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☆「もう戦闘飽きたな。それ以外で決着をつけよう」ローラ「望む所なりけるのよ」 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:43:25.90 ID:ZajkeoU0
※人格崩壊注意

※超俺得な人勢ぞろい

※ビアージオとか十字架の人くらいにしか認識してない

※原作全23巻と漫画版禁書目録6巻超電磁砲5巻だけ既読

※アニメ見たこと無い

※ごっ、がァァァァァァアアアあああああああああああああああああッッッ!?
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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2 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:44:10.45 ID:ZajkeoU0
☆「ということだ、土御門」

土御門「ちょっと待て」

☆「ああ、安心したまえ。君と海原光貴――エツァリ、そして禁書目録は魔術科学双方に通じているから審判だ」

土御門「いやそういうことを言ってるわけじゃない」

☆「? そのままのことだが??」

土御門「いや、逆さまで口に指を当てて上目遣いされても……」

☆「下目遣いだ」キリッ

土御門「……で、俺に何をさせるつもりだ?」

☆「……集めるのだ。対魔術師に値する11人の戦士を……」
3 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:44:41.10 ID:ZajkeoU0
一方「あァ? 魔術師どもと闘い以外での決戦だァ!?」

上条「不幸だ……」

垣根「そんなことの為に冷蔵庫から復活したのか。まぁいい、魔術だろうがなんだろうが俺の(ry」

御坂「はぁ!? そんなの出るわけ……え? アイツ出るの?……でよっかな」

淡希「グループとしての命令……なら従わないといけないわね」

黒子「お姉様っ! この黒子も参加しますの!!」

絹旗「超頑張りますか」

滝壺「だいじょうぶ、参加できなかったはまづらのぶんも頑張ってくるよ」

麦野「つーちみーかどぉー、喧嘩売ってるの?」

絶対等速「ったく、急に刑務所から出されたかと思えば……まぁいい、保釈を条件に参加してやる」

軍覇「根性ぉぉぉぉおおおおォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」



土御門「……いいな、勝つぞ。これは化学サイドの運命を決する聖戦だ」
4 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:45:12.99 ID:ZajkeoU0
ローラ「というわけなりけるのよ、ステイル。頑張りたりて集めてけりのよっ! 11人の戦士を!!!」

ステイル「」

ローラ「む? どうしたりけるのよステイル? これは魔術サイドと科学サイドの正式な聖戦なりけるものなのよ」

ステイル「」

ローラ「すでにローマ正教とも話は通ってありたもうものなのよ、学園都市と協力して神の右席、左方のテッ/ラも蘇生させたまりけるの」

ステイル「……わかりました」

 呆れた顔でステイルは言い放った。それは覚悟の語調ではなく、諦めの語調だった。
5 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:48:57.06 ID:ZajkeoU0
アックア「わかったのである」

テッ/ラ「というか選択しないですしねー」

ヴェント「否定形は無い」

サーシャ「わかりました」

レタ練「当然。負けるわけにはいかないな」

闇咲「……仕方ない」

フィアンマ「俺様の力が必要なのか? まぁいい、この聖なる右≠ノ起こせぬ奇跡などありはしない」

騎士団長「わかった」

オッレルス「え……えぇ……? 俺魔術サイドからも追われてるんだけど……」

ステイル「いいさ。これで魔術サイドは完成だ。さぁ行こう――勝利へ」
6 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:49:54.97 ID:ZajkeoU0
おっと>>5に以下文追加

神裂「……わかりました。私の魔法名にかけて、必ず魔術サイドを勝利に導きます」
7 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:50:33.88 ID:ZajkeoU0
第一回・野球編

科学サイドオーダー

 1番 投 一方通行
 2番 中 垣根帝督
 3番 三 御坂美琴
 4番 右 麦野沈利
 5番 捕 上条当麻
 6番 左 結標淡希
 7番 二 削板軍覇
 8番 遊 白井黒子
 9番 一 滝壺理后 

 補欠:絶対等速、絹旗最愛
 
絹旗「えっ! なんで滝壺さんがスタメンで私は超入ってないんですか!?」

 監督:あれいすたー・くろうりー

☆「監督に逆らうのか? 絹旗最愛」

絹旗「ぐっ……」

土御門「……何故培養液の入った筒状の容器と巨大な機械がベンチにあるのかは突っ込んじゃいけないんだな」
8 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:51:24.34 ID:ZajkeoU0
魔術サイドオーダー


 1番 右 方のフィアンマ
 2番 中 方の……だと……? ヴェント
 3番 左 方のテッ/ラ
 4番 捕 方の……だと……? アックア(ウィリアム=オルウェル)
 5番 投 騎士団長(ナイトリーダー)
 6番 三 神裂火織さんじゅうはっさい
 7番 遊 オッレルス
 8番 一 アウレオルス=イザード
 9番 二 闇咲逢魔

 補欠:ステイル=マグヌス、サーシャ=クロイツェフ

ステ「 ち ょ っ と 待 て 」

 監督:ローラ=スチュアート

ローラ「なんなりけるのよ?」

ステ「何故僕がスタメンに入っていない!?」

ローラ「それはねぇ……」

右方「雑魚だからだ。赤毛神父」

ステ「なっ……」
9 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:52:11.08 ID:ZajkeoU0
土御門「さて、魔術サイドの方が熱気に包まれてるにゃー」

海原「解説はおなじみ海原と!?」

□□「イン[ピーーー]なんだよ!!」

土御門「主審は俺だにゃー」

■■「私。一塁審。頑張った」

青ピ「んで僕が三塁の方なー」


土海青□■「「「「「以上でお送りします!!」」」」」


心理掌握「因みに私は不正をさせないために心を覗く係ね。別にメインで出張っても良かったんだけど、作者が書き切る自信ないって」

冥土返し「怪我した時の救護は任せてね?」

10032号「ミサカも全力を尽くします、とミサカは意気込みを語ります」

20000号「救護室に運ばれてきたセロリたんの汗ペロペロしたいお、とミサカは本心を吐露します」

14510号「そうはさせるか変態、とミサカはサブマシンガン片手に語ります」

冥土返し(個性が出ることは本当にいいことなのかな?)
10 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/10(火) 23:54:24.40 ID:ZajkeoU0
ルールブック『SMプレイルール(SMはサイエンスとマジックの略語)』

基本的なルールは通常の野球と同じにする。

ボールは科学と魔術の粋を集めて作られた天使並みの強度を持つボール。

バットも以下同文

尚全体的な速度制限として640m/sが人間の動いていい最速値。それ以上は不正行為。

能力魔術は使ってナンボ。

空間移動能力者はベースを必ず踏むこと。

この試合に於いては本塁打でない限り三塁打、ランニングホームランは向こう(二塁以上の進塁は禁止)

盗塁の際は160m/sまで速度を落すこと。

なおタッチせずとも塁に触れていればアウトとする。

本塁打は観客席にボールが触れるか、3km以上飛んだとされれば有効。それ以外(観客席で選手がキャッチ)はアウトになる。
11 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:56:09.33 ID:ZajkeoU0
海原(ああ……観客席の約半数をミサカさんの妹がいらっしゃる……魔術的要素で混乱を起こさぬよう顔を違う風に見せてるのでしょうがこの私の愛の前では無力ですよ……)

海原「ではこれより、科学サイドVS魔術サイドを始めます。解説のインさん?」

イン「むむむ……これは難しいんだよ。見た所魔術に分がありそうなんだけども、科学サイドの白い人が投手っていうのが結構鬼なんだよ……」

海原「申し遅れました。実況はわたくし、海原光貴です。原典でボール跳ね返すのはチートだそうで。ゼロにするはどうなんでしょう」

イン「ちーとなんだよちーと!!」

海原「おっと、各ナインが一列に並びましたね」


土御門「ではこれより、魔術サイドと科学サイドのベースボールを始めるにゃー。一同、礼!」


                      オネガイシマース!!


土御門「プレイボール!!」
12 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:58:09.08 ID:ZajkeoU0
よしここまで

正直突発ネタだったがこのあとはナニスルか

麻雀……いや某動画とカブる
ポーカー……いいかもしんない
サッカー……某ssと(ry

まだ野球ってやられてないよな?
二番煎じだったらすまん
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/10(火) 23:58:56.11 ID:3FEyuXM0
実はあったりするけど
これは期待してるからがんばれ
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:25:58.16 ID:Cy3yL.AO
魔術サイドのライトは本気出したら何処でも打球取れるなwwww科学サイドのピッチャーは地球の自転が狂うレベルの豪速球か
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:48:03.59 ID:OZArC.20
野球は一方さんが暴走してた話があった気がするけど
魔術サイドとではなかったから大丈夫だと思う
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:50:57.31 ID:xZnR8YAO
>>14
上条さんマジ不幸
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:20:29.36 ID:KIMVMcw0
向こう→無効
選択しない→選択支無い

など、誤字?変換ミス?に気をつければもっと輝けると思う。頑張ってください。期待してますよん☆
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:26:22.52 ID:sggguXs0
これはぷん太のニュースに載る
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:11:54.79 ID:qn50QXQ0
球技じゃテレポーターがチートし放題だな
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:23:19.47 ID:.zQKwYAO
絶対等速とかwwwすげーキャラ出したなwww期待ww
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 09:37:02.21 ID:bgQodYU0
くっ、は。やっぱり二番煎じ……

つか一方さんが便利キャラすぎるwwww
とりま遅筆なのでご注意

一時間半ほどで書き溜めた文とうかするぞー
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/11(水) 09:37:54.40 ID:bgQodYU0
こっから解説は『』でいきますねっと


一方「さァ、初回から飛ばしていくぜェ……」

 海原『一回表、魔術サイドからの攻撃です』

フィアンマ「俺様に打てない球などありはしない」

 海原『おーっと、背中から赤い変な手が出てきてそれがバットを掴んでいる――!!』

 イン『あれは神の右席としての力、聖なる右≠ネんだよ! どんな奇跡でも起こすと言われてるんだよ!』

一方「ハッ、面白ェなァ。でもなァ……奇跡なンざ起こる確率が0なら絶対に起こるはずがねェンだよ!!」

 海原『振りかぶって第一球……投げたぁ!!』

  轟!! という音とともに大気が、地面が震えた。
  時速1600kmを優に超える程の速度をもった白球は、最早残像という域では捉えられないほど、目ですら追えなかった。
  それが直接捕手である上条の手に吸い込まれていった。だが、その轟!! 速球はその速度を失い、その右手に吸い込まれた。

  フィアンマは、自分の横を“何か”が通り過ぎたのを感知した直後、その“何か”を確かめるために後ろに向いた。

上条「ナイスボールだ! 一方通行!!」ヒュッ

一方「ハッ、俺を誰だと思ってンだ三下ァ。次はもうチョイ早くすンぜェ……」

フィ(何だ……幻想殺しのミット、中央に穴が空いてるじゃねぇか……しかもこいつは右利きの――ッ、そうか、そういうことか)
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 09:38:37.80 ID:bgQodYU0
――回想――

上条「なぁ、一方通行。俺なんかがこの大会に出ていいのか?」

一方「はァ? 何言ってンだ。テメェができることなンざいくらでもあるだろうが」

上条「いやいや、この幻想殺し≠ュらいとあとは不幸なだけですって。こんなレベル0に……」

一方「ナメてンじゃねェぞ。相手が異能の力である以上、テメェの幻想殺しは有効なンだよ……そら」ポイッ

上条「おととっ」キャッチ

一方「そのグローブを使え」

上条「え、中央に穴があいててしかも普通のグローブですよ?」

一方「ぎゃはっ、普通ならそンなの付けてキャッチャーやれねェよ。でもなァ、テメェの幻想殺しが超電磁砲を打ち消してンだったら、その右手の効力は異能の力により生じた現象事象を打ち消す≠ヘずだァ。俺のタマ捕れンのは三下、テメェだけなンだよ」

上条「……くく、いいぜ、やってやろうじゃねぇか。俺が活躍できないっていう幻想なんてぶち殺してやる!!」

一方「そォだ、その意気だ三下ァ!!」




上条「でも、既定の道具じゃないといけないんじゃ……」

一方「いいンだよ、テメェの右手にずっとグローブなンざ嵌めてたらぶっ壊れるに決まってンだろ。バットやらは大丈夫みてェだがなァ」
24 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 09:46:59.89 ID:bgQodYU0
――回想終わり――

一方「さァて、ここらで一丁変化球でも行きますかァ」

 海原『振りかぶって第二球……投げたぁ!!』

フィ「くっ」ストライーク!

一方「大したことねェんだな、魔術側のトップってンのはよォ」

 海原『一応どんな奇跡でも起こせるはずなんですけどねぇ』

 イン『あれは未完成なんだよ! ふぃあんまっていうのもあんまり大したことないんだね!』

 海原『それに比べて一方通行は快調ですねぇ』

 イン『あくせられーたはやっぱり凄いんだよ! ご飯くれる人に悪い人はいないかも!!』

土御門(そればっかだにゃー)

一方「さァ、閉幕と行きましょォかァ!!」

   ストライーク!バッターアウトッ!!

 海原『三球三振です』

フィ「莫迦な……この俺様が……」

ヴェ「ふん、倒す≠ホかりにこだわってるからよ、馬鹿め」

 海原『ヴェント選手! 三球三振に倒れました!』

※ヴェントでは打てる気しません。アドリア海反則だしね。

ヴェ「莫迦な……この私が……」

テッ「私に任せるんですよー、左方のテッラ、その実力を目に焼き付けさせてあげましょうー」

25 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 10:01:00.06 ID:bgQodYU0
ぱーぱーらぱぱーぱぱーぱーらぱぱーぱぱーぱーらぱぱーぱぱっぱー 
ぱぱぱぱぱっぱっぱー ぱぱぱぱぱっぱっぱー
ぱーぱーぱぱっぱーぱぱっぱっぱー かっとばせー、テッ、ラ!! 死んでください、と観客席のミサカ達は同時に切望します

テッ「さぁ、この私があなたの球を一番に打ち砕く者ですよ」

一方「戯言や妄言ばっか吐いてるから真っ二つにされンだよ、ド三流」

 海原『テッラと言えば真っ二つとついでに光の処刑で有名ですが、インさんはどう見ます?』

 イン『あくせられーたの球をてっらが打つのは難しいかも』

 海原『その心は?』

 イン『まずかませ臭が凄いんだよ』

 海原『わかります』

 イン『あとは光の処刑が不完全なんだよ』
 
 海原『流石テッラ、おっと、投球動作に入りましたね。第一球、投げたぁ!』

    バシィーン!ストライーク!

テッ「やりますねー、ですけど……」

 海原『振りかぶって……第二球』

テッ「――優先する、白球を下位に、大気を上位に」

 海原『投げたぁ!!』

一方「なっ……」

 海原『みるみる減速していくー!!』

 イン『大気摩擦なんだよ!』

テッ「貰いました!」カキーン!!!
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:08:45.15 ID:ywFgkASO
その設定だと…
27 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 10:11:06.19 ID:bgQodYU0
テッ「ちっ、左方にずれましたか」

一方(あの野郎……大気との摩擦を異常に大きくしやがった。届くころの速度は40km/hにまで落ちる)

 イン『大気を上位に置いたことで白球の進行を妨害したんだよ!』

 海原『成程、しかしそれではボールは進まないのでないですか?』

 イン『ううん、どうやらてっらは無意識のうちに窒素だけを優先したのかも』

 海原『ほう?』

 イン『恐らく大気といっても80%くらいをいめーじしてたんだと思うよ』

 海原『理解できました。さて、一方通行選手はどうやってこの窮地を凌ぐんでしょうか』

一方「……クク」

テッ「……? あなたの負けは確定してま――」

一方「アッハッハッハァ、やるなァオマエ!! でもなァ――これがテメェの最期だ」

テッ「……は?」

一方「死にやがれェ! この回のラストターンだ!」

テッ「……優先する。白球を下位に、大気を上位に」

 海原『振りかぶって三球目――投げたぁ!!』

  白球が一方通行の細くて白い腕から放たれる。
  それと同時に轟!! と、無数の突風の嵐が吹き荒れる。

テッ「なっ……」

  吹く突風は白球の邪魔をする大気を吹き飛ばし、その白球をまるで壁のように押し上げる。
  ど真ん中ストレートだった。だが、テッラはそれを確認する前に突風で吹き飛んだ。
  魔術サイドのベンチ、その横の壁に叩きつけられる。皆さんは、秒速200mで壁が迫ってきたのを想像するといい。
  大気の壁と、実際の壁に挟まれたテッラはずり落ち、気を失って地面に倒れ伏した。

   ストライーク!バッターアウッ!チェンジ!!

一方「これが一流の悪党だ」
28 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 10:17:39.28 ID:bgQodYU0
書き溜め投下中に執筆してたら思いのほか進んだのでその分も投下する。


一方「さァて、再び一方通行ですよォ、良い子の皆さんはトラウマにならねェよォとっとと逃げるよォにィ」

テッ「……殺してやりたいですねー」※フィアンマに蹴り起こされました

 海原『一番バッターから一方通行ですか……』

 イン『でもぴっちゃーはあのそーろむるの術式≠使いこなすないとりーだーなんだよ!』

 海原『ソーロムルの術式≠ヘとても厄介ですからねぇ。科学勢がこれにどう対処するか、見物です』

騎士「いくぞ、ウィリアム。私の球が捕れないほど落ちぶれるなどと言うことはないだろうな?」

アッ「任せるのである。どのような球でも捕ってみせるのである」

一方「ハッ、こいよ三流。格の違いを教えてやる」

 海原『振りかぶって第一球……投げたぁ!』

     ズドォーン!! ストライーク!

一方(なかなかやるよォだな。速度は俺に比べりゃ大したこたァねェが、球威がありやがる)

一方「……やるじゃねェの! でもなァ、俺のベクトル変換に球威なンざ通用しねェってことを教えてやる」

 海原『第二球……投げたぁ!!』

一方「貰ったァ!!」

騎士「――ゼロにする!」

一方「なっ!?」

 海原『おっと、真芯で捉えたはずのバットですが、軽く球威に押されて一方通行ごと回転しましたね』

 イン『バットの力をぜろにしたんだよ! ぼーるはそこに何も無いかのように突き進むかも!』

     ストライーク!
29 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 10:25:09.54 ID:bgQodYU0
騎士「あれだけ言っていた結果が尻餅か。科学サイドのトップがそれではな」

一方「テ……テ・メ・ェ……」

――――――――――――――――――――――――――――――――

20000号「セロリたんが怪我した気がします! 汗ペロペロしてきます! とミサカは10032号を押しのけて救護室から脱出……」

14510号「やらせるかぁ! とミサカは20000号を攻撃します!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――

一方「ブチ殺してやる」

騎士「何をしようが――無駄だ!!」

 海原『投げたぁ!』

騎士「ゼロにする!」

  直後、轟!! と。
  一方通行の振ったバットについてくるように轟風が吹き荒れた。
  その風は、僅かながらもボールを前に飛ばした。

  一方通行にとっては、それだけで十分だった。
  巻き上がる砂塵。その0コンマ1秒の隙に、一方通行は地面を蹴った。
  どうベクトル変換したのかはわからない。マッハ5で、一塁ベースを蹴った。

一方「楽勝だっつゥの!!」






元春「……一方通行、既定速度マッハ2を越えた為、アウト」

一方「なン……だとォ……?」
30 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 10:32:04.73 ID:bgQodYU0
うわ“た”を連発してしまった
気を付けてたのに……


垣根「ハッ、ザマぁねぇなぁ第一位。こんなのが上だなんてな……」

一方「ケンカ売ってんのか、テメェ」

垣根「んなわけねぇじゃねぇか、馬鹿じゃねぇの?」

一方「……よほどユカイなオブジェになりてェよォだなァ……」

上条「やめろよ二人とも!!」

一方「三下ァ……」

垣根「上条……」

上条「いい加減にしろよ! お前らは二人とも、『闇』にドップリ漬かっちまった奴らだよ!!
   でもな! だからこそ光の世界を夢見てたんじゃねぇのか! ここに来たかったんじゃねぇのか!
   こんなとこで喧嘩しててどうなるんだよ!! 栄光を勝ち取るんじゃねぇのかよ!!
   今は数少ないチャンスの一つなんだろうがよ!! それを小さな諍い一つで捨てちまっていいのかよ!
   いい加減始めようぜ! 二人とも!!」

一方「三下ァ……俺が悪かった。次の打席、頑張れよ。垣根」

垣根「ああ、テメェの分まで、俺が塁に出てやる。勝とうぜ!! 科学サイド!!」
31 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 10:38:55.34 ID:bgQodYU0
 海原『二番バッター、垣根帝督です』

 イン『資料によれば、この世の常識に当てはまらない新しい素粒子を生み出す能力、だーくまたーみたいだね』

 海原『ええ。過去には一方通行の反射の穴すら突きましたから、期待できます』

 イン『己が武器と認識したものの攻撃力をぜろにする――そんな術式をどう破るのか見物なんだよ……』

 海原『おっ、背中から純白の翼が噴き出しましたよ』

垣根「さぁ来やがれ! 俺の未元物質に通用する常識なんてなにもねぇってことを教えてやる!!」

アッ「その強気、どこまで通用するか見物である」

騎士「行くぞ……」

 海原『さぁ注目の第一球、投げたぁ!!』

騎士「――ゼロにする!」

垣根「ぐっ」

 海原『おっと、尻もちを付いたー』

 イン『先のあくせられーたの打席で解りきってたことなのにね』

 海原『しかしあの球をバットに当てること自体が奇跡ですよね』

 イン『いや、おそらくあの翼の欠片がバットに巻きついてるんだよ。周囲の空間にもあるかもね』

 海原『成程……それでバットとボールを強引に接触させたのですね』

騎士「当てるだけでも大したものだな……――行くぞ」

 海原『二球目、投げたー!』

垣根「ぐあっ!」

 海原『また尻もちだー! ちなみに全部ファウルチップとしてストライクになってます!!』
32 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 10:41:03.93 ID:bgQodYU0
アッ「……一つ問おう。貴様は何故そこまで頑張るのであるか?」

垣根「……決まってんだろ」

  垣根帝督は、立つ。その自慢のスーツは砂に汚れ、髪にも砂が付いている。
  膝をつきながら、垣根はじっと元傭兵の目を見る。

垣根「決まってんだろうが!! 仲間の為だよ!! 俺は今までたくさんの悪いことをしてきた。
   今仲間としてチームやってる奴らを殺しかけたこともある!!
   それ含めて俺を仲間として見てくれてる奴らに恩を返したいんだよ!! わかるだろ!!」

  垣根帝督は、言葉を紡ぐ。決意の表れ。
  それを見たアックアは、静かに頬笑み、

アッ「……貴様の決意は伝わったのである。だが、手加減はせぬぞ……」

垣根「望むところだよ。この俺に手加減は通用しねぇ」

 海原『再び打席に立ちました!』
 
 イン『かきねは男らしいんだよ!!』

  観客[[がんばれがんばれかっきっね!! がんばれがんばれかっきっね!!]とミサカ達も声を張り上げて応援します]

垣根「俺はやる……こい騎士団長!! 俺の未元物質に魔術は通用しねぇ!!」
33 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 10:43:04.88 ID:bgQodYU0
騎士「行くぞ……!!」

 イン『すごい気迫なんだよ!!』

 海原『三球目……投げたぁ!!』

騎士「――ゼロにする!!」

垣根「俺の未元物質に――」

一方「打てェ!! 垣根!!」

垣根「常識は通用しねぇ!!」カキーン!!

 海原『センター前に落ちたぁ!!』

垣根(逆算、終了だ)










アウ「白球を一塁手のグローブ内に転送」

 姫神「……アウト。惜しかった」

垣根「ちっ、チクショォォォッ!!!」

一方「なン……だとォ……」
34 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 10:47:19.21 ID:bgQodYU0
ここまで!!

アワレオルスさんチートだね。彼には死んでもらおう
さてさて、続きは夜にでも来るよ
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 11:16:37.91 ID:uysw0.M0
アホー!(一方通行初っ端からルール破ってアウトになってんじゃないよこのアホー!の略)
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 11:17:58.46 ID:CZP30IDO
おもしれぇww

俺なら一番バッターは黒子かなww

上琴バッテリーも見たいぜ
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 11:18:33.85 ID:eVva7YSO
なんつーチート集団wwww
地獄甲子園かwwwwwww
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 12:16:54.75 ID:SOhoTwco
魔術勢強すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 14:22:06.07 ID:UaPnVwDO
何故浜面いないの…ってまあ無能力者だから仕方ないのか

観客席でフレンダと一緒に観戦してるんだろう
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 14:27:44.77 ID:SP13T.DO
レベルが上がったらかなり強くなるだろうと色々議論になった絶対等速さんもいるのか…
41 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 14:29:47.07 ID:bgQodYU0
おおぅ、結構レス着てるしちょろっと投下しようかにゃーん
おにいさんがんばっちゃうぞー

垣根「すまねぇ……皆……」

御坂「なーに謝ってんのよ。垣根! 私が塁に出るんだから」

上条「御坂の言う通りだ。野球っつーもんは2アウトからが勝負だろ?」

一方「……お疲れさン」

垣根「皆……ありがとう……」

白井「科学サイド……反撃を開始しますですの!!」

御坂「さぁ! カッ飛ばすわよ!!」

 海原『おお、御坂さん……美しい……』

 イン『短髪は電撃使いだね! どうやって人間の埒外の球を打つのかな?』

 海原『御坂さんに不可能など無い』キリッ

騎士「……お嬢さんは怪我しないようにさせたいのだが」

御坂「お生憎様。後ろに下がる脚は持ってないわよ」

騎士「……ふ」

 海原『御坂さんにケガでもさせたら殺しますよ騎士団長……』

 イン『第一球……投げたんだよ!』

御坂「ちぇいさー!」

   ストライーク!

御坂(……今、微かに磁力が反応した? そうか、科学と魔術で出来た球なんだもん。AIMバーストみたいにAIM拡散力場が関わって磁力などを生み出してるんだわ……)

騎士(嫌な予感がする。ソーロムルの術式を使うか)
42 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 14:44:49.87 ID:bgQodYU0
 海原『御坂さんに怪我させたら原典使ってぶっ殺す』

 イン『第二球、投げたんだよー!』

騎士「――ゼロにする!!」

御坂「ちぇいさー!」

  強力な磁場がボールに干渉する。鉄やら磁石やらの性質も持っているボールは、美琴のバットに吸い込まれる。
  バット自体はゼロにされたが、磁力は生きていた。お得意の超電磁砲のように導体を生み出す。
  狙うは――二塁手。バット自体の威力ではなく磁力での反作用により飛んだ球は磁力を帯び、超電磁砲として闇咲逢魔に飛んだ。

闇咲「ごっ、がァァァァァァァァァアアアアあああああああああああああああああああああッッッ!!?」

  キャプ翼のように闇咲を吹き飛ばしたボールは、右中間を貫通し、スタンドに飛び込む。










アウ「必然。アウトだ。白球を我のグローブへ転送」

姫神「アウ……」

  だが、アウレオルスのグローブの中に入ったボールは、帯電していた。
  つまりは、こういうことだ。

アウ「あbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbb」

 海原『感電したー!!』

 イン『おとしたんだよ! せーふだね!』

姫神(シスターに。先にセーフって。言われた)
43 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 14:46:46.55 ID:bgQodYU0
 海原『初ヒット! 流石は御坂さん』

 イン『あうれおるすがあわれなんだよ! ピクピク言いながら倒れてるよ!!』

ステ「アウレオルスゥッッ!!」

ババァ「アウレオルス!」

アウ「神裂……か……必然。無理……」

ババァ「アウレオルスー――!!」

フィ「ふん、我々の勝利の為にはこいつが必要だな。少しライトで休憩させておけ。俺様が一塁に入ろう」

 イン『あうれおるすがらいとに! ふぃあんまがふぁーすとにぽじしょんちぇんじなんだよ!!』

 海原『ちょっとかわいそうですね……』

 イン『まぁ意外とどうでもいいんだよ!!』

ステ(というかこれでも僕はまだ出場できないのか……)
44 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 14:49:48.48 ID:bgQodYU0
麦野「さぁ、打つわよ」

絹旗「いけるんですか? 麦野の能力じゃ超不利ではないでしょうか」

麦野「秘策があるにゃーん」

騎士(……美しい)

 ※むぎのんはこの試合中はたーみねーたーじゃないんだよ!!

麦野「ねぇねぇお兄さ〜ん、少し手加減してくれない?」

  観客(うわー……)

騎士「む、むぅ……」

 海原『戸惑いつつも投げたぁ!』

麦野「ギャハハハハハハ!! ゼロにされなきゃこうよ!!」

     カキィーン!!

 海原『おっとレフト前に落ちた!』

騎士(能力無しであの球を捉えるとは……)

絹旗(超恐るべし、ですね……)

滝壺(だいじょうぶ。わたしはむぎのがむきむきでも応援してる)

浜面(流石麦野だ……ゴリラかよ……)
                                  ※フレとはーまづらぁは観客席です
フレ(麦野……ゴリラに比類するってのはこういうことね)
45 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 14:51:41.72 ID:bgQodYU0
 イン『つーあうと一塁二塁でばったーはとうまなんだよ!』

 海原『科学サイドと言えば一番強いのは一方通行ですが、柱はこの上条当麻なんですね』

上条「御坂……俺が必ずお前を帰してやる!」

御坂「あ、うんっ///」

上条「さぁ来いナイトリーダー!」

アッ(この男は強いぞ。気を付けるのである。騎士団長)

上条「いいぜ……テメェを打ち砕けねぇってんならなぁ……」

 海原『振りかぶって第一球……投げたぁ!』

騎士「――ゼロにする!」

    パキィーン!

騎士(ソーロムルの術式が破壊された!?)

上条「まずはその幻想を打ち返s……」

          カキィーン! ベキィッ!

 海原『おっとしかしファウル! しかも打球が顔面に直撃したー!!』

 イン『それが高く上がって……おっれるすがきゃっちしたんだよ!』

元春「……上やん、アウトぜよー」

 ※通常の野球だとファウルが体に当たった場合ファウル確定になるそうですがこれは学園都市ルールです 

     

     ちぇんじー
46 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 14:54:57.40 ID:bgQodYU0
今のところここまでねー
続きはほんとに夜!! 夜!! ね

しかしアウレオルスさん扱いにくいな

てかサーシャたんってどんな魔術使うんだっけ?
21巻でも使わなかったし、エンゼルフォールの時はミーシャたんだったし

やっぱバール専門かね
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 17:28:25.07 ID:MeIP9v6o
期待
48 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:45:18.04 ID:bgQodYU0
一方「三下ァ、大丈夫か?」

上条「座ってキャッチするだけなら……」

一方「安心しておきなァ。絶対に構えた所に投げるからよォ」

 海原『さてさて、魔術サイドの四番は最強の傭兵と名高い後方のアックア!』

 イン『うぃりあむ=おるうぇるなんだよ!!』

アッ「……勝たせてもらうぞ。Frele210(その涙の理由を変える者)!!!」

 海原『魔法名名乗んなよ……』

 イン『まったくだよ』

 打ち止め『でも強そうだねってミサカはミサカは一般論を述べてみる』

 海原『ハハ、それは強そうですけ……ど……?』

 イン『な、なんなんだよこのアホ毛ちゃんはー!』

 打ち『ミサカは打ち止めだよってミサカはミサカの自己紹介!』

 海原(小さい御坂さんハァハァ)

  刹那、解説席に震動が走った。
  直後、吹き飛ぶ海原の体。解説席の壁を突き破って球状の外まで吹き飛んでいなかった。
  白い残像の先にあるのは、白い人間。赤い眼が先程まで海原のいたところを睨んでおり、内包するは怒り。
  もし海原が原典による自動防御を展開していなければ、一人の魔術師の命が消えていただろう。

一方「おっとスッポ抜けちまったなァ」

元春「……ボールだ。次からは気を付けろよ? 一方通行」

一方「あ、すンませン」
49 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:46:09.71 ID:bgQodYU0
 イン『さて、うなばらが戻ってくるまではこの私と!』

 打ち『打ち止めでお送りするよー! ってミサカはミサカは解説に参加してみる』

 イン『らすとおーだーはなんでここにきたの?』

 打ち『面白そうだったから! ってミサカはミサカはウキウキしながら目を輝かせる!』

 イン『ぴっちゃー振りかぶって第一球』

一方「この球が打てるかァ!?」

 イン『……投げたぁ!!』

アッ「良い球であるが……フンッ!!」





         ガキィィィィィィイン!!



一方「なっ……」

垣根「任せろ!!」

 イン『かきねが空飛んでじゃんぴんぐきゃっち!』

 打ち『飛ぶのって反則じゃないのかなってミサカはミサカは不安要素を述べてみる』

アッ「無駄なのである。人間に止めれる速度では……ないのである」
50 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:47:34.50 ID:bgQodYU0
垣根「ごっ、がァァァァァァアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?」

 イン『きゃっちしたのに吹き飛ばされてるんだよー』

 打ち『確か3km飛んだら本塁打確定だったってミサカはミサカは回想中!』

垣根(負けて……たまるかよ。絶対にこれだけは……捕る!!)

一方「捕れェええええええええええええええええええエエエエエエエエエエエエエエエエエエェェェェェッッ!!!」

垣根「おっ、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッッ!!!」

アッ(止めたのであるか……)

垣根「俺の未元物質に……常識は……通……用……しねぇ……」ヒュゥゥゥゥゥン……

 元春「……アウトだ」

 イン『かきねが堕天使のように墜ちていくんだよ!』

垣根(ここ……までか……)
51 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:50:32.84 ID:bgQodYU0
  だが、垣根の思いとは対照的に、その落下も途中で止まった。
  見えない力に支えられ、堕天使は地上へと降り立つ。
  その垣根の脇に、二人の人間がいた。

  一人は頭に環状の演算補助装置らしきものを取り付けた少年。土星のワッカの様なそれから、コードが伸び腰の辺りに繋がってる。
  もう一人はドレスを着た可愛らしい少女。金色の髪が太陽光を反射し、微かに煌めく。

心理「久しぶりね。帝督」

垣根「お前ら……」

心理「今回は私達は脇役。さぁ、行ってらっしゃい。あなたの居場所は『スクール』(ここ)じゃないでしょ?」

土星「応援してる」

垣根「……チッ、わぁったよ……ありがとな」

  垣根は起き上がり、手のグローブに白い球が入っているのを確認した。
  背中から六枚の純白の翼を顕現させ、飛ぶ。

  途中に一度振り返ったが、もうそこには誰もいなかった。

  夢だったのか現実だったのかさえ区別がつかない。
  だが垣根はもう一言、呟いた。

垣根「……ありがとな」
  
  そして垣根は再び戦場へと身を投じる。
  過酷かもしれない。地獄かもしれない。だが、垣根は戻る。

  あの、仲間達の温かみが残る場所へ。
52 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:51:12.90 ID:bgQodYU0
  戻ってきた垣根を包んだのは、歓声だった。
  熱狂、といっても差し支えは無いだろう。

  垣根は、適当にボールを観客席に投げ、センターに舞い戻った。

垣根「しまっていくぞ!!」

  一時の甘い幻想(ユメ)を噛み締め、再び垣根は闘う。敵は魔術サイド。仲間は、科学サイド。

 海原『さて、かなり垣根が人気みたいですね。私も戻ってきました』

 イン『かきねがカッコよかったんだよ!』

 打ち『……ウナバラが戻ってきたってことはミサカはミサカはお払い箱?』ウルウル

 海原『いいえ! 是非ともいてください!!』

 打ち『わぁーい! ってミサカはミサカは悦びを体中で表現してみる!!』

 海原(ホント可愛いですね……)
53 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:52:07.03 ID:bgQodYU0
一方「さァて、次のバッターはテメェですかァ!?」

騎士「フン、ウィリアムの仇は私がとる」

一方「そォはいかねェなァ。確かにテメェのソーロムルの術式は強力だよ。でもなァ! 俺には最高のバックがついてンだ!!」

垣根「一方通行……」

一方「だからなァ、学園都市第一位の名にかけて……必ずテメェを打ちとる!!」

 海原『野球の台詞とは思えませんね』

 イン『まったくなんだよ』

 打ち『でもあの人カッコいいよ! ってミサカはミサカは応援開始!』

 海原『では私も一方通行に倣って厨二的な解説をしてみましょうか』

 イン『なにそれ見たい』

 海原『あの白の怪物が、唸りを上げる。龍が天に昇るかのような流麗な動きを以って、白球が文字通り射出される――こんな感じですか』

 イン『面白いんだよ!』

 海原『蒼空を劈く咆哮が白球から木霊する。喩えるなら、龍の牙。全体の残像が白龍すらも想起……おっと、第一球投げた!』

騎士「――ゼロにする!」カキィィィーン!
54 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:52:59.64 ID:bgQodYU0
 イン『凄い勢いなんだよー!』

 海原『これは突き刺さりそうですよ!』

騎士「ふっ」

結標(なんとか内野に……)

結標「座標移動!」

一方「なァ!?」
 
  結標が発動した座標移動は超高速で左方へ飛ぶボールを、内野へと瞬間移動させる。
  ただしその位置は、一方通行の真横。

  左方へと飛ぶ白球は一方通行に突き刺さり、倍速で“反射”された。
  そして一方通行からみて【左】には誰がいるか……それは、一塁へと走る騎士団長。

騎士「え?」

  自らの全力を込めた飛球が、その倍速で脇腹に衝突した。
  その上、受け身も何も準備をしていなかった。

騎士「ごっ、がァァァァァァアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?」

  ズドォォォン! と高速で壁に叩きつけられた騎士団長は、その壁すらも貫き、スタンドの下部分を支える部分にめり込んだ。

 元春「そういえば、ボールはどこ行ったんだにゃー?」

結標「ここよ」

 打ち『おおぉっと! 結標選手は冷静にボールをグラブに入れてたよってミサカはミサカは感心!』

 海原『流石ショタコン(笑)オッサンには容赦ないですね』

結標「ショショショショタコンちゃうわ!」
55 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:53:50.50 ID:bgQodYU0
 海原『騎士団長は担架で運ばれましたね。復帰は絶望的でしょう』

 イン『なんだかんだでつーあうとなんだよ!』

 打ち『次の打者はオーダーによると“神裂火織さんじゅうはっさい”だって!』

神裂「……最大主教?」ブチィッ

ロー「こ、これは事故なりけるのよー!?」

神裂「問答無用!」

 ドカバキボコ!

テッ「イギリス清教はやっぱり喧しいですねー」

フィ「姦しい、ともいうな」

ヴェ「やれやれ、ここまで騒がしいと困るな」

アッ「騎士団長……君のことは忘れないのである」
56 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:54:54.19 ID:bgQodYU0
 イン『かんざきの打席なんだよ!』

神裂(あの子も見ている……活躍はしたい。でも……)

一方「ハッハァ!!」

 ツーストライク!

神裂(この男の実力は、本物だ……)

 イン『むむ〜追い詰められたんだよ』

 海原『おや、インさんは神裂さんを応援しているのですか?』

 イン『あまり良い思い出は無いはずなんだけど、何故か……応援したいんだよ』

神裂「……ですね」

一方「はァ? オカシクなりましたかァ? 化石さン」

神裂「……んだよ」

一方「はァ?」

神裂「やかましいんだよこのド素人が!!」

一方「ンだとォ!?」
57 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:55:55.82 ID:bgQodYU0
神裂「私には!! 応援してほしい人がいる! 見てて欲しい人がいる!
   例えこの思いが一方通行だとしても……私はあの子の為にこの打席、打ちます!!」

一方「……ハ、イイねェ。
   ……オマエ、イイ悪党だ。お礼に全力でツブシテやンよ」

 海原『おおっと、一方通行の頭上に何やら光るモノができました』

 打ち『あれは“プラズマ”だよってミサカはミサカは自分の知識をアピール!』

一方「死ねェ!!」

 海原『プラズマにボールを掲げ……投げたぁ!!』

神裂(凄い球です……でも、負けるわけにはいかない……)

神裂「――ッッ!! 『唯閃』!!」

  カキーン!! と。
  凛とした音が響き、ボールが飛ぶ。

 海原『大きい!』

  打球が左方に飛ぶ。余裕でスタンドに入る軌道。

黒子「悪いですね。キャッチですの!」

神裂「く……そ……」

 イン『カッコ良かったんだよ! かんざき!』

 海原『球状全部がわき上がる……素晴らしいです』

ステ「さぁチェンジだ。行こう神裂」

 イン『ぴっちゃー、ないとりーだーに変わりまして……』

 打ち『ステイル=マグヌス! ってミサカはミサカは宣言してみる!!』

ステ「さぁ、ショータイムだ」
58 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:59:51.13 ID:bgQodYU0
ここまで!

誤爆してしまったからには仕方ない。
ちょっと罰を受けてきます……


 な ん て 言うと思ったか!
あれ? アックアさんなにして……アッー
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:10:25.46 ID:z6MpTwAO
ステイルって蜃気楼使えるのか?
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:21:01.07 ID:eVva7YSO
燃える魔球か・・・
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:43:18.64 ID:9ahwZFIo
ノーバウンド分が足りない
62 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 13:25:34.28 ID:TNbG7k60
さぁ投下しようか



ステ「ふむ、いいマウンドだ」

 海原『で、デカいですね……2mの人間がマウンドに立つのは怖いです』

 イン『おーだー変更なんだよ!』

 打ち『一塁手のフィアンマがライトへ。ライトのアウレオルスが一塁手に戻るんだよ!』

アウ「厳然、我復活」

フィ「ふっ、しくったら“聖なる右”を喰らわせるぞ」

アウ「愕然。それは勘弁したい」

 海原『そしてバッターは先程活躍の結標淡希ですね』

 イン『てれぽーたーはちーとなんだよちーと!!』

 打ち『確かに卑怯かもってミサカはミサカは頷いてみる』
63 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 13:26:01.69 ID:TNbG7k60
ステ「ふむ……テレポーターだろうが、燃える魔球を打ったことは無いだろう?」

  ステイルは、いつもの神父服の懐から、大量のルーンをばらまいた。
  そしてプレートを踏み、前方に突き出したボールを持つ腕を上へと引く。
  大量のルーンはその手に引き寄せられるかのように群がり、空を舞う。

ステ「打てるもんなら打ってみろ! 非ショタコン気取りのテレポーター!!」

  ステイルの頭上に位置した腕の周囲をルーンが蠢く。
  直後、一気に燃焼が始まった。
  そして腕を回転させ――投げた。

  炎がまるで津波のように白球を包み込む。ルーンが白球を追う。
  摂氏3000℃の灼熱の中、結標はバットをボールの軌道上へ座標移動した。
  ボールにバットガ当たると同時に、結標はそのボールを座標移動しようとする。

アウ「スタンドに不可視の壁を。用途は遮断。全次元に跨れ」

結標「!? くっ!」

  とっさに移動先の座標を変える結標。
  だが、白球はいつまでたっても現れない。

ステ「地下50mに埋め込んだわ。どうする?」

アウ「必然。問題は無い。――白球を我がグローブへと転そ……」

結標「テレポーター舐めないでよね」

 海原『おーっと、結標選手、アウレオルス選手の詠唱が完了する前に一塁へとテレポートしていたー!!』

 イン『せーふなんだよせーふ!』

 姫神(また。先に。言われた。私。一塁審なのに)
64 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 13:26:52.23 ID:TNbG7k60
軍覇「うおおおおおおおぉぉぉぉぉおぉおおおおおおおお!! 根性ォォォオオオオオオオオオ!!」

 イン『あ、暑苦しいんだよ……』

 打ち『ちょっとミサカの苦手なタイプかもってミサカはミサカは愕然……』

一方「軍覇ァァァァァァあああああああああああああああ!!」

軍覇「うお! バットなんか振り回すなよ! 当たって痛いだろうが!!」

一方「なンで死なねェンだ……」

軍覇「根性だ!!」

一方「もォいいよ」

 海原『削板軍覇はよくわからないです。説明終わり』

軍覇「おおおおおおおおおおおおい!! 短いぞ! 根性が足らん!!」

 海原『魔術勢のオッレルスにボロ負けでしたね(笑)』

軍覇「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! 次は負けん!
   根性ォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 イン『うっさいんだよ! 早く打席に入るんだよ!!』

軍覇「はい……」シュン
65 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 13:27:20.01 ID:TNbG7k60

軍覇「さぁ来い!! 根性入れ直してやる!!」

ステ「そんなものはいらないな。僕に必要なのは誰かの為に生きて誰かの為に死ぬ……それに値する力だ」

軍覇「お前……漢だな!」

ステ「褒め言葉をどうも……ありがとう!!」

 イン『再びるーんが空を舞ってるんだよ!!』

 海原『そして炎を纏わせ……投げたぁ!!』

軍覇「根性ォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」カキーン

ステ「!? くっ!」

 イン『ぴっちゃーの頬を掠めてせんたー前に落ちたんだよ!』

 打ち『低く鋭い打球だね! ってミサカはミサカは名解説!』

 海原『流石は小さい御坂さん!!』

フィ「あの野郎……使えんな。殺そうか」

テッ「雑魚ですねー」

ヴェ「いらないな」

アッ「まだ一球もこちらに届いてないのである……炎対策の水魔術も練っているのに」
66 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 13:27:53.91 ID:TNbG7k60
ステ「ふっ、心配ない。ルーンの配置は整った」

 海原『まさかこの二球の本当の狙いは……』

 イン『るーんをばら撒くこと!?』

 打ち『傍から見たらただのかませにしか見えなかったってミサカはミサカは本心をさらけ出す!!』

ステ「次のバッターは誰かな?」

黒子「ジャッジメントですの!」

 海原『白井黒子選手! テレポートで颯爽と登場! あと御坂さんの貞操を無理矢理奪ったらあなたでも殺します』

 イン『うなばらが変なもーどに!』

ステ「さて、君はテレポーターのようだね」

黒子「? それがどうしましたの?」

ステ「残念だが、それはもう通用しないよ」

黒子「戯言に過ぎませんわ」

 海原『ステイル選手が今度はルーン無しに……投げた!!』

ステ「燃えるの魔球は飽きただろう?」

黒子「バットに当てればこっちのものですの!」スカッ 「!?」

ステ「――虚像の魔球はどうかな?」
67 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 13:29:11.91 ID:TNbG7k60
 イン『三球三振なんだよ!』

 打ち『やっるぅ〜ってミサカはミサカは称賛してみる!』

黒子「まさか……この私が……」

ステ「悪いね、僕の覚悟の方が……上だったみたいだ」

滝壺「次……わたしだね」

   ストラーク!バッターアウトッ!

絹旗「滝壺さん! なんで超振らなかったんですか!」

滝壺「無理したら、はまづらが悲しむでしょ?」

絹旗「むぅ……」

滝壺「それに、下手に手を出すより得点圏にランナーを置いて一番に回した方がいいの」

絹旗「! そうか、次のバッターは一番。つまり……」




一方「俺だなァ」
68 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 13:29:54.32 ID:TNbG7k60
一方「さァて、赤毛神父。遺言は唱えましたかァ?」

ステ「遺言は必要ない。僕は死ぬ覚悟なんてとっくに出来てるからね」

ステ(しかしこの男相手に手を抜いていては本当に死ぬ――あれをやるか)

ステ「――『魔女狩りの王』、ダブル」

 イン『おおっ!? 上級の魔術、いのけんてぃうすを二体!?』

ステ「――トリプル」

 海原『三体目!? そこまでしなければ一方通行には敵わないと認識したのでしょうか!!』

ステ「さぁ、逝くぞ……」

 海原『え、ちょ、漢字……』
 
 イン『投げたんだよ!』

 打ち『相変わらず燃えてるってミサカはミサカは率直な感想を述べてみたり!』

一方「炎と蜃気楼程度でこの俺をどうにかできるなンて本気で思ってンじゃねェだろォなァ!!」

ステ(バレてる)

黒子(蜃気楼だったんですの!?)

滝壺(やっぱり……ボールのAIM拡散力場が違う所にあったのは、蜃気楼だったんだ……)

一方「ハッハァ!!」カキーン
69 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 13:31:28.68 ID:TNbG7k60
ステ「!?(まずい、避けられない)」

  白球が向かったのは、ステイル=マグヌスと言うルーンの魔術師だった。
  一方通行があらゆるベクトルを集約したそのボールは、下手な銃弾なんかよりも遥かに高い破壊力を持つ。
  それがピッチャー返しという名前でステイルに迫るのだ。
  ステイルはあらかじめだしておいた三体の『魔女狩りの王』に命令を出す。

ステ「『魔女狩りの王』ッ! 僕を守れ!!」

  三体の『魔女狩りの王』が白球の前に立ちふさがる。
  だが、白球はそんなものを意に介さず、悠々と貫通した。

ステ「ごっ……」

  そしてその白球は、『魔女狩りの王』を貫通したことによる膨大な熱と、一方通行による膨大な力を以って、ステイルに牙を剥いた。

ステ「がァァァァァァァアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?」

  腹部に突き刺さった白球はステイルの巨体をノーバウンドで100m近く吹き飛ばす。
  勿論、その軌道上にはヴェントもいた為、

ヴェ「死ね!」

  アドリア海の女王艦隊が火を噴いた。
  そして空高く舞い上がったステイルの体は、最早息を吸って吐くだけの肉塊となっていた。
  最期に、その体が到着した地点は、ライトのフィアンマ。

フィ「邪魔だ」

  フィアンマの第三の腕が、まるでゴキブリでも追い払うかのような仕草で振られる。

  それだけ。

  たったそれだけの所作で、ステイルだったものは内部から膨らみ、爆散した。

  ルーンの魔術師の血と肉を使った芸術が、そこにはあった。
  コロコロ、と元は白かったボールが赤黒く変色して地面を転がる。
  その隙に一方通行は既定速度内のマッハ2で二塁まで辿り着いていた。
70 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 13:32:30.02 ID:TNbG7k60
ここまで!!
続きはまた夜に
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 14:16:14.33 ID:IrSQU2AO
すているくんじゅうよんさい……
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:08:09.37 ID:cIUAqeMo
ステイルゥゥゥゥゥゥゥ!?
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:18:37.72 ID:fwU2ENso
なんでステイル殺してんだよwwwwww
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:40:35.34 ID:2Uxc82so
必然。私がいるからだ。
75 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/12(木) 17:45:38.09 ID:TNbG7k60
ちょっと投下するねー、ホントちょっとだから

しかしタグに「ごっ、がァァァァァァアアアあああああああああああああああああッッッ!?」
って入ってもおかしくないくらい使ってる……
まぁ絶対等速さんとかももうチョイで出るし、まだまだ使ってくよー!



 イン『な、なんか死んじゃったんだよー!?』

 海原『ああ……彼とは仲良くなれそうだったのですが……(性癖的な意味で)』

 打ち『ご冥福をお祈りしようってミサカはミサカは黙祷中!』

 イン『まぁどうせあうれおるすが治すんだよ!』

 海原『読者にも予想されてますからねぇ』
 
 打ち『読者? ってミサカはミサカは聞いちゃいけないことを追求してみる!』

 海原『あなたはこの『闇』に関わっちゃいけない』キリッ

アウ「必然。私がいる。ルーンの魔術師よ、蘇生せ……」

アウ(あれ? 悄然。ここまで爆散しても治せるのか?)

アウ「よ……」

 イン『蘇生しないんだよ!』

 海原『まぁヘタ錬ですし』
76 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 17:46:10.33 ID:TNbG7k60
神裂「――まだです! アウレオルス!!」

アッ「できるはずである!」

サー「第一の問いですが、あなたに不可能なことは無いのでは?」

フィ「俺様の奇跡を越えるのはお前だけだ。そうだろう?」

オッ「まぁ君ならできるんじゃないかな」

ヴェ「やれ。否定形は無い」

闇咲「お前ならできる!!」

テッ「――優先する。錬金術師の不安を下位に、自信を上位に」

アウ「皆……当然。私にはできる!!  ル ー ン の 魔 術 師 を 蘇 生 せ よ !!」










 海原『まぁ、ヘタ錬ですしできないでしょう(笑)』

アウ「」

全員「」

ステイルだったもの「」
77 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 17:46:55.64 ID:TNbG7k60
☆「まぁ科学の力でなんとかしようか」

部下「はいっ」

 イン『肉片が集められていくんだよ!』

 打ち『科学で解決できるもんねってミサカはミサカは遠い目』

☆「この試合中の復帰はできそうにないが、次の種目では復活できるよう尽力しよう」

フィ「……フン。おい審判」

元春「なんだにゃー?」

フィ「メンバー交代だ。ファーストのアウレオルスをライトに。そしてこの俺様をピッチャーにする」

元春「……ファーストにサーシャ=クロイツェフでいいんだにゃー?」

フィ「ああ」

 海原『まぁ色々あって科学サイドにすでに1点が入ってるんですよね』

 イン『つーあうと二塁三塁なんだよ!』

 打ち『そしてバッターは……』


垣根「俺だ」
78 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 17:49:38.54 ID:TNbG7k60
ホント続きは夜にね
こっからは忙しくなるから一日一度にペースダウンするかも

しかし当初の予定ではステイル蘇生させて最期のオチにそげぶを持ってくる予定だったんだけども
まぁありきたりだし何よりも

 こっから先ステイルに何ができるんだろう?

と思ったからね
まぁ体の良い退場です。
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:27:42.91 ID:5gvbJn.0
ステイルェ…
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:37:29.47 ID:2Uxc82so
ステイルは犠牲になったのだ……。
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 21:18:09.44 ID:jwD8KcSO
さすがに早すぎますね・・・・・・(出番終了的な意味で)
82 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 23:38:35.40 ID:TNbG7k60
うえー、行きたい所までいけなかった。
まぁ投下しちまうか。

垣根「さぁこい、一方通行がここまで繋げたんだ。打って見せるぜ」

フィ「この俺様の球を打てるはずがないだろう?」

 海原『第三の腕が白球を握ってますね』

 イン『しゅーるなんだよ!』

 打ち『気持ち悪いよってミサカはミサカはインさんに縋りついてみる』

 イン『大丈夫なんだよ! 私が付いてるかも!』

 海原『たまにはシスターらしくしないといけませんしね(笑)』

フィ「フン、貴様もステイルのように爆散させてやろう……死ね」

  赤黒く禍々しいその“第三の腕”。フィアンマの肩口から生えたそれが振られ、球が射出される。
  それとともに何か妙な衝撃波のようなモノが迫る予感≠ェする。
  実際に目では捉えられない。耳には届かない。嗅覚を刺激しない。触覚に引っ掛からない。
  
  だが、

  でも、

  五感では何も認知できずとも、何かが迫るという予感≠セけは持てる。

垣根「!?」

  垣根の背中から六枚の純白の翼が顕現する。
  それは徐々に色を失い、不可視で、垣根の解析した魔術に対し最高の耐性を持つ素粒子≠ナ構成された翼に変わった。
  目には見えないが、翼が繭のように垣根を包み込む。

フィ「無駄だ。俺様の聖なる右≠ノ防御など通用しない」

垣根「がっ、あっ……」

  垣根は吹き飛ばされる。だが、途中で翼により耐えきった。
  
元春「ストライーク!!」
83 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 23:39:54.05 ID:TNbG7k60
垣根「チィ……卑怯な」

フィ「卑怯も何もない。ただ俺様の聖なる右≠ヘ未完成で、手加減ができないからな」

 海原『卑怯ですね』

 イン『卑怯なんだよ!』

 打ち『卑怯だねってミサカはミサカは正論を述べてみる!』

フィ「……卑怯も何もない。さぁ、二球目行くぞ」

 皆(流した……)

垣根「……来い!」

フィ「良い覚悟だ」ビュン!

垣根「がふっ……(もう少しだ、もう少しで解析が……)」

       ストライーク!

フィ「まさか解析でもしているつもりじゃないだろうな?」

垣根「何……?」

フィ「行くぞ、三球目……これが本気だ」
84 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 23:40:40.91 ID:TNbG7k60
垣根(今までの解析だけでも……)

フィ「無駄だ」

垣根「ごっ、がァァァァァァァアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?」

フィ「……三球三振、バッターアウトだ」

  垣根の体がバックネットを突き破り、彼方の銀傘に突き刺さろうとする。
  最早未元物質は翼としての形を成しておらず、崩壊が始まっている。

一方「ちィ!!」

一方(間に合わねェ!!)

垣根(ここ……まで……か……)





アウ「……垣根帝督の体を勢いを殺した状態で科学サイドベンチに転送」

  垣根の体が銀傘までの距離を10cmに縮めた時、その声が響いた。
  それだけで垣根は科学サイドベンチに立っていた。

 海原『チェンジです!』

フィ「……何故敵を助けた?」

アウ「……気まぐれだ」


             ちぇーんじ!
85 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 23:41:24.84 ID:TNbG7k60
一方「さァ、しまって行くぜェ……」

オッ「さぁ、打たせてもらおうか」

 海原『オッレルスは北欧王座という魔術を使うそうですね』

 イン『ふりずすきゃるゔは魔力でもない超能力でもない特殊な力を使うんだよ!!』

一方「特殊な力だかなンだか知らねェが、こいつは打てねェよなァ!!」

 海原『相変わらずの超轟!!速球ですね』

オッ「ほいっ」カキーン!

一方「なン……だとォ……」

黒子(なんですの……テレポートが通じませんわ……)

 イン『しょーとに飛んだ打球はてれぽーーとされることなく普通に投げられたんだよ!』

 海原『投げたはいいですがすでに一塁を踏んでますねぇ』

 打ち『セーフだね! ってミサカはミサカは宣言!』

 姫神(今度は。アホ毛ちゃんに。言われた。というより。双方チートで。アウトかセーフかはっきりわかる。私。やっぱりいらない)
86 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 23:41:57.27 ID:TNbG7k60
アウ「さて、ここからが魔術勢の反撃だ」

一方「ハッ、まさかこの俺の球を打てるなンて思ってンじゃねェだろォなァ!!」

 海原『おおっと、凄い睨んでる!』

 イン『へた錬になら通じるかも!』

 打ち『やっぱりあの人はカッコいいよ! ってミサカはミサカは頬を染めながら言ってみる!』

 海原(可愛い……)

一方「あ、手が滑っちまったなァっと」

 海原『ごっ、がァァァァァァァアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああッッッ!?』

 元春「(学ばない奴だにゃー)一方通行、そろそろ自重しろ」

一方「変態ロリコンストーカーがクソガキを性的な目で舐め回すように見たから悪いンですゥ、すンませン」

アウ「……憮然、早くしてほしいものだが」

一方「あ、すンませン」
87 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 23:42:28.70 ID:TNbG7k60
 イン『まったく! うなばらは職務怠慢かも!』

 打ち『ということでここからはまた打ち止めことミサカと!!』

 イン『インで!』

 打ち『お送りするんだよ!! ってミサカはミサカは多く言えたから満足!』

一方「さァて、テメェにはビビらすのがいいみてェだからよォ、こいつでもくらっとくンだなァ!!」

 イン『おお……大地が震えてるんだよ……』

 打ち『音を反響させて凄いことにしてるんだね! ってミサカはミサカは解説らしいことを言ってみる!』

一方「……音波砲だァ!!」

  かの覇龍の技、ソニックブラストに類似する球が投げられた。
  表現するなら、音の壁、とでも言おうか。
  地面が削られていく。大気が削られている。

  だが、へたれは動じない。そして、呟いた。

アウ「この球を通常に。バットに触れた瞬間、ボールを前方3kmへと転送せよ」

一方「……ハッ、甘ェなァ!!」

  バットがボールに触れる一瞬前、一方通行が地面に掌を翳した。
  





  瞬間、世界が回転した。
88 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 23:42:56.64 ID:TNbG7k60
  球場が、180゚回転する。言葉にしたらたったこれだけのこと。
  だが、実際はとんでもない轟音と震動を伴ったものだった。
  アウレオルスのバットに当たった球体は、アウレオルスの言った通り前方3km先に着弾した。

  そう、回転してバックスタンドとなった方向へ。

一方「おめでとォ、観客の皆さン。無料でメリーゴォランドですよォ!!」

  再び轟音。そして球場は元に戻った。

 元春「ファールだにゃー」

アウ「……唖然。反則ではないのか。愕然」

アウ(こんな化け物に……勝てるのか。いや、絶対に勝てない。絶対にホームランなんて打てない……)








本物のへたれとは、一度乗り越えた程度で治る者を差すのではない。
相手の怖さに応じて、何度でもへたれになる者を指し示す。
89 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 23:45:09.60 ID:TNbG7k60
はいここで終了
闇咲さんの打席辺りまで行きたかったけど、まぁ21巻コラを入れれただけでよしとする

ステイルは次の種目で蘇るよ!
次の種目は野球終わってからの安価なんだよ!

あと明日中には皆大好き絶対等速さんが出るからね!
あくまで予定だけど!!
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/12(木) 23:56:46.17 ID:fwU2ENso
>フィ「フン、貴様もステイルのように爆散させてやろう……[ピーーー]」
このセリフはスレタイ的にも内容的にも人道的にもおかしいと思います
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/13(金) 00:11:27.72 ID:eNamKw.o
そもそも味方爆散させちゃう時点でいろいろとダメだから勘弁してやって
92 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/13(金) 00:12:18.03 ID:pNwwIR.0
眠れないんで闇咲にまで回す
>>90
フィアンマは元々原作がそんな性格なんで
神上だからなキリッですもん


アウ(――しまった、これでは本塁打は入らない……そうだ、ヒットくらいなら打てる)

一方「あァ!?」ギロッ

アウ「ヒイッ!?」

アウ(やっぱ無理。皆のようにセンター前ーとか絶対無理! ……そうか)

アウ「……来い」バントノカマエ

一方「……クッ、ハ。アハハハハハァッ!! ……テメェよォ、舐めてんですかァ!?」

アウ「……」

一方「当てるだけならって、やっぱりヘタレですねェ! お望み通り……バットごと吹き飛ばしてやンよ!!」

 海原『投げたー』

 イン『いつのまに帰ってきたんだよ!』

アウ「バットにボールを吸引。バントは成功。打球には誰も触れられないし力も行使できない」

一方「なン……だとォ……」

 打ち『誰も触れられないから規定内の二塁まで進めるってことだよね! ってミサカはミサカの推理中!』

 海原『ツーアウト二塁三塁。流石は一方通行(笑)ここで点入れられたらダサいですよねぇ』

一方「……はっ、問題ねェ。次のバッターはどォやら格下みてェだからなァ!!」

闇咲「――参る!」
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/13(金) 00:53:44.91 ID:ZYkvZ6SO
あれ・・・?闇咲さんてSMプレイの人だよね?
野球できんの?
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/13(金) 02:19:34.42 ID:EcusiYAO
絶対等速wwwwww期待wwwww顔とか全然覚えてないけどwwwww
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/13(金) 10:34:56.40 ID:iOZ3KYAO
>>アウ「バットにボールを吸引。バントは成功。打球には誰も触れられないし力も行使できない」

上条さんなら無問題








でも自打球顔面直撃してるんだよねー………
96 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/13(金) 10:58:17.30 ID:pNwwIR.0
闇咲「さぁ、来い……」

一方「イイねイイねイイねェ! お礼に本気で行ってやンよ、四流!!」

 海原『投げたぁ!』

闇咲「衝魔の弦」

  ドンッ!! と。闇咲の腕に装着された梓弓の弦が解き放たれると同時に、何かの衝撃が場を駆け巡った。
  バットが振られ、その衝撃がボールを前に押し出す……はずだった。

一方「ンなモンで俺の球を打てるわけねェだろォが!!」

  逆に、バットが弾かれ、闇咲の体は宙を舞う。
  彼の魔術は強い。だが、それはあくまで一般を基準にしたら、の話だ。
  一方通行という正真正銘最強最悪の化け物相手に通じるような魔術ではない。
  このまま続ければ、先のステイルと同じ末路を辿るのはわかりきったことだろう。

闇咲「ぐ……」

闇咲(私が……活躍したら、あのつまらない女を助けてくれると聞いた……)
 
 ※まだ上条さんとはあっていない設定です。人は守る者があるほど強くなれるもんね☆

闇咲「私には……負けられない理由がある!」

一方「そォかよ、でもなァ、それはこっちだって同じなンだよォ!! そォら、二球目だ!!」

闇咲「――断魔の弦!!」

  ゴッ!! と。
  今度は先ほどとは違う衝撃が梓弓から放たれる。
  斬撃を主とした衝撃。だがそれすらも、一方通行の放った球の前には無力だった。

闇咲「が、はっ」

一方「ハハッ! イイのは威勢だけですってかァ!?」
97 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/13(金) 10:58:57.68 ID:pNwwIR.0
闇咲(負ける……わけには……)

一方「ハッ、無駄無駄無駄ァ!! テメェ如きが俺のタマ打つなンざ、百年早ェんだよ!!
   1+1が2以外になるか!? それと同じだ! 俺がテメェに負けるなンてことは100%ねェんだよ!!
   まァ“窮鼠猫を噛む”なんつゥ諺もあるがよォ、あくまで噛むだけだ。倒すなンざ不可能なンだよ!」

闇咲「……諦めろと、言うのか」

一方「あァ!?」

闇咲「“魔術師に不可能は無い”……私は二度と挫折しない為に魔術師になったのだ」

一方「……ったく、シラけさせンじゃねェよ、四流。まァ、これで終わりだァ!!」

闇咲(攻撃関連の魔術は全て防がれた……なら、窮鼠として猫を“噛”ませてもらおうか)

闇咲「――風魔の弦」

 海原『まさか……自分の方向へ白球を引き寄せて……』

闇咲「ごっ、がァァァァァァァアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?」

一方(自分から……あのタマを受けたってのかよ……)

闇咲「ごっ、ぶっ……さぁ、デッドボール……だ……」バタッ

  重力に従い闇咲の体は落ちる。だが、途中で受け止められた。
  茶を基本色としたスーツの男。この場にいる全員が、その男を知っていた。

 海原『騎士団長です!! 騎士団長が帰ってきました!!』

 イン『でもないとりーだーは戻れないんじゃ?』

 海原『いえ、この試合は絶対人数が少ないので怪我などで退場になった場合のみ、一度だけ復帰が許されています』

騎士「頑張ってくれたな。あとは、私に任せろ」

闇咲「ありがとう、ございます……」
98 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/13(金) 11:00:01.79 ID:pNwwIR.0
 海原『またアウレオルスですか、ありきたりですね(笑)』

 イン『つまりとうまが触れるだけで騎士団長は戦闘不能なんだよ!』

 打ち『まぁ上条さんの身体能力じゃ触れられないけどね! ってミサカはミサカは当たり前のことを言ってみる』
  
フィ「さぁ、俺様だ。そろそろ“聖なる右”が消えそうなのでな。早めに一点を貰おう」

一方「上等ォだ……いいぜ、テメェに点取られるなンざありえねェってことを証明してやらァ」

  一方通行は、プレートを踏みながら、熟考する。

一方(さァて、どォするか……コイツはそこそこやる。打たれるかもしンねェな……)

一方「なら……コイツでどォだ!!」

  一方通行は、地面に膝をつき、掌も地面に付けた。
  瞬間、ゴゴゴッ、と地面が揺れた。

 海原『まさか……自転のエネルギーをッッ』

 打ち『高速の99.99999999999998%まで達するあれだね! ってミサカはミサカは解説!』

 イン『そんなの余波だけで死んじゃうんだよ!』

一方「さァ……死ねェ!!」

 元春「一方通行……プレートを踏んでからいったん足を外したから、ボーク」

一方「なン……だとォ……」
99 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/13(金) 11:01:24.92 ID:pNwwIR.0
 海原『一wwwwwww方wwwwwww通wwwwwwww行wwwwwwww』

 イン『笑いすぎwwwwなんだよwwww』

 打ち『だっさ〜いってミサカはミサカは侮蔑の目であの人を見てみる』

一方「土御門ォ……」

 元春「とは言ってもルールだからにゃー。だから自重しろと言ったんぜよ」

一方「死にやがれェ!!」

  一方通行の額から何かが切れるような音が響く。
  そしてその手から自転エネルギーを籠めた白球が、土御門に向かって放たれる。

 元春「なっ……」

        パキーン

上条「……ふざけんなよ、一方通行。なんでテメェは審判を攻撃してんだよ!!
   一点取られたって、まだ取り戻せるだろうが!!
   なんで自分から退場になるんだよ!! なんでそのエネルギーを敵に使えねぇんだよ!!
   これは“野球”なんだよ!! わかんだろ!! お前が憧れてきた『光』だ!!
   テメェがまたこの世界を捨てようってんならな……まずはその幻想をぶち殺す!!」

一方「三下ァ……」

元春「一方通行、退場だにゃー」

一方「」

上条「」
100 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/13(金) 11:03:06.08 ID:pNwwIR.0
  海原『一wwwwwwww方wwwwwwww通wwwwwwwww行wwwwwwwww』

  イン『ぶっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwはwwwwwwwwwwwwwwww』

  打ち『ちょっとないかもってミサカはミサカは呆れてみる』

一方「チ、チ、チクショォォォォォおおおおおおおお!!」

上条「土御門! どうにかならないのか!?」

 元春「ルールだからにゃー、カミやんの頼みでも聞けないぜよ」

上条「ルールなら仕方ないか」

 元春「だにゃー」

一方「……グスン」

絶対「……安心しろ、俺がお前の役目を引き継いでやる」

一方「絶対等速(イコールスピード)ごときが一方通行(アクセラレータ)の引き継ぎなンざ、無理だろォがァ……」

絶対「俺は進化した。あのテレポーターのクソガキジャッジメントにやられてから、必死に頑張った」

一方「……後は頼ンだぞ、二流……」

絶対「任せろ」
101 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/13(金) 11:03:40.83 ID:pNwwIR.0
終わり!

やっと絶対等速さん出せた
やっぱり絶対等速は愛されるべきなんだね!!
pixivで検索かけても出てこないけど……

>>95
右手にミットあるんで左手じゃアウレさんの「私を一塁に転送」に間に合わないので
解除しても他の人に手渡すたびに触れられないようにしたらいいだけだしね!


夜これるわからないけども! 善処する
102 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/13(金) 11:16:30.03 ID:pNwwIR.0
>>98
の高速は光速で脳内補完お願いします
103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/13(金) 21:04:20.20 ID:CF9S6k2o
つまりあれだなバットに当たってもそれを無視してボールが進み続けるわけだ

チートすぐる……
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/13(金) 22:29:05.57 ID:HsJu/GU0
絶対等速でもそげぶすれば大丈夫か
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/13(金) 22:31:57.20 ID:EmgGmLM0
本人の意思で止めれたはず
106 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 00:02:57.58 ID:9LQECMw0
絶 対 等 速 さ ん  の 活 躍 を 見 や が れ 愚 民 共!
これが絶対等速だ! 学園都市の大能力だ!! テメェら無能力者なんて目ェつぶっててもぶっ殺せんだよ!!


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
20000号「落ち込んでいるであろうセロリたんをペロペロしてくるお、とミサカは自らの欲望を前面に押し出して行動開始します」

14510号「させるかぁ!! 一方通行様を慰めるのは私だ!! とミサカは暴徒鎮圧用ゴム弾を込めたライフルを速射します!!」

20000号「おっとしかし20000号! これを優雅にかわしまゴフッ」

14510号「愛の力は偉大です、とミサカは自分で結論をだします」

冥土返し「もう手遅れかね?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


絶対「あぁ、シャバの空気はいいねぇ……さて、フィアンマ、っつったか」

フィ「その通りだ。俺様は右方のフィアンマ」

絶対「んなこたぁどうでもいい。ただ俺は――テメェなんかに打たれねぇからよ」

フィ「寝言は永眠して言うことだ。貴様の能力……何だったか。まぁどうあがいても貴様は俺様を打ちとれない」

絶対「クク……進化した俺の能力絶対等速≠ナ打ちとってやる」

 海原『投げたー! おや? そこまで速くはないですね』

 イン『雑魚なんだよ!』

フィ「ふん、遅い」ガギィィィィィィィッ!?
107 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 00:04:25.22 ID:9LQECMw0
フィ「な……」

 海原『おっと! 最強の材質でできたバットが簡単に折れたー!!』

絶対「俺も丸くなってな。絶対等速は今や、投げたものの速度だけでなく状態も保存する!!」

フィ「な……フン、なら、それすらも上回る程の解析不可能な力で……」

  フィアンマが、空へと手を翳す。
  そこには、40kmの大剣が現れた。それは小さくなっていき、最終的には2m程にまで縮んだ。

フィ「俺様の力を超圧縮、凝縮した剣だ。これをバットとして使おう……」

 元春「いや、反則だにゃー。予備使うぜよ」

フィ「なん……だと……」

    ストラーク!バッターアウト!

 海原『というかバット破壊はチートですね(笑)』

ヴェ「任せ……ストライーク!バッターアウト!なんで私が略される」

 海原『尺の都合ですよ』
108 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 00:05:27.93 ID:9LQECMw0
テッ「仕方ないですねー、この私の光の処刑≠ナなんとかしましょう」

絶対「俺の能力、絶対等速に敵うとでもおもってんのか?」

 海原『ここで絶対等速について解説しましょうか』

 イン『本質的にはむぎののめるとだうなーに似てるよ!』

 打ち『投げた物が破壊されるか能力を解除するまで常に等速度で前に進む能力だっけってミサカはミサカはうろ覚え』

 海原『アレイスターの話によると、捕まった後、何かしら利用できそうという考えの基、暗部入りも視野に入れて育てたらしいです。それで今現在の彼の能力は、結標さんより少し下、くらいですね。投げた物体の状態を手から放れた状態に保存し続けるという能力になりました。能力を発動できる最少が直径8mm程らしいです』

テッ「――優先する、ボールを下位に、バットを上位に」

 海原『相反する二つの力、どちらが勝つのでしょうか』

     カキーン

 イン『どうやらどちらも相殺したようだね! ふらふらとあがった打球はさーどふらいなんだよ!』

 
                ちぇんじー
109 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 00:09:01.74 ID:9LQECMw0
御坂「さてさて、さっさと一点返しましょうか」

フィ「……投手交代。アウレオルスを投手に、俺様は再びライトに舞い戻る」

アウ「唖然。私が投手か?」

フィ「安心しろ。お前の球は絶対に打たれない。魔術サイドトップの俺様の言うこと以外信じるな」

テッ「――優先する。不安を下位に、自信を上位に」

アウ「現然、自信がみなぎってきたぞ」

 海原(光の処刑マジパネェっす)

 イン『面白くなってきたんだよ!』

アウ「……ふん、必然。貴様が相手か電撃娘」

御坂「んっふふ〜、絶対打ってやるんだから」

アウ(絶対に打たれない、というのは不可能だ。それはわかっている。ならば……)

アウ「白球に能力の行使を禁止する」

 海原『投げたぁ!』

御坂「(能力無しでも……)ちぇいさー!!」カキーン!

神裂「ハッ!!」

 イン『わんばうんどして高く跳ね上がった球を人間とは思えないじゃんぷ力で捕ったんだよ!』

 海原『人間ではないですからねぇ、流石聖人』

神裂「サーシャ!!」

 打ち『能力も使ってないであの速度とは……ってミサカはミサカはシリアスな雰囲気を醸し出してみる!』

 姫神「アウ……」

 イン『あうとなんだよ!』

 姫神「」
110 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 00:09:45.91 ID:9LQECMw0
麦野「ぎゃははははははは!!」

アウ(怖い……必然。あの女の能力は電子を曖昧な状態で固定するんだったな……)

アウ「この球場に於いての電子を電子のまま固定」

麦野「関係ねェんだよ、カァァァンケイねェんだよ!! んなもんで私の原子崩しを止めれるとでも思ってんのかァ!?」

アウ「ひっ」

麦野「貰ったァ!!」カキーン!

 海原『原子崩しをロケットエンジンのようにしてバットを振り切りましたね』

 イン『物凄いすぴーどなんだよ!!』

テッ「――優先する。白球を下位に、大気を上位に」

 打ち『白球がどんどん失速する! ってミサカはミサカはありのままに伝えてみる!』

テッ「悪いですねー、ととっ」

 イン『えらーしたんだよ……』

 海原『左方wwwwwwwwエラーで二塁打かよwwwww』

フィ「……テッ/ラにするぞ」

テッ「ごめんなさぁぁぁぁああああああああああああああい」
111 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 00:12:15.45 ID:9LQECMw0
短いけどここまで! ね

しかし絶対等速さんの口調とヴェントの口調とオッレルスの口調がよくわかんね
誰かボイスサンプルください

てかマジで絶対等速さんかっこいいよな!
一方通行に負けてないぜ!! いや、負けてるか

道を少し変えれば絶対等速さんだって一方禁書や未元目録みたいにできるよ!!
禁書等速……フフ……
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 00:43:30.41 ID:1F6NvRs0
乙!
前見た野球スレよりずっと面白いww

ていとくんの扱い方が好きだな〜。
絶対等速に期待
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/14(土) 01:06:54.07 ID:YjzOlsSO


ヘタ錬もあわきんみたいに補助があればいいのにもったいねぇwwww
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 13:16:20.82 ID:9LQECMw0
3レス程いくぜー


上条「さぁ、来い!!」

アウ「呆然。何故か貴様には恐怖を感じる」

上条(あのことの記憶がどこかに残ってるのか……?)

アウ(まずい、こいつには黄金練成が通じない気がする。ならば……)

アウ「当然。普通に投げる!!」

 イン『下手な投げ方なんだよ!』

 海原『130km/hも出て無いんじゃないでしょうか(笑)』

上条「!? ぐあぁっ!!」

 打ち『うわぁ……痛そう……ってミサカはミサカは同情してみる』

 イン『相変わらずとうまはとうまなんだよ!』

 海原『デッドボールで左手の甲イったんじゃないでしょうか』

 元春「カミやん、見せるんだにゃー」

上条「絶対に……骨イってる……」

 元春「こりゃ無理だにゃー」

☆「……ふむ、代走として絹旗最愛を起用する」

絹旗「私の時代がようやく超来ましたね!!」
115 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 13:17:08.09 ID:9LQECMw0
結標「ふふ、私が一点、返すわよ」

  アウレオルスは、プレートを踏み、思考する。

アウ(ふむ……俄然、我に勝機あり)

アウ「白球に対しての能力の行使を禁s……シュン!……な!?」

結標「あらあら、投球動作に入ってからボールがどこかに行ってしまったわね」

 元春「……ボークだにゃー」

 一同(汚ねー!!)

アウ「唖然。白球を我が手に。それ以降のボールに対しての能力の行使を禁じる」

結標「テレポートだけが頼りじゃないの……よ!」カキーン!

騎士「はぁ!!」パシッ!

結標「ち……相変わらずチートな連中だわ」

軍覇「だがその魔術、根性で破ってやるゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」

オッ「……アウレオルス、ピッチャーを変わってくれないか」

アウ「当然。ピッチャーチェンジだ」
116 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/14(土) 13:20:56.23 ID:9LQECMw0
さぁ、いよいよポジションが解らなくなってきたよい子の皆さん!
現オーダーが両監督から提出されました!

・科学サイド

 1番 投 絶対等速 NEW!
 2番 中 垣根帝督
 3番 三 御坂美琴
 4番 右 麦野沈利
 5番 捕 絹旗最愛 NEW!
 6番 左 結標淡希
 7番 二 削板軍覇
 8番 遊 白井黒子
 9番 一 滝壺理后 

 ケガ人(一度だけ復帰可能):上条当麻 NEW!
 退場者(当然。復帰不可能):一方通行 NEW!


・魔術サイド

 1番 右 方のフィアンマ
 2番 中 方の……だと……? ヴェント
 3番 左 方のテッ/ラ
 4番 捕 方の……だと……? アックア
 5番 一 サーシャ=クロイツェフ       NEW!
 6番 三 神裂火織さんじゅうはっさい
 7番 投 オッレルス                NEW!
 8番 遊 アウレオルス=イザード NEW!
 9番 二 騎士団長      NEW!

 肉片(次の種目まで復帰できず):ステイル=マグヌス  SHI!
 ケガ人(一度だけ復帰可能):闇咲逢魔            NEW!


現在状況
三回裏、科学サイドの攻撃
ツーアウト一二塁、バッター削板軍覇
117 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/14(土) 14:04:14.78 ID:9LQECMw0
やべ、ステイル=マグヌス(故)に訂正

夜これるかなぁ……
118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/14(土) 14:12:17.61 ID:V5sV0iUo
あれ?
今どっち勝ってるんだっけ?
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/14(土) 19:45:30.05 ID:hzxKvoAO
シエンタ
120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/14(土) 22:07:45.91 ID:E7YSXwc0
絶対等速って一方さん以上のチートになりそうだな
121 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/14(土) 23:49:11.73 ID:9LQECMw0
軍覇「きっ、貴様はぁああああああああ!!」

オッ「久しぶりだね、削板……g「次は負けんぞ!!」」

 海原『言葉かぶし!! 効果はいかほどに?』

 イン『第一球……なげたんだよ!』

軍覇「オッ、おおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!」

 海原『鈍い音を立ててボールは……』

 打ち『ファールだね! ってミサカはミサカのナイスジャッジ!!』

 イン『ぼーるにふりずすきゃるゔを練り込んでるんだよ!』

軍覇(思ったよりも……根性の滾る球だ!!)

軍覇「根性ォォォォオオオオオオオおおおおおおおおおおッッ!!」カキーン

 海原『ジャストミィィィィィト!!!』

 イン『凄い打球なんだよ!』

騎士「ぬ……この私が……ぐあっ!?」
 
 打ち『ナイトリーダーのグラブをはじいたんだよってミサカはミサカは報告してみる!』

 海原『ですが麦野は三塁までしか走れませんでした』

 イン『つーあうと満塁なんだよ! 同点のこの場面でとれる一点は非常に大きいかも!』

アウ「……歴然。貴様はよくやった。あとは私が後続を抑えよう」

オッ「……ごめん」

黒子「ヒットを打ったらお姉さまがほっぺにちゅーをしてくれると聞いて!
   み  な  ぎ  っ  て  きましたわぁぁぁぁぁああああああ!!」
122 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/14(土) 23:50:18.46 ID:9LQECMw0
 イン『そろそろお腹すいてきたんだよ……』

 打ち『あれー? ウナバラ、どこに行くのってミサカはミサカは詰問してみる!』

 海原『ちょっと白井さんの皮を剥いで御坂さんにほっぺちゅーをしてもらいに』

 イン『あきらめるんだよ!』

 一方『そォだ、ロリコンストーカー。テメェはお呼びじゃねェンだよ』

 海原『……今回は諦めるとして、何故一方通行がここにいるので?』

 一方『退場くらってヒマだからよォ。ほら、シスター。この金でなンか喰ってきやがれ』

 イン『やっぱりいい人なんだよ! ありがと! あくせられーた!!』トテテー

 一方『……おォ』

アウ「……整然、テレポーターでは私には勝てぬ」

 一方『さァて、始めるか。絶対的な解説ってやつをよォ!!』

アウ「……必然。白球をこの手に。用途は射出。以上を音速の二倍で行え」

     ズドォーン! ストライーク!

黒子「なっ……こんなの打てるはずありませんの」

アウ「当然。続いて先と同じく」

      ストライーク!バッターアウト!

黒子「キィィー! 悔しいですの!!」
123 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/14(土) 23:59:23.32 ID:9LQECMw0
行き詰ってきた。
ここでこのスレを見てるおまいらに質問だ

@同じような描写を繰り返す!(野球でやること無くなってきた)

Aぱっぱと飛ばして次の種目に!

ちなみに次の種目何だが安価で決めようと思う。
安価の予定は

 @サッカーで王道もんだよな!! カブるけど上条さんは別に気にしないとのことですよ

 A縁日バトルだァ! 縁日の出店の内容に合わせたゲームを繰り返す!!

 Bアンタはリアル人生ゲームよね! 科学と魔術の混合で作られた実寸大人間人生ゲーム。ケ○ロ軍曹に似たようなのあったわね

 Cわたくしといえばバスケ!! サブタイトルは『黒子のバスケ』一択ですの!

 D種目を連続して行うなんて常識、俺には通用しねぇ。打ち上げだ!(小ネタ)

 ■私に。活躍の。機会を。でも。この番号は。選択不可能

だね!
んじゃ明日夜までに@かA、多かった方の方針でいくね!!
野球終わりそうになったら下の安価するからさ!!
124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/14(土) 23:59:48.02 ID:qKQZZwDO
黒子! 黒子!
125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 00:02:51.65 ID:m1NpKYDO
>>123
他のシチュエーションでの話も見たいからAで
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 00:04:41.36 ID:lQK1y/Qo
2でいいんとちゃう?
127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 02:44:10.10 ID:OvvsTgAO
乙!
2で
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 02:48:11.75 ID:euyoB2AO
乙!
野球も楽しいが2で!
129 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/15(日) 09:31:27.94 ID:wJgQ2Cw0
おk!
おまいらの熱意は伝わった!!

ということで野球はもう少し絶対等速様無双を書いてからスキップ入れるぜ!!
ということであーんかぁを始める
例に漏れず今日の……そうだな、8時までに頼む!!

 @サッカーで王道もんだよな!! カブるけど上条さんは別に気にしないとのことですよ

 A縁日バトルだァ! 縁日の出店の内容に合わせたゲームを繰り返す!!

 Bアンタはリアル人生ゲームよね! 科学と魔術の混合で作られた実寸大人生ゲーム。ケ○ロ軍曹に似たようなのあったわね

 Cわたくしといえばバスケ!! サブタイトルは『黒子のバスケ』一択ですの!

 Dさっきは酷い目にあったよ。さて、英国紳士の僕としてはビリヤードを薦めるよ。どこかで科学勢はしたみたいだが、
  僕ら魔術勢はまだだろう? ああ、安心したまえ。これも実寸大で行うみたいだ。

 E脱出ゲームDERO! だにゃー。でも作者が問題考えるのめんどくさそうだぜい。

 F種目を連続して行うなんて常識、俺には通用しねぇ。打ち上げだ!(小ネタでこのあと二番目人気の種目を行う)

 ■私に。活躍の。機会を。でも。この番号は。選択不可能


以上でおねがいしますね
130 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/15(日) 09:33:21.24 ID:wJgQ2Cw0
追記:多数決ね
131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 10:56:18.52 ID:dnrdpYAO
2で服装は浴衣で
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 10:57:21.50 ID:cVWUfUI0
やっぱ1だろ
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 11:03:45.90 ID:m1NpKYDO
絶対等速そこそこイケメン!

■と言いたいところだがBで
134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 11:06:19.49 ID:WW1WAs.o
じゃあC
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 11:13:56.90 ID:gTs8nPo0
浴衣いいよな浴衣  2で
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 11:29:06.16 ID:lYjPaXIo
魔術側も活躍するならFがおもしろそう
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 12:05:52.88 ID:lQK1y/Qo
あえて■
……この ばんごう は こわれています▽ ……だと?
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 13:46:58.04 ID:AWZCDQSO
Bでペア対抗とか希望
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 14:39:05.47 ID:oMg.7Mo0
A
ひぐらしっぽいけど、A
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 15:02:12.75 ID:X.tnl1oo
E
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/15(日) 17:16:06.30 ID:OvvsTgAO
A
142 :禁書「おなかすいた」青ピ「……なんや?」 [sage saga]:2010/08/15(日) 20:34:42.29 ID:wJgQ2Cw0
よしおまいらの気概はわかった。

@1票

A4票

B2票

C1票

D(故)

E1票

F1票

よっし、決定だな
一方「流石俺だなァ。第一位の素晴らしい紹介文が功を征したンだなァ!!」

でもな、忙しいから今晩も来れないかもしれない。
嫌なことは速めに終わらせるべきなんだよなぁ……
143 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/15(日) 20:35:19.57 ID:wJgQ2Cw0
名前欄ミスったorz
144 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 00:04:10.13 ID:YNBLYBA0
絶対「次の相手はガチムチのおっさんか」

アッ「傭兵であるからな。体を鍛えているのである」

絶対「だが……」

  絶対等速は、その顔を歪ませ、言葉≠紡ぐ。
  その言葉≠ノは絶対の自信が含まれていた。

絶対「俺に力は、通用しないんだな、これが。つーことで……」
 
 海原『振りかぶって……』

絶対「とっとと三振になれ」
 
 イン『投げたんだよ!』

アッ「フン!……ヌッ、オオッ!?」ボキ

アッ(私の力でも無理であるか。ならば……)

絶対「二球目――だっ!!」

アッ「私は神の右席であると同時に聖人でもあるのだよ!!」

  轟!! と。
  砂塵を舞い上げアックアの腕が振られる。波動だけで空気がまき散らされた。

  だが、それすらも絶対等速の前には、無力だった。

  豪快な音を立て、バットの先が吹き飛ぶ。その吹き飛んだ先は、投手の絶対等速だった。
  だが、焦ることは無く、グローブに付いた砂粒を多少ばらまく。
  砂粒は絶対的な等速を維持し、絶対等速の前に疑似的な壁を作り出した。バットの先が弾かれ、空を舞う。

 元春「ストライーク!」

  宣言がなされるのと、上条の手にボールが収まるのと、バットの先が上条の頭の上に落ちるのは同時だった。

上条「痛ぇ……ふ、不幸だ……」

  続く三球目も、ボールは等速でバットをへし折った。
145 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 00:05:26.00 ID:YNBLYBA0
サー「……第一の質問ですが、あなたは何故そこまで不幸なのですか?」

上条「生まれつきですよ……トホホ……」

サー「第一の回答ですが、可哀そうですね」

絶対「で、嬢ちゃんのその服は趣味か?」

サー「〜〜ッ! 第二の回答ですが、違います。これは上司が勝手に……」

絶対「まぁ、俺の球は絶対に打てねぇけどな」


         ストライーク!バッターアウト!

神裂「わた……ストライーク!バッターアウト!………………」

絶対「この俺の前に、まともな力で勝てる奴はいねぇよ」


            ちぇんじー
146 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 00:06:15.03 ID:YNBLYBA0
  その後も、一進一退の攻防が続いた。
  魔術サイドは7,8,9番(オッレルス、アウレオルス、騎士団長)が主に点を取り、
  科学サイドは主に全体的な人間が少しずつ点を取って行った。

  そして、延長22回表、ランナー一塁の場面で、4番のアックアに打順が回った。
  15対16で科学の優勢だ。カウントは2-2-2

絶対「くっ、は。このクソ長ぇ試合も……ゼェ、ハァ……てめぇで終わりか」

アッ「させないのである……私の背中には、大いなる力が宿っている!」

絶対「……おっ、おおおおおおおおっ!!」

絶対(しまっ、演算が緩……)

アッ「ォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!」

    ガッ、ギィィィィィ!? 

絶対(能力が……切れ……)

    カキーン!

結標「座標移動……間に合わない!」シュン!

         パシッ!

結標「あっ、あァァァァァァァアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?」

 海原『結標選手ごとスタンドにボールを突っ込んだー!』

 打ち『ボールを落したねってミサカはミサカは報告してみる!』

 イン『あっくあが片手をあげながらだいやもんどを一周するんだよ!』
147 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 00:07:13.10 ID:YNBLYBA0
絶対「皆……すまねぇ……」

垣根「いいんだよ。テメェはよく頑張った……あとは俺達に任せろ」

サー「第四十二の回答ですが、私に打つ力などありません」

垣根「ピッチャー、俺だ」

     ストライーク!バッターアウト!

垣根「さぁ、二点入れて華麗に逆転勝ちだ野郎ども!!」

全員「オオオオオオオッ!!」
148 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 00:08:27.39 ID:YNBLYBA0
よし、次の投下で野球編は終了だ

ンでそのあとは縁日風ゲームだァ!!

ということで、そこそこだけ期待して待っててくれよ! な!
149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 00:10:18.68 ID:8BWJ1nIo
あわきんまで死んでしまったか
150 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 01:05:26.04 ID:.pmdmASO
展開ぶん投げすぎだろwwwwwwww
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 08:24:39.48 ID:T7.5fIM0
絶対等速の壁とか強すぎだろ
152 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 10:33:52.52 ID:l..mtdoo
もうなんかいろいろと越えられない壁
153 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 12:28:20.54 ID:YNBLYBA0
 海原『次のバッターは先程スタンドに叩きつけられた結標さんですか』

結標「ちょ、無理だって……ゴハッ! ゲホッ、ゲホッ……死ぬ」

アウ「愕然。気が引けるな」

 一方『ったく、無理しやがってよォ。なンであそこまで頑張れンだ?』

 海原『それが――人、というものでしょう』

 一方『俺にはわかンねェな……わかンねェよ』

アウ「必然。一球で終わる……白球に能力の行使を禁ずる。なお白球はバットに吸引され、飛球は我が真上に」ビシュッ

結標「くっ!」

アウ「当然。ピッチャーフライだ」

 元春「アウトだにゃー」

結標「あとは……まかせたわよ」

軍覇「その根性!! 確か!! に!! 受け取った!!!」
154 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 12:30:01.87 ID:YNBLYBA0
軍覇「さぁこい! 貴様の能力含め、根性に勝るモノ無し!!!」

アウ「……ふん、無駄だ。ボールは絶対的な等速を維持する」

絶対「俺のっ、ゼェハァ、能力……」

軍覇「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! 根性ォォォォォォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 海原『打ちました!』

 一方『あァ、見事に三遊間を抜けたなァ』

 海原『しかし何故打てたんでしょう?』

 一方『恐らく第七位の能力が、超能力とも魔術ともつかねェ特殊な、俺ですら解析不可能なレベルのわけわかンねェ能力だからだなァ。あとは大方あのへたれがビビったンだろォなァ』

 海原『流石第一位。キレて審判に牙を剥いた人間とは思えませんね(笑)』

 一方『……どォやら死にてェらしい』カチッ

 海原『ごっ、がァァァァァァァアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?』

 ※打ち止めは黄泉川と芳川の所に、インはどこかで食べ歩いているでしょう
155 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 12:31:27.25 ID:YNBLYBA0
黒子「さぁ私ですの!」

アウ「貴様の能力はサラシの女の下位互換だったな。必然。我に勝機あり。ボールはバットを避ける軌道でミットに収まる」


        ストライーク!バッターアウト!

黒子「悔しいですの!」

滝壺「……」

アウ「……」

        ストライーク!バッターアウト!

絶対「次は……俺……か……」

垣根「おい、大丈夫かよ」

絶対「もう……駄目かも……しんねぇ、な。でも、代わりは……いねぇだろぉが……」

??「いや、ここにいるぜ」

垣根「!? お前……」

上条「左手は粗方完治した。今までよく頑張ってくれたな」イケメンAA

絶対「ちっ……絶対、勝てよ……ヒーロー……さん……よぉ」
156 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 12:32:53.09 ID:YNBLYBA0
上条「さぁ、打つぜ」

アウ「ふん、最後はやはり貴様か。幻想殺し」

上条「テメェらが勝つなんて言う幻想は俺がぶち殺す」

アウ(いくら幻想殺しでも……バット自体を切断したならば、必然。打つことは不可能)

アウ「憮然。笑わせる。刀剣をこの手に。用途は射出。数は一つで十二分。威力は完全切断」

 海原(オチ見えた)
 
 一方(オチが見えたなァ)

アウ「ボールとともに射出し、ボールの前を飛翔せよ!!」

  ボールがアウレオルスの手から放れると同時に、刀剣がボールの前に付くという形で射出された。
  だが、アウレオルスは驚愕の表情を浮かべていた。手がすっぽ抜けた。
  通常ならばそこまで気にすることはないだろう。だが、そのボールには先にバットを切断する為の刀剣が付属している。

  上条当麻は、不幸だ。
  “ツイてない”や“たまたま”ではない。純粋な、不幸。

  ボールと刀剣の矛先は、すっぽ抜けたことにより上条当麻の方に飛んでいった。
  赤が飛ぶ。刀剣は土御門元春の真横を通過し、その後ろの壁に突き刺さった。
  後に残るのは、宙を舞った右腕と、赤の軌跡だった。
 
御坂「いっ、やああああああああああああああああああああああああ!!」

  悲痛な叫び声が、球場に木霊した――――
157 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 12:33:40.12 ID:YNBLYBA0
夜で野球編はおしまい。
んで縁日ゲームへの導入書く

サプライズもあるよ!
158 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 12:38:08.95 ID:l..mtdoo
まあそうなる
>>126行った辺りから気付いてたさ
159 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 13:32:34.18 ID:.pmdmASO
上条さんまた覚醒するん?
160 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 23:23:20.90 ID:ey6Fpq60
うし、書き溜めあんまないけどリアルで進めるぞー


上条「だいっ、丈夫……だ……」

 一方『……チッ、予想通りだ三下ァ……』

☆「……ふむ、これは魔術側の過失ではないかね?」

ロー「な、何をいいけるのよっ!」

心理「あの緑髪はわざと当てたって思ってるけど」

ロー「アナタ科学サイド!!」

☆「まぁいい。そう思うのも仕方のないことだ。しかし代役がいない。困ったなぁ……ということで、一方通行を戻す」

ロー「そんな横暴が通じるとでも思わしけるの!?」s

☆「そちらの過失と、こちらの心を読める人間は言っているんだ」

ロー「……しかたないのね」

一方「ハッ、仕方ねェな」

 海原『解説は……僕一人ですか……』

一方「カカッ、無様だなァ、三下……あとは俺に任せとけェ」
161 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 23:28:24.45 ID:ey6Fpq60
  一方通行は、地面に手を翳した。ゴゴッ、と地面が揺れる。
  自転のエネルギーを腕に宿した一方通行は、打席に付いた。

一方「さァ来いよ。テメェは俺を打ちとれる気でいンじゃねェだろォなァ!?」

アウ(こ、怖すぎる……釈然。自転のエネルギーなんて取り出す化け物に勝てるわけ……)

一方「さっさと投げやがれェ!!」

アウ「は、はぃぃ!」

一方「貰ったァ!!」カキーン!

  地球の自転を五分ほど捻じ曲げた際に生じたエネルギーが、バットに灯る。
  周囲を揺るがすほどの衝撃を生じ、一方通行は綺麗に打った。

ヴェ「!?〜〜ッッ!! チッ!」

  センターのヴェントの前に、巨大な氷の帆船が姿を現す。
  氷細工のように透き通ったそれは、アドリア海の女王艦隊の一部。
  それが、大気摩擦で燃え上がった白球へと無数の銛を飛ばす。

  一撃であらゆる物を破壊するはずのその攻撃。流石に天使製のボールを破壊することはできないが、勢いを殺すことはできるだろう……そう、ヴェントは踏んでいた。

  甘かった。

  透明な氷の銛が、一瞬。それこそ一瞬で消滅した。
  ビキニ水爆2100発分の威力を秘めた白球は氷の帆船を先から尾部まで一直線に貫通する。
  
  そのまま白球は文字通りスタンドに“突き刺さる”。スタンドから、球場の外まで貫通し、どこかへ飛んでいった白球。

  一方で白球が残した軌跡は凄かった。
  摩擦熱で氷の帆船の内部が超超高温になる。それにより、水蒸気爆発が起きた。
  アドリア海の女王艦隊は、見事なまでに粉砕された。爆散する氷の帆船の氷細工の欠片が、一方通行を祝福するかのように舞い上がる。

一方「俺らの、勝ちだ」:|
162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 23:31:19.96 ID:uABH4nIo
一方△
163 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 23:36:37.02 ID:ey6Fpq60
>>162  なんかごめんね



 一方『なンて幻想はおこりゃしねェよ。こっから先は、テメェの仕事だろうがァ……』

上条「っぅ、はぁ……」

 一方『立てェ! ヒーロー!!』

※:|からsに戻って下さい。そしてsからここに飛ぶわけです

上条「待ってくれ! アレイスター!」

☆「……なんだ、幻想殺し」

 海原『立った! 上条が立った!』

上条「俺は、まだやれる……やります!!」ミコトデンジハビビビ

☆「……一球だ。それ以上はプランにも支障が出る」

美琴の電気により痛覚を押さえられた上条さん「はい!」
164 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 23:37:22.07 ID:ey6Fpq60
アウ「愕然、何故貴様は立てる……」

上条「……テメェは、」

アウ(何だ……怖い。体が、言う事を聞かない……)

上条「右腕を千切ったぐらいで俺の幻想殺しを防げると思ってんのか!?」

アウ「あ……あぅ……」

アウ(無理。無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理。コワイ、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い……勝て、ない……)

  瞬間、上条の右手から何か、が顕現する。
  竜王の顎。透明なそれも、血に濡れて赤く見える。

アウ「ひぃぃぃぃぃっ!!」

  我武者羅に、アウレオルスは投げた。
  バットを口に加える竜王の顎が、首を振るかのようにバットを振った。

  打つと同時に、竜王の顎はバットを噛み砕いた。天使製の、最強のバットを。

  そのまま上条の体から放れ、ボールを丸呑みした。
  
  ボールを庇護するかのような竜王の顎。他の魔術師が何をしようと、無駄だった。
  上条は、スタンドにボールが放り込まれるのを見たと同時に、その意識を手放した。
165 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 23:39:06.25 ID:uABH4nIo
上条△
166 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 23:42:52.97 ID:ey6Fpq60



        野球編、終了!!

最終スコア


魔術0100320300003000300302
科学0102040002001200000312x

MVP:絶対等速・上条当麻(欠)・結標淡希


科学サイド――勝利
167 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 23:44:32.56 ID:l..mtdoo
上条△
168 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/16(月) 23:46:10.59 ID:ey6Fpq60
終わった終わった
やっと終わったんだよ野球編!!

最後は、「あれ? このままじゃ一方さん……かませ?」となって
ああそうだ、こうやって一方さんの妄想でこぎ付けよう! って

あれ…? なんだか体中の血液の流れがおかし……ゴバッ、ドサ

次から縁日風ゲームですよー

現実殺し(リアルブレイカー)でお送りします
169 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/16(月) 23:53:51.91 ID:.pmdmASO
ちっ、こんな熱血な展開にしやがって・・・・・・



・・・嫌いじゃないぜこういうの
170 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/17(火) 00:03:16.90 ID:34Lgu8ko
何だろうwwwwww逆境ナイン思い出したwwwwwwww
171 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/17(火) 00:14:11.39 ID:RKWD2K.0
延長すっかり忘れてたぜwwww

魔術0100320300003000300302
科学0102040002003000300012x

21回裏はローラの「先行が不利なりけるのよ! 次の種目は不利な番を選ぶから一回待ちけるのよ!」
という発言で特殊ルール発動つーことでww
172 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/17(火) 07:47:21.20 ID:khEdT8Yo
科学側マジ卑怯

これはもうガブリン登場させてもおかしくないレベル
173 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/17(火) 23:57:37.78 ID:mjdlVZs0
すまん……が……今日は無理そうだ

導入部分がこんなにも難しいとは……
一応内容は一つ目まで考えてはいます

ではあでゅー
174 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 02:06:34.99 ID:pZvMDPco
絶対等速の顔コミックで確認してみたけど単なるチンピラその1だったww
175 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 16:55:53.11 ID:VhuisNM0
☆「さて、明日の予定を発表しよう」

 元春「てかいつ培養液に戻ったんだにゃー?」

☆「私は枕(培養液)が違うと眠れないのでな。明日だが、縁日風ゲームを行うことになった」

 一方『縁日風ゲーム、だァ?』

☆「その通りだ。詳しくは明日の8時に第22学区の神社付近に集合時に説明する。では、おやすみ」ブツンッ

ロー「さぁ、解散なりけるのよ。ビジネスホテル一つ貸し切ってくれたまいけるから、そこに泊まるのよ!」



次の日、22学区神社付近

上条「おー、やってるやってる」

元春「夏といえば夏祭り! そして浴衣だにゃー!!」

上条「アレイスターの命令で女子全員浴衣って決まったからな……」

青ピ「やぁやぁお二人さん、ここに名前書いていってや〜」

上条「げっ、青ピ、なんでこんなところに?」

青ピ「いや、なんか緑色の服着た銀髪で長髪な人に頼まれたんや。まぁ僕は浴衣の女の子見れるんやったらどうでもええねんけどな〜」

元春「やっぱり青ピは青ピだにゃー」
176 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 16:57:49.40 ID:VhuisNM0
元春「さて、俺は審判として本部に行くかにゃー」

上条「……あのテント?」

元春「だにゃー。幸運を祈るぜよ、カミやん」

上条「ああ」

  そういい、土御門は去って行った。
  残された上条を取り囲むのは、祭独特の喧騒と、芳醇な香り。

美琴「あーっ! 見付けたわよアンタ!」

  その声に反応し、上条は振り返る。そこには、浴衣姿の御坂美琴がいた。
  一言で言うなら、可愛い。誰がどう見てもそうだった。……腰に、ゲコ太がプリントされてる以外は。

上条「あー」

美琴「どう……?」

上条「可愛いよ、うん」

  恥ずかしそうに顔を俯かせる美琴。
  そこで、放送が入る。

 ☆『さぁ、白いテントである本部に集合してもらおうか。ああ、幻想殺しは周囲のルーンに触れないでくれたまえ』

上条「さて……いくか」
177 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 17:01:20.70 ID:1pjzWwMo
ステイルとプリンタさんマジがんばりましたね
>周囲のルーン
178 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 17:04:00.90 ID:VhuisNM0
無理、甘々とか書けるわけない。
さて、それより安価だ。

滝壺が能力的に無理あるから他の人にチェンジ。

@偏光能力

A駒場利徳

B査楽

C番外個体









D木ィィィィィィィィ原クゥゥゥゥゥゥゥゥン!?


>>185で頼む
179 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 17:22:31.53 ID:1pjzWwMo
俺は安価の犠牲になる

甘々よりもギャグの方が好きだぜ
180 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 17:24:05.85 ID:mivSwKoo
ksk

木原くン狙ってねェか?
181 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 17:29:25.31 ID:7.xs8wAO
浴衣キター!
182 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 17:35:24.29 ID:jwmBrqko
kskst
183 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 17:36:32.45 ID:py/gdZM0
ksk
184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 17:55:16.02 ID:1pjzWwMo
ksk 
安価なら5で
185 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 17:56:07.24 ID:gQfOqADO
4
186 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 19:15:17.34 ID:QdQpDygo
PV出演記念で
5しかないだろ
187 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 22:25:39.28 ID:Sn0QlM.0
木原クンが全部掻っ攫うと思ったんだが……
まぁ番外個体可愛いよね!!

てか木原クンはなンであンなに自信満々だったんだろう。
遠距離から小石ですぐ逝っちゃうのにィ。

つーことで投下始まるとするよー
188 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 22:26:46.94 ID:Sn0QlM.0
☆「さぁ、よく集まってくれた。科学サイドの諸君」

一方「……なァ、なンで俺が女用の浴衣なンですかァ?」

  一方通行は、女性用の浴衣を着せられていた。
  因みに言うが、この物語の一方通行は男である。女性よりも白い肌に、きめ細かい髪はそこらの麦野よりも可愛い気がする。

☆「需要があるのなら、なんだって利用させてもらう。それがたとえ、君であってもだ」キリッ

一方「えェっと、生命維持装置を止めるにはこのコードを切ればいいンだな?」

☆「それはフェイクだ」キリッ

一方「チッ……うぜェ……」

☆「それはそうと、今回の闘いは滝壺理后にはつらいのでな、代役を立てる……入れ」

番外「やっほう、第一位。殺しに来たよ」

一方「」

美琴「」

上条「」

☆「目的を見失うな。貴様の脳内の構造を魔術に対して悪意が向くようしてもいいのだぞ」

一方「……オイ、ちょっと待て。もっと人選ってもンがあンだろォが」

☆「安価だからな。仕方ない」

一方「ハッ、一体18万円ですってかァ!? 胸クソ悪ィなァオイ」

☆「違う安価なのだが……まぁいい。大能力だからな。オリジナルには劣るものの、役には立つ」

番外「よろしくね、上条さん。クソ第一位」

一方「どォしてこォなった……」
189 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 22:47:22.93 ID:Sn0QlM.0
ロー「さぁ、行くなりけるのよ!」

神裂「……最大主教」

ロー「何……」

  キン、という凛とした鍔鳴り音が響く。ローラの首の辺りに、彼女の金髪とはまた違った輝きが見える。
  日本刀の、刃。使い手によっては鉄すらも切裂くその刃には、持ち主の個人的な殺意が籠っていた。
  その持ち主は、いつものTシャツと片足だけのシーンズを来ていた。

ロー「な、なんなりけるのよ神裂火織さんじゅうはっさい!?」

神裂「……この際その呼び方については触れないで置きましょう。ですが……何故私に浴衣が支給されていないのですかッッ!?」

ロー「若かりしける女性にしか似合わな……」

  ヒュッ、と。一瞬で刀が引かれて、そのまま振られる。
  太刀筋の基本は、迷いがないのかどうかが左右する。その斬撃に、迷いは感じられなかった。

ロー「ひぃぃぃっ!?」
  
  その刃は、ローラの長い髪の内数本を切り裂いた。
  ローラ自身はさながらゴキブリのように地面を這って避けた。

神裂「ええ、私は18よりは老けて見えますッ! で・す・が!! 何故実年齢が私より上な貴方は浴衣なのです!?」

ロー「見た目よ見た」

神裂「……七閃!!」
190 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 22:54:16.83 ID:Sn0QlM.0
テッ「ヴェントはなんだかんだで似合ってますねー」

アッ「その通りである」

ヴェ「やめろよ恥ずかしい///」

フィ「……」

アッ「どうしたのであるか? フィアンマ」

ヴェ「……あ、アンタはなんで浴衣なの?」

フィ「俺様が浴衣を着る必要はない。右席ではヴェントが浴衣を着ているのだから」

テッ「でも着ちゃってますねー。女装趣味でもあったんですか?」

フィ「あるはずがない」

ヴェ「なら何で着てるのよ」

フィ「……科学サイドが、一人女装している奴がいるそうだ。合わせる必要があるだろう」

アッ「何故、断らなかったのであるか?」

テッ「大方、向こうの女装しているのが学園都市トップなんでしょうねー」

ヴェ「成程。まんまと乗せられちゃったのね。アンタらしいわね」

テッ「どうでもいいですがこの名前欄見難くないですかー?」

アッ「次から右方左方で表すそうである」

フィ「さぁ、行くぞ。俺様がいるからには、勝利は確約されている」

テッ「昨日負けましたけどねー」

フィ「さぁ、行くぞ」

ヴェテア(……)
191 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 23:03:39.29 ID:Sn0QlM.0
一方「あはっ、ぎゃはっ」

上条「浴衣からいつもの服に着替えただけでこの元気……」

一方「イイねイイねイイねェ!! テンションダダ上がりですねェ!! ぎゃはっ」

 元春(だめだこいつなんとかしないと……)

姫神「へい。らっしゃい」

上条「うお姫神!!」

姫神「ここの入り口。立つ役。任された。>>137に。感謝しなきゃ。ほっぺにちゅーくらいなら。してあげる」

 ☆『さぁ、魔術サイド、科学サイド。両方が揃ったな。説明を始めよう』

ロー『第一競技は、移動的射=yムーヴダーツ】なりけるのよ』

   SM縁日ゲーム@・ルール

・両サイド、二名を選出し、ダーツを投げる者とする。

・全長は600m。ダーツがその先に付いた場合、0点

・的は最初にランダムな場所に召喚される

・的にはいくら触れてもいいが、ダーツには投手以外触れてはならない

・ダーツにブロッカー(フィールドで的を取り合う選手)が触れた場合。問答無用300pt

・的は一般的なダーツの物を使う。尚、全得点が五倍になっている

・死傷者は仕方がない
192 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 23:06:28.86 ID:1pjzWwMo
注意事項の最後wwwwww
後フィアンマさんの浴衣姿とかガチ女じゃねーかww
193 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 23:10:57.46 ID:Sn0QlM.0
一方「さァて、始めよォか」

上条「まずは誰を投手にするかだな」

一方「決まってンだろォが。絶対等速とショタコンだァ」

結標「私はショタコンじゃない!」

絶対「ああ、任せときな。俺の絶対等速は無敵だ」




フィ「アウレオルスとテッラ」

テッ「妥当ですかねー」

アウ「当然。私に不可能は無い」

ステ「ふぅ、昨日は大変な目に遭ったからね。今日は本気で行こう」
194 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 23:13:10.42 ID:Sn0QlM.0
結標「さて、まずは私が投げるわよ!!」

姫神(あれ……? 入口の。人ってことは。私。もう出番なし?)

 海原『さぁ、始まりましたね』

 イン『解説はお馴染みインと!!』

 海原『エツァリですよ』

 イン『この勝負ではだーつに干渉できるのは投手だけだからね! ある意味妥当なんだよ!』

 海原『作者が絶対等速をただ投げさせるのは嫌だーなんて言ってましたけどね。彼の能力は一番この勝負に向いてるのですよ』

 イン『作者って?』

 海原『あなたは御坂さんのクローンでもないですしね。別に『闇』を知ってもいいでしょう。神みたいなもんですよ』

 イン『把握したんだよ!』

 海原『さて……結標選手、運命の第一投……』

 イン『放ったんだよ!!』

195 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/18(水) 23:20:07.47 ID:Sn0QlM.0
追加ルール:ごっ、がァァァァァアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああッッッ!?



しかし絶対等速さんが投げるだけで出番終わりだもんな……
一方さん並に使い勝手のいいキャラなのに……

今日はここまでで終わり!

この物語の特色

・上琴は正義
・通行止めは正義
・浜滝は正義

・アニメレールガン? 絶対等速さんカッコイイよね! ニコで見ただけだけど!!
・アニメレールガン? 偏光能力さんまぁまぁイイよね ニコで見ただけだけど!!

・エツァリはストーカー
・☆はお茶目で培養液から出れます
・百合子は邪道。でも需要があるのならなんだって利用させてもらおう。それがたとえ、あなたであってもだキリッ

・一部のキャラの扱いがぞんざいになります
・木の葉の蓮華ではなく、人肉プラネタリウムは、二度咲く
・シリアスすぎるギャグ
・ごっ、がァァァァアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?
196 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 23:25:08.84 ID:1pjzWwMo
オッさん他魔術勢が元気ならそれでいいです
乙ゥ!
197 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/18(水) 23:26:14.74 ID:jwmBrqko
乙ゥ!
198 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/19(木) 09:03:03.66 ID:jk759Vg0
結標(私の役目は、座標移動を繰り返し出来るだけ進まないようするだけ……)



一方「さァて、俺はテメェを止めることになってンでなァ!!」

オッ「負けられない理由があるものでね。君には災難だろうが、ここで倒れておけ」

一方「戯言遣いですってかァ!? 残念ながら、俺にンなことは通じませンよォ!!」


フィ「ふん、この俺様に勝てるとでも思っているのか」

垣根「ハッ。ここは異物の混ざった空間。テメェ如きが立ち入っていいとこじゃねぇんだよ」ファサ

フィ「堕天使になったつもりか。だが、俺様は大天使にも勝てるぞ?」




 海原『あちこちで疑似第四次世界大戦が勃発してますね』

 イン『両サイドの一番手と二番手が戦ってるんだよ!』

 海原『まぁ魔術サイドはオッレルス、アウレオルス、フィアンマと三大チートが揃ってますからねぇ』

 イン『とうまがじょーかーになるかも!!』

 海原『科学サイドのジョーカーは上条。魔術サイドのは……誰でしょうねぇ』
199 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/19(木) 09:03:34.60 ID:jk759Vg0
黒子「!! 来ましたの!」シュン

  的が出るや否やその場に速攻で瞬間移動する黒子。
  的を手に持ち、そのままダーツの方へと行こうとする。

  そこに迫る、斬撃。
  騎士団長のフルンティングが一切の容赦なく黒子を両断した。

  はずだった。

  それは既に残像で、本人は上空へと瞬間移動を発動。難を逃れていた。

ヴェ「逃がすかっ!」

  ズドォォッ!! と。何かがせり上がる音とともに氷の帆船が姿を現した。
  先の野球大会で一方通行(の妄想内で)に一撃で破壊されたそれは、普通の人間相手なら一瞬で蒸発させることができる。
  その巨大さだけで、武器を使う必要もない。このままだと、一瞬の膠着を付かれた黒子は薙ぎ払われて終わりだろう。

軍覇「全員根性出してるからな……俺の、ちっと根性出す」

  だが、その巨大な氷の帆船は、突如真横へと薙ぎ払われる。
  その犯人は、すごいパンチを繰り出した削板軍覇。

  巨大な船体が高速で真横へと飛んでいく。

ステ「ごっ、がァァァァアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!? 」

  その船体は、真横のステイルを巻き込み、フィールドの端まで進行する。
  ドゴォン!! と巨大な音を発し、氷の帆船はバラバラに砕け散った。
  下敷きとなったステイルの生死など、確認するまでもない。
200 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/19(木) 09:18:15.42 ID:tLgbdSYo
ス、ステイルゥウウウウウウウウウウウウウ!!!
201 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/19(木) 09:21:02.54 ID:Oqq2M/6o
ステイルはほんとにかませ役がお似合い
202 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/19(木) 09:29:52.59 ID:jk759Vg0
神裂「スッ、ステイルゥウウウウウウウウウ!!」

ステ「呼んだ……かい? ゴフッ」

神裂「無事だったのですね!?」

ステ「氷で出来ていて助かったよ。そうでなければ今頃肉片となっていた」

  それは置いておいて、黒子はといえば、的をテレポートさせていた。
  対異能最強の、科学サイドのジョーカー――上条に。

アッ「それを寄越すのである!!」

  アックアが、超高速で上条に迫る。過去、魔術など関係なく上条を捻りつぶしたアックア。
  振られたアスカロンは、魔術的要素を省いても、最強とも言える武器だった。
  でも、上条は軽く避けた。

アッ「ぬ!?」

上条(覚醒)「悪ぃな。今の俺は、重心の位置や筋肉の動きから、行動の先読みができる!!」

  今度こそ、確実に殺す気でアスカロンの突きが繰り出された。
  上条は、それすら確実に避け、アックアの顎にクロスカウンターを叩きこんだ。
  本来、上条はアックアなど倒せるはずがない。二重聖人のアックアにとって、上条は非力なのだ。
  
  だが、相手の突進の威力をカウンターで加算したら? 一番ガードが緩い所にそれを叩きこんだら?

  答えは簡単だ。

アッ「ごっ!?」

  脳を揺さぶられたアックアは、地面に倒れ伏した。
203 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/19(木) 09:36:01.87 ID:jk759Vg0
上条(覚醒)「人間は、脳を鍛えることはできないんだよ……さあ、結標の座標移動圏内に移動するか」

  走り出す上条。一方で、他の所では凄い戦いが始まっていた。

一方「ンじゃ遠慮なくイかせて貰いましょォかァ!?」

オッ「――来い」

  ズドン!! と。まるで弾丸でも射出されたかのような音を発し、一方通行は駆けだした。
  だが、その進行は途中で止まった。

一方「がふっ……!?」

  一点を狙った攻撃ではなく、全体に浸透するかのような攻撃。
  いや、攻撃かどうかすらあやしい。わけのわからない、というのが一方通行の見解だった。

  それよりも、一方通行を驚かせたのは、反射の壁を突き破ったことだ。

一方(どォいう事だァ……エイワスの時と、同じってのかァ!?)

オッ「説明できない力≠ヘ、何よりも強いんだ。仮に説明できる未知の力≠ェ相手なら?
    その攻撃が剣と同じように振り下ろすのなら受け止めればいい。銃のように弾を打ち出すなら防げばいい。
    でも、説明できない力≠ノはそれができない。だから、ここで退いておけといったんだ」

一方「ク、カ」

  余裕綽々といった態度のオッレルス。
  だが、圧倒的不利を痛感してもなお、一方通行は嗤った。

一方「クハハハッ! オマエやるなァ!! でもなァ、一つ間違ってることがあンぜェ……」

オッ「何?」

一方「この世で一番強ェのは、説明されようがどォしよォもねェ力≠セ。俺の力みてェになァ!!」

オッ「――面白い!!」
204 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/19(木) 09:36:47.76 ID:jk759Vg0
  ゴバッ!! と。一瞬で亀裂が広がる。
  そうして切り裂かれた地面の破片を撒き散らすかのように、一方通行は震脚を始める。
  どうやらこのフィールドは、表面がアスファルトで出来ており、下に天使製を敷いているようだ。

  アスファルトの破片が、まるでショットガンのようにオッレルスに向かう。
  ある程度の指向性と破壊力を持ったそれは、オッレルスの体を薙ぎ倒すはずだった。

  だが、説明できない力=A北欧王座がどうにかこうにかして、アスファルトの破片を塵にした。

一方「ごっ、がっ!!」

  そして、二発目。
  普段から体を鍛えているかのナンバーセブンも、三発で倒れ伏したのだ。
  体を鍛えていない。むしろ、普通未満のヒョロヒョロモヤシっ子の一方通行が、立てるはずもなかった。

  そして、オッレルスは次に倒す相手を見定めた。
  一番近くにいたのは、番外個体。

オッ「女の子を倒すのは気が引けるんだけどなぁ……ま、仕方ないか」

  その一言は、一方通行を覚醒へと促すのに十分だった。

一方「おっ、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!」

  一方通行は、自分の頭の中がグチャグチャに掻き乱されるのを感じていた。
  右脳と左脳が分かれるような感触。何度も何度も、味わったもの。

  そして、黒が一方通行の背中から噴出した。
  それは、説明されようがどうしようもない力=B最強最悪の力。

オッ「……どうやら、君が先のようだ」

一方「arrivalo殺ftears」
205 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/19(木) 09:37:43.05 ID:jk759Vg0
  ゴバッ!!と。突如オッレルスの立っていた所が薙ぎ払われた。
  一方通行が、少し腕を動かしただけ。それだけで、オッレルスは薙ぎ払われた。

オッ「危ない危ない」

  だが、説明できない力≠ヘそれすらも避ける。
  そして、説明できない力≠ヘ再び一方通行に牙をむいた。

  黒の双翼が、一方通行を包み込んだ。北欧王座は、その黒に破壊される。

オッ「な――!?」

一方「icon止ocl刺ast」

  最早人間の言語を超越した言語を発し、一方通行の黒が、オッレルスに迫る。
  ズドォォォォォン!! と。

  人間に使っていい領域を遥かに超えた効果音が響き、オッレルスの体は天使製の天井すら貫通し、吹き飛んでいった。
206 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/19(木) 09:42:41.88 ID:jk759Vg0
彩音いいよ彩音
Arrival of Tearsつぅ歌にハマってる。

一番が上条さんで二番が一方さん、そして間奏は絶対等速さん、三番が浜面パートって感じだよな!!

ステイルはかませです

というかここから展開の都合上、ガチバトルと地の文が多くなります!!
見逃してね……?

夜これたらいいなっと
207 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/19(木) 09:48:24.12 ID:R6njgKwo
グラップラー上条すな
208 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/19(木) 09:51:24.01 ID:tLgbdSYo
そして魔術側三大チートが「光になれええええええええ!」とか言い出したり
削板と上条さんが「俺の拳が光って唸るううう!」とか言いながら一方さんを退場させるんですねわかります
209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/19(木) 10:16:34.46 ID:ooLI8bM0
>>205で天使の天井亜雄を想像してしまったwww
210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/19(木) 13:05:57.61 ID:mUcCJoDO
>>209
おま俺
211 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/19(木) 20:19:16.16 ID:ot86YgAO
神裂さんじゅうはっさいとローラの掛け合いワロタwwww
212 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 17:13:17.17 ID:4XQjp0A0
フィ「死ね」

  フィアンマの第三の腕が、軽く振られる。
  だが、それだけで垣根の体はノーバウンドで数十メートル吹き飛ぶ。
 
  はずだった。

  垣根の体を包む未元物質が、解析した魔術に対して最高の防御力を持つ物質≠ノ変わる。

垣根「昨日とは……違うんだぜ? 解析は、とうの昔に終わってんだよ」

フィ「ふん。俺様の前にはそんなものは無意味だ」

  ヒュッ、と。軽く右腕を振るうフィアンマ。
  その手には、いつの間にかオレンジ色の剣が握られていた。
  
フィ「これはな、俺様の力で生み出した大きさを変える剣だ」

垣根「力の大本が同じなら、解析は容易だよ。俺の未元物質にそいつは通用しねぇ」

フィ「最高でどのくらい巨大化するかわかるか?」

  切っ先を上に向ける。
  そして、顔を歪めながら言葉を紡いだ。

フィ「40kmだ」

  ゴバッ!! と。
  天使製の天井が爆散する。降り注ぐ破片は蒸発し、フィールドの天井を両断した。

垣根(こりゃ……死んだ……)

  翼は、一瞬たりとも保たなかった。
  オレンジ色の刃は、垣根の体を冷蔵庫へと変えるかのような勢いで迫っていた。
213 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 17:14:57.71 ID:4XQjp0A0
  だが、その間に割り込む影が。その影は右手を突き出し、40kmの大剣を受け止めた。

上条「ぐっ、おおおおおおおおおおおおッ!」

垣根「上条! 的はどうしたんだ!?」

上条「絹旗に渡したからな……」

垣根「俺なんて……見捨てりゃよかっただろうが!!」

  幻想殺しの処理能力を上回っているフィアンマの力。
  上条の右手は所々に裂傷ができ、上条の足元は亀裂ができている。

上条「見捨てるなんて、できるわけないだろうが!!
   ふざけてんじゃねぇぞ!! 昔はテメェは敵だったよ!!
   でもな、テメェが敵だったとしても、今みたいに仲間であっても、助けるに決まってんだろうが!!
   自分の命を軽視してんじゃねぇぞ!! テメェは第二位の未元物質≠カゃねぇ!! 垣根帝督っつぅ一人の『人間』だろ!!
   だったら諦めんじゃねェ……後ろ向いてんじゃねェ!! そのことに誇り持って、前見て歩け!! お前にはその力があるだろ!!」

  上条の右腕が、徐々に40kmの大剣を押し返していく。
  力が籠ったことにより、腕の裂傷からは血が噴き出すも、そんなことは気にしていない。

上条「おっ、ォォォォォオオオオオオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!」

  そして、オレンジ色の大剣はガラスの砕けるような音とともに、消え去った。
  だが上条はそれだけでは終わらなかった。

  ダッ! と足を踏み出し、駆ける。

上条「フィアンマァァァァァァァァああああああああああああああああああああ!!」

  ゴッ、という拳の音が響き、フィアンマの体は数メートルノーバウンドで飛んでいった。

垣根(ちっ……こりゃ第一位の野郎が懐柔されたのもわかんな……認めてやるよ。上条)
214 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 17:16:58.55 ID:4XQjp0A0
ステ「おっと、ここを通すわけにはいかないな。AshToAsh――DustToDust――SqueamishBl「窒素キーック」あぐはぁっ!」

絹旗「超邪魔です」

絹旗(雑魚が溢れてますね……超うっとおしいです)

ステ「通すわけにはいかないと、言ってごふぁっ!」

絹旗「だから超邪魔ですって」

絹旗(結標さんの範囲まではおよそ15m……このまま超突っ切りますよ)

  だが、窒素装甲を纏った絹旗の背に、悪寒が走る。
  振り返るとそこには、梓弓を構えた闇咲がいた。

闇咲「――衝打の弦」

  ゴバッ!! と。梓弓を中心に放射状の衝撃が絹旗を襲う。
  
絹旗「ぐっ、あっ……」

  絹旗の小柄な体はノーバウンドで数メートル吹き飛んだ。
  体の窒素装甲はいつの間にか吹き飛ばされていた。

絹旗(空気を使う方ですか……超相性最悪ですね)

  追撃を加えようとする闇咲だったが、殺気を感じ振り返る。
  そこには、高速で迫る釘があった。急いで衝打の弦で吹き飛ばす。

  も、磁力により加速した蹴りを腹部に浴び、吹き飛んだ。

番外「ミサカも強いだからさ、忘れないでよね」

闇咲「ぬぅ……」
215 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 17:18:02.98 ID:4XQjp0A0
絹旗(射程圏内……)

絹旗「結標さん!」

結標「任せなさい!」

  軍用ライトを振り、座標移動を開始する。目標は絹旗が持っている的。
  だが、タイミングを見計らったかのように的が、絹旗の体が横に吹っ飛んだ。

騎士「わずかでも座標をずらせばこちらの物だ」

結標「あら……誰がダーツを座標移動させたって言った?」

  絹旗の手からは、的が消えていた。先程までダーツがあった所を見ると、100トリプルに突き刺さったダーツの矢が。

結標「投手が的に干渉しちゃいけないっていうルールは無いしね」


 科学サイド、300pt獲得。
216 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 17:19:15.43 ID:4XQjp0A0
一方「……天井亜雄の遺体が盗まれた、だァ!?」

元春「ああ。一方通行は、魔術について知識があるな?」

一方「多少はなァ」

元春「なら都合がいい。天井亜雄の体は、天使の力――まぁ、魔力の上位互換だな。そいつを溜めこめる体質らしい」

一方「それがどォしたンだ?」

元春「率直に言おう。連中はその遺体に、天使を降ろそうとしている」

一方「なン……だとォ……」

元春「天使の脅威は十分知っているだろう。止めなければ、大変なことになる」

一方「あァ、ロシアでは随分大変な思いをさせられたからなァ……」

元春「そう言うことだ。連中は天井亜雄と繋がっていた外部の組織だ。何人か魔術師も雇っている」

一方「……居場所は?」

元春「掴んでいる。さぁ、行くぞ。これより『グループ』を開始する」

  交差する思惑――
  そして、天井の体に降臨する天使。

一方「負け……るかよォ……俺は、負けられねェンだよォッ!!」

  黒と天使が衝突する。最後に笑うのは、誰か。


       ――――とある暗部の一方通行2、天使編。

               9/3   開幕
217 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 17:19:59.98 ID:4XQjp0A0
絹旗「――超B級ですね。この映画」

  ここは、選手控室。その中で絹旗最愛は映画のパンフレットを見ていた。
  『とある暗部の一方通行』。監督が作者というB級映画のページを開いていた。

 ☆『さぁ、そろそろ休憩も終わりだ。魔術サイドの攻撃に入る。各員、配置に入れ』

テッ「さて、いよいよ私の時代ですね――」

 海原『さて、振りかぶって……投げた!』

テッ「――優先する。速度を下位に、持続を上位に」
218 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 17:21:56.25 ID:4XQjp0A0
ここまで!
昨日これなかって悪かったな。

天井亜雄=天使に見えるって意見があったから
天井を天蓋に変え――るわけねーだろぉぉおおおおおおおおお!!

でもそれらしきのを入れて見ました☆

ではでは!
219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/20(金) 17:44:50.50 ID:TQ7pkA.o
火野たん大活躍で科学涙目サーシャ涙目と聞いて
220 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 19:03:10.29 ID:uvbB81Y0
>>218
うぉぉ!? 何故びっくりしたかって!? それは俺が>>209だからさぁ!

乙 そしてありがとう!
221 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/20(金) 20:03:08.13 ID:tgDId2DO
40kmや
222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/20(金) 22:17:16.29 ID:KXvv4P6o
ノーバウンドのバーゲンセールや
223 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 23:12:31.78 ID:4XQjp0A0
フィ「さて、先程は300pt取られたからな。今度はこちらが300pt取らせてもらう」

一方「なァ……その右頬。痛くねェの?」

フィ「メチャクチャ痛い。幻想が吹き飛びそうだ」

一方「カカカッ、そりゃ結構なことだなァ。垣根と同じようにはいかねェンで、ヨロシク」

フィ「まだ体にダメージが残っているというのに、よくやるな」

一方「安心しろォ、ベクトル操作でどォにか出来た」

フィ「ベクトル操作さんマジパネェっす」
224 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 23:15:54.78 ID:4XQjp0A0
垣根「そんな宣言しちまっていいのかよ?」

  ブワッ!! と巨大な六枚の翼が純白に輝きつつ広がる。
  片手で持ったアスカロンを振るうアックア。だが、六枚の翼は『窓の無いビル』を構成している材質に似たような感じで衝撃を殺した。
  次は、羽が攻撃の用途で振るわれる。四方八方から襲いかかるその翼を避ける術などアックアには無い。

  だが。

騎士「――ゼロにする!」

  六枚の翼は、見た目通りまるで羽毛のようにアックアにふわりと当たる。
  威力をゼロにされた翼は、アックアには何一つダメージを与えられない。

騎士「ここは私に任せろ! ウィリアム!!」

アッ「任せたぞ!!」

  騎士団長は、フルンティングで垣根に斬りかかる。

垣根「シャラくせぇ!!」

  未元物質がガードに向いた物質に変わる。フルンティングを受け止め、そして弾き返した。
  だが、再び騎士団長はフルンティングを振るった。叩き落とされる垣根。未元物質がクッションとなり痛みは無かった。

騎士「英国騎士派。その力を見せてやる」

垣根「俺の未元物質に常識は通用しねぇんだよ」

  天使の力を振るう者と、天界の片鱗を振るう者。絶対的な者同士がぶつかり合う。
225 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 23:17:08.24 ID:4XQjp0A0
>>224の文頭に

アッ「む! 的ゲットである!!」

追加で
226 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 23:18:12.05 ID:4XQjp0A0
フィ「ハハハハッ!! そんなものか学園都市第一位!」

一方「うっせェ……なァ」

一方(コイツの攻撃も、俺の反射を潜りぬけやがる。結構喰らっちまったなァ)

  フラフラと立つ一方通行。恐らくベクトル操作で何とかしたのだろう。
  ギロリ、と。赤い眼が目の前の赤を射抜く。

フィ「俺様の攻撃を一度喰らって立ち上がるとはな。だが二度目は?」

  ゴバッ!! と。フィアンマの第三の腕が振られる。
  一方通行はベクトル操作を利用し、地面に足を吸いつけ、前方に風の防御を作りだす。
  
  だが。

  それすらも。

  フィアンマの力は突き破った。地面に縫い付けられていたはずの一方通行の体がノーバウンドで数十メートル吹き飛んだ。

一方「ごっ、がァァァァアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?」

  そのまま壁に突き刺さり、崩落に巻き込まれる一方通行。
  追撃を加えようと足を動かそうとしたフィアンマ。だが、第三の腕がまるで不安定なホログラムのように歪む。

フィ(できてあと一発……か。立ち上がってこちらに来た瞬間にカウンターで、いけるな)

一方「おっ、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!」

  黒の翼が、瓦礫を吹き飛ばした。そこに立っているのは、背中に黒い翼を顕現させた一方通行だった。

フィ「ふっ、は。面白い」

一方「onl確ymyr実ailg殺un」ダッ!

フィ「終わりだ!」

  だが、黒の翼が膨張し、第三の腕が振られる前にその赤を消滅させた。
  そのままベクトル操作で弾丸のように飛んできた一方通行が、フィアンマに衝突した。

フィ「ごっ、がァァァァアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?」

  轟!! と衝突の瞬間そこを中心に衝撃波が発生し、フィアンマの体はノーバウンドで数km吹き飛んだ。
  当然間にある壁なんて豆腐と変わらないように破壊される。残ったのは、赤の残骸だけだった。
227 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/20(金) 23:20:11.08 ID:4XQjp0A0
ここまで!!

ではまた明日!!
逢えると良いね!!
228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/20(金) 23:32:54.77 ID:LGgVSMEo
でたー!>>1先生の1レスに二ごっ、がァァァァアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?だァー───!!!
229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/20(金) 23:56:47.00 ID:9GLLgvYo
>>226 
一方「onl確ymyr実ailg殺un」ダッ!
only my railgun って書いてあってワロタwwww
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/21(土) 01:18:52.99 ID:MKaG.wAO
>>215
結標△ーッ!!
231 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/22(日) 22:25:15.74 ID:bDHqvus0
麦野「ぎゃははっ、やらせるかよォ!!」

アッ「むぅ!!」

  麦野の原子崩しがアックアに向かって飛ぶ。
  物理攻撃に対しては完璧に打ち勝てる二重聖人のアックアだが、こういったレーザー系に肉体は関係ない。カンケイねェんだよ。
  しかも、水の魔術も原子崩しの前には一瞬で蒸発されるだろう。

ステ「世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ。
   それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり。
   それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり。
   その名は炎、その役は剣。顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ――『魔女狩りの王』ッ!!」

  瞬時にアックアの前に現れた炎の巨人が原子崩しを拡散させた。

ステ「ここは僕に任せて先に行け。後方のアックア」

アッ「――頼むのである!」

ステ「さて、僕はあなたが主婦であろうと、容赦はしなごっ!」

  原子崩しをロケットのように噴出した麦野が、イノケンティウスを避けステイルの懐に潜り込んだ。
  その勢いのまま、ゴリラかと思うほどの強力な蹴りがステイルの腹部に突き刺さった。

  数メートルノーバウンドで飛ばされながらも、イノケンティウスを麦野へと差し向ける。
  麦野は原子崩しをイノケンティウスに放つ。も、相殺したかと思えばイノケンティウスはすぐに再生する。

麦野「チッ……うっぜェなぁオイ!!!」

ステ「ふっ、容赦はしない――やれ、イノケンティウス」

  ステイルの指示とともに、摂氏3000℃を誇る教皇級の魔術が麦野に牙を剥く。
232 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/22(日) 22:41:44.50 ID:bDHqvus0
アッ「む、そこをどくのである! 電撃娘!!」

美琴「そんなので通すとでも思ってんの!?」

  紫電と蒼電が入り混じった雷撃がアックアを襲う。水と電気の相性は、最悪。
  だが、その雷は“切られた”

神裂「雷切り……始めてやりましたが、上手く行きましたね……」

アッ「神裂……」

神裂「今は貴方は味方です。さぁ、先に言ってください。御坂美琴は、私が倒しましょう」

美琴「……上等!!」

  手に砂鉄の剣を召喚させる美琴。超高速で振動するそれは、斬撃の威力関係なしに触れるだけで上下寸断、だろう。
  だが、それを見ても神裂は冷静に、七天七刀を鞘に納める。

神裂(恐らく、剣術はド素人でしょう)

神裂「脅威は、まるでありませんね」

美琴「……だ・れ・の胸囲がないってぇ〜!?」

神裂「え、違」

美琴「やかましいこのド素人が!! 胸がなによ!! 無いのも需要があるんだから!!」ビリビリ

  美琴が砂鉄の剣を下段に構えながら、神裂へと迫る。
  対して神裂は悠然と抜刀術の体勢をとっている。

神裂「見せてあげましょう――『七閃』を。そして、必要とあらば『唯閃』を――」
233 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/22(日) 22:59:14.83 ID:bDHqvus0
騎士「ふっ!」

垣根「おっせぇな! そんなんじゃ俺の未元物質は捉えられないぞ?」

  轟!! と。六枚の純白が振られると同時に、風が唸りを上げる。
  いくつもの竜巻となった風は砂鉄のように細かく堅い物質≠フ未元物質を乗せ、騎士団長へと向かった。

騎士(対象が、多すぎるッ……)

騎士「『耐久硬度』!!」

  ガギギギギギギィン!! と、風に乗った無数の未元物質と赤黒い長剣と化したフルンティングが鎬を削る。
  風が回折し、背後や横から騎士団長のスーツを切り裂いていく。

垣根「なんだ、意外と頑丈だな」

騎士「――『射程距離』、『的確精度』」

  ヒュッ、と。何か風を切り裂く音を垣根は聞いた。
  対応するために、未元物質を硫酸や王水を越えるほどの溶解性を持つ物質≠ノ変え、周囲360°を覆う。
  何かが垣根の心臓への直線上で溶けた。

垣根「剣の破片を飛ばしてんのか。しかも切っ先が急所に向くというおまけ付きてなぁ……ちょっと反則じゃねぇのか?」

騎士「貴方の方が反則だな」

垣根「悪ぃな。俺の未元物質に反則とかその辺りの常識は、一切合切通用しねぇんだ」

騎士「ならば……『移動速度』」

  残像と微かな音を残して、騎士団長の姿は消えた。
  だが、垣根の未元物質はそれすらも捉えた。

騎士「ごがぁっ!!」

  音速など、とうに超えていた。騎士団長は地面に叩きつけられ、意識を手放した。
234 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/08/22(日) 23:15:33.30 ID:bDHqvus0
神裂(――七閃の、間合いです)

神裂「七閃!!」

  美琴が神裂の間合いに入った時、『七閃』が放たれた。
  七本のワイヤーは美琴をバラバラにする……はずだった。

  砂鉄の剣が触手のように蠢き、拡散し七本の刃を持った。
  電磁波によって捉えられたワイヤーは、砂鉄の剣に全て寸断された。

美琴「悪いけどね、私は電磁波でこーいうの感知できんの」

神裂「ならば……」

  普通に抜刀した神裂は、普通に上段から刃を落とす。
  だが、それを音速の二倍の速度で行えば? 接触だけで鉄でも破壊できるような威力で行えば?

  答えは簡単だ。

  ガキィッ、という金属音が響き、七天七刀を砂鉄の刃が止めていた。

神裂「なっ……」

  神裂は、美琴の手を見て愕然とした。美琴の手が、先程から全く動いていない。
  その事実に今まで気づかなかったのは、先入観か、それとも油断か。

神裂(そうか――反応とともに電気を操り、砂鉄の剣を動かしている――つまり筋力で操る必要はないから、私の速度に後だしで反応できる、というわけですか)

  砂鉄の剣が七天七刀の刃を鹹め取ろうと蠢く。
  瞬時に刃を引き抜き、距離をとった。

  納刀し、精神を集中させる。

美琴「……ここからが、本番ってことね……」

神裂「いえ。次の一手で貴女は真っ二つになります。すぐにアウレオルスに直して貰いますから、安心してください」

美琴「へぇ……随分舐めれられたものね」

神裂「Salvare000(救われぬ者に救いの手を)!!」

  ダッ! と。美琴が磁力を最大にし、高速で駆けた。

神裂「――『唯閃』!」

  砂鉄の剣が、八岐大蛇のように八本の刃を以って神裂を襲う。
  だが、抜刀の衝撃だけで周囲のアスファルトを粉にする『唯閃』がその刃を迎え撃った。

  その間に、赤が割り込んだ。
235 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/22(日) 23:21:31.80 ID:bDHqvus0
今日はここまで。
短いけどごめんなさい! 昨日これなくてごめんなさい! ステイル爆散させなくてごめんなさい!

いつかステイル爆散させますから許して下さい!!


>>229
その通り。
天使言語は今気に入ってる曲名を使ってるよ!

>>204のはArrival of Tearsで彩音
>>205のは蒼-iconoclastでkotoko
236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/23(月) 00:13:26.54 ID:R0Djw2DO
乙! ステイルさん地雷踏みすぎ泣いた
237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/23(月) 03:46:30.97 ID:fiZ55PAo
なんですているさんすぐ死んでしまうん?
238 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/23(月) 14:56:12.01 ID:4ouNXoY0
>>237
最新刊のステイルのかっこよすぎるから
239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/24(火) 00:21:04.81 ID:NOLXJYAO
良いバトルだ。
一ヶ所赤黒いフル○ンに見えたが、そんなのはどうでも良いんだぜ
240 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/08/24(火) 15:13:58.43 ID:9eFoscE0
……パソコンが、ぶっ壊れた
俺、いつもどおり起動してただけなのに……
やっぱいつも冷やしながらやってるネトゲを冷やさずにやり続けたからかなぁ……

ということで、次これるのいつかわかんない。
まぁその気になればこのパソコンでいけるかもだけど、まぁ希望薄
ステイル爆散させたくてウズウズしてるのにねぇ

ということで安価でも落として行く
今後の方針ね

@第二種目、二ゲーム目、SM式くじ引きへ移行

A第二種目はこれで終了! 第三種目に移行

Bこのスレはここで終わり!

これを>>242>>247までで多かったのに選択。
続いて、>>248>>252の間で安価


Aの場合は以下三つに分岐
A.いいぜ……次のサッカーをやらないっていうんなら……まずはその幻想を蹴り殺す!
B.ハッ、時代は卓球に決まってンだろォが
C.黒子のバスケ一択ですの!

Bの場合は以下三つに移行
http://to-a.ru/BnNNhl/img1の始まりだよなァ!!
?いややなぁ、一方通行はん。http://to-a.ru/L7WKkN/img1に決まっとるやないかぁ
。青髪。テメェじゃダメだ。俺のhttp://to-a.ru/kcqHYC/img1に常識は通用しねぇ
241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/24(火) 15:14:48.42 ID:9eFoscE0
B-!サンプル

一方通行「ジャッジメント、だァ?」

土御門「そうだ。まぁお前は外≠フことをあんまし知らないだろ?」

一方「あァ。ンで、なンだそのジャッジメント≠チてのは」

土御門「外の二大企業……大神グループとジャッジメントが吸収合併した。それでツナミグループが出来たんだが、新しくトップになったジオットって奴がジャッジメントに戻した、というわけだ」

一方「で、それがどォしたンだァ?」

土御門「率直に言おう。奴等は超能力者をこちらとは違うベクトルで作ることが出来る」

一方「はァ!?」

土御門「魔術、についてお前は既知だろう? やつらは、魔術(オカルト)と科学(テクノロジー)を混合して作り上げたオカルトテクノロジー、というもので超能力者を作り出している。能力者の総称を超能力者としているが、まぁランク分けはされている。あとは投薬ひとつで十分だ」

一方「……オイ待て。学園都市だって今の方法を確立するのに樹形図の設計者が必要だったンだぞ?」

土御門「相手には、それ以上のスペックを持った奴がいる」

一方「はっ、ナニ言ってやがンですかァ!? 樹形図の設計者は間違いなく地上最高の……」

土御門「基本性能はな。だが向こうのは、オカルトテクノロジーにより意思を持ったAIだ。名を、デウエスという」

一方「ンで、任務の内容は?」

土御門「デウエスの破壊。及び、相手側に釘をさすことだ。安心しろ。復活した第二位も、別方向から畳み掛ける」

一方「まァいい。ンじゃ、行くとしますかァ」
242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/24(火) 15:15:34.63 ID:y4VNVwUo
関係ないけどクーラーがぶっ壊れた
しぬる
243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/24(火) 16:15:01.13 ID:5ttRb2AO
>>241
パwwwワwwwポwwwケwww
244 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/24(火) 16:41:03.79 ID:/TtXSbE0
実は前の人生ゲームが楽しみだった、ミサカはミサカは語ってみたり


出せるキャラはまだまだイるよなァ吹寄、風斬、アニェーゼ、オルソラ、五和、オリアナ
たのしみだぜェ
245 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/24(火) 16:49:36.96 ID:Utg0HLk0
A
246 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/24(火) 17:33:26.27 ID:9eFoscE0
一つ目安価を〜>>250に変更!
二つ目安価を>>251>>255に昇華!!

んでもって二つ目安価Aに
D.人生ゲームも追加かなってミサカはミサカは宣言してみたり!!

>>243
自分の考えたオリキャラでもいいんだけども
あまりにも厨二なのと樹形図の設計者並みの演算装置を外≠ノいるというのでパワポケ採用

>>244
吹寄即死決定ですねわかります
さぁ、誰かはまだ出しますよっと
247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/24(火) 21:02:49.16 ID:bCiSMzs0
248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/24(火) 21:30:46.94 ID:eNGT.360
A
249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 02:23:49.67 ID:czBrsFwo
B
250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 08:34:39.67 ID:LadjbwMo
3
251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 10:21:17.97 ID:FSDb3cE0
D
252 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 15:15:45.56 ID:yRuaYqk0
二つ目安価がBに決定です、と
ガチバトルじゃないという当初の設定から思いっきり外れてるものねぇ

結構僅差だったことに感謝感謝

んじゃ二つ目安価始めるよ

http://to-a.ru/BnNNhl/img1の始まりだよなァ!>>241がサンプルだぜェ……
?いややなぁ、一方通行はん。http://to-a.ru/L7WKkN/img1に決まっとるやないかぁ
。青髪。テメェじゃダメだ。俺のhttp://to-a.ru/kcqHYC/img1に常識は通用しねぇ

>>253>>258
253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 15:17:37.04 ID:Oa.WfE2o
青ピで
254 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 17:29:22.07 ID:czBrsFwo
パワポケで
255 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 19:52:48.98 ID:FSDb3cE0
256 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/08/25(水) 21:01:12.80 ID:Ww5Lt9M0
ん〜、青ピ!
257 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 21:06:13.78 ID:kuOr1Z.0
垣根ェ・・・・
258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/25(水) 21:07:17.86 ID:cGygQ96o
あえて垣根とかどうよ
259 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/26(木) 01:13:17.83 ID:fEucGwAO
イイぜ、お前が木原 ク ンにするってならまずはそげぶ
木原くン、これは譲れねェお休み
260 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/26(木) 02:24:42.09 ID:z25JHwAO
垣根見たいな
261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage ]:2010/08/26(木) 02:44:44.33 ID:TG9Of5.0
カッキーーー!!
262 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/08/27(金) 09:15:59.87 ID:8Diz4oo0
おk垣根だな!!

まぁ青ピになったところで迷宮入り=iミスリード)とかいうわけのわからない力の青ピが垣根に取って代わるだけだけども
あとパソコン買うのは来月頭くらいにな!
263 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/01(水) 22:09:21.14 ID:hVkels60
そろそろ来るかな?
264 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/05(日) 21:28:34.23 ID:eGBlP3E0
今から描いていくねー

まだ買えてないんだ

だからなれない上に書きため0ですよ
がんばるぞー
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:38:54.98 ID:JQl9fpk0
頑張って!
応援してる!!
266 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/05(日) 21:43:20.38 ID:eGBlP3E0
ちなみに総合とID違うのは別パソだからです


ステ「――殺せ」

  ステイルからイノケンティウスへと指示が送られる。
  摂氏3000°の赤き悪魔は、その力を以って麦野へと襲いかかる。
  ズドォン!! と盛大な音を立てて地面が割れた。麦野はというと原子崩しをロケット代わりに避けていた。

ステ「やるね……」

  避けた麦野のあとを追うイノケンティウス。だがそこで、麦野は口を三日月にゆがめた。

  原子崩しが放たれ、麦野の体はイノケンティウスの真横を通り抜ける。
  当然、イノケンティウスは置いていかれ、ステイルは無防備となった。

麦野「ぎゃはははははははははは!!」

  数条の光線がステイルに放たれた。ギリギリのところでよけるも、麦野の蹴りが腹部に突き刺さる。
  ハイヒールにより強化された蹴りは人間一人を数メートルノーバウンドで吹き飛ばすのには十分だった。

ステ( 計 画 通 り )

  だがステイルは飛空中、口を歪めた。
  
ステ(僕に意識が向いたおかげで、後ろから迫るイノケンティウスに気づいていない……)

ステ(そもそも先ほどまでの戦い方でああ避けることは予測できていた)

ステ(性格は好戦的で凶暴。だからこそ、予測し予め引き返すように指示しておいた)

ステ(これで、終わりだ……)
267 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/05(日) 21:56:08.72 ID:eGBlP3E0
  膨大な力の奔流がステイルの体を飲み込んだ。
  麦野の蹴りによりステイルが吹き飛んだのは、美琴と神裂の間。
  ちょうど、砂鉄の剣と唯閃が交差した瞬間だった。

ステ「え?」

  一瞬にして細切れとなったステイル。
  そこに追い打ちをかけるように原子崩しが完全にステイルの肉片を消滅させた。

神裂「スッ、」

美琴「ヒッ」

神裂「ステイルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!?」

  本日、ステイルは死んだ。
  だが、先日とはまるで状況が違う。先日は肉片だった。今日は、消滅だ。

  肉片なら生き返れることはできるだろう。
  だが、今回のケースでははたして生き返ったことになるだろうか?

  アウレオルスがステイルを蘇生させたとしても、それはあくまで創造だ。
  まったく同じ能力の、同じ知能のクローンがいたとして、それは本人か?

  答えは否だ。

  今日、ステイルは、死んだのだ。ステイルという一人の魔術師の命は、完全に消え去った。
  もう、あの日のステイルは永遠に戻ってこない。
268 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/05(日) 21:57:34.48 ID:eGBlP3E0
今日はここまでね!

んではおやすみ
269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:58:25.31 ID:UxCCGlQo


いやいやいやいやステイル復活ぐらいさせてやれよ
270 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:59:21.37 ID:22BNEBUo
ステイルwwwwwwwwwwwwwwww
271 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:04:38.67 ID:92jxuo2o
ステイルならまぁいいや
272 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:00:13.17 ID:Tp.py5k0
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... ..:(   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ無茶しやがって… ..........
....  i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
..   三  |   三  |   三  |   三 |  ... ............. ........... . .....
...  ∪ ∪   ∪ ∪   ∪ ∪  ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
三三  三三  三三   三三   
三三  三三  三三   三三
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:57:25.43 ID:9F7i6Z.o
なんでステイルすぐ死んでしまうん?
274 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/06(月) 10:53:06.28 ID:nHDpooAO
俺たちが知るステイルは確かにもう戻ってこないかもしれない

だけど…「ステイル」はちゃんと居るんだよ
俺たちの心の中にな
275 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/06(月) 22:48:39.54 ID:3ykTIjU0
今日は来れないや、ごめんね!
ああ、一言言っておくと、東野圭吾とか伊坂幸太郎を主に読んでいて、ラノベは禁書デュラアクセルキノくらいしか読んでない。
つまり影響受けまくってるってこった!!

しかし13巻読み直してみたんだが、かなりいいな!
木ィ原くゥゥゥンに塗りつぶされてるがヒーローが多い。
15、19、20をぶっちぎったよ!!

冥土返しとか上条さんとか一方通行とか土御門とか美琴とかマジヒーロー
あとインデックスさんも主人公だよな。インなんとかじゃないインデックスさんだよあれは。インさんで鳥肌立ったのあれが初めて。

まぁ何が言いたいかっていうと


未元掌握は需要あるよな!!
では明日。無事パソコン購入できたらまた会おう!
276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:37:37.25 ID:s1ffYcAO
>>275
未元掌握とか俺得過ぎワロタ
277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/10(金) 19:44:23.64 ID:AoD9wmgo
http://www.uproda.net/down/uproda137653.bmp
278 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:47:05.29 ID:NUBgv2A0
>>277
やめてやってくれwwwwww

すまんな。
新しく買ったパソコンがネットワーク接続できなくて沈んでたんだ。
16に業者さん来るが……それでも無理なら立ち直れないかもなwww
詳しい人いたらたかもーん

でも……ステイルは命はってんだよ。
この二次創作の人気を出すために、命まで散らせたんだ!!

それが俺の為にやった事なのかはわかんねぇ
でもな……俺も、ちょっと根性出す。





のは明日ね♪
279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:55:51.99 ID:4MRlR4YP
その言い回しだと回線は変えてないっぽいから業者呼ばないでもパソコンカタカタ弄ってれば接続できるようになるんじゃないの
280 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/11(土) 11:45:14.88 ID:RyCV3sSO
>>273

坊やだからさ…
281 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:54:25.97 ID:n6ZtD2A0
>>279
無駄無駄ウリィなんだよ!
マニュアル意味ねーww windowsXPからwindows7に変えたくらいかな??

根性タイム!!


  神の右席が一人、後方のアックアはステイルの死に気も向けずに走っていた。
  目標は限りない低速度でその姿を維持し続けるダーツの矢。
  その先端に、ダーツの100pt、そのトリプルを持っていく。

アッ「ごっ!?」

  だがその瞬間、強靭な肉体を持つアックアの体が、真横にわずかに吹き飛んだ。
  それによりダーツの矢は15ptのダブルに突き刺さった。

削板「すごいパンチだ!」

 海原『魔術勢。30ptですね』

 イン『次は科学勢の番なんだよ!』
282 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:03:51.23 ID:n6ZtD2A0
  魔術サイド控室。
  今ここは、お通夜会場と化していた。

神裂「ステイル……なんで……死んだんですか……」

アウ「蘇生、させるか……?」

フィ「だがそれでも、あの頃のステイルはもう戻ってこないのだろうな」

  【ステイルが死んだ】

  これは紛れもない事実であり、変えられない事象。
  アウレオルスの黄金錬成でも、捻じ曲げることは出来はしない。



  だがその重い空気を、一つの声が打ち砕いた。

ステ「まったく、何しんみりしてるんだか……」

  名は、ステイル=マグヌス。
  先ほど消滅したはずの、見慣れた赤い髪。灼熱を宿すその髪は、燃えるように赤かった。
  そしてその目は、相も変わらず意思と、髪と同じく灼熱を宿していた。瞼の下のバーコードの刺繍が人々の目を集める。
  他人の為に生き、他人の為に死ねる男。ステイル=マグヌスが煙草を指に挟み上下に動かしながら腕を組んでいた。  
283 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:15:40.04 ID:n6ZtD2A0
神裂「スッ、ステイル! 生きていたのですね!!」

ステ「僕がそう簡単に……昨日死んだっけ。まぁ安心するといい。昨日までのちゃんとしたステイル=マグヌスだよ」

アッ「しかしよく生きていたのであるな」

ヴェ「そーそー。完全な消滅だったじゃない」

 ☆『そこから先は私が説明しよう』

  ガガガー、と。部屋の中心に巨大なテレビが下りる。
  その画面には、科学サイドの長、アレイスターがいつもの笑みを浮かべ、映っていた。

 ☆『先日、ようやく復元の完了した樹形図の設計者の残骸を使って計算したところ、本日ステイルは99.9999689%の確実で死ぬとの結果が出た
   そのため、昨日尽力してステイルの急増ダミー、通常ステイル=ダミーを作ったのだ。   本日ここで死んだのは、そのステイル=ダミーだよ。見直してみたまえ。地の文で今日に入ってからはステイル=マグヌスではなくステイル表記だろう? 漏れはないはずだ』

ステ「しかし魔術を使うのは出来なかったのでね。僕が陰ながらイノケンティウスを発動させていた、というわけだ」

    ピンポンパ〜ンポ〜ン

ステ「さて、今度こそ活躍しようか」

フィ「いや、必要ない」
284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:24:41.28 ID:NkJU9HAo
だって間違いなく“また”死んじゃいますものね
285 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:27:18.43 ID:n6ZtD2A0
 イン『さぁ、科学サイドの攻撃なんだよ!!』

 海原『ちなみに今300―30ですから、今回で科学サイドが35点以上取れば勝利確定です』

上条「さぁ、今回、絶対に35以上取るぞ!!」

一方「らっくしょォだなァ!!」

垣根「油断すんじゃねぇぞ。魔術サイドが何企んでるかわかんねぇんだからな」

 絶対「はっ、できるだけ低速で投げりゃいいんだろ」

 海原『振りかぶらずに軽く……投げた!!』




フィ「堕ちろ。『神の力』」

  ゴバァァァァッッッ!! と。膨大な衝撃波がサーシャから放たれた。
  そこにいたのは、天使。フィアンマにより堕ろされた『神の力』が放った一撃は、超超硬度である壁に罅を入れる。
  
  魔術サイドはアドリア海の女王艦隊を楯にし、アックアと騎士団長と神裂がそれを支え、テッラが不完全ながらも上位に置き、防いでいた。
  だが、科学サイドにそんな余裕はない。

  大天使による破壊は渦を呼び、全てを吹き飛ばした。
  反応を軽く超えていた。
  
  瓦礫から上条と、ギリギリ耐えた一方通行が姿を現した。
  だが、その時にはフィアンマがダーツの的の最低である5ptにダーツを刺さらせていた。

フィ「さぁ、最高のショーと行こうじゃないか。科学サイド」
286 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:28:46.72 ID:n6ZtD2A0
おっしゃ今日はここまで

残念ながら根性切れだ。
絶望を味わう前に完結させねぇとな。

ステイルくんかわいそうです
ではではー
287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/11(土) 22:35:54.08 ID:gi3uq/so
乙。ステイル生存率低すぎ泣いた
288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:40:34.72 ID:NkJU9HAo
289 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/24(金) 23:32:50.20 ID:HbjqLcU0
……フィアンマどうやって倒すんだチクショウ

というわけで次回作の書きためをしながら22巻発売を待つことにします
ステイルを早く殺したい……
290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:58:01.47 ID:6FdSQOso
ステイル逃げて超逃げてー!
291 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/03(日) 23:35:23.10 ID:ot2f6kk0
 海原『天使の召喚、ですか。魔術側も中々エグイことしますねぇ』

 イン『まったくなんだよ。アレは本来人の力で勝てる相手じゃないかも。恐らく、とうまの幻想殺しでも処理しきれないほどの高密度な天使の力≠フ集合体だからね』

一方「チクショウ、どォなってやがンだよ」

垣根「あんなの、人の理解の範疇を超えてる」

 ☆「ふむ……君たちは早々に戦意喪失か。ではこれからは私が直々に指示を出そうか……」

上条「だがことわる」

一方「……三下ァ、今のはなンて冗談だ?」

上条「言えといわれた気がしたんだ」

 ☆「まぁいい。あちら側の埒外な力に対応でき、なおかつ勝機が見えるのは第一位、第二位、第七位、幻想殺しのみだ。
   よってその他は天使製の床を切り取り、壁として利用する。四名が最低でも天使、できればフィアンマを倒したところで、出てくるであろう魔術側の愉快な敵達を倒すんだ……異論はないな?」

結標「今日ギャグ方向に走りすぎてない?」

黒子「細けぇことはいいんですの」

 ☆「その通りだ白井黒子」

削板「んじゃ、俺があの赤いのを根性でちょちょっと食い止めるから、でかい天使さんよろしくな!!」

一方「いいねェ、やっとチームらしき形になってきたじゃねェかァ……」

垣根「やっぱこう、燃えるよな」

上条「おっしゃ、削板になるべく負担をかけないよう、即効で天使を倒すぞ!!」

全員「やるぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
292 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/03(日) 23:38:44.73 ID:ot2f6kk0
フィ「ふん、懲りないやつらだな。俺様の堕ろした神の力に適うはずなどないのにな」

一方「やってみなくちゃわかんねェだろォが!!」

 海原『さて、いよいよ最終戦。305ptと30pt。差は開いていますが、ここで大天使をどう倒すかが見ものです。解説のインさん。どうみます?』

 イン『……』

 海原『おーい?』

 イン『……』

 海原『ここに来ての僕いじりですかああそうですか。他人と外れてしまった道を歩む者はツライですねぇ。では……初め!』

アウ「必然。最遅で的の中心に的中せよ!!」ヒュッ

 海原『非常にゆっくり、かつ堕ちることなく進みますね! インさん、どう思いますか?』

 イン『……』

 海原『……』グスン
293 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/03(日) 23:40:31.91 ID:ot2f6kk0
フィ「さて、ショータイムだ……そうだな。最後のバトルぐらいは遊んでもいいか」

  一方通行、垣根、上条が真っ先に神の力に飛び込んだのを見て、ほくそ笑むフィアンマ。
  だがその横に、強大な力を腕に込めた削板が割り込んでいた。

  10mほどの中距離。その先で、削板はあたるはずのない拳を突き出した。
  削板がすごいパンチと呼称しているそれは、正体不明理解不能の攻撃。だが、何故かそれが空中で炸裂した。

オッ「待たせたね」

フィ「なんだ、生きてたのか」

オッ「そう簡単には死ねないさ」

削板「またお前か」

オッ「さて……足止めくらいはさせてもらおうかな」

  再び、正体不明なもの同士がぶつかり合う。何もかもが理解不能な両者。理解できることといえば――強い、ということぐらい。
294 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/03(日) 23:41:20.92 ID:ot2f6kk0
  オッレルスが乱入する刹那。上条は神の力から即刻離れ、フィアンマの方に向かった。
  残された二人がその意味を悟るのに、優に2秒はかかった。

  もしもこのまま大天使を倒したとて、その間にフィアンマが味方を皆殺しにしていたらどうなる?
  それは勝利ではなく、敗北だ。

  だからこそ、上条はフィアンマを止めに向かったのだ。背中を信頼できる友に任せ、自らは皆を守るために。

上条「フィアンマァァァァァァァァァァァ!!!!」

フィ「来たか、幻想殺し」

  最弱と最強。両者がぶつかり合うとき、この物語に終止符が打たれる。
  神の力は、即座に上条を追う、も。進路上を白が阻んだ。その隙に脇腹と思われる部位に、最重の攻撃が叩き込まれた。

一方(三下ァ……やっぱテメェは最高だわ)

一方「垣根」

垣根「なんだ?」

一方「……勝つぞ」

垣根「……」

  予想外の言葉を受けた垣根は少し戸惑い、そして――

垣根「当たり前だろ!」

  うれしそうに、言った。
  目の前では、天使が再び立ち上がっていた。
295 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/03(日) 23:43:14.26 ID:ot2f6kk0
ひっそりと更新。
フィアンマにはご都合主義でやられてもらうことにしました。

ああ、パソコンはすでに直ってます。
どうやらXPから7にしたことにより、ちょっとプロバイダーがおかしくなったのかな?

まぁいいや。
まぁ明後日にでも置きに着ましょうか。
もう見てる人いないとは思うけど。
296 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 03:12:24.63 ID:sm.VDAAO
乙!俺は見てるよ!
297 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 08:56:30.73 ID:4RmZ9Qk0
乙!俺も見てるよ!
298 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 19:12:54.94 ID:SBnGGEAO
乙です!私は見てますよ!
299 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 20:21:17.81 ID:5AIu8q.o
み て る よ
300 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/10/05(火) 00:40:35.56 ID:pdBYQ0s0
ほぉぉ……発売まで書かない宣言みたいなのしちゃったから見てないと思ったが……

昨日はここにこれなくてごめんね。
未元掌握の方書いてた。

次スレっつーか新スレ

とある科学の未元掌握
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1286206176/

ああ、明日はこっち書いて余裕があればあっち書くから。
PSYREN×禁書をvipニュー速で書くつもりだったが規制だったしもう書くことにしましたっと。

ではまた今日!!
301 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/05(火) 23:56:45.99 ID:4hydFjg0
一方「さァて、どォすっかねェ」

  一方通行と目の前には、頭?上に氷の棘々した塊を作り出した天使、神の力の姿があった。
  その巨大な氷の塊が、一直線に放たれる。進路上の砂塵は風圧により吹き飛び、その先の一方通行に衝突した。

一方「やれェ!!」

  中途半端な『反射』が氷塊を後方へと逸らす。その軌道上に白い翼が通路を作るように顕現する。
  翼による若干のラグ。それを利用して一方通行は完全な演算を終了した。

  天使による力の込められた氷塊はその身にあるベクトルを余すことなく変換される。
  180゚方向転換した氷塊は天使の反応速度を上回り――

  ズドォォォォォォン!!

  氷塊が衝突し、神の力の体はフィールドの端まで吹き飛んだ。

神力「n理解ore不能ason」

  ズズズッ、と。
  不気味な所作で立ち上がる神の力。その口とも思えぬ部位がうごめいた。

神力「endle殺sstears」

  一方通行も垣根帝督も、天使の言葉を理解できない。

  だが唐突に、一方通行の聴覚が歯車でもかみ合ったかのように、既存の言葉として捉えれるものになる。
  そして、次に話した言葉は、一方通行の耳には次のように響いた。

神力「コマンド実行。『一掃』」

  瞬間、まばゆいほどの光が二人の視界を埋め尽くす。
  襲い来る無数の『天使の力』の礫。それは一方通行と垣根の周囲に集中し、破壊と残虐の限りを尽くした。
302 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/06(水) 00:00:30.28 ID:V..8sZg0
上条「おおおおおおおおォォォォォォおおおおおオオオオオオオオオオオオオッッッ!!」

  放たれた上条の拳。フィアンマはそれを避け、追撃することもなく距離をとった。
  手に持った杖状の霊装を弄び、なにやら悪いことをたくらむ子供のように笑った。

フィ「今日は俺様も満身創痍だ。第三の手もあと使えて1,2回だろう。だから……奥の手を使うぞ?」


 海原『うぐわぁっ!』

  刹那、赤の奔流とともに海原と禁書目録がいた解説席が吹き飛んだ。
  ガラスの破片が赤い光を受け、まるで赤い雨のように降り注ぐ。

  そこから、勢いよく何かが飛び出した。赤い翼を背に現した白い人間。
  その目はいつものエメラルドの光を放ってはいない。まるで絵心も知れない人間が水晶玉に適当に色をつけたかのような、まとまりのない色。

  白の修道服を着たそれは上条とフィアンマの間に降り立った。

上条「イン……デックス?」

フィ「クハハハ、さぁ存分に戦えよ。幻想殺し」

  ヨハネのペン≠発動させた魔道図書館は、十万三千冊の中でどれが最も対象の殲滅に役立つかを瞬時にシュミレートする。

イン「敵性因子を確認。竜王の殺息≠発動」

  無常な声が、その明るく無邪気な少女の口から放たれた。
303 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/06(水) 00:04:30.99 ID:V..8sZg0
ステ「フィアンマ!! これはどういうことだ!!」

フィ「奥の手だ。勝利のためならあんなの、どうだっていいものだろう?」

ステ「ふざ……けるな……」

  ステイルは激怒した。
  自らが命を懸けてまで守ると決めた少女への侮蔑に。扱いに。

ステ「ふざけるなぁッッッ!!!」

  たかが天才が目の前の化け物にかなう筈はない。
  だが挑む。かつては助けられなかった少女を。かつては守りきれなかった少女を。今まさに危機に瀕している少女を。








                               守るために。
304 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/06(水) 00:06:20.54 ID:V..8sZg0
  ステイルの周囲に、煌々と輝く炎が三つ、顕現した。
  それらは人のような形を成した。体内は重油のような黒が見えており、表面温度は摂氏3000゚を超えるステイル最強の魔術。

  『魔女狩りの王』【イノケンティウス】。

  膨大な魔力を喰うそれを、さらに三体。
  だが、それだけではなかった。

  三つの魔女狩りの王はボッ、と単なる炎に戻り、ステイルの前に集結した。
  それらが融合し、やがて一つの強大な存在へと昇華した。

  昔、天草式との共闘の際見せた魔女狩りの王の強化版。
  あれをも遥かに超える最高峰の魔術。その姿をまじまじと見たフィアンマは一言。

フィ「才能の不法投棄だな。自ら死を選ぶとは」

  ゴバッ!! と。振るわれた第三の腕が離れた位置のステイルの体を吹き飛ばした。

ステ「ごっ、がァァァァアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!? 」

  その体は天蓋を易々と破壊し、星が瞬く夜空へと飛ぶ。

  ちょうど外では、花火大会の真っ最中だった。
  一つの流れ星となったステイルが、打ちあがった二号玉に衝突した。

firework「たーまやー!!」

  美しき火と光の芸術の中に、赤黒い肉片が混じっているのは、遠目では確認できなかった。
305 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/06(水) 00:07:09.70 ID:V..8sZg0
どうも、ステイル殺しに定評のある>>1です。
なんでかね? 夜にならないと執筆意欲がわかないんだよ!!

まぁ夜に書けばいいんだが。

ではまた明日。
さようなら
306 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/07(木) 19:27:19.28 ID:j17FjsAO
ステイルは夜のお星様になったんだな
307 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/11(月) 10:38:31.60 ID:ij62kTk0
アウ「……ルーンの魔術師の体をこの場に再生せよ!!」

  フィールドの外。アウレオルスの真横に何か赤いものが集まってゆく。
  三次元などという概念を持たないと思えるような現象だった。外でばらばらになったはずのステイルの肉片は何故か今その場で再生していた。

ステ「……? 僕は、死んだんじゃ?」

  復活したステイルの当然の疑問も無視し、アウレオルスは視線の先に敵を見据える。
  赤い服を着た細身の青年。その顔は、笑っていた。

フィ「おいおい、貴様もか。アウレオルス」

アウ「毅然。貴様には失望したぞ。フィアンマ」

フィ「おいおい、勝つためには何をしてもかまわないものだろう?」

アウ「憮然。私は貴様を許さぬ」

フィ「残念だ」

  ゴバッ!! と。
  第三の腕が振られた瞬間、アウレオルスが吹き飛んだ。数十メートルの距離があり、しかもその間には特殊性のガラスがあったのにも拘らず、だ。

アウ「この世界は一人のちっぽけな思いより悪にまみれた力のほうが強い。そういう風に、歪んでいるんだ」
308 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/11(月) 10:41:00.91 ID:ij62kTk0
一方「おおおおおおおおォォォォォッッ!!」

  垣根の翼が、一方通行の動きに合わせて文字通り毟りとられる。
  そして白い肌に純白を重ねた打撃は、降り注ぐ一掃を逸らしていた。

垣根「俺特製の対天使未元物質はやっぱり効くんだな」

一方「喋ンな。油断してっと、死ぬぞ」

  ゴバッ!! と。会場の隅の辺りで爆発が起こる。
  そこから、神の力がさらに追撃を重ねてきた。

  真横からの擬似『一掃』。天使の力を適当に詰め込んだものだったが、奇襲に対抗できるほど実力が拮抗しているわけではない。
  能力の特異性で遥か高みの天使に拮抗してきた彼らは、その奇襲にあっけなく破壊される。

  膨大な砂煙と轟音が、その場を埋め尽くす。

  その場を確認した神の力は、フィアンマの下へ向かおうとするものの、突如飛んできた瓦礫に邪魔される。

一方「行かせっかよ……そっから先は、一方通行だ」

  瓦礫を投げた張本人、一方通行は辺りを見渡す。

一方「オイ垣根。生きてンだろォなァ」

垣根「当たり、前だろ……」

一方「ハッ、ボロボロじゃねェか」

垣根「お前もな」
309 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/11(月) 10:47:16.45 ID:ij62kTk0


一方「オイ、未元物質、限界まで広げろ」

垣根「……ああ、了解した」

  垣根は、未元物質でできた翼を顕現させる。それも大きく。できるだけ大きく。
  一方通行はというと、意図的に黒い翼を現出させた。天使の力の影響だろうか。ある程度まで制御できるようになったその黒い翼も、垣根の翼より巨大になってゆく。
  突如、垣根の翼が空中分解した。

  一方通行が怪訝に思って垣根を見遣ると、そこには、腹部を一条の光で貫かれた垣根の姿があった。
  放ったのは、神の力。

一方「……ふざけてンじゃねェぞ。クソッタレがァァァァァァァァアァァァァァァァァ!!!!」

  崩れ行く垣根に呼応するかのように、未元物質がただの粒子へと成り代わる。
  だが、磁石に砂鉄が吸引されるかのごとく、純白の粒子は黒翼を覆ってゆく。

  やがて、純白が黒翼を完全に覆った。あたかも、一歩通行の肩口から似合わない純白の翼が生えているかのような光景。

一方「消えやがれぇェェェェェェェッェェェェェェェェェェェェ!!!!!」

  ブワッ!! と。
  純白と黒が分解され、今度は神の力の発する天使の力に引き寄せられるかのように、神の力を覆っていった。
  黒のほうが多いので、体中を未元物質とわけのわからない黒い粒子に包まれた神の力は、まるで暗い夜空に満天の星が輝く様に似ていた。

  閃光と轟音がその内部を埋め尽くし、翼達はどんどん収縮していった。
  やがて一つの塊となったそれらは、突如飛び散った。
  
  後には、何も残ってはいなかった。

一方「後は……テメェが終わらせやがれ……三下ァ……」

  一方通行はその場で仰向けになり、ヒーローに後を託す。
310 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/11(月) 10:57:47.94 ID:ij62kTk0
今日は終われ。

こんなもんでいいよね。
さて、次でラストにしてもいいかな……
311 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/22(水) 20:04:04.20 ID:K8IEiwAO
ラストでいいけどいつまでこの>>1は俺を焦らせる気だ
312 :lain. [sage]:2011/02/20(日) 09:49:49.02 ID:???
SS・やる夫系スレッドは、SS速報VIP【http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/】へ移転することになりました。
それに伴いこちらのスレッドをHTML化させて頂きます。
スレッドを立て直す際はSS速報VIPへお願いします。
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