
一方通行「(見れるもンなら見てみやがれ、ここはあの頃から変わらず、オマエが楽しいといったものばかりだ)」キィ…キィ



一方通行「(学園都市は、続いていく、俺の、オマエの、ミサカの意思で)」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」



一方通行「(傲慢にも何時だって妹達を取ってきた、これからもミサカ達を幸せに……)」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」


898 :一方通行がミサカにモテモテになる話22/28 :2010/08/10(火) 21:38:30.20 ID:7CFk3.I0
一方通行「…………くっそ、眠ィ……俺ァ寝る、晩飯になったら起こせ」キィ…キィ



ミサカ1500000「了解しました、とミサカは揺り椅子にかかったマフラーをあなたに巻きつけます」



一方通行「あンがとよィ、……ン……じゃ……オヤスミィ」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」



一方通行「(………あァだりィ………)」キィ…キィ


899 :一方通行がミサカにモテモテになる話23/28 :2010/08/10(火) 21:39:07.63 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「…………」



一方通行「(………………………打ち止め)」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」



一方通行「(………………………会いてェ)」キィ…キィ



ミサカ1500000「…………」


900 :一方通行がミサカにモテモテになる話24/28 :2010/08/10(火) 21:40:00.49 ID:7CFk3.I0
一方通行「…………」キィ…



ミサカ1500000「…………」



一方通行「…………」…



ミサカ1500000「…………」


901 :一方通行がミサカにモテモテになる話25/28 :2010/08/10(火) 21:40:37.70 ID:7CFk3.I0
一方通行「…………」



ミサカ1500000「…………」ポスッ



一方通行「…………」



ミサカ1500000「…………」ダキ…



一方通行「…………」


902 :一方通行がミサカにモテモテになる話26/28 :2010/08/10(火) 21:41:19.11 ID:7CFk3.I0
ミサカ1500000「……『おやすみなさい一方通行ってミサカはミサカはあなたの頭を撫でてみる』」



一方通行「…………」キィ…



ミサカ1500000「(学園都市は、世界は、ミサカは幸せです、幸せにします。……たとえ世界に妹達しかいなくなっても)」



一方通行「…………」キィ…



ミサカ1500000「(いつまでも、愛しています、一方通行)」ギュ

903 :一方通行がミサカにモテモテになる話27/28 :2010/08/10(火) 21:43:04.15 ID:7CFk3.I0





   わーいあなたといっしょにお外にお出かけ!楽しいってミサカはミサカは大はしゃぎ



                  クソ、ガキのお守りはいつまでたっても面倒臭ェ



         ぶー、せっかく良い天気なのになんで貴方は
                 そんなに暗いのってミサカはミサカはぶーたれてみる



             オマエが何時までたってもガキなんだよ
       ったくいつも通りのこんな街のどこがいいんだ



        この街は何時までたっても素敵だよってミサカはミサカは断言してみる



      あーあーそれなら何時までも学園都市がこのままでいられるよう祈っとけ



         あなたも一緒に見て回ろうねってミサカはミサカは約束してみる



           何で俺が……しかたねェなァ、ついてってやるよ



904 :一方通行がミサカにモテモテになる話28/28 :2010/08/10(火) 21:44:20.31 ID:7CFk3.I0

                 ねぇ、一方通行



                   何だ















                  愛してるよ!


905 :一方通行がミサカにモテモテになる話 :2010/08/10(火) 21:47:22.40 ID:7CFk3.I0
以上。



新ジャンルミサカ(娘)×一方通行(爺)

>>893すいません雰囲気出したかったんです
906 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:47:33.32 ID:Hk8SSH.o
泣いた
907 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:52:22.42 ID:gLinXAAO
け…健全ギャグだと…?



乙!
908 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:53:17.36 ID:mtjeaZwo
ちょっとほろっとした 乙

でも、もし学園都市にいるのはもうミサカだけで
一方さんには平和な街だとミサカたちで見せかけてるんだったら怖くて物悲しいな
ちょっと火星年代記の「長の年月」を思い出した
909 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:07:22.27 ID:iQTx.sDO
人は死に際にこそ輝く。
910 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:24:01.56 ID:rTv3wXc0
き、禁書SSでうるっとくるとは・・・
乙‼

ふと思ったんだけど、一方さんが完全復活すれば、ベクトル変換で老化をある程度、もしくはほとんど抑えられるんじゃ・・・
やべ、最強じゃん
911 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:26:32.72 ID:GDsKaMAO
>>908火星年代記のって
火星に残った科学者が、家族がみんな死んじゃって寂しくて
家族そっくりのロボット作って一緒に暮らしてた話?
一方さん寂しかったのか…
912 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:27:24.64 ID:p2ulLDUo
そんな改行しすぎで見づらい
913 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:28:15.61 ID:yIleTcEo
ちょwwwwww桁間違えんなwwwwwwwwww

のレス入れないでよかった

おはなしもよかった
914 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/10(火) 23:45:55.92 ID:vfyzCYDO
乙!
泣けた
一年に二万体生産としてかける80で百六十万。単純計算で大体百五十万体だけど合ってる?



>>893
内容は別にいいが投下中に割り込むなよ
投下後に注意しろ
915 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/11(水) 00:02:50.06 ID:AWEl1os0
8月11日となり、21巻ネタバレがおkになります
ネタバレ読みたくないよって人は気をつけましょう

21巻読んだ人に感想を聞きたい
あと、昨日までの時点で微妙にネタバレチックなレスをした人は[ピーーー]ば良いと思うよ
916 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:03:20.59 ID:KIMVMcw0
>>905
俺様の目から変な液体が流れている………
ぬぐう必要はない。これは世界に必要なモノなのだから。
917 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 00:03:43.29 ID:bgQodYU0
な? 俺がワーストにデレられてただろ?
言ってた通りじゃないか!!
918 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:10:42.58 ID:b8FVyzUo
>>917
とりあえずネタバレしたお前は騎士団長に掘られるか
アックア×フィアンマをさっさと書け
919 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/11(水) 00:23:33.30 ID:M0TrO4Eo
おぉー良かったな

とりあえず、>>893は死ね
920 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 00:48:23.82 ID:wuOhQ2AO
変なの投下しにきますた

注意餓鬼
・神裂さんが度を越した年下好きですの
・原作登場のミサカ17000号が出演します、ただし独自設定が付加されています、とミサカは(ry
・グダグダくさんなんだよ!
921 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 00:51:22.21 ID:wuOhQ2AO
神裂「ふふ……香焼。もうこんなにしているのですか? 貴方も聖職者の端くれでしょう? 恥ずかしいとは思わないのですか?」スリスリ

香焼「ああ……女教皇様///……そんなとこ、触っちゃだめすよお……///」

神裂「仕方がありませんね。私が鎮めてあげましょう」ヌギヌギ

香焼「なななな!/// な、何で脱ぐすか!?///」バッ

神裂「男のモノを鎮めるには、胸で挟んで扱き上げるのが効果的だと土御門が言っていたので、実践してみようかと」

香焼「そ、そんな事、自分で何とかするすから、女教皇様は早く服を来て下さい!///」

神裂「そうですか……では、私はその様を見届けるとしましょう」

香焼「みみみみみ見ちゃらめえええ!///」

神裂「と思いましたがもう辛抱堪りませんいただきます!」コーウーヤーギーキューンッ!





香焼「いやああああああああ!!!」ガバッ

香焼「……ゆ、夢、だったすか……よかった……」ハア…ハア…

香焼「まったく、対馬さんが変な事言うから、夢まで見ちゃったすよ……」ズーン

建宮「なるほど。香焼は女教皇様に責めてほし」

香焼「人の寝言に聞き耳立ててんじゃねえええ!」

チャブダイスイング!

建宮「ゴブワアアア!」キラーン
922 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 00:53:29.36 ID:wuOhQ2AO
ステイル「神裂、一体コレは何の真似だい?」ギチギチ

神裂「決まっているでしょう? 貴方を逃がさない為ですよ」

ステイル「それが何故かと聞いている!」ギチギチ

神裂「そ、そんな事……私を辱めるつもりですか!?///」ヌガセヌガセ

ステイル「僕を辱めている君が言えた台詞か!? くそ、早く縄を解け神裂!」ギチギチ

神裂「ああ、白くて逞しい背中……」スリスリ

ステイル「何故頬摺りをしているのかな神裂!?」ゾゾゾ

神裂「この肌を傷付けてしまうのは、正直に言えば辛いのですが……しかし、何故でしょうか? 傷付いた貴方を見てみたいという願望もあるのです」

神裂「その傷に更なる責め苦を与えられ、切なげに喘ぐ貴方を……」ウットリ

神裂「そういう訳で、まずはコレで貴方を傷付けていきますよ?」

ステイル「な、なんだその棘付きの鞭は……!」

神裂「天草式に代々伝えられてきたという伝説の拷問器具、その名も『七罪七鞭』です。さあ、始めますよステイル!」

ヒュンッビシッ!

ステイル「ッ!!」

ビシッビシッ!

神裂「ふふ……まだまだ序の口ですよ? 随分と辛そうですね?」ニタア

ステイル「ふん。そう、見えるかい? ッ!!」
923 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 00:55:27.08 ID:wuOhQ2AO
神裂「ですが何時まで耐えられるでしょうね? ああ、ちなみに」

ヒュンッビシッ!

ステイル「ッ!! ちなみ、に?」

神裂「この鞭には肌に塗るだけで効果のある媚薬を染み込ませています。そろそろ効いてくるはずですが、どうですか、ステイル?」

ビシッ!

ステイル「び、やく、だと! ……くっ」

神裂「どうなんだって訊いてんだろ答えろよド素人がっ!!」

ビシンッビシンッビシンッ!

ステイル「ぅあっ……くっ……(なんだ、体が妙に火照る……これが、媚薬とやらの効果、という事か……!)」

神裂「早く答えやがれ! 聞こえねえのか木偶の坊がっ!!」

ビシッビシッビシッ!

ステイル「うっ……くぁっ……(体が熱くて、まともに動かない……)」ガクッ

神裂「はっ! ステイルの背中から血が……」

ステイル(……正気に戻ったのか? ……ッ!!)ビクウッ

神裂「れる、ずずっ、んくっ……不健康な味の血ですね……まだ若いのですから、煙草はもうお止めなさい」

ステイル(傷口を、舐めてやがる! ヘヴィだ……ヘヴィ過ぎる……! くそ、なんだコレは! 夢なら! 夢なら覚めてくれ!)ギチギチ

神裂「ですが、コレはコレで……」レロレロ
924 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 00:58:15.52 ID:wuOhQ2AO
ステイル「ぐああああああ!!」ガバッ

ステイル「はあ、はあ、ま、全く、なんて夢を見ているんだ、僕は……あれじゃあまるで僕には被虐願望があるみたいじゃないか!」

ステイル「しかも、神裂にそうされたいというのか? ……馬鹿馬鹿しい、そんなはずがないだろう」

ステイル「……どうにも眠れそうにないし、とりあえず一服するか」シュボ

ステイル「……何故かな、吸いたい気分にならない」フッ

香焼「まったく、教皇代理ときたらまったく!」ズンズン

ステイル「うん? 君は確か……香焼、だったか?」

香焼「あ、ステイルじゃないすか。どうしたんすかこんな朝早くに」

ステイル「……悪夢のせいで目が冴えてしまってね。少し散歩でもしようかと思ったんだ」

香焼「……実は僕も悪夢を見てしまって、寝覚めが悪いので散歩してたんすよ」

ステイル「ッ! 君もか! ……お互い、とんでもない夢を見たらしいな」

香焼「ええ。おかげで聞き耳立ててた教皇代理にからかわれたすよ」

ステイル「……あれの性格は最早どうにもならない様だな」

香焼「まあ、思い切りぶっ飛ばしてやったすけどね」

ステイル「うん。ああいった手合いにはそうするのが一番だろうね」ニヤリ
925 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 01:03:19.26 ID:wuOhQ2AO
ミサカ「おや、これは珍しい組み合わせですね、とミサカはお二方に声を掛けます」

ステイル「うん? 誰だったかな?」

香焼「ミサカちゃん、おはようす」

ステイル「香焼の知り合いかい?」

香焼「ええ、ちょくちょく日本人街に買い物に来るんすよ。必要悪の教会女子寮の雑用をしてるそうすよ」

ミサカ「初めまして、ミサカはミサカといいます、正確には検体番号17000号のミサカです以後お見知り置きを、とミサカは懇切丁寧に名乗りつつ神父らしき人に握手を求めます」スッ

ステイル「僕はステイル=マグヌス。必要悪の教会の神父だ。よろしくな」ガシッ

ミサカ「ほう、貴方がかの有名な天才ルーンマスター様でしたかお会い出来て光栄です、とミサカは誉めちぎってみますしかしマジでデカいなオイ」

ステイル「ふん。誉めても何も出ないぞ?」

香焼「うわっ、なんか随分な荷物すね」

ミサカ「食材が足りなかったので調達に行ってきたのです、とミサカは密かにおこぼれを頂戴する算段をゲフゲフンいやいや何も言ってませんよ聞こえてませんよね?」

香焼「あはは……」

ステイル「ふむ。面白い子だな」

ミサカ「ちなみに今日の料理当番は神裂さんです、とミサカはどうでもいい情報を……む?」
926 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 01:06:15.87 ID:wuOhQ2AO
ステイル「神裂……か」トオイメー

香焼「女教皇様……すか」トオイメー

ミサカ「神裂さんがどうかしたのですか、とミサカは問いかけます」

ステイル「……夢だ。そう、あれは悪い夢だったんだ」ブツブツ

香焼「……ただの夢すよね。まさか本当に、なんて、有り得ないすよね。あはは……」ブツブツ

ミサカ「どんな夢だったのですか、とミサカは興味津々です」ズイッ

ステイル「よせ、忘れたい。口にするのもはばかられるおぞましい夢だ」ブルッ

香焼「思い出したら鬱になってきたす……」ズーン

ミサカ「……あー、ミサカには何も聞こえませんでしたよ、とミサカはお二方の心中を察して問い質すのを止めます」

ステイル「済まないな」

香焼「助かるす」

ミサカ「では、ミサカはこれで、とミサカは荷物を担ぎ直します、よっ……とと」フラフラ

香焼「ミ、ミサカちゃん! 重いんだろうし、僕が持つすよ!」ガシッ

ミサカ「いえ、しかし」

ステイル「英国紳士たるもの、淑女に荷物を持たすべからず、ってやつだな」ガシッ

ミサカ「あ、ありがとうございます、とミサカは少し照れながら感謝を述べます」ニコッ

香焼「へへへ……///」ニコニコ

ステイル(香焼の奴……そういう事か)ニヤリ
927 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 01:09:49.51 ID:wuOhQ2AO
女子寮前

ミサカ「わざわざ運んで頂いてありがとうございます、とミサカは再度感謝を述べます」

香焼「これくらい、お安い御用すよ!」ニコッ

ステイル「そういう事だ」ニコッ

アニェーゼ「お帰りなさいミサカ。おや、香焼君にステイルさんじゃねえですか。こんな所に何の御用なんです?」

ミサカ「お二方に荷物をここまで運んで頂いたのです、とミサカは経緯を話します」

アニェーゼ「ふーん。そいつはご苦労様でした。そんじゃパッパと運び込んじまいますかね。よっこらせ、っと」

ミサカ「そうですね、とミサカは相槌を打ちつつ、よいしょ、っと荷物を持ち上げます。では、本当にありがとうございました、とミサカは重ねて感謝を述べます。では」ペコリ

スタスタ……

ステイル「香焼」

香焼「何すか?」

ステイル「君はミサカの事が好きなんだろう?」

香焼「ッ!! いっいやっ別にそんなんじゃないすよ!/// ただ荷物多くて大変そうだから手伝おうと思っただけすから!///」アタフタ

ステイル「ふん、まあそういう事にしておこう」ニヤニヤ

香焼「あ、信じてないすねこの不良神父が!」

ステイル「はっはっは、心外だなあ香焼君。僕はこう見えても敬虔な十字教信徒だよ? 不良だなんてとんでもない」ニヤニヤ
928 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 01:12:34.35 ID:wuOhQ2AO
香焼「だったらまずはその煙草を……はっ!」ピキーン!

ステイル「うん? どうした……ッ!」ピキーン!

香焼「……気付いたすか?」ボソボソ

ステイル「……ああ。どうやら神裂が後をついて来ているようだな」ボソボソ

神裂「‖Д`)」

ステイル「……しかし、あんなに気配丸出しで尾行のつもりなのか?」ボソボソ

香焼「……一応天草式のトップ、のはずなんすけどね……」ボソボソ

神裂(ステイル、香焼、ステイル、香焼、ステイル、香焼……)プチプチ

ステイル「……神裂の奴、僕達を追跡しながら花占いをしてるぞ?」ボソボソ

香焼「……まさか、どっちを狙うか選んでるんすかね?」ボソボソ

ステイル「……冗談じゃない、捕まってたまるか。捲くぞ、香焼」ボソボソ

香焼「……了解す!」ボソボソ

ダッ!

神裂「Σ(´Д‖」

ダッ!

ステイル「ちっ、さすがに追いつかれるか!」

香焼「だったら、こいつを食らうすよ!」バッ

神裂「ッ!!」ガシッ

香焼「動きが止まったす! 今のうちに逃げるすよ!」

ステイル「言われなくとも!」

神裂「ああ、上条当麻の寝顔……///」ウットリ

タッタッタッ…

神裂「……はっ! ああ! うう……うふふ///」スリスリ
929 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 01:18:29.04 ID:wuOhQ2AO
神裂「ステイル達には逃げられてしまいましたが、まあいいでしょう。任務の際に連れて行けば……うふふふふ」ニヤニヤ

神裂「さて、そろそろ料理を作りに戻らねば」

数日後

建宮「で、調査の程はどうなのよ?」

諫早「女教皇様は昨日もステイルを追跡していた。やはり『しょたこん』なのかも知れんの」

対馬「しかし、いつからだろうね? 女子寮の子達もああなった時期は分からないって言っていたし」

野母崎「土御門にも聞いてみたが、心当たりはないらしい。……まあ、あいつの事だ、嘘を吐いたって可能性も否定出来ないな」

牛深「自称『天邪鬼』だからな、あいつがけしかけたって考えた方が自然な気がするよ」

五和(女教皇様……早くいつもの貴女に戻って下さい)

pipipi…pi

五和「もしもし」

土御門『いよーう五和ちゃん、元気してるかにゃー?』

五和「土御門さん?(上条さんの番号だから上条さんかと思ったのに……クスン) 何か御用ですか?」

土御門『俺も聞かれた時はすっかり忘れてたんだが、ついさっきある事を思い出したんだぜい』

五和「何をですか?」

土御門『前にねーちんに「実は年下好きなんだにゃー?」ってからかい半分に聞いてみたんだが、その直後からどうにも様子がおかしくなったんだぜよ』
930 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/08/11(水) 01:20:51.59 ID:wuOhQ2AO
五和「えっ? じゃあ、女教皇様が度を越した年下好きになっているのは、本人の思い込みが原因なんですか!?」

土御門『多分にゃー。ほら、ねーちんって思い込み激しいとこあるだろ? それが原因で天草式を抜けたりしたぐらいだし』

五和「確かに……あり得なくはないですね。わざわざありがとうございます、では」pi

五和「聞こえてましたよね?」

建宮「……ああ、バッチリなのよ」

天草式一同(思い込みでショタコン化……女教皇様……おいたわしや……しかし!)

天草式一同「救われぬ者に救いの手を!!」



神裂「うふふ、上条当麻……その寝顔、今度直接拝みに行きますよ。そういえば……良く考えたら、土御門も年下ではないですか……うふふふふ……」ニヤニヤ



土御門「な、なんか寒気がするにゃー……」ブルッ

上条「奇遇だな、俺もだ……」ブルッ

逃げろ上条、土御門!
神裂さんが狙っているぞ!
果たして天草式は神裂さんを救う?事が出来るのか!?



続けられない
931 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:24:05.76 ID:KIMVMcw0
乙ですねー

ショタコンねーちんか………
ならば俺にもチャンスがあるな…!
932 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:29:16.90 ID:mJ7XbRA0
>>930
スレを立てろォォォ!!!
頼むからァァァァ!!
見たくてたまらンンン!!!
933 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:35:20.14 ID:FR8Zl.DO
>>875
やべ、涙が……
ある三文字って何?
934 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [ saga sage]:2010/08/11(水) 01:35:40.48 ID:m24ovBE0
乙。
あわきんとの対決が見てみたいwww

21巻の感想か…
とりあえず、浜面さん△。
アックアさんとのあのシーンは今までの浜面の人間的成長や苦労の打ち込むもあって熱かった。
とりあえず、今回は20巻との対比が良かった。
善悪関係なく、自分の意思で何かを成し遂げようとするもの(フィアンマと上条)

誰かの為に、何者かになろうとするもの(浜面とアックア)
の対比が最高でしたww

まあ、あと20巻の最後の一方さんと上条さんの戦闘は両方にとって重要なプロットポイントだったんだって改めてわかるなwww

長文すまんなwww
935 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:54:35.26 ID:KIMVMcw0
感想ねぇ。
☆やっぱあれだな。敵陣のド真ん中でも上条さんが上条さんだったこと
☆番外個体の笑い方が………(泣)
☆ローラさんマジ非道
☆『一掃』受けた後の一方さんの立ち方が20巻の上条と被った。つか、対比してたよね?
☆アックアさんマジ漢(オトコ)
☆浜面まで「ヒーロー」って…
☆ペンデックスまで天使化(血のような色の羽)ですか。天使多すぎでしょう…
☆ステイル頑張りすぎでしょ。イノケン×3とか…
☆ロシアのミサカ出てきたな。これで同じくロシアにいる、変態個体こと20000号の服装もわかったな。
936 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:07:05.34 ID:qBf4//Y0
10777号のキャラが正直どっかのMNWネタで見たようなゲフンゴフン。
ロシアなのにあえてロシア在住が明言されてる20000じゃなくて10777を出したのは、二次での20000のキャラ付けが強烈だからだろうか、って考えてしまっている俺はMNWに侵されすぎたのかもしれないな。
ちょっと原作読みなおして頭冷やしてくる。
937 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:09:49.27 ID:9ahwZFIo
>>936
二次SS読みすぎ
938 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:15:26.29 ID:cg.X0bgo
個人的には

「そういえば打ち止めはどうするの?」
「オマエに任せたらどォなる?」
「退屈しのぎに目もあてられないことになると思う」
の掛け合いと

ラストの麦のんホラーシーンが最高だった。麦のんホラー映像化マダー?
939 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:20:21.55 ID:iHjaGWso
ノボシビルスクはシベリアにあるから19999と20000は遠い
940 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:28:27.44 ID:l1Gdz46o
別にロシアでも一か所に固まってるわけでもないだろうしな
エカテリンブルクやモスクワみたいな西部からノヴォシビルスク・イルクーツクみたいな中央ロシア、ウラジオストクやカムチャッカみたいな最東部まで広すぎる

エリザリーナ同盟がどこにあるかはわからないけど、カザフスタン北部あたりならノヴォシビルスクは遠くはないな
あくまでロシア的感覚でだけど
941 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:40:35.17 ID:iHjaGWso
殲滅白書の拠点ってモスクワじゃなかったっけ?
大体の出来事ってモスクワ周辺で起こってると思ったけど
942 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:53:16.93 ID:l1Gdz46o
モスクワ周辺だったらエリザリーナはベラルーシあたりかしら
943 :一方通行がミサカにモテモテになる話 [sage]:2010/08/11(水) 03:10:20.29 ID:PE9QStk0
>>933
君はもう答えを書いているよ
ヒント:その○○○の理由を変える者(Flere210)
944 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:16:58.49 ID:0pi11Wco
そのそのその理由を変える者!
945 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 06:14:38.77 ID:85TtEuA0
ちと遅くなったが、>>905にウルっときた・・・
っていうか、この前の「一方通行がモテモテ〜」と全然違いすぎるwwwwwwww
946 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 07:28:04.15 ID:jOKoGcDO
乙だぜ
くそーまさかうるっとくるとは

21巻の感想か
読む前にバレ見る→マジかよ一方さんについに新しいヒロインかよ…しかも夫婦?
読んだ後→oh…一方さん相変わらず打ち止めの事しか脳内にねえな…
947 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 09:29:24.08 ID:b8FVyzUo
今更だが、
とりあえず
>>930を連載するかさっさとスレたてるべきいやマジでお願いします!
948 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:04:25.53 ID:4jXXCeE0
>>875 すごく乙!
一方さんが上位個体化かめずらしいな…爺さんのはずなのに80年前から見た目が変わってる気がしねぇww
949 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/11(水) 10:28:02.61 ID:E/bsKADO
21巻で盛り上がってるところを空気読まずに投下。小ネタスレに自分で書き込んだものの試作品。6か7レスほど

注意点としては某三部作SSのパクリ、オマージュ、リスペクトもの。キャラの雰囲気を若干変えてある。基本的に文才はない。の三点です
950 :禁書「おなかすいた」垣根「あ?」 [sage]:2010/08/11(水) 10:29:24.57 ID:E/bsKADO
禁書「だから、おなかすいたって言ってるんだよ」

垣根「……、人んちのベランダに引っ掛かっておいていきなりなにを言い出すんだこの、……小娘は」

禁書「あれ? 日本語が正しく伝わってない? 日本人かと思ったんだけど……髪の色からして西洋人?」

垣根「は? 馬鹿にしてんのか? 俺は日本人だ」

禁書「む。東洋人は黒髪が基本のはずなんだよ。もしかしてハーフさん?」

垣根「だから日本人だっつってんだろ! 髪は染めてんだよ」

禁書「……」

垣根「なんだよ?」

禁書「やっぱり黒が普通なんだよ! あ、こういうのなんていうかこの間聞いたかも! 確か『チャラ男』って言うんだよね?」

垣根「……、テメェはそこから落とされてぇのか?」

禁書「ぇう!? それは嫌かも……。高い所から落ちるのは心臓がどうにかなっちゃいそうで怖いんだよ……」

垣根「? ……まぁいい。訳あり空腹銀髪少女をヒロインとしてヒーローをやるつもりはねぇが、たまには非常識なイベントってのも悪くねぇな。上がれよ。朝飯くらいは用意してやる」

禁書「ほんとに!? チャラ男って実は優しい人種なんだね! うん! 記憶したんだよ!」

垣根「……、……やっぱテメェはそのまま落ちやがれ!」ガシィ

禁書「えっ! なんでどうして!? 優しい人種じゃなかったの!? ご、ごめんなさい! 後でもっと謝るからまずはその手を引っ込めて欲しいんだよ!」

垣根(なんだ『ジャリ』っとした感覚は? まるで俺の能力に反発してるような……)

禁書「で、出来れば手を引っ込めるついでに私も引き上げてくれれば嬉しいんだけど……?」

垣根「……」

禁書「この微妙な体勢で無視又はスルーを決め込まれれるのは落とされるのより辛い状況かも……!」

垣根「……チッ。ほら――っよ!」

禁書「うひゃぁ!?」

垣根「うおっ!?」

頭から手を離して腕を掴んで力任せに引き上げた少女の体は思ったより軽く、引き上げた勢いで宙返りした少女の体は垣根の頭上を絶妙に『越えず』お尻から垣根の顔面共々着地した。

頭部を思いっ切り強打した垣根は「ついてねぇ」と一言残して気を失った。
951 :禁書「おなかすいた」垣根「あ?」 [sage]:2010/08/11(水) 10:30:14.60 ID:E/bsKADO
垣根(あー、なんかもの凄い悪夢を見た気がするんだが。朝起きて、空気の入れ替えでもしようかと思って窓を開けたら、良く分かんねぇ銀髪のシスターみたいなのがベランダに引っ掛かってて、「おなかすいた」とか三行どころか一行にまとめた状況説明をって――あぁうるせぇ。誰だ俺を起こそうって奴は)

禁書「ねぇねぇ、大丈夫? 大丈夫なら返事して? やっほー?」

垣根(寝ぼけてんのか俺は。この部屋には俺一人しかいないはずだ。ってかやっほーにはなんて返せば良いんだ?)

禁書「おかしいんだよ。日本人はやっほーって言えばやっほーって返すものだと思ってたんだけど、やっぱり日本人じゃない?」

垣根「日本人だっての! ついでにチャラ男でもねぇからな!」

禁書「よく分かんないけど起きたんだよ! ねぇ頭痛くない?」

垣根「んあ? ……痛ぇ。なんだってんだちくしょう」

禁書「もしかして覚えてない?」

垣根「ちょっと待て。……、……。あ、」

禁書「思い出した?」

垣根「幼児体型だもんなぁ……」

禁書「むきーっ! 思い出した一言目がそれってどういうことなのかな!? こうなったら食べ物の代わりにあなたを食しても辞さない覚悟なんだよ!」

垣根「みぎゃあっ!! か、噛み付くんじゃねぇ!! 待て、こぶの部分は止めろ! 止めて止めやがれぇぇぇあああああっ!!」

この日、垣根帝督という男は始めて少女に噛まれた。こぶの部分も漏れなくギリギリと。
952 :禁書「おなかすいた」垣根「あ?」 [sage]:2010/08/11(水) 10:30:47.33 ID:E/bsKADO
垣根「ほら、食えよ」

禁書「うわぁ! ……トーストにフライドエッグってやっぱり日本人と違う?」

垣根「まだ言うか噛み切り小娘。いやなら食うな」

禁書「嫌じゃないんだよ! あぁ、天に召します我らの父よ。このチャ――お兄さんに祝福を」

垣根「テメェ今、チャラ男って言いかけただろ!? あぁっ!?」

禁書「な、名前が分からなかったんだよ! うん、そうなんだよ! って事で名前を教えて欲しいな」

垣根「……はぁ。垣根。垣根帝督だ」

禁書「て、提督!? えっと、あの、その、軍人さん?」

垣根「違うっ! 『皇帝のてい』にその『提督のとく』だ! チッ、こんな自己紹介始めてだぞ」

禁書「むむ、日本語は難しいんだよ……」

垣根「……で、お前さんどこのどちらさんだ?」

禁書「私はイギリスのシスターでインデックスって言うんだよ」

垣根「イギリス? シスター? インデックス? 目次? ……あー、留学生か何かか?」

禁書「ううん、違う。ていとくが言ってた通り『訳あり』だから詳しくはちょっと話せないんだよ」

垣根「……。ベランダに引っ掛かってたくらいだしな。まぁ俺も『訳あり』の住人だから深くは詮索しねぇよ。お前を助けたのは非常識なイベントってのもたまには悪くないと思ったからだ」

禁書「ありがと。それにしてもこのトースト凄く美味しいね」

垣根「そうか? 別にどこにでも売ってるもんだけどな」

禁書「そうかもだけど、誰かと食べるご飯は一人で食べるご飯よりも何倍も美味しく感じるんだよ」

そう言って「にこっ」と笑った顔は、シスター呼ぶに相応しい全てを包み込むような笑顔だった。

この笑顔に垣根は心を揺さぶられたような錯覚に陥るが、すぐさまそれを否定する。

少女にどんな『訳』があるかは知らないが、少女と住む世界の違う垣根にとって関わってはいけないことだからだ。
953 :禁書「おなかすいた」垣根「あ?」 [sage]:2010/08/11(水) 10:32:26.55 ID:E/bsKADO
垣根「ところでお前の着てるその修道服っぽいのはどっかの研究機関が作った新しい防護服<バリアジャケット>か? なんか俺の能力が変な感じに作用にしたんだが」

禁書「??? この服は『歩く教会』って言うんだよ」

垣根「あん? 歩く、教会? そんなもん聞いたことねぇな。やっぱり新製品か?」

禁書「うーん、細かい説明は色々あるんだけど簡単に言うとね、これは全ての物理的・魔術的攻撃を受け流して吸収する優れものなんだよ!」

垣根「おいちょっと待て。お前今、魔術って言ったか?」

禁書「へ? それがどうかしたのかな?」

垣根「俺は仕事柄、魔術というものを多少は知っているがここは科学の街だ。非科学的<オカルト>は表の世界には存在しちゃいけねぇんだ。そこんとこ分かってんのか?」

禁書「え、あ、うん? えっと……ていとくは魔術師、なのかな?」

垣根「んな訳あるか。俺は学園都市に七人しかいないレベル5の一人だ」

禁書「ってことは超能力者なんだよね?」

垣根「ああ。魔術なんてよく分からねぇもの頼らなくてもこの脳があれば十分だ」

禁書「む。そこはかとなくバカにしてるね? ていとくは科学の人なのに魔術も知ってるみたいだから理解ある人かと思ったけど、とんだ勘違いだったみたいだね」

垣根「あ? いい度胸してんなお前。全て洗いざらい吐いてもらいたいところだが、残念ながら時間だ」

禁書「時間?」

垣根「あぁ。こっちの『訳あり』の時間だ」

禁書「……そっか。ご飯ありがとね。ていとく」

垣根「単なる気まぐれだよ。それで、お前はこれからどうするんだ?」

禁書「イギリスに帰る」

垣根「ん? イギリスから来たんじゃねぇのか?」

禁書「そのはず、なんだよ」

垣根「はず……?」

禁書「……。それじゃあ長居しちゃ悪いから私はもう行くんだよ! どこかで会ったらまたご飯食べさせてくれると嬉しいな!」

少女は垣根の別れの言葉も聞かずいそいそと部屋から出て行った。まるでその言葉を聞きたくないかのように。

垣根はそんな少女の存在を振り切れないでいた。少女の全てが引っ掛かる。笑顔が魔術が。そして触れてはいけないはずの訳が。

このまま一夏の非常識イベントでナンパの種にでもなれば面白い、と垣根は思考を切り替えたがそれでも引っ掛かりは取れない。
954 :禁書「おなかすいた」垣根「あ?」 [sage]:2010/08/11(水) 10:33:11.15 ID:E/bsKADO
「チッ」と舌打ちをして不快感をあらわにしてみるが、そんなことをしたところで意味はなく、もう一度「チッ」と舌打ちをして仕事の内容の確認のために垣根は携帯電話を手に取る。

垣根「……遅ぇんだよ」

心理『お花を摘みに行ってたからちょっとね。それでなんの用? 仕事の内容なら昨日説明したはずだけど?』

垣根「まぁそのことなんだが、俺はそれに必要なのか?」

心理『どういうこと?』

垣根「いや、この俺が出張らなくてもお前らだけでどうにかならねぇかなって」

心理『上から直接あなたも出張るように言われてるんだけど?』

垣根「……そうかよ」

心理『なに、また女絡み?』

垣根「あ? おい、またってなんだよまたって」

心理『あなた、私の能力で何回修羅場回避出来たと思ってるの?』

垣根「……、その点は感謝してる」

心理『ま、私はそれでせいせいするから良いんだけど』

垣根「なんだって?」

心理『なんでもない。で、女絡みなの?』

垣根「否定はしねぇが、今回は特殊なケースなんだ。出来れば仕事はパスしたいんだよ」
955 :禁書「おなかすいた」垣根「あ?」 [sage]:2010/08/11(水) 10:33:55.23 ID:E/bsKADO
心理『無理ね。さっきも言ったけど上から直接言われてるの』

垣根「ったく。スキルアウト連中が突然暴れ出して研究施設を占拠――なんて俺らの仕事か? アンチスキルかジャッジメントにでも任せとけってんだよ」

心理『その研究施設が公に出るとまずいものみたいだし、無能力者であるはずのスキルアウトが能力を使っていると報告がある以上、暗部の人間(わたしたち)が動くしかない。どう? 分かった?』

垣根「誰に口聞いてんだテメェは。女……いや、小娘か。は、後回しにしてまずはそっちを片付けるか」

心理『え、今小娘っていっ――』

なにならまた小うるさい話を聞かされそうなので垣根は通話を切る。直後、マナーモードの携帯がブーブーと振動する。一瞬出て「うるせぇ」と告げ通話を切り、更に電源を切った。

いつの間にか垣根の頭は先程まで居た少女のことで一杯になっていた。この引っ掛かりを解決させるためには少女が必要だった。

垣根は朝食に使った皿を片付けながら仕事後の予定を思い出す。誰か(女)と遊ぶ予定があったような気がするが、その誰かがメモされた携帯は先程眠りにつかせたばかりだ。

起こせば余計なコールがなりそうなので起こさない。思い出せない予定なんてどうでもいい。垣根は頭を仕事モードに切り替えて部屋を出る。

仕事モードに切り替えたはずなのに、少女はエレベーターを使ったのか階段を使ったのかと考えてしまった自分にまた「チッ」と舌打ちをして自らの『世界』に赴くため垣根は歩みを進める。
956 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:35:48.67 ID:E/bsKADO
終わりです。次に補足と言い訳

キャラについて
垣根→オフの時はリア充爆発しろって言われるような感じにしてみた

禁書→どうしてもくどくなりがちな魔術の説明を省くため、多少なりと科学というものに理解があるようにしてる。垣根も暗部の人間として魔術を知ってるようにしてる

心理→俺の趣味。長期連載に渡った場合ヒロイン二人はいるよなぁっと思ったらこうなった


普通に禁書一巻の内容追っててもあれだからレールガンの方も混ぜていけたらなと思う
でもその前に基本的には某SSのパクリ、オマージュ、リスペクトになるんだけどやっちゃっていいのかな?
957 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:40:30.48 ID:b8FVyzUo
レベル5は全員出ると俺得だけどそンな事は関係ねェな!
構わん 続けたまえ!
958 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:43:24.10 ID:q6eT96AO
やりたまえ
需要は後からついてくる
つーか俺に需要がある
959 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:51:49.46 ID:ihSKrdI0
需要ありまくる!
スレ立てちまえ!
960 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:56:38.54 ID:jOKoGcDO
ストーリーまでまるパクでないなら問題なかろうやりたまえ!
961 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:58:18.56 ID:mpJXc2DO
そうだ!
需要も俺も後からついてく!
962 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 11:10:17.74 ID:FR8Zl.DO
基本的にパクリ、オマージュ、リスペクトね。

言わないで書く人間に比べたら全然気概があるからやっていいかという相談に真面目に考えて応えてみる。

パクリ、オマージュ、リスペクトそれぞれどういう意味で使ってるのか言ってみて。

まずそれ知ってからのほうが良いんだけどその三部作って多分俺も知ってるやつだろうからリスペクトしたいのは良くわかる。

あの人の文章は上手いから何度も読み直して勉強するのは良いけど読みながら書くとか原文流用、改変は頂けない。

ネタとしてニヤリとか笑えるかもしれないけど作者が成長したいならやめたほうがいい

最後に、なんでオリジナルじゃなくオマージュにしたのか

そこにきっちり答えを出せれば需要なかろうが書いていいと思う
長編で無かったら全然無視してくれていいんだけど長編連載にするつもりみたいだし引き合いに出した作品がけっこうな量の作品だから心配させてもらった


これが俺の個人的な意見かつ質問です


あの人の作品の魅力はキャラをネタじゃなく完全に使いこなせてる上原作準拠とはいえ自分のシナリオに歩かせていかせてるところだよなぁ。描写も上手いし頭が上がらない感じだ。



長文申し訳ない。
963 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 11:15:33.81 ID:15K61Sko
俺にはあの名作のマネはとてもじゃないがやれんなぁ……
でも、その気概やよしッ! 乙!!
964 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 11:21:44.02 ID:E/bsKADO
期待されてるだと…?ちょっと意外すぎて困惑中。とりあえずまだ読んでない21巻を読んで頭冷やそうと思う
意見ありがとうございます
965 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 11:30:11.89 ID:ihSKrdI0
頭冷やさなくていいよ?
このままやっちまいなよ
だが 21巻を読むのなら
全力で応援する!
966 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 12:46:55.78 ID:FR8Zl.DO
あれ……質問は……(´・ω・`;)?

応援したかったから話し込みたかったんだけど。
967 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 12:59:07.15 ID:E/bsKADO
パクリオマージュリスペクトってちゃんとした意味で使ったわけじゃなく、基本的にはあれを元にしてますー的な軽いノリで使った言葉なんだけどミサカはミサカは反応に困ってたことを明らかにしてみたり……
てか昨日だったか小ネタに指摘してた人?
968 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 13:34:29.16 ID:FR8Zl.DO
昨日レスした覚えないから漁ってきた。831以外見つからなかったけど指摘ってこの人のこと?だとしたらかなり心外。

主観(テーマ)雰囲気演出ストーリーそのもの話の流れや傾向地の文何を元にしてんのか聞きたかったの。

丸々なら本来の意味のパクリ(盗作)。映画のオマージュのゲーム(テーマを同じくしたもの)ならよくある話。
軽いノリなら軽いノリで回答しなよ。真面目に考えてした質問が見えてないかのごとく無視って辛いよ

後ここまで言う気はなかったけどパクリですと言われて喜ぶパクられた作者はいないと思う


どうして831か聞いてきたか考えてみたけど831の周辺のレスを見る限り俺に対して良い印象は持ってないみたいね


ごめん俺もムカッと来たからちょっと厳しくなってる

だから質問ないかぎりはもう君にレスするのは自粛する


他の人にも無駄レス見せてしまいごめんなさい。大変失礼致しました。
969 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 13:36:05.58 ID:b8FVyzUo
改行多いし文が長いから、解答にもそれなりの長さの文章が必要だと思って、
解答するのに気がひけたんだろ言わせんな恥ずかしい
970 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 14:28:00.20 ID:FR8Zl.DO
>>969
スマン、無視とその後の迷惑扱い?(831疑惑)に耐えられなかった。

行間空けるための改行ってしないほうがいいの?

行間空けない最低限の改行のみだった時読みにくいもっと改行しろって怒られたんだけど
971 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 15:12:26.31 ID:Wxdo5Xc0
わかんねーんだったらROMってろ鬱陶しい
972 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 15:13:02.77 ID:b8FVyzUo
SSだとセリフとセリフの間は一行づつは開けるけどね自分は。
二行づつ開けてる所はいらんかもね、余計文章が多く見える。

とりあえずSS誰か投下してくれよォ
973 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 15:53:06.56 ID:i3PczFQo
とりあえずSS以外で長文書くなうっとうしい
974 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 15:57:52.80 ID:l1Gdz46o
また誰かがアッーSSを書くぞ
次はディグルブ×グリッキンか?
975 :禁書昔話・北風と太陽 [sage]:2010/08/11(水) 15:58:11.69 ID:0pi11Wco

むかしむかし、北風(垣根帝督)と太陽(一方通行)はどちらが強いか勝負することになりました。

北風「どっちが強いか白黒つけようぜ第一位」

太陽「上等じゃねェかメルヘン野郎。どうやって勝負するンだ?」

北風「そうだな…………」

そこへ旅人(打ち止め)が通りがかり、

北風「あいつの服を脱がしたほうが勝ちでどうだ?」


太陽「……………………あァ?」


虐殺が始まりました。

北風はバラバラの肉片になり、脳みそは三つに分かれ、冷蔵庫のような装置で延命するハメになりましたとさ。




おしまい。
976 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 15:59:43.72 ID:2nF08Sc0
まあこのスレも残りわずかだし、SS投下しようにもしきれないだろうね。
次スレでは投下ラッシュが起きる予感
977 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/11(水) 16:02:22.26 ID:dTwMrgA0
カチッ \アクセル/

「sageばかりのこの流れ……振り切るぜ。へン…………しンっ!!」

ガシュッ! キュルルルル! ブルル……ン! ドッドッドッドッドッドッドッド……

             ――――アクセル――――

  ブオオン、ブオオン! ブオオオン!! ギャキィインッ、カシィィィン!!

「さァ、絶望がオマエのゴールだ……」



映画見てからと言うものの仮面ライダーWと禁書のクロス考えてばっかいる

>>975
嫌いじゃないわ!
978 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:03:00.55 ID:b8FVyzUo
北風がバラバラの肉片wwww
乙ェ

>>974
安心しろ、俺が3PのSS書くから


もちろんアッー!で。
979 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 16:06:20.33 ID:0JamIyY0
一方通行さん=太陽で、一方さんが太陽の光のベクトルを操作して、
一方「日輪、天墜」
ってやってるのを想像してしまった
980 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:06:37.30 ID:pCqKp0Ao
――――9月01日(Tue)
――5時56分

 少女達の朝は早い。

 中庭に臨める大きな窓の全てがカーテンで締め切られていて、部屋は全体的に薄暗くなっている。
 それでも、わずかな隙間を縫うように朝日がまばらに差し込み、光を受けた西側の床や壁がまばらに輝く。

 二つ並べられたベッドの片方だけがこぼれる朝日を受けて白く浮かび上がり、
 一方で薄暗いままのベッドの上では、少女が静かな寝息を立てていた。

 学園都市に七人しかいない超能力者、御坂美琴。
 お嬢様学校で名の知れた常盤台中学のエースである。

 そんなお嬢様は、妙な気配を感じてうっすらと目を開いた。
 そして。

 眼前には後輩の顔。
 瞳を閉じて、ほんのり頬を染めて、じわじわと迫ってくる後輩の顔。

 寝起きの第一声が強烈に響く。

「黒子ォォ!!」

「オォゥッ!?」

 小柄な少女の身体が軽く宙を舞う、いつもの光景。
 いつもの朝。

 少女達の朝は、早い。
981 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:07:06.40 ID:pCqKp0Ao
ごめん、行数確認しようとして間違えて投稿しちゃった。
982 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:07:43.80 ID:pCqKp0Ao
あ、立ててきます。
983 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/11(水) 16:11:01.55 ID:dTwMrgA0
>>982

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-9冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1278/12782/1278232855.html

 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-10冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1279/12792/1279299041.html



 お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください2
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1280505687/



過去スレ一覧と誘導のはこっちに変えといてくだちい
984 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:11:22.32 ID:pCqKp0Ao
お待たせいたしましたの。

 [ 次スレ ]
 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-12冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1281510545/
985 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:11:57.78 ID:pCqKp0Ao
>>983
うわ、オススメスレ見落としてた。ごめんなさい。
986 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/11(水) 16:13:04.69 ID:dTwMrgA0
>>985
次スレの>>3に追記って書いてレスすればおkじゃないかな
987 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:15:52.79 ID:pCqKp0Ao
>>986
仰せの通りに……。

いろいろ失礼いたしましたの。
988 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/11(水) 16:21:58.66 ID:i3PczFQo
御坂「>>1乙、と……」

御坂「さてと、このスレも残りわずかだし? いつぞや書いてたSSの続きでも書いて埋めようかしら」
989 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 16:23:12.01 ID:bgQodYU0
>>979

「く、は」

一方通行は、嗤った。恐らく世界で最も醜い顔で。
そして愉快な、タ ノ シ ソ ウ ナ 笑い声を上げる。

「アッハッハッハァ! 褒めてやンよ三下ァ! でもなァ……何も力のベクトル操作ばかりじゃねェンだぜ?」

一方通行は飛び上がった。天戯弥勒を見下ろす形となったその白≠ェ、真っ黒に染まって行く。

(これは――まさか!)

「気付いてももォ遅ェ! 俺に太陽光を集中させた。これが最強に相応しィ攻撃――日輪【天墜】だァ!」



こうですかわかりません
990 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:24:46.39 ID:b8FVyzUo
                                 // |   \   ヽ   \_   ヽ
                                  / |  |  ヽ ト、ヽ   、    v、ヽ
        >>1乙                     | !  ト、 VNハ Y     マ.} }
                                V !  ト、/ /〉 |i   |   V ハ
                                ト、\\_ 《fv'  |ト、 |    V| !
      _   ト、     ト、                    |小、\L_ `   | ヽ. |     !|
     \::`ヽ!::::\`ヽ|:::ヽ              /∧ `ヽ「`|    j ,.ィV    | | |
 ヽ二二二ヽ:::::::::::::::::::::ヽ:::::\ /!             // ∧ヽ  L__   // |  !   ! | |
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<_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<`ヽヾ   V レ'!     // |!   ! |   |! i  `ヽ  | |ト、ヽ ヽ \
 ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_-=二    / /|.   // |   | |  | | |  i `T「| | \\\_ >
::::::::::::::::::_::::::::::::::::/二≧-`ヽ、  レ' /     | |  ! ! | | |! | |   |  | | | |  〉\「ヽ
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::::::::::::| ヒァ'´ レ'   ヾ じハフ/,.イ、_/  | !   | |  |\ | | |  |   ト、! / .// ‐-
::::::::::∧_`         `ーフイ::::::∧ \_   ||   ! !  ト、_> | |  ト、  乂フ//` ー
::::::::::::,.イ      ,. <      >//小 ̄´   i!   ヽト、ゝ乂ゝ.! i| \! ヽーァ/ .| ―-/
__∠ \   く`^' 、,\   イ::レ!:Vヘ ト、   ト、    \__` ` ヽト、_ `ー ,.| ! |\ / /
::::::::::::>..、`ヽ、 `ヽ   ヽ.  从/:::/ ヽ!    ヽ「`             ,イ {  |ヽ/ /
:::::::::::::::::::/       \^/´,.イイ∧/                        { { V | / /: : :
::::::::::::::::/ ヽ          ,.' レ′                       ト、\V /|: : : :
:::::::::::∠.,  `ァ‐-  ` ._/                             V\{_/ /: : : :
:::::::::::::::/  /                                   |: /<: : : : :
::::::::::::/ //:>.、                                    KX /: : : : : :
:::::::::∧/ /::::::::::::::>                    ___∠二二二ニ=‐≦:冫: : : : : : : :
991 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:25:32.10 ID:b8FVyzUo
誤爆った 恥ずかしい///
992 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/11(水) 16:25:38.80 ID:i3PczFQo
「くそっ……静まれ、俺の心臓!」

俺の名前は上条当麻。学園都市に住む普通の高校生だ。
そんな俺には、心に決めた愛すべき、そして守るべき存在がいる。

「この映画ペアチケットで、今日こそ美琴を誘うって誓っただろ、上条当麻。気合い入れろ!」

そう、常盤台中学のエースにして学園都市第三位。
超電磁砲こと御坂美琴のことだ。
あいつのことは、いつも追いかけたり追いかけられたりしてるうちに、いつの間にやら一人の女として意識するようになっていた。
993 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/11(水) 16:30:05.09 ID:i3PczFQo
「どしたのよ、当麻。こんなところに呼び出して」
「お、おう、美琴」

茶色い短髪にかわいらしい髪留め。
今日も俺が大好きな美琴は輝いて見え、よりいっそう俺の鼓動を早めた。

「いや、まぁ……たいした用事でもないんだが」
「なによ、はっきりしないわね」

俺は、一世一代の勇気を振り絞った。
994 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/11(水) 16:34:38.14 ID:i3PczFQo
「み、美琴。俺と一緒に、映画でも見に行かないか?」
「えっ?」

言ってしまった。

「この恋愛映画、前からお前みたいって言ってたろ? だから今度の日曜、二人で行こうかな−、と思いまして……」

しゃべり出してからは、止まらなかった。
返事を聞くのが怖くて、でも気になって、俺は美琴の顔を直視することができない。
すると、フフ、と笑い声が聞こえた。

「あら、あんたが誘ってくれるなんて珍しいじゃない。良いわよ、この美琴お姉さんがつきあってあげよう」
「ほ、ホントか美琴!」
995 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/11(水) 16:38:24.34 ID:i3PczFQo
「なーにそんなうれしそうな顔してんのよ。あんたのが年上で男なんだし、少しは威厳見せなさいよバーカ」
「わ、わりぃ……そんじゃ日曜日の二時、駅前でな!」
「うん。楽しみにしてるわね」

そう言って、美琴は去って行った。
俺はと言うと、自分の成し遂げた偉業に感極まり、思わずガッツポーズをして通行人に白い目で見られたわけだが。
そんなことは気にならないほど俺の気持ちは高ぶり、日曜日に思いをはせつつ歩き出した。



――――……
996 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/11(水) 16:40:34.02 ID:i3PczFQo
御坂「…………」

御坂「……天才なんじゃないかしら、私」

御坂「いいわ、このSS。最高じゃない!」

御坂「映画ではどんなイベントを起こしてやろうかしら……むふふ……」

御坂「あ、やばい鼻血……ティッシュティッシュ」




黒子「いやだから誰ですのあれ」
997 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/11(水) 16:41:28.33 ID:i3PczFQo
書きながらですまなかった!
そして需要あれば定期的にこんなの書こうかとも思ってるんだがどうだろう!

そしてみんな、次スレもよろしくな!
998 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:43:39.96 ID:jOKoGcDO
>>975
>虐殺が始まりました
にクソ吹いた
ですます調にするだけでこんなにも吹けるとは
乙でした
999 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/11(水) 16:45:03.08 ID:dTwMrgA0
>>997

ながら投下でさえなければ良いんじゃない?
書きながらだと他の人が書きこみたいときに出来ないからさ


999なら次スレは絹旗祭り超開催
1000 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:45:38.42 ID:ihSKrdI0
1000get
1001 :1001 :Over 1000 Thread
    ´⌒(⌒(⌒`⌒,⌒ヽ
   (()@(ヽノ(@)ノ(ノヽ)
   (o)ゝノ`ー'ゝーヽ-' /8)
   ゝー '_ W   (9)ノ(@)
   「 ̄ ・| 「 ̄ ̄|─-r ヽ
   `、_ノol・__ノ    ノ   【呪いのトンファーパーマン】
   ノ          /     このスレッドは1000を超えました。
   ヽ⌒ー⌒ー⌒ー ノ      このレスを見たら期限内に完成させないと死にます。
    `ー─┬─ l´-、      完成させても死にます。
        /:::::::::::::::::l   /77
       /::::::::::i:i:::::::i,../ / |
       l:::/::::::::i:i:::、:::/ / |
       l;;ノ:::::::::::::::l l;.,.,.!  |
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       /:::::::;へ:::::::l~   |ヌ|
      /:::::/´  ヽ:::l   .|ヌ|               製作速報VIP@VipService
      .〔:::::l     l:::l   凵                  http://ex14.vip2ch.com/news4gep/
      ヽ;;;>     \;;>

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-12冊目-【超電磁砲】 @ 2010/08/11(水) 16:09:05.49 ID:pCqKp0Ao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1281510545/

ここだけ全員焼肉店(変態黙示録 パンツマン)75店舗目 @ 2010/08/11(水) 15:45:14.18 ID:BXxwVm20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1281509113/

ち ん ち ん ま ん ま ん 戦 争 勃 発 @ 2010/08/11(水) 15:23:55.05
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1281507835/

姉「男くん、朝だよっ」 @ 2010/08/11(水) 13:35:22.03 ID:doHv0oAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1281501322/

けいおんモブだけでギャルゲ作ろうぜ @ 2010/08/11(水) 11:16:42.85 ID:UDL.tAQo
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